JPH11103849A - 自動ディスク配列装置 - Google Patents

自動ディスク配列装置

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JPH11103849A
JPH11103849A JP27627797A JP27627797A JPH11103849A JP H11103849 A JPH11103849 A JP H11103849A JP 27627797 A JP27627797 A JP 27627797A JP 27627797 A JP27627797 A JP 27627797A JP H11103849 A JPH11103849 A JP H11103849A
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JP
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disk
petri dish
sensitive
cassette
microbial cell
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JP27627797A
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Koji Oba
幸次 大庭
Hiroshi Yamaguchi
博史 山口
Hiroshi Gondo
拓 権藤
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Yoshikawa Kogyo Co Ltd
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Yoshikawa Kogyo Co Ltd
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    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
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    • C12M23/00Constructional details, e.g. recesses, hinges
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無数にあるディスク配列の組み合わせを自由
に選択でき、しかも確実にディスクを培地に圧着させる
自動ディスク配列装置を提供することにあり、さらに、
コンタミネーションを防止するとともに、ディスク配列
パターンを任意に変えることで培養後の阻止円の重なり
を抑制すること。 【解決手段】 自動ディスク配列装置として、所望の種
類の菌液を供給する菌液供給装置、各種培地を形成した
シャーレ群から所望のシャーレを選択して供給可能なシ
ャーレ供給装置、前記菌液供給装置の菌液を選択して前
記シャーレ供給装置から供給されたシャーレの培地上に
吐出する菌液注入移載装置、所望の感受性ディスクを選
択して供給するディスク供給部、前記シャーレの培地上
に前記ディスク供給部から感受性ディスクを移送して載
置するディスク移送装置とを備え、前記菌液供給装置、
シャーレ供給装置、菌液注入移載装置、ディスク供給部
及びディスク移送装置の動作を管理コンピュータで自動
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスク拡散法によ
る薬剤感受性試験のため、感受性ディスクをシャーレ等
の培養容器内の寒天等の培地に自動的に配列する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、薬剤の感受性試験において、
各種薬剤を浸した紙片等からなるディスクを組み合わせ
て、シャーレ等の培養容器中の培地上に所定の間隔に配
列して載置し、各薬剤の感受性を試験することが行われ
ている。
【0003】そして、ディスクをシャーレの培地上に配
列するにあたっては、通常、ピンセットを用いて、該デ
ィスクを一枚ずつシャーレ上に手置きするか、あるい
は、ディスク用のディスクセッターに必要なディスクカ
セットの切り出し口を下向きに立てた状態で、該ディス
クセッターをシャーレにセットし、切り出しボタンを操
作し上部にあるセット棒を押すことにより該カセット内
のディスクがシャーレに圧着される方法が行われてい
る。
【0004】しかしながら、手置きの場合はディスクの
配列のばらつきや選択ミスが発生し易く、その作業には
熟練を要する。一方、ディスクセッターを用いる場合
も、ディスクの種類は150以上にものぼり、この組み
合わせはほぼ無数にあるため、その都度ディスクカセッ
トの組み合せを変えることは不可能である。したがっ
て、頻繁に使うディスクの組み合わせをディスクセッタ
ーに予めセットし、該ディスクセッターを数個配置する
ような形態でディスク配列作業をしているのが現状であ
る。
【0005】また、ディスクセッターが培地上に圧着す
る時の圧着力及び培地高さのバラツキから、培地を割っ
てしまったり反対に十分に圧着されない場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、無数にあるディスク配列の組み合わせを自
由に選択でき、しかも確実にディスクを培地に圧着させ
る自動ディスク配列装置を提供することにあり、さら
に、コンタミネーションを防止するとともに、ディスク
配列パターンを任意に変えることで、培養後の阻止円の
重なりを抑制することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためのものであって、請求項1の発明では、自動
ディスク配列装置として、所望の種類の菌液を供給する
菌液供給装置、各種培地を形成したシャーレ群から所望
のシャーレを選択して供給可能なシャーレ供給装置、前
記菌液供給装置の菌液を選択して前記シャーレ供給装置
から供給されたシャーレの培地上に吐出する菌液注入移
載装置、所望の感受性ディスクを選択して供給するディ
スク供給部、前記シャーレの培地上に前記ディスク供給
部から感受性ディスクを移送して載置するディスク移送
装置とを備え、前記菌液供給装置、シャーレ供給装置、
菌液注入移載装置、ディスク供給部及びディスク移送装
置の動作を管理コンピュータで自動制御することとし
た。
【0008】また、請求項2の発明では、前記ディスク
供給部が、感受性ディスクを収容したディスクカセット
を直立状態に保持する有底孔をその外周部に一定間隔で
設けた回転自在なディスクスタンドと、前記ディスクカ
セットから1枚毎に感受性ディスクを押し出すプッシャ
ー及び押し出された感受性ディスクを収容する断面凹状
の受台部を設けた設定板とを有するディスク切り出し装
置とを含むこととした。
【0009】そして、請求項3の発明では、前記ディス
ク移送装置を、X−Y軸搬送装置の移動体に設けた垂下
支持体と、前記垂下支持体に連設した回転自在な水平支
持体と、前記水平支持体に設置された昇降駆動装置と、
前記昇降駆動装置により昇降自在な真空吸着ヘッドとか
ら構成すると共に、シャーレ上の感受性ディスクの配列
パターンを任意に設定可能とした。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、薬剤感受性試験のため
に、各種薬剤を含浸させた感受性ディスクを、菌を保持
したシャーレ上の培地に配置するにあたり、培地、菌及
び薬剤の組み合わせを任意に設定可能とすると共に、該
組み合わせ操作を簡単な操作で行えることをその第1の
特徴としている。
【0011】また、本発明は、回転自在なディスクスタ
ンド上に感受性ディスクを内蔵したディスクカセットを
装着すると共に、プッシャーの動作により前記ディスク
カセットから該感受性ディスクを取り出すことにより、
容易かつ確実に感受性ディスクを1枚ずつ切り出すこと
が可能な点に第2の特徴を有している。
【0012】そして、本発明は、感受性ディスクをシャ
ーレの培地上に配列するにあたって、昇降及び回転自在
な真空吸着ヘッドにより感受性ディスクを配列すること
により、シャーレ上の感受性ディスクの配列パターンを
任意に設定可能である点に第3の特徴を有している。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、本発明を実施例に
基づき説明する。ただし、本発明を実施例に限定するも
のでは決してない。
【0014】図1は本実施例に係る自動ディスク配列装
置の全体構成をしめす平面図、図2は図1のA−A線に
おける断面図であり、図3は図1の自動ディスク配列装
置の右側面図である。
【0015】図示される如く、本実施例においては、自
動ディスク配列装置は機枠1中に各機能を有する種々の
装置が配設されて構成されている。図1に示すように、
自動ディスク配列装置は菌液注入部及びディスク配列部
に大別される。前記菌液注入部にはシャーレ供給装置、
エレベータ装置、菌液供給装置、菌液注入移載装置、第
1シャーレ送り装置、第1蓋開閉装置及びシャーレ反転
送り装置が配設され、また、前記ディスク配列部には第
3蓋開閉装置、ラベル貼付装置、ターンテーブル装置、
第3シャーレ送り装置と共にディスク供給部、ディスク
切り出し装置、ディスク移送装置、ディスクカセット補
充・廃棄装置、シャーレ収納装置及びエレベータ装置が
配設されている。なお、第2シャーレ送り装置は前記菌
液注入部及びディスク配列部に跨って配設されている。
【0016】以下、それぞれの構成要素について具体的
に説明する。
【0017】機枠1の中央部には自動ディスク配列装置
を上下に区画する水平基板2が装置全面に延びて設置さ
れている。菌液注入部に対応する水平基板2の下方に
は、シャーレ供給装置及びエレベータ装置が設置されて
いる。
【0018】シャーレ供給装置は、底部に設けられた回
転駆動装置3によって回動自在な水平テーブル4を有し
ている。
【0019】図4はシャーレ供給装置におけるシャーレ
の配置状態を示すための概略斜視図である。図4に示す
ように、テーブル4の周面には切欠き5が複数形成され
ており、切欠き5はテーブル4の周辺部の所定箇所に複
数形成された、シャーレの支持に支障のない程度の面積
を有する開口面6と一体とされている。
【0020】開口面6上には、同一種類の培地を形成し
たシャーレが複数枚重ねて載置されている(以下、「カ
ラム7」という)。カラム7は開口面6の数に対応して
テーブル4上に複数載置可能である。また、各カラム7
に属するシャーレに形成される培地は、同一種類であっ
てもよく、また、各カラム7ごとに異なる種類の培地と
してもよい。なお、カラム7は外部からの衝撃等で崩壊
しないように、各カラム7ごとに3本の保持ロッド10
6でその周囲を保持されている。
【0021】そして、テーブル4の外方に、カラム7を
上方に押し上げてシャーレを後述するシャーレ供給口8
に到達させるエレベータ装置が配設されている。図5は
エレベータ装置の構成を示す概略図である。
【0022】エレベータ装置は、図5に示すように、テ
ーブル4の開口面6に対応して、カラム7を支承する支
承台9が支持腕10を介してエレベータシャフト11に
上下方向に昇降自在に取り付けられており、支持腕10
は切欠き5を上下に通過自在とされている。支持腕10
はエレベータシャフト11の下端に設けられたエレベー
タ駆動装置12によりボールナット・ネジ機構等を介し
て駆動される。
【0023】図2に示すように、シャーレ供給装置は、
レール13上にスライダ14を介して載置された走行台
車15上に固定されており、下部基板101上に設けら
れた走行駆動装置16を駆動させることにより、搬送ベ
ルトを介してレール13上を移動可能とされている。
【0024】レール13上に載置するシャーレ供給装置
の数は1個でもよいが、複数のシャーレ供給装置をレー
ル13上に配置する方が、格納できるシャーレ数及び種
類を増加させ、各々のシャーレ供給装置を切り換えるこ
とで連続して作業可能な点で好ましい。
【0025】さて、水平基板2の上面の所定箇所には搬
送台17が形成されている。そして、前述したエレベー
タ装置の支承台9の鉛直上方の水平基板2及び搬送台1
7の部分には、シャーレの直径より若干大きな直径を有
する透孔が設けられ、シャーレ供給口8とされている。
【0026】シャーレ供給口8の搬送方向上流側(図1
では左側)にはプッシャー駆動装置18により駆動され
るプッシャー19が隣接して配置されており、シャーレ
供給口8から供給されるシャーレを搬送台17側(図1
では右側)へ押圧するようにされている。プッシャー1
9によって押圧されたシャーレを確実に搬送台17に移
送するために、プッシャー19の移動経路側面にガイド
20を設けることが好ましい。
【0027】搬送台17の側方には、第1シャーレ送り
装置が設置されている。第1シャーレ送り装置は、シャ
ーレの搬送方向と直交方向に延びる支承腕木21を備え
た移動体22及びその駆動装置23から構成されてお
り、移動体22は駆動装置23により搬送台17に沿っ
て移動可能とされている。また、移動体22は図示しな
い昇降装置により搬送台17の上下方向(紙面垂直方
向)に昇降自在とされている。第1シャーレ送り装置は
シャーレを菌液注入位置へ搬送する。
【0028】ここで、菌液供給装置について説明する。
図1に示すように、菌液注入部に対応する水平基板2上
には、菌液供給装置が設置されている。菌液供給装置に
は間欠駆動装置24によって駆動される供給コンベア2
5及び回収コンベア26が配設されており、それぞれ矢
印で示すように逆方向に駆動されるようになっている。
供給コンベア25上には被検査体である各種の菌液を収
容した試験管を所要本数格納する菌液ラック27が複数
個、試験計画にしたがって順に載置されている。菌液ラ
ック27の側面には、試験管内の菌液に関する情報を示
すバーコードラベルが貼付されている。
【0029】供給コンベア25及び回収コンベア26の
一端には、これらに近接して搬送テーブル28が設けら
れており、両コンベアを連結している。搬送テーブル2
8の回収コンベア26側には、菌液ラック27を回収コ
ンベア26に移載するためのプッシャー装置29が設け
られている。 また、搬送テーブル28の供給コンベア
25側の側面部には菌液ラック27のバーコードラベル
を読み取るバーコードリーダー30が設けられている。
【0030】次に、図2を参照して、菌液注入移載装置
について説明する。菌液注入移載装置は菌液供給装置の
上方の機枠1に配置されている。
【0031】具体的には、水平基板2の上方の機枠1に
は、X−Y軸搬送装置31が設置されており、X−Y軸
搬送装置31に設置された移動体32はX及びY軸方向
に一定範囲で移動可能とされている。移動体32には先
端を先細りの錐体として形成した注入管33が昇降駆動
装置34と共に垂下した状態で取り付けられており、注
入管33の後端部はX−Y軸搬送装置31近傍に固定さ
れたディスペンサー35の出入口部に可撓性パイプで接
続されている。したがって、注入管33はX−Y軸搬送
装置31及び昇降駆動装置34の作動により3次元的に
移動可能とされている。
【0032】再び図1に戻って説明する。図1に示すよ
うに、搬送台17の所定箇所には、菌液をシャーレに注
入する菌液注入位置が設定されており、該菌液注入位置
近傍の搬送台17の側方には、注入管33の中間部外径
より若干小さな内径を有する樹脂製チップを所定本数収
容するチップスタンド36が配設されている。前記樹脂
製チップの先端部は先細りの錐体とされている。そし
て、チップスタンド36の近傍には注入管33の先端部
所要部位まで前記樹脂製チップが挿入されているか否か
を検出する光学式のチップセンサー(図示せず)、及び
使用済みの前記樹脂製チップを廃棄するためのチップ廃
棄箱37が設置されている。図6に示すように、チップ
廃棄箱37の開口部には、注入管33の中間部の外径よ
り若干大きく、かつ、前記樹脂製チップの外径より若干
小さいU字状切り込み38を水平部に形成した逆L字金
具39が設置されている。
【0033】なお、X−Y軸搬送装置31に設置された
移動体32はチップスタンド36、チップセンサー(図
示せず)、チップ廃棄箱37、菌液注入位置及び搬送テ
ーブル28の回収コンベア26側までを移動範囲とす
る。
【0034】さて、図2に示すように、菌液注入位置の
近傍には、そこに位置するシャーレに対して供給される
ビーズを貯蔵するビーズホッパー40、必要なビーズ量
を計量する定量供給装置41が設置されており、定量供
給装置41には前記ビーズをシャーレに供給するシュー
ト42が取り付けられている。また、使用済みのビーズ
を収容するためのビーズ廃棄箱43も設置されている。
【0035】一方、図1に示すように、菌液注入位置に
対応して、さらに第1蓋開閉装置が設置されている。第
1蓋開閉装置は、図示しない駆動装置により回動及び昇
降自在なアーム44と、その先端に固着された図示しな
い真空ポンプにより作動される真空パッド45から構成
されている。
【0036】菌液注入位置の下流側の搬送台17には切
り開き部46が形成されており、切り開き部46には、
搬送台17と面一とされたテーブル47を備えた振盪器
48が設置されている。テーブル47の面積は切り開き
部46の面積より小さくされており、テーブル47の表
面にはシャーレを固定するチャック爪49が所定箇所に
設置されている。振盪器48はテーブル47を、切り開
き部46の菌液注入位置寄りに配置している。
【0037】切り開き部46の搬送方向下流側の側方に
は、シャーレの搬送方向前後側面を挟持する開閉自在な
挟持アーム50を有するシャーレ反転送り装置が設置さ
れており、挟持アーム50は詳細を図示しない駆動装置
により180度回動自在かつ昇降自在とされている。
【0038】切り開き部46を挟んでシャーレ反転送り
装置の対向する側には、第2蓋開閉装置が設置されてい
る。第2蓋開閉装置は第1蓋開閉装置と同一機構である
ので、ここでは説明を省略する。
【0039】そして、切り開き部46より搬送方向下流
側の搬送台17の側部には、後述するターンテーブル装
置へシャーレを搬送する第2シャーレ送り装置が設置さ
れている。第2シャーレ送り装置は第1シャーレ送り装
置と同一機構であるので、ここでは説明を省略する。な
お、シャーレを確実にターンテーブル装置へ搬送するた
めに、第2シャーレ送り装置と並行にガイド51を設け
ることが好ましい。
【0040】搬送台17の終端にはターンテーブル装置
が設置されている。ターンテーブル装置は、シャーレの
高さの略半分以下の高さを有し、かつ、シャーレ周面の
略半分を収容可能な切り込み部52をその円周部に複数
形成した略円形のターンテーブル53及び円弧状ガイド
板54から構成されている。ターンテーブル53は図示
しない駆動装置により回転自在とされている。
【0041】ターンテーブル装置の近傍には、シャーレ
に試験条件、試験日等の必要事項を記入したラベルを貼
り付けるラベル貼付け装置が設置されている。ラベル貼
付け装置は、前記必要事項をラベルに印刷して保持する
ラベリング装置55、ラベリング装置55から前記ラベ
ルを吸着して移動させるための真空吸着パッド56を先
端に設けた貼付アーム57及びこれを駆動するためのア
ーム駆動装置58からなる。
【0042】なお、図1に示すように、搬送台17を挟
んだ第2シャーレ送り装置の向かい側には第3蓋開閉装
置が設置されており、後述する感受性ディスク配列位置
に位置するシャーレの蓋の開閉操作を行うようにされて
いる。第3蓋開閉装置は第1及び第2蓋開閉装置と同一
機構なので、ここでは説明を省略する。
【0043】また、ターンテーブル装置の近傍には、シ
ャーレを、送り出し位置から後述するシャーレ収納口5
9に搬送する第3シャーレ送り装置が設置されている。
第3シャーレ送り装置は、第1及び第2シャーレ送り装
置と同一機構なので、ここでは説明を省略する。具体的
には、第3シャーレ送り装置はターンテーブル53を挟
んで円弧状ガイド板54の反対側に設置されている。な
お、シャーレ収納口59へのシャーレの搬送を確実にす
るために、ガイド96を設けることが好ましい。
【0044】搬送台17の搬送方向下流側の延長上に
は、シャーレ収納口59が開口している。図2にしめす
ように、シャーレ収納口59の下部にはシャーレ収納装
置及びエレベータ装置(図示せず)が設置されている。
前記シャーレ収納装置及び前記エレベータ装置は、前述
したシャーレ供給装置及びそれと近接して設けられてい
たエレベータ装置と同一機構であるので、ここでは説明
を省略する。
【0045】なお、レール上に載置するシャーレ収納装
置の数は1個でもよいが、複数のシャーレ収納装置をレ
ール上に配置する方が、格納できるシャーレ数及び種類
を増加させ、各々のシャーレ収納装置を切り換えること
で連続して作業可能な点で好ましい。
【0046】次に、薬剤感受性試験に用いる感受性ディ
スクを収容したディスクカセットについて説明する。
【0047】図7に示すように、ディスクカセット60
は筒状体とされており、その側面には回り止め用の凸部
61が形成されている。ディスクカセット60の内底部
にはバネ等の弾性部材62が嵌入されており、弾性部材
62上には所定種類の薬液を湿潤された多数の感受性デ
ィスク63が積層して収容されている。ディスクカセッ
ト60の上端部には図示されるような押え部材64が形
成されており、最上部の感受性ディスクの飛び出しを防
止している。押え部材64の水平部分の内面とディスク
カセット60の上端面との間には所定幅の隙間が形成さ
れており、ディスクカセット60内に収容された感受性
ディスク63は該隙間を介して切り出されるようにされ
ている。
【0048】再び図1に戻って説明すると、ディスク配
列部に対応する水平基板2上には、上記構造を有するデ
ィスクカセット60の側面の凸部61に合致する形状の
凹部(図示せず)を設けた仕切り板102により、該側
面の凸部61を同一方向に揃えて、所定本数収容するデ
ィスクカセットケース65がケースストッカー部66に
載置されている。ケースストッカー部66は、感受性デ
ィスク63の切り出し不良、不出等を考慮して複数個の
ディスクカセットケース65を収容可能としている。
【0049】ケースストッカー部66の近傍の水平基板
2上には、感受性ディスク63の切り出しが終了したデ
ィスクカセット60を収容するための、上面が開放され
たディスクカセット廃棄箱67が載置されている。
【0050】また、同じくディスク配列部に対応する水
平基板2上には、回転駆動装置97の垂直回転軸98に
中心固定部68を固定した、円環状又は円盤状のディス
クスタンド69(図11参照)が複数個設置されてい
る。ディスクスタンド69の設置個数は、ディスク配列
装置全体の寸法、作業能率等を勘案して設定される。
【0051】図8に示すように、ディスクスタンド69
の周縁には、全周にわたって所定間隔をおいて有底孔7
0が穿設されている。有底孔70はディスクカセット6
0を差し込むに足る内径及び長さを有しており、その底
部の一部は透孔99とされ、光学式センサー100によ
り透孔99を介して有底孔70内のディスクカセット6
0の有無を検知可能とされている。なお、有底孔70内
の中間部には、球状突起103及びスプリング104か
ら成る保持部材105を設けている。
【0052】なお、ディスクスタンド69の位置制御性
を高めるため、図示するようにディスクスタンド69の
内周面の所定箇所に開口部71を設けるか、又は、ディ
スクスタンド69の中心部と周縁部とをスポークで接続
することで、回転駆動装置97の負荷の軽減を図ること
が好ましい。
【0053】ディスクスタンド69の周縁近傍には、感
受性ディスク63を有底孔70内のディスクカセット6
0から1枚毎に切り出す、ディスク切り出し装置が配設
されている。
【0054】ディスク切り出し装置は、昇降駆動装置7
2により昇降自在な設定板73と、ディスクカセット6
0の上端面と押え部材64との間の間隙部に進退自在な
プッシャー74及びプッシャー74を駆動する水平駆動
装置75から構成されている。
【0055】図9及び図10に詳細に示すように、設定
板73には、ディスクカセット60の外径より若干大き
な内径を有する位置決め透孔76が形成されており、デ
ィスクカセット60の中心軸線と位置決め透孔76の中
心軸線とが一致した時点で設定板73を下降させると、
ディスクカセット60の上部が位置決め透孔76を貫通
する状態となるようにされている。なお、位置決め透孔
76の上方には、ディスクカセット60の飛び出しを防
止する阻止板77が架設されている。
【0056】さらに、設定板73のディスクスタンド6
9側の端部には、ディスクカセット60から切り出され
てくる感受性ディスク63を受容する断面凹状の円形受
台部78が形成されており、図9に示すように、円形受
台部78はディスクケース60の上端面と押え部材64
の隙間と連通されている。なお、円形受台部78の外周
には、押し出されて来る感受性ディスク63の外方への
飛び出しを防止する半円弧ストッパー部材79が設けら
れている。
【0057】そして、これらケースストッカー部66、
ディスクカセット廃棄箱67、ディスクスタンド69、
ディスク切り出し装置によって、ディスク供給部が構成
されている。
【0058】なお、実施例においては、プッシャー74
は水平方向以外の移動が制限されているが、ディスクカ
セット60の高さに対応して、上下方向に位置を移動可
能としてもよい。その場合は、設定板73の位置の変更
も必要なので、手動による調整もしくは、コンピュータ
により自動対応できるようにしておくことが好ましい。
【0059】次に、図3を参照しつつ、ディスクカセッ
ト補充・廃棄装置について説明する。ケースストッカー
部66の上方にはディスクカセット補充・廃棄装置が設
置されている。ディスクカセット補充・廃棄装置は、図
3にしめすように、ケースストッカー部66の上方に架
設されたX−Y軸搬送装置80及びその付属物から主に
構成されている。詳細には、X−Y軸搬送装置80に
は、X−Y軸方向に移動自在な移動体81が設けられて
おり、移動体81には垂下支持体82が鉛直下方向に設
置されている。垂下支持体82の下端には把持爪駆動装
置83を介して把持爪84が取り付けられている。把持
爪84は把持爪駆動装置83の作動により開閉自在とさ
れており、また、垂下支持体82内に収容された昇降駆
動装置により上下方向の移動が自在とされている。な
お、ケースストッカー部66の近傍には、感受性ディス
クカセット60の把持の有無を検出する図示しない検知
装置が設置されている。また、前記移動体81にY軸副
搬送装置81’を設けて、これに垂下支持体82を設置
することで、設置スペースが狭いときでも、後述するX
−Y軸搬送装置85との干渉を防ぐことが可能となる。
【0060】一方、ターンテーブル装置及びディスクス
タンド69近傍の上方には、ディスク移送装置が設置さ
れる。ディスク移送装置は、同じく図3にしめすよう
に、上方に架設されたX−Y軸搬送装置85及びその付
属物から主に構成されている。詳細には、X−Y軸搬送
装置85には、X−Y軸方向に移動自在な移動体86が
設けられており、移動体86には垂下支持体87が鉛直
下方向に設置されている。垂下支持体87の下端には水
平回動装置88を介して真空吸着装置89が取り付けら
れている。図11に詳細に示すように、真空吸着装置8
9は上部水平支持体90及び下部水平支持体91及び上
部水平支持体90から垂下して下部水平支持体91に延
びる支持部材92からなる骨格構造を有しており、上部
水平支持体90と下部水平支持体91との間には複数個
の昇降駆動装置93が内設されている。昇降駆動装置9
3には、図示しない真空ポンプによって駆動される真空
吸着ヘッド94が複数個装着されている。本実施例にお
いては、6基の真空吸着ヘッド94が支持部材92の軸
を中心として60゜毎に下部水平支持板91に取り付け
られており、昇降駆動装置93により、各々独立或いは
連動して昇降自在にされている。また、真空吸着ヘッド
94は弾性体95を介して昇降駆動装置93に接続され
ており、被吸着物との弾性接触が確保されている。
【0061】以下、図面を参照しつつ、本実施例の動作
について説明する。
【0062】薬剤感受性試験計画に従い、マニュアル指
令又は図示しない管理コンピュータの指示に基づき、所
定のシャーレ供給装置がレール13上を移動してシャー
レ供給口8の下部に到達する。
【0063】次に、試験に使用されるべきシャーレの属
するカラム7が選択され、選択されたカラム7がシャー
レ供給口8の真下に位置するようにテーブル4が回転駆
動装置3により回転される。
【0064】シャーレ供給口8の真下にはエレベータ装
置の支承台9が位置しているが、支承台9は、前記選択
されたカラム7の移動を妨げないようにエレベータシャ
フト11の最下端に位置している。
【0065】テーブル4が回転して、前記選択されたカ
ラム7がシャーレ供給口8の真下に到達したことを確認
後、駆動装置12が作動して支持腕10を上昇させる。
これに伴い支承台9も上昇し、前記選択されたカラム7
の底部を支承して該カラム7全体を上昇させる。前記選
択されたカラム7の最上位のシャーレがシャーレ供給口
8から突出し、該シャーレの底面が水平基板2の面と略
一致した状態になると駆動装置12は作動を一時停止す
る。
【0066】駆動装置12が一時停止すると、次にプッ
シャー駆動装置18が作動を開始する。そして、プッシ
ャー駆動装置18によって待機位置(図1ではシャーレ
供給口8の左側)から搬送方向側に移動するプッシャー
19により、前記シャーレはシャーレ供給口8から搬送
台17の方向へ押し出される。
【0067】プッシャー19は、前記シャーレを所定距
離押し出した後に、前記待機位置に戻る。プッシャー1
9が前記待機位置に到達した後に、再びエレベータ装置
の駆動装置12が作動を開始して次のシャーレがシャー
レ供給口8上に突出する。以後、この動作が繰り返され
る。
【0068】そして、プッシャー19に押し出されたシ
ャーレはガイド20に沿って第1シャーレ送り装置に到
達する。シャーレの到達を確認後、第1シャーレ送り装
置の支持腕木21は、駆動装置23の作動により、該シ
ャーレの搬送方向後ろ側の側部に移動し、この部分に当
接する。そして、この状態で搬送方向に水平移動を行
い、前記シャーレを菌液注入位置に搬送し、この位置で
停止させる。
【0069】さて、これと並行して、菌液供給装置側で
は、供給コンベア25が駆動して、被検査体である菌液
を入れた試験管を所用本数収容する菌液ラック27を搬
送テーブル28上に移載する。次に、バーコードリーダ
ー30により菌液ラック27のバーコードラベルを読み
取り、図示しない管理コンピュータのメモリに記憶され
ている試験情報と照合する。そして、試験対象となる菌
液種と合致していれば、菌液注入操作継続指令が発信さ
れ、不一致の場合は供給コンベア25、搬送テーブル2
8及び回収コンベア26の駆動により、菌液ラック27
を交換して確認を繰り返す。
【0070】所望の種類の菌液ラック27が搬送テーブ
ル28の供給コンベア25側に位置することを確認する
と、搬送テーブル28は、該菌液ラック27を回収コン
ベア26側に移動させ、そこで待機する。
【0071】次に、菌液注入位置で待機中のシャーレ上
へ第1蓋開閉装置を作用させる。すなわち、アーム44
を回動及び下降させて、該シャーレの蓋を真空パッド4
5により吸着後、上昇させて蓋を開き、その後、アーム
44を再び回動させて当初位置へ復帰する。
【0072】そして、蓋を取り外したシャーレへ、ビー
ズホッパー40に設置された定量供給装置41により所
定量のビーズをシュート42を介して流下させ、培地上
へ投入する。
【0073】シャーレ内へのビーズの投入が行われてい
る間又はビーズの投入作業終了後に、菌液注入移載装置
のX−Y軸搬送装置31の移動体32が駆動されてチッ
プスタンド36の所定位置へ移動し、さらに、昇降駆動
装置34により、注入管33を下降させ、樹脂製チップ
を挿着する。前記樹脂製チップを挿着後、注入管33は
上昇させられ、チップスタンド36からの脱離を確認
後、図示しないチップセンサーの設置位置まで移動し
て、チップの装着の有無を検知される。前記樹脂製チッ
プの挿着が確認できないときは、再度挿着及び確認作業
を繰り返す。
【0074】前記樹脂製チップの装着を確認後、移動体
32は前記待機中の菌液ラック27の位置へ移動し、昇
降駆動装置34により所定の試験管に向け注入管33を
下降させ、樹脂製チップ先端部が前記試験管の菌液内に
所要深さ浸漬する位置で停止させる。
【0075】この状態でディスペンサー35を稼動さ
せ、所定量の菌液を吸引する。前記試験管内の菌液は前
記樹脂製チップ部に貯えられ、注入管33が菌液に汚染
されることはない。
【0076】次に、菌液吸引後、注入管33を上昇さ
せ、移動体32を移動させて、前記菌液注入位置で待機
中の、蓋を取り除いた状態のシャーレ上へ移動させ、菌
液が飛び散らない高さまで注入管33に挿着した樹脂製
チップ先端部を下降させ、停止させる。
【0077】そして、ビーズの培地上への投入工程に引
き続き、ディスペンサー35の操作を切り換えて、圧気
することで、前記樹脂製チップ内の菌液を吐出する。
【0078】菌液吐出後は、昇降駆動装置34により注
入管33を上昇させ、移動体32を移動させてチップ廃
棄箱37上へ移動させる。そして、チップ廃棄箱37に
設けられた逆L字金具39のU字状切り込み38に注入
管33が進入するように水平移動させ、該切り込み38
に注入管33が当接後、該注入管33を上昇させる。す
ると、U字状切り込み38によって樹脂製チップの後端
部が制止される一方で、注入管33は上昇を続けるの
で、該樹脂製チップは注入管33から分離し、チップ廃
棄箱37内に投棄される。
【0079】この後、菌液注入移載装置はチップスタン
ド36の次の指示位置へ移動する。以後、この動作が繰
り返される。
【0080】そして、菌液ラック27に収容された所用
本数の試験管についてシャーレへの薬液注入作業が終了
すると、該菌液ラック27はプッシャ一装置29によ
り、回収コンベア26ヘ移載され、搬送テーブル28は
供給コンベア25側へ移動し、次の菌液ラック27を受
け入れ、同様の操作を繰り返す。
【0081】さて、シャーレ内への菌液の吐出を確認
後、再び第l蓋開閉装置が駆動され、真空吸着パッド4
5に保持している蓋がシャーレ上に載置される。その
後、前記第1蓋開閉装置は次のシャーレのための待機位
置へ復帰する。
【0082】その後、再び第1シャーレ送り装置が作動
を開始し、蓋を閉められたシャーレは支承腕木21によ
り振盪器48のテーブル47上へ移動される。
【0083】テーブル47上に移送されたシャーレは、
該テーブル47上のチャック爪49により固定される。
その後、振盪器48が切り開き部46内で細かい8の字
運動を開始し、所定時間継続する。振盪器48の8の字
運動により、シャーレの培地上のビーズが転動し、該シ
ャーレ上に点状に吐出されている菌液はそれにより均一
に培地上に塗り拡げられる。
【0084】前記8の字運動による振盪後、振盪器48
はチャック爪49を解除してシャーレを解放する。
【0085】次いで、第2蓋開閉装置が作動を開始して
テーブル47上のシャーレの蓋を取り外す。その作動は
第1蓋開閉装置の場合とほぼ同様なので、ここでは説明
を省略するが、第2蓋開閉装置においては、先端部に真
空吸着パッドを設けたアームを振盪器48のテーブル4
7と搬送台17の搬送方向前方位置の間で回動して、両
位置で蓋の吸着、分離を行えるようにされている点が第
1蓋開閉装置とは異なる。。
【0086】そして、振盪器48のテーブル47上に載
置されている、蓋を取った状態のシャーレはシャーレ反
転送り装置の挾持アーム50によって挾持され、図示し
ない駆動装置によって、ビーズ廃棄箱43上の切り開き
部46まで搬送される。次いで、その位置でシャーレは
持ち上げられ、前記駆動装置の作動によりシャーレを1
80゜反転し、シャーレ内のビーズをビーズ廃棄箱43
に排出する。その後、再びシャーレは180゜回転され
て元の状態に復帰する。
【0087】これにより、ビーズ及び余分な菌液をシャ
ーレの培地上から排出することができる。ビーズ廃棄箱
43には、排出されるビーズ等を受けるホッパー部が設
けられており(図示せず)、前記ビーズ及び余分な菌液
はこれに捕捉されて、前記ホッパー部のシュートを流下
してビーズ廃棄箱43内に回収される。回収されたビー
ズは殺菌し、再利用する。
【0088】ビーズ等を排出した後のシャーレは、挟持
アーム50により挾持された状態で搬送台17の搬送方
向前方位置に搬送され、搬送台17上に載置される。挟
持アーム50はシャーレ搬送後、次のシャーレの処理の
ため元の位置へ復帰する。
【0089】搬送台17に載置されたシャーレには、第
2蓋開閉装置の作動により、アーム先端の真空吸着パッ
ドで保持されている蓋が被される。前記アーム及び真空
吸着パッドは次のシャーレの処理のため元の位置へ復帰
する。
【0090】蓋が被されたシャーレは、第2シャーレ送
り装置により支承腕木を介してガイド51に沿ってター
ンテーブル装置へと押し進められる。
【0091】前記シャーレがターンテーブル53の切り
込み部52に進入、当接後、第2シャーレ送り装置は次
のシャーレのため待機位置へ復帰する。
【0092】一方、これと並行してラベル貼付装置が作
動する。具体的には、貼付アーム57の先端の真空吸着
パッド56によりラベリング装置55から試験条件等を
印刷したラベルを吸着して受取り、吸着された前記ラベ
ルが、搬送方向軸線上の切り込み部52に位置するシャ
ーレの蓋上に位置するように、貼付アーム57が回動及
び停止する。次いで、真空吸着パッド56を下降させ、
図示しない真空ポンプを逆作動させることにより、真空
吸着パッド56から圧気を噴出させて、前記ラベルをシ
ャーレの蓋上面に貼り付ける。なお、ラベルの裏面は糊
面となっている。ラベル貼付後、次のシャーレの処理の
ため、ラベル貼付け装置は待機位置へ復帰する。
【0093】ラベルの貼付を終えたシャーレは、ターン
テーブル53が90゜回転することにより、感受性ディ
スク配列位置へ移送され、待機する。
【0094】シャーレが感受性ディスク配列装置へ移送
されことを確認後、第3蓋開閉装置が作動を開始する。
具体的には、感受性ディスク配列位置に待機中のシャー
レ上へ、第3蓋開閉装置のアームを前進させた後、下降
させてシャーレの蓋を真空吸着パッドにより吸着後、上
昇させて、蓋を開き、後退させて待機位置へ復帰する。
【0095】そして、この後、後工程の阻止円計測装置
へのシャーレの載置位置を決める際の目印を前記シャー
レに熱圧機構にてマーキングする。
【0096】以上の処置が終了した後に前記シャーレに
感受性ディスク63を所要配列パターンで配置する。
【0097】まず、予め前記処置の終了前、通常はシャ
ーレ供給装置の稼動前に、マニュアル指令又は図示しな
い管理コンピュータの指示に基づき、ディスクカセット
補充・廃棄装置を駆動させる。そして、把持爪84を待
機位置から、ケースストッカー部66に載置されている
ディスクカセットケース65の中の特定のディスクカセ
ット60の上方へ移動させ、次いで、把持爪84を下降
させる。そして、所望のディスクカセット60の上部を
把持爪84により把持し、これを上昇させてディスクカ
セットケース65から取り出した後、所望のディスクカ
セット60を確実に把持しているかを検知するために、
図示しない検知装置の位置まで移送して検知させる。前
記検知の結果、ディスクカセット60の把持を確認でき
なければ、ケースストッカー部66へ戻り、予備のディ
スクカセットケース65から同一種類のディスクカセッ
ト60を同様に取り出す。
【0098】把持爪84により把持されたディスクカセ
ット60は移動体81の移動によりディスクス夕ンド6
9の有底孔70群の所定位置上まで移送され、昇降駆動
装置により下降し、特定の有底孔70へ挿入される。な
お、前記所定位置とは、ディスクスタンド69に挿入固
定されたディスクカセット60がディスクスタンド69
の回転によりディスク切り出し装置に対応する位置に到
達した場合に、ディスク切り出し装置がディスクカセッ
ト60の上端部の押え部材64とディスクカセット60
の上端面との間に形成されている所定幅の隙間を介して
ディスクカセット60から感受性ディスク63を切り出
すことが可能となる位置であり、その位置において、デ
ィスクカセット60は有底孔70内に挿入される。前記
挿入終了後、把持爪84は開き、次のディスクカセット
60を次の有底孔70に移送するためにケースストッカ
ー部66へ移動する。それとともに該ディスクスタンド
69は次位の有底孔70が前記所定位置に来るよう回転
し、該位置で停止する。このようにして、ディスクカセ
ット60は予め設定された試験情報に従って、順次、デ
ィスクスタンド69へ装入、載置されていく。
【0099】ディスクスタンド69の外周部の有底孔7
0の全てにディスクカセット60の装着が終了するか、
または、必要本数の装着が終了した後、ディスクカセッ
トの補充・廃棄装置は待機位置に復帰し、待機状態とな
る。
【0100】ディスクスタンド69へのディスクカセッ
ト60の装着終了を確認し、かつ、シャーレが感受性デ
ィスク配列位置で待機していることが確認された後に、
図示しない管理コンピュータの指示によりディスク切り
出し装置による感受性ディスク63の切り出しが行なわ
れる。
【0101】すなわち、所望のディスクカセット60上
に設定板73を昇降駆動装置72により降下させて設定
板73の位置決め透孔76内に該ディスクカセット60
を挿入させ、押え部材64が阻止板77に当接したこと
を確認後、昇降駆動装置72を停止させる。次いで、水
平駆動装置75を駆動させてプッシャー74を押え部材
64とディスクカセット上端面との隙間に向けて前進さ
せる。すると、前記隙間に位置する感受性ディスク63
はプッシャー74により押し出されて円形受台部78上
に収容される。そして、プッシャー74は当初位置へ復
帰する。なお、ディスクカセット60内の弾性部材62
の作用により、感受性ディスク63は連続的に前記隙間
に供給されるので、プッシャー74の駆動を繰り返すこ
とにより感受性ディスク63をディスクカセット60か
ら連続的に切り出すことが可能である。
【0102】また、ディスク切り出し装置の駆動と同時
にディスク移送装置の駆動が開始される。具体的には、
ディスク切り出し装置の円形受台部78上へ、一の真空
吸着へッド94が位置するようX−Y軸搬送装置85の
移動体86が移動し、移動体86の停止後、昇降駆動装
置93を作動させて、一の真空吸着ヘッド94を下降さ
せ、円形受台部78に位置する感受性ディスク63を吸
着する。真空吸着へッド94は感受性ディスク63を吸
着すると上昇し、水平回動装置88により次位の真空吸
着へッド94が円形受台部78上へ移動、位置固定され
る。前記位置固定後、プッシャー74の作動により切り
出されて受台部に保持されている次の感受性ディスク6
3を該真空吸着ヘッド94に吸着する。以後、必要に応
じてこの操作を繰り返す。
【0103】真空吸着ヘッド94が感受性ディスク63
を確実に吸着したか否かは、真空吸着ヘッド94に内蔵
された吸着センサー(図示せず)によって識別し、感受
性ディスク63が吸着されていない場合は、単純な吸着
不良についてはやり直し動作を行い、ディスクカセット
60内の感受性ディスク63が尽きたとき或いはディス
クカセット60の外観形状、弾性部材62の不良、ディ
スクカセット60内の積層された感受性ディスク63が
ディスクカセット60の内壁に過度に押圧されることに
より閉塞状態となったとき、又は薬液を湿潤されている
故の相互間の過度の密着による切り出し不可等のときに
は、以下の処理を行う。
【0104】まず、予め設定されたエラースキップ指令
により、該当するディスクカセット60のディスク切り
出し装置の作動を停止させ、設定板73を上昇させると
共に、ディスクスタンド69を所定位置まで回転させ
る。次いで、ディスクカセット補充・廃棄装置の把持爪
84が把持し、ディスクスタンド69から取り出した上
で、ディスクカセット廃棄箱67に廃棄する。そして、
把持爪84は、ケースストッカー部66の予備のディス
クカセット60を把持して、ディスクスタンド上に移動
し、該有底孔70に装着する。その後、再びディスクス
タンド69がディスク切り出し位置まで回転し、設定板
73が下降して、ディスク切り出し装置が作動を開始す
る。
【0105】なお、真空吸着ヘッド94は必ずしも全基
が感受性ディスク63を吸着する必要はなく、図12
(a)に示すような、シャーレ上への感受性ディスク6
3の所望の配列パターンに従って、感受性ディスク63
を吸着する真空吸着ヘッド94を適宜選択してもよい。
【0106】さらに、X−Y軸搬送装置85と水平回動
装置88の複合動作により、図12(b)に示すよう
な、阻止円の重なりを少なくするパターンも可能であ
る。
【0107】こうして、感受性ディスク63の所望の配
列パターンに応じて感受性ディスク63を所定の真空吸
着ヘッド94で保持した後、感受性ディスク配列位置で
待機位置のシャーレ上へ、移動体86が移動する。
【0108】そして、昇降駆動装置93により真空吸着
ヘッド94を下降させ、シャーレの培地上に、所望のパ
ターンに従って、感受性ディスク63を圧着する。前記
圧着後は、真空吸着ヘッド94は上昇し、次のシャーレ
に感受性ディスク63を配列するため、再びディスク切
り出し装置上に移動し、上記したのと同様の作業を繰り
返す。全てのシャーレに対して感受性ディスク63の配
列作業を終えると、ディスク移送装置は待機位置へ復帰
する。
【0109】また、ディスクスタンド69に装着された
ディスクカセット60内の感受性ディスク63の全てが
使用された後は、ディスクカセット補充・廃棄装置を駆
動させてディスクカセット60の補充の場合と同様の手
順で、ディスクスタンド69上の使用済みディスクカセ
ット60を把持し、ディスクカセット廃棄箱67に投入
する操作を繰り返す。該操作終了後、ディスクカセット
補充・廃棄装置を待機位置へ復帰させる。
【0110】なお、前記培地上への圧着に際して、培地
表面のうねりや凹凸或いはシャーレ毎の培地高さの違い
により、感受性ディスクの圧着不良が起こり、感受性試
験の結果に悪影響を及ぼす場合がある。そのため、真空
吸着ヘッド94の培地上での下降限界を培地高さの低い
シャーレに合致させると共に、弾性体95の作用によ
り、所定量以上の反力を受けた場合には、真空吸着ヘッ
ド94が上昇するようにされている。
【0111】さて、このようにしてシャーレの培地上に
感受性ディスク63を所定のパターンで配置後、第3蓋
開閉装置を再び駆動し、アームの前進及び下降により真
空吸着パッドに保持している蓋をシャーレ上に被せる。
その後、第3蓋開閉装置は次のシャーレのため待機位置
へ復帰する。
【0112】シャーレ上に蓋を被せたことを確認後、タ
ーンテーブル53はさらに90゜回転して送り出し位置
へシャーレを移送し、待機する。
【0113】ターンテーブル53の送り出し位置に待機
しているシャーレは、第3シャーレ送り装置の駆動によ
り、シャーレの後方に待機している支承腕木が前進し、
シャーレを押し進めて、ガイド96に沿ってシャーレ収
納口59ヘ搬送する。その後、第3シャーレ送り装置の
支承腕木は次のシャーレのため待機位置に復帰する。シ
ャーレ収納口59に到達したシャーレは、図示しないエ
レベータ一装置によって、その蓋の上面が水平基板2と
同一平面となる位置まで降下させられ、次位のシャーレ
が搬送されるまで待機する。以上の操作を供給側のシャ
ーレが全て送り出され、受入れ側のシャーレ収納装置に
全て収納されるまで繰り返す。なお、作業終了後、シャ
ーレ収納装置に収納されたシャーレ群は次工程へ移され
る。
【0114】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、薬剤感受
性試験のために、各種薬剤を含浸させた感受性ディスク
を、菌を塗布したシャーレ上の培地に配置するにあた
り、培地、菌及び薬剤の組み合わせを任意に設定可能と
すると共に、該組み合わせ操作を簡単な操作で行える。
また、完全自動化されたプロセスでシャーレ上に感受性
ディスクが載置されるので、人為的なミスに起因するコ
ンタミネーションを防止することができると共に、シャ
ーレ上への感受性ディスクの配列に要する時間が短縮で
きる。
【0115】請求項2記載の発明によれば、上記効果に
加えて、感受性ディスクを選定するにあたり、容易かつ
確実に感受性ディスクを1枚ずつ切り出すことが可能と
なる。
【0116】そして、請求項3記載の発明によれば、上
記効果に加えて、感受性ディスクをシャーレの培地上に
配列するにあたって、シャーレ上の感受性ディスクの配
列パターンを任意に設定できるので、阻止円の重なりを
抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における自動ディスク配列
装置の全体構成を示す平面図。
【図2】 図1のA−A線における断面図。
【図3】 図1の自動ディスク配列装置の右側面図。
【図4】 シャーレ供給装置におけるシャーレの配置状
態を示すための概略斜視図。
【図5】 シャーレ供給装置とエレベータ装置の関係を
示すための拡大斜視図。
【図6】 チップ廃棄箱の構造を示すための概略斜視
図。
【図7】 ディスクカセットの概略斜視図。
【図8】 ディスクスタンドの平面図。
【図9】 ディスク切り出し装置の要部側面図。
【図10】 ディスク切り出し装置の要部拡大平面図。
【図11】 真空吸着装置の詳細を示すための側面図。
【図12】 シャーレ上の感受性ディスク配列例を示す
平面図。
【符号の説明】
1 機枠 54 円弧
状ガイド板 2 水平基板 55 ラベ
リング装置 3 回転駆動装置 56 真空
吸着パッド 4 テーブル 57 貼付
アーム 5 切欠き 58 アー
ム駆動装置 6 開口面 59 シャ
ーレ収納口 7 カラム 60 ディ
スクカセット 8 シャーレ供給口 61 凸部 9 支承台 62 弾性
部材 10 支持腕 63 感受
性ディスク 11 エレベータシャフト 64 押え
部材 12 エレベータ駆動装置 65 ディ
スクカセットケース 13 レール 66 ケー
スストッカー部 14 スライダ 67 ディ
スクカセット廃棄箱 15 走行台車 68 中心
固定部 16 走行駆動装置 69 ディ
スクスタンド 17 搬送台 70 有底
孔 18 プッシャー駆動装置 71 開口
部 19 プッシャー 72 昇降
駆動装置 20 ガイド 73 設定
板 21 支承腕木 74 プッ
シャー 22 移動体 75 水平
駆動装置 23 駆動装置 76 位置
決め透孔 24 間欠駆動装置 77 阻止
板 25 供給コンベア 78 円形
受台部 26 回収コンベア 79 半円
弧ストッパー部材 27 菌液ラック 80 X−
Y軸搬送装置 28 搬送テーブル 81 移動
体 29 プッシャー装置 82 垂下
支持体 30 バーコードリーダー 83 把持
爪駆動装置 31 X−Y軸搬送装置 84 把持
爪 32 移動体 85 X−
Y軸搬送装置 33 注入管 86 移動
体 34 昇降駆動装置 87 垂下
支持体 35 ディスペンサー 88 水平
回動装置 36 チップスタンド 89 真空
吸着装置 37 チップ廃棄箱 90 上部
水平支持体 38 U字状切り込み 91 下部
水平支持体 39 逆L字金具 92 支持
部材 40 ビーズホッパー 93 昇降
駆動装置 41 定量供給装置 94 真空
吸着ヘッド 42 シュート 95 弾性
体 43 ビーズ廃棄箱 96 ガイ
ド 44 アーム 97 回転
駆動装置 45 真空パッド 98 垂直
回転軸 46 切り開き部 99 透孔 47 テーブル 100 光学
式センサー 48 振盪器 101 下部
基板 49 チャック爪 102 仕切
り板 50 挟持アーム 103 球状
突起 51 ガイド 104 スプ
リング 52 切り込み部 105 保持
ロッド 53 ターンテーブル 106 保持
部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の種類の菌液を供給する菌液供給装置
    と、 各種培地を形成したシャーレ群から所望のシャーレを選
    択して供給可能なシャーレ供給装置と、 前記菌液供給装置の菌液を選択して、前記シャーレ供給
    装置から供給されたシャーレの培地上に吐出する菌液注
    入移載装置と、 所望の感受性ディスクを選択して供給するディスク供給
    部と、 前記シャーレの培地上に、前記ディスク供給部から感受
    性ディスクを移送して載置するディスク移送装置とを備
    えており、前記菌液供給装置、前記シャーレ供給装置、
    前記菌液注入移載装置、前記ディスク供給部及び前記デ
    ィスク移送装置の動作を管理コンピュータで自動制御す
    ることを特徴とする自動ディスク配列装置。
  2. 【請求項2】前記ディスク供給部が、 感受性ディスクを収容したディスクカセットを直立状態
    に保持する有底孔をその外周部に一定間隔で設けた回転
    自在なディスクスタンドと、 前記ディスクカセットから1枚毎に前記感受性ディスク
    を押し出すプッシャー及び押し出された該感受性ディス
    クを収容する断面凹状の受台部を設けた設定板とを有す
    るディスク切り出し装置と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の自動ディスク配
    列装置。
  3. 【請求項3】前記ディスク移送装置が、 X−Y軸搬送装置の移動体に設けた垂下支持体と、 前記垂下支持体に連設した回転自在な水平支持体と、 前記水平支持体に設置された昇降駆動装置と、 前記昇降駆動装置により昇降自在な真空吸着ヘッドと、 からなり、シャーレ上の感受性ディスクの配列パターン
    を任意に設定可能であることを特徴とする請求項1又は
    2記載の自動ディスク配列装置。
JP27627797A 1997-10-08 1997-10-08 自動ディスク配列装置 Pending JPH11103849A (ja)

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