JP2011170927A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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正浩 吉原
Katsumi Abe
克巳 阿部
Teruo Takagiwa
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    • G11C16/34Determination of programming status, e.g. threshold voltage, overprogramming or underprogramming, retention
    • G11C16/3436Arrangements for verifying correct programming or erasure

Abstract

【課題】ベリファイ・フェイルしているカラムを特定する際に、カラムアドレス系の回路を使用する事無く、高速に検知動作を行なう事を実現し、データの読み出し信頼性を向上出来る半導体記憶装置を提供すること。
【解決手段】対応するカラムにおけるベリファイ・フェイルの有無を示す第1情報FI<0:n>を保持可能な複数の保持回路33-1〜33-nと、それぞれがいずれかの前記カラムに対応付けられ、且ついずれかの前記カラムにおけるベリファイ・フェイルの有無を示す論理レベルを次段に出力するように直列接続された複数の第1論理ゲート51-0〜51-nを含む論理ゲートチェーン50とを具備し、前記論理ゲートチェーン50は、各々の前記第1論理ゲート51-0〜51-nの出力する論理レベルPoFの示す内容が、ベリファイ・フェイルのある前記カラムを境界にして反転するように構成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、半導体記憶装置に関する。例えば、半導体メモリにおけるベリファイ結果の判定方法に関する。
従来のNAND型フラッシュメモリにおいては、データの書き込み時においてはベリファイが実行される(例えば、特許文献1参照)。その結果、ビットエラーが予め決められた数以下であれば、このビットエラーを許容して、プログラムシーケンスを終了する機能(以下、疑似パス機能と呼ぶ)が知られている。本方法を用いることで、データの書き込み速度を向上出来る。
本方法を用いるためには、ビットエラー数をカウントする回路技術が必要となる。この回路技術は、従来、例えば二分法を用いてカラムを絞り込むこと等により実現される。
しかしながら、上記二分法を用いる手法であるとカラムの特定に時間がかかり、NAND型フラッシュメモリが大容量化するほど、データの書き込み速度が低下する、という問題があった。
また、二分法によるカラム特定では、カラムアドレスを全選択の状態から、半分だけ活性化し、更にその半分を活性化し、…、というように絞り込んでいき、その都度フェイルカラムの有無を判定する。そのため、カラム特定の期間、カラムアドレス系の回路を占有してしまう。よってこの間、外部からのアドレス入力を受け付けられない、もしくは検知動作を中断してアドレス入力後に最初からやり直す、といった措置が必要になるという問題があった。
特許第3935139号明細書
この発明は、ベリファイ・フェイルしているカラムを特定する際に、カラムアドレス系の回路を使用する事無く、高速に検知動作を行なう事を実現し、データの書き込み速度を向上出来る半導体記憶装置を提供する。
この発明の一態様に係る半導体記憶装置は、ロウ及びカラムに関連付けられ、データ保持可能な複数のメモリセルと、いずれかの前記カラムに対応付けられ、それぞれ対応する前記カラムにおけるベリファイ・フェイルの有無を示す第1情報を保持可能な複数の保持回路と、それぞれがいずれかの前記カラムに対応付けられ、且ついずれかの前記カラムにおけるベリファイ・フェイルの有無を示す論理レベルを次段に出力するように直列接続された複数の第1論理ゲートを含む論理ゲートチェーンとを具備し、前記論理ゲートチェーンは、各々の前記第1論理ゲートの出力する論理レベルの示す内容が、ベリファイ・フェイルのある前記カラムに対応する前記第1論理ゲートを境界にして反転するように構成されている。
本発明によれば、ベリファイ・フェイルしているカラムを特定する際に、カラムアドレス系の回路を使用する事無く、高速に検知動作を行なう事を実現し、データの書き込み速度を向上出来る半導体記憶装置を提供出来る。
この発明の第1実施形態に係るフラッシュメモリのブロック図。 第1実施形態に係るメモリセルアレイの回路図。 第1実施形態に係る書き込み動作のタイミングチャート。 第1実施形態に係る書き込み動作のフローチャート。 第1実施形態に係るフラッシュメモリのブロック図。 第1実施形態に係るフラッシュメモリのブロック図。 第1実施形態に係るフラッシュメモリのブロック図。 第1実施形態に係る各種信号のタイミングチャート。 この発明の第2実施形態に係るフラッシュメモリのブロック図。 第2実施形態に係るフラッシュメモリのブロック図。 第2実施形態に係るフラッシュメモリのブロック図。 第2実施形態に係るフラッシュメモリのブロック図。
以下、この発明の実施形態につき図面を参照して説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。
[第1の実施形態]
この発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置について、NAND型フラッシュメモリを例に挙げて説明する。
<NAND型フラッシュメモリの構成について>
図1は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリのブロック図である。図示するようにNAND型フラッシュメモリ1は、メモリセルアレイ10、センスアンプ20−0〜20−m、保持部30、リセット部40、フェイルサーチチェーン(fail search chain)50、及びリセット命令部60をを備えている。以下、それぞれについて説明する。
<メモリセルアレイ10>
メモリセルアレイ10は、データを保持可能な複数のメモリセルトランジスタを備えている。図2は、メモリセルアレイ10の回路図である。図示するようにメモリセルアレイ2は、複数のNANDセル11を備えている。NANDセル11の各々は、例えば32個のメモリセルトランジスタMT(MT0〜MT31)と、選択トランジスタST1、ST2とを含んでいる。メモリセルトランジスタMTは、半導体基板上にゲート絶縁膜を介在して形成された電荷蓄積層(例えば浮遊ゲート)と、電荷蓄積層上にゲート間絶縁膜を介在して形成された制御ゲートとを有する積層ゲート構造を備えている。なお、メモリセルトランジスタMTの個数は32個に限られず、8個や16個、64個、128個、256個等であってもよく、その数は限定されるものではない。また、電荷蓄積層は絶縁物を材料に用いて形成されても良い。メモリセルトランジスタMTは、隣接するもの同士でソース、ドレインを共有している。そして、選択トランジスタST1、ST2間に、その電流経路が直列接続されるようにして配置されている。直列接続されたメモリセルトランジスタMTの一端側のドレインは選択トランジスタST1のソースに接続され、他端側のソースは選択トランジスタST2のドレインに接続されている。
同一行にあるメモリセルトランジスタMTの制御ゲートはワード線WL(WL0〜WL31)のいずれかに共通接続され、同一行にある選択トランジスタST1、ST2のゲートは、それぞれセレクトゲート線SGD、SGSに共通接続されている。更に、選択トランジスタST1のドレインはビット線BL(BL0〜BLm(mは2以上の自然数))のいずれかに接続され、選択トランジスタST2のソースはソース線SLに共通接続される。
以上の構成において、ワード線WL及びセレクトゲート線SGD、SGSを共通にする複数のNANDセル8によって、1つのブロックと呼ばれる単位が形成される。同一のブロック内のメモリセルトランジスタMTは、一括してデータが消去される。更に、同一のワード線WLに接続された複数のメモリセルトランジスタMTには、一括してデータが書き込まれ、この単位はページと呼ばれる。
そして図1に示すように、ビット線BL0から順に、隣接する8本のビット線BLが、1つのカラムという単位を構成する。本実施形態では(n+1)個のカラムC0〜Cnが含まれる((n+1)は1以上の自然数)。つまりカラムCi(iは0〜nの整数)には、ビット線BL8i〜BL(8i+7)が属することとなる。
<センスアンプ20>
次にセンスアンプ20−0〜20−mについて説明する。図1に示すようにセンスアンプ20−j(jは0〜mの整数)はそれぞれ、ビット線BLjに対応して設けられる。そしてデータの読み出し時には、ビット線BLjに読み出されたデータをセンス・増幅し、これを一時的に保持する。他方、データの書き込み時にはプログラムデータを一時的に保持し、これをビット線BLjに転送する。またベリファイ時には、各ビット線BLjにつきベリファイにパスしたか否かの情報(パス/フェイル情報)を一時的に保持して、これを保持部30に転送する。以下では、ベリファイにパスしなかったことを、フェイル、またはベリファイ・フェイルと呼ぶ。
<保持部30>
次に保持部30について説明する。保持部30は、ORゲート31−0〜31−n、MOSトランジスタ32−0〜32−n、及びフェイルレジスタ33−0〜33−nを備えている。ORゲート31−iはカラムCiに対応付けて設けられる。そして、カラムCiに対応するセンスアンプ20の出力するパス/フェイル情報についての論理和演算を行う。MOSトランジスタ32−iはカラムCiに対応付けて設けられる。そしてカラムCiに対応するORゲート31−iにおける演算結果を、それぞれフェイルレジスタ33−iに転送する。MOSトランジスタ32−iのゲートには、信号TSETが共通して入力される。フェイルレジスタ33−iはカラムCiに対応付けて設けられる。そしてカラムCiに対応するORゲート31−iの演算結果を保持し、この演算結果に基づいて信号FI<i>を出力する。
例えばセンスアンプ20は、対応するビット線BLについてのベリファイの結果がパスだった際には“L”レベルを出力し、フェイルだった際には“H”レベルを出力する。従って各ORゲート31では、対応するカラムCi内に1ビットでもフェイルがあれば、演算結果は“H”レベルとなる。フェイルレジスタ33は、この演算結果を保持する。そして、対応するORゲート31の演算結果が“H”レベルであれば信号FIを“H”レベルとし、演算結果が“L”レベルであれば信号FIを“L”レベルとする。フェイルレジスタ33は、リセット部40によりリセットされると、信号FIを“L”レベルとする。従って信号FIは、対応するカラムにおけるフェイルの有無を示すパス/フェイル情報である、と言うことも出来る。
<フェイルサーチチェーン50>
フェイルサーチチェーン50は、論理ゲート51−0〜51−n及びインバータ52を備えている。論理ゲート51−iはカラムCiに対応付けて設けられる。そして論理ゲート51−0〜51−nは順番に直列接続されている。論理ゲート51の例はANDゲートである。
直列接続の初段の論理ゲート51−0は、図示せぬ制御部から与えられる信号STRTと、対応するフェイルレジスタ33−0が出力する信号FI<0>の反転信号との論理積演算を行い、これを信号PoF<0>として出力する。二段目以降の論理ゲート51−iは、前段の論理ゲート51−(i−1)の出力する信号PoF<i−1>と、対応するフェイルレジスタ33−iの出力する信号FI<i>との論理積演算を行い、これを信号PoF<i>として出力する。インバータ52は、最終段の論理ゲート51−nが出力する信号を反転し、反転結果を信号FLAGとして出力する。
<リセット命令部60>
リセット命令部60は、論理ゲート61−0〜61−nを備えている。論理ゲート61−iはカラムCiに対応付けて設けられる。論理ゲート61の例はANDゲートである。
論理ゲート61−0は、信号STRTと、対応するフェイルレジスタ33−0が出力する信号FI<0>との論理積演算を行い、演算結果を信号PFB<0>として出力する。論理ゲート61−1以降は、対応する論理ゲート51−iの前段の論理ゲート51−(i−1)の出力する信号PoF<i−1>と、対応するフェイルレジスタ33−iの出力する信号FI<i>との論理積演算を行い、演算結果を信号PFB<i>として出力する。
<リセット部40>
リセット部40は、ANDゲート41−0〜41−n及びORゲート42−0〜42−nを備えている。ANDゲート41−i及びORゲート42−iはカラムCiに対応付けて設けられる。
ORゲート42−iは、制御部から与えられる信号COLAと、対応する論理ゲート61−iの出力する信号PFB<i>との論理和演算を行う。ANDゲート41−iは、制御部から与えられる信号TRSTと、対応するORゲート42−iとの論理積演算を行い、演算結果を信号RRST<i>として出力する。信号RRST<i>は、フェイルレジスタ33−iの保持する情報をリセットするための信号である。
<NAND型フラッシュメモリの書き込み動作について>
次に、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ1のデータ書き込み動作について説明する。
<プログラムシーケンスについて>
まず、データ書き込み動作の大まかな流れについて、図3を用いて説明する。図3は、NAND型フラッシュメモリ1のプログラムシーケンスを示すタイミングチャートである。
図示するように、プログラムコマンドが外部から発行されると、NAND型フラッシュメモリ1はビジー状態となり、プログラムシーケンスがスタートする。まず、プログラム動作が行われることにより、メモリセルトランジスタMTに対して1回目のデータプログラムがページ単位で実行される。その後、ベリファイ動作が実行される。ベリファイ動作では、プログラムされたメモリセルトランジスタMTに対して内部的に読み出しが行われ、センスアンプ20には十分にプログラムが行われたかどうかの情報(パス/フェイル情報)が格納される。
ベリファイが終了すると、引き続き検知動作が行われる。検知動作では、ベリファイ動作でセンスアンプ20に格納されたパス/フェイル情報がフェイルレジスタ33に読み出され、フェイルビットが存在するかどうかが検知される。このプログラム、ベリファイ、及び検知の3つの動作を合わせて、以後、プログラム・ピリオドと呼ぶ。
検知動作の結果としてパス・フェイル(pass/fail)信号が生成され、フェイルビットが存在するカラムCがある場合にはフェイルが出力され、無い場合にはパスが出力される。NAND型フラッシュメモリ1は、パス・フェイル信号がフェイルならば2回目のプログラム・ピリオドを実行し、パスならばプログラムシーケンスを抜けてレディ状態に戻る。
大容量化・微細化が進む中で、全てのメモリセルトランジスタに十分なプログラムを行うと、プログラム・ピリオドの繰り返し回数は膨大となり、プログラムシーケンスに要する時間が増大する。そこで本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ1では疑似パス機能を採用している。すなわち、予め決められた許容数以下のビットエラーならば、例え書き込みが不完全な状態であっても、プログラムシーケンスを終了する。これによりプログラム時間を高速化する。
この疑似パス機能を実現する手段として、ベリファイ動作の結果、フェイルとなったメモリセルトランジスタのビット数をカウントする回路技術が必要となる。この回路が、図1におけるフェイルサーチチェーン50、リセット命令部60、及びリセット部40である。
<プログラムシーケンスの詳細について>
次に、上記プログラムシーケンスの詳細について、図4を用いて説明する。図4は、NAND型フラッシュメモリ1のデータ書き込み動作のフローチャートであり、特に疑似パス機能を実現するための手法に特に着目したものである。
(ステップS10)
まず第1のステップS10として、プログラム動作を行われる。プログラム動作は、周知の方法によって実行可能である。
(ステップS20)
引き続き第2のステップS20として、ベリファイ動作が行われる。ベリファイ動作も、周知の方法によって実行可能である。ベリファイ動作では、プログラムを行ったメモリセルトランジスタMTに対して内部的にデータの読み出しが行われる。そして各ビットに対応して設けられたセンスアンプ20にベリファイ結果が格納される。
(ステップS30)
その後第3のステップS30として、検知動作が行われる。検知動作では、ベリファイの結果を、センスアンプ20からフェイルレジスタ33に転送し、フェイルビットの数をカウントして、予め設定されたビットエラー許容数NFとの比較を行う。検知動作は以下の通りに実行される。
まず、フェイルレジスタ33のリセットが行われる(ステップ31)。すなわち、例えば制御部が信号TRST及びCOLAを“H”レベルとする。その結果、信号RRSTの全てがアサート(本例の場合には“H”レベル)され、フェイルレジスタ33の全てがリセットされる。前述の通りフェイルレジスタ33は、リセットされた状態では信号FIを“L”レベル(フェイルの不存在を意味する論理レベル)とする。その後、制御部は信号TRST及びCOLAを共に“L”レベルとする。
次にフェイルレジスタ33へパス・フェイル情報がセットされる(ステップS32)。すなわち、例えば制御部が信号TSETを“H”レベルとして、MOSトランジスタ32をオン状態とする。その結果、ORゲート31−0〜31−nの演算結果が、それぞれフェイルレジスタ33−0〜33−nにセットされる。すなわち、あるカラムCに1つでもフェイルビットがあれば、対応するフェイルレジスタ33には“H”レベルがセットされる。そして、“H”レベルのセットされたフェイルレジスタ33の出力する信号FIは“H”レベル(フェイルの存在を意味する論理レベル)となる。
次に、例えば制御部が信号STRTを“H”レベルとすることで、フェイルのあるカラムCのサーチが開始される(ステップS33)。フェイルの有無は、信号FLAGによって判断される。すなわち、カラムC0〜Cnの全てにフェイルが無ければ、信号FLAGが“L”レベルとなり(ステップS34、NO)、プログラムはパスする。そしてプログラムシーケンスは終了する。
カラムC0〜Cnの少なくともいずれかにフェイルが存在すれば、信号FLAGは“H”レベルとなる(ステップS34、YES)。この場合、あるカラムCk(kは0〜nのいずれかを取る変数)にフェイルがあると、信号PoF<0>〜PoF<k−1>が“H”レベル、信号PoF<k>〜PoF<n−1>が“L”レベルとなり、また信号PFB<k>=“H”レベルとなる。但し、カラムCkは、フェイルのあるカラムCiのうち、サフィックスiの最も小さいものである(複数のカラムにフェイルがある場合)。言い換えれば、フェイルのあるカラムCのうちで、最もカラムアドレスの小さいものである。また別の言い方をするならば、フェイルのあるカラムCのうちで、論理ゲート51の直列接続において最も入力側に近い論理ゲート51に対応付けられたものである。このように、信号PoFが、カラムCkを境に“H”レベルから“L”レベルに変化すること、及び/または信号PFB<k>が“H”レベルであることにより制御部は、少なくともカラムCkにフェイルがあることを認識する。
次に制御部は、フェイルビットカウントを実行する(ステップS36)。本ステップは、例えば図1では図示を省略した検出回路によって行われ、検出回路は、ステップS35で特定されたカラムCkの各ビットを調査し、フェイルビット数をカウントする。そしてカウントされたフェイルビット数を、その内部に有する累積加算レジスタに加算する。本ステップも、周知の手法によって実行可能である。
次に制御部は、フェイル数判定を行う(ステップS37)。本ステップにおいて制御部は、累積加算レジスタに格納された累積フェイルビット数が、予め定められたビットエラー許容数NFを超えているかどうか判定する。もし超えていれば(ステップS37、YES)、制御部はプログラム・ピリオドの繰り返し回数(ループ数)が設定値以内であれば(ステップS40、NO)、ステップS10に戻って次のプログラム・ピリオドに遷移する。他方、設定値を超えていれば(ステップS40、YES)、プログラムはフェイルとなる。そしてプログラムシーケンスは終了する。
ステップS37において、累積フェイルビット数が、予め定められたビットエラー許容数NFを超えていなければ(ステップS37、NO)、次に制御部は、フェイルレジスタのリセットを行う(ステップS38)。すなわち制御部は、信号TRSTを“H”レベルとする。信号COLAは“L”レベルのままである。これにより、ステップS36でフェイルビットカウントの実行されたカラムCkに対応する信号RRST<k>が“H”レベルとなり、フェイルレジスタ33−kがリセットされる。その他のレジスタ33についてはリセットされない。そしてステップS34に戻る。
以上のように検知動作は、信号FLAGが“H”レベルであった場合には、まずフェイルのあるいずれか1つのカラムCkを特定して、当該カラムCk内のフェイルビット数をカウントする。これを、フェイルのある全てのカラムCについて実行し、フェイルビット数の累積値がある設定値を超えなければ、プログラムはパスする。
<検知動作の具体例について>
次に、上記検知動作時における保持部30、フェイルサーチチェーン50、及びリセット命令部60の動作の具体例について、図5乃至図7を用いて説明する。図5乃至図7は、保持部30、フェイルサーチチェーン50、及びリセット命令部60の回路図であり、特に本説明に必要な部分のみを示したものである。
(フェイルが無い場合)
まず、フェイルが無い場合について、図5を用いて説明する。フェイルが無い場合、信号FIは全て“L”レベルである。この状態において信号STRTが“L”レベルから“H”レベルになることでフェイルの検知が開始される。すると、まず論理ゲート51−0の演算結果が“H”レベルとなり、これに基づいて論理ゲート51−1の演算結果が“H”レベルとなり、これに基づいて論理ゲート51−2の演算結果が“H”レベルとなり、以下、論理ゲート51−nまで同様である。つまり、信号STRTとして入力された“H”レベルが、論理ゲート51−0から論理ゲート51−nまで順次転送される。その結果、信号FLAGは“L”レベルとなり(図4のステップS34、NO)、制御部はフェイルが存在しないことを認識する。
(フェイルがある場合)
次に、フェイルがある場合について、例えばカラムC2及びC(n−1)にフェイルがある場合を例に用いて、図6及び図7を参照しつつ説明する。
まず図6に示すように、フェイルレジスタ33−2、33−(n−1)にフェイルが格納されているので、信号FI<2>、FI<n−1>が“H”レベルとなる。この状態において信号STRTが“L”レベルから“H”レベルになることでフェイルの検知が開始される。すると、信号PoF<0>、PoF<1>は共に“H”レベルとなるが、信号FI<2>が“H”とされているので、信号PoF<2>〜PoF<n−1>は“L”レベルとなる。その結果、信号FLAGが“H”レベルとなり(図4のステップS34、YES)、制御部はいずれかのカラムにフェイルがあることを認識する。
ここで、信号PoFは、PoF<1>までが“H”レベル、PoF<2>以降が“L”レベルとなり、フェイルが存在するカラムC2に対応するフェイルレジスタ33−2を境に信号PoFの論理レベルが変化している。そしてこの信号PoFの境界を論理的に示しているのが信号PFB(Pass Fail Border)である。この信号PFBは、信号FIと信号PoFの論理積演算結果であり、3番目のフェイルレジスタ33−2の信号FI<2>と信号PoF<1>の両方が“H”レベルとなっているので、信号PFB<2>が“H”レベルとなる(図4のステップS35、j=2)。他方、FI<0>、FI<1>は“L”レベルであるのでPFB<0>、PFB<1>は“L”レベルであり、またPoF<2>〜PoF<n−1>が“L”レベルなのでPFB<3>〜PFB<n>も“L”レベルである。そして制御部は、信号PFB<2>が“H”レベルであることから、3番目のカラムC2にフェイルがあることを認識し、カラムC2に対してフェイルビットカウントを行う(ステップS36)。
フェイルビットカウントの後、制御部はフェイルレジスタ33−2をリセットする(ステップS38)。すなわち制御部は、信号TRSTを“H”レベルとする。すると、信号PFB<2>が“H”レベルであるので、信号RRST<2>のみが“H”レベルとなり、フェイルレジスタ33−2のみがリセットされる。その他の信号RRST<0>、RRST<1>、RRST<3>〜RRST<n>は、信号PFB<0>、PFB<1>、PFB<3>〜PFB<n>が“L”レベルであるので、“L”レベルを維持する。よってフェイルレジスタ33−0、33−1、33−3〜33−nはリセットされない。
図6の処理の後の状態が図7である。フェイルレジスタ33−2がリセットされた後も、フェイルレジスタ33−(n−1)にフェイルが残っているので、信号FLAGは“H”レベルを維持する(ステップS34、YES)。しかし、フェイルレジスタ33−2がリセットされているので、信号PoFは、PoF<0>からPoF(n−2)までが“H”レベルとなり、PFB<n−1>が“H”レベルとなる。よって制御部は、カラムC(n−1)に対してフェイルビットカウントを行い、引き続きPFB<n−1>を用いてフェイルレジスタ33(n−1)をリセットする。
以上の結果、フェイルレジスタ33の全てにフェイルは存在しなくなる。すなわち、図5と同様の状態となって信号FLAGは“L”レベルとなる(ステップS34、NO)。
(フェイルがある場合の動作タイミング)
上記カラムC2及びC(n−1)にフェイルがある場合における処理時の動作タイミングについて、図8を用いて説明する。図8は、信号COLA、TRST、TSET、STRT、FI<0>〜FI<3>、FI<n−1>、FI<n>、PoF<0>〜PoF<3>、PoF<n−1>、FLAG、PFB<0>〜PFB<3>、PFB<n−1>、及びPFB<n>のタイムチャートである。
・時刻t1
まず、制御部は信号COLA(カラム一括選択信号)と、信号TRST(フェイルレジスタリセット信号)とを“H”レベルにして、全てのフェイルレジスタ33の出力(信号FI<0>〜FI<n>)をリセットする。これによって、フェイルサーチチェーン50における各ステージの出力であるPoFが全て“H”レベルとなる。
・時刻t3
次に時刻t3において制御部は、信号TSET(フェイルレジスタセット信号)を“H”レベルとして、各センスアンプ20からフェイルレジスタ33にフェイル情報をセットする。これにより、カラムC2に対応する信号FI<2>と、カラムC(n−1)に対応する信号FI<n−1>が“H”レベルとなる。
・時刻t5
次に時刻t5において制御部は、信号STRT(フェイルサーチ開始信号)を“H”レベルとすることにより、フェイルサーチを開始する。信号STRTが“H”レベルとなることで、フェイルサーチチェーン50の各ステージを順次、信号PoFが伝播し、フェイル情報(FI)が“H”レベルである最初のカラム(本例の場合カラムC2)でPoFが“L”レベルとなり、これ以降のPoFは全て“L”レベルに変化する。その結果、信号FLAGは“L”レベルとなる。
カラムC2のPoF<2>が“L”レベルとなったことで、信号PFB<2>も“H”レベルとなる。よって制御部は、カラムC2に対してフェイルビットカウントを開始する。フェイルビットカウントでは、当該カラムC2に所属する各ビットを調査し、フェイルが格納されたビット数をカウントして累積加算レジスタに格納する。そして制御部は、累積されたフェイル数をフェイルビット許容数NFと比較し、これを超えていなければ次のステップに進む。
・時刻t7
カラムC2についてのフェイルビットカウントが終了すると、時刻t7において制御部は、信号TRSTを“H”レベルとして、信号PFBが“H”レベルであるカラム(本例ではカラムC2)のフェイルレジスタ33−2(FI<2>)をリセットする。信号FI<2>がリセットされることで、信号PoF<2>が“L”レベルに戻り、フェイルサーチチェーン50の伝播が再開される。
・時刻t9
伝播再開後、カラムC(n−1)の信号PoF<n−1>は、信号FI<n−1>が“H”レベルであるので、“L”レベルのままである。そして信号PFB<n−1>が“H”レベルとなり、カラムC(n−1)についてのフェイルビットカウントが開始される。
・時刻t11
カラムC(n−1)についてのフェイルビットカウントが終了すると、時刻t11において制御部は、信号TRSTを“H”レベルとして、フェイルレジスタ33−(n−1)(FI<n−1>)をリセットする。信号FI<n−1>がリセットされることで、信号PoF<n−1>が“L”レベルに戻り、フェイルサーチチェーン50の伝播が再開される。
・時刻t12
時刻t11でフェイルレジスタ33−2がリセットされた結果、フェイルサーチチェーン50では、“H”レベルの信号PoFが最終段の論理ゲート51−nまで伝播し、信号FLAGが“L”レベルとなる。その結果、全カラムのフェイルサーチが終了する。
<効果>
上記のように、本実施形態に係る半導体記憶装置であると、データの書き込み速度を向上出来る。本効果について、以下説明する。
NAND型フラッシュメモリ等の半導体メモリは、モバイル機器等において画像や動画などの大容量のデータを扱う用途の増加と共に、その需要が急増している。そしてメモリ領域の大容量化に伴い、メモリセルの微細化が進み、その歩留まりと信頼性が問題となっている。これに対して、メモリセルへの書き込み及びメモリセルからの読み出しに、ある確率でエラーが発生することを補う技術として、ECC技術が広く使用されている。
また、メモリチップにおいては、メモリセルに対する書き込みが正しく行われたか否かを確認するベリファイ動作が行われ、書き込みが不十分なメモリセルに対しては再度書き込みが行われる。この際、疑似パス機能を採用することで、書き込み速度の短縮が試みられている。
そして背景技術で述べた通り、疑似パス機能を実現するための技術として、二分法(バイナリ・サーチ)を用いた回路技術が知られている。二分法を用いた方法は、大まかには次の通りである。
まず、カラム毎に設けられたフェイルレジスタを、2つのグループに分け、いずれか一方のグループに属するフェイルレジスタを選択して、パス・フェイル情報を読み出す。もし選択したグループに属するフェイルレジスタにフェイルがあれば、このグループを更に2つのグループに分け、いずれか一方のグループに属するフェイルレジスタを選択して、パス・フェイル情報を読み出す。非選択のグループに属するフェイルレジスタにフェイルがあれば、このグループにつき同様の処理を行う。以上の処理を、1グループ内に含まれるカラム数が1つになるまで繰り返すことで、フェイルの存在するカラムを特定する。
しかしながら本方法では、カラムの特定に非常に時間がかかる。また、フェイルレジスタの選択は、カラムアドレスを用いて行う。つまり、検知動作時に更に別のカラムアドレスを受信することが出来ない。従って、検知動作時にキャッシュリード動作等により外部からのカラムアドレスを受け付ける場合には、検知動作を一旦停止させるか、または検知動作を中断して最初からやり直す必要がある。
この点、本実施形態に係る構成であると、まずフェイルサーチチェーン50を設けることで、フェイルの存在するカラムの有無を判定(信号FLAG=“H”/“L”)し、リセット命令部60を設けることで、フェイルの存在するカラムを特定(信号PFB=“H”)している。
フェイルサーチチェーン50は論理ゲートの直列接続によって構成され、そして論理ゲート51を順次伝播する信号PoFの論理レベルが、フェイルの存在するカラムの前後で反転するように構成されている。またリセット命令部60は、各カラムに対応する論理ゲート61の集合によって構成され、信号PoFの論理レベルが反転する位置において、信号PFBを特定の論理レベル(本実施形態では“H”レベル)とするように構成されている。
従って本構成によれば、信号TRSTをアサートして検知動作を開始すると、即座に最初のフェイルの存在するカラムを特定出来る。そして当該カラムについてフェイルビットカウントを行って、対応するフェイルレジスタをリセットすると、即座に次のフェイルの存在するカラムを特定出来る。よって、検知動作を高速化出来る。
また、検知動作におけるカラムの特定は、信号PoFの伝播によって行われるので、カラムアドレスを必要としない。従って、検知動作中であっても外部から別のカラムアドレスを受け付けることが出来、キャッシュリード等が可能となる。
[第2の実施形態]
次に、この発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。本実施形態は、上記第1の実施形態におけるフェイルサーチチェーン50の論理ゲート51を変形したものである。その他の構成は第1の実施形態と同様であるので、以下では第1の実施形態と異なる点についてのみ説明する。
<構成>
図9は、本実施形態に係るNAND型フラッシュメモリ1のブロック図である。図示するように本実施形態に係る構成は、第1の実施形態で説明した図1において、フェイルサーチチェーン50に以下の変更を加えたものである。すなわち、
・偶数段の論理ゲート51−0、51−2、51−4、…51−(n−1)を、NANDゲートに置き換える。
・上記NANDゲートの演算結果を、信号PoFの反転信号/PoFとする。
・奇数段の論理ゲート51−1、51−3、51−5、…51−nを、NORゲートに置き換える。
なお、リセット命令部60に変更は無い。図9では、奇数段のカラムに対応する論理ゲート61−1、61−3、…61−nの一方の入力端に、信号反転を意味する丸印が記載されているが、これは前段のカラムから与えられる信号が、信号PoFの反転信号/PoFだからである。リセット命令部60自体の動作は、第1の実施形態と同じである。
<動作>
本実施形態に係るプログラムシーケンスは、第1の実施形態で説明した図3及び図4と同様である。以下では、検知動作時における保持部30、フェイルサーチチェーン50、及びリセット命令部60の動作の具体例について、図10乃至図12を用いて説明する。図10乃至図12は、保持部30、フェイルサーチチェーン50、及びリセット命令部60の回路図であり、特に本説明に必要な部分のみを示したものである。
(フェイルが無い場合)
まず、フェイルが無い場合について、図10を用いて説明する。フェイルが無い場合、信号PoF<0>〜PoF<n−1>の全てが“H”レベルとなる。すなわち、偶数段の論理ゲート(NANDゲート)51は信号/PoF=“L”レベルを出力し、奇数段の論理ゲート(NORゲート)51は信号PoF=“H”レベルを出力する。その結果、信号FLAGが“L”レベルとなる。当然ながら信号PFB<0>〜PFB<n>は全て“L”レベルである。
(フェイルがある場合)
次に、フェイルがある場合について、図6及び図7の例と同様に、例えばカラムC2及びC(n−1)にフェイルがある場合を例に用いて、図11及び図12を参照しつつ説明する。
まず図11に示すように、信号FI<2>、FI<n−1>が“H”レベルである。すると、信号/PoF<0>は“L”レベルとなり、PoF<1>は“H”レベルとなる。つまりフェイルサーチチェーン50において、“H”レベルの信号PoFが、論理ゲート51−2まで伝播する。しかし、信号FI<2>が“H”とされているので、論理ゲート51−2の出力/PoF<2>は“H”レベルとなる。すなわち、信号PoF<2>=“L”レベルとなる。そしてそれ以降の論理ゲート51−3〜51−(n−1)の出力も、信号PoF<3>〜PoF<n−1>=“L”レベルとなるような論理レベルとなる。その結果、信号FLAGが“H”レベルとなる。
また、信号PoF<1>=“H”レベルであるので、信号PFB<2>が“H”レベルとなり、フェイルビットカウントの後、フェイルレジスタ33−2がリセットされる。
その後の状態が図12である。図示するように、論理ゲート51−0〜51−(n−2)の出力は、信号PoF<0>〜PoF<n−2>が“H”レベルとなるような論理レベルとなる。つまり、“H”レベルの信号PoFが、論理ゲート51−(n−1)まで伝播する。しかし、信号FI<n−1>が“H”レベルであるので、論理ゲート51−(n−1)の出力/PoF<n−1>が“H”レベルとなる。すなわち、信号PoF<n−1>=“L”レベルとなる。よってカラムC(n−1)に対してフェイルビットカウントが行われ、引き続きPFB<n−1>を用いてフェイルレジスタ33−(n−1)がリセットされる。
以上の結果、フェイルレジスタ33の全てにフェイルは存在しなくなる。すなわち、図10と同様の状態となって信号FLAGは“L”レベルとなる。
<効果>
本実施形態に係る構成であると、第1の実施形態と同様の効果が得られると共に、NAND型フラッシュメモリ1の回路面積を削減出来る。
通常、ANDゲートをCMOS等で構成する場合には、NANDゲートとインバータとの二段構成となる。従って、フェイルサーチチェーン50をANDゲートで構成した場合のクリティカルパスは、必要なカラム数の2倍の段数の論理ゲートによって構成される。
これに対して本実施形態に係る構成では、フェイルサーチチェーン50の論理ゲート51を、NANDゲートとNORゲートとによって構成している。従って、各カラムのチェーンユニットは1段の論理ゲートによって構成可能となる。つまり、必要なカラム数と同数の論理ゲートによって構成出来る。その結果、フェイルのあるカラムの特定に要する時間をより短縮出来、更に動作時における消費電流やピーク電流を低減出来る。
以上のように、この発明の第1、第2の実施形態に係る半導体記憶装置は、メモリセルMTと、複数の保持回路(フェイルレジスタ33−0〜33−n)と、論理ゲートチェーン(フェイルサーチチェーン50)とを備える。メモリセルは、ロウ及びカラムCに関連付けられ、データを保持可能とされる。保持回路33−1〜33−nの各々は、いずれかのカラムCに対応付けられ、それぞれ対応するカラムCにおけるベリファイ・フェイルの有無を示す第1情報(信号FI<0>〜FI<n>を保持可能とされる。論理ゲートチェーン50は、それぞれがいずれかのカラムCに対応付けられ、且ついずれかのカラムCにおけるベリファイ・フェイルの有無を示す論理レベルPoF<0>〜PoF<n−1>(または/PoF)を次段に出力するように直列接続された複数の第1論理ゲート51−0〜51−nを含む。そして論理ゲートチェーン50は、各々の第1論理ゲート51−0〜51−nの出力する論理レベルPoF(または/PoF)の示す内容が、ベリファイ・フェイルのあるカラムCに対応する第1論理ゲート51を境界にして反転するように構成されている。
そして第1論理ゲート51−iの各々は、対応する保持回路33の保持する第1情報FI<i>と、前段の第1論理ゲート51−(i−1)の出力との論理演算を行う。そして、前段の第1論理ゲート51−(i−1)の出力する論理レベルPoF<i−1>がベリファイ・フェイルの無いことを示す場合、第1情報FI<i>に基づいて論理レベルPoF<i>を決定する。他方、前段の第1論理ゲート51−(i−1)の出力する論理レベルPoF<i−1>がベリファイ・フェイルの有ることを示す場合、第1情報FI<i>にかかわらず、ベリファイ・フェイルの有ることを示す論理レベルPoF<i>を出力する。
また、この発明の第1、第2の実施形態に係る半導体記憶装置は、メモリセルMTと、第1保持回路(フェイルレジスタ33−0)と、第2保持回路(フェイルレジスタ33−1)とを備える。第1保持回路33−0は、第1カラムC0に対応付けられ、第1カラムC0におけるベリファイ・フェイルの有無を示す第1情報FI<0>を保持可能とされる。第2保持回路33−1は、第2カラムC1に対応付けられ、第2カラムC1におけるベリファイ・フェイルの有無を示す第2情報FI<1>を保持可能とされる。第1論理ゲート51−0は、第1情報FI<0>に応じて、ベリファイ・フェイルの有無を示す第1信号PoF<0>(または/PoF<0>)を出力する。第2論理ゲートは、第2情報FI<1>及び第1信号PoF<0>に応じて、ベリファイ・フェイルの有無を示す第2信号PoF<1>を出力する。そして第2論理ゲート51−1は、第1信号PoF<0>がベリファイ・フェイルの有ることを示す場合(PoF<0>=“L”、または/PoF<0>=“H”)には、第2情報FI<1>に関わらずベリファイ・フェイルの有ることを示す第2信号(PoF<1>=“L”)を出力し、第1信号が前記ベリファイ・フェイルの無いことを示す場合(PoF<0>=“H”、または/PoF<0>=“L”)には、前記第2情報FI<1>に応じて第2信号PoF<1>を出力する。
以上の構成により、半導体記憶装置におけるデータの書き込み速度を向上出来る。なお、上記フェイルサーチチェーン50の構成は、第1、第2の実施形態で説明した回路に限られるものではない。すなわち、各カラムに対応した回路ブロックが直列接続され、回路ブロックの出力が、最もカラムアドレスの小さいフェイルで反転するような構成であれば良い。ここで「反転」なる意味は、単に“H”から“L”、または“L”から“H”という意味では無く、その信号が指し示す内容(フェイルの有無)が反転する、という意味である。
また、上記第1、第2の実施形態は、各メモリセルトランジスタMTが2ビット以上のデータを保持可能な場合であっても良い。例えば、まず下位ビットにつき書き込みが行われ、次に上位ビットにつき書き込みが行われる場合(2ビットの場合)、検知動作(ステップS30)は各ビットについて行われても良いし、または上位ビットまで書き込んだ後にのみ行っても良い。また、フェイルをバイト単位で扱うような場合には、図4においてフェイルビットカウント(ステップS36)は不要であり、ステップS37においてフェイルカラム数をカラムエラー許容数と比較すれば良い。
更に上記第1、第2の実施形態では、データの書き込み動作時における検知動作を例に説明した。しかし、同様の動作がデータの消去時にも適用出来る。例えばデータの消去後、メモリセルトランジスタMTの閾値が十分に低下しているかを確認するため、消去ベリファイを行う。この後の検知動作にも、上記第1、第2の実施形態が適用出来る。更に、消去の後、書き込み(weak programまたはsoft programとも呼ばれる)を行って、メモリセルトランジスタの閾値を適切なレンジ内に設定する方法も知られている。そしてこの書き込みの後、消去ベリファイを行い、その後検知動作が行われるが、この検知動作にも上記第1、第2の実施形態が適用出来る。
また、上記第1、第2の実施形態ではNAND型フラッシュメモリの場合を例に挙げたが、例えばNOR型、DINOR型、AND型フラッシュメモリであっても良い。またフラッシュメモリに限らず、磁気抵抗素子をメモリセルに用いた磁気ランダムアクセスメモリ(Magnetic Random Access Memory)や、可変抵抗素子を用いたReRAM(Resistance Random Access Memory)等、半導体メモリ全般に適用可能である。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。
1…フラッシュメモリ、10…メモリセルアレイ、11…NANDセル、20…センスアンプ、30…保持部、31、42…ORゲート、32…MOSトランジスタ、33…レジスタ、40…リセット部、41…ANDゲート、50…フェイルサーチチェーン、51、61…論理ゲート、60…リセット命令部

Claims (12)

  1. ロウ及びカラムに関連付けられ、データ保持可能な複数のメモリセルと、
    いずれかの前記カラムに対応付けられ、それぞれ対応する前記カラムにおけるベリファイ・フェイルの有無を示す第1情報を保持可能な複数の保持回路と、
    それぞれがいずれかの前記カラムに対応付けられ、且ついずれかの前記カラムにおけるベリファイ・フェイルの有無を示す論理レベルを次段に出力するように直列接続された複数の第1論理ゲートを含む論理ゲートチェーンと
    を具備し、前記論理ゲートチェーンは、各々の前記第1論理ゲートの出力する論理レベルの示す内容が、ベリファイ・フェイルのある前記カラムに対応する前記第1論理ゲートを境界にして反転するように構成されている
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1論理ゲートの各々は、対応する前記保持回路の保持する前記第1情報と、前段の前記第1論理ゲートの出力との論理演算を行い、
    前記前段の第1論理ゲートの出力する前記論理レベルが前記ベリファイ・フェイルの無いことを示す場合、前記第1情報に基づいて前記論理レベルを決定し、且つ
    前記前段の第1論理ゲートの出力する前記論理レベルが前記ベリファイ・フェイルの有ることを示す場合、前記第1情報にかかわらず、前記ベリファイ・フェイルの有ることを示す前記論理レベルを出力する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記境界に位置する前記第1論理ゲートに対応する前記保持回路をリセット可能に構成されたリセット命令部を更に備える
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 前記リセット命令部は、それぞれがいずれかの前記カラムに対応付けられ、且つ対応する前記保持回路をリセットするリセット信号を出力する複数の第2論理ゲートを備え、
    前記第2論理ゲートは、対応する前記保持回路の保持する前記第1情報と、対応する前記第1論理ゲートの前段の前記第1論理ゲートの出力とに基づいて、前記境界に相当する前記第2論理ゲートのみが、前記リセット信号を出力する
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 前記リセット命令部は、前記保持回路を順次リセットすることにより、前記ベリファイ・フェイルの無いことを示す内容の前記論理レベルを、前記論理ゲートチェーンにおける最終段の前記第1論理ゲートまで伝播させる
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
  6. 前記論理ゲートチェーンにおける前記第1論理ゲートの出力に基づいて、前記メモリセルについてのベリファイ結果が判断される
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  7. 前記カラムの各々は、複数のビットを含んで構成され、
    前記ベリファイ・フェイルの有ることを示す第1情報を保持する保持回路に対応するカラムにつき、フェイルビット数を検出する検出回路を更に備える
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  8. ロウ及びカラムに関連付けられ、データ保持可能な複数のメモリセルと、
    第1カラムに対応付けられ、前記第1カラムにおけるベリファイ・フェイルの有無を示す第1情報を保持可能な第1保持回路と、
    第2カラムに対応付けられ、前記第2カラムにおけるベリファイ・フェイルの有無を示す第2情報を保持可能な第2保持回路と、
    前記第1情報に応じて、前記ベリファイ・フェイルの有無を示す第1信号を出力する第1論理ゲートと、
    前記第2情報及び前記第1信号に応じて、前記ベリファイ・フェイルの有無を示す第2信号を出力する第2論理ゲートと
    を具備し、前記第2論理ゲートは、前記第1信号が前記ベリファイ・フェイルの有ることを示す場合には、前記第2情報に関わらず前記ベリファイ・フェイルの有ることを示す第2信号を出力し、前記第1信号が前記ベリファイ・フェイルの無いことを示す場合には、前記第2情報に応じて前記第2信号を出力する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  9. 前記第1、第2保持回路をリセット可能なリセット命令部を更に備える
    ことを特徴とする請求項8記載の半導体記憶装置。
  10. 前記リセット命令部は、前記第1情報に基づいて前記第1保持回路をリセットする第1リセット命令を発行する第3論理ゲートと、
    前記第2情報と、前記第1信号とに基づいて前記第2保持回路をリセットする第2リセット命令を発行する第4論理ゲートと
    を備え、前記第4論理ゲートは、前記第1信号が前記ベリファイ・フェイルの有ることを示す場合には、前記第2リセット命令を発行せず、前記第1信号が前記ベリファイ・フェイルの無いことを示す場合には、前記第2情報に基づいて前記第2リセット命令を発行する
    ことを特徴とする請求項9記載の半導体記憶装置。
  11. 前記第1、第2論理ゲートの出力に基づいて、前記メモリセルについてのベリファイ結果が判断される
    ことを特徴とする請求項8記載の半導体記憶装置。
  12. 前記カラムの各々は、複数のビットを含んで構成され、
    前記ベリファイ・フェイルを示す第1、第2情報を保持する保持回路に対応するカラムにつき、フェイルビット数を検出する検出回路を更に備える
    ことを特徴とする請求項8記載の半導体記憶装置。
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