JP2006017975A - 移動体、画像形成装置及び移動体のマーク形成方法 - Google Patents

移動体、画像形成装置及び移動体のマーク形成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、移動体自体へのダメージがなく、鮮鋭性のマークを形成できる、移動体、画像形成装置及び移動体のマーク形成方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の移動体(30)は、移動体基層(31)上に、第1の層(32)、第2の層(33)、第3の層(34)を順に積層構造を成して構成している。そして、第1の層(32)は、第1の波長の光を遮断し、第1の波長と異なる第2の波長の光を吸収又は透過する。また、第2の層(33)は、第1の波長の光に対し吸収性を有し、第2の波長の光を反射する。更に、第3の層(34)は、第1の波長の光と第2の波長の光を透過する。
【選択図】 図1

Description

本発明は移動体、画像形成装置及び移動体のマーク形成方法に関し、詳細には複写機、プリンタ、FAXなどの画像形成装置における、感光体ベルト、中間転写ベルト、用紙搬送ベルト、感光体ドラム、転写ドラム等の画像形成用の移動体や回転体を備えた画像形成装置に関する。
はじめに、感光体ベルト、中間転写ベルト、用紙搬送ベルト、感光体ドラム、転写ドラム等の画像形成用の移動体や回転体を備えた画像形成装置の構成及び動作について図面を用いて以下に説明する。
図12は従来のカラー画像形成装置の構成を示す概略断面図である。同図に示す従来のカラー画像形成装置100は、記録媒体としての転写用の用紙2を搬送する搬送ベルト3に沿って、この搬送ベルト3の移動方向(図中の矢印Aの方向)の上流側から順に、複数個の画像形成ユニット1K、1M、1Y、1Cが配列された、所謂タンデム型のカラー画像形成装置である。そして、画像形成ユニット1Kが黒、画像形成ユニット1Mがマゼンタ、画像形成ユニット1Yがイエロー、画像形成ユニット1Cがシアンの各画像を形成するもので、各画像形成ユニットは形成する画像の色が異なるだけで、内部構成は各画像形成ユニットとも共通である。よって、以下の説明では、画像形成ユニット1Kについて具体的に説明することで、他の画像形成ユニットの構成についても説明したものとする。
図12において、搬送ベルト3は、無端状のエンドレスベルトで構成されている。この搬送ベルト3は、駆動回転させる駆動ローラ5と、従動回転させられる従動ローラ4とによって回転自在に張架されており、駆動ローラ5の回転により矢印の方向に回転する。搬送ベルト3の下方には、用紙2が収納された給紙トレイ6が配設されている。給紙トレイ6に収納された用紙2のうち、最上位置にある用紙2は、画像形成時に送り出されて静電吸着により搬送ベルト3の外周面に吸着される。この搬送ベルト3に吸着された用紙2は、搬送ベルト3の回転方向の最上流側に配置された画像形成ユニット1Kに搬送される。
この画像形成ユニット1Kは、像担持体としての感光体ドラム7Kと、この感光体ドラム7Kの周囲に配置された帯電器8K、露光器9K、現像器10K、感光体クリーナ11Kなどから構成されている。露光器9Kとしては、レーザースキャナが用いられ、レーザ光源からのレーザ光をポリゴンミラーで反射させ、fθレンズや偏向ミラー等を用いた光学系を介して露光光として出射するようにしている。画像形成に際し、感光体ドラム7Kの周面は、暗中にて帯電器8Kにより一様に帯電された後、露光器8Yからの黒画像に対応した露光光12K、本例ではレーザ光により露光され、静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器10Kにおいて黒トナーにより可視像化され、感光体ドラム7K上に黒のトナー像が形成される。この黒のトナー像は感光体ドラム7Kと搬送ベルト3上の用紙2とが接する位置で転写器13Kの働きにより用紙2上に転写され、用紙2上に単色(黒)の画像が形成される。転写を終えた感光体ドラム7Kは感光体ドラム7Kの周面に残留した不要なトナーが感光体クリーナ11Kにより除去され、次の画像形成に備えられる。
このようにして、画像形成ユニット1Kで単色(黒)を転写された用紙2は、搬送ベルト3によって次の画像形成ユニット1Mに搬送される。画像形成ユニット1Mでは、画像形成ユニット1Kにおけると同様のプロセスにより感光体ドラム7M上に形成されたマゼンタのトナー像が用紙2上の黒のトナー像に重ね合わせて転写される。この黒のトナー像及びマゼンタのトナー像が転写された用紙2は、さらに次の画像形成ユニット1Yに搬送され、同様にして感光体ドラム7Y上に形成されたイエローのトナー像が用紙2上に既に形成されている黒及びマゼンタのトナー像に重ね合わせて転写される。同様にしてさらに、次の画像形成ユニット1Cでは、シアンのトナー像が重ね転写されて、フルカラーのカラー画像が得られる。このようにしてフルカラーの重ね合わせの画像が形成された用紙2は、画像形成ユニット1Cを通過した後、搬送ベルト3から剥離されて定着器14にて定着された後、排紙される。
以上、感光体から用紙にトナー像を直接転写する、いわゆる直接転写方式について説明したが、直接紙に転写するのではなく、一旦中間転写体、例えば中間転写ベルトにフルカラー画像を形成した後に、用紙に転写する中間転写方式もある。中間転写方式ではカラー画像を形成する媒体が常に同じで紙のように厚さや吸湿具合の変化が無いことから安定な画像が得られる。
しかし、従来のカラー画像形成装置では、感光体軸間距離の誤差、感光体平行度誤差、偏向ミラーの設置誤差、感光体ドラムヘの露光光の書き込みタイミング誤差、感光体ドラムの線速度の変動等により、本来重ならなければならない位置に画像が重ならず、色間で位置ずれが生ずるという問題が発生する。この位置ずれの成分としては、主に、各色の走査線の傾きの不揃いによるスキュー(斜めずれ)主走査方向と直交する副走査方向、つまり搬送ベルト3による用紙2の搬送方向で各画像位置がずれる副走査レジストずれ、副走査ピッチむら主走査方向での書き出し位置或いは書き終わりの位置がずれる主走査レジストずれ色同士で走査線の長さが異なる倍率ずれ、などがある。
このように、図12に示すような従来のカラー画像形成装置に使われるベルト搬送装置の速度変動による位置決め誤差はベルトの厚み変動、ローラの偏心、駆動モータの速度ムラにより図13のように複数の周波数成分を持った波形となる。位置変動中に形成された画像を重ね合わせた出力画像は図14に示すように各色の位置が合わず、出力画像も同様に位置の合わない画像が出力され、色ずれ、色変わりなどの画質劣化の原因となっている。
そこで、従来より、移動体や回転体の回転移動部の移動速度変動による画像の位置誤差を高精度に制御するために、転写ベルト、用紙搬送ベルト等の無端ベルト状の移動体の駆動ローラの回転軸や、感光体ドラム等の円筒部材の回転軸に、ロータリーエンコーダを直結し、このエンコーダで検出された回転体の回転角速度に基づいて、回転体の駆動手段である駆動モータの回転角速度を制御する画像形成装置が知られている。例えば、特許文献1に記載されている画像形成装置は、回転体の回転角速度を制御することにより、回転体の回転移動部の移動量(移動位置)を間接的に制御するものである。また、特許文献2や特許文献3などは無端状ベルトの駆動装置の斜視図である図15に示すようにベルト20の表面にマーク21を形成し、そのマーク21をセンサ22で検出して得られたパルス間隔からベルト表面速度を算出して制御にフィードバックする手法の一例が開示されている。この方法によれば、ベルト表面の挙動を直接観測できるため、移動量を直接制御することができる。
特開平6−175427号公報 特開平6−263281号公報 特開平9−114348号公報 特開2004−99248号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3のいずれにもベルト上に形成されるマークの作成方法について具体的な記載が無く、実際に使用する際に生じる課題がクリアになっていない。マークの形成例としてベルトに穴をあけて、このマーク穴を透過型のセンサで検出するという例がある。ところが、ベルトに穴をあけてしまうと、その部分の引っ張り強度が極端に低下してマーク穴部分の伸縮が他の部分と比較して大きく、正確にベルト搬送状態を把握できないばかりか、その部分に応力が集中することによる亀裂が発生したり、マーク穴部分からベルト自体が破損するなどの危険がある。また、このマーク穴や金属反射膜による反射マークを用いた場合には、高電界にさらされる感光体や中間転写ベルトにおいて漏れ電流が生じてしまい、転写プロセスに悪影響を与え、更には機械の故障の原因ともなり得る。そこで、これらの課題を解決する提案として上記特許文献4によれば、無端ベルト搬送装置においてマークの表面保護層を設け、マークがローラ、クリーニングブレードなどと接触することにより損傷することを防ぎ、マークを形成したことによる強度低下を補償すると共に、金属反射膜によるマークを用いる場合にも転写バイアスなどの高電圧の漏れ電流が発生することを防止する。また、マーク保護層を形成する際にマーク間ピッチに誤差が生じることを防ぐ。しかし、上記特許文献4において、保護層付きの反射スリットパターンを形成する際に、保護層を後付けしなくて良いように保護層越しにレーザ加工する際の課題として、レーザ加工時の熱により金属膜の下の粘着剤がダメージを受けたり、粘着剤が加工用レーザの波長で透過率が高いと基材のベルトが損傷してしまうなどの問題が生じていた。
本発明はこれらの問題点を解決するためのものであり、移動体自体へのダメージがなく、鮮鋭性のマークを形成できる、移動体、画像形成装置及び移動体のマーク形成方法を提供することを目的とする。
前記問題点を解決するために、本発明の移動体は、移動体基層上に、第1の層、第2の層、第3の層を順に積層構造を成して構成している。そして、第1の層は、第1の波長の光を遮断し、第1の波長と異なる第2の波長の光を吸収又は透過する。また、第2の層は、第1の波長の光に対し吸収性を有し、第2の波長の光を反射する。更に、第3の層は、第1の波長の光と第2の波長の光を透過する。よって、このような積層構造の移動体に対して第1の波長の光を照射することによって第2の層に第2の波長の光に対する反射率が異なる鮮鋭性のマークを、移動体基層にダメージを与えることなく形成することができる。
また、第1の波長の光は紫外領域の波長の光であり、第2の波長の光は紫外領域の波長より長波長である可視領域から赤外領域の波長であることが好ましい。
更に、第1の波長の光は第2の層が溶融、変質、改質、形状変化を起こす照射強度を有することにより、第2の層に鮮鋭性のマークを形成することができる。
また、第1の層は、第2の層及び第3の層を移動体基層に固定するための、アクリル系あるいはシリコン系の粘弾性のある粘着剤あるいは接着剤であることにより、移動体がベルト状のものである場合ローラへの巻き付けによって発生する曲げでマーク形成の第2の層が剥離することを防ぐことができる。
更に、第2の層は金属薄膜による反射膜であり、また第2の層は厚さ200nm以下のアルミニウム薄膜であることにより、入手性が高く、かつ光学センサでの十分な反射率が得られる。
また、第3の層は第1の波長の光を透過領域に持つ樹脂フィルム、例えば入手性の高いPETフィルムであることが好ましい。
更に、移動体基層はポリイミドあるいは組成調整されたポリイミドフィルムであることが好ましい。
また、第1の波長の光を発生させる光源は、300nmから400nmの波長を有し、100ns以下のパルス幅であり、低熱損傷で第2の層の金属薄膜の反射率を変化させることが好ましい。
更に、第1の層は300nmから400nmの波長の光を吸収、遮断する特性と、600nmから900nmの波長の光を透過する特性とを有することが好ましい。
また、第2の層は第1の波長の光により第2の波長の光に対して透過特性を持つよう加工されることにより、第2の波長の光に反射する鮮鋭性のマークを形成することができる。
更に、移動体が無端状ベルトであり、そしてこの無端状ベルトは画像形成手段により像担持体上に形成された画像が直接転写された記録媒体を搬送する用紙搬送ベルトである。また、無端状ベルトは画像形成手段により像担持体上に形成された画像が転写される中間転写ベルトである。
また、別の発明としての移動体のマーク形成方法によれば、上記移動体の第1の層側から第1の波長の光を照射し第2の層に第2の波長の光に対する反射率が異なるマークを形成することに特徴がある。
また、別の発明としての画像形成装置によれば、用紙搬送ベルトを有することにより複数の画像を直接記録媒体に転写する際の色ずれ、色変わり、などの画質劣化のない安定した画質出力の画像形成装置を、また中間転写ベルトを有することにより、複数の画像を当該中間転写ベルトに転写する際の色ずれ、色変わり、などの画質劣化のない安定した画質出力の画像形成装置を提供できる。
本発明の移動体によれば、移動体自体である移動体基層へのダメージがなく、マークを形成できる。
図1は本発明の第1の実施の形態例に係る移動体の層構成を示す断面図である。同図において、本実施の形態例の移動体30は、移動体基層31上に、第1の波長の光を遮断し、第1の波長の光の波長と異なる第2の波長の光を吸収又は透過する第1の層32と、第1の波長の光に対し吸収性を有し、第2の波長の光を反射する第2の層33と、第1の波長の光及び第2の波長の光とも透過する第3の層34とを順に積層構造を成して構成されている。このような積層構造の本実施の形態例の移動体30の第3の層34上から第1の波長の光を照射させることによって第2の層33を溶融、変質、改質させ、第2の波長の光に対する反射率が異なるマークを形成することができる。ここで、第1の波長の光としては、第2の層33が溶融、変質、改質、形状変化を起こす照射強度を有し、マークを加工する光である。また、第2の波長の光としてはマーク検出用の光である。各層の役割は、例えば第1の層32は第2の層33、第3の層34を移動体基層31に固定するための粘着層あるいは接着層として、第2の層33は第1の波長の光によって加工され第2の波長の光に対し反射率変動を生じるマーク層として、第3の層34は表面保護層として、それぞれ機能する。
なお、反射マークとしては、どのような形状のものでも、単一でも複数でも構わないが、移動体の速度を検出しようとする場合には図2に示すように等間隔ピッチでスリット形状のパターンのマーク41を形成しておけば、移動体40の速度に応じて出力周波数が変化する信号を検出することができる。また、図3に示すように無端状ベルトの移動体40における表面の一部に反射型のマーク41を設け、反射型の光センサ42でマーク41を読み取ることができる。更に、マーク41を形成する第1の波長の光としては、レーザ光を用いることができる。図1の第3の層34は第1の波長の光を透過する特性を持ち、第2の層33では逆に吸収する特性を持つため、第2の層33は、照射されたレーザ光によって反射率変化を生じる材料によって構成されていれば良い。レーザ光は集光することによって、局部的に非常に高いエネルギー密度を持たせることが可能であり、このエネルギーによる溶融、変質、改質、形状変化を起こすことにより反射率を変化させることができる。例えば熱エネルギーを利用する場合、熱によって変色するサーマル材料や、溶融して形状が変化するような樹脂や金属材料が利用できる。レーザ加工方式は加工位置を内部とすることが可能である。また、レーザ光はレンズ、ミラー等の光学素子により容易に照射領域を調整することが可能であり、ミクロンオーダまで微細化可能である。
このように、第1の実施の形態例の移動体によれば、加工用の第1の波長の光を発する光源としてレーザ光を選択した場合、マークを形成する第2の層33には非常に高いエネルギーが注入されることになる。一般的にマークとして精度の高いマークを形成しようとした場合、マークの鮮鋭性はエネルギーの拡散に比例するので、照射されたエネルギーが広がらないようにマークを形成する第2の層33の厚みを非常に薄くしていくことになる。第2の層33が薄くなっていくと照射した加工用のレーザ光の透過率が高くなり、第1の層32以降に漏れていく率が増加していく。マークを付けようとする移動体基層31が、第1の波長の光に対して溶融、変質、改質、形状変化を生じやすい材料であった場合には、洩れた加工用の光が移動体基層31自体にダメージを与えてしまう課題を、本実施の形態例における第1の層32では第1の波長の光を遮断する特性を持つ材料構成とすることで解消することができる。
以上説明したような第1の実施の形態例に係る移動体における第1の層32の下部に移動体基層31を設け、形成されたマークを光学的に検出することにより、移動状態を検出することができる。ここで、例えば上述したような電子写真に用いる中間転写ベルトを移動体とし、電子写真式プリンタにおける中間転写ベルトはトナー像を搬送・転写させるための特性を持たせるために抵抗調整のためカーボンが分散されている。このため色は黒色に近い物が多い。PVDFやETFEといったフッ素系の樹脂も使われているが、最近ではベルト伸縮による画像のゆがみを少なくしたり、耐久性向上ために強度の強いポリイミド(PI)ベースの材料が使われてきている。ポリイミドは比較的長波長からの吸収が高く、パルスレーザによってアブレーション加工されやすい材料である。このため、加工用レーザのもれ光によって、ダメージを受けやすく、ベルト自体が劣化してしまうこともさることながら、マーク材料との接着の劣化も顕著に生じる問題がある。そこで、第1の実施の形態例における第1の波長の光は紫外領域の波長の光であり、第2の波長の光は紫外より長波長である可視から赤外領域の波長の光とする。なお、加工用レーザは、マーク形成時にマークの部分で発熱を少なく加工を行うためにはパルス幅の短い(数100nm以下)レーザを用いることが望ましい。また、集光してレーザを用いる場合には短波長の方が、集光性が高く微細化が可能となる。この短パルスのレーザとしてはエキシマやYAGレーザ、Tiサファイアレーザなどがある。しかし、あまり短波長であると高分子材料が吸収特性を持ってしまう。比較的短波長まで透過する高分子材料であるPETやPCを透過材料として使用する場合には、波長に対する透過率の特性図である図4に示すようにYAGの3倍高調波である355nmが適している。
また、YAGの2倍高調波である532nmや基本波1064nmの波長域でも高分子フィルムの透過域であり、アルミ蒸着膜の除去加工も可能であるが、粘着材料においても透過波長になってしまい、基材のベルトにダメージを与えてしまう。そこで、センサ波長は光源としてLEDを考えた場合、発光効率が高くフィルタにより外乱光除去が行いやすい近赤外(850nm〜900nm)の波長域が適している。一般的な高分子フィルムは透過域で、アルミ蒸着膜に対しても反射率が高い。よって、第1の実施の形態例における第3の層34は第1の波長である紫外光を透過領域に持つ樹脂フィルムであり、第2の層33は金属薄膜による反射膜であることが望ましい。第3の層34、第2の層33に求められる特性としては、第3の層34が加工レーザ波長に対して透明であり、センサ波長に対しても透明であると共に、補強テープとしての強度、ヤング率を有している。また、第2の層33が加工用レーザにて加工可能(吸収特性、加工により透明になる薄さ)、センサ波長で反射するものが望ましい。よって、第3の層34としては移動体基層31としてポリイミドのベルトを考えた場合、ポリイミドに近いヤング率、補強としての強度、紫外光に透明な材料で入手性の高いPETが適している。また、第2の層33としては反射用の金属としてはアルミニウムが一般的であり、アルミ蒸着済みのPETフィルムも量産されているため入手性が高い。ただし、光浸透深度は図5に示すように10nm以下なのである程度の反射率が得られ、なるべく薄い膜が望ましい。紫外パルスレーザによる加工を想定した場合には、加工時になるべく熱が発生せず、光学式センサで十分な反射率が得られる厚みとして20〜200nmの膜厚が望ましい。
また、第1の実施の形態例における第1の層32は例えば粘着剤あるいは接着剤であるが、ベルトなどの移動体基層31に上述の樹脂フィルムや金属薄膜などからなるマーク材料を貼り付ける場合には、一般的な硬化型の接着剤では第1の実施の形態例の移動体を適用した無端状ベルトを示す図6のようにベルト搬送時にローラへの巻き付けによる曲げが発生し、これによってマーク部分が剥離してしまうおそれがあるため、粘弾性のある粘着剤を利用することが望ましい。また、第1の層32の粘着剤は一般的なアクリル系の粘着剤は紫外光を吸収する特性があるが耐熱性は低いため、加工時に熱を生じる加工を行う場合には、耐熱性の高いシリコン系がよい。なお、アクリル系であっても、以下に説明する比較的発熱の少ない加工を行う場合には利用可能である。また、マークの精度を確保するという点ではなるべくせん断応力に強い粘着力を持ち、厚みの少なく高度の高い粘着材料を選定することが望ましい。
更に、マークを形成するための第1の波長の光を発生させる光源は、300nmから400nmの波長を有し、数100ns以下のパルス幅であり、高強度なレーザ光により低熱損傷で図1の第2の層33の金属薄膜の反射率を変化させるものが望ましい。また、第1の層32は300nmから400nmの波長の光を吸収あるいは遮断する特性を有し、600nmから900nmの波長の光を透過あるいは散乱する特性を有することが望ましい。
また、第2の層33の金属薄膜の膜厚は200nm以下であり、第1の波長の短パルスレーザにより、第2の波長の光に対して透過特性を持つよう加工される。本発明では加工用レーザ光としてパルス幅が200ns以下の短パルスレーザを用い、低熱損傷で反射材料層を除去・移動させる。
図7は光学スリットの加工の様子を示す概略断面図である。同図の(a)において、移動体基層31の表面には、加工後にマークとなり、Al、Ni等の光学的に反射率の高い材料層からなる第2の層33が、直接あるいは透明高分子フィルムである第1の層32を介して設けられている。この第2の層33は50nmから100nm程度の厚さで図3の光学センサ42により検出可能な十分な強度を得られる。この第2の層33は、スパッタ、蒸着等の手段により容易に作成することができる。
また、上述の加工用レーザとしては、パルス幅が200ns以下のレーザを用いる。これはエキシマレーザやQ−Switch Nd(YAG)レーザやその高調波レーザ、パルス幅が数百フェムト秒であるTi(sapphire)レーザ等を利用することができる。これらレーザを反射膜である第2の層33の表面に照射した場合、その膜の吸収により材料層が高速に除去されることが知られている。パルス幅が短いことから除去時の熱損傷が低減でき、そのため加工部のエッジ形状がきれいな高精度な加工が可能となる。更に、これらのレーザは熱伝導による形状広がりを低減できるため微細化が可能となる。また、フェムト秒領域のレーザでは、熱伝導が高い金属材料であってもその変質領域がサブミクロンオーダとすることができ、加工部周辺部でのゆがみ等をさらに抑制することが可能となる。
図8はマーク加工光学系の模式図である。同図において、この加工光学系では、例えばNd(YAG)レーザの第三高調波を用いたレーザ装置51が使用される。このレーザ装置51から出力されたレーザ光は、ミラー52,53により拡大光学素子54に導かれる。拡大光学素子54に導かれたレーザ光は、整形光学素子55、シリンドリカルレンズ56、ミラー57により集光レンズ58に導かれる。集光レンズ58に導かれたレーザ光は、集光光学素子等を用いライン状に整形され、被加工物である無端状ベルトの移動体30上の保護層である第3の層34を等して反射層である第2の層33の表面に照射される。このレーザ光の照射タイミング、加工物の位置を制御しながら表面の位置を連続的に移動させることで、無端状ベルトの移動体30の表面に連続したスリットパターンを形成することができる。図9は実際の光学スリットのパターンを示す図である。同図に示すように実際に得られたPETフィルム下部のAlからなる反射膜である第2の層33の加工結果のように、第2の層33にナノ秒レーザの強度を調整して照射することで、第2の層33がエネルギーを吸収し結合が解離される。このエネルギーにより、Alが拡散あるいは光学的に検出できない数百nm以下の微粒子となる等の原因により、第2の層33のレーザ光照射部での反射特性がなくなり光学的なスリットパターンが形成されると予想される。
図10は形成されたスリットの光反射率特性を示す特性図である。同図からわかるように、第3の層34の内部に形成した図9の光学スリット35においても光検出が可能な反射率変化を計測することができる。よって、この光学スリット35を光学的検出手段により検出することで、ベルト表面での回転体の位置検出が可能となる。このときレーザ照射位置を連続的に変化させることで、光学スリットのピッチの調整が可能となる。また、レーザ光は溶媒、熱処理を必要としないプロセスであることからベルト等の熱に弱い材料や、感光体等の溶剤処理が困難な材料加工が可能である。更に、レーザ加工は非接触のプロセスであることから、レーザ光照射による材料の変形や機能低下を低減できる。
図11は別の発明の画像形成装置の一例であるデジタル複写機の構成図である。同図に示すように、別の発明の画像形成装置の一例であるデジタル複写機200は複写機本体201と原稿自動送り装置(以下、ADFという)202と自動仕分け装置203とを有する。複写機本体201は原稿読取ユニット204と書込ユニット205とエンジン部206と給紙ユニット207を有する。原稿読取ユニット204は光源と複数のミラーを有するキャリッジ208とレンズ209とCCD210及びバッファ211を有し、ADF202で送られた原稿を走査して読み取る。書込ユニット205はレーザ光源やポリゴンミラー等を有し、画像情報を含むレーザビーム212をエンジン部206に出射する。エンジン部206は、画像形成ユニット213と1次転写ユニット214と2次転写ユニット215及び定着ユニット216を有する。画像形成ユニット213は、感光体217の周囲に配置された帯電チャージャ218と書込ユニット214からのレーザビーム212の照射部とシアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)からなるカラー現像部219及びドラムクリーニング部220を有し、帯電チャージャ218で帯電した感光体217上にレーザビーム212で静電潜像を形成し、形成した静電潜像をカラー現像部219で可視化してトナー像を形成する。1次転写ユニット214は中間転写ベルト221と1次転写部222とテンションローラ223と2次転写ローラ224とクリーニング部225及び基準位置センサ226を有し、感光体217に形成されたトナー像を中間転写ベルト212に1次転写する。中間転写ベルト221は、上述したような本発明の移動体に相当し、スリット状のマーク(図示せず)を有している。また、中間転写ベルト221は、このデジタル複写機200における最大転写紙サイズであるA3よりも大きく形成されており、使用する転写紙がA4サイズ以下の場合には、2面分のトナー像を保持することができる。この中間転写ベルト221は感光体217上のトナー像を1次転写するとき以外は図示しない接離機構によって感光体217の表面から離れ、中間転写ベルト221に画像を1次転写するときだけ感光体217の表面に圧接される。2次転写ユニット215は中間転写ベルト221に転写されたトナー像を記録紙に2次転写する。定着ユニット216は記録紙に転写されたトナー像を熱と圧力で定着する。給紙ユニット207は複数の給紙カセット227a〜227cと手差トレイ228を有し、記録紙を2次転写ユニット215に送る。
ADF202は読み取る原稿を原稿読取ユニット204に送り、原稿読取ユニット204で読み取った原稿を回収する。自動仕分け装置203は複数段の仕分けビン229a〜229nを有し、画像が形成された記録紙を仕分けして排出する。
このデジタル複写機200において原稿読取ユニット204で読み取った原稿の画像形成サイクルが始まると、形成する画像が1色の場合は、読み取った原稿の画像データにより感光体217にトナー像を形成し、形成されたトナー像を中間転写ベルト221に1次転写する。2次転写ユニット215は中間転写ベルト221に転写されたトナー像の先端に合わせて給紙された記録紙にトナー像を2次転写する。トナー像を転写した記録紙は定着ユニット216に送られ加熱,加圧して定着される。トナー像が定着された記録紙は自動仕分け装置203に排出される。また、中間転写ベルト221に残留しているトナーはクリーニング部225で回収する。
形成する画像が2色以上の場合は、上述したように中間転写ベルト221に形成されたスリット状のマークを光学センサ226で検出したことを基準にして原稿読取ユニッ204で原稿を読み取り、読み取った画像データを画像メモリに格納し、この画像データにより感光体217に第1色目のトナー像を形成し、感光体217に形成したトナー像を中間転写ベルト221に1次転写する。引き続いて画像メモリに格納された画像データにより感光体217に第2色目のトナー像を形成し、感光体217に形成したトナー像を中間転写ベルト221に1次転写する。この感光体217に対する画像形成と中間転写ベルト221に対する1次転写を各色毎に繰り返す。すなわち、2色の画像を形成する場合には中間転写ベルト221を2回転し、フルカラーの画像を形成する場合には中間転写ベルト221を4回転して、各回転毎に感光体217に形成されたトナー像を中間転写ベルト221に1次転写して各色の画像を位置ずれなしに重ね合わせる。所定の色のトナー像を中間転写ベルト221に転写したら、中間転写ベルト221に転写されたトナー像の先端に合わせて給紙された記録紙にトナー像を2次転写し、定着ユニット216で加熱,加圧して定着する。
なお、本発明は上記実施の形態例に限定されるものではなく、特許請求の範囲内の記載であれば多種の変形や置換可能であることは言うまでもない。
本発明の第1の実施の形態例に係る移動体の層構成を示す断面図である。 等間隔ピッチでスリット形状パターンのマークの一例を示す平面図でである。 本発明の移動体を駆動する駆動装置の概略構成を示す透視斜視図である。 波長に対する透過率の特性図である。 波長に対する光浸透深度の特性図である。 第1の実施の形態例の移動体を適用した無端状ベルトを示す概略断面図である。 光学スリットの加工の様子を示す概略断面図である。 マーク加工光学系の模式図である。 実際の光学スリットのパターンを示す図である。 形成されたスリットの光反射率特性を示す特性図である。 別の発明の画像形成装置の一例であるデジタル複写機の構成図である。 従来のカラー画像形成装置の構成を示す概略断面図である。 ベルト搬送装置の速度変動による位置決め誤差の波形を示す図である。 無端状ベルトのベルト位置変動による各色毎の出力画像の位置変動の様子を示す図である。 無端状ベルトの駆動装置の斜視図である。
符号の説明
30,40;移動体、31;移動体基層、32;第1の層、
33;第2の層、34;第3の層、35;光学スリット、
41;マーク、42;光学センサ。

Claims (18)

  1. 第1の波長の光を遮断し、該第1の波長と異なる第2の波長の光を吸収又は透過する第1の層と、
    前記第1の波長の光に対し吸収性を有し、前記第2の波長の光を反射する第2の層と、
    前記第1の波長の光と前記第2の波長の光を透過する第3の層とを、移動体基層上に、順に積層構造を成して構成することを特徴とする移動体。
  2. 前記第1の波長の光は紫外領域の波長の光であり、前記第2の波長の光は紫外領域の波長より長波長である可視領域から赤外領域の波長である請求項1記載の移動体。
  3. 前記第1の波長の光は第2の層が溶融、変質、改質、形状変化を起こす照射強度を有する請求項1又は2に記載の移動体。
  4. 前記第1の層は、前記第2の層及び第3の層を前記移動体基層に固定するための、粘弾性のある粘着剤あるいは接着剤である請求項1記載の移動体。
  5. 前記第1の層はアクリル系あるいはシリコン系の粘着剤あるいは接着剤である請求項3記載の移動体。
  6. 前記第2の層は金属薄膜による反射膜である請求項1記載の移動体。
  7. 前記第2の層は厚さ200nm以下のアルミニウム薄膜である請求項6記載の移動体。
  8. 前記第3の層は前記第1の波長の光を透過領域に持つ樹脂フィルムである請求項1記載の移動体。
  9. 前記第3の層はPETフィルムである請求項8記載の移動体。
  10. 前記移動体基層はポリイミドあるいは組成調整されたポリイミドフィルムである請求項1記載の移動体。
  11. 前記第1の波長の光を発生させる光源は、300nmから400nmの波長を有し、100ns以下のパルス幅であり、低熱損傷で前記第2の層の金属薄膜の反射率を変化させる請求項1〜10のいずれかに記載の移動体。
  12. 前記第1の層は300nmから400nmの波長の光を吸収、遮断する特性と、600nmから900nmの波長の光を透過する特性とを有する請求項1,4又は5のいずれかに記載の移動体。
  13. 前記第2の層は前記第1の波長の光により前記第2の波長の光に対して透過特性を持つよう加工される請求項1,6又は7のいずれかに記載の移動体。
  14. 請求項1〜13のいずれかに記載の移動体は無端状ベルトであることを特徴とする移動体。
  15. 前記無端状ベルトは、画像形成手段により像担持体上に形成された画像が直接転写された記録媒体を搬送する用紙搬送ベルトである請求項14記載の移動体。
  16. 前記無端状ベルトは、画像形成手段により像担持体上に形成された画像が転写される中間転写ベルトである請求項14記載の移動体。
  17. 請求項1〜16のいずれかに記載の移動体の第1の層側から前記第1の波長の光を照射し前記第2の層に前記第2の波長の光に対する反射率が異なるマークを形成することを特徴とする移動体のマーク形成方法。
  18. 請求項15記載の用紙搬送ベルト又は請求項16記載の中間転写ベルトを有することを特徴とする画像形成装置。
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