JPH11176180A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH11176180A
JPH11176180A JP33889097A JP33889097A JPH11176180A JP H11176180 A JPH11176180 A JP H11176180A JP 33889097 A JP33889097 A JP 33889097A JP 33889097 A JP33889097 A JP 33889097A JP H11176180 A JPH11176180 A JP H11176180A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decoder
voltage
mos transistor
channel mos
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33889097A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Harada
敏典 原田
Shiyouji Kubono
昌次 久保埜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi ULSI Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP33889097A priority Critical patent/JPH11176180A/ja
Publication of JPH11176180A publication Critical patent/JPH11176180A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デコーダのレイアウト面積の低減を図ること
にある。 【解決手段】 122−1〜122−mは第1デコー
ダ、123−1〜123−mは第2デコーダである。個
々の第1デコーダにおけるウェル領域を、他の第1デコ
ーダにおけるウェル領域から独立させることで、高電圧
が印加される場合に、ウェル領域に供給される電圧を選
択的に切り換えることができ、それにより、ソース電極
側の耐圧化が不要とされ、そのようなトランジスタを使
う第1デコーダのチップ占有面積の低減を図ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置、
さらにはそれに含まれるデコーダの改良技術に関し、例
えばフラッシュメモリに適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平2−289997号には一括消去
型EEPROM(エレクトリカル・イレーザブル・アン
ド・プログラマブル・リード・オンリ・メモリ)につい
て記載されている。この一括消去型EEPROMは、本
明細書におけるフラッシュメモリと同意義に把握するこ
とができる。フラッシュメモリは、電気的な消去・書き
込みによって情報を書き換え可能であって、EPROM
(エレクトリカル・プログラマブル・リード・オンリ・
メモリ)と同様に、そのメモリセルを1個のトランジス
タで構成することができ、メモリセルの全てを一括し
て、またはメモリセルのブロックを一括して電気的に消
去する機能を持つ。したがって、フラッシュメモリは、
システムに実装された状態でそれの記憶情報を書き換え
ることができると共に、その一括消去機能により書き換
え時間の短縮を図ることができ、さらに、チップ占有面
積の低減にも寄与する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ローアドレス(X系ア
ドレス)をデコードしてワード線選択のための信号を形
成するX系デコーダとして、メインデコーダ、ブロック
デコーダ、サブデコーダの3段階デコード方式を採用す
ることは、メインデコーダ、サブデコーダの2段階デコ
ード方式よりもチップレイアウト面積の縮小化を実現す
ることができる。ここで、上記3段階デコード方式の場
合、ブロックデコーダ、及びサブデコーダのN−wel
l(ウェル)、DP−wellは全てのブロックで共通
とされる。
【0004】しかしながら、ワード線電圧(書き込みバ
イアス電圧、消去バイアス電圧)が高電圧になるため、
X系デコーダ回路のMOSトランジスタを高耐圧用のオ
フセットMOSトランジスタにする必要がある。しかし
ながら、高耐圧用のオフセットMOSトランジスタを採
用すると、デコーダのレイアウト面積が増大してしま
う。
【0005】また、次の理由により同一ワード線のワー
ド電圧切り換えに時間がかかることが本発明者によって
見いだされた。
【0006】すなわち、メインデコーダの中で正の高電
圧/正の低電圧をpチャンネル型MOSトランジスタで
パスさせてブロックデコーダへ信号電圧を伝えているこ
とから正の高電圧/正の低電圧のワード電圧切り換え動
作は、pチャンネル型MOSトランジスタの電源自体を
切り換えることで行っていた。そのため、切り換え時に
全メインデコーダの負荷も同時に切り換えられるため、
切り換えスピードが遅く、ワード線電圧の切り換えに時
間がかかる。
【0007】本発明の目的は、デコーダのレイアウト面
積の低減を図ることにある。
【0008】本発明の別の目的は、ワード線電圧切り換
え時間の短縮化を図ることで、書き込み時間及び消去時
間の短縮化を図ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0010】すなわち、複数のブロックに分割されて配
置され、フラッシュメモリセルアレイのワード線を選択
的に駆動するための第1デコーダ(122−1〜122
−m)と、上記第1デコーダに対応して複数配置され、
それぞれ入力されたアドレス信号に基づいて、対応する
上記第1デコーダを駆動するための第2デコーダ(12
3−1〜123−m)とを含む半導体記憶装置におい
て、上記第1デコーダは、第1導電型のトランジスタ
(MP1〜MPj)と第2導電型のトランジスタ(MN
1〜MNj)とが互いに直列接続されて、それぞれ対応
するワード線を駆動するための複数のインバータ(IN
V)を含み、個々の第1デコーダにおけるウェル領域
を、他の第1デコーダにおけるウェル領域から独立させ
て成る。
【0011】上記した手段によれば、個々の第1デコー
ダにおけるウェル領域が、他の第1デコーダにおけるウ
ェル領域から独立されていることから、高電圧が印加さ
れる場合に、ウェル領域に供給される電圧を選択的に切
り換えることができ、このことが、ソース電極側の高耐
圧化を不要とし、そのようなトランジスタを使う第1デ
コーダのチップ占有面積の低減を達成する。
【0012】上記第2デコーダは、上記第1デコーダの
ウェル領域の電圧を制御するように構成することができ
る。
【0013】上記インバータを形成する第1導電型のト
ランジスタ及び第2導電型のトランジスタは、上記ワー
ド線に結合された電極を有し、上記ワード線に結合され
た電極側のみが高耐圧化されて成る。
【0014】さらに、第1レベルの電圧と第2レベルの
電圧とを取り込んで選択的に上記第1デコーダに供給す
るためのトランジスタ(MP55〜MP57,MN56
〜MN63)が複数の第2デコーダ毎に設けられること
により、切り換えの時の負荷容量が一つの第2デコーダ
のみとなり、負荷容量が小さくなる。このことが、第2
デコーダにおける電圧レベル切り換えの高速化を達成す
る。
【0015】そして、レイアウト面積の縮小を図るた
め、上記複数の第2デコーダ内の論理回路には、それの
動作用電源として、外部から供給された電源電圧を昇圧
して得たものを供給することで回路定数を小さくすると
よい。
【0016】また、ワード線選択の際にホットエレクト
ロンの発生を抑えてメモリセルしきい値の変化を防ぐた
め、第2デコーダ内に、ワード線に供給される高電圧を
段階的に上昇させるための制御用トランジスタを設ける
とよい。
【0017】
【発明の実施の形態】図2には、本発明にかかる半導体
記憶装置の一例であるフラッシュメモリを含むデータ処
理装置が示される。
【0018】65は、複数のフラッシュメモリチップを
含んでカード状に形成されたフラッシュメモリカードで
あり、このフラッシュメモリカード65は、特に制限さ
れないが、中央処理装置(CPU)61と共に、ランダ
ム・アクセス・メモリ(RAM)62やリード・オンリ
・メモリ(ROM)63が共通接続されるバス66に、
インタフェース回路(I/F)64を介して接続され
る。フラッシュメモリカード65は、適宜のコネクタに
よって、データ処理装置に着脱自在に装着される。その
ようなフラッシュメモリカード65には、CPU61で
実行可能な各種プログラムや、各種データ等が記憶され
ている。
【0019】データ処理装置に装着された状態で、フラ
ッシュメモリカード65はホスト装置としてのCPU6
1によってアクセスされる。ROM63には、CPU6
1で実行されるプログラムが格納される。RAM62
は、処理対象とされるデータの一時記憶領域や、CPU
61での演算処理の作業領域などとして利用される。
【0020】フラッシュメモリカード65は、特に制限
されないが、JEIDAメモリカード(タイプI)、す
なわち、JEIDAメモリカードインタフェースに適合
されたインタフェースを持つメモリカードとされる。そ
して、ローカルメモリ65bとカードコントローラ65
aを備え、両者はローカルバス65cで接続され、全体
としてカード基板に構成されている。ローカルメモリ6
5bは、特に制限されないが、4メガビットの記憶容量
を持つフラッシュメモリを20個備える。上記カードコ
ントローラ65aは、上記JEIDAに適合するインタ
フェースを介してフラッシュメモリを制御する。
【0021】図3には上記フラッシュメモリカード65
を構成する複数のフラッシュメモリのうちの一つの構成
例が代表的に示される。
【0022】図3に示されるフラッシュメモリ100
は、特に制限されないが、公知の半導体集積回路製造技
術により、単結晶シリコン基板などの一つの半導体基板
に形成される。
【0023】図3に示されるフラッシュメモリ100
は、特に制限されないが、8ビットのデータ入出力ピン
PI/O0〜PI/O7、19ビットのアドレス入力ピ
ンPA0〜PA18、さらにはフラッシュメモリセルア
レイ13の記憶情報の消去動作及びデータ書き込み動作
の期間を示す信号R/B*(*はローアクティブ又は信
号反転を意味する)の外部出力専用ピン22や、チップ
イネーブル信号CE*の入力ピン24、アウトプットイ
ネーブル信号OE*の入力ピン25、ライトイネーブル
信号WE*の入力ピン26などを含む。信号R/B*、
チップイネーブル信号CE*、アウトプットイネーブル
信号OE*、ライトイネーブル信号WE*は、特に制限
されないが、複数のバッファを含む制御バッファ21を
介して入力又は外部出力可能とされる。
【0024】フラッシュメモリセルアレイ13は、それ
ぞれ2層ゲート構造の絶縁ゲート型電界効果トランジス
タによって構成された複数のフラッシュメモリセルをマ
トリクス配置して成る(後に詳述する)。このフラッシ
ュメモリセルアレイ13を構成する全てのフラッシュメ
モリセルのソースは、ソース選択スイッチ9に結合され
る。
【0025】アドレスバッファ11は、アドレス入力ピ
ンPA0〜PA18から供給されるアドレス信号を内部
相補アドレス信号に変換する。変換されたアドレス信号
は、アドレスラッチ(図示せず)などを介して、後段の
Xプリデコーダ14及びYデコーダ及びセレクタ16に
伝達される。Xプリデコーダ14の後段にはXデコーダ
及びドライバ12が配置され、上記アドレスバッファ1
1を介して取り込まれたアドレス信号は上記Xプリデコ
ーダ14でプリデコードされた後に上記Xデコーダ及び
ドライバ12でデコードされる。このXデコーダ及びド
ライバ12の出力信号によってワード線が駆動される。
【0026】Yアドレスデコーダ及びセレクタ16は、
入力されたYアドレス信号をデコードし、それに基づい
て、フラッシュメモリセルアレイ13から引き出された
複数のビット線を選択する機能を備える。このYアドレ
スデコーダ及びセレクタ16には、Yデコーダ及びセレ
クタ16で選択されたビット線からの読出し信号を増幅
するセンスアンプを含む読出し回路17aや、フラッシ
ュメモリセルアレイ13の消去動作、及び書き込み動作
を行う消去/書き込み回路17bが結合される。そし
て、読出し回路17aや、消去/書き込み回路17b
は、外部から供給される書き込みデータ又はコマンドデ
ータなどを取り込むための入力バッファやデータの出力
バッファを含むI/Oバッファ18に結合されている。
また、読出し回路17aや、消去/書き込み回路17b
は、コントローラ19によって動作制御される。
【0027】また、上記I/Oバッファ18を介して取
込まれたコマンドデータは、コントローラ19に供給さ
れる。コントローラ19は、その他に外部から供給され
るチップイネーブル信号CE*、アウトプットイネーブ
ル信号OE*、及びライトイネーブル信号WE*などを
受け、フラッシュメモリの読出し、消去、書き込み動
作、書き込みベリファイなどの各種内部動作を制御す
る。
【0028】フラッシュメモリ100では、外部から供
給された高電位側電源Vccの他に、各種レベルの電圧
が必要とされ、それはフラッシュメモリ100内に設け
られた内部電源回路15によって生成される。内部電源
回路15は、チャージポンプによって構成される昇圧回
路を含む。特に制限されないが、低電位側電源Vssか
ら高電位側電源Vccまでの間の電圧を形成するための
第1昇圧回路と、負電圧又は高電位側電源Vcc以上の
電圧を発生させる第2昇圧回路とを含み、外部から高電
位側電源Vccや低電位側電源Vss、及びクロック信
号CLKが与えられると、チャージポンプが動作されて
各種レベルの電圧が形成される。
【0029】Xプリデコーダ14の電源は基本的に高電
位側電源Vccとされるが、後段のXデコーダ及びドラ
イバ12が、高電位側電源Vccを昇圧回路で昇圧して
形成した内部電源UCPで動作されるようになっている
ため、Xプリデコーダ14には、高電位側電源Vccレ
ベルの信号を内部電源UCPレベルの信号に変換するた
めのレベル変換回路が設けられている。また、コントロ
ーラ19から出力された制御信号のレベルを上記内部電
源UCPレベルの信号に変換するためのレベル変換回路
20が設けられている。
【0030】図4には、Xデコーダ及びドライバ12及
びYデコーダ及びセレクタ16と、フラッシュメモリセ
ルアレイ13との関係が示され、図5には上記フラッシ
ュメモリセルアレイ13を形成する一つのフラッシュメ
モリセルの断面が代表的に示される。
【0031】図4に示されるようにフラッシュメモリセ
ルアレイ13は、特に制限されないが、複数のワード線
w1,w2と、それに交差するように形成された複数の
ビット線b1,b2と、このワード線とビット線との交
差箇所に接続されたフラッシュメモリセルMCとを含
む。ここで、一つのフラッシュメモリセルMCは、図5
に示されるように半導体基板85上記形成されたフロー
ティングゲート86、コントロールゲート87、ソース
拡散領域88、ドレイン拡散領域89とを含む。フロー
ティングゲート86と半導体基板85との間の酸化膜
は、トンネル現象を利用した電子移動を可能としてい
る。コントロールゲート87は対応するワード線w1〜
w4に結合され、ドレイン拡散領域89は対応するビッ
ト線b1〜b4に結合され、ソース拡散領域88はソー
ス線8に結合される。このソース線8にはソース線スイ
ッチ9が結合されて、このソーススイッチ9によりフラ
ッシュメモリセルMCのソース拡散領域88に供給され
る電圧のレベルが切換えられる。
【0032】情報の書き込み時にはドレイン拡散領域8
9に所定レベルの書き込み電圧が与えられ、コントロー
ルゲート87には高電圧Vppが与えられ、ソース拡散
領域88が接地される。それによりフラッシュメモリセ
ルMCがオンして電流が流れ、ドレイン拡散領域89の
近傍でアバランシェ降伏が生じて電子及びホールが発生
する。ホールは半導体基板85を介してグランド側に流
れ、電子はチャネル方向に流れてドレイン拡散領域89
に流れ込む。このとき一部の電子はフローティングゲー
ト86とドレイン拡散領域89との間の電界で加速され
てフローティングゲート86に注入されてフラッシュメ
モリセルMCのしきい値電圧が上げられる。
【0033】これに対して消去は、ドレイン拡散領域8
9をオープンにし、コントロールゲート87を接地し、
ソース拡散領域88に高電圧Vppを印加して行われ
る。ソース拡散領域88とフローティングゲート86と
の間の電位差のためトンネル現象が生じ、フローティン
グゲート86中の電子の引抜きが起こり、フラッシュメ
モリセルのしきい値が下がる。
【0034】ここで、このフラッシュメモリに使用され
るMOSトランジスタの構造について、図10及び図1
1を参照しながら説明する。
【0035】フラッシュメモリにおいては高電圧が使用
されるため、そこに使用されるMOSトランジスタは高
耐圧化される。例えば、高耐圧化されていない通常のM
OSトランジスタで高電圧をオフすると、ソース電極か
らドレイン電極側に空乏層が広がり、この空乏層の電位
勾配がソース・ゲート間で高くなるために不所望に電流
が流れてしまうからである。N-拡散層を形成して高耐
圧化することで、上記不所望な電流の流れを阻止するこ
とができる。すなわち、図10(a)に示されるよう
に、ゲート電極SGと高濃度拡散層N+間、及び高濃度
拡散層N+とLocos(ロコス)間に低濃度拡散層N-
を形成することで、高耐圧化することができる。このよ
うな高耐圧化を「オフセット(offset)」と称す
る。ドレイン電極側若しくはソース電極側のいずれか一
方に高耐圧化を施したものを「片側オフセットMOSト
ランジスタ」と称し、ドレイン電極側及びソース電極側
の双方に高耐圧化を施したものを「両側オフセットMO
Sトランジスタ」と称する。片側オフセットMOSトラ
ンジスタ及び両側オフセットMOSトランジスタは、そ
れぞれ図10(b),(d)に示されるように表記され
る。片側オフセットMOSトランジスタは、両側オフセ
ットMOSトランジスタに比べて面積が小さくて済む。
本フラッシュメモリでは、可能な限りこの片側オフセッ
トMOSトランジスタを使用することでデコーダのチッ
プ占有面積の低減を図っている。
【0036】また、フラッシュメモリでは負電位を取り
扱うが、その場合に通常のnチャンネル型MOSトラン
ジスタを使用すると、P−wellが基板(P−su
b)と同電位の低電位側電源Vssレベルとなってしま
うために、ソース電極からP−well及び基板に電流
が流れてしまい、正常動作しない。そこで、図11に示
されるように、基板P−sub上にN型拡散層NISO
を形成し、さらにこのN型拡散層NISO上にDP−w
ell(基板の直ぐ上のP−wellと区別される)を
形成する。そして、P−wellが低電位側電源Vss
のレベルとするとき、N型拡散層NISOをこのP−w
ellの電位以上にし、DP−wellをN型拡散層N
ISOの電位以下とすれば、異なる電位間に電流が流れ
ることがなくなり、MOSトランジスタとして正常に動
作する。
【0037】図1には、上記のようなMOSトランジス
タを適用したXデコーダ及びドライバ12の詳細な構成
例が示される。
【0038】図1に示されるようにXデコーダ及びドラ
イバ12は、特に制限されないが、複数のGj線のうち
の1本を選択するためのGjデコーダ121、複数のサ
ブデコーダ122−1〜122−mと、複数のメインデ
コーダ123−1〜123−mを含んで成る。フラッシ
ュメモリセルアレイ13が複数個(例えばm個)にブロ
ック分割されているとき、このブロック毎にサブデコー
ダ及びメインデコーダが配置される。
【0039】サブデコーダ122−1〜122−mは次
のように構成される。
【0040】複数のサブデコーダ122−1〜122−
mは、それぞれPチャンネル型MOSトランジスタMP
1とnチャンネル型MOSトランジスタMN1とが直列
接続されて成る複数のインバータINVを含んで成る。
Pチャンネル型MOSトランジスタMP1のゲート電極
とnチャンネル型MOSトランジスタMN1の電極に
は、Gj線を介してGjデコーダ121の出力信号が供
給される。Pチャンネル型MOSトランジスタMP1の
ソース電極及びN−wellや、nチャンネル型MOS
トランジスタMN1のソース電極には、対応するメイン
デコーダ123−1からの出力電圧が供給される。複数
のインバータINVの出力信号は、フラッシュメモリセ
ルアレイ13における対応するワード線に結合される。
一つのブロックにおけるワード線の数をj本とすると、
当該ブロックに対応するサブデコーダにおけるインバー
タINVの数もそれに対応してj個とされる。このj本
のワード線のうちの1本が、それに対応するインバータ
INVの出力信号によって選択的に駆動される。
【0041】また、各サブデコーダ122−1〜122
−mにおいて、nチャンネル型MOSトランジスタMN
1のDP−well領域の外側には分離層NISOが形
成され、この分離層NISOにはDP−well領域に
印加される電圧よりも高い電圧が印加されるようになっ
ている。
【0042】ここで、nチャンネル型MOSトランジス
タ領域のDP−well、及びPチャンネル型MOSト
ランジスタ領域のN−wellは、サブデコーダ毎に独
立しており、サブデコーダ122−1〜122−m毎
に、対応するメインデコーダ123−1〜123−mか
ら正/負の高/低電圧が選択的に供給されるようになっ
ている。つまり、サブデコーダ122−1〜122−m
毎に、nチャンネル型MOSトランジスタ領域のDP−
well、及びPチャンネル型MOSトランジスタ領域
のN−wellに供給される電圧は、メインデコーダ1
23−1〜123−mによって制御されるようになって
いる。
【0043】図6及び図7にはサブデコーダの動作状態
と各部にかかる電圧との関係が示される。
【0044】サブデコーダ122−1が選択されて、こ
のサブデコーダ122−1に対応する複数のワード線の
うち1本のみに正の高電圧が供給される場合を考える
(図6参照)。
【0045】サブデコーダ122−1は選択ブロックと
され、メインデコーダ123−1により、pチャンネル
型MOSトランジスタMP1〜MPjのソース電極及び
N−well領域に正の高電圧が供給され、nチャンネ
ル型MOSトランジスタMN1〜MNjのソース電極及
びDP−well領域は低電位側電源Vssレベルとさ
れる。サブデコーダ122−mは非選択ブロックとさ
れ、メインデコーダ123−mにより、pチャンネル型
MOSトランジスタMP1〜MPjのソース電極及びN
−well領域、そしてnチャンネル型MOSトランジ
スタMN1〜MNjのソース電極及びDP−well領
域はいずれも低電位側電源Vssレベルとされる。ここ
で、サブデコーダ122−1において、破線による○印
が付されたMOSトランジスタMN1,MPjのウェル
領域とドレイン電極との間に高電圧がかかる。
【0046】また、サブデコーダ122−1が選択され
て、このサブデコーダ122−1に対応する複数のワー
ド線のうち1本のみに負の高電圧が供給される場合を考
える(図7参照)。
【0047】サブデコーダ122−1は選択ブロックと
され、メインデコーダ123−1により、pチャンネル
型MOSトランジスタMP1〜MPjのソース電極及び
N−well領域は低電位側電源Vssレベルとされ、
nチャンネル型MOSトランジスタMN1〜MNjのソ
ース電極及びDP−well領域には、メインデコーダ
123−1により、負の高電圧が供給される。サブデコ
ーダ122−mは非選択ブロックとされ、メインデコー
ダ123−mにより、pチャンネル型MOSトランジス
タMP1〜MPjのソース電極及びN−well領域、
そしてnチャンネル型MOSトランジスタMN1〜MN
jのソース電極及びDP−well領域はいずれも低電
位側電源Vssレベルとされる。ここで、サブデコーダ
122−1において、破線による○印が付されたMOS
トランジスタMN1,MPjのウェル領域とドレイン電
極との間に高電圧がかかる。
【0048】このように、選択ブロックにおいて、MO
Sトランジスタのウェル領域とワード線側とのドレイン
電極との間に高電圧がかかる。しかしながら、選択ブロ
ック、非選択ブロックにかかわらず、ウェル領域とソー
ス電極との間には高電圧は印加されない。従って、サブ
デコーダ122−1〜122−mにおいて、高耐圧化す
るのはMOSトランジスタのウェル領域とドレイン電極
との間のみで良く、ウェル領域とソース電極との間の高
耐圧化は不要である。
【0049】ウェル領域とドレイン電極との間、及びウ
ェル領域とソース電極との間のそれぞれについて高耐圧
化すると、その分、MOSトランジスタのサイズが大き
くなってしまうが、ウェル領域とソース電極との間の高
耐圧化を省略して標準的な構成にすると、その分、MO
Sトランジスタのサイズを小さくすることができ(図1
0(a),(c)参照)、そのようなMOSトランジス
タを使用することにより、サブデコーダ122−1〜1
22−mのレイアウト面積の低減を図ることができる。
【0050】図8にはGjデコーダ121の構成例が示
される。
【0051】図8において、ドレイン電極及びソース電
極の双方に高電圧がかかる箇所には両側オフセットMO
Sトランジスタが適用され、高電圧の印加がドレイン電
極及びソース電極のいずれか一方のみである場合には、
片側オフセットMOSトランジスタが適用される。
【0052】Gj線は128本あるものとすると、図8
に示される回路は、このGj線の数に対応して128個
形成される。
【0053】プリデコードされたアドレス信号AX0Q
(Q=0−7)、AX3P(P=0〜3)、AX5S
(S=0〜3)が入力されるようになっており、それを
デコードすることにより、128本のSj線のうちの1
本を選択するようになっている。
【0054】プリデコードされたアドレス信号AX0Q
(Q=0−7)、AX3P(P=0〜3)、AX5S
(S=0〜3)がナンドゲート71に入力されることで
それらのナンド論理がとられる。ナンドゲート71の後
段にはインバータ72が配置される。nチャンネル型M
OSトランジスタMN21とpチャンネル型MOSトラ
ンジスタMP21とが並列接続されてトランスファMO
Sが形成され、及びnチャンネル型MOSトランジスタ
MN22とpチャンネル型MOSトランジスタMP22
とが並列接続されてトランスファMOSが形成される。
入力されるGjデコーダ全反転信号XALSGJBi
(i=0−3)の論理に従って上記二つのトランスファ
MOSの相補動作が制御されることによって、上記ナン
ドゲート71の出力信号、又はそれをインバータ72で
反転したものが後段回路に伝達されるようになってい
る。ここで、上記ナンドゲート71及びインバータ72
には、それらの動作電源として、外部から入力される高
電位側電源Vccを昇圧回路で昇圧して形成した内部電
源UCP(=7V)が供給される。また、pチャンネル
型MOSトランジスタMP21,MP22のN−wel
l領域には上記内部電源UCPが供給され、nチャンネ
ル型MOSトランジスタMN21,MN22のPウェル
領域はグランド(低電位側電源Vss)レベルとされ
る。
【0055】pチャンネル型MOSトランジスタMP2
3,MP24、及びnチャンネル型MOSトランジスタ
MN24,MN25が直列接続され、また、pチャンネ
ル型MOSトランジスタMP25,MP26、及びnチ
ャンネル型MOSトランジスタMN27,MN28が直
列接続されて、それらが結合されることで電源変換回路
が形成される。nチャンネル型MOSトランジスタMN
25,28のソース電極はグランド(低電位側電源Vs
s)レベルとされる。pチャンネル型MOSトランジス
タMP23,MP25のソース電極には電源UEWXが
印加される。この電源UEWXは、通常は7Vである
が、消去時には電源系により正の高電圧(=16V)と
される。電源UEW=10V以上のとき、pチャンネル
型MOSトランジスタの耐圧を緩和するための信号XB
VCPが、nチャンネル型MOSトランジスタMN2
3,MN26,pチャンネル型MOSトランジスタMP
24,MP26,MP28の各ゲート電極に入力される
ようになっている。この緩和信号XBVCPは通常はV
ssであるが、消去時に電源UEWXが16Vの高電圧
(例えばVCP)に上げられるときに、同時に上げられ
ることでpチャンネル型MOSトランジスタの耐圧緩和
が図られる。nチャンネル型MOSトランジスタNM2
1,pチャンネル型MOSトランジスタMP21、及び
nチャンネル型MOSトランジスタMN22,pチャン
ネル型MOSトランジスタMP22の出力信号は、nチ
ャンネル型MOSトランジスタMN25のゲート電極、
及びpチャンネル型MOSトランジスタMP32のゲー
ト電極に伝達され、そしてインバータ75により反転さ
れてからnチャンネル型MOSトランジスタMN28の
ゲート電極、pチャンネル型MOSトランジスタMP3
4のゲート電極、及びナンドゲート73の一方の入力端
子に伝達される。
【0056】上記ナンドゲート73の他方の入力端子に
はデコーダコントロール信号XWC1が入力され、上記
インバータ75の出力信号とのナンド論理がとられるよ
うになっている。ナンドゲート73の出力信号は後段の
電圧変換回路に伝達される。すなわち、nチャンネル型
MOSトランジスタMN30のゲート電極に伝達され、
また、後段のインバータ74を介してnチャンネル型M
OSトランジスタMN29のゲート電極に伝達される。
nチャンネル型MOSトランジスタMN29のドレイン
電極は、pチャンネル型MOSトランジスタMP30の
ゲート電極に結合されるとともに、pチャンネル型MO
SトランジスタMP29を介して電源UEWXに結合さ
れる。nチャンネル型MOSトランジスタMN30のド
レイン電極はpチャンネル型MOSトランジスタMP2
9のゲート電極に結合されるとともに、pチャンネル型
MOSトランジスタMP30を介して電源UEWXに結
合される。pチャンネル型MOSトランジスタMP31
とnチャンネル型MOSトランジスタMN31とが直列
接続される。pチャンネル型MOSトランジスタMP3
1のソース電極は電源UEWXに結合され、nチャンネ
ル型MOSトランジスタMN31のソース電極は電源U
SWに結合される。電源USWは正の低電圧とされる。
【0057】pチャンネル型MOSトランジスタMP3
2のドレイン電極はpチャンネル型MOSトランジスタ
MP33を介してnチャンネル型MOSトランジスタM
N33のドレイン電極に結合される。また、pチャンネ
ル型MOSトランジスタMP34のドレイン電極はpチ
ャンネル型MOSトランジスタMP35を介してnチャ
ンネル型MOSトランジスタMN35のドレイン電極に
結合される。インバータ75、pチャンネル型MOSト
ランジスタMP32,MP34には電源電圧として高電
位側電源Vccよりも高いレベルであるUCPが供給さ
れる。
【0058】電源UNN1が−4V〜−14.5Vのと
きのpチャンネル型MOSトランジスタの耐圧を緩和す
るための信号XBVCNが、nチャンネル型MOSトラ
ンジスタMN32のドレイン電極、nチャンネル型MO
SトランジスタMN33のゲート電極、nチャンネル型
MOSトランジスタMN35のゲート電極、nチャンネ
ル型MOSトランジスタ37のドレイン電極、nチャン
ネル型MOSトランジスタMN38のゲート電極、及び
nチャンネル型MOSトランジスタMN40のドレイン
電極に入力されるようになっている。nチャンネル型M
OSトランジスタMN33に直列接続されるnチャンネ
ル型MOSトランジスタMN34のソース電極や、nチ
ャンネル型MOSトランジスタMN35に直列接続され
るnチャンネル型MOSトランジスタMN36のソース
電極、さらにはnチャンネル型MOSトランジスタMN
38に直列接続されるnチャンネル型MOSトランジス
タMN39のソース電極には、電源UNN1が供給され
る。この電源UNN1は、通常は低電位側電源Vssに
等しいが、書き込みの際には負の高電圧−13Vとされ
る。上記緩和信号XBVCNは、通常はUCP(=7
V)であるが、書き込み時に電源UNN1が負の高電圧
−13Vに低下されるときに、同時に低下されること
で、pチャンネル型MOSトランジスタの耐圧緩和が図
られる(例えばVss)。
【0059】上記nチャンネル型MOSトランジスタM
N32〜MN40のDP−wellの外側には分離層N
ISOが形成され、この分離層NISOにはDP−we
ll領域に印加される電圧よりも高い電圧(UCP)が
印加されるようになっている(図11参照)。また、イ
ンバータやナンドゲートなどの動作用電源も、高電位側
電源電圧Vccではなく、それよりも高い電圧(UC
P)とされる。
【0060】図9にはメインデコーダ123−1〜12
3−mについての構成例が示される。
【0061】このメインデコーダ123−1〜123−
mにおいても、ドレイン電極及びソース電極の双方に高
電圧がかかる箇所には両側オフセットMOSトランジス
タが適用され、高電圧の印加がドレイン電極及びソース
電極のいずれか一方のみである場合には、片側オフセッ
トMOSトランジスタが適用される。
【0062】メインデコーダ123−1〜123−m
は、プリデコードされたアドレス信号AX7L(L=0
〜7)、AX10K(K=0〜7)、及びAX13H
(H=0〜1)に基づいて、サブデコーダ122−1〜
122−mにおけるpチャンネル型MOSトランジスタ
のN−well領域に供給される電圧UBmP(m=0
〜127)、及びpチャンネル型MOSトランジスタの
ソース電極に供給される電圧SmP(m=0〜127)
を生成するための第1回路91と、上記アドレス信号に
基づいて、サブデコーダ122−1〜122−mにおけ
るnチャンネル型MOSトランジスタのDP−well
領域に供給される電圧UBmN(m=0〜127)、及
びnチャンネル型MOSトランジスタのソース電極に供
給される電圧SmN(m=0〜127)を生成するため
の第2回路92とを含む。
【0063】上記第1回路91は次のように構成され
る。
【0064】アドレス信号AX7L(L=0〜7)、A
X10K(K=0〜7)、及びAX13H(H=0〜
1)のナンド論理を得るためのナンドゲート84が設け
られ、その後段にナンドゲート84の出力信号を反転す
るためのインバータ85が設けられる。
【0065】Pチャンネル型MOSトランジスタMP5
5,MP56,MP57、及びnチャンネル型MOSト
ランジスタMN56,MN57が直列接続され、また、
nチャンネル型MOSトランジスタMN58,MN59
が直列接続されることで、サブデコーダ122−1〜1
22−mにおけるpチャンネル型MOSトランジスタの
N−well領域に供給される電圧UBmP(m=0〜
127)、及びpチャンネル型MOSトランジスタのソ
ース電極に供給される電圧SmP(m=0〜127)を
出力するためのドライバ部が形成される。
【0066】上記Pチャンネル型MOSトランジスタM
P55〜MP57を駆動するためにPチャンネル型MO
SトランジスタMP51,MP52,MP53,MP5
4,nチャンネル型MOSトランジスタMN51,MN
53,MN54,MN55が結合されて成る電圧変換回
路が設けられる。ナンドゲート81により、消去中を示
す信号XEBCとデコーダ制御信号XWC2U/D及び
上記インバータ85の出力信号とのナンド論理が求めら
れ、その出力信号によって、nチャンネル型MOSトラ
ンジスタMN53,MN57,MN59が制御され、ま
た、インバータ90の反転出力信号によってnチャンネ
ル型MOSトランジスタMN55が制御されるようにな
っている。インバータ85の出力信号とデコーダ制御信
号XWC2U/Dとのナンド論理を求めるナンドゲート
82の出力信号によってnチャンネル型MOSトランジ
スタMN61が制御され、また、インバータ83の反転
出力信号によってnチャンネル型MOSトランジスタM
N60が制御される。ナンドゲート84の出力信号によ
って駆動されるnチャンネル型MOSトランジスタMN
63と、インバータ85の出力信号によって駆動される
nチャンネル型MOSトランジスタMN62とが直列接
続される。この直列接続箇所はnチャンネル型MOSト
ランジスタMN59のソース電極に結合される。
【0067】pチャンネル型MOSトランジスタMP5
1,MP53,MP55には電源UEWXが供給され
る。また、ナンドゲート81,82、インバータ90、
83にはUCPが供給され、nチャンネル型MOSトラ
ンジスタMN60のドレイン電極にはUSWが供給され
る。
【0068】図1に示されるサブデコーダ122−1〜
122−mにおけるnチャンネル型MOSトランジスタ
のDP−well領域に供給される電圧UBmN(m=
0〜127)、及びnチャンネル型MOSトランジスタ
のソース電極に供給される電圧SmN(m=0〜12
7)を生成するための第2回路92は、次のように構成
される。
【0069】nチャンネル型MOSトランジスタMN7
1,MN72,MN73,MN74,MN75が直列接
続され、また、nチャンネル型MOSトランジスタMN
76,MN77が直列接続されて、電圧UBmN(m=
0〜127)及び電圧SmN(m=0〜127)を出力
するためのドライバ部が形成される。また、nチャンネ
ル型MOSトランジスタMN71のドレイン電極に供給
される電圧をUSWとグランドレベル(Vss)とに切
り換えるため、上記インバータ85の出力信号とXWC
4とのナンド論理を得るナンドゲート89、及びそのナ
ンド出力によって駆動されるpチャンネル型MOSトラ
ンジスタMP58及びnチャンネル型MOSトランジス
タMN78が設けられる。
【0070】pチャンネル型MOSトランジスタMP5
9,MP60、及びnチャンネル型MOSトランジスタ
MN66,MN69が直列接続され、さらにpチャンネ
ル型MOSトランジスタMP61,MP62、及びnチ
ャンネル型MOSトランジスタMN64,MN67,M
N70が直列接続され、それらが結合されるとともに、
nチャンネル型MOSトランジスタMN65,MN68
が結合されることにより、入力信号に基づいて上記ドラ
イバ部を駆動するための信号を形成する電圧変換回路が
形成される。
【0071】インバータ85の出力信号と、XWC4、
XWC2U/Dのナンド論理を得るためのナンドゲート
86が設けられ、このナンドゲート86の出力信号に基
づいてpチャンネル型MOSトランジスタMP59,M
P61を相補的に駆動するためのインバータ88が設け
られている。上記インバータ85の出力信号とXWC3
とのナンド論理を得るためのナンドゲート87が設けら
れ、このナンドゲート87の出力信号によってnチャン
ネル型MOSトランジスタMN64,MN71,MN7
6が駆動されるようになっている。
【0072】pチャンネル型MOSトランジスタMP5
8のソース電極には電源USWが供給される。ナンドゲ
ート89、インバータ88、ナンドゲート86,87、
pチャンネル型MOSトランジスタMP59,MP61
のソース電極、そして、nチャンネル型MOSトランジ
スタMN64〜MN77のN型拡散層NISO(破線で
示される)には、内部電源UCP=7Vが供給される
(図11参照)。nチャンネル型MOSトランジスタの
ソース電極や、nチャンネル型MOSトランジスタMN
65,MN68,MN69,MN70,MN74,MN
75のDP−wellには電源UNN2が供給される。
電源UNN2は、通常は低電位側電源Vss、書き込み
の際に負の高電圧−13Vになる。
【0073】図12には、上記フラッシュメモリの各モ
ード(通常モード、読み出しモード、書き込みモード、
書き込み終了判定モード、消去モード、消去終了判定モ
ード)と各電源の電圧値との関係が示される。各モード
により、また、複数のブロックに分けられたデコーダが
選択状態にあるか非選択状態にあるかによって、図12
に示されるような所定レベルの電圧が各部に供給され
る。
【0074】上記した例によれば、以下の作用効果を得
ることができる。
【0075】(1)サブデコーダ122−1〜122−
mのレイアウト面積の低減を図ることができる。すなわ
ち、サブデコーダ122−1〜122−mにおいて、D
P−well、N−wellを各ブロック毎に独立させ
ることで、このDP−well、N−wellに供給さ
れる電圧を切り換えることが可能になり、図1に示され
るように、サブデコーダ122−1〜122−mを構成
するMOSトランジスタとして片側オフセットMOSト
ランジスタを適用することができ、このことは、DP−
well、N−wellをそれぞれブロックで共通化し
た場合には印加される電圧との関係で両側オフセットM
OSトランジスタを使用しなければならないから、その
場合に比べてMOSトランジスタ1個当たりのレイアウ
ト面積を低減することができ、サブデコーダ122−1
〜122−mのチップ占有面積の低減、さらにはXデコ
ーダ及びドライバ12のチップ占有面積の低減を図るこ
とができる。
【0076】(2)書き込みバイアス電圧(負の高電
圧)と書き込みベリファイ電圧(正の低電圧)との高速
切り換えが可能となる。また、消去バイアス電圧(正の
高電圧)と消去ベリファイ電圧(正の低電圧)との高速
切り換えが可能になる。例えば、図9において、pチャ
ンネル型MOSトランジスタMP55などにメインデコ
ーダの外部から供給される電源それ自体の電圧レベルを
当該メインデコーダの外部に配置された電源回路等で切
り換える場合には、当該電源回路等から見ると、全ての
メインデコーダにおけるpチャンネル型MOSトランジ
スタのN−well負荷容量の電圧を同時に変えること
になるため、電圧レベル切り換えに時間がかかるが、例
えば消去ベリファイ電圧(正の低電圧)をnチャンネル
型MOSトランジスタで伝えることを可能にするため、
メインデコーダ内を電圧Vccではなく、それを内部で
昇圧した電圧UCPで動作させ、pチャンネル型MOS
トランジスタMP55,MP56,MP57、及びnチ
ャンネル型MOSトランジスタMN56,MN57,M
N58,MN59,MN60,MN61,MN62,M
N63のオンオフ動作による電圧選択によってメインデ
コーダの出力電圧の切り換えを行う方式は、切り換え時
の負荷容量が一つのメインデコーダブロックのみとなり
負荷容量が少ないから、その分、電圧レベル切り換え動
作の高速化を図ることができる。
【0077】(3)メインデコーダ123−1〜123
−m内の論理回路を高電位側電源Vccではなく、それ
よりも高いレベルの内部電源電圧(UCP)で動作させ
ることで、正の高電圧と負の高電圧の電圧変換回路の入
力が内部電源電圧となるようにしている。つまり、電圧
変換回路において、高電位側電源Vcc/低電位側電源
Vssを正の高電圧/低電位側電源Vssに変換する場
合、高電位側電源Vcc/低電位側電源Vssが入力さ
れるゲート電極を有するnチャンネル型MOSトランジ
スタの定数は、正の高電圧/低電位側電源Vssが供給
されるゲート電極を有するpチャンネル型MOSトラン
ジスタの定数よりも、数倍から十倍にしなければ回路が
動作しないのに対して、上記のように高電位側電源電圧
Vccよりも高い電圧を論理回路へ供給するようにすれ
ば、nチャンネル型MOSトランジスタの定数がpチャ
ンネル型MOSトランジスタの2倍程度でも正常に動作
する。そのようにMOSトランジスタの定数を小さくす
ることで、レイアウト面積の縮小化を図ることができ
る。尚、内部電源電圧(UCP)は、読み出し電圧をn
チャンネル型MOSトランジスタでパス可能なレベル以
上とすれば良く、それは内部昇圧回路で容易に生成され
る。
【0078】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0079】例えば、ワード線に正の高電圧を与える際
に、当該高電圧のレベルを段階的に上昇させるようにす
るとよい。すなわち、図14(a)に示されるように、
ワード線の電位をそれまでの低電位側電源Vssから急
激に正の高電圧にまで変化させると、メモリセルがオン
され、ソースに電圧が与えられていれば一瞬大電流が流
れ、ホットエレクトロンによりメモリセルのしきい値V
thが変化するおそれがある。それを回避するため、図
14(b)に示されるように、ワード線の電位を段階的
に上昇させて最終的に正の高電圧が供給されるようにす
る。それを実現するには、メインデコーダ123−1〜
123−mにおける第1回路91を、図13に示される
ように構成するとよい。
【0080】図13に示される第1回路91が、図9に
示されるのと大きく異なるのは、破線で囲まれた制御回
路96,97,98を設けた点である。
【0081】制御回路96は、nチャンネル型MOSト
ランジスタMN81を含んで成る。nチャンネル型MO
Sトランジスタ81のドレイン電極には、10V程度の
内部電源電圧が供給され、ソース電極は、電圧UBmP
(m=0〜127)の出力ラインに結合され、ゲート電
極には、制御回路98の出力信号SSTmが入力され
る。また、制御回路97は、nチャンネル型MOSトラ
ンジスタMN57とMN61との間に設けられたnチャ
ンネル型MOSトランジスタ82、及びnチャンネル型
MOSトランジスタMN57とMN61との間に設けら
れたnチャンネル型MOSトランジスタ83を含んで成
る。さらに、制御回路98は、ナンドゲート93、それ
の後段に配置されたインバータ94、及び上記ナンドゲ
ート93とインバータ94の出力信号をレベルシフトす
るために設けられたレベルシフト回路とを含んで成る。
このレベルシフト回路はpチャンネル型MOSトランジ
スタMP71,MP72、nチャンネル型MOSトラン
ジスタMN84,MN85とが結合されて成り、その出
力信号SSTmが制御回路96内のnチャンネル型MO
SトランジスタMN81のゲート電極に伝達される。p
チャンネル型MOSトランジスタMP71,72のソー
ス電極には電圧USTが供給される。上記ナンドゲート
93では、インバータ85の出力信号と信号XSTTと
のナンド論理が求められ、その出力信号がnチャンネル
型MOSトランジスタMN85のゲート電極に、また、
上記インバータ94を介してnチャンネル型MOSトラ
ンジスタMN84のゲート電極に伝達される。ナンドゲ
ート93及びインバータ94の電源電圧はUCPとされ
る。
【0082】上記の構成において、UBmP=SmP=
Vssの状態から、XWC2U/Dを、低電位側電源V
ssから内部電圧UCPにし、図中で示される経路に
て、出力電圧UBmP及びSmPを、共にUSW(正の
低電圧)とする。
【0083】次に、XSTTを低電位側電源Vssから
UCPにし、XSTBをUCPから低電位側電源Vss
にしてSSTm信号をUST電圧値として、図中で示
される経路により、出力電圧UBmP及びSmPを(U
ST−Vth)にする。ここで、USTは約10V程度
であるから、(UST−Vth)は9V位である。
【0084】そして、最後にXEBCを低電位側電源V
ssからUCPにし、図中に示される経路により、出
力電圧UBmP及びSmPをUEWX(正の高電圧)に
する。このようにすることで、ワード線の電圧は、図1
4(b)に示されるように段階的に上昇され、ホットエ
レクトロンの発生が抑えられる。
【0085】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるフラッ
シュメモリに適用した場合について説明したが、本発明
はそれに限定されるものではなく、EEPROMに適用
することができる。
【0086】本発明は、少なくともデコーダが階層構造
になっていることを条件に適用することができる。
【0087】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0088】すなわち、個々の第1デコーダにおけるウ
ェル領域が、他の第1デコーダにおけるウェル領域から
独立されているので、高電圧が印加される場合に、ウェ
ル領域に供給される電圧を選択的に切り換えることがで
き、それにより、ソース電極側の耐圧化が不要とされ、
そのようなトランジスタが適用される第1デコーダのチ
ップ占有面積の低減化が図られ、それを含むXデコーダ
及びドライバのチップ占有面積の低減を図ることができ
る。
【0089】また、第1レベルの電圧と第2レベルの電
圧とを取り込んで選択的に上記第1デコーダに供給する
ためのトランジスタが複数の第2デコーダ毎に設けられ
ることにより、切り換えの時の負荷容量が一つの第2デ
コーダのみとなり、負荷容量が小さくなるから、第2デ
コーダにおける電圧レベル切り換えの高速化を図ること
ができる。それにより、書き込み時間及び消去時間の短
縮化を図ることができる。
【0090】そして、上記複数の第2デコーダ内の論理
回路には、それの動作用電源として、外部から供給され
た電源電圧を昇圧して得たものを供給することで回路定
数を小さくすることができ、それによりレイアウト面積
の縮小を図ることができる。
【0091】また、第2デコーダ内に、ワード線に供給
される高電圧を段階的に上昇させるための制御用トラン
ジスタを設けることにより、ワード線選択の際にホット
エレクトロンの発生を抑えてメモリセルしきい値の変化
を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体記憶装置の一例であるフラ
ッシュメモリの主要部構成例回路図である。
【図2】上記フラッシュメモリを含むデータ処理装置の
構成例ブロック図である。
【図3】上記フラッシュメモリの全体的な構成例ブロッ
ク図である。
【図4】上記フラッシュメモリの主要部の構成例ブロッ
ク図である。
【図5】上記フラッシュメモリに含まれるフラッシュメ
モリセルの説明図である。
【図6】上記フラッシュメモリ内のサブデコーダの動作
状態と各部にかかる電圧とを説明するための回路図であ
る。
【図7】上記フラッシュメモリ内のサブデコーダの動作
状態と各部にかかる電圧とを説明するための回路図であ
る。
【図8】上記フラッシュメモリにおけるGjデコーダの
回路図である。
【図9】上記フラッシュメモリにおけるメインデコーダ
の回路図である。
【図10】上記フラッシュメモリに適用されるオフセッ
トMOSトランジスタの断面図及び記号説明図である。
【図11】上記フラッシュメモリに適用されるMOSト
ランジスタの断面図である。
【図12】上記フラッシュメモリの各モードと各電源の
電圧値との関係説明図である。
【図13】上記フラッシュメモリにおけるメインデコー
ダの別の構成例回路図である。
【図14】ワード線への高電圧印加を説明するための特
性図である。
【符号の説明】
11 アドレスバッファ 12 Xデコーダ及びドライバ 13 フラッシュメモリセルアレイ 16 Yデコーダ及びセレクタ 17a 読出し回路 17b 消去/書き込み回路 18 I/Oバッファ 19 コントローラ 21 制御バッファ 121 Gjデコーダ 122−1〜122−m サブデコーダ 123−1〜123−m メインデコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保埜 昌次 東京都国分寺市東恋ヶ窪三丁目1番地1 日立超エル・エス・アイ・エンジニアリン グ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブロックに分割されて配置され、
    フラッシュメモリセルアレイのワード線を選択的に駆動
    するための第1デコーダと、 上記第1デコーダに対応して複数配置され、それぞれ入
    力されたアドレス信号に基づいて、対応する上記第1デ
    コーダに電圧供給を行うための第2デコーダとを含む半
    導体記憶装置において、 上記第1デコーダは、第1導電型のトランジスタと第2
    導電型のトランジスタとが互いに直列接続されて、それ
    ぞれ対応するワード線を駆動するための複数のインバー
    タを含み、個々の第1デコーダにおけるウェル領域が、
    他の第1デコーダにおけるウェル領域から独立されて成
    ることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記第2デコーダは、入力されたアドレ
    ス信号に対応する上記第1デコーダにおけるウェル領域
    の電圧を制御する回路を含む請求項1記載の半導体記憶
    装置。
  3. 【請求項3】 上記インバータを形成する第1導電型の
    トランジスタ及び第2導電型のトランジスタは、上記ワ
    ード線に結合された電極を有し、上記ワード線に結合さ
    れた電極側のみが高耐圧化されて成る請求項1又は2記
    載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記複数の第2デコーダはそれぞれ第1
    レベルの電圧と第2レベルの電圧とを取り込んで選択的
    に上記第1デコーダに供給するためのトランジスタを含
    む請求項1乃至3のいずれか1項記載の半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 上記複数の第2デコーダ内の論理回路に
    は、それの動作用電源として、外部から供給された電源
    電圧を昇圧して得たものが供給される請求項1乃至4の
    いずれか1項記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 上記第2デコーダは、ワード線に供給さ
    れる高電圧を段階的に上昇させるための制御用トランジ
    スタを含む請求項1乃至5のいずれか1項記載の半導体
    記憶装置。
JP33889097A 1997-12-09 1997-12-09 半導体記憶装置 Withdrawn JPH11176180A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33889097A JPH11176180A (ja) 1997-12-09 1997-12-09 半導体記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33889097A JPH11176180A (ja) 1997-12-09 1997-12-09 半導体記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11176180A true JPH11176180A (ja) 1999-07-02

Family

ID=18322332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33889097A Withdrawn JPH11176180A (ja) 1997-12-09 1997-12-09 半導体記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11176180A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003021603A1 (en) * 2001-08-31 2003-03-13 Renesas Technology Corp. Semiconductor integrated circuit, semiconductor non-volatile memory, memory card, and microcomputer
JP2008010082A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Nec Electronics Corp 不揮発性半導体記憶装置及びワード線駆動方法
JP2010515200A (ja) * 2006-12-31 2010-05-06 サンディスク・スリー・ディ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー 可逆極性デコーダ回路および関連する方法
US7821829B2 (en) 2003-09-16 2010-10-26 Renesas Technology Corp. Nonvolatile memory device including circuit formed of thin film transistors
JP2013171612A (ja) * 2012-02-23 2013-09-02 Toppan Printing Co Ltd 半導体集積回路
JP2013236235A (ja) * 2012-05-08 2013-11-21 Toppan Printing Co Ltd 半導体集積回路

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003021603A1 (en) * 2001-08-31 2003-03-13 Renesas Technology Corp. Semiconductor integrated circuit, semiconductor non-volatile memory, memory card, and microcomputer
US7072218B2 (en) 2001-08-31 2006-07-04 Renesas Technology Corp. Semiconductor integrated circuit, semiconductor non-volatile memory, memory card, and microcomputer
US7821829B2 (en) 2003-09-16 2010-10-26 Renesas Technology Corp. Nonvolatile memory device including circuit formed of thin film transistors
US8000143B2 (en) 2003-09-16 2011-08-16 Renesas Electronics Corporation Nonvolatile memory device including circuit formed of thin film transistors
JP2008010082A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Nec Electronics Corp 不揮発性半導体記憶装置及びワード線駆動方法
JP2010515200A (ja) * 2006-12-31 2010-05-06 サンディスク・スリー・ディ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー 可逆極性デコーダ回路および関連する方法
JP2013171612A (ja) * 2012-02-23 2013-09-02 Toppan Printing Co Ltd 半導体集積回路
JP2013236235A (ja) * 2012-05-08 2013-11-21 Toppan Printing Co Ltd 半導体集積回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6252801B1 (en) Nonvolatile semiconductor memory device
US5513146A (en) Nonvolatile semiconductor memory device having a row decoder supplying a negative potential to word lines during erase mode
US4377857A (en) Electrically erasable programmable read-only memory
US5631597A (en) Negative voltage circuit for a flash memory
JP3417630B2 (ja) 半導体集積回路装置とフラッシュメモリ及び不揮発性記憶装置
US5394372A (en) Semiconductor memory device having charge-pump system with improved oscillation means
TWI640991B (zh) 改良式快閃記憶體單元與相關解碼器
KR100338772B1 (ko) 바이어스 라인이 분리된 비휘발성 메모리 장치의 워드라인 드라이버 및 워드 라인 드라이빙 방법
JPH06338193A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US20060239072A1 (en) Nonvolatile memory device and semiconductor device
US6621743B2 (en) Word-line driving circuit with reduced current leakage
US20080205165A1 (en) Semiconductor Memory Device
US5532971A (en) Nonvolatile semiconductor memory having enhanced speed for erasing and programming
US6288941B1 (en) Electrically erasable semiconductor non-volatile memory device having memory cell array divided into memory blocks
JP2002352591A (ja) 不揮発性半導体メモリ装置、そのローカルロウデコーダ構造、及び半導体メモリ装置、同装置でのワードライン駆動方法
US6477092B2 (en) Level shifter of nonvolatile semiconductor memory
JPH06168597A (ja) フラッシュメモリ及びレベル変換回路
JPH11176180A (ja) 半導体記憶装置
US6111792A (en) Non-volatile semiconductor memory device for selective cell flash erasing/programming
JPH11162199A (ja) 半導体記憶装置
US5896319A (en) Current control circuit and non-volatile semiconductor memory device having the same
JP3775927B2 (ja) 電圧発生回路を備えた不揮発性半導体記憶装置及びその電圧発生制御方法
JP3476866B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2002190198A (ja) レベル変換回路及び半導体集積回路並びに半導体記憶装置
JPH09213913A (ja) 半導体記憶装置、及びデータ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050301