JP3476866B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP3476866B2
JP3476866B2 JP19206593A JP19206593A JP3476866B2 JP 3476866 B2 JP3476866 B2 JP 3476866B2 JP 19206593 A JP19206593 A JP 19206593A JP 19206593 A JP19206593 A JP 19206593A JP 3476866 B2 JP3476866 B2 JP 3476866B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に関
し、例えば、NAND型EEPROM(Electri
cally Erasable and Progra
mable Read Only Memory:電気
的に消去・書き込み可能なリードオンリーメモリ)に利
用して特に有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プログラム可能な不揮発性のMOSFE
T(Metal Oxide Semiconduct
or Field Effect Transisto
r:金属酸化物半導体型電界効果トランジスタ。この明
細書では、MOSFETをして絶縁ゲート型電界効果ト
ランジスタの総称とする)メモリセルが直列結合されて
なるいわゆるNAND型メモリアレイを備え、記憶デー
タを電気的に消去・書き換え可能なNAND型EEPR
OMがある。
【0003】NAND型EEPROMについては、例え
ば、1990年度『アイ・イー・ディー・エム(IED
M:International Electron
Devices Meeting)テクニカル ダイジ
ェスト(TechnicalDigest)』第103
頁〜第106頁に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体集積回路
の低消費電力化及び高集積化等を推進するために電源電
圧の低電圧化が進みつつあるが、本願発明者等は、同様
にNAND型EEPROMの低電圧化を図ろうとして次
のような問題点に直面した。すなわち、従来のNAND
型EEPROMでは、図8に例示されるように、MOS
FETメモリセルのしきい値電圧が、例えば消去後にお
いて−2.5V(ボルト)のような負電位とされ、書き
込み後において+2.5Vのような正電位とされる。し
たがって、読み出しモードにおけるワード線の選択レベ
ルは、図9のワード線W00に代表されるように、接地
電位VSSつまり0Vとされ、その非選択レベルは、ワ
ード線W01に代表されるように、すべて電源電圧VC
Cつまり+5Vとされる。これにより、非選択ワード線
W01等に結合されるメモリセルは、そのしきい値電圧
つまりその保持データの論理レベルに関係なくすべてオ
ン状態となる。また、選択ワード線W00に結合される
メモリセルは、それが消去状態にあることを条件に、言
い換えるならばそのしきい値電圧が−2.5Vつまり接
地電位VSSより低いことを条件に選択的にオン状態な
って、対応するビット線B00等に所定の読み出し電流
を選択的に流すものとなる。
【0005】ところが、NAND型EEPROMの低電
圧化が進みその電源電圧VCCが例えば+3Vとされた
場合、電源電圧VCCには±10%の変動が許されるた
めにワード線W01等の非選択レベルの最低電位は+
2.7Vとなり、書き込み状態にあるメモリセルのしき
い値電圧+2.5Vとのレベル差が僅かなものとなる。
この結果、充分な読み出し電流を得ることができず、N
AND型EEPROMの読み出し動作が不安定となっ
て、その低電圧化が制約を受けるものである。
【0006】この発明の目的は、低電圧条件下における
NAND型EEPROM等の読み出し動作を安定化し、
その低電圧化を推進することにある。
【0007】この発明の前記ならびにその他の目的と新
規な特徴は、この明細書の記述及び添付図面から明らか
になるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
の通りである。すなわち、その電源電圧が例えば+3V
に低電圧化されたNAND型EEPROM等において、
メモリアレイを構成するMOSFETメモリセルの消去
後におけるしきい値電圧を例えば−4.5Vとし、書き
込み後におけるしきい値電圧を例えば+0.5Vとし
て、その中心値を−2Vのような負電位とするととも
に、読み出しモードにおけるワード線の選択レベルを上
記中心値つまり−2Vとし、その非選択レベルを電源電
圧つまり+3Vとする。
【0009】
【作用】上記手段によれば、電源電圧に許容範囲内の電
位変動が生じた場合でも、ワード線の非選択レベルと書
き込み状態にあるMOSFETメモリセルのしきい値電
圧との間に比較的大きなレベル差を確保できるため、非
選択ワード線に結合されかつ書き込み状態にあるメモリ
セルを充分なオン状態とし、充分な読み出し電流を得る
ことができる。これにより、低電圧条件下におけるNA
ND型EEPROM等の読み出し動作を安定化し、その
低電圧化を推進することができる。
【0010】
【実施例】図1には、この発明が適用されたNAND型
EEPROMの一実施例のブロック図が示されている。
また、図2には、図1のEEPROMに含まれるメモリ
アレイMARYの一実施例の回路図が示されている。さ
らに、図3には、図2のメモリアレイMARYの一実施
例の部分的な断面構造図が示され、図4には、図2のメ
モリアレイMARYを構成するMOSFETメモリセル
のしきい値電圧とプログラム時間との関係を説明するた
めの一実施例の特性図が示されている。これらの図をも
とに、この実施例のNAND型EEPROMの構成及び
動作の概要について説明する。なお、図2の各回路素子
ならびに図1の各ブロックを構成する回路素子は、公知
のMOSFET集積回路の製造技術により、単結晶シリ
コンのような1個の半導体基板上に形成される。また、
以下の回路図及び接続図において、図示されるMOSF
ETはすべてNチャンネル型である。
【0011】図1において、この実施例のEEPROM
は、半導体基板面の大半を占めて配置されるNAND型
のメモリアレイMARYをその基本構成要素とする。メ
モリアレイMARYは、特に制限されないが、合計(p
+1)×(q+1)個のメモリブロックMB00〜MB
0qないしMBp0〜MBpqを備え、これらのメモリ
ブロックのそれぞれは、同図のメモリブロックMB00
に代表して示されるように、それぞれ8個ずつ直列結合
される合計64個のMOSFETメモリセルMCと、直
列結合された8個のメモリセルMCの両端にそれぞれ設
けられる合計16個のブロック選択MOSFETQU
(第1のブロック選択MOSFET)及びQL(第2の
ブロック選択MOSFET)とを含む。
【0012】p+1個のメモリブロックMB00〜MB
p0ないしMBq0〜MBpqの同一の列に配置された
p+1個のブロック選択MOSFETQUのドレイン
は、対応するビット線B00〜B07ないしBq0〜B
q7にそれぞれ共通結合され、すべてのブロック選択M
OSFETQLのソースは、共通ソース線SLに共通結
合される。また、q+1個のメモリブロックMB00〜
MB0qないしMBp0〜MBpqを構成する8×(q
+1)個のブロック選択MOSFETQUのゲートは、
対応するブロック選択線S0U〜SpUにそれぞれ共通
結合され、8×(q+1)個のブロック選択MOSFE
TQLのゲートは、対応するブロック選択線S0L〜S
pLにそれぞれ共通結合される。さらに、q+1個のメ
モリブロックMB00〜MB0qないしMBp0〜MB
pqの同一の行に配置された8×(q+1)個のメモリ
セルMCのコントロールゲートは、対応するワード線W
00〜W07ないしWp0〜Wp7にそれぞれ共通結合
される。
【0013】ここで、メモリセルMCは、不揮発性の浮
遊ゲート型のMOSFETメモリセルによって構成さ
れ、図3に例示されるように、N型半導体基板NSUB
面上のP型ウェル領域PWELLに形成された11個の
N型拡散層NDのうち、両端を除く9個をそのソース及
びドレインとする。隣接する2個の拡散層NDの間つま
りチャネルの上層には、所定の絶縁膜をはさんでフロー
ティングゲートFGが形成され、その上層には、さらに
所定の絶縁膜をはさんでワード線W00〜W07等とな
るコントロールゲートが形成される。左端に配置された
拡散層NDは、ブロック選択MOSFETQUのドレイ
ンとなり、対応するビット線B00等に結合される。ま
た、右端に配置された拡散層NDは、ブロック選択MO
SFETQLのソースとなり、共通ソース線SLに結合
される。これらの拡散層NDと隣接する拡散層NDとの
間つまりチャネルの上層には、所定の絶縁膜をはさんで
ブロック選択線S0U又はS0L等となるゲートが形成
される。
【0014】この実施例において、NAND型EEPR
OMは、+3Vのような比較的絶対値の小さな正電位の
電源電圧VCCと0Vつまり接地電位VSSをその動作
電源とする。また、メモリアレイMARYを構成するM
OSFETメモリセルMCのしきい値電圧は、図4に示
されるように、消去後において−4.5V(第1のしき
い値電圧)のような負電位とされ、書き込み後において
+0.5(第2のしきい値電圧)のような正電位とされ
る。したがって、両しきい値電圧の中心値は、同図に点
線で示されるように、−2Vのような負電位となる。な
お、メモリセルMCは、消去後つまりそのしきい値電圧
が−4.5Vとされるとき、論理“1”のデータを保持
するものとされ、書き込み後つまりそのしきい値電圧が
+0.5Vとされるとき、論理“0”のデータを保持す
るものとされる。
【0015】メモリアレイMARYを構成するブロック
選択線S0U〜SpU及びS0L〜SpLならびにワー
ド線W00〜W07ないしWp0〜Wp7は、その右側
においてXアドレスデコーダXDに結合され、EEPR
OMの動作モードに応じた所定の選択又は非選択レベル
とされる。XアドレスデコーダXDには、Xアドレスバ
ッファXBからi+1ビットの内部アドレス信号X0〜
Xiが供給され、内部電圧発生回路VGから所定の内部
電圧VP1,VP2,VG1及びVG2が供給される。
また、XアドレスバッファXBには、アドレス入力端子
AX0〜AXiを介してXアドレス信号AX0〜AXi
が供給される。内部電圧発生回路VGには、外部端子V
CCを介して電源電圧VCCが供給される。
【0016】この実施例において、電源電圧VCCは、
前述のように、+3Vのような比較的小さな絶対値の正
電位とされる。また、内部電圧VP1は、+20Vのよ
うな比較的大きな絶対値の正電位とされ、内部電圧VP
2は、+10Vのような中間電位の正電位とされる。さ
らに、内部電圧VG1は、−2Vのような比較的小さな
絶対値の負電位とされ、内部電圧VG2は、−20Vの
ような比較的大きな絶対値の負電位とされる。一方、ブ
ロック選択線SO0〜SpUの選択レベルは、表1に示
されるように、消去モード及び書き込みモードにおいて
内部電圧VP1つまり+20Vとされ、読み出しモード
において電源電圧VCCつまり+3Vとされる。また、
ブロック選択線S0L〜SpLの選択レベルは、消去モ
ードにおいて内部電圧VP1つまり+20Vとされ、読
み出しモードにおいて電源電圧VCCつまり+3Vとさ
れる。ブロック選択線SO0〜SpUならびにS0L〜
SpLの非選択レベルは、接地電位VSSつまり0Vと
される。
【0017】さらに、ワード線W00〜W07ないしW
p0〜Wp7の選択レベルは、消去モードにおいて内部
電圧VG2つまり−20V、書き込みモードにおいて内
部電圧VP1つまり+20V、読み出しモードにおいて
電源電圧VCCつまり+3Vとされる。また、その非選
択レベルは、消去モードにおいて接地電位VSSつまり
0V、書き込みモードにおいて内部電圧VP2つまり+
10V、読み出しモードにおいて電源電圧VCCつまり
+3Vとされる。なお、共通ソース線SLは、EEPR
OMが消去モードとされるとき開放状態OPENとさ
れ、EEPROMが書き込みモード又は読み出しモード
とされるとき、接地電位VSSとされる。各動作モード
におけるメモリアレイMARYの接続状態と、各動作モ
ードの具体的な内容については、後で詳細に説明する。
【0018】
【表1】ブロック選択線及びワード線の選択レベル及び
非選択レベル
【0019】XアドレスバッファXBは、NAND型E
EPROMが各動作モードで選択状態とされるとき、外
部端子AX0〜AXiを介して供給されるXアドレス信
号AX0〜AXiを取り込み、保持するとともに、これ
らのXアドレス信号をもとに内部アドレス信号X0〜X
iを形成し、XアドレスデコーダXDに供給する。Xア
ドレスデコーダXDは、内部アドレス信号信号X0〜X
iをデコードして、メモリアレイMARYの対応するブ
ロック選択線S0U〜SpU及びS0L〜SpLならび
にワード線W00〜W07ないしWp0〜Wp7を選択
的に上記選択レベル又は非選択レベルとする。ソースス
イッチSSは、共通ソース線SLをEEPROMの動作
モードに応じた上記所定のレベルとする。
【0020】次に、メモリアレイMARYを構成するビ
ット線B00〜B07ないしBq0〜Bq7は、その上
方においてYスイッチYSに結合され、共通ソース線S
Lはその下方においてソーススイッチSSに結合され
る。YスイッチYSには、YアドレスデコーダYDから
q+1ビットのビット線選択信号が供給される。また、
YアドレスデコーダYDには、YアドレスバッファYB
からj+1ビットの内部アドレス信号Y0〜Yjが供給
され、YアドレスバッファYBには、外部端子AY0〜
AYjを介してYアドレス信号AY0〜AYjが供給さ
れる。
【0021】YアドレスバッファYBは、NAND型E
EPROMが各動作モードで選択状態とされるとき、外
部端子AY0〜AYjを介して供給されるYアドレス信
号AY0〜AYjを取り込み、保持するとともに、これ
らのYアドレス信号をもとに内部アドレス信号Y0〜Y
jを形成し、YアドレスデコーダYDに供給する。Yア
ドレスデコーダYDは、内部アドレス信号Y0〜Yjを
デコードして、対応するビット線選択信号を択一的に所
定の選択レベルとする。
【0022】一方、YスイッチYSは、ビット線B00
〜B07ないしBq0〜Bq7に対応して設けられる8
×(q+1)個のスイッチMOSFETを含む。これら
のスイッチMOSFETのゲートは、順次8個おきに共
通結合され、YアドレスデコーダYDから対応するビッ
ト線選択信号YS0〜YSqがそれぞれ共通に供給され
る。これにより、YスイッチYSを構成するスイッチM
OSFETは、対応するビット線選択信号YS0〜YS
qが択一的に所定の選択レベルとされることで8個ずつ
選択的にオン状態となり、メモリアレイMARYの対応
する8本のビットB00〜B07ないしBq0〜Bq7
と共通データ線CD0〜CD7との間を選択的に接続状
態とする。
【0023】8本のビット線が選択的に接続状態とされ
る共通データ線CD0〜CD7は、リードライト回路R
Wの対応する単位回路に結合される。リードライト回路
RWには、内部電圧発生回路VGから上記内部電圧VP
2が供給される。
【0024】リードライト回路RWは、共通データ線C
D0〜CD7に対応して設けられる8個の単位回路を備
え、これらの単位回路のそれぞれは、それぞれ1個のデ
ータ入力バッファ,ライトアンプ,リードアンプ及びデ
ータ出力バッファを含む。このうち、各データ入力バッ
ファの入力端子は、対応するデータ入出力端子D0〜D
7に結合され、その出力端子は、対応するライトアンプ
の入力端子に結合される。これらのライトアンプの出力
端子は、対応する共通データ線CD0〜CD7に結合さ
れる。8個のライトアンプには、上記内部電圧VP2が
共通に供給される。一方、リードライト回路RWの各リ
ードアンプの入力端子は、対応する共通データ線CD0
〜CD7に結合され、その出力端子は、対応するデータ
出力バッファの入力端子に結合される。これらのデータ
出力バッファの出力端子は、対応するデータ入出力端子
D0〜D7に結合される。
【0025】リードライト回路RWの各データ入力バッ
ファは、EEPROMが書き込みモードで選択状態とさ
れるとき、データ入出力端子D0〜D7を介して供給さ
れる書き込みデータを取り込み、対応するライトアンプ
に伝達する。これらの書き込みデータは、対応するライ
トアンプによって所定の書き込み信号とされ、共通デー
タ線CD0〜CD7からYスイッチYSを介してメモリ
アレイMARYの選択された8個のメモリセルに書き込
まれる。なお、リードライト回路RWの各ライトアンプ
から出力される書き込み信号のレベルは、対応する書き
込みデータが論理“0”とされるとき接地電位VSSと
され、対応する書き込みデータが論理“1”とされると
き内部電圧VP2つまり+10Vとされる。
【0026】一方、リードライト回路RWの各リードア
ンプは、メモリアレイMARYの選択された8個のメモ
リセルMCから対応する共通データ線CD0〜CD7を
介して出力される読み出し電流を電圧信号に変換して増
幅し、対応するデータ出力バッファに伝達する。これら
の読み出し信号は、各データ出力バッファから対応する
データ入出力端子D0〜D7を介してEEPROMの外
部に出力される。前述のように、メモリアレイMARY
を構成するメモリセルMCは、そのしきい値電圧が−
4.5Vとされる消去状態において論理“1”のデータ
を保持するものとされ、そのしきい値電圧が+0.5V
とされる書き込み状態において論理“0”のデータを保
持するものとされる。また、ワード線W00〜W07な
いしWp0〜Wp7は、選択状態において−2Vのよう
な内部電圧VG1とされ、非選択状態において+3Vの
ような電源電圧VCCとされる。したがって、共通デー
タ線CD0〜CD7には、選択されたメモリセルMCが
論理“1”のデータを保持しそのしきい値電圧がワード
線の選択レベルつまり内部電圧VG1より低い−4.5
Vとされるとき、比較的大きな読み出し電流が流れ、選
択されたメモリセルMCが論理“0”のデータを保持し
そのしきい値電圧がワード線の選択レベルより高い+
0.5Vとされるとき、読み出し電流はほとんど流れな
い。
【0027】タイミング発生回路TGは、外部から起動
制御信号として供給されるチップイネーブル信号CE
B,ライトイネーブル信号WEB及び出力イネーブル信
号OEBをもとに、図示されない各種の内部制御信号を
選択的に形成して、EEPROMの各回路に供給する。
【0028】図5には、図2のメモリアレイMARYの
消去モードにおける接続図が示されている。また、図6
には、図2のメモリアレイMARYの書き込みモードに
おける接続図が示され、図7には、その読み出しモード
における接続図が示されている。これらの図をもとに、
この実施例のEEPROMの各動作モードにおけるメモ
リアレイMARYの接続状態と具体的な動作ならびにそ
の特徴について説明する。なお、以下の接続図では、メ
モリアレイMARYのメモリブロックMB00を構成す
る4個のメモリセルMC00,MC01,MC10及び
MC11と対応するブロック選択MOSFETQU0,
QU1,QL0及びQL1ならびにその関連部分が例示
的に示されている。また、ワード線W00は、選択状態
とされるワード線の代表例として示され、ワード線W0
1は、非選択状態とされるワード線の代表例として示さ
れる。さらに、図6及び図7では、論理“1”のデータ
を保持するメモリセルMC00に対して点線の丸印が付
され、論理“0”のデータを保持するメモリセルMC0
1に対して実線の丸印が付される。
【0029】図5において、この実施例のEEPROM
の消去モードは、特に制限されないが、ブロック選択線
及びワード線を共有するq+1個のメモリブロックMB
00〜MB0qないしMBp0〜MBpqを単位として
行われる。このため、例えば消去対象となるメモリブロ
ックMB00〜MB0qのブロック選択線S0U及びS
OLは、XアドレスデコーダXDによって内部電圧VP
1つまり+20Vの選択レベルとされ、ワード線W00
〜W07はやはりXアドレスデコーダXDによって内部
電圧VG2つまり−20Vのような選択レベルとされ
る。このとき、共通ソース線SLならびにビット線B0
0〜B07ないしBq0〜Bq7は開放状態とされ、P
型ウェル領域PWELLには接地電位VSSが供給され
る。
【0030】これらのことから、消去対象となるq+1
個のメモリブロックMB00〜MB0qを構成するすべ
てのメモリセルMCでは、ゲートとP型ウェル領域PW
ELLとの間の電位差が大きくなり、そのフローティン
グゲートに蓄積された電子がFN(Fowler No
rdheim:ファウラー・ノルトハイム)トンネル現
象により半導体基板に引き抜かれる。この結果、これら
のメモリセルMCは、そのしきい値電圧が−4.5Vの
ような負電位とされて深いデプレッション型となり、論
理“1”のデータを保持するものとなる。
【0031】次に、EEPROMの書き込みモードは、
YスイッチYSから共通データ線CD0〜CD7を介し
てリードライト回路RWに接続された8個の選択メモリ
セルMCを単位として行われる。このとき、書き込み対
象となるワード線W00は、図6に示されるように、X
アドレスデコーダXDによって内部電圧VP1つまり+
20Vの選択レベルとされ、対象外のワード線W01等
は、内部電圧VP2つまり+10Vのような非選択レベ
ルとされる。また、対応するブロック選択線S0Uは、
内部電圧VP1つまり+20Vの選択レベルとされ、ブ
ロック選択線S0Lは接地電位VSSとされる。共通ソ
ース線SLには、ソーススイッチSSを介して接地電位
VSSが供給される。対応する書き込みデータが論理
“1”であるビット線B00等には、リードライト回路
RWの対応するライトアンプから内部電圧VP2つまり
+10Vが供給され、対応する書き込みデータが論理
“0”であるビット線B01には、接地電位VSSが供
給される。
【0032】これらのことから、メモリセルMC01で
は、そのゲート及びチャネル間の電位差が大きくなり、
半導体基板からそのフローティングゲートに対してFN
トンネル現象による電子の注入が行われる。この結果、
メモリセルMC01は、そのしきい値電圧が+0.5V
のような正電位とされてエンハンスメント型となり、論
理“0”のデータを保持するものとなる。このとき、メ
モリセルMC00等では、そのゲート及びチャネル間の
電位差が小さいためにFNトンネル電流が発生せず、そ
のしきい値電圧は−4.5Vのままとされる。なお、こ
の実施例のEEPROMにおける書き込み動作は、書き
込み後のメモリセルのしきい値電圧による書き込み信号
のレベル低下を防止するため、共通ソース線SLに近い
ワード線に結合されるメモリセルMCから順に行う必要
がある。
【0033】一方、EEPROMの読み出しモードは、
書き込みモードと同様に、YスイッチYSから共通デー
タ線CD0〜CD7を介してリードライト回路RWに接
続された8個の選択メモリセルMCを単位として行われ
る。このとき、読み出し対象となるワード線W00は、
図7に示されるように、XアドレスデコーダXDによっ
て内部電圧VG1つまり−2Vの選択レベルとされ、対
象外のワード線W01等は、電源電圧VCCつまり+3
Vの非選択レベルとされる。また、対応するブロック選
択線S0U及びS0Lは、ともに電源電圧VCCつまり
+3Vの選択レベルとされ、共通ソース線SLには、ソ
ーススイッチSSを介して接地電位VSSが供給され
る。さらに、選択されたビット線B00〜B07には、
リードライト回路RWの対応するリードアンプから共通
データ線CD0〜CD7を介して電源電圧VCCつまり
+3Vの読み出し電圧が供給される。
【0034】これらのことから、メモリアレイMARY
では、ブロック選択MOSFETQU0〜QU7及びQ
L0〜QL7がオン状態なり、非選択ワード線W01等
に結合される非選択メモリセルMC10及びMC11等
が一斉にオン状態となる。また、論理“1”のデータを
保持するメモリセルMC00等は、そのしきい値電圧が
−4.5Vのような負電位とされるために完全なオン状
態となり、論理“0”のデータを保持するメモリセルM
C01等は、そのしきい値電圧が+0.5Vのような正
電位とされるためにオン状態とはならない。この結果、
ビット線B00つまり共通データ線CD0等には、比較
的大きな読み出し電流が流されるが、ビット線B01つ
まり共通データ線CD1等には、読み出し電流がほとん
ど流されない。これらの読み出し電流は、前述のよう
に、リードライト回路RWの対応するリードアンプによ
って電圧信号に変換された後、増幅される。
【0035】ところで、この実施例のEEPROMは、
前述のように、+3Vのような比較的小さな絶対値の電
源電圧VCCをその動作電源とする。また、電源電圧V
CCには、周知のように、±10%の電位変動が許さ
れ、その電位は、最悪の場合、+2.7Vまで低下す
る。しかし、この実施例のEEPROMでは、メモリア
レイMARYを構成するMOSFETメモリセルのしき
い値電圧が、消去後において−4.5Vとされ、書き込
み後において+0.5Vとされるとともに、ワード線W
00〜W07ないしWp0〜Wp7の選択レベルが、こ
れらのしきい値電圧間の中心値つまり−2Vとされ、そ
の非選択レベルが電源電圧VCCとされる。このため、
電源電圧VCCが変動して最低電位つまり+2.7Vと
される場合でも、書き込み状態にあるメモリセルのしき
い値電圧つまり+0.5Vとワード線の非選択レベルつ
まり+2.7Vとの間には2.2Vのレベル差が確保さ
れ、非選択ワード線に結合されるすべてのメモリセルは
完全なオン状態となって、充分な読み出し電流を得るこ
とができる。この結果、NAND型EEPROMの読み
出し動作を安定化し、その低電圧化を推進することがで
きるものである。
【0036】以上の実施例に示されるように、この発明
をNAND型EEPROM等の半導体記憶装置に適用す
ることで、次のような作用効果が得られる。すなわち、 (1)その電源電圧が例えば+3Vに低電圧化されたN
AND型EEPROM等において、メモリアレイを構成
するMOSFETメモリセルの消去後におけるしきい値
電圧を例えば−4.5Vとし、書き込み後におけるしき
い値電圧を例えば+0.5Vとして、その中心値を−2
Vのような負電位とするとともに、読み出しモードにお
けるワード線の選択レベルを上記中心値つまり−2Vと
し、その非選択レベルを電源電圧つまり+3Vとするこ
とで、電源電圧に許容範囲内の電位変動が生じた場合で
も、ワード線の非選択レベルと書き込み状態にあるMO
SFETメモリセルのしきい値電圧との間に比較的大き
なレベル差を確保することができるという効果が得られ
る。
【0037】(2)上記(1)項により、非選択ワード
線に結合されかつ書き込み状態にあるメモリセルを充分
なオン状態とし、対応するビット線に充分な読み出し電
流を得ることができるという効果が得られる。 (3)上記(1)項及び(2)項により、低電圧条件下
におけるNAND型EEPROM等の読み出し動作を安
定化し、その低電圧化を推進することができるという効
果が得られる。
【0038】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、この発明は、上記実
施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、EEPROMのメモリアレイMARYを構成するメ
モリセルMCは、浮遊ゲート型以外の不揮発性メモリセ
ルを用いることができる。また、メモリアレイMARY
は、任意数のメモリブロックに分割できるし、各メモリ
ブロックを構成するワード線及びビット線の数も任意に
設定できる。電源電圧や各内部電圧の絶対値は、この実
施例による制約を受けないし、その極性やMOSFET
の導電型等も任意に設定できる。EEPROMは、×1
ビット又は×16ビット等のように任意のビット構成を
採りうるし、そのブロック構成やワード線及びブロック
選択線等の選択及び非選択レベルならびにしきい値電圧
の具体値等は、種々の実施形態を採りうる。
【0039】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその背景となった利用分野であるNA
ND型EEPROMに適用した場合について説明した
が、それに限定されるものではなく、例えば、NAND
型マスクROM等の各種メモリ集積回路装置やこのよう
なメモリ集積回路装置を内蔵するシングルチップマイク
ロコンピュータ等のディジタル集積回路装置にも適用で
きる。この発明は、少なくともそのしきい値電圧が保持
データの論理レベルに従って選択的に変化されるメモリ
セルを基本構成とするNAND型の半導体記憶装置なら
びにこのような半導体記憶装置を内蔵するシステム等に
広く適用できる。
【0040】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記の通りである。すなわち、その電源電圧が例えば+3
Vに低電圧化されたNAND型EEPROM等におい
て、メモリアレイを構成するMOSFETメモリセルの
消去後におけるしきい値電圧を例えば−4.5Vとし、
書き込み後におけるしきい値電圧を例えば+0.5Vと
して、その中心値を−2Vのような負電位とするととも
に、読み出しモードにおけるワード線の選択レベルを上
記中心値つまり−2Vとし、その非選択レベルを電源電
圧つまり+3Vとすることで、電源電圧に許容範囲内の
電位変動が生じた場合でも、ワード線の非選択レベルと
書き込み状態にあるMOSFETメモリセルのしきい値
電圧との間に比較的大きなレベル差を確保することがで
きるため、非選択ワード線に結合されかつ書き込み状態
にあるメモリセルを充分なオン状態とし、充分な読み出
し電流を得ることができる。これにより、低電圧条件下
におけるNAND型EEPROM等の読み出し動作を安
定化し、その低電圧化を推進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたNAND型EEPROM
の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1のEEPROMに含まれるメモリアレイの
一実施例を示す回路図である。
【図3】図2のメモリアレイの一実施例を示す部分的な
断面構造図である。
【図4】図2のメモリアレイを構成するメモリセルのし
きい値電圧とプログラム時間との関係を説明するための
一実施例を示す特性図である。
【図5】図2のメモリアレイの消去モードにおける接続
図である。
【図6】図2のメモリアレイの書き込みモードにおける
接続図である。
【図7】図2のメモリアレイの読み出しモードにおける
接続図である。
【図8】従来のNAND型EEPROMのメモリアレイ
を構成するメモリセルのしきい値電圧とプログラム時間
との関係を説明するための一例を示す特性図である。
【図9】図8のメモリアレイの読み出しモードにおける
接続図である。
【符号の説明】
MARY・・・メモリアレイ、XD・・・Xアドレスデ
コーダ、XB・・・Xアドレスバッファ、YS・・・Y
スイッチ、YD・・・Yアドレスデコーダ、YB・・・
Yアドレスバッファ、SS・・・ソーススイッチ、RW
・・・リードライト回路、VG・・・内部電圧発生回
路、TG・・・タイミング発生回路。MB00〜MB0
qないしMBp0〜MBpq・・メモリブロック、M
C、MC00〜MC01,MC10〜MC11・・・浮
遊ゲート型メモリセル、QU,QU0〜QU1,QL,
QL0〜QL1・・・ブロック選択MOSFET、S0
U〜SpU,S0L〜SpL・・・ブロック選択線、W
00〜W07ないしWp0〜Wp7・・・ワード線、B
00〜B07ないしBq0〜Bq7・・・ビット線、S
L・・・共通ソース線、CD0〜CD7・・・共通デー
タ線。NSUB・・・N型半導体基板、PWELL・・
・P型ウェル領域、ND・・・N型拡散層、FG・・・
フローティングゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8247 H01L 27/115 H01L 29/788 G11C 16/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 きい値電圧が保持データの論理レベル
    に従って選択的に第1又は第2のしきい値電圧とされか
    つそのゲートが対応するワード線に結合される複数のM
    OSFETメモリセルが直列結合されてなるNAND型
    メモリアレイを具備し、上記ワード線の読み出しモード
    における選択及び非選択レベルが互いに逆極性の電位と
    されることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記半導体記憶装置は、電位の電源電
    圧をその動作電源とするものであり、上記第1及び第2
    のしきい値電圧間の中心値は、電位とされるものであ
    って、上記ワード線の読み出しモードにおける選択レベ
    ルは、上記負電位とされ、その非選択レベルは、上記正
    電位とされるものであることを特徴とする請求項1の半
    導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記半導体記憶装置は、EEPROMで
    あり、上記直列結合された複数のMOSFETメモリセ
    ルは、その一方において対応する第1のブロック選択M
    OSFETを介して対応するビット線に結合され、その
    他方において対応する第2のブロック選択MOSFET
    を介して共通ソース線に結合されるものであることを特
    徴とする請求項1又は請求項2の半導体記憶装置。
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