JP2006126580A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006126580A
JP2006126580A JP2004315880A JP2004315880A JP2006126580A JP 2006126580 A JP2006126580 A JP 2006126580A JP 2004315880 A JP2004315880 A JP 2004315880A JP 2004315880 A JP2004315880 A JP 2004315880A JP 2006126580 A JP2006126580 A JP 2006126580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed
roller
forming apparatus
image forming
intermediate transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004315880A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4503417B2 (ja
Inventor
Shiyouji Okabe
将二 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2004315880A priority Critical patent/JP4503417B2/ja
Priority to CNB2005101184215A priority patent/CN100456172C/zh
Publication of JP2006126580A publication Critical patent/JP2006126580A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4503417B2 publication Critical patent/JP4503417B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 ベルト状の像担持体が張設されているローラの回転をフィードバック制御する際に、ローラの回転の立ち上がり直後において目標速度に速やかに収束させて、ファーストプリントの実行を遅らせることなく、トナー画像の色ずれを防止する。
【解決手段】 制御装置3は、回転センサの出力から従動ローラ16の角速度を求めて中間転写ベルト12の搬送速度を求める。そして、この求めた速度に基づいて中間転写ベルト12の搬送速度が一定になるようにモータ4をフィードバック制御する。フィードバック制御に用いるフィードバック制御係数は、従動ローラ16の回転の立ち上がり直後の時点から一定期間経過時点までと、この一定期間経過後とで異なるものを用いる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関する。
複数の感光体ドラムにそれぞれ異なる色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)のトナー画像を形成し、この各色のトナー画像を、各感光体ドラムを移動する像担持体である中間転写ベルト上に順次重ね合わせて転写してカラー画像を形成する画像形成装置については、例えば、特許文献1,2に開示されている。
特許文献1には、外力による中間転写ベルトの衝撃的な振動を抑えて中間転写ベルトの安定した走行を可能にしようとする技術が開示されている。
特許文献2には、中間転写ベルトの駆動系において、必要な制御ゲインを確保し、外乱に強いベルト駆動装置を提供する技術について開示されている。
特開平10−268595号公報 特開2004−109744公報
前述のような中間転写ベルトを備える画像形成装置においては、中間転写ベルトを駆動する駆動ローラの偏芯による回転むら、駆動ローラの膨張、用紙などの記録媒体の搬送時における中間転写ベルトへの負荷、感光体ドラムの1次転写バイアスにおける中間転写ベルトへの負荷等、中間転写ベルトの搬送速度変動が、中間転写ベルトに各色のトナー画像を重畳させる時に複数色のトナー像の形成位置が互いにずれてしまい、色ずれなどの不具合が発生する。
そこで、中間転写ベルトの速度変動を減少させる幾つかの方法が取られている。その一つとして、中間転写ベルトの従動ローラに角速度検知用のロータリエンコーダと呼ばれる放射状に多数のスリット孔を設けた円盤形のディスクと、このディスクを間に挟んで互いに対向する透過型のフォトインタラプタを備えた装置を取り付けて、ロータリエンコーダから生成されるパルス信号のパルス時間を検出し、その検出値に基づいて中間転写ベルトの搬送速度を割り出し、駆動ローラの回転をフィードバック制御する方式が提案されている。
しかしながら、ロータリエンコーダが取り付けられている従動ローラ径の現実のサイズが基準とすべき径と大きく異なる場合に、あるいは環境温度により駆動ローラ径が大きく膨張している場合に、駆動ローラの回転の立ち上がり直後の時点で目標速度と大きくかけ離れ、フォードバック制御係数によっては振動しながら徐々に目標速度に収束することになる。この時、収束するのにある程度の時間を費やしてしまうため、その時間内、つまりは振動して収束する前に一次転写が始まり、色ずれを生じてしまう不具合がある。
これを避けるために、一次転写タイミングを遅らせる方法も考えられるが、その場合はファーストプリントが遅れてしまう不具合がある。
本発明の目的は、ベルト状の像担持体が張設されているローラの回転をフィードバック制御する際に、ローラの回転の立ち上がり直後において目標速度に速やかに収束させて、ファーストプリントの実行を遅らせることなく、トナー画像の色ずれを防止することである。
本発明は、複数の感光体にそれぞれ異なる色のトナー画像を形成し、この各色のトナー画像を前記各感光体を移動する像担持体上に順次重ね合わせて転写してカラー画像を形成する画像形成装置において、前記像担持体は、複数のローラに張設されて回転する無端状のベルトであり、前記ローラを回転させて前記像担持体を搬送するモータと、前記ローラの回転角度を検出する回転センサと、この回転センサの出力から前記検出の対象となるローラの角速度を求めて前記像担持体の搬送速度を求める手段と、この求めた速度に基づいて前記搬送速度が一定になるように前記モータをフィードバック制御する手段と、前記ローラの回転の立ち上がり直後の時点から一定期間経過時点までと前記一定期間経過後とで前記フィードバック制御に用いるフィードバック制御係数を変える手段と、を備えていることを特徴とする画像形成装置である。
本発明によれば、ローラの回転が目標速度に収束したと考えられる一定期間経過後に用いるフィードバック制御係数とは別に、ローラの回転が目標速度に収束しうるフィードバック制御係数をローラの回転の立ち上がり直後の時点から一定期間経過時点まで用いることができるので、ローラの回転の立ち上がり直後に目標速度に速やかに収束することができる。
発明を実施するための最良の一形態について説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置の概略構成を示す説明図である。
この画像形成装置101は、複数、この例で4つの画像形成部51Y,51C,51M,51Kを備えている。各画像形成部51Y,51C,51M,51Kは、それぞれ異なる色(Y(イエロー),C(シアン),M(マゼンタ),K(ブラック))のトナーで電子写真方式により画像を形成する。すなわち、各画像形成部51Y,51C,51M,51Kは、4つの像担持体である感光体ドラム10Y,10C,10M,10K、その各感光体ドラム10Y,10C,10M,10K上に形成した潜像を互いに異なる色のトナー像にそれぞれ現像する複数の現像ユニット11Y,11C,11M,11Kなど、電子写真プロセスを実現する周知構成の各装置を備えている。
中間転写ベルト12は、各感光体ドラム10Y,10C,10M,10Kを移動し、この中間転写ベルト12には、各感光体ドラム10Y,10C,10M,10K上の異なる色のトナー像がそれぞれ重ね合わせて一次転写される。この一次転写は、感光体ドラム10Y,10C,10M,10Kの回りにそれぞれ配置され、一次転写装置を構成する一次転写ローラ13Y,13C,13M,13Kによって行われる。この中間転写ベルト12は無端ベルト状の像担持体であり、この例では、中間転写ベルト12の下部側に中間転写ベルト12の回転方向に沿って(矢印A方向)、Y,C,M,Kの各色用の4個の感光体ドラム10Y,10C,10M,10Kを並列にそれぞれ配置している。
露光装置7は、感光体ドラム10Y,10C,10M,10Kの図示しない帯電装置により帯電された帯電面にY,C,M,Kの各色に対応した光を照射して、潜像をそれぞれ形成する。
各一次転写ローラ13Y,13C,13M,13Kは、それぞれ感光体ドラム10Y,10C,10M,10Kに対向配置されている。各一次転写ローラ13Y,13C,13M,13Kと感光体ドラム10Y,10C,10M,10Kとの間には、中間転写ベルト12が挟まれた状態で感光体ドラム10Y,10C,10M,10Kは回動する。
中間転写ベルト12は、支持ローラとなる駆動ローラ14と、テンションローラ15と、従動ローラ16とに張設支持されており、駆動ローラ14が駆動モータ4により減速ギア5を介して回転されて矢印A方向に回動する。
駆動ローラ14と中間転写ベルト12を挟んで対向する位置には、二次転写ローラ17が配設されている。
画像形成装置101は、プリント動作が開始されると、各感光体ドラム10Y,10C,10M,10Kが図1で時計回り方向にそれぞれ回転を開始し、その表面が図示しない帯電装置により一様に帯電され、その各帯電面に露光装置7よりY,C,M,Kの各色の画像に対応した露光光が照射されて、潜像がそれぞれ形成される。その各潜像は、各現像ユニット11Y,11C,11M,11Kにより現像されて、Y,C,M,Kの各色のトナー像となる。その各色のトナー像は、矢印A方向に回動している中間転写ベルト12に、各一次転写ローラ13により正確に重ね合わせ状態に転写され、これにより中間転写ベルト12にはフルカラーの合成カラー画像(トナー像)が形成される。
一方、感光体ドラム10の下方に配設されている給紙ユニット6から記録媒体である転写紙Pが所定のタイミングで給紙され、これが駆動ローラ14と二次転写ローラ17との間に送り込まれると、中間転写ベルト12に担持されている合成カラー画像が二次転写ローラ25により転写紙Pに一括して二次転写される。そして、この転写紙P上のトナー像が定着ユニット8により定着され、図示しない排紙トレイ上に排出される。
また、中間転写ベルト12の表面に連れ回りして従動回転する従動ローラ16には、一定の距離を置いて光センサ18が配設されており、スロット19a(図2参照)が複数個設けられ従動ローラ16の周回りに取り付けられた回転ディスク19に対して測定光を発光し、その反射光/透過光を受光してパルス状の検出信号を出力する。光センサ18の発光素子は、回転ディスク19のスロット19aを通して受光素子を動作し、電圧比較器によりパルス信号を生成する。光センサ18、回転ディスク19により、従動ローラ16の回転角度を検出する回転センサ52を構成する。回転センサ52の概念図は、図2に示す。
図1に戻り、制御装置3は、そのパルス信号の変化点から変化点の時間を計測して、その時間から従動ローラ16の角速度、つまりは中間転写ベルト12の搬送速度を検出し、その中間転写ベルト12の搬送速度が一定になるようにフィードバック制御する。
光センサ18は、中間転写ベルト12の搬送速度を決めている駆動ローラ14により近い従動ローラ16に配設し、より実速度に近い搬送速度を検出するようにしている。駆動ローラ14の外周は、従動ローラ16の外周の偶数倍となっている。以後、ここでは“駆動ローラ14の外周:従動ローラ16の外周=2:1”である例で説明する。また、従動ローラ16の周回りに形成されているスロット19aは、1周期に渡って概ね等間隔に形成されている。また、駆動ローラ14の外周と各色の画像形成部51Y,51C,51M,51K内の感光体ドラム10Y,10C,10M,10Kの一次転写接点間の間隔は同じ距離とするため、駆動ローラ14の偏芯分は中間転写ベルト12の各色を重畳する時に色ずれは発生しない機械構成になっている。
図3は、制御装置3の一構成例を示す電気的な接続のブロック図である。
制御装置3は、従動ローラ16が1回転する毎に、この例では8パルスのパルス信号を発生し、このパルス信号の立ち上がりから立ち上がり又は立ち下がりから立ち下がりの間の移動時間を、クロック31から発生するクロックパルスをカウントすることにより計測するカウンタ部30を備えている。
クロック31は、一定時間間隔の周期的なクッロクパルスを、例えば、数百KHz〜数MHzのといった高い周波数を発生させるもので、水晶発振器等で構成される。
また、制御装置3は、カウンタ部30が計測する前述の移動時間のカウント値を記憶するRAM33と共に移動速度(角速度)を求め、目標速度との差分を求めて一定速度となるような速度補正量を求める演算部32と、その速度補正量に基づいてモータドライバ35に現速度より変化させたモータ駆動クロックを出力するモータ駆動部34とを備えている。モータドライバ35は、モータ駆動クロックによりモータ4を駆動する。
また、RAM33には、速度補正量を求める際に必要となるフィードバック係数(ここではPID係数)を、環境温度(図示しない所定の温度センサを画像形成装置101に設けて検出することができる)が30℃以下である場合、30℃を超える場合の条件毎に、フィードバック制御の時点又はその制御開始から一定期間経過した時点以降ごとに記憶する(図3(b))。さらに、搬送速度が標準速である場合、半速である場合の条件毎に、制御開始の一定期間の間隔(ここでは制御回数)も記憶されている(図3(c))。これらは、図示しない画像形成装置101内のROMから読み込んで、RAM33に記憶する。
図4は、カウンタ部30の一動作を示すタイミングチャートである。
図4に示すように、カウンタ部30より光センサ18からの検出信号の立ち下がりでカウントが開始されると、クッロク31からのカウントクロックの例えば立ち上がりでカウント値が次々とアップカウントされる。そして、次の検出信号の立ち下がりが発生すると、その時点のカウント値(図4ではE000h)が演算部32のレジスタに転送されると同時にカウント値がクリアされ、演算部32に対して割込を発生する。そして、さらに次のカウントが開始される。演算部32は、その割込をトリガに適宜そのレジスタからカウント値をリードし、後述する所定の演算処理を行う。検出信号の変化点間のカウント値は、従動ローラ16の角速度に応じて変化する。具体的には、従動ローラ16の角速度が速くなると、カウンタ値は小さくなり、逆に遅くなるとカウンタ値は大きくなる。
図5は、演算部32による駆動モータ4の制御例を示すフローチャートである。
まず、プリント動作等において駆動モータ4の回転の立ち上げが開始され(S10)、駆動モータ4が定常速に安定すると、カウンタ部30の前段のクロック31のカウントクロックによるカウント値をゼロにクリアし、カウンタ部30からの割込許可と共にカウント開始をONに設定する(S11)。
次に、駆動モータ4の立ち上げ直後の最初のステップか否かを判断し、最初の割込におけるカウント値は、カウント動作ONと検出信号の変化が同期してなく正確な値ではないので、1回目の割込における制御を無視する(S12)。そして、割込カウント数をクリアする(n=0)(S13)。カウント部30からの割込を待ち、割込が発生すると(S14のY)、割込カウントをn=n+1にインクリメントする(S15)。そして、カウント部30からレジスタに転送されたn番目におけるカウンタ値:Tcをリードし(S16)、S16でリードしたTcから角速度:Vp[mm/s]を算出する(S17)。この算出の一方法は以下のとおりである。
まず、カウントクロックの最小カウント時間(サンプリング時間)をΔt[ms]とすると、Tcにおけるカウント時間:T[ms]は、
[ms]=Tc×Δt (n=1,2,3,…)
により求められる。
“従動ローラ16の径+中間転写ベルト厚膜”をr[mm]とすると、従動ローラ16の角速度:Vp[mm/s]は、
Vp[mm/s]=r×π/8×T×1000 (n=1,2,3,…)
により求められる。
次に、ノイズ等による誤りカウントを排除する(S18)。誤りカウントの場合は(S18のN)S13に戻り初めからやり直す。ここでは、その判断を、基準速度をVs[mm/s]として±1%の範囲としている。誤りカウントでない場合は(S18のY)、環境温度(30℃未満か30℃より大きいかの判断)を判断する(S19)。
この後、30℃以下の場合、30℃より大きい場合のいずれも、フィードバック制御開始時点、フィードバック制御開始時点から一定期間経過時点以降のいずれであるかを判断する(S20,S21)。この一定期間は、予めRAM33(図3(c)参照)に記憶されている。これは、中間転写ベルト12の搬送速度(標準速/半速)の条件毎に定められ、ここでは標準速で制御開始からn=8回まで、半速で制御開始からn=4回までの期間である。
次に、それぞれの条件毎に、S22〜S25において操作速度V1〜V4[mm/s]を算出する。算出の一方法は以下のとおりである。
まず、基準速度Vs[mm/s]との差分値(偏差)Ve[mm/s]を求める。すなわち、
Ve[mm/s]=Vs−Vp1 (n=1,2,3,…)
である。
一方、その差分値に対するVei[mm/s]を求める。すなわち、
Vei[mm/s]=Ve+Ven−1 (n=1,2,3,…)
である。
求めた差分値(偏差)Ve,積分速度Veiは、RAM33に記憶する。以上より、操作速度V1[mm/s]は、
V1[mm/s]
=Kp×Ve+Ki×Vei+Kd×(Ve−Ven−1)+Vs
(但し、Kp:比例係数、Ki:積分係数、Kd:微分係数、n=1,2,3,…)
により求められる。比例係数Kp,積分係数Ki,微分係数Kdは、予めRAM33(図3(b)を参照)に記憶されており、環境温度(30℃以下か30℃より高いか)と制御前述の一定期間の経過時点以前か以降かで、それぞれ異なる係数が設定できるようになる。ここでは、Kp=PA,Ki=IA,Kd=DAとなる。操作速度V2〜V4はV1でフィードフォワード係数(Kp,Ki,Kd)が異なるだけで、その算出法は同じである。
次に、S22〜S25にて求めた操作速度に従い、モータ駆動部34に対して現速度より変化させたモータ駆動クロックを出力するようにモータ駆動部34に対して指令を出し、中間転写ベルト12の速度制御を行う(S26)。プリント動作等が終了か判断し駆動モータ4の停止と判断されると(S27のY)、駆動モータ4を立ち下げて(S28)、一連の処理は終了する。
このように、図2に示すような回転センサが取り付けられている従動ローラ16の径が基準とした値と大きく異なる場合に、あるいは、環境温度により駆動ローラ14の径が大きく膨張している場合に、駆動ローラ14の回転の立ち上がり直後で目標速度と大きくかけ離れるが、回転の立ち上がりから一定期間は目標速度とかけ離れた速度をいち早く目標に近付けるようなフィードバック係数を選び、さらに一定期間以降は、駆動ローラ14の偏芯による回転むら、駆動ローラ14の膨張、記録媒体Pの搬送時における中間転写ベルトへ12の負荷、感光体ドラム10Y,10C,10M,10Kの1次転写バイアスにおける中間転写ベルト12への負荷等、それに連れ添う中間転写ベルト12の搬送速度変動をより軽減し、一定速度になるようなフィードバック係数にすることができる。
図6(a)は、このような駆動ローラ14の回転の立ち上がり直後で目標速度と大きくかけ離れた場合で、従来の中間転写ベルト12の速度変動推移を示した波形図であり、図6(b)は本実施形態の中間転写ベルト12の速度変動推移を示した波形図である。
なお、使用するフィードバック制御係数は、従動ローラ16の回転の立ち上がり直後の時点から一定期間経過時点までに用いるもの、この一定期間経過後に用いるものとも可変とすることができる。
また、フィードバック制御係数は、前述の環境温度以外にも様々の条件毎に異なる値を設定してよい。
さらに、フィードバック制御係数を分ける前述の一定期間は可変とし、また、前述の環境温度以外にも様々の条件毎に設定されるようにしてよい。
本発明の一実施形態である画像形成装置の概略構成を示す説明図である。 回転センサの斜視図である。 制御装置の電気ブロック図(a)及び設定内容の説明図(b)(c)である。 各部の信号のタイミングチャートである。 制御装置が実行する制御内容のフローチャートである。 駆動ローラの回転の立ち上がり直後で目標速度と大きくかけ離れた場合で、従来の中間転写ベルトの速度変動推移を示した波形図(a)と、本実施形態の中間転写ベルトの速度変動推移を示した波形図(b)である。
符号の説明
4 モータ
10Y,10C,10M,10K 感光体
12 像担持体
14 ローラ
101 画像形成装置

Claims (5)

  1. 複数の感光体にそれぞれ異なる色のトナー画像を形成し、この各色のトナー画像を前記各感光体を移動する像担持体上に順次重ね合わせて転写してカラー画像を形成する画像形成装置において、
    前記像担持体は、複数のローラに張設されて回転する無端状のベルトであり、
    前記ローラを回転させて前記像担持体を搬送するモータと、
    前記ローラの回転角度を検出する回転センサと、
    この回転センサの出力から前記検出の対象となるローラの角速度を求めて前記像担持体の搬送速度を求める手段と、
    この求めた速度に基づいて前記搬送速度が一定になるように前記モータをフィードバック制御する手段と、
    前記ローラの回転の立ち上がり直後の時点から一定期間経過時点までと前記一定期間経過後とで前記フィードバック制御に用いるフィードバック制御係数を変える手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記フィードバック制御係数は、前記ローラの回転の立ち上がり直後の時点から一定期間経過時点までに用いるもの及び前記一定期間経過後に用いるものとも可変であること、を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記フィードバック制御係数は、所定の条件毎に異なる値が設定されていること、を特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記一定期間は可変であること、を特徴とする請求項1〜3のいずれかの一に記載の画像形成装置。
  5. 前記一定期間は所定の条件毎に設定されていること、を特徴とする請求項1〜4記載の画像形成装置。

JP2004315880A 2004-10-29 2004-10-29 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4503417B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004315880A JP4503417B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 画像形成装置
CNB2005101184215A CN100456172C (zh) 2004-10-29 2005-10-28 图像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004315880A JP4503417B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006126580A true JP2006126580A (ja) 2006-05-18
JP4503417B2 JP4503417B2 (ja) 2010-07-14

Family

ID=36721387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004315880A Expired - Fee Related JP4503417B2 (ja) 2004-10-29 2004-10-29 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4503417B2 (ja)
CN (1) CN100456172C (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010066446A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2010066449A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2010133990A (ja) * 2007-12-11 2010-06-17 Ricoh Co Ltd 回転部材の駆動制御装置と駆動制御方法及び画像形成装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101934649A (zh) * 2008-04-16 2011-01-05 株式会社东芝 带装置及带的自转向方法
JP5825267B2 (ja) * 2013-01-21 2015-12-02 コニカミノルタ株式会社 画像処理装置およびモーターの回転制御方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03173382A (ja) * 1989-11-30 1991-07-26 Mita Ind Co Ltd モータ制御装置
JPH07143784A (ja) * 1993-11-15 1995-06-02 Meidensha Corp 電動機の速度制御装置
JPH07242372A (ja) * 1994-03-03 1995-09-19 Toshiba Corp 油圧エレベータ速度制御装置
JPH0977390A (ja) * 1995-09-12 1997-03-25 Toshiba Corp 油圧エレベータ速度制御装置
JPH09138531A (ja) * 1995-11-14 1997-05-27 Mita Ind Co Ltd シート体処理装置用モータ制御装置
JPH11235069A (ja) * 1998-02-09 1999-08-27 Nec Corp 電動ブラインドの速度制御装置
JP2000023476A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Canon Inc 振動波モータの駆動制御方法、振動波モータの駆動制御装置、振動波モータを備えた装置及び画像形成装置
JP2003091128A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2003215942A (ja) * 2002-01-23 2003-07-30 Canon Inc 画像形成装置
JP2004021236A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2004021309A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Denso Corp Pid制御装置、プログラム及び記録媒体

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10268595A (ja) * 1997-03-26 1998-10-09 Fuji Xerox Co Ltd ベルト駆動装置および画像形成装置
US6420807B1 (en) * 1999-03-10 2002-07-16 Minolta Co., Ltd. Rotator driving device, image forming apparatus using the rotator driving device, and method of driving rotator
JP2004109744A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Ricoh Co Ltd ベルト駆動装置、画像形成装置及び複写機
JP4272565B2 (ja) * 2003-07-18 2009-06-03 株式会社リコー ベルト駆動制御装置及び画像形成装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03173382A (ja) * 1989-11-30 1991-07-26 Mita Ind Co Ltd モータ制御装置
JPH07143784A (ja) * 1993-11-15 1995-06-02 Meidensha Corp 電動機の速度制御装置
JPH07242372A (ja) * 1994-03-03 1995-09-19 Toshiba Corp 油圧エレベータ速度制御装置
JPH0977390A (ja) * 1995-09-12 1997-03-25 Toshiba Corp 油圧エレベータ速度制御装置
JPH09138531A (ja) * 1995-11-14 1997-05-27 Mita Ind Co Ltd シート体処理装置用モータ制御装置
JPH11235069A (ja) * 1998-02-09 1999-08-27 Nec Corp 電動ブラインドの速度制御装置
JP2000023476A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Canon Inc 振動波モータの駆動制御方法、振動波モータの駆動制御装置、振動波モータを備えた装置及び画像形成装置
JP2003091128A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2003215942A (ja) * 2002-01-23 2003-07-30 Canon Inc 画像形成装置
JP2004021309A (ja) * 2002-06-12 2004-01-22 Denso Corp Pid制御装置、プログラム及び記録媒体
JP2004021236A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010133990A (ja) * 2007-12-11 2010-06-17 Ricoh Co Ltd 回転部材の駆動制御装置と駆動制御方法及び画像形成装置
JP2010066446A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2010066449A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4503417B2 (ja) 2010-07-14
CN100456172C (zh) 2009-01-28
CN1766763A (zh) 2006-05-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5201520B2 (ja) 画像形成装置
JP5532382B2 (ja) 画像形成装置
JP4865283B2 (ja) 画像形成装置及び複数の像担持体の位相合わせ方法
JP2009036914A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP5549044B2 (ja) 駆動制御装置及び画像形成装置
JP2004109706A (ja) ベルト駆動装置・転写駆動システム・画像形成装置
JP2000298389A (ja) 画像形成装置
JP2004280058A (ja) ベルト駆動装置及び画像形成装置
US7581803B2 (en) Image forming apparatus, method and computer readable medium for executing predetermined error processes in response to a moveable member error
JP2003233233A (ja) カラー画像形成装置及び画質調整制御方法
JP2011048336A (ja) 画像形成装置、画像形成方法、及び画像形成プログラム
JP4263583B2 (ja) 画像形成装置
JP4503417B2 (ja) 画像形成装置
JP2000199988A (ja) 画像形成装置
JP2006201270A (ja) 画像形成装置
JP2010097199A (ja) ベルト駆動制御装置、ベルト駆動制御方法および画像形成装置
JP2001109353A (ja) 画像形成装置
JP2008276064A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2009020172A (ja) 画像形成装置
JPH11231754A (ja) 画像形成装置
JP2009058918A (ja) カラー画像形成装置
JP4667033B2 (ja) 搬送制御方法および画像形成装置
JP2008181018A (ja) 画像形成装置
JP2003263005A (ja) タンデム型カラー画像形成装置及びその像担持体間の距離の設定方法
JP4646213B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100409

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100421

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees