JP3283689B2 - 駆動回路 - Google Patents

駆動回路

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JP3283689B2
JP3283689B2 JP07306094A JP7306094A JP3283689B2 JP 3283689 B2 JP3283689 B2 JP 3283689B2 JP 07306094 A JP07306094 A JP 07306094A JP 7306094 A JP7306094 A JP 7306094A JP 3283689 B2 JP3283689 B2 JP 3283689B2
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博昭 南部
一男 金谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長い配線を介して高速
に信号を伝達する駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路では、回路間の配線が長
く寄生容量が大きい場合、例えば、バス配線やクロック
配線等には、駆動回路を用いるのが一般的である。例え
ば、CMOS回路の場合では駆動回路は、図2に示すよ
うにインバータで構成されることが多い。1はインバー
タであり、大きな寄生容量を駆動するため通常の回路よ
りもゲート幅の大きなトランジスタが使用される。ま
た、2は寄生容量と寄生抵抗を考慮した配線の等価回路
である。
【0003】この回路の動作波形を図4(a)に示す。
駆動回路の出力点VWでの電圧波形の立ち上がり時間は
高速であるが、配線の出口VEでは寄生抵抗と寄生容量
により波形が鈍り、配線遅延tpdi1が発生する。こ
の遅延は配線の寄生容量と寄生抵抗の積に比例して増加
するため、配線が長い場合は配線遅延は非常に大きくな
り、集積回路の性能が配線遅延により制限されるという
問題があった。
【0004】この問題を解決する技術として、特開平3
−235291号公報に開示されたものがある。この技
術はメモリLSIのワード線の配線遅延を低減すること
を目的に考案されたもので、ワード線駆動回路を図3の
ように構成する。ワード線駆動回路は出力回路3、出力
制御回路4、及び、高圧パルス供給回路5からなる。出
力回路3及び制御回路4は通常の電源電圧VCCで動作
しているが、高圧パルス発生回路5はVCCよりも高い
電圧VCHで動作する。前記公報の例では、VCC=5
V,VCH=10Vである。本回路において、入力信号
Viが高電位から低電位へと変化すると、出力回路3の
トランジスタQP1と高圧パルス発生回路5のトランジ
スタQPAが導通して出力点VWの電位は約7Vまで上
昇する。次に、出力制御回路内のバッファBの出力入力
信号ViよりもΔtだけ遅れて低電位に変化し、トラン
ジスタQN2が非導通となり、高圧パルス発生回路5は
非活性状態となる。このため、QPAは非導通となり、
VWの電位は5Vまで低下する。従って、VWの電圧波
形は図4(b)に示すように切り換わり時においてΔt
の期間だけ振幅を大きくしたものになる。一時的に振幅
を増やすことで、寄生容量への充電電流を増やすことが
できるので、VEにおける電位変化を速めることができ
る。また、Δtの後に通常の電位に戻すのでVEにおけ
る振幅は図2の回路と同じになる。
【0005】以上説明したように図3の回路でワード線
駆動回路を構成することで、ワード線の配線遅延を低減
し、高速なメモリLSIを実現することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術には、以下に述べる3つの問題点があった。
【0007】(1)従来技術は、メモリLSIのワード
線駆動回路に適用することしか考慮されていないので、
駆動回路の出力が低電位から高電位へ変化する場合に
は、配線遅延が短縮されるが、逆に高電位から低電位に
変化する場合には、配線遅延は全く短縮されない。DR
AM等のワード線駆動回路の場合には、高電位から低電
位への変化はプリチャージ期間内に終了しさえすれば、
多少遅延が大きくても問題はない。しかし、従来技術を
それ以外の駆動回路、例えば論理LSIのブロック間配
線駆動回路、バス駆動回路やクロック駆動回路に適用す
る場合には、立ち上がり、立ち下がりの両方の変化に対
して配線遅延が短縮されなければ、集積回路の性能向上
は望めない。
【0008】(2)従来技術では、高圧パルス発生回路
内のトランジスタQPAが導通しているときにQP1も
導通しているため、VCHからVCCに貫通電流が流れ
る。このため、高圧パルス発生回路用電源としてVCH
=10Vを供給しているにも関わらず、出力点VWの電
位は7Vまでしか上昇せず、配線遅延の短縮効果が小さ
い。
【0009】(3)上記のようにVCHからVCCへ大
きな貫通電流が流れるため、駆動回路の消費電力が大き
い。
【0010】本発明の目的は、メモリLSIに限らず広
く適用でき、充分な配線遅延低減効果を有し、低消費電
力な駆動回路を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、駆動回路を請求項1記載のように、
ソースを第1の電源に接続し、ドレインを出力端子に接
続した第1のPMOSトランジスタと、ソースを第2の
電源に接続し、ドレインを出力端子に接続した第2のP
MOSトランジスタと、ソースを第3の電源に接続し、
ドレインを出力端子に接続した第1のNMOSトランジ
スタと、ソースを第4の電源に接続し、ドレインを出力
端子に接続した第2のNMOSトランジスタと、入力信
号に応じて該第1、第2のPMOS及びNMOSトラン
ジスタのゲート電位を制御する制御回路を含むように構
成する。
【0012】また、請求項2記載のように、ドレインを
出力端子に、ゲートを入力端子に接続したPMOSトラ
ンジスタと、ドレインを出力端子に、ゲートを入力端子
に接続したNMOSトランジスタと、入力信号に応じて
該PMOS及びNMOSトランジスタのソース電位を制
御する制御回路を含むように構成してもよい。
【0013】あるいは、請求項3記載のように、3組の
カレントスイッチからなるコレクタドット回路と、入力
信号に応じてそれぞれのカレントスイッチのベース電位
を制御する制御回路を含むように構成してもよい。
【0014】また、制御回路に微分回路を含むように構
成すると、制御回路を構成する素子の数を減らせる。
【0015】また、駆動回路をバス線駆動回路あるいは
クロック線駆動回路に適用すると高速かつ低電力な集積
回路を構成できる。
【0016】
【作用】本発明では、制御回路により駆動回路を制御
し、信号の立ち上がり及び立ち下がり時に一時的に信号
振幅を大きくする。これにより、信号の立ち上がり時だ
けでなく、立ち下がり時も信号を高速に伝達することが
可能になる。しかも、駆動回路に貫通電流が流れないた
め、配線遅延の短縮効果が大きく、消費電力も小さくで
きる。
【0017】特に、本発明をバス線の駆動回路やクロッ
ク線の駆動回路に用いれば半導体集積回路の性能を大幅
に向上させることができる。
【0018】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を詳しく
説明する。
【0019】〈実施例1〉図1に本発明の第1の実施例
を示す。本実施例はCMOS回路で構成した例である。
以下の説明では、集積回路内における駆動回路以外の通
常の論理回路やメモリ回路(図示せず)はVCC/VS
Sの電源電圧で動作しているものとする。本発明の駆動
回路は配線2を駆動する駆動部DRVと、それを制御す
る制御部CNTLから成る。駆動部DRVはドレインを
出力端子に接続した2つのPMOSMP1,MP2及び
NMOS MN1,MN2から構成される。MP1のソ
ースはVCC(例えば5V)が、MP2のソースはVC
H(例えば10V)が印加される。また、MN1のソー
スにはVSS(例えば0V)が、MN2のソースにはV
SH(例えば−5V)が印加される。制御部CNTLは
遅延回路DLY、レベル変換回路LC及び若干の論理回
路からなる。レベル変換回路LCにはVCH/VSHの
電源電圧が印加されており、制御部のそれ以外の回路は
VCC/VSSの電源電圧が印加されている。レベル変
換回路はVCC/VSSレベルの信号をVCH/VSH
レベルの信号に変換すると同時に、インバータの機能も
有している。制御部により、駆動部の4つのトランジス
タの導通状態を制御することで、信号の立ち上がり時だ
けでなく立ち下がり時にも一時的に信号振幅を大きくし
た駆動信号を発生することが可能となる。
【0020】以下、図5を参照しながら本回路の動作を
説明する。制御部CNTLでは、信号INを受けて、そ
れを遅延回路DLYによりΔtだけ遅延させた信号IN
2とその反転信号IN3を発生する。これらの信号か
ら、NOR,NAND及びインバータ回路により、駆動
部DRVの制御信号GP1,GP2,GN1及びGN2
を発生させる。これらの制御信号のうちGP1,GN1
はVCC/VSSレベルの信号であり、GP2とGN2
はVCH/VSHレベルの信号である。
【0021】今例えば、信号INが低電位から高電位に
変化すると、GP1,GP2及びGN2が高電位と成
り、GN1は低電位となる。このため、トランジスタM
N2が導通し、出力AはVSHまで低下する。時間Δt
の後にGN2が低電位に変化すると同時に、GN1は高
電位に変化する。このため、トランジスタMN2に代わ
り、MN1が導通し、AはVSHからVSSへと上昇す
る。一方、信号INが高電位から低電位に変化すると、
最初のΔtの間はトランジスタMP2が導通し、AはV
CHまで上昇する。その後、トランジスタMP2に代わ
りMP1が導通し、AはVCHからVCCへ低下する。
このようにして、切り換わり時に振幅が一時的に大きく
なった駆動信号が得られる。
【0022】本技術において、大振幅で駆動する期間Δ
tが小さすぎるとB点の電位が充分上昇する前にA点の
電位が通常電位に戻るため、遅延時間の短縮効果が小さ
くなる。一方、Δtが大きすぎるとB点での振幅はVS
を越え、配線の寄生容量に過剰な電荷が充電(あるいは
放電)され、駆動回路の消費電力が大きくなってしま
う。従って、B点での振幅がちょうどVSとなったとき
にA点の電位を通常電位に戻すのが望ましい。B点での
振幅がちょうどVSに等しくなるに要する時間は、
【0023】
【数1】
【0024】と表される。このため、Δtはtpdi程
度に設定することが望ましい。
【0025】図6に切り換わり時の振幅VODと定常時
の振幅VSの比を変えた場合の配線遅延の変化を示す。
横軸はVOD/VSであり、縦軸は図2の従来技術を1
とした場合の配線遅延と配線の寄生容量で消費される電
力を示している。図3の従来技術の場合VODは約7
V、VSは5Vであるので配線遅延は0.73となる。
一方、本発明ではVODは10Vであるので配線遅延は
0.57となり、従来技術よりも高速化効果が大きいこ
とがわかる。また、VOD/VSを大きくすると、配線
遅延は減少するが、消費電力が増加するため、VOD/
VSをあまり大きく設定することは好ましくない。通常
はVOD/VSは2〜3に設定するのが適当と思われ
る。
【0026】以上説明したように、本発明では、信号の
立ち上がり時だけでなく立ち下がり時の配線遅延も短縮
できるので、メモリLSIのワード線駆動回路に限ら
ず、論理LSIのブロック間配線駆動回路、バス線の駆
動回路やクロック線の駆動回路にも適用することができ
る。また、本発明ではトランジスタMP1,MP2(あ
るいはMN1,MN2)が同時に導通状態にはならない
ので、従来技術のように貫通電流が流れることはなく、
信号の立ち上がり時には出力電位はVCH(10V)ま
で上昇するため、従来技術よりも更に配線遅延を短縮す
ることができる。また、貫通電流が流れないことから、
消費電力も小さくできる。
【0027】〈実施例2〉図7は本発明の第2の実施例
である。本実施例では、駆動部はMP3,MN3の2つ
のトランジスタから構成される。これらのゲートには入
力信号INが、ソースには制御信号SP,SNが印加さ
れる。制御部CNTLは遅延回路DLY、レベル変換回
路LC及び若干の論理回路からなる。レベル変換回路L
C1にはVCH/VCCが、LC2にはVSS/VSH
の電源電圧が印加されており、制御部のそれ以外の回路
はVCC/VSSの電源電圧が印加されている。レベル
変換回路LC1,LC2はVCC/VSSレベルの信号
をVCH/VCCレベル及びVSS/VSHレベルの信
号に変換する機能を有している。
【0028】以下、図8を参照しながら本回路の動作を
説明する。今例えば、信号INが低電位から高電位に変
化すると、トランジスタMN3が導通すると同時に制御
信号SNがVSSからVSHに変化し、出力AはVSH
まで低下する。SNは時間Δtの後にVSSに復帰する
ため、出力AはVSHからVSSへと上昇する。一方、
信号INが高電位から低電位に変化する場合は、トラン
ジスタMP3が導通すると同時に制御信号SPがVCC
からVCHに変化し、出力AはVCHまで上昇する。S
Pは時間Δtの後にVCCに復帰するため、出力AはV
CHからVCCへと低下する。このようにして、切り換
わり時に振幅が一時的に大きくなった駆動信号が得られ
る。これにより、図1の実施例と同様の効果が得られ
る。
【0029】本実施例では、駆動部のトランジスタの数
が図1の実施例よりも少なくできるので、駆動回路の面
積を小さくできる利点がある。しかし、レベル変換回路
内のトランジスタ(図示せず)及び駆動部のトランジス
タを介して配線2を駆動するため、図1の実施例に比べ
出力インピーダンスが高く、負荷容量が大きい場合には
駆動波形の立上り、立下り時間が大きくなることがあ
る。
【0030】最近の集積回路の大規模化に伴い、回路内
の信号線は長くなってきており、信号線の充放電により
消費される電力が全体に占める割合が増加してきてい
る。このような状況のもと、公開特許公報 特開平4−
211515に開示されているように、信号線の電圧振
幅を小さくすることにより低電力化を図る方法が提案さ
れている。
【0031】〈実施例3〉図9は本発明の第3の実施例
を示したものであり、上記の技術と本発明を組み合わせ
て、高速かつ低電力な駆動回路を実現するものである。
本実施例では、信号振幅を小さくするため、VCCより
も低い電源VCL,VSLを使用する。これらの電源の
電位関係は、
【0032】
【数2】 VCC>VCL>VSL>VSS (数2) とする。また、制御部の回路は全てVCC/VSSの電
源で動作する。駆動部のトランジスタMP1,MN1の
ソースにVCL,VSLを印加することにより、出力A
は図10に示すように通常はVSLあるいはVCLのレ
ベルをとり、切り換わり時のみ一時的にVSSあるいは
VCCとなるようにできる。このため、配線での信号伝
達時間を低減できる上に、駆動振幅が小さいため、配線
を駆動するための電力を低減することができる。
【0033】例えば、VCL=2/3VCC,VSL=
1/3VCCと設定した場合の消費電力を計算した結果
を図11に示す。ここでは0.3μm加工技術で回路を
製造し、長さ20mmの配線を駆動した場合を示してい
る。駆動回路の回路規模が従来よりも大きくなるため、
駆動回路自体の電力は若干増加するが、配線で消費され
る電力は大幅に低減されるので、全体の消費電力として
は、図2の従来技術に比べ約50%低減できる。なお、
図3の従来技術では前述のように貫通電流が流れるた
め、図2の技術よりも更に消費電力は大きくなる。従っ
て、図3の従来技術と比較すれば本実施例による低電力
化の効果は50%以上になる。
【0034】以上述べたように、本実施例によれば、配
線遅延を低減できるのみならず配線の寄生容量で消費さ
れる電力も大幅に低減することが可能となる。
【0035】非常に長い配線での遅延時間を短縮する方
法として、配線をいくつかに分割しその間に駆動回路を
挿入する方法がよく用いられる。
【0036】〈実施例4〉図12は本発明の第4の実施
例であり、本発明の駆動回路を配線を分割して駆動する
方法に適用した例を示している。図では配線をIC1,
IC2に2分割し、その間に駆動回路DRV1,DRV
2を設けた例を示している。このような構成とすること
により、配線自体の遅延時間は1/2に低減される。し
かし、駆動回路での遅延時間は2倍となるため、配線の
分割数には最適値が存在する。図13は配線の分割数と
遅延時間の関係を示したもので、配線長20mm、駆動
回路の遅延時間0.2nsの場合の計算結果である。図
2の従来技術では分割数3の場合が遅延時間が最も小さ
くなる。一方、本発明では従来技術よりも配線遅延が小
さいために分割数2の場合が最小となる。従って、従来
技術よりも駆動回路の数を低減できる。さらに、遅延時
間自体も従来技術よりも約20%低減できる。以上述べ
たように、配線を分割し、本発明の駆動回路を多段に接
続すればより一層配線遅延を低減することができる。
【0037】〈実施例5〉図14は本発明の第5の実施
例であり、本発明の駆動回路でバス線駆動回路を構成し
た例を示している。バス線BLに駆動回路DR1,DR
2,DRn及び受信回路REC1,RECmが接続され
ており、バス線を介して情報のやり取りができるように
なっている。なお、受信回路としては、例えば、前述の
特開平4−21515号公報に開示された回路を使用す
れば受信回路の電力を低減でき望ましい。
【0038】バス駆動回路に適用する場合にはハイイン
ピーダンス出力機能を備える必要がある。そこで、本実
施例では、制御部CNTLのNOR,NAND回路の入
力端子を1つ増やし、そこにハイインピーダンス出力信
号HZを直接あるいは反転して入力している。これによ
り、HZが高電位の時は、入力信号INに関わらず、制
御信号GP1,GP2は高電位となり、GN1,GN2
は低電位となる。従って、MP1,MP2,MN1,M
N2は全て非導通となり、ハイインピーダンス出力とな
る。一方、HZが低電位の時は、入力信号INに応じた
信号がバス線BLに出力される。以上、説明したように
本発明は容易にバス駆動回路に適用可能であり、バス線
での信号伝達時間を短縮することができ、集積回路の高
速化に寄与できる。しかも、バス線の信号振幅を小さく
しているので、バス線の充放電により消費される電力を
大幅に低減でき、低消費電力化にも寄与することができ
る。
【0039】〈実施例6〉図15は本発明の第6の実施
例であり、微分回路を使用して制御部CNTLを構成し
た例を示している。本実施例では、駆動部DRVは図9
と同じである。制御部CNTLは容量CD1,CD2、
抵抗RD1,RD2から成る2組の微分回路とインバ−
タ、NAND及びNOR回路で構成される。以下、図1
6を参照しながら本回路の動作を説明する。制御信号G
P2,GN2は信号INの微分信号であり、それぞれV
CC,VSSにバイアスされているので、図16に示す
ように、VCC,VSSを中心にした微分波形となる。
信号INが低電位から高電位に切り換わると、GN2が
一時的に高電位となるのでトランジスタMN1が導通
し、出力Aの電位をVSSまで低下させる。その後、G
N2が低下すると、GN1が高電位に変化し、トランジ
スタMN1に代わりMN2が導通しAはVSLまで上昇
する。一方、INが高電位から低電位に変化すると、G
P2が一時的に低電位となりトランジスタMP1が導通
し、AをVCCまで上昇させる。やがて、GP2が上昇
すると、GP1が低電位に変化し、トランジスタMP1
に代わりMP2が導通しAはVCLまで低下する。この
ようにして、信号INの切り換わり時に一時的に振幅を
大きくした信号が得られる。本回路において、配線を大
振幅で駆動する時間Δtは微分回路の時定数τ、すなわ
ち、
【0040】
【数3】 τ≒(CD1+CG+CI)・RD1 (数3) に比例する。ここで、CGはMP1のゲ−ト容量、CI
はNAND回路の入力容量である。従って、CD1及び
RD1を調整することで配線長に合わせてΔtを最適な
値に設定することができる。本実施例によれば、図9と
同様の機能を小さな回路規模で実現することが可能にな
る。
【0041】なお、ここでは図9の実施例の制御部に微
分回路を使用する例を示したが、前記の他の実施例につ
いても制御部に微分回路を使用することで回路規模を小
さくすることが可能である。
【0042】〈実施例7〉図17は本発明の第7の実施
例であり、駆動回路をECL回路で構成した実施例であ
る。本実施例は通常のECL回路にレベルシフト用抵抗
R1とエミッタ容量CEを付加して構成される。定常時
における出力信号の高電位VH,低電位VL及び振幅V
Sは、
【0043】
【数4】 VH=−R1・ICS1−VBE (数4)
【0044】
【数5】 VL=−(R1+R2)・ICS1−VBE (数5) で与えられる。ここで、VBEはトランジスタのベ−ス
・エミッタ間電圧(約0.8V)である。信号INが低
電位から高電位に変化するときには、トランジスタQ1
にはICS1に加えてエミッタ容量CEの充電電流IC
Eが流れる。このため、一時的に電位が低下し出力電位
VLは、
【0045】
【数6】 VL=−(R1+R2)・(ICS1+ICE)−VBE (数6) となる。また、INが高電位から低電位に変化するとき
には、エミッタ容量CEの放電電流が電流源ICS1に
流れ込むため、駆動電流は一時的に減少する。このた
め、一時的に電位が上昇し出力電位VHは、
【0046】
【数7】 VH=−R1・(ICS1−ICE)−VBE (数7) となる。このように、エミッタ容量の充放電電流を利用
することにより、信号の切り換わり時に一時的に振幅を
大きくすることが可能となる。
【0047】本回路における大振幅駆動期間Δtは、入
力信号INの信号振幅をΔVとすると、
【0048】
【数8】
【0049】で表わされる。長さ20mmの配線の場
合、Δtは約2ns程度に設定する必要があるため、I
CS1=0.5mA,ΔV=500mVとすると、CE
は4pF程度必要であり、エミッタ容量CEは寄生容量
だけでは足りないので、pn接合や誘電体薄膜等を使っ
た容量素子を使用する必要がある。
【0050】〈実施例8〉図18は本発明の第8の実施
例であり、駆動回路をECL回路で構成した別の実施例
を示したものである。本実施例は、駆動部と制御部から
なる。駆動部は3組のカレントスイッチからなるコレク
タドット回路で構成され、制御部CNTLは容量CD1
1,CD12、抵抗RD11,RD12、トランジスタ
Q17,Q18から成る2組の微分回路で構成される。
以下、図19を参照しながら本回路の動作を説明する。
制御信号B1,B2は信号INの微分信号であり、図1
9に示すような波形となる。信号INが低電位から高電
位に切り換わると、B1が一時的に高電位となり、B2
は高電位のままであるので、トランジスタQ11,Q1
3,Q15が導通し、負荷抵抗R11にはICS11+
ICS12+ICS13の電流が流れる。この時のA点
の電位V4は、
【0051】
【数9】 V4=−R11・3ICS−VBE (数9) となる。ただし、ここではICS11,ICS12,I
CS13の電流値はみな同じでICSであるものとし
た。その後、B1が低下すると、Q13は非導通とな
り、V3の電位まで上昇する。ここでV3は
【0052】
【数10】 V3=−R11・2ICS−VBE (数10) で表される。一方、INが高電位から低電位に変化する
と、B2が一時的に低電位となり、B1は低電位のまま
であるので、トランジスタQ11,Q13,Q15が非
導通となり、負荷抵抗R11には全く電流が流れなくな
る。この時のA点の電位V1は、
【0053】
【数11】 V1=−VBE (数11) となる。やがて、B2が上昇すると、Q15が導通しV
2まで低下する。ここでV2は、
【0054】
【数12】 V2=−R11・ICS−VBE (数12) で表される。このように、3つの電流源の電流を切り換
えることにより、信号の切り換わり時に一時的に振幅を
大きくした信号が得られる。本回路において、大振幅で
駆動する時間Δtは微分回路の時定数に比例する。従っ
て、微分回路の時定数を配線長に合わせて調整すること
で大振幅駆動時間を最適な値に設定することができる。
本実施例によれば、信号振幅が(数9)〜(数12)のよ
うに負荷抵抗と定電流源の電流値で決まるため、図17
の実施例に比べ設計が容易になる利点がある。
【0055】〈実施例9〉図20は本発明の第9の実施
例であり、駆動回路をECL回路で構成した更に別の実
施例を示したものである。本実施例の駆動部DRVは図
18と同様のコレクタドット回路である。制御部CNT
Lは2つの遅延回路からなる。第1の遅延回路はトラン
ジスタQ21,Q22、抵抗R21,R22、電流源I
CS21、容量C21からなり、第2の遅延回路はトラ
ンジスタQ23,Q24、抵抗R23,R24、電流源
ICS22、容量C22からなる。以下、図21を参照
しながら本回路の動作を説明する。本回路では、第1の
遅延回路の出力B1は信号INよりも振幅の1/2だけ
電位が高く、第2の遅延回路の出力B2は信号INより
も振幅の1/2だけ電位が低くなるように、抵抗R2
1,R23の抵抗値が設計されている。信号INが低電
位から高電位に変化すると、INの電位がVBB,B
1,B2よりも高くなるため、トランジスタQ11,Q
13,Q15が導通し、負荷抵抗R11には3ICSの
電流が流れ、A点の電位はV4まで低下する。その後、
B1,B2が高電位に変化すると、Q13は非導通とな
り負荷抵抗には2ICSの電流が流れ、V3の電位まで
上昇する。一方、INが高電位から低電位に変化する
と、INの電位がVBB,B1,B2のいずれよりも低
くなるため、トランジスタQ11,Q13,Q15が非
導通となり、負荷抵抗R11には全く電流が流れなくな
り、A点の電位はV1まで上昇する。やがて、B1,B
2が低下すると、Q15が導通し負荷抵抗にはICSの
電流が流れ、V2まで低下する。このように、IN,B
1,B2によって3つの電流源の電流を切り換えること
により、信号の切り換わり時に一時的に振幅を大きくし
た信号が得られる。本回路において、大振幅で駆動する
時間は遅延回路の遅延時間で決まる。従って、遅延回路
の容量C21,C22を調整することで大振幅駆動時間
を最適な値に設定することができる。
【0056】〈実施例10〉図22は本発明の第10の
実施例であり、駆動回路をECL回路で構成した更に別
の実施例を示したものである。本実施例の駆動部DRV
は図18と同様のコレクタドット回路である。制御部C
NTLは反転出力端子を有する遅延回路DLY2とOR
及びNOR回路からなり、これらは通常のECL回路で
構成されている。以下、図23を参照しながら本実施例
の動作を説明する。ここで、信号IN4はINの反転信
号である。また、信号IN6はIN’を遅延させたもの
であり、IN5はその反転信号である。信号INが低電
位から高電位に変化すると、B1,B2は共に高電位と
なり、トランジスタQ11,Q13,Q15が導通し、
負荷抵抗R11には3ICSの電流が流れ、A点の電位
はV4まで低下する。その後、IN6が高電位に変化す
るため、B2は低電位となり、Q15は非導通となり負
荷抵抗に流れる電流は2ICSに減り、A点の電位はV
3まで上昇する。一方、INが高電位から低電位に変化
すると、B1,B2は共に低電位となり、トランジスタ
Q11,Q13,Q15が非導通となり、A点の電位は
V1まで上昇する。やがて、IN5が高電位に変化する
と、B1は高電位となり、Q13が導通し負荷抵抗には
ICSの電流が流れ、V2まで低下する。このように、
IN,B1,B2によって3つの電流源の電流を切り換
えることにより、信号の切り換わり時に一時的に振幅を
大きくした信号が得られる。本回路において、大振幅で
駆動する時間は遅延回路DLY2の遅延時間で決まる。
従って、遅延時間を調整することで大振幅駆動時間を最
適な値に設定することができる。本実施例では制御部の
構成が簡単になるという利点がある。
【0057】〈実施例11〉図24は本発明の第11の
実施例であり、ECL回路で構成した駆動回路にアクテ
ィブプルダウンを組み合わせた実施例である。ここで
は、図22の実施例に適用した場合を示している。アク
ティブプルダウン回路はPNPトランジスタQP1と、
容量CC、電流源IBからなり、A点の負荷を高速に放
電することができる。また、通常のエミッタホロワ回路
に比べ大幅に消費電力を低減できるという利点がある。
本アクティブプルダウン回路の詳細については、例え
ば、1993 シンポジウム オン ヴィエルエスアイ
サ−キッツ ダイジェスト オブテクニカル ペ−パ
−ズ PP. 25-26(1993 Symposium on VLSI Circuits D
igest of Technical papers pp. 25-26)に記載されて
いるので、ここでは割愛する。本発明とアイクテイブプ
ルダウン回路を組み合わせることにより、低消費電力で
かつ、配線での信号伝送時間が短い駆動回路を実現でき
る。
【0058】なお、ここではPNPトランジスタを用い
たアクティブプルダウン回路と組み合わせる例を示した
が、他のアクティブプルダウン回路、例えば、1989
アイエスエスシ−シ− ダイジェスト オブ テクニ
カル ペ−パ−ズ PP. 224-225(1989 ISSCC Digest o
f Technical papers pp. 224-225)に記載されているよ
うな回路とも問題なく組み合わせることができる。
【0059】〈実施例12〉図25は本発明の第12の
実施例であり、駆動回路をBiCMOS回路で構成した
実施例であり、図9の実施例にBiCMOS回路を組み
合わせた例を示している。ここでは、図9のMP2,M
N2をBiCMOS回路で置き換えている。制御信号G
P2が低電位になると、MP11が導通しバイポ−ラト
ランジスタQ31のベ−スをVCCに駆動する。このた
め、配線ICはQ31により充電される。この時、MP
11に流れる電流はQ31により増幅され、ICの充電
電流となるので、図9の実施例に比べMP11のサイズ
を小さくできる。
【0060】また、制御信号GN2が高電位になると、
MN12が導通しバイポ−ラトランジスタQ32のベ−
スはA点と短絡される。A点の電位が高いときにはQ3
2は導通し、配線ICはQ3により放電される。この
時、MN12に流れる電流はQ32により増幅されるの
で、MN12のサイズは小さくてよい。
【0061】以上、説明したように本実施例では、配線
ICの充放電がバイポ−ラトランジスタにより行なうた
め、MOSトランジスタのサイズを小さくできる。従っ
て、駆動回路の面積を低減することができるという利点
がある。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メモリLSIに限らず、時定数の大きな配線での信号伝
達時間を短縮することができる。しかも、寄生容量の大
きな配線で消費される電力を大幅に低減できる。特に、
本発明をバス駆動回路やクロック駆動回路に適用すれ
ば、半導体集積回路の高速化、低消費電力化に大きく寄
与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る駆動回路を示す図
である。
【図2】従来技術の駆動回路を示す図である。
【図3】従来技術のワ−ド線駆動回路を示す図である。
【図4】従来技術の駆動回路の動作波形を示す図であ
る。
【図5】第1の実施例に係る駆動回路の動作波形を示す
図である。
【図6】本発明の効果を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係る駆動回路を示す図
である。
【図8】第2の実施例に係る駆動回路の動作波形を示す
図である。
【図9】本発明の第3の実施例に係る駆動回路を示す図
である。
【図10】第3の実施例に係る駆動回路の動作波形を示
す図である。
【図11】本発明の効果を示す図である。
【図12】本発明の第4の実施例に係る駆動回路を示す
図である。
【図13】本発明の効果を示す図である。
【図14】本発明の第5の実施例に係るバス線駆動回路
を示す図である。
【図15】本発明の第6の実施例に係る駆動回路を示す
図である。
【図16】第6の実施例に係る駆動回路の動作波形を示
す図である。
【図17】本発明の第7の実施例に係る駆動回路を示す
図である。
【図18】本発明の第8の実施例に係る駆動回路を示す
図である。
【図19】第8の実施例に係る駆動回路の動作波形を示
す図である。
【図20】本発明の第9の実施例に係る駆動回路を示す
図である。
【図21】第9の実施例に係る駆動回路の動作波形を示
す図である。
【図22】本発明の第10の実施例に係る駆動回路を示
す図である。
【図23】第10の実施例に係る駆動回路の動作波形を
示す図である。
【図24】本発明の第11の実施例に係る駆動回路を示
す図である。
【図25】本発明の第12の実施例に係る駆動回路を示
す図である。
【符号の説明】
DR1・・・駆動回路、2,IC1,IC2・・・配線、BL
・・・バス線、LC・・・レベル変換回路、CNTL・・・制御
部、DRV・・・駆動部、GP1,GP2,GN1,GN
2・・・制御信号、DLY,DLY2・・・遅延回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金谷 一男 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 出井 陽治 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 増田 徹 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 楠 武志 千葉県茂原市早野3681番地 日立デバイ スエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−191257(JP,A) 特開 平2−162824(JP,A) 特開 平3−147418(JP,A) 特開 平4−72813(JP,A) 特開 平4−192717(JP,A) 特開 平7−106944(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03K 19/0175 - 19/0185 G06F 3/00 G11C 11/407

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソースが第1の電源に接続され、ドレイン
    が出力端子に接続された第1のPMOSトランジスタ
    と、 ソースが上記第1の電源よりも高電位である第2の電源
    に接続され、ドレインが上記出力端子に接続された第2
    のPMOSトランジスタと、 ソースが第3の電源に接続され、ドレインが上記出力端
    子に接続された第1のNMOSトランジスタと、 ソースが上記第3の電源よりも低電位である第4の電源
    に接続され、ドレインが上記出力端子に接続された第2
    のNMOSトランジスタと、 入力信号に応じて上記第1、第2のPMOSトランジス
    タ及び上記第1、第2のNMOSトランジスタのゲート
    電位を制御する制御回路とを含み、 上記制御回路は、上記出力端子から出力される出力信号
    の立ち上がり時に一時的に上記第2のPMOSトランジ
    スタを導通状態にし、上記出力信号の立ち下がり時に一
    時的に上記第2のNMOSトランジスタを導通状態とな
    るように制御する ことを特徴とする駆動回路。
  2. 【請求項2】ドレインが出力端子に、ゲートが入力端子
    に接続されたPMOSトランジスタと、 ドレインが上記出力端子に、ゲートが上記入力端子に接
    続されたNMOSトランジスタと、上記入力端子に入力される 入力信号に応じて該PMOS
    及びNMOSトランジスタのソース電位を制御する制御
    回路とを含み、上記制御回路は、上記入力信号の立ち上がり時に一時的
    に上記NMOSトランジスタのソース電位を下げ、上記
    入力信号の立ち下がり時に一時的に上記PMOSトラン
    ジスタのソース電位を上げるように制御する ことを特徴
    とする駆動回路。
  3. 【請求項3】3組のカレントスイッチからなるコレクタ
    ドット回路と、 入力信号に応じてそれぞれの上記カレントスイッチのベ
    ース電位を制御する制御回路とを含み、 上記制御回路は、上記入力信号の立ち上がり及び立ち下
    がりを検知して上記3組のカレントスイッチを切り換え
    ることにより、上記コレクタドット回路から出力される
    出力信号の立ち上がり及び立ち下がり時の振幅を一時的
    に拡大する ことを特徴とする駆動回路。
  4. 【請求項4】上記制御回路は、微分回路を含むことを特
    徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の駆動回路。
  5. 【請求項5】上記駆動回路は、バス線を駆動することを
    特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の駆動回路。
  6. 【請求項6】上記駆動回路は、クロック線を駆動するこ
    とを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の駆動回
    路。
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