JP4874566B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

この発明は、電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルを用いて構成される半導体記憶装置(EEPROM)に係り、特にそのデータ書き込み制御方法に関する。
EEPROMの一つとしてNAND型フラッシュメモリが知られている。NAND型フラッシュメモリは、NANDセルユニットを配列してメモリセルアレイが構成される。各NANDセルユニットは、隣接メモリセルがソース/ドレイン拡散層を共有する形で直列接続された複数のメモリセルを含む。
従って、メモリセルアレイの単位セル面積は、NOR型フラッシュメモリ等に比べて小さく、大容量化が容易である。また、ページ単位の読み出し及び書き込みを行うことで、実質的に高速の読み出し及び書き込みを可能としている。
NAND型フラッシュメモリで更に大容量データ記憶を行うためには、1メモリセルに多ビット記憶を行う方式(多値データ記憶方式)が採用される。例えば、1メモリセルに2ビット記憶を行う4値データ記憶方式では、上位ページデータ“x”と下位ページデータ“y”で定義される4値データ“xy”が用いられる。
4値データ“xy”は例えば、図4に示すように、メモリセルしきい値電圧の順に、データ“11”,“10”,“00”,“01”が定義される。データ“11”はメモリセルのしきい値電圧が負の消去状態である。この消去状態のメモリセルに選択的に、下位ビットデータ“y”(=“0”)書き込みによってデータ“10”が書かれる。またデータ“10”のメモリセルとデータ“11”のメモリセルに対してそれぞれ選択的に上位ビットデータ“x”(=“0”)書き込みを行って、データ“00”及びデータ“01”が書かれる(例えば、特許文献1参照)。
上述のように、4値データ書き込みのためには、下位ページデータ書き込みシーケンスと上位ページ書き込みシーケンスとが必要である。その上位ページ書き込みシーケンスが異常終了した場合や、中断コマンド入力等により強制中断した場合には、対象となるメモリセルは書き込み途中の半端なしきい値電圧状態となる。即ち正常に書き込まれていた下位ページデータの読み出しも不能となる。従ってもし、フラッシュメモリシステムが既に書き込みが終了している下位ページデータをどこかに保持していないと、下位ページデータが完全に失われるという事態が発生する危険がある。
特開2001−93288公報
この発明は、データ修復を可能とした半導体記憶装置を提供することを目的とする。
この発明の一態様による半導体記憶装置は、電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルが配列されて多値データ記憶を行うメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイのデータ読み出し及び書き込みを行うセンスアンプ回路と、前記メモリセルアレイのデータ読み出し及び書き込みを制御するコントローラとを有し、前記コントローラは、前記メモリセルアレイの既に下位ページデータが書かれている領域への上位ページデータの書き込みシーケンスが異常終了する際に、前記メモリセルアレイから読み出されて前記センスアンプ回路が保持する下位ページデータを待避させる機能を有する。
この発明の別の態様による半導体記憶装置は、電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルが配列されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイのデータ書き込みを制御するコントローラとを有し、前記メモリセルアレイの各メモリセルは、上位ページデータ“x”と下位ページデータ“y”により定義される、しきい値電圧の順に“11”,“01”,“10”,“00”が割り付けられた4値データ“xy”の一つを記憶するものであり、かつ前記コントローラは、前記メモリセルアレイのデータ“11”に消去されたあるセクタ内のデータ“10”が書かれるべきメモリセルにその所望のしきい値電圧より低いしきい値電圧の中間データ状態を書き込む第1の書き込みシーケンスと、前記セクタ内の前記中間データ状態が書かれたメモリセルに、データ“10”及び“00”を書き込む第2の書き込みシーケンスと、第2の書き込みシーケンス後、前記セクタ内のデータ“11”のメモリセルに選択的にデータ“01”を書き込む第3の書き込みシーケンスとを実行する。
この発明によると、データ修復を可能とした半導体記憶装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
[実施の形態1]
図1は、一実施の形態によるNAND型フラッシュメモリのメモリチップの機能ブロック構成を示している。メモリセルアレイ1は、図2に示すように、NANDセルユニットNUを配列して構成される。各NANDセルユニットNUは、複数個(図2の場合、32個)の電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルM0−M31と、その両端をそれぞれビット線BLとソース線CELSRCに接続するための選択ゲートトランジスタS1,S2を有する。
メモリセルM0−M31の制御ゲートはそれぞれ異なるワード線WL0−WL31に接続される。選択ゲートトランジスタS1,S2のゲートは、ワード線と並行する選択ゲート線SGD,SGSに接続される。
ワード線を共有するNANDセルユニットの集合は、データ消去の単位となるブロックBLKjを構成する。図2に示すように、メモリセルアレイ1は、ビット線の方向に複数のブロックBLKjが配列されて構成される。
ロウデコーダ3は、メモリセルアレイ1のワード線選択を行い、カラムデコーダ2はメモリセルアレイ1のビット線選択を行う。データラッチを含むセンスアンプ回路4は、メモリセルアレイ1のビット線に接続されて、データ読み出しを行い、或いは書き込みデータを保持する。
データ読み出し時、センスアンプ回路4に読み出されたデータは、データバス9を介し、I/Oバッファ6を介して外部入出力端子I/Oに出力される。データ書き込み時、外部メモリコントローラ11から入出力端子I/Oに供給される書き込みデータは、I/Oバッファ6を介し、データバス9を介してセンスアンプ回路4にロードされる。
入出力端子I/Oから供給されるコマンドは内部コントローラ5でデコードされ、アドレスはアドレスレジスタ7を介してロウデコーダ3及びカラムデコーダ2に転送される。内部コントローラ5は、動作モードに応じて供給される外部制御信号及びコマンドに基づいて、データ書き込み及び消去のシーケンス制御、及びデータ読み出しの制御を行う。内部コントローラ5は、書き込みサイクル数をカウントする書き込みカウンタPC及び、少なくとも1ページ分のデータを一時保持できるキャッシュCACHEを内蔵する。
ステータスレジスタ8は、チップがレディ状態にあるか、ビジー状態にあるかを示すレディ/ビジー信号R/Bがセットされ、これがチップ外部に出力されるようになっている。動作モードに応じて、電源電圧より高い種々の高電圧を発生するために、高電圧発生回路10が設けられている。高電圧発生回路10はコントローラ5により制御される。
図2に示したメモリセルアレイ構成では、隣接する偶数番ビット線BLeと奇数番ビット線BLoが一つのセンスアンプ(SA)41を共有する、共有センスアンプ方式が用いられる。これは、微細化されたビット線ピッチにセンスアンプを配置することが物理的に困難になるためである。この共有センスアンプ方式では、各センスアンプ(SA)41と対応する偶/奇ビット線BLe/BLoの間にビット線選択トランジスタQe,Qoを含むビット線選択回路42が配置され、偶/奇ビット線BLe/BLoのいずれか一方がセンスアンプSAに接続されることになる。
図2のメモリセルアレイ構成では、1ワード線と偶数番ビット線BLeとにより選択されるメモリセルの集合が一つのセクタとなり、同ワード線と奇数番ビット線BLoとにより選択されるメモリセルの集合が他のセクタとなる。2値データ記憶方式では、1セクタが読み出し及び書き込みの単位である1ページとなる。4値データ記憶方式では、1セクタが2ページ(下位ページと上位ページ)となる。
図3は、センスアンプ回路4のなかの、一対のビット線BLe/BLoに接続される1センスユニット(センスアンプ41とビット線選択回路42)の構成を示している。ビット線選択回路42は、ビット線BLe,BLoを選択的にノードSABLに接続するための、選択信号BLSe,BLSoによりゲートが駆動される選択トランジスタQ21,Q22と、非選択状態のビット線BLe或いはBLoに対して固定バイアスBLCRLを与えるための、バイアス用トランジスタQ23,Q24とを有する。
センスノードTDCは、クランプ用NMOSトランジスタQ1を介し、ビット線選択トランジスタQe,Qoを介してビット線BLe,BLoの一方に接続される。このトランジスタQ1は、データ読み出し時、ビット線電圧をクランプする動作と、セルデータに応じたビット線電圧を検出するプリセンスアンプの働きをし、データ書き込み時は書き込みデータに応じた電圧をビット線に転送する動作を行う。
センスノードTDCには、プリチャージ用NMOSトランジスタQ2が接続されている。このプリチャージ用トランジスタQ2はデータ読み出し時、ビット線を所定電圧にプリチャージするために用いられる。
センスノードTDCには、転送用NMOSトランジスタQ3,Q4を介して二つのデータ記憶回路(データラッチ)PDC,SDCが接続されている。これらのデータ記憶回路PDC,SDCは動作モードに応じて使い分けられる。例えば、データ記憶回路SDCは、外部I/O端子との間で読み出し及び書き込みデータの授受に利用されるデータラッチである。従ってそのデータノードN11,N12は、カラム選択ゲートトランジスタQ31,Q32を介してデータ線DL,DLnに接続される。
また、データ記憶回路PDCは、データ書き込み時にビット線電圧を決める書き込みデータを保持する。即ちデータ書き込み時は、外部から供給される書き込みデータが、データ記憶回路SDCにロードされた後、データ記憶回路PSCに転送されて保持される。このデータラッチ31が保持する書き込みデータに応じて、ビット線制御電圧が決定され、更にNANDセルユニットのチャネル電圧が決定される。そして、書き込み電圧印加と書き込み状態を確認するベリファイ読み出しとからなる書き込みサイクルが実行される。またデータ記憶回路PDCは、データ読み出し時センスノードTDCに読み出されたデータを保持する。
各書き込みサイクルでは、ビット毎の書き込みベリファイを行い、次の書き込みサイクルの書き込みデータを決定する。そのために、データ記憶回路PDCのデータノードN1とセンスノードTDCの間に、書き込みデータを一時記憶する、もう一つのデータ記憶回路DDCが設けられている。NMOSトランジスタQ6のゲートN3がこのデータ記憶回路DDCの記憶ノードである。データノードN1とデータ記憶ノードN3との間に、データラッチ31のデータを転送するための転送用NMOSトランジスタQ5が配置されている。トランジスタQ6とセンスノードTDCとの間には、データ記憶ノードN3のレベルに応じて、センスノードTDCにデータを書き戻すための書き戻し用NMOSトランジスタQ7が配置されている。
書き込み時、データ記憶回路PDCの書き込みデータは、次のように設定される。即ちセルのしきい値電圧を正方向に変化させる“0”書き込みデータは、N1=“H”として、セルのしきい値電圧を負の状態(消去状態)のまま保持する“1”書き込みデータ(即ち書き込み禁止)は、N1=“L”としてセットされる。この書き込みデータに基づいて、NANDセルチャネルの電位が制御される。そして、選択ワード線に書き込み電圧を印加すると、“0”書き込みセルでは浮遊ゲートに電子が注入され、“1”書き込みセルでは電子注入が生じない。
書き込みベリファイ読み出しでは、確認すべきデータしきい値電圧分布の下限値に相当する“ベリファイ電圧”を選択ワード線に与えて、プリチャージされたビット線が選択セルにより放電されるか否かを検出する。“0”書き込みがなされたセルはワード線に与えられるベリファイ電圧でオンせず、ビット線が放電されない。従って、TDC=“H”なるデータとして読み出され、以後“1”書き込み(書き込み禁止)とされる。これに対して、“0”書き込みが不十分であるか、又は“1”データのセルではビット線が放電されて、これが“L”データとして読み出される。従って、次の書き込みサイクルでは、データ記憶回路DDCが保持する前サイクルの書き込みデータに基づいて、“1”書き込みデータを再度“H”データとしてデータ記憶回路PDCに書き戻す動作が行われる。
1ページ内の“0”書き込みデータが全て書き込まれると、データ記憶回路PDCは、データノードN1がオール“H”(オール“1”)状態となるように、制御される。1ページのデータ記憶回路PDCのオール“1”状態を検出して書き込み完了を判定するために、データ記憶回路PDCにベリファイ判定回路VCKが接続されている。
4値データ記憶方式では、1セルが2ビット記憶を行うために、データ書き込みに下位ページ書き込みと上位ページ書き込みが必要であるが、いずれも上述した書き込み動作、即ちしきい値電圧を上昇させる“0”書き込みとしきい値電圧を維持する“1”書き込み(書き込み禁止)とを利用する。
上位ページ書き込みでは、二つのデータ状態を確認するためのベリファイ条件の異なる別々の書き込みベリファイが必要となる。そして、この上位ページ書き込みシーケンスにおいて、既に書かれている下位ページデータを参照して書き込みベリファイを行う必要がある。そのためにデータ記憶回路SDCは、上位ページ書き込みの間、メモリセルアレイ1から読み出した下位ページデータを保持する働きをする。更に、保持する下位ページデータに応じて、ベリファイ読み出し時のビット線電位を強制放電させる動作を行う。そのようなビット線制御のために、データ記憶回路SDCのデータをビット線に転送するためのトランジスタQ8,Q9が設けられている。
図4は、4値データ記憶方式の場合のデータしきい値分布の例を示している。4値データA,B,C,Dは、しきい値電圧の順に定義される。4値データが、上位ページデータ“x”と下位ページデータ“y”により“xy”で表されるものとして、ここでは、A=11,B=10,C=00,D=01なるデータビット割付が用いられている。データ“A”は最もしきい値電圧の低い(即ち負のしきい値電圧)の消去状態である。
データ消去は、ブロック単位で行われる。選択ブロックの全ワード線を0Vとし、メモリセルアレイが形成されたp型ウェルに消去電圧Vera(例えば20V)を印加する。これにより、選択ブロック内の全メモリセルは、浮遊ゲートの電子が放出されて、負のしきい値電圧状態(データ“A”)になる。
データ書き込みは、図4に示したように、下位ページ書き込みと上位ページ書き込みとを必要とする。下位ページ書き込みは、データ“A”のセルを選択的にデータ“B”にする動作である。図5は、下位ページ書き込みの制御フローを示している。書き込みコマンドを入力することにより、書き込みシーケンスが開始される。アドレスを入力し(ステップS1)、書き込みデータをロードして(ステップS2)、書き込み開始コマンドを入力すると(ステップS3)、内部コントローラによる書き込み制御が開始される。なお、同じセクタ内の下位ページと上位ページは、物理アドレスは同じであるが、外部コントローラ11では、それぞれ別の論理アドレスが用いられる。
データ記憶回路SDCにロードする書き込みデータは、“0”(データ“B”の書き込み)又は“1”(データ“A”の維持、即ち書き込み禁止)である。この書き込みデータに応じて、ビット線を介してNANDセルチャネルの電位が、“0”,“1”書き込みに応じて、Vss,Vdd−Vt(Vtは選択ゲートトランジスタのしきい値電圧)に設定される。そして選択ワード線に書き込み電圧Vpgmを与えることにより、“0”データが与えられたセルでは電子注入が生じ、“1”データが与えられたセルでは電子注入が生じない(ステップS4)。これにより、同じページ内で選択的にセルのしきい値を上昇させることができる。
書き込み後、その書き込み状態を確認する書き込みベリファイを行う(ステップS5)。この書き込みベリファイにおいては、データ“B”のしきい値分布の下限値に設定されたベリファイ電圧Vv1が用いられる。そして、書き込み完了の判定を行い(ステップS6)、書き込みが完了していれば、“Pass”フラグを出力して終了する(正常終了)。
書き込みが未完了の場合、書き込みカウンタ(PC)値が設定された最大値Nmaxに達していないかどうかを確認し(ステップS7)、達していなければ、ステップS4に戻って再度書き込みを行う。書き込み完了の判定は、データ記憶回路PDCがオール“1”になったか否かの判定による。PC値が最大値Nmaxに達したら、“Fail”フラグを出力して終了する(異常終了)。
上位ページ書き込みは、データ“B”のセルを選択的にデータ“C”にする第1の上位ページ書き込みモードと、データ“A”のセルを選択的にデータ“D”にする第2の上位ページ書き込みモードとを含む。これら二種の上位ページ書き込みは、一つのシーケンス内で、選択ページに対して、選択的に“0”,“1”書き込みデータを与えて同時に書き込み電圧印加が行われる。即ち、第1及び第2の上位ビット書き込みモードは、共にセルのしきい値を上昇させる“0”書き込み動作として同時に行われる。
図6は、上位ページ書き込みの動作フローを示している。書き込みコマンド入力により書き込みシーケンスが開始される。アドレスを入力し(ステップS11)、書き込みデータをロードした後(ステップS12)、書き込みベリファイに必要な下位ページデータをメモリセルアレイから読み出す(ステップS13)。外部からの書き込みデータはデータ記憶回路SDCを介してデータ記憶回路PDCにロードされ、内部読み出しされた下位ページデータはデータ記憶回路SDCに保持される。その後、書き込み開始コマンドを入力することにより(ステップS14)、内部コントローラによる自動書き込み制御が開始される。
書き込みステップS15は、図4に示す第1及び第2の上位ページ書き込みが同時に行われる。二種の上位ページ書き込みの書き込みベリファイは、異なるベリファイ電圧を用いる必要があるので、別工程となる。即ち第1の上位ページ書き込みベリファイ(ステップS16)では、ベリファイ電圧Vv2が用いられ、第2の上位ページ書き込みベリファイ(ステップS17)では、ベリファイ電圧Vv3が用いられる。
第1の上位ページ書き込みの書き込みベリファイでは、データ“C”のみについて書き込み状態を確認し、データ“D”はベリファイ対象から除外する必要がある。そのためには、データ記憶回路SDCが保持する下位ページデータを参照する。即ち、上位ページ書き込みの開始前に、データ“A”,“B”をワード線に与える読み出し電圧をVr1として、それぞれ、“1”,“0”データとして読み出して、これがデータ記憶回路SDCに保持される(ステップS13)。
このデータ記憶回路SDCの保持する下位ページデータを利用して、第1の上位ページ書き込みのベリファイでは、データ“D”をベリファイ対象から除外することができる。その詳細な動作説明は省くが、図3のデータ記憶回路SDC側に配置されたトランジスタQ8,Q9を用いたビット線電圧制御により行われる。即ち、ベリファイ読み出しの結果、“H”レベル(=“0”データ)として読み出しされるビット線のうちデータ“D”対応のビット線を、データ記憶回路SDCのデータに基づいて強制的に放電させ、“L”レベル(=“1”データ)として読み出されるようにする。
ベリファイ電圧Vv3を用いる第2の上位ページ書き込みでは、データ“C”は“1”データとして読み出されるので、下位ページデータの参照を要せずにデータ“D”の書き込み状態のみを確認することができる。書き込み完了の判定ステップS18は、下位ページ書き込みの場合と同様に、データ記憶回路PDCがオール“1”データ状態になったか否かの判定により行う。
書き込み完了が判定されれば、正常終了となる。書き込みが未完了の場合、書き込みカウンタ(PC)値が最大値Nmaxに達したか否かを判定し(ステップS19)、達していなければ、ステップS15に戻って再度書き込みが行われる。PC値がNmaxに達して、異常終了する際には、センスアンプ回路4に読み出されている下位ページデータを待避させる(ステップS20)。具体的にはその下位ページデータを内部コントローラ5内のキャッシュ(CACHE)に転送して一時保持し、或いはチップ外部に出力して外部コントローラ11に一時保持する。
中断コマンドの入力により上位ページ書き込みシーケンスを強制中断する場合にも、同様に下位ページデータの待避を行うものとする。
これにより、上位ページ書き込みが異常終了した時或いは強制終了した時のデータ修復が可能になる。即ち上位ページ書き込みの異常終了により、メモリセルアレイ1の同じ物理アドレスの下位ページデータは破壊される。しかしこの実施の形態の場合、その下位ページデータを完全に失われることはなく、待避させた下位ページデータと、当該ブロックの既に書き込まれている残りのデータとを、他のスペアブロックにコピー書き込みを行うことにより、データ修復が可能になる。この動作は、後述する。
通常のデータの読み出しは、1回の上位ページ読み出しと、2回の下位ページ読み出しが行われる。まず、データ“B”,“C”のしきい値電圧分布の間に設定された読み出し電圧Vr2を用いた上位ページ読み出しが行われる。上位ページデータ“x”が“1”であるデータ“A”又は“B”は、データ“1”として、上位ページデータ“x”が“0”であるデータ“C”又は“D”はデータ“0”として読み出される。
次いで、データ“A”,“B”の間に設定した読み出し電圧Vr1を用いた第1の下位ページ読み出しと、データ“C”,“D”の間に設定した読み出し電圧Vr3を用いた第2の下位ページ読み出しを順次行う。これにより、データ“A”と“B”の判別と、データ“C”と“D”の判別が可能になる。
なお、データ読み出しに用いられる上述の読み出し電圧Vr1−Vr3は、選択ワード線に与えられる電圧である。選択ブロック内の非選択ワード線、選択ゲート線には、全データしきい値分布の上限値より高い読み出しパス電圧Vread(図4参照)が与えられる。これにより、非選択セルをデータによらずオンさせることができるから、選択ワード線のデータによりビット線電流が流れるか否かを検知して、データを判定することができる。なおベリファイ読み出し動作においてもこの読み出しパス電圧Vreadが用いられる。
データ読み出し時のセンスアンプ回路4の動作を簡単に説明すれば、まず、クランプ用トランジスタQ1及びプリチャージ用トランジスタQ2をオンにし、選択ブロックの選択ゲートトランジスタがオフの状態で、ビット線を所定電圧にプリチャージする。その後、トランジスタQ1,Q2をオフにして、選択ブロックの選択ゲートトランジスタをオンにする。これにより、選択ワード線に与えられた読み出し電圧との関係で、選択メモリセルがオン又はオフとなる。即ち“1”データセルではビット線が放電され、“0”データセルではビット線が放電されない。このビット線の放電状態を、一定時間後にクランプ用トランジスタQ1をオンにすることで、センスノードTDCに転送する。即ちビット線とセンスノードTDCの電荷分配により、データを検知することができる。
図7は、上位ページ書き込みシーケンスが異常終了した場合のデータ修復動作の例を示している。前述のように、上位ページ書き込みシーケンスが異常終了した時、メモリチップは、センスアンプ回路4に保持されている下位ページデータを保存するリカバリ動作を行う。
図7に示すように、異常終了したブロックBLKaは欠陥ブロックとして扱う。そして外部コントローラ11の指示により、その欠陥ブロックBLKaに既に書かれているページデータ(DA)を、他のスペアブロックBLKbにコピー書き込みし、更に待避させた上位ページデータ(DB)を同様にスペアブロックBLKbの対応するページに書き込む動作を行うことができる。
図8は、このときの内部コントローラ5によるコピー書き込みの制御フローを示している。内部コントローラ5にコマンドがセットされると(ステップS30)、コピー書き込みステップS31が実行される。
コピー書き込みステップS31は、ブロックBLKaの既に書かれている領域のデータ(DA)が下位ページデータの場合(図4のデータ“A”及び“B”のみ書かれている場合)と、上位ページまで書かれている場合(図4のデータ“A”,“B”,“C”及び“D”が書かれている場合)を含む。いずれの場合も、ページ単位でセルアレイからセンスアンプ回路4に読み出し、これをスペアブロックBLKbの対応ページに書き込む、というコピー動作を繰り返す。
次いで、コントローラ5により書き込みステップS32が実行される。この書き込みステップS32は、内部コントローラ5に待避させ、又は一旦外部コントローラ11まで出力した下位ページデータ(DB)を、センスアンプ回路4にロードし、スペアブロックBLKbの対応ページに書き込む動作である。
以上のように、この実施の形態では、上位ページ書き込みの途中で異常終了する場合に、センスアンプ回路に残されている下位ページデータを一時待避、保存して終了させる。これにより、下位ページデータの完全消失が防止される。そして、欠陥ブロック内の既に書かれているデータをスペアブロックにコピー書き込みし、更に一時保存した下位ページデータもスペアブロックに書き込むことにより、データ修復が可能になる。
[実施の形態2]
実施の形態1に比べて、高速書き込みが可能でかつ、データ信頼性が高くなる書き込み方式を採用した実施の形態2を次に説明する。実施の形態2のNAND型フラッシュメモリにおける機能ブロック構成、セルアレイ構成、センスアンプ回路構成は、それぞれ実施の形態1で説明した図1、図2及び図3と基本的に変わらない。
実施の形態2では、まず4値データの割り付けが実施の形態1と異なる。即ち図9に示すように、しきい値電圧の順に、データ“A”=“11”,“B”=“01”,“C”=“10”,“D”=“00”の4値が定義される。
データ書き込みは、図9に示すように、下位ページ書き込みと上位ページ書き込みとからなる。下位ページ書き込みは、データ“A”(消去状態)のセルに対して選択的に、データ“B”,“C”のしきい値分布にまたがるようなしきい値分布をもつ中間データ状態“BC”を書き込むものである。中間データ“BC”は、そのしきい値下限値Vv20が、データ“C”のしきい値下限値Vv2より低く、データ“B”のしきい値下限値Vv1より高いものとし、かつ最終的なデータ“10”よりブロードなしきい値分布を持つ状態である。
上位ページ書き込みは、データ“A”のセルに選択的に“0”書き込みを行って、しきい値下限値Vv1のデータ“B”を書き込む第1の上位ページ書き込みモードと、ブロードなしきい値分布の中間データ“BC”のセルに“0”書き込みを行って、しきい値下限値Vv3のデータ“D”を書き込む第2の上位ページ書き込みモードとを有する。第2の上位ページ書き込みモードは、中間データ“BC”のセルを所望のしきい値下限値Vv2のデータ“C”まで変化させる“0”書き込み動作(即ち下位ページ書き込み動作)を含む。
第1の上位ページ書き込みモードにおいて、“1”書き込みセル(書き込み禁止セル)はデータ“A”を保つ。第2の上位ページ書き込みモードのデータ“C”及び“D”の書き込みは、1回の書き込みサイクル内で、ベリファイ電圧をVv2からVv3に切り換えるという、書き込みベリファイを伴って実行することができる。
図9の4値記憶方式は、図4で説明した4値記憶方式に比べて、データの信頼性が高くかつ、高速の書き込みが可能であるという利点を有する。その理由は、次の通りである。
微細化したセルアレイでは、隣接するメモリセルの浮遊ゲート間の容量結合が大きい。このため、既にデータが書かれたワード線のメモリセルデータが、後に書かれる隣接ワード線のメモリセルのデータの影響を強く受ける。図4の方式では、第2の上位ページ書き込みモードのうちデータ“A”から選択的にデータ“D”を書き込む場合に、大きなしきい値変化を伴うから、浮遊ゲート間の干渉の影響が大きく、データの信頼性が低下する。これに対して図9の4値記憶方式では、その様な大きなしきい値変化を伴う書き込みモードを用いないため、データの信頼性が高いものとなる。
また、図9の方式では、データ“BC”を書き込む下位ページ書き込みは、ブロードなしきい値分布制御でよいため、高速の書き込みが可能である。データ“C”及び“D”を書き込む上位ページ書き込みは、1書き込みサイクル内でベリファイ電圧を切り換えて書き込みベリファイを行うという方法により、高速化が可能である。
図9の4値記憶方式では、上位ページ書き込みの際には、外部からロードされる書き込みデータと、実際にセルアレイのビット線に制御電圧として与えられる書き込みデータとは異なる。即ち外部からロードされる上位ページ書き込みデータは、“A”,“B”,“C”,“D”に対応してそれぞれ、“1”,“0”,“1”,“0”として、区別する必要がある。一方、セルアレイに与えられる上位ページ書き込みデータは、データ“B”,“C”及び“D”に対して共にしきい値を上昇させる“0”書き込みデータである必要がある。従って、外部からロードされた書き込みデータを、センスアンプ回路4内のデータ記憶回路SDC,PDC,DDCの間で内部転送して、データ記憶回路PDCが保持すべき書き込みデータを設定する動作が必要になる。
更に上位ページ書き込みでの書き込みベリファイのためには、下位ページデータを参照してビット線電圧制御を行うことも必要になる。そのためには、セルアレイから読み出された下位ページデータをセンスアンプ回路4内で内部転送して、ベリファイ時のビット線制御電圧を決めるためにデータ記憶回路SDC,DDCが保持すべきデータを設定する動作も必要となる。
図9の4値記憶方式において、下位ページデータ書き込みが最終的なデータしきい値分布とは異なるブロードなしきい値分布を持つように行われる。従って、上位ページまで書かれた後の下位ページ読み出し電圧BR2と、上位ページが書かれていない間の下位ページ読み出し電圧ARとは異なる。また、セルアレイのある領域のデータを読み出す場合に、その領域が下位ページまでしか書かれていないか、上位ページまで書かれているかは、外部からは分からない。このために、内部データ状態に応じて自動的にデータ読み出し条件を決めるための指標となるフラグデータが用いられる。
具体的には図10に示すように、第1の上位ページ書き込みモードと同じ条件で書かれる第1のフラグデータ“FA”と、第2の上位ページ書き込みモードと同じ条件で書かれる第2のフラグデータ“FB”とが用いられる。これらのフラグデータはそれぞれ、セルアレイのなかのノーマルデータ領域とは別カラムに、1ビット乃至数ビットデータとして設定される。好ましくは、数ビットデータとしてその多数決により、フラグデータを決定するようにする。
第1のフラグデータ“FA”は、データ“B”と同じしきい値下限値Vv1を持って書き込まれ、第2のフラグデータ“FB”は、データ“D”と同じしきい値下限値Vv3を持って書き込まれる。
図11は、下位ページデータ読み出し動作のフローを示している。下位ページ読み出しは、まず図9の下段のしきい値分布が形成されているという仮定の下に、データ“B”,“C”のしきい値分布の間に設定された読み出し電圧BR2を用いた読み出し動作が行われる(ステップS31)。
次に、第2のフラグデータ“FB”が“1”(上位ページが書かれていない)であるか“0”(上位ページが書かれている)であるかを判断する(ステップS32)。FB=1ならば、読み出しデータをそのまま出力する(ステップS34)。FB=0ならば、データしきい値分布は図9の上段の状態であるから、読み出し電圧ARを用いた下位ページデータ読み出しを行い(ステップS33)、その読み出しデータを出力する。
図12は上位ページデータ読み出しのフローを示している。上位ページデータ読み出しは基本的に、図9の下段に示す読み出し電圧BR1,BR2,BR3を用いた3回の読み出し動作を必要とする。しかし、上位ページ書き込みにおいては、データ“C”,“D”を書き込む第2の上位ページ書き込みにおいて、ベリファイ読み出し電圧を途中で切り換える1回の書き込みを行っている。これに対応させて、データ“C”,“D”の読み出しには、読み出し電圧をBR2からBR3に切り換える同時読み出しを行うことが好ましい。
従って、まず図12に示すように、読み出し電圧BR2,BR3を用いたデータ読み出しを行う(ステップS41)。具体的には、ビット線プリチャージの後、読み出し電圧BR2による読み出し動作を行う。これにより、データ“C”及び“D”の上位ページデータ“1”及び“0”が“H”(=“0”)データとして、データ記憶回路TDCに読み出される。このデータ記憶回路TDCの読み出しデータをデータ記憶回路DDCに転送した後、センスノードTDCをVddにプリチャージし直して、読み出し電圧をBR2からBR3に切り換えた読み出し動作を行う。即ち、データ“D”の上位ページデータ“0”を“H”(=“0”)データとして、データ記憶回路TDCに読み出す。
次に、読み出し電圧BR1を用いたデータ読み出しを行う(ステップS42)。このときデータ“B”,“C”及び“D”が“H”(=“0”)データとして読み出されるが、データ“C”,“D”は既にステップS41で読み出されている。従って、最終的にデータ“A”,“B”,“C”,“D”の上位ページデータ“1”,“0”,“1”,“0”がデータ記憶回路PDCに読み出されるように、データ記憶回路DDC,PDCが保持する読み出しデータによって、センスノードTDCのデータ状態が制御される。
そして、第1のフラグデータ“FA”が“0”(上位ページデータが書かれている)であるか“1”(上位ページデータが書かれていない)であるかを判定し、“0”であれば、センスアンプ回路4の読み出しデータをそのままチップ外部に出力する。FA=1の場合は、上位ページデータが書かれておらず、図9の上段のしきい値分布状態、即ち上位ページデータはオール“1”状態である。従って、読み出しデータをオール“1”に変更して(ステップS44)、これをチップ外部に読み出す。
図9で説明した4値記憶方式の書き込み方式では、上位ページ書き込み途中で電源が遮断すると、下位ページデータも失われてしまう。図9の上段のデータ“BC”と下段のデータ“B”のしきい値分布が重なった状態にあるからである。
そこでこの実施の形態2の好ましい書き込み方式として、中間データ“BC”のセルに選択的にデータ“C”及び“D”を書き込むシーケンスを先に実行し、その後データ“A”のセルに選択的にデータ“B”を書き込む書き込みシーケンスを行う。
図13及び図14を参照してのこの実施の形態2での上位ページ書き込み方式を説明する。最終的な4値データしきい値分布は、図9の下段に示したものと同じである。図13は、第1及び第2の書き込みシーケンスによる状態変化を示している。第1の書き込みシーケンスは、図9の下位ページ書き込みと同じであり、選択セクタ内の消去状態のデータ“A”のセルに選択的に、しきい値下限値V20の中間データ“BC”を書き込む。
第2の書き込みシーケンスは、データ“BC”状態から、しきい値下限値Vv3のデータ“D”を書き込む上位ページ書き込みである。この書き込みシーケンスはまた、データ“BC”から所望のしきい値電圧Vv2のデータ“C”を書き込む動作を含む。この第2の書き込みシーケンス内で同時に、第2のフラグデータ領域に、第2のフラグデータ“FB”を書き込む。このフラグデータ“FB”は、データ“D”と同じしきい値下限値Vv3を持つ、好ましくは数ビットデータとして書かれる。
この後、図14に示すように、選択セクタ内のデータ“A”状態のセルに、選択的にしきい値下限値Vv1のデータ“B”を書き込む第3の書き込みシーケンス(上位ページ書き込み)が行われる。このデータ書き込み時同時に、第1のフラグデータ領域に、第1のフラグデータ“FA”を書き込む。このフラグデータ“FA”は、データ“B”と同じしきい値下限値Vv1を持つ、好ましくは数ビットデータとして書かれる。
第2及び第3の書き込みシーケンスを、図15〜図18を用いてより具体的に説明する。図15は第2の書き込みシーケンスであり、コマンド入力やアドレス入力は通常の書き込みと同様であって、ここでは省略している。図15に示すように、書き込みデータをロードし(ステップS51)、次いでセルアレイのデータを読み出す(ステップS52)。
この書き込みシーケンスは基本的には上位ページ書き込みであるから、ロードされるデータは、図17に示すように、データ“A”,“B”,“C”,“D”に対応して、“1”,“0”,“1”,“0”となる。これらはデータ記憶回路SDCにロードされる。またステップS52の内部データ読み出しは、図13に示すデータ“A”と“BC”の間の読み出し電圧ARを用いて行う。
前述のように、第2の書き込みシーケンスでは、データ“D”の他に、データ“C”についても“0”書き込みを行う。従って、図17に示すように、データ記憶回路PDC,SDC,DDC間のデータ転送制御によって、データ記憶回路PDCが保持する書き込みデータが、データ“A”,“B”,“C”,“D”に対応して、“1”,“1”,“0”,“0”とセットされるようにする(ステップS53)。
この様な書き込みデータに基づいて、書き込みを行う(ステップS54)。書き込みベリファイは、データ“C”及び“D”について同時に行う(ステップS55)。具体的には、この書き込みベリファイでは、ビット線放電動作の途中でベリファイ電圧をVv2(データ“C”のしきい値下限値)からVv3(データ“D”のしきい値下限値)に切り換える動作を伴う。
データ“C”及び“D”書き込みについて、しきい値電圧がVv2を越えていれば、図17に示すように、ベリファイ電圧Vv2を用いた前半のベリファイ読み出しで、データ“A”,“B”,“C”,“D”に対応する読み出しデータは、“1”,“1”,“0”,“0”となる。またデータ“D”書き込みについて、しきい値電圧がVv3を越えていれば、図17に示すように、ベリファイ電圧Vv3を用いた後半のベリファイ読み出しで、データ“A”,“B”,“C”,“D”に対応する読み出しデータは、“1”,“1”,“1”,“0”となる。これらがベリファイ電圧Vv2,Vv3によるベリファイ“パス”の条件である。
以上のベリファイパスの条件が満たされたときに、データ記憶回路PDCがオール“1”状態になるように、ベリファイ読み出しデータを制御して、書き込み完了検出を行う(ステップS56)。書き込みが完了していない場合は、書き込みカウント値PCが最大値Nmaxに達していないことを判定し(ステップS57)、書き込みを繰り返す(ステップS54)。PC値が最大値Nmaxに達して書き込みが完了しない場合は、“Fail”フラグを出力して終了する(異常終了)。
図16は第3の書き込みシーケンスであり、ここでもコマンド入力やアドレス入力は省略している。図16に示すように、書き込みデータをロードし(ステップS61)、次いでセルアレイのデータを読み出す(ステップS62)。この場合も上位ページ書き込みであるから、ロードされるデータは、図18に示すように、データ“A”,“B”,“C”,“D”に対応して、“1”,“0”,“1”,“0”となる。これらはデータ記憶回路SDCにロードされる。またステップS62の内部データ読み出しは、図14に示す、データ“B”と“C”の間の読み出し電圧BR2を用いて行う。
一方、データ“C”及び“D”は既に書かれており、この書き込みシーケンスでは、図14に示すように、データ“A”について選択的に“0”書き込みを行って、データ“B”を得るものである。このため、データ“C”及び“D”が書かれたセルについては、“1”書き込み(即ち書き込み禁止)とする。従って、図18に示すように、データ記憶回路PDC,SDC,DDC間のデータ転送制御によって、書き込み開始時にデータ記憶回路PDCが保持する書き込みデータが、データ“A”,“B”,“C”,“D”に対応して、“1”,“0”,“1”,“1”とセットされるようにする(ステップS63)。
この様な書き込みデータに基づいて、書き込みを行う(ステップS64)。書き込みベリファイは、データ“B”のしきい値下限値に設定されたベリファイ電圧Vv1を用いて行う(ステップS65)。
データ“C”及び“D”は既に書かれており、データ“B”のしきい値電圧がVv1を越えていれば、図18に示すように、このベリファイ読み出しで、データ“A”,“B”,“C”,“D”に対応する読み出しデータは、“1”,“0”,“0”,“0”となる。これがベリファイ“パス”の条件である。
以上のベリファイパスの条件が満たされたときに、データ記憶回路PDCがオール“1”状態になるように、ベリファイ読み出しデータを制御して、書き込み完了検出を行う(ステップS66)。書き込みが完了していない場合は、書き込みカウント値PCが最大値Nmaxに達していないことを判定し(ステップS67)、書き込みを繰り返す(ステップS64)。PC値が最大値Nmaxに達して書き込みが完了しない場合は、“Fail”フラグを出力して終了する(異常終了)。
以上のような上位ページ書き込み順序を用いると、電源遮断により下位ページデータが失われることはない。例えば、図13及び図15で説明した第2の書き込みシーケンスの途中で電源遮断とする。このとき電源を再投入すれば、読み出し電圧ARを用いることによって、下位ページデータ“A”と“BC”を読み出すことができる。データ“BC”としきい値分布が重なるデータ“B”が未だ書かれていないからである。
また、第2の書き込みシーケンス終了後、図14及び図16で説明した第3の書き込みシーケンスの途中で電源が遮断した場合、データ“B”,“C”のしきい値分布の間に設定された読み出し電圧BR2を用いることにより、やはり下位ページデータを読み出すことができる。
上位ページ書き込みが異常終了した場合も、セルアレイの下位ページデータが失われることはない。図15及び図16の書き込みフローで異常終了する場合に、“Fail”フラグと同時に、シーケンスの完了フラグを出力するようにすれば、外部コントローラはその完了フラグに基づいて、書き込みエラー後の欠陥管理を行うことができる。例えば、先の実施の形態1と同様に、書き込みが異常終了したブロックBLKaを欠陥ブロックとして扱い、外部コントローラ11の指示により、内部コントローラ5は、欠陥ブロックBLKaに既に書かれたデータのスペアブロックBLKbへのコピー書き込みを実行することができる。
図19はそのコピー書き込みのフローを示している。内部コントローラ5は、外部コントローラ11から供給されるコマンドを受けて(ステップS81)、欠陥とみなされたブロックBLKaの既に書かれているデータをスペアブロックBLKbにコピー書き込みする(ステップS82,S83)。
ステップS82のコピー書き込みでは、上位ページ書き込みが正常に完了しているページデータ(DA)を順次読み出してスペアブロックBLKbにコピーする。そのとき下位ページデータの読み出しに読み出し電圧BR2が用いられる。
ステップS83は、ブロックBLKaの書き込みエラーが生じたページの下位ページデータ(DB)を読み出して、スペアブロックBLKbにコピーする。このとき書き込みエラーが生じたのが第2の書き込みシーケンスである場合には、対応する下位ページデータの読み出しに、読み出し電圧ARを用い、書き込みエラーが生じたのが第3の書き込みシーケンスである場合には、対応する下位ページデータの読み出しには読み出し電圧BR2を用いることになる。
上位ページ書き込みの途中で電源が遮断された場合は、次のように処理すればよい。強制リセットコマンドにより上位ページ書き込みが中断された場合も、これに準じる。図20を参照してその処理を説明する。まず電源投入後、選択されているブロック内のデータが書かれている領域の最終ページをサーチする(ステップS71)。下位ページの最終書き込みページは、読み出し電圧ARを用いたデータ読み出しにより、上位ページの最終書き込みページは、第1又は第2のフラグデータ“FA”又は“FB”の読み出しにより、可能である。
次に、サーチされた最終書き込みページデータを読み出して、ECC回路によるエラーチェックと訂正を行う(ステップS72)。ECC回路は、通常外部コントローラ11が内蔵するが、メモリチップが内蔵してもよい。エラー訂正が可能であれば、電源遮断時の最終書き込みページデータは有効なものとして、処理を終了する。不可であれば、その選択ブロックBKLaに既に書かれているデータを、先の実施の形態と同様にスペアブロックBLKbにコピー書き込みする。
具体的には、ブロックBLKaの既に書き込みが完了しているページデータを、順次読み出して、スペアブロックBLKbにコピーする(ステップS73)。エラー訂正不可と判定された最終書き込みページデータについては、まず読み出し電圧BR1−BR3を用いた上位ページデータ読み出しを行う(ステップS74)。
次いで、フラグデータFBが“1”(上位ページが書かれていない)か“0”(上位ページが書かれている)かを判断する(ステップS76)。FB=0であれば、読み出された上位ページデータを有効データとしてそのまま、スペアブロックBLKbにコピーする。FB=“1”の場合には、改めて読み出し電圧ARを用いて下位ページデータを読み出し(ステップS76)、これをスペアブロックBLKbにコピーする(ステップS77)。
以上のようにして、上位ページ書き込みの途中で電源が遮断した場合のデータ修復が可能になる。なお図20におけるステップS73以降のコピー書き込み動作は、別のコマンド入力により実行される独立のシーケンスとしてもよい。またこのコピー書き込み動作は、フラッシュメモリチップ内部の機能としてもよい。
実施の形態によるフラッシュメモリの機能ブロック構成を示す図である。 同フラッシュメモリのメモリセルアレイの構成を示す図である。 同フラッシュメモリのセンスアンプ回路の構成を示す図である。 実施の形態による4値データ割り付けとデータ書き込み方法を示す図である。 下位ページ書き込みの動作フローを示す図である。 上位ページ書き込みの動作フローを示す図である。 上位ページ書き込みが異常終了したときのコピー書き込み動作を説明するための図である。 同コピー書き込みの動作フローを示す図である。 他の4値データ書き込み方式を説明するための図である。 同4値データ書き込み方式でのフラグデータを説明するための図である。 同4値データ書き込み方式のフラッシュメモリの下位ページデータ読み出し動作フローを示す図である。 同4値データ書き込み方式のフラッシュメモリの上位ページデータ読み出し動作フローを示す図である。 図9の4値データ書き込み方式を変形した実施の形態による4値データ書き込み方式の第1及び第2の書き込みシーケンスを示す図である。 同実施の形態の第3の書き込みシーケンスを示す図である。 第2の書き込みシーケンスの動作フローを示す図である。 第3の書き込みシーケンスの動作フローを示す図である。 第2の書き込みシーケンスでのセンスアンプ回路のデータ状態を示す図である。 第3の書き込みシーケンスでのセンスアンプ回路のデータ状態を示す図である。 書き込みシーケンスが異常終了した時のコピー書き込み動作フローを示す図である。 書き込みシーケンスが電源遮断により中断された場合のデータ修復動作を示す図である。
符号の説明
1…メモリセルアレイ、2…カラムデコーダ、3…ロウデコーダ、4…センスアンプ回路、5…内部コントローラ、6…I/Oバッファ、7…アドレスレジスタ、8…ステータスレジスタ、9…データバス、10…高電圧発生回路、11…外部メモリコントローラ、41…センスアンプ、42…ビット線選択回路、PDC,SDC,DDC…データ記憶回路、VCK…ベリファイチェック回路。

Claims (2)

  1. 電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルが配列されて多値データ記憶を行うメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイのデータ読み出し及び書き込みを行うセンスアンプ回路と、
    前記メモリセルアレイのデータ読み出し及び書き込みを制御するコントローラとを有し、
    前記センスアンプ回路は、前記読み出されたデータ及び書き込むデータを記憶する少なくとも2つのデータ記憶回路を有し、
    前記コントローラは、前記多値データを構成する下位ページデータの書き込みシーケンスを実行した後、前記メモリセルアレイの既に下位ページデータが書かれている領域への上位ページデータの書き込みシーケンスの始めに前記メモリセルアレイから前記下位ページデータを読み出して前記データ記憶回路の1つに記憶し、前記上位ページデータの書き込みシーケンスの途中で異常終了条件に達したことにより前記上位ページデータの書き込みシーケンスが異常終了する際に、前記データ記憶回路に保持された下位ページデータを前記コントローラ又はチップ外部に待避させる機能を有し、
    前記多値データは、上位ページデータ“x”と下位ページデータ“y”により定義される、しきい値電圧の順に“11”,“01”,“10”,“00”が割り付けられた4値データ“xy”であり、
    前記下位ページデータの書き込みシーケンスは、
    前記メモリセルアレイのデータ“11”に消去されたあるセクタ内のデータ“10”が書かれるべきメモリセルにその所望のしきい値電圧より低いしきい値電圧の中間データ状態を書き込む第1の書き込みシーケンスを含み、
    前記上位ページデータの書き込みシーケンスは、
    前記セクタ内の前記中間データ状態が書かれたメモリセルに、データ“10”及び“00”を書き込む第2の書き込みシーケンスと、
    第2の書き込みシーケンス後、前記セクタ内のデータ“11”のメモリセルに選択的にデータ“01”を書き込む第3の書き込みシーケンスとを含み、
    前記第2の書き込みシーケンスにおいて、データ“10”及び“00”と同時に、データ“00”と同じしきい値下限値を持つ第1のフラグデータが書き込まれ、前記第3の書き込みシーケンスにおいて、データ“01”と同時に、これと同じしきい値下限値を持つ第2のフラグデータが書き込まれるものとし、かつ
    前記コントローラは、前記メモリセルアレイのあるブロックに対する第2又は第3の書き込みシーケンスが異常終了した場合に、コマンド入力に基づいて、そのブロック内の既に書かれているデータを読み出してスペアブロックに書き込む制御と、上位ページ書き込みエラーとなった下位ページデータを読み出して前記スペアブロックに書き込む制御とを行う
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルが配列されて多値データ記憶を行うメモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイのデータ読み出し及び書き込みを行うセンスアンプ回路と、
    前記メモリセルアレイのデータ読み出し及び書き込みを制御するコントローラとを有し、
    前記センスアンプ回路は、前記読み出されたデータ及び書き込むデータを記憶する少なくとも2つのデータ記憶回路を有し、
    前記コントローラは、前記多値データを構成する下位ページデータの書き込みシーケンスを実行した後、前記メモリセルアレイの既に下位ページデータが書かれている領域への上位ページデータの書き込みシーケンスの始めに前記メモリセルアレイから前記下位ページデータを読み出して前記データ記憶回路の1つに記憶し、前記上位ページデータの書き込みシーケンスの途中で異常終了条件に達したことにより前記上位ページデータの書き込みシーケンスが異常終了する際に、前記データ記憶回路に保持された下位ページデータを前記コントローラ又はチップ外部に待避させる機能を有し、
    前記多値データは、上位ページデータと下位ページデータにより定義される、しきい値電圧の順に第1のデータ、第2のデータ、第3のデータ、第4のデータが割り付けられた4値データであり、
    前記下位ページデータの書き込みシーケンスは、
    前記メモリセルアレイの前記第1のデータに消去されたあるセクタ内の前記第3のデータが書かれるべきメモリセルにその所望のしきい値電圧より低いしきい値電圧の中間データ状態を書き込む第1の書き込みシーケンスを含み、
    前記上位ページデータの書き込みシーケンスは、
    前記セクタ内の前記中間データ状態が書かれたメモリセルに、前記第3のデータ及び前記第4のデータを書き込む第2の書き込みシーケンスと、
    第2の書き込みシーケンス後、前記セクタ内の前記第1のデータのメモリセルに選択的に前記第2のデータを書き込む第3の書き込みシーケンスとを含み、
    前記第2の書き込みシーケンスにおいて、前記第3のデータ及び前記第4のデータと同時に、前記第3のデータ及び第4のデータと同じ条件で第1のフラグデータが書き込まれ、前記第3の書き込みシーケンスにおいて、前記第2のデータと同時に、前記第2のデータと同じ条件で第2のフラグデータが書き込まれるものとし、かつ
    前記コントローラは、前記メモリセルアレイのあるブロックに対する第2又は第3の書き込みシーケンスが異常終了した場合に、コマンド入力に基づいて、そのブロック内の既に書かれているデータを読み出してスペアブロックに書き込む制御と、上位ページ書き込みエラーとなった下位ページデータを読み出して前記スペアブロックに書き込む制御とを行う
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
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