JP2008180948A - 画像形成方法並びに画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コスト上昇や装置の大型化を招くことなく転写材に二次転写されるトナー画像の位置ずれを抑制する。
【解決手段】第一の転写位置XKと第二の転写位置Yとの間に設けた画像センサ16で中間転写ベルト5表面のトナー画像を検出し、トナー画像を一次転写した時点から画像センサ16で検出するまでの経過時間に基づいて第一の転写位置XKから検出位置Zまでの距離L1’を求める。当該距離L1’と予め設定した基準距離L1との差に基づいて中間転写ベルト5に一次転写されたトナー画像を検出位置Zから第二の転写位置Yまで移動させるのに必要な移動距離L2’を推定(算出)する。この移動距離L2’に応じて転写紙4を第二の転写位置Yに搬送する時間を調整するので、転写紙4に二次転写されるトナー画像の位置ずれが抑制できるとともに従来例に比較してコスト上昇や装置の大型化を招くことがない。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成方法並びに画像形成装置に関するものである。
この種の画像形成装置として、像担持体たる感光体上に形成した現像剤像たるトナー画像を無端ベルト状の中間転写体表面に複数回重ね合わせるように一次転写し、中間転写体表面で重ね合わされた多色のトナー画像を転写材(例えば、転写紙)に二次転写する画像形成装置が知られている。かかる画像形成装置では、中間転写体表面に転写されたトナー画像が二次転写される位置(二次転写位置)に到達するタイミングと、転写材を二次転写位置に搬送するタイミングとを一致させることで、中間転写体表面のトナー画像の先端を転写材の先端に合わせて二次転写することができる。
ここで、中間転写体表面に転写されたトナー画像が二次転写位置に到達するタイミングは中間転写体の周長の設計値から算出することができるが、温度変化や湿度変化などの環境変化、あるいは経年的な劣化に起因して中間転写体の周長が変化する場合がある。このように中間転写体の周長が変化して設計値からずれると、中間転写体表面に転写されたトナー画像が二次転写位置に到達するタイミングと転写材を二次転写位置に搬送するタイミングとの間に誤差が生じ、中間転写体表面のトナー画像の先端と転写材の先端の位置が合わなくなる虞がある。特に中間転写体として合成樹脂やゴム等の材料からなるベルト状の無端可撓部材を用いた場合には、かかる材料が経時的にクリープ現象により伸びやすく、また環境変化による伸び縮みが大きいために両タイミングの誤差が大きくなる傾向にある。
そこで従来は、中間転写体表面に転写されたトナー画像を、中間転写体が1周する間にセンサで2回検出し、その時間間隔から中間転写体の周長の変化量を求め、当該変化量に応じて、転写材を二次転写位置に搬送するタイミングを調整するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−215857号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている従来例では、中間転写体表面に転写されたトナー画像をセンサで2回検出するために中間転写体を少なくとも1周回転させる必要があるので、以下のような不具合があった。
まず、中間転写体を1周回転させる間は本来の画像形成ができないため、画像形成に要する時間が長くなって生産性が低下してしまう。さらに、通常は二次転写後に中間転写体表面に残ったトナーを一次転写位置に到達するまでに除去する必要があるが、上述のように中間転写体表面にトナー画像を残したままで1周回転させるとすれば、残トナーの除去を行う場合と行わない場合とに切り換える機構が必要となり、コストの上昇や装置の大型化が避けられない。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、コスト上昇や装置の大型化を招くことなく転写材に二次転写される現像剤像の位置ずれが抑制できる画像形成方法並びに画像形成装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、無端可撓部材からなる中間転写体を回転駆動し、第一の転写位置で像担持体から中間転写体表面に一次転写した現像剤像を第二の転写位置で中間転写体から転写材に二次転写することで転写材表面に画像を形成する画像形成方法において、第一の転写位置と第二の転写位置との間に設けた検出手段で中間転写体表面の現像剤像を検出し、当該現像剤像を一次転写した時点から検出手段で検出するまでの経過時間に基づいて第一の転写位置から検出手段による検出位置までの距離を求め、当該距離と予め設定した基準距離との差に基づいて中間転写体に一次転写された現像剤像を前記検出位置から第二の転写位置まで移動させるのに必要な移動距離を推定し、当該移動距離に応じて転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、複数の像担持体を中間転写体の回転方向に沿って並置し、それぞれの像担持体から中間転写体表面に互いに異なる色の現像剤像を重ねて一次転写する画像形成方法であって、複数色の現像剤像のうちで検出手段から最も離れた位置で中間転写体表面に一次転写された現像剤像を検出手段で検出することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、互いに重ならないように各色毎の現像剤像を中間転写体表面に転写し、検出手段にて各色の現像剤像を検出した時間差に基づいて各色の現像剤像が中間転写体表面で重なる位置を補正する画像形成方法であって、現像剤像を一次転写した時点から検出手段で検出するまでの経過時間に基づいて第一の転写位置から現像剤像の検出位置までの距離を求め、当該距離と基準距離との差に基づいて前記移動距離を推定することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、複数の像担持体のうちで現像剤像を転写する1乃至複数の像担持体を中間転写体表面に当接させ、現像剤像を転写しない1乃至複数の像担持体を中間転写体表面から離間させる画像形成方法であって、複数の像担持体と中間転写体表面との当接状況を変更したときに前記移動距離を推定して転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、前記移動距離を推定したときの中間転写体の周囲温度を検知して基準温度とし、周囲温度と基準温度との差が所定値以上となったときに、前記移動距離を新たに推定して転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5の何れか1項の発明において、前記移動距離の推定値が所定の許容範囲から外れた場合に当該推定値の代わりに予め規定された規定値を当該移動距離に置き換えて転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1〜5の何れか1項の発明において、前記移動距離の推定値が所定の許容範囲から外れた場合に中間転写体表面に一次転写される現像剤像の濃度を高くすることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6又は7の発明において、現像剤像を一次転写した時点から検出手段で検出するまでの経過時間を計測し、当該経過時間から求められる移動距離を基準距離に設定することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8の発明において、中間転写体が交換されたときに前記移動距離を求め、当該移動距離を基準距離に設定することを特徴とする。
請求項10の発明は、上記目的を達成するために、無端可撓部材からなる中間転写体を回転駆動し、第一の転写位置で像担持体から中間転写体表面に一次転写した現像剤像を第二の転写位置で中間転写体から転写材に二次転写することで転写材表面に画像を形成する画像形成装置において、第一の転写位置と第二の転写位置との間に設けられて中間転写体表面の現像剤像を検出する検出手段と、当該現像剤像を一次転写した時点から検出手段で検出するまでの経過時間に基づいて第一の転写位置から検出手段による検出位置までの距離を求め、当該距離と予め設定した基準距離との差に基づいて中間転写体に一次転写された現像剤像を前記検出位置から第二の転写位置まで移動させるのに必要な移動距離を推定する推定手段と、当該移動距離に応じて転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整する調整手段とを備えたことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項10の発明において、複数の像担持体を中間転写体の回転方向に沿って並置し、それぞれの像担持体から中間転写体表面に互いに異なる色の現像剤像を重ねて一次転写する画像形成装置であって、推定手段は、複数色の現像剤像のうちで検出手段から最も離れた位置で中間転写体表面に一次転写された現像剤像を検出手段で検出するまでの経過時間に基づいて第一の転写位置から検出手段による検出位置までの距離を求め、当該距離と予め設定した基準距離との差に基づいて前記移動距離を推定することを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項10又は11の発明において、互いに重ならないように各色毎の現像剤像を中間転写体表面に転写し、検出手段にて各色の現像剤像を検出した時間差に基づいて各色の現像剤像が中間転写体表面で重なる位置を補正する画像形成装置であって、推定手段は、現像剤像を転写した時点から検出手段で検出するまでの経過時間に基づいて第一の転写位置から検出手段による検出位置までの距離を求め、当該距離と基準距離との差に基づいて前記移動距離を推定することを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項10〜12の何れか1項の発明において、複数の像担持体のうちで現像剤像を転写する1乃至複数の像担持体を中間転写体表面に当接させ、現像剤像を転写しない1乃至複数の像担持体を中間転写体表面から離間させる画像形成装置であって、複数の像担持体と中間転写体表面との当接状況を変更したときに前記移動距離を推定手段で推定し、当該移動距離に応じて転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整手段で調整することを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項10〜12の何れか1項の発明において、中間転写体の周囲温度を検知する温度検知手段を備え、中間転写体を第一の転写位置から第二の転写位置まで回転するのに要する時間を推定手段で推定したときの中間転写体の周囲温度を温度検知手段で検知して基準温度とし、周囲温度と基準温度との差が所定値以上となったときに、推定手段で前記移動距離を新たに推定し、当該移動距離に応じて転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整手段で調整することを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項10〜14の何れか1項の発明において、調整手段は、推定手段で推定する前記移動距離の推定値が所定の許容範囲から外れた場合に当該推定値の代わりに予め規定された規定値を当該移動距離に置き換えて転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整することを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項10〜14の何れか1項の発明において、推定手段で推定する前記移動距離の推定値が所定の許容範囲から外れた場合に中間転写体表面に一次転写される現像剤像の濃度を高くする濃度調整手段を備えたことを特徴とする。
請求項17の発明は、請求項15又は16の発明において、現像剤像を一次転写した時点から検出手段で検出するまでの経過時間に基づいて前記移動距離を計測する計測手段を備え、計測手段で計測された当該移動距離が基準距離に設定されることを特徴とする。
請求項18の発明は、請求項17の発明において、計測手段は、中間転写体が交換されたときに前記移動距離を計測することを特徴とする。
請求項1並びに請求項10の発明によれば、第一の転写位置と第二の転写位置との間に設けた検出手段で中間転写体表面の現像剤像を検出し、当該現像剤像を一次転写した時点から検出手段で検出するまでの経過時間に基づいて第一の転写位置から検出手段による検出位置までの距離を求め、当該距離と予め設定した基準距離との差に基づいて中間転写体に一次転写された現像剤像を前記検出位置から第二の転写位置まで移動させるのに必要な移動距離を推定し、当該移動距離に応じて転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整するので、転写材に二次転写される現像剤像の位置ずれが抑制できるとともに、中間転写体の周長を検出するために中間転写体を1周回転させる従来例に比較してコスト上昇や装置の大型化を招くことがない。
請求項2並びに請求項11の発明によれば、複数色の現像剤像のうちで検出手段から最も離れた位置で中間転写体表面に一次転写された現像剤像を検出手段で検出するので、中間転写体に一次転写された現像剤像を前記検出位置から第二の転写位置まで移動させるのに必要な移動距離を精度よく推定することができる。
請求項3並びに請求項12の発明によれば、現像剤像を一次転写した時点から検出手段で検出するまでの経過時間に基づいて第一の転写位置から現像剤像の検出位置までの距離を求め、当該距離と基準距離との差に基づいて前記移動距離を推定するので、各色の現像剤像が中間転写体表面で重なる位置を補正するための処理と平行して移動距離を推定することにより、本来の画像形成が可能となるまでの待ち時間が短縮できる。
請求項4並びに請求項13の発明によれば、複数の像担持体と中間転写体表面との当接状況を変更したときに前記移動距離を推定して転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整するので、中間転写体表面に当接する像担持体の有無並びに当接している数の変更に伴う現像剤像の位置ずれが抑制できる。
請求項5並びに請求項14の発明によれば、前記移動距離を推定したときの中間転写体の周囲温度を検知して基準温度とし、周囲温度と基準温度との差が所定値以上となったときに、前記移動距離を新たに推定して転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整するので、周囲温度の変化に起因した中間転写体の伸縮に伴う現像剤像の位置ずれが抑制できる。
請求項6並びに請求項15の発明によれば、前記移動距離の推定値が所定の許容範囲から外れた場合に当該推定値の代わりに予め規定された規定値を当該移動距離に置き換えて転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整するので、何らかの原因で現像剤像が検出できなかった場合において現像剤像の位置ずれが大きくなるのを防ぐことができる。
請求項7並びに請求項16の発明によれば、前記移動距離の推定値が所定の許容範囲から外れた場合に中間転写体表面に一次転写される現像剤像の濃度を高くするので、濃度が低いことが原因で現像剤像が検出できなかった場合に、濃度を高くすることで現像剤像の検出が可能となり、その結果、現像剤像の位置ずれが確実に抑制できる。
請求項8並びに請求項17の発明によれば、現像剤像を一次転写した時点から検出手段で検出するまでの経過時間を計測し、当該経過時間から求められる移動距離を基準距離に設定するので、例えば、画像形成装置を設置して初めて使用するときのように中間転写体の周長が変化していないとみなせるときに計測した移動距離を基準距離とすれば、設計的に求められる移動距離を基準距離とする場合に比較して個々の装置毎のばらつき等に起因した誤差の影響が低減できる。
請求項9並びに請求項18の発明によれば、中間転写体が交換されたときに前記移動距離を求め、当該移動距離を基準距離に設定するので、個々の中間転写体毎のばらつき等に起因した誤差の影響が低減できる。
以下、本発明の技術思想をタンデム方式のカラーレーザビームプリンタからなる画像形成装置に適用した実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。但し、本発明の技術思想が適用可能な画像形成装置はカラーレーザビームプリンタに限定されるものではなく、カラー複写機やファクシミリなどの静電写真方式を採用する画像形成装置全般に適用可能である。
図1は本実施形態の画像形成装置の概略構成図である。各々異なる色(黒:K、マゼンタ:M、シアン:C、イエロー:Y)の画像(トナー画像)を形成する4つの画像プロセス部6K,6M,6C,6Yが、中間転写体たる無端状の中間転写ベルト5に沿って一列に配置されている。中間転写ベルト5は、図示しないモータに駆動されて回転する駆動ローラ8と従動回転する従動ローラ7との間に架設されており、駆動ローラ8の回転によって図1中の反時計回りに回転駆動される。中間転写ベルト5の下部には、後述する廃トナーボックス17と、転写紙4が収納された給紙トレイ1とが上下に重ねるように設けられている。給紙トレイ1に収納された転写紙4のうちで最上位置にある転写紙4が画像形成時に給紙ローラ2によって給紙され、後述するように一対のレジストローラ3a,3bでタイミング調整された上で第二の転写位置Yに向けて搬送される。
各画像プロセス部6K,6M,6C,6Yは、互いに異なる色のトナーを用いる点を除けば全て共通の構成を有している。黒色のトナー画像を生成するための画像プロセス部6Kを例にすると、像担持体たる円筒状の感光体9K、感光体9Kの周囲に配置された帯電器10K、現像器12K、感光体クリーナ13K、トナー容器18K等で構成されている。また、各画像プロセス部6K,6M,6C,6Yの上方には露光器11が配設されている。
露光器11は、各画像プロセス部6K,6M,6C,6Yに対応する4つのレーザ光源(図示せず)を具備しており、各レーザ光源から出射されたレーザ光LK,LM,LC,LYを回転するポリゴンミラー(図示せず)で反射させ、さらにfθレンズ(図示せず)で集光して各々対応する感光体9K,9M,9C,9Yの表面を露光するようになっている。また、この露光器11においては、ポリゴンミラーが回転することにより、感光体9K,9M,9C,9Yの軸方向にレーザ光LK,LM,LC,LYが移動して主走査が行われ、感光体9K,9M,9C,9Yの回転により、感光体9K,9M,9C,9Yの周方向(転写紙4の搬送方向)に副走査が行われる。
感光体9Kは、円筒状に形成されたアルミ製のドラム表面に光導電性物質である有機半導体が被覆されて構成されている。但し、円筒状ではなく、ベルト状のものであってもよい。帯電器10Kは、図示しない駆動手段に駆動されて図1中時計回りに回転する感光体9Kの表面を一様に帯電させる。一様に帯電した感光体9Kの表面は、露光器11から照射されるレーザ光LKによって露光走査されて黒色用の静電潜像を担持する。この黒色用の静電潜像は、黒色のトナーを用いる現像器12Kによって黒色のトナー画像に現像される。トナーは画像プロセス部6Kの筐体を兼ねた容器18内に収容されており、容器18Kの下端部に回転自在に設けられた供給ローラ19Kによって現像器12Kに供給される。但し、容器18K内のトナー残量が規定値を下回った場合、容器18Kにトナーが補充される代わりに画像プロセス部6K全体が交換される。
そして、感光体9K表面に担持されているトナー画像は、第一の転写位置XKにおいて中間転写ベルト5表面に一次転写される。一次転写後の感光体9Kは、次の画像生成に備えて、感光体クリーナ13Kにより表面に残留するトナーが除去されるとともに残留電荷が除電される。なお、感光体クリーナ13Kで除去されたトナーは図示しない搬送路を通して廃トナーボックス17に回収される。また、現像器12Kは、トナーと磁性キャリアとを含有する2成分現像剤を用いるものでも、トナー粉体だけを用いるものでもよい。
カラー画像の形成に際しては、あらかじめ、カラー画像読み取り装置やパーソナルコンピュータのプリンタドライバなどから与えられた色分解画像信号が、その強度レベルをもとにして後述する制御部40で色変換処理を受け、黒(K),マゼンタ(M),イエロー(Y),シアン(C)のカラー画像データに変換され、露光器11に出力される。
画像形成が開始されると、まず、各感光体9K,9M,9C,9Yの表面が暗中にて帯電器10K,10M,10C,10Yにより一様に帯電された後、制御部40の制御下で露光器11によるレーザ光LK,LM,LC,LYの露光走査が行われて各感光体9K,9M,9C,9Y表面に静電潜像が担持される。各感光体9K,9M,9C,9Y表面に担持された静電潜像が、各現像器12K,12M,12C,12Yにより現像されることによって各色のトナー画像が形成され、これらのトナー画像が、各色用の感光体9K,9M,9C,9Yと一次転写器14K,14M,14C,14Yの対向部である各色の第一の転写位置XK,XM,XC,XYにおいて、中間転写ベルト5表面に重ねる形で転写される。かかるトナー画像(4色のトナー画像を重ねたカラーのトナー画像)は中間転写ベルト5によって搬送され、二次転写器20との対向部である第二の転写位置Yにおいて、二次転写器20によって転写紙4表面に二次転写される。そして、二次転写後の転写紙4は中間転写ベルト5から分離されて定着器15に送り出され、定着器15でカラー画像が定着された後、片面印刷の場合には排紙ローラ21によって排紙部24に排紙され、両面印刷の場合には排紙ローラ21が逆転することで両面印刷路22に戻される。両面印刷路22では両面ローラ23によって転写紙4が搬送され、レジストローラ3a,3bを介して第二の転写位置Yまで搬送された転写紙4の第2面、すなわち、最初に画像形成(印刷)された表面(第1面)と反対側の裏面に、第二の転写位置Yにおいて二次転写器20によってトナー画像が二次転写される。二次転写後の転写紙4は中間転写ベルト5から分離され、定着器15でカラー画像が定着された後、排紙部24に排紙される。また、転写紙4にトナー画像を二次転写した後、中間転写ベルト5表面の残留トナーが中間転写ベルトクリーナ25により除去されて次の画像形成を行う準備が整えられる。なお、中間転写ベルトクリーナ25で除去されたトナーも図示しない搬送路を通して廃トナーボックス17に回収される。なお、給紙ローラ2とレジストローラ3a,3bの間の給紙経路、定着器15と排紙ローラ21の間の排紙経路、両面ローラ23とレジストローラ3a,3bの間の両面印刷路22には、それぞれ転写紙4の通過を検出するためのセンサ(レジストセンサ26、排紙センサ27、両面センサ28)が設けられており、各センサの検出信号が制御部40に取り込まれる。
また本実施形態の画像形成装置は、図2に示すように制御部40と、搬送機構41と、画像センサ16,16とを備えている。制御部40はCPUやROM、RAM、EEPROM等を具備し、ROMに格納されているプログラムを実行することで装置全体を制御し、上述の画像形成(印刷)処理を行っている。搬送機構41は、給紙ローラ2やレジストローラ3a,3b、排紙ローラ21、両面ローラ23などを回転駆動するためのモータ(図示せず)、モータから各ローラへの動力伝達を入切するための電磁クラッチ等を具備し、制御部40によってモータの運転・停止並びに電磁クラッチのオン・オフが制御されることで、給紙トレイ1〜第二の転写位置Y〜定着器15〜排紙ローラ21〜排紙部24、又は給紙トレイ1〜第二の転写位置Y〜定着器15〜排紙ローラ21〜両面印刷路22〜第二の転写位置Y〜定着器15〜排紙ローラ21〜排紙部24へと転写紙4を搬送する。
ところで、各色のトナー画像を中間転写ベルト5表面で重ね合わせる際の位置合わせは、中間転写ベルト5が各色毎の第一の転写位置XK,XM,XC,XYに搬送されるタイミングと、各感光体9K,9M,9C,9Y表面のトナー画像が第一の転写位置XK,XM,XC,XYに移動させられるタイミングとが各色のトナー画像について全て一致するように、露光器11による各色の露光開始時間を制御部40で設定することで行われる。
しかしながら、4つの感光体9K,9M,9C,9Y同士の軸間距離の誤差、感光体9Y,9C,9M,9Kの平行度誤差、光学系の設置誤差、書き込みタイミング誤差等に起因して、本来重ならなければならない位置で各色のトナー画像が重ならず、各色のトナー画像間で位置がずれた画像が形成される虞がある。これらの誤差は初期的に調整を行っても、画像プロセス部6の交換、メンテナンス、製品の運搬等によって誤差が生じるばかりか、複数枚の画像形成後の機構の温度膨張によっても経時的に誤差が変動するため、より短いレンジで調整を行う必要が出てくる。
上述のような誤差が原因で各色のトナー画像間に生じる位置ずれ(色ずれ)には、以下の5種類があることが従来より知られている(例えば、特開平11−65208号公報、特開2002−244393号公報等参照)。
・スキュー
・副走査方向のレジストずれ
・副走査方向のピッチムラ
・主走査方向のレジストずれ
・主走査方向の倍率誤差
そこで、本実施形態の画像形成装置では、上記公報に記載されている従来例と同様に、転写紙4に対して実際のカラー画像形成を行うに先立ち、各色の位置ずれ補正を行っている。すなわち、中間転写ベルト5表面に図3に示すような各色の補正用トナー画像TMnK,TMnM,TMnC,TMnY(n=1,2)からなるパターンを形成し、当該パターンにおける補正用トナー画像TMnK,TMnM,TMnC,TMnYを検出手段たる光学式の画像センサ16,16で検出し、画像センサ16,16による検出結果に基づいて、制御部40にて各色のトナー画像間に生じている位置ずれ量を求め、露光器11における露光開始時間の設定を変更する等の方法で位置ずれ(色ずれ)を補正している。図示は省略するが、画像センサ16,16は発光ダイオードからなる発光素子、フォトダイオードからなる受光素子、受光素子の出力を増幅し且つ波形整形する回路等を具備する。そして、制御部40で発光制御された発光素子の出射する光が中間転写ベルト5表面若しくは補正用トナー画像TMnK,TMnM,TMnC,TMnYで反射されて受光素子で受光され、反射光の強度(光量)に対応したレベルを有する検出信号が制御部40に入力される。つまり、中間転写ベルト5表面の反射率に比べてトナーの反射率が低いため、補正用トナー画像TMnK,TMnM,TMnC,TMnYで反射する反射光に対して受光素子の受光光量が減少し、その結果、補正用トナー画像TMnK,TMnM,TMnC,TMnYが検出位置Zを通過するときに画像センサ16,16で検出できる。
制御部40では、画像センサ16,16で検出された黒の補正用トナー画像TMnKの検出位置(タイミング)と、他の補正用トナー画像(本実施形態ではイエロー,シアン,マゼンタの補正用トナー画像TMnY,TMnC,TMnM)の検出位置(タイミング)との相対的な差(時間差)と中間転写ベルト5の回転速度の設計値とから、上述した5種類の位置ずれの位置ずれ量をそれぞれ求めるとともに、求めた位置ずれ量をなくすように、以下のような補正を行う(特開2002−244393号公報等参照)。但し、各位置ずれ量の算出方法については、特開平11−65208号公報等に記載されているように従来周知であるから詳細な説明は省略する。スキューずれの補正は、露光器11においてfθレンズで集光されたレーザ光を各感光体9K,…の表面に照射するためのミラー(図示せず)の傾きを変更することによってなされる。かかるミラーの傾き変更はステッピングモータでミラーの傾き角を調整可能な機構部を駆動することで実現できる。また、副走査方向並びに主走査方向のレジストずれ、副走査方向のピッチムラの補正は、それぞれの位置ずれ量に応じてレーザ光源からレーザ光を出射させるタイミング(書き出しタイミング)を早める若しくは遅らせるように、制御部40から指示することで実現できる。さらに、主走査方向の倍率誤差の補正は、倍率誤差のずれ量に応じて露光器11におけるクロックジェネレータから出力するクロック信号を調整させるように、制御部40から指示することで実現できる。
次に、本発明の要旨について説明する。従来技術で説明したように、中間転写ベルト5は合成樹脂材料で形成され、しかも、常に張力がかかった状態で従動ローラ7と駆動ローラ8との間に架設されているため、周囲温度の変化や経年的変化によって中間転写ベルト5が伸縮して周長が変動することがある。そして、中間転写ベルト5が伸長又は短縮した場合、中間転写ベルト5表面に一次転写されたカラーのトナー画像が第二の転写位置Yまで搬送される際の移動距離、つまり、第一の転写位置XK,XM,XC,XYから第二の転写位置Yまでの中間転写ベルト5表面に沿った距離も変化するが、かかる距離変化(中間転写ベルト5の周長変動)を考慮せずに転写紙4を第二の転写位置Yに搬送するタイミングを設定すると、転写紙4に対してトナー画像を二次転写したときの相対的な位置がずれてしまうことになる。
そこで本実施形態では、最上流の位置にある感光体9Yから中間転写ベルト5にトナー画像が一次転写される第一の転写位置XYと、中間転写ベルト5から転写紙4にトナー画像が二次転写される第二の転写位置Yとの間にトナー画像を検出する画像センサ16を設け、トナー画像(例えば、補正用トナー画像TMK)が一次転写された時点から当該トナー画像が画像センサ16で検出される時点までの経過時間に中間転写ベルト5の速度を乗算することで第一の転写位置XKから画像センサ16の検出位置Zまでの距離L1’を求めるとともに当該距離L1’と予め設定した基準距離L1との差に基づいて中間転写ベルト5に一次転写されたトナー画像を検出位置Zから第二の転写位置Yまで移動させるのに必要な移動距離L2’を推定手段たる制御部40で推定し、当該移動距離L2’に応じて転写紙4を第二の転写位置Yに搬送する時間(タイミング)を同じく調整手段たる制御部40により調整している。例えば、図4に示すように第一の転写位置XKから検出位置Zまでの理想的な移動距離をL1とすれば、下記の式1から中間転写ベルト5の周長変化率を求めることができる。
(L1’−L1)/L1 …(式1)
ここで、無端可撓部材からなる中間転写ベルト5が周囲温度の変化や経年的変化によって伸縮する場合、部分的に伸縮するのではなく、全体が一様に伸縮すると考えられる。従って、検出位置Zから第二の転写位置Yまでの理想的な移動距離(基準距離)をL2とすれば、下記の式2より、検出位置Zから第二の転写位置Yまでの実際の移動距離L2’を求めることができる。
L2’=(L1’−L1)/L1×L2+L2 …(式2)
そして、上述のようにして求めた実際の移動距離L2’に応じて制御部40が搬送機構41を制御し、転写紙4を第二の転写位置Yに搬送する時間(タイミング)を調整することで転写紙4に二次転写されるトナー画像の位置ずれが抑制できる。また、従来技術で説明したように、特許文献1に開示されている従来例では中間転写ベルト表面に転写されたトナー画像をセンサで2回検出するために中間転写ベルトを少なくとも1周回転させる必要があり、中間転写ベルトを1周回転させる間は本来の画像形成ができないために画像形成に要する時間が長くなって生産性が低下してしまうという問題や、通常は二次転写後に中間転写ベルト表面に残ったトナーを第一の転写位置に到達するまでに除去する必要があるが、上述のように中間転写ベルト表面にトナー画像を残したままで1周回転させるとすれば、残トナーの除去を行う場合と行わない場合とに切り換える機構が必要となり、コストの上昇や装置の大型化が避けられないという問題がある。これに対して本実施形態の画像形成装置では、上述のように画像センサ16,16でトナー画像を一度検出するだけでよいから、上記従来例のように中間転写ベルトの周長を検出するために中間転写ベルトを1周回転させる必要が無く、生産性の低下やコスト上昇並びに装置の大型化を招くことがないという利点がある。
図5のフローチャートを参照して、制御部40が行う二次転写の位置調整について説明する。電源が投入されて起動した制御部40は、露光器11並びに各色用の画像プロセス部6K,6M,6C,6Yを制御して位置ずれ補正用の補正用トナー画像TMK,TMM,TMC,TMYのパターンを感光体9K,9M,9C,9Y表面にそれぞれ作成するとともに、各色の第一の転写位置XK,XM,XC,XYで一次転写させ、さらに、黒色の補正用トナー画像TMKを一次転写してからの経過時間をタイマでカウントする。そして、画像センサ16,16が黒色の補正用トナー画像TMKを検出し、その検出信号が制御部40に入力されると、制御部40は、タイマカウントを終了して上述の式2より実際の移動距離L2’を算出するとともに、算出した移動距離L2’に応じてレジストローラ3a,3bの起動開始の時間を設定することで転写紙4を第二の転写位置Yに搬送するタイミングを調整する。ここで、実際に計測する第一の転写位置Xから画像センサ16の検出位置Zまでの距離L1’が長いほど算出される移動距離L2’の精度も高くなるので、本実施形態では画像センサ16,16から最も離れた位置にある黒色用の第一の転写位置XKから検出位置Zまでの距離を計測している。但し、黒色以外の色用の第一の転写位置XM,XC,XYから検出位置Zまでの距離を計測しても構わない。また本実施形態では、色ずれ補正用の補正用トナー画像TMKを画像センサ16で検出することで第一の転写位置Xから画像センサ16の検出位置Zまでの距離L1’を計測しており、例えば、補正用トナー画像TM以外の画像を別途形成して距離L1’を計測する場合、色ずれ補正用の処理と位置ずれ調整用の処理とに要する時間が延びて本来の画像形成の開始が遅れてしまうが、本実施形態のように補正用トナー画像TMを位置ずれ調整用の距離L1’の計測に利用することで本来の画像形成を早く開始することができる。
ところで本実施形態の画像形成装置では、常に4色のトナーを使用してフルカラーの画像を形成(印刷)するわけではなく、例えば、文字のみの書類を印刷する場合には黒色のトナーのみが使用され、使用されないマゼンタ、シアン、イエローの各色については第一の転写位置XM,XC,XYの上流側に設置されている一次転写ローラ29M,29C,29Yを退避させることで中間転写ベルト5をマゼンタ、シアン、イエローの各色用の感光体9M,9C,9Yから離間させている。つまり、中間転写ベルト5は一次転写ローラ29K,…によって感光体9K,…に当接させられており、一次転写ローラ29M,…が退避して当接する感光体9M,…の数が減れば、第一の転写位置XKから検出位置Zまでの距離L1’も変化する。
そこで、図6のフローチャートに示すように、制御部40は各感光体9K,9M,9C,9Yの中間転写ベルト5への当接状況の情報(具体的には、各色用のカラー画像データの有無)を取得し、前回移動距離L2’を算出したときの当接状況から変化がなければ、前回算出した移動距離L2’を使用してレジストローラ3a,3bの起動開始時間を設定することで転写紙4を第二の転写位置Yに搬送するタイミングを調整する。また、前記移動距離L2’を算出したときの当接状況から変化が有れば、制御部40は既に説明した手順で新たに移動距離L2’を算出するとともに当該移動距離L2’にに応じてレジストローラ3a,3bの起動開始の時間を設定することで転写紙4を第二の転写位置Yに搬送するタイミングを調整する。このように中間転写ベルト5に対する感光体9K,9M,9C,9Yの当接状況の変更に応じて位置ずれ調整を行えば、中間転写ベルト5表面に当接する感光体9K,…の有無並びに数の変更に伴うトナー画像の位置ずれが抑制できる。
また、中間転写ベルト5の伸縮は温度変化に起因して生じる場合が多いので、中間転写ベルト5の周囲温度を検出する温度センサ(例えば、サーミスタなどの温度変化に応じて抵抗値が変化する素子)を設け、温度センサで検出する周囲温度に応じて位置ずれの調整を行うようにしてもよい。そこで、図7のフローチャートに示すように、制御部40は温度センサで検出する周囲温度を取り込み、前回移動距離L2’を算出したときの周囲温度(これを「基準温度」と呼ぶ。)との差が所定値未満であれば中間転写ベルト5の周長変化がないとみなし、前回算出した移動距離L2’を使用してレジストローラ3a,3bの起動開始時間を設定することで転写紙4を第二の転写位置Yに搬送するタイミングを調整する。また、基準温度との差が所定値以上であれば中間転写ベルト5の周長変化があるとみなし、制御部40は既に説明した手順で新たに移動距離L2’を算出するとともに当該移動距離L2’にに応じてレジストローラ3a,3bの起動開始の時間を設定することで転写紙4を第二の転写位置Yに搬送するタイミングを調整する。このように中間転写ベルト5の周囲温度の変化に応じて位置ずれ調整を行えば、周囲温度の変化に起因した中間転写ベルト5の伸縮に伴うトナー画像の位置ずれが抑制できる。
ここで、補正用トナー画像TMの濃度が低かったために画像センサ16,16で正常に検出されなかった場合、算出された移動距離L2’の誤差が大きくなってしまい、当該移動距離L2’に応じて位置ずれ調整を行うと反対に位置ずれが増大してしまう虞がある。そこで、図8のフローチャートに示すように、制御部40は算出した移動距離L2’が所定の許容範囲内に収まっているか否かを判定し、許容範囲内に収まっていれば当該移動距離L2’に応じて、また、許容範囲内に収まっていなければ基準距離L2に応じて、それぞれレジストローラ3a,3bの起動開始の時間を設定することで転写紙4を第二の転写位置Yに搬送するタイミングを調整する。このように移動距離の推定値L2’が所定の許容範囲から外れた場合に当該推定値L2’の代わりに予め規定された規定値(基準距離)L2を当該移動距離L2’に置き換えて転写紙4を第二の転写位置Yに搬送する時間を調整すれば、何らかの原因でトナー画像が検出できなかった場合においてトナー画像の位置ずれが大きくなるのを防ぐことができる。
さらに、トナー画像が検出できなかった原因が補正用トナー画像TMの濃度の低さにあるとすれば、補正用トナー画像TMの濃度を高くすることで検出可能となり、算出される移動距離L2’が許容範囲内に収まると考えられる。そこで、図9のフローチャートに示すように、制御部40は算出した移動距離L2’が所定の許容範囲内に収まっているか否かを判定し、許容範囲内に収まっていれば当該移動距離L2’に応じてレジストローラ3a,3bの起動開始の時間を設定することで転写紙4を第二の転写位置Yに搬送するタイミングを調整する。一方、算出した移動距離L2’が許容範囲外である場合、制御部40は許容範囲外と連続して判定した回数がn回(n≧2)に達していなければ、補正用トナー画像TMの濃度を高く設定して再度移動距離L2’の算出を試み、許容範囲外と連続して判定した回数がn回に達すれば、基準距離L2に応じてレジストローラ3a,3bの起動開始の時間を設定することで転写紙4を第二の転写位置Yに搬送するタイミングを調整する。なお、補正用トナー画像TMの濃度を高くするには、感光体9K,…表面に付着するトナーの量を増やすように、濃度調整手段たる制御部40が現像バイアス(現像時に現像器12K,…に印加される電圧)を調整すればよい。このように移動距離の推定値L2’が所定の許容範囲から外れた場合に中間転写ベルト5表面に一次転写されるトナー画像の濃度を高くすれば、濃度が低いことが原因でトナー画像が検出できなかった場合にトナー画像の検出が可能となり、その結果、トナー画像の位置ずれが確実に抑制できる。
ところで、移動距離L2’を算出する式1,式2で用いる理想的な距離L1並びに基準距離L2は設計値から求めることができるが、実際には部品の寸法ばらつきや組立のばらつきなどが原因で設計値からずれてしまうことがある。従って、例えば画像形成装置を設置して初めて使用するときのように中間転写ベルト5の周長が変化していないとみなせるときに、既に説明した手順で計測手段たる制御部40が計測した移動距離L2’を基準距離L2に設定すれば、設計値から基準距離L2を求めに場合に比較して個々の装置毎のばらつき等に起因した誤差の影響が低減できる。
また、メンテナンスにおいて中間転写ベルト5が交換された場合、交換の前後で中間転写ベルト5の周長が大きく変化する可能性がある。そこで、中間転写ベルト5が交換されたときに制御部40が既に説明した手順で計測した移動距離L2’を基準距離L2に設定すれば、個々の中間転写ベルト5毎のばらつき等に起因した誤差の影響が低減できる。なお、中間転写ベルト5が交換されたか否かを制御部40で判断するには、例えば、交換作業後に作業者が図示しないスイッチを操作し、当該スイッチの操作入力が制御部40に取り込まれたときに中間転写ベルト5が交換されたと判断すればよい。
本発明の実施形態を示す概略構成図である。 同上のブロック図である。 同上における補正用トナー画像の説明図である。 同上における移動距離の算出方法を説明するための説明図である。 同上における位置ずれ調整の動作説明図である。 同上における位置ずれ調整の動作説明図である。 同上における位置ずれ調整の動作説明図である。 同上における位置ずれ調整の動作説明図である。 同上における位置ずれ調整の動作説明図である。
符号の説明
3a,3b レジストローラ
4 転写紙
5 中間転写ベルト
6K,6M,6C,6Y 画像プロセス部
9K,9M,9C,9Y 感光体
10K,10M,10C,10Y 帯電器
11 露光器
12K,12M,12C,12Y 現像器
14K,14M,14C,14Y 一次転写器
16 画像センサ
20 二次転写器
40 制御部

Claims (18)

  1. 無端可撓部材からなる中間転写体を回転駆動し、第一の転写位置で像担持体から中間転写体表面に一次転写した現像剤像を第二の転写位置で中間転写体から転写材に二次転写することで転写材表面に画像を形成する画像形成方法において、
    第一の転写位置と第二の転写位置との間に設けた検出手段で中間転写体表面の現像剤像を検出し、当該現像剤像を一次転写した時点から検出手段で検出するまでの経過時間に基づいて第一の転写位置から検出手段による検出位置までの距離を求め、当該距離と予め設定した基準距離との差に基づいて中間転写体に一次転写された現像剤像を前記検出位置から第二の転写位置まで移動させるのに必要な移動距離を推定し、当該移動距離に応じて転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整することを特徴とする画像形成方法。
  2. 複数の像担持体を中間転写体の回転方向に沿って並置し、それぞれの像担持体から中間転写体表面に互いに異なる色の現像剤像を重ねて一次転写する画像形成方法であって、
    複数色の現像剤像のうちで検出手段から最も離れた位置で中間転写体表面に一次転写された現像剤像を検出手段で検出することを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  3. 互いに重ならないように各色毎の現像剤像を中間転写体表面に転写し、検出手段にて各色の現像剤像を検出した時間差に基づいて各色の現像剤像が中間転写体表面で重なる位置を補正する画像形成方法であって、
    現像剤像を一次転写した時点から検出手段で検出するまでの経過時間に基づいて第一の転写位置から現像剤像の検出位置までの距離を求め、当該距離と基準距離との差に基づいて前記移動距離を推定することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成方法。
  4. 複数の像担持体のうちで現像剤像を転写する1乃至複数の像担持体を中間転写体表面に当接させ、現像剤像を転写しない1乃至複数の像担持体を中間転写体表面から離間させる画像形成方法であって、
    複数の像担持体と中間転写体表面との当接状況を変更したときに前記移動距離を推定して転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成方法。
  5. 前記移動距離を推定したときの中間転写体の周囲温度を検知して基準温度とし、周囲温度と基準温度との差が所定値以上となったときに、前記移動距離を新たに推定して転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成方法。
  6. 前記移動距離の推定値が所定の許容範囲から外れた場合に当該推定値の代わりに予め規定された規定値を当該移動距離に置き換えて転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の画像形成方法。
  7. 前記移動距離の推定値が所定の許容範囲から外れた場合に中間転写体表面に一次転写される現像剤像の濃度を高くすることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の画像形成方法。
  8. 現像剤像を一次転写した時点から検出手段で検出するまでの経過時間を計測し、当該経過時間から求められる移動距離を基準距離に設定することを特徴とする請求項6又は7記載の画像形成方法。
  9. 中間転写体が交換されたときに前記移動距離を求め、当該移動距離を基準距離に設定することを特徴とする請求項8記載の画像形成方法。
  10. 無端可撓部材からなる中間転写体を回転駆動し、第一の転写位置で像担持体から中間転写体表面に一次転写した現像剤像を第二の転写位置で中間転写体から転写材に二次転写することで転写材表面に画像を形成する画像形成装置において、
    第一の転写位置と第二の転写位置との間に設けられて中間転写体表面の現像剤像を検出する検出手段と、当該現像剤像を一次転写した時点から検出手段で検出するまでの経過時間に基づいて第一の転写位置から検出手段による検出位置までの距離を求め、当該距離と予め設定した基準距離との差に基づいて中間転写体に一次転写された現像剤像を前記検出位置から第二の転写位置まで移動させるのに必要な移動距離を推定する推定手段と、当該移動距離に応じて転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整する調整手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 複数の像担持体を中間転写体の回転方向に沿って並置し、それぞれの像担持体から中間転写体表面に互いに異なる色の現像剤像を重ねて一次転写する画像形成装置であって、
    推定手段は、複数色の現像剤像のうちで検出手段から最も離れた位置で中間転写体表面に一次転写された現像剤像を検出手段で検出するまでの経過時間に基づいて第一の転写位置から検出手段による検出位置までの距離を求め、当該距離と予め設定した基準距離との差に基づいて前記移動距離を推定することを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
  12. 互いに重ならないように各色毎の現像剤像を中間転写体表面に転写し、検出手段にて各色の現像剤像を検出した時間差に基づいて各色の現像剤像が中間転写体表面で重なる位置を補正する画像形成装置であって、
    推定手段は、現像剤像を転写した時点から検出手段で検出するまでの経過時間に基づいて第一の転写位置から検出手段による検出位置までの距離を求め、当該距離と基準距離との差に基づいて前記移動距離を推定することを特徴とする請求項10又は11記載の画像形成装置。
  13. 複数の像担持体のうちで現像剤像を転写する1乃至複数の像担持体を中間転写体表面に当接させ、現像剤像を転写しない1乃至複数の像担持体を中間転写体表面から離間させる画像形成装置であって、
    複数の像担持体と中間転写体表面との当接状況を変更したときに前記移動距離を推定手段で推定し、当該移動距離に応じて転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整手段で調整することを特徴とする請求項10〜12の何れか1項に記載の画像形成装置。
  14. 中間転写体の周囲温度を検知する温度検知手段を備え、中間転写体を第一の転写位置から第二の転写位置まで回転するのに要する時間を推定手段で推定したときの中間転写体の周囲温度を温度検知手段で検知して基準温度とし、周囲温度と基準温度との差が所定値以上となったときに、推定手段で前記移動距離を新たに推定し、当該移動距離に応じて転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整手段で調整することを特徴とする請求項10〜12の何れか1項に記載の画像形成装置。
  15. 調整手段は、推定手段で推定する前記移動距離の推定値が所定の許容範囲から外れた場合に当該推定値の代わりに予め規定された規定値を当該移動距離に置き換えて転写材を第二の転写位置に搬送する時間を調整することを特徴とする請求項10〜14の何れか1項に記載の画像形成装置。
  16. 推定手段で推定する前記移動距離の推定値が所定の許容範囲から外れた場合に中間転写体表面に一次転写される現像剤像の濃度を高くする濃度調整手段を備えたことを特徴とする請求項10〜14の何れか1項に記載の画像形成装置。
  17. 現像剤像を一次転写した時点から検出手段で検出するまでの経過時間に基づいて前記移動距離を計測する計測手段を備え、計測手段で計測された当該移動距離が基準距離に設定されることを特徴とする請求項15又は16記載の画像形成装置。
  18. 計測手段は、中間転写体が交換されたときに前記移動距離を計測することを特徴とする請求項17記載の画像形成装置。
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