JPH06263281A - ベルト搬送装置 - Google Patents

ベルト搬送装置

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JPH06263281A
JPH06263281A JP5048223A JP4822393A JPH06263281A JP H06263281 A JPH06263281 A JP H06263281A JP 5048223 A JP5048223 A JP 5048223A JP 4822393 A JP4822393 A JP 4822393A JP H06263281 A JPH06263281 A JP H06263281A
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JP
Japan
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belt
sensor
speed
mark
color
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JP5048223A
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English (en)
Inventor
Susumu Kobayashi
進 木林
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ベルトの表面速度を制御し、カラー複写機等に
おける色ずれを防止する。 【構成】(1)ベルトの表面速度を一定する制御方式で
ある。ベルト1にマーク2、マークを検知するセンサ5
及びエンコーダ4を設けて、センサ信号、駆動ロールが
1回転する毎に発するインデックス信号及びエンコーダ
信号を発生する構成とする。これによりインデックス信
号からセンサ信号までのエンコーダパルスをカウントし
てその値Ci とマーク2がセンサ5を通過する時間ti
を求めて、その関係からベルト速度変動を算出する。ま
た(2)ベルトの速度に変動がある場合に、変動パター
ンをメモリに記憶しておき、これを基準にして速度制御
する方式、(3)ベルトが進行方向にたいして傾いて取
りつけられている場合の傾きを検知して画像書込のタイ
ミングを変える方式を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルトの表面速度を制
御し、またベルトの搬送方向を検知することができる無
端ベルト搬送装置に関する。
【0002】
【先行技術】従来ベルトの表面速度を検知する方法とし
て、特開昭63−300248号公報に記載されている
ような検知ロールをベルト表面に設け、このロール軸上
にあるエンコーダにより表面速度を検知する方法が知ら
れている。また、ベルトを張架支持するロール軸上に設
けたエンコーダにより表面速度を検知する方法が知られ
ている。
【0003】一般的に、ベルトの表面速度の変動を測定
すると、図1に示すような周期的変動が観測される。こ
の周期Tは駆動ロール軸の回転速度が一定でも、駆動ロ
ールが偏心しているとベルトの表面速度変動となって現
れる。前記の従来技術によりベルトの表面速度を検知す
ると、ベルトの速度変動に検知ロールの偏心による速度
変動が合成されて測定される。従って、これをもとに速
度制御を行うと、検知ロール周期の速度変動が発生して
しまう。
【0004】また、ベルト上に一定間隔のマークを設
け、それをセンサで検知し、測定時間間隔から速度を算
出する方法もある。この方法は検知ロールがないので駆
動ロール周波数は検知できるが、マークの汚れ、傷等で
誤った検知をすると大きな速度変動が発生してしまう。
またベルト上に正確に一定間隔のマークをつけることが
必要である。
【0005】これらの表面速度変動は、電子写真方式の
カラー画像形成装置にベルト搬送装置を用いる場合には
非常に問題になる。図2に示すタンデム型カラー画像形
成装置において転写ベルトを用いる場合、上記ベルト表
面速度変動は色ずれとなって現れる。従来この問題を解
決する方法として、各色間の画像形成装置モジュールピ
ッチPと、転写ベルト駆動ロール(又は検知ロール)径
Dの関係をP=nπD(nは整数)として、速度変動を
各色間で周期を同期させて各色間のずれをなくして解決
していた。従って、この関係を維持するためそれぞれを
高精度に加工し、又は調整する必要があった。また、中
間転写ベルトを用いたカラー画像形成装置においては前
記の関係をベルト周長をLとすると、L=nπDという
関係にしている。ところが、ベルト周長を常に一定長に
維持して製造するのは困難である。前記関係が維持でき
なくなると、図6に示すように各色画像形成中のベルト
表面速度の位相がずれてしまう。
【0006】また複数の画像形成ユニットを用いてカラ
ー画像を得る画像形成装置において用紙搬送ベルトが基
準線に対して傾いて取りつけられてい場合、用紙搬送方
向の線を4色重ねて転写しようとしても、ずれて転写さ
れてしまう。このような状態で、カラーコピーをとると
色ずれを生じ高品質画像を得ることは困難である。この
ずれは画像書込タイミングを調節することによって補正
することができるが、調整後に再び用紙搬送ベルトが傾
くと、再び調整が必要となる。用紙搬送ベルトは紙詰ま
り除去や画像形成ユニットのメンテナンス、ベルトの交
換等で脱着する機会が多く、ベルトが傾けられて取りつ
けられることがある。これを補正するための手段として
特開昭63−300259号公報や特開昭63−300
261号公報には転写ベルト上にマークを転写し、それ
をセンサで検知して補正する方式が開示されている。
【0007】しかしながら、このような方式では、画像
形成装置により作成される不安定なマークを高精度で検
知するセンサが必要となり、高価であるばかりか、安定
なものを得ることが困難である。
【0008】
【本発明の解決すべき課題】課題の第1は、画像形成装
置において、ベルトの速度変動を検出し、ベルトの搬送
速度が一定になるように制御することを目的とする。課
題の第2は、画像形成装置において、ベルトに速度変動
が生じる場合、その変動が同じ周期で生ずるようにベル
トの搬送速度を制御することを目的とする。
【0009】課題の第3は、画像形成装置において、ベ
ルト搬送装置におけるベルトの傾きを検知し、画像書込
のタイミングを補正することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1はベルトの
速度変動の抑制装置である。図3に示すようにベルト上
の1か所にマーク(又はホール)を設けて、このマーク
を検知してセンサ信号を発生する光学式センサ(以下、
センサと言う)と1回転に1回インデックス信号を発生
する駆動ロール軸上にエンコーダを取りつける。
【0011】センサ信号、エンコーダパルス、インデッ
クス信号を発生するように構成する。ベルトi周目のセ
ンサ信号のオン時間ti はベルト表面速度と関係があ
り、センサを通過する瞬間のベルト表面速度を表し、ベ
ルト表面速度に比例した時間となっている。この時の駆
動ロールの角度はインデックス信号からセンサ信号まで
のエンコーダパルスをカウントすることでカウント値を
i を求めることができる。
【0012】これにより、カウント値Ci に対するセン
サ信号のオン時間ti の関係が離散的かつ等間隔に求め
ることができる。従って、これをフーリエ変換すればセ
ンサ通過時間tはベルト表面速度を表し、カウント値C
i は駆動ロール角度を表すことになるので、上記の関係
は駆動ロール角度に対するベルト表面速度の関係と同じ
になる。よってこの算出された駆動ロール周波数の位
相、振幅を打ち消す方向に駆動ロールを制御するれば、
ベルトの表面速度変動を減少させることができる。
【0013】本発明の第2は、ベルトの速度変動による
色ずれを防止する装置である。本発明はベルト上に一定
間隔のマークを設け、これをセンサで検知してベルトの
搬送速度を制御するものであるが、1色目と2色目以降
が同じ速度変動ならば色ずれとはならない点に着目して
ベルトの速度変動が1色目と2色目以降で同じパターン
に現れるように制御するものである。即ち、ベルト上に
設けられた複数のマークをセンサにより検知して、その
出力パターンをメモリに格納された基準パターンとを比
較して、差がないようにベルトの搬送速度を制御するも
のである。
【0014】本発明の第3は、ベルトが基準線に対して
傾いて取りつけられると色ずれを発生する原因になるの
で、ベルトのずれを検出して、画像書込のタイミングを
補正するものである。即ち、図11に示すような画像形
成装置において、#1の画像形成ユニットと#4の画像
形成ユニット間で生じた搬送ベルトずれの量をΔx、#
1と#4の画像形成ユニット間の距離をl、2つのセン
サ間の距離をL、2つのセンサ間でのベルトのずれをΔ
Xとしたとき、Δx=(l/L)・ΔXとなる。そこ
で、lとLは既知であるから、ΔXを求めればよい。ベ
ルト上に設けられたマークのどの位置がセンサを通過し
たかによりセンサの出力が変動するようにして、各セン
サ出力に基づいてΔXを求め、結果としてΔxが算出さ
れるものである。従って、ずれΔxの量に応じて画像書
込のタイミングを変えれば、ずれを補正することがで
き、色ずれを防止できるものである。
【0015】
【実施例】先ず、本発明の第1によるベルト速度の変動
を抑えるための実施例を図3に示す。中間転写ベルトを
用いたカラープリンタにおいて、中間転写ベルトに適用
した場合について説明する。この場合4回転で色合わせ
をしなければならないので、回転毎の速度変動を同一に
するためLとπDの関係がn:1になっている。しかし
この関係を完全に保つことは困難であるため、図4に示
すようにずれが発生する場合がある。そして、このずれ
が大きい場合には、カラープリントにおける色ずれの原
因となり良質のコピーを得ることができない。本発明は
この点を改善したものである。
【0016】本発明の第1は、図3に示すようにベルト
上の1か所にマーク又はホールを設けると共に、これを
検知するセンサを設ける。また駆動ロール軸上に1回転
に1回インデックス信号を発生するエンコーダを取りつ
ける。図5、図6に示すように、いまベルトが駆動さ
れ、センサ上をホールが通過するとセンサ信号がオンに
なり、このオン時間ti をカウンタ61でカウントす
る。また、別のカウンタ62でエンコーダパルスをカウ
ントし、センサ信号がオンになったときにカウント値C
i を出力する。このカウンタ2はインデックス信号でク
リアされる。この値をメモリ63にt0 ,C0 として蓄
えておく。これをベルト4回転(4色の場合は4回転が
望ましい)にわたって繰り返し、それぞれt 3 ,C3
でメモリに蓄えておく。そして規定回数後Ci の変化量
が規定値(許容されるずれの量)以下であれば駆動ロー
ルの制御はそのまま続行する。即ち、Ci は、LとπD
が正しくn:1の関係にない場合のずれた量である。こ
のずれる量はベルトの回転毎に一定であるから、ベルト
1回転のずれる量をCC とすると、Ci+1 =Ci +CC
という関係にある。このCC (Ci の変化量)からベル
ト周長のずれLe はLe =CC ×K(Kは定数)とな
る。そしてこのずれの量が規定以下であれば、LとπD
がn:1或いは略n:1の関係を維持していることを示
している。従って、駆動ロールの周波数の速度変動の位
相、振幅を修正する必要はない。
【0017】もし規定回数後Ci の変動量が規定値以上
であれば、ti 、Ci のカウントを続行してCi の値が
0 と再び等しくなるまで行う。これにより得られた値
をフーリエ変換して駆動ロール周波数の速度変動の位
相、振幅を求める。前述のようにCi はベルトが1回転
する毎に一定量増加するが、この値無限に増加するもの
でなく、駆動ロールの1回転分ずれると図8に示すよう
に元に戻る。ここで、CD は駆動ロール1回転に相当す
るエンコウーダパルスの数である。このようにして駆動
ロール1回転分の駆動ロールの回転角度(Ci に相当)
に対するベルトの表面速度(ti に相当)が得られる。
この関係を図7に示す。図7はC0 〜C3 までのデータ
であるが、ベルト周長のずれによりこの駆動ロール1回
転分のデータ数は変わる。即ちずれが少ないとデータ数
は多くなる。Ci は駆動ロールの回転角度、つまり駆動
ロール0°〜360°に対応する。このことは駆動ロー
ルが一定回転数で回転していると、時間tに置き換える
ことができる。ti はベルトホールの長さが変化しなけ
れば、ベルト速度と対応するので、図7は横軸が時間、
縦軸がベルトの速度変動に対応することになる。従っ
て、駆動ロール1回転分のCi とti の関係を求めて、
このデータをフーリエ変換すると周波数に対応した振幅
と位相を求めることができる。
【0018】この求めた値から速度変動修正値を算出し
て、駆動回路65により駆動ロールを駆動するモータ6
0の速度制御を行う。この速度制御は駆動ロールの周波
数についてのみ行う。具体的には通常の速度フィードバ
ック回路にインデックス信号を基準とする修正位相、振
幅をもった駆動ロール周波数の信号を加えればよい。こ
れを繰り返すことにより駆動ロール周波数速度変動は小
さくなり修正値はある値以下に収束する。この修正値は
基本的に駆動ロールを交換しなければ変わることがない
ので、この値を不揮発性メモリに蓄えておき、ベルトの
再駆動時にこの値を修正値にすれば速度の安定は速くな
る。
【0019】以上はL=nπDについて説明を行った
が、L≠nπD、例えば3L=37πDの場合であって
も、上記の説明はそのまま適用することができる。上記
の実施例において、規定回転後Ci の変化量が規定以上
であった場合に駆動ロール1回転分のずれが生じるまで
ベルトを何回も駆動しなければならず時間がかかるが、
3L=37πDの場合はその時間が短縮される。ベルト
が3回転すれば、駆動ロール1回転分のずれが生じ速度
検知が終了する。
【0020】次に、この時間を短縮することができる実
施例について述べる。ベルト構成は基本的に前述の実施
例と略同様であり、ベルト周長Lと駆動ロール径Dの関
係は問わない。異なる点はベルト上の複数箇所に同一長
さのホール(又はマーク)を設けたことであり、これを
検知する1つのホールセンサが設けられている。このホ
ール間の距離dは駆動ロールの径をDとすると、πD=
n×d(nは3以上の整数)という関係を有している。
このようにして上記実施例と同様な制御を行えば、駆動
ロールが1回転分ずれるCi とti の関係を早く求める
ことができる。この場合ホールの数だけ専用のカウンタ
がそれぞれ必要になる。このホール間隔dは等間隔であ
る必要はなく、駆動ロール回転角度上で等間隔である必
要がある。
【0021】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。本発明は、カラー画像形成において、仮に転写ベル
トに速度変動がある場合であっても、本発明は1色目と
2色目以降が同じ速度変動であれば色ずれを生ずること
がないことに着目し、色ずれを防止することができるも
のである。本発明は、図9に示したように、ベルト上に
一定間隔のマーク(本発明においては、マークの間隔は
必ずしも一定である必要はないが、本発明の理解を容易
にするために、一定間隔とする。)を設けると共に、駆
動モータにより駆動ロールを一定速度(本発明において
は、駆動ロールの回転は必ずしも一定速度である必要は
ないが、本発明の理解を容易にするために、一定速度と
する。)で回転する。これによりベルトも回転するが、
前述したように駆動ロールの歪み或いは偏心などにより
ベルト表面に速度変動が発生するため、図10に示すよ
うに、ベルト上のあるマークを基準として、1色目のセ
ンサの出力を見た場合、その出力は必ずしも等間隔に発
生しない。従って、本発明ではこの出力パターンをメモ
リに格納して、これを基準パターン(値)にする。2色
目以降については、ベルト上の前記基準となったマーク
からのセンサ出力パターンがこの基準パターンと等しく
なるように駆動ロールの回転を制御するものである。こ
のようにすることにより、1色目と2色目以降のベルト
の相対速度が一致するので、色ずれは発生しない。
【0022】上記の説明においては、ベルト上のマーク
の間隔を一定にした場合について説明をしたが、マーク
の間隔が必ずしも一定である必要のないことは容易に理
解できるであろう。また1色目の駆動ロールの回転につ
いても同様である。更に、本発明においては、従来装置
のように、L=nπDである必要がないことを理解でき
るであろう。
【0023】以上の実施例においては、検知信号をもと
に駆動ロールの速度制御を行ったものであるが、これを
潜像形成情報にかえて行っても同様な効果が得られる。
次に、搬送ベルトが基準線に対して傾きを有している場
合の実施例について説明する。図11に示すように、搬
送ベルト1が基準線2に対して或る角度をもって取りつ
けられたために、A,D間の距離をlとしたとき、A−
D間においてΔxのずれを生じたものとする。いまこの
Δxを算出するには、距離Lだけ離して2か所にセンサ
を配置し、ベルトに設けたマークをセンサで検知して、
その地点でのベルトの位置を測定し、その差をΔXとす
れば、Δx=(l/L)・ΔXとなる。
【0024】l及びLは何れも既知の値であるから、Δ
Xを求めればよい。そのためにベルト1に図12に示す
ように3角形のマークを形成し、このマークをセンサに
より検知すれば、マークのどの部分がセンサを通過した
かによりセンサの出力波形の幅t1 ,t2 が異なるの
で、2か所におけるセンサからの出力波形を比較して、
その差によりΔXを求める。従って、2つのセンサから
の出力波形の幅が同じ(t1 =t2 )であれば、ベルト
の傾きはないことになる。
【0025】このようにしてΔxが求められると、A−
B間及びA−C間に於けるずれはそれぞれΔx/3,Δ
x・2/3になる。従って、これらの数値をもとに各色
の書込タイミングを補正することができる。 ベルト上
のマークは図13に示すように距離aだけ離して複数設
けることも可能である。この場合、a=(2n+1)π
D/2(ただし、nは整数、Dは駆動ロールの径)の関
係にするれば、駆動ロール周波数による検知誤差を少な
くすることができる。
【0026】更に、マークの形状については、種々の変
形が考えられる。例えば、図14〜図16に示すような
形状にして、1つのサンサからの出力幅としてt1 ,t
2 を得て、それぞれを比較することにで、検知ばらつき
を少なくすることができる。また、検知センサは2か所
のみでなく、画像形成ユニット毎の4か所に設ければ更
に精度の高いものが得られることは当然である。 以上
はベルトに設けたマークを検知して、ベルトのずれを求
めたものであるが、搬送ベルト装置の変位を間隔Lをあ
けて2か所に設けた変位計で直接測定し、そこからずれ
ΔXを測定することも可能である。
【0027】本発明は中間転写ベルト、用紙搬送ベル
ト、感光体ベルト等の画像形成装置のベルトのみなら
ず、すべての搬送装置に応用が可能であることは勿論で
ある。
【0028】
【発明の効果】本発明により無端ベルト搬送装置におい
て、駆動ロール周波数の速度変動を簡単な構成で検知可
能であり、それを制御することにより速度変動のない安
定したベルト搬送が実現できる。これを電子写真方式の
画像形成装置のベルト搬送装置に応用すると、像ずれの
ない安定した画像が得られる。とくにカラー画像形成装
置の場合色ずれのない高品質画像が得られる。
【0029】また他の発明においては、ベルトの速度変
動を敢えて抑制するのではなく、1色目で測定した速度
変動値を基準にして、2色目以降を制御するので、ベル
ト上の汚れや傷に対する測定誤差の影響が少なくなり、
安定した速度制御が可能である。また、ベルトの1周長
Lが駆動ロールの円周の整数倍である必要がなく、ベル
トの製作が容易になる。
【0030】更に、本発明は、ベルト搬送装置のベルト
の傾きにより発生する色ずれを簡単な装置により容易に
補正することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベルトの表面速度の変動を示す。
【図2】転写装置の概略断面図を示す。
【図3】本発明の実施例による搬送装置の平面図及び側
面図を示す。
【図4】色ずれが生ずる状態を示す図。
【図5】本発明による信号波形図。
【図6】本発明を説明するためのブロック図。
【図7】本発明によるエンコーダパルスのカウント値と
センサのオン時間の関係を示す図。
【図8】本発明によるエンコーダパルスのカウント値の
変化を示す図。
【図9】本発明の他の実施例による搬送装置の平面図及
び側面図を示す。
【図10】図9におけるセンサからの出力波形図を示
す。
【図11】本発明の他の実施例による搬送装置の平面図
及び側面図を示す。
【図12】図11におけるマークの形状とセンサからの
出力波形を示す。
【図13】図11におけるマークを距離a離して2か所
に設けた例を示す。
【図14】図11におけるマークの形状とセンサからの
出力波形を示す。
【図15】図11におけるマークの形状とセンサからの
出力波形を示す。
【図16】図11におけるマークの形状とセンサからの
出力波形を示す。
【符号の説明】
1 ベルト 2 マーク(又はホール) 3 駆動ロール 4 エンコーダ 5 検知センサ 6 駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/01 111 Z G05D 13/62 D 9132−3H H04N 1/00 108 B 7046−5C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベルト搬送装置において、 ベルト搬送方向に一定の長さを有するマーク又は穴を有
    する無端ベルト、 前記マーク又は穴がセンサを通過する時間を検知するた
    め、ベルト近傍に設けられたセンサ、 この通過時間より駆動ロール周波数の速度を決定する手
    段、及びベルトの搬送速度を制御する手段を有すること
    特徴とする装置。
  2. 【請求項2】ベルト搬送装置において、 ベルト搬送方向に複数のマーク又は穴を有する無端ベル
    ト、 複数のマーク又は穴がセンサを通過するタイミングを検
    知するため、ベルト近傍に設けられたセンサと、 前記タイミングをメモリに格納された基準値と比較する
    手段、及び前記比較手段からの信号に基づいて、ベルト
    速度を制御する手段を有することを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】前記メモリに格納された基準値はベルト搬
    送装置の任意の搬送時のマーク又は穴がセンサを通過す
    るタイミングであることを特徴とする請求項2に記載の
    装置。
  4. 【請求項4】前記任意の搬送時がカラー画像形成装置の
    第1色目の画像形成時であることを特徴とする請求項3
    に記載の装置。
  5. 【請求項5】ベルト搬送装置において、 ベルト搬送方向にマーク又は穴を有する無端ベルトと、 前記マーク又は穴の通過時間を検知するために、ベルト
    近傍に設けられた少なくとも2つのセンサと、 各センサからの出力を比較する手段、及び前記比較手段
    からの信号に基づいて、ベルトの傾きを決定する手段を
    有することを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】ベルトの傾きにより画像形成開始タイミン
    グを制御する手段を更に有することを特徴とする請求項
    5に記載の装置。
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