JP4703148B2 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4703148B2
JP4703148B2 JP2004261008A JP2004261008A JP4703148B2 JP 4703148 B2 JP4703148 B2 JP 4703148B2 JP 2004261008 A JP2004261008 A JP 2004261008A JP 2004261008 A JP2004261008 A JP 2004261008A JP 4703148 B2 JP4703148 B2 JP 4703148B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
detection
circuit
fail
write
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004261008A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006079695A (ja
Inventor
正嗣 小島
浩司 細野
鉱一 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2004261008A priority Critical patent/JP4703148B2/ja
Priority to US11/219,756 priority patent/US7286400B2/en
Publication of JP2006079695A publication Critical patent/JP2006079695A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4703148B2 publication Critical patent/JP4703148B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
    • G11C16/0483Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells having several storage transistors connected in series
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/34Determination of programming status, e.g. threshold voltage, overprogramming or underprogramming, retention
    • G11C16/3436Arrangements for verifying correct programming or erasure
    • G11C16/3454Arrangements for verifying correct programming or for detecting overprogrammed cells
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/34Determination of programming status, e.g. threshold voltage, overprogramming or underprogramming, retention
    • G11C16/3436Arrangements for verifying correct programming or erasure
    • G11C16/3454Arrangements for verifying correct programming or for detecting overprogrammed cells
    • G11C16/3459Circuits or methods to verify correct programming of nonvolatile memory cells

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Description

この発明は、電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置(EEPROM)に関する。
EEPROMフラッシュメモリの書き込みシーケンスでは、通常、書き込みデータのしきい値分布を一定範囲に収めるために、書き込み電圧印加とその後の書き込みベリファイとが繰り返される。ベリファイ読み出し後、全ての書き込みデータが書き込み完了しているか否かをチェックするベリファイ判定(パス/フェイル判定)が行われる。全てのビットの書き込み完了が判定されると、書き込みシーケンスは終了し、書き込み不十分なビットがあると、再度書き込み電圧が印加される。
書き込み電圧印加回数の最大値(書き込みサイクル数、或いはループ数)Nmaxは、予め設定されている。書き込み回数がNmaxに達しても全ビットの書き込みが完了しない場合には、書き込みシーケンスは終了する。
フラッシュメモリシステムがチップ外部又は内部にECC機能を持つ場合には、そのECC機能との関係で一定のフェイル数(フェイルビット数或いはフェイルカラム数)の存在が許容される。従って、書き込みが“フェイル”で終了する場合に、フェイル数を検出して、これが許容フェイル数の範囲である場合には“擬似的パス”とすることが望まれる。
この様な観点から、高速のベリファイ判定を可能にすると共に、許容フェイル数との関係でパス/フェイルの検出を可能としたフラッシュメモリが、既に提案されている(特許文献1参照)。
また、大容量フラッシュメモリでは、不良救済のためのリダンダンシーシステムが採用されている。即ち出荷前のテストにおいて、許容範囲の不良が検出された場合に、その不良個所(例えば不良カラム)を置き換えるように冗長セルアレイが用意される。更にメモリチップ内には、不良アドレス記憶回路と、外部から供給されるアドレスとその不良アドレス記憶回路が保持する不良アドレスとの一致検出を行うアドレス一致検出回路が設けられ、これらにより、不良アドレス置換制御が行われるようにしている。
不良アドレス記憶回路には通常、フューズ回路やROM回路が用いられる。これらのフューズ回路やROM回路を設けることなく、メモリセルアレイ内に他の各種初期設定データと共に不良アドレスデータを記憶する方式も提案されている(例えば、特許文献2参照)。この場合、不良アドレスデータは、電源投入時に自動的に読み出されて、初期設定レジスタ(不良アドレスレジスタ)に転送される。そしてこの不良アドレスレジスタが保持する不良アドレスデータに基づいて、以後不良アドレス置換制御が行われる。
この様にリダンダンシーシステムを採用した場合、ベリファイ判定においては、不良個所を判定対象から外すことが必要である。そうしないと、書き込みシーケンスは、常に最大書き込み回数Nmaxまで書き込みが繰り返されて、フェイルとなるからである。消去の場合も同様である。このため、ベリファイ判定回路には、不良カラムを切り離すためのデータを保持するデータラッチを備えることが行われる(特許文献1参照)。
特開2002−140899号公報 特開2001−176290号公報
従来のフラッシュメモリでは、出荷後に発生する不良に対しては対処できていない。前述のように、ECC機能との関係で、一定のフェイルは許容されるから、出荷後に発生する不良もその範囲であれば許される。
しかし、後発的な不良をそのまま放置すると、書き込み時間や消去時間が長くなる。前述のように、不良アドレスを含む書き込みシーケンスは、常に最大書き込み回数Nmaxまで書き込みが繰り返されて、フェイルとなるからである。消去の場合も同様である。
この発明は、後発的な不良による書き込み或いは消去の長時間化を防止することを可能とした不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
この発明の一態様による不揮発性半導体記憶装置は、
電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを有するメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイのデータ読み出しを行うセンスアンプ回路と、
書き込みまたは消去時に前記センスアンプ回路が保持するベリファイ読み出しデータに基づいて書き込みまたは消去完了を検出するためのパス/フェイル検出回路とを備え、
前記パス/フェイル検出回路は、前記メモリセルアレイ中の不良カラムを前記書き込み又は消去完了の検出対象から外すための不良カラム切り離しデータを書き込み可能に構成されたデータラッチを有し、前記データラッチは、出荷後に後発的に不良カラムが発生した場合において発生するコマンドの入力に従って前記不良カラム切り離しデータを書き込み可能に構成されていることを特徴とする。
この発明によれば、後発的な不良による書き込み或いは消去の長時間化を防止することを可能とした不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明の実施の形態によるフラッシュメモリの機能ブロック構成を示し、図2はそのメモリセルアレイ1の構成を示している。
メモリセルアレイ1は、NANDセルユニットNUをマトリクス配列して構成されている。各NANDセルユニットNUは、複数個(図2の例では16個)直列接続された電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルM0−M15と、その両端をそれぞれソース線CELSRCとビット線BLに接続するための選択ゲートトランジスタS1及びS2を有する。
NANDセルユニット内のメモリセルの制御ゲートは異なるワード線WL0−WL15に接続される。選択ゲートトランジスタS1,S2のゲートはそれぞれ選択ゲート線SGS,SGDに接続される。
1ワード線を共有するNANDセルユニットの集合は、データ消去の単位となるブロックを構成する。図2に示すように、ビット線方向に複数のブロックBLK0,BLK1,…が配置される。
ロウデコーダ3は、ロウアドレスに従ってワード線及び選択ゲート線を選択駆動するもので、ワード線ドライバ及び選択ゲート線ドライバを含む。センスアンプ回路2は、ビット線に接続されてページ単位のデータ読み出しを行うと共に、1ページの書き込みデータを保持するデータラッチを兼ねる。このようなセンスアンプ回路2を用いて、読み出し及び書き込みはページ単位で行われる。センスアンプ回路2は、データ線との間でデータ授受を中継するためのデータキャッシュを含む。
メモリセルアレイ1は、通常のデータ読み出し/書き込みに用いられるノーマルセルアレイの他、図示しないが不良カラム置換のために用いられる冗長カラムセルアレイを有する。センスアンプ回路2にもこれらに対応して、ノーマルセンスアンプ回路と冗長センスアンプ回路とが用意される。
図2では、各ビット線BLにセンスアンプ回路2の一つのセンスアンプP/Bが配置される例を示している。しかしメモリセルアレイ1が微細化されると、センスアンプをビット線ピッチに配置することが困難になる。このため、大容量フラッシュメモリでは、図3に示すように、隣接する二つのビット線BLe,BLoが一つのセンスアンプP/Bを共有する方式を用いる。隣接する二つのビット線BLe,BLoは、ビット線選択ゲートQe,Qoにより選択的にセンスアンプP/Bに接続される。
図2の例では、1ワード線に沿って配列されたメモリセルの集合が1ページを構成する。隣接する2ビット線がセンスアンプを共有する方式では、1ワード線に沿ったメモリセルの集合は、2ページを構成する。
センスアンプ回路2と外部入出力端子I/Oとの間のデータ授受は、I/Oバッファ6を介し、データバス14を介して行われる。センスアンプ回路2には、カラム選択信号CSLiにより制御されるカラムゲート回路が付属し、カラムデコーダ4はこのカラムゲート制御を行う。例えば入出力端子I/Oが図2に示すように8個(I/O0−I/O7)として、上述のカラム制御によってセンスアンプ回路2と外部入出力端子I/Oとの間は、1バイト単位(カラム単位)でシリアルデータ転送が行われる。
入出力端子I/Oを介して供給されるアドレス“Add”は、アドレスレジスタ5を介してロウデコーダ2及びカラムデコーダ4に転送される。入出力端子I/Oを介して供給されるコマンド“Com”は、状態制御回路(以下、コントローラという)10でデコードされる。コントローラ10は、各種外部制御信号(書き込みイネーブル信号WEn、読み出しイネーブル信号REn、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE等)とコマンドComに基づいて、データ書き込み及び消去のシーケンス制御及び読み出しの動作制御を行う。
内部電圧発生回路9は、コントローラ10により制御されて、書き込み、消去及び読み出しの動作に必要な各種内部電圧を発生するもので、電源電圧より高い内部電圧を発生するためには昇圧回路が用いられる。ステータスレジスタ12は、チップが読み出し又は書き込みのレディ状態にあるか、ビジー状態にあるかを示すステータス信号R/Bをチップ外部に出力するためのものである。
パラメータレジスタ8は、内部電圧発生回路9が出力する各種内部電圧を調整するための電圧調整データをはじめとする各種初期設定データや不良アドレスデータを保持する。これらのデータは、メモリセルアレイ1の初期設定データ領域に予め書かれている。電源を投入すると、パワーオンリセット回路11が出力するパワーオン検出信号を受けて、コントローラ10はメモリセルアレイ1の初期設定データを読み出し、これをパラメータレジスタ8に転送してセットする動作を自動的に行うようになっている。
アドレス一致検出回路7は、外部アドレスとパラメータレジスタ8が保持する不良アドレスとの一致検出を行って、アドレス置換制御信号を出力する。これにより、不良カラムに代わって冗長カラムを選択するという制御が行われる。
図4は、センスアンプ回路2の一つのセンスアンプP/Bの構成を示している。センスノードNsenとビット線BLの間に配置されたNMOSトランジスタQ1は、ビット線BLのプリチャージ電圧をクランプする働きと、ビット線電圧を増幅するプリセンスアンプとしての働きをする。センスノードNsenには、プリチャージ用NMOSトランジスタQ2が接続され、また必要に応じて電荷保持用のキャパシタC1が接続される。
センスノードNsenは、転送用NMOSトランジスタQ3を介してデータラッチ21の一方のデータノードN1に接続されている。データノードN1とセンスノードNsenの間には、読み出しデータを一時記憶するためのデータ記憶回路24が設けられている。ドレインが電圧端子VREGに接続されたNMOSトランジスタQ4のゲートがデータ記憶ノードNRである。この記憶ノードNRとデータラッチ21のデータノードN1の間に、データ転送用NMOSトランジスタQ6が配置されている。また記憶ノードNRが保持するデータに応じて、センスノードNsenに電圧VREGを転送するために、NMOSトランジスタQ4とセンスノードNsenの間にNMOSトランジスタQ5が配置されている。
データ記憶回路24は、前サイクルの書き込みデータを保持して、ベリファイ読み出し動作において、“0”書き込み不十分のセルについてのみ、“0”データをデータラッチ21に書き戻すための書き戻し回路として用いられる。言い換えれば、1ページの全ビットの書き込みが完了したときに、データラッチ21がオール“1”データ状態になるように、制御される。
データノードN1には、転送用NMOSトランジスタQ7を介してデータキャッシュを構成する、もう一つのデータラッチ22が接続されている。データラッチ21と22の間では、1ページの読み出し/書き込みデータが同時に転送される。データラッチ22のデータノードN11,N12は、カラム選択信号CSLiにより制御されるカラム選択ゲートQ11,Q12を介して相補データ線DL,DLnに接続されている。
データラッチ21のデータノードN1には、ベリファイ判定時に活性化されるデータ検出回路23が接続されている。データ検出回路23は、ゲートがデータノードN1に接続されたPMOSトランジスタQP1と、そのドレインと接地端子の間に配置されたスイッチ用NMOSトランジスタQ13を有する。PMOSトランジスタQP1のソースは、図5に示すように、各カラム内の8個のセンスアンプP/Bに共通の第1の検知線COMiに接続されている。各検知線ノードCOMiには、これを“H”レベルにプリチャージするためのPMOSトランジスタQP30が接続されている。
ベリファイ判定時、NMOSトランジスタQ13のゲートにチェック信号VERCHKを入力することにより、データ判定が行われる。データラッチ21は、ベリファイ読み出しによって、全ビットの書き込みが完了するとオール“1”データ状態(データノードN1=“H”)になり、1ビットでも“0”書き込みが完了していないと、対応するデータノードN1は、“L”となる。
書き込みベリファイ後、予め検知線COMiを“H”レベルにプリチャージして、チェック信号VERCHKを入力すると、カラム内の全ビットが書き込み完了していれば、PMOSトランジスタQP1はオフを保ち、検知線COMiは放電されない。1ビットでも書き込み完了していないとPMOSトランジスタQP1がオンして、検知線COMiが放電されて“L”レベルになる。この検知線COMiの電圧変化をモニターすることにより、ベリファイ判定(パス/フェイル検出)が可能となる。
図1に示すパス/フェイル検出回路13は、センスアンプ回路2の各カラムの検知線COMiに接続されて、各書き込みサイクルのベリファイ読み出し結果について、上述したパス/フェイル判定を行う機能と、フェイル数(フェイルビット数或いはフェイルカラム数)の検出を行う機能を有する。
このパス/フェイル検出回路13の構成を具体的に、図6及び図7に示す。
図6に示すように、パス/フェイル検出回路13は、各カラムの第1の検知線COMiにそれぞれ接続された、ベリファイ完了検出回路31を有する。これは、検知線COMiのレベル遷移を検出するレベル遷移検出回路であり、パス/フェイル判定のためのプリセンス回路である。
ベリファイ完了検出回路31は、その出力が共通の第2の検知線LSENに接続されている。後に説明するように、各ベリファイ完了検出回路31は、カラム内にフェイルビットがあったときに第1の検知線COMiのレベル低下を検出して所定の電流が流れるように構成される。第2の検知線LSENは、各ベリファイ完了検出回路31に流れる電流の総和、即ちフェイル数(ビット数或いはカラム数)に応じた電流が流れるようになっている。
パス/フェイルの判定は、この第2の検知線LSENに流れるフェイル数に対応する電流に基づいてなされる。この判定を、許容されるフェイル数との比較で行うために、基準電流源回路を構成する許容フェイル数設定回路32が設けられている。
ベリファイ完了検出回路31は、図7に示すように、第1の検知線COMiがゲートに接続されたPMOSトランジスタQP41と、データラッチ35のノードN22がゲートに接続されたPMOSトランジスタQP42とが電源Vccに直列接続されている。データラッチ35は、不良カラムをベリファイ判定(パス/フェイル検出)の対象から外すための“不良カラム切り離しデータ”を保持する。即ち、不良カラムではデータノードN22が“H”となるような切り離しデータが予め書かれている。これにより、正常カラムについてのみ、PMOSトランジスタQP42がオンになる。
PMOSトランジスタQP42のドレインは、NMOSトランジスタQ44のゲートに接続されている。NMOSトランジスタQ44のドレインは、図6に示すように全カラムのベリファイ完了検出回路31に共通の第2の検知LSENに接続され、ソースには、電流源回路36が接続されている。
電流源回路36は、二つのNMOSトランジスタQ45,Q46が併設されて、これらが選択的に用いられる。NMOSトランジスタQ44のゲートにはリセット用NMOSトランジスタQ43が接続されている。
NMOSトランジスタQ45は、ベリファイ判定時、対応するカラムがフェイルの場合に、第1の検知線COMiの“L”レベル遷移を受けてNMOSトランジスタQ44がオンしたときに第2の検知線LSENに流れる電流Iを決定している。第2の検知線LSENは、全カラムのベリファイ完了検出回路31の出力をワイヤド・オア接続しているから、ここには図6に示すように、フェイル数(フェイルビット数或いはフェイルカラム数)Nに応じた電流Ifail1=I×Nが流れることになる。
MOSトランジスタQ45は、許容フェイル数がゼロの場合(即ち一つでも書き込み不十分であれば“フェイル”とする場合)の電流Iを流すものである。これと併設された電流源NMOSトランジスタQ46は、例えば2個のフェイルを許容する場合に電流0.5Iを流すように、寸法が設計されている。これらは、制御信号VREF,VREF1により選択される。
データラッチ35は、出荷前のテスト結果に従って、不良カラム切り離しデータが書き込まれる。即ちメモリセルアレイ1の初期設定データ記憶領域には、不良カラム切り離しデータが書き込まれ、これが電源投入時自動的に読み出されて、データラッチ35に書かれるようになっている。このデータラッチ35は通常は、以後修正されることはない。この実施の形態では、出荷後に発生した不良カラムをパス/フェイル検出対象から外すべく、データラッチ25のデータを書き換えることを可能としている。
そのために、データノードN21と接地端子Vssの間に、カラム選択信号CSLによりゲートが駆動されるNMOSトランジスタQ31と、活性化信号FCENによりゲートが駆動されるNMOSトランジスタQ32が直列接続されている。またデータノードN22にはリセット用NMOSトランジスタQ33が接続されている。
後に説明するように、出荷後のテストでカラム不良を検出することができる。不良カラムが発見された場合、コマンド入力に従って、データラッチ35に切り離しデータが書き込まれる。即ちカラム選択信号CSLによりNMOSトランジスタQ31がオン、コントローラ10からの活性化信号FCENによりNMOSトランジスタQ32がオンとすることで、データラッチ35に、N21=“L”,N22=“H”なるカラム切り離しデータがラッチされる。
全カラムのベリファイ完了検出回路31に共通の第2の検出線LSENに得られるフェイル数に対応した電流Ifail1を比較対照するための許容フェイル数対応の電流Ipassを生成するのが、許容フェイル数設定回路32である。これは、複数の電流源回路32a〜32dにより構成されている。
電流源回路32aは、0.5Iなる電流を流す電流源NMOSトランジスタQ20を持つ。この電流源トランジスタQ20は、信号Bpassにより制御される選択トランジスタQ22を介し、フューズ回路を介して、共通ノードIREFに接続されている。電流源回路32bは、電流Iを流す電流源NMOSトランジスタQ21を有し、これも選択NMOSトランジスタQ22を介し、フューズ回路を介してノードIREFに接続されている。電流源回路32cは、電流2Iを流す二つの電流源NMOSトランジスタQ21を有し、これも選択トランジスタQ22を介し、フューズ回路を介して同様に、ノードIREFに接続されている。
更に電流源回路32dは、電流4Iを流す4つの電流源NMOSトランジスタQ21を有し、これが選択トランジスタQ22を介し、フューズ回路を介して同様に、ノードIREFに接続されている。
電流源回路32b〜32dの選択トランジスタQ22は、それぞれ許容フェイル数を決める選択信号B0,B1,B2により活性化される。電流源回路32aの選択トランジスタQ22は、パス/フェイル検出時常に“H”となる選択信号Bpassにより制御される。
パス/フェイル判定時、ノードIREFに流れる許容フェイル数Npass対応の電流Ipassは、選択信号B0〜B2により決まり、Ipass=I×Npass+0.5Iとなる。
前述の全カラムのベリファイ完了検出回路に共通の第2の検知線LSENに流れる電流Ifail1と、許容フェイル数設定回路32のノードIREFに流れる電流Ipassとを比較するために、PMOSカレントミラー回路33が設けられている。カレントミラー回路33を構成するPMOSトランジスタQP11のゲートとドレインは第2の検出線LSENに接続され、PMOSトランジスタQP12のドレインは、ノードIREFと共に電圧検出ノード35に共通接続され、この電圧検知ノード35に2段のインバータからなる出力回路37が接続されている。トランジスタQP11,QP12が同寸法であれば、トランジスタQP12のドレインには、Ifail2=Ifail1なる電流が流れる。
カレントミラー回路33と検知ノード35及び出力回路37の部分が、比較回路を構成している。検知ノード35は、電流Ifail2(=Ifail1)とIpassの大小に応じてレベルが決定される。従って、3ビットの選択信号B0〜B2のある組み合わせ状態でベリファイ判定を行うと、電流Ifail2がIpassを越えたとき、出力VOUTに“H”出力が得られる。これが許容フェイル数との関係で決まる“フェイル”信号となる。
具体的に説明する。(B2,B1,B0)=(0,0,0)のときは、Ipass=0.5Iである。全カラムがベリファイ“パス”であれば、Ifail2=0であり、出力VOUTは“L”である。一方、一つのカラムでフェイルがあれば、Ifail2=Iであり、出力VOUTは“H”になる。これにより、1つ以上のフェイルがあるか否かを判定できる。(B2,B1,B0)=(0,0,1)の場合には、Ipass=I+0.5Iである。従って、Ifail2との比較により、2個以上のフェイルがあるか否かを判定することができる。
以下同様にして、図8にまとめたように、選択信号(B2,B1,B0)によって、許容フェイル数が決まり、これにより許容フェイル数を設定したパス/フェイル判定を行うことが可能になる。
更に、選択信号(B2,B1,B0)を順次インクリメントして、どこで出力VOUT=“H”が得られるかを見れば、フェイル数を求めることができる。即ちパス/フェイル検出回路13は、フェイル数カウンタとしても機能する。
なお、フェイルビット検出とフェイルカラム検出とは、図4に示すベリファイチェック信号VERCHKを、カラム内の8個のセンスアンプP/Bについて別々に与えるか、同時に与えるかにより選択することができる。即ち、各書き込みサイクルにおいてビット毎ベリファイを行う場合には、ベリファイチェック信号VERCHKをカラム内で一つずつのセンスアンプP/Bに順次与える動作を繰り返す。これにより、ビット単位でパス/フェイルを検出することができる。
一方、ベリファイチェック信号VERCHKを1カラムの8個のセンスアンプに同時に与えれば、そのカラム内に一つでもフェイルビットがある場合に、検知線COMは“L”となる。これにより、カラムフェイルが検出できる。
図9は、この実施の形態でのデータ書き込み制御フローを示している。書き込みコマンド入力により、書き込みモードが設定される。書き込みアドレスを入力し(ステップS1)、続いて1ページの書き込みデータをセンスアンプ回路2にロードすると(ステップS2)、以下、コントローラ10の制御により選択ページへの書き込みが自動的に行われる。
即ち、選択ページに対応する選択ワード線に書き込み電圧を印加して、書き込みが行われる(ステップS3)。具体的には、書き込みデータ“0”,“1”に応じて、センスアンプ回路2から各選択ビット線を介してNANDセルチャネルにはVss,Vcc−Vth(Vthは選択ゲートトランジスタのしきい値電圧)が与えられる。“1”データ(書き込み禁止)が与えられたNANDセルチャネルは、Vcc−Vthまで上昇してフローティングになる。
この状態で選択ワード線に書き込み電圧が与えられると、“0”書き込みセルでは、浮遊ゲートに電子が注入され、しきい値電圧が正の“0”データが書かれる。“1”書き込みセルではチャネルが電位上昇して、電子注入が生じない。
書き込み電圧印加後、書き込みサイクル数が最大値Nmaxに達しているか否かが判断され(ステップS4)、達していなければ書き込みベリファイが行われる(ステップS5)。ベリファイ読み出し結果のパス/フェイル判定は、(B2,B1,B0)=(0,0,0)なる選択信号条件、即ち一つでも書き込不十分なセルがあれば、フェイルと判定する条件下で行う。フェイルの場合は、書き込み電圧をステップアップして(ステップS6)、再度書き込み電圧印加を行う(ステップS3)。
1ページの書き込み完了が確認されると、書き込みベリファイは“パス”となり、書き込み動作は終了する。書き込みサイクル数が最大値Nmaxに達してなお書き込みが完了していない場合は、書き込み失敗である。このとき、フェイル数検出動作が行われる(ステップS7)。検出されたフェイル数は、チップ外部のホストデバイスに出力される。
以上のデータ書き込み動作において、製品出荷後に発生した書き込み不可の不良(例えばビット線短絡、或いはビット線オープン等)がある場合には、書き込みベリファイがパスせずに、書き込みサイクル数が最大値Nmaxに達するまで書き込みが繰り返されることになる。これでは、後発的な不良が許容される範囲であっても、書き込み時間が長くなって問題である。
そこでこの実施の形態では、後発的なビット線不良を検出するともに、その検出された不良箇所をベリファイ判定の対象から外すようにする。
図10は、ビット線不良チェックに必要な回路構成を示している。ビット線BLe,BLoはその一端が選択トランジスタQe,Qoを介してセンスアンプP/Bに接続されている。これらのビット線BLe,BLoの他端を、選択トランジスタQa,Qbを介して通常接地の信号線BLCRLに接続する。
図10には、オープン不良とショート不良がある二つのビット線BLeを示している。これらの不良チェックは、特定のコマンドを発行することにより、自動的に行われるようにする。
図11は、ビット線オープン不良のチェック動作波形を示している。ビット線に接続されているNANDセルユニットは、全て選択ゲートトランジスタがオフの状態を保つ。図11は、偶数番ビット線BLeのチェック動作である。時刻t0で選択信号BLSeに“H”レベルを与え、同時にセンスアンプP/Bのクランプ用トランジスタQ1のゲートBLCLAMPに“H”レベル(=Vcc+Vth)を与え、プリチャージ用トランジスタQ2をオンにする。
これにより、選択ビット線BLeは、Vccまで充電される。BLSe,BLCLAMPを“L”に戻した後、時刻t1で、選択信号BIASeに“H”レベルを与えると、正常なビット線BLeは放電される。オープン不良のビット線は、少なくともその不良個所よりセンスアンプ側が放電されず、破線で示すように“H”レベルを保つ。
一定のビット線放電動作の後、時刻t2でクランプ用トランジスタQ1のゲートBLCLAMPにセンス用電圧Vsen+Vthを与えて、ビット線BLeの“H”,“L”を検出する。これにより、オープン不良ビット線を検出できる。奇数番ビット線BLoのチェックも同様に可能である。
図12は、ビット線ショート不良のチェック動作を、偶数番ビット線BLeを選択した場合について示している。時刻t0で選択信号BLSeに“H”レベルを与え、同時にセンスアンプP/Bのクランプ用トランジスタQ1のゲートBLCLAMPに“H”レベル(=Vcc+Vth)を与え、プリチャージ用トランジスタQ2をオンにする。これにより、ビット線BLeは正常であれば、Vccに充電され、ショート不良があれば、破線で示すように充電されない。
BLSe,BCLAMPを“L”にした後、時刻t1でクランプ用トランジスタQ1のゲートBLCLAMPにセンス用電圧Vsen+Vthを与えて、ビット線BLeの“H”,“L”を検出する。これにより、ビット線ショート不良を検出できる。
以上のようにして検出される新たなカラム不良について、これをベリファイ判定対象から外すために、コマンド入力により不良カラム切り離しデータの書き込みを行う。即ち図13に示すように、所定のコマンドを入力し、続いて検出された不良カラムアドレスを入力する(ステップS21)。これにより、選択されたカラムのベリファイ判定回路31において、カラム選択信号CSLが“H”、コントローラ10からの制御信号FCENが“H”になり、データラッチ35には、N21=“L”,N22=“H”となる不良カラム切り離しデータが書かれる(ステップS22)。
これにより、後発的な不良に起因して書き込み時間が長くなるという事態を回避することが可能になる。なお、フェイル数をカウントする場合、例えば許容フェイル数8とすると、選択信号B0〜B2の全ての組み合わせのスキャンが必要となり、それだけ時間がかかる。新たに見いだされた不良カラムを上述のようにベリファイ判定対象から外すという処置を行った場合には、その分許容フェイル数を減らすことが好ましい。これにより、フェイル数カウントの時間が短くなり、トータルのデータ書き込み時間を短縮することができる。
新たに見いだされた不良カラムについて、切り離しデータを書き込むことなく、書き込み時間を効果的に短縮する手法もある。その様な手法を用いた書き込み制御シーケンスを図14に示す。
所定のコマンドを入力することで、書き込み制御が開始される。コマンドに引き続き、アドレスを入力し(ステップS11)、続いて書き込みデータをロードする(ステップS12)。ここまでは先の書き込みの場合と同じであり、以下コントローラ10により制御されて自動的に書き込み動作が行われる。
ここでは、書き込みステップS13のバックグラウンドにおいて、前サイクルのベリファイ読み出しデータに基づいてベリファイ判定(パス/フェイル判定)を行う。具体的に説明すれば、書き込み電圧を印加するには、書き込み禁止のビット線及び非選択ビット線を充電する時間が必要である。この書き込み電圧印加の準備期間内に、パス/フェイル判定を行う。“パス”の判定が出れば、書き込み電圧を印加することなく、書き込みを終了する。
但し、最初の書き込みサイクルでは、センスアンプ回路が保持しているのは、前サイクルのベリファイ読み出しデータではなく、書き込みデータそのものであり、これに基づいてパス/フェイル判定を行うことになるから、“フェイル”となる。“フェイル”の場合には、書き込み電圧印加後、ベリファイ読み出しを行う(ステップS14)。
次いで、書き込みサイクル数Nが最大値Nmaxに達したか否かの判定を行い(ステップS15)、最大値に達していなければ、書き込み電圧をステップアップして(ステップS16)、再度書き込みを行う(ステップS13)。書き込みサイクル数が最大値Nmaxに達したら、フェイル数カウントを行って(ステップS17)、書き込みを終了する。
書き込みステップS13でのパス/ファイル判定は、新たに見いだされた不良カラムがない場合には、1ビットの書き込み不十分で“フェイル”を出力するようにする。不良カラムが見いだされた場合には、パス/フェイル判定回路13において不良カラム数を許容フェイル数と設定した動作となる。例えば、不良カラム数が4個であれば、選択信号(B2,B1,B0)=(1,0,0)の条件でパス/ファイル判定を行うことになる。図8で説明したように、この条件では、フェイル数が5以上で初めて、VOUT=“H”(フェイル)となる。
この不良カラム許容のパス/フェイル判定は、不良カラムを許容しないそれ(即ち一つでもフェイルがあれば、“フェイル”とする)に比べると、時間がかかる。しかし、この判定を書き込みステップのバックグラウンドで行うことによって、全体として書き込み時間を短いものとすることができる。
なお、許容フェイル数のデータは、例えばパラメータレジスタ8に保持されていて、これによりパス/フェイル判定の制御が行われるものとする。出荷後に不良が見つかって、この許容フェイル数を変更する場合には、特定のコマンドを入力して、このパラメータレジスタ8が保持する許容フェイル数データを書き換えることになる。
また、フェイル数カウントのステップS17においても、新たに見いだされたカラム不良数に応じて、許容フェイル数を通常より増やすことが好ましい。
ここまでは、データ書き込みを専ら説明したが、データ消去についてもこの発明により効果が得られる。データ消去は通常ブロック単位で行われ、消去電圧の印加と消去ベリファイとが繰り返される。消去ベリファイ読み出しは、書き込みの場合とバイアス条件は異なるが、基本的な方式は同様であり、センスアンプ回路によりビット線の充電又は放電状態を検出することにより行われる。従って、上述のパス/フェイル検出回路13により、消去ベリファイの判定が可能である。この場合、ベリファイ完了検出回路31は消去完了検出回路として機能する。
ビット線オープンやショートの不良が発生すると、“パス”の判定が得られず、消去サイクルが設定最大値まで繰り返されることになり、消去時間が長くなる。これも書き込みの場合と同様である。従って、出荷後に発生した不良について、不良カラム切り離しデータを書き込むことによって、消去時間の短縮が図られることになる。
この発明の実施の形態によるフラッシュメモリの機能ブロック構成を示す図である。 同フラッシュメモリのメモリセルアレイの構成を示す図である。 ビット線を共有するセンスアンプ配置例を示す図である。 同フラッシュメモリのセンスアンプ回路の構成を示す図である。 センスアンプ回路に接続されるベリファイ判定のための検知線配置例を示す図である。 同フラッシュメモリのパス/フェイル検出回路の構成を示す図である。 同パス/フェイル検出回路の書き込み完了検出回路の構成を示す図である。 同パス/フェイル検出回路のフェイル検出原理を説明するための図である。 同フラッシュメモリの書き込みシーケンスを示す図である。 同フラッシュメモリのビット線不良検出法を説明するための図である。 ビット線オープン不良を検出するための動作波形を示す図である。 ビット線ショート不良を検出するための動作波形を示す図である。 不良カラム切り離しデータ書き込みのフローを示す図である。 他の書き込みシーケンスを示す図である。
符号の説明
1…メモリセルアレイ、2…センスアンプ回路、3…ロウデコーダ、4…カラムデコーダ、5…アドレスレジスタ、6…入出力バッファ、7…アドレス一致検出回路、8…パラメータレジスタ、9…内部電圧発生回路、10…コントローラ、11…パワーオンリセット回路、12…ステータスレジスタ、13…パス/フェイル検出回路、31…ベリファイ完了検出回路、32…許容フェイル数設定回路、32a−32d…電流源回路、33…カレントミラー回路、35…電圧検出ノード、37…出力回路、35…不良カラム切り離しデータラッチ、36…電流源回路、COMi…第1の検知線、LSEN…第2の検知線。

Claims (3)

  1. 電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを有するメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイのデータ読み出しを行うセンスアンプ回路と、
    書き込みまたは消去時に前記センスアンプ回路が保持するベリファイ読み出しデータに基づいて書き込みまたは消去完了を検出するためのパス/フェイル検出回路と
    を備え、
    前記パス/フェイル検出回路は、前記メモリセルアレイ中の不良カラムを前記書き込み又は消去完了の検出対象から外すための不良カラム切り離しデータを書き込み可能に構成されたデータラッチを有し、前記データラッチは、出荷後に後発的に不良カラムが発生した場合において発生するコマンドの入力に従って前記不良カラム切り離しデータを書き込み可能に構成されている
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを有するメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイのデータ読み出しを行うセンスアンプ回路と、
    書き込みまたは消去時に前記センスアンプ回路が保持するベリファイ読み出しデータに基づいて書き込みまたは消去完了を検出するためのパス/フェイル検出回路とを備え、
    前記パス/フェイル検出回路は、
    前記センスアンプ回路内のカラム毎に配置されてパス/フェイル判定時にレベル遷移する複数の第1の検知線と、
    各第1の検知線のレベル遷移応じて所定の電流を流すように構成された、書き込みまたは消去完了を検出するための複数のベリファイ完了検出回路と、
    これらのベリファイ完了検出回路の出力に共通接続された、前記ベリファイ完了検出回路の電流の総和の電流が流れる第2の検知線と、
    許容フェイル数に応じた参照電流を設定可能な複数の電流源回路が設けられた許容フェイル数設定回路と、
    前記第2の検知線に流れる電流と前記許容フェイル数設定回路で設定された参照電流を比較して、パス/フェイル信号を出力する比較回路と、
    前記メモリセルアレイ中の不良カラムを前記書き込み又は消去完了の検出対象から外すための不良カラム切り離しデータを保持するために前記ベリファイ完了検出回路の各々に接続されると共に、出荷後に後発的に不良カラムが発生した場合において発生するコマンドの入力に従って前記不良カラム切り離しデータを書き込み可能に構成されているデータラッチとを有する
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. コマンド入力に従って、前記メモリセルアレイのビット線の充放電動作を行わせて、前記センスアンプ回路によりビット線のオープン又はショートを検出する不良ビット線検出モードを有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の不揮発性半導体記憶装置。
JP2004261008A 2004-09-08 2004-09-08 不揮発性半導体記憶装置 Active JP4703148B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004261008A JP4703148B2 (ja) 2004-09-08 2004-09-08 不揮発性半導体記憶装置
US11/219,756 US7286400B2 (en) 2004-09-08 2005-09-07 Non-volatile semiconductor memory device with pass/fail detection circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004261008A JP4703148B2 (ja) 2004-09-08 2004-09-08 不揮発性半導体記憶装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006079695A JP2006079695A (ja) 2006-03-23
JP4703148B2 true JP4703148B2 (ja) 2011-06-15

Family

ID=35996039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004261008A Active JP4703148B2 (ja) 2004-09-08 2004-09-08 不揮発性半導体記憶装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7286400B2 (ja)
JP (1) JP4703148B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI753607B (zh) * 2019-11-11 2022-01-21 華邦電子股份有限公司 記憶體裝置和其多實體單元錯誤校正方法

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100566464B1 (ko) * 1995-01-31 2006-03-31 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 반도체 메모리 장치
US20080237696A1 (en) * 2004-07-01 2008-10-02 Chih-Hsin Wang Alignment protection in non-volatile memory and array
JP4703148B2 (ja) 2004-09-08 2011-06-15 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
JP4261461B2 (ja) * 2004-11-05 2009-04-30 株式会社東芝 半導体集積回路装置、及びそれを用いた不揮発性メモリシステム
KR100666171B1 (ko) 2005-01-10 2007-01-09 삼성전자주식회사 로드 프리 타입의 와이어드 오어 구조를 가지는 불휘발성반도체 메모리 장치와, 이에 대한 구동방법
KR100666170B1 (ko) * 2005-01-17 2007-01-09 삼성전자주식회사 결함 페이지 버퍼로부터의 데이터 전송이 차단되는와이어드 오어 구조의 불휘발성 반도체 메모리 장치
JP4664804B2 (ja) * 2005-04-28 2011-04-06 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
JP4761910B2 (ja) 2005-10-05 2011-08-31 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置及びそれを用いた不揮発性メモリシステム
JP4879571B2 (ja) * 2005-12-09 2012-02-22 凸版印刷株式会社 半導体メモリ
US20070230690A1 (en) * 2006-04-03 2007-10-04 Reuven Elhamias System for write failure recovery
WO2007118034A2 (en) * 2006-04-03 2007-10-18 Sandisk Corporation System and method for write failure recovery
US7835518B2 (en) * 2006-04-03 2010-11-16 Sandisk Corporation System and method for write failure recovery
JP4919775B2 (ja) * 2006-11-17 2012-04-18 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
JP5032155B2 (ja) 2007-03-02 2012-09-26 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置、及び不揮発性半導体記憶システム
KR100927119B1 (ko) * 2007-05-10 2009-11-18 삼성전자주식회사 불 휘발성 반도체 메모리 장치 및 그것의 프로그램 방법
KR100898039B1 (ko) * 2007-05-21 2009-05-19 삼성전자주식회사 불휘발성 반도체 메모리 장치 및 그것의 프로그램 방법
KR101321472B1 (ko) * 2007-07-23 2013-10-25 삼성전자주식회사 비휘발성 메모리 장치 및 그것의 프로그램 방법
JP2010192040A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JP5503960B2 (ja) * 2009-12-25 2014-05-28 三星電子株式会社 不揮発性半導体記憶装置
JP2011198437A (ja) 2010-03-23 2011-10-06 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
US8683270B2 (en) 2010-04-29 2014-03-25 Micron Technology, Inc. Signal line to indicate program-fail in memory
JP5095802B2 (ja) * 2010-11-04 2012-12-12 株式会社東芝 半導体メモリ
KR101736457B1 (ko) * 2011-07-12 2017-05-17 삼성전자주식회사 불휘발성 메모리 장치, 불휘발성 메모리 장치의 소거 방법, 불휘발성 메모리 장치의 동작 방법, 불휘발성 메모리 장치를 포함하는 메모리 시스템, 메모리 시스템의 동작 방법, 불휘발성 메모리 장치를 포함하는 메모리 카드 및 솔리드 스테이트 드라이브
US8730739B2 (en) * 2012-01-17 2014-05-20 Eon Silicon Solution Inc. Semiconductor device for accelerating erase verification process and method therefor
JP2014186763A (ja) * 2013-03-21 2014-10-02 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP6342350B2 (ja) 2015-02-24 2018-06-13 東芝メモリ株式会社 半導体記憶装置
JP6238378B2 (ja) 2016-02-09 2017-11-29 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション 半導体記憶装置
JP6115882B1 (ja) 2016-03-04 2017-04-19 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション 半導体記憶装置
KR102487553B1 (ko) * 2016-12-07 2023-01-11 삼성전자주식회사 리페어 가능한 휘발성 메모리를 포함하는 스토리지 장치 및 상기 스토리지 장치의 동작 방법
JP6356837B1 (ja) * 2017-01-13 2018-07-11 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション 半導体記憶装置および読出し方法
JP6371423B2 (ja) * 2017-01-17 2018-08-08 ウィンボンド エレクトロニクス コーポレーション 半導体記憶装置
US10393802B2 (en) * 2017-06-14 2019-08-27 Nuvoton Technology Corporation System and method for adaptive testing of semiconductor product
TWI655637B (zh) 2018-06-15 2019-04-01 華邦電子股份有限公司 記憶體裝置
KR102528274B1 (ko) 2018-11-06 2023-05-02 삼성전자주식회사 비휘발성 메모리 장치 및 그 구동 방법
US10942799B1 (en) 2019-09-06 2021-03-09 Intel Corporation Defective bit line management in connection with a memory access

Citations (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03225851A (ja) * 1990-01-30 1991-10-04 Sharp Corp 半導体記憶装置
JPH0745093A (ja) * 1993-08-03 1995-02-14 Seiko Epson Corp 半導体記憶装置
JPH08102529A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Nec Corp 半導体記憶装置
JPH10222995A (ja) * 1996-12-03 1998-08-21 Sony Corp 半導体不揮発性記憶装置
JPH11126498A (ja) * 1997-10-22 1999-05-11 Toshiba Corp ダイナミック型半導体記憶装置
JPH11144482A (ja) * 1997-09-08 1999-05-28 Mitsubishi Electric Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2001167590A (ja) * 1999-09-28 2001-06-22 Toshiba Corp 不揮発性半導体メモリ
JP2001250395A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2001344986A (ja) * 2000-06-05 2001-12-14 Mitsubishi Electric Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2002140899A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JP2002197898A (ja) * 2000-12-04 2002-07-12 Samsung Electronics Co Ltd 不揮発性半導体メモリ装置及びそれのフェイルビット数検出方法
JP2004342187A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Renesas Technology Corp 半導体集積回路及びマイクロコンピュータ
WO2005112039A1 (en) * 2004-05-10 2005-11-24 Sandisk Corporation Latched programming of memory and method
JP2005353110A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Nec Electronics Corp 不揮発性メモリ装置
JP2006012367A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2006048777A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Toshiba Corp Nandフラッシュメモリおよびデータ書き込み方法
JP2006048783A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Renesas Technology Corp 不揮発性メモリおよびメモリカード
JP2006331611A (ja) * 2005-04-28 2006-12-07 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2008217899A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置、及び不揮発性半導体記憶システム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6462985B2 (en) 1999-12-10 2002-10-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Non-volatile semiconductor memory for storing initially-setting data
JP4413406B2 (ja) * 2000-10-03 2010-02-10 株式会社東芝 不揮発性半導体メモリ及びそのテスト方法
JP3940570B2 (ja) 2001-07-06 2007-07-04 株式会社東芝 半導体記憶装置
JP4299984B2 (ja) 2001-08-29 2009-07-22 株式会社東芝 半導体記憶装置
KR100437461B1 (ko) * 2002-01-12 2004-06-23 삼성전자주식회사 낸드 플래시 메모리 장치 및 그것의 소거, 프로그램,그리고 카피백 프로그램 방법
KR100512178B1 (ko) * 2003-05-28 2005-09-02 삼성전자주식회사 플렉서블한 열 리던던시 스킴을 갖는 반도체 메모리 장치
JP4703148B2 (ja) 2004-09-08 2011-06-15 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置

Patent Citations (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03225851A (ja) * 1990-01-30 1991-10-04 Sharp Corp 半導体記憶装置
JPH0745093A (ja) * 1993-08-03 1995-02-14 Seiko Epson Corp 半導体記憶装置
JPH08102529A (ja) * 1994-09-30 1996-04-16 Nec Corp 半導体記憶装置
JPH10222995A (ja) * 1996-12-03 1998-08-21 Sony Corp 半導体不揮発性記憶装置
JPH11144482A (ja) * 1997-09-08 1999-05-28 Mitsubishi Electric Corp 不揮発性半導体記憶装置
JPH11126498A (ja) * 1997-10-22 1999-05-11 Toshiba Corp ダイナミック型半導体記憶装置
JP2001167590A (ja) * 1999-09-28 2001-06-22 Toshiba Corp 不揮発性半導体メモリ
JP2001250395A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2001344986A (ja) * 2000-06-05 2001-12-14 Mitsubishi Electric Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2002140899A (ja) * 2000-11-01 2002-05-17 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JP2002197898A (ja) * 2000-12-04 2002-07-12 Samsung Electronics Co Ltd 不揮発性半導体メモリ装置及びそれのフェイルビット数検出方法
JP2004342187A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Renesas Technology Corp 半導体集積回路及びマイクロコンピュータ
WO2005112039A1 (en) * 2004-05-10 2005-11-24 Sandisk Corporation Latched programming of memory and method
JP2007537560A (ja) * 2004-05-10 2007-12-20 サンディスク コーポレイション メモリのラッチプログラミングおよびその方法
JP2005353110A (ja) * 2004-06-08 2005-12-22 Nec Electronics Corp 不揮発性メモリ装置
JP2006012367A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2006048777A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Toshiba Corp Nandフラッシュメモリおよびデータ書き込み方法
JP2006048783A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Renesas Technology Corp 不揮発性メモリおよびメモリカード
JP2006331611A (ja) * 2005-04-28 2006-12-07 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2008217899A (ja) * 2007-03-02 2008-09-18 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置、及び不揮発性半導体記憶システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI753607B (zh) * 2019-11-11 2022-01-21 華邦電子股份有限公司 記憶體裝置和其多實體單元錯誤校正方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7286400B2 (en) 2007-10-23
JP2006079695A (ja) 2006-03-23
US20060050564A1 (en) 2006-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4703148B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP4664804B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP4874721B2 (ja) 半導体記憶装置
TWI382424B (zh) 非揮發性半導體儲存裝置、非揮發性半導體儲存系統及非揮發性半導體儲存系統中之管理缺陷行之方法
JP3512833B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP3916862B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ装置
TWI529729B (zh) Semiconductor memory device, controller, memory system and access to semiconductor memory device management information method
US8243538B2 (en) Small unit internal verify read in a memory device
KR960001323B1 (ko) 불휘발성 반도체 기억장치
JP4976764B2 (ja) 半導体記憶装置
US6072719A (en) Semiconductor memory device
CN107045889B (zh) 半导体存储装置、其擦除方法及编程方法
JP2006012367A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP5095802B2 (ja) 半導体メモリ
US8804391B2 (en) Semiconductor memory device and method of operating the same
JPH11260076A (ja) 半導体記憶装置
JP2006031872A (ja) 半導体記憶装置
JP2008016112A (ja) 半導体記憶装置
JP2011054249A (ja) 半導体記憶装置
JP3501916B2 (ja) 半導体記憶装置およびその一括消去ベリファイ方法
CN107305786B (zh) 非易失性半导体存储装置
US8634261B2 (en) Semiconductor memory device and method of operating the same
JP4040232B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH09288899A (ja) 半導体記憶装置
KR100301931B1 (ko) 리던던트 선택 회로를 갖는 반도체 메모리 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110308

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4703148

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350