JP4295575B2 - 像担持体駆動装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、所定時刻における像担持体の回転位置が目標位置に一致するように像担持体を駆動させる像担持体駆動装置、この像担持体駆動装置を用いたファクシミリ、プリンタ、複写機等の画像形成装置及び画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジに関するものである。
画像形成装置は、市場からの要求に伴い、カラー画像を形成するものが多くなってきている。カラー画像を形成するカラー画像形成装置としては、例えば、単一の感光体ドラム等の像担持体と、その像担持体上に順次形成される各色静電潜像をそれぞれ現像して得た各色トナー像を中間転写体や記録材等の被転写材上に順次重ね合わせてカラー画像を得るものである。以下、このカラー画像形成装置を、1ドラム型の画像形成装置という。また、例えば、各色に対応する複数の像担持体と、各像担持体上に形成される静電潜像をそれぞれ現像して得た各色トナー像を被転写材上に順次重ね合わせてカラー画像を得るものである。以下、このカラー画像形成装置を、タンデム型の画像形成装置という。
上記1ドラム型の画像形成装置は、像担持体が1つであるため、装置の小型化が可能でコストも低減できるという利点がある。しかし、単一の像担持体を用いているために、潜像形成、現像処理、被転写材への転写までの一連のプロセスを色数分(通常4回)繰り返す必要がある。そのため、画像形成の高速化の点で不利である。これに対し、上記タンデム型の画像形成装置は、装置が大型化し、コストが高くなるという欠点はあるが、色ごとに像担持体を備えているため上述した一連のプロセスは1回で済む。そのため、画像形成の高速化の点で有利である。近年、市場からは、カラー画像形成装置についてモノクロ画像形成装置並みの画像形成スピードが要求されているため、上記タンデム型の画像形成装置が注目されている。
上述したタンデム型の画像形成装置では、複数の像担持体上の各トナー像を被転写材上に順次重ね合わせてカラー画像を形成するため、各トナー像の重なりがズレてしまうと、いわゆる色ズレが生じる。この色ズレが生じるのは、像担持体に設けられる駆動ギヤの取り付け偏心、ギヤ成型精度、駆動ギヤと像担持体とを結合するジョイント部による速度変動などが主な原因である。像担持体の駆動ギヤに取り付け偏心が発生している場合、感光体の表面移動速度が周期的に変動し、この変動により被転写材表面上に転写されたトナー像は、周期的に伸び縮みする。よって、各像担持体によるトナー像の伸び縮みの周期が被転写材表面上において一致していない場合、色ズレが生じる。なお、各像担持体上のトナー像が転写される転写領域における被転写材の表面移動速度が各像担持体の表面移動速度によって影響を受ける構成であれば、像担持体の回転軸の偏心も、同様に色ズレの原因となる。像担持体の回転軸が偏心している場合、その回転軸に最も近い像担持体表面部分の表面移動速度は最も遅くなり、最も離れた像担持体表面部分の表面移動速度は最も速くなるからである。
特許文献1や特許文献2には、像担持体の表面移動速度が周期的に変動することによって生じる色ズレを抑制できる画像形成装置が開示されている。これらの特許文献に開示の画像形成装置は、複数の像担持体によって被転写材上にパターン画像を形成し、そのパターン画像を読み取ることで、各像担持体の表面移動速度の周期的な変動を検知する。そして、その検知結果に基づき、各像担持体の表面移動速度の周期的な変動が被転写材表面上において互いに一致するように調節して色ズレを抑制する。
このような調節を行うには、その前提として、各像担持体の回転位置を正確に把握しなければならない。そのため、上記特許文献1では、像担持体の回転に伴って周回軌道上を移動する1つのターゲット(検知用マーク)を各像担持体に設け、これを光学式または磁気式の検知装置(マーク検知手段)によって検知している(同文献の段落0055参照)。これにより、像担持体が一回転するごとに1回、検知装置によりターゲットが検知される。この構成においては、検知された時の像担持体の回転位置は一義的に定まる。よって、このターゲットを検知することにより、各像担持体の回転位置を把握することができる。
特開平9−146329号公報 特開2001−305820号公報
ところが、このような方法で像担持体の回転位置を把握する場合には、次のような問題が生じる。
すなわち、像担持体の回転位置を把握する場合、像担持体の回転を開始させた後、その表面移動速度が定常状態になってから検知装置によるターゲットの検知動作を開始する。上述した光学式または磁気式の検知装置でターゲットを検知する場合、一般にターゲットが検知装置の検知領域に進入するタイミング又は検知領域を抜けるタイミングで、検知装置がターゲットを検知する。そのため、例えばターゲットが検知領域に進入するタイミングでターゲットを検知する構成の場合、そのターゲットの先端部が検知領域を抜けた直後に検知動作が開始されると、像担持体が1回転するまでは検知装置によってターゲットを検知できない。よって、この場合には、像担持体が1回転するまでは像担持体の回転位置を把握できないので、その分、上述した調節を開始する時期が遅れるという問題が生じる。
上記問題が生じる結果、この調節後に行う画像形成の開始タイミングが、最大で像担持体が1回転する間の時間分遅延し、その分だけ調節が完了するのを待ってから行われる画像形成に関するファーストプリントタイムが遅くなる。これは、ターゲットが検知領域を抜けるタイミングでターゲットを検知する構成の場合に、そのターゲットの後端部が検知領域を抜けた直後に検知動作が開始されるときでも同様である。ファーストプリントタイムをできるだけ短くすることは市場からの強い要求であり、これを少しでも短くすることは画像形成装置の技術分野では非常に重要なことである。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、像担持体の回転位置を速やかに把握して、所定時刻における像担持体の回転位置が目標位置に一致するように迅速に調節することが可能となる像担持体駆動装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジを提供することである。
上記目的を達成するために、請求項の発明は、像担持体を回転駆動させる駆動手段と、該像担持体と同軸上に設けられ、該駆動手段からの駆動力を該像担持体に伝達する像担持体駆動ギヤと、該像担持体駆動ギヤの像担持体軸方向端面から像担持体軸方向へ突出し、該像担持体駆動ギヤの回転に伴って周回軌道上を移動する突出部からなる検知用マークと、該周回軌道上の一部で該検知用マークの有無を検知し、検知用マークが存在する旨のマーク有り信号及び検知用マークが存在しない旨のマーク無し信号のいずれかを出力するマーク検知手段と、該駆動手段により該像担持体の回転を開始させた後、該マーク検知手段から出力される信号の受信開始タイミングに基づき、該像担持体の回転位置を認識する認識手段と、該認識手段の認識結果に基づき、所定時刻における該像担持体の回転位置が目標位置に一致するように、該駆動手段を制御する駆動制御手段とを備えた像担持体駆動装置において、上記検知用マークを、同一の周回軌道上を移動するように複数設け、少なくとも2つの検知用マークのマーク移動方向長さを互いに異なるようにし、上記認識手段は、上記マーク検知手段による検知動作を開始した後、該少なくとも2つの検知用マークのいずれかについて最初に受信されるマーク有り信号の受信開始タイミングと、次に受信されるマーク無し信号の受信開始タイミングとに基づいて回転位置を認識することを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、像担持体を回転駆動させる駆動手段と、該像担持体と同軸上に設けられ、該駆動手段からの駆動力を該像担持体に伝達する像担持体駆動ギヤと、該像担持体駆動ギヤの像担持体軸方向端面から像担持体軸方向へ突出し、該像担持体駆動ギヤの回転に伴って周回軌道上を移動する突出部からなる検知用マークと、該周回軌道上の一部で該検知用マークの有無を検知し、検知用マークが存在する旨のマーク有り信号及び検知用マークが存在しない旨のマーク無し信号のいずれかを出力するマーク検知手段と、該駆動手段により該像担持体の回転を開始させた後、該マーク検知手段から出力される信号の受信開始タイミングに基づき、該像担持体の回転位置を認識する認識手段と、該認識手段の認識結果に基づき、所定時刻における該像担持体の回転位置が目標位置に一致するように、該駆動手段を制御する駆動制御手段とを備えた像担持体駆動装置において、上記検知用マークを、同一の周回軌道上を移動するように複数設け、該複数の検知用マーク間に存在する少なくとも2つのマーク無し領域のマーク移動方向長さを互いに異なるようにし、上記認識手段は、上記マーク検知手段による検知動作を開始した後、該少なくとも2つのマーク無し領域のいずれかについて最初に受信されるマーク無し信号の受信開始タイミングと、次に受信されるマーク有り信号の受信開始タイミングとに基づいて回転位置を認識することを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項像担持体駆動装置において、上記検知用マークを、同一の周回軌道上を移動するように3つ以上設け、全ての検知用マークのマーク移動方向長さを互いに異ならせるとともに、全てのマーク無し領域のマーク移動方向長さを互いに異ならせ、上記認識手段は、上記マーク検知手段による検知動作を開始した後、最初に受信されるマーク有り信号又はマーク無し信号の受信開始タイミングと、次に受信されるマーク無し信号又はマーク有り信号の受信開始タイミングとに基づいて回転位置を認識することを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載像担持体駆動装置において、1つの検知用マークとマーク移動方向上流側又は下流側でこれに隣り合う1つのマーク無し領域とを1組としたときに、各組のマーク移動方向長さが全て等しいことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、複数の像担持体をそれぞれ回転駆動させる複数の像担持体駆動手段を備えた像担持体駆動装置において、上記像担持体駆動手段として、請求項1乃至4のいずれか1項に記載像担持体駆動装置を用い、各像担持体駆動手段が有する上記認識手段により各像担持体の回転位置を認識した後、各像担持体間における回転位置の相対関係が所定の関係になるように、該各像担持体駆動手段が有する上記駆動制御手段の少なくとも1つを制御する制御手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、像担持体からなる複数の像担持体と、該複数の像担持体をそれぞれ回転駆動させる複数の像担持体駆動手段と、該複数の像担持体の表面に対向しながら表面移動する被転写材とを備え、該複数の像担持体の表面上にそれぞれ形成された各トナー像を、互いに重なり合うように該被転写材の表面上に転移させる画像形成装置において、上記像担持体駆動手段として、請求項1乃至4のいずれか1項に記載像担持体駆動装置を用い、上記被転写材の表面上で互いに重なり合うトナー像間のズレ量が最小となるような各像担持体間における回転位置の相対関係を特定する相対関係データを記憶する記憶手段と、各像担持体駆動手段が有する上記認識手段により各像担持体の回転位置を認識した後、各像担持体間における回転位置の相対関係が該記憶手段に記憶された相対関係データによって特定される相対関係となるように、該各像担持体駆動手段が有する上記駆動制御手段の少なくとも1つを制御する制御手段とを有することを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項の画像形成装置において、像担持体の表面移動速度が最大又は最小となる各像担持体の表面部分に形成されるトナー像部分が上記被転写材表面上の同一地点に転移されるような各像担持体間における回転位置の相対関係を特定するデータを上記相対関係データとして上記記憶手段に記憶するデータ記憶手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項の画像形成装置において、上記データ記憶手段は、累積画像形成枚数が所定枚数に達するごとに、上記相対関係データの記憶処理を行うことを特徴とするものである。
また、請求項の発明は、請求項の画像形成装置において、上記データ記憶手段は、上記像担持体の交換作業を終えた後、画像形成を開始する前に、上記相対関係データの記憶処理を行うことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項6乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジであって、上記検知用マークが固定された上記複数の像担持体の少なくとも1つと、該像担持体の表面を一様に帯電する帯電装置、該像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置及び該像担持体の表面をクリーニングするクリーニング装置のうちのいずれかの装置とが一体になって構成されたことを特徴とするものである。
請求項1乃至像担持体駆動装置において、マーク検知手段は、像担持体に固定された検知用マークを検知している間はマーク有り信号を出力し、検知用マークを検知していない間はマーク無し信号を出力する。そして、駆動手段により像担持体の回転を開始させた後、例えば回転速度が定常状態になったときに、マーク検知手段から出力される信号の受信開始タイミングに基づき、像担持体の回転位置を認識する。このようにして回転位置を認識したら、その認識結果に基づいて駆動手段を制御し、所定時刻における像担持体の回転位置を目標位置に一致させる。
ここで、請求項及び像担持体駆動装置では、像担持体に固定される突出部からなる検知用マークを複数設け、これらをマーク検知手段によって検知することで像担持体の回転位置を認識する。この場合、像担持体が1回転する間に検知されるマーク数が増えるので、各検知用マークを適切に配置すれば、像担持体に固定される検知用マークが1つだけの場合に比べて、像担持体の回転位置を認識するのに要する最大時間を大幅に短縮することができる。しかし、検知用マークが複数ある場合、検知用マークが1つだけの構成とは異なり、マーク検知手段からのマーク有り信号やマーク無し信号の受信開始タイミングだけでは、認識手段が回転位置を認識することができない。マーク検知手段の検知領域に存在するマークがどの検知用マークなのかを特定できないからである。そこで、請求項像担持体駆動装置では、少なくとも2つの検知用マークのマーク移動方向長さを互いに異なるようにしている。そして、これらの検知用マークのいずれかについて最初に受信されるマーク有り信号の受信開始タイミングと、次に受信されるマーク無し信号の受信開始タイミングとに基づいて回転位置を認識する。これらの検知用マーク間では、最初に受信されるマーク有り信号の受信を開始してから、次に受信されるマーク無し信号の受信を開始するまでに要する時間が互いに相違する。よって、認識手段は、この相違によって複数の検知用マークを区別できるので、検知用マークが複数あっても、像担持体の回転位置を認識することができる。一方、請求項では、複数の検知用マーク間に存在する少なくとも2つのマーク無し領域のマーク移動方向長さを互いに異なるようにし、これらのマーク無し領域について最初に受信されるマーク無し信号の受信を開始してから、次に受信されるマーク有り信号の受信を開始するまでに要する時間の相違によってこれらの領域を区別する。したがって、請求項像担持体駆動装置と同様に、検知用マークが複数あっても、像担持体の回転位置を認識することができる。
また、請求項乃至の画像形成装置においては、上述した請求項1乃至像担持体駆動装置を、各像担持体を回転駆動させる各像担持体駆動手段として用いているので、像担持体の回転位置を認識するのに要する最大時間を、従来装置よりも短くすることができる。したがって、色ズレを最小にするために行う像担持体の回転駆動制御を完了するまでにかかる時間を短縮できる。よって、この回転駆動制御が完了するのを待ってから行われる画像形成に関するファーストプリントタイムを短くすることができる。
また、請求項10のプロセスカートリッジにおいては、請求項乃至の画像形成装置に装着されることで、色ズレを最小にするために行う像担持体の回転駆動制御が完了するのを待ってから行われる画像形成に関するファーストプリントタイムを短くすることが可能となる。
発明によれば、像担持体の回転位置を速やかに把握して、所定時刻における像担持体の回転位置が目標位置に一致するように迅速に調節することが可能となるという優れた効果がある。
まず子写真方式のプリンタ(以下、単に「プリンタ」という。)についての参考例について説明する。
まず、本参考例に係るプリンタの基本的な構成について説明する。
図2は、本参考例に係るプリンタを示す概略構成図である。このプリンタ100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、それぞれ「Y」、「M」、「C」、「K」と記す。)の可視像たるトナー像を生成するための4つのプロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kを備えている。これらは、画像形成剤として、互いに異なる色のYトナー、Mトナー、Cトナー、Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっている。各プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kは、それぞれプリンタ100本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっており、寿命到達時に交換される。以下、Yトナー像を生成するためのプロセスカートリッジ6Yを例に挙げて説明する。
図3は、Yトナー像を生成するためのプロセスカートリッジ6Yを示す概略構成図である。
このプロセスカートリッジ6Yは、像担持体としての感光体ドラム1Y、ドラムクリーニング装置2Y、除電装置(不図示)、帯電装置4Y、剤供給対象となる現像装置5Y等を備えている。上記帯電装置4Yは、後述する回転駆動手段としての回転駆動装置であるドラム駆動装置によって図中時計回りに回転せしめられる感光体ドラム1Yの表面を一様帯電せしめる。一様帯電せしめられた感光体ドラム1Yの表面は、レーザ光Lによって露光走査されてY用の静電潜像を担持する。このY静電潜像は、Yトナーを用いる現像装置5YによってYトナー像に現像される。そして、中間転写ベルト8上に中間転写される。ドラムクリーニング装置2Yは、中間転写工程を経た後の感光体ドラム1Y表面に残留したトナーを除去する。また、上記除電装置は、クリーニング後の感光体ドラム1Yの残留電荷を除電する。この除電により、感光体ドラム1Yの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。他のプロセスカートリッジ6M,6C,6Kにおいても、同様にして各感光体ドラム1M,1C,1K上にそれぞれMトナー像、Cトナー像、Kトナー像が形成されて、中間転写ベルト8上に中間転写される。
また、図2に示したように、各プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの図中下方には、露光装置7が配設されている。潜像形成手段たる露光装置7は、画像情報に基づいて発したレーザ光Lを、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kにおけるそれぞれの感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kに照射して露光する。この露光により、感光体ドラム1Y,1M,1C,1K上にそれぞれY静電潜像、M静電潜像、C静電潜像、K静電潜像が形成される。なお、露光装置7は、光源から発したレーザ光Lを、モータによって回転駆動したポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体ドラムに照射するものである。この露光装置7は、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kなどとともに、感光体ドラム上に可視像たるトナー像を形成する可視像形成手段を構成している。
また、図2において、露光装置7の図中下側には、紙収容カセット26、これらに組み込まれた給紙ローラ27、レジストローラ対28など有する給紙手段が配設されている。紙収容カセット26は、記録材としての転写紙Pを複数枚重ねて収納しており、それぞれの一番上の転写紙Pには給紙ローラ27を当接させている。給紙ローラ27が図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転せしめられると、一番上の転写紙Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給紙される。レジストローラ対28は、転写紙Pを挟み込むべく両ローラを回転駆動するが、挟み込んですぐに回転を一旦停止させる。そして、転写紙Pを適切なタイミングで後述の2次転写ニップに向けて送り出す。
また、図2において、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの図中上方には、被転写材である中間転写体としての中間転写ベルト8を張架しながら無端移動せしめる中間転写ユニット15が配設されている。この中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8のほか、ベルトクリーニング装置10などを備えている。また、4つの1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9K、2次転写バックアップローラ12、クリーニングバックアップローラ13、テンションローラ14なども備えている。中間転写ベルト8は、これら7つのローラに張架されながら、少なくともいずれか1つのローラの回転駆動によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kは、それぞれ、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト8を各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kとの間に挟み込んでそれぞれ1次転写ニップを形成している。これらは中間転写ベルト8の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス極性)の転写バイアスを印加する方式のものである。1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kを除くローラは、全て電気的に接地されている。中間転写ベルト8は、その無端移動に伴ってY、M、C、K用の1次転写ニップを順次通過していく過程で、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1K上のYトナー像、Mトナー像、Cトナー像、Kトナー像が重ね合わせて1次転写される。これにより、中間転写ベルト8上に4色重ね合わせトナー像(以下、「4色トナー像」という。)が形成される。
また、上記中間転写ユニット15には、中間転写ベルト8が感光体ドラム1Kに接触した状態で、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y,1M,1Cに対して接離するための図示しない接離機構も設けられている。
上記2次転写バックアップローラ12は、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。中間転写ベルト8上に形成された4色トナー像は、この2次転写ニップで転写紙Pに転写される。そして、転写紙Pの白色と相まって、フルカラートナー像となる。2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト8には、転写紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、上記ベルトクリーニング装置10によってクリーニングされる。
2次転写ニップにおいては、転写紙Pが互いに順方向に表面移動する中間転写ベルト8と2次転写ローラ19との間に挟まれて、上記レジストローラ対28側とは反対方向に搬送される。2次転写ニップから送り出された転写紙Pは、定着装置20のローラ間を通過する際に、熱と圧力と影響を受けて、表面のフルカラートナー像が定着される。その後、転写紙Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て機外へと排出される。プリンタ本体の筺体の上面には、スタック部50aが形成されており、上記排紙ローラ対29によって機外に排出された転写紙Pは、このスタック部50aに順次スタックされる。
上記中間転写ユニット15と、これよりも上方にあるスタック部50aとの間には、ボトル支持部51が配設されている。このボトル支持部51には、各色トナーをそれぞれ収容する剤収容器としてのトナーボトル52Y,52M,52C,52Kがセットされている。各トナーボトル52Y,52M,52C,52K内の各色トナーは、それぞれ図示しないトナー供給装置により、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの現像装置に適宜補給される。各トナーボトル52Y,52M,52C,52Kは、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kとは独立してプリンタ100の本体に対して脱着可能である。
次に、感光体ドラムを駆動させるドラム駆動装置の構成について説明する。
図4は、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kをその軸方向から見たときのプリンタの模式図である。各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの軸方向一端部(図中奥側の端部)には、それぞれ、ドラム駆動ギヤ33Y,33M,33C,33Kが設けられている。このドラム駆動ギヤは、その軸が感光体ドラムの軸とジョイント部で結合され、感光体ドラム端部に固定されており、感光体ドラムに伴って回転する。各ドラム駆動ギヤ33Y,33M,33C,33Kは、駆動手段としての駆動モータ31Y,31M,31C,31Kからの駆動力により回転駆動する駆動伝達ギヤ32Y,32M,32C,32Kに、それぞれ噛み合っている。このように、本プリンタは、感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kごとに、個別に、駆動モータ31Y,31M,31C,31Kを備えているので、各感光体ドラムを個別に駆動制御することができる。
各駆動モータ31Y,31M,31C,31Kは、認識手段及び駆動制御手段としての制御部40によって、その回転速度や、回転の開始タイミングや停止タイミングが制御される。この制御部40は、プリンタ全体のプロセス制御を行っており、CPU、ROM、RAM等によって構成されている。制御部40には、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの回転位置を検知するために設けられたマーク検知手段としての検知センサ34Y,34M,34C,34Kから出力される検知信号が入力される。制御部40は、この検知信号に基づいて、各駆動モータ31Y,31M,31C,31Kを制御し、中間転写ベルト8上に転写される各色トナー像のズレ量が最小となるように、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの駆動制御を行う。
次に、本発明の特徴部分であるドラム駆動装置に関する構成及び動作について説明する。なお、以下の説明では、イエローの感光体ドラム1Yを例に挙げるが、他の感光体ドラム1M,1C,1Kについても同様である。また、色分け符号については適宜省略する。
図5は、本参考例におけるドラム駆動ギヤ33を示す斜視図である。図示のドラム駆動ギヤ33には、図中手前側に感光体ドラムが位置することになる。図示のように、ドラム駆動ギヤ33の内側端面の円周上には、感光体ドラム軸方向に一部突出した検知用マークである突出部(以下、「マーク」という。)35が固定配置されている。このマーク35は、駆動モータ31からの駆動力により感光体ドラム1Yが回転すると、これに伴って周回軌道上を移動する。本参考例において、検知センサ34は、一般的な透過型の光学センサで構成されており、図示のように、発光部34aと受光部34bが対向配置されている。この検知センサ34は、発光部34aから照射された光が受光部34bに到達するまでの光路(検知領域)がマーク35の周回軌道と交差するように配置されている。このような構成により、感光体ドラム1Yの回転に伴ってマーク35が移動し、そのマーク35が検知センサ34の検知領域に進入して光を遮ると、検知センサ34はマーク35を検知する。
図6(a)及び(b)は、検知センサ34から出力される検知信号の波形を示す説明図である。
図6(a)の場合を例に挙げて説明すると、感光体ドラム1Yが回転し、マーク35が検知センサ34の検知領域に進入して光を遮ると、検知センサ34の受光部34bの受光量が減る。この受光量が所定の閾値以下となると、検知センサ34からはマーク有り信号であるHレベルの検知信号が出力される。一方、感光体ドラム1Yが更に回転し、マーク35が検知センサ34の検知領域を通過すると、検知センサ34の受光部34bの受光量は上記閾値を越え、検知センサ34からはマーク無し信号であるLレベルの検知信号が出力される。なお、図6(b)の例は、受光部34bの受光量が上記閾値以下のときにLレベルとなり、閾値を越えているときにHレベルとなるような検知信号を用いた場合の例である。このような検知信号は、制御部40に送られる。
制御部40は、検知センサ34からの検知信号に基づいて、感光体ドラムの回転位置(回転角)を把握する。以下、図6(a)の場合を例に挙げて、具体的に説明する。
制御部40が有するROMには、マーク35が検知領域に進入するタイミングを示すHレベルの検知信号を受信したときの感光体ドラム1Yの回転位置を特定するためのデータが予め記憶されている。したがって、制御部40は、Hレベルの検知信号を受信すると、その受信開始タイミング(検知信号の立ち上がり時)における感光体ドラム1Yの回転位置を、ROM内のデータに基づいて認識することができる。また、制御部40が有するROMには、Hレベルの検知信号の受信開始タイミングからLレベルの検知信号の受信開始タイミング(検知信号の立ち下がり時)までの時間αが記憶されている(図6参照)。よって、制御部40は、Lレベルの検知信号を受信すると、ROMに記憶された時間αに基づき、その受信開始タイミングからHレベルの検知信号の受信開始タイミングを算出することができる。したがって、制御部40は、Lレベルの検知信号を受信した場合でも、Hレベルの検知信号を受信した場合と同様に、感光体ドラム1Yの回転位置を認識することができる。
なお、感光体ドラム1Yの回転速度の平均値は一定であることから、制御部40は、上記のように認識した後も、感光体ドラム1Yの回転位置を常に把握することができる。
次に、中間転写ベルト8上に転写される各色トナー像のズレ量を最小とするために行われる、制御部40による各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの駆動制御について説明する。
図1は、制御部40が行う各感光体ドラムの駆動制御の流れを示すフローチャートである。
参考例では、本プリンタに対してパソコン等からプリント指示の入力があると(S1)、制御部40は、まず、各駆動モータ31Y,31M,31C,31Kを制御して、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの回転駆動を開始させる(S2)。また、これに伴い、制御部40は、中間転写ベルト8の駆動を開始させるなど、画像形成動作に必要なその他の準備も行う。そして、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの回転速度が定常状態になるまでの時間が経過したら(S3)、各検知センサ34Y,34M,34C,34Kからの検知信号を受信し、この検知信号がLレベルか否かを検知センサごとに判断する(S4)。このとき、検知領域にマーク35が存在せず、検知信号がLレベルであると判断されると、次にHレベルの検知信号が受信されたタイミング(信号の立ち上がり時)に(S5)、感光体ドラムの回転位置を認識する(S6)。一方、上記S4において、検知領域にマーク35が存在していて検知信号がHレベルであると判断された場合には、次にLレベルの検知信号が受信されたタイミング(信号の立ち下がり時)に(S7)、感光体ドラムの回転位置を認識する(S8)。
制御部40は、次に、各駆動モータ31Y,31M,31Cを制御して、各感光体ドラムから中間転写ベルト8上に転写される各色トナー像間のズレ量が最小となるように、各感光体ドラム間の相対的な回転位置を調節する(S9)。具体的に説明すると、制御部40には、図示しない記憶手段としてのRAMが設けられており、このRAMには、中間転写ベルト8上で互いに重なり合う各色トナー像間のズレ量が最小となるような各感光体ドラム間における回転位置の相対関係を特定する相対関係データが記憶されている。そして、制御部40は、各感光体ドラム間における回転位置の相対関係がRAMに記憶された相対関係データによって特定される相対関係となるように、各駆動モータ31Y,31M,31Cを制御する。本参考例では、ブラックの感光体ドラム1Kを基準として他の感光体ドラム1Y,1M,1Cの回転位置を調節する。具体的には、例えば、ブラック以外の感光体ドラム1Y,1M,1Cの回転速度を速めたり遅めたりして調節する。この場合、ブラック以外の感光体ドラム1Y,1M,1Cの回転速度を変更した後、その回転速度を再びブラックの感光体ドラム1Kと同じ回転速度に戻した時に、各感光体ドラム間の回転位置の相対関係が相対関係データによって特定される相対関係となるように調節する。
なお、この調節を行う間は、上述した接離機構によって感光体ドラム1Y,1M,1Cに対して中間転写ベルト8を離間させる。また、このように離間させることは、感光体ドラム1Y,1M,1Cと中間転写ベルト8との当接時間を少なくして、これらの感光体ドラムの寿命を延ばす点でも有効である。したがって、例えばブラックの感光体ドラム1Kのみを使用して画像形成を行うモノクロ画像形成は、ブラック以外の感光体ドラム1Y,1M,1Cを中間転写ベルト8から離間させた状態で行うようにしてもよい。
ここで、中間転写ベルト8上で互いに重なり合う各色トナー像間のズレ量が最小となるような各感光体ドラム間における回転位置の相対関係は、同じ製造工程を経て製造されたプリンタであっても個体差がある。これは、色ズレの原因となる、感光体ドラムに設けられるドラム駆動ギヤの取り付け偏心、ギヤ成型精度、駆動ギヤと像担持体とを結合するジョイント部による速度変動等が、製造するプリンタごとに微妙に異なるからである。ここで、色ズレは、これらの偏心により感光体ドラムの表面移動速度が変動し、中間転写ベルト8上の各色トナー像がその表面移動方向に延びたり縮んだりしたものとなることによって生じる。そして、色ズレ量が最大となるのは、中間転写ベルト8上において、トナー像が延びた部分とトナー像が縮んだ部分とが重なり合うように転写されるときである。そこで、本参考例のプリンタは、次のようにして、中間転写ベルト8上で互いに重なり合う各色トナー像間のズレ量が最小となるような各感光体ドラム間における回転位置の相対関係を測定し、その測定結果に基づく相対関係データをRAMに記憶するデータ記憶手段を備えている。
具体的に説明すると、データ記憶手段として機能する制御部40は、まず、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの表面にそれぞれ色ズレ量を検出するためのテストトナー像を形成し、これらを中間転写ベルト8上に転写する。本参考例では、ブラックの感光体ドラム1Kの回転位置に対する、他の感光体ドラム1Y,1M,1Cの回転位置の相対角度を45°ごとズラして、各感光体ドラムについて8回テストトナー像を中間転写ベルト8上に転写する。そして、このようにして転写した中間転写ベルト8上の各テストトナー像を、図4に示す画像読取センサ36により読み取る。制御部40は、テストトナー像ごとに読み取ったデータに基づき、ブラック以外の感光体ドラム1Y,1M,1Cについて、それぞれブラックの感光体ドラム1Kのテストトナー像との色ズレ量が最も少ないときの相対角度を特定する。この特定される相対角度は、おおよそ、表面移動速度が最大又は最小となる各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの表面部分に形成されるトナー像部分が中間転写ベルト8上の同一地点に転移されるような各感光体ドラム間における回転位置の相対関係を示すものとなる。
上記テストトナー像は、例えば一定間隔の縞模様を形成すべく露光装置7からレーザ光Lを照射し、その静電潜像を現像して得たトナー像を中間転写ベルト8上に転写して得ることができる。この場合、感光体ドラムに設けられるドラム駆動ギヤの取り付け偏心、ギヤ成型精度、ジョイントによる速度変動等による感光体ドラムの表面移動速度の変動を、中間転写ベルト8上に形成される縞模様の間隔によって把握することができる。
なお、本参考例では、相対角度を45°ごとズラし、色ズレ量が最も少ないときの相対角度を特定することで、各色トナー像間のズレ量が最小となるような各感光体ドラム間における回転位置の相対関係を測定したが、他の方法であってもかまわない。例えば、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kのテストトナー像ごとに読み取ったデータに基づき、表面移動速度が最大となる各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの表面部分を検出し、その相対的な回転位置を相対関係データとして用いるようにしてもよい。
各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kについて表面移動速度が最大となる表面部分を検出したら、制御部40は、その各表面部分に形成されるトナー像部分が中間転写ベルト8上の同一地点に転写されるような各感光体ドラム間の回転位置の相対関係を特定するデータを生成する。各感光体ドラムで生じる表面移動速度ムラは周期的に変動するが、その周期は各感光体ドラムで同じであるため、このような相対関係となれば、中間転写ベルト8上に転写される各色トナー像間のズレ量を最小にすることができる。このようにして生成したのデータは、上記相対関係データとしてRAMに記憶される。
このようなプリンタごとの適切な相対関係データをRAMに記憶する記憶処理は、プリンタの工場出荷段階で行えば十分であるが、経時使用により中間転写ベルト8上に転写される各色トナー像間のズレ量が変化することがある。この場合、そのプリンタの適正な相対関係データが工場出荷段階とは異なるものとなり、経時的には色ズレが発生するおそれがある。そこで、本参考例では、そのプリンタがプリントした累積プリント枚数(累積画像形成枚数)が所定枚数に達するごとに、上記記憶処理を行うこととしている。
また、メンテナンス作業等の際に感光体ドラムが取り外された後、これを再装着したり、新しい感光体ドラムを装着したりして、感光体ドラムの交換作業を行った場合、色ズレが最小となる感光体ドラム間における回転位置の相対関係が崩れてしまうおそれがある。この場合、工場出荷段階と同様に上述した上記記憶処理を行ってRAMに再度適正な相対関係データを記憶する必要がある。そこで、本参考例では、感光体ドラムの交換作業を終えた後、画像形成を開始する前に、上記記憶処理を行うこととしている。
以上に説明した構成によれば、制御部40は、マーク35が検知領域に進入したタイミングを示すHレベルの検知信号の受信開始タイミングと、マーク35が検知領域に抜けたタイミングを示すLレベルの検知信号の受信開始タイミングとの両方のタイミングで感光体ドラム1の回転位置を認識することができる。その結果、検知用マークのマーク移動方向長さに相当する分回転するのに要する時間だけ短くすることができる。
特に、図7(a)に示すように、マーク移動方向におけるマーク35の長さをその周回軌道の半分の長さとすれば、検知センサ34から出力される検知信号の波形は図7(b)に示すようになる。よって、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する最大時間を、感光体ドラムが半回転するのに要する時間とすることができる。したがって、その最大時間が感光体ドラムが1回転するのに要する時間であった従来装置に比べて、その最大時間を半分に減らすことができる。
実施例
次に、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの回転位置を認識するための構成及び動作に関する本発明の実施例について説明する。なお、以下に説明する以外の構成及び動作については、上述と同様であるので説明を省略する。
図8は、本実施例におけるドラム駆動ギヤを示す斜視図である。本実施例においては、図示のように、ドラム駆動ギヤの内側端面の円周上には、感光体ドラム軸方向に一部突出した複数のマーク135A,135B,135Cが固定配置されている。これらのマーク35は、駆動モータ31からの駆動力により感光体ドラム1Yが回転すると、これに伴って同一の周回軌道上を移動する。
図9は、本実施例における検知センサ34から出力される検知信号の波形を示す説明図である。なお、図示の例は、マーク135A,135B,135Cが検知センサ34の検知領域に進入して光を遮ると、検知センサ34からはHレベルの検知信号が出力され、マークが検知センサの検知領域を通過すると、検知センサ34からはLレベルの検知信号が出力される場合である。そして、制御部40は、検知センサ34からの検知信号に基づき、次のようにして感光体ドラムの回転位置(回転角)を把握する。
実施例では、同一の周回軌道上に3つのマーク135A,135B,135Cが設けられているので、図9に示すように、制御部40は、感光体ドラムが1回転する間にHレベル及びLレベルの検知信号をそれぞれ3回ずつ受信する。本実施例では、3つのマーク135A,135B,135Cのマーク移動方向長さが互いに異なっている。その結果、図9に示すように、各マーク135A,135B,135Cが検知領域に存在することを示すHレベル検知信号の検知時間β,δ,ζはそれぞれ異なったものとなる。
制御部40は、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの回転速度が定常状態になるまでの時間が経過した後、最初に受信されるHレベルの検知信号の受信開始タイミング(信号の立ち上がり時)と、次に受信されるLレベルの検知信号の受信開始タイミング(信号の立ち下がり時)との間の時間を計測する。これにより、制御部40は、検知センサ34の検知領域に最初に進入するマーク135A,135B,135Cに対応するHレベル検知信号の検知時間β,δ,ζを認識することができる。この検知時間は、上述したようにマーク135A,135B,135Cごとに互いに異なるものである。よって、制御部40は、その検知時間β,δ,ζの違いにより、感光体ドラムの回転位置を認識することができる。
実施例では、説明を簡単にするためにマーク間隔を等しくしているので、Lレベル検知信号の検知時間α,γ,εは同じである。よって、本実施例では、Hレベルの検知信号の受信開始タイミングの時間間隔X,Y,Zは互いに異なるものとなっている。これらの時間間隔のうち、最も長いマークのHレベル検知信号の検知時間ζを含む時間間隔Zが最も長いものとなる。したがって、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する最大時間は、この時間間隔Zとなる。本実施例のように3つのマークを用いる場合、1つのマークとマーク移動方向上流側又は下流側でこれに隣り合う1つのマーク間隔とを1組としたときに、各組の長さを全て等しくすれば、この時間間隔Zは、感光体ドラムが1/3回転するのに要する時間程度にすることができる。したがって、その最大時間が感光体ドラムが1回転するのに要する時間であった従来装置に比べて、その最大時間を大幅に減らすことができる。
実施例では、3つのマーク135A,135B,135Cのマーク移動方向長さを互いに異ならせることで、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する最大時間の短縮を図ったが、マーク間隔のマーク移動方向長さを互いに異ならせることでも、この最大時間を同様に短縮することができる。
具体的に説明すると、3つのマーク135A,135B,135C間における各マーク間隔のマーク移動方向長さを互いに異ならせると、図10に示すように、各マーク間隔が検知領域に存在することを示すLレベル検知信号の検知時間α,γ,εがそれぞれ異なったものとなる。制御部40は、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの回転速度が定常状態になるまでの時間が経過した後、最初に受信されるLレベルの検知信号の受信開始タイミング(信号の立ち下がり時)と、次に受信されるHレベルの検知信号の受信開始タイミング(信号の立ち上がり時)との間の時間を計測する。これにより、制御部40は、検知センサ34の検知領域に最初に進入するマーク間隔に対応するLレベル検知信号の検知時間α,γ,εを認識することができる。この検知時間は、上述したようにマーク間隔ごとに互いに異なるものである。よって、制御部40は、その検知時間α,γ,εの違いにより、感光体ドラムの回転位置を認識することができる。ここでの説明説明ではマーク長さを等しくしているので、Hレベル検知信号の検知時間β,δ,ζは同じである。よって、Lレベルの検知信号の受信開始タイミングの時間間隔X’,Y’,Z’は互いに異なるものとなっている。これらの時間間隔のうち、最も長いマーク間隔のLレベル検知信号の検知時間εを含む時間間隔Z’が最も長いものとなる。したがって、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する最大時間は、この時間間隔Z’となる。3つのマークを用いる場合、1つのマークの長さとこれに隣り合う1つのマーク間隔の長さの加算値が全て等しくすれば、この時間間隔Z’は、感光体ドラムが1/3回転するのに要する時間程度にすることができ、その最大時間を大幅に減らすことができる。
また、すべてのマーク長さを異ならせ、かつ、すべてのマーク間隔も異ならせれば、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する最大時間を更に短縮することができる。この場合、図11に示すように、Hレベル検知信号の検知時間β,δ,ζがそれぞれ異なったものとなり、また、Lレベル検知信号の検知時間α,γ,εもそれぞれ異なったものとなる。制御部40は、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの回転速度が定常状態になるまでの時間が経過したときの検知信号がLレベルである場合には、次に受信されるHレベルの検知信号の受信開始タイミング(信号の立ち上がり時)と、その次に受信されるLレベルの検知信号の受信開始タイミング(信号の立ち下がり時)との間の時間β,δ,ζを計測する。一方、定常状態になるまでの時間が経過したときの検知信号がHレベルである場合には、次に受信されるLレベルの検知信号の受信開始タイミング(信号の立ち下がり時)と、その次に受信されるHレベルの検知信号の受信開始タイミング(信号の立ち上がり時)との間の時間α,γ,εを計測する。このようにして計測した結果を基に、制御部40は、上記と同様にして、感光体ドラムの回転位置を認識する。この場合、各感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの回転速度が定常状態になるまでの時間が経過した後、最初に受信される検知信号の受信開始タイミングがHレベルのものでもLレベルのものでもよいので、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する最大時間を更に短いものとすることができる。
なお、図12に示すようにマークの数を増やせば(図示の例では8個)、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する最大時間をより短縮することが可能となる。図示の例では、1つのマークの長さとこれに隣り合う1つのマーク間隔の長さの加算値が全て等しい。したがって、制御部40に受信される検知信号の波形は、図13に示すようになる。このときの各加算値α+β,γ+δ,ε+ζ,η+θ,ι+κ,λ+μ,ν+ξ,ο+πは、周回軌道長さの1/8の長さに相当し、感光体ドラムの回転角度で言えばそれぞれ45°に相当する。この場合、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する最大時間は、感光体ドラムが1/8回転するのに要する時間程度にすることができ、その最大時間を大幅に減らすことができる。
以上、本実施例では、すべてのマーク135A,135B,135Cの長さ又はすべてのマーク間隔の長さが互いに異なる場合について説明したが、複数あるマーク又はマーク間隔のうちの少なくとも2つの長さが互い異なるものであれば、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する最大時間を従来装置よりも短縮することができる。なお、この場合、長さが同一のマーク又はマーク間隔が複数存在することになるため、制御部40はこれらを区別して認識することができない。よって、これらのマーク又はマーク間隔は、制御部40が感光体ドラムの回転位置を認識するに当たり全く機能しないものであり、あってもなくても同じであると言える。
以上、上記参考例のプリンタは、回転体からなる複数の像担持体である感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kと、これらの感光体ドラムをそれぞれ回転駆動させる複数の回転駆動手段としての回転駆動装置であるドラム駆動装置と、これらの感光体ドラムの表面に対向しながら表面移動する被転写材である中間転写ベルト8とを備え、これらの感光体ドラムの表面上にそれぞれ形成された各トナー像を互いに重なり合うように中間転写ベルト8の表面上に転移させるものである。上記ドラム駆動装置は、感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kを回転駆動させる駆動手段としての駆動モータ31Y,31M,31C,31Kを備えている。また、感光体ドラムに固定され、感光体ドラムの回転に伴って周回軌道上を移動する1つの検知用マークであるマーク35と、その周回軌道上の一部でマーク35の有無を検知し、マーク35が存在する旨のマーク有り信号及び検知用マークが存在しない旨のマーク無し信号のいずれかを出力するマーク検知手段としての検知センサ34も備えている。また、上記駆動モータにより感光体ドラムの回転を開始させた後、検知センサ34から出力される検知信号の受信開始タイミングに基づき、感光体ドラムの回転位置を認識する認識手段、及び、その認識結果に基づいて所定時刻における感光体ドラムの回転位置が目標位置に一致するように駆動モータを制御する駆動制御手段としての制御部40も備えている。そして、制御部40は、検知センサ34による検知動作開始時に、その検知センサ34からマーク無し信号(Lレベルの検知信号)を受け取った場合には最初に受信されるマーク有り信号(Hレベルの検知信号)の受信開始タイミングに基づいて回転位置を認識する。一方、検知センサ34による検知動作開始時に検知センサ34からマーク有り信号(Hレベルの検知信号)を受け取った場合には最初に受信されるマーク無し信号(Lレベルの検知信号)の受信開始タイミングに基づいて回転位置を認識する。これにより、上述したように、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する最大時間を従来装置に比べて減らすことができる。
特に、マーク移動方向におけるマーク35の長さが上記周回軌道の半分の長さであれば、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する最大時間を、感光体ドラムが半回転するのに要する時間とすることができる。
また、上記実施例で説明したように、上記マークを同一の周回軌道上を移動するように複数設け、これらのマーク135A,135B,135Cのうちの少なくとも2つの長さを互いに異なるようにする。そして、制御部40が、検知センサ34による検知動作を開始した後、長さの異なるマークについて最初に受信されるマーク有り信号(Hレベルの検知信号)の受信開始タイミングと、次に受信されるマーク無し信号(Lレベルの検知信号)の受信開始タイミングとに基づいて回転位置を認識する。これにより、上述したように、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する最大時間を従来装置に比べて減らすことができる。
また、上記実施例で説明したように、上記マークを同一の周回軌道上を移動するように複数設け、これらのマーク間に存在する少なくとも2つのマーク無し領域であるマーク間隔の長さを互いに異なるようにする。そして、制御部40は、検知センサ34による検知動作を開始した後、長さが異なるマーク間隔について最初に受信されるマーク無し信号(Lレベルの検知信号)の受信開始タイミングと、次に受信されるマーク有り信号の受信開始タイミング(Hレベルの検知信号)とに基づいて回転位置を認識する。これにより、上述したように、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する最大時間を従来装置に比べて減らすことができる。
また、上記実施例で説明したように、上記マークを同一の周回軌道上を移動するように3つ以上設け、全てのマーク135A,135B,135Cの長さを互いに異ならせるとともに全てのマーク間隔の長さを互いに異ならせる。そして、制御部40は、検知センサ34による検知動作を開始した後、最初に受信されるマーク有り信号又はマーク無し信号の受信開始タイミングと、次に受信されるマーク無し信号又はマーク有り信号の受信開始タイミングとに基づいて回転位置を認識する。これにより、上述したように、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する最大時間を更に短いものとすることができる。
また、上記実施例で説明したように、1つのマークとマーク移動方向上流側又は下流側でこれに隣り合う1つのマーク間隔とを1組としたときに、各組のマーク移動方向長さを全て等しくすれば、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する最大時間を、マークの数に応じた最小の時間に設定することができる。
また、上述した参考例のプリンタは、複数の感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kをそれぞれ回転駆動させる複数のドラム駆動装置を備えており、各ドラム駆動装置が有する認識手段として機能する制御部40により各感光体ドラムの回転位置を認識した後、各感光体ドラム間における回転位置の相対関係が所定の関係になるように、各ドラム駆動装置が有する駆動制御手段の少なくとも1つを制御する制御手段として機能する制御部40を有する。これにより、複数の感光体ドラム間における表面移動速度の変動位相を同期させることができる。
また、本プリンタは、中間転写ベルト8の表面上で互いに重なり合うトナー像間のズレ量が最小となるような各感光体ドラム間における回転位置の相対関係を特定する相対関係データを記憶する記憶手段としてのRAMと、各ドラム駆動装置が有する認識手段により各感光体ドラムの回転位置を認識した後、各感光体ドラム間における回転位置の相対関係がRAMに記憶された相対関係データによって特定される相対関係となるように、各ドラム駆動装置が有する駆動制御手段の少なくとも1つを制御する制御手段として機能する制御部40を有する。これにより、複数の感光体ドラム間における表面移動速度の変動位相を同期させて、色ズレの発生を抑制することができる。
また、本プリンタは、感光体ドラムの表面移動速度が最大又は最小となる各感光体ドラムの表面部分に形成されるトナー像部分が中間転写ベルト8の表面上の同一地点に転移されるような各感光体ドラム間における回転位置の相対関係を特定するデータを上記相対関係データとしてRAMに記憶するデータ記憶手段としての制御部40を有する。これにより、上述したように、個々のプリンタごとにそれぞれ適した相対関係データに基づいて感光体ドラム間における回転位置の相対関係を調節することができる。よって、安定して色ズレの発生を抑制することができる。
また、上記参考例で説明したように、制御部40は、累積プリント枚数(累積画像形成枚数)が所定枚数に達するごとに、上記相対関係データの記憶処理を行うので、本プリンタの経時使用により最適な相対関係データが変化する場合でも、その変化に応じてRAM内の相対関係データを最適なものに変更することが可能となる。よって、長期的に安定して色ズレの発生を抑制することができる。
また、上記参考例で説明したように、制御部40は、感光体ドラムの交換作業を終えた後、画像形成を開始する前に、上記相対関係データの記憶処理を行うので、交換に際して感光体ドラム間における回転位置の相対関係がズレて最適な相対関係データが変化する場合でも、その変化に応じてRAM内の相対関係データを最適なものに変更することが可能となる。よって、感光体ドラムを交換しても安定して色ズレの発生を抑制することができる。
また、本プリンタは、プリンタ本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジを備えており、そのプロセスカートリッジは、上記マーク35,135A,135B,135Cが固定された複数の感光体ドラム1Y,1M,1C,1Kの少なくとも1つと、その感光体ドラムに対して画像形成処理を行う装置であるドラムクリーニング装置、帯電装置、現像装置等とが一体になって構成されている。このような構成とすることで、既存の装置構成を大幅に変更することなく、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する時間の短縮化を図ることが可能となる。すなわち、従来装置の制御部40のプログラムを変更し、かつ、感光体ドラムに固定されるマーク35,135A,135B,135Cを変更すれば、上述した各種構成を実現することが可能である。したがって、このようなマークが固定される感光体ドラムを含むプロセスカートリッジを用いれば、従来装置のプロセスカートリッジを上記参考例又は上記実施例の構成を有するプロセスカートリッジに交換すれば、あとは制御部40のプログラムを書き換えるだけでよくなる。
なお、上記参考例や上記実施例では、画像形成装置で使用する感光体ドラムの回転駆動装置を例に挙げて説明したが、本発明は、感光体ドラムに限らず、広く回転体に対して同様の効果を得ることができる。
また、上記参考例や上記実施例では、複数の感光体ドラム間における回転位置の相対関係を調節する場合について説明したが、これに限らず、本発明は、単に回転体の回転位置を検知して所定時刻における回転体の回転位置が目標位置に一致するように調節する場合に広く適用することができる。
また、上記参考例では、複数の感光体ドラム上にそれぞれ形成された各色トナー像を一旦中間転写ベルト8上に転写した後、転写紙上に2次転写してカラー画像を得る構成について説明したが、複数の感光体ドラム上にそれぞれ形成された各色トナー像を直接転写紙上に転写する構成であっても同様である。
また、上記参考例や上記実施例では、検知用マークとして、感光体ドラム軸方向外側に一部突出した突出部を用いているが、他の構成を有する検知用マークであってもよく、また、これを検知するマーク検知手段も、透過型光学センサでなくてもよい。
また、上記参考例や上記実施例では、検知センサ34を1つだけ用いた場合について説明したが、マークの周回軌道上に検知領域をもつ検知センサを複数設けてもよい。この場合、感光体ドラムの回転位置を認識するのに要する最大時間を、更に短縮することが可能となる。
参考例に係るプリンタに設けられる制御部が行う各感光体ドラムの駆動制御の流れを示すフローチャート。 同プリンタを示す概略構成図。 同プリンタに設けられるYトナー像を生成するためのプロセスカートリッジを示す概略構成図。 同各感光体ドラムをその軸方向から見たときのプリンタの模式図。 同感光体ドラムのドラム駆動ギヤを示す斜視図。 (a)及び(b)は、同プリンタに設けられるドラム駆動装置が有する検知センサから出力される検知信号の波形を示す説明図。 (a)は、マークの長さをその周回軌道の半分の長さとした例を示す感光体ドラム軸方向一端部の斜視図。 (b)は、同例における検知センサから出力される検知信号の波形を示す説明図。 複数のマークを設けた実施例における感光体ドラムのドラム駆動ギヤを示す斜視図。 実施例における検知センサから出力される検知信号の波形を示す説明図。 複数のマークを設けた別の例における検知センサから出力される検知信号の波形を示す説明図。 複数のマークを設けた更に別の例における検知センサから出力される検知信号の波形を示す説明図。 8個のマークを設けた例における感光体ドラムのドラム駆動ギヤを示す斜視図。 同例における検知センサから出力される検知信号の波形を示す説明図。
符号の説明
1Y,1M,1C,1K 感光体ドラム
6Y,6M,6C,6K プロセスカートリッジ
8 中間転写ベルト
31Y,31M,31C,31K 駆動モータ
32Y,32M,32C,32K 駆動伝達ギヤ
33Y,33M,33C,33K ドラム駆動ギヤ
34Y,34M,34C,34K 各検知センサ
35,135A,135B,135C マーク
36 画像読取センサ
40 制御部

Claims (10)

  1. 像担持体を回転駆動させる駆動手段と、
    像担持体と同軸上に設けられ、該駆動手段からの駆動力を該像担持体に伝達する像担持体駆動ギヤと、
    該像担持体駆動ギヤの像担持体軸方向端面から像担持体軸方向へ突出し、該像担持体駆動ギヤの回転に伴って周回軌道上を移動する突出部からなる検知用マークと、
    該周回軌道上の一部で該検知用マークの有無を検知し、検知用マークが存在する旨のマーク有り信号及び検知用マークが存在しない旨のマーク無し信号のいずれかを出力するマーク検知手段と、
    該駆動手段により該像担持体の回転を開始させた後、該マーク検知手段から出力される信号の受信開始タイミングに基づき、該像担持体の回転位置を認識する認識手段と、
    該認識手段の認識結果に基づき、所定時刻における該像担持体の回転位置が目標位置に一致するように、該駆動手段を制御する駆動制御手段とを備えた像担持体駆動装置において、
    上記検知用マークを、同一の周回軌道上を移動するように複数設け、
    少なくとも2つの検知用マークのマーク移動方向長さを互いに異なるようにし、
    上記認識手段は、上記マーク検知手段による検知動作を開始した後、該少なくとも2つの検知用マークのいずれかについて最初に受信されるマーク有り信号の受信開始タイミングと、次に受信されるマーク無し信号の受信開始タイミングとに基づいて回転位置を認識することを特徴とする像担持体駆動装置。
  2. 像担持体を回転駆動させる駆動手段と、
    像担持体と同軸上に設けられ、該駆動手段からの駆動力を該像担持体に伝達する像担持体駆動ギヤと、
    該像担持体駆動ギヤの像担持体軸方向端面から像担持体軸方向へ突出し、該像担持体駆動ギヤの回転に伴って周回軌道上を移動する突出部からなる検知用マークと、
    該周回軌道上の一部で該検知用マークの有無を検知し、検知用マークが存在する旨のマーク有り信号及び検知用マークが存在しない旨のマーク無し信号のいずれかを出力するマーク検知手段と、
    該駆動手段により該像担持体の回転を開始させた後、該マーク検知手段から出力される信号の受信開始タイミングに基づき、該像担持体の回転位置を認識する認識手段と、
    該認識手段の認識結果に基づき、所定時刻における該像担持体の回転位置が目標位置に一致するように、該駆動手段を制御する駆動制御手段とを備えた像担持体駆動装置において、
    上記検知用マークを、同一の周回軌道上を移動するように複数設け、
    該複数の検知用マーク間に存在する少なくとも2つのマーク無し領域のマーク移動方向長さを互いに異なるようにし、
    上記認識手段は、上記マーク検知手段による検知動作を開始した後、該少なくとも2つのマーク無し領域のいずれかについて最初に受信されるマーク無し信号の受信開始タイミングと、次に受信されるマーク有り信号の受信開始タイミングとに基づいて回転位置を認識することを特徴とする像担持体駆動装置。
  3. 請求項像担持体駆動装置において、
    上記検知用マークを、同一の周回軌道上を移動するように3つ以上設け、
    全ての検知用マークのマーク移動方向長さを互いに異ならせるとともに、全てのマーク無し領域のマーク移動方向長さを互いに異ならせ、
    上記認識手段は、上記マーク検知手段による検知動作を開始した後、最初に受信されるマーク有り信号又はマーク無し信号の受信開始タイミングと、次に受信されるマーク無し信号又はマーク有り信号の受信開始タイミングとに基づいて回転位置を認識することを特徴とする像担持体駆動装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載像担持体駆動装置において、
    1つの検知用マークとマーク移動方向上流側又は下流側でこれに隣り合う1つのマーク無し領域とを1組としたときに、各組のマーク移動方向長さが全て等しいことを特徴とする像担持体駆動装置。
  5. 複数の像担持体をそれぞれ回転駆動させる複数の像担持体駆動手段を備えた像担持体駆動装置において、
    上記像担持体駆動手段として、請求項1乃至4のいずれか1項に記載像担持体駆動装置を用い、
    像担持体駆動手段が有する上記認識手段により各像担持体の回転位置を認識した後、各像担持体間における回転位置の相対関係が所定の関係になるように、該各像担持体駆動手段が有する上記駆動制御手段の少なくとも1つを制御する制御手段を設けたことを特徴とする像担持体駆動装置。
  6. 像担持体からなる複数の像担持体と、
    該複数の像担持体をそれぞれ回転駆動させる複数の像担持体駆動手段と、
    該複数の像担持体の表面に対向しながら表面移動する被転写材とを備え、
    該複数の像担持体の表面上にそれぞれ形成された各トナー像を、互いに重なり合うように該被転写材の表面上に転移させる画像形成装置において、
    上記像担持体駆動手段として、請求項1乃至4のいずれか1項に記載像担持体駆動装置を用い、
    上記被転写材の表面上で互いに重なり合うトナー像間のズレ量が最小となるような各像担持体間における回転位置の相対関係を特定する相対関係データを記憶する記憶手段と、
    像担持体駆動手段が有する上記認識手段により各像担持体の回転位置を認識した後、各像担持体間における回転位置の相対関係が該記憶手段に記憶された相対関係データによって特定される相対関係となるように、該各像担持体駆動手段が有する上記駆動制御手段の少なくとも1つを制御する制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項の画像形成装置において、
    像担持体の表面移動速度が最大又は最小となる各像担持体の表面部分に形成されるトナー像部分が上記被転写材表面上の同一地点に転移されるような各像担持体間における回転位置の相対関係を特定するデータを上記相対関係データとして上記記憶手段に記憶するデータ記憶手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項の画像形成装置において、
    上記データ記憶手段は、累積画像形成枚数が所定枚数に達するごとに、上記相対関係データの記憶処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項の画像形成装置において、
    上記データ記憶手段は、上記像担持体の交換作業を終えた後、画像形成を開始する前に、上記相対関係データの記憶処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項6乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジであって、
    上記検知用マークが固定された上記複数の像担持体の少なくとも1つと、該像担持体の表面を一様に帯電する帯電装置、該像担持体上に形成された潜像を現像する現像装置及び該像担持体の表面をクリーニングするクリーニング装置のうちのいずれかの装置とが一体になって構成されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
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