JP6376445B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、色ずれ検出用のテストパターン像を形成し、これらのテストパターン像に基づいてトナー像の調整を行うプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
この種の画像形成装置として、例えば、次のようなものが知られている。即ち、中間転写体たる無端状の中間転写ベルトを複数の張架ローラによって張架しながら無端移動せしめる。この中間転写ベルトのおもて面には、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(黒)のトナー像を形成するための4つの感光体をそれぞれ当接させて4つの1次転写ニップを形成している。そして、Y,M,C,K用の感光体の表面に形成したY,M,C,Kトナー像を、Y,M,C,K用の1次転写ニップで中間転写ベルトに重ね合わせて転写してから、記録シートに一括2次転写する。これにより、記録シートにフルカラー画像を形成する。
中間転写ベルトを用いる代わりに、無端移動する表面に記録シートを保持しながら搬送する紙搬送ベルトを用いる画像形成装置も知られている。この画像形成装置では、Y,M,C,K用の感光体の表面に形成したY,M,C,Kトナー像を紙搬送ベルト上の記録シートに直接重ね合わせて転写してフルカラー画像を得る。
これらの画像形成装置のように、複数の感光体にそれぞれ形成したトナー像をベルトなどの中間転写体の表面、あるいはその表面に保持した記録シート、に重ね合わせて転写する方式は、タンデム方式と呼ばれている。
タンデム方式の画像形成装置では、生産性(単位時間当たりに印刷できる記録紙の枚数)が大幅に改善される。しかし、感光体に潜像を光書込する光学系のレンズやミラーなどの部品の温度変化に伴って書込光の光路が感光体周方向に微妙にずれると、複数の感光体の間で潜像全体の形成位置が副走査方向(感光体表面移動方向)にずれるいわゆる「レジストずれ」を引き起こしてしまう。レジストずれが発生すると、各色のトナー像が互いに副走査方向に位置ずれした状態で転写されることで、色ずれが発生して画像の色調を乱してしまう。
また、ある感光体において、温度変化等によって光学系の走査ラインが傾いてしまったり、感光体の姿勢が何らかの原因によって傾いてしまったりすると、その感光体に形成されるトナー像の姿勢が他のトナー像から傾いてしまういわゆる「スキューずれ」が発生する。スキューずれも色ずれの原因になる。
タンデム方式の画像形成装置では、上述したレジストずれやスキューずれなどに起因する色ずれを補正するために、色ずれ補正制御の実行が不可欠となる。この色ずれ補正制御の方法としては、次のようなものが知られている。まず、中間転写ベルト上に各色のテストトナー像を具備する色ずれ検出用のテストパターン像を形成する。そして、テストパターン像における各色のテストトナー像の位置をセンサーによって検知した結果に基づいて各色の色ずれ量を算出する。次いで、算出した色ずれ量に基づいて各色の光学系の光路を補正したり、画素クロック周波数の変更などにより各色の画像書き出し位置を補正したりする。
従来、色ずれ補正制御は装置のアイドル中に行うのが一般的である。この色ずれ補正制御は、中間転写ベルト上の所定の検知位置(中間転写ベルトの幅方向における一端部、中央部、他端部)に形成したテストパターンを使ってスキューずれやレジストずれ、倍率誤差の算出を行い、これらの算出結果に基づいて、各色における、光学系の光路や画像書き出し位置の制御を行う。この色ずれ補正制御は、中間転写ベルト上の、記録シートに対応する画像を書き込む領域にテストパターンを形成するので、印刷ジョブ中には実行することができない(以下、この色ずれ補正制御を「装置アイドル中の色ずれ補正制御」という)。これに対し、色ずれ補正制御を印刷ジョブ中に実行するもの(以下、「印刷ジョブ中の色ずれ補正制御」という)が知られている。
特許文献1には、複数の記録シートに連続して画像を形成するジョブ中に、中間転写ベルト上の、記録シートに対応する画像を書き込む領域外にのみテストパターンを形成し、このテストパターンによる検知結果に基づいて、印刷ジョブ中の色ずれ補正制御を行うようにした画像形成装置が記載されている。色ずれ補正制御を印刷ジョブ中に行うようにすることにより、装置のダウンタイムを低減できるとしている。
「レジストずれ」の補正は、各色の画像書き出し位置の補正などのデジタル的な調整だけで済む。一方、「スキューずれ」の補正は、デジタル的な調整だけでなく、各色の光学系の光路内におけるミラー等を補正するなど、機械的な調整も必要となる。機械的な調整には長時間を要するので、このような調整を必要とする「スキューずれ」については、印刷ジョブ中の色ずれ補正制御では補正をしていない。
特許文献1の構成では、多くの枚数の記録シートに連続して画像を形成させる場合や、印刷ジョブが連続している場合には、色ずれ補正制御として、「印刷中の色ずれ補正制御」を実行する。しかし、この色ずれ補正制御ではスキューずれの補正をしないので、上述の場合に、スキューずれが累積して、スキューずれに起因する色ずれが大きくなってしまうという問題があった。これに対し、スキューずれの累積を避けるために、装置アイドル中の色ずれ補正制御が実行される間隔を一律に短くすると、装置のダウンタイムが著しく増加し、画像形成処理の効率が低下してしまうという問題があった。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、画像形成処理の効率を低下させることなく、色ずれの少ない高品位な画像を形成することのできる画像形成装置を提供することである。
複数の潜像担持体と、複数の潜像担持体にそれぞれ潜像を書き込む潜像書込手段と、複数の潜像担持体上の潜像をそれぞれ現像する複数の現像手段と、前記潜像担持体上の現像された可視像を中間転写体上、あるいは記録材上に重ね合わせて転写する転写手段とを有し、色ずれ検出用のテストパターン像によって色ずれを検出し、その検出結果に基づいて画像形成条件を調整することで、色ずれの補正を行う画像形成装置において、スキューずれの補正を行う色ずれ補正制御とスキューずれの補正を行わない色ずれ補正制御との補正動作を制御する制御手段と、印刷ジョブ中に実行するスキューずれの補正を行わない色ずれ補正制御の実行中に算出されたスキューずれ量を記憶する記憶手段とを備え、前記記憶手段に記憶されたスキューずれ量が規定の閾値以上であると判断された場合には、前記制御手段が、実行中の印刷ジョブの終了後に、スキューずれの補正を行う色ずれ補正制御を実行するようにしたことを特徴とするものである。
画像形成処理の効率を低下させることなく、色ずれの少ない高品位な画像を形成することができる。
実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図。 同画像形成装置におけるY用の作像ユニットを示す拡大構成図。 同画像形成装置の開閉扉の動作を説明するための部分構成図。 同画像形成装置におけるテストパターンを用いた画像調整のための制御ブロック図。 同テストパターン像を示す拡大模式図。 同画像形成装置の装置アイドル中の色ずれ補正制御における位置ずれ検知用パターン像の形成位置を示す図。 同画像形成装置の印刷ジョブ中の色ずれ補正制御における位置ずれ検知用パターン像の形成位置を示す図。 同画像形成装置の第1光学センサーを示す拡大構成図。 同画像形成装置の画像調整の処理手順の一例を示すフローチャート。 同画像形成装置の画像調整の処理手順の他の例を示すフローチャート。
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式の画像形成装置の一実施形態について説明する。
まず、本画像形成装置の基本的な構成について説明する。図1は、本画像形成装置を示す概略構成図である。同図において、この画像形成装置は、イエロー、マゼンタ、シアン、黒(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を生成するための4つの作像ユニット6Y,M,C,Kを備えている。これらは、色材として、互いに異なる色のトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。Yトナー像を作像するための作像ユニット6Yを例にすると、これは図2に示されるように、潜像担持体たるドラム状の感光体1Y、ドラムクリーニング装置2Y、除電装置(不図示)、帯電装置4Y、現像器5Y等を有している。作像手段としての作像ユニット6Yは、ユニットの状態で画像形成装置本体に対して脱着される。
帯電装置4Yは、図示しない駆動手段によって図中時計回り方向に回転せしめられる感光体1Yの表面を一様帯電せしめる。一様帯電した感光体1Yの表面は、レーザー光Lによって露光走査されてY用の静電潜像を担持する。このYの静電潜像は、Yトナーと磁性キャリアとを含有するY現像剤を用いる現像器5Yによって現像されてYトナー像になる。そして、後述する中間転写ベルト8上に1次転写される。ドラムクリーニング装置2Yは、1次転写工程を経た後の感光体1Y表面に付着している転写残トナーを除去する。また、上記除電装置は、クリーニング後の感光体1Yの残留電荷を除電する。この除電により、感光体1Yの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。他色の作像ユニット(6M,C,K)においても、同様にして感光体(1M,C,K)上に(M,C,K)トナー像が形成されて、中間転写ベルト8上に重ね合わせて1次転写される。
現像手段としての現像器5Yは、そのケーシングの開口から一部露出させるように配設された現像ロール51Yを有している。また、互いに平行配設された2つの搬送スクリュウ55Y、ドクターブレード52Y、トナー濃度センサー56Yなども有している。
現像器5Yのケーシング内には、磁性キャリアとYトナーとを含む図示しないY現像剤が収容されている。このY現像剤は2つの搬送スクリュウ55Yによって撹拌搬送されて摩擦帯電せしめられながら、現像ロール51Yの表面に担持される。そして、ドクターブレード52Yによってその層厚が規制されてからY用の感光体1Yに対向する現像領域に搬送され、ここで感光体1Y上の静電潜像にYトナーを付着させる。この付着により、感光体1Y上にYトナー像が形成される。現像器5Yにおいて、現像によってYトナーを消費したY現像剤は、現像ロール51Yの回転に伴ってケーシング内に戻される。
2つの搬送スクリュウ55Yの間には仕切壁が設けられている。この仕切壁により、現像ロール51Yや図中右側の搬送スクリュウ55Y等を収容する第1供給部53Yと、図中左側の搬送スクリュウ55Yを収容する第2供給部54Yとがケーシング内で分かれている。図中右側の搬送スクリュウ55Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられ、第1供給部53Y内のY現像剤を図中手前側から奥側へと搬送しながら現像ロール51Yに供給する。図中右側の搬送スクリュウ55Yによって第1供給部53Yの端部付近まで搬送されたY現像剤は、上記仕切壁に設けられた図示しない開口部を通って第2供給部54Y内に進入する。第2供給部54Y内において、図中左側の搬送スクリュウ55Yは、図示しない駆動手段によって回転駆動せしめられ、第1供給部53Yから送られてくるY現像剤を図中右側の搬送スクリュウ55Yとは逆方向に搬送する。図中左側の搬送スクリュウ55Yによって第2供給部54Yの端部付近まで搬送されたY現像剤は、上記仕切壁に設けられたもう一方の開口部(図示せず)を通って第1供給部53Y内に戻る。
透磁率センサーからなる上述のトナー濃度センサー56Yは、第2供給部54Yの底壁に設けられ、その上を通過するY現像剤の透磁率に応じた値の電圧を出力する。トナーと磁性キャリアとを含有する二成分現像剤の透磁率は、トナー濃度と良好な相関を示すため、トナー濃度センサー56YはYトナー濃度に応じた値の電圧を出力することになる。この出力電圧の値は、図示しない制御部に送られる。この制御部は、トナー濃度センサー56Yからの出力電圧の目標値であるY用Vtrefを格納したRAMを備えている。このRAM内には、他の現像器に搭載された図示しないトナー濃度センサーからの出力電圧の目標値であるM用Vtref、C用Vtref、K用Vtrefのデータも格納されている。Y用Vtrefは、後述するY用のトナー搬送装置の駆動制御に用いられる。具体的には、上記制御部は、トナー濃度センサー56Yからの出力電圧の値をY用Vtrefに近づけるように、図示しないY用のトナー搬送装置を駆動制御して第2供給部54Y内にYトナーを補給させる。この補給により、現像器5Y内のY現像剤中のYトナー濃度が所定の範囲内に維持される。他のプロセスユニットの現像器についても、M,C,K用のトナー搬送装置を用いた同様のトナー補給制御が実施される。
先に示した図1において、作像ユニット6Y,M,C,Kの図中下方には、光書込装置7が配設されている。潜像形成手段たる光書込装置7は、画像情報に基づいて発したレーザー光Lにより、作像ユニット6Y,M,C,Kにおけるそれぞれの感光体を光走査する。この光走査により、感光体1Y,M,C,K上にY,M,C,K用の静電潜像が形成される。なお、光書込装置7は、光源から発したレーザー光(L)を、モータによって回転駆動したポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体に照射するものである。
光書込装置7の図中下側には、シート収容カセット26、これらに組み込まれた給送ローラ27など有するシート収容手段が配設されている。シート収容カセット26は、シート状の記録体たる記録シートPを複数枚重ねて収納しており、それぞれの一番上の記録シートPに給送ローラ27を当接させている。給送ローラ27が図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転せしめられると、一番上の記録シートPがシート供給路70に向けて送り出される。
このシート供給路70の末端付近には、レジストローラ対28が配設されている。レジストローラ対28は、記録シートPを挟み込むべく両ローラを回転させているが、挟み込むとすぐに両ローラの回転を一旦停止させる。そして、適切なタイミングで両ローラの回転を再開して記録シートPを後述の2次転写ニップに向けて送り出す。
作像ユニット6Y,M,C,Kの図中上方には、中間転写体たる中間転写ベルト8を張架しながら無端移動せしめる転写ユニット15が配設されている。転写ユニット15は、中間転写ベルト8の他、2次転写バイアスローラ19、クリーニング装置10などを備えている。また、4つの1次転写バイアスローラ9Y,M,C,K、駆動ローラ12、クリーニングバックアップローラ13、2次転写ニップ入口ローラ14なども備えている。中間転写ベルト8は、これら7つのローラにそれぞれ掛け回された状態で、駆動ローラ12の回転駆動によって図中反時計回り方向に無端移動せしめられる。
1次転写バイアスローラ9Y,M,C,Kは、このようにして無端移動せしめられる中間転写ベルト8を感光体1Y,M,C,Kとの間に挟み込んでそれぞれ1次転写ニップを形成している。これら1次転写バイアスローラには、トナーとは逆極性(例えばプラス)の1次転写転写バイアスが印加される。1次転写バイアスローラ9Y,M,C,Kを除くローラは、全て電気的に接地されている。
中間転写ベルト8は、その無端移動に伴ってY,M,C,K用の1次転写ニップを順次通過していく過程で、感光体1Y,M,C,K上のY,M,C,Kトナー像が重ね合わせて1次転写される。これにより、中間転写ベルト8上に4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
駆動ローラ12は、接離部材たる2次転写バイアスローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。中間転写ベルト8上に形成された4色トナー像は、この2次転写ニップで記録シートPに転写される。そして、記録シートPの白色と相まって、フルカラートナー像となる。2次転写バイアスローラ19と中間転写体の駆動ローラ12とは、記録シートへの転写性を考慮して、ゴムによって形成されることが一般的である。
また、2次転写バイアスローラ19には、バネ等を用いた接離機構が設けられ、2次転写バイアスローラ19を中間転写体の駆動ローラ12に当接、離間することができるようなっている。中間転写ベルト8上に転写されたトナー画像を記録シートPに2次転写する際の転写性を確保するために、記録シートPへの転写のときには、2次転写バイアスローラ19を駆動ローラ12に当接させている。一方、装置アイドル中の色ずれ補正制御の実行時には、2次転写バイアスローラ19のトナーによる汚染や、位置ずれ検知用パターン像42のかすれなどを防ぐために、2次転写バイアスローラ19は駆動ローラ12から離間させている。装置アイドル中とは、印刷ジョブを実施していないときをいう。なお、印刷ジョブ中の色ずれ補正制御の実行時には、記録シートPへの転写も行っているため、2次転写バイアスローラ19を駆動ローラ12に当接させている。
2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト8には、記録シートPに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、クリーニング装置10によってクリーニングされる。また、2次転写ニップで4色トナー像が一括2次転写された記録シートPは、転写後搬送路71を経由して定着装置20に送られる。
定着装置20は、内部にハロゲンランプ等の発熱源を有する定着ローラ20aと、これに所定の圧力で当接しながら回転する加圧ローラ20bとによって定着ニップを形成している。定着装置20内に送り込まれた記録シートPは、その未定着トナー像担持面を定着ローラ20aに密着させるようにして、定着ニップに挟まれる。そして、加熱や加圧の影響によってトナー像中のトナーが軟化さしめられて、フルカラー画像が定着せしめられる。
定着装置20内でフルカラー画像が定着せしめられた記録シートPは、定着装置20を出た後、排紙路72と反転前搬送路73との分岐点にさしかかる。この分岐点には、第1切替爪75が揺動可能に配設されており、その揺動によって記録シートPの進路を切り替える。具体的には、爪の先端を反転前送路73に近づける方向に動かすことにより、記録シートPの進路を排紙路72に向かう方向にする。また、爪の先端を反転前搬送路73から遠ざける方向に動かすことにより、記録シートPの進路を反転前搬送路73に向かう方向にする。
第1切替爪75によって排紙路72に向かう進路が選択されている場合には、記録シートPは、排紙路72から排紙ローラ対100を経由した後、機外へと配設されて、画像形成装置筺体の上面に設けられたスタック50a上にスタックされる。これに対し、第1切替爪75によって反転前搬送路73に向かう進路が選択されている場合には、記録シートPは反転前搬送路73を経て、反転ローラ対21のニップに進入する。反転ローラ対21は、ローラ間に挟み込んだ記録シートPをスタック部50aに向けて搬送するが、記録シートPの後端をニップに進入させる直前で、ローラを逆回転させる。この逆転により、記録シートPがそれまでとは逆方向に搬送されるようになり、記録シートPの後端側が反転搬送路74内に進入する。
反転搬送路74は、鉛直方向上側から下側に向けて湾曲しながら延在する形状になっており、路内に第1反転搬送ローラ対22、第2反転搬送ローラ対23、第3反転搬送ローラ対24を有している。記録シートPは、これらローラ対のニップを順次通過しながら搬送されることで、その上下を反転させる。上下反転後の記録シートPは、上述のシート供給路70に戻された後、再び2次転写ニップに至る。そして、今度は、画像非担持面を中間転写ベルト8に密着させながら2次転写ニップに進入して、その画像非担持面に中間転写ベルト8の第2の4色トナー像が一括2次転写される。この後、転写後搬送路71、定着装置20、排紙路72、排紙ローラ対100を経由して、機外のスタック部50a上にスタックされる。このような反転搬送により、記録シートPの両面にフルカラー画像が形成される。
転写ユニット15と、これよりも上方にあるスタック部50aとの間には、ボトル支持部31が配設されている。このボトル支持部31は、Y,M,C,Kトナーを収容するトナー収容部たるトナーボトル32Y,M,C,Kを搭載している。トナーボトル32Y,M,C,K内のY,M,C,Kトナーは、それぞれ図示しないトナー搬送装置により、作像ユニット6Y,M,C,Kの現像器に適宜補給される。これらのトナーボトル32Y,M,C,Kは、作像ユニット6Y,M,C,Kとは独立して画像形成装置本体に脱着可能である。
反転搬送路74は開閉扉内に形成されており、この開閉扉は、外部カバー61と揺動支持体62とを有している。具体的には、開閉扉の外部カバー61は、画像形成装置本体の筺体50に設けられた第1回動軸59を中心にして回動するように支持されている。この回動により、外部カバー61は、筺体50の図示しない開口を開閉する。また、開閉扉の揺動支持体62は、図3に示されるように、外部カバー61が開かれることで外部に露出し、外部カバー61に設けられた第2回動軸63を中心にして回動するように外部カバーに支持されている。この回動により、筺体50から開かれた状態にある外部カバー61に対して、揺動支持体62が揺動して、外部カバー61と揺動支持体62とが分かれることで、反転搬送路74が露出する。このようにして反転搬送路74が露出することで、反転搬送路74内のジャムシートが容易に取り除かれる。
図4は、テストパターンを用いた画像調整を行うための機能ブロック構成図である。制御手段としての制御部250は、テストパターン形成部250a、算出部250b、調整部250cおよび調整実行タイミング制御部250eなどを備えている。
テストパターン形成部250aでは、光書込装置7を制御することにより、中間転写ベルト上の、記録シートに対応する画像を書き込む領域内や、中間転写ベルト上の、記録シートに対応する画像を書き込む領域外の検知位置に、所定のテストパターンを形成する。算出部200bでは、テストパターン検知部251から送信されるテストパターンの検知結果に基づいてテストパターンの各種ずれ量を算出する。
調整部250cでは、算出部200bで算出されたずれ量に基づいて画像調整を行う。具体的には、画像調整として、各色の光学系における光路の補正や、画素クロック周波数の変更などにより各色の画像書き出し位置の補正などを行っている。各色の画像書き出し位置の補正は、算出されたずれ量に基づいてこれらの設定値をデジタル的に補正するので、比較的短時間で完了することができる。一方、各色の光学系における光路の補正は、算出されたずれ量に基づいて光源やf−θレンズを含む光学系、光路内のミラーなどを機械的に動かし、各色光学系の光路の位置が互いに合うように補正をするので、長時間を要する。
また、調整部250cでは、実行する色ずれ補正制御が、中間転写ベルト上の、記録シートに画像形成する内、および中間転写ベルト上の、記録シートに対応する画像を書き込む領域外の検知位置にテストパターンを形成して画像調整を行う「装置アイドル中の色ずれ補正制御モード」、または中間転写ベルト上の、記録シートに対応する画像を書き込む領域外の検知位置にテストパターンを形成して画像調整を行う「印刷ジョブ中の色ずれ補正制御モード」のいずれであるかを設定する。さらに、設定したモードに対応する、テストパターンの形成、およびずれ量に基づく画像調整がなされるように制御する。
制御部250では、調整したずれ量に合わせて画像形成条件の補正を行い、この補正された画像形成条件に基づいて、書込み装置7、および感光体1Y,M,C,Kを駆動する駆動源を制御し、画像形成処理を行う。中間転写ベルト上の、記録シートに対応する画像を書き込む領域外の検知位置にテストパターンを形成して画像調整を行う印刷ジョブ中の色ずれ補正制御モードにおいて、スキューずれ量をデータ記憶手段としての記憶部253に記憶させる。
調整実行タイミング制御部250eでは、通紙ジョブ枚数や、記憶部253に記憶させたスキューずれ量、画像形成装置内の温度、経過時間など、色ずれ補正制御の実行タイミングに関係する各種要因について判断し、実行フラッグの管理をしている。印刷ジョブ制御部252では、各ページの画像形成の開始や、テストパターン像の形成の開始を指示するための、印刷ジョブ開始指示信号を制御部250に出力する。また、印刷ジョブ制御部252では、印刷ジョブの残枚数や残印刷ジョブ数についての情報を、制御部250に送信することも行っている。
図5に示される位置ずれ検知用パターン像42を、中間転写ベルト8(図1参照)の幅方向における検知位置に形成する。位置ずれ検知用パターン像42は、それぞれ副走査方向に所定の間隔で並ぶ第1位置検知用画像I1C,I1K,I1Y,I1Mと、それらに続く位置で副走査方向に所定の間隔で並ぶ第2位置検知用画像I2C,I2K,I2Y,I2Mとを具備している。図中矢印x方向は主走査方向(感光体軸線方向)である。また、図中矢印y方向は副走査方向(感光体表面移動方向)である。第1位置検知用画像I1C,I1K,I1Y,I1Mはそれぞれ主走査方向xに延在して形成されるのに対し、第2位置検知用画像I2C,I2K,I2Y,I2Mはそれぞれ主走査方向xから45[°]傾いて形成される。
図6は、装置アイドル中の色ずれ補正制御における位置ずれ検知用パターン像の形成位置を示したものである。図5に示した位置ずれ検知用パターン像42が、中間転写ベルト8の幅方向(主走査方向と同じ)の一端部、中央部、他端部にそれぞれ形成される(42a、42b、42c)。また、図7は、印刷ジョブ中の色ずれ補正制御における位置ずれ検知用パターン像42の形成位置を示したものである。図5に示した位置ずれ検知用パターン像42が、中間転写ベルト8の幅方向の一端部、他端部にそれぞれ形成される(42a、42c)。印刷ジョブ中の色ずれ補正制御では、装置アイドル中の色ずれ補正制御の場合と異なり、中央部の位置ずれ検知用パターン像42bは形成されない。これは、印刷ジョブ中の色ずれ補正制御では、画像形成処理と並行して位置ずれ検知用パターン像42の形成を行うため、中間転写ベルト上の、記録シートに対応する画像を書き込む領域外の端部にしか位置ずれ検知用パターン像42を形成することができないからである。
中間転写ベルト8の周方向における全域のうち、駆動ローラ12に対する掛け回し位置を通過した後、押圧ローラ11による押圧位置に進入する前の領域のおもて面(ループ外面)には、光学センサーユニット150が所定の間隙を介して対向している。この光学センサーユニット150は、中間転写ベルト8の幅方向の一端部に対向する第1光学センサー150aと、中央部に対向する第2光学センサー150bと、他端部に対向する第3光学センサー150cとを有している(図6、7参照)。
図8は、第1光学センサー150aを示す拡大構成図である。第1光学センサー150aは、中間転写ベルト8のおもて面に向けて光を発する発光部151aと、ベルトおもて面で反射した反射光を受光して受光量に応じた信号を出力する受光部152aとを有している。中間転写ベルト8のおもて面のうち、位置検知用画像が形成されていない領域、即ち、トナーが付着していない領域では、比較的多くの反射光が得られる。これに対し、位置検知用画像が形成されている領域、即ち、トナーが付着している領域では、得られる反射光の量が減少する。このように反射光量が減少することに基づいて、位置検知用画像が検知される。なお、第1光学センサー150aは、このようにして位置検知用画像を検知する他に、後述する線速変動パターン内に含まれる複数のテスト画像を検知することもできる。
第1光学センサー150aについて説明したが、第2光学センサー150bや第3光学センサー150cも、第1光学センサー150aと同様の構成になっている。それぞれの光学センサーの受光部からの信号は、検知信号生成部218に送られる。検知信号生成部218は、受光部から送られてきたアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路を具備しており、デジタル変換後の値が所定の閾値を下回ったことに基づいて、位置検知用画像やテスト画像を検知する。そして、直ちに検知信号をずれ量演算部212に出力する。
各色の画像の位置ずれとしては、基準色であるKトナー像に対して、Y,M,Cトナー像の姿勢が傾いてしまうことによるスキューずれ、Kトナー像の形成位置に対して、Y,M,Cトナー像の形成位置が全体的に副走査方向にずれてしまう副走査方向レジストずれ、主走査方向の全体倍率誤差によるずれ、主走査方向のレジストずれなどが挙げられる。副走査方向レジストずれは、トナー像全体の形成位置が正規の位置から副走査方向にずれる現象である。
テストパターンを検知したときの各種ずれ量の具体的な算出方法について、図5を用いて説明する。
図中のセンサ位置に配置された検知センサ(150a、150b、150c)は、テストパターンのマーク列を、予め決められた一定のサンプリング時間間隔で検知する。この検知結果に基づいて、算出部200b(図4参照)において、横線パターンの各色の間隔並びに横線パターンとそれぞれ対応する色の斜線パターンとの間隔の長さを算出する。算出された各間隔の長さを用いて、各種のずれ量が算出できる。
副走査レジストずれ量(副走査方向の色ずれ量)の算出では、横線パターンの検知データを用いて、基準色(K)のパターンと対象色のY、M、Cの各パターンとの間の間隔値(Lck、Lky、Lkm)を算出し、予め記憶させておいた初期設定の間隔値(Lck0、Lky0、Lkm0)と比較する。そして、検知した間隔値及び初期設定の間隔値の差分(Lck−Lck0、Lky−Lky0、Lkm−Lkm0)を基準色(K)に対するY、M、Cの各色の副走査レジストずれ量とする。
また、主走査レジストずれ量(主走査方向の色ずれ量)の算出では、まず、K〜Cの各色の横線パターン及び斜線パターンの間隔値(Lcc、Lkk、Lyy、Lmm)を算出する。算出したこれらの間隔値を用いて、基準色(K)の間隔値とそれ以外の色の間隔値との差分を算出する。すなわち、KとYとの間隔値の差分(Lkk−Lyy)、KとMとの間隔値の差分(Lkk−Lmm)及びKとCとの間隔値の差分(Lkk−Lcc)が算出される。斜線パターンは、主走査方向に対して所定の角度だけ傾斜しているため、主走査方向にずれを生じている場合、横線パターンとの間の間隔が基準となる色の間隔よりも広がったり狭まったりするため、これらの差分を主走査レジストずれ量とすることができる。
スキューずれ量と主走査倍率誤差については、検知センサ150a〜150cの検出結果を組み合せることで求められる。スキューずれ量は、検知センサ150a、150cによる検知結果から算出された、それぞれの副走査レジストずれ量について、その差分を算出することにより取得できる。また、主走査倍率誤差については、検知センサ150a、150bによる検知結果から算出された、それぞれの副走査レジストずれ量について、その差分を算出するとともに、検知センサ150b、150cによる検知結果から算出された、それぞれの副走査レジストずれ量について、その差分を算出することで取得することができる。
算出した各種のずれ量に基づいて、ずれ量の調整処理が行われる。ずれ量の調整に基づいて、中間転写ベルト8にカラー画像を形成させる際の画像形成処理条件を補正する画像補正処理を実行する。補正処理としては、例えば、ずれ量に対応して感光体120y〜120cに対する各色に対応した光ビームY〜Cの発光タイミングを補正することにより行うことができる。また、光ビームを反射する反射ミラーの傾きを調整することにより行うこともできる。反射ミラーの傾きの調整には、反射ミラーに取り付けたステッピングモータを駆動して行う。また、画像データ自体を変更することによってずれ量の調整に合わせた補正を行うこともできる。
色ずれ量の中で、主走査レジストずれ、副走査レジストずれは、感光体上のレーザ光書き出しのタイミングを調整することにより、主走査倍率は、画素クロックを調整することにより、デジタル的に補正することができる。このため、これらの色ずれ量の調整は、印刷ジョブ中の色ずれ補正制御においてずれ量の算出が終了した後、印刷中の紙間が転写部位を通過する期間において行うことが可能である。一方、スキューずれの調整は、光路内のミラー等を、モータなどを用いて機械的に動作させて、各色の感光体上における位置を合わせ込む必要があるので、印刷中の紙間が転写部位を通過する期間のような短い時間では行うことができない。このため、印刷ジョブ中の色ずれ補正制御においてスキューずれ量を算出した後に、引き続きスキューずれの調整処理を行うことはできない。スキューずれの調整処理は、装置アイドル中の色ずれ補正制御の実行時に行うことになる。
本実施形態における画像調整の処理手順について、図9を用いて説明する。
図9は、本実施形態における画像調整の処理手順の一例を示すフローチャートである。
まず、画像形成装置において、印刷ジョブ制御部252から制御部250に印刷ジョブ開始信号が出力されると、ステップS1では、制御部250において画像形成処理を開始する。ステップ2では、印刷ジョブ制御部252から制御部250に送信された情報により、印刷ジョブが終了したかどうか判断する。印刷ジョブが終了していれば、ステップS3へ、終了していなければステップS8へ進む。
ステップS2で印刷ジョブが終了していると判断された場合には、ステップS3では、調整実行タイミング制御部250eにおいて、スキューずれ量が、予め設定された閾値A以上になっているかどうかの判断を行い、閾値A以上になっていればステップS4へ、閾値Aよりも小さければ処理を終了する。なお、閾値Aの情報は、記憶部253における、ある特殊な操作(例えばパスワードの入力など)を実行することで外部からアクセスしてその値を変更することが可能な領域に格納させるようにする。
ステップS4では、調整部250cにおいて、色ずれ補正制御モードとして「装置アイドル中の色ずれ補正制御モード」を設定し、テストパターン形成部250aにおいて光書込装置7、感光体1Y,M,C,Kの駆動源を制御して、テストパターン像42a、42b、42cが形成されるようにする。ステップS4に続いて、ステップS5では、形成したテストパターン像42a、42b、42cを光学センサ150によって読み取り、テストパターン検知部251において検知用パターン像42a、42b、42cが正常に読み取れたかどうかの判断を行う。検知用パターン像が正常に読み取れた場合にはステップS6に進む。一方、検知用パターン像が正常に読み取れなかった場合にはステップS7に進み、記憶部253の補正失敗カウントを1つ増やして処理を終了する。ステップS6では、算出部250bにおいてレジストずれ量、倍率ずれ量、スキューずれ量を算出し、この算出結果を基に調整部250cにおいてレジストずれ、倍率ずれ、スキューずれについての画像調整を行った後、処理を終了する。
ステップS2において印刷ジョブが終了していないと判断された場合には、ステップS8で、調整実行タイミング制御部250eにおいて印刷ジョブ中の色ずれ補正制御を実行するタイミングであるかどうかの判断を行う。印刷ジョブ中の色ずれ補正制御の実行タイミングであると判断されればステップS9へと進み、実行タイミングでないと判断されればステップS1に処理を戻す。ステップS9では、調整部250cにおいて、色ずれ補正制御モードとして「印刷ジョブ中の色ずれ補正制御モード」を設定し、テストパターン形成部250aにおいて光書込装置7、感光体1Y,M,C,Kの駆動源を制御して、テストパターン像42a、42cが形成されるようにする。
ステップS9に続いて、ステップS10では、形成したテストパターン像42a、42cを光学センサ150によって読み取り、テストパターン検知部251において検知用パターン像42a、42b、42cが正常に読み取れたかどうかの判断を行う。検知用パターン像が正常に読み取れた場合にはステップS11へと進む。一方、検知用パターン像が正常に読み取れなかった場合には、ステップS12へと進み、記憶部253の補正失敗カウントを1つ増やして処理を終了する。ステップS11では、算出部250bにおいてレジストずれ量、倍率ずれ量、スキューずれ量を算出し、この算出結果を基に調整部250cにおいてレジストずれ、倍率ずれについての画像調整を行う。ステップS11に続いて、ステップS13では、ステップS11で算出したスキューずれ量を記憶部253に記憶にさせ、ステップ1に処理を戻す。
従来のように、印刷ジョブ中の色ずれ補正制御を実行する際に、算出部250bで算出したスキューずれ量を記憶部253に記憶させない場合には、スキューずれ量が閾値を超えたかどうかの判定は、装置アイドル中の色ずれ補正制御を実行するタイミングにしか行わないことになる。これに対し、本実施形態のように、印刷ジョブ中の色ずれ補正制御を実行する際に、算出部250bで算出したスキューずれ量を記憶部253に記憶させるようにすると、この印刷ジョブの終了後、直ちにスキューずれ量が閾値を超えたかどうかの判定を行うことができる。スキューずれ量が閾値を超えている場合には、直ちに装置アイドル中の色ずれ補正制御を実行し、スキューずれ量の補正を行うようにすることで、スキューずれが蓄積されて大きくなることを防止することができ、色ずれの少ない高品位な画像を形成することのできる。また、装置アイドル中の色ずれ補正制御が実行される間隔を一律に短くする場合に対し、本実施形態のように、装置アイドル中の色ずれ補正制御が実行される間隔は従来のままで、印刷ジョブ中の色ずれ補正制御において算出したスキューずれ量が閾値を超えた場合にのみ、追加で装置アイドル中の色ずれ補正制御が実行されるようにすることで、画像形成処理の効率が大きく低下してしまうことも防ぐことができる。
[変形例]
次に、本実施形態における画像調整の処理手順の変形例について説明する。
図10は、本実施形態における画像調整の変形例の処理手順を示すフローチャートである。
まず、画像形成装置において、印刷ジョブ制御部252から制御部250に印刷ジョブ開始信号が出力されると、ステップS1では、制御部250において画像形成処理を開始する。ステップ2では、印刷ジョブ制御部252から制御部250に送信された情報により、印刷ジョブが終了したかどうか判断する。印刷ジョブが終了していれば、ステップS3へ、終了していなければステップS8へ進む。
ステップS2で印刷ジョブが終了していると判断された場合には、ステップS3では、調整実行タイミング制御部250eにおいて、スキューずれ量が、予め設定された閾値A以上になっているかどうかの判断を行い、閾値A以上になっていればステップS4へ、閾値Aよりも小さければ処理を終了する。なお、閾値Aの情報は、記憶部253における、ある特殊な操作(例えばパスワードの入力など)を実行することで外部からアクセスしてその値を変更することが可能な領域に格納させるようにする。また、画像形成装置にはハイエンドからローエンドまで様々なタイプのものがあるため、閾値についてはエンドユーザーの要求を考慮して設定するようにする。
ステップS4では、調整部250cにおいて、色ずれ補正制御モードとして「装置アイドル中の色ずれ補正制御モード」を設定し、テストパターン形成部250aにおいて光書込装置7、感光体1Y,M,C,Kの駆動源を制御して、テストパターン像42a、42b、42cが形成されるようにする。ステップS4に続いて、ステップS5では、形成したテストパターン像42a、42b、42cを光学センサ150によって読み取り、テストパターン検知部251において検知用パターン像42a、42b、42cが正常に読み取れたかどうかの判断を行う。検知用パターン像が正常に読み取れた場合にはステップS6に進む。一方、検知用パターン像が正常に読み取れなかった場合にはステップS7に進み、記憶部253の補正失敗カウントを1つ増やして処理を終了する。ステップS6では、算出部250bにおいてレジストずれ量、倍率ずれ量、スキューずれ量を算出し、この算出結果を基に調整部250cにおいてレジストずれ、倍率ずれ、スキューずれについての画像調整を行った後、処理を終了する。
ステップS2において印刷ジョブが終了していないと判断された場合には、ステップS8で、調整実行タイミング制御部250eにおいて印刷ジョブ中の色ずれ補正制御を実行するタイミングであるかどうかの判断を行う。印刷ジョブ中の色ずれ補正制御の実行タイミングであると判断されればステップS9へと進み、実行タイミングでないと判断されればステップS1に処理を戻す。ステップS9では、調整部250cにおいて、色ずれ補正制御モードとして「印刷ジョブ中の色ずれ補正制御モード」を設定し、テストパターン形成部250aにおいて光書込装置7、感光体1Y,M,C,Kの駆動源を制御して、テストパターン像42a、42cが形成されるようにする。
ステップS9に続いて、ステップS10では、形成したテストパターン像42a、42cを光学センサ150によって読み取り、テストパターン検知部251において検知用パターン像42a、42b、42cが正常に読み取れたかどうかの判断を行う。検知用パターン像が正常に読み取れた場合にはステップS11へと進む。一方、検知用パターン像が正常に読み取れなかった場合には、ステップS12へと進み、記憶部253の補正失敗カウントを1つ増やしてステップS1に処理を戻す。ステップS11では、算出部250bにおいてレジストずれ量、倍率ずれ量、スキューずれ量を算出し、この算出結果を基に調整部250cにおいてレジストずれ、倍率ずれについての画像調整を行う。ステップS11に続いて、ステップS13では、ステップS11で算出したスキューずれ量を記憶部253に記憶させる。
ステップS13に続いて、ステップS14では、印刷ジョブ制御部252において、印刷ジョブの残枚数が予め設定された閾値R以上かどうかの判断を行い、閾値R以上になっていればステップS15に進み、閾値Rよりも小さければステップS1に処理を戻す。なお、閾値Rの情報は、記憶部253における、ある特殊な操作(例えばパスワードの入力など)を実行することで外部からアクセスしてその値を変更することが可能な領域に格納させるようにする。ステップS15では、ステップS13で記憶部253に記憶させたスキューずれ量が予め設定された閾値B以上になっているかどうかの判断を、調整実行タイミング制御部250eにおいて行う。閾値B以上になっていれば、その旨の情報を制御部250から印刷ジョブ制御部252に送信し、ステップS16で、印刷ジョブ制御部252において印刷ジョブを中断するようにする。閾値Bよりも小さければ、ステップS1に処理を戻す。なお、閾値Rの情報は、記憶部253における、ある特殊な操作(例えばパスワードの入力など)を実行することで外部からアクセスしてその値を変更することが可能な領域に格納させるようにする。
ステップS16で印刷ジョブを中断した後、ステップS17では、調整部250cにおいて、色ずれ補正制御モードとして「装置アイドル中の色ずれ補正制御モード」を設定し、テストパターン形成部250aにおいて光書込装置7、感光体1Y,M,C,Kの駆動源を制御して、テストパターン像42a、42b、42cが形成されるようにする。ステップS17に続いて、ステップS18では、形成したテストパターン像42a、42b、42cを光学センサ150によって読み取り、テストパターン検知部251において検知用パターン像42a、42b、42cが正常に読み取れたかどうかの判断を行う。検知用パターン像が正常に読み取れた場合にはステップS19に進む。一方、検知用パターン像が正常に読み取れなかった場合にはステップS20に進み、記憶部253の補正失敗カウントを1つ増やしてステップS1に処理を戻す。ステップS19では、算出部250bにおいてレジストずれ量、倍率ずれ量、スキューずれ量を算出し、この算出結果を基に調整部250cにおいてレジストずれ、倍率ずれ、スキューずれについての画像調整を行う。ステップ19に続いて、ステップS21では、画像調整が終了した旨の情報を制御部250から印刷ジョブ制御部に送信し、印刷ジョブ制御部252において印刷ジョブを再開させ、ステップS1に処理を戻す。
印刷ジョブ中にスキューずれが蓄積されて大きくなったとき、図9に示した処理フローでは、実行中の印刷ジョブの終了を待って装置アイドル中の色ずれ補正制御を実行するようにしているが、図10に示した処理フローでは印刷ジョブを中断して装置アイドル中の色ずれ補正制御を実行するようにしている。このため、印刷する枚数が多い印刷ジョブを実行する場合には、図10に示した処理フローの方が、色ずれをより低減することができる。一方、装置のダウンタイムについては、図9に示した処理フローに対し、図10に示した処理フローの方が増加してしまうことになる。図10に示した処理フローでは、例えば、閾値Bが閾値Aよりも大きな値に設定するなど、頻繁に印刷ジョブが中断されることがないような値に閾値Bを設定することが好ましい。
以上により説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
複数の潜像担持体と、複数の潜像担持体にそれぞれ潜像を書き込む潜像書込手段と、複数の潜像担持体上の潜像をそれぞれ現像する複数の現像手段と、前記潜像担持体上の現像された可視像を中間転写体上、あるいは記録材上に重ね合わせて転写する転写手段とを有し、色ずれ検出用のテストパターン像によって色ずれを検出し、その検出結果に基づいて画像形成条件を調整することで、色ずれの補正を行う画像形成装置において、スキューずれの補正を行う色ずれ補正制御とスキューずれの補正を行わない色ずれ補正制御との補正動作を制御する制御手段と、スキューずれの補正を行わない色ずれ補正制御の実行によって算出されたスキューずれ量を記憶する記憶手段とを備え、前記記憶手段に記憶されたスキューずれ量が規定の閾値以上になったときには、前記制御手段がスキューずれの補正を行う色ずれ補正制御を実行するようにした。
例えば、印刷ジョブ中に実行する色ずれ補正制御など、スキューずれの補正を行わない色ずれ補正制御を実行したときには、スキューずれの補正は行わないがスキューずれ量の算出は行っている。算出したスキューずれ量を、記憶手段としての記憶部253に記憶させることで、スキューずれの補正を行わない色ずれ補正制御の実行によってスキューずれ量が規定の閾値以上になったかどうかの判断が可能になる。記憶部253に記憶されたスキューずれ量が規定の閾値以上になったときには、制御部250がスキューずれの補正を行う色ずれ補正制御を実行することで、スキューずれが蓄積されて大きくなることを防止することができ、色ずれの少ない高品位な画像を形成することのできる。また、スキューずれの補正には長時間を要するが、スキューずれの補正を行うのは、記憶部253に記憶されたスキューずれ量が規定の閾値以上になった場合とすることで、画像形成処理の効率が大きく低下してしまうことも防ぐことができる。
(態様B)
態様Aにおいて、印刷ジョブ中に実行する色ずれ補正制御の実行中に算出したスキューずれ量が規定の閾値以上であると判断された場合には、前記制御手段が、実行中の印刷ジョブの終了後に、スキューずれの補正を行う色ずれ補正制御を実行するようにした。
これによれば、印刷ジョブが連続している場合などにおいて、スキューずれが蓄積されて大きくなることを防止することができ、色ずれの少ない高品位な画像を形成することのできる。
(態様C)
態様Aにおいて、印刷ジョブの開始と停止を指示する印刷ジョブ制御部を備え、
印刷ジョブ中に実行する色ずれ補正制御の実行中に算出したスキューずれ量が規定の閾値以上で、かつ、実行中の印刷ジョブにおいて画像形成する必要のある記録材の残枚数が規定の閾値以上であると判断された場合には、前記制御手段が、印刷ジョブ制御部に実行中の印刷ジョブを中断するように指示して、スキューずれの補正を行う色ずれ補正制御を実行するようにし、スキューずれの補正を行う色ずれ補正制御の実行が終了した後、前記制御手段が、前記印刷ジョブ制御部に印刷ジョブの再開を指示するようにした。
画像形成する必要のある残枚数が多い段階でスキューずれ量が規定の閾値を超えてしまった場合などにおいて、印刷ジョブ終了後にスキューずれの補正を行う態様Bでは、スキューずれに起因する色ずれの大きな画像が多くの枚数で形成されてしまうことになる。このような場合に、印刷ジョブを中断してスキューずれの補正を行うようにすることで、スキューずれに起因する色ずれの大きな画像が多くの枚数で形成されてしまうことを防止することができる。
(態様D)
態様A〜Cにおいて、検出されたスキューずれに応じてスキューずれの補正が行われるように、前記制御部がそれぞれの前記潜像書込手段に指令を送出し、これらの指令に基づいて、各潜像書込手段が走査線調整を行うための駆動源の制御を行うようにした。
色ずれ補正制御によって算出されたスキューずれ量の結果に基づいて、光書込装置7のポリゴンミラーの回転駆動モータなどの制御を行い走査線調整を行うようにすることで、スキューずれに起因した色ずれを効果的に低減させ、高画質化を図ることが可能になる。
(態様E)
態様A〜Dにおいて、印刷ジョブ中に実行する色ずれ補正制御の実行中に算出したスキューずれ量に基づいて、装置アイドル中に実行する色ずれ補正制御モードを実行する必要があるかどうかの判断をする際に必要となる閾値は、前記記憶部における、ある特殊な操作を実行することで外部からアクセスしてその値を変更することが可能な領域に格納するようにした。
画像形成装置にはハイエンドからローエンドまで様々なタイプのものがある。また、印刷物の用途によって画質を変更したい(例えば、画質を落として印刷スピードを速めたいケースや、反対に、印刷スピードを落としても高画質なものにしたいケースなど)こともある。閾値を可変にすることで、ユーザーの求める画質に合わせて、最適な閾値に設定することが可能になる。
1Y,M,C,K:感光体(潜像担持体)
7:光書込装置(潜像書込手段)
8:中間転写ベルト(中間転写体)
9Y,M,C,K:1次転写ローラ
12:駆動ローラ
13:クリーニングバックアップローラ
14:2次転写ニップ入口ローラ
15:転写ユニット
19:2次転写バイアスローラ
15:転写ユニット(転写手段)
70:シート供給路
150:光学センサー(画像検知手段)
250:制御部(制御手段)
250a:テストパターン形成部
250b:算出部
250c:調整部
250e:調整実行タイミング制御部
251:テストパターン検知部
252:印刷ジョブ制御部
253:記憶部(記憶手段)
P:記録シート(記録材)
特開2006−293240号公報

Claims (6)

  1. 複数の潜像担持体と、
    複数の潜像担持体にそれぞれ潜像を書き込む潜像書込手段と、
    複数の潜像担持体上の潜像をそれぞれ現像する複数の現像手段と、
    前記潜像担持体上の現像された可視像を中間転写体上、あるいは記録材上に重ね合わせて転写する転写手段とを有し、
    色ずれ検出用のテストパターン像によって色ずれを検出し、その検出結果に基づいて画像形成条件を調整することで、色ずれの補正を行う画像形成装置において、
    スキューずれの補正を行う色ずれ補正制御とスキューずれの補正を行わない色ずれ補正制御との補正動作を制御する制御手段と、
    印刷ジョブ中に実行するスキューずれの補正を行わない色ずれ補正制御の実行中に算出されたスキューずれ量を記憶する記憶手段とを備え、
    前記記憶手段に記憶されたスキューずれ量が規定の閾値以上であると判断された場合には、前記制御手段が、実行中の印刷ジョブの終了後に、スキューずれの補正を行う色ずれ補正制御を実行するようにしたことを特徴とする画像形成装置
  2. 求項1に記載の画像形成装置において、
    印刷ジョブの開始と停止を指示する印刷ジョブ制御部を備え、
    印刷ジョブ中に実行する色ずれ補正制御の実行中に算出したスキューずれ量が規定の閾値以上で、かつ、実行中の印刷ジョブにおいて画像形成する必要のある記録材の残枚数が規定の閾値以上であると判断された場合には、前記制御手段が、印刷ジョブ制御部に実行中の印刷ジョブを中断するように指示して、スキューずれの補正を行う色ずれ補正制御を実行するようにし、スキューずれの補正を行う色ずれ補正制御の実行が終了した後、前記制御手段が、前記印刷ジョブ制御部に印刷ジョブの再開を指示するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項2に記載の画像形成装置において、
    印刷ジョブ中に実行する色ずれ補正制御の実行中に算出したスキューずれ量に基づいて、実行中の印刷ジョブを中断してスキューずれの補正を行う色ずれ補正制御を行うか否かを判断する閾値を、印刷ジョブ中に実行する色ずれ補正制御の実行中に算出したスキューずれ量に基づいて、実行中の印刷ジョブの終了後にスキューずれの補正を行う色ずれ補正制御を実行するか否かを判断する閾値よりも大きくしたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項2または3の画像形成装置において、
    実行中の印刷ジョブにおいて画像形成する必要のある記録材の残枚数に基づいて、実行中の印刷ジョブを中断してスキューずれの補正を行う色ずれ補正制御を行うか否かを判断する閾値は、前記記憶手段における、ある特殊な操作を実行することで外部からアクセスしてその値を変更することが可能な領域に格納するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4いずれか一つの画像形成装置において、
    検出されたスキューずれに応じてスキューずれの補正が行われるように、前記制御手段がそれぞれの前記潜像書込手段に指令を送出し、これらの指令に基づいて、各潜像書込手段が走査線調整を行うための駆動源の制御を行うようにしたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか一の画像形成装置において、
    印刷ジョブ中に実行する色ずれ補正制御の実行中に算出したスキューずれ量に基づいて、装置アイドル中に実行する色ずれ補正制御モードを実行する必要があるかどうかの判断をする際に必要となる閾値は、前記記憶手段における、ある特殊な操作を実行することで外部からアクセスしてその値を変更することが可能な領域に格納するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
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