JPH0519239B2 - - Google Patents

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JPH0519239B2
JPH0519239B2 JP17958083A JP17958083A JPH0519239B2 JP H0519239 B2 JPH0519239 B2 JP H0519239B2 JP 17958083 A JP17958083 A JP 17958083A JP 17958083 A JP17958083 A JP 17958083A JP H0519239 B2 JPH0519239 B2 JP H0519239B2
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JP
Japan
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memory cell
mos transistor
circuit
gate
voltage
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JP17958083A
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Hiroshi Iwahashi
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6070597A publication Critical patent/JPS6070597A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C17/00Read-only memories programmable only once; Semi-permanent stores, e.g. manually-replaceable information cards

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、データ書き込み回路を有する不揮
発性半導体記憶装置に関する。
〔発明の技術的背景〕
不揮発性半導体記憶装置、特に浮遊ゲート構造
のMOSトランジスタをメモリセルとして用いた
記憶装置では、メモリセルの浮遊ゲートに電子が
注入されているか、注入されていず中性状態のま
までいるかによりデータの“0”,“1”が記憶さ
れている。そしてメモリセルに“0”,“1”のデ
ータを記憶させる際のデータプログラム時に、電
子が注入された状態に対応するデータを書き込む
には、そのメモリセルのゲートおよびドレインに
高電圧が選択的に印加される。
第1図は従来の不揮発性半導体記憶装置のデー
タ書き込み回路部分の構成を模式的に示す回路図
である。第1図において、11はたとえば行デコ
ーダからのデコード出力Xがゲートに入力され、
浮遊ゲート構造を有するメモリセルである。この
メモリセル11のソースはアース電位点に接続さ
れている。12は列選択用のMOSトランジスタ
であり、そのゲートにはたとえば列デコーダから
のデコード出力Yが入力されている。13は書き
込み制御用のMOSトランジスタであり、そのゲ
ートには入力回路14からの出力データDが入力
されている。そして上記2個のMOSトランジス
タ12,13のドレイン、ソース間は、データ書
き込み用の高電圧VPの印加点と上記メモリセル
11のドレインとの間に直列挿入されている。上
記入力回路14は、上記電圧VPよりも小さな電
圧VCによつて駆動され、入力データDioを順次反
転するように設けられたE/D形のインバータ1
5,16、上記電圧VPにより駆動され、上記イ
ンバータ16の出力を反転するように設けられた
E/D形のインバータ17およびこのインバータ
17の出力端とアース電位点との間に接続されプ
ログラム信号によつて制御されるMOSトラ
ンジスタ18から構成されている。そして上記イ
ンバータ17の出力が前記データDとしてMOS
トランジスタ13のゲートに入力される。さらに
前記MOSトランジスタ12,13の直列接続点
19は図示しないセンスアツプの入力端に接続さ
れている。
このような構成において、入力回路14に
“0”レベルの入力データDioが供給されるときに
はプログラム信号は“0”レベルに設定さ
れる。このとき、信号によつてMOSトラン
ジスタ18がオフ状態にされ、出力データDは
“1”レベルすなわち電圧VPに設定される。い
ま、第1図中のメモリセル11にデータが書き込
まれる場合、デコード出力X,Yはともに高電圧
VPに設定される。入力回路14からの出力デー
タDおよびデコード出力YがVPに設定されるこ
とによつて書き込み制御用のMOSトランジスタ
13と列選択用のMOSトランジスタ12がオン
状態にされ、これによつてメモリセル11のドレ
インには高電圧VPが印加される。この結果、こ
のメモリセル11のゲートおよびドレインの両方
に高電圧VPが印加されることになるので、この
メモリセル11にはインパクトアイオニゼーシヨ
ンによる電子、正孔対が発生し、このうちの電子
が浮遊ゲートに注入されてデータの書き込みが行
なわれる。すなわち、このデータ書き込みの際
に、メモリセル11には2個のMOSトランジス
タ13,12を負荷回路として大きな電流が流れ
る。
第2図は上記第1図の回路におけるメモリセル
11、MOSトランジスタ13および12からな
る負荷回路それぞれの電圧電流特性を示す曲線図
である。第2図中の曲線イはメモリセル11のも
のであり、曲線ロは負荷回路のものである。そし
て上記2つの曲線イ,ロの交点における電圧がメ
モリセル11のドレイン電圧VDであり、電流が
ドレイン電流IDとなる。
〔背景技術の問題点〕
ところで、このような従来回路にあつては、メ
モリセルのチヤネル長のバラツキにより、メモリ
セルに流れる電流の値が変化する。つまり、メモ
リセルのチヤネル長が短かくなると、その電圧電
流特性曲線は第2図中のイからハに変化する。す
なわち、チヤネル長が短かくなると、より小さな
ドレイン電圧でも大きな電流が流れ、負荷回路の
特性曲線ロとの交点はよりIDの大きい方へ移動す
る。チヤネル長が変化したときのメモリセルのド
レイン電流IDの差をΔIとすれば、1ビツトのメモ
リセルではΔIだけ書き込み電流が増加すること
になる。記憶装置では複数ビツトからなる1ワー
ド単位でデータの書き込みや読み出しが行なわれ
ており、たとえば1ワードが8ビツトで構成され
ている場合には、8・ΔIもの電流増加が生じる。
メモリセルのチヤネル長は、その長さが短かい
程、短時間で書き込みが行なえることが知られて
いる。しかしながら、チヤネル長が短かいと、上
記のように書き込み電流が急激に増加するので、
チヤネル長をあまり短かくすることはできない。
このように書き込み電流がメモリセルのチヤネル
長に大きく依存しているため、従来の記憶装置で
はメモリセルのチヤネル長を注意深く制御する必
要があり、このことがプロセスマージンをせまく
しているという欠点がある。
〔発明の目的〕
この発明は上記のような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的は、メモリセルのチヤネ
ル長にかかわらずほぼ一定の書き込み電流を流す
ことができ、もつてプロセスマージンを広くする
ことが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供する
ことにある。
〔発明の概要〕
この発明による不揮発性半導体記憶装置では、
メモリセルの負荷回路となる書き込み制御用の
MOSトランジスタあるいは列選択用のMOSトラ
ンジスタのゲート電圧を、メモリセルに流れる書
き込み電流の値に応じて変化させることにより、
書き込み電流の値をほぼ一定に保つようにしたも
のである。
〔発明の実施例〕 以下、図面を参照してこの発明を実施例により
説明する。第3図はこの発明の途中で考えられた
不揮発性半導体記憶装置のデータ書き込み回路部
分の構成を模式的に示す回路図である。なお、説
明を明確にするため、第1図の従来回路と対応す
る箇所には第1図で用いた符号と同一符号を付し
て説明する。第3図において11はメモリセル、
12は列選択用のMOSトランジスタ、13は書
き込み制御用のMOSトランジスタ、14は入力
回路である。この実施例回路では、上記MOSト
ランジスタ13と書き込み用の高電圧VP印加点
との間に、新たに抵抗21が挿入されている。
さらにこの実施例回路では制御回路30が新た
に設けられている。この制御回路30は上記抵抗
21と前記MOSトランジスタ13との直列接続
点22における電圧VAを検出し、この電圧VA
応じた電圧VBを前記MOSトランジスタ13のゲ
ートに供給するためのものであり、この回路30
は次のように構成されている。高電圧VP印加点
とアース電位点との間には、そのしきい値電圧
Vthがほぼ0V近傍に設定されているMOSトラン
ジスタ31と、もう1個のMOSトランジスタ3
2とが直列接続され、上記MOSトランジスタ3
1のゲートは前記直列接続点22に接続されてい
る。同様に高電圧VP印加点とアース電位点との
間には2個のMOSトランジスタ33,34が直
列接続され、上記MOSトランジスタ33のゲー
トは高電圧VP印加点に接続されている。さらに
上記MOSトランジスタ34のゲートは上記2個
のMOSトランジスタ31,32の直列接続点3
5に接続され、上記MOSトランジスタ32のゲ
ートは上記2個のMOSトランジスタ33,34
の直列接続点36に接続されている。また高電圧
VP印加点とアース電位点との間にはデイプレツ
シヨン型のMOSトランジスタ37ともう1個の
MOSトランジスタ38とが、およびデイプレツ
シヨン型のMOSトランジスタ39ともう1個の
MOSトランジスタ40とがそれぞれ直列接続さ
れ、上記MOSトランジスタ37のゲートは上記
直列接続点35に、上記MOSトランジスタ39
のゲートは上記直列接続点36にそれぞれ直列接
続されている。上記MOSトランジスタ40のゲ
ートは上記2個のMOSトランジスタ37,38
の直列接続点41に、上記MOSトランジスタ3
8のゲートは上記2個のMOSトランジスタ39,
40の直列接続点42にそれぞれ接続されてい
る。そして上記直列接続点41における電圧が前
記電圧VBとして前記MOSトランジスタ13のゲ
ートに供給されている。一方、入力回路14から
の出力データDは、デイプレツシヨン型のMOS
トランジスタ43とエンハンスメント型のMOS
トランジスタ44とからなるE/D型のインバー
タ45で反転され、その反転データは上記制御
回路30の電圧VBの出力端である直列接続点4
1とアース電位点との間に接続されているMOS
トランジスタ46のゲートに供給される。なお、
第3図の実施例において、特に型を指定していな
いMOSトランジスタはすべてエンハンスメント
型である。
次に作用を説明する。いま、第3図中のメモリ
セル11にデータが書き込まれる場合、デコード
出力X,Yはともに高電圧VPに設定される。ま
たこのときに入力回路14には“0”レベルの入
力データDioが供給され、プログラム信号は
“0”レベルに設定されるので、この入力回路1
4からの出力データDは“1”レベルされ、これ
によりインバータ45の出力データは“0”レ
ベルにされてMOSトランジスタ46はオフ状態
にされる。すなわち、このときにMOSトランジ
スタ13は制御回路30からの出力電圧VBによ
つて制御される。いまこのMOSトランジスタ1
3が電圧VBによつてそのオン抵抗値が比較的小
さく設定されている場合、メモリセル11のドレ
インにはVPよりもわずかに小さな値の高電圧が
印加される。このメモリセル11のゲートにはデ
コード出力Xによる高電圧VPが印加されている
ので、前記したようなインパクトアイオニゼーシ
ヨンの発生によつて電子がその浮遊ゲートに注入
されデータ書き込みが行なわれる。そして、この
データ書き込みの際には、抵抗21のMOSトラ
ンジスタ13,12およびメモリセル11の径路
で大きな電流が流れる。このときの電流の値は次
のような理由で一定に保持されている。すなわ
ち、いま抵抗21に上記電流が流れることによつ
てこの両端間には電位差が生じるので、直列接続
点22にはVPよりも小さな電圧VAが得られる。
この抵抗21に流れている電流が一定であれば上
記電圧VAも一定であり、制御回路30からの出
力電圧VBも一定となり、これによりMOSトラン
ジスタ13のオン抵抗値も一定となるので、上記
一定の電流はそのまま保持される。
ここでメモリセル11のチヤネル長にバラツキ
が生じ、たとえばチヤネル長が短かくなつたとす
ると、このメモリセル11には以前よりも大きな
書き込み電流が流れることになる。メモリセル1
1における書き込み電流の増加は、上記抵抗21
における電流増加をもたらし、これにより電圧
VAは以前よりも小さくなる。いま、制御回路3
0において、MOSトランジスタ31,33の各
ゲート電圧の差が両MOSトランジスタのしきい
値電圧の差以上に広がると、直列接続点35にお
ける電圧VEが以前よりも小さくなる。この電圧
VEが小さくなることによつてMOSトランジスタ
37の抵抗値が大きくなり、これによつて電圧
VBは以前よりも小さくなる。すると、この電圧
VBをゲート入力とするMOSトランジスタ13の
オン抵抗値が大きくなり、抵抗21における電流
の増加分がMOSトランジスタ13のオン抵抗値
の増大によつて相殺される。すなわち、メモリセ
ル11のチヤネル長が短縮されても、抵抗21に
流れる電流は短縮される前とほぼ同じ値に保持さ
れる。いいかえれば、メモリセル11に流れる書
き込み電流の値は、そのチヤネル長の短縮前後で
変化せずほぼ一定に保たれる。
一方、メモリセル11のチヤネル長が長くなつ
た場合には、上記とは反対にメモリセル11にお
ける書き込み電流は減少し、電圧VAはチヤネル
長が長くなる前にくらべて大きくなる。これによ
り、制御回路30では前記とは反対に電圧VE
以前よりも大きくなり、さらに出力電圧VBも以
前より大きくなる。これにより、MOSトランジ
スタ13のオン抵抗値が小さくなつて、メモリセ
ル11における書き込み電流の増加分は相殺され
る。すなわち、メモリセル11のチヤネル長が長
くなつても、メモリセル11に流れる書き込み電
流の値は、チヤネル長が長くなる以前と後とで変
化せずほぼ一定に保たれる。そして、メモリセル
11の書き込み電流の値は抵抗21の値やMOS
トランジスタ31,33のしきい値電圧の値等に
よつて決定され、メモリセル11のチヤネル長の
バラツキには影響されない。このように、メモリ
セル11のチヤネル長に影響されずに書き込み電
流をほぼ一定に保つことができるので、メモリセ
ル11のチヤネル11のチヤネル長を注意深く制
御する必要はなく、これによつてプロセスマージ
ンを広くすることができる。
第4図もこの発明の途中で考えられた不揮発性
半導体記憶装置のデータ書き込み回路部分の構成
を模式的に示す回路図である。この第4図回路が
第3図と異なるところは、前記制御回路30の代
りに新たな制御回路50が設けられているところ
にある。この制御回路50は、高電圧VP印加点
とアース電位点との間に直列接続された2個のデ
イプレツシヨン型のMOSトランジスタ51,5
2を備えており、一方のMOSトランジスタ51
のゲートは前記電圧VAが得られる前記直列接続
点22に接続され、他方のMOSトランジスタ5
2のゲートはアース電位点に接続され、両MOS
トランジスタ51,52の直列接続点53は前記
MOSトランジスタ13のゲートに接続されてい
る。また上記直列接続点53とアース電位点との
間には、前記入力回路14からの出力データDの
反転データがそのゲートに入力される前記
MOSトランジスタ46が接続されている。
このような構成でなる回路では、メモリセル1
1の書き込み電流が増加して電圧VAが小さくな
れば、接続回路50内のMOSトランジスタ51
の抵抗値が大きくなり、これにより直列接続点5
3の電圧VFは以前よりも小さくなる。すると、
MOSトランジスタ13のオン抵抗値が大きくな
り、メモリセル11の書き込み電流は減少する。
次に上記とは反対に、メモリセル11における書
き込み電流が減少して電圧VAが大きくなれば、
MOSトランジスタ51の抵抗値が小さくなり、
これにより電圧VFは以前よりも大きくなり、さ
らにMOSトランジスタ13のオン抵抗値が小さ
くなるので、メモリセル11の書き込み電流は増
加する。すなわち、この実施例の場合にも、メモ
リセル11のチヤネル長に影響されずに書き込み
電流をほぼ一定に保つことができる。
次にこの発明の実施例回路について説明する。
第5図はこの発明の一実施例に係る不揮発性半導
体記憶装置のデータ書き込み回路部分の構成を模
式的に示す回路図である。この実施例回路では、
前記第3図の回路から抵抗21が取り除かれ、さ
らに制御回路30の代りに新たな制御回路60が
設けられている。この制御回路60は、高電圧
VP印加点と、メモリセル11のドレインすなわ
ちこのメモリセル11と列選択用のMOSトラン
ジスタ12との直列接続点23との間に直列接続
されているデイプレツシヨン型のMOSトランジ
スタ61および2個のエンハンスメント型の
MOSトランジスタ62,63で構成されている。
そして上記2個のMOSトランジスタ61と62
の直列接続64は前記書き込み制御用のMOSト
ランジスタ13のゲートに接続され、この直列接
続点64とアース電位点との間には、データ書き
込み時に前記反転データによつてオフ状態に設
定される前記MOSトランジスタ46が接続され
ている。また、上記2個のMOSトランジスタ6
1と62は、それぞれゲート、ドレイン間が短絡
されている。
このような構成でなる回路では、メモリセル1
1およびMOSトランジスタ12がデコード出力
X,Yによつてオン状態に設定されるとき、制御
回路60ではメモリセル11を介してMOSトラ
ンジスタ61,62,63の径路で電流が流れ
る。このため、メモリセル11のドレインMOS
トランジスタ13のゲートとの間には、MOSト
ランジスタ62,63の各しきい値電圧の和の電
圧が印加される。ところで、MOSトランジスタ
のしきい値電圧は一定であるために、メモリセル
11のチヤネル長にバラツキが生じても、メモリ
セル11のドレインとMOSトランジスタ13の
ゲートとの間の電圧はほぼ一定に保たれる。した
がつて、いまメモリセル11のチヤネル長が短か
くなり、このメモリセル11の流れる書き込み電
流が増加すると、そのドレインの電圧が小さくな
る。しかし、メモリセル11のドレインと、
MOSトランジスタ13のゲートとの間の電位差
は、一定に保たれ電流の増加が抑制される。一
方、上記とは反対に書き込み電流が減少すると、
メモリセル11のドレイン電圧が大きくなる。し
かし、メモリセル11のドレインとMOSトラン
ジスタ13のゲートとの間の電位差は、一定に保
たれるため書き込み電流の減少が抑制される。す
なわち、この実施例の場合にもメモリセル11の
書き込み電流をほぼ一定に保つことができる。
第6図は第5図の実施例の変形例を示す回路図
である。この変形例回路が第5図のものと異なる
ところは、前記MOSトランジスタ63の一端を
メモリセル11のドレインに接続する代りに
MOSトランジスタ13と12の直列接続点19
に接続するようにしたものである。このように構
成しても第5図の場合と同様に、メモリセル11
の書き込み電流をほぼ一定に保つことができる。
第7図はこの発明の途中で考えられた不揮発性
半導体記憶装置のデータ書き込み回路部分の構成
を模式的に示す回路図である。前記第3図に示す
回路では、抵抗21とMOSトランジスタ13と
の直列接続点22における電圧VAに応じてMOS
トランジスタ13のゲート電圧を制御し、これに
よつてこのMOSトランジスタ13のオン抵抗値
を変えてメモリセル11の書き込み電流を一定化
するようにしているが、この第7図回路では列選
択用のMOSトランジスタ12のオン抵抗値を変
えることによつてメモリセル11の書き込み電流
を一定化するようにしたものである。すなわち、
この回路では、書き込み制御用のMOSトランジ
スタ13のゲートには前記第1図の入力回路14
からの出力データDをそのまま入力し、列選択用
のMOSトランジスタ12のゲートには負荷MOS
トランジスタ71および列アドレスA00,…
Aoそれぞれをゲート入力とする複数の駆動MOS
トランジスタ72からなる列デコーダ70の出力
端をリードライト制御信号R/がゲートに入力
されたデイプレツシヨン型のMOSトランジスタ
73を介して接続するようにしたものである。さ
らに高電圧VP印加点とMOSトランジスタ12の
ゲートとの間には、エンハンスメント型のMOS
トランジスタ74とデイプレツシヨン型のMOS
トランジスタ75とを直列接続してなる制御回路
76が挿入され、この回路76内のMOSトラン
ジスタ74のゲートは前記直列接続点22に接続
され、MOSトランジスタ75のゲートはMOSト
ランジスタ12のゲートに接続されている。
このような構成でなる回路では、リードライト
制御信号R/が“0”レベルに設定されかつ列
デコーダ70が成立したときにのみ、制御回路7
6を介してMOSトランジスタ12のゲートに高
電圧VPが供給される。ここで制御回路76内の
MOSトランジスタ74は、抵抗21とMOSトラ
ンジスタ13の直列接続点22の電圧VAによつ
てゲート制御されている。したがつて、MOSト
ランジスタ12のゲートに供給されるデコード出
力Yの電圧は、前記第4図の回路の場合と同様
に、メモリセル11に流れる書き込み電流が一定
となる方向にMOSトランジスタ12のオン抵抗
値が変化するように制御される。
このように上記実施例回路及び変形例回路で
は、メモリセル11のチヤネル長に影響されずに
書き込み電流をほぼ一定にすることができるの
で、プロセスマージンをより広くすることができ
る。
また、上記実施例回路では書き込み電流を一定
に保つことができるために、メモリセル11のチ
ヤネル長を短かく設計しても書き込み電流を増加
させることなしにデータ書き込み時間の短縮化を
図ることもできる。
なお、第3図、第4図および第7図の各回路に
おける抵抗21は、各ビツト毎に設けるようにし
てもよいが、高電圧VPの外部供給端子と各ビツ
トの書き込み制御用のMOSトランジスタの共通
接続点との間にのみ設けるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、メモリ
セルに流れる書き込み電流の値に応じて、このメ
モリセルの負荷回路となる書き込み制御用の
MOSトランジスタおよび列選択用のMOSトラン
ジスタのいずれか一方のゲート電圧を変化させる
ようにしたので、メモリセルのチヤネル長にかか
わらずほぼ一定の書き込み電流を流すことがで
き、これによつてプロセスマージンを広くするこ
とが可能な不揮発性半導体記憶装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来回路の回路図、第2図は第1図回
路を説明するための曲線図、第3図はこの発明の
途中で考えられた回路の構成を示す回路図、第4
図もこの発明の途中で考えられた回路の構成を示
す回路図、第5図はこの発明の一実施例の構成を
示す回路図、第6図は第5図の実施例回路の変形
例の構成を示す回路図、第7図はこの発明の途中
で考えられた回路の構成を示す回路図である。 11……メモリセル、12……列選択用の
MOSトランジスタ、13……書き込み制御用の
MOSトランジスタ、14……入力回路、21…
…抵抗、30,50,60,76……制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ソースが接地電位に接続され、プログラムさ
    れたデータを不揮発的に保持するメモリセルと、 上記メモリセルのドレインとデータプログラム
    用電源との間にソース、ドレイン電流通路が挿入
    されたエンハンスメント型の第1のMOSトラジ
    スタと、 一端が上記データプログラム用電源に接続さ
    れ、他端が上記第1のMOSトランジスタのゲー
    トに接続された負荷素子と、 上記負荷素子の他端と接地電位との間にソー
    ス、ドレイン電流通路が挿入され、プログラム用
    のデータに応じて導通制御される第2のMOSト
    ランジスタと、 上記負荷素子の他端と上記メモリセルのドレイ
    ンとの間にソース、ドレイン電流通路が挿入さ
    れ、ゲート、ドレイン間が短絡された少なくとも
    1個のエンハンスメント型の第3のMOSトラン
    ジスタと を具備したことを特徴とする不揮発性半導体記憶
    装置。
JP58179580A 1983-09-28 1983-09-28 不揮発性半導体記憶装置 Granted JPS6070597A (ja)

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JP58179580A JPS6070597A (ja) 1983-09-28 1983-09-28 不揮発性半導体記憶装置

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JPS6070597A JPS6070597A (ja) 1985-04-22
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JPS61258394A (ja) * 1985-05-10 1986-11-15 Seiko Instr & Electronics Ltd 半導体集積回路装置
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