JP2007216648A - 補正方法および補正装置 - Google Patents

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英司 熊井
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Abstract

【課題】被記録物の実搬送量が正確になるように補正する。
【解決手段】給送装置130、搬送装置140および排出装置160等の搬送手段により記録用紙190を搬送させながら、記録用紙190の表面性状を連続的に撮影する撮影手順と、撮影手順により得られた画像から互いにタイミングの異なる複数の静止画像を抽出して比較することにより実搬送量を算出する実搬送量算出手順と、搬送手段の動作量を測定して得られた測定値に基づいて、記録用紙190の予測搬送量を算出する予測搬送量算出手順と、予測搬送量および実搬送量の差に基づいて動作量の補正値を算出する補正値算出手順と、補正値に基づいて動作量を補正する動作量補正手順とを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は補正装置および液体噴射装置に関する。より詳細には、被記録物をひとつの方向に搬送しつつそれに対して液体を噴射する液体噴射装置と、その液体噴射装置において被記録物を正確な搬送量で搬送させる目的で用いる補正装置とに関する。
多くの液体噴射装置は、被記録物を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、搬送される被記録物に対向する位置において搬送方向と交差する方向に液体噴射ヘッドを往復移動させる走査手段とを備える。また、被記録物の搬送と液体噴射ヘッドの往復移動を組み合わせることにより、被記録物上の任意の領域に対して液体を噴射できるように形成される。従って、被記録物における搬送方向の記録解像度は、搬送手段による搬送量の制御に依存する。一方、液体噴射装置による記録精度の向上は目覚ましく、液体噴射装置の搬送手段に対してもμm単位の精度が求められる。
下記特許文献1には、間隔をおいて配置した複数のセンサアレイを用いて、相互相関関数に基づいて媒体表面の移動距離を求める技術が開示される。これにより、非接触でμm単位の移動距離を測定できると記載される。また、下記特許文献2には、記録紙の種類に応じて搬送装置による搬送量を補正することが記載される。これにより、記録紙の特性の相違に起因する僅かな搬送誤差も解消できると記載される。更に、下記特許文献3には、DCモータとエンコーダを有する搬送装置を、所与の補正値を参照しつつ制御することにより、高い搬送精度が得られることが記載される。
特開平06−056314号公報 特開2002−225360号公報 特開2004−114618号公報
上記の各文献に記載された技術では、所与の補正値に対応した補正量で搬送手段の動作量を制御することにより搬送量を補正する。しかしながら、液体噴射装置における被記録物の搬送誤差は、多くの場合、被記録物の搬送負荷の変動に原因がある。従って、搬送装置自体の動作量をいかに正確に制御しても、無視し得ない搬送量の変動が残ることが避けられなかった。
そこで、上記課題の解決を目的として、本発明の第1の形態として、被記録物を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、搬送手段により搬送された被記録物に対して液体を噴射する液体噴射ヘッドとを備えた液体噴射装置において、搬送手段による被記録物の実搬送量が所望の予定搬送量と一致するように搬送手段の動作量を補正する補正方法であって、搬送手段により被記録物を搬送させながら、被記録物の表面性状を連続的に撮影する撮影手順と、撮影手順により得られた画像から互いにタイミングの異なる複数の静止画像を抽出して比較することにより実搬送量を算出する実搬送量算出手順と、搬送手段の動作量を測定して得られた測定値に基づいて、被記録物の予測搬送量を算出する予測搬送量算出手順と、予測搬送量および実搬送量の差に基づいて動作量の補正値を算出する補正値算出手順と、補正値に基づいて動作量を補正する動作量補正手順とを含む補正方法が提供される。これにより、個別の液体噴射装置において実際に搬送される被記録物の搬送量に基づいて搬送手段の動作量を補正することができる。従って、様々な原因により生じる搬送誤差を補正により有効に打ち消すことができる。
また、ひとつの実施形態によると、上記補正方法において、液体噴射装置が、補正値を格納する格納手段、および、動作量補正手順を実行する動作量補正手段とを定常的に装備して、撮影手順、実搬送量算出手順および補正値算出手順を実行する手段が液体噴射装置に対して一時的に装着される。これにより、液体噴射装置自体のコストを上昇させることなく、この発明に係る補正方法を実施できる。
更に、他の実施形態によると、上記補正方法において、撮影手順、実搬送量算出手順、補正値算出手順および動作量補正手順を実行する手段が液体噴射装置に実装され、液体噴射動作に先立って補正値を算出する動作が実行される。これにより、状況に応じて実搬送量を随時測定できるので、液体噴射装置の経時変化、装填される被記録物の変化等に応じた有効な補正を実行できる。
また他の実施形態によると、上記補正方法において、搬送手段が、回転駆動されつつ前記被記録物に間歇的に当接する給送ローラを有して、被記録物を液体噴射装置の内部に取り込む給送装置を含み、撮影手順において、給送装置の直後における被記録物を撮影する。これにより、給送装置に対する被記録物の搬送負荷に起因する搬送誤差の他に、給送装置から被記録物が離脱する場合に生じる搬送負荷の変動、被記録物の後端側が給送装置に搬送されたまま被記録物の前端側が他の搬送手段に搬送され始めた場合の負荷変動等に起因する搬送誤差も補正できる。
また他の実施形態によると、上記補正方法において、搬送手段が、回転駆動されつつ被記録物に当接する搬送駆動ローラと、搬送駆動ローラに対して被記録物を押し付ける搬送従動ローラとを有して、被記録物を液体噴射ヘッドに対向する位置に送り込む搬送装置を含み、撮影手順において、搬送装置を通過する被記録物を撮影する。これにより、搬送装置における被記録物の搬送負荷に起因する搬送誤差の他、被記録物が搬送装置により搬送されたまま、給送装置から離脱する場合、あるいは、排出装置にも搬送され始めた場合の搬送負荷の変動も有効に補正できる。
また他の実施形態によると、上記補正方法において、撮影手順において、液体噴射ヘッドに対向する位置を通過する被記録物を撮影する。これにより、記録品質に直接に影響を与える領域において、被記録物の実搬送量に基づいた補正を実行できる。従って、搬送誤差を効率よく補正して、記録品質を向上させることができる。
また他の実施形態によると、上記補正方法において、搬送手段が、回転駆動されつつ被記録物に当接する給送ローラを有して、被記録物を液体噴射装置の内部に取り込む給送装置を含み、実搬送量算出手順において、給送ローラから被記録物の後端が離脱するタイミングを含む期間の実搬送量を算出する。これにより、給送装置における被記録物の蹴飛ばし現象に起因する搬送誤差の変動を有効に補正できる。
また他の実施形態によると、上記補正方法において、搬送手段が、回転駆動されつつ被記録物に当接する搬送駆動ローラと、搬送駆動ローラに対して被記録物を押し付ける搬送従動ローラとを有して、被記録物を液体噴射ヘッドに対向する位置に送り込む搬送装置を含み、実搬送量算出手順において、搬送駆動ローラおよび搬送従動ローラの間に被記録物の先端が挟み込まれるタイミングを含む期間の実搬送量が算出する。これにより、給送装置および搬送装置の両方により被記録物が搬送される場合に生じる搬送誤差を検出して、これを有効に補正できる。
また他の実施形態によると、上記補正方法において、搬送手段が、回転駆動されつつ被記録物に当接する排出駆動ローラと、排出駆動ローラに対して被記録物を押し付ける排出従動ローラとを有して、被記録物を液体噴射装置の外部に送り出す排出装置を含み、実搬送量算出手順において、排出駆動ローラおよび排出従動ローラの間に被記録物の先端が挟み込まれるタイミングを含む期間の実搬送量が算出される。これにより、搬送装置および排出装置の両方により被記録物が搬送される場合に生じる搬送誤差を検出して、これを有効に補正できる。
また他の実施形態によると、上記補正方法において、搬送手段が、回転駆動されつつ被記録物に当接する搬送駆動ローラと、搬送駆動ローラに対して被記録物を押し付ける搬送従動ローラとを有して、被記録物を液体噴射ヘッドに対向する位置に送り込む給送装置を含み、実搬送量算出手順において、搬送駆動ローラおよび搬送従動ローラの間から被記録物の後端が離脱するタイミングを含む期間の実搬送量が算出される。これにより、搬送装置における蹴飛ばし現象に起因する搬送誤差の変動を有効に補正できる。
更に、本発明の第2の形態として、被記録物を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、搬送手段により搬送された被記録物に対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、所与の補正値に基づいて搬送手段の動作量を制御する制御手段とを備えた液体噴射装置において、搬送手段による被記録物の実搬送量を所望の予定搬送量に一致させる補正値を生成する補正装置であって、搬送手段により被記録物を搬送させながら、被記録物の表面性状を連続的に撮影する撮影手段と、撮影手段により得られた画像から互いにタイミングの異なる複数の静止画像を抽出して比較することにより実搬送量を算出する実搬送量算出手段と、搬送手段の動作量を測定して搬送手段による被記録物の予測搬送量を算出する予測搬送量算出手段と、予測搬送量および実搬送量の差に基づいて、実搬送量を予定搬送量に一致させる補正値を算出する補正値算出手段とを備える補正装置が提供される。これにより、液体噴射装置の構造に制限されずに、搬送量を有効に補正できる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となり得る。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明される特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、液体噴射装置の一例であるインクジェット式記録装置100の内部構造を概観する斜視図である。同図に示すように、このインクジェット式記録装置100は、全体の台座となる下ケース110上に搭載されたフレーム112の周囲に形成される。フレーム112の後方には、被記録物としての記録用紙190を装填するペーパサポート120が装着される。なお、この図ではフレーム112に隠れるが、ペーパサポート120の下方には、給送装置130が配置される。また、フレーム112の前方には、搬送装置140、プラテン150、排出装置160および排出トレイ170が順次配置される。従って、このインクジェット式記録装置100においては、ペーパサポート120に装填された記録用紙190は、これら給送装置130、搬送装置140および排出装置160に順次搬送される搬送経路を経て、排出トレイ170上に排出される。
一方、プラテン150の上方には、キャリッジ180が配置される。キャリッジ180は、フレーム112の前面に水平に配置されたガイド軸181に案内され、プラテン150上を、記録用紙190の搬送方向と直交する方向に移動する。また、キャリッジ180は、フレーム112の前面に掛けわたされたタイミングベルト183に結合されており、図示されキャリッジモータ(不図示)の動作に応じてタイミングベルト183に牽引されて往復移動する。従って、前記した給送装置130、搬送装置140および排出装置160による記録用紙190の搬送と組み合わせることにより、キャリッジ180は記録用紙190の上面を全面にわたって走査できる。なお、キャリッジ180の移動量は、フレーム112の前面にガイド軸181と平行に張りわたされたリニアスケール185を利用して制御される。
更に、キャリッジ180は、上面のカバー184の中にインクカートリッジを搭載する。また、キャリッジ180の下面には、インクを吐出する記録ヘッド182が装着される。従って、このインクジェット式記録装置100では、記録用紙190の任意の領域に向かってインクを吐出して、記録用紙190上に画像を形成できる。
図2は、図1における図上左側のフレーム112の外側を異なる視点から拡大して示す斜視図である。同図に示すように、フレーム112の外側下方には、搬送装置140を駆動する搬送モータ145が配置される。また、後述する回転伝達機構147を介して搬送駆動ローラ142と同期して回転するロータリエンコーダ141も配置される。ロータリエンコーダ141は、その表面に、周方向に沿って形成された目盛りを有する。また、ロータリエンコーダ141が回転したときに通過する目盛りを計数するカウンタ143も備える。従って、カウンタ143による計数結果から、搬送モータ145により駆動された搬送駆動ローラ142の回転量を検出できる。
図3は、インクジェット式記録装置100における記録用紙190の搬送経路200を示す断面図である。なお、図1および図2と共通の構成要素には同じ参照番号を付して重複する説明を省く。
同図に示すように、ペーパサポート120に立てて装填された記録用紙190は、給送ローラ132を含む給送装置130によりインクジェット式記録装置100の内部に1枚ずつ取り込まれる。また、搬送装置140に到達するまでの区間で屈曲された記録用紙190は、略水平に搬送装置140に進入する。
給送装置130は、ペーパサポート120に設けられたホッパによりに押し出された記録用紙190に接する給送ローラ132を備える。給送ローラ132は回転駆動されており、記録用紙190を、インクジェット式記録装置100の内部に1枚ずつ取り込む。取り込まれた記録用紙190の先端は、やがて、搬送装置140に到達する。
搬送装置140は、搬送駆動ローラ142および搬送従動ローラ144を備える。搬送駆動ローラ142は、前記した搬送モータ145により回転駆動される。また、搬送従動ローラ144は、下方に向かって付勢されつつ搬送駆動ローラ142に当接して、搬送駆動ローラ142に連れ回される。搬送装置140に到達した記録用紙190は、上記の搬送駆動ローラ142および搬送従動ローラ144の間に進入して、搬送駆動ローラ142の回転に従ってプラテン150上に送り込まれる。
なお、記録用紙190の搬送方向の長さは、給送装置130および搬送装置140の間隔よりも長い。従って、記録用紙190が搬送装置140に到達した当初は、記録用紙190は、給送装置130および搬送装置140の両方によって同時に搬送される。しかしながら、給送装置130の給送ローラ132は、記録用紙190が搬送装置140に到達した後に記録用紙190から離れるので、記録用紙190を搬送する役割は搬送装置140に移行する。
プラテン150上では、キャリッジ180の底面に装着された記録ヘッド182により、記録用紙190の上面に対して断続的にインクが吐出され、画像が形成される。このとき、プラテン150は、記録用紙190を下方から支持するので、記録ヘッド182および記録用紙190の間隔は一定に維持される。
なお、記録用紙190に形成される画像の、搬送方向についての解像度および記録品質は、搬送装置140による記録用紙190の搬送精度に大きく依存する。従って、搬送駆動ローラ142は、前記したロータリエンコーダ141およびカウンタ143を用いた高精度な制御の下に回転駆動される。また、記録用紙190および搬送駆動ローラ142の間の滑りは少ない方が好ましいので、搬送従動ローラ144は、搬送駆動ローラ142に対して記録用紙190を強い力で押さえつける。
インクによる画像を形成された記録用紙190は、搬送装置140により更に前進して、やがて先端が排出装置160に到達する。排出装置160も、互いに当接した排出駆動ローラ162および排出従動ローラ164を備える。排出駆動ローラ162は、図示されない伝達機構を介して搬送モータ145により回転駆動される。一方、排出従動ローラ164は、下方に向かって付勢されて、記録用紙190を排出駆動ローラ162に押し付けつつ、排出駆動ローラ162の回転に連れ回される。
このとき、排出従動ローラ164が接する記録用紙190の上面には、すでにインクによる画像が形成される。そこで、画像を損傷することがないように、排出従動ローラ164は、搬送従動ローラ144に比較すると弱い力で付勢される。また、排出従動ローラ164の表面には鋭利な突起が形成され、非常に小さな面積で記録用紙190に触れる。更に、排出駆動ローラ162の表面も、弱い圧力で接する記録用紙190を効率よく搬送すべく、柔軟で摩擦係数の高い材料で形成される。
なお、排出装置160および搬送装置140の間隔も、記録用紙190の搬送方向の長さよりも短い。従って、記録用紙190が排出装置160に到達した当初は、排出装置160および搬送装置140が同時に記録用紙190を移動させる。やがて、記録用紙190の後端が搬送装置140を通過すると、記録用紙190は排出装置160に搬送されて、インクジェット式記録装置100の外部に送り出される。
以上説明したように、このインクジェット式記録装置100における記録用紙190の搬送経路200上には、給送装置130、搬送装置140および排出装置160を含む、記録用紙190の搬送に与る複数の要素が配置される。また、記録用紙190は、ペーパサポート120内では略重力方向に移動するのに対して、搬送装置140以降の搬送経路200では略水平に移動する。従って、上記のように、ペーパサポート120から搬送装置140に至る区間においては、記録用紙190の搬送経路200が屈曲するので、記録用紙190に対する搬送負荷は不断に変化し続ける。また、給送装置130、搬送装置140および排出装置160の各々において記録用紙190に作用する力の強さは様々に変化する。
また更に、搬送装置140のように記録用紙190を大きな力でローラ間に挟んで移動させた場合、記録用紙190が搬送駆動ローラ142および搬送従動ローラ144の間から離脱するときに、蹴飛ばしと呼ばれる現象が生じる。これは、記録用紙190の後端がローラ間から抜け出る瞬間に、ローラ相互の間の押圧力が記録用紙190を搬送方向に押し出すように作用する現象で、記録用紙190の搬送速度を瞬間的に大きく変動させる場合がある。
このように、インクジェット式記録装置100における記録用紙190の搬送については様々な要素が関係する。また、これらの要素は、個々のインクジェット式記録装置100の個体差、各部材の経時変化等によってもさらに変化する。従って、実際に搬送される記録用紙190の搬送量を監視して、搬送誤差を補正することが有利になる。
図4は、上記したインクジェット式記録装置100に対して形成した補正装置300の構造を模式的に示す図である。同図に示すように、インクジェット式記録装置100は、回転伝達機構149を介して搬送駆動ローラ142を回転駆動する搬送モータ145の回転量を変化させることにより、記録用紙190の搬送量を制御する制御部146を備えている。また、制御部146は、ロータリエンコーダ141の回転量を計測するカウンタ143から得られるカウント値に基づいて、搬送モータ145の回転量を決定する。更に、制御部146は、記憶部148を備え、記憶部148に格納された補正値に基づいて、搬送モータ145の回転量を補正する。
これに対して、補正装置300は、インクジェット式記録装置100の内部において、搬送される記録用紙190の表面を撮影する撮影装置312と、インクジェット式記録装置100の外部に配置された外部装置320とを含む。撮影装置312は、キャリッジ180の近傍に配置され、キャリッジ180の直下を搬送される記録用紙190の表面を連続的に撮影する。
一方、外部装置320は、撮影装置312により撮影された画像に基づいて記録用紙190の実搬送量を算出する実搬送量算出部322と、インクジェット式記録装置100内のカウンタ143から得られたカウント値に基づいて記録用紙190の予測搬送量を算出する予測搬送量算出部324と、実搬送量算出部322から得られた実搬送量および予測搬送量算出部324から得られた予測搬送量に基づいて、実搬送量を予測搬送量に一致させる補正値を算出する補正値算出部326とを備える。補正値算出部326により算出された補正値は、制御部146の記憶部148に格納される。従って、制御部146は、実際に搬送される記録用紙190の挙動から補正装置300が算出した補正値を参照しつつ搬送モータ145の回転量を制御できる。
なお、このインクジェット式記録装置100は、記録用紙190の搬送経路200上の給送装置130の直後に、紙端センサ134を備える。紙端センサ134は、搬送される記録用紙190が物理的に作動させるスイッチ等により形成され、記録用紙190の前端が通過したタイミングを後述する制御部146に通知する。従って、紙端センサ134により通知された記録用紙190通過のタイミングからカウント値を起算して、記録用紙190の予測搬送量を算出することができる。
図5は撮影装置312の構造を模式的に示す図である。同図に示すように、この撮影装置312は、光学系412を付加された発光素子410と、やはり光学系422を付加された撮像素子420とを備える。発光素子410から出射された光は、光学系412により収束されて、記録用紙190の表面に斜め上方から照射される。これにより、記録用紙190表面の微細な起伏が高いコントラストで現れる。一方、撮像素子420は、発光素子410により照明された記録用紙190上の領域を、光学系422により拡大された状態で撮影する。また、撮像素子420は複数の画素センサ424を有して、記録用紙190の表面の微細な起伏を、二次元画像として撮影する。
なお、撮像素子420としては、C−MOSセンサ、電荷結合素子等を用いることができる。また、補正装置300においては、図中に矢印Mで示す搬送方向に搬送される記録用紙190の表面を連続的に撮影するので、画像フレーム毎に異なる画像が撮影される。
図6は、上記のような撮影装置312により撮影された記録用紙190表面の撮影画像400を模式的に示す図である。また、図6においては、経時的に変化する3つの画像を並べて示す。
同図に示すように、撮影画像400には、発光素子410により照明された記録用紙190表面の起伏に応じた画像が現れる。更に、図中に矢印Mにより示す搬送方向への記録用紙190の移動に従って画像も変化する。ここでは、ひとつの例として、図中に「○」により示す画素で形成された画像パターンに着目すると、画像がAからCへと変化するに従って画像パターンが図中で上方に移動することが判る。従って、撮影画像400上の画像パターンの移動距離から、記録用紙190の実搬送量を算出できる。なお、図中に固有の図形で示した画素は、実際には、例えば明暗の階調の相違として現れる。
なお、撮影装置312および外部装置320は、インクジェット式記録装置100に実装してもよい。これにより、補正値の算出を随時実行できるので、例えば、記録動作開始前に、記録動作に供する記録用紙190を、記録動作を待機させたまま実際に搬送させて、その記録用紙190に適した補正値をその都度算出させることができる。また、記録用紙190の種類が変更された場合にも、その記録用紙190に適した補正値を算出することができる。従って、極めて精度の高い搬送制御を実行できる。
また、撮影装置312および外部装置320をインクジェット式記録装置100に実装せず、例えば、生産ラインに配備して、出荷前にそれぞれの製品に対して個別の補正値を算出させ、その補正値を記憶部148に格納させた上で撮影装置312および外部装置320を取り外してインクジェット式記録装置100を出荷することもできる。これにより、インクジェット式記録装置100の製造コストを増加させることなく、個々のインクジェット式記録装置100の搬送精度を向上させることができる。
図7は、上記のような撮影装置312および実搬送量算出部322により算出された記録用紙190の実搬送量の推移を模式的に示すグラフ500である。同図に示すように、給送装置130によりインクジェット式記録装置100の内部に記録用紙190が取り込まれ始めた当初は、搬送経路200の屈曲に合わせて記録用紙190を変形させながら給送しなければならない給送ローラ132の負荷が増加する。しかしながら、記録用紙190の先端が搬送装置140に到達すると搬送装置140が記録用紙190の搬送に関与するので、給送装置130の負荷は減少する。また、給送装置130および搬送装置140の間で記録用紙190が弛まないように、記録用紙190に対してはバックテンションがかけられる。このため、搬送装置140の搬送量は給送装置130の搬送量よりも大きく設定されて、記録用紙190にバックテンションを発生させる。従って、搬送装置140が搬送に関与すると、記録用紙190の搬送量は増加する。
更に、記録用紙190の搬送に搬送装置140が関与すると、給送装置130は速やかに記録用紙190から離れる。このため、上記した給送ローラ132によるバックテンションは消滅して、記録用紙190の搬送量は一段と増加する。続いて、記録用紙190の先端は排出装置160に到達する。排出装置160の固有の搬送量は、搬送装置140の固有の搬送量に略等しい。しかしながら、搬送装置140および排出装置160が同時に記録用紙190の搬送に関与することにより、各ローラおよび記録用紙190の間の滑りが減少するので、記録用紙190の搬送量は僅かに増加する。更に記録用紙190が搬送されると、記録用紙190の後端が搬送装置140を通りすぎる。このとき、前記した搬送駆動ローラ142および搬送従動ローラ144による蹴飛ばし現象が発生して、記録用紙190の搬送量は一瞬増加する。これ以降は、記録用紙190は排出装置160によりインクジェット式記録装置100の外部に送り出されるので、搬送量の大きな変動は生じない。
上記のような、また、図7に示すような記録用紙190の搬送量の推移を勘案すると、搬送量の補正値を、少なくとも4つの期間についてそれぞれ算出することが好ましい。即ち、記録用紙190の先端が搬送装置140を通過しない限り、インクジェット式記録装置100は記録動作を実行しないので、記録用紙190が搬送装置140に到達してから給送ローラ132に開放されるまでがひとつの期間となる。また、その後、記録用紙190の先端が排出装置160に到達するまで、記録用紙190の後端が搬送装置140から抜け出るまで、記録用紙190が排出装置160から排出されるまでのそれぞれの期間について補正値を算出して、それぞれの期間の搬送制御に適用することが好ましい。これにより、記録用紙190の搬送に関与する要素の変化に対応した搬送量の補正ができる。
なお、記録用紙190の後端が搬送装置140から離脱する瞬間については、別途、他の搬送制御を導入することもできる。即ち、記録用紙190の後端が搬送駆動ローラ142および搬送従動ローラ144の間を抜け出る瞬間に搬送駆動ローラ142の駆動量を変化させ、場合によっては逆転させる等の制御ができる。
また、一層精密な搬送量の補正が求められる場合は、図4に示した搬送開始から搬送終了に至る搬送量の変化に基づいて、全ての期間に対して連続した補正値を算出させ、それに基づいて、全期間にわたって搬送量を連続して補正させることもできる。このような補正を実行するためには、容量の大きな記憶部148と処理能力の高い制御部146が求められるが、搬送量を精密に補正して、高品質な記録動作ができる。
図8は、補正装置300の他のレイアウトを模式的に示す図である。同図に示すように、インクジェット式記録装置100の内部において記録用紙190の表面を撮影する撮影装置312、314、316、318を複数配置することもできる。即ち、図4に示した補正装置300では、撮影装置312はキャリッジ180の直近に配置され、インクを吐出される直前の記録用紙190を撮影する。しかしながら、前述したように、記録用紙190の搬送量の変動は、インクジェット式記録装置100内部のさまざまな要素によって生じるので、それらを個別に検出して、より精密な搬送制御を実施することもできる。
図8に示すように、撮影装置316により給送ローラ132の直近における記録用紙190を撮影した場合は、給送ローラ132による記録用紙190の搬送において生じる搬送量の変動を個別に検出できる。また、撮影装置318により排出装置160直前において記録用紙190を撮影した場合は、記録用紙190の後端が撮影装置312の撮影範囲を通り過ぎた後も、記録用紙190の搬送量の変動を検出できる。
更に、搬送装置140を通過する記録用紙190を撮影できるように撮影装置314を配置した場合、搬送装置140における搬送量の固有の変動を検出できるばかりではなく、搬送駆動ローラ142を撮影することもできる。これにより、インクジェット式記録装置100に設けられたロータリエンコーダ141、カウンタ143等を用いることなく、記録用紙190の実搬送量検出と同じ精度で搬送駆動ローラ142の回転量を検出できる。なお、撮影装置314を用いて搬送駆動ローラ142の回転量を検出する場合は、搬送駆動ローラ142の表面の光学的特性が、記録用紙190の光学的特性に近いことが好ましい。これにより、記録用紙190の搬送量を検出するための撮影装置314を用いて、搬送駆動ローラ142の回転量を高精度に検出できる。
なお、多くのインクジェット式記録装置100において、給送ローラ132は、記録用紙190の幅よりも細い幅で形成される。このため、給送ローラ132が記録用紙190を搬送する状態では、記録用紙190が搬送方向に対して傾く場合がある。一方、搬送装置140においては、搬送駆動ローラ142および搬送従動ローラ144は、記録用紙190を全幅にわたって挟む。このため、搬送装置140が記録用紙190の搬送に関与する期間は、記録用紙190は搬送方向に対して傾き難い。従って、給送ローラ132の近傍で実搬送量を検出する撮影装置316は、記録用紙190の先端が搬送装置140に到達してから補正値算出に有効な撮影を開始することが好ましい。
以上詳細に説明したように、この補正装置300とそれにより実行される補正方法とは、実際に搬送される被記録物の実搬送量に基づいて補正値を算出する。従って、多くの要素が関係して発生する搬送誤差を、発生原因、発生時期等の如何にかかわらず効果的に補正できる。
なお、上記の発明に係る補正方法および補正装置300は、被記録物を搬送する搬送手段を含む液体噴射装置に広く適用できる。具体例には、液晶ディスプレイ用カラーフィルタの製造における色材噴射装置、有機ELディスプレイ、FED(面発光ディスプレイ)等の製造における電極形成装置またはバイオチップ製造に使用する試料噴射ヘッド等があげられるが、これらに限定されるわけではない。
以上、実施の形態を参照して説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることは当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
インクジェット式記録装置100の機械的な内部構造を概観する斜視図である。 インクジェット式記録装置100の内部構造の一部を異なる視点から拡大して描いた斜視図である。 インクジェット式記録装置100における記録用紙190の搬送経路200を示す断面図である。 補正装置300の機能的な構造を模式的に示す図である。 撮影装置312の構造を模式的に示す図である。 撮影装置312による撮影画像400を示す図である。 インクジェット式記録装置100における記録用紙190の搬送量の変動を概観するグラフ500である。 撮影装置312、314、316、318の他の配置を示す図である。
符号の説明
100 インクジェット式記録装置、110 下ケース、112 フレーム、120 ペーパサポート、130 給送装置、132 給送ローラ、134 紙端センサ、140 搬送装置、141 ロータリエンコーダ、142 搬送駆動ローラ、143 カウンタ、144 搬送従動ローラ、145 搬送モータ、146 制御部、147、149 回転伝達機構、148 記憶部、150 プラテン、160 排出装置、162 排出駆動ローラ、164 排出従動ローラ、170 排出トレイ、180 キャリッジ、181 ガイド軸、182 記録ヘッド、183 タイミングベルト、184 カバー、185 リニアスケール、190 記録用紙、200 搬送経路、300 補正装置、312、314、316、318 撮影装置、320 外部装置、322 実搬送量算出部、324 予測搬送量算出部、326 補正値算出部、400 撮影画像、410 発光素子、420 撮像素子、412、422 光学系、424 画素センサ、500 グラフ

Claims (11)

  1. 被記録物を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送された被記録物に対して液体を噴射する液体噴射ヘッドとを備えた液体噴射装置において、前記搬送手段による前記被記録物の実搬送量が所望の予定搬送量と一致するように前記搬送手段の動作量を補正する補正方法であって、
    前記搬送手段により前記被記録物を搬送させながら、前記被記録物の表面性状を連続的に撮影する撮影手順と、
    前記撮影手順により得られた画像から互いにタイミングの異なる複数の静止画像を抽出して比較することにより前記実搬送量を算出する実搬送量算出手順と、
    前記搬送手段の動作量を測定して得られた測定値に基づいて、前記被記録物の予測搬送量を算出する予測搬送量算出手順と、
    前記予測搬送量および前記実搬送量の差に基づいて前記動作量の補正値を算出する補正値算出手順と、
    前記補正値に基づいて前記動作量を補正する動作量補正手順と
    を含む補正方法。
  2. 前記液体噴射装置が前記補正値を格納する格納手段、および、前記動作量補正手順を実行する動作量補正手段とを定常的に装備し、前記撮影手順、前記実搬送量算出手順および補正値算出手順を実行する手段が前記液体噴射装置に対して一時的に装着される請求項1に記載の補正方法。
  3. 前記撮影手順、前記実搬送量算出手順、前記補正値算出手順および前記動作量補正手順を実行する手段が前記液体噴射装置に実装され、液体噴射動作に先立って前記補正値を算出する動作が実行される請求項1に記載の補正方法。
  4. 前記搬送手段が、回転駆動されつつ前記被記録物に間歇的に当接する給送ローラを有して、前記被記録物を前記液体噴射装置の内部に取り込む給送装置を含み、
    前記撮影手順において、前記給送装置の直後における前記被記録物を撮影する請求項1に記載の補正方法。
  5. 前記搬送手段が、回転駆動されつつ前記被記録物に当接する搬送駆動ローラと、前記搬送駆動ローラに対して前記被記録物を押し付ける搬送従動ローラとを有して、前記被記録物を前記液体噴射ヘッドに対向する位置に送り込む搬送装置を含み、
    前記撮影手順において、前記搬送装置を通過する前記被記録物を撮影する請求項1に記載の補正方法。
  6. 前記撮影手順において、前記液体噴射ヘッドに対向する位置を通過する前記被記録物を撮影する請求項1に記載の補正方法。
  7. 前記搬送手段が、回転駆動されつつ前記被記録物に当接する給送ローラを有して、前記被記録物を前記液体噴射装置の内部に取り込む給送装置を含み、
    前記実搬送量算出手順において、前記給送ローラから前記被記録物の後端が離脱するタイミングを含む期間の実搬送量を算出する請求項1に記載の補正方法。
  8. 前記搬送手段が、回転駆動されつつ前記被記録物に当接する搬送駆動ローラと、前記搬送駆動ローラに対して前記被記録物を押し付ける搬送従動ローラとを有して、前記被記録物を前記液体噴射ヘッドに対向する位置に送り込む搬送装置を含み、
    前記実搬送量算出手順において、前記搬送駆動ローラおよび前記搬送従動ローラの間に前記被記録物の先端が挟み込まれるタイミングを含む期間の実搬送量が算出する請求項1に記載の補正方法。
  9. 前記搬送手段が、回転駆動されつつ前記被記録物に当接する排出駆動ローラと、前記排出駆動ローラに対して前記被記録物を押し付ける排出従動ローラとを有して、前記被記録物を前記液体噴射装置の外部に送り出す排出装置を含み、
    前記実搬送量算出手順において、前記排出駆動ローラおよび前記排出従動ローラの間に前記被記録物の先端が挟み込まれるタイミングを含む期間の実搬送量が算出される請求項1に記載の補正方法。
  10. 前記搬送手段が、回転駆動されつつ前記被記録物に当接する搬送駆動ローラと、前記搬送駆動ローラに対して前記被記録物を押し付ける搬送従動ローラとを有して、前記被記録物を前記液体噴射ヘッドに対向する位置に送り込む搬送装置を含み、
    前記実搬送量算出手順において、前記搬送駆動ローラおよび前記搬送従動ローラの間から前記被記録物の後端が離脱するタイミングを含む期間の実搬送量が算出される請求項1に記載の補正方法。
  11. 被記録物を所定の搬送方向に搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送された被記録物に対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、所与の補正値に基づいて前記搬送手段の動作量を制御する制御手段とを備えた液体噴射装置において、前記搬送手段による前記被記録物の実搬送量を所望の予定搬送量に一致させる補正値を生成する補正装置であって、
    前記搬送手段により前記被記録物を搬送させながら、前記被記録物の表面性状を連続的に撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段により得られた画像から互いにタイミングの異なる複数の静止画像を抽出して比較することにより前記実搬送量を算出する実搬送量算出手段と、
    前記搬送手段の動作量を測定して前記搬送手段による前記被記録物の予測搬送量を算出する予測搬送量算出手段と、
    前記予測搬送量および前記実搬送量の差に基づいて、前記実搬送量を前記予定搬送量に一致させる補正値を算出する補正値算出手段と
    を備える補正装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014189385A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Nec Embedded Products Ltd シート搬送装置、印刷機、シート搬送方法及びプログラム
CN111645431A (zh) * 2020-05-25 2020-09-11 厦门墨逦标识科技有限公司 基于格雷码的打印机控制方法及装置

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