JP3862687B2 - レベルシフタ回路 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば二電源インタフェイス対応半導体集積回路等に搭載される、レベルシフタ回路に関する。
従来より、入力信号のハイレベル電位を変換する回路が知られており、レベルシフタ回路と称されている。レベルシフタ回路としては、例えば、下記特許文献1の図4に記載されたものが知られている。
図31は、特許文献1の図4に示されたレベルシフタ回路と同じ回路である。図31に示したように、このレベルシフタ回路3100は、nMOSトランジスタ3101〜3103と、pMOSトランジスタ3111〜3113と、入力端子3121と、出力端子3122とを備えている。ここで、pMOSトランジスタ3111,3112のソースは3V系電源ラインvdd3(例えば3.3ボルト)に接続され、pMOSトランジスタ3113のソースは2V系電源ラインvdd2(例えば2.5ボルト)に接続される。また、nMOSトランジスタ3101〜3103のソースはグランドラインGND(例えば0〜0.4V)に接続される。以下の説明では、2V系電源ラインvdd2によって与えられる電位をH2レベル、3V系電源ラインvdd3によって与えられる電位をH3レベル、グランドラインGNDによって与えられる電位をLレベルと記す。
図31のレベルシフタ回路3100では、入力信号INがLレベルになったとき、MOSトランジスタ3103,3113からなるインバータがH2レベルを出力するので、nMOSトランジスタ3102がオンし、したがって出力信号OUTがLレベルになる。そして、出力信号OUTがLレベルになるので、pMOSトランジスタ3111がオンする。このとき、入力信号INがLレベルなので、nMOSトランジスタ3101はオフしている。したがって、pMOSトランジスタ3112は、ゲート電位がH3レベルになるので、オフする。
一方、図31のレベルシフタ回路において、入力信号INがH2レベルになったとき、nMOSトランジスタ3101がオンするので、pMOSトランジスタ3112がオンする。また、入力信号INがH2レベルになると、MOSトランジスタ3103,3113からなるインバータがLレベルを出力するので、nMOSトランジスタ3102がオフする。したがって、出力信号OUTがH3レベルまで上昇する。このため、pMOSトランジスタ3111がオフする。
このようにして、図31のレベルシフタ回路3100は、Lレベルが入力されたときはLレベルを出力することができ、且つ、H2レベルが出力されたときはH3レベルを出力することができる。すなわち、ハイレベルをH2レベルからH3レベルに変換することができる。
特開平6−283979号公報(段落0004〜0008、図4)
しかしながら、従来のレベルシフタ回路3100には、動作遅延が大きく且つ消費電流が多いという欠点があった。以下、この理由を説明する。
入力信号INがH2レベルからLレベルに変化した場合、出力信号OUTの電位低下が開始されるためには、2段のトランジスタ(nMOSトランジスタ3103,3102)がオンする必要がある。また、nMOSトランジスタ3102がオンしたとき、pMOSトランジスタ3112もオンしているので、3V系電源ラインvdd3からグランドラインに電流が放出される。その後、2個のpMOSトランジスタ3111,3112が順次オフすることにより、この放電が停止される。
同様に、入力信号INがLレベルからH2レベルに変化した場合、出力信号OUTの電位上昇が開始されるためには、2段のトランジスタ(nMOSトランジスタ3101およびpMOSトランジスタ3112)がオンする必要がある。また、nMOSトランジスタ3101がオンしたとき、pMOSトランジスタ3111もオンしているので、3V系電源ラインvdd3からグランドラインに電流が放出される。その後、2個のMOSトランジスタ3102,3111が順次オフすることにより、この放電が停止される。
半導体集積回路では、動作速度の向上や消費電力の低減に対する要求が非常に大きい。このため、動作遅延が少なく且つ消費電力が小さいレベルシフタ回路が要求されていた。
第1の発明に係るレベルシフタ回路は、第1の電源電位が供給される第1の電源ノードと、第1の電源電位より高い第2の電源電位が供給される第2の電源ノードと、第1の電源電位若しくは接地電位の入力信号が入力される入力端子と、第2の電源電位若しくは接地電位の出力信号が出力される出力端子と、第1の電極が入力端子に接続され、第2の電極が出力端子に接続され且つ制御電極が第1の電源ノードに接続されたNチャネル型の第1のトランジスタと、第1の電極が第2の電源ノードに接続され且つ第2の電極が出力端子に接続されたPチャネル型の第2のトランジスタと、入力端子に第1の電源電位の入力信号が入力されたことに応じて第2のトランジスタを導通状態とし、入力端子に接地電位の入力信号が入力されたことに応じて第2のトランジスタを非導通状態とするコントロール回路とを備え、且つ、コントロール回路が、第1の電極が接地ノードに接続され、第2の電極がコントロール回路の出力ノードに接続され且つ制御電極が入力端子に接続されたNチャネル型の第4のトランジスタと、第1の電極が接地ノードに接続され、第2の電極が出力ノードに接続され且つ制御電極が出力端子に接続されたNチャネル型の第5のトランジスタと、第1の電極が第2の電源ノードに接続され、第2の電極が出力ノードに接続され且つ制御電極が出力端子に接続されたPチャネル型の第6のトランジスタとを備える。
第2の発明に係るレベルシフタ回路は、第1の電源電位が供給される第1の電源ノードと、第1の電源電位より高い第2の電源電位が供給される第2の電源ノードと、第1の電源電位若しくは接地電位の入力信号が入力される入力端子と、第2の電源電位若しくは接地電位の出力信号が出力される出力端子と、第1の電極が入力端子に接続され、第2の電極が出力端子に接続され且つ制御電極が第1の電源ノードに接続されたNチャネル型の第1のトランジスタと、第1の電極が第2の電源ノードに接続され且つ第2の電極が出力端子に接続されたPチャネル型の第2のトランジスタと、第1の電極が接地ノードに接続され、第2の電極が出力端子に接続され且つ制御電極がコントロール回路の出力ノードに接続されたNチャネル型の第3のトランジスタと、入力端子に第1の電源電位の入力信号が入力されたことに応じて第2のトランジスタを導通状態とし、入力端子に接地電位の入力信号が入力されたことに応じて第2のトランジスタを非導通状態とするコントロール回路と、入力信号の電位に応じて出力/非出力を切り換えるトランジスタを介さずに、入力端子と第1のトランジスタの第1の電極とを接続する第1の配線と、入力信号の電位に応じて出力/非出力を切り換えるトランジスタを介さずに、第1のトランジスタの第2の電極と出力端子とを接続する第2の配線とを備える。
第3の発明に係るレベルシフタ回路は、第1の電源電位が供給される第1の電源ノードと、第1の電源電位より高い第2の電源電位が供給される第2の電源ノードと、第1の電源電位若しくは接地電位の入力信号が入力される入力端子と、第2の電源電位若しくは接地電位の出力信号が出力される出力端子と、第1の電極が入力端子に接続され、第2の電極が出力端子に接続され且つ制御電極が第1の電源ノードに接続されたNチャネル型の第1のトランジスタと、第1の電極が第2の電源ノードに接続され且つ第2の電極が出力端子に接続されたPチャネル型の第2のトランジスタと、入力端子に第1の電源電位の入力信号が入力されたことに応じて第2のトランジスタを導通状態とし、入力端子に接地電位の入力信号が入力されたことに応じて第2のトランジスタを非導通状態とするコントロール回路と、入力信号の電位に応じて出力/非出力を切り換えるトランジスタを介さずに、入力端子と第1のトランジスタの第1の電極とを接続する第1の配線と、入力信号の電位に応じて出力/非出力を切り換えるトランジスタを介さずに、第1のトランジスタの第2の電極と出力端子とを接続する第2の配線とを備え、且つ、コントロール回路が、第1の電極が接地ノードに接続され、第2の電極がコントロール回路の出力ノードに接続され且つ制御電極が入力端子に接続されたNチャネル型の第7のトランジスタと、第1の電極が第2の電源ノードに接続され、第2の電極が出力ノードに接続され且つ制御電極が入力端子に接続されたPチャネル型の第8のトランジスタとを備える。
第4の発明に係るレベルシフタ回路は、第1の電源電位が供給される第1の電源ノードと、第1の電源電位より高い第2の電源電位が供給される第2の電源ノードと、第1の電源電位若しくは接地電位の入力信号が入力される入力端子と、第2の電源電位若しくは接地電位の出力信号が出力される出力端子と、第1の電極が入力端子に接続され、第2の電極が出力端子に接続され且つ制御電極が第1の電源ノードに接続されたNチャネル型の第1のトランジスタと、第1の電極が第2の電源ノードに接続され且つ第2の電極が出力端子に接続されたPチャネル型の第2のトランジスタと、入力端子に第1の電源電位の入力信号が入力されたことに応じて第2のトランジスタを導通状態とし、入力端子に接地電位の入力信号が入力されたことに応じて第2のトランジスタを非導通状態とするコントロール回路と、入力信号の電位に応じて出力/非出力を切り換えるトランジスタを介さずに、入力端子と第1のトランジスタの第1の電極とを接続する第1の配線と、入力信号の電位に応じて出力/非出力を切り換えるトランジスタを介さずに、第1のトランジスタの第2の電極と出力端子とを接続する第2の配線と、を備え、且つ、コントロール回路が、第1の電極が接地ノードに接続され、第2の電極がコントロール回路の出力ノードに接続され且つ制御電極が入力端子に接続されたNチャネル型の第9のトランジスタと、第1の電極が第2の電源ノードに接続され、第2の電極が出力ノードに接続され且つ制御電極が出力端子に接続されたPチャネル型の第10のトランジスタとを備える。
本発明によれば、動作遅延が少なく且つ消費電力が小さいレベルシフタ回路を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説明する数値的条件は単なる例示にすぎない。
以下、この発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分の大きさ、形状および配置関係は、本発明が理解できる程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説明する数値的条件は単なる例示にすぎない。
第1の実施の形態
第1の実施の形態に係るレベルシフタ回路について、図1〜図6を用いて説明する。
図1は、この実施の形態に係るレベルシフタ回路100の構成を示す回路図である。図1に示したように、レベルシフタ回路100は、nMOSトランジスタ101〜104と、pMOSトランジスタ111,112とを備えている。ここで、nMOSトランジスタ103と、トランジスタ104,112からなるインバータとは、この発明のコントロール回路を構成する。
ここで、nMOSトランジスタ101(第1のトランジスタ)は、ソースが入力端子121に接続され、ドレインが出力端子122に接続され、且つ、ゲートが2V系電源ラインvdd2(第1の電源ノードに対応、例えば2.5ボルト)に接続されている。
pMOSトランジスタ111(第2のトランジスタ)は、ソースが3V系電源ラインvdd3(第2の電源ノードに対応、例えば3.3ボルト)に接続され、ドレインが出力端子122に接続され、且つ、ゲートがノードN1(コントロール回路の出力ノード)に接続されている。
nMOSトランジスタ102(第3のトランジスタ)は、ソースがグランドラインGND(接地ノードに対応、例えば0〜0.4V)に接続され、ドレインが出力端子122に接続され、且つ、ゲートがノードN1に接続されている。
nMOSトランジスタ103(第4のトランジスタ)は、ソースがグランドラインGNDに接続され、ドレインがノードN1に接続され、且つ、ゲートが入力端子121に接続されている。
nMOSトランジスタ104(第5のトランジスタ)は、ソースがグランドラインGNDに接続され、ドレインがノードN1に接続され、且つ、ゲートが出力端子122に接続されている。
pMOSトランジスタ112(第6のトランジスタ)は、ソースが3V系電源ラインvdd3に接続され、ドレインがノードN1に接続され、且つ、ゲートが出力端子122に接続されている。
以下、図1に示したレベルシフタ回路100の動作について、図2および図3を用いて説明する。図2は、レベルシフタ回路100の入力電圧上昇時の動作シミュレーションの結果を示すグラフである。図2において、縦軸は出力信号OUTおよびノードN1の電位であり、横軸は入力信号INの電位である。また、図3において、縦軸は入力信号IN、出力信号OUTおよびノードN1の電位であり、横軸は時間である。
以下の説明では、2V系電源ラインvdd2によって与えられる電位をH2レベル、3V系電源ラインvdd3によって与えられる電位をH3レベル、グランドラインGNDによって与えられる電位をLレベルと記す。
nMOSトランジスタ101は、ゲートが2V系電源ラインvdd2に接続されており、したがって、常にオンしている。このため、入力信号IN(すなわち入力端子121の電位)がLレベルのとき、出力信号OUT(すなわち出力端子122の電位)はLレベルである。また、信号IN,OUTがLレベルなので、nMOSトランジスタ103,104はオフしており、且つ、pMOSトランジスタ112はオンしている。したがって、ノードN1の電位はH3レベルである。このため、nMOSトランジスタ102はオンしており、且つ、pMOSトランジスタ111はオフしている。
ここで、入力信号INがLレベルからH2レベルへ上昇する場合を考える。この場合、入力信号INの上昇と同時に、出力信号OUTが上昇を開始する。このため、nMOSトランジスタ103がオンするとともに、nMOSトランジスタ104がオンし且つpMOSトランジスタ112がオフする。これにより、ノードN1の電位が、低下する。そして、ノードN1の電位が動作閾値よりも低くなると、pMOSトランジスタ111がオンし且つnMOSトランジスタ102がオフする。これにより、出力信号OUTの電位上昇が加速され、H3レベルに達する。このとき、nMOSトランジスタ101の段落ち効果により、入力信号INはH2レベルに保たれ、H3まで上昇することはない。したがって、レベルシフタ回路100の前段の回路に影響が及ぶことはない。
次に、入力信号INがH2レベルからLレベルへ下降する場合を考える。この場合、入力信号INの下降と同時に、出力信号OUTも下降を開始する。このため、nMOSトランジスタ103がオフするとともに、nMOSトランジスタ104がオフし且つpMOSトランジスタ112がオンする。これにより、ノードN1の電位が上昇する。したがって、nMOSトランジスタ102はオンし、且つ、pMOSトランジスタ111はオフする。これにより、出力信号OUTは、完全なLレベルまで低下する。
図4は、レベルシフタ回路100の入力電圧上昇時の消費電流のシミュレーションの結果を示すグラフである。図4において、縦軸は3V系電源ラインvdd3から流出する電流の値であり、横軸は入力信号INの電位である。
図4から解るように、入力信号INが0.5Vから1.5Vまで上昇するときに、3V系電源ラインvdd3から電流が流出する。これは、主として、3V系電源ラインvdd3からpMOSトランジスタ111に供給される電流である。但し、上述したように、pMOSトランジスタ111のオン動作とほぼ同時にnMOSトランジスタ102がオフするので、トランジスタ111,102を貫通する電流は、実質的に零である。さらに、図4から解るように、入力信号INがLレベルのときおよびH2レベルのときの流出電流は零である。したがって、レベルシフタ回路100の消費電力は、非常に小さい。
図5、図6は、この実施の形態に係るレベルシフタ回路100および従来のレベルシフタ回路3100(図31参照)の動作シミュレーション結果を示すグラフである。図5は、入力信号INが上昇する場合であり、図6は入力信号INが下降する場合である。図5、図6において、縦軸は電位であり、横軸は時間である。また、曲線TRX0は従来のレベルシフタ回路3100の出力電位、曲線TRX1はこの実施の形態のレベルシフタ回路100の出力電位を示している。また、VDD3は、3V系電源ラインvdd3の供給電位である。
図5から解るように、この実施の形態に係るレベルシフタ回路100は、入力信号の上昇開始とほぼ同時に、出力信号OUTの上昇が開始される。そして、レベルシフタ回路100は、出力信号OUTの電位がVDD3/2に達するまでの所要時間が、従来のレベルシフタ回路3100よりも、d1だけ短い。
また、図6から解るように、レベルシフタ回路100の方が、レベルシフタ回路3100よりも、出力信号OUTの下降が早く開始される。そして、レベルシフタ回路100は、出力信号OUTの電位がVDD3/2に達するまでの所要時間が、従来のレベルシフタ回路3100よりも、d2だけ短い。
以上説明したように、この実施の形態では、ゲートが電源ノードvdd2に接続されたnMOSトランジスタ101を備えることにより、入力端子121にGNDレベルの入力信号韻が入力された場合に、nMOSトランジスタ101を介してGNDレベルの信号が出力端子OUTに伝搬され、出力端子OUTからはGNDレベルの信号が瞬時に出力される。また、この実施の形態では、nMOSトランジスタ101を備えることにより、入力端子121にH2レベル(第1の電源電位レベル)の入力信号INが入力された場合に、出力端子OUTは、瞬時にH2レベル近くのレベルとなる。そして、電源ノードvdd3と出力端子OUTとの間に接続されたpMOSトランジスタ111と、入力信号INに応じてpMOSトランジスタ111の導通状態を制御するコントロール回路とを備えることにより、H2レベルとなった出力端子OUTの電位はH3レベル(第2の電源電位レベル)まで上昇する。このように、この実施の形態に係るレベルシフタ回路によれば、動作速度の高速化を図ることができる。
以上説明したように、この実施の形態によれば、消費電力が小さく且つ動作速度が速いレベルシフタ回路を提供することができる。
第2の実施の形態
第2の実施の形態に係るレベルシフタ回路について、図7〜図11を用いて説明する。
図7は、この実施の形態に係るレベルシフタ回路700の構成を示す回路図である。図7において、図1と同じ符号を付した構成要素は、それぞれ図1のレベルシフタ回路100と同じものを示している。すなわち、レベルシフタ回路700は、nMOSトランジスタ102(この発明の第3のトランジスタ)を備えていない点で、レベルシフタ回路100と異なる。
以下、図7に示したレベルシフタ回路700の動作について、図8および図9を用いて説明する。図8は、レベルシフタ回路700の入力電圧上昇時の動作シミュレーションの結果を示すグラフである。図8において、縦軸は出力信号OUTおよびノードN1の電位であり、横軸は入力信号INの電位である。また、図9において、縦軸は入力信号IN、出力信号OUTおよびノードN1の電位であり、横軸は時間である。
以下の説明では、2V系電源ラインvdd2によって与えられる電位をH2レベル、3V系電源ラインvdd3によって与えられる電位をH3レベル、グランドラインGNDによって与えられる電位をLレベルと記す。
nMOSトランジスタ101は、ゲートが2V系電源ラインvdd2に接続されており、したがって、常にオンしている。このため、入力信号INがLレベルのとき、出力信号OUTはLレベルである。また、入力信号INおよび出力信号OUTがLレベルなので、nMOSトランジスタ103,104はオフしており、且つ、pMOSトランジスタ112はオンしている。したがって、ノードN1の電位はH3レベルである。このため、pMOSトランジスタ111はオフしている。
ここで、入力信号INがLレベルからH2レベルへ上昇する場合を考える。この場合、入力信号INの上昇と同時に、出力信号OUTが上昇を開始する。このため、nMOSトランジスタ103がオンするとともに、nMOSトランジスタ104もオンし且つpMOSトランジスタ112がオフする。これにより、ノードN1の電位が低下する。したがって、pMOSトランジスタ111がオンする。これにより、出力信号OUTの電位上昇が加速され、H3レベルに達する。このとき、nMOSトランジスタ101の段落ち効果により、入力信号INはH2レベルに保たれ、H3まで上昇することはない。したがって、レベルシフタ回路700の前段の回路に影響が及ぶことはない。
次に、入力信号INがH2レベルからLレベルへ下降する場合を考える。この場合、入力信号INの下降と同時に、出力信号OUTも下降を開始する。このため、nMOSトランジスタ103がオフするとともに、nMOSトランジスタ104もオフし且つpMOSトランジスタ112がオンする。これにより、ノードN1の電位はH3レベルになるので、pMOSトランジスタ111がオフする。これにより、出力信号OUTは、完全なLレベルまで低下する。
図10は、レベルシフタ回路700の入力電圧上昇時の消費電流のシミュレーションの結果を示すグラフである。図10において、縦軸は3V系電源ラインvdd3から流出する電流の値であり、横軸は入力信号INの電位である。
図10から解るように、入力信号INが0.5Vから1.5Vまで上昇するときに、3V系電源ラインvdd3から電流が流出する。これは、主として、pMOSトランジスタ111に供給される電流である。図10から解るように、入力信号INがLレベルのときおよびH2レベルのときの消費電力はほぼ零である。したがって、レベルシフタ回路700の消費電力は、非常に小さい。
図11は、この実施の形態に係るレベルシフタ回路700および第1の実施の形態に係るレベルシフタ回路100(図1参照)の動作シミュレーションの結果を示すグラフである。図11は、入力信号INが上昇する場合を示している。図11において、縦軸は電位であり、横軸は時間である。また、曲線TRX1はレベルシフタ回路100の出力電位を示し、曲線TRX2はレベルシフタ回路700の出力電位を示している。また、VDD3は、3V系電源ラインvdd3の供給電位である。
図11から解るように、この実施の形態に係るレベルシフタ回路700は、入力信号の上昇とほぼ同じ傾きで、出力信号OUTが上昇する。レベルシフタ回路700は、出力信号OUTの電位がVDD3/2に達するまでの所要時間が、レベルシフタ回路100よりも、d3だけ短い。これは、第1の実施の形態に係るレベルシフタ回路100では出力信号OUTの電位上昇時にnMOSトランジスタ102から電流が放出されるのに対し、この実施の形態に係るレベルシフタ回路700はnMOSトランジスタ102を備えていないからである。
このように、nMOSトランジスタ102(図1参照)を用いないことにより、出力信号OUTが立ち上がる際の動作時間をさらに高速化することができる。
以上説明したように、この実施の形態によれば、消費電力が小さく且つ動作速度が速いレベルシフタ回路を提供することができる。
第3の実施の形態
第3の実施の形態に係るレベルシフタ回路について、図12〜図16を用いて説明する。
図12は、この実施の形態に係るレベルシフタ回路1200の構成を示す回路図である。図12において、図1と同じ符号を付した構成要素は、それぞれ図1のレベルシフタ回路100と同じものを示している。すなわち、この実施の形態に係るレベルシフタ回路1200は、コントロール回路(トランジスタ1201,1211から構成されている)が、第1、第2の実施の形態と異なる。
nMOSトランジスタ1201(第7のトランジスタ)は、ソースがグランドラインGNDに接続され、ドレインがノードN1に接続され、且つ、ゲートが入力端子121に接続されている。
pMOSトランジスタ1211(第8のトランジスタ)は、ソースが3V系電源ラインvdd3に接続され、ドレインがノードN1に接続され、且つ、ゲートが入力端子121に接続されている。
以下、図12に示したレベルシフタ回路1200の動作について、図13および図14を用いて説明する。図13は、レベルシフタ回路1200の入力電圧上昇時の動作シミュレーションの結果を示すグラフである。図13において、縦軸は出力信号OUTおよびノードN1の電位であり、横軸は入力信号INの電位である。また、図14において、縦軸は入力信号IN、出力信号OUTおよびノードN1の電位であり、横軸は時間である。
以下の説明では、2V系電源ラインvdd2によって与えられる電位をH2レベル、3V系電源ラインvdd3によって与えられる電位をH3レベル、グランドラインGNDによって与えられる電位をLレベルと記す。
nMOSトランジスタ101は、ゲートが2V系電源ラインvdd2に接続されており、したがって、常にオンしている。このため、入力信号INがLレベルのとき、出力信号OUTはLレベルである。また、入力信号INがLレベルなので、nMOSトランジスタ1201はオフし、且つ、pMOSトランジスタ1211はオンしている。したがって、ノードN1の電位はH3レベルである。このため、nMOSトランジスタ102はオンしており、且つ、pMOSトランジスタ111はオフしている。
ここで、入力信号INがLレベルからH2レベルへ上昇する場合を考える。この場合、入力信号INの上昇と同時に、出力信号OUTが上昇を開始する。また、入力信号INの電位が上昇するので、トランジスタ1201,1211のゲート電位も上昇する。その後、これらのゲート電位が動作閾値よりも高くなると、nMOSトランジスタ1201がオンし且つpMOSトランジスタ1211がオフする。これにより、ノードN1の電位が低下する。そして、ノードN1の電位が動作閾値よりも低くなると、nMOSトランジスタ102がオフし、且つ、pMOSトランジスタ111がオンする。これにより、出力信号OUTの電位上昇が加速され、H3レベルに達する。このとき、nMOSトランジスタ101の段落ち効果により、入力信号INはH2レベルに保たれ、H3まで上昇することはない。したがって、レベルシフタ回路1200の前段の回路に影響が及ぶことはない。
次に、入力信号INがH2レベルからLレベルへ下降する場合を考える。この場合、入力信号INの下降と同時に、出力信号OUTも下降を開始する。その後、入力信号INの電位が動作閾値よりも低くなると、nMOSトランジスタ1201がオフし且つpMOSトランジスタ1211がオンするので、ノードN1の電位はH3レベルまで上昇する。したがって、nMOSトランジスタ102がオンし、且つ、pMOSトランジスタ111がオフする。これにより、出力信号OUTは、完全なLレベルまで低下する。
図15は、レベルシフタ回路1200の入力電圧上昇時の消費電流のシミュレーションの結果を示すグラフである。図15において、縦軸は2V、3V系電源ラインvdd2,vdd3から流出する電流の値であり、横軸は入力信号INの電位である。
図15から解るように、入力信号INが0.5Vから1.5Vまで上昇するときに、2V、3V系電源ラインvdd2,vdd3から電流が流出する。この実施の形態では、トランジスタ1201,1211は同時に動作し、且つ、トランジスタ102,111は同時に動作するので、貫通電流は実質的に生じない。さらに、図15から解るように、入力信号INがLレベルのときおよびH2レベルのときの消費電力は、ほぼ零である。したがって、レベルシフタ回路1200の消費電力は、非常に小さい。
図16は、この実施の形態に係るレベルシフタ回路1200および第2の実施の形態に係るレベルシフタ回路700(図7参照)の動作シミュレーションの結果を示すグラフである。図16は、入力信号INが下降する場合を示している。図16において、縦軸は電位であり、横軸は時間である。また、曲線TRX2はレベルシフタ回路700の出力電位を示し、曲線TRX3はレベルシフタ回路1200の出力電位を示している。また、VDD3は、3V系電源ラインvdd3の供給電位である。
図16から解るように、この実施の形態に係るレベルシフタ回路1200は、レベルシフタ回路700よりも速く、出力信号OUTが下降する。レベルシフタ回路1200は、出力信号OUTの電位がVDD3/2に達するまでの所要時間が、レベルシフタ回路700よりも、d4だけ短い。
このように、この実施の形態によれば、出力信号OUTが立ち下がる際の動作時間をさらに高速化することができる。
以上説明したように、この実施の形態によれば、消費電力が小さく且つ動作速度が速いレベルシフタ回路を提供することができる。
第4の実施の形態
第4の実施の形態に係るレベルシフタ回路について、図17〜図21を用いて説明する。
図17は、この実施の形態に係るレベルシフタ回路1700の構成を示す回路図である。図17において、図12と同じ符号を付した構成要素は、それぞれ図12のレベルシフタ回路1200と同じものを示している。すなわち、この実施の形態に係るレベルシフタ回路1700は、nMOSトランジスタ102(この発明の第3のトランジスタ)を備えていない点で、レベルシフタ回路1200と異なる。
以下、図17に示したレベルシフタ回路1700の動作について、図18および図19を用いて説明する。図18は、レベルシフタ回路1700の入力電圧上昇時の動作シミュレーションの結果を示すグラフである。図18において、縦軸は出力信号OUTおよびノードN1の電位であり、横軸は入力信号INの電位である。また、図19において、縦軸は入力信号IN、出力信号OUTおよびノードN1の電位であり、横軸は時間である。
以下の説明では、2V系電源ラインvdd2によって与えられる電位をH2レベル、3V系電源ラインvdd3によって与えられる電位をH3レベル、グランドラインGNDによって与えられる電位をLレベルと記す。
nMOSトランジスタ101は、ゲートが2V系電源ラインvdd2に接続されており、したがって、常にオンしている。このため、入力信号INがLレベルのとき、出力信号OUTはLレベルである。また、入力信号INがLレベルなので、nMOSトランジスタ1201はオフし、且つ、pMOSトランジスタ1211はオンしている。したがって、ノードN1の電位はH3レベルである。このため、pMOSトランジスタ111はオフしている。
ここで、入力信号INがLレベルからH2レベルへ上昇する場合を考える。この場合、入力信号INの上昇と同時に、出力信号OUTが上昇を開始する。また、入力信号INの電位が上昇するので、トランジスタ1201,1211のゲート電位も上昇する。その後、これらのゲート電位が動作閾値よりも高くなると、nMOSトランジスタ1201がオンし且つpMOSトランジスタ1211がオフする。これにより、ノードN1の電位が低下する。そして、ノードN1の電位が動作閾値よりも低くなると、pMOSトランジスタ111がオンする。これにより、出力信号OUTの電位上昇が加速され、H3レベルに達する。このとき、nMOSトランジスタ101の段落ち効果により、入力信号INはH2レベルに保たれ、H3まで上昇することはない。したがって、レベルシフタ回路1700の前段の回路に影響が及ぶことはない。
次に、入力信号INがH2レベルからLレベルへ下降する場合を考える。この場合、入力信号INの下降と同時に、出力信号OUTも下降を開始する。その後、入力信号INの電位が動作閾値よりも低くなると、nMOSトランジスタ1201がオフし且つpMOSトランジスタ1211がオンするので、ノードN1の電位はH3レベルになる。このため、pMOSトランジスタ111が、オフする。これにより、出力信号OUTは、完全なLレベルまで低下する。
図20は、レベルシフタ回路1700の入力電圧上昇時の消費電流のシミュレーションの結果を示すグラフである。図20において、縦軸は2V、3V系電源ラインvdd2,vdd3から流出する電流の値であり、横軸は入力信号INの電位である。
図20から解るように、入力信号INが0.5Vから1.5Vまで上昇するときに、2V、3V系電源ラインvdd3から電流が流出する。この実施の形態でも、トランジスタ1201,1211は同時に動作するので、貫通電流は実質的に生じない。さらに、図20から解るように、入力信号INがLレベルのときおよびH2レベルのときの消費電力はほぼ零である。したがって、レベルシフタ回路1700の消費電力は、非常に小さい。
図21は、この実施の形態に係るレベルシフタ回路1700および第3の実施の形態に係るレベルシフタ回路1200(図12参照)の動作シミュレーションの結果を示すグラフである。図21は、入力信号INが上昇する場合を示している。図21において、縦軸は電位であり、横軸は時間である。また、曲線TRX3はレベルシフタ回路1200の出力電位を示し、曲線TRX4はレベルシフタ回路1700の出力電位を示している。また、VDD3は、3V系電源ラインvdd3の供給電位である。
図21から解るように、この実施の形態に係るレベルシフタ回路1700は、レベルシフタ回路1200よりも速く、出力信号OUTが上昇する。レベルシフタ回路1700は、出力信号OUTの電位がVDD3/2に達するまでの所要時間が、レベルシフタ回路1200よりも、d5だけ短い。
このように、この実施の形態によれば、出力信号OUTが立ち上がる際の動作時間をさらに高速化することができる。これは、第3の実施の形態に係るレベルシフタ回路1200では出力信号OUTの電位上昇時にnMOSトランジスタ102から電流が放出されるのに対し、この実施の形態に係るレベルシフタ回路1700はnMOSトランジスタ102を備えていないからである。
以上説明したように、この実施の形態によれば、消費電力が小さく且つ動作速度が速いレベルシフタ回路を提供することができる。
第5の実施の形態
第5の実施の形態に係るレベルシフタ回路について、図22〜図25を用いて説明する。
図22は、この実施の形態に係るレベルシフタ回路2200の構成を示す回路図である。図22において、図1と同じ符号を付した構成要素は、それぞれ図1のレベルシフタ回路100と同じものを示している。すなわち、この実施の形態に係るレベルシフタ回路2200は、コントロール回路(トランジスタ2201,2211から構成されている)が、第1〜第4の実施の形態と異なる。
nMOSトランジスタ2201(第9のトランジスタ)は、ソースがグランドラインGNDに接続され、ドレインがノードN1に接続され、且つ、ゲートが入力端子121に接続されている。
pMOSトランジスタ2211(第10のトランジスタ)は、ソースが3V系電源ラインvdd3に接続され、ドレインがノードN1に接続され、且つ、ゲートが出力端子122に接続されている。
以下、図22に示したレベルシフタ回路2200の動作について、図23を用いて説明する。図23は、レベルシフタ回路2200の入力電圧上昇時の動作シミュレーションの結果を示すグラフである。図23において、縦軸は出力信号OUTおよびノードN1の電位であり、横軸は入力信号INの電位である。
以下の説明では、2V系電源ラインvdd2によって与えられる電位をH2レベル、3V系電源ラインvdd3によって与えられる電位をH3レベル、グランドラインGNDによって与えられる電位をLレベルと記す。
nMOSトランジスタ101は、ゲートが2V系電源ラインvdd2に接続されており、したがって、常にオンしている。このため、入力信号INがLレベルのとき、出力信号OUTはLレベルである。また、信号IN,OUTがLレベルなので、nMOSトランジスタ2201はオフし、且つ、pMOSトランジスタ2211はオンしている。したがって、ノードN1の電位はH3レベルである。このため、nMOSトランジスタ102はオンしており、且つ、pMOSトランジスタ111はオフしている。
ここで、入力信号INがLレベルからH2レベルへ上昇する場合を考える。この場合、入力信号INの上昇と同時に、出力信号OUTが上昇を開始する。これにより、トランジスタ2201,2211のゲート電位も上昇する。その後、これらのゲート電位が動作閾値よりも高くなると、nMOSトランジスタ2201がオンし且つpMOSトランジスタ2211がオフする。したがって、ノードN1の電位が下降するので、nMOSトランジスタ102がオフし且つpMOSトランジスタ111がオンする。これにより、出力信号OUTの電位上昇が加速され、H3レベルに達する。このとき、nMOSトランジスタ101の段落ち効果により、入力信号INはH2レベルに保たれ、H3まで上昇することはない。したがって、レベルシフタ回路2200の前段の回路に影響が及ぶことはない。
次に、入力信号INがH2レベルからLレベルへ下降する場合を考える。この場合、入力信号INの下降と同時に、出力信号OUTも下降を開始する。このため、nMOSトランジスタ2201がオフし且つpMOSトランジスタ2211がオンするので、ノードN1の電位はH3レベルになる。ノードN1の電位がH3レベルになると、nMOSトランジスタ102がオンし、且つ、pMOSトランジスタ111がオフする。これにより、出力信号OUTは、完全なLレベルまで低下する。
図24は、レベルシフタ回路2200の入力電圧上昇時の消費電流のシミュレーションの結果を示すグラフである。また、図25は、図24のシミュレーション結果(入力信号INがLレベルのとき)を第4の実施の形態に係るレベルシフタ回路1700と比較する拡大グラフである。図24、図25において、縦軸は3V系電源ラインvdd3から流出する電流の値であり、横軸は入力信号INの電位である。また、図25において、TRX4はレベルシフタ回路1700に対応し、TRX5はレベルシフタ回路2200に対応する。
図24から解るように、入力信号INが0.5Vから1.5Vまで上昇するときに、3V系電源ラインvdd3から電流が流出する。この実施の形態でも、トランジスタ2201,2211は同時に動作し、且つ、トランジスタ102,111は同時に動作するので、貫通電流は実質的に生じない。
さらに、図25から解るように、レベルシフタ回路1700では、入力信号INがLレベルのときでも、3.5μA程度の微小電流が発生する。これに対して、この実施の形態に係るレベルシフタ回路2200では、入力信号INがLレベルのときの流出電流が完全に零である。これは、レベルシフタ回路2200では、pMOSトランジスタ2211のゲートが、入力端子121ではなく出力端子122に接続されているためである。すなわち、出力端子122はnMOSトランジスタ102によって確実に零ボルトにできるので、pMOSトランジスタ2211のゲートを出力端子に接続した方が、より確実に貫通電流を無くすことができる。このように、この実施の形態によれば、上述の各実施形態よりも消費電力をさらに低減することができる。
以上説明したように、この実施の形態によれば、消費電力が小さく且つ動作速度が速いレベルシフタ回路を提供することができる。
第6の実施の形態
第6の実施の形態に係るレベルシフタ回路について、図26〜図30を用いて説明する。
図26は、この実施の形態に係るレベルシフタ回路2600の構成を示す回路図である。図26において、図22と同じ符号を付した構成要素は、それぞれ図22のレベルシフタ回路2200と同じものを示している。すなわち、この実施の形態に係るレベルシフタ回路2600は、nMOSトランジスタ102(この発明の第3のトランジスタ)を備えていない点で、レベルシフタ回路2200と異なる。
以下、図26に示したレベルシフタ回路2600の動作について、図27および図28を用いて説明する。図27、図28は、レベルシフタ回路2600の入力電圧上昇時の動作シミュレーションの結果を示すグラフである。図27において、縦軸は出力信号OUTおよびノードN1の電位であり、横軸は入力信号INの電位である。また、図28において、縦軸は入力信号IN、出力信号OUTおよびノードN1の電位であり、横軸は時間である。
以下の説明では、2V系電源ラインvdd2によって与えられる電位をH2レベル、3V系電源ラインvdd3によって与えられる電位をH3レベル、グランドラインGNDによって与えられる電位をLレベルと記す。
nMOSトランジスタ101は、ゲートが2V系電源ラインvdd2に接続されており、したがって、常にオンしている。このため、入力信号INがLレベルのとき、出力信号OUTはLレベルである。また、信号IN,OUTがLレベルなので、nMOSトランジスタ2201はオフし、且つ、pMOSトランジスタ2211はオンしている。したがって、ノードN1の電位はH3レベルである。このため、pMOSトランジスタ111はオフしている。
ここで、入力信号INがLレベルからH2レベルへ上昇する場合を考える。この場合、入力信号INの上昇と同時に、出力信号OUTが上昇を開始する。これにより、トランジスタ2201,2211のゲート電位も上昇する。その後、これらのゲート電位が動作閾値よりも高くなると、nMOSトランジスタ2201がオンし且つpMOSトランジスタ2211がオフする。したがって、ノードN1の電位が下降するので、pMOSトランジスタ111がオンする。これにより、出力信号OUTの電位上昇が加速され、H3レベルに達する。このとき、nMOSトランジスタ101の段落ち効果により、入力信号INはH2レベルに保たれ、H3まで上昇することはない。したがって、レベルシフタ回路2600の前段の回路に影響が及ぶことはない。
次に、入力信号INがH2レベルからLレベルへ下降する場合を考える。この場合、入力信号INの下降と同時に、出力信号OUTも下降を開始する。このため、nMOSトランジスタ2201がオフし且つpMOSトランジスタ2211がオンするので、ノードN1の電位はH3レベルまで上昇する。ノードN1の電位が閾値に達すると、pMOSトランジスタ111がオフする。これにより、出力信号OUTは、完全なLレベルまで低下する。
図29は、レベルシフタ回路2600の入力電圧上昇時の消費電流のシミュレーションの結果を示すグラフである。図29において、縦軸は3V系電源ラインvdd3から流出する電流の値であり、横軸は入力信号INの電位である。
図29から解るように、入力信号INが0.5Vから1.5Vまで上昇するときに、3V系電源ラインvdd3から電流が流出する。この実施の形態でも、トランジスタ2201,2211は同時に動作するので、貫通電流は実質的に生じない。さらに、図20から解るように、入力信号INがLレベルのときおよびH2レベルのときの消費電力は零である。したがって、レベルシフタ回路2600の消費電力は、非常に小さい。
図30は、この実施の形態に係るレベルシフタ回路2600と第5の実施の形態に係るレベルシフタ回路2200(図22参照)との動作を比較したシミュレーションの結果を示すグラフである。図30は、入力信号INが上昇する場合を示している。図30において、縦軸は電位であり、横軸は時間である。また、曲線TRX5はレベルシフタ回路2200の出力電位を示し、曲線TRX6はレベルシフタ回路2600の出力電位を示している。また、VDD3は、3V系電源ラインvdd3の供給電位である。
図30から解るように、この実施の形態に係るレベルシフタ回路2600は、レベルシフタ回路2200よりも速く、出力信号OUTが上昇する。レベルシフタ回路2600は、出力信号OUTの電位がVDD3/2に達するまでの所要時間が、レベルシフタ回路2200よりも、d7だけ短い。
このように、この実施の形態によれば、出力信号OUTが立ち上がる際の動作時間をさらに高速化することができる。これは、第5の実施の形態に係るレベルシフタ回路2200では出力信号OUTの電位上昇時にnMOSトランジスタ102から電流が放出されるのに対し、この実施の形態に係るレベルシフタ回路2600はnMOSトランジスタ102を備えていないからである。
以上説明したように、この実施の形態によれば、消費電力が小さく且つ動作速度が速いレベルシフタ回路を提供することができる。
この発明は、二電源インタフェイス対応半導体集積回路等に搭載されるレベルシフタ回路だけでなく、他の種類のレベルシフタ回路にも適用することができる。
第1の実施の形態に係るレベルシフタ回路の構成を示す回路図である。 第1の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第1の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第1の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第1の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第1の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第2の実施の形態に係るレベルシフタ回路の構成を示す回路図である。 第2の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第2の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第2の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第2の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第3の実施の形態に係るレベルシフタ回路の構成を示す回路図である。 第3の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第3の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第3の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第3の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第4の実施の形態に係るレベルシフタ回路の構成を示す回路図である。 第4の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第4の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第4の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第4の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第5の実施の形態に係るレベルシフタ回路の構成を示す回路図である。 第5の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第5の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第5の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第6の実施の形態に係るレベルシフタ回路の構成を示す回路図である。 第6の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第6の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第6の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 第6の実施の形態に係るレベルシフタ回路の動作シミュレーション結果を示すグラフである。 従来のレベルシフタ回路の一構成を示す回路図である。
符号の説明
101,102,103,104 nMOSトランジスタ
111,112 pMOSトランジスタ
121 入力端子
122 出力端子

Claims (6)

  1. 第1の電源電位が供給される第1の電源ノードと、
    前記第1の電源電位より高い第2の電源電位が供給される第2の電源ノードと、
    前記第1の電源電位若しくは接地電位の入力信号が入力される入力端子と、
    前記第2の電源電位若しくは前記接地電位の出力信号が出力される出力端子と、
    第1の電極が前記入力端子に接続され、第2の電極が前記出力端子に接続され且つ制御電極が前記第1の電源ノードに接続されたNチャネル型の第1のトランジスタと、
    第1の電極が前記第2の電源ノードに接続され且つ第2の電極が前記出力端子に接続されたPチャネル型の第2のトランジスタと、
    前記入力端子に前記第1の電源電位の前記入力信号が入力されたことに応じて前記第2のトランジスタを導通状態とし、前記入力端子に前記接地電位の前記入力信号が入力されたことに応じて前記第2のトランジスタを非導通状態とするコントロール回路と、
    を備え、且つ、
    前記コントロール回路が、
    第1の電極が接地ノードに接続され、第2の電極が該コントロール回路の出力ノードに接続され且つ制御電極が前記入力端子に接続されたNチャネル型の第4のトランジスタと、
    第1の電極が前記接地ノードに接続され、第2の電極が前記出力ノードに接続され且つ制御電極が前記出力端子に接続されたNチャネル型の第5のトランジスタと、
    第1の電極が前記第2の電源ノードに接続され、第2の電極が前記出力ノードに接続され且つ制御電極が前記出力端子に接続されたPチャネル型の第6のトランジスタと、
    を備えることを特徴とするレベルシフタ回路。
  2. 前記入力信号の電位に応じて出力/非出力を切り換えるトランジスタを介さずに、前記入力端子と前記第1のトランジスタの前記第1の電極とを接続する第1の配線と、
    前記入力信号の電位に応じて出力/非出力を切り換えるトランジスタを介さずに、前記第1のトランジスタの前記第2の電極と前記出力端子とを接続する第2の配線と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のレベルシフタ回路。
  3. 第1の電源電位が供給される第1の電源ノードと、
    前記第1の電源電位より高い第2の電源電位が供給される第2の電源ノードと、
    前記第1の電源電位若しくは接地電位の入力信号が入力される入力端子と、
    前記第2の電源電位若しくは前記接地電位の出力信号が出力される出力端子と、
    第1の電極が前記入力端子に接続され、第2の電極が前記出力端子に接続され且つ制御電極が前記第1の電源ノードに接続されたNチャネル型の第1のトランジスタと、
    第1の電極が前記第2の電源ノードに接続され且つ第2の電極が前記出力端子に接続されたPチャネル型の第2のトランジスタと、
    第1の電極が接地ノードに接続され、第2の電極が前記出力端子に接続され且つ制御電極が前記コントロール回路の出力ノードに接続されたNチャネル型の第3のトランジスタと、
    前記入力端子に前記第1の電源電位の前記入力信号が入力されたことに応じて前記第2のトランジスタを導通状態とし、前記入力端子に前記接地電位の前記入力信号が入力されたことに応じて前記第2のトランジスタを非導通状態とするコントロール回路と、
    前記入力信号の電位に応じて出力/非出力を切り換えるトランジスタを介さずに、前記入力端子と前記第1トランジスタの前記第1の電極とを接続する第1の配線と、
    前記入力信号の電位に応じて出力/非出力を切り換えるトランジスタを介さずに、前記第1トランジスタの前記第2の電極と前記出力端子とを接続する第2の配線と、
    を備えることを特徴とするレベルシフタ回路。
  4. 第1の電源電位が供給される第1の電源ノードと、
    前記第1の電源電位より高い第2の電源電位が供給される第2の電源ノードと、
    前記第1の電源電位若しくは接地電位の入力信号が入力される入力端子と、
    前記第2の電源電位若しくは前記接地電位の出力信号が出力される出力端子と、
    第1の電極が前記入力端子に接続され、第2の電極が前記出力端子に接続され且つ制御電極が前記第1の電源ノードに接続されたNチャネル型の第1のトランジスタと、
    第1の電極が前記第2の電源ノードに接続され且つ第2の電極が前記出力端子に接続されたPチャネル型の第2のトランジスタと、
    前記入力端子に前記第1の電源電位の前記入力信号が入力されたことに応じて前記第2のトランジスタを導通状態とし、前記入力端子に前記接地電位の前記入力信号が入力されたことに応じて前記第2のトランジスタを非導通状態とするコントロール回路と、
    前記入力信号の電位に応じて出力/非出力を切り換えるトランジスタを介さずに、前記入力端子と前記第1のトランジスタの前記第1の電極とを接続する第1の配線と、
    前記入力信号の電位に応じて出力/非出力を切り換えるトランジスタを介さずに、前記第1のトランジスタの前記第2の電極と前記出力端子とを接続する第2の配線と、
    を備え、且つ、
    前記コントロール回路が、
    第1の電極が接地ノードに接続され、第2の電極が該コントロール回路の出力ノードに接続され且つ制御電極が前記入力端子に接続されたNチャネル型の第7のトランジスタと、
    第1の電極が前記第2の電源ノードに接続され、第2の電極が前記出力ノードに接続され且つ制御電極が前記入力端子に接続されたPチャネル型の第8のトランジスタと、
    を備えることを特徴とするレベルシフタ回路。
  5. 第1の電源電位が供給される第1の電源ノードと、
    前記第1の電源電位より高い第2の電源電位が供給される第2の電源ノードと、
    前記第1の電源電位若しくは接地電位の入力信号が入力される入力端子と、
    前記第2の電源電位若しくは前記接地電位の出力信号が出力される出力端子と、
    第1の電極が前記入力端子に接続され、第2の電極が前記出力端子に接続され且つ制御電極が前記第1の電源ノードに接続されたNチャネル型の第1のトランジスタと、
    第1の電極が前記第2の電源ノードに接続され且つ第2の電極が前記出力端子に接続されたPチャネル型の第2のトランジスタと、
    前記入力端子に前記第1の電源電位の前記入力信号が入力されたことに応じて前記第2のトランジスタを導通状態とし、前記入力端子に前記接地電位の前記入力信号が入力されたことに応じて前記第2のトランジスタを非導通状態とするコントロール回路と、
    前記入力信号の電位に応じて出力/非出力を切り換えるトランジスタを介さずに、前記入力端子と前記第1のトランジスタの前記第1の電極とを接続する第1の配線と、
    前記入力信号の電位に応じて出力/非出力を切り換えるトランジスタを介さずに、前記第1のトランジスタの前記第2の電極と前記出力端子とを接続する第2の配線と、
    を備え、且つ、
    前記コントロール回路が、
    第1の電極が接地ノードに接続され、第2の電極が該コントロール回路の出力ノードに接続され且つ制御電極が前記入力端子に接続されたNチャネル型の第9のトランジスタと、
    第1の電極が前記第2の電源ノードに接続され、第2の電極が前記出力ノードに接続され且つ制御電極が前記出力端子に接続されたPチャネル型の第10のトランジスタと、
    を備えることを特徴とするレベルシフタ回路。
  6. 第1の電極が接地ノードに接続され、第2の電極が前記出力端子に接続され且つ制御電極が前記コントロール回路の出力ノードに接続されたNチャネル型の第3のトランジスタをさらに備えることを特徴とする請求項1、4、5のいずれかに記載のレベルシフタ回路。
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