JP2003157688A - 電圧トランスレータ - Google Patents
電圧トランスレータInfo
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Abstract
ド線にのみ、正電圧だけでなくアース電位以下の電圧を
供給する。 【解決手段】 電圧トランスレータは、正電圧源(V
X)とワード線(WL)とに接続されたPMOS型トラ
ンジスタ(P1)と、アース電位以下の電圧源(VXG
ND)とワード線(WL)とに接続されたNMOS型ト
ランジスタ(N1)を出力段とし、正電圧源(VX)に
接続された帰還機能を有するPMOS型トランジスタ
(P2)とアース電位以下の電圧源(VXGND)に接
続された帰還機能を有するNMOS型トランジスタ(N
2)を有する。
Description
に用いる電圧トランスレータに関し、より詳細には、フ
ラッシュEEPROMのワードライン駆動用の電圧トラ
ンスレータに関する。
が使用される場合がある。特にフラッシュEEPROM
は、通常の論理制御電圧Vdd及びアース電位以外に、
メモリ動作の各種モードによって、異なる電圧が必要と
なる。典型的には、ワード線に印加される電圧は、読み
出し動作では約5Vであり、書き込み動作では約12V
であり、消去動作では約−9Vである。尚、これらは、
絶対的な値ではなく半導体製造プロセスの発展により変
化するであろう値である。
電位以外の電圧を供給する機能を有する回路は、電圧ト
ランスレータと呼ばれている。特開平10−14969
3号公報に開示された回路は、その一例である。図4
に、上述の公報記載の電圧トランスレータの回路の概略
を示す。この電圧トランスレータ400は、ワード線W
Lを、一方において、第1のP−MOS型スイッチトラ
ンジスタP1を介して約5.5Vの動作電圧源VXに接
続し、他方においては、第1のN−MOS型スイッチト
ランジスタN1を介してアース電位である電圧源VXG
NDに接続した構成をとっている。
ワード線WLの電圧レベルによって直接的に駆動される
状態にされた第2のP−MOS型帰還トランジスタP2
と、ワード線WLの電圧レベルによって直接的に駆動さ
れる状態にされた第2のN−MOS型帰還トランジスタ
N2−rを含んでいる。またNOR1で模式的に示され
たデコーダからの信号を反転出力するインバータINV
1−rを含み、インバータINV1−rの出力は、第1
のN−MOS型スイッチトランジスタN1の制御電極に
接続されている。この構成において、上述の公報には、
第2のN−MOS型帰還トランジスタN2−rのオン・
オフを利用して、ワード線の5.5Vの動作電位VXと
0Vのアース電位との切り換えを高速にしていると記載
されている。
シュEEPROMの動作電圧は、各動作モードによっ
て、5.5Vと0V以外の値をとりうる。図4に示され
た電圧トランスレータ400では、電圧源VXGNDに
接続された多数の電圧トランスレータのワード線(図示
せず)から1本のワード線を選択して読み出し動作、及
び書き込み動作を行うことは可能である。
消去動作を行うことはできない。なぜならば、電圧源V
XGNDに−9Vの電圧が印加された場合、第1のN−
MOS型スイッチトランジスタは、制御電極が0V
(「L」レベル)であっても、第一主電極と制御電極間
には、第1のN−MOS型スイッチトランジスタの閾値
電圧以上の電圧が印加されるのでオン状態となる。その
結果電圧源VXGNDに接続された全てのワード線の電
圧は、−9Vとなる。よって、電圧トランスレータ40
0は、一括消去型のフラッシュEEPROMにしか適用
できない。
デコーダNOR1の入力IN1及びIN2に共に「L」
レベルの入力をした場合、接続点6、即ち第1のPMO
S型スイッチトランジスタの制御電位は、0Vとなり、
当該トランジスタが導通したオン状態となる。
スタP1と第1のN−MOS型スイッチトランジスタN
1は、共にオン状態となり、電圧源VXから電圧源VX
GNDに貫通電流が流れ続ける。
電位以下の電圧を供給可能な電圧トランスレータが望ま
れていた。
電圧トランスレータは、第一動作電圧源及び第二動作電
圧源に接続されている。デコーダの出力信号に応じてワ
ード線に正の第一動作電圧を第一動作電圧源から供給
し、アース電位以下の第二動作電圧を第二動作電圧源か
ら供給する電圧トランスレータであって、下記の特徴を
有している。すなわちこの発明の電圧トランスレータ
は、第1及び第2のNMOS型トランジスタと第1及び
第2のPMOS型トランジスタとを具えている。
は、第一主電極が第一動作電圧源に接続され、及び第二
主電極がワード線に接続されている。
は、第一主電極が第二動作電圧源に接続され、及び第二
主電極がワード線に接続されている。
は、第一主電極が第一動作電圧源に接続され、第二主電
極が第1のPMOS型トランジスタ(P1)の制御電極
に接続され、及び制御電極がワード線に接続されてい
る。
は、第一主電極が第二動作電圧源に接続され、第二主電
極が第1のNMOS型トランジスタ(N1)の制御電極
に接続され、及び制御電極がワード線に接続されてい
る。
2)は、電圧トランスレータにおいて帰還トランジスタ
(フィードバック・トランジスタ)として機能し、第1
のPMOS型トランジスタP1を制御する。また第2の
NMOS型トランジスタ(N2)も、電圧トランスレー
タにおいて帰還トランジスタとして機能し、第1のNM
OS型トランジスタN2を制御する。
信号に応じて、選択されたワード線に正の第一動作電圧
を供給することができることに加えてアース電位以下の
第二動作電圧を供給することができる。
実施の形態について説明する。なお、図中、各構成成分
の配置関係は、この発明が理解できる程度に概略的に示
してあるにすぎず、また、以下に説明する数値的条件は
単なる例示にすぎない。
一番号および同一記号を付してある。
ンジスタの第一主電極をソース電極、第二主電極をドレ
イン電極、及び制御電極をゲート電極と称して説明す
る。
あり、第一動作電圧VXは、論理制御電圧Vdd〜12
Vの間の電圧であり、及び第二動作電圧VXGNDは、
−9V〜0Vの間の電圧(アース電位すなわち0Vを含
む。)である。
ランスレータの好適な構成例を示す回路図である。電圧
トランスレータ100は、第一動作電圧源VXと第二動
作電圧源VXGNDに接続されており、いずれかの電圧
をワード線WLに供給する。
1P型トランジスタと称する。)P1は、ソース電極が
第一動作電圧源VXに接続され、ドレイン電極がワード
線WLに接続されている。
1N型トランジスタと称する。)N1は、ソース電極が
第二動作電圧源VXGNDに接続され、ドレイン電極が
ワード線WLに接続されている。
2P型トランジスタと称する。)P2は、ソ−ス電極が
第一動作電圧源VXに接続され、ドレイン電極が第1P
型トランジスタP1のゲート電極に接続され、かつゲー
ト電極がワード線WLに接続されている。
2N型トランジスタと称する。)N2は、ソース電極が
第二動作電圧源VXGNDに接続され、ドレイン電極が
第1N型トランジスタN1のゲート電極に接続され、ゲ
ート電極がワード線WLに接続されている。
下、第3N型トランジスタと称する。)N3は、ソース
電極が接地され(すなわちGNDに接続され)、ドレイ
ン電極が第1P型トランジスタP1のゲート電極と第2
P型トランジスタのドレイン電極とに接続され(接続点
16参照)、ゲート電極がデコーダNOR1の出力端子
に接続されている(接続点10参照)。
下、第3P型トランジスタと称する。)P3は、ソース
電極が論理制御電圧源Vddに接続され、ドレイン電極
が第1N型トランジスタN1のゲート電極と第2N型ト
ランジスタN2のドレイン電極に接続され(接続点14
参照)、ゲート電極がデコーダNOR1の出力端子に接
続されている(接続点10参照)。
の電圧トランスレータ100によれば、ワード線WLに
は、第一動作電圧VXまたは第二動作電圧VXGNDの
いずれかの電圧が供給される。
作)初期状態でワード線WLの電圧は、アース電位であ
るとする。遷移動作を開始するためにデコーダNOR1
の入力IN1、IN2の両方に「L」レベルを入力す
る。すると、接続点10は、「H」レベルとなる。この
「H」レベルにより第3P型トランジスタP3は、この
トランジスタが非導通であるオフ状態になり、第3N型
トランジスタN3は、オン状態となる。
ることによって、接続点16は、アース電位に引き下げ
られる。その結果、第1P型トランジスタP1は、オン
状態になり、ワード線WLの電圧は上昇してゆく。
状態である。ワード線WLの電圧上昇により第2N型ト
ランジスタN2は、オン状態になり、その結果、接続点
14は、電圧が降下して第1NトランジスタN1は、オ
フ状態になる。また、ワード線WLの電圧が上昇する過
程で第2P型トランジスタは、オフ状態となる。
作電圧VXとなる。尚、第一動作電圧VXは、論理制御
電圧Vddから12Vの間で可変であり、遷移動作の開
始時に電圧値をVdd電位とし、及び遷移動作終了時に
12Vとすることができる。
第3P型の各トランジスタは、オフ状態にあり、第1P
型、第2N型、第3N型の各トランジスタは、オン状態
にある。
源VXGND間の貫通電流、第一動作電圧源VXと接地
GND間の貫通電流、及び論理制御電圧源Vddと第二
動作電圧源VXGND間の貫通電流は存在しない。
移動作)初期状態でワード線WLの電圧は、アース電位
であるとする。遷移動作を開始するためデコーダNOR
1の入力IN1、IN2のいずれか一方または両方に
「H」レベルを入力する。すると、接続点10は、
「L」レベルとなる。この「L」レベルにより、第3P
型トランジスタP3は、オン状態になり、第3N型トラ
ンジスタN3は、オフ状態となる。
ることによって、接続点14の電圧は、「H」レベルに
上昇してゆく。その上昇中に第1N型トランジスタN1
は、オン状態になり、ワード線WLは、電圧を降下させ
てゆく。
状態である。ワード線WLの電圧降下により第2P型ト
ランジスタP2は、オン状態になり、その結果、接続点
16の電圧は、第1動作電位VXに上昇する。その結果
第1P型トランジスタP1は、オフ状態になる。
作電圧VXGNDとなる。尚、第二動作電圧VXGND
は、アース電位から−9Vの間で可変であり、遷移動作
の開始時に電圧値をアース電位とし、遷移動作終了時に
−9Vとすることができる。
第3P型の各トランジスタは、オン状態にあり、第1P
型、第2N型、第3N型の各トランジスタは、オフ状態
にある。
源VXGND間の貫通電流、第一動作電圧源VXと接地
GND間の貫通電流、及び.論理制御電圧源Vddと第
二動作電圧源VXGND間の貫通電流は存在しない。
形態の電圧トランスレータは、デコーダ信号に基づき第
1N型トランジスタN1をオン・オフさせることができ
る。このため選択されたワード線WLに第一動作電圧V
Xだけでなく、第二動作電圧VXGNDを供給すること
ができる。
スタN2を設けたことにより、特にワード線電圧が第二
動作電圧VXGNDに遷移する速度が速い。
は、内部にインバーターINV1−rを有しデコーダ信
号が、反転されるまでの時間を要するため高速なスイッ
チングの阻害要因となっていた。これに対しこの実施の
形態は、内部にインバータを設けていないため、従来の
電圧トランスレータ400に比べて高速なスイッチング
が可能である。
ランスレータの好適な構成例を示す回路図である。第2
の実施の形態の電圧トランスレータ200は、第1の実
施の形態の電圧トランスレータの回路の構成に加えてイ
ンバータINV1と、第4のNMOS型トランジスタ
(以下、第4N型トランジスタと称する。)N4と、第
4のPMOS型トランジスタ(以下、第4P型トランジ
スタと称する。)P4とを含んでいる。
ダNOR1の出力端子に接続されている(接続点10参
照)。
が第2P型トランジスタP2のドレイン電極と第1P型
トランジスタのゲート電極に接続され(接続点26参
照)、ドレイン電極がインバータINV1の出力端子に
接続され、ゲート電極がワード線WLに接続されてい
る。
が第2N型トランジスタN2のドレイン電極と第1N型
トランジスタN1のゲート電極とに接続され(接続点2
4参照)、ドレイン電極がインバータINV1の出力端
子に接続され、ゲート電極がワード線WLに接続されて
いる。
の電圧トランスレータ200によれば、ワード線WLに
は、第一動作電圧VXまたは第二動作電圧VXGNDの
いずれかの電圧が供給される。
作)初期状態でワード線WLの電圧は、アース電位であ
るとする。遷移動作を開始するためにデコーダNOR1
の入力IN1、IN2の両方に「L」レベルを入力す
る。すると、接続点10は「H」レベルとなる。この
「H」レベルにより、第3P型トランジスタP3は、オ
フ状態になり、第3N型トランジスタN3はオン状態と
なる。
ることによって、接続点26は、アース電位に引き下げ
られる。その結果、第1P型トランジスタP1は、オン
状態になり、ワード線WLは、電圧を上昇させてゆく。
スタN4の閾値電圧を超えると、第4N型トランジスタ
N4は、オン状態となり、接続点26は、INV1出力
と導通して、速くアース電位へ降下する。また 第1P
型トランジスタP1も、オン状態を強くする。
状態にあり、ワード線WLの電圧が上昇すると、第2N
型トランジスタN2は、オン状態となり、接続点24の
電圧は、第二動作電圧VXGNDになる。
(ワード線WLがアース電位であるとき)でオン状態で
あり、接続点24の電圧降下を補助するが、ワード線W
Lの電圧上昇にともないオフ状態に変化する。接続点2
4の電圧は、第二動作電圧VXGNDであるので、第1
N型トランジスタN1のソース電極とゲート電極の電圧
は等しいので第1N型トランジスタN1は、オフ状態に
ある。またワード線WLの電圧が第一動作電圧VXへ上
昇する過程で、第2P型トランジスタP2は、オフ状態
となる。
は、第一動作電圧VXとなる。尚、第一動作電圧VX
は、論理制御電圧Vddから12Vの間で可変であり、
遷移動作の開始時に電圧値をVdd電位とし、遷移動作
終了時に12Vとすることができる。
第3P型、第4P型の各トランジスタは、オフ状態にあ
り、第1P型、第2N型、第3N型、第4N型の各トラ
ンジスタは、オン状態にある。
に貫通電流は、存在しない。
移動作)初期状態でワード線WLの電圧は、アース電位
であるとする。遷移動作を開始するためデコーダNOR
1に入力IN1、IN2のいずれか一方または両方に
「H」レベルを入力する。すると、接続点10は「L」
レベルとなる。この「L」レベルにより、第3P型トラ
ンジスタP3は、オン状態になり、第3N型トランジス
タN3はオフ状態となる。
ることによって、接続点24の、電位は「H」レベルに
上昇してゆく。その上昇中に第1N型トランジスタN1
は、オン状態になり、ワード線WLは、電圧を降下させ
てゆく。
tp4としたとき、ワード線WLの電圧が、Vdd−|
Vtp4|より低くなると、第4P型トランジスタP4
は、オン状態となり、接続点24は、論理制御電位Vd
dへ上昇する。また 第1N型トランジスタN1も、オ
ン状態を強くする。
状態にあり、ワード線WLの電圧が降下すると、第2P
型トランジスタP2は、オン状態となり、その結果、接
続点26の電圧は、第一動作電圧VXに上昇する。その
結果、第1P型トランジスタP1は、オフ状態になる。
態からオフ状態のまま変化せず、第2N型トランジスタ
N2は、ワード線WLが、第二動作電圧VXGNDにな
る過程でオフ状態になる。
作電圧VXGNDとなる。尚、第二動作電圧VXGND
は、アース電位から−9Vの間で可変であり、遷移動作
の開始時に電圧値をアース電位とし、遷移動作終了時に
−9Vとすることができる。
第3P型、第4P型の各トランジスタは、オン状態にあ
り、第1P型、第2N型、第3N型、第4N型の各トラ
ンジスタは、オフ状態にある。
に貫通電流は、存在しない。
形態の電圧トランスレータは、デコーダ信号に基づき第
1N型トランジスタN1をオン・オフさせることができ
る。このため選択されたワード線WLに第一動作電圧V
Xだけでなく、第二動作電圧VXGNDを供給すること
ができる。
スタN2を設けたことにより、特にワード線電圧が第二
動作電圧VXGNDに遷移する速度が速い。
ン」を加速させる第4N型トランジスタN4、及び第1
N型トランジスタN1の「オン」を加速させる第4P型
トランジスタP4を設けたことにより、従来の電圧トラ
ンスレータ400に比べて高速なスイッチングが可能で
ある。
ランスレータの好適な構成例を示す回路図である。電圧
トランスレータ300は、第一動作電圧源VXと第二動
作電圧源VXGNDとに接続されており、いずれかの電
圧をワード線WLに供給する。
が第一動作電圧源VXに接続され、ドレイン電極がワー
ド線WLに接続されている。
が第二動作電圧源VXGNDに接続され、ドレイン電極
がワード線WLに接続されている。
が第一動作電圧源VXに接続され、ドレイン電極が第1
P型トランジスタP1のゲート電極に接続され、ゲート
電極がワード線WLに接続されている。
が第二動作電圧源VXGNDに接続され、ドレイン電極
が第1N型トランジスタN1のゲート電極に接続され、
ゲート電極がワード線WLに接続されている。
下、第5N型トランジスタと称する。)N5は、ゲート
電極が論理制御電圧源Vddに接続され、残る2個の電
極のうち一方の電極がデコーダの出力すなわち接続点1
0に接続され、他方の電極を第1P型トランジスタP1
のゲート電極と第2P型トランジスタP2のドレイン電
極とに接続されている(接続点36参照)。
下、第5P型トランジスタと称する。)P5は、ゲート
電極がアース電位GNDに接続され、残る2個の電極の
うち一方の電極がデコーダの出力すなわち接続点10に
接続され、他方の電極を第1N型トランジスタN1のゲ
ート電極と第2N型トランジスタN2のドレイン電極と
に接続されている(接続点34参照)。
するNOR1とインバータINV1により構成されてい
るが、図3でデコーダからの矢印で示すIN1の反転位
相信号IN1BとIN2の反転位相信号IN2Bを入力
とするNAND31で置き換えることもできる。
の電圧トランスレータ300によれば、ワード線WLに
は、第一動作電圧VXまたは第二動作電圧VXGNDの
いずれかの電圧が供給される。
作)初期状態でワード線WLの電圧は、アース電位であ
るとする。遷移動作を開始するためにデコーダNOR1
の入力IN1、IN2の両方に「L」レベルを入力す
る。その結果、接続点10は、「L」レベルとなる。
るため、接続点36は「L」レベルとなり、第1P型ト
ランジスタP1は、オン状態である。
圧を、Vtp5とする。第5P型トランジスタP5は、
オン状態であるので接続点34は、接続点10の電位の
影響を受け、|Vtp5|となる。このため第1N型ト
ランジスタN1のゲート電極には、|Vtp5|の電圧
が印加され、弱いオン状態になる。
一動作電圧VXに上昇する。第2N型トランジスタN2
の閾値電圧をVtn2とする。その過程で、ワード線W
Lが、VXGND+Vtn2より高くなると、第2N型
トランジスタN2は、オン状態になり、接続点34の電
圧は、第二動作電圧VXGNDへ降下する。また、第1
N型トランジスタN1は、オフ状態になる。また、ワー
ド線WLが第一動作電圧VXになる過程で、第2P型ト
ランジスタP2は、オフ状態になる。
第一動作電圧VXとなる。尚、第一動作電圧VXは、論
理制御電圧Vddから12Vの間で可変であり、遷移動
作の開始時に電圧値をVdd電位とし、遷移動作終了時
に12Vとすることができる。
ンジスタは、オフ状態にあり、第1P型、第2N型の各
トランジスタは、オン状態にある。
に貫通電流は、存在しない。
移動作)初期状態でワード線WLの電圧は、アース電位
であるとする。遷移動作を開始するためデコーダNOR
1の入力IN1、IN2のいずれか一方または両方に
「H」レベルを入力する。その結果、接続点10は、
「H」レベルとなる。
るため、接続点34は「H」レベルとなり、第1N型ト
ランジスタN1は、オン状態である。
圧を、Vtn5とする。第5N型トランジスタN5は、
オン状態であるので接続点36は、接続点10の電圧の
影響を受け、Vdd−Vtn5となる。このため第1P
型トランジスタP1のゲート電極には、Vdd−Vtn
5の電圧が印加され、弱いオン状態になる。
二動作電圧VXGNDに降下する。第2P型トランジス
タP2の閾値電圧をVtp2とする。その過程で、ワー
ド線WLが、VXGND+Vtp2より低くなると、第
2P型トランジスタP2は、オン状態になり、接続点3
6の電圧は、第一動作電圧VXへ上昇する。また、第1
P型トランジスタP1は、オフ状態となる。また、ワー
ド線WLが第二動作電圧VXGNDになる過程で、第2
N型トランジスタN2はオフ状態になる。
第二動作電圧VXGNDとなる。尚、第二動作電圧VX
GNDは、アース電位から−9Vの間で可変であり、遷
移動作の開始時に電圧値をアース電位とし、遷移動作終
了時に−9Vとすることができる。
ンジスタは、オン状態にあり、第1P型、第2N型の各
トランジスタは、オフ状態にある。
に貫通電流は、存在しない。
形態の電圧トランスレータ300は、デコーダ信号に基
づき第1N型トランジスタN1をオン・オフさせること
ができる。このため選択されたワード線WLに第一動作
電圧VXだけでなく、第二動作電圧VXGNDを供給す
ることができる。
スタN2を設けたことにより、特にワード線WLの電圧
が第二動作電圧VXGNDに遷移する速度が向上する。
N型トランジスタN5は、共にオン状態であり、遷移の
初期段階で、第1P型トランジスタP1及び第1N型ト
ランジスタN1の双方のゲート電極を制御する。このた
め従来の電圧トランスレータ400に比べて高速なスイ
ッチングが可能である。
できるため、電圧トランスレータ300を小型化でき
る。
とし、第二主電極ををドレイン電極として説明したが、
MOS型トランジスタは、通常、構造的に対称であるた
め、可能ならば、ソース電極とドレイン電極を入れ替え
て使用することもできる。
よれば、デコーダ信号に基づき、ワード線とアース電位
以下の電源に接続されたNMOS型トランジスタをオン
・オフさせることができる。このため選択されたワード
線にのみ、アース電位以下の電圧を供給することが可能
である。
実施の形態の電圧トランスレータは、いずれも従来技術
の電圧トランスレータよりスイッチング速度が速い。特
に、ワード線がアース電位以下に切り替わる速度が速い
効果を有する。
Claims (4)
- 【請求項1】 第一動作電圧源及び第二動作電圧源に接
続され、及びデコーダの出力信号に応じてワード線に対
し、該第一動作電圧源から正の第一動作電圧または該第
二動作電圧源からアース電位以下の第二動作電圧を供給
する電圧トランスレータにおいて、 第一主電極が前記第一動作電圧源に接続され、及び第二
主電極が前記ワード線に接続された第1のPMOS型ト
ランジスタと、 第一主電極が前記第二動作電圧源に接続され、及び第二
主電極が前記ワード線に接続された第1のNMOS型ト
ランジスタと、 第一主電極が前記第一動作電圧源に接続され、第二主電
極が前記第1のPMOS型トランジスタの制御電極に接
続され、及び制御電極が前記ワード線に接続された第2
のPMOS型トランジスタと、 第一主電極が前記第二動作電圧源に接続され、第二主電
極が前記第1のNMOS型トランジスタの制御電極に接
続され、及び制御電極が前記ワード線に接続された第2
のNMOS型トランジスタとを具えたことを特徴とする
電圧トランスレータ。 - 【請求項2】 請求項1記載の電圧トランスレータにお
いて、 更に、 第一主電極が接地され、第二主電極が前記第1のPMO
S型トランジスタの制御電極に接続され、及び制御電極
が前記デコーダの出力端子に接続された第3のNMOS
型トランジスタと、 第一主電極が論理制御電圧源に接続され、第二主電極が
前記第1のNMOS型トランジスタの制御電極に接続さ
れ、及び制御電極が前記デコーダの出力端子に接続され
た第3のPMOS型トランジスタとを具えたことを特徴
とする電圧トランスレータ。 - 【請求項3】 請求項2記載の電圧トランスレータにお
いて、 更に、 前記デコーダの出力端子を入力端子とするインバータ
と、 第一主電極が前記第1のPMOS型トランジスタの制御
電極に接続され、第二主電極が前記インバータの出力端
子に接続され、及び制御電極が前記ワード線に接続され
た第4のNMOS型トランジスタと、 第一主電極が前記第1のNMOS型トランジスタの制御
電極に接続され、第二主電極が前記インバータの出力端
子に接続され、及び制御電極が前記ワード線に接続され
た第4のPMOS型トランジスタとを具えることを特徴
とする電圧トランスレータ。 - 【請求項4】 請求項1記載の電圧トランスレータにお
いて、 更に、 一方の主電極が前記デコーダの出力端子に接続され、他
方の主電極が前記第1のPMOS型トランジスタの制御
電極に接続され、及び制御電極が論理制御電圧源に接続
された第5のNMOS型トランジスタと、 一方の主電極が前記デコーダの出力端子に接続され、他
方の主電極が前記第1のNMOS型トランジスタの制御
電極に接続され、及び制御電極が接地された第5のPM
OS型トランジスタとを具えたことを特徴とする電圧ト
ランスレータ。
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