JPH0433376A - 不揮発性半導体メモリ - Google Patents
不揮発性半導体メモリInfo
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- JPH0433376A JPH0433376A JP2138529A JP13852990A JPH0433376A JP H0433376 A JPH0433376 A JP H0433376A JP 2138529 A JP2138529 A JP 2138529A JP 13852990 A JP13852990 A JP 13852990A JP H0433376 A JPH0433376 A JP H0433376A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L29/00—Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/66—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
- H01L29/68—Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
- H01L29/76—Unipolar devices, e.g. field effect transistors
- H01L29/772—Field effect transistors
- H01L29/78—Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
- H01L29/788—Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate with floating gate
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- G—PHYSICS
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- G11C16/02—Erasable programmable read-only memories electrically programmable
- G11C16/04—Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS
- G11C16/0408—Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors
- G11C16/0416—Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS comprising cells containing floating gate transistors comprising cells containing a single floating gate transistor and no select transistor, e.g. UV EPROM
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
この発明は、例えばフローティングゲート、コントロー
ルゲートを有する不揮発性半導体メモリに関する。
ルゲートを有する不揮発性半導体メモリに関する。
(従来の技術)
第7図は従来の不揮発性半導体メモリの一例を示すもの
であり、第8図はその断面構造を示すものである。
であり、第8図はその断面構造を示すものである。
同図において、1層目のポリシリコンはフローティング
ゲートFGであり、2層目のポリシリコンは書込み電極
とセルへのアクセスゲートを兼ねるコントロールゲート
CGである。この場合、第8図に示す距jlldl、d
2は共に数百μmとする。
ゲートFGであり、2層目のポリシリコンは書込み電極
とセルへのアクセスゲートを兼ねるコントロールゲート
CGである。この場合、第8図に示す距jlldl、d
2は共に数百μmとする。
この不揮発性半導体メモリに情報を書込む場合、トラン
ジスタのコントロールゲートCG(ワード線WL)に1
2.5Vの高電圧を印加し、同時にドレイン電極D(ビ
ット線BL)に約8Vの高電圧を供給する。すると、ピ
ンチオフ状態のチャネル領域で、ホットエレクトロンが
生成され、これがフローティングゲートFCに捕獲され
る。この種の不揮発性半導体メモリにおいては、低い印
加電圧、短い書き込み時間で閾値電圧のシフト量が大き
いことが望ましい。一方、放置時あるいは読出し時の保
持特性も重要であり、相反する両者をある特性に一致さ
せることが高い信頼性を得るために必要である。
ジスタのコントロールゲートCG(ワード線WL)に1
2.5Vの高電圧を印加し、同時にドレイン電極D(ビ
ット線BL)に約8Vの高電圧を供給する。すると、ピ
ンチオフ状態のチャネル領域で、ホットエレクトロンが
生成され、これがフローティングゲートFCに捕獲され
る。この種の不揮発性半導体メモリにおいては、低い印
加電圧、短い書き込み時間で閾値電圧のシフト量が大き
いことが望ましい。一方、放置時あるいは読出し時の保
持特性も重要であり、相反する両者をある特性に一致さ
せることが高い信頼性を得るために必要である。
また、記憶された情報を読出す場合は、5Vの単一電源
で動作される。すなわち、コントロールゲートCGが選
択されると、フローティングゲートFGにはコントロー
ルゲートCGに供給された電圧のC2/ (C1+C2
)倍が加わる。この状態で、書込み前後の閾値のシフト
を図示せぬセンスアンプで感知増幅する。書込まれた情
報を消去するには、紫外線をフローティングゲートFC
に照射し、電子を高エネルギーに励起してフローティン
グゲートFGから放出する。したがりて、紫外線消去型
EPROMは全ビット−括して消去することが特徴であ
る。
で動作される。すなわち、コントロールゲートCGが選
択されると、フローティングゲートFGにはコントロー
ルゲートCGに供給された電圧のC2/ (C1+C2
)倍が加わる。この状態で、書込み前後の閾値のシフト
を図示せぬセンスアンプで感知増幅する。書込まれた情
報を消去するには、紫外線をフローティングゲートFC
に照射し、電子を高エネルギーに励起してフローティン
グゲートFGから放出する。したがりて、紫外線消去型
EPROMは全ビット−括して消去することが特徴であ
る。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、従来の不揮発性半導体メモリは書込み量と読
出し電流に強い相関があり、ホットエレクトロンの書込
み量のばらつきが読出し速度のばらつきを引き起こし、
不揮発性半導体メモリの高速化を困難なものとしていた
。
出し電流に強い相関があり、ホットエレクトロンの書込
み量のばらつきが読出し速度のばらつきを引き起こし、
不揮発性半導体メモリの高速化を困難なものとしていた
。
また、ホットエレクトロンの書込みによる閾値のシフト
量が減少し、これに起因するエンデユランス(endu
rance)の悪化も書込み可能回数の限度、および信
頼性に影響し、大きな問題であった。特に、超微細化お
よび低電圧化が進み、書込み時におけるフローティング
ゲートへのホットエレクトロンの注入量を確保するため
に高い昇圧電圧、長い書込み時間、薄いゲート酸化膜な
どが必要となった場合、この問題が一層顕著となるもの
であった。
量が減少し、これに起因するエンデユランス(endu
rance)の悪化も書込み可能回数の限度、および信
頼性に影響し、大きな問題であった。特に、超微細化お
よび低電圧化が進み、書込み時におけるフローティング
ゲートへのホットエレクトロンの注入量を確保するため
に高い昇圧電圧、長い書込み時間、薄いゲート酸化膜な
どが必要となった場合、この問題が一層顕著となるもの
であった。
この発明は、上記従来の不揮発性半導体メモリが有する
課題を解決するものであり、その目的とするところは、
超微細化および低電圧化が進んだ場合においても、書込
み量に依存することなく読aし電流を得ることができ、
書込み特性のばらつきや、エンデユランスの悪化による
書込み可能回数の減少を防止でき、信頼性を向上するこ
とが可能な不揮発性半導体メモリを提供しようとするも
のである。
課題を解決するものであり、その目的とするところは、
超微細化および低電圧化が進んだ場合においても、書込
み量に依存することなく読aし電流を得ることができ、
書込み特性のばらつきや、エンデユランスの悪化による
書込み可能回数の減少を防止でき、信頼性を向上するこ
とが可能な不揮発性半導体メモリを提供しようとするも
のである。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
この発明は、上記課題を解決するため、フローティング
ゲートとコントロールゲートを有する不揮発性半導体メ
モリにおいて、前記コントロールゲートを形成する電極
層を薄膜層によって形成し、この薄膜層のうち前記フロ
ーティングゲートに対応する部分を低不純物濃度のチャ
ネル領域とし、前記フローティングゲートをゲート電極
とする薄膜トランジスタ構造としている。
ゲートとコントロールゲートを有する不揮発性半導体メ
モリにおいて、前記コントロールゲートを形成する電極
層を薄膜層によって形成し、この薄膜層のうち前記フロ
ーティングゲートに対応する部分を低不純物濃度のチャ
ネル領域とし、前記フローティングゲートをゲート電極
とする薄膜トランジスタ構造としている。
前記薄膜トランジスタは、フローティングゲートにエレ
クトロンが注入された書込み状態と、エレクトロンが放
出された消去状態で異なる導電度を有している。
クトロンが注入された書込み状態と、エレクトロンが放
出された消去状態で異なる導電度を有している。
また、前記薄膜層はポリシリコンによって構成されてい
る。
る。
さらに、前記薄膜層はアモルファスシリコンによって構
成されている。
成されている。
また、前記薄膜層は単結晶シリコンによって構成されて
いる。
いる。
(作 用)
すなわち、この発明において、フローティングゲートに
エレクトロンを書込んだ状態のセルは、薄膜トランジス
タの閾値電圧が高く、オフ状態となるように設定され、
消去状態のセルは閾値電圧が低く、オン状態に設定され
る。読出し時にコントロールゲートを高電位とすると、
消、去状態のセルのみ薄膜トランジスタの反転層が形成
され、コントロールゲートの高電位がチャネル部に供給
されてMOS)ランジスタがオンする。従来のセルでは
、読出し時に書込み状態のセルのNMOSがオンしない
範囲でしかコントロールゲートを高電位とすることがで
きないが、この発明においては、書込み状態のセルのN
MOSの閾値を越えてコントロールゲートに高電位を供
給することができる。
エレクトロンを書込んだ状態のセルは、薄膜トランジス
タの閾値電圧が高く、オフ状態となるように設定され、
消去状態のセルは閾値電圧が低く、オン状態に設定され
る。読出し時にコントロールゲートを高電位とすると、
消、去状態のセルのみ薄膜トランジスタの反転層が形成
され、コントロールゲートの高電位がチャネル部に供給
されてMOS)ランジスタがオンする。従来のセルでは
、読出し時に書込み状態のセルのNMOSがオンしない
範囲でしかコントロールゲートを高電位とすることがで
きないが、この発明においては、書込み状態のセルのN
MOSの閾値を越えてコントロールゲートに高電位を供
給することができる。
(実施例)
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。第1図は、この発明の等価回路を示すものであり
、第2図は平面図、第3図はビット線方向の断面図、第
4図はワード線方向の断面図である。
する。第1図は、この発明の等価回路を示すものであり
、第2図は平面図、第3図はビット線方向の断面図、第
4図はワード線方向の断面図である。
第1図に示すごとく、この実施例においては、NMOS
)ランジスタ11のコントロールゲートCGを、例えば
ポリシリコンからなる薄膜トランジスタ(Thin F
ilg Transistor) 12のチャネル領域
CHによって構成している。この薄膜トランジスタ12
のゲート電極はフローティングゲートFGが兼ねている
。前記NMO3)ランジスタ11のドレインはビット線
BLに接続され、コントロールゲー)CGはワード線W
Lに接続されている。
)ランジスタ11のコントロールゲートCGを、例えば
ポリシリコンからなる薄膜トランジスタ(Thin F
ilg Transistor) 12のチャネル領域
CHによって構成している。この薄膜トランジスタ12
のゲート電極はフローティングゲートFGが兼ねている
。前記NMO3)ランジスタ11のドレインはビット線
BLに接続され、コントロールゲー)CGはワード線W
Lに接続されている。
すなわち、第2図乃至第4図に示すごとく、P型の半導
体基板13にはNMOSトランジスタ11を構成するソ
ースS1 ドレインDが設けられている。半導体基板1
3の上部には図示せぬ酸化膜を介してフローティングゲ
ートFGが設けられ、このフローティングゲートFCの
上部には図示せぬ絶縁膜を介して前記薄膜トランジスタ
12のチャネル領域CHが設けられている。このチャネ
ル領域CHを構成する薄膜はワード線WLと一体的に形
成され、チャネル領域CHは低不純物濃度n−1他の部
分は高不純物濃度n+とされている。
体基板13にはNMOSトランジスタ11を構成するソ
ースS1 ドレインDが設けられている。半導体基板1
3の上部には図示せぬ酸化膜を介してフローティングゲ
ートFGが設けられ、このフローティングゲートFCの
上部には図示せぬ絶縁膜を介して前記薄膜トランジスタ
12のチャネル領域CHが設けられている。このチャネ
ル領域CHを構成する薄膜はワード線WLと一体的に形
成され、チャネル領域CHは低不純物濃度n−1他の部
分は高不純物濃度n+とされている。
さらに、前記ドレインDには、ビット線BLが接続され
ている。
ている。
上記構成の薄膜トランジスタ12は、フローティングゲ
ー)FGにエレクトロンが注入されているか否かによっ
て、チャネル領域CHに反転層が形成されるか否かが決
定される。すなわち、この薄膜トランジスタ12はフロ
ーティングゲートFGにエレクトロンか注入されている
か否かによって、チャネル領域CHの電位を変えること
か可能なスイッチトキャパシタを形成している。
ー)FGにエレクトロンが注入されているか否かによっ
て、チャネル領域CHに反転層が形成されるか否かが決
定される。すなわち、この薄膜トランジスタ12はフロ
ーティングゲートFGにエレクトロンか注入されている
か否かによって、チャネル領域CHの電位を変えること
か可能なスイッチトキャパシタを形成している。
第5図(a)(b)は、NMOSトランジスタ11の閾
値電圧vTNと、薄膜トランジスタ12の閾値電圧VT
Tを示すものであり、同図(a)は書込み状態を示し、
同図(b)は消去状態を示している。
値電圧vTNと、薄膜トランジスタ12の閾値電圧VT
Tを示すものであり、同図(a)は書込み状態を示し、
同図(b)は消去状態を示している。
同図(a)に示すごとく、フローティングゲートFGに
エレクトロンe−か注入された書込み状態では、NMO
Sトランジスタ11の閾値電圧は高くなり、薄膜トラン
ジスタ12の閾値電圧VTTも高くなる。また、同図(
b)に示すごとく、消去状態ではNMOSl−ランジス
タ11の閾値電圧は低くなり、薄膜トランジスタ12の
閾値電圧V7丁も低くなる。
エレクトロンe−か注入された書込み状態では、NMO
Sトランジスタ11の閾値電圧は高くなり、薄膜トラン
ジスタ12の閾値電圧VTTも高くなる。また、同図(
b)に示すごとく、消去状態ではNMOSl−ランジス
タ11の閾値電圧は低くなり、薄膜トランジスタ12の
閾値電圧V7丁も低くなる。
第6図に示す如く、従来の不揮発性メモリにおいて、読
出し時のコントロールゲート(ワード線WL)の電位v
wLは、消去されたNMOSトランジスタの閾値電圧と
、書込まれたNMOSトランジスタの閾値電圧の中間に
設定され、このコントロールゲートの電位vWLを境界
として消去されたセルはオン、書込まれたセルはオフと
なる。センスアンプはこの電流差を感知して増幅し、“
0゛または“1”のデータを出力する。したがって、書
込み量が不足したり、特性のばらつきが生した場合、セ
ルにおけるオン、オフのマージ〉か少なくなり、読出し
速度の悪化や読出し不良等が生ずる。
出し時のコントロールゲート(ワード線WL)の電位v
wLは、消去されたNMOSトランジスタの閾値電圧と
、書込まれたNMOSトランジスタの閾値電圧の中間に
設定され、このコントロールゲートの電位vWLを境界
として消去されたセルはオン、書込まれたセルはオフと
なる。センスアンプはこの電流差を感知して増幅し、“
0゛または“1”のデータを出力する。したがって、書
込み量が不足したり、特性のばらつきが生した場合、セ
ルにおけるオン、オフのマージ〉か少なくなり、読出し
速度の悪化や読出し不良等が生ずる。
しかし、この実施例の場合、第5図に示すように、書込
み状態で薄膜トランジスタ12は導電度が低いオフとな
るように、消去状態では導電度が高いオンに設定してい
る。勿論、このように設定するにはマージンが必要であ
るが、単にオン、オフの区別さえできればよい。薄膜ト
ランジスタ12のオン電流は特別な制約はなく、データ
の読出し時間に対して十分短い時間内にチャネル部CH
をワード線の電位VWLまで充電できればよい。
み状態で薄膜トランジスタ12は導電度が低いオフとな
るように、消去状態では導電度が高いオンに設定してい
る。勿論、このように設定するにはマージンが必要であ
るが、単にオン、オフの区別さえできればよい。薄膜ト
ランジスタ12のオン電流は特別な制約はなく、データ
の読出し時間に対して十分短い時間内にチャネル部CH
をワード線の電位VWLまで充電できればよい。
また、薄膜トランジスタ12のオフ電流は、チャネル部
CHをワード線の電位■wLに充電するに要する時間が
、データの読出し時間に対して充分長い時間を必要とす
れば良い。
CHをワード線の電位■wLに充電するに要する時間が
、データの読出し時間に対して充分長い時間を必要とす
れば良い。
上記のように設定した状態において、読出し時にコント
ロールゲートCG(ワード線WL)を高電位にすると、
消去状態のセルのみ薄膜トランジスタ12のチャネル領
域CHに反転層が形成される。したがって、コントロー
ルゲートCGの高電位がチャネル部CBに供給され、N
MOSトランジスタ11がオンとなる。
ロールゲートCG(ワード線WL)を高電位にすると、
消去状態のセルのみ薄膜トランジスタ12のチャネル領
域CHに反転層が形成される。したがって、コントロー
ルゲートCGの高電位がチャネル部CBに供給され、N
MOSトランジスタ11がオンとなる。
従来のセルは、読出し時に、書込み状態のセルのNMO
Sトランジスタがオンしない範囲の高電位しかコントロ
ールゲートに供給することができな〆かった。しかし、
この実施例の場合、コントロールゲートCCの電位は、
NMOS)ランジスタの閾値で制約されることがない。
Sトランジスタがオンしない範囲の高電位しかコントロ
ールゲートに供給することができな〆かった。しかし、
この実施例の場合、コントロールゲートCCの電位は、
NMOS)ランジスタの閾値で制約されることがない。
したがって、書込み状態のセルのNMOSトランジスタ
11の閾値を越えてコントロールゲートCGに高電位を
供給することが可能となる。
11の閾値を越えてコントロールゲートCGに高電位を
供給することが可能となる。
一方、書込み状態のセルについては、薄膜トランジスタ
12がオフであるため、反転層が形成されておらず、コ
ントロールゲートCGに高電圧が加わっても薄膜トラン
ジスタ12のチャネル部CHが高電位になることはなく
、NMOSトランジスタ11はオフ状態を保持し、セル
電流は流れない。
12がオフであるため、反転層が形成されておらず、コ
ントロールゲートCGに高電圧が加わっても薄膜トラン
ジスタ12のチャネル部CHが高電位になることはなく
、NMOSトランジスタ11はオフ状態を保持し、セル
電流は流れない。
上記実施例によれば、コントロールゲートCGを構成す
る電極層をポリシリコン薄膜によって形成し、このポリ
シリコン薄膜のフローティングゲートFGと対応する部
分を低不純物濃度のチャネル領域CHとし、その他の部
分を高不純物濃度領域とし、フローティングゲートFG
をゲート電極とする薄膜トランジスタ12を構成してい
る。したがって、書込み/消去特性が劣化した場合にお
いても、薄膜トランジスタ12の閾値を境界としてセル
のオン、オフ状態を設定することにより、読出し電流の
マージンを確保することができるため、エンデユランス
を向上できる。しかも、超微細化および低電圧化が進ん
だ場合においても、フローティングゲートFGに対する
書込み量に依存することなく読出し電流を大きくするこ
とができるため、書込み特性のばらつきや、エンデユラ
ンスの悪化による書込み可能回数の減少を防止でき、信
頼性を向上することができる。
る電極層をポリシリコン薄膜によって形成し、このポリ
シリコン薄膜のフローティングゲートFGと対応する部
分を低不純物濃度のチャネル領域CHとし、その他の部
分を高不純物濃度領域とし、フローティングゲートFG
をゲート電極とする薄膜トランジスタ12を構成してい
る。したがって、書込み/消去特性が劣化した場合にお
いても、薄膜トランジスタ12の閾値を境界としてセル
のオン、オフ状態を設定することにより、読出し電流の
マージンを確保することができるため、エンデユランス
を向上できる。しかも、超微細化および低電圧化が進ん
だ場合においても、フローティングゲートFGに対する
書込み量に依存することなく読出し電流を大きくするこ
とができるため、書込み特性のばらつきや、エンデユラ
ンスの悪化による書込み可能回数の減少を防止でき、信
頼性を向上することができる。
また、薄膜トランジスタ12の閾値を低めに設定するこ
とにより、書込み時のエレクトロンの注入量を少なくす
ることができる。したがって、書込み時間の短縮、昇圧
電圧の低減、ゲート酸化膜の厚膜化などが可能となる。
とにより、書込み時のエレクトロンの注入量を少なくす
ることができる。したがって、書込み時間の短縮、昇圧
電圧の低減、ゲート酸化膜の厚膜化などが可能となる。
さらに、NMOSトランジスタ11の閾値を越えてコン
トロールゲー)CGに高電位を供給することができるた
め、閾値にばらつきが生じていてもセル電流のばらつき
を大幅に低減することができる。
トロールゲー)CGに高電位を供給することができるた
め、閾値にばらつきが生じていてもセル電流のばらつき
を大幅に低減することができる。
尚、上記実施例におA)で、セルを構成する薄膜トラン
ジスタはオン、オフが必ずしも完全なオン、完全なオフ
でなくともよい。すなわち、このデバイスのデータの読
出し時間に比べてチャネルの充電時定数が分離していれ
ばよい。
ジスタはオン、オフが必ずしも完全なオン、完全なオフ
でなくともよい。すなわち、このデバイスのデータの読
出し時間に比べてチャネルの充電時定数が分離していれ
ばよい。
また、上記薄膜はポリシリコンによって形成したが、ア
モルファス・シリコンを使用することも可能である。
モルファス・シリコンを使用することも可能である。
さらに、上記薄膜は、単結晶シリコンによって形成する
ことも可能である。この場合、薄膜である必要はない。
ことも可能である。この場合、薄膜である必要はない。
また、上記実施例は、この発明をEFROMに適用した
場合について説明したか、これに限定されるものではな
く、この発明をE2FROMに適用することも可能であ
る。
場合について説明したか、これに限定されるものではな
く、この発明をE2FROMに適用することも可能であ
る。
その他、発明の要旨を変えない範囲において、種々変形
実施可能なことは勿論である。
実施可能なことは勿論である。
[発明の効果コ
以上詳述したようにこの発明によれば、超微細化および
低電圧化が進んだ場合においても、書込み量に依存する
ことなく読出し電流を得ることかでき、書込み特性のば
らつきや、エンデユランスの悪化による書込み可能回数
の減少を防止でき、信頼性を向上することが可能な不揮
発性半導体メモリを提供できる。
低電圧化が進んだ場合においても、書込み量に依存する
ことなく読出し電流を得ることかでき、書込み特性のば
らつきや、エンデユランスの悪化による書込み可能回数
の減少を防止でき、信頼性を向上することが可能な不揮
発性半導体メモリを提供できる。
第1図はこの発明の一実施例を示す等価回路図、第2図
は第1図のセル構造を示す平面図、第3図は第2図の3
−3線に沿った断面図、第4図は第2図の4−4線に沿
った断面図、第5図はメモリセルの閾値電圧の状態を説
明するために示す図、第6図は従来とこの発明の読出し
動作を説明するために示す図、第7図は従来の不揮発性
メモリを示す等価回路、第8図は第7図に示すメモリセ
ルの構成を示す断面図である。 11・・・NMO5)ランジスタ、12・・・薄膜トラ
ンジスタ、CG・・・コントロールゲート、CH・・・
チャネル領域、FG・・・フローティングゲート、BL
・・・ビット線、WL・・・ワード線、第3区 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 ′a6図 り ≦ 11&4区
は第1図のセル構造を示す平面図、第3図は第2図の3
−3線に沿った断面図、第4図は第2図の4−4線に沿
った断面図、第5図はメモリセルの閾値電圧の状態を説
明するために示す図、第6図は従来とこの発明の読出し
動作を説明するために示す図、第7図は従来の不揮発性
メモリを示す等価回路、第8図は第7図に示すメモリセ
ルの構成を示す断面図である。 11・・・NMO5)ランジスタ、12・・・薄膜トラ
ンジスタ、CG・・・コントロールゲート、CH・・・
チャネル領域、FG・・・フローティングゲート、BL
・・・ビット線、WL・・・ワード線、第3区 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 ′a6図 り ≦ 11&4区
Claims (5)
- (1)フローティングゲートとコントロールゲートを有
する不揮発性半導体メモリにおいて、前記コントロール
ゲートを形成する電極層を薄膜層によって形成し、この
薄膜層のうち前記フローティングゲートに対応する部分
を低不純物濃度のチャネル領域とし、前記フローティン
グゲートをゲート電極とする薄膜トランジスタ構造とし
たことを特徴とする不揮発性半導体メモリ。 - (2)前記薄膜トランジスタは、フローティングゲート
にエレクトロンが注入された書込み状態と、エレクトロ
ンが放出された消去状態で異なる導電度を有することを
特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体メモリ。 - (3)前記薄膜層はポリシリコンによって構成されてい
ることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体メモ
リ。 - (4)前記薄膜層はアモルファスシリコンによって構成
されていることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半
導体メモリ。 - (5)前記薄膜層は単結晶シリコンによって構成されて
いることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体メ
モリ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2138529A JPH07120726B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 不揮発性半導体メモリ |
US07/707,064 US5315546A (en) | 1990-05-30 | 1991-05-29 | Non-volatile semiconductor memory using a thin film transistor |
KR1019910008779A KR960011187B1 (ko) | 1990-05-30 | 1991-05-29 | 불휘발성 반도체메모리 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2138529A JPH07120726B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 不揮発性半導体メモリ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0433376A true JPH0433376A (ja) | 1992-02-04 |
JPH07120726B2 JPH07120726B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=15224287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2138529A Expired - Fee Related JPH07120726B2 (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 不揮発性半導体メモリ |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5315546A (ja) |
JP (1) | JPH07120726B2 (ja) |
KR (1) | KR960011187B1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
US5452250A (en) * | 1994-06-14 | 1995-09-19 | International Business Machines, Inc. | Non-volatile register system utilizing thin-film floating-gate amorphous transistors |
KR100311486B1 (ko) * | 1995-11-23 | 2002-08-17 | 현대반도체 주식회사 | 반도체메모리장치및그의제조방법 |
JPH11143379A (ja) * | 1997-09-03 | 1999-05-28 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体表示装置補正システムおよび半導体表示装置の補正方法 |
US6022770A (en) * | 1998-03-24 | 2000-02-08 | International Business Machines Corporation | NVRAM utilizing high voltage TFT device and method for making the same |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62265768A (ja) * | 1986-05-13 | 1987-11-18 | Mitsubishi Electric Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4016588A (en) * | 1974-12-27 | 1977-04-05 | Nippon Electric Company, Ltd. | Non-volatile semiconductor memory device |
JPS57157573A (en) * | 1981-03-25 | 1982-09-29 | Fujitsu Ltd | Semiconductor non-volatile memory cell |
DE3141390A1 (de) * | 1981-10-19 | 1983-04-28 | Deutsche Itt Industries Gmbh, 7800 Freiburg | Floating-gate-speicherzelle, bei der das schreiben und loeschen durch injektion heisser ladungstraeger erfolgt |
JPS61123169A (ja) * | 1984-11-20 | 1986-06-11 | Fujitsu Ltd | 半導体集積回路 |
JP2607504B2 (ja) * | 1987-02-20 | 1997-05-07 | 株式会社東芝 | 不揮発性半導体メモリ |
JP2807256B2 (ja) * | 1989-03-17 | 1998-10-08 | 株式会社東芝 | 不揮発性半導体メモリ |
US5063423A (en) * | 1989-04-28 | 1991-11-05 | Nippondenso Co., Ltd. | Semiconductor memory device of a floating gate tunnel oxide type |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP2138529A patent/JPH07120726B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-05-29 US US07/707,064 patent/US5315546A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-05-29 KR KR1019910008779A patent/KR960011187B1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62265768A (ja) * | 1986-05-13 | 1987-11-18 | Mitsubishi Electric Corp | 不揮発性半導体記憶装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07120726B2 (ja) | 1995-12-20 |
KR960011187B1 (ko) | 1996-08-21 |
KR910020897A (ko) | 1991-12-20 |
US5315546A (en) | 1994-05-24 |
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Legal Events
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