JP2003077283A - 半導体集積回路、半導体不揮発性メモリ、メモリカード及びマイクロコンピュータ - Google Patents

半導体集積回路、半導体不揮発性メモリ、メモリカード及びマイクロコンピュータ

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Masamichi Fujito
正道 藤戸
Yuko Nakamura
悠子 中村
Kazufumi Suzukawa
一文 鈴川
Toshihiro Tanaka
利広 田中
Yutaka Shinagawa
裕 品川
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Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高電圧出力ドライバの高電圧出力状態を切り
換えてもブレークダウンを生じ難いMOS集積回路を提
供する。 【解決手段】 高電圧を動作電源とする高電圧出力ドラ
イバ(1)と、高電圧出力ドライバの出力状態を切り換
える切り換え回路(2)とを含む。高電圧出力ドライバ
は、高電圧の電流経路に、直列接続点を出力端子とする
第1MOSトランジスタ(M1)と第2MOSトランジ
スタ(M2)との直列回路を有し、切り換え回路は、第
1MOSトランジスタと第2MOSトランジスタの相補
的なスイッチ状態を切り換えるとき、オン状態の一方の
トランジスタを先にオフ状態に遷移させてから、他方の
トランジスタをオン状態に遷移させる。当該他方のMO
Sトランジスタをオン動作させるときVdsがブレーク
ダウン最小電圧を超えても貫通電流経路が既に断たれて
いるので高電圧出力ドライバにはブレークダウンを生じ
ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高電圧を用いる半
導体集積回路、更には高電圧が印加されるMOSトラン
ジスタのブレークダウン防止に関し、例えば、電気的に
消去及び書き込み可能な半導体不揮発性メモリ、高誘電
体メモリ、ワード線選択電圧に昇圧電圧を用いるDRA
M(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)やS
DRAM(シンクロナスDRAM)、電気的に消去及び
書き込み可能な不揮発性メモリをオンチップで備えるマ
イクロコンピュータ、又はドットマトリクス型の液晶デ
ィスプレイ等に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電気的に消去及び書き込み可能なフラッ
シュメモリセルはチャンネル領域の上に絶縁膜で分離さ
れたフローティングゲートとコントロールゲートを有
し、例えば、電子をフローティングゲートにホットエレ
クトロン注入することでメモリセルの閾値電圧を上げ、
また、フローティングゲートに注入されている電子をゲ
ート絶縁膜を介してトンネル電流で放出させることによ
りメモリセルの閾値電圧を低くする。このようなホット
エレクトロン注入による書き込み動作やトンネル放出に
よる消去動作の為にワード線、ビット線、ソース線、或
は基板に高電圧を印加することが必要になる。書き込み
対象や消去対象を切り換えるときは、高電圧を印加する
ワード線やソース線を切り換えることが必要になる。こ
のようなフラッシュメモリについて記載された文献の例
として特開平11−232886号公報、特開平11−
345494号公報などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ワード線やソース線等
に対する高電圧駆動は高電圧電源を動作電源とするドラ
イバ回路を用いて行われる。ドライバ回路は個々のワー
ド線やソース線に配置され、例えばCMOSインバータ
などによって構成される。書き込みや消去の高電圧が、
ドライバ回路を構成するMOSトランジスタのソース・
ドレイン間のブレークダウン最小電圧(BVds_min)以上
である場合には、高電圧を印加したままドライバのスイ
ッチ状態を切り換えるとMOSトランジスタがブレーク
ダウンして動作不能になってしまう。このため従来は、
高電圧駆動されるワード線やソース線の切り換え時には
ドライバ回路やそのスイッチ信号のレベルシフト回路の
動作電源を前記ブレークダウン最小電圧(BVds_min)以
下に下げる必要がある。例えば、書き込みでは1ワード
線を書き込む毎に高電圧電源供給ノード及びワード線電
圧の放電を行い、ワード線を切り換えて、再び高電圧電
源供給ノード及びワード線の昇圧を行っている。書き込
み用の高電圧を生成する昇圧回路はチャージポンプ回路
などにより構成され、頻繁に高電圧電源供給ノードの昇
圧及び放電を繰返すと、大容量の電源用平滑コンデンサ
を充放電しなければならないため、電力の無駄が多く、
充放電に時間もかかる。これに伴って、書き込み動作も
遅くなる。
【0004】本発明の目的は、高電圧電源を供給したま
ま高電圧出力ドライバの高電圧出力状態を切り換えても
ブレークダウンを生じ難い半導体不揮発性メモリ及びマ
イクロコンピュータ等の半導体集積回路を提供すること
にある。
【0005】本発明の別の目的は書き換え時間を短縮す
ることができる半導体不揮発性メモリ及びそれをオンチ
ップで有するマイクロコンピュータ等の半導体集積回路
を提供することにある。
【0006】本発明の更に別の目的は、入力信号レベル
を高電圧信号レベルに変換する回路においてこれを構成
するMOSトランジスタのブレークダウンの発生を比較
的簡単な回路構成によって抑制することにある。
【0007】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0009】〔1〕本発明に係る半導体集積回路は、高
電圧の印加により選択的に所定動作可能な複数の回路セ
ルがマトリクス配置されたセルアレイと、前記複数の回
路セルに高電圧を供給するための複数の信号線と、前記
信号線毎に設けられた高電圧出力ドライバ(1,1s,
1b,1p)と、前記高電圧出力ドライバの出力切り換
え回路(2,2v)と、前記高電圧出力ドライバに高電
圧動作電源を供給する高電圧発生回路(15)と、を含
む。前記高電圧出力ドライバは、前記高電圧の電流経路
に、直列接続点を出力端子とする第1MOSトランジス
タ(M1)と第2MOSトランジスタ(M2)との直列
回路を有する。前記出力切り換え回路は、切り換え指示
信号に応答して前記第1MOSトランジスタと第2MO
Sトランジスタの相補的なスイッチ状態を切り換えると
き、オン状態の一方のトランジスタを先にオフ状態に遷
移させてから、他方のトランジスタをオン状態に遷移さ
せる。
【0010】例えば上記出力ドライバにおいて高電圧側
の第1MOSトランジスタがオン状態にされていると
き、第2MOSトランジスタのソース・ドレイン間電圧
(Vds)は前記高電圧に相当する高い電圧にされてい
る。当該MOSトランジスタのブレークダウン最小電圧
(BVds_min)がそのソース・ドレイン間電圧よりも低い
場合を想定する。この状態で第1MOSトランジスタと
第2MOSトランジスタのスイッチ状態を同じタイミン
グで反転させようとすると、第2MOSトランジスタの
Vdsはドレイン・ソース間電流(Ids)の増大と共
に低下する。一方、第1MOSトランジスタはVdsの
増大に伴ってIdsが増大する。第1MOSトランジス
タのVdsがブレークダウン最小電圧(BVds_min)を超
えるとドレイン・ソース間にブレークダウンを生じ、第
1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタの双
方に大きなIdsが流れてしまう。これに対し、上記手
段では、オン状態のトランジスタ(Vds=0Vのトラ
ンジスタ)を先にオフ状態とし、その後で、Vdsに高
電圧がかかっているMOSトランジスタをオン動作させ
るから、Vdsに高電圧がかかっている当該MOSトラ
ンジスタがオン動作するときVdsがブレークダウン最
小電圧(BVds_min)を超えても貫通電流経路が既に断た
れているので高電圧出力ドライバにはブレークダウンを
生じない。
【0011】したがって、ブレークダウン最小電圧(BV
ds_min)以上の電源電圧が供給された状態で高電圧出力
ドライバの出力を切り換えることができる。
【0012】具体的な態様として、前記回路セルは、例
えば電気的に消去及び書込み可能な不揮発性メモリセル
である。このとき、前記複数の信号線としてワード線に
着目すると、前記ワード線に接続された前記高電圧出力
ドライバ(1)の前記出力切り換え回路は、前記切り換
え指示信号としてワード線選択信号が供給される。ま
た、前記複数の信号線としてビット線に着目するとき、
前記ビット線に接続された前記高電圧出力ドライバ(1
b)の前記出力切り換え回路は、前記切り換え指示信号
として書き込みデータが供給される。また、前記複数の
信号線としてソース線に着目するとき、前記ソース線に
接続された前記高電圧出力ドライバ(1s)の前記出力
切り換え回路は、前記切り換え指示信号としてソース線
選択信号が供給される。また、前記複数の信号線として
前記不揮発性メモリセルのチャネルが形成される半導体
領域に基板電位を供給するための基板電位供給線に着目
するとき、前記基板電位供給線に接続された前記高電圧
出力ドライバ(1p)の前記出力切り換え回路は、前記
切り換え指示信号として基板電位選択信号が供給され
る。このような不揮発性メモリセルに対する書き込みや
消去において高電圧で駆動するワード線を切り換えた
り、高電圧で駆動するソース線を切り換えたりすると
き、高電圧出力ドライバの動作電源電圧をブレークダウ
ン最小電圧(BVds_min)まで下げる必要がないので、書
き込み用の高電圧を生成する昇圧回路の昇圧出力ノード
の昇圧及び放電を繰返すことを要せず、電力の無駄を防
止でき、書き込み動作の高速化を実現することができ
る。
【0013】書き込みや消去後にベリファイを行う場合
を考慮すると、前記第1MOSトランジスタと第2MO
Sトランジスタとの直列接続点に接続されたワード線に
ベリファイ用ワード線電圧を供給可能な第3MOSトラ
ンジスタ(M3)を設ける。このとき、前記ワード線に
接続された前記高電圧出力ドライバの前記出力切り換え
回路は、ベリファイ動作の指示に応答して前記ワード線
に接続された前記高電圧出力ドライバの第1MOSトラ
ンジスタ及び第2MOSトランジスタをカットオフし、
且つ、前記第3MOSトランジスタから対応するワード
線にベリファイ用ワード線電圧を供給する。これによれ
ば、ワード線にベリファイ電圧を供給する場合にも高電
圧出力ドライバへの高電圧動作電源の印加停止若しくは
チャージポンプのような高電圧発生動作を停止させなく
てもよい。ベリファイ動作不要な書き込み消去方式を採
用している場合には第3MOSトランジスタは不要であ
る。
【0014】上記半導体集積回路は、そのような不揮発
性メモリを有するメモリLSI、或はそのような不揮発
性メモリセルから読み出された記憶情報を入力し、又は
前記不揮発性メモリセルへ書き込む情報を出力するCP
Uをオンチップしたマイクロコンピュータ等に適用する
ことができる。また、前記半導体集積回路はDRAMや
SDARMにも適用でき、前記回路セルをダイナミック
型メモリセルとすれば、前記複数の信号線としてワード
線に着目すると、前記ワード線に接続された前記高電圧
出力ドライバの前記出力切り換え回路は、前記第1MO
Sトランジスタと第2MOSトランジスタの相補的なス
イッチ状態の切り換えを指示するためのワード線選択信
号が供給される。この時の高電圧はワード線選択の為の
ブートストラップ電圧として位置付けられる。
【0015】〔2〕前記第1MOSトランジスタをpチ
ャンネル型、前記第2トランジスタをnチャネル型で構
成して良い。具体的な一形態として、前記出力切り換え
回路を、前記切り換え指示信号を入力して第1タイミン
グ信号(S1)及び第2タイミング信号(S2)を出力
するシーケンサ部(5)と、前記第1タイミング信号を
入力して前記第1MOSトランジスタの第1スイッチ信
号(SS1)を出力する第1電圧変換部(6)と、前記
第2タイミング信号を入力して前記第2MOSトランジ
スタの第2スイッチ信号(SS2)を出力する第2電圧
変換部(7)とから構成してよい。このとき、前記第1
スイッチ信号は、前記第1MOSトランジスタのソース
電圧(vccx)に対して低電位側に第1の電位差(v
dd)の範囲で変化する信号とされ、前記第1の電位差
は出力切り換え回路におけるpチャンネル型MOSトラ
ンジスタのドレイン・ソース間最小ブレークダウン電圧
よりも小さい電圧とすることが望ましい。また、前記第
2スイッチ信号は、前記第2MOSトランジスタのソー
ス電圧(vssx)に対して高電位側に第2の電位差v
dd)の範囲で変化する信号とされ、前記第2の電位差
は出力切り換え回路におけるnチャンネル型MOSトラ
ンジスタのドレイン・ソース間最小ブレークダウン電圧
よりも小さい電圧とするのが望ましい。これにより、第
1電圧変換部及び第2電圧変換部を構成するMOSトラ
ンジスタのドレイン・ソース間でもブレークダウンを生
じない。
【0016】上記における具体的な一形態として、前記
第1タイミング信号及び第2タイミング信号は前記シー
ケンサ部の接地電圧(vss)と第1電源電圧(vd
d)との間で変化され、前記第1の電位差と第2の電位
差は、前記シーケンサ部の接地電圧に対する第1電源電
圧の電位差に等しい。
【0017】更に具体的な態様として、前記第1電圧変
換部は、前記第1MOSトランジスタのソース電圧とそ
れよりも前記第1電源電圧分低い電圧とを動作電源とす
る複数のインバータ回路を逆並列接続したスタティック
ラッチ回路(SLT1)と、前記スタティックラッチ回
路の一方の入出力ノードに一方の容量電極が結合された
第1カップリング容量(CC1)と、前記スタティック
ラッチ回路の他方の入出力ノードに一方の容量電極が結
合された第2カップリング容量(CC2)とを有し、前
記第1カップリング容量の他方の容量電極と第2カップ
リング容量の他方の容量電極に第1タイミング信号に基
づいて形成された相補信号が与えられて、前記スタティ
ックラッチ回路のラッチ情報を前記第1スイッチ信号と
して出力する。同様に、前記第2出力切り換え部は、前
記第2MOSトランジスタのソース電圧とそれよりも前
記第1電源電圧分高い電圧とを動作電源とする複数のイ
ンバータ回路を逆並列接続したスタティックラッチ回路
(SLT2)と、前記スタティックラッチ回路の一方の
入出力ノードに一方の容量電極が結合された第3カップ
リング容量(CC3)と、前記スタティックラッチ回路
の他方の入出力ノードに一方の容量電極が結合された第
4カップリング容量(CC4)とを有し、前記第3カッ
プリング容量の他方の容量電極と第4カップリング容量
の他方の容量電極に第2タイミング信号に基づいて形成
された相補信号が与えられて、前記スタティックラッチ
回路のラッチ情報を前記第2スイッチ信号として出力す
る。これにより、高電圧電源が印加されるスタティック
ラッチ回路を構成するMOSトランジスタのドレイン・
ソース間でブレークダウンを生じさせない回路構成を比
較的簡単な回路によって実現することができる。
【0018】〔3〕本発明の別の観点による半導体不揮
発性メモリは、高電圧の印加により選択的に消去及び書
き込み動作可能な複数の不揮発性メモリセルがマトリク
ス配置されたメモリセルアレイと、前記複数の不揮発性
メモリセルに高電圧を供給するための複数の信号線と、
前記信号線毎に設けられた高電圧出力ドライバと、前記
高電圧出力ドライバの出力切り換え回路と、前記高電圧
出力ドライバに高電圧動作電源を供給する高電圧発生回
路と、を半導体チップに含む。このとき、前記高電圧出
力ドライバは、前記高電圧の電流経路に、直列接続点を
出力端子とする第1MOSトランジスタと第2MOSト
ランジスタとの直列回路を有し、また、前記出力切り換
え回路は、切り換え指示信号に応答して前記第1MOS
トランジスタと第2MOSトランジスタの相補的なスイ
ッチ状態を切り換えるとき、オン状態の一方のトランジ
スタを先にオフ状態に遷移させてから、他方のトランジ
スタをオン状態に遷移させる。
【0019】前記半導体不揮発性メモリ(39)と、外
部とコマンド及びデータの入出力を行う外部インタフェ
ース回路(75)と、前記外部インタフェース回路を介
して供給されるコマンドに応答して前記半導体不揮発性
メモリのアクセス制御を行うメモリコントローラ(7
6)と、をカード基板に備えてメモリカード(74)を
実現してよい。
【0020】本発明の別の観点によるマイクロコンピュ
ータ(60)は、高電圧の印加により選択的に消去及び
書き込み動作可能な複数の不揮発性メモリセルがマトリ
クス配置されたメモリセルアレイと、前記複数の不揮発
性メモリセルに高電圧を供給するための複数の信号線
と、前記信号線毎に設けられた高電圧出力ドライバと、
前記高電圧出力ドライバの出力切り換え回路と、前記高
電圧出力ドライバに高電圧動作電源を供給する高電圧発
生回路と、から成る不揮発性メモリ(61)と、前記不
揮発性メモリをアクセス可能なCPU(63)と、前記
不揮発性メモリと前記CPUを接続するバス(62)
と、を半導体チップに含んで成る。このとき、前記高電
圧出力ドライバは、前記高電圧の電流経路に、直列接続
点を出力端子とする第1MOSトランジスタと第2MO
Sトランジスタとの直列回路を有し、前記出力切り換え
回路は、切り換え指示信号に応答して前記第1MOSト
ランジスタと第2MOSトランジスタの相補的なスイッ
チ状態を切り換えるとき、オン状態の一方のトランジス
タを先にオフ状態に遷移させてから、他方のトランジス
タをオン状態に遷移させる。
【0021】本発明の更に別の観点による半導体集積回
路は、高電圧発生回路と、前記高電圧発生回路から供給
される高電圧を動作電源とする高電圧出力ドライバと、
前記高電圧出力ドライバの出力状態を切り換える切り換
え回路とを含む。このとき、前記高電圧出力ドライバ
は、前記高電圧の電流経路に、直列接続点を出力端子と
する第1MOSトランジスタと第2MOSトランジスタ
との直列回路を有し、前記切り換え回路は、前記第1M
OSトランジスタと第2MOSトランジスタの相補的な
スイッチ状態を切り換えるとき、オン状態の一方のトラ
ンジスタを先にオフ状態に遷移させてから、他方のトラ
ンジスタをオン状態に遷移させる。
【0022】〔4〕容量カップリングを用いた電圧変換
回路に着目する。第1は正電圧側の電圧変換回路(6)
である。これは、回路の接地電圧、第1の電源電圧、及
び第1の電源電圧よりもレベルの高い第2の電源電圧を
動作電源とする。この電圧変換回路は、前記第2の電源
電圧と前記第2の電源電圧よりも第1の電源電圧分低い
電圧とを動作電源とする複数のインバータ回路を逆並列
接続したスタティックラッチ回路と、前記スタティック
ラッチ回路の一方の入出力ノードに一方の容量電極が結
合された第1カップリング容量と、前記スタティックラ
ッチ回路の他方の入出力ノードに一方の容量電極が結合
された第2カップリング容量と、前記接地電圧と第1の
電源電圧とを動作電源とし前記第1カップリング容量の
他方の容量電極と前記第2カップリング容量の他方の容
量電極との間に接続されたインバータとを有する。この
電圧変換回路は、前記接地電圧と第1の電源電圧との間
で変化され前記インバータに入力された信号を、前記第
2の電源電圧と当該第2の電源電圧よりも第1の電源電
圧分低い電圧との間で変化される信号として、前記スタ
ティックラッチ回路の入出力ノードから取り出し可能で
ある。
【0023】第2は、負電圧側の電圧変換回路(7)で
ある。これは、回路の接地電圧、第1の電源電圧、及び
前記回路の接地電圧よりもレベルの低い第3の電源電圧
を動作電源とする。この電圧変換回路は、前記第3の電
源電圧と前記第3の電源電圧よりも第1の電源電圧分高
い電圧とを動作電源とする複数のインバータ回路を逆並
列接続したスタティックラッチ回路と、前記スタティッ
クラッチ回路の一方の入出力ノードに一方の容量電極が
結合された第1カップリング容量と、前記スタティック
ラッチ回路の他方の入出力ノードに一方の容量電極が結
合された第2カップリング容量と、前記接地電圧と第1
の電源電圧とを動作電源とし前記第1カップリング容量
の他方の容量電極と前記第2カップリング容量の他方の
容量電極との間に接続されたインバータとを有する。こ
の電圧変換回路は、前記接地電圧と第1の電源電圧との
間で変化され前記インバータに入力された信号を、前記
第3の電源電圧と当該第3の電源電圧よりも第1の電源
電圧分高い電圧との間で変化される信号として、前記ス
タティックラッチ回路の入出力ノードから取り出し可能
である。
【0024】
【発明の実施の形態】《ワード線切り換え》図1には本
発明に係る半導体集積回路における高電圧出力ドライバ
としてのワード線ドライバ1と出力切り換え回路として
の切り換えシーケンサ2が例示される。ワード線ドライ
バ1は、高電圧発生回路で発生された正の高電圧vcc
x(例えば10V)と負の高電圧vssx(例えば−2
V)を動作電源とし、pチャンネル型第1MOSトラン
ジスタM1とnチャンネル型第2MOSトランジスタと
の直列回路で構成され、その直列結合点が出力端子とし
てワード線WLの接続される。第1MOSトランジスタ
M1のゲート電極には第1スイッチ信号SS1が供給さ
れ、第2MOSトランジスタM2のゲート電極には第2
スイッチ信号SS2が供給される。
【0025】前記切り換えシーケンサ2は、前記高電圧
vccx,vssx及び中間電圧vssx+vdd及び
vccx−vddを動作電源とする。前記切り換えシー
ケンサ2は、電源電圧vdd(例えば3V)と回路の接
地電圧vss(0V)との間で信号変化される切り換え
指示信号としてのワード線選択信号WLSを入力し、そ
の入力レベルにしたがって前記第1スイッチ信号SS1
及び第2スイッチ信号SS2のレベルを決定する。
【0026】この例では、前記ワード線WLには、電気
的に消去及び書き込み可能な不揮発性メモリセル例えば
フラッシュメモリセルのコントロールゲートが接続され
る。特に制限されないが、不揮発性メモリセルは、半導
体領域にソース領域、チャネル領域、及びドレイン領域
を有し前記チャネル領域の上に、絶縁膜で覆われたフロ
ーティングゲートとコントロールゲートが積層されて構
成される。例えば書き込み動作は、ドレインからソース
に電流を流してドレイン近傍でホットエレクトロンを発
生させ、これをフローティングゲートに注入して行う。
書き込み動作では、書き込み対象メモリセルのドレイン
に接続されたビット線にはドレイン電流を流す為のドレ
イン電圧が印加され、コントロールゲートに接続される
ワード線には正の高電圧が印加される。消去動作はフロ
ーティングゲートに注入されている電子をゲート酸化膜
を介してチャネル領域又はソース領域にトンネル放出さ
せて行う。消去動作では消去対象メモリセルのソース領
域に接続するソース線又はチャネル領域に接続するウェ
ル電位線に正の高電圧、コントロールゲートに接続する
ワード線に比較的低い電圧が印加される。
【0027】図2にはワード線ドライバによりワード線
非選択状態から選択状態へ変化させるときの信号波形が
例示され、図3にはワード線ドライバによりワード線選
択状態から非選択状態へ変化させるときの信号波形が例
示される。各図より明らかなように、切り換えシーケン
サ2は、前記第1MOSトランジスタM1と第2MOS
トランジスタM2の相補的なスイッチ状態を切り換える
とき、オン状態の一方のトランジスタを先にオフ状態に
遷移させてから、他方のトランジスタをオン状態に遷移
させる。換言すれば、オン状態にされたVds=0Vの
一方のMOSトランジスタを先にオフ状態にしてから他
方のMOSトランジスタをオン状態にする。
【0028】上記切り換えシーケンサ2の制御による作
用を図4及び図5を参照しながら説明する。図4の左側
に記載の回路は入力inが共通接続されたCMOSイン
バータ型の従来のワード線ドライバである。図5の理想
状態(1)の如くブレークダウン最小電圧(BVds_min)
が無限大もしくは12V以上の場合には、図4の従来の
ワード線ドライバであっても、MOSトランジスタM
1,M2の何れにも、Ids・Vds特性で示されるよ
うにブレークダウンを生じない。しかしながら、図5の
ブレークダウン最小電圧(BVds_min)が有限の場合
(2)の如く、ブレークダウン最小電圧(BVds_min)が
12V以下の場合は、図4の従来のワード線ドライバで
は、第2MOSトランジスタ(M2)のVdsはドレイ
ン・ソース間電流(Ids)の増大と共に低下する。一
方、第1MOSトランジスタ(M1)はVdsの増大に
伴ってIdsが増大する。第1MOSトランジスタ(M
1)のVdsがブレークダウン最小電圧(BVds_min)を
超えるとそのドレイン・ソース間にブレークダウンを生
ずる。このとき、第1MOSトランジスタ(M1)と第
2MOSトランジスタ(M2)は同じタイミングで過渡
応答しようとしているから、第1MOSトランジスタ
(M1)がブレークダウンすることによって、第1MO
Sトランジスタ(M1)及び第2MOSトランジスタ
(M2)の双方に大きなIdsが流れてしまう。これに
対し、図5に示される如く、上記切り換えシーケンサ2
を利用する場合(3)の如く、オン状態のトランジスタ
(Vds=0Vのトランジスタ)を先にオフ状態とし、
その後で、Vdsに高電圧がかかっているMOSトラン
ジスタをオン動作させることにより、Vdsに高電圧が
かかっている当該MOSトランジスタがオン動作すると
きVdsがブレークダウン最小電圧(BVds_min)を超え
ても貫通電流経路が既に断たれているので、ワード線ド
ライバ1にはブレークダウンを生じない。
【0029】したがって、ブレークダウン最小電圧(BV
ds_min)以上の電源電圧vccx、vssxが供給され
た状態でもワード線ドライバ1の出力を切り換えること
ができる。
【0030】図4の従来のワード線ドライバを用いる場
合には図6に例示されるようにワード線選択信号WLS
のレベルをレベルシフタ3で正及び負方向にレベルシフ
トしてワード線ドライバに供給する。レベルシフタ6は
例えば図7に例示される回路構成が採用され、前段回路
で正方向昇圧が行われ、後段回路で負方向昇圧が行われ
れる。図6の従来回路構成では前述の如く、ワード線ド
ライバの高電圧電源vccx,vssxをそのままの状
態にして出力状態の切り換えを行うとブレークダウンの
虞がある。そのため、図8に例示されるように、書き込
み選択ワード線を切り換えるとき、図示を省略するチャ
ージポンプ回路などによる高電圧電源vccx,vss
xを放電させ、電源vccx,vssxが低下した後で
ワード線を切り換え、切り換え後に高電圧電源vcc
x,vssxの昇圧動作を再開する。したがって、書き
込みワード線を切り換える度に、放電動作、ワード線切
り換え動作、及び昇圧動作を行わなければならず、その
分だけ書き込み動作サイクルが長くなる。これに対し、
図1で説明した本発明の場合には高電圧電源vccx,
vssxが印加されたままの状態でワード線を切り換え
ることができるから、図9に例示されるように書き込み
ワード線切り換えには切り換え動作を行えばよく、書き
込み動作サイクルが1割程度短縮され、書き込み動作の
高速化を実現することが可能になる。
【0031】《切り換えシーケンサ》図10には切り換
えシーケンサの具体例が示される。前記切り換えシーケ
ンサ2は、前記ワード線選択信号WLSを入力して第1
タイミング信号S1及び第2タイミング信号S2を出力
するシーケンサ部5と、前記第1タイミング信号S1を
入力して前記第1MOSトランジスタM1の第1スイッ
チ信号SS1を出力する第1電圧変換部6と、前記第2
タイミング信号S2を入力して前記第2MOSトランジ
スタM2の第2スイッチ信号SS2を出力する第2電圧
変換部7とから構成される。
【0032】前記第1スイッチ信号SS1は、前記第1
MOSトランジスタM1のソース電圧vccxに対して
低電位側に第1の電位差例えば電圧vddの範囲で変化
する信号とされ、前記電圧vddは切り換えシーケンサ
2におけるpチャンネル型MOSトランジスタのドレイ
ン・ソース間最小ブレークダウン電圧よりも小さい電圧
とされる。要するに、第1スイッチ信号SS1は、vc
cx−vddとvccxとの間で電圧変化される。ま
た、前記第2スイッチ信号SS2は、前記第2MOSト
ランジスタM2のソース電圧vssxに対して高電位側
に第2の電位差例えば電圧Vddの範囲で変化する信号
とされ、前記電圧Vddは切り換えシーケンサにおける
nチャンネル型MOSトランジスタのドレイン・ソース
間最小ブレークダウン電圧よりも小さい電圧とされる。
即ち、第2スイッチ信号SS2は、vssxとvssx
+vddとの間で電圧変化される。これにより、第1電
圧変換部6及び第2電圧変換部7を構成するMOSトラ
ンジスタのドレイン・ソース間でもブレークダウンを生
じない。更に、ワード線ドライバ1のMOSトランジス
タM1,M2に印加されるゲート電圧の電位差が小さい
から、当該MOSトランジスタM1,M2の寿命も長く
なる。
【0033】図11には前記シーケンサ部5の一例が示
される。シーケンサ部5は、ワード線選択信号WLSと
遅延回路10による当該信号WLSの遅延信号DSに対
して、ナンドゲート11による負論理積信号が第1タイ
ミング信号S1とされ、ノアゲート12による負論理和
信号が第2タイミング信号S2とされる。
【0034】図12には図11のシーケンサ部5で生成
されるタイミング信号S1,S2の信号波形が例示され
る。タイミング信号S1,S2がハイレベルからローレ
ベルにされるとき、信号S2の変化が先行され、オン状
態の第2トランジスタM2を先にオフ動作させるタイミ
ングを生成し、また、タイミング信号S1,S2がロー
レベルからハイレベルにされるとき信号S1の変化が先
行され、オン状態の第1トランジスタM1を先にオフ動
作させるタイミングを生成する。
【0035】図13には前記第1電圧変換部6の一例が
示される。前記第1電圧変換部6は、前記第1MOSト
ランジスタのソース電圧vccxとそれよりも前記電圧
vdd分低い電圧vccx−vddとを動作電源とする
複数のインバータ回路IV1,IV2を逆並列接続した
スタティックラッチ回路SLT1を有する。前記スタテ
ィックラッチ回路SLT1の一方の入出力ノードに一方
の容量電極が結合された第1カップリング容量CC1
と、前記スタティックラッチ回路の他方の入出力ノード
に一方の容量電極が結合され第2カップリング容量CC
2とを備える。前記第1カップリング容量CC1の他方
の容量電極と前記第2カップリング容量CC2の他方の
容量電極との間には、接地電圧vssと電源電圧vdd
とを動作電源とするインバータIV3が接続され、前記
インバータIV3の入力に出力が結合され且つ入力に前
記タイミング信号S1が供給され前記接地電圧vssと
電源電圧vddとを動作電源とするインバータIV4が
配置されている。
【0036】この第1電圧変換部6によれば、前記イン
バータIN4に入力される第1タイミング信号S1のレ
ベルが前記接地電圧vssと電源電圧vddとの間で変
化されると、その変化分がカップリング容量CC1,C
C2を介してスタティックラッチ回路の一対の入出力ノ
ードに与えられる。これによって、vdd又はvssの
タイミング信号S1のレベルが、vccx又はvccx
−vddのレベルに変換されてスイッチ信号SS1に反
映される。
【0037】したがって、高電圧電源vccx、vcc
x−vddが印加されるインバータIN1,IV2を構
成するMOSトランジスタのドレイン・ソース間でブレ
ークダウンを生じさせない回路構成を比較的簡単な回路
構成によってに実現することができる。図7の2段構成
レベルシフタに比べてチップ占有面積が小さくなる。
【0038】図14には前記第2電圧変換部7の一例が
示される。前記第2電圧変換部7は、前記第2MOSト
ランジスタのソース電圧vssxとそれよりも前記電圧
vdd分高い電圧vssx+vddとを動作電源とする
複数のインバータ回路IV5,IV6を逆並列接続した
スタティックラッチ回路SLT2を有する。前記スタテ
ィックラッチ回路SLT2の一方の入出力ノードに一方
の容量電極が結合された第3カップリング容量CC3
と、前記スタティックラッチ回路の他方の入出力ノード
に一方の容量電極が結合され第4カップリング容量CC
4とを備える。前記第3カップリング容量CC3の他方
の容量電極と前記第4カップリング容量CC4の他方の
容量電極との間には、接地電圧vssと電源電圧vdd
とを動作電源とするインバータIV7が接続され、前記
インバータIV7の入力に出力が結合され且つ入力に前
記タイミング信号S2が供給され前記接地電圧vssと
電源電圧vddとを動作電源とするインバータIV8が
配置されている。
【0039】この第2電圧変換部7によれば、前記イン
バータIV8に入力される第2タイミング信号S2のレ
ベルが前記接地電圧vssと電源電圧vddとの間で変
化されると、その変化分がカップリング容量CC3,C
C4を介してスタティックラッチ回路の一対の入出力ノ
ードに与えられる。これによって、vdd又はvssの
タイミング信号S2のレベルが、vssx+vdd又は
vssxのレベルに変換されてスイッチ信号SS2に反
映される。
【0040】したがって、高電圧電源vssx、vss
x+vddが印加されるインバータIN5,IV6を構
成するMOSトランジスタのドレイン・ソース間でブレ
ークダウンを生じさせない回路構成を比較的簡単な回路
構成によってに実現することができる。図7の2段構成
レベルシフタに比べてチップ占有面積が小さくなる。
【0041】《高電圧発生回路》図15には高電圧発生
回路が例示される。高電圧発生回路15は正電圧チャー
ジポンプ回路16と負電圧チャージポンプ回路17を有
する。正電圧チャージポンプ回路16は図16に例示さ
れるように、接地電圧vssと電源電圧vddとを動作
電源とし、昇圧クロックに同期して正電圧昇圧動作を行
って、高電圧vccx(10V)を出力する。負電圧チ
ャージポンプ回路17は図17に例示されるように、接
地電圧vssと電源電圧vddとを動作電源とし、昇圧
クロックに同期して負電圧昇圧動作を行って、高電圧v
ssx(−2V)を出力する。昇圧電圧vccxとvs
sxは抵抗R1、R2,R3から成る抵抗分圧回路で分
圧され、vccx(10V)、vccx−vdd(7
V)、vssx+vdd(1V),vssx(−2V)
を出力する。C1、C2,C3,C4は昇圧電圧の平滑
容量(安定化容量)である。
【0042】電源切り換えスイッチ18は図18に例示
されるようにチャージポンプ回路16,17による昇圧
動作停止時に出力を接地電位vssに強制する。電源切
り換えスイッチ19は図19に例示されるようにチャー
ジポンプ回路16,17による昇圧動作停止時に出力を
電源電圧vddに強制する。これにより、チャージポン
プ回路16,17による昇圧動作停止時に電圧変換部
6,7の出力電圧が不安定化するのを抑制する。
【0043】《ビット線切り換え》図20には本発明に
係る半導体集積回路における高電圧出力ドライバとして
のビット線ドライバ1bと出力切り換え回路としての切
り換えシーケンサ2bが例示される。ビット線ドライバ
1bは、回路の接地電圧vssと高電圧発生回路で発生
された正の高電圧vccb(6V)を動作電源とし、p
チャンネル型第1MOSトランジスタM1bとnチャン
ネル型第2MOSトランジスタM2bとの直列回路で構
成され、その直列結合点が出力端子としてビット線BL
の接続される。第1MOSトランジスタM1bのゲート
電極には第1スイッチ信号SS1bが供給され、第2M
OSトランジスタM2bのゲート電極には第2スイッチ
信号SS2bが供給される。
【0044】前記切り換えシーケンサ2bは、回路の接
地電圧vss、電源電圧vdd、高電圧発生回路で発生
された正の高電圧vccb(6V)及び中間電圧vcc
b−vddを動作電源とする。前記切り換えシーケンサ
2bは、電源電圧Vdd(3V)と回路の接地電圧Vs
s(0V)との間で信号変化される切り換え指示信号と
してのビット線線選択信号BLSを入力し、その入力レ
ベルにしたがって前記第1スイッチ信号SS1b及び第
2スイッチ信号SS2bのレベルを決定する。ビット線
選択信号BLSは書込みデータの値にしたがってその論
理値が決定される。例えば、メモリセルの書き込み動作
において、書き込み対象メモリセルのドレイン領域に接
続するビット線BLは、ビット線ドライバ1bを介して
電圧vccbに駆動される。
【0045】切り換えシーケンサ2bは、前記第1MO
SトランジスタM1bと第2MOSトランジスタM2b
の相補的なスイッチ状態を切り換えるとき、オン状態の
一方のトランジスタを先にオフ状態に遷移させてから、
他方のトランジスタをオン状態に遷移させる。したがっ
て、図1の場合と同様に、ブレークダウン最小電圧(BV
ds_min)以上の電源電圧が供給された状態でビット線ド
ライバ1bの出力を切り換えても、ビット線ドライバ1
bにはブレークダウンを生じない。
【0046】《ソース線切り換え》図21には本発明に
係る半導体集積回路における高電圧出力ドライバとして
のソース線ドライバ1sと出力切り換え回路としての切
り換えシーケンサ2sが例示される。ソース線ドライバ
1sは、回路の接地電圧vssと高電圧発生回路で発生
された正の高電圧vccsw(10V)を動作電源と
し、pチャンネル型第1MOSトランジスタM1sとn
チャンネル型第2MOSトランジスタM2sとの直列回
路で構成され、その直列結合点が出力端子としてソース
線SLの接続される。第1MOSトランジスタM1sの
ゲート電極には第1スイッチ信号SS1sが供給され、
第2MOSトランジスタM2sのゲート電極には第2ス
イッチ信号SS2sが供給される。
【0047】前記切り換えシーケンサ2sは、回路の接
地電圧vss、電源電圧vdd、高電圧発生回路で発生
された正の高電圧vccsw(10V)及び中間電圧v
ccsw−vddを動作電源とする。前記切り換えシー
ケンサ2sは、電源電圧Vdd(3V)と回路の接地電
圧Vss(0V)との間で信号変化される切り換え指示
信号としてのソース線選択信号SLSを入力し、その入
力レベルにしたがって前記第1スイッチ信号SS1s及
び第2スイッチ信号SS2sのレベルを決定する。ソー
ス線線選択信号SLSは消去エリアの指定データにした
がってその論理値が決定される。例えば、メモリセルの
消去動作において、消去対象メモリセルのソース領域に
接続するソース線SLは、ソース線ドライバ1sを介し
て電圧vccsw(10V)に駆動される。メモリセル
のコントロールゲートに接続するワード線には例えば3
Vが印加される。
【0048】切り換えシーケンサ2sは、前記第1MO
SトランジスタM1sと第2MOSトランジスタM2s
の相補的なスイッチ状態を切り換えるとき、オン状態の
一方のトランジスタを先にオフ状態に遷移させてから、
他方のトランジスタをオン状態に遷移させる。したがっ
て、図1の場合と同様に、ブレークダウン最小電圧(BV
ds_min)以上の電源電圧vccswが供給された状態で
ソース線ドライバ1sの出力を切り換えても、ソース線
ドライバ1sにはブレークダウンを生じない。
【0049】尚、図21の回路構成は不揮発性メモリセ
ルが形成される半導体領域としてのウェル領域のウェル
電位線のレベルを駆動する為のウェル電位線ドライバ及
びそのための切り換えシーケンサとしても流用可能であ
る。メモリセルの全面一括消去動作においてソース線と
共に、或はソース線の代わりに、ウェル電位線に電圧v
ccswを供給して消去を行う。
【0050】《ベリファイ動作の考慮》図22には書き
込み後のベリファイ動作を考慮したワード線ドライバと
切り換えシーケンサが例示される。図1との相違点は、
前記第1MOSトランジスタM1と第2MOSトランジ
スタM2との直列接続点に接続されたワード線WLにベ
リファイ用ワード線電圧vccv(5V)を供給可能な
pチャンネル型の第3MOSトランジスタM3を設けて
ワード線ドライバ1vを構成する。第3MOSトランジ
スタM3は第3スイッチ信号SS3によりスイッチ制御
される。第3MOSトランジスタM3の基板には前記高
電圧vccx(10V)が印加される。
【0051】切り換えシーケンサ2vは、vccx(1
0V)、vssx+vdd(1V)、vccx−vdd
(7V)、vccv−vth、vssx(−2V)を動
作電源とし、スイッチ制御信号SS1,SS2,SS3
を出力する。vthはMOSトランジスタM3の閾値電
圧の絶対値を意味する。切り換えシーケンサ2vは、ベ
リファイ信号VFS及びディスチャージ信号DCSによ
るベリファイ動作の指示に応答して前記ワード線WLに
接続された前記高電圧出力ドライバ1vの第1MOSト
ランジスタM1及び第2MOSトランジスタM2をカッ
トオフし、且つ、前記第3MOSトランジスタM3から
対応するワード線WLにベリファイ用ワード線電圧vc
cv(5V)を供給する。これによれば、ワード線WL
にベリファイ電圧vccvを供給する場合にも、高電圧
出力ドライバ1vへの高電圧動作電源vccx(10
V)の印加・停止若しくはチャージポンプのような高電
圧発生回路による昇圧動作を停止させなくてもよい。ベ
リファイ動作不要な書き込み消去方式を採用している場
合には図1に例示されるように前記第3MOSトランジ
スタM3は不要である。
【0052】図23には切り換えシーケンサ2vの具体
例が示される。前記切り換えシーケンサ2vは、前記ワ
ード線選択信号WLS、ベリファイ信号VFS及びディ
スチャージ信号DCSを入力して第1タイミング信号S
1、第2タイミング信号S2及び第3タイミング信号S
3を出力するシーケンサ部5vと、前記第1電圧変換部
6及び前記第2電圧変換部7の他に、前記第3タイミン
グ信号S3を入力して前記第3MOSトランジスタM3
の第3スイッチ信号SS3を出力する第3電圧変換部8
を備える。前記第3スイッチ信号SS3は、前記第1M
OSトランジスタM1のソース電圧vccxに対して低
電位側にvccx−vccv+vthの範囲で変化する
信号とされる。第3電圧変換部8は図13と同様の回路
構成を有し、動作電源としてvccx−vddの代わり
にvccv−vthが用いられている。
【0053】図24には前記シーケンサ部5vの一例が
示される。20、21、22は2入力ナンドゲート、2
3は3入力ノアゲートである。
【0054】図25には図24のシーケンサ部5vで生
成されるタイミング信号S1,S2,S3の信号波形が
例示される。タイミング信号S1,S2がハイレベルか
らローレベルにされるとき信号S2の変化が先行され、
オン状態の第2トランジスタM2を先にオフ動作させる
タイミングを生成し、また、タイミング信号S1,S2
がローレベルからハイレベルにされるとき信号S1の変
化が先行され、オン状態の第1トランジスタM1を先に
オフ動作させるタイミングを生成する。ベリファイを行
うときはワード線WLは一旦vssxに一旦ディスチャ
ージされてから、vccv(5V)で駆動される。同図
より明らかなように、電圧vccx(10V)、vcc
v(5V)は途中でレベル変更されることを要しない。
【0055】図26には図25の比較例として、図6に
代表されるような入力を共通化したCMOSインバータ
形態のワード線ドライバを用いてベリファイ時にワード
線をベリファイ用電圧(5V)に駆動する場合の高電圧
電源vccxの状態が例示される。書き込み動作に必要
なワード線電圧は10V、ベリファイ動作に必要なワー
ド線電圧は5Vであり、そのようなワード線電圧を得る
のに、ワード線ドライバの高電圧電源vccxも変化さ
れる。そのような変化に際して、前述のブレークダウン
を生じないように、ワード線切り換え時に高電圧電源v
ccxは一旦3Vに降圧され、その後の充電動作に時間
を要している。
【0056】図27には前記シーケンサ部5vの別の例
が示される。24は3入力ナンドゲート、25は2入力
ノアゲートである。ディスチャージ信号DCSの代わり
に降圧オフ信号OFSが供給される。
【0057】図28には図27のシーケンサ部5vで生
成されるタイミング信号S1,S2,S3の信号波形が
例示される。図25の信号波形との相違点は図25の時
刻ti〜tjで規定されるディスチャージ動作を省くよ
うにしたことである。この場合においても、タイミング
信号S1,S2がハイレベルからローレベルにされると
き信号S2の変化が先行され、オン状態の第2トランジ
スタM2を先にオフ動作させるタイミングを生成し、ま
た、タイミング信号S1,S2がローレベルからハイレ
ベルにされるとき信号S1の変化が先行され、オン状態
の第1トランジスタM1を先にオフ動作させるタイミン
グを生成する。ベリファイを行うときはワード線WLは
vssxへディスチャージされることなくvccv(5
V)に駆動される。同図より明らかなように、高電圧電
源vccx(10V)、vccv(5V)は動作途中で
降圧・昇圧を繰返すことを要しない。
【0058】図29にはベリファイ動作を要しないとき
の書き込み動作フローチャートが例示される。図30に
はベリファイ動作を必要とする書き込み動作フローチャ
ートが例示される。図29及び図30のフローチャート
において、書き込みワード線に書き込み用高電圧を印加
して書き込みを行う処理(Si)を実行した後、書き込
みワード線を変える場合、書き込み電圧に比べて低い電
圧でベリファイ動作を行う場合、高電圧電源の供給ノー
ドそれ自体を放電させることを要しない。従来の場合に
は、書き込み処理(Si)の後に高電圧電源を放電する
処理ステップが介在されることになる。
【0059】《フラッシュメモリ》図31には本発明に
係る半導体集積回路の一例である半導体不揮発性メモリ
の概略的な構成を高電圧ドライバを中心に例示する。メ
モリマット30には前記不揮発性メモリセル(フラッシ
ュメモリセル)MCがマトリクス配置される。同図には
代表的に1個の不揮発性メモリセルMCが図示されてい
る。不揮発性メモリセルMCのコントロールゲートには
ワード線WL、ドレインにはビット線BL、ソースには
ソース線SL、ウェル領域には基板電位供給線PLが接
続される。不揮発性メモリのアクセス動作に応ずるワー
ド線WLの駆動はワード線ドライバ1を介してデコーダ
ドライバ31が行い、ビット線BLの駆動はビット線ド
ライバ1bを介してビット線高電圧印加回路32が行
い、ソース線及び基板電位供給線PLの駆動はソース線
ドライバ1s及び基板電位供給線ドライバ1pを介して
ソース・ウェル高電圧印加回路33が行う。夫々のドラ
イバの動作電源は電源回路34から供給される。メモリ
セルMCからビット線BLに読み出されるデータは、Y
スイッチYSW、センスラッチSAL、出力バッファO
BFを介してデータバスDATに供給される。データ読
み出し動作のタイミングは図32に例示される。
【0060】データバスDATから供給される書込みデ
ータや消去ブロック指定データは入力バッファIBFを
介して制御回路35に与えられる。制御回路35はクロ
ック信号CLKに同期して内部を制御する。例えば制御
回路35は書込みデータにしたがってビット線ドライバ
1bによるビット線の駆動等を制御する。また、制御回
路35は消去ブロック指定データにしたがってソース線
ドライバ1sや基板電位供給線ドライバ1pによるソー
ス線及び基板電位供給線の駆動等を制御する。ワード線
ドライバ1によるワード線駆動はアドレスバスADRか
ら供給されるアドレス信号等に基づいて制御される。
【0061】図33には本発明に係る半導体集積回路の
一例である不揮発性メモリとしてのフラッシュメモリを
全体的な構成を中心に示す。
【0062】同図に示されるフラッシュメモリ39は、
前記不揮発性メモリセルMCがマトリクス配置されたメ
モリアレイ40と、外部からのアクセス指示に応答して
不揮発性メモリセルMCに対するリード動作、消去動
作、書き込み動作を制御するメモリ制御回路とから成
る。この例では、メモリアレイ40以外の回路部分は全
てメモリ制御回路として位置付けられる。
【0063】前記メモリアレイ40は、メモリマット、
データラッチ回路及びセンスラッチ回路を有する。この
メモリマットは前記メモリセルMCに代表される電気的
に消去及び書き込み可能な前記不揮発性メモリセルを多
数有する。不揮発性メモリセルの前記コントロールゲー
トは対応するワード線41に、ドレインは対応するビッ
ト線42に、ソースは図示を省略するソース線に接続さ
れる。前記不揮発性メモリセルMCは、データ読み出し
のためのワード線電圧(コントロールゲート印加電圧)
に対する閾値電圧の高低に応じた情報を記憶することに
なる。特に制限されないが、本明細書においてメモリセ
ルトランジスタの閾値電圧が低い状態を消去状態、高い
状態を書き込み状態と称する。尚、書き込みと消去の定
義は相対的な概念であるから上記とは逆に定義すること
も可能である。
【0064】フラッシュメモリ39の外部入出力端子I
/O0〜I/O7は、アドレス入力端子、データ入力端
子、データ出力端子、コマンド入力端子に兼用される。
外部入出力端子I/O0〜I/O7から入力されたXア
ドレス信号はマルチプレクサ44を介してXアドレスバ
ッファ45に供給される。Xアドレスデコーダ46はX
アドレスバッファ45から出力される内部相補アドレス
信号をデコードしてワード線41を駆動する。
【0065】前記ビット線42の一端側には、センスラ
ッチ回路が設けられ、他端にはデータラッチ回路が設け
られている。ビット線42はYアドレスデコーダ47か
ら出力される選択信号に基づいてYスイッチアレイ48
で選択される。外部入出力端子I/O0〜I/O7から
入力されたYアドレス信号はYアドレスカウンタ49に
プリセットされ、プリセット値を起点に順次インクリメ
ントされたアドレス信号が前記Yアドレスデコーダ47
に与えられる。
【0066】Yスイッチアレイ48で選択されたビット
線は、データ出力動作時には出力バッファ50の入力端
子に導通され、データ入力動作時には入力バッファ51
を介してデータ制御回路52の出力端子に導通される。
出力バッファ50、入力バッファ51と前記入出力端子
I/O0〜7との接続は前記マルチプレクサ44で制御
される。入出力端子I/O0〜I/O7から供給される
コマンドはマルチプレクサ104及び入力バッファ11
1を介してモード制御回路53に与えられる。
【0067】制御信号バッファ回路55はアクセス制御
信号として、チップイネーブル信号/CE、出力イネー
ブル信号/OE、書き込みイネーブル信号/WE、シリ
アルクロック信号SC、リセット信号/RES及びコマ
ンドイネーブル信号/CDEを入力する。信号名の直前
に記付された記号/は当該信号がロー・イネーブルであ
ることを意味する。モード制御回路53は、それら信号
の状態に応じてマルチプレクサ44を介する外部との信
号インタフェース機能などを制御する。入出力端子I/
O0〜I/O7からのコマンド入力は前記コマンドイネ
ーブル/CDEに同期される。データ入力はシリアルク
ロックSCに同期される。アドレス情報の入力はライト
イネーブル信号/WEに同期される。モード制御部53
は、コマンドコードにより消去又は書込み動作の開始が
指示されると、その期間、消去や書込み動作中を示すレ
ディー・ビジー信号R/Bをアサートして外部に出力す
る。
【0068】内部電源回路(内部電圧発生回路)56
は、書込み、消去、ベリファイ、読み出しなどのための
各種内部電圧とされる動作電源57を生成して、前記X
アドレスデコーダ46及びメモリセルアレイ40等に供
給する。
【0069】前記モード制御回路53は、入力コマンド
に従ってフラッシュメモリを全体的に制御する。フラッ
シュメモリ39の動作は、基本的にコマンドによって決
定される。フラッシュメモリ39のコマンドには、読み
出し、消去、書込み等の各コマンドがある。例えば読み
出しコマンドは、読み出しコマンドコード、読み出しX
アドレス、及び必要なYアドレスを含む。書込みコマン
ドは、書込みコマンドコード、Xアドレス、必要なYア
ドレス、及び書込みデータを含む。
【0070】フラッシュメモリ39はその内部状態を示
すためにステータスレジスタ58を有し、その内容は、
信号/OEをアサートすることによって入出力端子I/
O0〜I/O7から読み出し可能にされる。
【0071】フラッシュメモリ39は、上記説明した高
圧動作電源vccx、vssx等の昇圧ノードを降圧し
たりすることなく書き込みワード線の切り換えを行う。
したがって、フラッシュメモリ39によれば、MOSト
ランジスタのブレークダウン防止、書き込み動作の高速
化、及び低消費電力を実現することができる。
【0072】前記メモリアレイ40にけるメモリセルM
Cの配置は、図34のNOR形態、図35のDi−NO
R形態、図36のNAD形態、又は図37のAND形態
とすることが可能である。図35、図36、図37は分
割ビット線方式を採用し、メモリセルMCはブロック毎
に選択MOSトランジスタMSを介してビット線BLに
接続可能にされ、ビット線BLの寄生容量低減を図って
いる。
【0073】メモリセルMCは図38に例示されるよう
に1個のトランジスタで2値の情報即ち1ビットの情報
を記憶する記憶形式、或は図39に例示されるように1
個のトランジスタで4値の情報即ち2ビットの情報を記
憶する記憶形式を採用することが可能である。4値以上
の情報を記憶を行ってもよい。4値の情報を記憶する場
合には図39に例示されるように4種類の閾値電圧の何
れかのしきいち電圧を選択して情報記憶を行えばよい。
このときの読み出し動作ではワード線選択レベルを順次
代えればよい。特に図示はしないがゲート絶縁膜に窒化
シリコン膜などに絶縁性電荷トラップ膜を用い、ソース
・ドレイン電極の位置を入換えてドレイン端毎に2値デ
ータを記憶させてもよい。また、メモリセルMCは図4
0に例示されるように選択トランジスタとメモリセルト
ランジスタとを直列接続して構成してもよい。選択トラ
ンジスタを用いる場合には、書き込み・消去ベリファイ
を行わなくても殆ど支障はない。
【0074】《マイクロコンピュータ》図41には本発
明にかかる半導体集積回路の別の例として前記不揮発性
メモリをオンチップで備えたマイクロコンピュータ60
が例示される。同図においてメモリモジュール61が図
31や図33に基づいて説明した不揮発性メモリの構成
を備えている。このメモリモジュール61は、内部バス
62を介してCPU(中央処理装置)63やDMAC
(ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ)64
によりアクセス制御される。内部バス62にはその他
に、タイマ65、RAM66、PLL67、ポート6
8,69が接続される。外部とのインタフェースはポー
ト68,69を介して行われる。メモリモジュール61
はCPU63のプログラムやデータの格納に利用され
る。CPU63はリセット信号RESがネゲートされる
とプログラム領域のリセットベクタをフェッチし、その
ベクタで示されるアドレスから命令をフェッチして実行
する。マイクロコンピュータ60はクロック端子XTA
L,EXTALに結合された図示を省略する発振子を用
いて生成されるクロック信号に同期動作される。
【0075】《メモリカード》図42には前記フラッシ
ュメモリを用いたコンピュータシステムが例示される。
同図に示されるコンピュータシステムは、システムバス
70を介して相互に接続されたホストCPU71と、入
出力装置72、RAM73、メモリカード74を備え
る。
【0076】前記メモリカード74は、特に制限されな
いが、システムバスインタフェース回路75、メモリコ
ントローラ76、及び複数個のフラッシュメモリ39が
カード基板に実装されて成る。
【0077】前記システムバスインターフェイス回路7
5は、特に制限されないが、ATA(AT Attachment)
システムバスなどの標準バスインターフェイスを可能と
する。システムバスインターフェイス回路75に接続さ
れたメモリコントローラ76は、システムバス70に接
続されたホストCPU71や入出力装置72のホストシ
ステムからのアクセスコマンド及びデータを受け付け
る。
【0078】例えば、前記アクセスコマンドがリード命
令の場合、メモリコントローラ76は複数のフラッシュ
メモリ39の必要な一つ又は複数個をアクセスして読み
出しデータをホストCPU71又はホストシステムへ転
送する。前記アクセスコマンドがライト命令の場合、メ
モリコントローラ76は複数のフラッシュメモリ39の
必要な一つ又は複数個をアクセスしてホストCPU71
又はホストシステムからの書き込みデータをその内部に
格納する。この格納動作は、フラッシュメモリの必要な
ブロックやセクターやメモリセルへの書き込み動作と書
き込みベリファイ動作とを含んでいる。前記アクセスコ
マンドが消去命令の場合、メモリコントローラ76は複
数のフラッシュメモリ39の必要な一つ又は複数個をア
クセスして、その内部に記憶されるデータを消去する。
この消去動作は、フラッシュメモリ39の必要なブロッ
ク、セクター又はメモリセルへの消去動作と消去ベリフ
ァイ動作とを含んでいる。
【0079】長期間に記憶されるデータはこのフラッシ
ュメモリ39に記憶される一方、ホストCPU71によ
って処理されて頻繁に変更されるデータは揮発性メモリ
としての前記RAM73に格納されて利用される。
【0080】前記メモリカード74は、特に制限されな
いが、ハードデイスク記憶装置の互換用途とされ、多数
のフラッシュメモリ39により数十ギガバイトの大容量
記憶を実現している。
【0081】前記メモリカード74は厚さの比較的薄い
メモリカードに限定されるものではなく、厚さが比較的
厚い場合であっても、ホストバスシステムとのインター
フェイスとホストシステムのコマンドを解析してフラッ
シュ不揮発性メモリを制御することが可能なインテリジ
ェントなコントローラとを含むどのような不揮発性記憶
装置として実現できることは言うまでもない。
【0082】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
【0083】例えば、上記の説明では高電圧出力ドライ
バによる高電圧印加対象をフラッシュメモリセルのよう
な電気的に消去及び書き込み可能なメモリセルとした。
本発明はそれに限定されず、図43に例示されるよう
に、選択トランジスタと蓄積容量を有するダイナミック
型メモリセルの読み出しワード線に対する選択レベルへ
の駆動に前記高電圧出力ドライバ及び出力切り換え回路
を適用することができる。或は図43に例示される電気
的に書き換え可能な不揮発性メモリとしての強誘電体メ
モリに対する高電圧書き込みワード線レベル及びビット
線レベルの供給、或はドットマトリクス型液晶ディスプ
レイにおける表示セルの信号電極を駆動するビット線駆
動レベルの供給に、前記高電圧出力ドライバ及び出力切
り換え回路を適用することができる。
【0084】高電圧発生回路はチャージポンプ回路と抵
抗分圧回路を用いる構成に限定されず、高電圧毎に独立
のチャージポンプ回路で発生させてもよい。また、昇圧
電圧をクランプ回路などでクランプしてもよい。また、
チャージポンプ回路は4相クロック同期型回路で構成し
てもよい。
【0085】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0086】本発明に係る半導体集積回路は、高電圧出
力ドライバを構成する第1MOSトランジスタと第2M
OSトランジスタの相補的なスイッチ状態を切り換える
とき、オン状態の一方のトランジスタを先にオフ状態に
遷移させてから、他方のトランジスタをオン状態に遷移
させる。要するに、オン状態のトランジスタ(Vds=
0Vのトランジスタ)を先にオフ状態とし、その後で、
Vdsに高電圧がかかっているMOSトランジスタをオ
ン動作させる。したがって、当該MOSトランジスタが
オン動作するときVdsがブレークダウン最小電圧(BV
ds_min)を超えても貫通電流経路が既に断たれているの
で高電圧出力ドライバにはブレークダウンを生じない。
これにより、ブレークダウン最小電圧(BVds_min)以上
の電源電圧が供給された状態で高電圧出力ドライバの出
力を切り換えることができる。
【0087】具体的な態様として、前記回路セルを電気
的に消去及び書込み可能な不揮発性メモリセルとした場
合には、そのような不揮発性メモリセルに対する書き込
みや消去において高電圧で駆動するワード線を切り換え
たり、高電圧で駆動するソース線を切り換えたりすると
き、高電圧出力ドライバの動作電源電圧をブレークダウ
ン最小電圧(BVds_min)まで下げる必要がないので、書
き込み用の高電圧を生成する昇圧回路の昇圧出力ノード
の昇圧及び放電を繰返すことを要せず、電力の無駄を防
止でき、書き込み動作の高速化を実現することができ
る。
【0088】前記第1MOSトランジスタのゲートに供
給される第1スイッチ信号を、当該第1MOSトランジ
スタのソース電圧に対して低電位側に第1の電位差の範
囲で変化する信号とし、前記第1の電位差を出力切り換
え回路におけるpチャンネル型MOSトランジスタのド
レイン・ソース間最小ブレークダウン電圧よりも小さい
電圧とする。同様に、前記第2MOSトランジスタのゲ
ートに供給される前記第2スイッチ信号を、当該第2M
OSトランジスタのソース電圧に対して高電位側に第2
の電位差の範囲で変化する信号とし、前記第2の電位差
を出力切り換え回路におけるnチャンネル型MOSトラ
ンジスタのドレイン・ソース間最小ブレークダウン電圧
よりも小さい電圧とする。これにより、出力切り換え回
路においてもMOSトランジスタのドレイン・ソース間
でブレークダウンを生じない。
【0089】本発明を、半導体不揮発性メモリと、メモ
リカード、マイクロコンピュータなどに適用することに
より、フラッシュメモリセルのような不揮発性メモリセ
ルに対する書き込み動作サイクル時間を短縮することが
できると共に、ブレークダウンによる無駄な電力消費も
生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体集積回路における高電圧出
力ドライバとしてのワード線ドライバと出力切り換え回
路としての切り換えシーケンサを例示する説明図であ
る。
【図2】ワード線ドライバによりワード線非選択状態か
ら選択状態へ変化させるときの信号波形を例示するタイ
ミングチャートである。
【図3】ワード線ドライバによりワード線選択状態から
非選択状態へ変化させるときの信号波形を例示するタイ
ミングチャートである。
【図4】図1のワード線ドライバと比較例に係るワード
線ドライバとを示す回路図である。
【図5】ブレークダウン最小電圧(BVds_min)が無限大
の理想状態(1)、ブレークダウン最小電圧(BVds_mi
n)が有限の現実状態(2)、切り換えシーケンサを利
用する対策状態(3)の夫々におけるIds―Vds特
性を示す説明図である。
【図6】従来のワード線ドライバをレベルシフタと共に
用いる比較回路例を示す回路図である。
【図7】レベルシフタの一例を示す回路図である。
【図8】書き込み選択ワード線の切り換え時にブレーク
ダウンの虞を回避するためにチャージポンプ回路などに
よる高電圧電源を放電させて電源を低下させた後でワー
ド線を切り換える動作タイミングを示すタイミングチャ
ートである。
【図9】図1の本発明の場合において高電圧電源が印加
されたままの状態でワード線を切り換えるときのワード
線電位波形等を示す説明図である。
【図10】切り換えシーケンサの一例を示すブロック図
である。
【図11】シーケンサ部の一例を示すブロック図であ
る。
【図12】図11のシーケンサ部で生成されるタイミン
グ信号S1,S2の信号波形図である。
【図13】第1電圧変換部の一例を示す回路図である。
【図14】第2電圧変換部の一例を示す回路図である。
【図15】高電圧発生回路を例示する回路図である。
【図16】正電圧チャージポンプ回路を例示する回路図
である。
【図17】負電圧チャージポンプ回路を例示する回路図
である。
【図18】前記第1電圧変換部のスタティックラッチに
供給される低電位側電源のための電源切り換えスイッチ
を例示する回路図である。
【図19】前記第2電圧変換部のスタティックラッチに
供給される高電位側電源のための電源切り換えスイッチ
を例示する回路図である。
【図20】本発明に係る半導体集積回路における高電圧
出力ドライバとしてのビット線ドライバと出力切り換え
回路としての切り換えシーケンサとを例示するブロック
図である。
【図21】本発明に係る半導体集積回路における高電圧
出力ドライバとしてのソース線ドライバ又はウェルドラ
イバと出力切り換え回路としての切り換えシーケンサと
を例示するブロック図である。
【図22】書き込み後のベリファイ動作を考慮したワー
ド線ドライバと切り換えシーケンサを例示したブロック
図である。
【図23】切り換えシーケンサの具体例を示すブロック
図である。
【図24】図23のシーケンサ部の一例を示す論理回路
図である。
【図25】図24のシーケンサ部で生成されるタイミン
グ信号S1,S2,S3の信号波形図である。
【図26】図25の比較例として図6に代表されるよう
な入力を共通化したCMOSインバータ形態のワード線
ドライバを用いてベリファイ時にワード線をベリファイ
用電圧(5V)に駆動する場合の高電圧電源vccxの
状態を示した波形図である。
【図27】図23のシーケンサ部の別の例を示す論理回
路図である。
【図28】図27のシーケンサ部で生成されるタイミン
グ信号S1,S2,S3の信号波形図である。
【図29】ベリファイ動作を要しないときの書き込み動
作を例示するフローチャートである。
【図30】ベリファイ動作を必要とする書き込み動作を
例示するフローチャートである。
【図31】本発明に係る半導体集積回路の一例である不
揮発性メモリの概略的な構成を高電圧ドライバを中心に
例示するブロック図である。
【図32】図31の不揮発性メモリにおけるデータ読み
出し動作を例示するタイミングチャートである。
【図33】本発明に係る半導体集積回路の一例である不
揮発性メモリを全体的な構成を中心に示すブロック図で
ある。
【図34】メモリアレイにけるNOR形態のメモリセル
配置を例示する回路図である。
【図35】メモリアレイにけるDi−NOR形態のメモ
リセル配置を例示する回路図である。
【図36】メモリアレイNAND形態のメモリセル配置
を例示する回路図である。
【図37】メモリアレイにけるAND形態のメモリセル
配置を例示する回路図である。
【図38】1個のトランジスタで2値の情報即ち1ビッ
トの情報を記憶する記憶形式を採用したメモリセルの説
明図である。
【図39】1個のトランジスタで4値の情報即ち2ビッ
トの情報を記憶する記憶形式を採用したメモリセルの説
明図である。
【図40】選択トランジスタとメモリセルトランジスタ
とを直列接続してたメモリセルの説明図である。
【図41】本発明にかかる半導体集積回路の別の例とし
て不揮発性メモリをオンチップで備えたマイクロコンピ
ュータを例示するブロック図である。
【図42】フラッシュメモリを用いたコンピュータシス
テムを例示するブロック図である。
【図43】高電圧出力ドライバによる高電圧印加対象と
して、DRAMセル、FRAMセル、液晶表示セルを例
示する説明図である。
【符号の説明】
1 ワード線ドライバ 1b ビット線ドライバ 1s ソース線ドライバ 1v ベリファイ動作考慮型のワード線ドライバ M1 pチャンネル型第1MOSトランジスタ M2 nチャンネル型第2MOSトランジスタ SS1,SS1b,SS1s 第1スイッチ信号 SS2,SS2b,SS2s 第2スイッチ信号 SS3 第3スイッチ信号 2,2b,2s,2v 切り換えシーケンサ vccx、vssx 高電圧電源 WL ワード線 WLS ワード線選択信号 BL ビット線 BLS ビット線選択信号 SL ソース線 SLS ソース線選信号 VFS ベリファイ信号 DSC ディスチャージ信号 5、5v シーケンサ部 6 第1電圧変換部 7 第2電圧変換部 S1 第1タイミング信号 S2 第2タイミング信号 STL1 第1スタティックラッチ IV1,IV2 インバータ STL2 第2スタティックラッチ IV5,IV6 インバータ CC1,CC2,CC3,CC4 カップリング容量 16,17 チャージポンプ回路 39 不揮発メモリ 40メモリマット MC メモリセル 60 マイクロコンピュータ 61 メモリモジュール 62 バス 63 CPU 74 メモリカード 75 システムバスインタフェース 76 メモリコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 17/00 634F 635 632D 633E G06K 19/00 N (72)発明者 藤戸 正道 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 中村 悠子 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 鈴川 一文 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 田中 利広 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 品川 裕 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 Fターム(参考) 5B025 AA03 AB01 AC01 AD03 AD04 AD05 AD08 AD10 AD15 AE05 AE06 AE08 5B035 AA02 AA05 AA11 BB09 CA11 CA31 CA35 5B062 CC01 5M024 AA04 AA45 AA96 BB08 BB27 BB29 BB35 BB36 CC23 CC26 CC70 DD90 FF03 FF20 GG01 HH01 PP01 PP02 PP03 PP07 PP09 PP10

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧の印加により選択的に所定動作可
    能な複数の回路セルがマトリクス配置されたセルアレイ
    と、前記複数の回路セルに高電圧を供給するための複数
    の信号線と、前記信号線毎に設けられた高電圧出力ドラ
    イバと、前記高電圧出力ドライバの出力切り換え回路
    と、前記高電圧出力ドライバに高電圧動作電源を供給す
    る高電圧発生回路と、を含み、 前記高電圧出力ドライバは、前記高電圧の電流経路に、
    直列接続点を出力端子とする第1MOSトランジスタと
    第2MOSトランジスタとの直列回路を有し、 前記出力切り換え回路は、切り換え指示信号に応答して
    前記第1MOSトランジスタと第2MOSトランジスタ
    の相補的なスイッチ状態を切り換えるとき、オン状態の
    一方のトランジスタを先にオフ状態に遷移させてから、
    他方のトランジスタをオン状態に遷移させる、ものであ
    ることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 前記回路セルは電気的に消去及び書込み
    可能な不揮発性メモリセルであり、前記複数の信号線と
    してワード線を含み、前記ワード線に接続された前記高
    電圧出力ドライバの前記出力切り換え回路は、前記切り
    換え指示信号としてワード線選択信号が供給されること
    を特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記第1MOSトランジスタと第2MO
    Sトランジスタとの直列接続点に接続されたワード線に
    ベリファイ用ワード線電圧を供給可能な第3MOSトラ
    ンジスタを設け、 前記ワード線に接続された前記高電圧出力ドライバの前
    記出力切り換え回路は、ベリファイ動作の指示に応答し
    て前記ワード線に接続された前記高電圧出力ドライバの
    第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタを
    カットオフし、且つ、前記第3MOSトランジスタから
    対応するワード線にベリファイ用ワード線電圧を供給す
    るものであることを特徴とする請求項2記載の半導体集
    積回路。
  4. 【請求項4】 前記複数の信号線としてビット線を含
    み、前記ビット線に接続された前記高電圧出力ドライバ
    の前記出力切り換え回路は、前記切り換え指示信号とし
    て書き込みデータが供給されることを特徴とする請求項
    2又は3記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 前記複数の信号線としてソース線を含
    み、前記ソース線に接続された前記高電圧出力ドライバ
    の前記出力切り換え回路は、前記切り換え指示信号とし
    てソース線選択信号が供給されることを特徴とする請求
    項4記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 前記複数の信号線として前記不揮発性メ
    モリセルのチャネルが形成される半導体領域に基板電位
    を供給するための基板電位供給線を含み、前記基板電位
    供給線に接続された前記高電圧出力ドライバの前記出力
    切り換え回路は、前記切り換え指示信号として基板電位
    選択信号が供給されることを特徴とする請求項4記載の
    半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 前記不揮発性メモリセルから読み出され
    た記憶情報を入力し、又は前記不揮発性メモリセルへ書
    き込む情報を出力するCPUを更に有して成るものであ
    ることを特徴とする請求項5又は6記載の半導体集積回
    路。
  8. 【請求項8】 前記回路セルはダイナミック型メモリセ
    ルであり、前記複数の信号線としてワード線を含み、前
    記ワード線に接続された前記高電圧出力ドライバの前記
    出力切り換え回路は、前記第1MOSトランジスタと第
    2MOSトランジスタの相補的なスイッチ状態の切り換
    えを指示するためのワード線選択信号が供給されること
    を特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 前記第1MOSトランジスタはpチャン
    ネル型、前記第2トランジスタはnチャネル型であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  10. 【請求項10】 前記出力切り換え回路は、前記切り換
    え指示信号を入力して第1タイミング信号及び第2タイ
    ミング信号を出力するシーケンサ部と、前記第1タイミ
    ング信号を入力して前記第1MOSトランジスタの第1
    スイッチ信号を出力する第1電圧変換部と、前記第2タ
    イミング信号を入力して前記第2MOSトランジスタの
    第2スイッチ信号を出力する第2電圧変換部とから成
    り、 前記第1スイッチ信号は、前記第1MOSトランジスタ
    のソース電圧に対して低電位側に第1の電位差の範囲で
    変化する信号とされ、前記第1の電位差は出力切り換え
    回路におけるpチャンネル型MOSトランジスタのドレ
    イン・ソース間最小ブレークダウン電圧よりも小さい電
    圧とされ、 前記第2スイッチ信号は、前記第2MOSトランジスタ
    のソース電圧に対して高電位側に第2の電位差の範囲で
    変化する信号とされ、前記第2の電位差は出力切り換え
    回路におけるnチャンネル型MOSトランジスタのドレ
    イン・ソース間最小ブレークダウン電圧よりも小さい電
    圧とされる、ものであることを特徴とする請求項9記載
    の半導体集積回路。
  11. 【請求項11】 前記第1タイミング信号及び第2タイ
    ミング信号は前記シーケンサ部の接地電圧と第1電源電
    圧との間で変化され、 前記第1の電位差と第2の電位差は、前記シーケンサ部
    の接地電圧に対する第1電源電圧の電位差に等しいこと
    を特徴とする請求項10記載の半導体集積回路。
  12. 【請求項12】 前記第1電圧変換部は、前記第1MO
    Sトランジスタのソース電圧とそれよりも前記第1電源
    電圧分低い電圧とを動作電源とする複数のインバータ回
    路を逆並列接続したスタティックラッチ回路と、前記ス
    タティックラッチ回路の一方の入出力ノードに一方の容
    量電極が結合された第1カップリング容量と、前記スタ
    ティックラッチ回路の他方の入出力ノードに一方の容量
    電極が結合された第2カップリング容量とを有し、前記
    第1カップリング容量の他方の容量電極と第2カップリ
    ング容量の他方の容量電極に第1タイミング信号に基づ
    いて形成された相補信号が与えられて、前記スタティッ
    クラッチ回路のラッチ情報を前記第1スイッチ信号とし
    て出力し、 前記第2出力切り換え部は、前記第2MOSトランジス
    タのソース電圧とそれよりも前記第1電源電圧分高い電
    圧とを動作電源とする複数のインバータ回路を逆並列接
    続したスタティックラッチ回路と、前記スタティックラ
    ッチ回路の一方の入出力ノードに一方の容量電極が結合
    された第3カップリング容量と、前記スタティックラッ
    チ回路の他方の入出力ノードに一方の容量電極が結合さ
    れた第4カップリング容量とを有し、前記第3カップリ
    ング容量の他方の容量電極と第4カップリング容量の他
    方の容量電極に第2タイミング信号に基づいて形成され
    た相補信号が与えられて、前記スタティックラッチ回路
    のラッチ情報を前記第2スイッチ信号として出力する、
    ものであることを特徴とする請求項11記載の半導体集
    積回路。
  13. 【請求項13】 高電圧の印加により選択的に消去及び
    書き込み動作可能な複数の不揮発性メモリセルがマトリ
    クス配置されたメモリセルアレイと、前記複数の不揮発
    性メモリセルに高電圧を供給するための複数の信号線
    と、前記信号線毎に設けられた高電圧出力ドライバと、
    前記高電圧出力ドライバの出力切り換え回路と、前記高
    電圧出力ドライバに高電圧動作電源を供給する高電圧発
    生回路と、を半導体チップに含んで成る半導体不揮発性
    メモリであって、 前記高電圧出力ドライバは、前記高電圧の電流経路に、
    直列接続点を出力端子とする第1MOSトランジスタと
    第2MOSトランジスタとの直列回路を有し、前記出力
    切り換え回路は、切り換え指示信号に応答して前記第1
    MOSトランジスタと第2MOSトランジスタの相補的
    なスイッチ状態を切り換えるとき、オン状態の一方のト
    ランジスタを先にオフ状態に遷移させてから、他方のト
    ランジスタをオン状態に遷移させる、ものであることを
    特徴とする半導体不揮発性メモリ。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の半導体不揮発性メモ
    リと、外部とコマンド及びデータの入出力を行う外部イ
    ンタフェース回路と、前記外部インタフェース回路を介
    して供給されるコマンドに応答して前記半導体不揮発性
    メモリのアクセス制御を行うメモリコントローラと、を
    カード基板に備えて成るものであることを特徴とするメ
    モリカード。
  15. 【請求項15】 高電圧の印加により選択的に消去及び
    書き込み動作可能な複数の不揮発性メモリセルがマトリ
    クス配置されたメモリセルアレイと、前記複数の不揮発
    性メモリセルに高電圧を供給するための複数の信号線
    と、前記信号線毎に設けられた高電圧出力ドライバと、
    前記高電圧出力ドライバの出力切り換え回路と、前記高
    電圧出力ドライバに高電圧動作電源を供給する高電圧発
    生回路と、から成る不揮発性メモリと、 前記不揮発性メモリをアクセス可能なCPUと、 前記不揮発性メモリと前記CPUを接続するバスと、を
    半導体チップに含んで成るマイクロコンピュータであっ
    て、 前記高電圧出力ドライバは、前記高電圧の電流経路に、
    直列接続点を出力端子とする第1MOSトランジスタと
    第2MOSトランジスタとの直列回路を有し、 前記出力切り換え回路は、切り換え指示信号に応答して
    前記第1MOSトランジスタと第2MOSトランジスタ
    の相補的なスイッチ状態を切り換えるとき、オン状態の
    一方のトランジスタを先にオフ状態に遷移させてから、
    他方のトランジスタをオン状態に遷移させる、ものであ
    ることを特徴とするマイクロコンピュータ。
  16. 【請求項16】 高電圧発生回路と、前記高電圧発生回
    路から供給される高電圧を動作電源とする高電圧出力ド
    ライバと、前記高電圧出力ドライバの出力状態を切り換
    える切り換え回路とを含み、 前記高電圧出力ドライバは、前記高電圧の電流経路に、
    直列接続点を出力端子とする第1MOSトランジスタと
    第2MOSトランジスタとの直列回路を有し、 前記切り換え回路は、前記第1MOSトランジスタと第
    2MOSトランジスタの相補的なスイッチ状態を切り換
    えるとき、オン状態の一方のトランジスタを先にオフ状
    態に遷移させてから、他方のトランジスタをオン状態に
    遷移させる、ものであることを特徴とする半導体集積回
    路。
  17. 【請求項17】 回路の接地電圧、第1の電源電圧、及
    び第1の電源電圧よりもレベルの高い第2の電源電圧を
    動作電源とする電圧変換回路であって、 前記第2の電源電圧と前記第2の電源電圧よりも第1の
    電源電圧分低い電圧とを動作電源とする複数のインバー
    タ回路を逆並列接続したスタティックラッチ回路と、 前記スタティックラッチ回路の一方の入出力ノードに一
    方の容量電極が結合された第1カップリング容量と、 前記スタティックラッチ回路の他方の入出力ノードに一
    方の容量電極が結合された第2カップリング容量と、 前記接地電圧と第1の電源電圧とを動作電源とし前記第
    1カップリング容量の他方の容量電極と前記第2カップ
    リング容量の他方の容量電極との間に接続されたインバ
    ータとを有し、 前記接地電圧と第1の電源電圧との間で変化され前記イ
    ンバータに入力された信号を、前記第2の電源電圧と当
    該第2の電源電圧よりも第1の電源電圧分低い電圧との
    間で変化される信号として、前記スタティックラッチ回
    路の入出力ノードから取り出し可能であることを特徴と
    する電圧変換回路。
  18. 【請求項18】 回路の接地電圧、第1の電源電圧、及
    び前記回路の接地電圧よりもレベルの低い第3の電源電
    圧を動作電源とする電圧変換回路であって、 前記第3の電源電圧と前記第3の電源電圧よりも第1の
    電源電圧分高い電圧とを動作電源とする複数のインバー
    タ回路を逆並列接続したスタティックラッチ回路と、 前記スタティックラッチ回路の一方の入出力ノードに一
    方の容量電極が結合された第1カップリング容量と、 前記スタティックラッチ回路の他方の入出力ノードに一
    方の容量電極が結合された第2カップリング容量と、 前記接地電圧と第1の電源電圧とを動作電源とし前記第
    1カップリング容量の他方の容量電極と前記第2カップ
    リング容量の他方の容量電極との間に接続されたインバ
    ータとを有し、 前記接地電圧と第1の電源電圧との間で変化され前記イ
    ンバータに入力された信号を、前記第3の電源電圧と当
    該第3の電源電圧よりも第1の電源電圧分高い電圧との
    間で変化される信号として、前記スタティックラッチ回
    路の入出力ノードから取り出し可能であることを特徴と
    する電圧変換回路。
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