JP3155821B2 - 不揮発性半導体メモリ - Google Patents

不揮発性半導体メモリ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、不揮発性半導体メモリ
に係わり、特にEEPROMのメモリセル制御回路を改
良した不揮発性半導体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のEEPROMの概略的な回路構成
を図8に示す。説明を簡単にするためにメモリセル10
は1個のみ示されている。図中11は第1の選択用トラ
ンジスタ、12はメモリ用トランジスタ、13は第2の
選択用トランジスタ、20はデコーダ、40は負荷回
路、50はセンスアンプ回路、60はレベルシフタを示
している。なお、レベルシフタ60はデコーダ20の出
力及び制御信号(/VPPEN)によってVpp(20V),Vcc
(5V),0Vの電位を選択して出力するものである
(特開平2−172009号公報)。
【0003】メモリセルの断面構造は、図9に示すよう
にp型基板の表面層にnチャネルのMOSトランジスタ
11〜13を形成したものとなっている。このような構
成におけるデータの消去,書込み及び読出しの各モード
について、下記の(表1)を用いて説明する。なお、E
EPROMを内蔵した集積回路で使用される電源電圧は
GND,Vcc,Vppの3種類であり、通常の場合は、G
ND=0V,Vcc=5V,Vpp=20Vである。
【0004】
【表1】
【0005】まず、データ消去(電子注入)を行う場合
には、/RGEN=5V,/VPPEN =0V,PL=20V,
Vpp=20V,WL=0V、デコーダ出力は選択の場合
5Vとなる。なお、[/X]はXの反転出力を意味して
いる。このとき、読出し線RLの電圧はどのように設定
してもよい。これらにより、WG=20V,CG=20
V,RG=0Vとなり、選択用トランジスタ11が導通
し、WLの0Vをメモリ用トランジスタ12側(ノード
a)へ伝える。これにより、メモリ用トランジスタ12
のフローティングゲートとノードaの間のトンネル酸化
膜に高電界が加わり、フローティングゲートからノード
aに向かってトンネル電流が流れてフローティングゲー
トに電子が注入される。この結果、メモリ用トランジス
タ12のしきい値電圧Vthが上昇する。
【0006】データ書込み(電子放出)を行う場合に
は、/RGEN=5V,/VPPEN =0V,PL=0V,Vpp
=20V,WL=20V、デコーダ出力は選択の場合5
Vとなる。このときも、読出し線RLの電圧はどのよう
に設定してもよい。これらにより、WG=20V,CG
=0V,RG=0Vとなり、選択用トランジスタ11が
導通し、ノードaはWLの20Vとなる。これにより、
消去の場合とは反対方向でトンネル酸化膜に高電界が加
わり、ノードaからフローティングゲートに向かってト
ンネル電流が流れて、フローティングゲートから電子が
放出される。この結果、メモリ用トランジスタ12のし
きい値電圧Vthが下降する。
【0007】データ読出しの場合には、/RGEN=0V,
/VPPEN =5V,PL=0V,Vpp=5V,WL=0
V、さらに選択の場合デコーダ出力は5V,Col.=
5Vとなる。これにより、WG=5V,CG=0V,R
G=5Vとなり、選択用トランジスタ11,13が共に
導通する。
【0008】このとき、メモリ用トランジスタ12のフ
ローティングゲートに電子が注入されている場合にはそ
のしきい値電圧Vthが上昇しているため、このメモリ用
トランジスタ12は導通せず、RLとWLとの間には電
流が流れない。従って、RLは5Vのまま保持される。
これに対し、フローティングゲートから電子が放出され
ている場合には、しきい値電圧が下降しているためメモ
リ用トランジスタ12は導通する。このときは、RLと
WLとの間に電流が流れRLはほぼWLの0Vとなる。
これらの場合のRLの5Vと0Vの電位差をセンスアン
プ回路50で増幅することにより、論理的な“1”,
“0”の判定が行われる。
【0009】次に、図8の回路において待機時について
考えてみる。待機時には/RGEN=5V,/VPPEN =5
V,PL=0V,WL=0V,Vpp=5Vとされ、さら
に選択されたアドレスの場合、デコーダ出力は5V、Co
l.=5Vとされる。このとき、メモリセル10の各ノー
ドの電圧は、WG=5V,CG=0V,RG=0V,W
L=0Vとなり、選択用トランジスタ11が導通し、ノ
ードaはWLの0Vとなる。CG=0Vであり、ノード
aも0Vであるため、フローティングゲートとノードa
との間のトンネル酸化膜にはフローティングゲートの電
荷による自己電界以外には電界が印加されない。従っ
て、トンネル効果による電子の注入も放出も行われな
い。
【0010】ところが、非選択の場合にはデコーダ出力
が0V、Col.=0Vとなり、メモリセル10の各ノード
の電圧は、WG=0V,CG=0V,RG=0V,WL
=0Vとなる。この場合、選択用トランジスタ11,1
3は共に非導通であるが、各トランジスタにはオフリー
ク電流が存在するため、充分に時間が経過するとメモリ
セル10の等価回路は図10に示すようになる。つま
り、ノードa,ノードbの電圧は抵抗11′,12′,
13′及び負荷回路40の0V〜5V間の抵抗分割によ
り決定される電圧まで上昇することになる。CG=0V
であるため前記書込み(電子放出)モードにおける電界
の加わり方と電界の方向が同じであり、異なる点は電界
の強さが書込みモード時よりも低いだけである。
【0011】従って、このときにメモリ用トランジスタ
12が消去(電子注入)状態であったならば、長時間に
わたり非選択の待機状態にされていると、既にフローテ
ィングゲートに注入されている電子がトンネル効果によ
り徐々に放出されてしまい、しきい値電圧Vthが僅かず
つ下降し、ある時間が経過したときには論理的誤動作を
引き起こすことになる。このような現象は、ソフトライ
ト(弱い書込み)現象と呼ばれる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の不揮
発性半導体メモリでは、待機時においてソフトライト現
象によりデータ保持特性が悪化するという問題があっ
た。
【0013】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、待機時のソフ
トライト現象を抑えて、データ保持特性を向上させるこ
とのできる不揮発性半導体メモリを提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、次のような構成を採用している。即ち本発
明は、ソースが書込み線に接続され、ゲートが書込みゲ
ート線に接続された第1のMOSトランジスタと、ソー
スが第1のMOSトランジスタのドレインに接続され、
制御ゲートが制御ゲート線に接続され、制御ゲートとチ
ャネルの間にトンネル効果を利用するための薄い絶縁膜
を介してソースと一部が重なり合った浮遊ゲートを有す
る第2のMOSトランジスタと、ソースが第2のMOS
トランジスタのドレインに接続され、ゲートが読出しゲ
ート線に接続され、ドレインが読出し線に接続された第
3のMOSトランジスタとからなるメモリセルを備えた
不揮発性半導体メモリにおいて、待機時において書込み
線及び制御ゲート線に同じ電圧を供給し、かつ書込みゲ
ート線に所定の電圧を供給することによって、第2のM
OSトランジスタの制御ゲートとソースを同電位にする
ようにしたものである。
【0015】
【作用】本発明によれば、待機時にメモリセルの書込み
線及び制御ゲート線を同じ電圧(例えばGND)とし、
書込みゲート線を所定の電圧(例えばVcc)とすること
によって、第2のMOSトランジスタの薄い絶縁膜に消
去(電子注入),書込み(電子放出)時以外には、フロ
ーティングゲートの電荷による自己電界以外の電界が印
加されない。このため、待機時におけるデータ保持特性
の向上が可能となる。また、待機時に読出し線にVccレ
ベルをプリチャージしておくことが可能となり、これに
よりアクセスタイムの短縮も実現可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0017】図1は、本発明をEEPROMに適用した
第1の実施例の概略的な回路構成を示す図である。この
図では、説明を簡単にするためにメモリセルは1個のみ
示している。また、図1の回路の読出し動作のタイミン
グチャートを、図2に示す。この実施例の基本的な構成
は図8に示した従来例と同様であり、従来例と異なる点
は、デコーダ20の出力部にチップイネーブル(/C
E)との論理和をとるためのゲート(NORゲート3
1)を設けたことである。
【0018】図1において、メモリセル10は、第1の
選択用トランジスタ(第1のMOSトランジスタ)1
1,メモリ用トランジスタ(第2のMOSトランジス
タ)12及び第2の選択用トランジスタ(第3のMOS
トランジスタ)13を直列に接続して構成される。選択
用トランジスタ11のドレインは書込み線(WL)に接
続され、ゲートは書込みゲート線(WG)に接続され
る。メモリ用トランジスタ12は、制御ゲートとチャネ
ルの間にトンネル効果を利用するための薄い絶縁膜を介
してソースと一部が重なり合った浮遊ゲートを有するも
ので、その制御ゲートは制御ゲート線(CG)に接続さ
れる。選択用トランジスタ13のゲートは読出しゲート
線(RG)に接続され、ソースは読出し線(RL)に接
続される。
【0019】一方、デコーダ20の出力は/CEと共
に、NORゲート31を介してレベルシフタ60及びN
ORゲート32に供給される。/RGENはNORゲート3
1の出力と共に、NORゲート32を介してRGに供給
される。レベルシフタ60の出力はWGに供給されると
共に、nチャネル,DタイプのMOSトランジスタ33
のゲートに供給される。そして、PLはトランジスタ3
3を介してCGに供給される。また、メモリセル10の
読出し線RLは、ゲートにCol.を入力するnチャネル,
EタイプのMOSトランジスタ34を介して負荷回路4
0及びセンスアンプ回路50に接続される。次に、本実
施例における動作を、下記の(表2)を参照して説明す
る。
【0020】
【表2】
【0021】図1において、/CEは待機時のみ5V、
その他の動作時は0Vである。本回路におけるデータ消
去(電子注入),書込み(電子放出)及び読出しの動作
は前記従来例(図8)の回路と全く同じである。
【0022】即ち、データ消去の際には、WL=0V,
WG=20V,CG=20V,RG=0Vとなり、選択
用トランジスタ11が導通してノードaが0Vとなるこ
とから、メモリ用トランジスタ12のフローティングゲ
ートに電子が注入され、メモリ用トランジスタ12のし
きい値電圧Vthが上昇する。データ書込の際には、WL
=20V,WG=20V,CG=0V,RG=0Vとな
り、選択用トランジスタ11が導通しノードaがWLの
20Vとなることから、メモリ用トランジスタ12のフ
ローティングゲートから電子が放出され、メモリ用トラ
ンジスタ12のしきい値電圧Vthが下降する。また、デ
ータ読出しの際には、WL=0V,WG=5V,CG=
0V,RG=5Vとなり、選択用トランジスタ11,1
3が共に導通し、メモリ用トランジスタ12のしきい値
電圧VthによりRLは5Vのまま保持されるか0Vとな
り、これがセンスアンプ回路50で検出される。
【0023】一方、待機時においては/CE=5Vであ
るのでWGはデコーダ20の出力に拘らず、つまり選
択,非選択に拘らず5Vとなる。このとき、CG=0
V,WL=0Vであり、ノードaはWLの0Vとなりメ
モリ用トランジスタ12のフローティングゲートとノー
ドaの間のトンネル酸化膜には、フローティングゲート
の電荷による自己電界以外には電界が印加されない。従
って、トンネル効果による電子の注入も放出も行われな
い。
【0024】このように本実施例によれば、デコーダ出
力部に/CE信号とのゲートを追加するだけで、待機時
においても全メモリセルのトンネル酸化膜にフローティ
ングゲートの電荷による自己電界以外には電界が印加さ
れないようにすることが可能となるため、データ保持特
性が大幅に向上する。さらに、待機時の読出し線へのV
ccレベルのプリチャージが可能(選択用トランジスタ1
1,13,メモリ用トランジスタ12のオフリークによ
るソフトライトの心配が無くなる。)となり、アクセス
タイムが短くかつソフトライト耐性の良い動作電圧範囲
の広い不揮発性半導体メモリが実現可能となる。
【0025】図3は、本発明の第2の実施例の要部構成
を示す図である。この実施例が先に説明した第1の実施
例と異なる点は、メモリセルの構成にある。この実施例
のメモリセルは、2つのMOSトランジスタ71,72
からなる。選択用トランジスタ(第1のMOSトランジ
スタ)71のソースはビット線(BL)に接続され、ゲ
ートは選択ゲート線(SG)に接続されている。メモリ
用トランジスタ(第2のMOSトランジスタ)72は、
制御ゲートとチャネルの間にトンネル効果を利用するた
めの薄い絶縁膜を介してソースと一部が重なり合った浮
遊ゲートを有するもので、ソースは選択用トランジスタ
71のドレインに接続され、制御ゲートは制御ゲート線
(CG)に接続され、ドレインはソース線(SL)に接
続されている。
【0026】このような構成においては、データ消去時
には、CG=20V,SG=20V,BL=0Vとして、メ
モリ用トランジスタ72のフローティングゲートに電子
を注入してしきい値電圧Vthを上昇させる。データ書込
み時には、CG=0V,SG=20V,BL=20V,SL
=5Vとして、メモリ用トランジスタ72のフローティ
ングゲートから電子を放出させてしきい値電圧Vthを下
降させる。そして、データ読出し時には、CG=0V
(又は5V),SG=5V,BL=2V,SL=0Vと
して、メモリ用トランジスタ12のしきい値電圧Vthに
応じた“1”又は“0”の情報をBLに読出す。
【0027】そして、待機時には、CG=0V,SG=
5V,BL=0Vとして、メモリ用トランジスタ72の
制御ゲートとソースを同電位にして、メモリセルトラン
ジスタ72のフローティングゲートに電子の注入も放出
も行われないようにする。これにより、第1の実施例と
同様に、待機時におけるソフトライト現象を抑えて、デ
ータ保持特性を大幅に向上させることができる。
【0028】なお、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではない。実施例においてはデコーダの出力部
に/CEとのゲートを追加したが、さらにデコーダ部、
或いはデコーダ手前にて同様の実施方法が可能であるこ
とは言うまでもない。
【0029】図4は、負荷回路40を常時導通している
MOSトランジスタで構成した例である。図5は、貫通
電流を低減するために負荷回路40をクロックφに基づ
き一時的に導通状態に制御されるMOSトランジスタで
構成した例で、例えばクロックφは図1において/CE
の反転信号としてもよい。このときのタイミングチャー
トを図6に示す。
【0030】/CE=5V、つまり待機時にはφ=0V
となり負荷回路40のMOSトランジスタが導通しプリ
チャージ状態となる。このときも前記の如くトンネル酸
化膜にはフローティングゲートの電荷による自己電界以
外には電界が印加されないため、ソフトライトの心配が
無い。/CE=0Vとなり読出しを行うときは、負荷回
路40のMOSトランジスタが非導通となると共にRG
が5Vとなるため、貫通電流を大幅に削減することが可
能となる。以上のようにリテンション特性を悪化させる
ことなく、アクセスタイムが短く低電力の不揮発性半導
体メモリが実現可能となる。
【0031】図7は、センスアンプ回路50をインバー
タで構成した例で、低電圧動作が可能なセンスアンプの
実現が容易である。ここで、インバータのかわりにクロ
ックドインバータを使用してもよい。その他、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することが
できる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、待
機時においてもメモリセルのトンネル絶縁膜にフローテ
ィングゲートの電荷による自己電界以外には電界が印加
されないように構成し、かつ待機時の読出し線へのVcc
レベルのプリチャージが可能としているので、待機時の
ソフトライト現象を抑えて、データ保持特性を大幅に向
上させると共に、アクセスタイム短縮をも可能とする不
揮発性半導体メモリを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係わるEEPROMの概略的な
回路構成を示す図、
【図2】第1の実施例における読出し時の動作を示すタ
イミングチャート、
【図3】第2の実施例に係わるEEPROMのメモリセ
ル構成を示す図、
【図4】実施例に用いた負荷回路の構成例を示す図、
【図5】実施例に用いた負荷回路の別の構成例を示す
図、
【図6】図5の構成の場合の読出し時の動作を示すタイ
ミングチャート、
【図7】実施例に用いたセンスアンプ回路の構成例を示
す図、
【図8】従来の不揮発性半導体メモリの概略的な回路構
成を示す図、
【図9】従来例のメモリセル構造を示す断面図、
【図10】従来例での待機時における非選択のメモリセ
ルの等価回路図。
【符号の説明】
10…メモリセル、 11,71…選択用トランジスタ(第1のMOSトラン
ジスタ)、 12,72…メモリ用トランジスタ(第2のMOSトラ
ンジスタ)、 13…選択用トランジスタ(第3のMOSトランジス
タ)、 20…デコーダ、 31,32…NORゲート、 33…nチャネルDタイプのMOSトランジスタ、 34…nチャネルEタイプのMOSトランジスタ、 40…負荷回路、 50…センスアンプ回路、 60…レベルシフタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 29/792 (56)参考文献 特開 平4−350968(JP,A) 特開 平4−291963(JP,A) 特開 平3−272095(JP,A) 特開 平5−267685(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8247 G11C 16/04 G11C 16/06 H01L 27/115 H01L 29/788 H01L 29/792

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソースが書込み線に接続され、ゲートが書
    込みゲート線に接続された第1のMOSトランジスタ
    と、ソースが第1のMOSトランジスタのドレインに接
    続され、制御ゲートが制御ゲート線に接続され、制御ゲ
    ートとチャネルの間にトンネル効果を利用するための薄
    い絶縁膜を介してソースと一部が重なり合った浮遊ゲー
    トを有する第2のMOSトランジスタと、ソースが第2
    のMOSトランジスタのドレインに接続され、ゲートが
    読出しゲート線に接続され、ドレインが読出し線に接続
    された第3のMOSトランジスタとからなるメモリセル
    と、 待機時において前記書込み線及び制御ゲート線に同じ電
    圧を供給し、かつ前記書込みゲート線に所定の電圧を供
    給することによって第2のMOSトランジスタの制御ゲ
    ートとソースを同電位にする手段と、 を具備してなることを特徴とする不揮発性半導体メモ
    リ。
  2. 【請求項2】前記書込み線は、データの書込み時には第
    1の電圧を、消去時及び読出し時には第1の電圧よりも
    低い第2の電圧を、第1のMOSトランジスタのソース
    に供給し、 前記書込みゲート線はデータの消去時及び書込み時には
    第1の電圧を、読出し時には第1の電圧よりも低く第2
    の電圧より高い第3の電圧を第1のMOSトランジスタ
    のゲートに供給し、 前記制御ゲート線は、データの消去時には第1の電圧
    を、書込み時及び読出し時には第2の電圧を、第2のM
    OSトランジスタのゲートに供給し、 前記読出しゲート線は、データの消去時及び書込み時に
    は第2の電圧を、読出し時には第3の電圧を、第3のM
    OSトランジスタのゲートに供給し、 前記読出し線は、データの読出し時に第3の電圧を第3
    のMOSトランジスタのドレインに供給し、 かつ待機時には、前記書込み線は第2の電圧を第1のM
    OSトランジスタのソースに供給し、前記制御ゲート線
    は第2の電圧を第2のMOSトランジスタのゲートに供
    給し、前記書込みゲート線は第3の電圧を第1のMOS
    トランジスタのゲートに供給するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体メモ
    リ。
  3. 【請求項3】前記読出し線は負荷回路を介して電源に接
    続されており、この読出し線の信号がセンスアンプ回路
    に供給されていることを特徴とする請求項2記載の不揮
    発性半導体メモリ。
  4. 【請求項4】前記負荷回路は、常時導通しているMOS
    トランジスタで構成されてなることを特徴とする請求項
    3記載の不揮発性半導体メモリ。
  5. 【請求項5】前記負荷回路は、クロック信号に基づき一
    時的に導通状態に制御されるMOSトランジスタで構成
    されてなることを特徴とする請求項3記載の不揮発性半
    導体メモリ。
  6. 【請求項6】前記センスアンプ回路は、インバータ回路
    で構成されてなることを特徴とする請求項3記載の不揮
    発性半導体メモリ。
  7. 【請求項7】ソースがビット線に接続され、ゲートが選
    択ゲート線に接続された第1のMOSトランジスタと、
    ソースが第1のMOSトランジスタのドレインに接続さ
    れ、制御ゲートが制御ゲート線に接続され、制御ゲート
    とチャネルの間にトンネル効果を利用するための薄い絶
    縁膜を介してソースと一部が重なり合った浮遊ゲートを
    有し、ドレインがソース線に接続された第2のMOSト
    ランジスタとからなるメモリセルと、 待機時において前記ビット線及び制御ゲート線に同じ電
    圧を供給し、かつ前記選択ゲート線に所定の電圧を供給
    することによって第2のMOSトランジスタの制御ゲー
    トとソースを同電位にする手段と、 を具備してなることを特徴とする不揮発性半導体メモ
    リ。
  8. 【請求項8】前記制御ゲート線は、データの消去時には
    第1の電圧を、書込み時には第1の電圧より低い第2の
    電圧を、読出し時には第2の電圧か又は第1の電圧より
    も低く第2の電圧よりも高い第3の電圧を、第2のMO
    Sトランジスタのゲートに供給し、 前記選択ゲート線は、データの消去及び書込み時には第
    1の電圧を、読出し時には第3の電圧を、第1のMOS
    トランジスタのゲートに供給し、 前記ビット線は、データの消去時には第2の電圧を、書
    込み時には第1の電圧を、読出し時には第2の電圧より
    も高く第3の電圧よりも低い第4の電圧を、第1のMO
    Sトランジスタのソースに供給し、 前記ソース線は、データの読出し時には第2の電圧を、
    書込み時にはハイインピーダンスか又は第3の電圧を第
    2のMOSトランジスタのドレインに供給し、 かつ待機時には、前記制御ゲート線は第2の電圧を第2
    のMOSトランジスタのゲートに供給し、前記選択ゲー
    ト線は第3の電圧を第1のMOSトランジスタのゲート
    に供給し、前記ビット線は第2の電圧を第1のMOSト
    ランジスタのソースに供給するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項7記載の不揮発性半導体メモリ。
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