JP4698583B2 - 半導体装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置に関し、特に、複数のセクタを結ぶグローバルワード線と、各セクタに設けられたローカルワード線とを有する不揮発性半導体メモリなどの半導体装置及びその制御方法に関する。
近年、フラッシュメモリ等の不揮発性半導体メモリの用途は飛躍的に拡大している。フラッシュメモリはNOR型、NAND型、AND型などのセルアレイ方式が知られている。フラッシュメモリの特徴の一つとして、セクタ単位にイレース動作を行う。セクタの配置にも様々な提案がなされている。例えば、セクタをマトリクス状に配置し、グローバルワード線を用いてセクタを横方向に接続し、バーチカルワード線を用いてセクタを縦方向に接続する配置が知られている。各セクタはグローバルワード線及びバーチカルワード線を介して選択的に接続される複数のローカルワード線を備えている。
このような構成の課題の一つとして、消費電流の削減がある。上記配置は複雑なスイッチ動作を必要とするため、リーク電流など無駄な電流が発生し易い。フラッシュメモリの容量が増えるほど、この問題が顕著となる。
本発明は、不揮発性半導体メモリなどの半導体装置の消費電流を軽減することを課題とする。
本発明は、ローカルワード線に接続されたセルを有する複数のセクタと、セクタを選択するデコーダと、選択されたセクタをイレースする際、当該選択されたセクタに接続する前記デコーダを一時的に非選択とする制御信号を生成する回路とを有する半導体装置である。
上記半導体装置において、各セクタは対応するグローバルワード線を介して接続される対応のデコーダにより駆動され、対応するワード線を駆動するプルアップトランジスタを有し、該プルアップトランジスタは前記制御信号でOFFに保持される構成とすることができる。
上記半導体装置において、前記回路はイレースの初期段階において、対応するデコーダを非選択に保持する前記制御信号を生成する構成とすることができる。
上記半導体装置において、前記回路は、対応する非選択のデコーダに接続された負電圧ポンプパスがイレース時に所定の中間負電圧に落ちるまで、当該デコーダを非選択に保持する前記制御信号を生成する構成とすることができる。
上記半導体装置において、各セクタは対応するローカルワード線を駆動するプルアップトランジスタ及びプルダウントランジスタを有し、これらのトランジスタは対応するデコーダで駆動され、前記制御信号はイレースの際、前記プルアップトランジスタ及びプルダウントランジスタをディスエーブル状態とする構成とすることができる。
本発明はまた、ローカルワード線に接続されたセルを有する複数のセクタと、セクタを選択するデコーダと、選択されたセクタをプログラムする際、非選択セクタのローカルワード線をフローティング状態にする制御信号を生成する回路とを有する半導体装置を含む。
上記半導体装置において、各セクタは対応するローカルワード線を駆動するプルアップトランジスタ及びプルダウントランジスタを有し、これらのトランジスタは対応するデコーダで駆動され、前記制御信号はイレースの際、前記プルアップトランジスタ及びプルダウントランジスタをOFFにする構成とすることができる。
上記半導体装置において、プログラムされるセクタに対応するデコーダは、当該デコーダと前記プログラムされるセクタとを接続するグローバルワード線を介して、当該選択されたセクタの非選択ローカルワード線を所定電位に設定する構成とすることができる。
本発明はまた、ローカルワード線に接続されたセルを有する複数のセクタと、グローバルワード線を介してセクタを選択するデコーダと、ダミー配線と、前記ローカルワード線に負電圧が与えられるイレース動作の後に当該ローカルワード線をディスチャージする際、前記ダミー配線を前記グローバルワード線に接続する回路とを有する半導体装置を含む。
上記半導体装置において、読み出し時及びプログラム時、前記ダミー配線を所定の電圧にバイアスするバイアス回路を更に有する構成とすることができる。
上記半導体装置において、選択されたセクタをイレースする際、当該選択されたセクタに対応するデコーダを一時的に非選択とする制御信号を生成する別の回路を更に含む構成とすることができる。
上記半導体装置において、選択されたセクタをプログラムする際、非選択セクタのローカルワード線をフローティング状態にする制御信号を生成する更に別の回路を有する構成とすることができる。
上記半導体装置において、前記メモリセルは例えば不揮発性メモリセルである。
本発明はまた、ローカルワード線に接続されたセルを有する複数のセクタから1つのセクタを選択するステップと、選択されたセクタをイレースする際、当該選択されたセクタを選択的に駆動するためのデコーダを一時的に非選択とする制御信号を生成するステップとを有する半導体装置の制御方法を含む。
本発明はまた、ローカルワード線に接続されたセルを有する複数のセクタから1つのセクタを選択するステップと、選択されたセクタをプログラムする際、非選択セクタのローカルワード線をフローティング状態にする制御信号を生成するステップとを有する半導体装置の制御方法を含む。
本発明はまた、ローカルワード線に接続されたセルを有する複数のセクタから1つのセクタを選択するステップと、前記ローカルワード線に負電圧が与えられるイレース動作の後に当該ローカルワード線をディスチャージする際、ダミー配線を前記グローバルワード線に接続するステップとを有する半導体装置の制御方法を含む。
本発明によれば、半導体装置の消費電流を軽減することができる。
本発明の実施例1に係る半導体装置の全体構成を示す図である。 (A)は図1に示す半導体装置のグローバルワード線デコーダに与えられる信号レベルを示す図、(B)は図1に示す半導体装置のバーチカルワード線デコーダに与えられる信号レベルを示す図、(C)は図1に示す半導体装置のセクタスイッチ制御回路に与えられる信号レベルを示す図、(D)は図1に示す半導体装置のローカルワード線線デコーダに与えられる信号レベルを示す図である。 図1に示す半導体装置内のローカルワード線デコーダ(xdec_sub)の回路図である。 図1に示す半導体装置内の高電圧出力回路(gvpx)の回路図である。 図5A、5Bは図4に示す高電圧出力回路の動作タイミング図である。 図1に示す半導体装置内のグローバルワード線(行方向)デコーダ(xdec)の回路図である。 図1に示す半導体装置内で用いられているXT生成回路の回路図である。 図1に示す半導体装置内で用いられている所定電位検出回路(negpl)の回路図である。 図9A、9Bは、図6に示すグローバルワード線デコーダと図7に示すXT生成回路の動作タイミング図である。 図1に示す半導体装置に設けられている行方向のグローバルセクタスイッチ回路(sswitchg)の回路図である。 図11A、11Bは、図8に示す所定電位検出回路と図10に示すグローバルセクタスイッチ回路との回路図である。 図1に示す半導体装置に設けられている列方向のグローバルセクタスイッチ回路(sswitchv)の回路図である。 図1に示す半導体装置内のバーチカルワード線デコーダ(vxdec)の回路図である。 図14A、14Bは図12に示すグローバルセクタスイッチ回路と図13に示すバーチカルワード線デコーダとの動作タイミング図である。 図1に示す半導体装置内のセクタスイッチ回路(sswitch)の回路及び動作を示す図である。 実施例1におけるイレース後のローカルワード線ディスチャージとグローバルワード線ディスチャージとを説明するためのグラフである。 実施例2に係る半導体装置の全体構成を示すブロック図である。 実施例2で用いられている水平方向のグローバルセクタスイッチ回路の回路図である。 実施例2におけるイレース後のローカルワード線ディスチャージとグローバルワード線ディスチャージとを説明するためのグラフである。 本発明の半導体装置の全体構成の一例を示すブロック図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る不揮発性半導体メモリの一例であるフラッシュメモリの構成を示すブロック図である。フラッシュメモリは、行方向と列方向に配置された複数のセクタ20011〜200hv(hとvはそれぞれ任意の自然数)を有する。各セクタ20011〜200hvは、不揮発性のメモリセルを複数有している。各行、各列は同一構成なので、説明の繰り返しを避けるために、以下では適宜、h番目の行とv番目の列についてのみ説明し、他の行、列についての説明を省略する場合がある。
一対のグローバルワード線GWLNhとGWLBhは、h番目の行のセクタ200h1〜セクタ200hvを横方向(行方向)に接続している。また、プログラム/読出し電圧供給線VPXhとセクタスイッチ制御線GXDShが行方向に設けられており、各セクタ200h1〜200hvにそれぞれ接続されている。各行には、メインデコーダ(行デコーダ)100〜100が設けられている。メインデコーダ100は、一対のグローバルワード線GWLNhとGWLBh、プログラム/読出し電圧供給線VPXh、及びセクタスイッチ制御線GXDShを制御する。メインデコーダ100は高電圧出力回路(gvpx)110、グローバルワード線デコーダ(xdec)140及びグローバルセクタスイッチ回路(sswitchg)180を有する。高電圧発生回路110は、プログラム/読出し電圧VPXhをセクタ200h1〜200hvに出力する。グローバルワード線デコーダ140は、グローバルワード線GWLNhとGWLBhを選択駆動する。グローバルセクタスイッチ回路180は、行方向のセクタスイッチ制御線GXDShを制御する。メインデコーダ100〜100には、電圧発生回路400から高電圧VPXGと負電圧NEGPが供給される。電圧発生回路400は、高電圧VPXGを生成する高電圧発生回路410と、負電圧NEGPを発生する負電圧発生回路420とを有する。負電圧NEGPは、後述するように、セクタのイレース時に用いられる。
各列には、列方向デコーダ300〜300が設けられている。列デコーダ300から延びるセクタスイッチ選択信号線AENv、NENv及びバーチカルワード線VWLvは、v列のセクタ1001v〜200hvに接続されている。列デーコダ300vは、セクタスイッチ選択信号線AENv、NENvを選択する列方向のグローバルセクタスイッチ回路(sswitchv)310と、バーチカルワード線VWLvを選択駆動するバーチカルワード線デコーダ(vxdec)340とを有する。電圧発生回路400は、列方向デコーダ300〜300に高電圧VPXGと負電圧NEGPを供給する。
セクタ200hvは、セクタスイッチ回路(sswitch)210、ローカルワード線単位に設けられたローカルワード線デコーダ(xdec_sub)240とを有する。セクタスイッチ回路210はセクタスイッチ選択信号線AENv、NENvで制御され、選択されると信号線XDSnに負電圧NEGP又は接地電圧Vssなどを供給する。ローカルワード線デコーダ240はバーチカルワード線VWLvに選択的に接続され、ここを介して供給される高電圧VPXh又は接地電圧Vssを対応するローカルワード線に供給する。ローカルワード線にはメモリセルが接続されている。
動作の概略を説明する。行方向の信号VPXh、GWLNh、GWLBh、GXDShと、列方向のVWLv、AENv、NENvにより1つのセクタ及び選択されたセクタ中の1本のローカルワード線が選択される。メインデコーダ100内のグローバルセクタスイッチ回路180から出力される負電圧NEGPは、GXDSh配線を経由して、選択されたセクタのローカルワード線に供給される。GXDSh配線は行方向のセクタ200h1〜200hvに共通で、最も近いセクタ200h1から順にセクタ200h1〜200hvに接続されている。
図2A〜2Dは図1の動作の概要を説明するための図である。図2Aはグローバルワード線デコーダ(xdec)140の動作を示す図、図2Bはバーチカルワード線デコーダ(vxdec)340の動作を示す図、図2Cはセクタスイッチ回路(sswitch)210の動作を示す図、及び2Dはローカルワード線デコーダ(xdec_sub)240の動作を示す図である。図2A〜2Dは、イレースベリファイ時、イレース時及びプログラム時の動作を示している。リード時の動作はプログラム時と同様である。
以下、説明の都合上、ローカルワード線デコーダ(xdec_sub)240をまず説明する。以下に説明するように、後述する構成を採用しないと、イレースベリファイからイレース動作に移行する際及びプログラム時において、ローカルワード線デコーダ240にリーク電流が流れる可能性がある。以下、図3を参照しながらローカルワード線デコーダ240の構成を説明し、次にイレースベリファイからイレース動作に移行する際、及びプログラム時に流れる可能性のあるリーク電流について説明し、これらのリーク電流の発生を防止する構成の概要について説明する。
図3は、ローカルワード線デコーダ(xdec_sub)240の回路構成を示す図である。ローカルワード線デコーダ240はNチャネルトランジスタ241、242及び243から構成されている。トランジスタ242はプルアップトランジスタであり、トランジスタ243はプルダウントランジスタである。バーチカルワード線VWLvはトランジスタ242を介してローカルワード線P2WLnに選択的に接続され、セクタスイッチ回路210からのセクタスイッチ制御線XDSnはトランジスタ243を介してローカルワード線P2WLnに選択的に接続される。トランジスタ241、242、243はP型ウェル内に形成され、メインデコーダ100hのグローバルセクタスイッチ回路180から延びるセクタスイッチ制御線GXDShでバックバイアスされている。トランジスタ241、242、243を含むそれぞれのP型ウェルは、P型基板と分離するためN型ウェルの中にあり、そのN型ウェルは電源電圧Vccでバイアスされている。トランジスタ242のゲートは、トランジスタ241を介してグローバルワード線GWLNhで制御される。トランジスタ241のゲートは、メインデコーダ100hの高電圧出力回路110から延びる高電圧供給線VPXhが接続されている。トランジスタ243のゲートは、グローバルワード線GWLBhで制御される。なお、図中、トランジスタのシンボル中の小さな円は、円の付いていないトランジスタよりもしきい値が小さいことを意味している。
イレースベリファイ時の選択ワード線及び非選択ワード線に関しては、図2Dに示す電圧が各部に与えられる。具体的には次の通りである。イレースベリファイ時、選択されたワード線の場合はGWLNh/GWLBh=VPXh/Vss、VWLv=VPXVであり、ローカルワード線P2WLnに高電圧が供給される。非選択ワード線の場合にはGWLNh/GWLBh=VPXh/Vss(選択)、VWLv=Vss(非選択)の状態か、GWLNh/GWLBh=Vss/Vcc(非選択)、VWLv=VPXV(選択)の状態のどちらかの条件により、ローカルワード線P2WLnはVssとなる。イレース時、選択されたセクタではGWLNh/GWLBh=NEGP/Vcc、VWLv=Vss、XDSn=GXDSh=NEGPであり、ローカルワード線P2WLnに負電圧が供給される。非選択セクタでは、GWLNh/GWLBh=NEGP/Vss(選択)、XDSn=Vss(非選択)の状態か、GWLNh/GWLBh=Vss/Vcc(非選択)、XDSn=Vss(非選択)の状態のどちらかの条件により、ローカルワード線2PWLnはVssとなる。この時、前者の状態ではローカルワード線P2WLnがフローティングになるためGWLNhg=NEGPによるカップリングでワード線P2WLnが負電圧になるが、実質的な影響はない。
グローバルワード線GWLNh、GWLBhを介して選択されたセクタにおいて、イレースベリファイ動作からイレース動作に移行する際、ローカルワード線P2WLnを速やかに高電圧から負電圧に移行させることが望まれる。このためには、トランジスタ242を高速にオンからオフに変化させ、トランジスタ243を高速にオフからオンに変化させる必要がある。イレース動作に移行する直前では、グローバルワード線GWLNhは高電圧VPXhであり、トランジスタ242をオンさせてローカルワード線P2WLnを高電圧にするに十分な電圧がノードFに保持されている。この状態でイレースベリファイからイレースに移行するときに、選択されたセクタに接続されるグローバルワード線GWLNhが高電圧VPXhから負電圧NEGPに変化する。このとき、従来技術では、グローバルワード線GWLNhはVssよりも高い電圧に保持されている。従って、トランジスタ242がオン状態に保持され、バーチカルワード線VWLvからのリーク電流パスが形成されてしまい、トランジスタ243を介してローカルワード線P2WLnを効率よく負電圧NEGPに駆動することができない。本実施例は後述する構成を採用し、イレース動作の開始からある一定期間だけ、トランジスタ242を強制的にオフさせることで、ローカルワード線P2WLnを負電圧NEGPに高速駆動できるようにした。なお、上記リークパスは選択されたセクタの各ローカルワード線デコーダ240に発生するので、メモリの容量が増えるほど負電圧NEGPの供給効率が低下し、さらには負電圧NEGPの供給ができなくなってしまう場合も考えられる。本実施例により、リーク電流パスの発生を抑制することは、上記の状況下において特に有益である。
また、図3に示すローカルワード線デコーダ240はプログラム時にもリーク電流が流れる可能性がある。プログラム中、選択されたバーチカルワード線VWLv(=VPXV)上にはグローバルワード線GWLNh/GWLBhが選択状態(=VPXh/Vss)のローカルワード線デコーダ240と、非選択状態(=Vss/Vcc)のローカルワード線デコーダ240とが存在する。このグローバルワード線GWLNh/GWLBhが非選択状態のローカルワード線デコーダ240では、トランジスタ242はGWLNh=Vssによりオフ状態、トランジスタ243はオン状態となっているが、トランジスタ242、243のしきい値が小さいために、トランジスタ242においてわずかなリーク電流が存在している。メモリ容量が増えるほど多くの非選択ローカルワード線デコーダ240が存在するため、リーク電流の影響は顕著になってくる。この問題点を解決するために、本実施例では後述する構成により、プログラム時には非選択セクタ内のローカルワード線デコーダ240のトランジスタ242と243の両方をオフにすることで、トランジスタ242と243にリーク電流が流れるのを防止する構成とした(図2Dに示すように、グローバルワード線GWLBhをVssレベルとすることで、トランジスタ243をオフさせる)。これによって、非選択セクタ内のローカルワード線P2WLnはフローティング状態となり、選択されたバーチカルワード線VWLv上のローカルワード線デコーダ240が駆動するローカルワード線P2WLnはカップリングにより多少レベルが上がるが、プログラムに影響を及ぼすほどではない。但し、選択されたセクタにおいてはビット線レベルが上昇するため、ローカルワード線P2WLnがカップリング上昇して誤書込みを起こしてしまうのを防止するために、非選択ローカルワード線は接地電位Vssに設定しておく必要がある。これにより、選択されたセクタ内の非選択ローカルワード線デコーダ240にはリーク電流が発生するが、数が膨大でない限り特に影響を及ぼすほどではない。
以下、図1に示す構成の各部を詳述する。
図4は、メインデコーダ100h内に設けられた高電圧出力回路(gvpx)110の回路図である。高電圧出力回路110は高電圧VPXhを出力する回路で、ANDゲート111、112、NORゲート113、Nチャネルトランジスタ114、117、118、Pチャネルトランジスタ115、116、119、インバータ120、及びフローティング指示信号発生回路121を有する。記号GSELhはグローバルワード線選択指示信号、記号ERSELはイレースデコード期間指示信号、記号GSELBhはグローバルワード線選択指示信号GSELhの反転信号、記号SVPXはVPX選択指示信号、記号VPXGはチャージポンプ動作で生成される高電圧(>Vcc)、記号ERSELBVTはイレース期間指示信号ERSELの反転信号、記号PGMBはプログラム期間中にメモリセルのゲートやドレインに高電圧を印加する期間を示す信号、記号FLOATXBhはフローティング期間を示す信号である。制御信号GSELh、ERSEL、GSELh、SVPX、ERASELVBT及びPGMBは、後述する制御回路(図20の制御回路520)から供給される。
図5A及び図5Bに高電圧出力回路110の動作を示す。図5Aはプログラム時の動作を示し、図5Bはイレース時の動作を示す。プログラム時、h行のグローバルワード線が選択されると、メインデコーダ100h内の高電圧発生回路110はチャージポンプ動作で立ち上がる電圧VPXGから高電圧VPXh(>Vcc)を生成して出力する。プログラム時、h行のグローバルワード線が非選択の場合、高電圧発生回路110は出力電圧VPXhをVccに保持する。イレース時、h行のグローバルワード線が選択されると、メインデコーダ100h内の高電圧発生回路110は出力電圧VPXhをVssに設定する。非選択の場合には、高電圧発生回路110は出力電圧VPXhをVccに保持する。フローティング指示信号発生回路121は、プログラム時、h行のグローバルワード線が非選択の場合に制御信号PGMBに同期してローレベルを出力する。
図6は、メインデコーダ100h内に設けられたグローバルワード線デコーダ(xdec)140の回路図である。グローバルワード線デコーダ140は、NANDゲート141、147、Nチャネルトランジスタ142、145、Pチャネルトランジスタ143、144、ORゲート146及びインバータ148を有する。図4に示す高電圧発生回路110からの電圧VPXhはトランジスタ143、144のソースに与えられ、制御信号FLOATXBhはNANDゲート147に与えられている。信号GXRSTLは後述する制御回路から与えられる信号で、グローバルワード線GWLNhとGWLBhをリセット又はVssに設定するために用いられる。信号XTxは図7を参照して後述するXT生成回路150から供給されるもので、メインデコーダ100hのグローバルワード線デコーダ140を選択する信号である。グローバルワード線デコーダ140の動作については、図9A、9Bを参照して後述する。
図7は、XT生成回路150の回路図である。XT生成回路150はメインデコーダ100〜100に、それぞれ信号XT(0)〜XT(h)を出力する。XT生成回路150はアドレス信号をデコードして1つのメインデコーダを選択する。XT生成回路150は、同一構成のデコード回路をx個含む。ここでは、メインデコーダ内にx個のxdec回路があるとする。例えば、信号XT(0)を出力するデコード回路は、ANDゲート151、NORゲート152、153、及びインバータ154、155を含む。ANDゲート151にはアドレス信号のうちの3ビットA11B、A12B、A13Bが与えられている。ANDゲート151の出力は、イレース時ハイレベルとなる信号ERSELとNORゲート152で演算処理される。NORゲート152の出力は、ディスエーブル信号生成回路156が出力するディスエーブル信号DISXTとNORゲート153で演算処理される。NORゲート153の出力はインバータ154、155を介してXT(0)として出力される。ディスエーブル信号生成回路156は、後述する制御回路が出力するイレース指示信号ERと、図8を参照して後述する所定電位検出回路160が生成する検出信号NEGPLとから、NANDゲート157及びインバータ158を用いてディスエーブル信号DISXTを生成する。XT生成回路150が生成する信号XT(0)…は、選択されたセクタに接続するデコーダを一時的に非選択とする制御信号として機能する。XT生成回路150の動作は、図9A、9Bを参照して後述する。
図8は、所定電位検出回路160の回路図である。所定電位検出回路160は、イレース時、負電圧NEGPがVssからイレース動作に必要な負電圧(例えば−6V)に遷移する過程で、所定の負電圧(例えば−3V)を検出する回路である。所定電位検出回路160は、NANDゲート161、インバータ162、172〜174、Nチャネルトランジスタ163、167、169,170、175及びPチャネルトランジスタ164、165、166、168、171とを有する。負電圧発生回路420が発生する負電圧NEGPは、Pチャネルトランジスタ165のゲートに与えられる。NANDゲート161はイレース期間ハイレベルとなる信号を受けて、ゲートを開く。NANDゲート161の出力ENLBは、トランジスタ163及び170のゲートに与えられている。負電圧NEGPがVssから所定の負電圧である−3Vまで達していないときは、Pチャネルトランジスタ165はオフであり、所定電位検出信号NEGPLはVccにある。よって、信号ENLBはローレベル、インバータ162の出力はハイレベルにある。このとき、トランジスタ164、166はオフである。負電圧NEGPが所定電位(−3V)まで下がってくると、トランジスタ165がオンし、これによりトランジスタ164、166がオンする。この結果、ノードNVDの電位が上がり、トランジスタ175がオンする。これにより、所定電位検出信号NEGPLはハイレベルからローレベルに変化する。インバータ172と173のラッチ回路がハイレベルを保持するので、所定電位検出信号NEGPLがローレベルに変化し、信号ENLBがハイレベルに変化しても、所定電位検出信号NEGPLはローレベルに保持される。
図9A、9Bは、グローバルワード線デコーダ140(図6)、XT生成回路150(図7)及び所定電位検出回路160(図8)の動作タイミング図である。図9Aはプログラム時の動作を示し,図9Bはイレース時の動作を示す。前述したローカルワード線デコーダ240のリーク電流は以下のメカニズムで発生する。まず、イレースベリファイ動作からイレース動作に移行する際のリーク電流について説明する。このリーク電流が発生する原因は、イレース動作に入ると直ちにメインデコーダ100hを選択する信号GSELh及びグローバルワード線デコーダ140を選択する信号XTxがハイレベルに設定される(イレースベリファイ時にも信号GSELhとXTxはハイレベルに設定されているので、イレース時に移行する際、信号GSELhとXTxはハイレベルのまま保持されることになる)ことに起因している。
イレースベリファイ中、図6に示す選択されたグローバルワード線デコーダ140では、信号XTxとGSELhがいずれもハイレベルなので、トランジスタ144がオン状態(ゲート電圧がVss)、トランジスタ145がオフ状態(ゲート電圧がVss)である。従って、グローバルワード線GWLNhには高電圧のVPXhがトランジスタ144を介して供給されている。次にイレース動作にはいると、グローバルワード線デコーダ140は選択されたままの状態で、つまり、信号XTxがハイレベルに保持されたままの状態で、イレース動作の当初、VPXh=Vss、GXDSh=Vssとなるので、トランジスタ144、145はいずれもオフ状態となる。この結果、グローバルワード線GWLNhにはVss+Vta(Vtaはトランジスタ144のしきい値電圧)の電圧が残ることになる。一方、グローバルワード線GWLNh上にあるローカルワード線デコーダ240(図3)では、イレースベリファイ中にはバーチカルワード線VWLvを介してローカルワード線P2WLnに高電圧を通すのに十分な電圧がノードFに保持されており、次にイレース動作に入ると上記の通りGWLNh=Vss+Vtaとなるため、ノードFにはVss+Vtb(Vtbはトランジスタ241のしきい値電圧)が残ることになる。この電圧レベルはイレース動作に入ってVWLv=Vss、GWLBh=Vcc、XDSn=Vssとなった後、XDSnが負電圧に下がっていく過程でトランジスタ242(図3)をオンさせるのに十分な電圧であるため、トランジスタ242がリークパスとなってローカルワード線P2WLnへの負電圧の供給が効率よく行われなくなってしまう。またこの時、XDSnに続いてグローバルワード線GWLNhも負電圧に下がっていくが、VPXh=Vssとなっているので、GWLNhがトランジスタ241をオンさせ得る電圧に下がるまではノードFにはVss+Vtbの電圧が残っていることになる。よって、GWLNhがトランジスタ241をオンさせ得る電圧に下がるまで、リーク電流が存在することになる。
これに対し、本実施例では、図9Bに示すように、イレース時、選択されたグローバルワード線デコーダ140はイレースイネーブル信号ERに同期してイネーブル状態とされるのではなく、負電圧NEGPがVssから所定の負電位(−3V)に下降したことが検出された時(NEGPLがローレベルにたち下がる)にイネーブル状態とされる。つまり、負電圧NEGPがVssから所定の負電位(−3V)に下降するまでは、信号XTxはローレベルに保持される。イレースベリファイ動作からイレース動作への移行時、信号XTxはイレース動作に移行した時点でハイレベルからローレベルに変化し、負電圧NEGPがVssから所定の負電位(−3V)に下降した時点でハイレベルに変化する。
図6のグローバルワード線デコーダ140において、イレース動作の開始直後は信号XTxがローレベルなので、グローバルワード線デコーダ140は非選択状態となり、トランジスタ144はオフし、トランジスタ145がオンする。よって、セクタスイッチ制御線GXDShがVssから負電圧に下降していくにつれて、グローバルワード線GWLNhもVssから次第に立ち下がっていく。つまり、図3に示すローカルワード線デコーダ240のトランジスタ242のゲート、つまりノードFにはトランジスタ142を介してVssから次第に下降していく電圧が印加されるので、トランジスタ242はイレース動作の開始時オフに制御される。よって、リーク電流パスが発生しない。その後、負電圧NEGPが所定の負電圧(−3V)になるまでグローバルワード線デコーダ140は非選択状態に保持される。そして、負電圧NEGPが所定の負電圧(−3V)に達し、所定電位検出信号NEGPLがローレベルに立下り、ディスエーブル信号DISXTがローベルに立ち下がることで、XTxが立ち上がり、ワード線デコーダ140は選択状態に戻る。仮に非選択状態のままだと、トランジスタ145(図6)において、イレース期間中にGXDSnが負電圧に下がっていくと、ゲート電圧(=Vcc)とGXDSnとの電位差が大きくなることから、トランジスタ145の耐圧に問題が生じる可能性がある。よって、NEGPが−3Vに達したときにグローバルワード線デコーダ140を選択状態にして、トランジスタ145のゲート電圧をVssレベルにすることで、耐圧の問題を回避することができる。
なお、イレース時における非選択セクタの動作については、図9Bの下側に示すタイミングの通りである。
また、図3に示すローカルワード線デコーダ240は、前述したように、プログラム時にもリーク電流パスが形成されてしまう。この問題点に対処するために、非選択セクタ内のローカルワード線デコーダ240において、ローカルワード線P2WLnをフローティング状態とする。つまり、トランジスタ242と243の両方をオフさせる。このために、図5に示すフローティング指示信号発生回路121が生成するフローティング指示信号FLOATXBhを用いる。フローティング指示信号FLOATXBhは、図6に示すグローバルワード線デコーダ140のNANDゲート147に与えられている。図9Aに示すように、プログラム時、非選択セクタにおいては、フローティング指示信号FLOATXBhがハイレベルからローレベルに変化し、この変化を受けてグローバルワード線GWLBhがハイレベルからローレベル(Vss)に変化する。この変化が図3に示すトランジスタ243のゲート電圧となり、トランジスタ243をオンからオフに制御する。また、図9Aに示すように、グローバルワード線GWLNhはローレベル(Vss)に保持されているので、トランジスタ242はオフ状態にある。このようにしてリーク電流パスの形成が阻止できる。なお、選択されたセクタでのプログラム動作は図9Aに示すように、VPXhのチャージポンプ動作によりグローバルワード線GWLNhが高電圧に設定される。但し、選択されたセクタにおいてはビット線レベルが上昇するため、ローカルワード線P2WLnがカップリング上昇して誤書込みを起こしてしまうのを防止するために、非選択ローカルワード線は接地電位Vssに設定しておく必要がある。これにより、選択されたセクタ内の非選択ローカルワード線デコーダ240にはリーク電流が発生するが、数が膨大でない限り特に影響を及ぼすほどではない。
図10は、水平方向(行方向)のグローバルセクタスイッチ回路(sswitchg)180の回路図である。グローバルセクタスイッチ回路180は、NANDゲート181、183、インバータ182、184、Pチャネルトランジスタ186、187、188、190、192、194及びNチャネルトランジスタ185、189、191、193、195、196を有する。記号ENSSWは後述する制御回路から供給されるセクタスイッチイネーブル信号、記号GSELhはグローバルワード線選択指示信号、記号NENはトランジスタ192のドレインから与えられるセクタスイッチデコード信号である。グローバルセクタスイッチ回路180は、トランジスタ195を介してセクタスイッチ制御線GXDShにVssを供給し、トランジスタ196を介して負電圧NEGPを供給する。
図11A及び図11Bは、図10に示すグローバルセクタスイッチ回路180の動作を示すタイミング図である。図11Aがプログラム時の動作を示し、図11Bがイレース時の動作を示す。プログラム時、制御線GXDShはVssレベルに設定され、イレース時はトランジスタ196を介して供給される負電圧発生回路420が生成する負電圧NEGPに設定される。制御線GXDShとともに、セクタスイッチ制御線GXDSBhがセクタ200h1〜200hvに供給される。図1では、セクタスイッチ制御線GXDSBhの図示を省略してある。グローバルセクタスイッチ回路180が選択された場合、その直後は、NEGPはVss、よって前述した所定電位検出信号NEGPLはVccのため、トランジスタ191及び189はオンとなり、GXDSBhはVssである。また、トランジスタ192はオンのため(ノードNENはVcc)、トランジスタ196はオンし、GXDShはVssである。そして、NEGPがVssから下がっていき所定電位(前述した例では−3V)になると、NEGPLはVssになる。このとき、トランジスタ191及び189を介してGXDXBhはNEGPの電位(−3V)が出力される。また、ノードNENはトランジスタ192を介してVss(NEGPLの電位)であり、トランジスタ196を介してGXDShはNEGPの電位(−3V)が出力される。非選択の場合には、制御線GXDSBhはハイレベルに保持される。
図12は、列デコーダ300vに設けられた垂直方向(列方向)のグローバルセクタスイッチ回路(sswitchv)310の回路図である。図10に示す水平方向のグローバルセクタスイッチ回路180と類似の回路構成である。より特定すると、グローバルセクタスイッチ回路310はNANDゲート311、313、インバータ312、314、Pチャネルトランジスタ316、317、318、320、322、324及びNチャネルトランジスタ315、319、321、323、325、196を有する。セクタスイッチ選択信号AENvはトランジスタ319のドレインから出力され、セクタスイッチ選択信号NENvはトランジスタ323のドレインから出力される。グローバルセクタスイッチ回路310の動作は、図14A、14Bを参照して後述する。
図13は、列デコーダ300vに設けられたバーチカルワード線デコーダ(vxdec)340の回路図である。バーチカルワード線デコーダ340は、NANDゲート348、Pチャネルトランジスタ341、342、343及びNチャネルトランジスタ344、345、345、347を有する。後述する制御回路から供給されるバーチカルワード線デコーダ駆動信号VXTq及び選択信号VSELvがNANDゲート348に与えられる。高電圧発生回路110が生成する高電圧VPXvはトランジスタ341、342及び343に図示するように与えられる。トランジスタ343がオンすると、高電圧VPXvがバーチカルワード線VWLvに与えられる。
図14A、14Bは、グローバルセクタスイッチ回路(sswitchv)310とバーチカルワード線デコーダ(vxdec)340の動作を示すタイミング図である。図14Aに示すプログラム時、選択された列及び非選択の列のグローバルセクタスイッチ310はともに、AENv=Vcc、NENv=NEGP=Vssに設定される。選択された列のバーチカルワード線デコーダ340では、図13のNANDゲート348の出力がローレベルとなるのでトランジスタ343がオンし、トランジスタ347がオフする。よって、バーチカルワード線VWLvは高電圧のVPXvとなる。非選択のバーチカルワード線デコーダ340ではNANDゲート348の出力はハイレベルとなるので、バーチカルワード線VWLvはVssとなる。図14Bに示すイレース時、選択された列のグローバルセクタスイッチ310はAENvを負電圧のNEGPに設定し、NENvを当初ハイレベルに設定した後ローレベルに変化させる。この時、図12に示すグローバルセクタスイッチ回路310では、信号ENSSWがハイレベルに変化したことでトランジスタ315がオンし、セクタスイッチ選択信号線AENvはトランジスタ316、319を介してVssに設定される。引き続き、セクタスイッチ選択信号線AENvは、トランジスタ321、319を介してNEGPの電圧に設定される。イレース時、非選択列のグローバルセクタスイッチ310では、セクタスイッチ選択信号線AENvがハイレベル(Vcc)されるとともに、セクタスイッチ選択信号線NENvはトランジスタ323を介してNEGPの電圧に設定される。
図15は、セクタスイッチ回路(sswitch)210の回路図である。セクタスイッチ回路210はNチャネルトランジスタ211、212及び213を有する。図15には、セクタスイッチ回路210の入出力信号の関係も図示してある。セクタスイッチ選択信号線AENvとNENvの電圧の組み合わせにおいて、(1)と(2)は非選択の場合、(3)、(4)は選択の場合である。また、セクタスイッチ制御線GXDShとGXDSBhの電圧の組み合わせにおいて、(5)と(7)は選択の場合、(6)と(8)は非選択の場合である。図示するようにAENv/NENv=NEGP/Vss、GXDSh/GXDSBh=NEGP/NEGPの場合に信号線XDSnは電圧NEGPに設定され、それ以外の場合はVssに設定される。この信号線XDSnは、図3に示すように、トランジスタ243を介してローカルワード線P2WLnに選択的に接続され、イレース時に選択されたセクタのローカルワード線P2WLnを負電圧に設定する。
以上、実施例1を詳細に説明した。実施例1によれば、イレース時及びプログラム時に、図3に示すローカルワード線デコーダ240に流れるリーク電流を軽減することができる。
次に、本発明の実施例2を説明する。実施例2はイレース動作後に行われるローカルワード線P2WLnのディスチャージに関する。
図3に示すローカルワード線デコーダ240において、選択されたセクタのイレース時、ローカルワード線P2WLnは負電圧XDSnに設定されるので、イレース後にローカルワード線P2WLnをディスチャージしてVssレベルに戻す動作が行われる。このディスチャージは、ローカルワード線P2WLnを、トランジスタ243、信号線XDSn、図15に示すトランジスタ213及びセクタスイッチ制御線GXDSh、図10に示すグローバルセクタスイッチ回路180のトランジスタ195を介して行われる。この時、負電圧NEGPが供給される信号線(負電圧ポンプパス)も同時にトランジスタ196、195を介してディスチャージされる。また、イレース時、図3に示すグローバルワード線GWLNhも負電圧に設定されるため、このディスチャージも行われる。このディスチャージは、図6に示すグローバルワード線デコーダ140のトランジスタ145を介して行われる。グローバルセクタスイッチ回路180が出力するセクタスイッチ制御線GXDShがトランジスタ145のソースに接続されており、グローバルワード線GWLNhは、トランジスタ145、セクタスイッチ制御線GXDSh、及び図10のトランジスタ195を介してディスチャージされる。
ここで、グローバルワード線GWLNhの負荷はローカルワード線P2WLnの負荷に比べて非常に小さいため、グローバルワード線GWLNhの方がローカルワード線P2WLnよりも早くディスチャージされる(換言すれば、Vssにチャージされる)。すると、図3のトランジスタ242がオンしてバーチカルワード線VWLvが負電圧にバイアスされてしまい、図13に示すバーチカルワード線デコーダ340のトランジスタ347では、P型ウェル内に形成されたNチャネル領域(VWLvに接続されている)の電圧(=負電圧)が、Vssで基板バイアスされたP型ウェルの電圧(=Vss)よりも低くなってしまい、順バイアス状態が起きてしまう可能性がある。実施例2は、この可能性を排除することができる。
図16は上記ディスチャージのタイミングを示す図である。記号Gは図3に示すノードGの電圧変化を示す。
実施例2の全体構成を図17に示す。図17に示すように、負電圧に設定される配線経路が図1に示す構成とは異なる。グローバルセクタスイッチ回路180から延びるセクタスイッチ制御線GXDShは、1番目の列のセクタスイッチ210からv番目のセクタスイッチ210までこの順に接続された後、最遠方のセクタスイッチ210からダミー配線として機能する配線GXDSXhを通りグローバルセクタスイッチ回路180に接続されるとともに、グローバルワード線デコーダ140に接続されている。
配線GXDSXhは、図6に示すグローバルワード線デコーダ140のトランジスタ145のソースに接続されている。これにより、負荷の小さいグローバルワード線GWLNhは負荷の大きいP2WLnを介して接続された配線GXDSXhに接続され、グローバルワード線GWLNhは配線GXDSXhを介してディスチャージされることになる。
この結果、トランジスタ145はローカルワード線P2WLnのディスチャージに追従して行われることになり、図3に示すトランジスタ242がオンすることはなくなる。
図18は、実施例2で用いられるグローバルセクタスイッチ回路180の回路図である。図10に示す構成要素と同一のものには同一の参照番号を付してある。図18に示すように、Nチャネルトランジスタ197が新たに設けられている。トランジスタ195と196の中間ノードに接続されたセクタスイッチ制御線GXDShは図17に示すように各セクタを順番に通り、配線GXDSXhを介してトランジスタ197に接続されている。トランジスタ197はトランジスタ189のドレインに接続されるセクタスイッチ制御線GXDSBhでオンオフ制御されるもので、図11Bに示すイレース時以外はハイレベルに設定されている。グローバルワード線GWLNhのVssバイアスは配線GXDSh→GXDSXh→GWLNhで行われるため、読出し/プログラム時の選択セクタ内の非選択ローカルワード線デコーダ240において、VPXhゲートの昇圧時のカップリングによってトランジスタ242がオンしてしまうのを、トランジスタ197を用いることで防ぐことができる。
図19に、実施例2のディスチャージ動作を示す。図3のノードFとGは略同時にディスチャージ(Vssにチャージ)される。
図17において、セクタスイッチ制御線GXDSWhはトランジスタのP型ウェルバイアス用の信号線であって、ローカルワード線P2WLnを駆動するためのGXDShとは別に設けることにより、配線GXDShの負荷を減らすことを意図して設けられたものである。
以上説明したように、実施例2によればローカルワード線のディスチャージとグローバルワード線のディスチャージとのタイミング差を解消することができる。
図20は、本発明の半導体装置の一態様であるフラッシュメモリの全体構成を示すブロック図である。フラッシュメモリは、制御回路520、電圧発生回路522、タイマ524、アドレスラッチ526、Yデコーダ528、Xデコーダ530、Yゲート532、セルマトリクス534、チップイネーブル/出力イネーブル回路535、データラッチ538及び入出力バッファ540を備えている。
制御回路520はコマンドレジスタを内蔵し、外部から供給されるチップイネーブル信号CEや書き込みイネーブル信号WEに同期して動作するとともに、入出力バッファ540を介して外部から供給されるコマンドに応じたタイミング信号を生成し、各部に出力する。制御回路520は、コマンド入力に応答して前述した各種制御信号を生成する。電圧発生回路522は図1の電圧発生回路400に相当する。タイマ524は内部で使用されるクロックやタイミング信号を生成する。アドレスラッチ526は外部から供給されるアドレスをラッチし、Yデコーダ528及びXデコーダ530に供給する。Yデコーダ528は、図1に示す列方向デコーダ300〜300に相当する。Xデコーダ530は図1に示すメインデコーダ100〜100に相当する。チップイネーブル/出力イネーブル回路536は、チップイネーブル信号CEを受けてYデコーダ528を活性化し、出力イネーブル信号OEを受けて入出力バッファ540を活性化する。セルマトリクス534から読み出されたデータは、Yゲート532、データラッチ538及び入出力バッファ540を介して外部に出力される。また、外部からの書き込みデータは、入出力バッファ540、データラッチ538及びYゲート532を介してセルマトリクス534内の選択されたメモリセルに書き込まれる。
以上、本発明の実施例を説明した。本発明は上記実施例に限定されず、他の実施例や変形例を含むものである。また、本発明の不揮発性半導体メモリはフラッシュメモリのようなメモリ単体のみならず、フラッシュメモリを内蔵したシステムをも含むものである。

Claims (10)

  1. ローカルワード線に接続されたメモリセルを有する複数のセクタと、
    セクタを選択するデコーダと、
    選択されたセクタをイレースする際、当該選択されたセクタに接続する前記デコーダをイレースの初期段階において非選択とする制御信号を生成する回路とを有する半導体装置。
  2. 各セクタは対応するグローバルワード線を介して接続される対応のデコーダにより駆動され、対応するローカルワード線を駆動するプルアップトランジスタを有し、該プルアップトランジスタは前記制御信号でOFFに保持される請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記回路はイレースの初期段階において、対応するデコーダを非選択に保持する前記制御信号を生成する請求項1又は2記載の半導体装置。
  4. 前記回路は、対応する非選択のデコーダに接続された負電圧ポンプパスがイレース時に所定の中間負電圧に落ちるまで、当該デコーダを非選択に保持する前記制御信号を生成する請求項1から3のいずれか一項記載の半導体装置。
  5. ローカルワード線に接続されたメモリセルを有する複数のセクタと、
    セクタを選択するデコーダと、
    選択されたセクタをプログラムする際、非選択セクタのローカルワード線をフローティング状態にする制御信号を生成する回路とを有する半導体装置。
  6. 各セクタは対応するローカルワード線を駆動するプルアップトランジスタ及びプルダウントランジスタを有し、これらのトランジスタは対応するデコーダで駆動され、
    前記制御信号はイレースの際、前記プルアップトランジスタ及びプルダウントランジスタをOFFにする請求項記載の半導体装置。
  7. プログラムされるセクタに対応するデコーダは、当該デコーダと前記プログラムされるセクタとを接続するグローバルワード線を介して、当該選択されたセクタの非選択ローカルワード線を所定電位に設定する請求項又はに記載の半導体装置。
  8. 前記メモリセルは不揮発性メモリセルである請求項1からのいずれか一項記載の半導体装置。
  9. ローカルワード線に接続されたメモリセルを有する複数のセクタから1つのセクタを選択するステップと、
    選択されたセクタをイレースする際、当該選択されたセクタを選択的に駆動するためのデコーダをイレースの初期段階において非選択とする制御信号を生成するステップと
    を有する半導体装置の制御方法。
  10. ローカルワード線に接続されたメモリセルを有する複数のセクタから1つのセクタを選択するステップと、
    選択されたセクタをプログラムする際、非選択セクタのローカルワード線をフローティング状態にする制御信号を生成するステップと
    を有する半導体装置の制御方法。
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