JP4388640B2 - Csp基板保持部材及び該csp基板保持部材が載置されるcsp基板用テーブル - Google Patents

Csp基板保持部材及び該csp基板保持部材が載置されるcsp基板用テーブル Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CSP基板を切削して個々のペレットに分割し、個々のペレットを搬送トレーに移し替えるCSP基板分割システムにおいて、CSP基板を保持するCSP基板保持部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
図15に示すようなCSP(Chip Size Package)基板200は、複数の半導体チップをガラスエポキシ等の樹脂によって封止して一体的にパッケージングしたもので、縦横に設けた切削ライン201、202に沿って切削することにより、半導体チップとほぼ同じサイズのペレットである個々のCSPに分割される。そして、個々のCSPは、搬送トレーに移し替えられて、そのまま出荷されるか、あるいは、電子機器の組立ラインに搬送され、そのままプリント配線基板に実装される。この技術により、電子部品の小型化、薄型化を図ることができ、ノートブック型パーソナルコンピュータ、携帯電話機等の電子機器の小型化、薄型化を可能にしている。
【0003】
CSP基板200は、半導体ウェーハをダイシングするダイシング装置を使用して縦横に切削することにより個々のペレットに分割することができる。切削時は、図16に示すように、フレームFが貼着された保持テープTにCSP基板200を貼着することにより、CSP基板200が保持テープTを介してフレームFと一体となって保持された状態となっている。
【0004】
そして、このようにして保持されたCSP基板200は、カセットに複数収容され、カセットから一枚ずつ搬出されて分割されていく。また、分割後も個々のペレットであるCSPは依然として保持テープTによって保持されているため、そのままの状態でカセットに再び収容される。こうしてすべてのCSP基板が切削されて個々のペレットに分割されると、次のピックアップ工程に搬送され、ペレットが1個ずつ搬送トレーに収容され、そのまま出荷されるか、あるいは、電子機器の組立ラインに搬送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、分割作業とは別に、予めフレームFとCSP基板100に保持テープTを貼着してこれらを一体化する作業が必要となるため、仮にその作業が円滑に行われない場合には、その作業が終了するまで分割作業を開始することができず、生産性が低下することになる。また、保持テープTをフレームF及びCSP基板100に貼着するための別個の装置が必要となるため不経済である。
【0006】
更に、ペレットのピックアップ終了後は、フレームFから保持テープTを剥離し、そのフレームFに新たな保持テープTを貼着してから新たなCSP基板100を貼着して分割を行うため、ピックアップの終了から新たなCSP基板100の分割開始までに、フレームFの回収、保持テープTの剥離、フレームF及びCSP基板100への保持テープTの貼着という作業が必要となり、この点も生産性の向上を阻害する要因となっている。また、保持テープTはフレームFから剥離された後に廃棄されるため、自然環境を汚染するという問題もある。
【0007】
このように、CSP基板を切削して個々のペレットに分割する場合においては、生産性、経済性を高めると共に、自然環境の破壊を回避することに課題を有している。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための具体的手段として本発明は、CSP基板を切削して個々のペレットに分割し、ペレットを搬送トレーに移し替えるCSP基板分割システムにおいて、少なくとも切削時及びペレットの搬送トレーへの移し替え時にCSP基板を保持するCSP基板保持部材であって、CSP基板が載置される載置部と、CSP基板の切削ラインに対応して縦横に設けられた逃げ溝と、逃げ溝によって区画された領域であるペレット領域と、各ペレット領域に表裏面を貫通して形成されペレットを保持するための吸引力を伝達する貫通孔と、内部の通気路を介して側面に開口した係合孔に連通するとともに表面において開口し搬送時にペレットを保持するための吸引力を伝達する搬送用吸着孔と、貫通孔及び搬送用吸着孔と連通せず独立して表裏面を貫通し、ペレットをピックアップして搬送トレーに移し替える際に、ピックアップが容易となるようにペレットに吸引力を伝達する微細貫通孔とから少なくとも構成されるCSP基板保持部材を提供する。
【0009】
そしてこのCSP基板保持部材は、載置部には弾性部材が敷設され、弾性部材に、CSP基板保持部材に形成された貫通孔、搬送用吸着孔、微細貫通孔に対応した孔が形成されること、弾性部材は合成樹脂により形成されること、弾性部材は、紫外線の照射により粘着力が低下する粘着材を介して載置部に保持されることを付加的要件とする。
【0010】
また本発明は、ペレットを搬送トレーに移し替える際に、上記微細貫通孔が形成されたCSP基板保持部材が載置されるCSP基板用テーブルであって、モータに駆動されて回動するボールネジに螺合すると共にガイドレールに摺動可能に支持された基部と、基部に固定されたテーブル部とから構成され、テーブル部には、CSP基板保持部材を載置した際に微細貫通孔にのみ連通する吸引部が形成されているCSP基板用テーブルをも提供する。
【0011】
このように構成されるCSP基板保持部材及びCSP基板用テーブルにおいてば、吸引力によりCSP基板を保持するようにしたことにより保持テープが不要となって再利用可能となるため、保持テープの回収、剥離、貼着といった作業のための時間や装置が不要となると共に、保持テープを廃棄することもなくなる。
【0012】
また、分割時は貫通孔から、搬送時は搬送用吸着孔から、ピックアップ時は微細貫通孔からそれぞれ吸引力が供給されるため、分割前のCSP基板、分割中のCSP基板、分割後の個々のペレットをしっかりと保持することができる。
【0013】
更に、CSP基板保持部材の載置部に弾性部材を敷設することにより、多少湾曲したCSP基板でも確実に保持することができるため、CSP基板がずれたり脱落することがない。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の一例として、図1に示すCSP基板分割システム10において使用するCSP基板保持部材について説明する。CSP基板分割装置10は、CSP基板を切削することにより個々のペレットであるCSPに分割して搬送トレーに移し替える装置であり、分割しようとするCSP基板11は、上下動可能なカセット載置テーブル12上に載置されたカセット13に複数収容される。
【0015】
保持部材ラック15には、CSP基板11の切削の際にCSP基板11を下方から支持するCSP基板保持部材が複数収容されている。ここで、CSP基板保持部材にはCSP基板11の大きさや厚さ、分割後のペレットのサイズ等に対応してブレードの逃げ溝を予め形成しておく必要があるため、CSP基板の種類に個別に対応した2種類以上のCSP基板保持部材が保持部材ラック15の所定の番地に収容されている。図1の例においては、4種類のCSP基板保持部材100a、100b、100c、100dがそれぞれ保持部材ラック15の1番地、2番地、3番地、4番地に4枚ずつ収容されている。
【0016】
CSP基板11は、例えば図2に示すような平面上の基板であり、破線で示した切削ライン16、17を縦横に切削することにより、ペレットである個々のCSPとなる。また、個々のCSP基板保持部材、例えば図2に示すCSP基板保持部材100aは、CSP基板11の裏面全体を保持できるように、かつ分割後も個々のCSPを保持できるように構成されている。具体的には、CSP基板11の切削ライン16、17に対応して予め縦横に設けた逃げ溝101、102によって区画された領域であるペレット領域ごとに、直径が3mm〜5mm程度の1つの貫通孔103と、それより小さな2つの搬送用吸着孔104とを備えている。そして、すべてのペレット領域がまとまって、CSP基板が載置される載置部109を形成している。
【0017】
なお、図3に示すCSP基板22のように、切削ライン23、24の数が多く個々のCSPが小さく分割される場合には、CSP基板保持部材においてもこれに対応する必要があるため、この場合は例えば図3に示すCSP基板保持部材100bのように、切削ライン23、24に対応して逃げ溝111、112を多く形成する。そして、逃げ溝111、112の数が多いために区画されたペレット領域の数も多くなり、これにより貫通孔113、搬送用吸着孔114も多く形成される。
【0018】
図2の例を参照して説明を続けると、CSP基板保持部材100aの側面には、後述する第一の搬送手段60の吸引源パイプ64、第二の搬送手段69の吸引源パイプ73、第三の搬送手段74の吸引源パイプ79が係合する3つの係合孔105a、105b、105cを備えている。ここで、図4は図2に示したCSP基板保持部材100aのA−A断面を示したもので、貫通孔103はCSP基板保持部材100aの表裏面を貫通し、搬送用吸着孔104はCSP基板保持部材100aの内部に形成された通気路106を介して3つの係合孔105a、105b、105cに連通している。
【0019】
また、各CSP基板保持部材の表面には、CSP基板保持部材の品番を示す識別マーク107が設けられている。識別マーク107は、例えば孔の数によってCSP基板保持部材の品番の識別を可能とするもので、図2のCSP基板保持部材100aには、識別マーク107として孔108が3つ形成されている。また、図3に示したCSP基板保持部材100bには孔108が2つ形成されている。なお、識別マーク107は、例えばバーコード等により構成されていてもよい。
【0020】
保持部材ラック15に収容された各CSP基板保持部材は、図5(A)に示す保持部材搬出入手段35によって保持部材搬出入テーブル36の上に載置される。この保持部材搬出入手段35においては、起立した壁部37に垂直方向に設けた一対の第一のガイドレール38にテーブル支持部39が摺動可能に係合しており、2つのガイドレール38の間に形成された貫通部40を貫通したテーブル支持部39が、壁部37の後部側に垂直方向に設けたボールネジ(図示せず)に螺合している。そして、ボールネジに連結されたモータ41に駆動されてボールネジが回動するのに伴い、テーブル支持部39がガイドレール38にガイドされて上下動する構成となっている。
【0021】
また、テーブル支持部39の上面にはY軸方向に一対の第二のガイドレール42が配設されており、これに保持部材搬出入テーブル36が摺動可能に係合している。保持部材搬出入テーブル36は、テーブル支持部39の側部に設けられたレール39aに係合した駆動源36aの駆動によって、第二のガイドレール42にガイドされてY軸方向に所要範囲移動可能となっている。また、保持部材搬出入テーブル36の上面には、識別マーク107を検出する検出手段46となる発光素子及び受光素子からなる複数の光センサー43が例えば4つ並んで配設されている。この光センサー43は、搬出しようとするCSP基板保持部材がCSP基板に対応したものであるか否かを判断するために設けられている。
【0022】
例えば、保持部材搬出入手段35を用いて保持部材ラック15に収容されたCSP基板保持部材100aを搬出する際は、テーブル支持部39が上下動して該当する番地に位置付けられ、搬出しようとするCSP基板保持部材100aが収容されている位置より若干低い位置まで移動する。そして、図5(B)に示すように、保持部材搬出入テーブル36が+Y方向に移動して保持部材ラック15内の搬出しようとするCSP基板保持部材100aの下に進入し、分割しようとするCSP基板に対応したCSP基板保持部材かどうかを判断する。
【0023】
この判断は、例えば図6に示すような構成の判断手段44において行われる。この判断手段44は、CSP基板分割装置10に備えたキーボード、CPU、メモリ等からなり、これを機能に基づいて示すと、図6のように、制御手段45、検出手段46、第一の記憶手段47、第二の記憶手段48、第三の記憶手段49、情報入力手段50とから構成される。
【0024】
制御手段45は、情報入力手段50からの情報の入力、各記憶手段への情報の格納や読み出し、各記憶手段に記憶された内容の比較、判断等を行う。
【0025】
検出手段46は、図5に示した例では、保持部材搬出入テーブル36に配設された光センサー43であり、図2及び図3のようにCSP基板保持部材に設けた識別マーク107が孔の場合は光センサー、識別マーク107がバーコードの場合はバーコードリーダにより構成される。
【0026】
第一の記憶手段47には、図7(A)に示すように、分割しようとするCSP基板11の品番が情報入力手段50からオペレータによって入力され記憶されている。CSP基板11の品番は、CSP基板の大きさ、厚さ、ペレットのサイズ等によりそれぞれ異なる識別番号となっており、例えば3桁の数字で表される。図7(A)の例においては、品番001のみがオペレータによって入力され第一の記憶手段47に記憶されている。即ち、この場合は品番001のCSP基板が分割の対象となる。
【0027】
図7(B)に示すように、第二の記憶手段48には、CSP基板の品番と、それに対応するCSP基板保持部材の品番及び孔の数、そのCSP基板保持部材が収容されている保持部材ラックの番地、ペレットサイズからなる対応表が予め記憶されている。例えば、品番002のCSP基板に対応するCSP基板保持部材の品番はBであり、そのCSP基板保持部材は保持部材ラック15の2−1、2−2、2−3、2−4番地に収容されている。また、品番002のCSP基板のペレットサイズは5mm角で、分割によりタテ6個、ヨコ14個のペレットにより分割される等の情報も記憶されている。
【0028】
図7(C)に示すように、第三の記憶手段49には、実際に保持部材搬出入テーブル36に搬出しようとしているCSP基板保持部材の識別マーク107が検出手段46によって検出され、検出されたCSP基板保持部材の品番が記憶される。
【0029】
情報入力手段50は、第一の記憶手段47、第二の記憶手段48に格納する情報を入力するもので、例えば、図1に示したCSP基板分割装置10の前部側に備えたキーボード51である。
【0030】
このように構成される判断手段44においては、分割を始める前に、情報入力手段50を用いて分割しようとするCSP基板11の品番001をオペレータが入力して第一の記憶手段47に記憶させる。
【0031】
そして、図5(B)に示したように、保持部材搬出入テーブル36が保持部材ラック15内の搬出しようとするCSP基板保持部材100a(品番A)の下に進入したときに、そのCSP基板保持部材100aの品番を検出手段46によって検出し、第三の記憶手段49に格納する。
【0032】
具体的には、図5(A)に示したように、検出手段46が光センサー43の場合は、光センサー43からCSP基板保持部材に形成された孔108に対して光を照射する。光を照射すると、孔108を通った光の反射光は弱くなるのに対し、孔が形成されていない部分に照射した光はCSP基板保持部材100aの裏面において反射するため反射光は強くなる。このようにして光センサー43において検出される反射光に基づいて孔108がいくつ形成されているかを判断する。
【0033】
例えば、図2、図3に示したように、品番AのCSP基板保持部材100aには3つの孔108が形成され、品番BのCSP基板保持部材100bには2つの孔108が形成されており、また、図示していないが、品番CのCSP基板保持部材cには1つの孔が形成され、品番DのCSP基板保持部材100dには孔が形成されていないとした場合、保持部材搬出入テーブル36の直上にあるCSP基板保持部材が品番AのCSP基板保持部材100aであるとすると、品番AのCSP基板保持部材には孔が3つ形成されているため、図5(A)のように検出手段46が4つの光センサー43から構成されている場合は、反射光は3つが弱く、1つが強くなる。このように、反射光の強弱により、CSP基板保持部材100aにいくつの孔が形成されているかを判断することができる。即ち、この場合は、保持部材搬出入テーブル36の直上にあるCSP基板保持部材100aは、品番AのCSP基板保持部材であることがわかる。この検出結果は第三の記憶手段49に記憶される。
【0034】
こうして保持部材搬出入テーブル36の直上にあるCSP基板保持部材100aの品番が検出されて第三の記憶手段49に記憶されると、制御手段45において第一の記憶手段47に記憶されている内容と第三の記憶手段49に記憶されている内容とが、予め第二の記憶手段48に記憶されている対応関係を具備しているかどうかを判断する。
【0035】
図7に示した例の場合、第一の記憶手段47に記憶されたCSP基板の品番は001、第三の記憶手段49に記憶されたCSP基板保持部材の品番はAであり、この場合は第二の記憶手段48の対応関係を具備するため、保持部材搬出入テーブル36の直上にあるCSP基板保持部材100aはCSP基板001に対応したものであると判断する。
【0036】
このように、第一の記憶手段47に記憶されている内容と第三の記憶手段49に記憶されている内容とが、第二の記憶手段48に記憶されている対応関係を具備している場合は、テーブル支持部39を若干上昇させて、図5(C)に示すように保持部材搬出入テーブル36の上にそのCSP基板保持部材100aを載置する。こうして品番AのCSP基板保持部材100aが保持部材搬出入テーブル36に載置されると、保持部材搬出入テーブル36が−Y方向に移動することにより、CSP基板保持部材100aを載置したまま保持部材ラック15から退避し、次にテーブル支持部39が上昇することにより、図5(D)のように保持部材搬出入テーブル36が最も上に位置付けられ、CSP基板保持部材100aが載置された保持部材搬出入テーブル36がCSP基板分割装置10の上部に現れる。
【0037】
一方、第一の記憶手段47に記憶されている内容と第三の記憶手段49に記憶されている内容とが、第二の記憶手段48に記憶されている対応関係を具備していない場合は、そのCSP基板保持部材はCSP基板11に対応していないと判断する。そして、この場合は搬出をやめ、その旨を図1に示したモニター52に表示する等してオペレータに知らせる。
【0038】
このようにして判断手段44により搬出しようとするCSP基板保持部材がCSP基板11に対応するCSP基板保持部材かどうかを判断することで、例えば保持部材ラック15の所定の番地に第二の記憶手段48に格納された対応関係を具備しない誤ったCSP基板保持部材が収容されている場合には、その誤ったCSP基板保持部材が搬出されて使用されることがなくなるため、ペレットのサイズとCSP基板保持部材の逃げ溝とが合致せずにCSP基板保持部材や切削ブレードを損傷させたり、CSP基板自体を損傷させるといった問題が発生しなくなる。
【0039】
こうして分割しようとするCSP基板11に対応したCSP基板保持部材100aが保持部材搬出入テーブル36にセットされると、次に、カセット12に収容された分割前のCSP基板11が、X軸方向に移動可能なCSP基板搬出手段53によって押し出されて仮置き領域54に載置される。
【0040】
仮置き領域54には、X軸方向に循環するベルト54aが設けられており、カセット12から押し出されたCSP基板11はベルト54a上に載置され、ベルト54aの上面の−X方向のスライドによって仮置き領域54における一定の位置に位置付けられる。そして、CSP基板11は、CSP基板載置手段55によって保持部材搬出入テーブル36上のCSP基板保持部材100aに載置される。
【0041】
ここで、CSP基板載置手段55は、Y軸方向に配設された第三のガイドレール56と、これに摺動可能に係合した駆動部57と、駆動部57に対して上下動可能な上下動部58とから構成され、上下動部58の下部には吸着部59を備えており、上下動部58が下降して仮置き領域54に載置されたCSP基板11を吸着部59によって吸着し、上下動部58が上昇すると共に−Y方向に移動して保持部材搬出入テーブル36の載置されたCSP基板保持部材100aの直上に位置付けられた後、上下動部58が下降すると共に吸着を解除することにより、図8のようにしてCSP基板11がCSP基板保持部材100aの上に載置される。
【0042】
こうして保持部材搬出入テーブル36上においてCSP基板保持部材100aの上にCSP基板11が載置されると、第一の搬送手段60によってCSP基板保持部材100aと共にCSP基板11が加工テーブル61に搬送される。
【0043】
第一の搬送手段60は、保持部材搬出入テーブル36の上方から加工テーブル61の上方までX軸方向に架設された橋部62と、橋部62に沿ってX軸方向に移動可能にかつZ軸方向に上下動可能に配設された保持部63とから構成されており、保持部63には、CSP基板保持部材を保持する3つの吸引源パイプ64を備えている。
【0044】
この吸引源パイプ64は、図2に示したCSP基板保持部材100aの側面に形成された係合孔105a、105b、105cに係合してCSP基板保持部材100aを保持する。そして、3つの係合孔105a、105b、105cから供給された吸引力は、図2におけるA−A断面の一部を図4に示したCSP基板保持部材100aの内部の通気路106を介し、搬送用吸着孔104にも供給され、この吸引力によってCSP基板11がCSP基板保持部材100aに吸引保持される。従って、吸引源パイプ64を係合孔105a、105b、105cに係合させ、この状態で保持部63が−X方向に移動することにより、CSP基板11をしっかりと保持した状態でCSP基板保持部材100aを搬送することができる。こうして搬送することによってCSP基板11を吸引保持したCSP基板保持部材100aが加工テーブル61の直上に位置付けられると、保持部63を下降させると共に向かい合う吸引源パイプ64が互いが離れる方向にスライドして係合孔105a、105b、105cとの係合状態を解除することにより、CSP基板11がCSP基板保持部材100aと共に加工テーブル61に載置される。そして、加工テーブル61の中心部に設けた吸引孔65から供給される吸引力がCSP基板保持部材100aの表裏面を貫通する貫通孔103に供給され、この吸引力によってCSP基板保持部材100a及びCSP基板11が吸引保持される。
【0045】
こうしてCSP基板保持部材100aと共に加工テーブル61に吸引保持されたCSP基板11は、加工テーブル61が−X方向に移動することにより、まずアライメント手段66の直下に位置付けられ、ここで図2に示した切削ライン16が検出されてブレード67とのY軸方向の位置合わせがなされる。
【0046】
そして更に加工テーブル61が−X方向に移動することにより、スピンドルの先端に切削ブレード67が装着された分割手段68の作用を受けて、まず切削ライン16が切削される。更に、切削ライン16が1本切削されるごとに、隣り合う切削ライン間の間隔だけ分割手段68がY軸方向に割り出し送りされ、加工テーブル61がX軸方向の往復移動と共に順次切削ライン16が切削されていく。
【0047】
また、同方向の切削ライン16がすべて切削されると、加工テーブル61が90度回転し、上記と同様に切削ライン16に直交する切削ライン17が切削されてCSP基板11が個々のペレットに分割される。
【0048】
こうして分割されたCSP基板11は、CSP基板保持部材100aと共に第二の搬送手段69によって洗浄テーブル70に搬送される。ここで、第二の搬送手段69は、Y軸方向及びX軸方向に移動可能なアーム部71と、アーム部71の先端に上下動可能に配設された上下動部72とから構成され、上下動部72は、第一の搬送手段60と同様に、CSP基板保持部材100aの係合孔105a、105b、105cに係合する3つの吸引源パイプ73を備えており、この吸引源パイプ73が係合孔105a、105b、105cに係合し、分割された個々のCSPがCSP基板保持部材100aに吸引保持された状態でCSP基板保持部材100aと共に分割済みのCSP基板11が搬送される。
【0049】
洗浄テーブル70は、実質的に加工テーブル61と同様の構造で、吸引孔を有すると共にスピン回転可能に構成されており、CSP基板保持部材100aと共にCSP基板11が載置され、洗浄テーブル70の回転と共に洗浄水の噴射によって切削屑が除去され、更に高圧エアーによって乾燥される。
【0050】
洗浄及び乾燥が行われたCSP基板11は、CSP基板保持部材100aと共に第三の搬送手段74によってCSP基板用テーブル75に搬送される。第三の搬送手段74は、X軸方向に架設した橋部76と、橋部76に沿ってX軸方向に移動可能にかつ上下動可能に配設されたアーム部77と、アーム部77の先端に配設された保持部78とから構成され、保持部78は、第一の搬送手段60、第二の搬送手段69と同様に、CSP基板保持部材100aの係合孔105a、105b、105cに係合する3つの吸引源パイプ79を備えており、この吸引源パイプ79が係合孔105a、105b、105cに係合した状態でCSP基板保持部材100aに吸引保持された分割済みのCSP基板11が搬送される。
【0051】
CSP基板保持部材100aと共にCSP基板11を吸引保持した保持部78が+X方向に移動してCSP基板用テーブル75の直上に位置付けられると、保持部78がアーム部77と共に下降し、向かい合う吸引源パイプ79が互いが離れる方向にスライドして係合孔105a、105b、105cとの係合状態を解除することにより、CSP基板保持部材100aと共にCSP基板11がCSP基板用テーブル75に載置される。
【0052】
CSP基板用テーブル75の+X方向の近傍には、個々のペレットが収容される搬送トレーが載置される領域であるペレット移し替え領域80が設けられており、移し替え手段81がCSP基板用テーブル75の上方からペレット移し替え領域80の上方まで架設されている。
【0053】
移し替え手段81は、X軸方向に架設された橋部82と、橋部82に沿ってX軸方向に移動可能でかつZ軸方向に上下動可能な保持部83を2つ有している。それぞれの保持部83は、CSP基板用テーブル75にCSP基板保持部材100aと共に載置された分割済みのCSP基板11から個々のペレットであるCSPを吸着する吸着部84を備えている。
【0054】
また、CSP基板用テーブル75はY軸方向に移動可能でかつ回転可能となっており、ペレットのピックアップ時は、CSP基板用テーブル75がY軸方向に移動して適宜の位置にCSP基板11を位置付ける。
【0055】
一方、ペレット移し替え領域80には、Y軸方向に移動可能な第一の搬送トレーテーブル85が配設されており、この上にはペレットが収容される空の搬送トレー86が載置される。この第一の搬送トレーテーブル85は、Z軸方向にも移動可能であり、装置内部を通り、第一の搬送トレーラック87の下部に進入することができる。
【0056】
第一の搬送トレーラック87には、複数の空の搬送トレー86が重ねて格納されており、第一の搬送トレーテーブル85によって下から順番に取り出されていく。そして、取り出された空の搬送トレー86は、第一の搬送トレーテーブル85の上に載置されてペレット移し替え領域80に位置付けられる。
【0057】
ペレットを移し替える際は、まず、CSP基板用テーブル75をY軸方向に移動させると共にCSP基板用テーブル75にCSP基板保持部材100aと共に載置されたCSP基板11のピックアップしようとするペレットの上方に吸着部84を位置付け、保持部83を下降させてペレットを吸着してから、保持部83を上昇させる。
【0058】
一方、搬送トレー86は、第一の搬送トレーテーブル85がY軸方向にスライドすることに伴いY軸方向に移動し、吸着部84とのY軸方向の位置合わせがなされる。この状態で、ペレットを吸着保持した保持部83を+X方向に移動させて第一の搬送トレーテーブル85に載置された搬送トレー86の所定の空きスロットの直上まで移動させ、保持部83を下降させると共に吸着部84による吸着を解除することにより、搬送トレー86の所定のスロットにペレットであるCSPが収容される。
【0059】
このような作業を繰り返して行うことにより、搬送トレー86のすべてのスロットにペレットが収容される。なお、本実施の形態のように、2つの保持部83がある場合には、両者を並行して動作させてピックアップを行えば、より効率的である。
【0060】
すべてのペレットがピックアップされることによりCSP基板用テーブル75に残されたCSP基板保持部材100aは、CSP基板用テーブル75が90度回転して+Y方向に移動することにより保持部材載置領域88に位置付けられる。そして、第四の搬送手段89によって保持部材搬出入テーブル36に搬送され、再度分割すべきCSP基板がCSP基板保持部材100aに載置されて前述した作業が繰り返される。
【0061】
一方、分割すべきCSP基板がなくなった場合は、保持部材搬出入手段35によってCSP基板保持部材ラック15のもとの番地に収容される。このように、CSP基板保持部材を何度も繰り返し使用することができるため、従来のように使用後のテープを着脱、廃棄する必要がなくなり、経済性、生産性に優れている。
【0062】
なお、これまでは1枚のCSP基板保持部材の流れについて説明してきたが、実際には4枚のCSP基板保持部材がタイミングを図りながら効率よく流れている。
【0063】
移し替えによりペレットで満たされた搬送トレー90は、載せ替え手段91によって第二の搬送トレーテーブル92に搬送される。ここで、載せ替え手段91は、ガイドレール91aと、ガイドレール91aに沿ってX軸方向に移動可能なアーム部93とアーム部93の先端において上下動可能に配設された挟持部94とから構成されており、挟持部94が下降して第一の搬送トレーテーブル85においてペレットが収容された搬送トレー90を挟持し、挟持部94が上昇すると共に+X方向に移動し、挟持された搬送トレー90が第二の搬送トレーテーブル92の直上に位置付けられたときに挟持部94が下降して挟持状態を解除することにより第二の搬送トレーテーブル92に載置される。
【0064】
第二の搬送トレーテーブル92は、第一の搬送トレーテーブル85と同様にY軸方向及びZ軸方向に移動可能であり、装置内部を通り第二の搬送トレーラック95の下部に進入することができるため、ペレットで満たされた搬送トレー90が第二の搬送トレーテーブル92に載置されると、第二の搬送トレーテーブル92が第二の搬送トレーラック95の内部に進入してペレットで満たされた搬送トレー90が第二の搬送トレーラック95に下から収容されていく。
【0065】
以上のように構成されるCSP基板分割装置10においては、CSP基板の分割からペレットの搬送トレーへの収容までの作業を1つの装置で効率よく行うことができるため、CSP基板の分割とペレットの搬送トレーへの収容を別個に行っていた従来と比較して、生産性が大幅に改善される。また、また、機械の操作等に必要な人手も減らすことができるため、経済性も向上する。
【0066】
また、CSP基板搬送装置10におけるCSP基板及びそれを支持するCSP基板保持部材の搬送時は、吸引源パイプ64、73、79をCSP基板保持部材に係合させるだけで、簡単な構造でありながらCSP基板を吸引保持しながらCSP基板保持部材を保持して搬送することができるため、搬送途中でCSP基板が落下して破損することがなく、安全性も向上させることができる。
【0067】
次に、本発明の第二の実施の形態として、図9に示すCSP基板保持部材120について説明する。なお、図2、3に示したCSP基板保持部材100a、100bと共通する部位については同一の符号を付し、その説明は省略することとする。
【0068】
このCSP基板保持部材120は、図2、図3に示したCSP基板保持部材100a、100bとほぼ同様に構成されるが、微細貫通孔121をペレット領域ごとに設けている点がCSP基板保持部材100a、100bとは異なっている。
【0069】
前述のように、図2、図3に示したCSP基板保持部材100a、100bは、加工テーブル61または洗浄テーブル70に吸引保持されているときは貫通孔103から供給される吸引力によって、また、搬送時は吸引源パイプ64、73、79から係合孔105a、105b、105cを介して供給される吸引力によって、CSP基板を吸引保持している。
【0070】
しかしながら、CSP基板用テーブル75においても貫通孔103から供給される吸引力によってペレットを保持すると、ペレットがピックアップされていくにつれてペレットにより塞がれていた貫通孔103が露出し、ここからエアーがリークして吸引力が弱まり、CSP基板用テーブル75の移動等の際にペレットにずれが生じてピックアップ作業に支障が生じる場合がある。
【0071】
そこで、図10において図9に示したCSP基板保持部材120のB−B断面の一部を示すように、貫通孔103、搬送吸着孔104とは連通せず、独立して表裏面を貫通する微細貫通孔121を設け、ピックアップ時はここから吸引作用を施すことによってペレットを保持することとしている。
【0072】
但し、微細貫通孔121からあまりに強い吸引力を供給したのでは、ピックアップ時の吸着部84によるペレットの吸着に支障が生じるため、ここでの吸引力は吸着部84における吸引力より小さくすることが必要である。更に、エアーがリークして吸引力が弱くならないように考慮する必要もある。このため、微細貫通孔121は極めて小さく形成されており、例えば、直径は0.2mm〜0.4mm程度とすることが好ましい。
【0073】
なお、分割前のCSP基板は湾曲している場合があり、この場合はCSP基板保持部材120においてしっかりとCSP基板を保持できない場合がある。このような場合は、CSP基板の湾曲に対応させてCSP基板保持部材120の表面を湾曲させて形成することが好ましいが、図11に示すように、CSP基板保持部材120の表面に合成樹脂、ゴム等からなる弾性部材130を敷設することにより、CSP基板の湾曲を吸収してしっかりと保持することができる。弾性部材130をCSP基板保持部材120の表面に敷設した状態を図12に示す。更に、その上に分割済みのCSP基板を載置した状態を図13に示す。
【0074】
なお、弾性シート130には、CSP基板保持部材120に形成された貫通孔103、搬送用吸着孔104、微細貫通孔121に対応した孔が形成されるが、切削ブレード67が接触しても破損のおそれはないので逃げ溝131、132は必ずしも必要ではない。更に、弾性部材は、図2、3に示したCSP基板保持部材100a、100bにも貼着することができるのは勿論である。
【0075】
また、この弾性部材130は、繰り返しの使用によって劣化して交換の必要が生じた場合でも、紫外線硬化型の粘着材を介して貼着すれば、紫外線の照射により後の剥離が容易となる。この場合、CSP基板分割システム10に紫外線照射装置を配設すれば、弾性部材130の剥離を効率的に行うことができる。
【0076】
図9に示したCSP基板保持部材の微細貫通孔121においてペレットを吸引するためには、CSP基板用テーブルも、微細貫通孔121に吸引作用を施すことができる構成となっていることが必要である。図14にそのためのCSP基板用テーブルの例を示す。
【0077】
図14に示すCSP基板用テーブル140は、Y軸方向に延びるボールネジ141に螺合すると共に一対のガイドレール142に摺動可能に支持された基部143と、その上部に固定されたテーブル部144とから概ね構成されており、ボールネジ141に連結されたモータ(図示せず)に駆動されてボールネジ141が回動するのに伴い、Y軸方向に移動する構成となっている。
【0078】
テーブル部144には、CSP基板保持部材120を載置した際に、図9及び図10に示した微細貫通孔121にのみ連通する吸引部145が形成されている。この吸引部145は、CSP基板保持部材120に形成された貫通孔103には連通せず、CSP基板保持部材120がテーブル部144に載置されると貫通孔103は塞がれた状態となる。即ち、個々のペレットは微細貫通孔121から供給される微弱な吸引力によってのみ吸引保持されている。従って、吸着部84よりも吸引力は弱く、ピックアップ時の吸着部84によるペレットの吸着に支障がない上に、ペレットにずれが生じることもないため、ピックアップ作業を円滑に行うことができる。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るCSP基板保持部材は、吸引力によりCSP基板を保持するようにしたことにより保持テープが不要となるため、テープの回収、剥離、貼着といった作業のための時間や装置が不要となって生産性、経済性を高めることができると共に、テープの廃棄による自然環境の汚染という問題も発生しなくなる。
【0080】
また、分割時、搬送時、ピックアップ時のいずれにおいても、分割前のCSP基板、分割中のCSP基板、分割後の個々のペレットがしっかりと保持されるため、分割、搬送、ピックアップを確実に行うことができる。
【0081】
更に、CSP基板保持部材の載置部に弾性部材を敷設することにより、多少湾曲したCSP基板でも確実に保持することができるため、CSP基板がずれたり脱落することなく確実に分割を行うことができる。またこの場合、弾性部材を紫外線硬化型の粘着材によって貼着すると、剥離が容易で弾性部材の交換が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCSP基板保持部材が用いられるCSP基板分割システムを示す斜視図である。
【図2】本発明に係るCSP基板保持部材及びこれに保持されるCSP基板の一例を示す斜視図である。
【図3】同CSP基板保持部材及びこれに保持されるCSP基板の第二の例を示す斜視図である。
【図4】図2のA−A断面の一部を示す断面図である。
【図5】CSP基板保持部材が保持部材ラックから搬出される様子を示す段階的に示す斜視図である。
【図6】分割するCSP基板に対応するCSP基板保持部材か否かを判断する判断手段の構成を示すブロック図である。
【図7】同判断手段を構成する第一の記憶手段、第二の記憶手段、第三の記憶手段に記憶された内容の一例を示す説明図である。
【図8】CSP基板がCSP基板保持部材に保持された様子を示す斜視図である。
【図9】本発明に係るCSP基板保持部材の第二の実施の形態を示す斜視図である。
【図10】図9のB−B断面の一部を示す断面図である。
【図11】第二の実施の形態におけるCSP基板保持部材及びそれに貼着する弾性部材を示す斜視図である。
【図12】弾性部材を敷設したCSP基板保持部材を示す斜視図である。
【図13】弾性部材を敷設したCSP基板保持部材の上にCSP基板を載置した状態を示す斜視図である。
【図14】第二の実施の形態におけるCSP基板保持部材に対応したCSP基板用テーブルを示す斜視図である。
【図15】CSP基板を示す斜視図である。
【図16】保持テープを介してフレームに保持されたCSP基板を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…CSP基板分割装置 11…CSP基板
12…カセット載置テーブル 13…カセット
15…保持部材ラック 16、17…切削ライン
22…CSP基板 23、24…切削ライン
35…保持部材搬出入手段
36…保持部材搬出入テーブル 36a…駆動源
37…壁部 38…第一のガイドレール
39…テーブル支持部 39a…レール
40…貫通部 41…モータ
42…第二のガイドレール 43…光センサー
44…判断手段 45…制御手段 46…検出手段
47…第一の記憶手段 48…第二の記憶手段
49…第三の記憶手段 50…情報入力手段
51…キーボード 52…モニター
53…CSP基板搬出手段 54…仮置き領域
54a…ベルト 55…CSP基板載置手段
56…第三のガイドレール 57…駆動部
58…上下動部 59…吸着部 60…第一の搬送手段
61…加工テーブル 62…橋部 63…保持部
64…吸引源パイプ 65…吸引孔
66…アライメント手段 67…切削ブレード
68…分割手段 69…第二の搬送手段
70…洗浄テーブル 71…アーム部 72…上下動部
73…吸引源パイプ 74…第三の搬送手段
75…ペレットピックアップテーブル 76…橋部
77…アーム部 78…保持部 79…吸引源パイプ
80…ペレット移し替え領域 81…移し替え手段
82…橋部 83…保持部 84…吸着部
85…第一の搬送トレーテーブル
86…空の搬送トレー 87…第一の搬送トレーラック
88…保持部材載置領域 89…第四の搬送手段
90…搬送トレー 91…載せ替え手段
91a…ガイドレール
92…第二の搬送トレーテーブル 93…アーム部
94…挟持部 95…第二の搬送トレーラック
100a、100b、100c、100d…CSP基板保持部材
101、102、111、112…逃げ溝
103、113…貫通孔
104、114…搬送用吸着孔
105a、105b、105c…係合孔
106…通気路 107…識別マーク
108…孔 109…ペレット領域
120…CSP基板保持部材 121…微細貫通孔
130…弾性部材 131、132…逃げ溝
140…CSP基板用テーブル
141…ボールネジ 142…ガイドレール
143…基部 144…テーブル部
145…吸引部
200…CSP基板 201、202…切削ライン
T…保持テープ F…フレーム

Claims (5)

  1. CSP基板を切削して個々のペレットに分割し、該ペレットを搬送トレーに移し替えるCSP基板分割システムにおいて、少なくとも該切削時及び該ペレットの該搬送トレーへの移し替え時に該CSP基板を保持するCSP基板保持部材であって、
    CSP基板が載置される載置部と、
    該CSP基板の切削ラインに対応して縦横に設けられた逃げ溝と、
    該逃げ溝によって区画された領域であるペレット領域と、
    各ペレット領域に表裏面を貫通して形成されペレットを保持するための吸引力を伝達する貫通孔と、
    内部の通気路を介して側面に開口した係合孔に連通するとともに表面において開口し搬送時にペレットを保持するための吸引力を伝達する搬送用吸着孔と、
    該貫通孔及び該搬送用吸着孔と連通せず独立して表裏面を貫通し、ペレットをピックアップして搬送トレーに移し替える際に、該ピックアップが容易となるように該ペレットに吸引力を伝達する微細貫通孔と
    を備えたCSP基板保持部材。
  2. 載置部には弾性部材が敷設され
    該弾性部材に、CSP基板保持部材に形成された貫通孔、搬送用吸着孔、微細貫通孔に対応した孔が形成される
    請求項に記載のCSP基板保持部材。
  3. 弾性部材は合成樹脂により形成される請求項に記載のCSP基板保持部材。
  4. 弾性部材は、紫外線の照射により粘着力が低下する粘着材を介して載置部に保持される請求項2または3に記載のCSP基板保持部材。
  5. ペレットを搬送トレーに移し替える際に請求項1乃至4に記載のCSP基板保持部材が載置されるCSP基板用テーブルであって、
    モータに駆動されて回動するボールネジに螺合すると共にガイドレールに摺動可能に支持された基部と、該基部に固定されたテーブル部とから構成され、
    該テーブル部には、該CSP基板保持部材を載置した際に微細貫通孔にのみ連通する吸引部が形成されているCSP基板用テーブル。
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