JP2010133990A - 回転部材の駆動制御装置と駆動制御方法及び画像形成装置 - Google Patents

回転部材の駆動制御装置と駆動制御方法及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】エンコーダを用いたモータ駆動制御を行うときのエンコーダパルスから目標位置偏差の演算を簡易に行い、制御演算負荷を低減させる。
【解決手段】エンコーダ5からローラ1の一定回転角度ごとにパルス信号をパルス周期計測部7に送る。パルス周期計測部7は送られたパルス信号のエッジ周期をクロックパルス発生部6から送られるクロックパルスで逐次計数し、計数したカウント値C(n)を演算処理部9に送る。演算処理部9は送られたカウント値C(n)と、制御データ記憶部8に記憶した目標カウント値C(0)と目標角速度ω0とクロックパルスの周波数fcの比ω0/fcによりローラ1の角度偏差θerrを算出する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、例えば複写機やプリンタ等の画像形成装置に用いられる感光体ドラム、感光体ドラムに形成された画像を1次転写する転写ベルト、記録媒体等を搬送するシート搬送ベルト等のドラム状やベルト状の回転部材を駆動制御する駆動制御装置と駆動制御方法及びそれを使用した画像形成装置に関し、特に移動速度ムラの抑制しに関する発明である。
近年、電子写真方式を使用した複写機やプリンタ等の画像形成装置は、市場からの要求に伴い、フルカラーの画像を形成可能なものが多くなってきている。このようなカラー画像の形成が可能なカラー画像形成装置には、1つの感光体のまわりに各色のトナーで現像を行う複数の現像装置を備え、それらの現像装置により感光体上の潜像にトナーを付着させてカラー画像を形成し、感光体に形成されたカラー画像を中間転写ベルトに1次転写して各色の画像を合成してフルカラーの画像を形成し、中間転写ベルトに形成したフルカラーの画像を記録媒体に転写する1ドラム型のものがある。
また、感光体と現像装置等からなる各色毎の作像ユニットを一直線上に配置し、その各作像ユニットによって形成される各色のトナー画像を、シート搬送ベルト上に担持されて搬送される記録媒体上に順次重ねて転写して、記録媒体に直接フルカラーの画像を形成する直接転写方式と、上記各色用の作像ユニットによって形成される各色のトナー画像を、中間転写ベルトに順次重ねて転写してフルカラーの画像を形成し、そのカラー画像を2次転写装置により記録媒体に一括転写する間接転写方式のタンデム型のカラー画像形成装置もある。
このようなカラー画像形成装置では、いずれの場合も複数色、例えばイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4色のトナー画像を作成して、それを記録媒体あるいは中間転写ベルトに順次重ね合わせて転写してカラー画像を形成するため、各色のトナー画像の重ね合わせ位置がずれると、色ズレや色合いに変化が生じて画像品質が低下してしまう。したがって、その各色のトナー画像を重ね合わせる転写位置のずれ(色ずれ)を防ぐことが重要である。
この各色のトナー画像を重ね合わせる転写位置にずれが発生する主な原因は、感光体ドラムあるいは感光体ベルトやシート搬送ベルト、中間転写ベルトなどの移動速度ムラである。この感光体ドラムの回転ムラを低減する方法として、特許文献1や特許文献2に記載されているように、感光体ドラムの回転軸にエンコーダを装着して、エンコーダから得られる回転情報に基づいて算出される回転速度と目標速度との偏差から制御量を演算し、駆動制御を行う方法が提案されている。
例えば特許文献1に示された画像形成装置は、4つの感光体ドラムの駆動軸に設けたロータリーエンコーダから出力されるパルス信号の周期を周期カウンタで計測し、それぞれのデータをシリアルーパラレル変換したのち、1つの演算手段を用いて、4本の感光体ドラムに対応した、4つのモータを駆動制御するようにしている。
また、特許文献2に示された画像形成装置は、感光体ドラムの駆動状態を履歴として保存しておき、同一回転位置における過去の履歴データと現在の履歴データとを比較して感光体ドラムを駆動する駆動手段に過渡的な付加変動が生じているかを判別して単発的な変動に対しても安定した回転制御をするようにしている。
また、特許文献3に示された画像形成装置は、中間転写ベルトの駆動軸に設けたロータリーエンコーダから出力されるパルス信号のエッジ周期(カウント値)によって得た回転速度信号と、中間転写ベルトの移動方向に微細な所定間隔で連続するマーク(目盛)からなるスケールを検出するマークセンサの検出信号をマークカウンタでカウントして積算した算出した中間転写ベルトの移動位置情報とに基づいて目標位置データをフィードバック制御系によりフィードバックして、中間転写ベルトの移動速度を正確に制御するようにしている。この方法によれば、中間転写ベルト等の表面の移動量を直接検出するので、実際の表面の移動量を精度よく検出できるはずである。
また、特許文献4に示された画像形成装置は、中間転写ベルトの移動方向に微細な所定間隔で連続するマークからなるスケールを一定間隔だけ隔てて配置した2個のマークセンサで検出し、検出した信号のエッジ周期を検出して2個のマークセンサで検出した信号の位相差を算出し、中間転写ベルトが1周回転したとき、順次算出される位相差により1周分のマークのピッチ誤差のプロファイルを作成して、作成したプロファイルから1周分のマークピッチ補正データを作成して目標位置データを補正している。
特開2001−75324号公報 特開2004−53882号公報 特開2006−160512号公報 特開2006−139217号公報
前述したような従来から知られているエンコーダを用いた駆動制御手段を用いれば、高精度な位置決めを実現出来るが、例えば前記上記のタンデム型カラー画像形成装置の場合には、制御すべきモータは感光体ドラム4本や中間転写ベルトの駆動モータ、中間転写ベルトの一つのローラと対向して、中間転写ベルトから記録媒体に転写させる2次転写ローラ、記録媒体に転写したトナー像に熱を掛けて定着させる定着ローラ(ベルト)、さらには紙の先頭位置決め及び搬送を行うレジストローラなど、高精度な画像を得るために多くのモータを高精度に制御する必要がある。この制御をCPUを用いて行うためには非常に多くの演算量を必要とするため、複数個のCPUを用いたり、単一の場合には高速なCPUを必要とし、コストアップが避けられない。
また、電子写真の作像系の駆動は等速制御が基本であるが、画像の位置ずれ・色ずれを防止するためには目標とするランプ関数との追従制御が必要である。エンコーダを用いた位置制御ではエンコーダのパルスカウントを回転位置として用いた制御が一般的であるが量産機器には高分解能・高精度エンコーダの搭載は困難である。そこで、前記特許文献に示すように、エンコーダから出力するパルスのエッジ周期から速度を計算する方法によって低コストで低分解能のエンコーダを用いられるが、高精度な制御を実現するには高速で大規模な計算を必要とする。
この発明は、このような問題を解消し、エンコーダを用いたモータ駆動制御を行うときのエンコーダパルスから目標位置偏差の演算を簡易に行い、制御演算負荷を低減させることができる回転部材の駆動制御装置と駆動制御方法及びそれを使用する画像形成装置を提供することを目的とするものである。
この発明の回転体の駆動制御装置は、回転部材に回転駆動力を伝達する駆動手段と、前記駆動手段により回転している回転部材の回転角度又は回転位置に応じてパルス信号を出力する計測手段と、前記計測手段から出力するパルス信号の立ち上がり又は立ち下がりのいずれかのエッジ周期を計測するパルス周期計測手段と、前記パルス周期計測手段で計測したパルス周期と前記回転部材の目標速度に対応したパルス周期である目標周期との差により前記回転部材の角度偏差又は位置偏差を算出する演算処理手段と、前記演算処理手段で算出した前記回転部材の角度偏差又は位置偏差により前記駆動手段の駆動をフィードバック制御する制御手段とを有することを特徴とする。
この発明の第2の回転体の駆動制御装置は、ドラム状の回転部材に回転駆動力を伝達する駆動手段と、前記駆動手段により回転しているドラム状の回転部材の回転角度に応じてパルス信号を出力する計測手段と、前記計測手段から出力するパルス信号の立ち上がり又は立ち下がりのいずれかのエッジ周期を計測するパルス周期計測手段と、前記パルス周期計測手段で計測したパルス周期と前記ドラム状の回転部材の目標角速度に対応したパルス周期である目標周期との差により前記ドラム状の回転部材の角度偏差を算出する演算処理手段と、前記演算処理手段で算出した前記ドラム状の回転部材の角度偏差により前記駆動手段の駆動をフィードバック制御する制御手段とを有することを特徴とする。
前記パルス周期計測手段は高速なクロックパルスにより前記計測手段から出力するパルス信号のエッジ周期を計測する周期カウンタを有し、前記演算処理手段は前記周期カウンタで計測したパルス周期と目標角速度に対応したパルス周期との差の累積値と、目標角速度と前記クロックパルスのクロック周波数の比とにより前記ドラム状の回転部材の角度偏差を算出すると良い。
また、前記パルス周期計測手段の周期カウンタは目標角速度に対応した目標カウント値がプリセットされたダウンカウンタにより構成され、前記演算処理手段は前記ダウンカウンタからの出力値の累積値と、目標角速度と前記クロックパルスのクロック周波数の比とにより前記ドラム状の回転部材の角度偏差を算出することが望ましい。
さらに、前記パルス周期計測手段に前記ダウンカウンタの出力値を積算して記憶する積算手段を有すると良い。
この発明の第3の回転体の駆動制御装置は、ベルト状の回転部材に回転駆動力を伝達する駆動手段と、前記駆動手段により回転しているベルト状の回転部材の回転位置に応じてパルス信号を出力する計測手段と、前記計測手段から出力するパルス信号の立ち上がり又は立ち下がりのいずれかのエッジ周期を計測するパルス周期計測手段と、前記パルス周期計測手段で計測したパルス周期と前記ベルト状回転部材の目標速度に対応したパルス周期である目標周期との差により前記ベルト状の回転部材の位置偏差を算出する演算処理手段と、前記演算処理手段で算出した前記ベルト状の回転部材の位置偏差により前記駆動手段の駆動をフィードバック制御する制御手段とを有することを特徴とする。
前記パルス周期計測手段は高速なクロックパルスにより前記計測手段から出力するパルス信号のエッジ周期を計測する周期カウンタを有し、前記演算処理手段は前記周期カウンタで計測したパルス周期と目標速度に対応したパルス周期との差の累積値と、目標速度と前記クロックパルスのクロック周波数の比とにより前記ベルト状の回転部材の位置偏差を算出すると良い。
また、前記パルス周期計測手段の周期カウンタは目標速度に対応した目標カウント値がプリセットされたダウンカウンタにより構成され、前記演算処理手段は前記ダウンカウンタからの出力の累積値と、目標速度と前記クロックパルスのクロック周波数の比とにより前記ベルト状の回転部材の位置偏差を算出することが望ましいい。
さらに、前記パルス周期計測手段に前記ダウンカウンタの出力値を積算して記憶する積算手段を有すると良い。
また、前記計測手段は前記ベルト状の回転部材の移動方向に沿って一定間隔をおいて配置された少なくとも2個の光学センサを有し、前記少なくとも2個の光学センサにより前記ベルト状の回転部材の表面に一定周期で設けられた光学マークを検出して少なくとも2つのパルス信号を出力し、前記2個の光学センサからそれぞれ出力する2つのパルス信号のエッジ間隔をエッジ間隔計測手段で計測し、前記演算処理手段は前記エッジ間隔計測手段から出力する2つのパルス信号のエッジ間隔から前記光学マークのピッチ誤差と、前記2個の光学センサの間隔と光学マークの基準ピッチとで定められる定数との比とにより前記ベルト状の回転部材の位置偏差を補正することが望ましい。
また、前記演算処理手段は前記計測手段の少なくとも2個の光学センサのなかで前記ベルト状の回転部材の移動方向の上流側の光学センサから出力するパルス周期が不連続になることを検知して前記光学マークの不連続位置を検出して前記位置偏差の算出処理を中断し、前記光学マークの不連続部分が、下流側の前記光学センサを通過するタイミングで前記光学マークの不連続部分を検出していない光学センサから出力するパルス信号に基づいて位置偏差を算出すると良い。
さらに、前記演算処理手段は前記パルス周期計測手段で計測したパルス周期と前記回転部材の目標速度に対応したパルス周期である目標周期との差により前記回転部材の角度偏差又は位置偏差を演算するCPUで構成され、前記パルス周期計測手段は前記計測手段から出力するパルス信号のエッジ周期が変動するたびに割込み信号を発生し、前記CPUは前記パルス周期計測手段で割込み信号が発生するたびに前記回転部材の角度偏差又は位置偏差を演算すると良い。
この発明の回転部材の駆動制御方法は、駆動手段により回転している回転部材の回転角度又は回転位置に応じたパルス信号を検出する工程と、検出したパルス信号の立ち上がり又は立ち下がりのいずれかのエッジ周期を計測する工程と、計測手段で計測したパルス周期と前記回転部材の目標速度に対応したパルス周期である目標周期との差により前記回転部材の角度偏差又は位置偏差を算出する工程と、算出した前記回転部材の角度偏差又は位置偏差により前記駆動手段の駆動をフィードバック制御する工程とを有することを特徴とする。
この発明の第2の回転部材の駆動制御方法は、駆動手段により回転しているドラム状の回転部材の回転角度に応じたパルス信号を検出する工程と、検出したパルス信号の立ち上がり又は立ち下がりのいずれかのエッジ周期を計測する工程と、計測したパルス周期と前記ドラム状の回転部材の目標角速度に対応したパルス周期である目標周期との差により前記ドラム状の回転部材の角度偏差を算出する工程と、算出した前記ドラム状の回転部材の角度偏差により前記駆動手段の駆動をフィードバック制御する工程とを有することを特徴とする。
この発明の第3の回転部材の駆動制御方法は、駆動手段により回転しているベルト状の回転部材の回転位置に応じたパルス信号を検出する工程と、計測したパルス信号の立ち上がり又は立ち下がりのいずれかのエッジ周期を計測する工程と、計測したパルス周期と前記ベルト状回転部材の目標速度に対応したパルス周期である目標周期との差により前記ベルト状の回転部材の位置偏差を算出する工程と、算出した前記ベルト状の回転部材の位置偏差により前記駆動手段の駆動をフィードバック制御する工程とを有することを特徴とする。
この発明の画像形成装置は、前記いずれかに記載の回転部材の駆動制御装置により各種回転機構部を駆動制御することを特徴とする。
この発明は、駆動手段により回転している回転部材の回転角度又は回転位置に応じたパルス信号を検出し、検出したパルス信号の立ち上がり又は立ち下がりのいずれかのエッジ周期を計測し、計測したパルス周期と前記回転部材の目標速度に対応したパルス周期である目標周期との差により回転部材の角度偏差又は位置偏差を算出し、算出した回転部材の角度偏差又は位置偏差により駆動手段の駆動をフィードバック制御することにより、駆動手段の駆動を少ない演算量で高精度に制御することができる。
また、回転部材の回転角度又は回転位置に応じたパルス信号のエッジ周期を高速なクロックパルスにより計測し、計測したパルス周期と目標角速度や目標速度に対応したパルス周期との差の累積値により回転部材の角度偏差や位置偏差を算出することにより、簡単な演算で回転部材の角度偏差又は位置偏差を算出することができる。
また、パルス周期と目標角速度や目標速度に対応したパルス周期との差を目標カウント値がプリセットされたダウンカウンタにより検出することにより、回転部材の角度偏差や位置偏差をより簡単に算出することができる。さらに、ダウンカウンタの出力値を積算して記憶することにより、回転部材の角度偏差や位置偏差の算出をより単純に行うことができる。
また、ベルト状の回転部材の移動方向に沿って一定間隔をおいて配置された少なくとも2個の光学センサによりベルト状の回転部材の表面に一定周期で設けられた光学マークを検出し、2個の光学センサからそれぞれ出力する2つのパルス信号のエッジ間隔を計測し、計測した2つのパルス信号のエッジ間隔から記光学マークのピッチ誤差に基づいてベルト状の回転部材の位置偏差を補正することにより、ベルト状の回転部材の移動をより高精度に制御することができる。
さらに、2個の光学センサのなかでベルト状の回転部材の移動方向の上流側の光学センサから出力するパルス周期が不連続になることを検知して光学マークの不連続位置を検出して位置偏差の算出処理を中断し、光学マークの不連続部分が、下流側の光学センサを通過するタイミングで光学マークの不連続部分を検出していない光学センサから出力するパルス信号に基づいて位置偏差を算出することにより、ベルト状の回転部材に継ぎ目によりベルト状の回転部材の駆動制御が変動することを防ぐことができ、ベルト状の回転部材を安定して移動することができる。
また、計測したパルス周期と回転部材の目標速度に対応したパルス周期である目標周期との差により回転部材の角度偏差又は位置偏差を演算をCPUで行い、このCPUはパルス信号のエッジ周期が変動するたびに発生する割込み信号が発生するたびに回転部材の角度偏差又は位置偏差を演算することにより、回転部材の回転制御を安定して行うことができる。
この駆動制御装置により画像形成装置の各種回転機構部を駆動制御することにより、感光体や各種ローラや搬送ベルトの移動速度を精度良く制御でき、色ずれや歪みのない高品質な画像を安定して形成することができる。
図1はこの発明の画像形成装置の構成図である。画像形成装置は、図1に示すように、装置本体100は給紙装置200上に載置され、装置本体100の上にはスキャナ300を取り付けると共に、その上に自動原稿給送装置(ADF)400を取り付けている。
装置本体100内には転写装置101が設けられ、転写装置101は、図2の構成図に示すように、略中央にベルト状の無端移動部材である中間転写ベルト102を有し、中間転写ベルト102は駆動ローラ103と2つの従動ローラ104,105の間に張架されて時計回り方向に回動するようになっている。この中間転写ベルト102は、従動ローラ105の左方に設けられているクリーニング装置106により、その表面に画像転写後に残留する残留トナーが除去されるようになっている。その中間転写ベルト102の駆動ローラ103と従動ローラ104の間に架け渡された直線部分の上方には、その中間転写ベルト102の移動方向に沿って、イエロー(Y),シアン(C),マゼンタ(M),ブラック(K)の4つのドラム状の感光体107Y,107C,107M,107K(以下、特定しない場合には単に感光体107という)が所定の間隔を置いて配設されている。そして、中間転写ベルト102の内側に各感光体107に対向して中間転写ベルト102を挟むように、4個の1次転写ローラ108が設けられている。
4個の各感光体107は、それぞれ図2における反時計回り方向に回転可能であり、その各感光体107の回りには、それぞれ帯電装置109と現像装置110と上述した1次転写ローラ108と感光体クリーニング装置111及び除電装置112を設けており、それぞれ作像ユニット113を構成している。そして、4個の作像ユニット113の上方に、共用の露光装置114を設けている。そして、各感光体107上に形成された各画像(トナー画像)が、中間転写ベルト102上に直接重ね合わせて順次転写されていくようになっている。
図2において、中間転写ベルト102の下側には、その中間転写ベルト102上の画像を記録紙に転写する2次転写装置115を設けている。その2次転写装置115は、2つのローラ116,117間に無端ベルトである2次転写ベルト118を掛け渡したものであり、その2次転写ベルト118が中間転写ベルト102を介して従動ローラ105に押し当たるようになっている。この2次転写装置115は、2次転写ベルト118と中間転写ベルト102との間に送り込まれる記録紙に、中間転写ベルト102上のトナー画像を一括転写する。
2次転写装置115のシート搬送方向下流側には、記録紙上のトナー画像を定着する定着装置119があり、そこでは無端ベルトである定着ベルト120に加圧ローラ121が押し当てられている。なお、2次転写装置115は、画像転写後の記録紙を定着装置119へ搬送する機能も果たす。この2次転写装置115は、転写ローラや非接触のチャージャを使用した転写装置であってもよい。その2次転写装置115の下側には、記録紙の両面に画像を形成する際に記録紙を反転させるシート反転装置122を設けている。
このように装置本体100は、間接転写方式のタンデム型カラー画像形成装置を構成している。この画像形成装置によって記録紙にカラー画像を形成するときは、自動原稿給送装置400の原稿台401上に原稿をセットする。また、手動で原稿をセットする場合には、自動原稿給送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス301上に原稿をセットし、自動原稿給送装置400を閉じてそれを押える。そして、図示していないスタートキーを押すと、自動原稿給送装置400に原稿をセットしたときは、その原稿がコンタクトガラス301上に給送される。また、手動で原稿をコンタクトガラス301上にセットしたときは、直ちにスキャナ300が駆動し、第1走行体302及び第2走行体303が走行を開始する。そして、第1走行体302の光源から光が原稿に向けて照射され、その原稿面からの反射光が第2走行体303に向かい、その光が第2走行体303のミラーで反射して結像レンズ304を通して読み取りセンサ305に入射して、原稿の内容が読み取られる。
また、前記スタートキーの押下により、中間転写ベルト102が回動を開始する。それと同時に各感光体108Y,108C,108M,108Kが回転を開始して、その各感光体上にイエロー(Y),シアン(C),マゼンタ(M),ブラック(K)の各単色トナー画像を形成する動作を開始する。そして、その各感光体108上に形成された各色のトナー画像は、図2で時計回り方向に回動する中間転写ベルト102上に重ね合わせて順次転写されていき、そこにフルカラーの合成カラー画像が形成される。
一方、前記スタートキーの押下により、給紙装置200内の選択された給紙段の給紙ローラ201が回転し、ペーパーバンク202の中の選択された1つの給紙カセット203から記録紙が繰り出され、それが分離ローラ204により1枚に分離されて給紙路205に搬送される。その記録紙は、搬送ローラ206により装置本体100内の給紙路207に搬送され、レジストローラ208に突き当たって一旦停止する。また、手差し給紙の場合には、手差しトレイ209上にセットされた記録紙が給紙ローラ210の回転により繰り出され、それが分離ローラ211により1枚に分離されて手差し給紙路212に搬送され、レジストローラ208に突き当たって一旦停止状態になる。レジストローラ208は、中間転写ベルト102上の合成カラー画像に合わせた正確なタイミングで回転を開始し、一旦停止状態にあった記録紙を中間転写ベルト102と2次転写装置116との間に送り込む。そして、その記録紙上に2次転写装置116でカラー画像が転写される。カラー画像が転写された記録紙は、搬送装置としての機能も有する2次転写装置116により定着装置119へ搬送され、そこで熱と加圧力が加えられることにより転写されたカラー画像が定着される。その後、その記録紙は、切換爪123により排出側に案内され、排出ローラ124により排紙トレイ125上に排出されてスタックされる。
また、両面コピーモードが選択されているときには、片面に画像を形成した記録紙を切換爪123によりシート反転装置123側に搬送し、そこで反転させて再び転写位置へ導き、今度は裏面に画像を形成した後に、排出ローラ124により排紙トレイ125上に排出される。
この画像形成装置で4本の感光体107や中間転写ベルト102、2次転写ベルト118、定着ベルト120、レジストローラ208等の回転部材を駆動モータで回転駆動するとき高精度な等速制御を必要とする。このような回転部材、例えば感光体107又は中間転写ベルト102のベルト搬送ローラ等の円筒状又は円柱状に形成された回転部材(以下、ローラという)を駆動する駆動モータの駆動制御装置について説明する。
図3のローラ1を駆動制御の対象とする。図3のブロック図に示すように、ローラ1を駆動する駆動モータ2の駆動制御装置3は、駆動モータ2に駆動伝達手段4を介して連結されたローラ1に装着されたエンコーダ5とクロックパルス発生部6とパルス周期計測部7と制御データ記憶部8と演算処理部9及び駆動制御部10を有する。
このローラ1を駆動する駆動モータ2には、ステッピングモータ、DCモータ、DCブラシレスモータ等が利用される。ローラ1が感光体107の場合、駆動伝達手段4には、感光体107は60rpm程度の低い回転速度で使われることや高い駆動トルクを得るために減速器が利用される。減速器としてはギアが用いられることが多いが、ダイレクト駆動でも良い。エンコーダ5にはガラスマスクや金属のエッチングスリットを用いた光学式エンコーダが利用できる。また、低コスト化のためには、PETフィルムにフォトエマルジョン材料を塗布し、露光・現像したエンコーダ板が安価に手に入る。このエンコーダ5の角度分解能dθは、ローラ1の回転数と制御しようとする周波数とによって決めれば良い。このエンコーダ5は、図4の波形図に示すように、ローラ1の一定回転角度ごとにパルス信号をパルス周期計測部7に出力する。クロックパルス発生部6は、図4に示すように、基準クロック周波数fcの高速なクロック信号をパルス周期計測部7に出力する。パルス周期計測部7は、例えば周期カウンタ70を有し、図4に示すように、エンコーダ5から送られるパルス信号の立ち上がり又は立ち下がりのエッジ周期をクロックパルス発生部6から送られるクロックパルスでカウントし、カウントしたカウント値C(1),C(2)〜C(n)を演算処理部9に逐次出力する。
演算処理部9には周期偏差演算部11と積算部12及び角度偏差演算部13を有し、パルス計数部7から出力されるカウント値C(1),C(2)〜C(n)を利用してローラ1の目標角度との角度偏差θerrを演算する。この演算処理部9の処理を説明するに当たり、まず、演算処理部9の動作原理を説明する。
パルス周期計測部7の周期カウンタ70から出力されるエッジ周期のカウント値C(1),C(2)〜C(n)はエンコーダ5から出力するパルス信号のエッジ間隔時間であるので、角速度偏差ωerrは、クロックパルス発生部6から出力するクロックパルスの周波数fcとエッジ周期のカウント値C(n)(但し、n=1〜n)とエンコーダ5の角度分解能dθ及びローラ1の目標角速度ω0から下記(1)式で計算できる。
ωerr={fc/C(n)}・dθ−ω0 (1)
角度偏差θerrは角速度偏差ωerrを積分することによっても求められることが可能であるが、θ=ωtの関係から、
θerr(n)=ω0{t(0)−t(n)} (2)
なので、
t(n)=C(n)/fc (3)
より下記(4)式で表すことができる。
θerr=(ω0/fc)・Σ{C(n)−C(0)} (4)
演算処理部9は(4)式に基づいて角度偏差θerrを演算して駆動制御部10に出力する。
(4)式の目標角速度ω0とクロックパルスの周波数fcは定数であり、目標カウント値C(0)は目標角速度ω0とクロックパルスの周波数fcで定まる。そこでω0/fcと目標カウント値C(0)を、モータ指令値ごとに制御データ記憶部8にあらかじめ記憶させておく。
この(4)式に基づいて駆動制御装置3でローラ1が回転しているときの角度偏差θerrを算出して駆動モータ2の回転速度を制御するときの処理を図5のフローチャートを参照して説明する。
駆動制御部10に駆動指令が入力されると、駆動制御部10は、制御データ記憶部8に記憶されているモータ指令値を読み出し、駆動モータ2を駆動させてローラ1の回転を開始すると(ステップS1)、エンコーダ5が、ローラ1の一定回転角度ごとにパルス信号をパルス周期計測部7に送る(ステップS2)。パルス周期計測部7の周期カウンタ70は、エンコーダ5から送られてくるパルス信号のエッジ周期を、クロックパルス発生部6から送られるクロックパルスで逐次カウントし、カウントしたカウント値C(1),C(2)〜C(n)を演算処理部9に送る(ステップS3)。演算処理部9の周期偏差演算部11は、パルス周期計測部7から送られてくるカウント値C(n)(n=1〜n)と制御データ記憶部8に記憶した目標カウント値C(0)との差分データ{ΔC=C(n)−C(0)}を演算して積算部12に逐次送る(ステップS4)。積算部12はカウント値C(n)と目標カウント値C(0)の差分データ差ΔCが送られてくるたびに、差分データ差ΔCを積算して積算値ΣΔCを算出し、角度偏差演算部13に積算値ΣΔCを送る(ステップS5)。角度偏差演算部13は積算部12から送られてくる積算値ΣΔCと制御データ記憶部8に記憶した目標角速度ω0とクロックパルスの周波数fcの比ω0/fcを乗算して角度偏差θerrを算出して駆動制御部10に送る(ステップS6)。駆動制御部10は、角度偏差演算部13から送られてくる角度偏差θerrに所定のゲインKや駆動モータ2への指令値変換係数aを乗算して算出したモータ指令値の補正値により駆動モータ2をフィードバック制御する(ステップS7)。この処理を駆動モータ2でローラ1を回転しているときに繰り返す(ステップS8)。
このように演算処理部9は、パルス周期計測部7の周期カウンタ70でカウントしたエンコーダ5からのパルス信号のエッジ周期のカウント値C(n)と、制御データ記憶部8に記憶した目標カウント値C(0)と目標角速度ω0とクロックパルスの周波数fcの比ω0/fcによりローラ1の角度偏差θerrを算出するから、簡単な処理で角度偏差θerrを算出することができる。
また、電子写真の作像系の駆動は等速制御であるが、画像の位置ずれ・色ズレを防止するためには目標とするランプ関数との追従制御すなわち位置制御が必要である。エンコーダを用いた位置制御ではエンコーダのパルスカウントを回転位置として用いた制御が一般的であるが、高精度な位置決めには高い分解能を必要とする。量産機器には高分解能・高精度エンコーダの搭載は困難であるのに対して、駆動制御装置3は演算処理部9にエンコーダ5からのパルス信号のエッジ周期のカウント値C(n)を入力すれば良いから、エンコーダ5としては制御周期程度の周波数が得られる分解能でよく、低コストな低分解能エンコーダ5を使用して回転しているローラ1の角度偏差θerrを算出することができる。
また、前記説明では、駆動制御装置3でローラ1の角度偏差θerrを算出して駆動モータ2の駆動を制御する場合について説明したが、中間転写ベルト102等のベルト線速制御にも同様に適用することができる。
例えば図6のブロック図に示すように、中間転写ベルト102等の無端ベルト20が駆動ローラ21と従動ローラ22,23に巻き回され、駆動モータ2の回転駆動力を駆動伝達手段4から駆動ローラ21に伝達して無端ベルト20を回転搬送するベルト搬送装置で、無端ベルト20には一定間隔で光学マークを設け、この光学マークを光学センサ24で読み取ることによって無端ベルト20の回転に応じたパルス信号を出力するベルトマークセンサを利用する。この光学センサ24からのパルス信号は、エンコーダ5と同様に無端ベルト20に設けた光学マークの一定間隔毎に出力される。この光学センサ24から出力するパルス信号をパルス周期計測部7に入力し、パルス周期計測部7でパルス周期を示すカウント値を算出して演算処理部9に入力することにより、回転している無端ベルト20の位置偏差を算出することができる。
このパルス周期計測部7で得られるパルス周期のカウント値は、無端ベルト20が光学マークの間隔dxだけ移動するのにかかる時間に相当するカウント値となるため、(1)式〜(4)式で角度θを距離P、角速度ωを速度V、と読みかえればよい。すなわち(4)式)については、無端ベルト20の目標位置との位置偏差をPerrとして、目標速度をV0、クロックパルス発生部6で発生するクロックパルスの周期をfc、目標カウント値をC0、パルス周期計測部7のカウント値をC(n)(但し、n=1〜n)としたとき、下記(5)式で表せる。
Perr=(V0/fc)・Σ{C(n)−C(0)} (5)
この(5)式により位置偏差Perrを算出して駆動モータ2の駆動を制御することにより無端ベルト20を一定速度で回転することができる。
また、パルス周期計測部7に周期カウンタ70の代わりに周期タイマーを使用すると、パルス周期計測部7にクロックパルスを入力しないで光学センサ24からのパルス信号のパルス周期をエッジ間隔時間として計時することができる。このパルス周期計測部7に周期タイマーを使用した場合、エッジ間隔時間の基準値をt(0)、パルス周期計測部7から出力する光学センサ24からのパルス信号のエッジ間隔時間をt(n)(但し、n=1〜n)とすると、(5)式は下記(6)式で表せる。
Perr=V0・Σ{t(n)−t(0)} (6)
したがって演算処理部9に光学センサ24からのパルス信号のパルス周期のエッジ間隔時間t(n)を入力するだけで、簡単な処理で位置偏差Perrを算出することができる。
前記説明では演算処理部9で無端ベルト20の位置偏差Perrを算出して無端ベルト20を回転する駆動モータ2の駆動を制御する場合について説明したが、無端ベルト20上に形成された光学マークの周期誤差や環境による無端ベルト20の伸び縮み、さらには無端ベルト20上の光学マークの不連続部分がある場合を考慮して、無端ベルト20を高精度に等速制御するために無端ベルト20上に形成された光学マークのピッチ変動も補正する場合について説明する。
無端ベルト20上に形成された光学マークのピッチ変動も補正する駆動制御装置3aは、図7のブロック図に示すように、無端ベルト20に形成された光学マークを検出する複数、例えば2個の光学センサ24a,24bを設け、パルス周期計測部7aには光学センサ24aからのパルス信号を入力して例えばエッジ間隔時間ta(n)を計測する周期タイマー71を有する。また、2個の光学センサ24a,24bからそれぞれ出力するパルス信号のエッジの時間差を計時する、例えば周期タイマーからなるエッジ時間差計測部25を有し、エッジ時間差計測部25で計時した光学センサ24a,24bからそれぞれ出力するパルス信号のエッジの時間差を演算処理部9aに送って、光学マークのピッチ変動も補正した無端ベルト20の位置偏差Perrを算出する。演算処理部9aは周期偏差演算部11と時間偏差補正部26と積算部12及び位置偏差演算部27を有する。
この駆動制御装置3aの動作を説明するにあたり、ピッチ変動も補正した位置偏差Perrを算出する原理について説明する。無端ベルト20には、図8に示すように、一定間隔Lpで光学マーク28が設けられ、この無端ベルト20に沿って一定間隔gで光学センサ24aと光学センサ24bが配置されている。この2つの光学センサ24a,24bの間隔gを説明の簡単化のため、g=N・Lp(但し、Nは自然数)とすると、光学マーク28の間隔Lpに誤差がないときは、2の光学センサ24a,24bから出力するパルス信号のエッジは完全に一致する。しかしながら光学マーク28の間隔に誤差があると、図9の信号波形に示すように、2の光学センサ24a,24bから出力するパルス信号のエッジには時間差phが発生する。この時間差phは、無端ベルト20の速度をVとすると、
光学センサ24bから光学センサ24aの距離gの間に距離V・phの伸びが生じていることを示している。2つの光学センサ24a,24bの間隔gはN・Lpであるから伸び率は(V・ph)/(N・Lp)になる。
この無端ベルト20に伸びがある場合、パルス周期計測部7aの周期タイマー70で計時するエッジ間隔時間ta(n)は、Lp{1+(V・ph)/(N・Lp)}のマーク間隔を計測したデータになるので、Lp{1+(V・ph)/(N・Lp)}/ta(n)を計算すると正しい速度が求められる。
また、無端ベルト20の速度Vを基準速度V0とほぼ等しいとして(6)式に示す位置偏差Perrを書き換えると下記(7)式で表せる。
Perr=V0・Σ{t(n)−t(0)+ph/N} (7)
2つの光学センサ24a,24bの間隔がマーク間隔Lpの整数倍であると(7)式のように簡単になるが、2つの光学センサ24a,24bの間隔がマーク間隔Lpの整数倍でない場合、位置偏差Perrは下記(8)式になる。
Perr=V0・Σ{t(n)−t(0)+ph(n)/(g/Lp)} (8)
ここでV0とg/Lpは定数であるのでk1,k2とおくと、(8)式は下記(9)式で表せる。
Perr=k1・Σ{t(n)−t(0)+ph(n)/k2} (9)
したがってエッジ時間差計測部25で2つの光学センサ24a,24bから出力するエッジの時間差ph(n)を計時することにより(7)式や(8)式又は(9)式で示すような簡単な演算処理によりマーク間隔Lpの変動を補正した位置偏差Perrを得ることができる。例えば(9)式に基づいて位置偏差Perrを演算処理する場合、制御データ記憶部8aには、エッジ間隔時間の基準値t(0)と、無端ベルト20の基準速度V0を定数k1として記憶し、g/Lpを定数k2として記憶しておくことにより演算処理部9aの処理を簡略化することができる。
この(9)式に基づいて駆動制御装置3aで無端ベルト20が回転しているときの位置偏差Perrを算出して駆動モータ2の回転速度を制御するときの処理を図10のフローチャートを参照して説明する。
駆動制御部10に駆動指令が入力されると、駆動制御部10は、制御データ記憶部8aに記憶されているモータ指令値を読み出し、駆動モータ2を駆動させる(ステップS11)。駆動モータ2の駆動によって無端ベルト20が回転を開始すると、光学センサ24aは無端ベルト20に設けた光学マーク28を検出するたびにパルス信号をパルス周期計測部7の周期タイマー71とエッジ時間差計測部25に送り、光学センサ24bも無端ベルト20に設けた光学マーク28を検出するたびにパルス信号をエッジ時間差計測部25に送る(ステップS12)。周期タイマー71は、光学センサ24aから送られるパルス信号のエッジ間隔時間ta(n)(但しn=1〜n)を計測して演算処理部9aの周期偏差演算部11に送る(ステップS13)。一方、エッジ時間差計測部25は光学センサ24aと光学センサ24bから送られるパルス信号のエッジ時間差phを計測して時間偏差補正部26に送る(ステップS14)。
周期偏差演算部11は周期タイマー71から送られるエッジ間隔時間ta(n)と制御データ記憶部8aに記憶したエッジ間隔時間の基準値t(0)との差分データ{Δt(n)=t(n)−t(0)}を演算して時間偏差補正部26に送る(ステップS15)。時間差偏差補正部26は、エッジ時間間隔の差分データΔt(n)が送られるたびに、そのとき送られた2つのパルス信号のエッジ時間差phと制御データ記憶部8aに記憶した定数k2によりエッジ時間間隔の差分データΔt(n)を補正し、補正した差分データを積算部12に送る(ステップS16)。積算部12は補正した差分データが送られるたびに、差分データを積算して積算値を算出し、算出した積算値を位置偏差演算部27に送る(ステップS17)。位置偏差演算部27は送られた積算値と制御データ記憶部8aに記憶した定数k1を乗算して位置偏差Perrを算出して駆動制御部10に送る(ステップS18)。駆動制御部10は位置偏差演算部27から送られる位置偏差Perrに所定のゲインKや駆動モータへの指令値変換係数aを乗算してモータ指令値の補正値を算出し、算出したモータ指令値の補正値により駆動モータ2をフィードバック制御する(ステップS19)。この処理を無端ベルト20が回転しているあいだ繰り返す(ステップS20)。
このように一定間隔隔てて配置した光学センサ24aと光学センサ24bがそれぞれ検出するパルス信号のエッジ時間差phを計測して光学マーク28のピッチ誤差も補正するから無端ベルト20を少ない演算量で高精度に位置制御することができる。
このように無端ベルト20に設けた光学マーク28のエッジ間隔時間ta(n)と光学センサ24aと光学センサ24bがそれぞれ検出するパルス信号のエッジ時間差phを計測して位置偏差Perrを算出しているとき、無端ベルト20に設けた光学マーク28に不連続部分があると無端ベルト20の速度は大きく変動してしまう。そこで図11の駆動制御装置3bのブロック図に示すように、パルス周期計測部7bに光学センサ24aから出力するパルス信号のパルス周期ta(n)を計測する周期タイマー71と、周期タイマー71の出力を断続するセレクタ72及び光学センサ24aから出力するパルス信号と光学センサ24bから出力するパルス信号を入力してセレクタ72を切り換えるエッジカウンタ73とを設ける。このエッジカウンタ73は一方の入力端子に例えば立下りのパルスエッジが1つ入るたびに1カウントインクリメントし、他方の入力端子に例えば立下りのパルスが1つ入るたびに1カウントデクリメントするものである。
そして図12の波形図に示すように、光学センサ24aから出力するパルス信号のエッジが立ち下がるときにインクリメントし、光学センサ24bから出力するパルス信号のエッジが立ち下がるときにデクリメントするようにしておく。このようにすると、光学センサ24bから出力するパルス信号がとぎれる部分ではエッジカウンタ73のカウント値が増加していき、逆に光学センサ24aから出力するパルス信号がとぎれる部分でエッジカウンタ73のカウント値は減少する。このエッジカウンタ73のカウント値にしきい値Cthを設け、エッジカウンタ73のカウント値がしきい値Cthを超えたとき無端ベルト20に設けた光学マーク28が不連続であることを検出することができる。この光学マーク28が不連続であることを検出したとき、エッジカウンタ73からセレクタ72に光学マーク28が不連続であることを示す信号を送り、周期タイマー71から出力するパルス周期ta(n)が演算処理部9aに送られることを遮断して位置偏差Perrの補正動作を停止させる。このようにして無端ベルト20に設けた光学マーク28に不連続部分があっても無端ベルト20の速度が大きく変動することを防ぐことができる。
また、エッジカウンタ73のカウント値がしきい値Cthを超えて位置偏差Perrの補正動作を停止した後、エッジカウンタ73のカウント値が減少してから増加していくタイミング(図12の矢印が示すタイミング)でセレクタ72を周期タイマー71側に接続すれば良い。
前記説明ではパルス周期計測部7bには周期タイマー71を設けた場合について説明したが、図13の駆動制御装置3cのブロック図に示すように、パルス周期計測部7cに周期カウンタ70を設けてクロックパルス発生部6からのクロックパルスで光学センサ24aから出力するパルス信号のエッジ周期のカウント値C(n)を計数し、エッジ時間差計測部25aで光学センサ24a,24bからそれぞれ出力するパルス信号のエッジ時間差のカウント値Cph(n)を、クロックパルス発生部6からのクロックパルスで計数して光学マーク28のピッチ誤差も補正も含む位置偏差Perrを算出しても良い。この場合、前記(5)式を下記(10)式に置き換えれば良い。
Perr=(V0/fc)・Σ{C(n)−C(0)+Cph(n)/(g/Lp)} (10)
なお、周期タイマー71の出力は時間の出力であるが、周期カウンタ70の出力はクロックパルス(fc)でカウントされたデータの出力となる。この場合、周期カウンタ70の出力をクロックパルス(fc)によって除算すれば、時間の出力へと変換することができる。
また、前記説明ではパルス周期計測部7cに周期カウンタ70を使用した場合について説明したが、パルス周期計測部7を目標速度に対応した目標カウントがプリセットされるダウンカウンタによって構成することにより演算量をより低減することができる。例えば図14の駆動制御装置3dのブロック図に示すように、パルス周期計測部7dをダウンカウンタ74とレジスタ75で構成し、エンコーダ5や光学センサ24aから出力するパルス信号のエッジによって、ダウンカウンタ74のリセットとカウント値のレジスタ75への取り込みを行うように構成する。このダウンカウンタ74は、図15の動作説明図に示すようにエンコーダ5や光学センサ24aからのパルス信号の立ち上がりエッジ毎にダウンカウンタ74のデータDC(n)(n=1〜n)をレジスタ75に転送し、ダウンカウンタ74のカウント値を目標カウント値C(0)にリセットする動作を行う。このレジスタ75に送られるダウンカウンタ74のデータDC(n)は目標カウント値C(0)とカウント値C(n)との関係は、{DC(n)=−{C(n)−C(0)}であるので、このデータDC(n)を反転するだけでカウント値C(n)(n=1〜n)と目標カウント値C(0)との差分データ{ΔC=C(n)−C(0)}を得ることができ、演算処理部9bに周期偏差演算部11を設ける必要がなく、演算処理部9,9aより構成や処理をさらに簡略化することができる。また、目標カウント値C(0)としてマイナスカウントをプリセットしたアップカウンタを用いれば反転の無い差分データΔCを得ることができる。また、エッジ時間差計測部25bを、同様に、ダウンカウンタ251とレジスタ252によって構成する。ダウンカウンタ251は、光学センサ24aと光学センサ24bのパルスエッジ間隔をカウントする。このダウンカウンタ251は、光学センサ24aのパルスエッジで初期化され、光学センサ24bのパルスエッジのタイミングでダウンカウンタ251のデータをレジスタ252に転送するように構成される。
また、図16の駆動制御装置3eのブロック図に示すように、パルス周期計測部7eにダウンカウンタ74からレジスタ75に送られたデータDC(n)を逐次累積する積算部76を設けると、演算処理部9,9a,9bの構成や処理をより簡略化した演算処理部9cとすることができ、高精度な駆動制御装置3eをIC化することができる。
前記説明では演算処理部9に周期偏差演算部11と積算部12及び角度偏差演算部13を設けた場合や、演算処理部9aに周期偏差演算部11と時間偏差補正部26と積算部12及び位置偏差演算部27を設けた場合、演算処理部9b,9cに時間偏差補正部26と積算部12及び位置偏差演算部27を設けた場合について説明したが、例えば図17の駆動制御装置3fのブロック図に示すように、これらの処理機能を有するCPU91で演算処理部9dを構成してローラ1の角度偏差θerrや無端ベルト20の位置偏差Perrを算出しても良い。
このように演算処理部9dにCPU91を用いた場合、パルス周期計測部7eでエンコーダ5や光学センサ24aから出力するパルス信号のエッジ周期データを発生するたびにCPU91に割り込み信号を発生させ、CPU91は割り込み信号が発生するたびにパルス周期計測部7eからエッジ周期データを取り込んでローラ1の角度偏差θerrや無端ベルト20の位置偏差Perrを算出すると良い。また、光学マーク28のピッチ誤差も補正する場合は、パルス周期計測部7eでCPU91に割り込み信号を発生させるとともに、エッジ時間差計測部25cからもCPU91に割り込み信号を発生させ、CPU91は割り込み信号が発生するたびにパルス周期計測部7eからエッジ周期データや差分データΔC、積算した差分データを取り込み、エッジ時間差計測部25cからエッジ時間差データや積算したエッジ時間差を取り込んでローラ1の角度偏差θerrや無端ベルト20の位置偏差Perrを算出しても良い。
このようにパルス周期計測部7eの割込み処理とエッジ時間差計測部25cの割込み処理によりCPU91でローラ1の角度偏差θerrや無端ベルト20の位置偏差Perrを演算処理する場合、パルス周期計測部7eの割込み処理とエッジ時間差計測部25cの割込み処理のタイミングは、例えば無端ベルト20の搬送速度によって変化するため、無端ベルト20の搬送速度が等速であればほぼ同じタイミングであるが、無端ベルト20の設定線速が変わるとタイミングも変化してしまう。CPU91による角度偏差θerrや無端ベルト20の位置偏差Perrの算出と駆動制御部10のモータ指令値の補正制御を含む制御処理は同一の周期で実行されるようにしないと見かけ上のゲインが変化してしまい、正しい制御ができなくなってしまう。これを防ぐためにパルス周期計測部7eの割込み処理とエッジ時間差計測部25cの割込み処理を、CPU91による角度偏差θerrや無端ベルト20の位置偏差Perrを算出と駆動制御部10のモータ指令値の補正制御を含む制御処理とは別のタイミングで処理にすることが望ましい。
このパルス周期計測部7eの割込み処理とエッジ時間差計測部25cの割込み処理とは別のタイミングでCPUによる演算処理を含む制御処理とを行う場合、図18の駆動制御装置3gのブロック図に示すように、パルス周期計測部7fとエッジ時間差計測部25dには割込み処理部77,254を有する。演算処理部9eにはCPU92を有する。このパルス周期計測部7fとエッジ時間差計測部25dの割込み処理を図19のフローチャートで説明する。
図19(a)は、パルス周期計測部7fの処理を示す。パルス周期計測部7fはダウンカウンタ74に光学センサ24aからのパルス信号が入力するたびにレジスタ75から差分データΔCを出力する(ステップS21)。この差分データΔCを積算部76で積算して割込み処理部77に出力する(ステップS22)。割込み処理部77は、過去に積算部76から送られてきた積算値を少なくとも1つ保持しており、保持している積算値と積算部76から送られてきた最新の積算値とを比較する(ステップS23)。割込み処理部77は、過去の積算値と最新の積算値との比較の結果、積算値に変動があった場合は(ステップS23のY)、割込み処理を開始してCPU92に差分データΔCの積算値を送る(ステップS24)。その後、ステップS25に進む。また、割込み処理部77は、過去の積算値と最新の積算値との比較の結果、積算値に変動がなかった場合は(ステップS23のN)、割込み処理を行わず、ステップ25に進む。この処理を光学センサ24aからパルス信号が入力するたびに繰り返す(ステップS25)。
図19(b)は、エッジ時間差計測部25dの処理を示す。エッジ時間差計測部25dはダウンカウンタ74に光学センサ24a,24bからのパルス信号が入力するたびにレジスタ252からエッジ時間差phを出力する(ステップS31)。積算部253は、エッジ時間差phを積算し、算出した積算値を割込み処理部254に出力する(ステップS32)。割込み処理部254は、過去に積算部253から送られてきたエッジ時間差phの積算値を少なくとも1つ保持しており、保持している積算値と積算部253から送られてきた最新の積算値とを比較する(ステップS33)。割込み処理部254は、過去の積算値と最新の積算値との比較の結果、積算値に変動があった場合は(ステップS33のY)、割込み処理を開始してCPU92にエッジ時間差phの積算値を送る(ステップS34)。その後、ステップS35に進む。また、割込み処理部254は、過去の積算値と最新の積算値との比較の結果、積算値に変動がなかった場合は(ステップS33のN)、割込み処理を行わず、ステップ35に進む。この処理を光学センサ24a,24bからパルス信号が入力するたびに繰り返す(ステップS35)。
次に、CPU92による演算処理を含む制御処理を図20のフローチャートを参照して説明する。
駆動制御部10はあらかじめ設定された速度指令値で無端ベルト20の回転を開始する(ステップS41)。無端ベルト20が回転するとCPU91はパルス周期計測部7fから割込みがあるかどうかを確認する(ステップS42)。割込みがない場合は(ステップS42のN)、位置偏差Perrの算出処理を行わずに、ステップS47に進む。また、パルス周期計測部7fから割込みがある場合(ステップS42のY)、エッジ時間差計測部25dから割込みがあるかどうかを確認する(ステップS43)。エッジ時間差計測部25dから割込みがない場合は(ステップS43のN)、ステップS44に進み、エッジ時間間隔の差分データにより位置偏差Perrを算出して駆動制御部10に送る(ステップS44)。エッジ時間差計測部25dから割込みがあった場合には(ステップS43のY)、ステップS45に進み、エッジ時間間隔の差分データとエッジ時間差に基づいて位置偏差Perrを算出して駆動制御部10に送る(ステップS45)。駆動制御部10は、制御データ記憶部8aから速度指令値を読み出し、読み出した速度指令値を送られた位置偏差Perrにより補正する(ステップS46)。そして駆動制御部10は補正した速度指令値に基づいて速度制御を行う(ステップS47)。このとき、ステップS46で速度指令値が補正された場合、CPU92は補正した速度指令値を制御データ記憶部8aに記憶する。この処理を無端ベルト20の回転が停止するまで繰り返す(ステップS48)。
前記説明ではパルス周期計測部7とエッジ時間差計測部25に周期カウンタ70や周期タイマー71やダウンカウンタ74を使用した場合について説明したが、ソフトウエアのタイマーを使用しても良い。
また、前記説明では原稿の画像を複写する画像形成装置について説明したが、各種ローラは搬送ベルト等を有するカラープリンタやファクシミリ装置等にも同様に適用することができる。
この発明の画像形成装置の構成図である。 画像形成装置の転写装置の構成図である。 回転部材を駆動する駆動制御装置の構成を示すブロック図である。 エンコーダの出力信号とクロックパルスの波形図である。 駆動制御装置の制御処理を示すフローチャートである。 無端ベルトを駆動する駆動制御装置の構成を示すブロック図である。 無端ベルトを駆動する第2の駆動制御装置の構成を示すブロック図である。 無端ベルトの光学マークと光学センサを示す配置図である。 2つの光学センサから出力するパルス信号の時間差を示す波形図である。 無端ベルトを駆動する第2の駆動制御装置の制御処理を示すフローチャートである。 無端ベルトを駆動する第3の駆動制御装置の構成を示すブロック図である。 第3の駆動制御装置のパルス周期計測部の動作を示す波形図である。 無端ベルトを駆動する第4の駆動制御装置の構成を示すブロック図である。 無端ベルトを駆動する第5の駆動制御装置の構成を示すブロック図である。 第5の駆動制御装置のパルス周期計測部に有するダウンカウンタの動作説明図である。 無端ベルトを駆動する第6の駆動制御装置の構成を示すブロック図である。 無端ベルトを駆動する第7の駆動制御装置の構成を示すブロック図である。 無端ベルトを駆動する第8の駆動制御装置の構成を示すブロック図である。 パルス周期計測部とエッジ時間差計測部の割込み処理を示すフローチャートである。 CPUによる演算処理を含む制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100;画像形成装置本体、1;ローラ、2;駆動モータ、3;駆動制御装置、
5;エンコーダ、6;クロックパルス発生部、7;パルス周期計測部、
8;制御データ記憶部、9;演算処理部、10;駆動制御部、
11;周期偏差演算部、12;積算部、13;角度偏差演算部、20;無端ベルト、
21;駆動ローラ、22,23;従動ローラ、24;光学センサ、
25;エッジ時間差計測部、26;時間偏差補正部、27;位置偏差演算部、
28;光学マーク、 70;周期カウンタ、71;周期タイマー、
72;セレクタ、73;エッジカウンタ、74;ダウンカウンタ、75;レジスタ、
76;積算部、91;CPU。

Claims (16)

  1. 回転部材に回転駆動力を伝達する駆動手段と、
    前記駆動手段により回転している回転部材の回転角度又は回転位置に応じてパルス信号を出力する計測手段と、
    前記計測手段から出力するパルス信号の立ち上がり又は立ち下がりのいずれかのエッジ周期を計測するパルス周期計測手段と、
    前記パルス周期計測手段で計測したパルス周期と前記回転部材の目標速度に対応したパルス周期である目標周期との差により前記回転部材の角度偏差又は位置偏差を算出する演算処理手段と、
    前記演算処理手段で算出した前記回転部材の角度偏差又は位置偏差により前記駆動手段の駆動をフィードバック制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする回転部材の駆動制御装置。
  2. ドラム状の回転部材に回転駆動力を伝達する駆動手段と、
    前記駆動手段により回転しているドラム状の回転部材の回転角度に応じてパルス信号を出力する計測手段と、
    前記計測手段から出力するパルス信号の立ち上がり又は立ち下がりのいずれかのエッジ周期を計測するパルス周期計測手段と、
    前記パルス周期計測手段で計測したパルス周期と前記ドラム状の回転部材の目標角速度に対応したパルス周期である目標周期との差により前記ドラム状の回転部材の角度偏差を算出する演算処理手段と、
    前記演算処理手段で算出した前記ドラム状の回転部材の角度偏差により前記駆動手段の駆動をフィードバック制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする回転部材の駆動制御装置。
  3. 前記パルス周期計測手段は高速なクロックパルスにより前記計測手段から出力するパルス信号のエッジ周期を計測する周期カウンタを有し、前記演算処理手段は前記周期カウンタで計測したパルス周期と目標角速度に対応したパルス周期との差の累積値と、目標角速度と前記クロックパルスのクロック周波数の比とにより前記ドラム状の回転部材の角度偏差を算出する請求項2記載の回転部材の駆動制御装置。
  4. 前記パルス周期計測手段の周期カウンタは目標角速度に対応した目標カウント値がプリセットされたダウンカウンタにより構成され、前記演算処理手段は前記ダウンカウンタからの出力値の累積値と、目標角速度と前記クロックパルスのクロック周波数の比とにより前記ドラム状の回転部材の角度偏差を算出する請求項3記載の回転部材の駆動制御装置。
  5. 前記パルス周期計測手段に前記ダウンカウンタの出力値を積算して記憶する積算手段を有する請求項4記載の回転部材の駆動制御装置。
  6. ベルト状の回転部材に回転駆動力を伝達する駆動手段と、
    前記駆動手段により回転しているベルト状の回転部材の回転位置に応じてパルス信号を出力する計測手段と、
    前記計測手段から出力するパルス信号の立ち上がり又は立ち下がりのいずれかのエッジ周期を計測するパルス周期計測手段と、
    前記パルス周期計測手段で計測したパルス周期と前記ベルト状回転部材の目標速度に対応したパルス周期である目標周期との差により前記ベルト状の回転部材の位置偏差を算出する演算処理手段と、
    前記演算処理手段で算出した前記ベルト状の回転部材の位置偏差により前記駆動手段の駆動をフィードバック制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする回転部材の駆動制御装置。
  7. 前記パルス周期計測手段は高速なクロックパルスにより前記計測手段から出力するパルス信号のエッジ周期を計測する周期カウンタを有し、前記演算処理手段は前記周期カウンタで計測したパルス周期と目標速度に対応したパルス周期との差の累積値と、目標速度と前記クロックパルスのクロック周波数の比とにより前記ベルト状の回転部材の位置偏差を算出する請求項6記載の回転部材の駆動制御装置。
  8. 前記パルス周期計測手段の周期カウンタは目標速度に対応した目標カウント値がプリセットされたダウンカウンタにより構成され、前記演算処理出手段は前記ダウンカウンタからの出力の累積値と、目標速度と前記クロックパルスのクロック周波数の比とにより前記ベルト状の回転部材の位置偏差を算出する請求項7記載の回転部材の駆動制御装置。
  9. 前記パルス周期計測手段に前記ダウンカウンタの出力値を積算して記憶する積算手段を有する請求項8記載の回転部材の駆動制御装置。
  10. 前記計測手段は前記ベルト状の回転部材の移動方向に沿って一定間隔をおいて配置された少なくとも2個の光学センサを有し、前記少なくとも2個の光学センサにより前記ベルト状の回転部材の表面に一定周期で設けられた光学マークを検出して少なくとも2つのパルス信号を出力し、
    前記2個の光学センサからそれぞれ出力する2つのパルス信号のエッジ間隔をエッジ間隔計測手段で計測し、
    前記演算処理手段は前記エッジ間隔計測手段から出力する2つのパルス信号のエッジ間隔から前記光学マークのピッチ誤差と、前記2個の光学センサの間隔と光学マークの基準ピッチとで定められる定数との比とにより前記ベルト状の回転部材の位置偏差を補正する請求項6乃至9のいずれかに記載の回転体の駆動制御装置。
  11. 前記演算処理手段は前記計測手段の少なくとも2個の光学センサのなかで前記ベルト状の回転部材の移動方向の上流側の光学センサから出力するパルス周期が不連続になることを検知して前記光学マークの不連続位置を検出して前記位置偏差の算出処理を中断し、
    前記光学マークの不連続部分が、下流側の前記光学センサを通過するタイミングで前記光学マークの不連続部分を検出していない光学センサから出力するパルス信号に基づいて位置偏差を算出する請求項6乃至10のいずれかに記載の回転部材の駆動制御装置。
  12. 前記演算処理手段は前記パルス周期計測手段で計測したパルス周期と前記回転部材の目標速度に対応したパルス周期である目標周期との差により前記回転部材の角度偏差又は位置偏差を演算するCPUで構成され、
    前記パルス周期計測手段は前記計測手段から出力するパルス信号のエッジ周期が変動するたびに割込み信号を発生し、
    前記CPUは前記パルス周期計測手段で割込み信号が発生するたびに前記回転部材の角度偏差又は位置偏差を演算する請求項1乃至11のいずれかに記載の回転部材の駆動制御装置。
  13. 駆動手段により回転している回転部材の回転角度又は回転位置に応じたパルス信号を検出する工程と、
    検出したパルス信号の立ち上がり又は立ち下がりのいずれかのエッジ周期を計測する工程と、
    計測手段で計測したパルス周期と前記回転部材の目標速度に対応したパルス周期である目標周期との差により前記回転部材の角度偏差又は位置偏差を算出する工程と、
    算出した前記回転部材の角度偏差又は位置偏差により前記駆動手段の駆動をフィードバック制御する工程と、
    を有することを特徴とする回転部材の駆動制御方法。
  14. 駆動手段により回転しているドラム状の回転部材の回転角度に応じたパルス信号を検出する工程と、
    検出したパルス信号の立ち上がり又は立ち下がりのいずれかのエッジ周期を計測する工程と、
    計測したパルス周期と前記ドラム状の回転部材の目標角速度に対応したパルス周期である目標周期との差により前記ドラム状の回転部材の角度偏差を算出する工程と、
    算出した前記ドラム状の回転部材の角度偏差により前記駆動手段の駆動をフィードバック制御する工程と、
    を有することを特徴とする回転部材の駆動制御方法。
  15. 駆動手段により回転しているベルト状の回転部材の回転位置に応じたパルス信号を検出する工程と、
    計測したパルス信号の立ち上がり又は立ち下がりのいずれかのエッジ周期を計測する工程と、
    計測したパルス周期と前記ベルト状回転部材の目標速度に対応したパルス周期である目標周期との差により前記ベルト状の回転部材の位置偏差を算出する工程と、
    算出した前記ベルト状の回転部材の位置偏差により前記駆動手段の駆動をフィードバック制御する工程と、
    を有することを特徴とする回転部材の駆動制御方法。
  16. 請求項1乃至12のいずれかに記載の回転部材の駆動制御装置により各種回転機構部を駆動制御することを特徴とする画像形成装置。
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