JP2011126206A - 画像記録装置及び記録ヘッドの傾き調整方法 - Google Patents

画像記録装置及び記録ヘッドの傾き調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像記録装置の記録ヘッドの傾き調整において、記録媒体に記録したテストパターンを撮影するスキャナが傾いて取り付けられていた場合でも、記録ヘッドの角度を、記録媒体の搬送方向に対して直交するように、あるいはドラムの回転軸に対して平行になるように、正確に調整することが可能な画像記録装置を提供する。
【解決手段】記録媒体を搬送するドラムの外周面上に形成された回転軸と平行な基準マークをスキャナで撮像して、その撮像された基準マークにおける回転軸方向に対する傾きを求めて、更に記録ヘッドにより記録媒体に基準マークに沿った直線のテストパターンを記録して、スキャナで撮像する。撮像された基準マークとテストパターンにおける角度差θc1a〜θc6aを算出し、角度差θc1a〜θc6aを無くす方向に記録ヘッドの傾きを調整する。
【選択図】図15

Description

本発明は、円筒状のドラムの外周面に保持される記録媒体に対して、画像を記録する画像記録装置及び当該画像記録装置における記録ヘッドの傾き調整方法に関する。
従来、記録紙等の記録媒体に画像を記録(印刷)する場合に、記録ヘッドを記録媒体の幅方向に走査移動しつつ、インクを吐出する走査型記録ヘッドを搭載する走査型画像記録装置と、記録媒体の幅以上のノズル列長(画像記録幅)を有する固定されたライン型記録ヘッドを搭載し、搬送されてノズルの前方を通過する記録媒体に画像を記録するライン型画像記録装置、所謂ライン型プリンタが知られている。
これらの画像記録装置のうち、ライン型画像記録装置は、記録速度が速く、大量処理を要望する市場に応じることができる。このライン型画像記録装置には、インク色毎に、記録媒体の幅以上で1ラインの画像形成領域(ノズル長)を有する記録ヘッド又は、図6に示すように、記録媒体の幅方向に沿って、複数の短尺な記録ヘッド(ヘッドユニット)を交互に配置して、記録媒体の幅以上の画像形成領域を形成する記録ヘッドを搭載している。
インク色毎に記録ヘッドを用いた場合、色ずれのない高品質な画質を得るためには、個々の記録ヘッドの角度や間隔を調整しなければならない。例えば、特許文献1では、ブラック色の記録ヘッドで記録した線と他の色の記録ヘッドで記録した線の方向を一致させるように記録ヘッドの角度を調整することによって記録ヘッドの角度を調整している。
また、図4は、図3に示す記録ヘッド51(C)を構成する複数のヘッドユニット(c1〜c6)の配置状態を表している。なお、図中Y方向は記録媒体の搬送方向(ドラムの回転方向)を示し、X方向は、記録媒体の搬送方向と直交する方向(ドラムの回転軸と平行な方向)を示す。製造過程などで各ヘッドユニットの位置が、まだ調整されていないときは、図4に示したように各ヘッドユニットの向きは揃っていない。これらのヘッドユニットの向きを揃えるため、各ヘッドユニットで直線などのパターンを記録(印刷)し、それを撮影した画像を解析して各ヘッドユニットの調整量を算出して、調整を行う。例えば、図4に示した各ヘッドユニットにおいて、同一タイミングでインクを吐出することで横線を記録し、それを撮像すると、図5に示すような線画像が得られる。ヘッドユニットの調整は、公知の手法を用いて各線分の傾きを求め、その傾きが0になるように、各ヘッドユニットを調整することによって、図6に示すように各ヘッドユニットの傾きが調整されて、整列される。
特開2007−98838号公報
しかしながら、このように各記録ヘッドでパターンを印刷して、それを撮影したパターンに基づいてヘッドの傾き調整を行う場合、パターンを撮影するセンサが傾いていたりすると正しく調整できないという問題が発生する。
図7は、記録媒体を搬送するドラム30と、パターンを撮影するためのラインセンサ23を示している。ドラム30は、Cの方向に回転する。このようにドラム30の回転軸30aの方向とラインセンサ23の延在方向が平行である場合は、ヘッドユニットの傾きをそれぞれに正しく調整することができる。即ち、各ヘッドユニットは、図6に示したように調整され、例えば長方形の画像を記録すると図8に示すように長方形の画像が正しく記録される。
しかし、図9に示すようにラインセンサ23がドラム30の回転軸30aに対して傾いて取り付けられている場合は、各ヘッドユニットでパターンを印刷して、それを撮影した画像データに基づいて各ヘッドユニットの角度を調整すると、各ヘッドユニットの向きは、図10に示すように、傾いて配置されてしまったラインセンサ23の延在方向に合わせるように調整されてしまい、傾いた状態で配置されてしまう。このような配置のヘッドユニットで長方形の画像を記録すると、図11に示すような平行四辺形の画像となってしまう。
そこで本発明は、記録ヘッドの角度を、記録媒体の搬送方向に対して直交するように、あるいはドラムの回転軸に対して平行になるように、正確に調整することが可能な画像記録装置及び画像記録装置に適用できる記録ヘッドの傾き調整方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に従う実施形態は、記録媒体を保持する外周面を有し、当該外周面を回転させることで前記記録媒体を搬送するものであって、当該外周面の回転軸と平行な方向を表す基準マークが形成されるドラムと、前記ドラムの外周面に対向して配置され、前記外周面に保持される前記記録媒体に対してテストパターンの記録を行う複数の記録素子を、前記記録媒体の搬送方向に対して交差する方向に配列した記録ヘッドと、前記ドラムの外周面に対向し、前記記録ヘッドよりも記録媒体搬送方向下流側に配置され、前記基準マーク及び前記記録媒体に記録されたテストパターンを撮像するスキャナと、を有する画像記録装置において、回転する前記ドラムの外周面上の前記基準マークを前記スキャナによって撮像し、撮像した前記基準マークの画像データから前記ドラムと前記スキャナとの第1の角度差を求めると共に、回転する前記ドラムの前記外周面に保持された記録媒体にテストパターンを記録し、そのテストパターンを前記スキャナによって撮像し、撮像された前記テストパターンの画像データから前記記録ヘッドと前記スキャナとの第2の角度差を求め、前記第1の角度差と前記第2の角度差とから前記ドラムと前記記録ヘッドとの第3の角度差を求め、当該第3の角度差を補正するように前記記録ヘッドの傾きが調整される画像記録装置を提供する。
また、記録媒体を保持する外周面を有し、当該外周面を回転させることで前記記録媒体を搬送するものであって、当該外周面の回転軸と平行な方向を表す基準マークが形成されるドラムと、前記ドラムの外周面に対向して配置され、前記外周面に保持される前記記録媒体に対してテストパターンの記録を行う複数の記録素子を、前記記録媒体の搬送方向に対して交差する方向に配列した記録ヘッドと、前記ドラムの外周面に対向し、前記記録ヘッドよりも記録媒体搬送方向下流側に配置され、前記基準マーク及び前記記録媒体に記録されたテストパターンを撮像するスキャナと、を有する画像記録装置における記録ヘッドの傾き調整方法であって、回転する前記ドラムの外周面上の前記基準マークを前記スキャナによって撮像する基準マーク撮像ステップと、撮像した前記基準マークの画像データから、前記基準マークの傾きを求める基準マーク傾き算出ステップと、回転する前記ドラムの前記外周面に保持された記録媒体に、テストパターンを記録する記録ステップと、
前記記録媒体に記録された前記テストパターンを前記スキャナによって撮像するテストパターン撮像ステップと、撮像された前記テストパターンの画像データから、前記テストパターンの傾きを求めるテストパターン傾き算出ステップと、前記基準マークと前記テストパターンとの間の角度差を算出する角度差算出ステップと、を有し、前記角度差算出ステップで算出された角度差を補正するように、前記記録ヘッドの傾きを調整する記録ヘッドの傾き調整方法を提供する。
本発明によれば、記録ヘッドの角度を記録媒体の搬送方向に対して直交するように、あるいはドラムの回転軸に平行になるように、正確に調整することができる画像記録装置及び画像記録装置に適用される記録ヘッドの傾き調整方法を提供することができる。
図1は、第1の実施形態に係る画像記録装置1における記録媒体5の搬送系を示す図である。 図2は、第1の実施形態の画像記録装置1の図1の矢印A方向から見た記録装置本体を示す概略的な側面図である。 図3は、第1記録部とドラム型搬送系と第1メンテナンスユニットとの構成例を示す図である。 図4は、ヘッドユニットの調整前の配置を示す図である。 図5は、調整前のヘッドユニットで記録した横線をラインセンサで撮影した画像を示す図である。 図6は、ヘッドユニットの調整後の配置を示す図である。 図7は、ドラムとラインセンサの位置関係を示す図である。 図8は、調整されたヘッドユニットで記録した矩形の画像データを示す図である。 図9は、ドラムに対して斜めにずれて配置されたラインセンサの位置関係を示す図である。 図10は、斜めに配置されたヘッドユニットの配置例を示す図である。 図11は、斜めに配置されたヘッドユニットにより記録された矩形の画像データを示す図である。 図12は、ドラムとドラム上に描かれた基準線の位置関係を示す図である。 図13は、ラインセンサによって撮影された基準線の像を示す図である。 図14は、調整前のヘッドユニットで記録した横線をラインセンサで撮影した画像を示す図である。 図15(a),(b)は、調整されたヘッドユニットで印刷した横線をラインセンサで撮影した画像を示す図である。 図16は、ドラムと基準線の位置関係を示す図である。 図17は、ラインセンサによって撮影された基準線の像を示す図である。 図18は、記録媒体の幅が広い場合の基準マークを読み取る方法の一例を示す図である。 図19は、2つのラインセンサを用いる場合の基準マークを読み取る方法の一例を示す図である。 図20は、第1の実施形態における各ヘッド部のヘッドユニットの調整方法について説明するためのフローチャートである。 図21は、第2の実施形態に係る画像記録装置のラインセンサによって撮影された基準線の像を示す図である。 図22は、変形例としてラインセンサの傾き角度を測定するための目盛パターンを示す図である。 図23は、ラインセンサの傾き角度を測定するための目盛パターンの第1例を示す図である。 図24は、ラインセンサの傾き角度を測定するための目盛パターンの第2例を示す図である。 図25は、第3の実施形態に係る画像記録装置のラインセンサの傾き角度を測定するためのパターンを示す図である。 図26は、ラインセンサの傾き角度を測定するための検出パターンを撮像した画像の第1例を示す図である。 図27は、ラインセンサの傾き角度を測定するための検出パターンを撮像した画像の第2例を示す図である。 図28は、第3の実施形態の変形例に係る画像記録装置のラインセンサの傾き角度を測定するための斜線パターンを示す図である。 図29は、ラインセンサの傾き角度を測定するための斜線パターンを撮像した画像の第1例を示す図である。 図30は、ラインセンサの傾き角度を測定するための斜線パターンを撮像した画像の第2例を示す図である。 図31は、第4の実施形態に係る画像記録装置のラインセンサの傾き角度を測定するための楔形パターンを示す図である。 図32は、ラインセンサの傾き角度を測定するための楔形パターンを撮像した画像の第1例を示す図である。 図33は、ラインセンサの傾き角度を測定するための楔形パターンを撮像した画像の第2例を示す図である。 図34は、第5の実施形態における各ヘッド部のヘッドユニットの調整方法について説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る画像記録装置1を示す図である。以下の説明では、第1記録部及び第2記録部に対向して搬送される記録媒体の搬送方向をY方向、当該搬送方向と直交する方向をX方向、X方向とY方向とに直交する高さ方向をZ方向とする。なお、Y方向を記録媒体の搬送方向としたが、第1記録部50から第1ドラム30に向かって見たとき、あるいは第2記録部60から第2ドラム40に向かって見たときの記録媒体が搬送される方向は、各ドラム30,40の回転方向と一致することから、Y方向をドラムの回転方向とも呼ぶこととする。
この画像記録装置1は、大別して、アンワインダー部2と、記録装置本体3と、排出部4とで構成される。まず、記録媒体供給部となるアンワインダー部2の構成について説明する。
アンワインダー部2は、ロール状に捲回された長尺な記録媒体5と、記録媒体5の中心を貫通する紙管固定シャフト7と、紙管固定シャフト7のロール中心を回転可能に保持するスタンド6と、必要に応じて記録媒体の繰り出し状態を調整するブレーキ8とで構成される。この構成により、記録媒体5は、紙管固定シャフト7と共に回転されて、記録装置本体3に引き出されて供給される。記録媒体5は、例えば、ロール紙(連続媒体)などを使用しているが、カットシート状の記録媒体であってもよい。また、材質としては、紙以外にも樹脂製シートや布であってもよい。
紙管固定シャフト7は、不図示の空気注入口より空気を注入することにより、半径方向に突出する複数の爪部(図示せず)が設けられており、記録媒体5に挿嵌された際に、紙管の内面に爪部を突出させる。これにより、爪部は記録媒体5の紙管の内径に食い込み、紙管固定シャフト7に記録媒体5が強固に保持される。また、紙管固定シャフト7の少なくとも一方の端側にはプーリが嵌装される。ブレーキ8はベルトによってこのプーリと連結され、ブレーキ8の制動力が紙管固定シャフト7に伝達される。ブレーキ8は、記録媒体5の搬送方向と逆方向に張力を与える機能を果たしている。
次に記録装置本体3の構成について説明する。
記録装置本体3には、少なくとも一部が上下方向(重力方向)で重複するように配置された2つのドラム型の第1ドラム30及び第2ドラム40と、それぞれのドラム上方に配置された第1記録部50及び第2記録部60と、第1記録部50及び第2記録部60の近傍に配置された第1メンテナンスユニット70及び第2メンテナンスユニット75と、記録媒体5の搬送経路と、排出される記録媒体5をカットするカット部86から構成されている。これらの構成部位は、本体フレーム25に取り付けられている。
記録媒体5の搬送経路は、矢印Bで示すように送り出されてくる記録媒体5を媒体供給口3aから第1ドラム30及び第2ドラム40に巻き付けて、媒体排出口3bまで搬送する複数のローラ14〜22及びローラ80〜84により構成される。まず、記録装置本体3に搬入された記録媒体5は、フリーローラ14、フリーローラ15、揺動ローラ16、フリーローラ17及びフリーローラ18からなる搬送系を経由して第1ドラム30に搬送される。これらのフリーローラ14、15、17、18は、それぞれ本体フレーム25に回転可能に支持されている。
揺動ローラ16は、アーム16bの一方の端部に順逆両方向に回転可能に取り付けられている。このアーム16bの他方の端部は、回動中心16aを中心に本体フレーム25に回動自在に保持されている。そして、揺動ローラ16は、揺動ローラ16の下周面に沿って搬送される記録媒体5に、揺動ローラ16とアーム16bの自重により張力を作用させる張力発生部を構成している。この張力発生部は、アンワインダー部2に保持された記録媒体5の偏芯などによって引き起こされる張力の変動により、記録媒体5が弛んだ場合、この弛みを解消する機能も果たしている。さらに、回動中心16aには、揺動ローラ16が上下方向に移動した際の回動位置を検出するポテンションメータ16cが設けられている。このポテンションメータ16cの出力信号によって、アンワインダー部2の紙管固定シャフト7に連結したブレーキ8が作動され、記録媒体5への張力が制御される。
第1ドラム30に搬送された記録媒体5は、フリーローラ18及び19により第1ドラム30に330度の巻き付け角で巻き付けられる。この第1ドラム30は、例えばアルミニウム製の中空の円筒である。第1ドラム30の回転軸30aは、本体フレーム25に回転可能に支持されている。また、回転軸30aには、後述する第1記録部50を支持する部材の一端と、後述する第1メンテナンスユニット70を支持する部材の一端が係合されている。
第1ドラム30は、後述する駆動モータ41の駆動力が記録媒体5を介して伝えられ、図示するように時計回り方向に回転する。そして、第1ドラム30に保持した記録媒体5を、第1ドラム30に対向して配置された第1記録部50の直下に搬送する。第1記録部50は記録媒体5の表面に記録を行う。
次に、表面に画像を記録された記録媒体5は、フリーローラ19で第1ドラム30から離脱し、フリーローラ20を経由して、フリーローラ21から第2ドラム40に巻き付けられる。この時、第2ドラム40の円筒面には、記録媒体5の表面(既に画像記録された面)が密着して、裏面(未記録面)が表になるように巻き付けられる。この記録媒体5は、第1ドラム30と同様に、フリーローラ21及び22により第2ドラム40に330度の巻き付け角で巻き付けられる。これにより記録媒体5は、第1ドラム30と同様に、第2ドラム40の円筒面に対して滑りがなく、密着保持される。また、第2ドラム40も、第1ドラム30と同様に、例えばアルミニウム製の中空の円筒である。尚、フリーローラ19、20、21も本体フレーム25に回転可能に支持されている。
第2ドラム40の回転軸40aは、本体フレーム25に回転可能に支持されている。そして、この回転軸40aは、プーリとベルトを介して連結された駆動モータ41の駆動力によって図に示す反時計回り方向に回転し、記録媒体5を円筒面に対向して配置される第2記録部60の直下を通過させる。記録媒体5は、第2記録部60の直下を通過した際に、インクが吐出され裏面に画像が記録される。これにより記録媒体5への両面記録が完了する。尚、第2ドラム40は、駆動ドラムとなり、第1ドラム30は、記録媒体5を介して、第2ドラム40によって回転する従動ドラムとなる。
また、図2に示すように、第2ドラム40の回転軸40aには、カップリング43を介して、位置検出部におけるエンコーダ42が連結されている。このエンコーダ42のハウジングは、断面がL字状の固定部材44の一端に固定されている。そして、固定部材44の他端は、本体フレーム25の背面に固定されている。
また、ドラム30及びドラム40の表面(外周面)には、図12に示すような、それぞれ回転軸30aおよび回転軸40aに平行な方向を表す基準線(基準マーク)91が形成されている。
エンコーダ42は、第2ドラム40の回転に伴って回転し、第2ドラム40の回転位置に相当する検出パルスを出力する。そして、エンコーダ42から出力された検出パルスは、第1記録部50及び第2記録部60の記録ヘッドを駆動させる不図示の駆動基板に入力される。この検出パルスに同期した駆動基板からの制御信号により、記録ヘッドはインクを吐出する。つまり、記録媒体5は第1ドラム30及び第2ドラム40上で滑ることなく同速度で搬送されるため、第2ドラム40の回転に伴って出力される検出パルスに基づいて、第1記録部50及び第2記録部60のインク吐出駆動を制御することができる。
尚、回転軸40aには、後述する第2記録部60を支持する部材の一端と後述する第2メンテナンスユニット75を支持する部材の一端が係合されている。
次に、第1記録部50と第2記録部60の構成について説明する。
ここでは、第1記録部50と第2記録部60は同等の構成であるため、代表的に第1記録部を例として説明する。図3には、第1記録部50と、第1ドラム30と、第1メンテナンスユニット70との構成例を示す。
第1記録部50は、図3に示すように、例えば、シアン(C)、ブラック(K)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の計4色のヘッド部51(C)、52(K)、53(M)、54(Y)を有している。このヘッド部51(C)〜54(Y)は、図6に示すように、それぞれが複数個、ここでは、6個の短尺なヘッドユニットC1〜C6から構成され、6個のヘッドユニットC1〜C6は記録媒体の幅方向(X方向)に沿って、交互に配列されている。各ヘッドユニットにはそれぞれ600個の記録素子が記録媒体の幅方向に沿って配列される。これらのヘッドユニットC1〜C6は、それぞれに角度を調整するための角度調整機構(図示せず)を備えている。
また、図1に示すように第1記録部50及び第2記録部60のそれぞれの下流側には、記録された画像を撮像するための撮像素子、例えばラインセンサ23を備えており、撮像された画像は、演算部24に入力される。このラインセンサ23は、記録ヘッドの調整、例えば、吐出されたインク滴の着弾位置ずれ(ドットずれ)、色の濃さ等の記録結果の確認に用いられる。尚、ラインセンサ23を図31に示すヘッド保持部材59に保持させてもよい。
次に、第1メンテナンスユニット70と第2メンテナンスユニット75について説明する。ここでは、第1メンテナンスユニット70と第2メンテナンスユニット75は同等の構成であるため、代表的に第1メンテナンスユニット70を例として説明する。
図3に示すように、第1記録部50の近傍には、記録ヘッドのノズルにおける目詰まり防止するために、ワイプ、ノズル吸引などのメンテナンス動作を行う第1メンテナンスユニット70が配置されている。
第1メンテナンスユニット70は、第1記録部50の各記録ヘッドに宛がわれる吸引ノズルとインクパンを備えている。
吸引ノズルは、各記録ヘッドのノズル面を覆い密着するように宛がわれ、図示しない吸引ポンプの吸引により、ノズル面に付着したインクや紙粉等を取り除く。またインクパンは、メンテナンス動作時に各記録ヘッドからパージ吐出されたインクを収容する。
図1では、画像を記録する状態を示しており、第1,第2メンテナンスユニット70,75は、それぞれに第1記録部50及び第2記録部60の近傍に退避している。
メンテナンスを実行する場合には、まず、第1,第2記録部50,60を半径方向に離れるように上昇させて、スペースをつくり、このスペースに第1,第2メンテナンスユニット70,75を回動させて差し入れる。第1,第2記録部50,60の記録ヘッドに吸引ノズルを宛がい、吸引によるメンテナンスを開始する。勿論、インクパージやワイピングを適宜組み合わせて行ってもよい。メンテナンス処理終了後は、第1,第2メンテナンスユニット70,75は、メンテナンス位置から回動により離脱して、図1に示すような退避位置に移動する。
第1記録部50及び第2記録部60により表裏両面に画像が記録された記録媒体5は、フリーローラ22により第2ドラム40の円筒面より離脱され、第1ニップローラ対80、フリーローラ81,82,83を経由して、第2ニップローラ対84に到達する。さらに記録媒体5は、第2ニップローラ対84から導入ガイド85を経由して、カッタ部86に搬送される。尚、画像記録は、必ずしも記録媒体5の表裏両面に行われるものではない。記録媒体5は、カッタ部86により所定の長さに裁断され、カット紙として排出ガイド88、89に導かれて排出部4に収容される。
次に、図20に示すフローチャートを参照して、各ヘッド部51〜54のヘッドユニットの調整方法について詳細に説明する。尚、本実施形態では、2つのドラムを搭載しているが、ここではドラム30の例で説明する。
まず、ドラム30上の基準線91をラインセンサ23(図7参照)で撮影する(ステップS1)。このとき、図9に示すように、このラインセンサ23が回転軸30aに対して傾いて取り付けられていると仮定する。このようなラインセンサ23で、図12に示す基準線91を撮影すると、画像データには撮影された基準線91の画像が、図13に示すように、傾いた一本の線として現れる。なお、基準線91はドラム30上に形成されているので、撮影時には、記録媒体を外してドラム30が露呈した状態で撮影する必要がある。
なお、図7と図9は、説明の便宜上、図1とは異なる方向から見た図になっている。
次に、撮影した画像から公知な手法を用いて、図13に示す基準線91の像の傾き、即ちドラム30とラインセンサ23との角度差θ0を算出する(ステップS2)。次に、各ヘッドユニットC1〜C6により、記録媒体に横線を記録する(ステップS3)。横線は、これらのヘッドユニットC1〜C6の全ノズルから同一タイミングでインクを吐出させることで記録媒体上に記録される。傾き調整前のヘッドユニットC1〜C6の状態は、図4に示すように向きが揃っていない。
次に、記録した横線をラインセンサ23で撮影する(ステップS4)。傾いて配置されているラインセンサ23で撮影したときの画像を図14に示す。撮影された画像データは演算部24に送られ、演算部24は各ヘッドユニットC1〜C6について公知の手法を用いて横線の像の傾き、即ち各ヘッドユニットC1〜C6とラインセンサ23との角度差θc1〜θc6を求める(ステップS5)。さらに、傾きθc1〜θc6をθ0に合わせるための調整量を計算し、各ヘッドユニットC1〜C6を調整する(ステップS6)。例えば、右回り(時計回り)方向を正として、基準線91の像の傾き(第1の角度差)がθ0、ヘッドユニットC1で引いた横線の像の傾きがθc1(第2の角度差)であれば、θ0−θc1で算出される角度、即ちドラム30とヘッドユニットC1との角度差(第3の角度差)θc1aだけヘッドユニットC1を右回りに回転させて、θc1aを0にするように補正する(図15(a)参照)。図13および図14では、θ0<θc1であるからθc1aは負の値になるので、ヘッドユニットC1を左回りに回転する。このような調整をヘッドユニットC1〜C6に対して行い、ヘッドユニットC1〜C6それぞれの延在方向を、基準線91の方向と一致させる。つまり、ヘッドユニットC1〜C6は、図6に示すような並行に配列された状態となる。なお、このように調整されたヘッドユニットC1〜C6によって記録される横線をラインセンサ23によって読み取ると、その横線の像の傾きθc1〜θc6は、図15(b)に示すように全て傾きθ0として等しくなる。
図12では、基準線91がドラム30の幅に渡って形成したものを図示しているが、変形例としては、図16に示すようにドラム30の外周面のうち、記録媒体が接する部分92を除いた外側の部分に、基準マークとして、分離する基準線91a及び基準線91bを形成してもよい。
尚、この基準線91a,91bは、用いられる記録媒体のうち、最大幅を有する記録媒体をドラム30に巻き付けた場合でも隠れないように、形成する位置や長さが設定される。基準線91aと基準線91bはドラムの回転軸と平行な同一のライン上に形成される。
図17は、基準線91a及び基準線91bをラインセンサ23で撮影した画像を示している。基準線91aの像と基準線91bの像との相対位置関係に基づいて、例えば基準線91aの像の上の任意の点p1の位置と基準線91bの像の上の任意の点p2の位置とに基づいて、両点p1,p2を結んだ線の水平方向からの傾き角度をθ0とすれば、θ0は次式で算出することができる。
tan( θ0 ) = L/W
∴θ0 = tan−1( L/W )
よって、この場合、記録媒体幅92を有する記録媒体がドラム30に巻き付けられていた状態であっても、記録ヘッドの傾き調整が可能となる。尚、記録媒体幅がドラム30の幅にほぼ等しい場合は、図18に示すように、記録媒体の一部分に切り欠きを入れることによってドラム上で、少なくとも1本の基準線91の左右端がラインセンサ23で撮影できるようにしても良い。尚、基準線91は、一直線上であれば、両端に分離していてもよい。
また、ドラム30の幅が広い場合には、ラインセンサを複数用いて分割して撮影するという構成にする場合がある。図19は、2つのラインセンサ23a,23bを用いて分割撮影する構成を示している。
この構成においては、記録媒体の中央の一部に孔をあけてドラム30上の基準線91cをラインセンサ23a及び23bで撮影できるようにしても良い。この場合は、図16及び図17で説明したのと同様な方法で、ラインセンサ23aが撮影する領域に関しては、基準線91aと91cを参照して、ラインセンサ23bが撮影する領域に関しては、基準線91cと91bを参照して、複数のヘッドユニット又は記録ヘッドの調整を行うことができる。
尚、ラインセンサ23で読み取った基準線の傾き角度は、記録媒体の搬送速度の影響を受ける。例えば、ラインセンサ23の駆動周波数(1秒間の読み取り回数)が一定の場合、記録媒体の搬送速度が遅くなると垂直方向(記録媒体搬送方向)の解像度は高くなり、撮影された基準線の像の傾きは大きくなる。
従って、ドラムの回転軸が偏心している場合は、周期的に記録媒体搬送速度が変化するため、基準線を読み取ったときのドラムの位置と、記録媒体に記録した横線を読み取るときのドラムの位置を揃えることによって垂直方向の解像度の差を小さくすることができ、より正確にヘッドの角度調整を行うことができる。
次に、第2の実施形態に係る画像記録装置について説明する。
本実施形態は、画像記録装置のドラムに基準マークとして、目盛等のマークを用いて記録ヘッドを調整する手法である。
図21は、図9で示したようにラインセンサ23が傾いている状態で、図12に示した基準線91を撮影したときに得られる画像を表している。ラインセンサ23で撮影するときの水平方向(記録媒体幅方向)の解像度と垂直方向(記録媒体搬送方向)の解像度が一致しているときの基準線の像を線aで示した。この場合、水平方向からの傾きθ0は基準線91とラインセンサ23の成す角の角度に一致している。
しかし、水平方向の解像度に対して垂直方向の解像度が低い場合は、基準線91の像は、例えば図21に示す線bのように、水平方向からの傾きはθ0よりも小さいθ1となる。逆に、水平方向の解像度に対して垂直方向の解像度が高い場合は、基準線91の像は、例えば図21に示す線cのように、水平方向からの傾きはθ0よりも大きいθ2となる。
垂直方向の解像度は、記録媒体搬送速度(ドラム30の回転速度)とラインセンサ23の駆動周波数が変化することによって変化する。従って、ドラム30の回転速度やラインセンサの駆動周波数が不明な場合は、このような基準線91では角度を正確に測定することができない。
そこで本実施形態として、図22に示すようなマークをドラム30の外周面に形成した。ドラム30の回転軸方向に離間して形成したこの2つのマークからなる基準マークは、一方のマークにはドラム30の回転方向における、ドラム30の外周面上の基準点となるマーク93aが、他方にはドラム30の回転方向に沿って所定間隔ピッチで複数の目盛からなるマーク93bがあり、目盛93bの中央の目盛93cと基準点93aを結ぶ線が、ドラム30の回転軸30aと平行になるように形成されている。
これら2つのマークをラインセンサ23で撮影すると、図23及び図24に示すような画像が得られる。垂直方向の解像度が、比較的に低い場合は、図23に示すように、目盛93bの間隔が狭くなる。反対に、垂直方向の解像度が高い場合には、図24に示すように、目盛93bにおける各目盛間隔が広くなっている。
このように垂直方向の解像度が異なると目盛の間隔が異なるが、基準点93aと同じ高さにある目盛94(上から4番目の目盛り)の位置は同じである。この目盛94は、ラインセンサ23が基準点93aを撮影したときに同時に撮影した目盛であるから、ラインセンサ23の傾きは、基準点マーク93aと目盛94との相対位置関係から求められ、例えば基準点マーク93bと目盛94とを結ぶ直線を求め、その直線の傾きを求めることで求まる(当該直線の傾きと等しい)。
従って、基準点と同じ高さ(ドラム回転方向における位置)にある目盛を読むことによって、ラインセンサ23の傾きを知ることができる。この方法によれば、記録媒体の搬送速度のずれなどの影響にも因らず正しくラインセンサ23とドラム30との間の角度差(第1の角度差)を求めることができる。基準点93aと同じ高さに目盛が無い場合は、目盛93bの中から基準点93aの位置を挟む2つの目盛を選択し、その2つの目盛の間を等間隔に分割して、目盛よりも細かく読むことによってラインセンサ23とドラム30との間の相対角度、即ち両者の角度差を求めればよい。
次に、図20に示したステップS3乃至S6を参照して、目盛を用いた際の調整方法について説明する。尚、本実施形態では、記録媒体に記録するパターンは、第1の実施形態で説明したような一本の横線ではなく、ヘッドユニットC1〜C6毎にそれぞれ記録される、前述した2つのマークで示されるような2つのパターンである。即ち、ヘッドユニットC1〜C6毎の記録素子列の一端側を用いて基準点に相当する短い横線マークが記録されると共に、記録素子列の他端側を用いて目盛に相当にする、媒体搬送方向に所定間隔ピッチの複数の横線マークが記録される。よって、ここでは、図20のフローチャートにおける「横線」は「基準点(パターン)と目盛(パターン)」と読み替えることとする。
ステップS3において、記録媒体上に基準点と目盛からなるパターンを記録する。このとき、基準点パターンと目盛パターンのうちの中央の目盛とを同時に記録する。基準点パターンと目盛パターンとを結んだ線は、各ヘッドユニットC1〜C6の配列方向を表す。
ステップS4において、記録媒体上に記録したパターンをラインセンサで読み取る。搬送方向の解像度によって図23や図24に示した図と同様な画像が得られる。ステップS5においては、各ヘッドユニットの傾きθn(第2の角度差)を求める。各ヘッドユニットの方向とラインセンサの方向が一致している場合は基準点パターンと中央の目盛のパターンが同じ高さに撮影されるが、ヘッドユニットとラインセンサ23の方向がずれていれば、中央の目盛のパターンではなく、別の目盛が基準点パターンと同じタイミングで撮影される。従って、基準点と同じタイミングで撮像された目盛パターンと、基準点パターンとの位置関係から、各ヘッドユニットとラインセンサとのなす角の角度(第2の角度差)を求めることができる。
最後にステップS6で、ドラム30上のマークとラインセンサ23とのなす角の角度(第1の角度差)と、各ヘッドユニットC1〜C6とラインセンサ23とのなす角の角度(第2の角度差)との角度差(第3の角度差)を求め、その角度差がなくなるように、各ヘッドユニットC1〜C6の向きを調整する。これによってヘッドユニットC1〜C6の向きと、ドラム上のパターンの向きがそれぞれに一致するので、ヘッドユニットC1〜C6即ち、記録ヘッドの向きをドラムの軸に一致させることができる。
次に、第3の実施形態に係る画像記録装置について説明する。
図25は、ラインセンサの傾きを求めるためにドラム30,40上形成される検出マークを示している。
この検出マークは、ドラム30上の両端に配置された2つのマークから成り、一方は基準となる点の位置を示す十字状のマーク95であり、他方はドラム30の回転方向に対して傾きをもった斜線のマーク96である。図26は、これらのマーク95,96をラインセンサ23で撮影した画像を画素単位で示す図である。尚、これらのマーク95,96の間の画素は、省略して示していない。
図26の画像データ上において、ドラム回転方向におけるマーク95の中心位置と、同じ位置にあるマーク96の部位を求め、そのマーク96の部位の画素からマーク95の中心の画素までの距離をW1とする。このW1は、ラインセンサ23の傾きに応じて変化する。例えば、ラインセンサ23が右上がりに傾いた場合、ラインセンサ23がマーク95を撮影した瞬間に、ラインセンサ23はマーク96の斜め線の少し上の部分を撮影するので、図27に示すような画像となる。この場合、W2は、図26に示すW1に比べて1画素分短くなっている。逆にラインセンサが右下がりに傾いた場合には長くなる。従って、マーク95の中心と右の線分上の画素までの距離Wを測定し、その距離Wが適正値(ラインセンサ23がドラム30の回転軸30aと平行に配置されていた場合の距離)に対してどれだけずれたのかを求めることで、ラインセンサ23とドラム30,40との相対角度(第1の角度差)を算出することができる。
変形例として、パターンを図28に示すように、基準マークとして、共に斜線のマーク97,98として示してもよい。マーク97,98は、互いにドラム30の回転方向(記録媒体の搬送方向)に対して同じ角度の斜めの線となっている。図29は、このマーク97,98をラインセンサ23で撮影して得られた画像を画素単位で示す図である。
任意の高さ(Y座標)において、左側のマーク97の画素と右側のマーク98の画素の間隔をWとすると、間隔Wは、ラインセンサの傾きに応じて変化する。例えば、ラインセンサ23が右上がりに傾いて配置されていた場合、ラインセンサ23が左側のマーク97を撮影した瞬間に、ラインセンサ23は右側のマーク98の少し上の部分を撮影するので、図30に示すような画像となる。
この場合、W2は、図29に示す基準のW1に比べて1画素分短くなっている。逆にラインセンサが右下がりに傾いた場合は、W1に比べてWは長くなる。
従って、本実施形態によれば、左右の線分の間隔Wを測定して、その長短を基準となる適正値と比較すれば、ラインセンサに対するドラムの傾き角度(第1の角度差)を算出することができる。また、左右の線は平行であるから任意の高さで測定することができ、図25に示したパターンのように左のマークの中心を求める必要がないため、この測定を行うプログラムが比較的に簡単になるという利点がある。
次に、第4の実施形態に係る画像記録装置について説明する。
図31は、第4の実施形態として、ラインセンサ23とドラム30との相対角度、つまり両者の角度差を求めるために、ドラム30上に形成される、楔形(三角形)パターンを示している。この楔形パターンは、ドラム30,40上の両端に配置された2つの楔マーク99,100から成り、互いに逆向きの三角形となっている。即ち、マーク99は楔の鋭角部分がドラム30の回転方向に対して正向きになるように形成され、マーク100は楔の鋭角部分がドラム30の回転方向に対して逆向きになるように形成されている。
図32は、この楔形パターンをラインセンサ23で撮影した画像を画素単位で示す図である。左右の楔マーク99,100の間の画素は、省略して示していない。
任意の高さ(Y座標)において、楔マーク99,100の幅方向の寸法を測定する。ここでは画像データにおける幅方向の画素数を計数する。例えば、図32に点線で示す高さにおいて、楔マーク99,100の画線部の画素数は計6画素である。他の高さで計数しても同じく6画素になっている。この6画素が適正値であり、基準値となる。
ラインセンサ23が右上がりに傾いて配置されていた場合には、右側の楔マーク100の1画素分上を撮影して、図33に示すような画像となる。この場合、点線で示した高さにおいて、画線部の画素数は1画素が増加して7画素となる。他の高さで係数しても同じく7画素になっている。
従って、本実施形態によれば、ラインセンサが傾くことにより、画線部の画素数が基準値(6画素)に対して増減するため、任意のライン上の画線部の画素数を計数すれば、ラインセンサ23とドラム30との相対的角度(第1の角度差)を算出することができる。
次に、第5の実施形態に係る画像記録装置について説明する。
前述した第1乃至第4の実施形態では、基準線の像の向きに、各ヘッドユニットC1〜C6ヘッドの向きを合わせることによって、記録ヘッドの角度を調整したが、本実施形態は、基準線の向きにラインセンサ23の向きを予め合わせておき、その後、各ヘッドユニットC1〜C6の向きを、ラインセンサ23の向きに合わせるようにしてもよい。
図34に示すフローチャートを参照して、第5の実施形態における各ヘッド部51〜54のヘッドユニットの調整方法について詳細に説明する。
まず、記録媒体を外して露呈した状態で、ドラム30上の基準線91をラインセンサ23で撮影する(ステップS11)。 次に、撮影した画像から公知な手法を用いて、図13に示す基準線91の像の傾きθ0からラインセンサ23とドラム30との相対角度(第1の角度差)を算出する(ステップS12)。 次に、算出されたラインセンサ23とドラム30との相対角度が0になるように、ラインセンサ23の方向を基準線91の方向に移動させる調整を行って、基準線91とラインセンサ23の方向を一致させる(ステップS13)。
次に、記録媒体をセットし、ヘッドユニットC1〜C6の全ノズルから同一タイミングでインクを吐出させて、記録媒体に各ヘッドユニットの方向を表す横線を記録する(ステップS14)。次に、記録した横線をラインセンサ23で撮影する(ステップS15)。そして、各ヘッドユニットC1〜C6について公知の手法を用いて横線の像の傾き、即ち各ヘッドユニットC1〜C6とラインセンサ23との相対角度θc1〜θc6を求める(ステップS16)。さらに、傾きθc1〜θc6を0にするための調整量を計算し、各ヘッドユニットC1〜C6を調整する(ステップS17)。この結果、算出された傾きの角度だけヘッドユニットの方向を調整することにより、記録ヘッドの方向が基準線に一致して調整が完了する。
本実施形態によれば、ラインセンサ23がドラムに対して設置位置(傾き)が正しく調整されるため、記録媒体にヘッドユニットから横線を記録して、ラインセンサ23で撮影した画像上で各ヘッドの傾きが0になるように調整することによって、ヘッドユニットの位置調整を行うことができる。
1…画像記録装置、2…アンワインダー部、3…記録装置本体、4…排出部、5…記録媒体、6…スタンド、7…紙管固定シャフト、8…ブレーキ、14,15,17〜22…フリーローラ、16…揺動ローラ、16a…回動中心、16b…アーム、16c…ポテンションメータ、23…ラインセンサ、24…演算部、25…本体フレーム、30…第1ドラム、40…第2ドラム、40a…回転軸、50…第1記録部、51(C),52(K),53(M),54(Y)…ヘッド部、55,56,57,58…ヘッドホルダ、59…ヘッド保持部材、60…第2記録部、70…第1メンテナンスユニット、75…第2メンテナンスユニット、80…ニップローラ、86…カット部、91…基準線、92…記録媒体幅、93…基準パターン。

Claims (19)

  1. 記録媒体を保持する外周面を有し、当該外周面を回転させることで前記記録媒体を搬送するものであって、当該外周面の回転軸と平行な方向を表す基準マークが形成されるドラムと、
    前記ドラムの外周面に対向して配置され、前記外周面に保持される前記記録媒体に対してテストパターンの記録を行う複数の記録素子を、前記記録媒体の搬送方向に対して交差する方向に配列した記録ヘッドと、
    前記ドラムの外周面に対向し、前記記録ヘッドよりも記録媒体搬送方向下流側に配置され、前記基準マーク及び前記記録媒体に記録されたテストパターンを撮像するスキャナと、
    を有する画像記録装置において、
    回転する前記ドラムの外周面上の前記基準マークを前記スキャナによって撮像し、撮像した前記基準マークの画像データから前記ドラムと前記スキャナとの第1の角度差を求めると共に、
    回転する前記ドラムの前記外周面に保持された記録媒体にテストパターンを記録し、そのテストパターンを前記スキャナによって撮像し、撮像された前記テストパターンの画像データから前記記録ヘッドと前記スキャナとの第2の角度差を求め、
    前記第1の角度差と前記第2の角度差とから前記ドラムと前記記録ヘッドとの第3の角度差を求め、当該第3の角度差を補正するように前記記録ヘッドの傾きが調整されることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記基準マークは、前記回転軸と平行な方向に沿って形成されている直線状のマークであることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 前記直線状のマークを撮像した画像データから、当該直線状マークの傾きを求めることで前記第1の角度差が求められることを特徴とする請求項2記載の画像記録装置。
  4. 前記基準マークは、前記回転軸と平行な方向に沿って互いに離間して形成される2つのマークで構成されることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  5. 前記2つのマークを撮像した画像データに基づいて、当該2つのマークの相対位置関係を求めることで前記第1の角度差が求められることを特徴とする請求項4記載の画像記録装置。
  6. 前記基準マークは、前記回転軸と平行な方向に互いに離間して形成される2つのマークで構成され、
    前記2つのマークのうち、
    一方は前記ドラムの回転方向における外周面上の基準点を示すマークであって、
    他方は前記ドラムの回転方向に沿って所定間隔ピッチで形成された複数の目盛を示すマークであることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  7. 前記2つのマークを撮像した画像データに基づいて、基準点のドラム回転方向における位置を前記複数の目盛から求め、求められた目盛の位置と基準点の位置との相対位置関係を求めることで、前記第1の角度差が求められることを特徴とする請求項6記載の画像記録装置。
  8. 前記スキャナは、複数の撮像素子を記録媒体の搬送方向に対して交差する方向に配設してなるラインセンサであって、
    前記2つのマークを撮像した画像データに基づいて、複数の目盛の中から基準点と同時に撮像した目盛を求め、当該求めた目盛の位置と基準点との相対的位置関係を求めることで前記第1の角度差が求められることを特徴とする請求項6記載の画像記録装置。
  9. 前記基準マークは、前記回転軸と平行な方向に互いに離間して形成される2つのマークで構成され、
    前記2つのマークのうち、
    一方は前記ドラムの回転方向における外周面上の基準点を示すマークであって、
    他方は前記ドラムの回転方向に対して傾きをもった斜線状のマークであることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  10. 前記2つのマークを撮像した画像データに基づいて、前記ドラムの回転方向において、基準点の位置と同じ位置にある斜線上の部位を求め、求めた斜線上の部位と基準点との間隔を求めることで、前記第1の角度差が求められることを特徴とする請求項9記載の画像記録装置。
  11. 前記スキャナは、複数の撮像素子を前記ドラムの回転方向に対して交差する方向に配設してなるラインセンサであって、
    前記2つのマークを撮像した画像データに基づいて、基準点と同時に撮像した斜線上の部位を求め、求めた斜線上の部位と基準点との間隔を求めることで、前記第1の角度差が求められることを特徴とする請求項9記載の画像記録装置。
  12. 前記基準マークは、前記回転軸と平行な方向に互いに離間して形成される2つのマークで構成され、
    前記2つのマークは、それぞれ前記ドラムの回転方向に対して同じ傾きをもった斜線状のマークであることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  13. 前記2つのマークを撮像した画像データに基づいて、前記ドラムの回転方向において一方の斜線の任意の部位と同じ位置にある他方の斜線の部位を求め、求めた他方の斜線上の部位と一方の斜線の任意の部位との間隔を求め、その求めた2つのマーク間隔の測定値が予め定めておいた基準値と比較することで、前記第1の角度差が求められることを特徴とする請求項12記載の画像記録装置。
  14. 前記スキャナは、複数の撮像素子を前記ドラムの回転方向に対して交差する方向に配設してなるラインセンサであって、
    前記2つのマークを撮像した画像データに基づいて、一方の斜線における任意の部位と同時に撮像した他方の斜線上の部位を求め、その求めた他方の斜線上の部位と一方の斜線における任意の部位との間隔を求め、その求めた2つのマーク間隔の測定値が予め定めておいた基準値と比較することで、前記第1の角度差が求められることを特徴とする請求項12記載の画像記録装置。
  15. 前記基準マークは、前記回転軸と平行な方向に互いに離間して形成される2つのマークで構成され、
    前記2つのマークは互いに同じ形状であり、かつドラムの回転方向に関して互い逆向きになるように形成される三角形状であることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  16. 前記スキャナによって前記2つのマークを撮像した画像データに基づいて、前記ドラムの回転方向における任意の位置での2つのマークの幅寸法を求めると共に両者を加算し、その加算値を予め定めておいた基準値と比較することで、前記第1の角度差が求められることを特徴とする請求項15記載の画像記録装置。
  17. 前記2つのマークは、前記ドラムに保持され得る記録媒体のうち、最大幅を有する記録媒体が前記ドラムに保持された場合に、当該2つのマークが露呈するドラム外周面幅方向の両端部にそれぞれ形成されることを特徴とする請求項4,6,9,12,15記載の画像記録装置。
  18. 記録媒体を保持する外周面を有し、当該外周面を回転させることで前記記録媒体を搬送するものであって、当該外周面の回転軸と平行な方向を表す基準マークが形成されるドラムと、
    前記ドラムの外周面に対向して配置され、前記外周面に保持される前記記録媒体に対してテストパターンの記録を行う複数の記録素子を、前記記録媒体の搬送方向に対して交差する方向に配列した記録ヘッドと、
    前記ドラムの外周面に対向し、前記記録ヘッドよりも記録媒体搬送方向下流側に配置され、前記基準マーク及び前記記録媒体に記録されたテストパターンを撮像するスキャナと、
    を有する画像記録装置における記録ヘッドの傾き調整方法であって、
    回転する前記ドラムの外周面上の前記基準マークを前記スキャナによって撮像する基準マーク撮像ステップと、
    撮像した前記基準マークの画像データから、前記基準マークの傾きを求める基準マーク傾き算出ステップと、
    回転する前記ドラムの前記外周面に保持された記録媒体に、テストパターンを記録する記録ステップと、
    前記記録媒体に記録された前記テストパターンを前記スキャナによって撮像するテストパターン撮像ステップと、
    撮像された前記テストパターンの画像データから、前記テストパターンの傾きを求めるテストパターン傾き算出ステップと、
    前記基準マークと前記テストパターンとの間の角度差を算出する角度差算出ステップと、を有し、
    前記角度差算出ステップで算出された角度差を補正するように、前記記録ヘッドの傾きを調整することを特徴とする記録ヘッドの傾き調整方法。
  19. ドラムの外周面に保持されて、前記ドラムが回転することで搬送される記録媒体に対して、前記ドラムと対向配置された1つ又は複数のヘッドユニットで構成されたライン型記録ヘッドで画像を記録する画像記録装置の記録ヘッドの傾き調整方法であって、
    前記ドラムの外周面上の少なくとも両端に、前記ドラムの回転軸と平行に形成された基準マークをスキャナで撮像し、
    前記記録ヘッドにより前記記録媒体に前記記録ヘッドの傾きを表すテストパターンを記録して前記スキャナで撮像し、
    撮像された前記基準マークと前記テストパターンにおける角度差を算出し、
    前記角度差を無くす方向に前記記録ヘッドの傾きを調整することを特徴とする記録ヘッドの傾き調整方法。
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