JP2006331611A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】後発的な不良により書き込みや消去の完了判定ができなくなる事態を防止する。
【解決手段】不揮発性半導体記憶装置は、電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを有するメモリセルアレイと、メモリセルアレイのページ単位での読み出し及び書き込みに供されるセンスアンプ回路と、書き込み又は消去時、センスアンプ回路が保持するベリファイ読み出しデータに基づいて書き込み又は消去の完了を判定するベリファイ判定回路と、ベリファイ判定回路に付属してメモリセルアレイのカラム毎もしくはビット線毎に設けられた、そのカラムもしくはビット線をベリファイ判定の対象から外すためのカラム切り離しデータが書き込まれるデータラッチとを有し、電源オン時の初期化動作中に、ユーザーがアクセスできないカラムの少なくとも一部をベリファイ判定の対象から外すように、データラッチにカラム切り離しデータが自動的に設定される。
【選択図】図6

Description

この発明は、電気的書き換え可能な不揮発性半導体記憶装置(EEPROM)に関する。
EEPROMの一つとしてNAND型フラッシュメモリが知られている。NAND型フラッシュメモリでは、データ書き込み及び読み出しがページ単位で行われる。データ書き込みは、書き込み電圧印加と書き込みベリファイとの繰り返しにより行われる。ベリファイ読み出しのデータをチップ外部に出力することなく、内部でページ内の全てのビットの書き込みが終了したか否かを判定するために、一括ベリファイ回路を備えることも行われている(例えば、特許文献1参照)。
フラッシュメモリシステムがチップ外部又は内部にECC機能を持つ場合には、そのECC機能との関係で一定のフェイル数(フェイルビット数或いはフェイルカラム数)の存在が許容される。従って、書き込みが“フェイル”で終了する場合に、フェイル数を検出して、これが許容フェイル数の範囲である場合には“擬似的パス”とすることが望まれる。この様な観点から、許容フェイル数との関係でパス/フェイルの検出を可能としたフラッシュメモリが、既に提案されている(特許文献2参照)。
また、大容量フラッシュメモリでは、不良救済のためのリダンダンシーシステムが採用される。即ち出荷前のテストにおいて不良が検出された場合に、その不良個所(例えば不良カラム)を置き換えるように、冗長セルアレイが用意される。メモリチップ内には、不良アドレス記憶回路と、外部から供給されるアドレスとその不良アドレス記憶回路が保持する不良アドレスとの一致検出を行うアドレス一致検出回路が設けられ、これらにより、不良アドレス置換制御が行われる。
この様なリダンダンシーシステムを採用した場合、一括ベリファイ回路においては、不良個所を判定対象から外すことが必要である。そうしないと、書き込みシーケンスは、常に許容最大書き込み回数Nmaxまで書き込みが繰り返されて、フェイルとなるからである。消去の場合も同様である。このため、一括ベリファイ回路には、不良カラムを切り離すためのデータを保持するデータラッチを備えることが行われる(特許文献2参照)。
特開2001−250395号公報 特開2002−140899号公報
この発明は、後発的な不良により書き込みや消去の完了判定ができなくなる事態を防止することを可能とした不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
この発明の一態様による不揮発性半導体記憶装置は、
電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを有するメモリセルアレイと、
前記メモリセルアレイのページ単位での読み出し及び書き込みに供されるセンスアンプ回路と、
書き込み又は消去時、前記センスアンプ回路が保持するベリファイ読み出しデータに基づいて書き込み又は消去の完了を判定するためのベリファイ判定回路と、
前記ベリファイ判定回路に付属して前記メモリセルアレイのカラム毎もしくはビット線毎に設けられた、そのカラムもしくはビット線をベリファイ判定の対象から外すためのカラム切り離しデータが書き込まれるデータラッチとを有し、
電源オン時の初期化動作中に、ユーザーがアクセスできないカラムの少なくとも一部をベリファイ判定の対象から外すように、前記データラッチにカラム切り離しデータが自動的に設定される。
この発明によれば、後発的な不良により書き込みや消去の完了判定ができなくなる事態を防止することを可能とした不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
図1は、この発明の実施の形態によるフラッシュメモリの機能ブロック構成を示し、図2はそのメモリセルアレイ1の構成を示している。
メモリセルアレイ1は、NANDセルユニットNUをマトリクス配列して構成されている。各NANDセルユニットNUは、複数個(図2の例では32個)直列接続された電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルM0−M31と、その両端をそれぞれソース線CELSRCとビット線BLに接続するための選択ゲートトランジスタS1及びS2を有する。
NANDセルユニット内のメモリセルの制御ゲートは異なるワード線WL0−WL31に接続される。選択ゲートトランジスタS1,S2のゲートはそれぞれ選択ゲート線SGS,SGDに接続される。
ワード線WL0−WL31を共有するNANDセルユニットの集合は、データ消去の単位となるブロックを構成する。図2に示すように、ビット線方向に複数のブロックBLK0,BLK1,…が配置される。
ロウデコーダ3は、ロウアドレスに従ってワード線及び選択ゲート線を選択駆動するもので、ワード線ドライバ及び選択ゲート線ドライバを含む。センスアンプ回路2は、ビット線に接続されてページ単位のデータ読み出しを行うと共に、1ページの書き込みデータを保持するデータラッチを兼ねる。このようなセンスアンプ回路2を用いて、読み出し及び書き込みはページ単位で行われる。センスアンプ回路2は、データ線との間でデータ授受を中継するためのデータキャッシュを含む。
図2では、各ビット線BLにセンスアンプ回路2の一つのセンスアンプP/Bが配置される例を示している。しかしメモリセルアレイ1が微細化されると、センスアンプをビット線ピッチに配置することが困難になるだけでなく、ビット線間の容量結合による干渉が問題になる。
このため、大容量フラッシュメモリでは、図3に示すように、隣接する二つのビット線BLe,BLoが一つのセンスアンプP/Bを共有する方式を用いる。隣接する二つのビット線BLe,BLoは、ビット線選択ゲートQe,Qoにより選択的にセンスアンプP/Bに接続される。
図2の例では、1ワード線に沿って配列されたメモリセルの集合が、同時にアクセスされる1セクタを構成する。図3に示す隣接する2ビット線がセンスアンプを共有する方式では、1ワード線に沿ったメモリセルの集合は、2セクタを構成する。
2値記憶方式の場合は、1セクタが1ページとなり、4値記憶方式の場合には、1セクタが2ページ(上位ページと下位ページ)となる。
センスアンプ回路2と外部入出力端子I/Oとの間のデータ授受は、I/Oバッファ6及びデータバス14を介して行われる。センスアンプ回路2には、カラム選択信号CSLiにより制御されるカラムゲート回路が付属し、カラムデコーダ4はこのカラムゲート制御を行う。例えば入出力端子I/Oが図2に示すように8個(I/O0−I/O7)として、上述のカラム制御によってセンスアンプ回路2と外部入出力端子I/Oとの間は、1バイト単位(カラム単位)でシリアルデータ転送が行われる。
入出力端子I/Oを介して供給されるアドレス“Add”は、アドレスレジスタ5を介してロウデコーダ2及びカラムデコーダ4に転送される。入出力端子I/Oを介して供給されるコマンド“CMD”は、チップ内部の状態制御回路(以下、内部コントローラという)10でデコードされる。
内部コントローラ10は、メモリチップの外に配置されるメモリコントローラ(外部コントローラ)20を介して供給される各種外部制御信号(書き込みイネーブル信号WEn、読み出しイネーブル信号REn、コマンドラッチイネーブル信号CLE、アドレスラッチイネーブル信号ALE等)とコマンドCMDに基づいて、データ書き込み及び消去のシーケンス制御及び読み出しの動作制御を行う。具体的に、メモリチップと外部コントローラ20とを搭載してメモリカード等が構成され、これを使用するホストデバイスは、外部コントローラ20を介してメモリチップに必要なコマンドを与えてその動作モードを設定することになる。
内部電圧発生回路9は、内部コントローラ10により制御されて、書き込み、消去及び読み出しの動作に必要な各種内部電圧を発生するもので、電源電圧より高い内部電圧を発生するためには昇圧回路が用いられる。ステータスレジスタ12は、チップが書き込み、消去及び読み出し動作のレディ状態にあるか、ビジー状態にあるかを示すステータス信号R/Bをチップ外部に出力するためのものである。
データレジスタ8a,8bは、メモリの動作条件を規定する各種初期設定データを記憶する。具体的にデータレジスタ8aは、初期設定データのうち不良アドレスデータを保持する不良アドレスレジスタである。データレジスタ8bは、内部電圧発生回路9が出力する各種内部電圧を調整するための電圧調整データをはじめとする各種パラメータデータの他、後述する追加カラム(付加カラム)使用有無情報等を保持する。
これらのデータレジスタ8a,8bが記憶すべきデータは、メモリセルアレイ1の初期設定データ格納ブロック(ROMフューズブロック)に予め書かれている。電源を投入すると、パワーオン検出回路11がこれを検出し、内部コントローラ10はその出力信号を受けて、初期設定データ格納ブロックの初期設定データを読み出し、これをレジスタ8a,8bに転送してセットする初期化動作を自動的に行うようになっている。
但し上述したメモリセルアレイ1内の初期設定データ格納ブロックとは別に、レーザ溶断型の機械的フューズ回路、電気的にプログラミングできる電気的フューズ回路、メモリセルアレイ1と同様のメモリセルを用いた初期設定データ記憶回路(ROM回路)を用意して、ここに初期設定データの少なくとも一部を書き込むようにしてもよい。
アドレス一致検出回路7は、外部アドレスと不良アドレスレジスタ8aが保持する不良アドレスとの一致検出を行って、アドレス置換制御信号を出力する。これにより、不良カラムに代わって冗長カラムを選択するという制御が行われる。
データ書き込み時、センスアンプ回路2のベリファイ読み出し結果に基づいて、1ページの書き込みが完了したか否かの判定を行うために、センスアンプ回路に付属して、ベリファイ判定回路(一括ベリファイ回路)13が設けられている。
図4は、メモリセルアレイ1の1ページのカラム構成例を示している。具体的に図4は、それぞれにロウデコーダRDECとセンスアンプ回路SAが配置された二つのメモリプレーンPLANE0,PLANE1を有する場合について、一つのメモリプレーンのカラム構成を示している。即ち、1ページは、2×1024バイトのメインカラム領域、2×32バイトのECC領域及び、2×16バイトの追加カラム領域、2×8バイトの冗長カラム領域からなる。
ここで、“追加カラム領域”とは、特定ユーザーのみに公開され、一般ユーザーには非公開とされるカラムである。例えば追加カラム領域は、データ信頼性向上のための追加のECC領域、ウェアレベリングや書き込みプロテクト等の管理領域、データの拡張領域等として、特定のユーザーにのみ公開されるか、或いはメモリチップ自身が使用する。
図5は、センスアンプ回路2の一つのセンスアンプP/Bの構成例を示している。センスノードNsenとビット線BLの間に配置されたNMOSトランジスタMN1は、ビット線BLのプリチャージ電圧をクランプする働きと、ビット線電圧を増幅するプリセンスアンプとしての働きをする。センスノードNsenには、プリチャージ用NMOSトランジスタQ2が接続され、また必要に応じて電荷保持用のキャパシタC1が接続される。
センスノードNsenは、転送用NMOSトランジスタQ3を介してデータラッチ21の一方のデータノードN1に接続されている。データノードN1とセンスノードNsenの間には、読み出しデータを一時記憶するためのデータ記憶回路24が設けられている。ドレインが電圧端子VREGに接続されたNMOSトランジスタQ4のゲートがデータ記憶ノードNRである。この記憶ノードNRとデータラッチ21のデータノードN1の間に、データ転送用NMOSトランジスタQ6が配置されている。また記憶ノードNRが保持するデータに応じて、センスノードNsenに電圧VREGを転送するために、NMOSトランジスタQ4とセンスノードNsenの間にNMOSトランジスタQ5が配置されている。
データ記憶回路24は、前サイクルの書き込みデータを保持して、ベリファイ読み出し動作において、“0”書き込み不十分のセルについてのみ、“0”データをデータラッチ21に書き戻すための書き戻し回路として用いられる。言い換えれば、1ページの全ビットの書き込みが完了したときに、データラッチ21がオール“1”データ状態になるように、制御される。
データノードN1には、転送用NMOSトランジスタQ7を介してデータキャッシュを構成する、もう一つのデータラッチ22が接続されている。データラッチ21と22の間では、1ページの読み出し/書き込みデータが同時に転送される。データラッチ22のデータノードN11,N12は、カラム選択信号CSLiにより制御されるカラム選択ゲートQ11,Q12を介して相補データ線DL,DLnに接続されている。
図6は、センスアンプ回路2との関係も含めた一括ベリファイ判定回路13の構成例を示している。“COM”は、1ページの全ビットの書き込み完了を一括検知するための検知線である。回路の簡単化及び面積縮小のため、検知線“COM”は通常、メインカラム領域、ECC領域及び追加カラム領域で共有する形で配置される。この検知線COMには、ベリファイ時に、信号/VRにより制御されて検知線COMをVddにプリチャージするためのPMOSトランジスタQP0が接続されている。
プリチャージされた検知線COMがチェック信号CHKの入力により“L”レベルに遷移しなければ、全ビットの書き込みが完了したことを示し、“L”レベルに遷移すれば、書き込みが未完了のカラムがあることを示す。この検知線COMのレベル遷移は出力回路131により取り出される。
検知線COMの“L”レベル遷移を検出するために、各センスアンプP/Bのデータラッチ21のノードN2にゲートが接続されたNMOSトランジスタQN1が用意されている。これらのNMOSトランジスタQN1はドレインが検知線COMに共通接続され、ソースはカラム毎に共通接続される。その共通ソースは、チェック信号CHKにより駆動されるNMOSトランジスタQN2及び、データラッチ130の出力により駆動されるNMOSトランジスタQN3を介してVssに接続されている。
前述のように、1ページの書き込みが完了すると、センスアンプ回路2のデータラッチ21はオール“1”状態(即ち全データノードN2が“L”状態)となる。このとき、NMOSトランジスタQN1はオフであり、検知線COMは“H”レベルを保つ。1ページ内に一つでも書き込み不十分のセルがあると、対応するNMOSトランジスタQN1がオンになる。
従って、NMOSトランジスタQN2がチェック信号CHKによりオンでありかつ、NMOSトランジスタQN3がデータラッチ130によりオン駆動されると、検知線COMは“L”レベルに遷移する。出力回路131からは、検知線COMの“L”レベル遷移を“フェイル”とし、“L”レベル遷移がない場合を“パス”とするパス/フェイル信号が得られる。
ベリファイ判定回路13に付属するデータラッチ130は、この実施の形態の場合メモリセルアレイのカラム毎に設けられて、そのカラムを一括ベリファイの対象から外すための“切り離しデータ”を保持できるようになっている。或いはカラム毎でなく、ビット線毎にデータラッチを設けて、これにそのビット線をベリファイ対象から外すための切り離しデータを書き込むようにすることもできる。
データラッチ130は、図13Aに示すように、リセット信号RSTにより1ページ分が一括リセットされ、またカラムデコーダ4から出力されるカラム選択信号CSLと活性化信号(セット信号)FCENとのAND論理により、選択的にカラム切り離しデータが書き込み可能とされている。このカラム切り離しデータの書き込みは、後に説明するように、電源オン時の初期化動作の一環として自動的に行われる。
この実施の形態において、切り離しの対象となるカラムは、不良カラムの他、ユーザーがアクセスすることができないカラムを含む。ユーザーがアクセスすることができないカラムとは具体的には、図4に示したカラム構成の中の、アクセスが許容されていない追加カラム領域及び、冗長カラム領域の中の不良カラムへの置換に使用されない残りの冗長カラム部分の少なくとも一方である。
これらのユーザーがアクセスできないカラムが、後発的に不良になったとすると、アクセスできないためにそれを一括ベリファイ対象から外すという操作もできない。この様な事態が生じると、書き込み完了の判定出力が正しく得られなくなる。
この実施の形態では、不良カラムに加えて、これらユーザーがアクセスできないカラムについて予め切り離しデータをデータラッチ130に書き込む。ここでデータラッチ130に書き込まれるカラム切り離しデータは、NMOSトランジスタQN3をオフ駆動する“L”出力データである。この切り離しデータの書き込みによって、対応するカラムは、ベリファイ判定用NMOSトランジスタQN1が無効となり、ベリファイ判定の対象から除外される。
図7は、別の一括ベリファイ回路13の構成例である。この一括ベリファイ回路13では、階層的なベリファイ判定を行う。即ち、カラム毎に用意された第1の検知線COMiと、その上位の第2の検知線LSENとを有する。回路の簡単化及び面積縮小のため、検知線LSENは通常、メインカラム領域、ECC領域及び追加カラム領域で共有する形で配置される。これらの検知線COMi,LSENは共に、ベリファイ判定に先立ってプリチャージ用PMOSトランジスタQP0,QP1により、Vddにプリチャージされる。
検知線COMiと、各センスアンプP/Bのデータラッチ21のデータノードN1との間には、ベリファイ判定時にオン駆動されるPMOSトランジスタQP2が接続されている。ベリファイ読み出しの結果、各カラムにおいてデータノードN1が全て“H”(書き込み完了)であれば、PMOSトランジスタQP2をオンにしても、検知線COMiは放電されない。一つでもデータノードN1が“L”であると、検知線COMiが放電される。
この第1の検知線COMiのレベル遷移を検知するためのPMOSトランジスタQP3と、データラッチ130で制御されるPMOSトランジスタQP4とが電源Vddと第2の検知線LSENのレベル遷移を検知するためのNMOSトランジスタQN1のゲートとの間に接続されている。
カラム切り離し用データラッチ130は、図6の場合と同様に、ユーザーがアクセスできないカラムについて切り離しデータが書き込まれる。但し図6の場合と逆に、切り離しデータは、PMOSトランジスタQP4がオフに保つための“H”出力データである。即ちデータラッチ130にカラム切り離しデータが格納されることで、そのカラムでは、第2の検知線COMiのレベル遷移を検知するPMOSトランジスタQP3が無効とされる。
検知線COMiにゲートが接続されたNMOSトランジスタQN4は、そのドレインがNMOSトランジスタQN1のゲートに接続されており、検知線COMiが“H”レベルの間、NMOSトランジスタQN1をオフに保つ。NMOSトランジスタQN1は、チェック信号CHKによりオンとなるNMOSトランジスタQN2を介してVssに接続されている。
あるカラムで第1の検知線COMiが“L”レベルに遷移すると、PMOSトランジスタQP3がオンになり、対応するNMOSトランジスタQN1がオンになって、第2の検知線LSENが“L”レベルに遷移する。これが、書き込みベリファイ時、書き込み未完了のカラムがある場合に生じる。
図8はもう一つの一括ベリファイ回路13の構成例である。その基本構成は、図7と同様であり、カラム毎に第1の検知線COMiが配置され、更にその上位の第2の検知線LSENが配置される。図7に示したPMOSトランジスタQP2は、図8では各センスアンプP/B内にあるものとして、示されていない。回路の簡単化及び面積縮小のため、検知線LSENは通常、メインカラム領域、ECC領域及び追加カラム領域で共有する形で配置される。
このベリファイ回路13は、一定のカラム不良を許容するために、許容フェイル数設定回路134を有する。許容フェイル数設定回路134は、選択信号B0,B1により選択されて所定のパス電流Ipassを流すことができる参照電流源回路である。フェイルがあるときに第2の検知線LSENが“L”レベル遷移して流れるフェイル電流Ifailと、パス電流Ipassとを比較するために、カレントミラー回路133と、比較回路132とを有する。
カレントミラー回路133を構成するPMOSトランジスタQP5のドレインが検知線LSENに接続され、PMOSトランジスタQP6のドレインは、許容フェイル数設定回路134に接続されている。
ベリファイ時、検知線LSENに流れる電流Ifailは、カラム不良の数に応じて異なる。比較回路132は、このフェイル電流Ifailがパス電流Ipassを越えたときに“フェイル”信号を出力する。これにより、一定数のカラム不良までは“パス”とするような、パス/フェイル信号出力を出すことができる。
なお図8において、検知線COMiはカラム単位でパス/フェイルを検知するためのものとしているが、ビット単位でパス/フェイルを判定するように構成することもできる。これは図7に示される、カラム内に複数個あるPMOSトランジスタQP2を異なるタイミングで駆動することにより、可能である。その場合、許容フェイル数設定回路134は、許容カラム数ではなく、許容ビット数を示すことになる。
図9は、この実施の形態のフラッシュメモリの書き込みシーケンスを示している。書き込みコマンドがセットされて書き込みシーケンスが開始される。コマンドに続いてアドレスが入力され(ステップS1)、1ページ分の書き込みデータがロードされ(ステップS2)、書き込み開始コマンドが入力されると(ステップS3)、以下コントローラ10により制御されて自動的に選択ページへの書き込みが行われる。
まず書き込みデータがビット線にセットされる(ステップS4)。その後選択ページに対応する選択ワード線に書き込み電圧を印加して、書き込みが行われる(ステップS5)。
少し具体的に説明すれば、書き込みデータ“0”,“1”に応じて、センスアンプ回路2から各選択ビット線を介してNANDセルチャネルにはVss,Vddが与えられる。“1”データ(書き込み禁止)が与えられたNANDセルチャネルに、しきい値電圧分の降下なくVddを転送するためには、一旦選択ゲートトランジスタのゲートに、Vdd+Vth(Vthは選択ゲートトランジスタのしきい値電圧)以上の電圧が与えられる。その後選択ゲートトランジスタのゲートをVdd以下の中間電圧に下げると、NANDセルチャネルはフローティングになる。
この状態で選択ワード線に書き込み電圧が与えられると、“0”書き込みセルでは、浮遊ゲートに電子が注入され、しきい値電圧が正の“0”データが書かれる。“1”書き込みセルではチャネルが電位上昇して、電子注入が生じない。
書き込み電圧印加後、書き込みサイクル数が最大値Nmaxに達しているか否かが判断される(ステップS6)。達していれば強制終了(書き込み失敗)となり、達していなければ、書き込みベリファイが行われる(ステップS7)。
ベリファイ読み出し結果のパス/フェイル判定(書き込み完了判定)のステップS8は、前述した一括ベリファイ回路13により行われ、書き込みが完了していなければ再度ステップS4に戻って、書き込みが繰り返される。1ページの書き込み完了が確認されると、書き込みベリファイは“パス”となり、書き込み動作は終了する。
以上のデータ書き込み動作において、カラムに後発的な不良(例えばビット線短絡、或いはビット線リーク等)が発生すると、書き込みベリファイがパスせずに、書き込み失敗で終了することになる。不良となったカラムが、ユーザーがアクセスできるカラムであれば、その不良カラムをベリファイ判定の対象から外すように、データラッチ130のデータを設定し直すことができる。
しかし、後発的に不良になったカラムが、ユーザーがアクセスできないカラムである場合には、その不良カラムをベリファイ判定対象から外すようにデータラッチ130のデータを設定し直すことができない。即ち、ユーザーから見えるカラムアドレス空間に不良がないにも拘わらず、書き込みベリファイがパスせずに、書き込みフェイルとなってしまう。
そこでこの実施の形態では、出荷前に見つけられて冗長セルアレイにより置換される不良カラムに加えて、ユーザーがアクセスできないカラムをベリファイ判定の対象から外す。これは、メモリチップ内でパワーオンリセット動作の一環として自動的に行われる。
図10は、内部コントローラ10により制御されるパワーオンリセットのシーケンスを示している。前述のようにメモリセルアレイ1には、初期設定データ領域(ROMフューズ領域)が定められ、ここに各種初期設定データが記憶されている。この初期設定データには、出荷前のテストの結果明らかになった不良アドレスデータ、各種パラメータデータの他、ユーザーにアクセスが許可されていないカラムアドレス情報も含む。
電源が投入されると、パワーオン検出回路11がこれを検出し、内部コントローラ10がその出力を受けて初期化動作を開始する。まず、メモリセルアレイ1内に格納された初期設定データがセンスアンプ回路2に読み出される(ステップS11)。読み出された初期設定データのうち、不良アドレスデータは不良アドレスレジスタ8aに転送され、格納される(ステップS12)。その他の各種パラメータデータは、読み出された後パラメータデータレジスタ8bに転送され、格納される(ステップS13)。ここでのパラメータデータは、特定ユーザー以外非公開とされる追加カラムの使用有無情報を含む。
その後、未使用の冗長カラムを一括ベリファイ対象から切り離し(ステップS14)、不良カラムを一括ベリファイ対象から切り離し(ステップS15)、未使用の追加カラムを一括ベリファイ対象から切り離す(ステップS16)、という一連の動作が行われる。これらのカラム切り離しステップS14−S16は、前述した一括ベリファイ回路13の対応カラムのデータラッチ130にカラム切り離しデータをセットする動作であり、その順番は問わない。
ステップS14及びS15は、既に不良アドレスレジスタ8aに転送されている不良アドレスデータを参照して行うことができ、ステップS16は、パラメータレジスタ8bに読み出されている追加カラム使用有無情報に基づいて行われる。
以上のようにこの実施の形態によれば、ユーザーがアクセスできないカラム領域に後発的に不良が発生しても、書き込み完了判定ができなくなるという事態を回避することが可能になる。
ところで上記実施の形態では、電源立ち上げ後の初期化動作の中でカラム切り離し動作が行われるが、その後ユーザーが使用できる追加カラム数を増やしたい場合にも、変更できないようになっている。カラム切り離しデータを保持するデータラッチ130は、図13Aに示すように、リセット信号RSTにより1ページ分を一括リセットし、セット信号FCENとカラム選択信号CSLにより選択的にセットするように構成されているからである。即ち一旦カラム切り離しデータがセットされたデータラッチ130を、選択的にリセットすることはできない。
ユーザーにとって使用できる追加カラム数を変更できることのメリットは、例えば、メモリチップを通常より厳しい動作条件で動作させたい場合等に生じる。この場合、通常動作条件では正常であるカラムが不良となると、それに代わって追加カラムを使用する必要が生じるからである。また、メモリチップメーカとしては、追加カラムを使用するユーザーと使用しないユーザーが存在する場合には、メモリチップのROM領域に記憶する追加カラム使用有無情報が異なる2種の製品を用意することが必要であり、これは量産性を損なう理由となる。
以上のような理由で、ユーザーがカラム切り離しデータを再設定できるようにする必要性も生じる。切り離しデータの再設定を可能とする一つの手法は、カラム切り離しデータ用データラッチ130を、図13Bのように構成すること、即ちカラム単位(或いは数カラム単位)で選択的にリセット可能に構成することである。
図13Bに示すように、セット側と同様に、リセット信号RSTとカラム選択信号CSLのAND論理により、データラッチ130をリセットできるように構成する。この様にデータラッチを構成すれば、一旦設定されたカラム切り離しデータを選択的にリセットして、対応する追加カラムを使用可能にすることができる。
但しこの手法は、センスアンプ回路(ビット線制御回路)の素子数増加、面積増加を伴う。
カラム切り離し用データラッチ130の回路構成変更を行うことなく、カラム切り離しデータの再設定を可能とするもう一つの手法は、外部からのコマンド入力により、カラム切り離し作業のやり直しを可能とすることである。
図11は、その様なカラム切り離しデータの再設定動作フローを示している。このカラム切り離しデータ再設定は、テストモードとして行われる。即ちテストイネーブルコマンドであるコマンドAを入力することにより、メモリチップはテストモードに設定される。
その後パラメータレジスタ8aの書き換えを指示するコマンドBをセットし(ステップS21)、書き換えのアドレス及びデータを入力すると(ステップS22)、これに基づいて内部コントローラ10は、パラメータレジスタ8aのデータを書き換える(ステップS23)。具体的にここで想定しているのは、パラメータレジスタ8a内にある追加カラム使用有無情報の少なくとも一部について、“使用なし”を“使用あり”に変更することである。
次に、カラム切り離しデータを設定するためのコマンドCを入力すると(ステップS24)、これを受けて内部コントローラ10はまず、センスアンプ回路内の全データラッチ130を一括リセットする(ステップS25)。以下図10で説明したと同様に内部コントローラ10によって、不良カラム切り離しデータ設定(ステップS26)、未使用冗長カラム切り離しデータ設定(ステップS27)及び、未使用追加カラム切り離しデータ設定(ステップS28)が順次実行される。
以上のように、コマンド入力に従って使用できる追加カラム数を変更可能とすることにより、ユーザーは、メモリチップの追加カラムをデータ領域の拡張領域、データの信頼性を向上させるECC領域、その他の用途に有効に利用することができる。またこの方式を適用すると、メモリチップ製造メーカーにとっても、追加カラム使用有無情報が異なる2種の製品を用意する必要がなくなり、量産性の点から好ましい。
但し、上述したコマンド入力によるカラム切り離しデータの再設定は、電源をオフにすれば無効になり、再度電源をオンしたときは初期化される。従って、このカラム切り離しデータ設定のやり直しは、電源オンの度に行うことが必要である。
図11では、コマンドBの入力に続いて、アドレス及びデータを入力することにより、パラメータレジスタ内の追加カラム使用有無情報を書き換えるようにしている。これに対して、コマンドB自身に追加カラム使用有無情報の書き換え指示だけでなく、その書き換え範囲を指示する機能を持たせることもできる。
図12は、図11のステップS21のコマンドBに対応する、カラム切り離し再設定コマンドB1,B2,B3の例を示している。ここでは、全追加カラム数が64であり、電源オン時の初期設定動作では全64追加カラムが切り離される場合を示している。
コマンドB1は、追加カラム32個の使用(即ち、32個の追加カラム切り離し)を指示し、コマンドB2は、追加カラム48固の使用(即ち、16個の追加カラム切り離し)を指示し、コマンドB3は、全64個の追加カラムの使用(即ち、追加カラム切り離し0個)を指示するものとする。
これらのコマンドのいずれかが入力されて、そのコマンドの指示に従ってパラメータレジスタ8aの追加カラム使用有無情報が書き換えられる。その後図11に示すように、カラム切り離しを指示するコマンドCを入力すると(ステップS24)、内部コントローラ10はカラム切り離し用データラッチを一括リセットする(ステップS25)。そして、一部書き換えられたパラメータレジスタ8aのデータに基づいて、不良カラム切り離し(ステップS26)、未使用冗長カラム切り離し(ステップS27)、及び未使用追加カラム切り離し(ステップS28)が順次行われる。
追加カラム切り離しステップS28は、パラメータレジスタ8aの書き換えられた追加カラム使用有無情報に基づいて行われるから、前述したコマンドB1,B2或いはB3の指示に従って、32個の追加カラム切り離し、16個の追加カラム切り離し、或いは追加カラム切り離しなし、のいずれかが選択される。
ここまでデータ書き込み時のベリファイを専ら説明したが、一括ベリファイ回路13は、データ消去にも用いられる。データ消去は通常ブロック単位で行われ、消去電圧の印加と消去ベリファイとが繰り返される。消去ベリファイ読み出しは、書き込みの場合とバイアス条件は異なるが、基本的な方式は同様であり、センスアンプ回路によりビット線の充電又は放電状態を検出することにより行われる。従って、この実施の形態の一括ベリファイ回路13により、ユーザーがアクセスできないカラムをベリファイ対象から外した消去ベリファイ判定が可能である。
上記実施の形態では、初期設定データはメモリセルアレイ1内のROMフューズ領域に格納されているものとした。これに対して、初期設定データの全部又は一部を、レーザ溶断型の機械的フューズ回路もしくは電気的にプログラミングできる電気的フューズ回路からなるフューズボックスに格納してもよい。
この発明の実施の形態によるフラッシュメモリの機能ブロック構成を示す図である。 同フラッシュメモリのメモリセルアレイの構成を示す図である。 ビット線を共有するセンスアンプ配置例を示す図である。 同フラッシュメモリの1ページのカラム構成を示す図である。 同フラッシュメモリのセンスアンプの構成を示す図である。 同フラッシュメモリの一括ベリファイ回路の構成例を示す図である。 同フラッシュメモリの一括ベリファイ回路の他の構成例を示す図である。 同フラッシュメモリの一括ベリファイ回路の他の構成例を示す図である。 同フラッシュメモリの書き込みシーケンスを示す図である。 同フラッシュメモリのパワーオンリセット動作のシーケンスを示す図である。 他の実施の形態によるカラム切り離しデータ再設定動作フローを示す図である。 再設定する追加カラム切り離し数をコマンドにより指定する動作例を示す図である。 カラム切り離しデータを保持する、一括リセット型のデータラッチ構成を示す図である。 カラム切り離しデータを保持する、選択リセット型のデータラッチ構成を示す図である。
符号の説明
1…メモリセルアレイ、2…センスアンプ回路、3…ロウデコーダ、4…カラムデコーダ、5…アドレスレジスタ、6…入出力バッファ、7…アドレス一致検出回路、8a…不良アドレスレジスタ、8b…パラメータレジスタ、9…内部電圧発生回路、10…コントローラ、11…パワーオン検出回路、12…ステータスレジスタ、13…一括ベリファイ回路、130…データラッチ、131…出力回路、133…カレントミラー回路、134…許容フェイル数設定回路。

Claims (7)

  1. 電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを有するメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイのページ単位での読み出し及び書き込みに供されるセンスアンプ回路と、
    書き込み又は消去時、前記センスアンプ回路が保持するベリファイ読み出しデータに基づいて書き込み又は消去の完了を判定するためのベリファイ判定回路と、
    前記ベリファイ判定回路に付属して前記メモリセルアレイのカラム毎もしくはビット線毎に設けられた、そのカラムもしくはビット線をベリファイ判定の対象から外すためのカラム切り離しデータが書き込まれるデータラッチとを有し、
    電源オン時の初期化動作中に、ユーザーがアクセスできないカラムの少なくとも一部をベリファイ判定の対象から外すように、前記データラッチにカラム切り離しデータが自動的に設定される
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 切り離すべきカラムは、不良カラムに加え、特定ユーザーを除いて非公開とされる追加カラム又は不良カラム置換に使用されない冗長カラムを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記メモリセルアレイ内に設定され或いは前記メモリセルアレイとは独立に配置されて、カラム切り離しデータを書き込むべきカラムアドレス情報及び追加カラム使用有無情報を含む初期設定データを記憶する初期設定データ記憶回路と、
    電源オン時に前記初期設定データ記憶回路の初期設定データが読み出されて転送されるデータレジスタとを備え、
    電源オン時に前記データレジスタに設定された情報に基づいて前記データラッチにカラム切り離しデータが設定される
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. コマンド入力を受けて、前記データレジスタが記憶している初期設定データの書き換え動作と、書き換えられたデータに基づいて前記データラッチへのカラム切り離しデータの再設定動作とが行われる
    ことを特徴とする請求項3記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを有するメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイのページ単位での読み出し及び書き込みに供されるセンスアンプ回路と、
    書き込み又は消去時、前記センスアンプ回路が保持するベリファイ読み出しデータに基づいて書き込み又は消去の完了を判定するためのベリファイ判定回路と、
    前記ベリファイ判定回路に付属して前記メモリセルアレイのカラム毎もしくはビット線毎に設けられた、そのカラムもしくはビット線をベリファイ判定の対象から外すためのカラム切り離しデータが書き込まれるデータラッチとを有し、
    コマンド入力を受けて、前記データラッチにカラム切り離しデータを設定する動作が起動される
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記ベリファイ判定回路は、不良カラム数或いは不良ビット数が所定値以下をパスと判定するための許容フェイル数設定回路を備えている
    ことを特徴とする請求項1又は5記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 前記メモリセルアレイは、直列接続された複数のメモリセルを有するNANDセルユニットを配列して構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は5記載の不揮発性半導体記憶装置。
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