JP2002329396A - バンク構成を変更可能なフラッシュメモリ - Google Patents

バンク構成を変更可能なフラッシュメモリ

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JP2002329396A
JP2002329396A JP2001130416A JP2001130416A JP2002329396A JP 2002329396 A JP2002329396 A JP 2002329396A JP 2001130416 A JP2001130416 A JP 2001130416A JP 2001130416 A JP2001130416 A JP 2001130416A JP 2002329396 A JP2002329396 A JP 2002329396A
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Takaaki Furuyama
孝昭 古山
Mitsuhiro Nagao
光洋 長尾
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】共通のメモリ回路で複数の品種に対応した構成
に変更可能なフラッシュメモリを提供する。 【解決手段】フラッシュメモリにおいて,メモリ領域が
複数の実バンク(BNK-A〜D)に分割され,少なくとも1
つの実バンクを有する複数の仮想バンクの複数の組合せ
と,ブートセクタを有するブートバンクに最上位アドレ
スが割り当てられたトップブートと,ブートバンクに最
下位アドレスが割り当てられたボトムブートとの組合せ
からなる複数の品種のうち,品種情報データを品種情報
記録部(18)に設定することにより,いずれかの品種の
構成になることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,複数のバンク構成
を変更可能なフラッシュメモリに関し,特に共通のメモ
リ回路構成であって,品種データを設定することによ
り,2バンク構成や4バンク構成に変更することができ
るフラッシュメモリに関する。
【0002】
【従来の技術】フラッシュメモリは,不揮発性のメモリ
セルを有し,複数のメモリセルを有するセクタ単位で消
去及びプログラムされる。フラッシュメモリの動作モー
ドは,記憶されたデータを読み出す読み出しモードと,
選択されたセクタ内の全てのメモリセルにデータ「1」
を書き込む消去モードと,選択されたメモリセルにデー
タ「0」を書き込むプログラムモードとを有する。フラ
ッシュメモリは,コマンドライト信号に応答して上記の
消去モード若しくはプログラムモードになる。
【0003】フラッシュメモリは,電源オフ状態でも記
憶データを保持することができる不揮発性メモリである
ので,電源起動時に最初にアクセスするブートプログラ
ムを記録する半導体メモリとして利用されることが多
い。それに伴い,フラッシュメモリは,電源起動時にア
クセスされるブートセクタを有するバンクと,それ以外
の通常のセクタを有するバンクとで構成されることがし
ばしばある。その場合,ブートセクタを有するバンクの
容量が,他のバンクの容量に比較して小さい品種から,
同等の容量の品種まで,利用者の利便性に応じたバンク
構成が要求される。
【0004】また,フラッシュメモリの特徴的な点とし
て,コマンドライト信号に応答して実行されるプログラ
ムモードや消去モードでは,フローティングゲートを有
するメモリセルに一定のプログラムパルスや消去パルス
を印加するストレス印加工程と,その後メモリセルの閾
値電圧の変化をチェックするベリファイ工程とが複数回
繰り返される。そのため,フラッシュメモリでは,プロ
グラムや消去動作中のバンクに対しては,読み出し動作
を禁止している。つまり,あるバンク内のセクタがプロ
グラムまたは消去動作中の時は,そのバンク内の別のセ
クタのメモリセルであっても,読み出し動作を禁止す
る。しかも,プログラムや消去動作は,読み出し動作に
比較すると長い時間を要するので,一旦あるバンクに対
してプログラムや消去動作が開始されると,読み出し可
能なメモリ領域が少なくなり,読み出し動作の制約を招
く。つまり,フラッシュメモリが2個のバンク構成の場
合は,一方のバンクがプログラムまたは消去動作中に
は,他方のバンクには読み出し動作を行うことができる
が,当該一方のバンクにはそれができない。
【0005】更に,フラッシュメモリの特徴的な点は,
ブートセクタを有するバンクのアドレスが最上位アドレ
スに割り当てられているトップブートと,最下位アドレ
スに割り当てられているボトムブートとが存在すること
である。フラッシュメモリをシステム内に搭載する時,
そのフラッシュメモリ内のブートプログラムへのアクセ
スを最上位アドレスで行うか,最下位アドレスで行うか
の点で,トップブート用フラッシュメモリとボトムブー
ト用フラッシュメモリとが異なる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のフラッシュメモ
リは,2バンク構成が一般的であったが,上記の読み出
し動作の制約を少なくするために,最近4バンク構成の
品種が要求されつつある。つまり,バンクの数を増やす
ことにより,プログラムまたは消去中のためにアクセス
できないメモリの容量を減らすことができる。
【0007】また,2バンク構成であっても,ブートセ
クタを有するバンクの容量を他のバンクに比較して種々
の大きさを有する複数の品種が求められている。
【0008】しかしながら,これらの多数に上る品種に
対応して,多数のフラッシュメモリを設計し製造するこ
とは,効率的でなくまた生産管理の点で好ましくない。
【0009】そこで,本発明の目的は,共通のメモリ回
路であって,品種データを設定することにより所望の品
種にすることができるフラッシュメモリを提供すること
にある。
【0010】さらに,本発明の目的は,異なるバンク構
成を有し,複数のバンクに割り当てられるアドレスの順
番がそれぞれ異なる複数の品種に対応できるフラッシュ
メモリを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,本発明の一つの側面は,フラッシュメモリにおい
て,メモリ領域が複数の実バンクに分割され,少なくと
も1つの実バンクを有する複数の仮想バンクの複数の組
合せと,ブートセクタを有するブートバンクに最上位ア
ドレスが割り当てられたトップブートと,ブートバンク
に最下位アドレスが割り当てられたボトムブートとの組
合せからなる複数の品種のうち,品種情報データを品種
情報記録部に設定することにより,いずれかの品種の構
成になることを特徴とする。
【0012】上記の側面において,好ましい実施例で
は,フラッシュメモリ内のメモリ領域が,メモリセルア
レイとワードドライバ及びコラム選択回路をそれぞれ有
する複数の実バンクを有し,対応する実バンクがプログ
ラムまたは消去動作中か否かを記録し,読み出し時のバ
ンク選択信号に応答してプログラムまたは消去動作中で
あれば読み出しを禁止しプログラムまたは消去動作中で
なければ読み出しを許可する読み出し許可信号を生成す
るバンクビジー検出回路が,実バンク毎に設けられる。
そして,バンクビジー検出回路は,前記品種データによ
り設定された仮想バンクに属する他の実バンクがプログ
ラムまたは消去動作中か否かにより,前記読み出し許可
信号を禁止または許可状態にすることを特徴とする。
【0013】更に,好ましい実施例では,実バンクを選
択するためのアドレスであって,前記アドレス変換回路
により生成された内部アドレスをデコードし,実バンク
選択信号を生成するバンクデコーダを有する。バンクデ
コーダにより生成された実バンク選択信号が,バンクビ
ジー検出回路に供給され,バンクビジー検出回路は,実
バンク選択信号に応じて,同じ仮想バンクに属する実バ
ンクがプログラムまたは消去動作中か否かにより,前記
読み出し許可信号を生成する。
【0014】上記の側面において,好ましい実施例で
は,フラッシュメモリが供給されるアドレスを内部アド
レスに変換するアドレス変換回路を有し,当該アドレス
変換回路が,前記品種データにより設定されたトップブ
ートかボトムブートかに応じて,ブートバンクに対応す
る実バンクのアドレスを最上位にまたは最下位に変換す
ることを特徴とする。
【0015】更に,好ましい実施例では,上記の品種情
報記録部は,不揮発性メモリセルを有し,前記品種情報
データが当該不揮発性メモリセルに書き込み可能である
ことを特徴とする。これにより,共通のメモリ回路に対
して,製造プロセス終了後に品種情報記録部内の不揮発
性メモリセルに品種データを書き込むことで,複数の品
種の中から所望の品種にすることができる。従って,生
産管理を容易にすることができる。
【0016】上記の目的を達成するために,本発明の別
の側面では,少なくとも1つの実バンクを有する仮想バ
ンクの構成を変更可能な不揮発性メモリにおいて,複数
のメモリセルをそれぞれ有する複数の実バンクと,前記
仮想バンク構成を有する品種情報データを記憶する品種
情報メモリと,前記品種情報データに応じて,供給され
るアドレスを内部アドレスに変換するアドレス変換部
と,前記実バンク毎に設けられ,対応する実バンクがプ
ログラムまたは消去動作中か否かを示すプログラム・消
去状態信号を生成し,読み出し時の実バンク選択信号に
応答して,同じ仮想バンクに属する実バンクのプログラ
ム・消去状態信号に従って当該対応する実バンクの読み
出しの許可または禁止を指示する読み出し許可信号を生
成するバンクビジー検出回路とを有し,前記仮想バンク
に属する実バンクは,前記品種情報データに従って変更
可能に構成され,前記バンクビジー検出回路は,前記品
種情報データに応じて設定される仮想バンクに属する実
バンクのプログラム・消去状態信号のいずれかがプログ
ラムまたは消去動作状態の時に,前記読み出しを禁止す
る読み出し許可信号を生成することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して本発明の実
施の形態例を説明する。しかしながら,本発明の保護範
囲は,以下の実施の形態例に限定されるものではなく,
特許請求の範囲に記載された発明とその均等物にまで及
ぶものである。
【0018】図1は,本実施の形態例におけるフラッシ
ュメモリの8種類の品種の構成を示す図である。本実施
の形態例におけるフラッシュメモリには,例として32
MBの容量を有し,全ての品種において,メモリ領域
は,4つの実バンクBNK-A〜Dで構成され,それらの実バ
ンクは,図示しないブートセクタを有する4MBの実バ
ンクBNK-Aと,12MBの実バンクBNK-B,BNK-Cと,4
MBの実バンクBNK-Dとで構成される。更に,フラッシ
ュメモリの品種には,2個の仮想バンクからなる2バン
ク品と4個の仮想バンクからなる4バンク品とがあり,
図1(1)〜(6)が2バンク品を,図(7),(8)
が4バンク品を示す。
【0019】ここで,実バンクとは,実際にメモリ領域
に形成された複数のメモリセルのかたまりであり,少な
くともワードドライバとコラム選択回路とメモリセルア
レイとを有し,バンク選択用アドレスをデコードした実
バンク選択信号により選択される。また,仮想バンクと
は,一つまたは複数の実バンクにより形成されるバンク
であり,メモリ回路を搭載するシステム側から見える仮
想上のバンクである。そして,一般的には,プログラム
や消去動作中において読み出しのアクセスを禁止する制
御が,仮想バンクの単位で行われる。
【0020】更に,フラッシュメモリの品種は,2バン
ク品において,4MBと28MBの仮想バンクで構成さ
れるもの(図1中(1)(2))と,8MBと24MB
の仮想バンクで構成されるもの(図1中(3)(4))
と,16MBと16MBの仮想バンクで構成されるもの
(図1中(5)(6))とがある。更に,フラッシュメ
モリの品種には,ブートセクタを有する実バンクBNK-A
を最下位アドレスに割り当てたボトムブート品(図1中
(1)(3)(5)(7))と,最下位アドレスに割り
当てたトップブート品(図1中(2)(4)(6)
(8))とを有する。
【0021】図1(1)の第1の2バンク品(4MB/28M
B)で且つボトムブート品では,ブートセクタを有する
実バンクBNK-Aを第1の仮想バンクVBNK-1とし,残りの
実バンクkBNK-B〜Dを第2の仮想バンクVBNK-2とする。
図中,破線が仮想バンクを示し,実線が実バンクを示
す。そして,ブートセクタを有する実バンクBNK-Aに最
下位アドレス「000」が割り当てられる。そして,ア
ドレスの順番は,一点鎖線で示されるとおり,実バンク
BNK-Aが最下位アドレスで,その上位アドレスは,実バ
ンクBNK-D,BNK-C,BNK-Bに順番に割り当てられる。
【0022】図1(2)の第1の2バンク品で且つトッ
プブート品では,第1及び第2の仮想バンクVBNK-1,VBN
K-2の構成は同じであるが,ブートセクタを有する実バ
ンクBNK-Aに最上位アドレス「111」が割り当てら
れ,アドレスの順番は,一点鎖線で示されるとおり,逆
方向になっている。
【0023】図1(3)の第2の2バンク品(8MB/24M
B)で且つボトムブート品では,2つの実バンクBNK-A,
BNK-Dで第1の仮想バンクVBNK-1を構成し,残りの実バ
ンクBNK-B,BNK-Cで第2の仮想バンクVBNK-2を構成す
る。そして,図1(1)の品種と同じように,最下位ア
ドレスが実バンクBNK-Aに割り当てられ,アドレスの順
番が一点鎖線のようになっている。
【0024】図1(4)の第2の2バンク品(8MB/24M
B)で且つトップブート品は,図1(3)と同じ仮想バ
ンク構成で,且つ図1(2)と同じアドレスの割り当て
になっている。
【0025】図1(5)の第3の2バンク品(16MB/16M
B)で且つボトムブート品は,2つの実バンクBNK-A,BN
K-Bで第1の仮想バンクVBNK-1を構成し,残りの実バン
クBNK-C,BNK-Dで第2の仮想バンクVBNK-2を構成する。
そして,最下位アドレスが実バンクBNK-Aに割り当てら
れる。また,アドレスの順番は,最下位アドレスが実バ
ンクBNK-Aに割り当てられ,更に上位のアドレスが,実
バンクBNK-B,BNK-C,BNK-Dの順番に割り当てられる。
【0026】図1(6)の第4の2バンク品(16MB/16M
B)で且つトップブート品は,図1(5)と同じ仮想バ
ンク構成であり,各実バンクに対して逆方向にアドレス
が割り当てられている。
【0027】図1(7)の4バンク品で且つボトムブー
ト品は,実バンクと仮想バンクとが一致している。そし
て,実バンクBNK-Aに最下位アドレスが割り当てられ,
それより上位のアドレスは,一点鎖線に示されるとお
り,実バンクBNK-B,BNK-C,BNK-Dに順番に割り当てら
れる。
【0028】図1(8)の4バンク品で且つトップブー
ト品は,実バンクと仮想バンクとが一致し,実バンクBN
K-Aに最上位アドレスが割り当てられ,それより下位の
アドレスは,一点鎖線に示されるとおり,実バンクBNK-
B,BNK-C,BNK-Dに順番に割り当てられる。つまり,図
1(7)のアドレス順番と逆の順番になっている。
【0029】図2は,実バンクの構成例を示す図であ
る。実バンクには,フローティングゲートを有するメモ
リセルMC00〜MC11が,ワード線WL0,WL1とビット線BL0,
BL1の交差位置に配置され,各メモリセルのドレインが
ビット線に接続され,ソースがソース線SL0,SL1に接続
される。ワード線WLは,ワードドライバ回路WDRにより
駆動され,ビット線BLはコラムゲートCGateを介して外
部に接続される。ワード線及びビット線は,図示しない
ワードデコーダとコラムデコーダとにより選択される。
また,ソース線SLはソース線制御回路SLCにより制御さ
れる。
【0030】消去状態では,メモリセルトランジスタは
閾値が低い状態(データ「1」)の状態にあり,プログ
ラム時には,ワード線とビット線を高い電圧に制御し,
ソース線をグランドに制御することで,フローティング
ゲート内に電荷が注入され,閾値電圧が高くされる(デ
ータ「0」)。また,消去時には,ビット線がオープ
ン,ワード線がグランドに,ソース線が高い電圧にそれ
ぞれ制御され,フローティングゲート内の電荷が引き抜
かれ,閾値電圧が低くされる。読み出し時は,ワード線
に2つの閾値電圧の中間電圧が印加され,閾値の状態に
応じてビット線に流れる電流の大小により,記憶された
データが読み出される。
【0031】図3は,更に実バンクの構成を示す図であ
る。ブートセクタを有する実バンクBNK-Aは,図示され
るとおり容量が比較的小さいセクタSEC0〜7と容量が比
較的大きいセクタSEC8〜14とを有する。小さいセクタSE
C0〜7にブートプログラムなど電源起動時等の特定のイ
ベント発生時にアクセスされるべきコンテンツが記録さ
れる。また,ブートセクタを有しない実バンクBNK-D
は,図示されるとおり,容量が比較的大きいセクタSEC0
〜SEC7を有する。また,実バンクBNK-B,BNK-Cは,実バ
ンクBNK-Dと同様に,容量が比較的大きいセクタSEC-0〜
SEC-23を有し,全体の容量が12MBと大きくなっている。
これらのセクタは,プログラムや消去動作の最小単位で
あり,セクタ毎にプログラムや消去動作を行うことがで
きれば,複数セクタを同時にプログラムまたは消去する
こともできる。
【0032】さて,図1に示した8種類の品種が,本実
施の形態例では共通のメモリ回路により実現される。図
4は,本実施の形態例におけるメモリ回路の構成図であ
る。このメモリ回路は,図1で説明したとおり,ブート
セクタを有する容量4MBの実バンクBNK-Aと,容量12MB
の実バンクBNK-B,BNK-Cと,容量4MBの実バンクBNK-Dと
を有する。各実バンクには,読み出し動作を制御する読
み出し制御回路10A〜10Dと,プログラム及び消去動作を
制御するプログラム・消去制御回路12A〜12Dと,実バン
クがプログラムまたは消去中か否かを記憶し,読み出し
動作に伴ってアクセスされた時に,読み出しを許可する
か否かを示す読み出し許可信号RAsel〜RDselを生成する
バンクビジー検出回路14A〜14Dとを有する。ステートコ
ントロール及びコマンドレジスタ16は,外部から供給
されるコマンド信号/CE,/OE,/WEとアドレス信号A0-20を
供給され,内部回路に対して読み出し動作,プログラム
動作,消去動作を制御する。
【0033】このメモリ回路では,8品種のなかから所
望の品種にするために,品種情報メモリ18を有する。
この品種情報メモリ18は,3ビットの不揮発性メモリ
セルを有し,3ビットからなる品種情報データBNK824,
TBBLK,DEVIDが書き込まれる。この3ビットの品種情報
データにより,8品種のうちのいずれかの品種に設定さ
れる。品種情報メモリ18に内蔵される不揮発性メモリ
セルは,図2に示したメモリセルと同じである。
【0034】図5は,品種情報データと8品種との関係
を示す図である。図5に示されるとおり,品種情報デー
タであるトップ・ボトム情報データTBBLKがHレベルの
場合はトップブート品,Lレベルの場合はボトムブート
品に設定される。また,別の品種情報データBNK824,DE
VIDにより,2バンク品の3種類の仮想バンク構成品に
4バンク品を加えた4品種から1品種が設定される。
【0035】図4のメモリ回路は,更に,2ビットの品
種情報データBNK824,DEVIDをデコードして,品種ID信
号P-IDを出力する品種情報デコーダ20を有する。品種
情報デコーダ20は,仮想バンクが4MBと28MBとに分け
られる2バンク品に対して第1の品種信号P1をHレベル
にし,仮想バンクが8MBと24MBとに分けられる2バンク
品に対して第2の品種信号P2をHレベルにし,仮想バン
クが16MBと16MBとに分けられる2バンク品に対して第3
の品種信号P3をHレベルにし,4バンク品に対しては全
ての品種信号P1,P2,P3をLレベルにする。
【0036】更に,メモリ回路は,外部からアドレスA0
-A20を供給される。このアドレスは,バンク選択アドレ
スBNK-Add(A18,19,20)と,バンク内選択アドレスA0−
A17とで構成される。尚,バンク選択アドレスBNK-Add
は,厳密に言うと,図1に示された4MB単位のブロック
選択アドレスであり,全部で8ブロックを選択すること
ができる。従って,バンクデコーダ24は,このバンク
選択アドレスに従って,どの実バンクBNK-A〜Dが選択さ
れているかを示すバンク選択信号BNK-selを生成する。
【0037】バンクデコーダ24は,バンク選択内部ア
ドレスBNK-Iaddをデコードする。例えば,図1(1)の
2バンク品でボトムブート品の場合は,バンク選択アド
レスBNK-addが「000」であれば,実バンクBNK-Aを選
択するバンク選択信号AselがHレベルになる。また,バ
ンク選択アドレスBNK-addが「001」であれば,実バ
ンクBNK-Dを選択するバンク選択信号DselがHレベルに
なる。更に,バンク選択アドレスBNK-addが「010」
「011」「100」であれば,実バンクBNK-Cを選択
するバンク選択信号CselがHレベルになり,また,バン
ク選択アドレスBNK-addが「101」「110」「11
1」であれば,実バンクBNK-Bを選択するバンク選択信
号BselがHレベルになる。他の品種の場合も,図1に示
される通りである。
【0038】図1に示される通り,品種によって,実バ
ンクに割り当てられるアドレスが異なる。そして,バン
クデコーダ24とバンク選択信号BNK-selとの関係は固
定的であるので,それに代わって,品種毎に外部からの
バンク選択用アドレスBNK-addをバンク選択用内部アド
レスBNK-Iaddに変換するアドレス変換回路22が設けら
れる。このアドレス変換回路22は,品種情報データBN
K824,DEVIDに応じて,バンク選択アドレスBNK-addをバ
ンク選択内部アドレスBNK-Iaddに変換する。この変換回
路については,後述する。
【0039】本実施の形態例では,バンクデコーダ24
によるバンク選択内部アドレスBNK-Iaddとバンク選択信
号BNK-selとの関係は,図1(5)または(7)のよう
になっている。つまり,バンク選択内部アドレスBNK-Ia
ddが「000」であれば,実バンクBNK-Aを選択する選
択信号AselがHレベルになり,バンク選択内部アドレス
BNK-Iaddが「001」「010」「011」であれば,
実バンクBNK-Bを選択する選択信号BselがHレベルにな
り,バンク選択内部アドレスBNK-Iaddが「100」「1
01」「110」であれば,実バンクBNK-Cを選択する
選択信号CselがHレベルになり,そして,バンク選択内
部アドレスBNK-Iaddが「111」であれば,実バンクBN
K-Dを選択する選択信号DselがHレベルになる。
【0040】これに対して,トップ・ボトム情報データ
TBBLKがHレベルのトップブート品の場合は,バンクデ
コーダ24に供給されるバンク選択内部アドレスは,外
部からのバンク選択アドレスを反転して,補数データに
変換する必要がある。これが,アドレス変換回路22に
て行われる。
【0041】更に,品種情報データBNK824がHレベルの
時に設定される,4MB/28MBの仮想バンクを有する2バン
ク品(図1(1)(2))と8MB/24MBの仮想バンクを有
する2バンク品(図1(3)(4))との場合は,アド
レスの順番が他の品種(図1(5)〜(8))とは異な
る。従って,その為に必要なアドレス変換も,アドレス
変換回路22にて行われる。
【0042】図1(1)と(5)とを比較すると,アド
レスA20について,供給アドレスがA19=1またはA18=
1の時は,内部アドレスIA20は供給アドレスA20の反転
データであり,供給アドレスがA19=0且つA18=0の時
は,内部アドレスIA20は供給アドレスA20の非反転デー
タになれば良い。更に,アドレスA19について,供給ア
ドレスA18=1の時は,内部アドレスIA19は供給アドレ
スA19の反転データであり,供給アドレスA18=0の時
は,内部アドレスIA19は供給アドレスA19の非反転デー
タになれば良い。そして,アドレスA18について,内部
アドレスIA18と供給アドレスA18とは同じである。
【0043】以上の供給アドレスと内部アドレスとの関
係から,アドレス変換回路22は,図1の(5)(7)
のようなアドレスの順番であって,ボトム品の場合は,
供給アドレスをそのまま内部アドレスとすることができ
る。また,図1の(6)(8)のように同じアドレスの
順番であるが,トップ品の場合は,供給アドレスの反転
したものが内部アドレスになる。一方,図1(1)
(3)のようなアドレスの順番であってボトム品の場合
は,供給アドレスA19=1またはA18=1の時に供給アド
レスを反転する必要がある。逆に,図1(2)(4)の
ようなアドレスの順番であってトップ品になる場合は,
供給アドレスがA19=0且つA18=0の時に供給アドレス
を反転する必要がある。
【0044】図6と図7がアドレス変換回路22を示す
図である。図6には,同じ構成の変換回路が3つ示され
る。変換制御信号TB20,TBB20がL,Hレベルの時に,
トランスファーゲート40P,40Nが導通して,インバータ
4段構成になり,供給されたバンク選択アドレスBNK-ad
d(A20)が非反転のままバンク選択内部アドレスBNN-Ia
dd(IA20)として出力される。逆に変換制御信号TB20,
TBB20がH,Lレベルの時は,トランスファーゲート40
P,40Nが非導通となり,トランジスタ42P,42Nからなるイ
ンバータが追加され,供給されたバンク選択アドレスBN
K-add(A20)が反転されバンク選択内部アドレスBNN-Ia
dd(IA20)として出力される。
【0045】図7は,アドレス変換回路内の変換制御信
号生成回路の構成図である。変換制御信号TB,TBBは,
前述したとおり,供給アドレスを反転する必要がある場
合に,TB=H,TBB=Lになり,供給アドレスを反転する必
要がない場合は,TB=L,TBB=Hになればよい。上記の条
件を満足するように,図7の変換制御信号生成回路が構
成される。
【0046】まず,アドレスA20についての変換制御信
号生成回路が,図7(A)に示される。この回路には,
品種情報データBNK824とトップ・ボトム情報データの反
転データTBBLKBと,供給アドレスA19,A18が入力され
る。図中,NANDゲート43の出力S43がLレベルであれ
ば,非反転の制御信号TB20=H,TBB20=Lが生成され,内
部アドレスIA20は供給アドレスA20と同じになる。ま
た,NANDゲート43の出力S43がHレベルであれば,反
転の制御信号TB20=L,TBB20=Hが生成され,内部アドレ
スIA20は供給アドレスA20を反転したものになる。
【0047】NANDゲート43の出力S43がHレベルにな
るのは,その前段のNANDゲート40,41,42のいず
れかの出力S40,S41,S32がLレベルになる場合である。
まず,図1,5の品種5,7の場合は,バンクデコーダ
24とメモリ領域の関係に変更がないので,いずれのNA
NDゲート40〜42の出力もHレベルであり,NANDゲー
ト43の出力S43がLレベルとなり,非反転の変換制御
信号が生成される。次に,品種6,8の場合は,上記と
アドレスの順番が逆転するので反転の変換制御信号が生
成される必要があり,品種情報データBNK824=L,TBBLKB
=Lにより,NANDゲート40の出力S40がLレベルにな
り,ゲート43の出力S43がHレベルになる。
【0048】次に,品種1,3の場合は,品種情報デー
タBNK824=H,TBBLKB=Hにより,供給アドレスA19,A18の
一方がHレベルになるとNANDゲート42の出力S42がL
レベルになり,反転の変換制御信号が生成される。ま
た,品種2,4の場合は,品種情報データBNK824=H,TB
BLKB=Lにより,供給アドレスA19,A18の両方がLレベル
になるとNANDゲート41の出力S41がLレベルになり,
反転の変換制御信号が生成される。
【0049】次に,アドレスA19についての変換制御信
号生成回路が,図7(B)に示される。この回路には,
品種情報データBNK824とトップ・ボトム情報データの反
転データTBBLKBと,供給アドレスA18が入力される。こ
の場合も,図1,5の品種5,7の場合は,いずれのNA
NDゲート40〜42の出力もHレベルであり,NANDゲー
ト48の出力S48がLレベルとなり,非反転の変換制御
信号が生成される。次に,品種6,8の場合は,品種情
報データBNK824=L,TBBLKB=Lにより,NANDゲート45の
出力S45がLレベルになり,ゲート48の出力S48がHレ
ベルになり,反転用の変換制御信号が生成される。
【0050】次に,品種1,3の場合は,品種情報デー
タBNK824=H,TBBLKB=Hにより,供給アドレスA18がHレ
ベルになるとNANDゲート47の出力S47がLレベルにな
り,反転の変換制御信号が生成される。また,品種2,
4の場合は,品種情報データBNK824=H,TBBLKB=Lによ
り,供給アドレスA18がLレベルになるとNANDゲート4
6の出力S46がLレベルになり,反転の変換制御信号が
生成される。この動作は,単純に品種1,3の場合の反
転動作である。
【0051】最後にアドレスA18についての変換制御信
号生成回路が,図7(C)に示される。この場合は,単
純にボトム品である品種1,3,5,7の場合は,品種
情報データTBBLKB=Hであるので,インバータ49の出力
S49はLレベルになり,非反転の変換制御信号が生成さ
れる。逆に,トップ品である品種2,4,6,8の場合
は,品種データTBBLKB=Lであるので,インバータ49の
出力S49がHレベルになり,反転の変換制御信号TB18,TB
B18が生成される。
【0052】なお,残りのアドレスA17〜A12について
も,同様の変換制御信号が生成され,図示しないアドレ
スバッファに設けられた図6と同じ変換回路により,ト
ップ品の場合のみアドレスが反転される。
【0053】図4に戻り,メモリ回路は,8品種のうち
いずれに設定されているかを外部から読み出すことがで
きる。その為に,品種IDコード発生回路28が設けられ
る。品種IDコード発生回路28は,品種情報メモリ18
に記録された3ビットの品種情報データBNK824,TBBL
K,DEVIDをデコードして,品種IDコードを出力する。こ
の品種IDコードの読み出しは,コマンド/CE,/OE,/WEと
アドレスA0,A1,A6の組合せにより命令され,ステートコ
ントロール回路16からの制御信号Pselにより,マルチ
プレクサが切り換えられ,マルチプレクサ32を介し
て,出力端子DQ7-0から出力される。
【0054】図8は,品種IDコードの出力例を示す図で
ある。入力として,コマンド/CE,/OE,/WEとアドレスA0,
A1,A6の組合せが,L,L,H,VH,L,Hの場合に,出力DQ7-0か
ら8品種のIDコードが出力される。尚,アドレス端子A6
に供給されるVHは,通常動作では起こり得ない高い電圧
である。
【0055】最後に,図4のメモリ回路は,設定された
品種の仮想バンクに対応して,バンクビジー検出回路14
A〜14Dが読み出し許可信号RAsel〜RDselを生成する必要
がある。そのために,バンクビジー検出回路は,4バン
ク品の場合は,対応する実バンクがプログラムまたは消
去動作中か否かに応じて,読み出し時のバンク選択信号
BNK-selに応答して,読み出し許可信号を生成する。一
方,2バンク品の場合は,同じ仮想バンクに属する実バ
ンクがプログラムまたは消去動作中か否かに応じて,読
み出し許可信号を生成する。そのため,バンクビジー検
出回路は,設定された品種情報データに従って品種IDデ
コーダ20が生成する品種ID信号P-IDに応じて,参照す
べき実バンクが自動変更可能に構成される。
【0056】例えば,図1を参照すると,品種1,2で
は,実バンクBNK-B,C,Dが同じ仮想バンクに属するの
で,それらの実バンクに対応するバンクビジー検出回路
が保持しているプログラムまたは消去動作状態のデータ
に従って,各バンクビジー検出回路が,読み出し許可信
号を生成する。品種3,4では,実バンクBNK-A,Dが同
じ仮想バンクに属するので,同様にして読み出し許可信
号が生成される。実バンクBNK-B,Cについても同様であ
る。更に,品種5,6では,実バンクBNK-A,Bが同じ仮
想バンクに属し,実バンクBNK-C,Dが同じ仮想バンクに
属するので,上記と同様にして読み出し許可信号が生成
される。
【0057】図9は,4つの実バンクに対応するバンク
ビジー検出回路14A〜14Dの回路図である。各バンクビジ
ー検出回路には,バンクデコーダ24が生成するバンク
選択信号BNK-sel(Asel,Bsel,Csel,Dsel)と,コマンド
ライトが供給された時に生成されるライト制御信号R/W-
CON(latch,resetb)と,品種IDデコーダ20により生
成される品種ID信号P-ID(P1,P2,P3)と,それぞれの
バンクビジー検出回路が保持するプログラム・消去状態
信号WT(WAsel,WBsel,WCsel,WDsel)とが入力される。
【0058】ライト制御信号のラッチ信号latchは,コ
マンドライトによりプログラムまたは消去を指令するコ
マンドが供給された時にLレベルになり,バンクビジー
回路14A内に示されるトランスファーゲート50を導通
させ,バンク選択信号BNK-selを2つのインバータから
なるラッチ回路52にラッチする。また,ライト制御信
号のリセット信号resetbは,プログラムまたは消去が終
了する時にLレベルになり,Pチャネルトランスファー
ゲート51を導通して,ラッチ回路52をリセット状態
にする。ラッチ回路52を含むラッチユニットLATCH
は,他のバンクビジー検出回路14B,14C,14Dにも設けら
れている。
【0059】従って,ラッチ回路52の出力は,実バン
クBNK-Aがプログラムまたは消去動作中であることを示
すプログラム・消去状態信号WAselとして,他のバンク
ビジー検出回路に供給される。同様に,バンクビジー検
出回路14Aに対しても,他のバンクビジー検出回路14B,1
4Dから,プログラム・消去状態信号WBsel,WDselが供給
される。
【0060】そして,品種3,4の時は,第2の品種ID
信号P2がHレベルになり,NANDゲート62を介して実バ
ンクBNK-Dのプログラム・消去状態信号WDselが参照され
て,NANDゲート64を介して,NORゲート54により自
分のプログラム・消去状態信号WAselと論理和が取ら
れ,読み出し許可信号RAselが生成される。つまり,同
じ仮想バンクに属する実バンクBNK-A,BNK-Dのいずれか
がプログラムまたは消去動作中であれば,読み出し許可
信号RAselはLレベルになり,読み出しが禁止される。
【0061】更に,品種5,6の時は,第3の品種ID信
号P3がHレベルになり,NANDゲート63を介して実バン
クBNK-Bのプログラム・消去状態信号WBselが参照され
る。この場合は,同じ仮想バンクに属する実バンクBNK-
A,BNK-Bのいずれかがプログラムまたは消去動作中であ
れば,読み出し許可信号RAselがLレベルになり,読み
出しが禁止される。
【0062】次に,実バンクBNK-Bのバンクビジー検出
回路14Bについて説明すると,ラッチユニットから,自
分のバンクBNK-Bがプログラムまたは消去動作中である
ことを示すプログラム・消去状態信号WBselが出力され
る。そして,品種1,2の場合は,品種ID信号P1がHレ
ベルになり,NANDゲート61を介して,バンクBNK-C,D
のプログラム・消去状態信号WCsel,WDselが参照され
る。そして,同じ仮想バンクに属する実バンクBNK-B,C,
Dがプログラム・消去動作中であれば,読み出し許可信
号RBselがLレベルになり読み出しが禁止される。
【0063】品種3,4の場合及び品種5,6の場合
は,バンクビジー検出回路14Aと同じ動作である。
【0064】実バンクBNK-Cのバンクビジー検出回路14C
及び実バンクBNK-Dのバンクビジー検出回路14Dも同様の
構成であり,NANDゲート61,62,63を介して,設定された
品種に応じて組み合わせられる仮想バンク内の実バンク
のプログラム・消去状態信号が参照され,読み出し許可
信号RCsel,RDselがそれぞれ生成される。
【0065】尚,品種7,8の場合は,全ての品種ID信
号P1,P2,P3がLレベルになり,他の実バンクのプログラ
ム・消去状態信号の参照は行われない。
【0066】以上のように,バンクビジー検出回路は,
品種情報データの設定に応じて生成される品種ID信号に
基づいて,参照すべき他の実バンクのプログラム・消去
状態信号が自動的に変更される。従って,組み合わせら
れる仮想バンク内がプログラムまたは消去動作中である
と,当該仮想バンクに属する実バンクへの読み出し動作
は禁止される。
【0067】図4のメモリ回路に戻り,ORゲート36
は,読み出し許可信号RAsel,RBsel,RCsel,RDselの論
理和をとる。従って,全ての読み出し許可信号が読み出
しを禁止するLレベルになると,読み出し制御信号Dsel
がLレベルになり,読み出しデータ(図中read data)
の代わりにステータス信号STTAが,マルチプレクサ32
を介してDQ端子から出力される。ステートコントロール
回路16は,プログラムまたは消去コマンドに応答し
て,指定された実バンクに対してプログラムまたは消去
動作の制御を行う。従って,ステートコントロール回路
16は,いずれの実バンクがプログラムまたは消去中で
あることを認識しているので,読み出しで選択された実
バンクのステータス信号STTAを出力することができる。
【0068】尚,図4のマルチプレクサ34は,プログ
ラムまたは消去動作中にプログラム・消去制御信号PEA
に応答して,ステートコントロール回路16が生成する
内部アドレスIA0-17に切り換える。
【0069】以上説明したとおり,本実施の形態例のメ
モリ回路は,第1の共通の回路構成を有し,品種情報デ
ータを設定することにより,設定された品種に対応する
構成に変更可能である。複数の品種には,少なくとも2
バンク品と4バンク品,及びトップブート品とボトムブ
ート品とが含まれ,2バンク品は,ブートバンクを含む
第1の仮想バンクとブートバンクを含まない第2の仮想
バンクを有し,それぞれの容量の組合せに複数種類存在
する。設定された品種情報データに応じて,実バンクの
アドレスが変更される。また,設定された品種情報デー
タに応じて,品種ID信号が生成され,その品種ID信号に
応じて,各実バンクのバンクビジー検出回路が,同じ仮
想バンクに属する実バンクがプログラムまたは消去動作
中である場合に,読み出しを禁止する信号を生成する。
【0070】上記の実施の形態例では,品種情報データ
を記憶する記憶部18と品種ID信号を生成する品種情報
デコーダ20とを別々に設けたが,これらを合体して,
アドレス変換部22に供給する品種情報信号と,各バン
クビジー検出回路に供給する品種情報信号とを生成して
もよい。
【0071】本発明は,8品種に限定されず,それより
品種数が多くても少なくても良い。また,本発明は,2
バンク品と4バンク品に限定されず,仮想バンク数が更
に多くても良い。
【0072】以上,実施の形態例をまとめると以下の付
記の通りである。
【0073】(付記1)少なくとも1つの実バンクを有
する仮想バンクの構成を変更可能な不揮発性メモリにお
いて,複数のメモリセルをそれぞれ有する複数の実バン
クと,前記仮想バンク構成を有する品種情報データを記
憶する品種情報メモリと,前記品種情報データに応じ
て,供給されるアドレスを内部アドレスに変換するアド
レス変換部と,前記実バンク毎に設けられ,対応する実
バンクがプログラムまたは消去動作中か否かを示すプロ
グラム・消去状態信号を生成し,読み出し時の実バンク
選択信号に応答して,同じ仮想バンクに属する実バンク
のプログラム・消去状態信号に従って当該対応する実バ
ンクの読み出しの許可または禁止を指示する読み出し許
可信号を生成するバンクビジー検出回路とを有し,前記
仮想バンクに属する実バンクは,前記品種情報データに
従って変更可能に構成され,前記バンクビジー検出回路
は,前記品種情報データに応じて設定される仮想バンク
に属する実バンクのプログラム・消去状態信号のいずれ
かがプログラムまたは消去動作状態の時に,前記読み出
しを禁止する読み出し許可信号を生成することを特徴と
する不揮発性メモリ。
【0074】(付記2)付記1において,前記品種情報
データは,ブート用の実バンクを最上位アドレスまたは
最下位アドレスにするトップ品またはボトム品を識別す
るトップ・ボトム情報データを有し,前記アドレス変換
部は,前記トップ・ボトム情報データに応じて,前記供
給されるアドレスを反転または非反転することを特徴と
する不揮発性メモリ。
【0075】(付記3)付記2において,前記ブート用
の実バンクは,電源起動時にアクセスされるブートプロ
グラムが格納されるブートセクタを有することを特徴と
する不揮発性メモリ。
【0076】(付記4)付記1において,前記品種情報
データは,前記仮想バンクに属する実バンクの構成を識
別する仮想バンク情報データを有し,前記アドレス変換
部は,前記仮想バンク情報データに応じて,前記供給さ
れるアドレスを反転または非反転することを特徴とする
不揮発性メモリ。
【0077】(付記5)付記1において,前記バンクビ
ジー検出回路は,プログラムまたは消去動作開始時に実
バンク選択信号を受信した時にプログラム・消去状態を
保持し,当該プログラムまたは消去動作終了時に当該保
持したプログラム・消去状態を解除するラッチユニット
を有し,該ラッチユニットが保持するプログラム・消去
状態信号を他の実バンクに属するバンクビジー検出回路
に供給することを特徴とする不揮発性メモリ。
【0078】(付記6)付記5において,前記バンクビ
ジー検出回路は,自分の実バンクのプログラム・消去状
態信号と,同じ仮想バンクに属する他の実バンクのバン
クビジー回路から供給されるプログラム・消去状態信号
のいずれもが,プログラム・消去動作中でない時に,前
記読み出し時のバンク選択信号に応答して,読み出しを
許可する読み出し許可信号を生成することを特徴とする
不揮発性メモリ。
【0079】(付記7)付記5において,前記バンクビ
ジー検出回路は,自分の実バンクのプログラム・消去状
態信号と,同じ仮想バンクに属する他の実バンクのバン
クビジー回路から供給されるプログラム・消去状態信号
のいずれかが,プログラム・消去動作中である時に,前
記読み出し時のバンク選択信号に応答して,読み出しを
禁止する読み出し許可信号を生成することを特徴とする
不揮発性メモリ。
【0080】(付記8)付記1において,更に,前記実
バンク毎に読み出し制御回路を有し,前記バンクビジー
検出回路により生成される読み出し許可信号に応答し
て,前記読み出し制御回路が読み出し制御を実行するこ
とを特徴とする不揮発性メモリ。
【0081】(付記9)付記1において,前記バンクビ
ジー検出回路が生成する読み出し許可信号のいずれもが
読み出しを禁止する場合は,選択された実バンクがプロ
グラムまたは消去状態であることを示すステート信号
が,外部に出力されることを特徴とする不揮発性メモ
リ。
【0082】(付記10)付記1において,更に,外部
からの品種情報要求信号に応答して,前記品種情報デー
タにより設定された品種情報を出力することを特徴とす
る不揮発性メモリ。
【0083】(付記11)少なくとも1つの実バンクを
有する仮想バンクの構成を変更可能な不揮発性メモリに
おいて,複数のメモリセルをそれぞれ有する複数の実バ
ンクと,前記仮想バンクに属する実バンク構成と,ブー
ト用の実バンクが最上位または最下位アドレスになるト
ップブート及びボトムブート構成との組合せ情報を有す
る品種情報データを記憶する品種情報メモリと,前記品
種情報データに応じて,供給されるアドレスを内部アド
レスに変換するアドレス変換部と,前記実バンク毎に設
けられ,対応する実バンクがプログラムまたは消去動作
中か否かを示すプログラム・消去状態信号を生成し,読
み出し時の実バンク選択信号に応答して,同じ仮想バン
クに属する実バンクのプログラム・消去状態信号に従っ
て当該対応する実バンクの読み出しの許可または禁止を
指示する読み出し許可信号を生成するバンクビジー検出
回路とを有し,前記仮想バンクに属する実バンクは,前
記品種情報データに従って変更可能に構成され,前記バ
ンクビジー検出回路は,前記品種情報データに応じて設
定される仮想バンクに属する実バンクのプログラム・消
去状態信号のいずれかがプログラムまたは消去動作状態
の時に,前記読み出しを禁止する読み出し許可信号を生
成することを特徴とする不揮発性メモリ。
【0084】(付記12)少なくとも1つの実バンクを
有する仮想バンクの構成を変更可能な不揮発性メモリに
おいて,複数のメモリセルをそれぞれ有する複数の実バ
ンクと,前記仮想バンクに属する実バンク構成を識別す
る品種情報データを記憶する品種情報メモリと,前記実
バンク毎に設けられ,対応する実バンクがプログラムま
たは消去動作中か否かを示すプログラム・消去状態信号
を生成し,読み出し時の実バンク選択信号に応答して,
同じ仮想バンクに属する実バンクのプログラム・消去状
態信号に従って当該対応する実バンクの読み出しの許可
または禁止を指示する読み出し許可信号を生成するバン
クビジー検出回路とを有し,前記仮想バンクに属する実
バンクは,前記品種情報データに従って変更可能に構成
され,前記バンクビジー検出回路は,前記品種情報デー
タに応じて設定される仮想バンクに属する実バンクのプ
ログラム・消去状態信号のいずれかがプログラムまたは
消去動作状態の時に,前記読み出しを禁止する読み出し
許可信号を生成することを特徴とする不揮発性メモリ。
【0085】(付記13)少なくとも1つの実バンクを
有する仮想バンクの構成を変更可能な不揮発性メモリに
おいて,複数のメモリセルをそれぞれ有する複数の実バ
ンクと,前記仮想バンクに属する実バンクの構成を有す
る品種情報データを記憶する品種情報メモリと,前記品
種情報データに応じて,供給されるアドレスを内部アド
レスに変換するアドレス変換部とを有し,前記アドレス
変換部は,前記品種情報データに応じて,前記供給され
るアドレスを反転または非反転することを特徴とする不
揮発性メモリ。
【0086】(付記14)付記13において,前記実バ
ンクには,電源起動時にアクセスされるブートバンクを
含み,前記品種情報データは,少なくとも仮想バンクの
数と,それぞれの仮想バンクに属する実バンク及びブー
トバンクを識別するデータであることを特徴とする不揮
発性メモリ。
【0087】(付記15)付記1乃至14において,前
記品種情報メモリは,不揮発性メモリを有し,当該不揮
発性メモリに前記品種情報データが記憶されることを特
徴とする不揮発性メモリ。
【0088】
【発明の効果】以上,本発明によれば,共通のメモリ回
路であって,実バンクを有する仮想バンクの構成や,ト
ップブートまたはボトムブートの構成などの組合せから
なる複数の品種に適宜設定可能な不揮発性メモリを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態例におけるフラッシュメモリの8
種類の品種の構成を示す図である。
【図2】実バンクの構成例を示す図である。
【図3】実バンクの構成例を示す図である。
【図4】本実施の形態例におけるメモリ回路の構成図で
ある。
【図5】品種情報データと8品種との関係を示す図であ
る。
【図6】アドレス変換回路を示す図である。
【図7】アドレス変換回路を示す図である。
【図8】品種IDコードの出力例を示す図である。
【図9】4つの実バンクに対応するバンクビジー検出回
路14A〜14Dの回路図である。
【符号の説明】
BNK-A〜D 実バンク BNK-A ブートバンク VBNK-1,2 仮想バンク 10 読み出し制御回路 12 プログラム・消去制御回路 14 バンクビジー検出回路 16 ステートコントロール回路 18 品種情報メモリ 22 アドレス変換回路 28 品種識別コード生成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B025 AD00 AD01 AD02 AD05 AD08 AE00 AE03 5B060 HA02 HA05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つの実バンクを有する仮想バ
    ンクの構成を変更可能な不揮発性メモリにおいて,複数
    のメモリセルをそれぞれ有する複数の実バンクと,前記
    仮想バンク構成を有する品種情報データを記憶する品種
    情報メモリと,前記品種情報データに応じて,供給され
    るアドレスを内部アドレスに変換するアドレス変換部
    と,前記実バンク毎に設けられ,対応する実バンクがプ
    ログラムまたは消去動作中か否かを示すプログラム・消
    去状態信号を生成し,読み出し時の実バンク選択信号に
    応答して,同じ仮想バンクに属する実バンクのプログラ
    ム・消去状態信号に従って当該対応する実バンクの読み
    出しの許可または禁止を指示する読み出し許可信号を生
    成するバンクビジー検出回路とを有し,前記仮想バンク
    に属する実バンクは,前記品種情報データに従って変更
    可能に構成され,前記バンクビジー検出回路は,前記品
    種情報データに応じて設定される仮想バンクに属する実
    バンクのプログラム・消去状態信号のいずれかがプログ
    ラムまたは消去動作状態の時に,前記読み出しを禁止す
    る読み出し許可信号を生成することを特徴とする不揮発
    性メモリ。
  2. 【請求項2】請求項1において,前記品種情報データ
    は,ブート用の実バンクを最上位アドレスまたは最下位
    アドレスにするトップ品またはボトム品を識別するトッ
    プ・ボトム情報データを有し,前記アドレス変換部は,
    前記トップ・ボトム情報データに応じて,前記供給され
    るアドレスを反転または非反転することを特徴とする不
    揮発性メモリ。
  3. 【請求項3】請求項1において,前記品種情報データ
    は,前記仮想バンクに属する実バンクの構成を識別する
    仮想バンク情報データを有し,前記アドレス変換部は,
    前記仮想バンク情報データに応じて,前記供給されるア
    ドレスを反転または非反転することを特徴とする不揮発
    性メモリ。
  4. 【請求項4】1において,前記バンクビジー検出回路
    は,プログラムまたは消去動作開始時に実バンク選択信
    号を受信した時にプログラム・消去状態を保持し,当該
    プログラムまたは消去動作終了時に当該保持したプログ
    ラム・消去状態を解除するラッチユニットを有し,該ラ
    ッチユニットが保持するプログラム・消去状態信号を他
    の実バンクに属するバンクビジー検出回路に供給するこ
    とを特徴とする不揮発性メモリ。
  5. 【請求項5】請求項1において,更に,前記実バンク毎
    に読み出し制御回路を有し,前記バンクビジー検出回路
    により生成される読み出し許可信号に応答して,前記読
    み出し制御回路が読み出し制御を実行することを特徴と
    する不揮発性メモリ。
  6. 【請求項6】1において,更に,外部からの品種情報要
    求信号に応答して,前記品種情報データにより設定され
    た品種情報を出力することを特徴とする不揮発性メモ
    リ。
  7. 【請求項7】少なくとも1つの実バンクを有する仮想バ
    ンクの構成を変更可能な不揮発性メモリにおいて,複数
    のメモリセルをそれぞれ有する複数の実バンクと,前記
    仮想バンクに属する実バンク構成と,ブート用の実バン
    クが最上位または最下位アドレスになるトップブート及
    びボトムブート構成との組合せ情報を有する品種情報デ
    ータを記憶する品種情報メモリと,前記品種情報データ
    に応じて,供給されるアドレスを内部アドレスに変換す
    るアドレス変換部と,前記実バンク毎に設けられ,対応
    する実バンクがプログラムまたは消去動作中か否かを示
    すプログラム・消去状態信号を生成し,読み出し時の実
    バンク選択信号に応答して,同じ仮想バンクに属する実
    バンクのプログラム・消去状態信号に従って当該対応す
    る実バンクの読み出しの許可または禁止を指示する読み
    出し許可信号を生成するバンクビジー検出回路とを有
    し,前記仮想バンクに属する実バンクは,前記品種情報
    データに従って変更可能に構成され,前記バンクビジー
    検出回路は,前記品種情報データに応じて設定される仮
    想バンクに属する実バンクのプログラム・消去状態信号
    のいずれかがプログラムまたは消去動作状態の時に,前
    記読み出しを禁止する読み出し許可信号を生成すること
    を特徴とする不揮発性メモリ。
  8. 【請求項8】少なくとも1つの実バンクを有する仮想バ
    ンクの構成を変更可能な不揮発性メモリにおいて,複数
    のメモリセルをそれぞれ有する複数の実バンクと,前記
    仮想バンクに属する実バンク構成を識別する品種情報デ
    ータを記憶する品種情報メモリと,前記実バンク毎に設
    けられ,対応する実バンクがプログラムまたは消去動作
    中か否かを示すプログラム・消去状態信号を生成し,読
    み出し時の実バンク選択信号に応答して,同じ仮想バン
    クに属する実バンクのプログラム・消去状態信号に従っ
    て当該対応する実バンクの読み出しの許可または禁止を
    指示する読み出し許可信号を生成するバンクビジー検出
    回路とを有し,前記仮想バンクに属する実バンクは,前
    記品種情報データに従って変更可能に構成され,前記バ
    ンクビジー検出回路は,前記品種情報データに応じて設
    定される仮想バンクに属する実バンクのプログラム・消
    去状態信号のいずれかがプログラムまたは消去動作状態
    の時に,前記読み出しを禁止する読み出し許可信号を生
    成することを特徴とする不揮発性メモリ。
  9. 【請求項9】少なくとも1つの実バンクを有する仮想バ
    ンクの構成を変更可能な不揮発性メモリにおいて,複数
    のメモリセルをそれぞれ有する複数の実バンクと,前記
    仮想バンクに属する実バンクの構成を有する品種情報デ
    ータを記憶する品種情報メモリと,前記品種情報データ
    に応じて,供給されるアドレスを内部アドレスに変換す
    るアドレス変換部とを有し,前記アドレス変換部は,前
    記品種情報データに応じて,前記供給されるアドレスを
    反転または非反転することを特徴とする不揮発性メモ
    リ。
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