JP2007317078A - 不揮発性メモリ、メモリコントローラ、不揮発性記憶装置、及び不揮発性記憶システム - Google Patents

不揮発性メモリ、メモリコントローラ、不揮発性記憶装置、及び不揮発性記憶システム Download PDF

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Abstract

【課題】メモリコントローラ内の制御メモリを削減する不揮発性メモリを提供すると共に、該不揮発性メモリへの読み書き制御を行うメモリコントローラと、該不揮発性メモリを備えた不揮発性記憶装置及び不揮発性記憶システムを提供すること。
【解決手段】不揮発性メモリ20のメモリセルアレイ21を複数のバンクに分割して、メモリセルアレイ21内に制御メモリ領域をアロケートする。さらに、不揮発性メモリ20とメモリコントローラ10をアドレス線とデータ線と制御線によって接続する。ここでアドレス線を用いて、バンク選択アドレスと、バンク内アドレスとをそれぞれ互いに異なる期間に入力する。アドレス制御回路33は入力されたバンク選択アドレスとバンク内アドレスとを結合して、メモリセルアレイ21内の任意の位置を指定するメモリセルアレイアドレスを形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、不揮発性メモリと、不揮発性メモリを備えた半導体メモリカード等の不揮発性記憶装置と、それに内蔵されるメモリコントローラと、前記不揮発性記憶装置にアクセス装置を構成要素として加えた不揮発性記憶システムとに関する。
書き換え可能な不揮発性メモリを備えた不揮発性記憶装置は、半導体メモリカードを中心にその需要が高まっている。また半導体メモリカードを使った不揮発性記憶システムも、デジタルスチルカメラや携帯電話等を中心にその需要が高まっている。かかる半導体メモリカードには様々な種類があり、その一つとしてSDメモリカードがある。このSDメモリカードは、不揮発性メモリとしてのフラッシュメモリと、そのフラッシュメモリを制御するメモリコントローラとを備えている。メモリコントローラは、デジタルスチルカメラ等のアクセス装置からの読み書き指示に応じて、フラッシュメモリに対するデータの読み書きを制御する。
このようなSDメモリカードをデジタルスチルカメラ等のアクセス装置に取り付けると、アクセス装置はSDメモリカードをリムーバブルディスクと見なしてFATファイルシステムで管理し、データの読み書きを指示する。FATファイルシステムは、記録デバイスにファイルやデータを記録する際にファイル・アローケション・テーブル(以下、FATという)を用いてデータの読み書きを指示するシステムである。
SDメモリカードを構成するフラッシュメモリは、例えば非特許文献1に示すようなNANDフラッシュメモリが主流である。以下に、NANDフラッシュメモリを搭載した従来の不揮発性記憶装置におけるデータの書き込みについて図1〜図3を用いて説明する。
図1は、従来の不揮発性記憶システムを表すブロック図である。不揮発性記憶システムは、アクセス装置100と不揮発性記憶装置200とで構成され、さらに不揮発性記憶装置200は、不揮発性メモリ210とメモリコントローラ220を有している。不揮発性メモリ210は、メモリセルアレイ211として例えば非特許文献1に示した1GバイトのNANDフラッシュメモリを有する。メモリセルアレイ211は8192個の物理ブロックから構成され、各物理ブロックは64個のページで構成される。物理ブロックはデータの消去単位であり、ページはデータの書き込み単位である。1ページのサイズは2kバイトであるので、物理ブロックのサイズは128kバイトである。一般的にフラッシュメモリは、最小記録単位であるメモリセルへの書き込み速度が遅いため、2kバイトなどの比較的大きなサイズを単位として一括してデータを書き込むことで、単位容量あたりの書き込み速度、すなわち書き込みレートを向上させている。
メモリコントローラ220は、一時にデータを記憶する為のバッファRAM231、CPU221が実行する命令コードを記憶した命令ROM232及び命令RAM233、CPU221の作業用エリアとしてのワークRAM234を有する。またメモリコントローラ220は、メモリセルアレイ211を構成する物理ブロックの状態を管理する物理領域管理テーブルを記憶する物理領域管理テーブル用RAM235、論理アドレスを物理アドレスに変換するための論物変換テーブルを記憶する論物変換テーブル用RAM236も有する。これらのRAMやROMをまとめて制御メモリ230とする。なお、前述した各種テーブルを用いた論物変換の方法等については一般的な技術を用いて実現できるものなので、簡単のため説明を省略する。
次にデータの書き込み手順は、アクセス装置100からのデータ書き込み命令に伴って転送されたデータをメモリコントローラ220が受信する。次にメモリコントローラ220が、アクセス装置100から転送された論理アドレスに基づいて不揮発性メモリ210への書き込み先アドレスである物理アドレスを決定する。この後に、読み書き制御部222を介して該データを不揮発性メモリ210に書き込む。
不揮発性メモリ210のピン配置は図2に示す通りである。このピン配置に従ってメモリコントローラ220と不揮発性メモリ210とが接続される。不揮発性メモリ210への読み書き指示において転送されるコマンド、アドレス及びデータは、8ビット幅の入出力ピンI/O7〜I/O0を介して送受信される。以下、入出力ピンI/O7〜I/O0をI/O[7:0]と表す。I/Oバスの他に、/REなどの各種制御ピンがあり、これらの機能については非特許文献1が示すとおりである。なお、各ピン端子の名称において“/”の記号が付記されたものは負論理であることを示す。メモリコントローラ220からのデータの書き込みや読み出しは、基本的にI/Oバスを介してシーケンシャルに行われる。
図3は、不揮発性メモリ210へのページ単位のデータ書き込みを表すタイムチャートである。書き込み開始を指示するためのシリアルデータ入力コマンド80hがI/O[7:0]を介して転送され、続いてページアドレスが5サイクルに分けて転送される。その後データが1バイトずつ2112回に分けて転送される。データが2kバイト分全て転送され、次に書き込みコマンド10hが転送された直後からデータの書き込み状態となり、所定時間経過した後に書き込みの全行程が終了する。図中ハッチングの部分は、値が1または0のいずれでも構わない区間を表している。
ここでページアドレスとは、ページを構成するバイト単位の各カラムにおいて先頭のカラムアドレスに対応するアドレスのことである。不揮発性メモリ210内のアドレス制御回路212は先頭のカラムアドレスを受信した後、データが2112回に分けて1バイトずつ転送される毎に、カラムアドレスを内部で自動的にインクリメントするようになっている。このような自動インクリメント機能により、転送時間の合理化が図られている。
このようなフラッシュメモリを搭載する半導体メモリカード等の不揮発性記憶装置は、主にデジタルスチルカメラ等のAV用途に使用されるものであり、画像などのAVデータを書き込む場合は、通常クラスタ単位(16kバイト)などのまとまった単位で書き込んでいる。更に、半導体メモリカードは小型の記憶装置であるので、省スペースの設計が必要であり、不揮発性メモリ210とメモリコントローラ220とを接続する配線数は少ない方が好ましい。この点からも、コマンドとアドレスとデータを時分割転送形式とすることにより配線数を削減したフラッシュメモリのインターフェースは、小型メモリ装置における主記憶メモリとして好都合であると言える。
なお、不揮発性メモリのメモリセルとして、特許文献1に示す抵抗変化型メモリ(以下、ReRAMという)、あるいは強誘電体メモリ(以下、FeRAMという)などを応用した不揮発性RAMも存在する。不揮発性RAMは、スタティックRAM(以下、SRAMという)のような1バイト程度の小さなサイズで、文字通りランダムアクセスができる不揮発性メモリである。また、不揮発性RAMはフラッシュメモリと比べると最小記録単位であるメモリセルへの書き込み速度が速く、書き換え保証回数が桁違いに多いが、FeRAMは、あまり大容量化に向いていないため、非特許文献2が示すように機器組込用途として既に実用化されている。一方ReRAMは実用化には至っていないが、大容量化に向いているため、前述したようなAV用途にも適用できるメモリカードの主記憶メモリとして、すなわちフラッシュメモリの代替としての期待が大きい。
特開2004−185754号公報 Samsung製NANDフラッシュメモリK9K8G08U0Mのデータシート、[平成18年5月16日検索]、インターネット<URL:http://www.samsung.com/Products/Semiconductor/NandFlash/SLC_LargeBlock/8Gbit/K9K8G08U0M/ds_k9xxg08uxm_rev10.pdf> RAMTRON製 FeRAMメモリFM1608のデータシート、[平成18年5月16日検索]、インターネット<URL:http://www.ramtron.com/lib/literature/datasheets/FM1608ds_r3.0.pdf>
図1に示した不揮発性記憶装置200はメモリコントローラ220を内蔵しているので、メモリコントローラを内蔵しないメモリカードと比較すると、アクセス装置側の処理が簡素化できるといったメリットがある。これはアクセス装置の標準的な着脱型記録媒体として受け入れられやすいものである。
しかしその反面、メモリコントローラ220を実装している分、不揮発性記憶装置200は高価であるというデメリットがある。通常メモリコントローラ220は1チップのLSIとして不揮発性記憶装置に実装されているが、このLSIコストのかなりの部分を制御メモリ230が占めている。
また、SDメモリカードのような小型の不揮発性記憶装置を実装するにあたって、次のような課題も存在する。SDメモリカードは、その外形寸法が縦32mm×横24mm×厚さ2.1mmと、非常に小さな不揮発性記憶装置である。miniSDメモリカード(登録商標)はさらに小さく、外形寸法は縦21.5mm×横20mm×厚さ1.4mmである。この小さな筐体の中に基板が組み込まれており、該基板上にメモリコントローラと不揮発性メモリが実装されている。メモリコントローラと不揮発性メモリはメモリバスによって接続されているが、概ね50本以上の配線になると実装が困難になるので、メモリバスはそれ未満のできる限り少ない配線数にする必要がある。しかしSRAMに対する入出力インターフェースが、4Gバイトの全アドレス空間をアドレスできるようにすると、アドレス線だけで32本を占めてしまうため、実装が困難となる。
そこで本発明は、上記問題点に鑑み、メモリコントローラ内の制御メモリを削減し、メモリコントローラと不揮発性メモリとをつなぐメモリバスの配線数を合理化した不揮発性メモリを提案することを目的とする。またあわせて、該不揮発性メモリの読み書き制御を行うメモリコントローラと、該不揮発性メモリを備えた不揮発性記憶装置と、該不揮発性記憶装置とアクセス装置とから構成される不揮発性記憶システムとを提供することを目的とする。
課題を解決するために、本発明の不揮発性メモリは、記憶領域が分割された所定サイズのバンクを複数有し、データの書き込みや読み出しに必要な制御情報を記憶するバンクを含む不揮発性メモリセルアレイと、外部からデータ及びアドレスを受信して前記不揮発性メモリセルアレイにデータを書き込み、また前記不揮発性メモリセルアレイからデータを読み出して外部へ送信する入出力制御部と、を具備し、前記入出力制御部は、互いに異なる期間に入力されたバンクを指定するバンク選択アドレス及びバンク内アドレスを用いてメモリセルアレイアドレスを生成し、前記不揮発性メモリセルアレイのアドレスとするアドレス制御回路を有するものである。
ここで前記アドレス制御回路は、外部から送られた信号に基づいて前記メモリセルアレイアドレスのビットの割当を変更して、前記バンクのサイズを変更するようにしてもよい。
ここで前記メモリセルアレイは、不揮発性RAMとしてもよい。
課題を解決するために、本発明のメモリコントローラは、記憶領域が分割された所定サイズのバンクを複数有し、データの書き込みや読み出しに必要な制御情報を記憶するバンクを含む不揮発性メモリセルアレイを備える不揮発性メモリに対してデータの書き込み及び読み出しを行うメモリコントローラであって、前記制御情報を参照して外部から送られた論理アドレスを前記不揮発性メモリセルアレイ内の記憶位置を示す物理アドレスに変換し、データの書き込み又は読み出しの対象となるバンクを前記複数のバンクから選択するアドレス管理部と、前記不揮発性メモリセルアレイに対するデータの書き込み及び読み出しにおいて、データを送受信し、前記アドレス管理部が出力した物理アドレスを、バンクを特定するバンク選択アドレス及びバンク内アドレスに分けて、互いに異なる期間に前記不揮発性メモリに出力する読み書き制御部と、を具備するものである。
ここで前記アドレス管理部は、前記メモリセルアレイにデータを書き込み、書き込みが正常に完了した後に前記制御情報を更新するようにしてもよい。
ここで前記アドレス管理部は、前記メモリセルアレイを少なくともユーザーのデータを記憶する第1の領域及び前記第1の領域の代わりとして用いられる第2の領域に分けて認識し、前記第1の領域のバンクへの書き込み時にエラーが発生した際に、該バンクに書き込む予定であったデータを書き込む新たなバンクを前記スペア領域のバンクから指定するようにしてもよい。
ここで前記読み書き制御部は、前記バンクのサイズを指示する信号を前記不揮発性メモリに出力するようにしてもよい。
ここで前記メモリセルアレイは、不揮発性RAMとしてもよい。
課題を解決するために、本発明の不揮発性記憶装置は、不揮発性メモリと、メモリコントローラとを具備し、外部からのアクセス指示に応じてデータの読み出し及び書き込みを行う不揮発性記憶装置であって、前記不揮発性メモリは、記憶領域が分割された所定サイズのバンクを複数有し、データの書き込みや読み出しに必要な制御情報を記憶するバンクを含む不揮発性メモリセルアレイと、外部からデータ及びアドレスを受信して前記不揮発性メモリセルアレイにデータを書き込み、また前記不揮発性メモリセルアレイからデータを読み出して外部へ送信する入出力制御部と、を有し、前記入出力制御部は、互いに異なる期間に入力されたバンクを指定するバンク選択アドレス及びバンク内アドレスを用いてメモリセルアレイアドレスを生成し、前記不揮発性メモリセルアレイのアドレスとするアドレス制御回路を有し、前記メモリコントローラは、前記制御情報を参照して外部から送られた論理アドレスを前記不揮発性メモリセルアレイ内の記憶位置を示す物理アドレスに変換し、データの書き込み又は読み出しの対象となるバンクを前記複数のバンクから選択するアドレス管理部と、前記不揮発性メモリセルアレイに対するデータの書き込み及び読み出しにおいて、データを送受信し、前記アドレス管理部が出力した物理アドレスを、バンクを特定するバンク選択アドレス及びバンク内アドレスに分けて、互いに異なる期間に前記不揮発性メモリに出力する読み書き制御部と、を有するものである。
ここで前記アドレス制御回路は、外部から送られた信号に基づいて前記メモリセルアレイアドレスのビットの割当を変更して、前記バンクのサイズを変更するようにしてもよい。
ここで前記アドレス管理部は、前記メモリセルアレイにデータを書き込み、書き込みが正常に完了した後に前記制御情報を更新するようにしてもよい。
ここで前記アドレス管理部は、前記メモリセルアレイを少なくともユーザーのデータを記憶する第1の領域及び前記第1の領域の代わりとして用いられる第2の領域に分けて認識し、前記第1の領域のバンクへの書き込み時にエラーが発生した際に、該バンクに書き込む予定であったデータを書き込む新たなバンクを前記スペア領域のバンクから指定するようにしてもよい。
ここで前記読み書き制御部は、前記バンクのサイズを指示する信号を前記不揮発性メモリに出力するようにしてもよい。
ここで前記メモリセルアレイは、不揮発性RAMとしてもよい。
課題を解決するために、本発明の不揮発性記憶システムは、データの読み出し及び書き込みを指示するアクセス装置と、不揮発性メモリ及びメモリコントローラを備える不揮発性記憶装置と、を具備する不揮発性記憶システムであって、前記不揮発性メモリは、記憶領域が分割された所定サイズのバンクを複数有し、データの書き込みや読み出しに必要な制御情報を記憶するバンクを含む不揮発性メモリセルアレイと、前記アクセス装置からデータ及びアドレスを受信して前記不揮発性メモリセルアレイにデータを書き込み、また前記不揮発性メモリセルアレイからデータを読み出して前記アクセス装置へ送信する入出力制御部と、を有し、前記入出力制御部は、互いに異なる期間に入力されたバンクを指定するバンク選択アドレス及びバンク内アドレスを用いてメモリセルアレイアドレスを生成し、前記不揮発性メモリセルアレイのアドレスとするアドレス制御回路を有し、前記メモリコントローラは、前記制御情報を参照して前記アクセス装置から送られた論理アドレスを前記不揮発性メモリセルアレイ内の記憶位置を示す物理アドレスに変換し、データの書き込み又は読み出しの対象となるバンクを前記複数のバンクから選択するアドレス管理部と、前記不揮発性メモリセルアレイに対するデータの書き込み及び読み出しにおいて、データを送受信し、前記アドレス管理部が出力した物理アドレスを、バンクを特定するバンク選択アドレス及びバンク内アドレスに分けて、互いに異なる期間に前記不揮発性メモリに出力する読み書き制御部と、を有するものである。
ここで前記アドレス制御回路は、前記アクセス装置から送られた信号に基づいて前記メモリセルアレイアドレスのビットの割当を変更して、前記バンクのサイズを変更するようにしてもよい。
ここで前記アドレス管理部は、前記メモリセルアレイにデータを書き込み、書き込みが正常に完了した後に前記制御情報を更新するようにしてもよい。
ここで前記アドレス管理部は、前記メモリセルアレイを少なくともユーザーのデータを記憶する第1の領域及び前記第1の領域の代わりとして用いられる第2の領域に分けて認識し、前記第1の領域のバンクへの書き込み時にエラーが発生した際に、該バンクに書き込む予定であったデータを書き込む新たなバンクを前記スペア領域のバンクから指定するようにしてもよい。
ここで前記読み書き制御部は、前記バンクのサイズを指示する信号を前記不揮発性メモリに出力するようにしてもよい。
ここで前記メモリセルアレイは、不揮発性RAMとしてもよい。
ここで制御情報は、少なくともCPUが用いる命令コードと、論物変換テーブルと、バンクが有効、無効または不良であるかを示す値を有する物理領域管理テーブルとを備えるものでもよい。
本発明では、不揮発性メモリ内のメモリセルアレイを複数のバンクに分割し、メモリコントローラから不揮発性メモリにバンク選択アドレスとバンク内アドレスを入力する。不揮発性メモリ内のアドレス制御回路はバンク選択アドレスとバンク内アドレスとを融合してメモリセルアレイの記憶位置を示すメモリセルアレイアドレスを形成する。これによりメモリコントローラと不揮発性メモリとの間のアドレス線を大幅に増加させることなく、不揮発性メモリの一部の領域を制御メモリとして利用できる。ひいては、メモリコントローラに制御メモリを内蔵させる必要がなくなり、メモリコントローラの低コスト化を実現することができる。
なお、後述するが、不揮発性メモリの容量に対する制御メモリ領域の容量の割合は無視できる程度に小さいため、制御メモリ領域を不揮発性メモリ内にアロケートしてもコスト的に無視できるものである。
図4は、本発明の実施の形態に於ける不揮発性記憶システムを示すブロック図である。不揮発性記憶システムは、アクセス装置1と不揮発性記憶装置2とで構成され、不揮発性記憶装置2は、メモリコントローラ10と不揮発性メモリ20とを有する。さらにメモリコントローラ10はホストインターフェース11と、CPU12と、アドレス管理部13と、読み書き制御部14とを有する。
CPU12は、メモリコントローラ10全体を制御する。アドレス管理部13は、アクセス装置1から受信した論理アドレスに基づいて不揮発性メモリ20内でのデータの記憶位置を示す物理アドレスを生成する。
不揮発性メモリ20は、ReRAMで構成されたメモリセルアレイ21と入出力制御部30とを有している。メモリセルアレイ21は、その記憶領域を所定のサイズで複数の単位に分割されており、分割された単位をバンクという。これら複数のバンクは第1の領域である通常領域と、第2の領域であるスペア領域と、第3の領域である制御メモリ領域のいずれかに割り当てられる。図4では、バンク0〜バンク16375が通常領域に、バンク16376〜バンク16382がスペア領域に、バンク16383が制御メモリ領域に割り当てられている。尚、メモリセルアレイ21はFeRAM、磁性記録式随時書き込み読み出しメモリ(MRAM)、あるいはオボニックユニファイドメモリ(OUM)のメモリセルで構成されていても構わない。これら媒体を総称して不揮発性RAMと呼ぶ。
入出力制御部30は、外部インターフェース31とデータラッチ32とアドレス制御回路33とエラー検出回路34とを有している。外部インターフェース31は、メモリコントローラ10とアドレス線、データ線及び制御線で接続し、コマンド、データ及びアドレスを送受信する。データラッチ32は、メモリセルアレイ21へのデータの書き込み及び読み出しを行い、書き込み及び読み出しのデータを一時的に保持するものである。アドレス制御回路33は、メモリコントローラ10から送られてきた物理アドレスからメモリセルアレイ21内での位置を表すメモリセルアレイアドレスを生成するものであり、エラー検出回路34はデータの書き込みエラーを検出するものである。
図5は、不揮発性メモリ20のピン配置図である。ピン番号10(ERR)と、ピン番号13(BSET)と、ピン番号16(ALE_BA)と、ピン番号17(ALE_BS)とを除く各ピンの配置はTSOPパッケージにおけるフラッシュメモリの典型的なピン配置に対応している。/CE1は負論理のチップイネーブル信号、CE2は正論理のチップイネーブル信号を表し、不揮発性メモリ20にアクセスする時は、/CE1を値0にCE2を値1に設定する。/WEは負論理のライトイネーブル信号を表し、この信号の立ち上がりエッジでデータラッチ32にデータを保持する。/OEはデータを読み出すときに値0に設定する制御信号を表す。ERRはエラー検出回路34がエラーを検出した際に値1に設定される制御信号を表し、BSETはメモリセルアレイ21のバンクサイズを設定する時に使用される制御信号を表す。
また、ALE_BSはバンク選択アドレスを設定する時に使用される制御信号を、ALE_BAはバンク内アドレスを設定すると共にデータを書き込んだり読み込んだりする時に使用される制御信号をそれぞれ表す。/UBと/LBはそれぞれ上位バイトと下位バイトを選択するための制御信号をそれぞれ表すが、本実施の形態においては、2バイト単位で読み書きするので、不揮発性メモリ20にアクセスする時は常に値0に設定するものとする。A0〜A17は、アドレスを入出力するためのピンであり、A[17:0]と表す。また、I/O0〜I/O15は、データを入出力するためのピンであり、I/O[15:0]と表す。
図6は、メモリセルアレイ21のメモリマップである。バンク0〜バンク16383の各バンクが対応する物理アドレスと、メモリセルアレイ21の容量が4Gバイトであることを示している。また本実施の形態においては、4Gバイトの空間を16384のバンク0〜バンク16383に分割して使用するので、各バンクのサイズは256kバイトとなる。バンクのサイズを256kバイトとしたときは、図7に示すように、メモリセルアレイの容量に応じてバンクの数は変化する。なお本実施の形態では、図8に示すように、バンクのサイズをパラメータであるバンクサイズBSIZによって指定することが可能であり、BSIZ=0としてバンクサイズを256kバイトとする。尚、バンクのサイズの指定方法は後述する。
図9は、論理アドレスと物理アドレスの対応関係を示し、バンク選択アドレスに割り当てられる物理アドレスのビットをBSIZの値ごとに示した図である。BSIZ=0のとき、論理アドレスLAのb31〜b18は物理アドレスPAのb31〜b18に対応しており、このビットがバンクを指定するためのバンク選択アドレスとして用いられる。残りのb17〜b0のビットはバンク内の位置を指定するバンク内アドレスとして用いられる。尚、BSIZ=1のときはb31〜b17のビット、BSIZ=2のときはb31〜b16のビットがバンク選択アドレスとして用いられ、b0までの残りのビットはバンク内アドレスとして用いられる。
図9において論理アドレスLAはb31〜b0の32ビットで表されている。本実施の形態では、b31〜b0の32ビットの論理アドレスをLA[31:0]と表記する。例えば、論理アドレスLAのb31〜b18の14ビットは、LA[31:18]と表記する。物理アドレスPAについても同様に、b31〜b0の32ビットの物理アドレスをPA[31:0]と表記し、物理アドレスPAのb31〜b18の14ビットは、PA[31:18]と表記する。
図10のメモリマップにおいて、論理アドレスの通常領域40を示す0x00000000〜0xffdfffff(“0x”は16進数であることを示す添え字である)はアクセス装置1が認識できる論理空間であり、この領域に画像や音楽などのコンテンツデータやFATなどの管理情報が記録される。物理アドレスは第1の領域である通常領域50を示す0x00000000〜0xffdfffff及びシステム領域51を示す0xffe00000〜0xffffffffとがある。システム領域51は第2の領域であるスペア領域52と第3領域である制御メモリ領域53に分割され、制御メモリ領域53はさらに命令コード領域54と、ワーク領域55と、図11に示す論物変換テーブル56と、図12に示す物理領域管理テーブル57と、その他システム情報領域58とに分割される。
図11は、論理アドレスLA[31:18]に対応する物理アドレスPA[31:18]を示す論物変換テーブル56である。PA[31:18]は14ビットのバンク選択アドレスでもあるので、テーブルのサイズは約32kバイトである。図11では、LA[31:18]の0x0003がPA[31:18]の0x3ff8と対応しており、LA[31:18]とPA[31:18]とは同値でない。これは、PA[31:18]の0x0003に対応するバンクでデータの書き込みエラーが生じたために、PA[31:18]の0x3ff8に対応するバンクが代わりに用いられたことを示している。
図12は、バンク選択アドレスである各PA[31:18]に対して、各PA[31:18]に対応するバンクの状態が、有効であるか、無効であるか、または不良であるかを示す値を管理する物理領域管理テーブル57を表している。各PA[31:18]に対して、0b11、0b00、0b10のいずれかの2ビットの値(“0b”は2進数であることを示す添え字である)で各バンクの状態を示している。バンク選択アドレス0x3fffの制御メモリ領域を除いて、0x0000〜0x3ffeの16383のバンク選択アドレスが管理の対象として存在し、テーブルは約4kバイトを占めている。
図13は、アドレス制御回路33の回路図である。ラッチ331は、32ビットの物理アドレスPAのうち下位ビットであるPA[17:0]を保持して出力するものである。ラッチ332は、その物理アドレスPAの上位ビットであるPA[31:16]を保持して出力するものである。セレクタ333は、A、B及びCの3つの入力を備えている。ラッチ331、ラッチ332に保持された物理アドレスのうち、バンク内アドレスPA[17:0]とバンク選択アドレスPA[31:18]はセレクタ333のA入力に入力される。同様に、バンク内アドレスPA[16:0]とバンク選択アドレスPA[31:17]はセレクタ333のB入力に入力される。また、バンク内アドレスPA[15:0]とバンク選択アドレスPA[31:16]はセレクタ333のC入力に入力される。セレクタ33は、このように入力された32ビットの入力A〜Cのうち、SEL入力値が値0のときにはA入力を、値1のときにはB入力を、値2のときにはC入力を選択してメモリセルアレイアドレスとして出力するものである。DFF334は、I/O[1:0]から入力された信号をBSIZとしてセレクタ333に出力するDフリップフロップである。
以上のように構成された、本実施の形態の不揮発性記憶システムについて、初期状態と通常処理とにわけて説明する。
[初期状態]
まず、不揮発性記憶装置2の出荷前において、半導体メモリカードのメーカが処理する内容について説明する。なお出荷前において、メモリセルアレイ21に不良のメモリセルは無いものとする。
図10のメモリマップに示す制御メモリ領域53のその他システム情報領域58に、メーカやカード容量を識別するIDコードを書き込む。次に、制御メモリ領域53の命令コード領域54(96kバイト)にCPU12が処理する命令コードを書き込み、続くワーク領域55(4kバイト)の全てのバイトを値0x00に設定し領域をクリアする。なお、バイトとは最小の記憶単位である。
その後、物理領域管理テーブル57(4kバイト)にある、通常領域50とスペア領域52に対応する全てのバンクステータスを無効を示す値0b00に設定し、制御メモリ領域53に対応するバンクステータスを有効(値0b11)に設定する。さらに、論物変換テーブル56(32kバイト)の各記憶位置には、物理アドレスPA[31:0]のうちバンク選択アドレスを示すPA[31:18]を書き込むが、そのPA[31:18]の値は、論理アドレスLA[31:0]のLA[31:18]と同値である。なお、データの書き込みの都度、論物変換テーブル56にはバンク選択アドレスとしてPA[31:18]を書き込む。
ReRAMなどの不揮発性RAMであるメモリセルアレイとフラッシュメモリとの比較を図14に示す。図14に示すように不揮発性RAMは、書き換え保証回数が100億回と非常に大きい値である。このことから、従来の不揮発性記憶装置が実施していたウェアレベリング処理は不要であるので、LA[31:0]の値をそのままPA[31:0]に対応させて用いてもよいことになる。但し、データの書き込み中などにメモリセルに物理的な不良が発生し、書き込みができなくなってしまう場合も考えられるので、その場合は、スペア領域52へ該データを書き込む代替処理を行う。
[通常処理]
次に、実際に不揮発性記憶システムとして動作させる際の通常処理について図15のフローチャートを用いて説明する。これら一連の処理を、(1)初期化〜アクセス待ち状態、(2)書き込みコマンドの受信〜データの書き込み処理、(3)読み出しコマンドの受信〜データの読み出し処理、の3つに分けて説明する。
(1)初期化〜アクセス待ち状態
まず、アクセス装置1の電源投入により不揮発性記憶装置2にも電源が供給される。電源供給と共にCPU12にリセットがかかり、リセット解除後にプログラムカウンタは命令コード領域54の先頭アドレスである0xfffc0000にセットされる。
これに続いて読み書き制御部14は、バンクサイズを256kバイトに設定するために、CPU12から送信されたBSIZを不揮発性メモリ20に設定する(S10)。具体的には、図16のバンクサイズの設定を表すタイムチャートに示すように、BSET端子を値1に設定し、I/O[1:0]を介してBSIZに値0を書き込む。このとき、ピンA0〜A17に設定された信号を表すA[17:0]はいかなる値であってもよい。図13に示すDFF334はBSIZを/WE信号の立ち上がりで保持し、BSIZの値0をセレクタ333のSEL入力に設定する。
次に、図17はバンク選択アドレスの設定を表すタイムチャートである。このタイムチャートに示すように、0xfffc0000の上位16ビットを示すPA[31:16]は、A[17:0]で表す不揮発性メモリのピンA17〜A0に設定され、ピンALE_BSにパルス信号を転送する。PA[31:16]はバンク選択アドレスを含んでおり、図13に示すラッチ332に保持される。この時、I/O[15:0]で表すピンI/O15〜I/O0にはいかなる値を設定してもよい。このバンク選択アドレスの設定後、バンク内アドレスの設定を行なう。図18Aのリードサイクルのタイムチャートに示すように、0xfffc0000の下位18ビットであるPA[17:0]をA[17:0]に設定し、ピンALE_BAにパルス信号を転送する。PA[17:0]はバンク内アドレスを含んでおり、図13に示すラッチ331に保持される。続いてラッチ331とラッチ332にそれぞれ保持されたPA[17:0]とPA[31:16]とはセレクタ333に入力される。
前述した通り、BSIZの値としてDFF334に値0が保持されているので、セレクタ333はA入力を選択する。A入力を選択すると、図9に示すように、BSIZの値が0のときのビット配置に対応するようにバンク選択アドレスとバンク内アドレスが定義される。
図10を用いて具体的に説明すると、バンク選択アドレスPA[31:18]は、制御メモリ領域53であるバンク16383を示す値0x3fffであり、バンク内アドレスはPA[17:0]、すなわち命令コード領域54の先頭を示す値0x00000となっている。なお、図18Aはバンク選択アドレスが指定された後でバンク内アドレスを指定してデータを読み出す期間を表すタイムチャートであるが、図18Aにおいては、/OE端子が値0に設定された期間の終焉の辺りにI/O[15:0]を介して、命令コード領域54(バンク16383)の先頭番地に記憶された16ビットの命令コードが読み出される。
以上の処理により、CPU12は命令コードのフェッチを開始し(S11)、命令コードに従って処理を実行する。なお、一旦バンク選択アドレスが選択されると、電源が供給されている間は、ラッチ332にバンク選択アドレスが保持されるので、それ以降の制御メモリ領域53へのアクセスでは、図17に示したバンク選択アドレスを含む上位ビットの設定処理は不要である。すなわち、図18Aのタイムチャートに示すように、既に指定されているバンク選択アドレスと後から指定されたバンク内アドレスとを用いてデータを読み出す処理だけで済む。続いて、CPU12は各種初期化処理を実行(S12)した後に、アクセス装置1からのアクセス待ち状態になる(S13)。
(2)書き込みコマンドの受信〜データの書き込み処理
次に、データの書き込み処理を説明する。CPU12がアクセス待ちの状態にあるとき、アクセス装置1が不揮発性記憶装置2に対して書き込みコマンドを転送すると、CPU12はホストインターフェース11を介して書き込みコマンドと論理アドレスを受信して、アドレス管理部13に制御を渡す。
アドレス管理部13は先に設定されたバンク16383を選択し、論物変換テーブル56において、アクセス装置から送られた論理アドレスLA[31:18]に対応する記憶位置を参照する。この記憶位置に対応する物理アドレスPA[31:18]を読み出すことにより論物変換処理を実行する(S15)。このとき通常は、LA[31:18]と対応するPA[31:18]とは同値であるが、前回の書き込みにおいてエラーが発生し代替処理がなされた場合は、物理アドレスPA[31:18]はスペア領域52を示す値になっている。
その後、書き込みコマンドと一緒に転送されたデータを、読み書き制御部14を介して2バイト毎に不揮発性メモリ20へ書き込む。具体的には、PA[31:18]の値とLA[17:0]の値を結合して物理アドレスを生成し、この物理アドレスによってデータの書き込み位置を特定してデータを書き込む。しかし、現在の処理において指定されているバンクは、論物変換テーブル領域をリードしたときのバンク16383であるので、データを書き込む前に、書き込むデータのPA[31:18]に対応するようにバンクの指定を変更する必要がある。
図17に示す処理によってバンク選択アドレスを設定し直して、バンクの指定を変更した後に、図18Bに示す書き込み処理を実行する(S16)。この書き込み処理は、アクセス装置1から書き込み終了コマンドを受信するまで継続されるので、例えば1クラスタ分(16kバイト)のデータを連続して書き込むような処理である。但し、この書き込みの間にエラーが発生した場合、不揮発性メモリ20のエラー検出回路34は、図5に示すERR端子を介して、CPU12に逐次エラーを通知する。
なお、ファイルデータが複数のバンクに跨って書き込まれたときは、ファイルデータがバンクを跨いだことをアドレス管理部13が検知して、逐次論物変換テーブル56の参照とバンク指定の変更がなされる。
この一連の書き込み中は、CPU12がスリープ状態となる。このスリープ状態で、メモリコントローラ10がアクセス装置1からの書き込み終了コマンドを受信したときは、ホストインターフェース11がCPU12に割り込みを行なう。このとき、CPU12をウェークアップし、CPU12は後述するエラー処理を行なう。また、エラー検出回路34がエラーを検出したときにも、CPU12は割り込みによって随時ウェークアップし、後述するエラー処理を行う。
これら一連のデータ書き込みにおいて、エラー検出回路34が常時書き込みエラーの検出動作を行い、エラー発生の有無をERR端子を介して適宜メモリコントローラ10に通知する。エラー発生の通知がなかった場合は(S17)、CPU12はアドレス管理部13に制御を渡し、アドレス管理部13が物理領域管理テーブル57の更新を行い(S18)、正常終了する。
具体的には、物理領域管理テーブル57中の対応するバンクステータスを有効、すなわち値11に設定する。そのために、図17に示す処理によってバンク16383の指定をし、バンク内アドレスの更新処理を実行する。
一方、S17でエラー通知があった場合は、CPU12がホストインターフェース11を介してアクセス装置1に対してエラーが発生した旨を通知し(S19)、書き込みエラーとなったデータを、スペア領域52へ書き込むための代替処理を実行する。
具体的にはアドレス管理部13が、図10で示されるスペア領域52のバンク16376〜16382の7つのバンクから1つのバンクを選択し、選択したバンクのPA[31:18]をエラーが発生した論理アドレスに対応するように論物変換テーブルに書き込む。なお本実施の形態では、物理領域管理テーブル57においてバンク値を小さい方から降順に見て、最初にバンクステータスが無効になっているバンクを選択する。さらにエラーが発生したバンクに対応するバンクステータスを不良にするために、物理領域管理テーブル57に値10を書き込む(S20)。
なお、エラー検出回路34は、一般的にフラッシュメモリチップに実装されているエラー検出回路を応用すれば実現できるので、本実施の形態については簡単のため説明を省略する。
(3)読み出しコマンドの受信〜データの読み出し処理
次に、データの読出し処理を説明する。図15のS13におけるアクセス待ちの状態で、アクセス装置1が不揮発性記憶装置2に対して読み出しコマンドを転送すると、CPU12がホストインターフェース11を介して読み出しコマンドと論理アドレスを受信する。CPU12はアドレス管理部13に制御を渡し、アドレス管理部13がバンク16383を選択する。
続いて、アドレス管理部13は論物変換テーブル56においてLA[31:18]に対応する記憶位置を参照する。つまり、この記憶位置に格納されたPA[31:18]を読み出すことにより論物変換処理を実行し、読み出し先の物理アドレスを決定する(S21)。詳細は前述した書き込み処理と同様であるので説明を省略する。
その後読み書き制御部14を介して不揮発性メモリ20から2バイト単位ずつ読み出し、下位バイト→上位バイトの順に、順次アクセス装置1に転送する(S22)。以上の読み出し処理は、アクセス装置1から読み出し終了コマンドを受信するまで継続されるので、例えば1クラスタ分(16kバイト)のデータを連続して読み出す。
尚本実施の形態では、読み出しにおけるエラー処理の説明を省略するが、メモリセルアレイ21が読み出しエラーに対して脆弱なデバイスの場合は、メモリセルアレイ21の所定単位毎(例えば512バイト)毎にECCコード付加するなどの方法が考えられる。但しこの場合は少なくとも512バイトのバッファRAMをメモリコントローラ10に備える必要がある。
以上のように、本発明の実施の形態に示す不揮発性記憶システムは、メモリセルアレイ21を複数のバンクに分割して、従来のメモリコントローラに内蔵されていた制御メモリをメモリセルアレイ21内の制御メモリ領域53にアロケートしたものである。また不揮発性記憶システムは、メモリセルアレイの任意の記憶位置を指定するものであって、メモリセルアレイアドレスを構成するバンク選択アドレスとバンク内アドレスを、メモリコントローラ10から不揮発性メモリ20に、互いに異なる期間で入力する。そして、アドレス制御回路33がこれらバンク選択アドレスとバンク内アドレスとを結合してメモリセルアレイアドレスを形成する。このことによってアドレス線を大幅に増加させることなく、不揮発性メモリ20の一部の領域を制御メモリとして利用できる。従って、メモリコントローラに制御メモリを内蔵させる必要がなくなり、メモリコントローラの低コスト化を実現することができる。また、バンク毎にエラー発生時の代替処理を行うようにしたので、エラー保護を簡単に実現することができる。
本実施の形態では、図18A、図18Bに示すデータの読み出しや書き込みは、2バイト単位で実施するようにした。しかし、アドレス制御回路33内部において、アドレスを自動的にインクリメントすることによって、ある程度まとまった単位で読み書きできるいわゆるページモードを備えてもよい。また、アドレス管理部13の処理は従来のようにCPU12が代行してもよい。
尚、本実施の形態では、バンク選択アドレスとバンク内アドレスのそれぞれを互いに異なる期間で入力して結合しメモリセルアレイアドレスを形成するようにした。こうすることでメモリコントローラ10と不揮発性メモリ20を接続するメモリバスの端子数を、図5に示すように48本(VccとGNDを含む)とすることができるので、不揮発性記憶装置の実装上の課題を解決することができる。
本発明にかかる不揮発性記憶メモリは、メモリコントローラおよびそれを搭載した不揮発性記憶装置や不揮発性記憶システムの低コスト化を提案したものであり、半導体メモリカード等の不揮発性記憶装置を使用した装置で、例えば静止画記録再生装置や動画記録再生装置、あるいは携帯電話などにおいて有益である。
従来の不揮発性記憶システムを示すブロック図である。 従来のフラッシュメモリのピン配置図である。 従来のフラッシュメモリへのデータの書き込みを表すタイムチャートである。 本発明の実施の形態に於ける不揮発性記憶システムを示すブロック図である。 本発明の実施の形態に於ける不揮発性メモリのピン配置図である。 メモリセルアレイ21のメモリマップである。 カード容量とバンク数の関係を示す表である。 BSIZに対応するバンクサイズとバンク数を示す表である。 論理アドレスと物理アドレスの対応関係を示す図である。 論理アドレスと物理アドレスの対応関係と、システム領域の詳細とを示すメモリマップである。 論物変換テーブルを示す図である。 物理領域管理テーブル示す図である。 アドレス制御回路33の回路図である。 フラッシュメモリと不揮発性RAMの特徴を比較する表である。 CPU12の処理を表すフローチャートである。 バンクサイズの設定を表すタイムチャートである。 バンク選択アドレスの設定を表すタイムチャートである。 データの読み出しを表すタイムチャートである。 データの書き込みを表すタイムチャートである。
符号の説明
1 アクセス装置
2 不揮発性記憶装置
10 メモリコントローラ
11 ホストインターフェース
12 CPU
13 アドレス管理部
14 読み書き制御部
20 不揮発性メモリ
21 メモリセルアレイ
30 入出力制御部
31 外部インターフェース
32 データラッチ
33 アドレス制御回路
34 エラー検出回路
40、50 通常領域
51 システム領域
52 スペア領域
53 制御メモリ領域
54 命令コード領域
55 ワーク領域
56 論物変換テーブル
57 物理領域管理テーブル
58 その他システム情報領域
331、332 ラッチ
333 セレクタ
334 Dフリップフロップ(DFF)

Claims (20)

  1. 記憶領域が分割された所定サイズのバンクを複数有し、データの書き込みや読み出しに必要な制御情報を記憶するバンクを含む不揮発性メモリセルアレイと、
    外部からデータ及びアドレスを受信して前記不揮発性メモリセルアレイにデータを書き込み、また前記不揮発性メモリセルアレイからデータを読み出して外部へ送信する入出力制御部と、を具備し、
    前記入出力制御部は、
    互いに異なる期間に入力されたバンクを指定するバンク選択アドレス及びバンク内アドレスを用いてメモリセルアレイアドレスを生成し、前記不揮発性メモリセルアレイのアドレスとするアドレス制御回路を有する不揮発性メモリ。
  2. 前記アドレス制御回路は、外部から送られた信号に基づいて前記メモリセルアレイアドレスのビットの割当を変更して、前記バンクのサイズを変更する請求項1に記載の不揮発性メモリ。
  3. 前記メモリセルアレイは、不揮発性RAMである請求項1または2に記載の不揮発性メモリ。
  4. 記憶領域が分割された所定サイズのバンクを複数有し、データの書き込みや読み出しに必要な制御情報を記憶するバンクを含む不揮発性メモリセルアレイを備える不揮発性メモリに対してデータの書き込み及び読み出しを行うメモリコントローラであって、
    前記制御情報を参照して外部から送られた論理アドレスを前記不揮発性メモリセルアレイ内の記憶位置を示す物理アドレスに変換し、データの書き込み又は読み出しの対象となるバンクを前記複数のバンクから選択するアドレス管理部と、
    前記不揮発性メモリセルアレイに対するデータの書き込み及び読み出しにおいて、データを送受信し、前記アドレス管理部が出力した物理アドレスを、バンクを特定するバンク選択アドレス及びバンク内アドレスに分けて、互いに異なる期間に前記不揮発性メモリに出力する読み書き制御部と、を具備するメモリコントローラ。
  5. 前記アドレス管理部は、前記メモリセルアレイにデータを書き込み、書き込みが正常に完了した後に前記制御情報を更新する請求項4に記載のメモリコントローラ。
  6. 前記アドレス管理部は、前記メモリセルアレイを少なくともユーザーのデータを記憶する第1の領域及び前記第1の領域の代わりとして用いられる第2の領域に分けて認識し、前記第1の領域のバンクへの書き込み時にエラーが発生した際に、該バンクに書き込む予定であったデータを書き込む新たなバンクを前記スペア領域のバンクから指定する請求項4または5に記載のメモリコントローラ。
  7. 前記読み書き制御部は、前記バンクのサイズを指示する信号を前記不揮発性メモリに出力することを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載のメモリコントローラ。
  8. 前記メモリセルアレイは、不揮発性RAMである請求項4から7のいずれか1項に記載のメモリコントローラ。
  9. 不揮発性メモリと、メモリコントローラとを具備し、外部からのアクセス指示に応じてデータの読み出し及び書き込みを行う不揮発性記憶装置であって、
    前記不揮発性メモリは、
    記憶領域が分割された所定サイズのバンクを複数有し、データの書き込みや読み出しに必要な制御情報を記憶するバンクを含む不揮発性メモリセルアレイと、
    外部からデータ及びアドレスを受信して前記不揮発性メモリセルアレイにデータを書き込み、また前記不揮発性メモリセルアレイからデータを読み出して外部へ送信する入出力制御部と、を有し、
    前記入出力制御部は、
    互いに異なる期間に入力されたバンクを指定するバンク選択アドレス及びバンク内アドレスを用いてメモリセルアレイアドレスを生成し、前記不揮発性メモリセルアレイのアドレスとするアドレス制御回路を有し、
    前記メモリコントローラは、
    前記制御情報を参照して外部から送られた論理アドレスを前記不揮発性メモリセルアレイ内の記憶位置を示す物理アドレスに変換し、データの書き込み又は読み出しの対象となるバンクを前記複数のバンクから選択するアドレス管理部と、
    前記不揮発性メモリセルアレイに対するデータの書き込み及び読み出しにおいて、データを送受信し、前記アドレス管理部が出力した物理アドレスを、バンクを特定するバンク選択アドレス及びバンク内アドレスに分けて、互いに異なる期間に前記不揮発性メモリに出力する読み書き制御部と、を有する不揮発性記憶装置。
  10. 前記アドレス制御回路は、外部から送られた信号に基づいて前記メモリセルアレイアドレスのビットの割当を変更して、前記バンクのサイズを変更する請求項9に記載の不揮発性記憶装置。
  11. 前記アドレス管理部は、前記メモリセルアレイにデータを書き込み、書き込みが正常に完了した後に前記制御情報を更新する請求項9または10に記載の不揮発性記憶装置。
  12. 前記アドレス管理部は、前記メモリセルアレイを少なくともユーザーのデータを記憶する第1の領域及び前記第1の領域の代わりとして用いられる第2の領域に分けて認識し、前記第1の領域のバンクへの書き込み時にエラーが発生した際に、該バンクに書き込む予定であったデータを書き込む新たなバンクを前記スペア領域のバンクから指定する請求項9から11のいずれか1項に記載の不揮発性記憶装置。
  13. 前記読み書き制御部は、前記バンクのサイズを指示する信号を前記不揮発性メモリに出力することを特徴とする請求項9から12のいずれか1項に記載の不揮発性記憶装置。
  14. 前記メモリセルアレイは、不揮発性RAMである請求項9から13のいずれか1項に記載のメモリコントローラ。
  15. データの読み出し及び書き込みを指示するアクセス装置と、不揮発性メモリ及びメモリコントローラを備える不揮発性記憶装置と、を具備する不揮発性記憶システムであって、
    前記不揮発性メモリは、
    記憶領域が分割された所定サイズのバンクを複数有し、データの書き込みや読み出しに必要な制御情報を記憶するバンクを含む不揮発性メモリセルアレイと、
    前記アクセス装置からデータ及びアドレスを受信して前記不揮発性メモリセルアレイにデータを書き込み、また前記不揮発性メモリセルアレイからデータを読み出して前記アクセス装置へ送信する入出力制御部と、を有し、
    前記入出力制御部は、
    互いに異なる期間に入力されたバンクを指定するバンク選択アドレス及びバンク内アドレスを用いてメモリセルアレイアドレスを生成し、前記不揮発性メモリセルアレイのアドレスとするアドレス制御回路を有し、
    前記メモリコントローラは、
    前記制御情報を参照して前記アクセス装置から送られた論理アドレスを前記不揮発性メモリセルアレイ内の記憶位置を示す物理アドレスに変換し、データの書き込み又は読み出しの対象となるバンクを前記複数のバンクから選択するアドレス管理部と、
    前記不揮発性メモリセルアレイに対するデータの書き込み及び読み出しにおいて、データを送受信し、前記アドレス管理部が出力した物理アドレスを、バンクを特定するバンク選択アドレス及びバンク内アドレスに分けて、互いに異なる期間に前記不揮発性メモリに出力する読み書き制御部と、を有する不揮発性記憶システム。
  16. 前記アドレス制御回路は、前記アクセス装置から送られた信号に基づいて前記メモリセルアレイアドレスのビットの割当を変更して、前記バンクのサイズを変更する請求項15に記載の不揮発性記憶システム。
  17. 前記アドレス管理部は、前記メモリセルアレイにデータを書き込み、書き込みが正常に完了した後に前記制御情報を更新する請求項15または16に記載の不揮発性記憶システム。
  18. 前記アドレス管理部は、前記メモリセルアレイを少なくともユーザーのデータを記憶する第1の領域及び前記第1の領域の代わりとして用いられる第2の領域に分けて認識し、前記第1の領域のバンクへの書き込み時にエラーが発生した際に、該バンクに書き込む予定であったデータを書き込む新たなバンクを前記スペア領域のバンクから指定する請求項15から17のいずれか1項に記載の不揮発性記憶システム。
  19. 前記読み書き制御部は、前記バンクのサイズを指示する信号を前記不揮発性メモリに出力することを特徴とする請求項15から18のいずれか1項に記載の不揮発性記憶システム。
  20. 前記メモリセルアレイは、不揮発性RAMである請求項15から19のいずれか1項に記載の不揮発性記憶システム。
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