JP4455978B2 - マーク検出装置と駆動制御装置とベルト駆動装置と画像形成装置 - Google Patents

マーク検出装置と駆動制御装置とベルト駆動装置と画像形成装置 Download PDF

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Description

この発明は、無端ベルト部材を適切に回動させるためのマーク検出装置、それを備えた駆動制御装置、それらと無端ベルト部材等からなるベルト駆動装置、およびそれを備えた複写機,プリンタ,ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置として、複数個の感光体(第1の像担持体)上にそれぞれ形成された各単色トナーによる単色画像を中間転写体(第2の像担持体)上に順次転写してその各単色画像を重ね合わせた合成カラー画像を形成させる複数個の1次転写部(1次転写手段)と、それによって中間転写体上に形成された合成カラー画像を用紙上に一括転写する2次転写部(2次転写手段)とを備えたものや、感光体上に順次形成される各単色トナーによる単色画像を中間転写体上に順次転写してその各単色画像を重ね合わせた合成カラー画像を形成させる1次転写部と、それによって中間転写体上に形成された合成カラー画像を用紙上に一括転写する2次転写部とを備えたものがある。
このような画像形成装置、例えばベルト状の感光体(感光体ベルト)や中間転写体(中間転写ベルト)、用紙搬送ベルト等の画像形成用の無端ベルト部材を備えた画像形成装置においては、無端ベルト部材やそれで搬送される用紙(転写材)上の画像(トナー画像)の位置合わせを高精度に行うために、その無端ベルト部材(実際はその移動面)の移動量および移動位置を正確に制御することが要求される。
ところが、無端ベルト部材の移動速度は、それに接触する部材から受ける負荷変動などの種々の要因によって変動しやすく、無端ベルト部材の速度変動を完全になくすことは極めて困難である。そのため、無端ベルト部材が何らかの原因で変動すると、その移動速度,移動量,および移動位置も変動し、その無端ベルト部材やそれで搬送される用紙上の画像の位置誤差を高精度に抑制することが困難になるという問題がある。
そこで、そのような問題を解消するため、無端ドラム状部材や駆動ローラ(無端ベルト部材を移動させるためのもの)の回転角速度の変動による画像の位置誤差を高精度に抑制するために、無端ドラム状部材の回転軸や駆動ローラの回転軸にロータリエンコーダを直結し、このロータリエンコーダによって検出された無端ドラム状部材や駆動ローラの回転角速度に基づいて、その無端ドラム状部材や駆動ローラの駆動手段である駆動モータの回転角速度を制御するようにした画像形成装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。この画像形成装置は、無端ドラム状部材や駆動ローラの回転角速度を制御することにより、その無端ドラム状部材や無端ベルト部材の移動量(移動位置)を間接的に制御するものである。
一方、ベルト(無端ベルト部材)の外周面(表面)または内周面(裏面)にその移動方向に沿って所定間隔で連続するようにマーク(又は穴)を形成し、そのマークをセンサ(マークセンサ)によって検出して得られたパルス間隔からベルト面の移動速度を算出して駆動制御にフィードバックするようにした画像形成装置も提案されている(例えば特許文献2〜4参照)。この画像形成装置によれば、ベルト表面の挙動を直接観測できるため、その移動量を直接制御することができる。これにより、ベルトを駆動させるための駆動ローラの偏心、駆動ローラとベルトの滑り、そしてベルトの厚み偏差による検出誤差を低減でき、高い精度で駆動制御を行うことが可能になる。
特許第3107259号公報 特開平6−263281号公報 特開平9−114348号公報 特開平11−24507号公報
しかしながら、一般に、無端ベルト部材の厚みをその移動方向(回動方向)にわたって均一に形成することは極めて困難である。また、無端ベルト部材の厚みは、ベルト移動中に加わるテンションにより変形することで変化する。そのため、無端ベルト部材が移動している間、その無端ベルト部材(マーク)とマークセンサとの間の間隔が変動する。また、無端ベルト部材を支持する複数の支持部材間におけるベルト部分でマークの検出を行う場合には、その無端ベルト部分が振動することによっても、その無端ベルト部材とマークセンサとの間の間隔が変動する。さらに、マークセンサの取り付け時に規定範囲を越える角度(角度誤差)が生じてしまうことがある。
そのため、無端ベルト部材における複数のマークを光学的に検出する場合、つまり無端ベルト部材の光照射面(マーク)に対してビーム(光束)を照射する光照射手段とその光照射面からの反射光を受光する受光手段とを有する光反射型のマークセンサを用いて検出する場合、上述したような無端ベルト部材の厚みや振動によってマークセンサと光照射面の間隔(検出距離)の変動が規定範囲を越えたり、そのマークセンサの取り付け時にその取り付け角度が規定範囲を越えたりした場合には、光照射手段から光照射面へ照射されるビームの光軸と光照射面との角度が画像品質に影響しない範囲を越えることにより、マーク検出のタイミングがずれ、検出誤差が生じてしまうという問題があった。
この発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、無端ベルト部材における複数のマークを光学的に検出する場合の検出誤差を小さくし、無端ベルト部材の速度制御又は位置制御を適切に行えるようにすることを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、マーク検出装置,駆動制御装置,ベルト駆動装置,および画像形成装置を提供する。
請求項1の発明によるマーク検出装置は、無端ベルト部材の移動方向に沿って所定の間隔で連続するように複数のマークが形成されたスケールを光学的に検出して、該無端ベルト部材の移動時に上記マークの有無に応じた電気信号を出力するマーク検出装置であって、上記無端ベルト部材の上記スケールが形成された光照射面に対して平行光束を照射する光照射手段と、該光照射面からの反射光を受光する受光手段と、上記光照射面の変動を抑制する変動抑制手段とを備え、該変動抑制手段に、上記無端ベルト部材の上記光照射面の近傍部分をその外周面側と内周面側から上記移動方向に移動可能に押さえる押さえ部材を備え、上記押さえ部材を、上記無端ベルト部材の上記スケールがある側の面を押さえる第1の押さえ部材と、上記無端ベルト部材の上記スケールがない側の面を押さえる第2の押さえ部材とによって構成すると共に、上記光照射手段および上記受光手段を当該マーク検出装置の筐体に収納し、該筐体に、上記光照射手段から上記光照射面へ平行光束を照射するための第1の開口部と、上記受光手段が上記光照射面からの反射光を受光するための第2の開口部とを加工形成し、上記筐体の上記第1,第2の開口部側の面に該各開口部を塞がないように上記第1の押さえ部材を配設し、上記筐体および上記第1の押さえ部材を上記無端ベルト部材の上記スケールがある外周面の下方に配置すると共に、上記第1の押さえ部材を、上記筐体より上記移動方向の長さが長く、該筐体と接触していない部分が上記無端ベルト部材の上流側になるようにし、その接触していない部分にクリーニング用の開口部を形成したものである。
請求項2の発明によるマーク検出装置は、請求項1のマーク検出装置において、上記押さえ部材を、上記無端ベルト部材の外周面と内周面に対向する面にそれぞれ短繊維を植毛したものである。
請求項の発明によるマーク検出装置は、請求項1又は2のマーク検出装置において、上記第2の開口部を上記第1の開口部より開口面積が大きくなるようにしたものである。
請求項の発明によるマーク検出装置は、請求項のいずれかのマーク検出装置において、上記第1の開口部に、上記光照射手段からの平行光束を上記マークの上記移動方向の幅と同じ幅に整形して上記光照射面に照射するためのスリットを設けたものである。
請求項の発明によるマーク検出装置は、請求項1〜のいずれかのマーク検出装置において、上記光照射手段と上記受光手段とを上記無端ベルト部材の上記移動方向に直交する幅方向に並んで配置したものである。
請求項の発明による駆動制御装置は、請求項1〜のいずれかのマーク検出装置を備えると共に、上記無端ベルト部を回動させるための駆動手段を接続可能な駆動制御装置であって、該マーク検出装置の出力に基づいて制御信号を生成し、該制御信号によって上記駆動手段の駆動力を制御することにより、上記無端ベルト部材の速度制御又は位置制御を行うようにしたものである。
請求項の発明による駆動制御装置は、請求項の駆動制御装置と、上記無端ベルト部材と、上記駆動手段とによって構成したものである。
請求項の発明による画像形成装置は、請求項のベルト駆動装置を備えた画像形成装置であって、上記無端ベルト部材が、用紙搬送ベルト,転写ベルト,中間転写ベルト,感光体ベルトのうちのいずれかであるものである。
この発明のマーク検出装置によれば、無端ベルト部材のスケールが形成された光照射面の変動を抑制する変動抑制手段を備え、その変動抑制手段に、無端ベルト部材の光照射面の近傍部分をその外周面側と内周面側からその移動方向に移動可能に押さえる押さえ部材を備えることにより、上記スケール上の複数のマークを光学的に検出する場合の検出誤差を小さくすることができる。また、上記押さえ部材を、無端ベルト部材のスケールがある側の面を押さえる第1の押さえ部材と、無端ベルト部材のスケールがない側の面を押さえる第2の押さえ部材とによって構成し、光照射手段および受光手段を収納している当該マーク検出装置の筐体の第1の開口部(光照射手段から上記光照射面へ平行光束を照射するための開口部)と第2の開口部(受光手段が上記光照射面からの反射光を受光するための第2の開口部)側の面にその各開口部を塞がないように第1の押さえ部材を配設したので、光照射手段による発光と受光手段による受光によって上記スケール上のマークを検出することができる。更に、上記筐体および第1の押さえ部材を無端ベルト部材のスケールがある外周面の下方に配置すると共に、第1の押さえ部材を、上記筐体より上記移動方向の長さが長く、その筐体と接触していない部分が無端ベルト部材の上流側になるようにし、その接触していない部分にクリーニング用の開口部を形成したので、上記スケールにトナーやゴミが付着した場合でも、それらを上記光照射位置に達する前にクリーニング用の開口部を通して落下させることにより、上記光照射面を常に清浄な状態に保つことができる。よって、上記光照射面へのトナーやゴミの付着を防止することができ、マークの誤検出を回避することができる。
この発明の駆動制御装置によれば、上記マーク検出装置の出力に基づいて、無端ベルト部材の速度制御又は位置制御を適切に行うことができる。
この発明のベルト駆動装置によれば、上記駆動制御装置の制御によって、無端ベルト部材を高精度に移動させることができる。
この発明の画像形成装置によれば、上記ベルト駆動装置を用いることにより、適切な画像形成を行え、画像品質を向上させることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明による画像形成装置の一実施形態であるカラー複写機の内部構成例を示す構成図である。
このカラー複写機は、タンデム型間接転写方式の電子写真装置であり、複写機本体(装置本体)1の下部に用紙Pを積載する複数段(この例では4段)の給紙カセット22を備えた給紙バンク(給紙部)2を、上部に原稿を自動的にコンタクトガラス31(図1)上に給送する自動原稿給送部(以下「ADF」という)3を、中央部にプリンタ部(画像形成部)20をそれぞれ配置している。なお、給紙バンク2には、必要に応じて別の給紙部を増設することも可能である。
ADF3の手前側の複写機本体1の上面に、図示しない操作部が設けられており、そこにはコピー動作を開始するためのスタートキーや、コピー枚数等をセットするためのテンキー、両面モード(用紙の表裏両面に画像を形成するモード)を含む各種モード,用紙サイズ,コピー濃度等を選択するキー、各種の表示を行う液晶表示器などを備えている。
プリンタ部20の上方には原稿画像を読み取るスキャナ部23を、そのプリンタ部20の図1で左側には排紙トレイ(排紙収納部)24をそれぞれ設けており、その排紙トレイ24には画像形成された用紙Pが排紙収納される。
プリンタ部20には、それぞれ表面(但し予め帯電されている)が露光されて静電潜像が形成される複数の第1の像担持体となるドラム状の感光体(以下「感光体ドラム」という)26Y,26M,26C,26K(以下総称して「感光体ドラム26」ともいう)と、その各感光体ドラム26の表面に形成された静電潜像をそれぞれ各色のトナーで可視像化して単色のトナー画像(以下「単色画像」という)を形成する各現像部63と、その各感光体ドラム26上に形成された各単色画像が順次1次転写されることによって4色重ねの合成カラー画像が形成される第2の像担持体であるドラム状の中間転写体(以下「中間転写ベルト」という)25とが設けられており、その中間転写ベルト25は矢示A方向に回動するようになっている。
図1に示した各感光体ドラム26(26Y,26M,26C,26K)のそれぞれの回りには、その各感光体ドラム26の表面を一様に帯電処理する各帯電部62と、その各感光体ドラム26上の単色画像(可視像)を中間転写ベルト25に1次転写した後に各感光体ドラム26上に残った未転写トナー(残留トナー)を除去回収するクリーニング処理を行う各感光体クリーニング部64とをそれぞれ設けている。
このプリンタ部20の上部には、そのプリンタ部20の各感光体ドラム26上のそれぞれ露光位置(帯電面)に、それぞれ各色の画像情報に対応したレーザ光を照射してそこに静電潜像を形成する露光部7を設けている。
また、プリンタ部20の用紙搬送上流側にレジスト部を構成するレジストローラ33を、そのプリンタ部20の用紙搬送下流側に定着部28をそれぞれ設け、そのレジストローラ33により用紙のスキュー補正を行うと共に、その用紙を感光体ドラム26上のトナー画像とタイミングをとって、中間転写ベルト25と2次転写対向ローラ54との間の2次転写部へ向けて給送するようにしている。そして、その2次転写部で、中間転写ベルト25上に担持した合成カラー画像を給紙バンク2内のいずれかの給紙カセット22あるいは手差し給紙トレイ70から給紙した用紙Pに順次2次転写し、その合成カラー画像を定着部28で熱と圧力とを加えて定着する。その定着部28の下流側には、定着部28を通過した用紙を排紙トレイ24上に排出する排紙ローラ41を設けている。
さて、いま、このカラー複写機を用いてコピーをとるときは、ユーザがADF3の原稿台上に原稿をセットする。または、ADF3を開いてスキャナ部23のコンタクトガラス31上に原稿をセットし、ADF3を閉じてそれで押さえる。
そして、操作部上のスタートキーを押すと、カラー複写機は次のような動作を行う。
すなわち、まず、ADF3の原稿台に原稿がセットされている場合には、その原稿をコンタクトガラス31上へ自動給送した後、コンタクトガラス31上に直接原稿がセットされている場合には、直ちに、スキャナ部23を駆動し、第1走行体32aおよび第2走行体32bを図1で左右方向に往復移動させる。
そして、第1走行体32aで原稿照明用の光源を点灯させると共に原稿面からの反射光を更に反射して第2走行体32bに向け、第2走行体32bのミラーで反射して結像レンズ34を通してCCD(読み取りセンサ)35に入れ、原稿の画像を読み取る。このとき、R(レッド),G(グリーン),B(ブルー)の色分解光毎に光電変換され、電気的なR,G,Bの画像信号が出力される。そのRGB画像信号はデジタル化されて画像処理がなされ、イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の画像信号として露光部7へ送られ、その内部のレーザダイオードがPM(Phase Modulation)又はPWM(Pulse Width Modulation)等の変調方式によって駆動されることにより、原稿画像に対応するレーザ光が射出される。そして、そのレーザ光により、図示しないポリゴンミラーやレンズを介して各感光体ドラム26の帯電面(帯電部62による)が露光され、そこに静電潜像が形成される。
また、スタートキーの押下により、図示しない駆動モータによって駆動ローラ51を回転駆動して他のローラ52,53を従動回転させ、中間転写ベルト25を回動させる。同時に、プリンタ部20で各感光体ドラム26を回転させて各感光体ドラム26上の静電潜像にそれぞれ各現像部63によりY,M,C,Kの各単色トナーを付着させ、各単色のトナー画像(単色画像)を形成する。
そして、中間転写ベルト25の回動とともに、それらの単色画像を順次転写して中間転写ベルト25上に4色重ねの合成カラー画像を形成する。
すなわち、最初に感光体ドラム26Y上のY画像(イエロー色の画像)を図1の矢示A方向に回動している中間転写ベルト25上に1次転写ローラ65(図2)により1次転写し、次にそのY画像が感光体ドラム26Mの位置まで移動したときに、そこにM画像(マゼンタ色の画像)を重ね合わせて1次転写ローラ65により1次転写する。そのM画像を転写した部分が感光体ドラム26Cの位置まで移動したときに、そこにC画像(シアン色の画像)を重ね合わせて1次転写ローラ65により1次転写し、更にそのC画像を転写した部分が感光体ドラム26Kの位置まで移動したときに、そこにK画像(ブラック色の画像)を重ね合わせて1次転写ローラ65により1次転写する。
そして、そのY,M,C,Kの4色を重ね合わせた合成カラー画像が中間転写ベルト25の回動により、その内側に位置する2次転写ローラ53と外側に位置する2次転写対向ローラ54との間の2次転写位置まで移動すると、そのタイミングに一致するように同期がとられて給送された用紙(記録紙)に、2次転写ローラ53により一括転写する。
このように、このカラー複写機は、中間転写ベルト25が1回動して1つの合成カラー画像を形成する作像プロセスを行う。
そして、その中間転写ベルト25上の4色重ねの合成カラー画像が用紙に一括転写された後は、その中間転写ベルト25上に残留する未転写トナーが中間転写クリーニング部(ベルトクリーニング部)55により除去回収される。
合成カラー画像が定着されて定着部28を通過した用紙は、片面モード(用紙の片面にのみ画像を形成するモード)が設定されている場合には、排紙ローラ41により排紙トレイ24に排出される。
また、両面モードが設定されている場合には、定着部28と排紙ローラ41との間の搬送経路上に設けている分岐爪43により、用紙がプリンタ部20の下側に配設している両面部29に送り込まれ、それが反転されて再びレジストローラ33に搬送され、今度は裏面(第2面)に合成カラー画像が形成された後に排紙ローラ41により排紙トレイ24上に排出される。
一方、用紙を給送する給紙バンク2には、各給紙段ごとに給紙部4がそれぞれ設けられている。
その各給紙段の給紙部4は、用紙Pを積載する底板5と、その底板5に積載された用紙Pを同図で反時計回り方向に回転することにより給送するピックアップコロ6と、そのピックアップコロ6により給送された用紙Pが複数枚であったときにはそれを1枚に分離するフィードコロとリバースコロとからなる分離手段8とを備えている。
この給紙部4からの給送は、給紙カセット22の底板5上に収納した未使用の用紙Pが、その底板5が上昇側に回動することにより最上位に位置する用紙がピックアップコロ6に当接する位置まで上昇し、その状態でピックアップコロ6が回転することにより給紙カセット22から送り出される。
そこで、用紙Pが2枚以上送り出されたときには、それが分離手段8によって1枚に分離される。そして、その用紙Pが、停止状態にあるレジストローラ33へ搬送され、そこで一旦停止されて、その先端と中間転写ベルト25上の合成カラー画像との位置関係が正確に一致するタイミングで、そのレジストローラ33が回転を開始することによりプリンタ部20に向けて搬送される。以下、上述したプロセスを経て画像形成が行われ、それが排紙トレイ24に排出される。
このように、このカラー複写機は、原稿を走査してその画像を読み取り、その画像情報をデジタル化して用紙に画像を形成するデジタル複写機としての機能の他に、図示しない制御部により原稿の画像情報を遠隔地との間で授受するファクシミリ装置としての機能や、コンピュータが扱う画像情報を用紙上に印刷するプリンタとしての機能も有する多機能の画像形成装置である。そして、どの機能によって形成した画像も、全て一つの排紙トレイ24に排出される。
次に、プリンタ部20について、図2を参照して具体的に説明する。
図2は、プリンタ部20の構成を詳細に示す構成図である。
プリンタ部20は、前述したように、各感光体ドラム26の回りにそれぞれ、帯電部62,現像部63,1次転写ローラ(1次転写部)65,および感光体クリーニング部64を設け、フルカラーの画像形成を行うために、各感光体ドラム26上にそれぞれ各色に対応する静電潜像を形成し、その各静電潜像にそれぞれ各色のトナーを付着してトナー画像を形成し、その各色のトナー画像を各1次転写ローラ65によって中間転写ベルト25上に順次1次転写することにより、その中間転写ベルト25上に4色重ねの合成カラー画像を形成するタンデム方式の画像形成部である。
各帯電部62はそれぞれ、ローラ状の接触帯電部材(帯電ローラ)であり、対応する感光体ドラム26に接触して電圧を印加することによりその感光体ドラム26の表面を一様に帯電する。もちろん、ローラ状以外の接触帯電部材あるいは非接触のスコロトロンチャージャで帯電を行うこともできる。
各現像部63はそれぞれ、一成分現像剤を使用してもよいが、図示例では、磁性キャリアと非磁性トナーとよりなる二成分現像剤を使用する。そして、その二成分現像剤を攪拌しながら搬送して現像スリーブに二成分現像剤を供給付着させる攪拌部と、その現像スリーブに付着した二成分現像剤のうちのトナーを感光体ドラム26に転移する現像部とによって構成し、その現像部より攪拌部を低い位置とする。
各1次転写ローラ65はそれぞれ、ローラ状の接触転写部材であり、対応する感光体ドラム26上の単色画像を中間転写ベルト25上に1次転写する。もちろん、ローラ状以外の接触転写部材あるいは非接触のスコロトロンチャージャで1次転写を行うこともできる。
各感光体クリーニング部64はそれぞれ、対応する感光体ドラム26上に残留する未転写トナーを除去回収する。
中間転写ベルト25は、駆動ローラ51と従動ローラ52と2次転写ローラ53との間に張架され、A方向に回動可能となっている。
この中間転写ベルト25の従動ローラ52と2次転写ローラ53との間に架け渡された部分の表面上には、中間転写クリーニング部55を設けている。
2次転写ローラ53は、2次転写対向ローラ54と共に2次転写部を構成するローラ状の接触転写部材であり、中間転写ベルト25上に形成された合成カラー画像を用紙上に一括転写する。もちろん、ローラ状以外の接触転写部材あるいは非接触のスコロトロンチャージャで2次転写を行うこともできる。
中間転写クリーニング部55は、中間転写ベルト25による画像転写後にその表面に残留する未転写トナーを除去回収する。
なお、各1次転写ローラ65,2次転写ローラ53,および中間転写クリーニング部55にはそれぞれ、図示しない高圧電源部が接続されている。この高圧電源部は、各感光体ドラム26上に形成された単色画像を中間転写ベルト25上に1次転写するために、所定のバイアス電圧を各1次転写ローラ65に印加する1次転写プロセスを行う。また、中間転写ベルト25上に形成された合成カラー画像を用紙上に2次転写するために、所定のバイアス電圧を2次転写ローラ53に印加する2次転写プロセスを行う。さらに、中間転写ベルト25上に残留する未転写トナーを除去するため、所定のバイアス電圧を中間転写クリーニング部55に印加する。
次に、このカラー複写機におけるこの発明に係わる部分について、図3〜図10を参照して具体的に説明する。
図3は、図2の中間転写ベルト25とその周辺の駆動系および制御系とを構成するベルト駆動装置の構成例を示す図である。
このベルト駆動装置では、無端ベルト部材(無端移動部材)である中間転写ベルト25の外周面(表面)にその回動方向(移動方向)に沿って所定の間隔(等間隔)で連続するように複数のマーク(反射部)を形成したスケール250を備えている。
駆動制御装置100は、マイクロコンピュータ(CPU)を用いており、スケール250上のマークを検出するマークセンサ110の出力信号である2値化信号(電気信号)に基づいて制御信号を生成し、それによって駆動モータ120,ギア121,122,および駆動ローラ51の駆動力を制御することにより、中間転写ベルト25の速度制御又は位置制御を行う。つまり、上記2値化信号から中間転写ベルト25の外周面(表面)の速度(移動速度)を算出し、その算出結果を制御にフィードバックすることによって対応する制御信号を生成し、それを駆動モータ120へ出力してその駆動モータ120を駆動制御することにより、ギア121,122,および駆動ローラ51を介して中間転写ベルト25の外周面の速度又は位置を最適値に制御する。
なお、駆動モータ120,ギア121,122,駆動ローラ51が、中間転写ベルト25を回動(無端移動)させるための駆動手段に相当する。
また、マークセンサ110は、光学センサであり、マーク検出装置全体であっても良いし、その一部(例えば発光素子と受光素子との組み合わせ)であっても良いが、この実施形態ではマーク検出装置全体とする。また、このマークセンサ110は、駆動制御装置100に接続されていればよいので、駆動制御装置100の一部としても構わないし、駆動制御装置100と別にしても構わない。
図4は、中間転写ベルト25の外周面に設けたスケール250とマークセンサ110の一例を示す構成図であり、(a)はスケール250の一部を上方から見た正面を示す図、(b)はマークセンサ110の光学系の構成と光路を示す図、(c)はマークセンサ110を上方から見た正面図である。なお、図4の(a)では、図示の都合上、スケール250の幅(中間転写ベルト25の回動方向Aに直交する方向の長さ)を広くしたが、実際には狭く、しかも中間転写ベルト25の幅方向の片側に後述するベルト寄りガイドと共にスケール250を設けられている。
スケール250は、反射型スケールであり、中間転写ベルト25の外周面にその回動方向Aに沿って斜線を施して示す反射部(マーク)251と遮光部252とを交互に形成した(反射部251が所定の間隔で連続するように形成した)ものである。反射部251には、例えば反射率が高いアルミニウムを用いている。
マークセンサ110は、LED等の発光素子111,コリメートレンズ112,スリットマスク113,ガラス114(透明樹脂フィルムなどの透明のカバーでもよい),およびフォトトランジスタ等の受光素子(受光手段)115等によって構成されている。
マークセンサ110において、発光素子(光源)111で発光してコリメートレンズ112で平行光束にされたビームは、スケール250と平行な複数のスリットからなるスリットマスク(センサスリット部材)113を通って複数本(この例では3本)のビームLB(反射部251の移動方向Aの長さである幅と同じ)に分割され、中間転写ベルト25のスケール250が形成された光照射面に入射され、その光照射面が反射部251であった場合に、反射する。なお、発光素子111がコリメートレンズ112とにより、光照射手段としての機能を果たす。
中間転写ベルト25のスケール250の反射部251で反射した光である複数の分割ビームLBは、マークセンサ110のガラス114を介して受光素子115で受光され、そこで反射光の明暗の変化を電気信号に変換する。
よって、マークセンサ110の受光素子115は、スケール250の反射部(マーク)251を反射光の受光によって検出して、中間転写ベルト25の回動(移動)時に反射部251の有無に応じたアナログ交番信号(アナログ信号)、つまり反射部251の有無により連続的に変調されたアナログ交番信号を出力することができる。
ここで、マークセンサ110の表面のビーム光路に位置するスリットマスク113とガラス114をマーク検出領域(光学センサの検出領域)とする。また、スリットマスク113として、フォトエマルジョン型の光学スリットを用いるとよい。
また、アナログ交番信号とは、直流成分(反射率もしくは透過率のムラや検出距離変動などにより多少変動する)に正弦波交流信号を重畳した電気信号に相当する。
このアナログ交番信号は、図示しない2値化回路に出力される。
その2値化回路202は、受光素子115の出力信号(アナログ交番信号)を2値化信号(デジタル信号)に変換し、マーク信号として図3の駆動制御装置100へ出力する。
次に、マークセンサ110の構成について、図5〜図9を参照してより具体的に説明する。
図5はマークセンサ110を上方から見た正面図、図6は図5のB−B線に沿う模式的な断面図である。
マークセンサ110は、中間転写ベルト25のスケール(メインスケール)250が形成された光照射面(以下単に「光照射面」ともいう)の変動を抑制する変動抑制手段を設けている。
その変動抑制手段は、中間転写ベルト25の光照射面の近傍部分をその外周面側と内周面側から移動方向(回動方向)Aに移動可能に押さえる押さえ部材300を備えている。
その押さえ部材300は、中間転写ベルト25のスケール250がある側の面を押さえる下側押さえ部材(第1の押さえ部材)300aと、中間転写ベルト25のスケール250がない側の面を押さえる上側押さえ部材(第2の押さえ部材)300bとによって構成されている。
なお、図示の都合上、中間転写ベルト25の内周面と上側押さえ部材300bの下面との隙間を広くしているが、実際にはもっと狭い。
下側押さえ部材300aには、中間転写ベルト25の外周面の幅方向(移動方向Aに直交する方向)の片側にスケール250と共に設けたベルト寄りガイド260により、中間転写ベルト25の回動時のマークセンサ110の上記幅方向への位置ズレを防ぐための切り欠き部が形成されている。
また、押さえ部材300は、中間転写ベルト25の外周面に対向する面(下側押さえ部材300aの上面)および中間転写ベルト25の内周面に対向する面(上側押さえ部材300bの下面)にそれぞれ短繊維(この例では植毛ブラシ)301を植毛している。
光照射手段を構成する発光素子111,コリメートレンズ112,および受光手段を構成する受光素子115はマークセンサ110の筐体(以下「センサ筐体」という)302に収納され、そのセンサ筐体302のセンサ窓303には、発光素子111からコリメートレンズ112経由で光照射面へビームを照射するための第1の開口部304と、受光素子115が光照射面からの反射光を受光するための第2の開口部305とが加工形成されており、センサ筐体302の第1,第2の開口部304,305側の面にその各開口部304,305を塞がないように、下側押さえ部材300aが配設されている。
第2の開口部305は、第1の開口部304より開口面積が大きい。
図7は、第2の開口部305と第1の開口部304との開口面積の関係を説明するための説明図である。なお、図示の都合上、センサ筐体302および中間転写ベルト25を逆向きにしている。後述する図8も同様である。
中間転写ベルト25の法線方向の変動量dzに対する反射光(受光ビーム)の位置変化量Erxは、次式によって求めることができる。但し、θaは発光素子111からコリメートレンズ112経由で光照射面へ照射されるビームの光軸とその照射点からの法線との角度を示す。Laは第1の開口部304の直径(面積に比例する)を、Lbは第2の開口部305の直径をそれぞれ示す。
Erx=2・dz・tanθa
よって、光照射面からの反射光全体を受光素子115で受光できる条件は、次式の関係を満たす必要がある。
|Erx|<(Lb−La)/2
=|2・dz・tanθa|<(Lb−La)/2
このマークセンサ110では、センサ筐体302および下側押さえ部材300aが中間転写ベルト25のスケール250がある外周面の下方に配置されているため、下側押さえ部材300aは、センサ筐体302より移動方向Aの長さが長く、センサ筐体302と接触していない部分が中間転写ベルト25の上流側になるようにし、その接触していない部分にクリーニング用の開口部であるトナートラップ306が形成されている。このトナートラップ306によれば、スケール250にトナーやゴミが付着されている場合、それらはビーム照射位置に達する前に短繊維301によって除去された後、トナートラップ306を通して落下することになる。
第1の開口部304には、コリメートレンズ112を通過したビームを反射部(マーク)251の幅と同じ幅に整形して光照射面に照射するための複数のスリットを持つスリットマスク113を設けられている。第2の開口部305には、ガラス114が設けられている。
発光素子111と受光素子115は、例えば図8の(a)(b)に示すように、中間転写ベルト25の移動方向Aに直交する幅方向Cに並んで配置されている。
また、例えば図9の(a)に示すように、マークセンサ110に移動方向Aの取り付け角度誤差θbがある場合、中間転写ベルト25の法線方向の変化量dzに対して、ビームLBの照射位置は移動方向AにErr(マーク検出誤差)分だけズレる。例えば、中間転写ベルト25の位置が変化量dzだけ変化すると、ビームLB(投影パターン)の照射位置が、例えば同図の(b)(c)に示すようにマーク1個分だけズレる。
マーク検出誤差Errは、次式によって求めることができる。
Err=dz・sinθ
よって、マーク検出誤差Errを目標値(目標精度)以下にするためには次式の関係を満たす必要がある。
Err>dz・sinθ
そのため、マークセンサ110は、その式の関係を満たす構成になっている。
図10は、駆動制御装置100による中間転写ベルト25の速度制御の一例を示すフローチャートである。
駆動制御装置100は、図示しないメイン制御装置(装置全体を統括的に制御する制御装置)から駆動モータ120をON(オン)にする信号が入力されると(中間転写ベルト25の駆動開始タイミングで)、図10の処理ルーチンをスタートし、まずステップS1で駆動モータ120をONにして目標速度である基本速度Vで回転させ、ステップS2でメイン制御装置からの駆動モータ120をOFF(オフ)にする信号の入力の有無をチェックする。
そして、メイン制御装置からの駆動モータ120をOFFにする信号が入力されていない場合には、ステップS4でフィードバックされるマークセンサ110からの信号を入力して、その信号から中間転写ベルト25の表面(外周面)の実際の速度V′を算出(計算)し、ステップS5で基本速度Vと算出した実際の速度V′とを比較して、ステップS6で基本速度Vと実際の速度V′が同じかどうかを判断し、同じであればそのままステップS2に戻って上述と同様の判断および処理を行う。
もし、基本速度Vと実際の速度V′が異なる場合には、ステップS7で基本速度Vと実際の速度V′との速度差V″(V−V′)を算出し、ステップS8でその速度差V″がV″>「0」であるか否かを判断する。
そして、速度差V″がV″>「0」の場合には、基本速度Vよりも実際の速度V′の方が遅いと判断できるため、ステップS9で基本速度Vに速度差V″を加えた速度V(V+V″)になるように駆動モータ120の回転数(回転速度)を制御し、ステップS2に戻る。速度差V″がV″>「0」でない場合、つまりV″<「0」の場合には、基本速度Vよりも実際の速度V′の方が速いと判断できるため、ステップS10で基本速度Vから速度差V″を差し引いた速度V(V−V″)になるように駆動モータ120の回転数を制御し、ステップS2に戻る。
したがって、ステップS2以降の判断および処理を繰り返すことにより、中間転写ベルト25の表面の実際の速度V′が基本速度Vになるように補正制御される。
その後、ステップS2でメイン制御装置から駆動モータ120をOFFにする信号が入力されたと判断すると、ステップS3へ移行し、駆動モータ120をOFFにして、図10の制御を終了する。
このように、このカラー複写機におけるマークセンサ110が、中間転写ベルト25のスケール250が形成された光照射面の変動を抑制する変動抑制手段を設け、その変動抑制手段に、中間転写ベルト25の光照射面の近傍部分をその外周面側と内周面側から移動方向に移動可能に押さえる押さえ部材300を備えたので、スケール250上の複数のマークを光学的に検出する場合の検出誤差を小さくすることができる。つまり、中間転写ベルト25の厚みや振動によってマークセンサ110と光照射面との間隔(検出距離)の変動が規定範囲を越えたり、そのマークセンサの取り付け時にその取り付け角度が規定範囲を越えることがないため、発光素子111から光照射面へ照射されるビームの光軸と光照射面との角度が画像品質に影響しない範囲を越えることがなくなり、マーク検出タイミングのずれによる検出誤差を小さくすることができる。
また、押さえ部材300は、中間転写ベルト25の外周面に対向する面および中間転写ベルト25の内周面に対向する面にそれぞれ短繊維301を植毛しているので、中間転写ベルト25の移動時の押さえ部材300による摩擦が少なくなり、中間転写ベルト25を駆動させるための駆動手段への負担を軽減することができる。
さらに、押さえ部材300を、中間転写ベルト25のスケール250がある側の面を押さえる下側押さえ部材(第1の押さえ部材)300aと、中間転写ベルト25のスケール250がない側の面を押さえる上側押さえ部材(第2の押さえ部材)300bとによって構成し、センサ筐体302の第1の開口部304(発光素子111からコリメートレンズ112経由で光照射面へビームを照射するための開口部)と第2の開口部305(受光素子115が光照射面からの反射光を受光するための開口部)側の面にその各開口部304,305を塞がないように下側押さえ部材300aを配設したので、発光素子111による発光と受光素子115による受光によってスケール250上のマークを検出することができる。
さらにまた、第2の開口部305の開口面積を第1の開口部304の開口面積より大きくしたので、検出距離に変動が生じた場合でも、光照射面からの反射光を受光素子115で全て受光することができる。
また、センサ筐体302および下側押さえ部材300aが中間転写ベルト25のスケール250がある外周面の下方に配置され、下側押さえ部材300aは、センサ筐体302より移動方向Aの長さが長く、センサ筐体302と接触していない部分が中間転写ベルト25の上流側になるようにし、その接触していない部分にクリーニング用の開口部であるトナートラップ306を形成したので、スケール250にトナーやゴミが付着した場合でも、それらがビーム照射位置に達する前にそれらを植毛ブラシ301によって除去した後、トナートラップ306から落下させることにより、光照射面を常に清浄な状態に保つことができる。よって、光照射面へのトナーやゴミの付着を防止することができ、マークの誤検出を回避することができる。
さらに、第1の開口部304に、コリメートレンズ112を通過したビームをマーク(反射部)の幅と同じ幅に整形して光照射面に照射するための複数のスリットを持つスリットマスク113を設けるため、スケール250上のマークを正確に検出することができる。
さらにまた、発光素子111と受光素子115とを、中間転写ベルト25の移動方向に直交する幅方向に並んで配置したので、検出距離の変動によるマーク検出タイミングのずれを回避することができる。
したがって、駆動制御装置100が、マークセンサ110の出力に基づいて中間転写ベルト25の速度制御又は位置制御を適切に行え、中間転写ベルト25を高精度に移動させることができる。
この発明の画像形成装置によれば、上記ベルト駆動装置を用いることにより、適切な画像形成を行え、画像品質を向上させることができる。
したがって、この実施形態のカラー複写機では、駆動制御装置100と、回動方向に沿って複数のマークが所定の間隔で連続するように形成されたスケール250を有する中間転写ベルト25と、その中間転写ベルト25を回動させるための駆動モータ120,ギア121,122,駆動ローラ51とからなるベルト駆動装置を備え、駆動制御装置100が、駆動モータ120を駆動制御することにより、ギア121,122および駆動ローラ51を介して中間転写ベルト25の速度制御又は位置制御を正確に行えるため、中間転写ベルト25上への各色のトナー画像の位置合わせを高精度に行うことができ、画像品質を向上させることができる。
なお、上述の実施形態では、中間転写ベルト25の回動方向に沿って複数のマークが等間隔で連続するように形成されたスケール250を使用したが、中間転写ベルト25以外の無端ベルト部材(用紙搬送ベルト,転写ベルト,感光体ベルト等)の回動方向に沿って所定の間隔で連続するようにマークを形成したスケールを使用することもできる。
さらに、この実施形態では、1つのマークセンサを用いてスケール上のマークを検出することにより中間転写ベルトの速度制御又は位置制御を行うようにしたが、複数のマークセンサを用いてスケール上のマークを検出することにより中間転写ベルト等の無端ベルト部材の速度制御又は位置制御を行うことも可能である(例えば特開平9−175687号公報参照)。その場合、複数のマークセンサとしてそれぞれ、前述したマークセンサ110と同様の機能を持ったものを使用すればよい。
以上、この発明を、中間転写ベルト等の無端ベルト部材を適切に回動させるためのマークセンサ(マーク検出装置)、それを備えた駆動制御装置、それらと中間転写ベルト等からなるベルト駆動装置、およびそれを備えたカラー複写機に適用した実施例について説明したが、この発明はこれに限らず、上記ベルト駆動装置を備えたプリンタ,ファクシミリ装置,複合機等の各種画像形成装置に適用し得るものである。
以上の説明から明らかなように、この発明のマーク検出装置によれば、無端ベルト部材のスケールが形成された光照射面の変動を抑制する変動抑制手段を備え、その変動抑制手段に、無端ベルト部材の光照射面の近傍部分をその外周面側と内周面側からその移動方向に移動可能に押さえる押さえ部材を備えることにより、上記スケール上の複数のマークを光学的に検出する場合の検出誤差を小さくすることができる。したがって、この発明を利用すれば、高精度なマーク検出が可能なマーク検出装置を提供することができる。
また、この発明の駆動制御装置によれば、上記マーク検出装置の出力に基づいて、無端ベルト部材の速度制御又は位置制御を適切に行うことができる。したがって、この発明を利用すれば、最適な駆動が可能な駆動制御装置を提供することができる。
この発明のベルト駆動装置によれば、上記駆動制御装置の制御によって、無端ベルト部材を高精度に移動させることができる。したがって、この発明を利用すれば、最適なベルト移動が可能なベルト駆動装置を提供することができる。
この発明の画像形成装置によれば、上記ベルト駆動装置を用いることにより、適切な画像形成を行え、画像品質を向上させることができる。したがって、この発明を利用すれば、高品位の画像を取得可能な画像形成装置を提供することができる。
この発明による画像形成装置の一実施例であるカラー複写機の内部構成例を示す構成図である。 図1に示したプリンタ部20の構成を詳細に示す構成図である。 図2の中間転写ベルト25とその周辺の駆動系および制御系とを構成するベルト駆動装置の構成例を示す図である。 図3に示した中間転写ベルト25の内周面に設けたスケール250とマークセンサ(光学センサ)110の一例を示す構成図である。 図3のマークセンサ110を上方から見た正面図である。
図5のB−B線に沿う模式的な断面図である。 図5の第2の開口部305と第1の開口部304との開口面積の関係を説明するための説明図である。 図6の発光素子111と受光素子115の配置関係を説明するための図である。 図6のマークセンサ110に取り付け角度誤差がある場合の中間転写ベルト25の法線方向の変化量に対するマーク検出誤差を説明するための図である。 図3の駆動制御装置100による中間転写ベルト25の速度制御の一例を示すフロー図である。
符号の説明
1:複写機本体 20:プリンタ部 25:中間転写ベルト 26:感光体ドラム51:駆動ローラ 53:2次転写ローラ 54:2次転写対向ローラ
62:帯電部 65:1次転写ローラ 100:駆動制御装置
110:マークセンサ 111:発光素子 112:コリメートレンズ
113:スリットマスク 114:ガラス 115:受光素子
120:駆動モータ 121,122:ギア 250:スケール
251:反射部(マーク) 300:押さえ部材 301:短繊維(植毛ブラシ)
302:センサ筐体 303:センサ窓 304:第1の開口部
305:第2の開口部 306:トナートラップ

Claims (8)

  1. 無端ベルト部材の移動方向に沿って所定の間隔で連続するように複数のマークが形成されたスケールを光学的に検出して、該無端ベルト部材の移動時に前記マークの有無に応じた電気信号を出力するマーク検出装置であって、
    前記無端ベルト部材の前記スケールが形成された光照射面に対して平行光束を照射する光照射手段と、該光照射面からの反射光を受光する受光手段と、前記光照射面の変動を抑制する変動抑制手段とを備え、
    該変動抑制手段は、前記無端ベルト部材の前記光照射面の近傍部分をその外周面側と内周面側から前記移動方向に移動可能に押さえる押さえ部材を有し、
    前記押さえ部材は、前記無端ベルト部材の前記スケールがある側の面を押さえる第1の押さえ部材と、前記無端ベルト部材の前記スケールがない側の面を押さえる第2の押さえ部材とによって構成され、
    前記光照射手段および前記受光手段は、当該マーク検出装置の筐体に収納され、
    該筐体には、前記光照射手段から前記光照射面へ平行光束を照射するための第1の開口部と、前記受光手段が前記光照射面からの反射光を受光するための第2の開口部とが加工形成されており、前記筐体の前記第1,第2の開口部側の面に該各開口部を塞がないように、前記第1の押さえ部材が配設されており、
    前記筐体および前記第1の押さえ部材が前記無端ベルト部材の前記スケールがある外周面の下方に配置され、
    前記第1の押さえ部材は、前記筐体より前記移動方向の長さが長く、該筐体と接触していない部分が前記無端ベルト部材の上流側になるようにし、その接触していない部分にクリーニング用の開口部が形成されていることを特徴とするマーク検出装置。
  2. 請求項1記載のマーク検出装置において、
    前記押さえ部材は、前記無端ベルト部材の外周面と内周面に対向する面にそれぞれ短繊維を植毛していることを特徴とするマーク検出装置。
  3. 請求項1又は2記載のマーク検出装置において、
    前記第2の開口部は、前記第1の開口部より開口面積が大きいことを特徴とするマーク検出装置。
  4. 請求項乃至のいずれか一項に記載のマーク検出装置において、
    前記第1の開口部に、前記光照射手段からの平行光束を前記マークの前記移動方向の幅と同じ幅に整形して前記光照射面に照射するためのスリットが設けられていることを特徴とするマーク検出装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載のマーク検出装置において、
    前記光照射手段と前記受光手段とが前記無端ベルト部材の前記移動方向に直交する幅方向に並んで配置されていることを特徴とするマーク検出装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか一項に記載のマーク検出装置を備えると共に、前記無端ベルト部を回動させるための駆動手段を接続可能な駆動制御装置であって、
    該マーク検出装置の出力に基づいて制御信号を生成し、該制御信号によって前記駆動手段の駆動力を制御することにより、前記無端ベルト部材の速度制御又は位置制御を行うようにしたことを特徴とする駆動制御装置。
  7. 請求項記載の駆動制御装置と、前記無端ベルト部材と、前記駆動手段とによって構成されたベルト駆動装置。
  8. 請求項記載のベルト駆動装置を備えた画像形成装置であって、
    前記無端ベルト部材が、用紙搬送ベルト,転写ベルト,中間転写ベルト,感光体ベルトのうちのいずれかであることを特徴とする画像形成装置。
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