JP2001344986A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

Info

Publication number
JP2001344986A
JP2001344986A JP2000167649A JP2000167649A JP2001344986A JP 2001344986 A JP2001344986 A JP 2001344986A JP 2000167649 A JP2000167649 A JP 2000167649A JP 2000167649 A JP2000167649 A JP 2000167649A JP 2001344986 A JP2001344986 A JP 2001344986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
internal
signal
column
sense amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000167649A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoshi Futatsuya
知士 二ッ谷
Yoshikazu Miyawaki
好和 宮脇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000167649A priority Critical patent/JP2001344986A/ja
Priority to US09/729,415 priority patent/US6483748B2/en
Priority to KR10-2001-0005815A priority patent/KR100397410B1/ko
Priority to TW090102752A priority patent/TW507202B/zh
Publication of JP2001344986A publication Critical patent/JP2001344986A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
    • G11C7/1069I/O lines read out arrangements
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/06Sense amplifiers; Associated circuits, e.g. timing or triggering circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1051Data output circuits, e.g. read-out amplifiers, data output buffers, data output registers, data output level conversion circuits
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
    • G11C7/1078Data input circuits, e.g. write amplifiers, data input buffers, data input registers, data input level conversion circuits

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Memory System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップ占有面積の低減されたバックグラウン
ド・オペレーション機能付き不揮発性半導体記憶装置を
提供する。 【解決手段】 複数のメモリバンク(B♯1−B♯4)
に対しデータを外部へ読出すための外部読出用センスア
ンプ(15)と内部動作用のデータ読出のための内部ベ
リファイセンスアンプ(25)とを別々に設ける。好ま
しくはこの内部ベリファイセンスアンプは、メモリブロ
ックの所定数ごとに設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不揮発性半導体
記憶装置に関し、特に、内部での消去/書込動作中に、
外部へデータを読出すバックグラウンド・オペレーショ
ン・モードで動作可能な不揮発性半導体記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図17は、従来の不揮発性半導体記憶装
置の構成を概略的に示す図である。図17において、従
来の不揮発性半導体記憶装置は、複数のバンクB♯1−
B♯4を含む。これらのバンクB♯1−B♯4の各々
は、行列状に配列される複数の不揮発性メモリセルを有
するメモリアレイMAと、与えられたアドレス信号をプ
リデコードするプリデコーダPDと、プリデコーダPD
からのロウプリデコード信号をデコードし、メモリアレ
イMAのアドレス指定された行を選択するためのロウデ
コーダRDと、プリデコーダPDからのコラムプリデコ
ード信号をデコードし、メモリアレイMAのアドレス指
定された列を選択する列選択信号を生成するカラムデコ
ーダCDと、カラムデコーダCDからの列選択信号に従
ってメモリアレイMAの対応の列を選択するためのYゲ
ートYGを含む。バンクB♯1−B♯4は、個々にアド
レス指定することができる。
【0003】この不揮発性半導体記憶装置は、さらに、
制御信号CTLに従って外部からのアドレス信号ADを
取込みかつ内部アドレス信号を生成してバンクB♯1−
B♯4へ与えるアドレスバッファ1と、外部装置との間
でデータの入出力を行なうためのデータバッファ2と、
データバッファ2からの内部書込データを受けて格納す
る書込データバッファ4と、バンクB♯1−B♯4それ
ぞれに対応して設けられ、対応のバンクの選択メモリセ
ルへ書込データを伝達しかつ選択メモリセルからのデー
タを読出す書込回路およびセンスアンプブロック5a−
5dと、アドレスバッファ1からのバンクアドレス信号
に従って指定されたバンクを活性化するためのバンクポ
インタ3と、書込動作時、書込回路およびセンスアンプ
ブロック5a−5dから読出されたベリファイ用データ
と書込データバッファ4に格納された書込データとを受
け、選択バンクにおいて消去が正確に行なわれたかおよ
びデータの書込が正確に行なわれたかを検証するための
消去/書込ベリファイ回路6と、外部からの制御信号C
TLと動作モードを指定するコマンドCMDとバンクポ
インタ3からのバンクアドレス信号とを受け、データバ
ッファ2およびバンクポインタ3の動作を制御するとと
もに、アドレスバッファ1から生成される内部アドレス
信号を内部動作時設定する内部制御回路7を含む。
【0004】制御信号CTLは、チップイネーブル信号
/CE、ライトイネーブル信号/WEおよび出力イネー
ブル信号/OEを含む。コマンドCMDは、データの消
去モード、書込モードなどを指定する。このコマンドC
MDは、データバスを介して与えられる。
【0005】この図17に示す不揮発性半導体記憶装置
は、1個のメモリセルが1個のフローティングゲート型
電界効果トランジスタで構成されるフラッシュメモリで
ある。メモリセルへのデータの記憶は、フローティング
ゲート型電界効果トランジスタのフローティングゲート
への電荷の注入/引抜きによりフローティングゲート型
電界効果トランジスタのしきい値電圧を変化させること
により行なわれる。
【0006】データ読出動作のアクセス時間は、50n
sec(ナノ秒)から200nsecである。一方、消
去/書込動作のためには、メモリセルトランジスタのし
きい値電圧を(ブロック単位で)変化させる必要があ
り、2μs(マイクロ秒)から5s(秒)という比較的
長時間が必要とされる。この消去/書込を行なう内部動
作期間中は、従来、チップ内からデータを外部へ読出す
ことはできなかった。しかしながら、この図17に示す
ように複数のバンクB♯1−B♯4を設けた場合、1つ
のバンクに対し書込/消去の内部動作を行なっている間
に、別のバンクにアクセスしてデータを読出すことがで
きる。この1つのバンクの内部動作実行中に別のバンク
からデータを読出す動作は、BGO(バックグラウンド
・オペレーション)機能と呼ばれる。このBGO機能を
実現するために、後に示すように、外部動作用アドレス
信号および内部動作用アドレス信号がアドレスバッファ
から生成され、また、書込回路およびセンスアンプブロ
ック5a−5dが、バンクB♯1−B♯4それぞれに対
応して設けられる。動作モードに応じて、これらの書込
回路およびセンスアンプブロック5a−5dが、消去/
書込ベリファイ回路6またはデータバッファ2に結合さ
れる。この接続経路の指定が、バンクポインタ3からの
バンク指定信号に従って内部制御回路7の制御の下に実
行される。
【0007】図18は、図17に示す書込回路およびセ
ンスアンプブロック5a−5dに含まれるセンスアンプ
の構成を示す図である。図18において、センスアンプ
は、センスアンプ活性化信号ZSEの活性化時活性化さ
れ、YゲートYGを介して内部データ伝達線900を介
して伝達されるデータを増幅するための電流センス回路
901と、センスアンプ活性化信号ZSEの非活性化時
導通し、ノード907を接地電圧レベルにプリチャージ
するNチャネルMOSトランジスタ902と、ノード9
07上の信号を増幅する2段の縦続接続されるCMOS
インバータ903および904と、外部読出出力活性化
信号EXRDEの活性化時活性化され、CMOSインバ
ータ904から与えられた信号をさらにバッファ(増
幅)処理してデータバッファ2へ伝達する内部出力回路
905と、ベリファイ出力活性化信号VFRDEの活性
化時活性化され、CMOSインバータ904の出力信号
をバッファ(増幅)処理して消去/書込ベリファイ回路
6へ与える内部出力回路906を含む。
【0008】電流センス回路901は、センスアンプ活
性化信号ZSEの活性化時導通し、ノード907へ電流
を供給するPチャネルMOSトランジスタPQ1と、セ
ンスアンプ活性化信号ZSEの活性化時導通し、導通時
電源電圧を伝達するPチャネルMOSトランジスタPQ
2と、MOSトランジスタPQ2と接地ノードの間に接
続されかつそのゲートにセンスアンプ活性化信号ZSE
を受けるNチャネルMOSトランジスタNQ3と、ノー
ド907と内部データデータ線900との間に接続され
かつそのゲートにMOSトランジスタPQ2およびPQ
3のドレインが結合されるNチャネルMOSトランジス
タNQ1と、MOSトランジスタNQ3と並列に接続さ
れかつそのゲートが内部データ伝達線900に接続され
るNチャネルMOSトランジスタNQ2を含む。
【0009】第1の内部出力回路905は、電源ノード
と第1の出力ノードの間に直列に接続されるPチャネル
MOSトランジスタPQ3およびPQ4と、第1の出力
ノードと接地ノードの間に互いに直列に接続されるNチ
ャネルMOSトランジスタNQ4およびNQ5を含む。
MOSトランジスタPQ3およびNQ5のゲートへは、
CMOSインバータ904の出力信号が与えられ、MO
SトランジスタPQ4のゲートへは、外部読出出力活性
化信号EXRDEがインバータを介して与えられる。ま
たMOSトランジスタNQ4のゲートへは、外部読出出
力活性化信号EXRDEが与えられる。
【0010】第2の内部出力回路906は、電源ノード
と第2の出力ノードとの間に直列に接続されるPチャネ
ルMOSトランジスタPQ5およびPQ6と、第2の出
力ノードと接地ノードの間に互いに直列に接続されるN
チャネルMOSトランジスタNQ6およびNQ7を含
む。MOSトランジスタPQ5およびPQ7のゲートへ
は、CMOSインバータ904の出力信号が与えられ
る。MOSトランジスタPQ6のゲートへは、ベリファ
イ出力活性化信号VFRDEがインバータを介して与え
られ、またMOSトランジスタNQ6のゲートへは、ベ
リファイ出力活性化信号VFRDEが与えられる。
【0011】内部データ伝達線900は、YゲートYG
を介して対応のメモリアレイの選択列に結合される。セ
ンスアンプ活性化信号ZSEが非活性状態のHレベルの
ときには、電流センス回路901において、MOSトラ
ンジスタPQ1およびPQ2がオフ状態、MOSトラン
ジスタNQ3がオン状態となる。したがって、MOSト
ランジスタNQ1のゲートがMOSトランジスタNQ3
を介して接地ノードに結合され、MOSトランジスタN
Q1がオフ状態となり、ノード907と内部データ伝達
線900とは分離される。また、MOSトランジスタ9
02がオン状態となり、ノード907は、接地電圧レベ
ルに固定される。
【0012】センスアンプ活性化信号ZSEが活性状態
のLレベルとなると、MOSトランジスタPQ1および
PQ2がオン状態、MOSトランジスタNQ3がオフ状
態となる。また、MOSトランジスタ902がオフ状態
となる。したがってノード907は、MOSトランジス
タPQ1により、電源電圧レベルに向かって充電され
る。また、MOSトランジスタNQ1が、ゲートに電源
電圧をMOSトランジスタPQ2を介して受けてオン状
態となり、ノード907と内部データ伝達線900とを
結合する。したがって、内部データ伝達線905には、
MOSトランジスタNQ1により、電源電圧よりもMO
SトランジスタNQ1のしきい値電圧ぶん低い電圧が伝
達される。YゲートYGにより選択された列のメモリセ
ルのしきい値電圧が低い場合には、このメモリセルを介
して電流が流れ、内部データ伝達線900の電圧レベル
が低下し、MOSトランジスタNQ2がオフ状態とな
り、MOSトランジスタPQ1およびNQ1から電流が
内部データ伝達線900に伝達され、ノード907の電
圧レベルが低下する。
【0013】一方、YゲートYGにより選択されたメモ
リセルのしきい値電圧が高い場合には、選択メモリセル
を介して電流は流れず、内部データ伝達線900は、M
OSトランジスタPQ1およびNQ1により充電された
電圧レベルとなる。応じて、MOSトランジスタNQ2
がオン状態となり、MOSトランジスタNQ1のゲート
を接地電圧レベルに放電する。応じて、MOSトランジ
スタNQ1がオフ状態となり、ノード907は、MOS
トランジスタPQ1により充電されるHレベルを維持す
る。このノード907の電圧レベルが、CMOSインバ
ータ903および904により増幅されて、内部出力回
路905および906へ伝達される。
【0014】内部出力回路905においては、外部読出
出力活性化信号EXRDEがLレベルの非活性状態のと
きには、MOSトランジスタPQ4およびNQ4がオフ
状態であり、この内部出力回路905は、出力ハイイン
ピーダンス状態にある。一方、外部読出出力活性化信号
EXRDEがHレベルの活性状態となると、MOSトラ
ンジスタPQ4およびNQ4がオン状態となり、内部出
力回路905は、CMOSインバータ904から与えら
れた信号を反転してデータバッファ2へ伝達する。デー
タバッファ2が、図17に示す内部制御回路7の制御の
下に活性化され、この内部出力回路905から与えられ
たデータをバッファ処理して外部へ出力する。
【0015】一方、ベリファイ出力活性化信号VFRD
EがLレベルの非活性状態のときには、内部出力回路9
06において、MOSトランジスタPQ6およびNQ6
がともにオフ状態であり、この内部出力回路906は出
力ハイインピーダンス状態にある。ベリファイ出力活性
化信号VFREDがHレベルの活性状態となると、MO
SトランジスタPQ6およびNQ6がオン状態となり、
CMOSインバータ904から与えられた信号をバッフ
ァ処理して消去/書込ベリファイ回路6へ与える。
【0016】消去/書込ベリファイ回路6は、消去動作
モード時においては、この内部出力回路906から与え
られた信号が、消去状態に対応する論理レベルにあるか
否かを識別し、正確に消去が行なわれたかを判定する。
一方、書込動作モード時(プログラムモード時)におい
ては、消去/書込ベリファイ回路6は、内部出力回路9
06から与えられたデータが、書込データに対応する論
理レベルにあるか否かを判定し、正確にデータの書込が
行なわれた否かを判定する。これらの出力活性化信号E
XRDEおよびVFRDEは、バンクポインタから生成
される信号に基づいて内部動作が行なわれるか外部動作
が行なわれるかに従って内部制御回路7により選択的に
活性化される。
【0017】図19は、図17に示すYゲートの構成を
示す図である。図19においては、8ビットのメモリセ
ルから1ビットのメモリセルを選択するYゲートの部分
の構成を示す。図19において、YゲートYGは、内部
データ線DL0−DL3それぞれに対応して設けられ、
それぞれが列選択信号CAL0−CAL3の選択時導通
するNチャネルMOSトランジスタでそれぞれ構成され
る列選択ゲートTR0−TR3と、メモリアレイMAの
内部データ線DL4−DL7それぞれに対応して設けら
れ、列選択信号CAL0−CAL3の選択時導通するそ
れぞれNチャネルMOSトランジスタで構成される列選
択ゲートTR4−TR7を含む。
【0018】内部データ線DL0−DL7は、メモリア
レイMA内の、たとえばビット線であり、各々に一列の
メモリセルが接続される。列アドレスに従って、内部デ
ータ線DL0−DL3の組および内部データ線DL4−
DL7の組の各々において1つの列(内部データ線)が
列選択ゲートTR0−TR3およびTR4−TR7によ
り選択されて、グローバルデータ線GDL0およびGD
L1にそれぞれ結合される。
【0019】YゲートYGは、さらに、グローバルデー
タ線GDL0およびGDL1にそれぞれ対応して設けら
れ、列ブロック選択信号CAU0およびCAU1の活性
化時それぞれ導通して対応のグローバルデータ線GDL
0およびGDL1を内部データ伝達線900へ結合する
NチャネルMOSトランジスタで構成されるブロック選
択ゲートTR8およびTR9を含む。
【0020】この図19に示すYゲートYGにおいて
は、列選択信号CAL0−CAL3に従って、内部デー
タ線DL0−DL3の1ビットおよび内部データ線DL
4−DL7の1ビットの合計2ビットが選択され、グロ
ーバルデータ線GDL0およびGDL1に伝達される。
次いで、列ブロック選択信号CAU0およびCAU1に
従って、グローバルデータ線GDL0およびGDL1の
一方が、内部データ伝達線900を介してセンスアンプ
回路に結合される。この内部データ伝達線900は、ま
た対応の書込回路およびセンスアンプブロック5(5a
−5d)に含まれる書込回路にも結合されており、Yゲ
ートYGを介してデータの読出およびデータの書込が行
なわれる。
【0021】なお、メモリアレイMAは、複数ブロック
に分割され、複数ビットが並列に読出される。この図1
9においては、単に8ビットのメモリセルから1ビット
のメモリセルを選択するための構成を示しているが、一
つの列ブロックに含まれる内部データ線の数および列ブ
ロックの数に応じて、このYゲートYGの規模は拡張さ
れる。
【0022】図20は、図17に示すカラムデコーダC
Dの構成の一例を示す図である。図20において、カラ
ムデコーダCDは、外部読出用バンク指示信号EBP_
Xと内部動作用バンク指示信号IBP_Xを受けてバン
ク指示信号BP_Xを生成するOR回路910と、プリ
デコード信号(またはアドレス信号ビット)A0−A2
をそれぞれ反転して補のプリデコード信号/A0−/A
2を生成するインバータ911−913と、バンク指示
信号BP_Xの活性化時イネーブルされてデコード動作
を行なうカラムデコード回路914−919を含む。
【0023】カラムデコード回路914は、プリデコー
ド信号/A0および/A1とバンク指示信号BP_Xと
を受けて列選択信号CAL0を生成する。デコード回路
915は、プリデコード信号A0および/A1とバンク
指示信号BP_Xを受けて列選択信号CAL1を生成す
る。デコード回路916は、プリデコード信号/A0お
よびA1とバンク指示信号BP_Xとを受けて列選択信
号CAL2を生成する。デコード回路917は、プリデ
コード信号A0およびA1とバンク指示信号BP_Xと
を受けて列選択信号CAL3を生成する。デコード回路
918はプリデコード信号/A2とバンク指示信号BP
_Xとを受けて列ブロック選択信号CAU0を生成す
る。デコード回路919は、プリデコード信号A2とバ
ンク指示信号BP_Xとを受けて列ブロック選択信号C
AU1を生成する。
【0024】これらの列選択信号CAL0−CAL3お
よび列ブロック選択信号CAU0およびCAU1各々に
対しレベル変換回路920が設けられる。このレベル変
換回路920は、高電圧VPを一方動作電源電圧として
受けて、対応の選択信号の電圧レベルを論理レベルを維
持したまま通常動作電源電圧から高電圧VPに変換す
る。書込み動作時、図19に示すようにnチャネルMO
Sトランジスタで構成される列選択ゲートを介して選択
列上に書込高電圧を伝達するために、このレベル変換回
路920を用いて選択信号のレベル変換を行なう。
【0025】プリデコード信号A0−A2は、図17に
示すプリデコーダPDから与えられる。これらのカラム
デコード回路914−919は、AND型デコード回路
であり、バンク指示信号BP_XがHレベルの活性状態
となるとイネーブルされてデコード動作を行なう。プリ
デコード信号A0−A2に従って、列選択信号CAL0
−CAL3の1つと列ブロック選択信号CAU0および
CAU1の一方が選択状態(Hレベル)へ駆動される。
これにより、メモリアレイMAにおいて1つの列(メモ
リセル)が選択される。
【0026】なお、このプリデコード信号A0−A2お
よび/A0−/A2は、アドレス信号ビットであっても
よい。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】図17に示す不揮発性
半導体記憶装置においては、1つのバンクにおいて消去
/書込を行なう内部動作が行なわれているときに、他バ
ンクへアクセスしてデータの読出を行なうことができ
る。しかしながら、このバックグラウンドオペレーショ
ン(BGO)機能を実現するために、バンクそれぞれに
書込回路およびセンスアンプ回路を設ける必要がある。
特に、図18に示すようにセンスアンプにおいては、外
部へのデータ出力用と内部動作用(ベリファイ用)それ
ぞれに対し出力回路を設ける必要があり、センスアンプ
の占有面積が大きくなるという問題が生じる。この不揮
発性半導体記憶装置の使用効率を改善するためにバンク
数を増加させた場合、そのまま、センスアンプの数も増
加し、応じてチップ占有面積が大幅に増大するという問
題が生じる。
【0028】それゆえ、この発明の目的は、バックグラ
ウンド・オペレーション機能を損なうことなくバンク数
が増加してもチップ面積の増大を抑制することのできる
不揮発性半導体記憶装置を提供することである。
【0029】この発明の他の目的は、内部データ読出回
路の数の増加を抑制しつつバンク数を増加させることの
できるバックグラウンド・オペレーション機能を有する
フラッシュメモリを提供することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】この発明に係る不揮発性
半導体記憶装置は、各々が複数の不揮発性メモリセルを
有する複数のメモリバンクと、これら複数のメモリバン
クの所定数のメモリバンクに対応して設けられ、対応の
メモリバンクから読出されたデータをバッファ回路を介
して外部へ出力するための少なくとも1つの外部センス
読出回路と、複数のメモリバンクに対応して外部センス
読出回路と別に設けられ、対応のメモリバンクからのメ
モリセルデータを所定の内部動作のために読出すための
内部動作用センス読出回路とを備える。
【0031】結合回路が各バンクに対応して設けられ、
別々の経路を介して対応のバンクを外部センス読出回路
および内部動作用センス読出回路へ結合する。
【0032】また、好ましくは、内部動作用センス読出
回路は、複数のメモリバンクに共通に設けられる1つの
センスアンプ回路を備える。
【0033】また、好ましくは、内部動作用センス読出
回路は、複数のバンク各々に対応して設けられる複数の
センスアンプ回路を備える。
【0034】この発明の別の観点に従う不揮発性半導体
記憶装置は、行列状に配列される複数の不揮発性メモリ
セルを有するメモリアレイと、このメモリアレイの選択
メモリセルのデータを外部へ読出すための外部センスア
ンプ回路と、この外部センスアンプ回路とは別に設けら
れ、メモリアレイの選択メモリセルのデータを所定の内
部動作のために読出すための内部センスアンプ回路と、
メモリアレイの選択メモリセルを別々の経路を介して外
部センスアンプ回路および内部センスアンプ回路へ結合
するための選択回路を備える。
【0035】好ましくは、この選択回路は、メモリアレ
イの列を第1の列選択信号に従って選択するための第1
の列選択回路と、メモリアレイの列を第2の列選択信号
に従って選択するための第2の列選択回路と、第1の経
路選択信号に従って第1の列選択回路により選択された
列を外部読出用センスアンプ回路とを結合するための第
1の経路選択回路と、第2の経路選択信号に従って第2
の列選択回路により選択された列を内部動作用センスア
ンプ回路に結合するための第2の経路選択回路を備え
る。
【0036】好ましくは、第1および第2の列選択回路
は、メモリアレイの両側に対向して配置される。
【0037】また、これに代えて、好ましくは、選択回
路は、列選択信号に従ってメモリアレイから指定された
列を選択するための列選択回路と、第1の経路選択信号
に従って列選択回路により選択された列を外部センス読
出回路へ結合するための第1の経路選択回路と、第2の
経路選択信号に従って列選択回路により選択された列を
内部動作用センス読出回路へ結合するための第2の経路
選択回路を備える。
【0038】好ましくは、第2の経路選択回路に結合さ
れて、データを選択メモリセルへ書込むための書込回路
がさらに設けられる。
【0039】この発明のさらに他の観点に係る不揮発性
半導体記憶装置は、バックグラウンド・オペレーション
機能付不揮発性半導体記憶装置において、1つのメモリ
セルアレイからの内部データ読出経路を複数個設けたこ
とを特徴とする。
【0040】外部読出用センス読出回路を所定数のメモ
リバンクに対応して設けることにより、メモリバンクそ
れぞれに対応して外部読出用センスアンプを設ける必要
がなく、チップ面積が低減される。
【0041】また、この外部読出用センス読出回路と内
部動作用のセンス読出回路とを別々の経路を介してバン
クに接続することにより、効率的に内部読出用センス読
出回路を配置することができ、レイアウト効率が改善さ
れ、応じてチップ面積が低減される。
【0042】また、メモリアレイの出力経路を複数系統
設けることにより、内部動作用センスアンプおよび外部
読出用センスアンプを効率的に別々に配置することがで
き、応じてチップ面積を効率的に利用してチップ面積を
低減することができる。
【0043】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1に従う不揮発性半導体記憶装置の全体
の構成を概略的に示す図である。図1において、この不
揮発性半導体記憶装置は、従来と同様、複数のバンクB
♯1−B♯4を含む。これらのバンクB♯1−B♯4に
共通に、データバッファ2を介して外部へデータを読出
すための外部読出用センスアンプ15と、内部の書込用
の書込回路および消去/書込ベリファイ用内部ベリファ
イセンスアンプブロック25とが設けられる。
【0044】外部読出用センスアンプ15と書込回路お
よび内部ベリファイセンスアンプブロック25は別々の
経路を介してバンクB♯1−B♯4に結合される。この
別々の経路を介してバンクB♯1−B♯4を外部読出用
センスアンプ15および書込回路および内部ベリファイ
センスアンプブロック25に結合することにより、1つ
のバンクにおいて内部動作(書込/消去動作)が行なわ
れている間に、別のバンクからデータを外部へ読出すこ
とができる。
【0045】書込回路および内部ベリファイセンスアン
プブロック25は、バンクB♯1−B♯4に共通に設け
られているため、ブロック25へはバンクポインタ3か
らのバンク指示信号は与えられず、単に、ある内部動作
用のバンク指示信号の発生時に書込回路および内部ベリ
ファイセンスアンプブロック25が活性化される。これ
らの書込回路および内部ベリファイセンスアンプは、内
部制御回路7からの制御信号に従って、活性化される。
この内部制御回路7による書込回路および内部ベリファ
イセンスアンプブロック25の制御経路を、図1におい
ては破線で示す。
【0046】外部読出用センスアンプ15も、また、バ
ンクB♯1−B♯4に共通に設けられており、外部から
データ読出コマンドまたはチップ活性化信号/CEが与
えられたときに、内部制御回路7の制御の下に活性化さ
れる(この経路は図1に示さず)。また、これに代え
て、外部読出用センスアンプ15は、データ読出を示す
リードコマンドまたはチップ活性化信号/CEが与えら
れたときに、バンク指示信号の活性化に同期して活性化
されてもよい。読出指示信号/OEが与えられると、デ
ータバッファ2に含まれるデータ出力バッファが活性化
されて、データの外部読出が行なわれる。したがって、
データの外部読出のためには、信号/OEおよび/CE
をともに活性化する。
【0047】バンクB♯1−B♯4は、行列状に配列さ
れる複数の不揮発性メモリセルを有するメモリアレイM
A、メモリセル行(ワード線)を選択するためのロウデ
コーダRD、メモリアレイMAの列を選択するための列
選択信号を生成するカラムデコーダCD、およびアドレ
スバッファ1からのアドレス信号をプリデコードするプ
リデコーダPD、およびカラムデコーダCDからの列選
択信号に従ってメモリアレイMAの選択列を外部読出用
センスアンプ15または書込回路および内部ベリファイ
センスアンプブロック25の一方に結合するYゲートY
Gを含む。
【0048】カラムデコーダCD、ロウデコーダRDお
よびプリデコーダPDは、バンクポインタ3からのバン
ク指示信号に従って選択的に活性化される。YゲートY
Gは、従来とは異なり、2つのデータ伝達経路を有して
おり、別々の経路を介して選択列(内部データ線)を外
部読出用センスアンプ15および書込回路および内部ベ
リファイセンスアンプブロック25に結合する。データ
バッファ2、書込データバッファ4および消去/書込ベ
リファイ回路6は、従来と同様、バンクB♯1−B♯4
に共通に設けられる。次に、この図1に示す不揮発性半
導体記憶装置の動作について説明する。
【0049】消去時においては、まず、選択バンクにお
いて消去対象セル領域(セクタまたはブロック)におい
て消去が行なわれる。この消去動作が完了すると、書込
回路および内部ベリファイセンスアンプブロック25が
内部制御回路7の制御に下に活性化され、選択バンクの
消去されたメモリセルデータが内部ベリファイセンスア
ンプにより読出されて消去/書込ベリファイ回路6へ与
えられる。消去/書込ベリファイ回路6において、この
消去されたメモリセルのしきい値電圧が、消去状態に対
応しているか否かの判定が行なわれる。NOR型フラッ
シュメモリにおいては、「消去」状態とは、メモリセル
のしきい値電圧が一定値より低くなることであり、一
方、DINOR型フラッシュメモリにおいては「消去」
状態は、メモリセルのしきい値電圧が一定値よりも高く
なる状態である。
【0050】内部制御回路7は、この消去/書込ベリフ
ァイ回路6の判定結果に従って、消去に必要な電圧を、
選択バンクのワード線、メモリセルのドレイン、ソース
および基板領域に必要な時間与える(消去パルスを与え
る)。この消去/ベリファイサイクルを消去完了まで繰
返す。
【0051】次に、選択メモリセルへデータを書込む動
作について説明する。この書込時においては、まず制御
信号CTLとともに、チップ外部よりコマンドCMDと
して、「書込コマンド」を与える。続いて、制御信号C
TL(ライトイネーブル信号/WEおよびチップイネー
ブル信号/CE)とともに、書込データと書込対象アド
レスADが与えられる。この書込データは、データバッ
ファ2を介して書込データバッファ4にラッチされる
(書込は、複数ビットを一括して行なわれる)。一方、
外部からのアドレス信号ADは、アドレスバッファ1に
よりラッチされて、内部アドレス信号AIが生成され
る。コマンドCMDは内部制御回路7においてデコード
され、データ書込が指定されたことが検出されると、こ
の内部制御回路7は、書込に必要な動作を行なう。
【0052】すなわち、内部制御回路7が、書込データ
バッファ4にラッチされた書込データに従って書込を行
なう。この場合、書込データバッファ4にラッチされた
データが、書込回路および内部ベリファイセンスアンプ
ブロック25の書込回路へ与えられ、書込データがブロ
ック25に含まれる書込回路から、選択バンクに伝達さ
れる。
【0053】内部制御回路7は、バンクポインタ3が生
成するバンク指示信号により指定されるバンクに対し、
ワード線、メモリセルのドレインおよびソースおよび基
板領域に必要な電圧を必要時間与える。すなわちカラム
デコーダCD、ロウデコーダRD、およびメモリアレイ
MAの基板領域(セクタ単位の基板領域)へ必要な時
間、必要なレベルの電圧を与える。
【0054】内部制御回路7は、この書込を行なった
後、書込対象のメモリセルが、要求されるしきい値電圧
に到達しているか否かを検証するために、データの書込
を行なったメモリセルのデータの内部読出を行う。この
場合、ブロック25に含まれる内部ベリファイセンスア
ンプが再び活性化され、書込されたメモリセルデータが
読出され、消去/書込ベリファイ回路6において、メモ
リセルデータが書込データバッファ4にラッチされたデ
ータと一致しているかの判定が行なわれる。この「書込
(プログラム)」は、NOR型フラッシュメモリにおい
ては、メモリセルのしきい値電圧を一定値よりも高くす
ることであり、一方、DINOR型フラッシュメモリに
おいては、この「書込」は、メモリセルのしきい値電圧
を一定値よりも低くすることを示す。内部制御回路7
は、この消去/書込ベリファイ回路6の検証結果に従っ
て、書込が不十分な場合、再び、書込対象メモリセルの
各ノードに必要な電圧を必要な期間与える。この書込時
においては、書込パルスが、各領域に伝達される。
【0055】この書込動作時においては、書込対象とな
るバンクB♯i(i=1−4)は、書込回路および内部
ベリファイセンスアンプブロック25に結合され、また
バンクB♯iはバンクポインタ3からの内部動作用バン
ク指定信号により活性化される。この内部動作時におい
て、外部からデータを読出すリードコマンド(信号/O
Eおよび/CEの活性化)を与え、バンクB♯j(i≠
j)を指定する。このとき、内部制御回路7は、これら
の信号/OEおよび/CEによりリードモードが設定さ
れると、このアドレスバッファ1に与えられた外部から
のアドレス信号AD(AE)が、書込対象のバンクB♯
iと異なるバンクB♯jを指定しているときには、この
データ読出対象となるバンクB♯jを活性化し、バンク
B♯jの選択メモリセルのデータの読出を、外部読出用
センスアンプ15を用いて行なう。
【0056】バンクB♯iの書込動作中に再びバンクB
♯iのデータ読出が指定された場合には、内部制御回路
7は、通常、内部動作時に生成されて図示しないステー
タスレジスタ格納されたステータス情報をデータバッフ
ァ2を介して外部へ読出す。このステータスレジスタに
格納されるデータは、この不揮発性半導体記憶装置1に
おいて行なわれている内部動作の状態を示す。
【0057】したがって、この図1に示すように外部読
出用センスアンプ15および内部ベリファイ用センスア
ンプを別々に設けるとともに、これらを別々の経路を介
してバンクB♯1−B♯4に結合することにより、バッ
クグラウンド・オペレーション機能を損なうことなく、
センスアンプの数を低減することができる。また、書込
回路および内部ベリファイセンスアンプブロック25
が、バンクB♯1−B♯4に共通に設けられるため、こ
の書込回路および内部ベリファイセンスアンプブロック
25を周辺回路のレイアウトを考慮して最適位置に配置
することができ、面積利用効率を改善することができ、
回路点数低減によるチップ面積低減とともに、面積利用
効率改善によるチップ面積低減を実現することができ
る。
【0058】すなわち、図2に示すように、バンクB♯
iが書込回路および内部ベリファイセンスアンプブロッ
ク25に結合されて内部動作が行なわれているとき、バ
ンクB♯jは、この書込回路および内部ベリファイセン
スアンプブロック25からは切離されている。このバン
クB♯jを、外部読出用センスアンプ15に結合して、
データバッファ2を介してこのバンクB♯jの選択メモ
リセルデータを読出す。このときバンクB♯iは外部読
出用センスアンプ15から切離されており、バンクB♯
jからのデータ読出に何ら悪影響は及ぼさない。したが
って、この図2に示すように、外部読出用センスアンプ
15および書込回路および内部ベリファイセンスアンプ
25に対し別々のデータ入出力経路を設けることによ
り、外部読出用センスアンプ15および書込回路および
内部ベリファイセンスアンプブロック25を複数のバン
クに共通に設ける場合であっても、何らバックグラウン
ドオペレーション機能は損なわれない。
【0059】[アドレスバッファの構成]図3は、図1
に示すアドレスバッファ1の構成を概略的に示す図であ
る。図3において、アドレスバッファ1は、外部からの
アドレス信号ADと制御信号CTL(/WE,/OE,
/CE)に基づいて生成されるアドレスバッファ活性化
信号ABEとを受けるNAND回路1aと、NAND回
路1aの出力信号を反転して内部アドレス信号ADiを
生成するインバータ1bと、インバータ1bの出力する
内部アドレス信号ADiをバッファ処理して外部読出用
アドレス信号AEを生成する2段の縦続接続されるイン
バータ1cおよび1dと、内部制御回路7からの内部制
御アドレス信号ICADとインバータ1bからの内部ア
ドレス信号ADiとを受け、外部アドレス取込信号EA
LEおよび内部制御アドレス取込信号IALEとに従っ
て受けたアドレス信号を選択的にラッチして内部動作用
アドレス信号AIを生成するアドレスラッチ1eを含
む。アドレスラッチ1eは、リセット信号ZRSTの活
性化時(Lレベルのとき)、内部動作用アドレス信号A
Iをリセットする。リセット信号ZRSTは、1つの内
部動作完了時活性化される。
【0060】内部制御アドレス信号ICADは、外部か
らのアドレス信号ADを初期アドレスとして、内部制御
回路により生成される。たとえば、ページモード動作時
等において、順次内部制御アドレス信号(列アドレス信
号)が変更される。また、データ書込時においても、内
部で内部制御回路7により初期アドレスから順次アドレ
スが更新される。外部読出用アドレス信号AEに従って
選択バンクのメモリセルが読出されて、外部読出用セン
スアンプ15およびデータバッファ2を介して選択メモ
リセルのデータが読出される。内部動作用アドレス信号
AIに従って、内部動作を行なうバンクの選択メモリセ
ルが、書込回路および内部ベリファイセンスアンプブロ
ック25に結合される。
【0061】図4は、図3に示すアドレスラッチ1eの
構成の一例を示す図である。図4において、アドレスラ
ッチ1eは、外部アドレス取込信号EALEの活性化時
(Hレベルのとき)、導通し、内部アドレス信号ADi
を通過させるトランスファーゲート30aと、内部制御
アドレス取込信号IALEの活性化時(Hレベルのと
き)導通し、内部制御アドレス信号ICADを通過させ
るトランスファーゲート30bと、第1の入力にリセッ
ト信号ZRSTを受け、第2の入力にトランスファーゲ
ート30aおよび30bの一方から与えられたアドレス
信号を受けるNAND回路30cと、NAND回路30
cの出力信号を反転してNAND回路30cの第2の入
力にフィードバックするインバータ30dと、NAND
回路30cの出力信号を反転して内部動作用アドレス信
号AIを生成するインバータ30eを含む。
【0062】NAND回路30cは、リセット信号ZR
STがHレベルの非活性状態のときにはインバータとし
て動作し、NAND回路30cとインバータ30dによ
りラッチ回路(インバータラッチ)が構成され、トラン
スファーゲート30aまたは30bから与えられたアド
レス信号がラッチされる。リセット信号ZRSTが活性
化されると、NAND回路30cの出力信号がHレベル
となり、応じて、内部動作用アドレス信号AIの全ビッ
トが“0”(Lレベル)にリセットされる。このアドレ
スラッチ1eからの内部動作用アドレス信号AIおよび
アドレスバッファからの外部読出用アドレス信号AE
は、図1に示すバンクB♯1−B♯4に共通に与えられ
る。また、これらのアドレス信号AEおよびAIも、バ
ンクポインタ3へ与えられる。バンクポインタ3の生成
するバンク指示信号により、外部読出が指定されたか、
または内部動作が指定されたかが識別される。
【0063】[バンクポインタの構成]図5は、図1に
示すバンクポインタ3の構成を示す図である。バンクポ
インタ3は、外部読出用アドレス信号AEおよび内部動
作用アドレス信号AIの上位ビットをデコードして、バ
ンクを特定するバンク指示信号を外部読出用および内部
動作用それぞれに対して生成する。このバンクポインタ
3がデコードするアドレス信号ビットの数はバンクの数
に応じて定められる。本実施の形態1においてはバンク
B♯1−B♯4が設けられており、アドレス信号AEお
よびAIそれぞれの、最上位2ビットを用いて、バンク
指示信号を生成する。
【0064】すなわち、図5において、バンクポインタ
3は、外部読出用アドレス信号ビットAE<m>および
AE<m−1>に従って外部読出用バンク指示信号EB
P1−EBP4を生成する外部読出用バンクデコード回
路3aと、内部動作用アドレス信号ビットAI<m>お
よびAI<m−1>を受けて内部動作用バンク指示信号
IBP1−IBP4を生成する内部動作用バンクデコー
ド回路3bを含む。
【0065】外部読出用バンクデコード回路3aは、ア
ドレス信号ビットAE<m>を反転して、補のアドレス
信号ビット/AE<m>を生成するインバータ33a
と、アドレス信号ビットAE<m−1>を反転して、補
のアドレス信号ビット/AE<m−1>を生成するイン
バータ33bと、バンク指示信号EBP1−EBP4そ
れぞれに対応して設けられるAND型デコード回路33
c−33fを含む。
【0066】AND型デコード回路33cは、インバー
タ33aおよび33bからのアドレス信号ビット/AE
<m>および/AE<m−1>を受ける。AND型デコ
ード回路33dは、インバータ33aからのアドレス信
号ビット/AE<m>とアドレス信号ビットAE<m−
1>を受ける。AND型デコード回路33eは、アドレ
ス信号ビットAE<m>とインバータ33bからの補の
アドレス信号ビット/AE<m−1>を受ける。AND
型デコード回路33fは、アドレス信号ビットAE<m
>およびAE<m−1>を受ける。これらのバンク指示
信号EBP1−EBP4は活性化されると、対応のバン
クB♯1−B♯4を活性化する。
【0067】内部動作用のバンクデコーダ3bは、内部
動作用アドレス信号ビットAI<m>およびAI<m−
1>をそれぞれ反転するインバータ33gおよび33h
と、内部動作用バンク指示信号IBP1−IBP4それ
ぞれを生成するAND型デコード回路33i−33lを
含む。
【0068】AND型デコード回路33iは、インバー
タ33gおよび33hからの補のアドレス信号ビット/
AI<m>および/AI<m−1>を受ける。AND型
デコード回路33jは、アドレス信号ビットAI<m>
およびインバータ33iからの補のアドレス信号ビット
/AI<m−1>を受ける。AND型デコード回路33
kは、インバータ33gからの補のアドレス信号ビット
/AI<m>とアドレス信号ビットAI<m−1>を受
ける。AND型デコード回路33lは、アドレス信号ビ
ットAI<m>およびAI<m−1>を受ける。内部動
作用バンク指示信号IBP1−IBP4の各々は活性化
時、バンクB♯1−B♯4を内部動作用に活性化する。
【0069】[列選択系回路の構成]図6は、1つのバ
ンクB♯i(i=1〜4)の列選択に関連する回路の構
成を概略的に示す図である。この列選択系回路は、カラ
ムデコーダCDとYゲートYGとを含む。カラムデコー
ダCDは、内部動作用アドレス信号ビット(またはプリ
デコード信号)AI<s:0>と外部読出用アドレス信
号ビット(またはプリデコード信号)AE<s:0>と
を受け、列選択信号CALと、経路選択信号CAEおよ
びCAIを生成する。内部動作用アドレス信号ビットA
I<s:0>の所定のビットをデコードして内部動作用
接続信号CAIが生成され、外部読出用アドレス信号ビ
ットAE<s:0>の所定のビットをデコードして、外
部読出用選択信号CAEが生成される。列選択信号CA
Lは、アドレス信号ビットAI<s:0>およびAE<
s:0>のいずれかに従って生成される。ビットAE<
m−2:s+1)およびAE<m−2:s+1>はロウ
アドレスであり、ロウデコーダへ与えられる。
【0070】なお、プリデコーダPDによりプリデコー
ド動作が行なわれ、プリデコード信号がカラムデコーダ
へ与えられるが、以下では説明の簡単化のため、アドレ
スビットを直接デコードする構成について説明する。ア
ドレス信号ビットをプリデコード信号に置換えれば、ア
ドレスプリデコードの構成は、容易に得られる。
【0071】YゲートYGは、カラムデコーダCDから
の列選択信号CALに従って、メモリアレイMAの内部
データ線群DLGからアドレス指定された列を選択する
列選択回路35と、カラムデコーダCDからの経路選択
信号CAUEに従って列選択回路35により選択された
列のうちの所定数の列を外部読出用センスアンプ15に
接続するための外部読出用選択回路36と、カラムデコ
ーダCDからの内部動作用選択信号CAUIに従って、
列選択回路35により選択された列から、さらに、所定
数の列を内部動作用センスアンプブロック25へ接続す
る内部動作用選択回路37とを含む。外部読出用選択回
路36が内部データ伝達線40を介して外部読出用セン
スアンプ15に結合され、内部動作用選択回路37は、
内部データ伝達線42を介して内部動作用センスアンプ
ブロック25に結合される。
【0072】このYゲートYGにおいて、外部読出用選
択回路36および内部動作用選択回路37を設けること
により、それぞれ別々の内部データ伝達線40および4
2を介して、メモリアレイMAの選択列を外部読出用セ
ンスアンプ15または内部ベリファイ用センスアンプブ
ロック25へ選択的に接続し、1つのバンクにおける内
部動作時他バンクからデータを外部へ読出すことができ
る。
【0073】図7は、図6に示すYゲートYGの構成を
示す図である。図7においては、このYゲートYGにお
ける1ビットのメモリセルを選択する部分の構成を示
す。メモリアレイMAは複数のブロックに分割され、複
数ブロックにおいて、列選択回路35によりそれぞれ1
列が選択され、グローバルデータ線GDL(GDL0,
GDL1)に選択列が接続される。外部読出用選択回路
36および内部動作用選択回路37により、これらのグ
ローバルデータ線GDL0およびGDL1の一方が、外
部読出用センスアンプまたは内部動作用センスアンプへ
内部データ伝達線40aまたは42aを介して結合され
る。
【0074】ここでは、1つのブロックが4列で構成さ
れる場合を一例として示し、列選択信号CALとして、
列選択信号CAL0−CAL3が生成される。この列選
択回路35の構成は、図19に示す従来のYゲートYG
の列選択信号CAL0−CAL3に応答する部分の構成
と同じであり、対応する部分には同一参照番号を付す。
すなわち、メモリアレイMAの内部データ線群DLGの
データ線DLに対してトランスファーゲートTR0−T
R3およびTR4−TR7が配置され、列選択信号CA
L0−CAL3に従ってトランスファーゲートTR0−
TR3の1つがオン状態、またトランスファーゲートT
R4−TR7の1つが同時にオン状態となり、メモリア
レイMAの選択列がグローバルデータ線GDL0および
GDL1に並列に接続される。
【0075】外部読出用選択回路36は、グローバルデ
ータ線GDL0およびGDL1それぞれに対応して設け
られ、外部読出用経路選択信号CAUE0およびCAU
E1に応答して導通し、内部データ伝達線40aに選択
グローバルデータ線を接続するトランスファーゲートT
XE0およびTXE1を含む。
【0076】内部動作用選択回路37は、このグローバ
ルデータ線GDL0およびGDL1それぞれに対応して
設けられ、内部動作用経路選択信号CAUI0およびC
AUI1にそれぞれ応答して導通し、グローバルデータ
線GDL0およびGDL1を選択的に内部データ伝達線
42aに接続するトランスファーゲートTXI0および
TXI1を含む。内部データ伝達線40aおよび42a
は、1ビットのメモリセルデータを伝達し、図6に示す
内部データ線40および42にそれぞれ含まれる。
【0077】この図7に示すYゲートYGの構成におい
て、外部読出用選択回路36および内部動作用選択回路
37は、それぞれカラムデコーダCDからの経路選択信
号CAUEおよびCAUIに従って列選択動作を行なっ
ている。外部読出用選択回路36の非活性時においては
トランスファーゲートTXE0およびTXE1は、オフ
状態であり、内部データ伝達線40aは、グローバルデ
ータ線GDL0およびGDL1と切離される。同様、内
部動作用選択回路37の非活性時においては、トランス
ファーゲートTXI0およびTXI1がオフ状態であ
り、内部データ伝達線42aは、グローバルデータ線G
DL0およびGDL1から分離される。したがって、1
つのメモリアレイにおいて、内部動作が行なわれている
場合には、この内部動作が行なわれているメモリアレイ
は、内部データ線40aから切離されており、他バンク
がこの内部データ線40aを介して外部読出用センスア
ンプへデータを伝達することができる。
【0078】図8は、図6に示すカラムデコーダの構成
を示す図である。図8においてカラムデコーダCDは、
アドレス信号ビットAE<2>、AI<2>、AE<1
>、AI<1>、AE<0>、およびAI<0>を受け
るインバータ45a−45fと、アドレス信号ビットA
E<2>、AI<2>、/AE<2>および/AI<2
>とバンク指示信号EBP_XおよびIBP_Xに従っ
て、経路選択信号(列ブロック選択信号)CAUE0、
CAUE1、CAUE1、CAUI0、およびCAUI
1を生成する2入力AND型デコード回路47a−47
dを含む。AND型デコード回路47aは、アドレス信
号ビット/AE<2>とバンク指示信号EBP_Xを受
けて経路選択信号CAUE0を生成する。AND型デコ
ード回路47bは、アドレス信号ビットAE<2>とバ
ンク指示信号EBP_Xを受けて経路選択信号CAUE
1を生成する。AND型デコード回路47cは、アドレ
ス信号ビット/AI<2>とバンク指示信号IBP_X
とを受けて経路選択信号CAUI0を生成する。AND
型デコード回路47dは、アドレス信号ビットAI<2
>とバンク指示信号IBP_Xとを受けて経路選択信号
CAUI1を生成する。バンク指示信号EBP_Xおよ
びIBP_Xは、バンクポインタ3(図5参照)から生
成され、バンク♯Xを指定する(X=1−4)。
【0079】カラムデコーダCDは、さらに、3入力A
ND型デコード回路48a−48hを含む。AND型デ
コード回路48aは、バンク指示信号EBP_Xとアド
レス信号ビット/AE<1>および/AE<0>とを受
ける。AND型デコード回路48bはバンク指示信号I
BP_Xおよび/AI<0>とを受ける。AND型デコ
ード回路48cは、アドレス信号ビット/AE<1>お
よびAE<0>とバンク指示信号EBP_Xとを受け
る。AND型デコード回路48dは、アドレス信号ビッ
ト/AI<1>およびAI<0>とバンク指示信号IB
P_Xとを受ける。AND型デコード回路48eは、ア
ドレス信号ビット/AE<1>および/AE<0>とバ
ンク指示信号UBP_Xとを受ける。AND型デコード
回路48fは、アドレス信号ビットAI<1>および/
AI<0>とバンク指示信号IBP_Xとを受ける。A
ND型デコード回路48gは、アドレス信号ビットAE
<0>およびAE<1>とバンク指示信号EBP_Xと
を受ける。AND型デコード回路48hは、アドレス信
号ビットAI<1>およびAI<0>とバンク指示信号
IBP_Xとを受ける。
【0080】カラムデコーダCDは、さらに、AND型
デコード回路48aおよび48bの出力信号を受けて列
選択信号CAL0を生成するOR回路49aと、AND
型デコード回路48cおよび48dの出力信号を受けて
列選択信号CAL1を生成するOR回路49bと、AN
D型デコード回路48eおよび48fの出力信号を受け
て列選択信号CAL2を生成するOR回路49cと、A
ND型デコード回路48gおよび48hの出力信号を受
けて列選択信号CAL3を生成するOR回路49dを含
む。
【0081】このカラムデコーダCDの出力部には選択
信号CAUE0、CAUE1、CAUI0、CAUI
1、およびCAL0−CAL3各々に対して電圧レベル
の変換を行なうレベル変換回路46が設けられる。この
レベル変換回路46は、与えられた信号の動作電源電圧
レベルの信号を高電圧VPの信号に変換する。このレベ
ル変換回路46は、論理レベルの変換は行なわない。こ
の高電圧VPにより書込時に、選択列上に書込高電圧を
Yゲートの選択ゲートのしきい値電圧損失の影響を受け
ることなく伝達する。
【0082】このカラムデコーダCDは、外部読出用バ
ンク指示信号EBP_Xおよび内部動作用バンク指示信
号IBP_Xの一方が活性状態とされると、列選択動作
を行ない、また、信号EBP_XおよびIBP_Xに従
って経路選択信号が生成される。メモリアレイ内におけ
る列選択動作は、内部動作時および外部読出動作時にお
いて同じであり、内部動作時と外部読出動作時に応じ
て、この選択された列が、外部読出用センスアンプかベ
リファイ用センスアンプ(および書込回路)の一方に接
続される。したがって、この図8に示すカラムデコーダ
CDにより、内部動作時および外部読出動作いずれにお
いても、アドレス信号(プリデコード信号)に従って列
選択動作および経路選択動作を行なうことができる。
【0083】[センスアンプの構成]図9(A)は外部
読出用センスアンプ15の構成を示す図である。図9
(A)において、外部読出用センスアンプ15は、内部
データ伝達線40aに流れる電流の有無を検出するため
の電流センス回路15aと、外部読出用センスアンプ活
性化信号ZEXSEの非活性化時導通し、ノード15f
を接地電圧レベルにプリチャージするプリチャージトラ
ンジスタ15bと、ノード15fの信号を反転するCM
OSインバータ15cと、CMOSインバータ15cの
出力信号を反転するCMOSインバータ15dと、セン
スアンプ出力活性化信号EXRDEの活性化時CMOS
インバータ15dの出力信号を反転してデータバッファ
2へ与えるクロックトインバータ15eを含む。
【0084】この図9(A)に示す構成は、図18に示
す従来のセンスアンプの構成から、消去/書込ベリファ
イ回路へデータを伝達する内部出力回路906を除いた
構成と等価であり、各対応の回路は同一構成を有する。
電流センス回路15aは外部読出センスアンプ活性化信
号ZEXSEの活性化時活性化されて、内部データ伝達
線40a(40)上に伝達されたデータを検出する。こ
の内部データ伝達線40a(40)は、バンクB♯1−
B♯4のYゲートYGに共通に結合される。
【0085】図9(B)は、書込回路およびベリファイ
用センスアンプブロック25に含まれるベリファイ用セ
ンスアンプの構成を示す図である。図9(B)において
ベリファイ用センスアンプは、ベリファイ用センスアン
プ活性化信号ZVFSEの活性化時内部データ伝達線4
2aの電流の有無を検出する電流センス回路25aと、
センスアンプ活性化信号ZVFSEの非活性化時ノード
25fを接地電圧レベルにプリチャージするプリチャー
ジトランジスタ25bと、ノード25fの信号を反転す
るCMOSインバータ25cと、CMOSインバータ2
5cの出力信号を反転するCMOSインバータ25d
と、ベリファイ用センスアンプ出力活性化信号VFRD
Eの活性化時活性化されてCMOSインバータ25dの
出力信号を反転して消去/書込ベリファイ回路6へ伝達
するクロックトインバータ25eを含む。
【0086】この図9(B)に示すベリファイセンスア
ンプの構成は、図18に示す従来のセンスアンプにおい
て、データバッファへデータを伝達する内部出力回路9
05を除いた構成と等価である。内部データ伝達線42
a(42)は、バンクB♯1−B♯4のYゲートに共通
に結合される。
【0087】図9(A)および(B)に示すセンスアン
プの構成においては、内部出力回路(15e,25e)
は1つそれぞれ設けられるだけであり、センスアンプ回
路自体の占有面積を低減することができる。したがっ
て、センスアンプ回路の数を低減することができるとと
もに、センスアンプ回路自体の面積をも低減でき、チッ
プ面積を低減することができる。図9(A)および
(B)に示すセンスアンプ回路の動作は従来のセンスア
ンプ回路と同じである。外部読出動作時において外部読
出用センスアンプ活性化信号ZEXSEが活性化され、
またベリファイ動作時にはベリファイセンスアンプ活性
化信号ZVFSEが活性化される。
【0088】[書込回路の構成]図10(A)は、ブロ
ック25に含まれる書込回路の構成の一例を示す図であ
る。図10(A)において書込回路は、書込データWD
の論理レベルを反転しかつ電圧レベルを変換するレベル
変換機能付きインバータ50aと、書込回路活性化信号
WKEの電圧レベルを変換しかつ相補制御信号を生成す
るレベル変換回路50bと、レベル変換回路50bの出
力信号に応答して選択的にイネーブルされ、レベル変換
機能付きインバータ50aからの信号に従って内部デー
タ伝達線42a(42)を駆動して、内部書込データW
Diを生成する書込ドライブ回路50cを含む。内部デ
ータ伝達線42a(42)が、バンクB♯1−B♯4の
Yゲートに共通に結合される。
【0089】書込ドライブ回路50cは、電源ノードと
内部データ伝達線42aとの間に直列に接続されるPチ
ャネルMOSトランジスタPQ10およびPQ11と、
内部データ伝達線42aと接地ノードの間に直列に接続
されるNチャネルMOSトランジスタNQ11およびN
Q10を含む。MOSトランジスタPQ10およびNQ
10のゲートへ、レベル変換機能付きインバータ50a
の出力信号が与えられる。MOSトランジスタPQ11
およびNQ11のゲートへは、レベル変換回路50bか
らの反転信号および非反転信号がそれぞれ与えられる。
【0090】電源ノードへ高電圧VPを与えることによ
り、書込動作時メモリセルトランジスタのドレイン(ビ
ット線)に正の高電圧を与える。NOR型フラッシュメ
モリの場合には、選択メモリセルのゲート(ワード線)
へより高いプログラム高電圧VPPが与えられる。DI
NOR型フラッシュメモリの場合には、書込動作時、選
択メモリセルのゲート(ワード線)へは、一般に、負電
圧が与えられる。
【0091】図10(B)は、図10(A)に示すレベ
ル変換機能付きインバータ50aおよびレベル変換回路
50bの構成を概略的に示す図である。図10(B)に
おいてレベル変換回路(レベル変換機能付きインバー
タ)は、入力信号INを受けるインバータIVと、ノー
ドNDAと接地ノードの間に接続されかつそのゲートに
インバータIVの出力信号を受けるNチャネルMOSト
ランジスタNQ12と、ノードNDBと接地ノードの間
に接続されかつそのゲートに入力信号INを受けるNチ
ャネルMOSトランジスタNQ13と、高電圧供給ノー
ドとノードNDAの間に接続されかつそのゲートがノー
ドNDBに接続されるPチャネルMOSトランジスタP
Q12と、高電圧供給ノードとノードNDBの間に接続
されかつそのゲートがノードNDAに接続されるPチャ
ネルMOSトランジスタPQ13を含む。ノードNDA
から入力信号INと同じ論理レベルの出力信号OUTが
生成され、ノードNDBから、入力信号INの論理レベ
ルを反転した出力信号/OUTが出力される。インバー
タIVは、入力信号INと同一振幅の信号を生成する。
【0092】この図10(B)に示すレベル変換回路
(レベル変換機能付きインバータ)においては、入力信
号INがHレベル(電源電圧レベル)のときには、イン
バータIVの出力信号がLレベルとなり、MOSトラン
ジスタNQ13がオン状態、MOSトランジスタNQ1
2がオフ状態となる。ノードNDBの電圧レベルがMO
SトランジスタNQ13により低下し、MOSトランジ
スタPQ12がオン状態となり、出力信号OUTがHレ
ベルとなり、一方、ノードNDBからの出力信号/OU
TがLレベルとなる。これらの信号OUTおよび/OU
Tがそれぞれ高電圧VPおよび接地電圧レベルとなる
と、MOSトランジスタPQ12は、ソースおよびドレ
インが同一電圧となり、オフ状態となり、またMOSト
ランジスタPQ13はゲートおよびソースが同一電圧と
なりオフ状態となる。
【0093】入力信号INがLレベルのときには、イン
バータIVの出力信号がHレベルとなる。この状態にお
いては、MOSトランジスタNQ12がオン状態、MO
SトランジスタNQ13がオフ状態となり、ノードND
AがLレベルに放電され、一方ノードNDBがMOSト
ランジスタPQ13により充電される。したがって、出
力信号OUTがLレベル、出力信号/OUTがHレベル
(高電圧VPレベル)となる。
【0094】レベル変換機能付きインバータ50aは、
この図10(B)に示す構成において出力信号/OUT
を利用する。一方、レベル変換回路50bは、出力信号
OUTをNチャネルMOSトランジスタNQ11のゲー
トへ与え、一方、補の出力信号/OUTをPチャネルM
OSトランジスタPQ11のゲートへ与える。
【0095】したがって、図10(A)に示す書込回路
において、書込回路活性化信号WKEが非活性状態のL
レベルのときには、MOSトランジスタPQ11および
NQ11がともにオフ状態となり、書込ドライブ回路5
0cは出力ハイインピーダンス状態となる。一方、書込
回路活性化信号WKEがHレベルの活性状態をなると、
MOSトランジスタPQ11およびNQ11がオン状態
となり、レベル変換機能付きインバータ50aからの出
力信号に従ってMOSトランジスタPQ10およびNQ
10の一方がオン状態となり、内部書込データWDiが
生成される。書込データWDがLレベルのときには、レ
ベル変換機能付きインバータ50aの出力信号がHレベ
ル(高電圧VPレベル)となり、MOSトランジスタN
Q10がオン状態、MOSトランジスタPQ10がオフ
状態となり、内部データ伝達線42a(42)の内部書
込データWDiは接地電圧レベルのLレベルとなる。
【0096】一方、書込データWDがHレベルのときに
は、MOSトランジスタPQ10がオン状態、MOSト
ランジスタNQ10がオフ状態となり、内部データ伝達
線42a(42)上の内部書込データWDiが高電圧V
Pレベルとなる。この内部書込データWDiがHレベル
のときに選択メモリセルに対する書込(プログラム)が
行なわれる。内部書込データWDiがLレベルのときに
は、対応のメモリセルへの書込(プログラム)は行なわ
れず、対応のメモリセルは消去状態を維持する。
【0097】なお、図8に示すレベル変換回路46も、
この図10(B)に示すレベル変換回路と同様の構成を
有する。論理レベルの変換(反転)を行なわない場合、
図10(B)の出力信号OUTが用いられる。
【0098】[内部制御回路の構成]図11は、図1に
示す内部制御回路7の構成を概略的に示す図である。図
11において、内部制御回路7は、制御信号CTLに従
って外部からのコマンドCMDを取込みかつデコードし
て内部動作指示信号を生成するコマンドデコーダ7a
と、コマンドデコーダ7aからの動作モード指示信号に
従って各種内部制御信号を発生する内部制御信号発生回
路7bと、内部制御信号発生回路7bからの制御信号に
従って、内部動作用アドレス信号AIを取込みかつ変更
して内部制御アドレス信号ICADを生成するアドレス
制御回路7cを含む。
【0099】内部制御信号発生回路7bは、外部読出用
のセンスアンプ活性化信号ZEXSE、外部読出用セン
スアンプ出力活性化信号EXRDE、ベリファイセンス
アンプ活性化信号ZVFSE、ベリファイ用センスアン
プ出力活性化信号VFRDEなどを発生する。この内部
制御信号発生回路7bは、通常、シーケンスコントロー
ラなどの構成を有し、書込/消去動作時に必要な制御信
号を生成するとともに、ベリファイ動作の制御も実行す
る。バンク個々の動作については、バンクポインタ3か
らのバンク指示信号により内部制御回路7が各バンクの
動作制御をしてもよく、また、内部制御回路7がメイン
制御信号を生成し、各バンクにおいてバンク指示信号に
従ってバンクに対する制御信号を生成してもよい(アド
レスデコード動作はバンク指示信号で活性化される)。
【0100】以上のように、この発明の実施の形態1に
従えば、外部読出用のセンスアンプと内部ベリファイ用
のセンスアンプとを別々に設けるとともに、これらを別
々の経路を介してバンクに結合するように構成してお
り、1つのバンクでの内部動作時において他のバンクか
らのデータを読出すバックグラウンド・オペレーション
機能を損なうことなく、チップ占有面積を低減すること
ができる。
【0101】[実施の形態2]図12は、この発明の実
施の形態2に従う不揮発性半導体記憶装置の要部の構成
を概略的に示す図である。図12においては、1つのバ
ンクの構成を代表的に示す。この実施の形態2において
は、メモリアレイMAの列方向(内部データ線DLの延
在方向)の両側に、対向して外部読出用YゲートYGE
と内部動作用YゲートYGIが配置される。外部読出用
YゲートYGEは、外部読出用カラムデコーダEXCD
からの列選択信号に従って、メモリアレイMAの選択列
(内部データ線DL)を内部データ伝達線40を介して
外部読出用センスアンプ15へ結合する。内部動作用Y
ゲートYGIは、内部動作用カラムデコーダINCDか
らの列選択信号に従ってメモリアレイMAの選択列を、
内部データ伝達線42を介して書込回路および内部動作
用センスアンプブロック25に結合する。
【0102】外部読出用カラムデコーダEXCDへは、
外部読出アドレス信号AEが与えられ、内部動作用カラ
ムデコーダINCDには、内部動作用アドレス信号AI
が与えられる。ロウデコーダRDには、アドレス信号A
EおよびAIがともに与えられる。ただし、これらのデ
コーダEXCD、INCDおよびRDへ与えられるアド
レス信号は、バンクアドレス信号ビットを除くアドレス
信号ビットである。ロウデコーダRDは、アドレス信号
AEおよびAIに従って外部読出動作および内部動作
時、デコーダ動作を行なってアドレス指定された行に対
応するワード線WLを選択する。選択ワード線および列
選択信号の電圧レベルは動作モードに応じて内部制御回
路7により制御される。
【0103】この図12に示すように、Yゲートをメモ
リアレイMAの両側に外部読出動作用および内部動作用
に分離して配置することにより、実施の形態1と異なる
レイアウトパターンを実現することができる。一般に、
半導体記憶装置のチップ形状は、不揮発性半導体記憶装
置を収納するパッケージの形状に依存する。このレイア
ウトパターンを変更することにより、収納パッケージの
形状に応じてチップ形状を変更する。
【0104】図13は、図12に示すYゲートの構成の
一例を示す図である。図13において、外部読出用Yゲ
ートYGEは、列選択信号CALE0−CALE3それ
ぞれに応答してメモリアレイの対応の内部データ線DL
をグローバルデータ線GDEL0に接続するトランスフ
ァゲートTRE0−TRE3と、列選択信号CALE0
−CALE3に応答してそれぞれ導通して対応の内部デ
ータ線DLをグローバルデータ線GDEL1に接続する
トランスファゲートTRE4−TRE7と、列グループ
選択信号(経路選択信号)CAE0に応答してグローバ
ルデータ線GDEL0を内部データ伝達線40に接続す
るトランスファゲートTGE0と、列グループ選択信号
CAUE1に応答してグローバルデータ線GDEL1を
内部データ伝達線40に接続するトランスファゲートT
GE1を含む。
【0105】列選択信号CALE0−CALE3および
列ブロック選択信号CAUE0およびCAUE1は、図
12に示す外部読出用カラムデコーダEXCDから与え
られる。
【0106】内部動作用YゲートYGIは、メモリアレ
イMAの内部データ線のグループに対応して設けられ、
列選択信号CALI0−CALI3に応答して導通し、
対応の列をグローバルデータ線GDIL0に接続するト
ランスファゲートTRI0−TRI3と、メモリアレイ
MAの別の列グループに対応して設けられ、列選択信号
CALI0−CALI3に応答して対応の列をグローバ
ルデータ線DGIL1に接続するトランスファゲートT
IR4−TIR7と、列ブロック選択信号CAUI0に
応答して導通し、内部グローバルデータ線DGIL0を
内部データ伝達線42に接続するトランスファゲートT
GI0と、列グローバル選択信号CAUI1に応答して
導通し、グローバルデータ線DGIL1を内部データ伝
達線42に接続するトランスファゲートTGI1を含
む。
【0107】このYゲートYGEにおいては、列選択信
号CALE0−CALE3に従って列ブロックそれぞれ
から、1列が選択され、列ブロック選択信号CAUE1
およびCAUE0に従って1つの列ブロックが選択され
る。YゲートYGIにおいても同様、列選択信号CAL
I0−CALI3に従って列ブロックそれぞれから1列
が選択され、列ブロック選択信号CAUI0およびCA
UI1により1つの列ブロックが選択される。
【0108】この列選択信号CALI0−CALI3お
よび列ブロック選択信号CAUI0およびCAUI1
は、図12に示す内部動作用カラムデコーダINCDか
ら与えられる。外部読出用カラムデコーダEXCDおよ
び内部動作用カラムデコーダINCDは、それぞれ、外
部読出動作時および内部動作時にバンク指示信号に従っ
て活性化される。したがって、この図12および図13
に示す構成においても、外部読出用センスアンプおよび
内部動作用センスアンプが別々の経路(内部データ伝達
線40および42)を介してメモリアレイMAに結合さ
れており、1つのメモリアレイ(バンク)に対する内部
動作(消去/書込動作)時に、他バンクにおいてデータ
の読出を行なうことができる。
【0109】図14(A)は、図12に示す外部読出用
カラムデコーダEXCDの構成の一例を示す図である。
図14(A)において、外部読出用カラムデコーダEX
CDは、アドレス信号ビット(またはプリデコード信号
ビット)AE<2>−AE<0>を受けるインバータ5
0a−50cと、バンク指示信号EBP_Xの活性化時
活性化され、与えられた所定の組のアドレス信号ビット
の組に応じて列ブロック選択信号CAUE0およびCA
UE1をそれぞれ生成するAND型デコード回路50d
および50eと、バンク指示信号EBP_Xの活性化時
活性化され、アドレス信号ビット(またはプリデコード
信号ビット)AE<1:0>および/AE<1:0>に
従って列選択信号CALE0−CALE3を生成するA
ND型デコード回路50f−50iを含む。
【0110】AND型デコード回路50dは、インバー
タ50aの出力信号/AE<2>とバンク指示信号EB
P_Xとを受けて列ブロック選択信号CAUE0を生成
する。AND型デコード回路50eは、アドレス信号ビ
ット(またはプリデコード信号ビット:以下、単にアド
レス信号ビットと称す)AE<2>とバンク指示信号E
BP_Xとを受けて列ブロック選択信号CAUE1を生
成する。AND型デコード回路50fは、インバータ回
路50bおよび50cからのアドレス信号ビット/AE
<1>および/AE<0>とバンク指示信号EBP_X
とを受けて列選択信号CALE0を生成する。AND型
デコード回路50gは、アドレス信号ビット/AE<1
>およびAE<0>とバンク指示信号EBP_Xとを受
けて列選択信号CALE1を生成する。
【0111】AND型デコード回路50hは、アドレス
信号ビットAE<1>および/AE<0>とバンク指示
信号EBP_Xとを受けて列選択信号CALE2を生成
する。AND型デコード回路50iは、アドレス信号ビ
ットAE<1>およびAE<0>とバンク指示信号EB
P_Xとを受けて列選択信号CALE3を生成する。
【0112】この外部読出用カラムデコーダEXCDの
出力部にAND型デコード回路50d−50iからの選
択信号CAUE0、CAUE1、およびCALE0ーC
ALE3各々のレベル変換を行なうレベル変換回路51
がAND型デコード回路50d−50iに対応して設け
られる。このレベル変換回路51は、与えられた信号の
電圧レベルを動作電源電圧から高電圧VPに変換するだ
けであり、論理レベルの変換は行なわない。このレベル
変換回路51の構成は、たとえば図10(B)に示す構
成と同じである。対応の選択信号を入力信号INとして
受けて出力信号OUTを生成する。
【0113】この外部読出用カラムデコーダEXCD
は、バンクポインタからの外部読出用バンク指示信号E
BP_Xが活性状態のHレベルとなると、デコード動作
を行なって、列ブロック選択信号および列選択信号をア
ドレス信号ビットAE<2:0>に従って選択状態(高
電圧VPレベル)へ駆動する。外部読出用バンク指示信
号EBP_Xが非活性状態のLレベルのときには、列選
択信号CALE0−CALE3および列ブロック選択信
号CAUE0およびCAUE1は、すべてLレベルであ
る。
【0114】図14(B)は、図12に示す内部動作用
カラムデコーダINCDの構成を示す図である。図14
(B)において、内部動作用カラムデコーダINCD
は、アドレス信号ビットAI<2:0>をそれぞれ反転
するインバータ52a−52cと、インバータ52aか
らの補のアドレス信号ビット/AI<2>と内部動作用
バンク指示信号IBP_Xとを受けて列ブロック選択信
号CAUI0を生成するAND型デコード回路52d
と、アドレス信号ビットAI<2>とバンク指示信号I
BP_Xとを受けて列ブロック選択信号CAUI1を生
成するAND型デコード回路52eと、アドレス信号ビ
ットAI<1:0>および/AI<1:0>とバンク指
示信号IBP_Xとに従って列選択信号CALI0−C
ALI3を生成する3入力AND型デコード回路52f
−52iを含む。
【0115】AND型デコード回路52fは、インバー
タ52bおよび52cからの補のアドレス信号ビット/
AI<1:0>とバンク指示信号IBP_Xとを受けて
列選択信号CALI0を生成する。AND型デコード回
路52gは、アドレス信号ビット/AI<1>およびA
I<0>とバンク指示信号IBP_Xとを受けて列選択
信号CALI1を生成する。AND型デコード回路52
hは、アドレス信号ビットAI<1>および/AI<0
>とバンク指示信号IBP_Xとを受けて列選択信号C
ALI2を生成する。AND型デコード回路52iは、
アドレス信号ビットAI<1>およびAI<0>とバン
ク指示信号IBP_Xとを受けて列選択信号CALI3
を生成する。
【0116】この内部動作用カラムデコーダINCDに
おいても、AND型デコード回路52d−52i各々に
対応して、選択信号各々のレベル変換を行なうレベル変
換回路53が設けられる。このレベル変換回路53は図
10(B)に示すレベル変換回路と同様の構成を有し、
対応のAND型デコード回路52d−52iからの選択
信号CAUI0、CAUI1、およびCALI0−CA
LI3の電圧レベルを動作電源電圧レベルから高電圧V
Pレベルに変換する。このレベル変換回路53により書
込時に、書込高電圧を選択列上に伝達することができ
る。
【0117】この図14(B)に示す内部動作用カラム
デコーダINCDも、内部動作用のバンク指示信号IB
P_Xが活性状態のHレベルのときに活性化されてデコ
ード動作を行なう。バンク指示信号IBP_XがLレベ
ルの非活性状態のときには、列ブロック選択信号CAU
I0、CAUI1および列選択信号CALI0−CAL
I3はすべてLレベルの非選択状態となる。
【0118】図14(A)および(B)に示すように、
カラムデコーダEXCDおよびINCDを、それぞれ外
部読出用のバンク指示信号EBP_Xおよび内部動作用
バンク指示信号IBP_Xで活性化することにより、実
行される動作に応じて正確に列選択動作を行なうことが
できる。
【0119】なお、このカラムデコーダEXCDおよび
INCD前段に、カラムプリデコーダが設けられてお
り、外部読出用のカラムプリデコーダおよび内部動作用
のカラムプリデコーダがそれぞれ設けられる。またメモ
リアレイに含まれる列ブロックの数および各列ブロック
に含まれる列の数に応じてアドレス信号ビットの数も設
定される。
【0120】バンク指示信号EBP_XおよびIBP_
Xは、先の実施の形態1におけるバンクポインタと同様
の構成を有するバンクポインタを用いて生成することが
できる。
【0121】バンクポインタ3から生成されるバンク指
示信号EBP_XおよびIBP_Xについても、この不
揮発性半導体記憶装置内に設けられるバンクの数に応じ
て、使用されるバンクアドレスのビットの数も調整され
る。
【0122】図15は、この発明の実施の形態2に従う
不揮発性半導体記憶装置の全体の構成を概略的に示す図
である。図15において、バンクB♯1−B♯4が設け
られる。これらのバンクB♯1−B♯4の内部動作用Y
ゲートYGIが内部データ伝達線42に共通に結合され
る。この内部データ伝達線42は、書込回路および内部
ベリファイセンスアンプブロック25に結合される。一
方、バンクB♯1−B♯4の外部読出用YゲートYGE
は、内部データ伝達線40を介して外部読出用センスア
ンプ15に結合される。これらの内部データ伝達線42
および40は、バンクB♯1−B♯4の両側に設けられ
るYゲートYGIおよびYGEに対応して、これらのバ
ンクB♯1−B♯4の両側に配設する。これにより、書
込回路および内部ベリファイセンスアンプ回路25およ
び外部読出用センスアンプ15の配置の自由度が高くな
り、チップレイアウトをパッケージ形状に合わせて変更
することができる。またバンクB♯1−B♯4の配置に
応じてこれらの書込回路および内部ベリファイセンスア
ンプブロック25および外部読出用センスアンプ15を
最適位置に配置することができ、面積利用効率が改善さ
れ、レイアウト面積を低減することができる。他の回路
は、図1に示す構成と同じ、これらの回路2−4,6お
よび7も応じて最適配置される。
【0123】[変更例1]図16は、この発明の実施の
形態2に従う不揮発性半導体記憶装置の変更例1の構成
を示す図である。この図16に示す構成において、バン
クB♯1−B♯4それぞれには、内部動作用YゲートY
GIと外部読出用YゲートYGEが設けられる。バンク
B♯1−B♯4それぞれに対応して、書込回路および内
部ベリファイセンスアンプブロック55a−55dが設
けられる。さらに書込回路および内部ベリファイセンス
アンプブロック55a−55dは、共通にグローバル内
部データ伝達線57を介して消去/書込ベリファイ回路
6に結合される。また、書込回路および内部ベリファイ
センスアンプブロック55a−55dは、内部データ伝
達線54a−54dを介して対応のバンクB♯1−B♯
4の内部動作用YゲートYGIに結合される。
【0124】バンクB♯1−B♯4の外部読出用Yゲー
トYGEは、共通に内部データ伝達線40を介して外部
読出用センスアンプ15に結合される。
【0125】この図16に示す構成においては、バンク
B♯1−B♯4各々に対して内部ベリファイセンスアン
プが設けられる。しかしながら、これらの内部ベリファ
イセンスアンプ各々においては、データ伝達経路は1つ
であり、従来のように、1つのセンスアンプに外部読出
用の内部出力回路およびベリファイ用の内部出力回路2
つを設ける必要がなく、したがって、従来の構成に比べ
て、これらの内部ベリファイセンスアンプの行を低減す
ることができ、従来よりもチップ面積を低減することが
できる。
【0126】また、バンクB♯1−B♯4に、内部動作
用のYゲートYGIと外部読出用のYゲートYGEが設
けられているため、書込回路および内部ベリファイセン
スアンプブロック55a−55dを、効率的に配置する
ことができ、応じてチップ面積利用効率を改善してチッ
プ面積を低減することができる。
【0127】これらの書込回路および内部ベリファイセ
ンスアンプ55a−55dは、内部制御回路7からの制
御信号および制御電圧とバンクポインタ3からのバンク
指示信号とに応答して選択的に活性化される。他の構成
は、先の図15に示す構成と同じであり、対応する部分
には同一参照番号を付す。
【0128】なお、図16に示す構成において、バンク
B♯1−B♯4それぞれに対応して書込回路および内部
ベリファイセンスアンプブロックが設けられている。し
かしながら、この書込回路および内部ベリファイセンス
アンプブロックが、所定数のバンクごとに設けられる構
成であってもよい。また、書込回路がバンクB♯1−B
♯4に共通に設けられ、内部ベリファイセンスアンプが
バンクB♯1−B♯4それぞれに対応して設けられても
よい。
【0129】以上のように、この発明の実施の形態2に
従えば、バンクそれぞれにおいて、内部動作用のYゲー
トと外部読出用のYゲートとを別々に設けているため、
内部回路レイアウトを容易に最適化して効率的に内部回
路を配置することができ、チップ面積を、面積利用効率
改善により低減することができる。また、この内部回路
のレイアウトの自由度が改善されるため、パッケージ形
状に応じてチップ形状を容易に変更するために、レイア
ウト変更にも容易に対応することができる。
【0130】[他の構成]この実施の形態1および2に
おいてはバンクの数は、4つである。しかしながら、こ
のバンクの数は4に限定されず他の数のバンクが設けら
れていてもよい。
【0131】また不揮発性半導体記憶装置は、NOR型
フラッシュメモリおよびDINOR型フラッシュメモ
リ、AND型フラッシュメモリ、NAND型フラッシュ
メモリのいずれであってもよく、1つのバンクへの内部
動作時に外部へデータを読出すバックグラウンド・オペ
レーション機能を有する不揮発性半導体記憶装置であれ
ば本発明は適用可能である。
【0132】また複数のバンクそれぞれのサイズはすべ
て同じサイズ(記憶容量)であってもよく、また互いに
異なる記憶容量を有していてもよい。
【0133】また、図1,15および16においては、
書込データバッファ4および消去/書込ベリファイ回路
6へ内部動作用バンク指示信号の活性化時、これらの回
路4,6をイネーブルするため、バンクポインタ3から
のバンク指示信号が与えられている。しかしながら、こ
れらの回路4および6は内部制御回路7の制御のもとに
選択バンクにかかわらず一括して制御されてもよい。
【0134】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、内部
動作用のセンスアンプと外部データ読出用のセンスアン
プとを別々に設けているため、これらのセンスアンプを
別々の経路を介して各バンクに接続する構成とすれば、
バックグラウンド・オペレーション機能を損なうことな
くセンスアンプ回路の占有面積の低減およびレイアウト
の自由度の改善を容易に実現することができ、面積利用
効率の優れた不揮発性半導体記憶装置を実現することが
できる。
【0135】すなわち、複数のメモリバンクの所定数の
メモリバンクに共通に外部データ読出用のセンスアンプ
回路を設け、かつ複数のメモリバンクに対応して所定の
内部動作のために対応のメモリバンクのデータを読出す
ための少なくとも1個の内部動作用センス読出回路とを
別々に設けているためセンス読出回路の占有面積を低減
できる。
【0136】これらの外部センス読出回路と内部動作用
センス読出回路を別々の経路を介して選択メモリバンク
へ結合することにより、バックグラウンド・オペレーシ
ョン機能を損なうことなく、センスアンプ回路の占有面
積を低減することができ、応じてチップ面積を低減する
ことができる。バンクそれぞれに共通に設ける際に内部
データ伝達経路を振り分けるための複数の内部読出回路
が不要となるためである。
【0137】また、内部動作用のセンスアンプ回路を複
数のメモリバンクに共通に設けることにより、センスア
ンプ回路の数を低減でき、応じてバンク数増大時におい
てもセンスアンプ回路の占有面積が増大せず、チップ面
積を大幅に低減することができる。
【0138】また、内部センスアンプ回路を複数のバン
ク各々に対応して設ける場合でも、センスアンプ回路に
は、経路変更のための内部出力回路を2つ設ける必要が
なく、センスアンプ回路の占有面積を低減することがで
きる。
【0139】また、外部データ読出用のセンスアンプ回
路および内部動作用のセンスアンプ回路を別々の経路を
介してメモリアレイに結合するように構成することによ
り、バックグラウンド・オペレーション機能を損なうこ
となくセンスアンプ回路を効率的に配置することがで
き、チップ内部レイアウトの自由度が改善される。
【0140】また内部動作用の列選択系回路および外部
読出用の列選択系回路を設けることにより、容易に別々
の経路を介してメモリアレイを外部読出用センスアンプ
回路および内部動作用センスアンプ回路に結合すること
ができる。
【0141】これらの列選択系回路をメモリアレイの両
側に対向して配置することにより、列選択系回路の配置
が容易となり、またセンスアンプ回路の配置も、自由度
が高くなり、最適配置を実現することができる。
【0142】また、メモリアレイに共通に列選択回路を
設け、経路選択回路を外部読出用および内部動作用別々
に設けることにより、列選択回路を外部データ読出およ
び内部動作用で共有することができ、列選択系回路の占
有面積の増大を抑制することができる。
【0143】また、書込回路を内部動作用センスアンプ
回路と同じ経路に接続することにより、書込回路の数お
よび占有面積の増大を抑制でき、またレイアウトが簡略
化される。
【0144】また、1つのメモリアレイからの内部デー
タ読出経路を複数個設け、これらの読出経路を、それぞ
れ外部読出用センスアンプ回路および内部動作用センス
アンプ回路に結合することにより、センスアンプ回路の
数/占有面積の増大を抑制でき、また効率的にセンスア
ンプを配置して、バックグラウンド・オペレーション機
能を損なうことなく、チップ面積の増大を抑制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従う不揮発性半導
体記憶装置の全体の構成を概略的に示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に従う不揮発性半導
体記憶装置の内部接続状態を概略的に示す図である。
【図3】 図1に示すアドレスバッファの構成を概略的
に示す図である。
【図4】 図3に示すアドレスラッチの構成を示す図で
ある。
【図5】 図1に示すバンクポインタの構成を示す図で
ある。
【図6】 図1に示すYゲートの構成を概略的に示す図
である。
【図7】 図6に示すYゲートの構成をより具体的に示
す図である。
【図8】 図6に示すカラムデコーダの構成を示す図で
ある。
【図9】 (A)は図1に示す外部読出用センスアンプ
の構成を示し、(B)は図1に示す内部ベリファイセン
スアンプの構成を示す図である。
【図10】 (A)は図1に示す書込回路の構成を示
し、(B)は図10(A)に示すレベル変換回路および
レベル変換機能付きインバータの構成を示す図である。
【図11】 図1に示す内部制御回路の構成を概略的に
示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態2に従う不揮発性半
導体記憶装置の1つのバンクの構成を概略的に示す図で
ある。
【図13】 図12に示すYゲートの構成を示す図であ
る。
【図14】 (A)は図12に示す外部読出用カラムデ
コーダの構成を示し、(B)は図12に示す内部動作用
カラムデコーダの構成を示す図である。
【図15】 この発明の実施の形態2に従う不揮発性半
導体記憶装置の全体の構成を概略的に示す図である。
【図16】 この発明の実施の形態2の変更例の構成を
概略的に示す図である。
【図17】 従来の不揮発性半導体記憶装置の全体の構
成を概略的に示す図である。
【図18】 従来のセンスアンプの構成を示す図であ
る。
【図19】 従来のYゲートの構成を示す図である。
【図20】 従来のカラムデコーダの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
B♯1−B♯4 メモリバンク、YG Yゲート、MA
メモリアレイ、15外部読出用センスアンプ、25
書込回路および内部動作用センスアンプブロック、35
列選択回路、36 外部読出用選択回路、37 内部
動作用選択回路、40,42,40a,42a 内部デ
ータ伝達線、YGE 外部読出用Yゲート、YGI 内
部動作用Yゲート、54a−54d 内部データ伝達
線、55a−55d 書込回路および内部ベリファイセ
ンスアンプブロック。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が複数の不揮発性メモリセルを有す
    る複数のメモリバンク、 前記複数のメモリバンクの所定数のメモリバンクに対応
    して設けられ、対応のメモリバンクから読出されたデー
    タをバッファ回路を介して外部へ出力するための少なく
    とも1つの外部センス読出回路、および前記複数のメモ
    リバンクに対応してかつ前記外部センス読出回路と別に
    設けられ、各々が対応のメモリバンクからのメモリセル
    データを所定の内部動作のために読出すための内部動作
    用センス読出回路とを備える、不揮発性半導体記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1つの外部センス読出回
    路は、前記複数のメモリバンクに共通に設けられる1つ
    のセンスアンプ回路を備える、請求項1記載の不揮発性
    半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記内部動作用センス読出回路は、前記
    複数のメモリバンク各々に対応して設けられる複数のセ
    ンスアンプ回路を備える、請求項1記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
  4. 【請求項4】 各前記メモリバンクに対応して設けら
    れ、対応の外部センス読出回路と対応の内部動作用セン
    ス読出回路とを別々の経路を介して対応のメモリバンク
    へ接続するための接続回路をさらに備える、請求項1記
    載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 行列状に配列される複数の不揮発性メモ
    リセルを有するメモリアレイ、 前記メモリアレイの選択メモリセルのデータを外部へ読
    出すための外部センスアンプ回路、 前記外部センスアンプ回路と別に設けられ、前記メモリ
    アレイの選択メモリセルのデータを所定の内部動作のた
    めに読出すための内部センスアンプ回路、および前記メ
    モリアレイの選択メモリセルを別々の経路を介して前記
    外部センスアンプ回路および前記内部センス読出回路へ
    結合するための選択回路を備える、不揮発性半導体記憶
    装置。
  6. 【請求項6】 前記選択回路は、 前記メモリアレイの列を、第1の列選択信号に従って選
    択するための第1の列選択回路、 前記メモリアレイの列を第2の列選択信号に従って選択
    するための第2の列選択回路、 第1の経路選択信号に従って前記第1の列選択回路によ
    り選択された列と前記外部読出用センスアンプ回路とを
    結合するための第1の経路選択回路、および第2の経路
    選択信号に従って、前記第2の列選択回路により選択さ
    れた列を前記内部センス読出回路へ結合するための第2
    の経路選択回路を備える、請求項5記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2の列選択回路は、前
    記メモリアレイの両側に対向して配置される、請求項6
    記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記選択回路は、 列選択信号に従って前記メモリアレイの列を選択するた
    めの列選択回路と、 第1の経路選択信号に従って、前記列選択回路により選
    択された列を前記外部センスアンプ回路へ結合するため
    の第1の経路選択回路と、 第2の経路選択信号に従って、前記列選択回路により選
    択された列を前記内部センスアンプ回路へ結合するため
    の第2の経路選択回路とを備える、請求項5記載の不揮
    発性半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の経路選択回路に結合され、前
    記メモリアレイの選択メモリセル列へ書込データを伝達
    するための書込回路をさらに備える、請求項6または8
    記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 バックグラウンドオペレーションが可
    能な不揮発性半導体記憶装置において、1つのメモリセ
    ルアレイからの内部データ読出経路を複数個設けたこと
    を特徴とする、不揮発性半導体記憶装置。
JP2000167649A 2000-06-05 2000-06-05 不揮発性半導体記憶装置 Pending JP2001344986A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000167649A JP2001344986A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 不揮発性半導体記憶装置
US09/729,415 US6483748B2 (en) 2000-06-05 2000-12-05 Nonvolatile memory with background operation function
KR10-2001-0005815A KR100397410B1 (ko) 2000-06-05 2001-02-07 백그라운드 오퍼레이션 기능을 갖는 비휘발성 메모리
TW090102752A TW507202B (en) 2000-06-05 2001-02-08 Nonvolatile semiconductor memory device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000167649A JP2001344986A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 不揮発性半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001344986A true JP2001344986A (ja) 2001-12-14

Family

ID=18670776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000167649A Pending JP2001344986A (ja) 2000-06-05 2000-06-05 不揮発性半導体記憶装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6483748B2 (ja)
JP (1) JP2001344986A (ja)
KR (1) KR100397410B1 (ja)
TW (1) TW507202B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005158230A (ja) * 2003-11-24 2005-06-16 Samsung Electronics Co Ltd フラッシュメモリ装置
JP2006079796A (ja) * 2004-08-13 2006-03-23 Renesas Technology Corp 不揮発性半導体記憶装置および半導体記憶装置
JP2006079695A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP2008047132A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Arm Ltd メモリ装置を設計する縮退技法
JP2008293648A (ja) * 2008-08-05 2008-12-04 Renesas Technology Corp 半導体記憶装置
CN115240733A (zh) * 2022-09-23 2022-10-25 浙江力积存储科技有限公司 减小读出放大器面积的方法、电路及dram存储装置

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002214296A (ja) * 2001-01-16 2002-07-31 Toshiba Corp 半導体装置
KR100385228B1 (ko) * 2001-04-18 2003-05-27 삼성전자주식회사 불휘발성 메모리를 프로그램하는 방법 및 장치
US7020008B2 (en) * 2001-12-26 2006-03-28 Renesas Technology Corp. Thin film magnetic memory device writing data with bidirectional current
US7401108B2 (en) * 2002-05-08 2008-07-15 Avago Technologies General Ip Pte Ltd Random noise generator and a method for generating random noise
US7173863B2 (en) * 2004-03-08 2007-02-06 Sandisk Corporation Flash controller cache architecture
KR100536613B1 (ko) * 2004-04-09 2005-12-14 삼성전자주식회사 프로그램 시간을 단축할 수 있는 노어형 플래시 메모리장치 및 그것의 프로그램 방법
US7254075B2 (en) * 2004-09-30 2007-08-07 Rambus Inc. Integrated circuit memory system having dynamic memory bank count and page size
US7882299B2 (en) * 2004-12-21 2011-02-01 Sandisk Corporation System and method for use of on-chip non-volatile memory write cache
JP2007272943A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 不揮発性半導体記憶装置
JP2012511789A (ja) * 2008-12-09 2012-05-24 ラムバス・インコーポレーテッド 並行且つパイプライン化されたメモリ動作用の不揮発性メモリデバイス
US9785545B2 (en) * 2013-07-15 2017-10-10 Cnex Labs, Inc. Method and apparatus for providing dual memory access to non-volatile memory
US20220067499A1 (en) * 2020-08-25 2022-03-03 Silicon Storage Technology, Inc. Concurrent write and verify operations in an analog neural memory

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5245572A (en) 1991-07-30 1993-09-14 Intel Corporation Floating gate nonvolatile memory with reading while writing capability
JPH07226097A (ja) * 1994-02-15 1995-08-22 Mitsubishi Electric Corp 不揮発性半導体記憶装置
US5847998A (en) 1996-12-20 1998-12-08 Advanced Micro Devices, Inc. Non-volatile memory array that enables simultaneous read and write operations
US5732017A (en) * 1997-03-31 1998-03-24 Atmel Corporation Combined program and data nonvolatile memory with concurrent program-read/data write capability
US5847994A (en) 1997-09-08 1998-12-08 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Non-volatile semiconductor memory device having a back ground operation mode
US6016270A (en) * 1998-03-06 2000-01-18 Alliance Semiconductor Corporation Flash memory architecture that utilizes a time-shared address bus scheme and separate memory cell access paths for simultaneous read/write operations

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005158230A (ja) * 2003-11-24 2005-06-16 Samsung Electronics Co Ltd フラッシュメモリ装置
JP2006079796A (ja) * 2004-08-13 2006-03-23 Renesas Technology Corp 不揮発性半導体記憶装置および半導体記憶装置
JP4712365B2 (ja) * 2004-08-13 2011-06-29 ルネサスエレクトロニクス株式会社 不揮発性半導体記憶装置および半導体記憶装置
JP2006079695A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP4703148B2 (ja) * 2004-09-08 2011-06-15 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
JP2008047132A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Arm Ltd メモリ装置を設計する縮退技法
JP2008293648A (ja) * 2008-08-05 2008-12-04 Renesas Technology Corp 半導体記憶装置
CN115240733A (zh) * 2022-09-23 2022-10-25 浙江力积存储科技有限公司 减小读出放大器面积的方法、电路及dram存储装置
CN115240733B (zh) * 2022-09-23 2023-01-03 浙江力积存储科技有限公司 减小读出放大器面积的方法、电路及dram存储装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20010110072A (ko) 2001-12-12
US6483748B2 (en) 2002-11-19
TW507202B (en) 2002-10-21
KR100397410B1 (ko) 2003-09-13
US20010053091A1 (en) 2001-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4290374B2 (ja) 選択的倍速動作モードをもつ不揮発性半導体メモリ装置
KR100626371B1 (ko) 캐쉬 읽기 동작을 수행하는 비휘발성 메모리 장치, 그것을포함한 메모리 시스템, 그리고 캐쉬 읽기 방법
US6556504B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device and data input/output control method thereof
US7573738B2 (en) Mode selection in a flash memory device
JP4744765B2 (ja) フラッシュ・メモリの複数バンク同時操作
US6507885B2 (en) Memory system, method and predecoding circuit operable in different modes for selectively accessing multiple blocks of memory cells for simultaneous writing or erasure
KR100397410B1 (ko) 백그라운드 오퍼레이션 기능을 갖는 비휘발성 메모리
JP4188645B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ装置
US9201820B2 (en) Solid state storage device controller with parallel operation mode
US20060126385A1 (en) Flash memory device with burst read mode of operation
KR100855580B1 (ko) 프로세서 리셋 기능을 갖는 반도체 메모리 장치 및 그를 채용한 멀티 프로세서 시스템과 그에 따른 프로세서 리셋 제어방법
JP2002329396A (ja) バンク構成を変更可能なフラッシュメモリ
JP4217242B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ
US6937515B2 (en) Semiconductor memory device
US6515900B2 (en) Non-volatile memory with background operation function
US7617351B2 (en) Semiconductor memory device having RAM and ROM areas
JP4463680B2 (ja) 半導体メモリのワード線ラッチ
JP4557482B2 (ja) 同時動作フラッシュメモリデバイスのためのメタルオプション無しで異なるバンクの組合せが可能な2v/3v用の低電圧読出しカスコード
JP2659227B2 (ja) Mos型不揮発性半導体メモリ装置
JP2004199849A (ja) 入/出力の帯域幅を調節可能なメモリ装置
JP5141005B2 (ja) 半導体メモリ
JP2005332441A (ja) 半導体記憶装置および信号処理システム
JP2004178620A (ja) フラッシュメモリ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100302