JP2010260242A - 搬送ベルトの送り量補正方法及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無端状の搬送ベルトの送りにより当該搬送ベルト上に支持された記録媒体を搬送させつつ記録ヘッドから記録媒体へインク滴を吐出して印字を行うインクジェット記録装置において、搬送ベルトにより送り方向へ記録媒体を所定の送り量ピッチLCOMで搬送させつつ、搬送ベルトに配設された起点孔が検知されることで設定される記録媒体上の始点から、搬送ベルトの1周分のテストドットを所定の送り量ピッチLCOMで記録媒体に印字させ、印字されたテストドットの印字間隔の測定結果に基づいて、搬送ベルトの送り量を当該搬送ベルトの送り位置に応じた補正送り量に補正し、この補正送り量によって搬送ベルトを送りつつ記録媒体への印字を行う。
【選択図】図7
Description
なお、接合部の無い無端状の搬送ベルトを製造することも可能ではあるが、製造コストが高くなるため好ましくない。
無端状の搬送ベルトの送りにより当該搬送ベルト上に支持された記録媒体を搬送させつつインクジェットヘッドから前記記録媒体へインク滴を吐出して印字を行うインクジェット記録装置における搬送ベルトの送り量補正方法であって、
前記搬送ベルトにより当該搬送ベルトの送り方向へ前記記録媒体を所定の送り量ピッチで搬送させつつ、前記搬送ベルトに配設された起点部が検知されることで設定される前記記録媒体上の始点から、前記搬送ベルト1周分のテストドットを前記所定の送り量ピッチで前記記録媒体に印字させるテスト印字工程と、
前記テスト印字工程で印字された前記テストドットの印字間隔を測定する搬送量測定工程と、
前記搬送量測定工程での測定結果に基づいて、前記搬送ベルトの送り量を当該搬送ベルトの送り位置に応じた補正送り量に補正する補正工程と、
前記補正工程で補正された前記補正送り量によって前記搬送ベルトを送りつつ、記録媒体への印字を行う通常印字工程と、
を備えることを特徴とする。
前記搬送ベルトは、当該搬送ベルトを無端状に形成する際の接合部を有するとともに、複数のローラに張架され、
前記インクジェット記録装置は、前記搬送ベルトの前記接合部が前記ローラの近傍であって当該ローラよりも前記送り方向の上流側にあるときに当該搬送ベルトの前記起点部を検知できるよう配設された検知手段を有し、
前記テスト印字工程では、前記搬送ベルトの前記起点部が前記検知手段によって検知されたときに前記テストドットが印字される前記記録媒体の位置を、前記始点として設定することを特徴とする。
前記起点部は、前記搬送ベルトの幅方向の端部であって前記記録媒体を支持しない部分に配設された孔部であることを特徴とする。
前記補正工程では、前記搬送ベルトの送り位置において、
以下の(1)式により、前記始点からの前記送り方向とは逆方向への前記テストドットの印字間隔の番号nを算出した後、
以下の(2)〜(4)式により、測定されたn番目の印字間隔Lnとn+1番目の印字間隔Ln+1とを用いて、これら印字間隔の指令値である前記所定の送り量ピッチLCOMを補正した補正送り量LMODを算出することを特徴とする。
n=int(LSUM/LAVE) …(1)
LRE=LSUM mod LAVE …(2)
LPOS=Ln+LRE×{(Ln+1−Ln)/LAVE} …(3)
LMOD=LCOM×LAVE/LPOS …(4)
(但し、
LSUM:前記始点から計算対象の搬送ベルトの送り位置までの記録媒体の搬送量
LAVE:測定した前記搬送ベルト1周分の印字間隔の平均値)
前記通常印字工程では、前記搬送ベルトの送りに伴って前記起点部が検知され、当該起点部の検知毎に前記搬送ベルトの送り位置をリセットし、当該リセット後に送られた前記搬送ベルトの送り位置に応じた前記補正送り量で前記搬送ベルトを送ることを特徴とする。
前記通常印字工程では、前記起点部を基準とした前記搬送ベルトの送り位置を記憶することを特徴とする。
前記所定の送り量ピッチは、前記搬送ベルトの複数の送り量のうち、予め選択された代表的な送り量であり、
前記補正工程では、前記代表的な送り量で印字した前記テストドットの印字間隔の測定結果に基づいて、当該代表的な送り量以外の他の送り量についての補正送り量を予測することを特徴とする。
無端状の搬送ベルトの送りにより当該搬送ベルト上に支持された記録媒体を搬送させつつインクジェットヘッドから前記記録媒体へインク滴を吐出して印字を行うインクジェット記録装置であって、
前記記録媒体が所定の送り量ピッチで前記搬送ベルトの送り方向へ搬送されるよう前記搬送ベルトの送りを制御するとともに、前記搬送ベルトに配設された起点部の検知に基づいて前記記録媒体上の始点を設定し、当該始点から前記搬送ベルト1周分のテストドットを前記所定の送り量ピッチで前記記録媒体に印字させるよう前記インクジェットヘッドの駆動を制御する制御手段と、
前記テストドットの印字間隔の測定結果が入力される入力手段と、
入力された前記印字間隔の測定結果に基づいて、前記搬送ベルトの送り量を当該搬送ベルトの送り位置に応じた補正送り量に補正する補正手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記補正手段で補正された前記補正送り量によって前記搬送ベルトを送りつつ、前記インクジェットヘッドから前記記録媒体へインク滴を吐出させることを特徴とする。
前記搬送ベルトは、当該搬送ベルトを無端状に形成する際の接合部を有するとともに、複数のローラに張架され、
当該インクジェット記録装置は、前記搬送ベルトの前記接合部が前記ローラの近傍であって当該ローラよりも前記送り方向の上流側にあるときに当該搬送ベルトの前記起点部を検知できるよう配設された検知手段を備え、
前記制御手段は、前記搬送ベルトの前記起点部が前記検知手段によって検知されたときに前記テストドットが印字される前記記録媒体の位置を、前記始点として設定することを特徴とする。
前記起点部は、前記搬送ベルトの幅方向の端部であって前記記録媒体を支持しない部分に配設された孔部であることを特徴とする。
前記補正手段は、前記搬送ベルトの送り位置において、
以下の(1)式により、前記始点からの前記送り方向とは逆方向への前記テストドットの印字間隔の番号nを算出した後、
以下の(2)〜(4)式により、前記入力手段により入力された印字間隔の測定結果のうちn番目の印字間隔Lnとn+1番目の印字間隔Ln+1とを用いて、これら印字間隔の指令値である前記所定の送り量ピッチLCOMを補正した補正送り量LMODを算出することを特徴とする。
n=int(LSUM/LAVE) …(1)
LRE=LSUM mod LAVE …(2)
LPOS=Ln+LRE×{(Ln+1−Ln)/LAVE} …(3)
LMOD=LCOM×LAVE/LPOS …(4)
(但し、
LSUM:前記始点から計算対象の搬送ベルトの送り位置までの記録媒体の搬送量
LAVE:前記搬送ベルト1周分の印字間隔の平均値)
前記制御手段は、前記補正送り量によって前記搬送ベルトを送るときは、前記搬送ベルトの送りに伴う前記起点部の検知毎に前記搬送ベルトの送り位置をリセットし、当該リセット後に送られた前記搬送ベルトの送り位置に応じた前記補正送り量で前記搬送ベルトを送ることを特徴とする。
前記制御手段は、前記補正送り量によって前記搬送ベルトを送るときに、前記起点部を基準とした前記搬送ベルトの送り位置を記憶する記憶手段を有することを特徴とする。
前記所定の送り量ピッチは、前記搬送ベルトの複数の送り量のうち、予め選択された代表的な送り量であり、
前記補正手段は、前記代表的な送り量で印字した前記テストドットの印字間隔の測定結果に基づいて、当該代表的な送り量以外の他の送り量についての補正送り量を予測することを特徴とする。
この図に示すように、インクジェット記録装置100は、プリンタ本体1、制御PC4及びテストドット測定部5(図6参照)を備えている。このうち、プリンタ本体1は、主走査部2と、搬送部3と、プリンタ制御部6(図6参照)とを備えている。
まず、このうちの主走査部2及び搬送部3の構成について説明する。
キャリッジ22には、図2(a),(b)に示すように、複数の記録ヘッド220,…が搭載されており、本実施形態では、1台だけの列と矢印Yの方向(以下、副走査方向Yという)へ2台並べた列とを交互に主走査方向Xへ16列配列させるようにして合計24台(8色×3セット)搭載されている。この記録ヘッド220の下面はキャリッジ22から露出されており、当該下面には、画像記録時にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)等の各色のインク滴Iを吐出する複数のノズル221,…が副走査方向Yへ配列されている。
搬送ベルト31は、図3に示すように、駆動ローラ32と従動ローラ33とによって送り方向Zへ張架されており、駆動ローラ32の主走査方向Xの一端側には、当該駆動ローラ32を回転駆動するためのベルトモータ34が接続されている。搬送ベルト31は、このベルトモータ34が駆動ローラ32を回転駆動させることによって送り方向Zへ送られるように構成されている。ベルトモータ34には、図示しないモータ軸の回転位相を検出するロータリエンコーダ(以下、エンコーダという)341が取り付けられているとともに、当該ベルトモータ34を駆動するACサーボモータアンプ(以下、モータアンプという)35(図6参照)が接続されている。エンコーダ341は、検出したモータ軸の回転位相に相当するエンコーダパルスをモータアンプ35へ出力するようになっている。
図6は、インクジェット記録装置100の制御構成を示すブロック図である。
このうち、制御PC4は、ユーザがインクジェット記録装置100を操作するための操作手段であり、その操作内容に基づいてプリンタ制御部6を制御する。具体的には、プリンタ制御部6に対し、制御コマンドと印字画像の画像データとを出力する。この制御コマンドとしては、後述する送り量補正指令や、搬送ベルト31の搬送精度を確認するためのテスト印字指令等がある。また、制御PC4は、後述するように、テストドットの印字間隔の測定結果がテストドット測定部5から入力され、当該測定結果をプリンタ制御部6へ出力するように構成されている。
このうち、全体制御部60は、制御PC4からの制御コマンドを受けて、画像データ処理部61,キャリッジ制御部62及び搬送制御部63を制御する。また、全体制御部60は、制御PC4から出力されたテストドットの印字間隔を測定値メモリ68へ格納する。
キャリッジ制御部62は、全体制御部60に制御されて、キャリッジ22のキャリッジモータ23の駆動を制御する。
ベルト位置メモリ67は、ベルト制御部64から入力された起点孔31aを基準とした搬送ベルト31の送り位置を記憶する。
図7〜9は、搬送ベルト31の送り量補正方法のフローチャートである。
なお、ステップS21,S22でのノズルパージ及びベルト送りは、ノズル221,…からのインク滴Iの吐出性に問題がなければ行わなくともよい。
n=int(LSUM/LAVE) …(1)
ここで、intAは、Aを超えない整数である。
LRE=LSUM mod LAVE …(2)
LPOS=Ln+LRE×{(Ln+1−Ln)/LAVE} …(3)
LMOD=LCOM×LAVE/LPOS …(4)
ここで、AmodBは、A/Bの剰余である。
まず、(1)式では、始点からの任意の総搬送量LSUMについて、このLSUMが通過したテストドットのうち最も近傍のものをnとして算出する。そして、(2)式では、このLSUMがn番目のテストドットまでの搬送量を超えた長さをLREとして算出する。次いで、(3)式では、LnからLREだけ離れた位置での仮想的な送り量LPOSを、LnとLn+1とを線形補間して算出する。最後に、(4)式により、LPOSから補正送り量LMODを算出する。この計算についての概念図を図11に示す。また、算出結果の例を、以下の表1に示す。
具体的には、送り量L’COMが所定の送り量ピッチLCOM未満の値である場合には、上記(4)式においてLCOMに代えてL’COMを用いた以下の(5)式により、L’MODが算出される。
L’MOD=L’COM×LAVE/LPOS …(5)
一方、送り量L’COMが所定の送り量ピッチLCOMを超える値である場合には、始点からi番目の計算対象のテストドットについてL’SUM=i×L’COM(但し、i=1〜N×LCOM/L’COM)を算出した後、以下の(6)〜(9)式により、L’MODが算出される。
n’=int(L’SUM/LAVE) …(6)
L’RE=L’SUM mod LAVE …(7)
L’MOD=L’COM×L’COM/L’POS …(9)
6 プリンタ制御部(制御手段、補正手段)
31 搬送ベルト
31a 起点孔(起点部)
31b 接合部
32 駆動ローラ
33 従動ローラ
38 検知センサ(検知手段)
67 ベルト位置メモリ(記憶手段)
100 インクジェット記録装置
220 記録ヘッド(インクジェットヘッド)
I インク滴
Z 送り方向
Claims (14)
- 無端状の搬送ベルトの送りにより当該搬送ベルト上に支持された記録媒体を搬送させつつインクジェットヘッドから前記記録媒体へインク滴を吐出して印字を行うインクジェット記録装置における搬送ベルトの送り量補正方法であって、
前記搬送ベルトにより当該搬送ベルトの送り方向へ前記記録媒体を所定の送り量ピッチで搬送させつつ、前記搬送ベルトに配設された起点部が検知されることで設定される前記記録媒体上の始点から、前記搬送ベルト1周分のテストドットを前記所定の送り量ピッチで前記記録媒体に印字させるテスト印字工程と、
前記テスト印字工程で印字された前記テストドットの印字間隔を測定する搬送量測定工程と、
前記搬送量測定工程での測定結果に基づいて、前記搬送ベルトの送り量を当該搬送ベルトの送り位置に応じた補正送り量に補正する補正工程と、
前記補正工程で補正された前記補正送り量によって前記搬送ベルトを送りつつ、記録媒体への印字を行う通常印字工程と、
を備えることを特徴とする搬送ベルトの送り量補正方法。 - 前記搬送ベルトは、当該搬送ベルトを無端状に形成する際の接合部を有するとともに、複数のローラに張架され、
前記インクジェット記録装置は、前記搬送ベルトの前記接合部が前記ローラの近傍であって当該ローラよりも前記送り方向の上流側にあるときに当該搬送ベルトの前記起点部を検知できるよう配設された検知手段を有し、
前記テスト印字工程では、前記搬送ベルトの前記起点部が前記検知手段によって検知されたときに前記テストドットが印字される前記記録媒体の位置を、前記始点として設定することを特徴とする請求項1に記載の搬送ベルトの送り量補正方法。 - 前記起点部は、前記搬送ベルトの幅方向の端部であって前記記録媒体を支持しない部分に配設された孔部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の搬送ベルトの送り量補正方法。
- 前記補正工程では、前記搬送ベルトの送り位置において、
以下の(1)式により、前記始点からの前記送り方向とは逆方向への前記テストドットの印字間隔の番号nを算出した後、
以下の(2)〜(4)式により、測定されたn番目の印字間隔Lnとn+1番目の印字間隔Ln+1とを用いて、これら印字間隔の指令値である前記所定の送り量ピッチLCOMを補正した補正送り量LMODを算出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の搬送ベルトの送り量補正方法。
n=int(LSUM/LAVE) …(1)
LRE=LSUM mod LAVE …(2)
LPOS=Ln+LRE×{(Ln+1−Ln)/LAVE} …(3)
LMOD=LCOM×LAVE/LPOS …(4)
(但し、
LSUM:前記始点から計算対象の搬送ベルトの送り位置までの記録媒体の搬送量
LAVE:測定した前記搬送ベルト1周分の印字間隔の平均値) - 前記通常印字工程では、前記搬送ベルトの送りに伴って前記起点部が検知され、当該起点部の検知毎に前記搬送ベルトの送り位置をリセットし、当該リセット後に送られた前記搬送ベルトの送り位置に応じた前記補正送り量で前記搬送ベルトを送ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の搬送ベルトの送り量補正方法。
- 前記通常印字工程では、前記起点部を基準とした前記搬送ベルトの送り位置を記憶することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の搬送ベルトの送り量補正方法。
- 前記所定の送り量ピッチは、前記搬送ベルトの複数の送り量のうち、予め選択された代表的な送り量であり、
前記補正工程では、前記代表的な送り量で印字した前記テストドットの印字間隔の測定結果に基づいて、当該代表的な送り量以外の他の送り量についての補正送り量を予測することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の搬送ベルトの送り量補正方法。 - 無端状の搬送ベルトの送りにより当該搬送ベルト上に支持された記録媒体を搬送させつつインクジェットヘッドから前記記録媒体へインク滴を吐出して印字を行うインクジェット記録装置であって、
前記記録媒体が所定の送り量ピッチで前記搬送ベルトの送り方向へ搬送されるよう前記搬送ベルトの送りを制御するとともに、前記搬送ベルトに配設された起点部の検知に基づいて前記記録媒体上の始点を設定し、当該始点から前記搬送ベルト1周分のテストドットを前記所定の送り量ピッチで前記記録媒体に印字させるよう前記インクジェットヘッドの駆動を制御する制御手段と、
前記テストドットの印字間隔の測定結果が入力される入力手段と、
入力された前記印字間隔の測定結果に基づいて、前記搬送ベルトの送り量を当該搬送ベルトの送り位置に応じた補正送り量に補正する補正手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記補正手段で補正された前記補正送り量によって前記搬送ベルトを送りつつ、前記インクジェットヘッドから前記記録媒体へインク滴を吐出させることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記搬送ベルトは、当該搬送ベルトを無端状に形成する際の接合部を有するとともに、複数のローラに張架され、
当該インクジェット記録装置は、前記搬送ベルトの前記接合部が前記ローラの近傍であって当該ローラよりも前記送り方向の上流側にあるときに当該搬送ベルトの前記起点部を検知できるよう配設された検知手段を備え、
前記制御手段は、前記搬送ベルトの前記起点部が前記検知手段によって検知されたときに前記テストドットが印字される前記記録媒体の位置を、前記始点として設定することを特徴とする請求項8に記載のインクジェット記録装置。 - 前記起点部は、前記搬送ベルトの幅方向の端部であって前記記録媒体を支持しない部分に配設された孔部であることを特徴とする請求項8又は9に記載のインクジェット記録装置。
- 前記補正手段は、前記搬送ベルトの送り位置において、
以下の(1)式により、前記始点からの前記送り方向とは逆方向への前記テストドットの印字間隔の番号nを算出した後、
以下の(2)〜(4)式により、前記入力手段により入力された印字間隔の測定結果のうちn番目の印字間隔Lnとn+1番目の印字間隔Ln+1とを用いて、これら印字間隔の指令値である前記所定の送り量ピッチLCOMを補正した補正送り量LMODを算出することを特徴とする請求項8〜10のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
n=int(LSUM/LAVE) …(1)
LRE=LSUM mod LAVE …(2)
LPOS=Ln+LRE×{(Ln+1−Ln)/LAVE} …(3)
LMOD=LCOM×LAVE/LPOS …(4)
(但し、
LSUM:前記始点から計算対象の搬送ベルトの送り位置までの記録媒体の搬送量
LAVE:前記搬送ベルト1周分の印字間隔の平均値) - 前記制御手段は、前記補正送り量によって前記搬送ベルトを送るときは、前記搬送ベルトの送りに伴う前記起点部の検知毎に前記搬送ベルトの送り位置をリセットし、当該リセット後に送られた前記搬送ベルトの送り位置に応じた前記補正送り量で前記搬送ベルトを送ることを特徴とする請求項8〜11のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記制御手段は、前記補正送り量によって前記搬送ベルトを送るときに、前記起点部を基準とした前記搬送ベルトの送り位置を記憶する記憶手段を有することを特徴とする請求項8〜12のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
- 前記所定の送り量ピッチは、前記搬送ベルトの複数の送り量のうち、予め選択された代表的な送り量であり、
前記補正手段は、前記代表的な送り量で印字した前記テストドットの印字間隔の測定結果に基づいて、当該代表的な送り量以外の他の送り量についての補正送り量を予測することを特徴とする請求項8〜13のいずれか一項に記載のインクジェット記録装置。
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