JP5449845B2 - 画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成システムに関し、特に特定モードへの認証処理に最適な画像形成システムである。
現在画像形成装置には様々な機能が付加されており、当該機能の実行の際に特定のモードに切り替えて機能を実行する画像形成装置も多い。特定モードの中でも、たとえばメンテナンスモードは、通常のユーザが容易に切り替え可能であると不都合なことが多い。すなわち、メンテナンスモードに切り替えると、簡単に画像形成装置の基本的な設定の変更が可能となるので、ユーザが間違った変更をしてしまうと、装置の故障の原因等メーカにとっても、ユーザにとっても不利益となる。上記不利益を防ぐために、特許文献1にはパスワード認証を必要とする技術が開示されている。
特開平6−103239
上記従来技術は、コンピュータに関する技術であるが、メンテナンスモードへの認証の際には固定されたパスワードを使用している。すなわち、メンテナンスを行う保守員と、一般のユーザにそれぞれ異なったパスワードをコンピュータに記憶させて、上記保守員が保守員用のパスワードを使用して認証を行うという技術である。この技術では、保守員用のパスワードが固定されているので、メンテナンスの際に、当該保守員の入力するパスワード、若しくは入力中のキーボードを見ることで、当該保守員用のパスワードが一般ユーザに知られてしまうことになる。
上記のようにして、保守員用のパスワードが一般ユーザに知られてしまうと、一般ユーザがメンテナンスモードに切り替え、間違った変更を行うことにより画像形成装置の故障の原因となってしまう。
したがって、たとえ保守員が入力するパスワードが見られたとしても、メンテナンスモードに切り替えるためのパスワードが一般ユーザに漏れることがない画像形成装置が要請されていた。
上記課題を達成するための本発明は、ネットワークを介して、パスワード送受信端末と接続されるパスワード管理サーバと、操作部から所定のパスワードの入力を受け付けると、画像形成モードをメンテナンスモードに切り替える画像形成装置とから構成される画像形成システムを前提とする。
そして、上記画像形成システムの画像形成装置は、パスワード記憶手段と、作業検知手段と、パスワード表示受付手段と、メンテナンスモード切替手段とを備える。
パスワード記憶手段は、初期パスワードと、比較パスワードとを関連付けて記憶する。そして、作業検知手段は、ユーザが行う所定の作業を検知し、パスワード表示受付手段が、ユーザによりメンテナンスモードへの切替要求を受け付けると、パスワード記憶手段の初期パスワードを操作部に表示させるとともに、パスワードの入力を受け付ける。
更に、メンテナンスモード切替手段は、パスワード表示受付手段が受け付けたパスワードと、当該パスワード表示受付手段が表示した初期パスワードに関連付けられたパスワード記憶手段の比較パスワードとを比較して、両者が一致した場合、更に、前記作業検知手段により所定の作業が検知されると、前記メンテナンスモードへの切り替えを実行し、前記作業検知手段により所定の作業が検知されないと、前記メンテナンスモードへ切り替えを実行しない。
また、上記画像形成システムのパスワード送受信端末は、ネットワークを介して、パスワード管理サーバに初期パスワードを送信し、当該初期パスワードに対応する比較パスワードと同一のパスワードを受信する端末側パスワード送受信手段を備える。
更に、上記画像形成システムのパスワード管理サーバは、ユーザによりパスワード送受信端末から送信された初期パスワードを受信すると、画像形成装置のパスワード記憶手段に記憶された初期パスワードに対応する比較パスワードと同一のパスワードをパスワード送受信端末に送信するパスワード送受信手段を備えることを特徴とする。
上記の構成では、メンテナンスモードに切り替えるためには、初期パスワードに対応する比較パスワードを必要とする。そして、当該比較パスワードと同一のパスワードをパスワード管理サーバから取得する構成を採用しているので、初期パスワードが一般ユーザに知られたとしても、一般ユーザがメンテナンスモードに切り替えることはできない。
上記構成では、パスワード管理サーバが、比較パスワードと同一のパスワードを取得し、当該パスワードをパスワード送受信端末に送信している。これに対して、パスワード送受信端末が直接比較パスワードと同一のパスワードを取得する構成を採用することもできる。
すなわち、上記課題を達成するための発明として、パスワード送受信端末と、操作部から所定のパスワードの入力を受け付けると、画像形成モードをメンテナンスモードに切り替える画像形成装置とから構成される画像形成システムを前提とする。
そして、本発明の画像形成システムの画像形成装置は、パスワード記憶手段と、作業検知手段と、パスワード表示受付手段と、メンテナンスモード切替手段と備える。
パスワード記憶手段は、初期パスワードと、比較パスワードとを関連付けて記憶する。そして、作業検知手段は、ユーザが行う所定の作業を検知し、パスワード表示受付手段が、ユーザによりメンテナンスモードへの切替要求を受け付けると、パスワード記憶手段の初期パスワードを操作部に表示させるとともに、パスワードの入力を受け付ける。
更に、メンテナンスモード切替手段が、パスワード表示受付手段が受け付けたパスワードと、当該パスワード表示受付手段が表示した初期パスワードに関連付けられたパスワード記憶手段の比較パスワードとを比較して、両者が一致した場合、更に、前記作業検知手段により所定の作業が検知されると、前記メンテナンスモードへの切り替えを実行し、前記作業検知手段により所定の作業が検知されないと、前記メンテナンスモードへ切り替えを実行しない。
上記画像形成システムのパスワード送受信端末が、画像形成装置の操作部に表示された初期パスワードを入力すると、画像形成装置のパスワード記憶手段に記憶された初期パスワードに対応する比較パスワードと同一のパスワードを取得する端末側パスワード表示受付手段を備えることを特徴とする。上記の構成であると、パスワード送受信端末が直接初期パスワードに対応する比較パスワードと同一のパスワードを取得することができる。
上記の構成において、前記作業検知手段は、ユーザが行う複数の作業の内から、予め定めた2つ以上の組合せの作業を検知し、前記メンテナンスモード切替手段は、前記受け付けたパスワードと、前記比較パスワードとを比較して、両者が一致した場合に、前記作業検知手段により組合せの作業が検知されると、前記メンテナンスモードへの切り替えを実行することが望ましく、パスワード記憶手段が、初期パスワード及び当該初期パスワードに対応する比較パスワードを生成する規則を記憶し、当該規則に基づいてランダムなパスワードを初期パスワードとして生成し、前記パスワード表示受付手段が当該初期パスワードを前記操作部に表示させる際に、前記規則に基づいて前記初期パスワードに対応する比較パスワードを生成することが望ましく、当該パスワード記憶手段が、ワンタイムパスワードを生成する規則を記憶し、当該規則に基づいてランダムなワンタイムパスワードを初期パスワードとして生成し、前記パスワード表示受付手段が当該初期パスワードを前記操作部に表示させる際に、前記規則に基づいてワンタイムパスワードを前記初期パスワードに対応する比較パスワードとして生成することが望ましい。
更に、パスワード送受信端末が、携帯端末であると、メンテナンスを行うメンテナンスマンが扱い易く、且つ、一般ユーザにパスワードが漏洩し難いので望ましい。
本発明の画像形成システムによると、ユーザが入力するパスワードが一般ユーザに知られたとしても、当該初期パスワードに対応する比較パスワードは知られることがないので、一般ユーザが画像形成装置をメンテナンスモードに切り替えることを防ぐことができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の読取部の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の操作部を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成システムの制御系ハードウェアの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成システムの機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係るメンテナンスモード切り替え処理のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る携帯端末を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置のタッチパネルに表示されるメンテナンス認証画面及び、記憶手段に記憶されるパスワードテーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置のタッチパネルに表示されるメンテナンス画面を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に備えられる検知手段を示す図である。 本発明の実施形態に係るメンテナンスモード切り替え処理のフローチャートである。 本発明の実施形態に係るメンテナンスモード切り替え処理のフローチャートである。 本発明の実施形態に係る画像形成システムの機能ブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の作業検知テーブルを示す図である。
(画像形成システム)
以下に、画像形成システムを構成する画像形成装置における基本的なコピーサービスの処理を説明する。本発明の実施形態に係る画像形成装置は、プリンタ、コピー、スキャナ、ファックス等を備えた複合機、デジタル複写機、プリンタ等が該当し、コピーサービス、スキャナサービス、ファクシミリサービス、プリンタサービス等を備えた画像形成装置として機能する。
図1は、複合機の概略模式図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。なお、一例として複合機を利用して原稿のコピーを行う際の画像形成装置の動作を簡単に説明する。
ユーザが複合機100を利用して例えば原稿の印刷を行う場合、原稿を図1に示す原稿台103、或いは載置台105に配置し、原稿台103近傍に備えられた操作部200に対して印刷の指示を行う。当該指示があると、以下に示す各部(駆動部)が動作することで、印刷が行われる。
即ち、図1に示すように、本実施の形態の複合機100は、本体101と、本体101の上方に取り付けられたプラテンカバー102を備える。本体101の上面は原稿台103が設けられており、原稿台103は、プラテンカバー102によって開閉されるようになっている。プラテンカバー102は、自動原稿給紙装置104と載置台105と排紙台109が設けられている。
原稿台103の下方には、読取部110が設けられており、図2にその詳細が示されている。読取部110は、原稿台103を照射する主走査方向に長い光源111と、原稿台からの光を選択的に通過させるスリット116と、原稿台からの光を導くミラー112とを備える第一の移動キャリッジ117や、第一の移動キャリッジ117からの反射光を再度反射するミラー113A、113Bを備える第二の移動キャリッジ118、さらにミラーで導かれた光を光学的に補正するレンズ群119、当該レンズ群119より補正された光を受光する撮像素子115、撮像素子115にて受光した光を電気信号に変換し、必要に応じて補正・修正などを行う画像データ生成部114とで構成されている。
自動原稿給紙装置104上の原稿を読み取る場合には、光源111は、読取位置Pを照射できる位置に移動して発光する。光源111からの光は、原稿台103を透過して読取位置Pを通過する原稿にて反射し、スリット116、ミラー112、113A、113B、レンズ群119によって撮像素子115に導かれる。撮像素子115は、受光した光を電気信号に変換して画像データ生成部114に送信する。画像データ生成部114には、上記撮像素子115にて受光された光がR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のアナログ電気信号として入力され、ここでアナログ−デジタル変換され、即ちデジタル化される。さらに、画像データ生成部114では、順次変換されたデジタル信号を単位データとし、これら単位データを補正、修正等することで複数の単位データからなる画像データを生成する。
また、読取部110が原稿台103に載置された原稿を読み取る場合は、第一のキャリッジ117は、光源111を発光しながら副走査方向に移動し、光源111から撮像素子115までの光路長を一定にするために、第二の移動キャリッジ118は第一の移動キャリッジ117の1/2の速度で撮像素子115方向に移動する。
撮像素子115は、ミラー112、113A、113Bに導かれた光に基づいて原稿台103に載置された原稿からの光を電気信号に変換し、これに基づいて画像データ生成部114が画像データを生成する。
本体101の読取部110の下方には、画像データを印刷する印刷部120を備えている。印刷部120が印刷できる画像は、上記のように画像データ生成部114にて生成されたものや、複合機100に接続された通信ケーブル150を介して、ネットワーク151から画像形成の指示とともに送信される場合もある。
印刷部120が行う印刷方式には、電子写真方式が用いられている。即ち、感光ドラム121を帯電器122で一様に帯電させ、その後レーザ123で感光ドラム121を照射して感光ドラム121に潜像を形成し、現像器124で潜像にトナーを付着させて可視像を形成し、転写ローラにて可視像を用紙に転写する方式である。
可視像が印刷される用紙は、手差しトレイ131、給紙カセット132、133、134などの給紙トレイに載置されたものである。
印刷部120が印刷を行う際には、何れか1つの給紙トレイから用紙1枚を、ピックアップローラ135を用いて引き出し、引き出した用紙を搬送ローラ137やレジストローラ138で中間転写ベルト125Aと転写ローラ125Bの間に送り込む。用紙を引き出す場合、手差しトレイ131に載置された用紙を、手差しトレイ用ピックアップローラ136を用いて引き出しても構わない。
印刷部120は、中間転写ベルト125Aと転写ローラ125Bの間に送り込んだ用紙に、上記中間転写ベルト125A上の可視像を転写すると、可視像を定着させるために、搬送ベルト126で定着装置127に用紙を送る。定着装置127は、ヒータが内蔵された加熱ローラ128と、所定の圧力で加熱ローラ128に押し当てられた加圧ローラ129とで構成されている。加熱ローラ128と加圧ローラ129の間を用紙が通過すると、熱と用紙への押圧力によって可視像が用紙に定着する。印刷部120は、定着装置127を通過した用紙を排紙トレイ130に排紙する。
以上が、複合機100における基本的なコピーサービスの処理である。なお、複合機100は、上述した各部(読取部110、印刷部120)を適宜協働的に動作することによって、他の機能、例えば、ファクシミリ送受信機能、プリント機能、スキャン機能、後処理機能、メモリ機能等をユーザに提供する。
図3は、複合機100に備えられた操作部200の外観の一例を示す図である。ユーザは、上記操作部200を用いて、上述のような機能提供についての設定条件等を入力したり、初期パスワードを参照・確認したり、比較パスワードを入力したりする。設定条件の入力、各サービスの実行開始、メンテナンスモード画面のパラメータ設定等が行なわれる際に、上記操作部200に備えられたタッチパネル301、タッチペン302、操作キー303が用いられる。
上記タッチパネル301には、上述した条件や比較パスワードを入力する機能と、入力された設定条件や初期パスワード等を表示する機能とが兼ね備えられている。すなわち、タッチパネル301上に表示された画面(例えば、画像形成画面)内の選択項目等を押下することによって、選択項目等に関連付けられた設定条件の入力が行われ、所定のキーボード画面のキー等を押下することによって、比較パスワードの入力等が行なわれる。また、初期パスワード等は、そのままタッチパネル301上に表示されるため、その情報はユーザにより参照・確認される。
タッチパネル301の近傍には、タッチペン302が備えられており、ユーザがそのタッチペン302の先をタッチパネル301に接触させると、タッチパネル301下方に設けられたセンサが接触先を検知する。そのため、タッチペン302の接触により、キーボード画面のキーの押下や所定の手書き情報の入力が可能である。所定の手書き情報は、随時、所定の文字等に変換される。
さらに、タッチパネル301近傍には、所定数の操作キー303が設けられ、例えば、テンキー304、スタートキー305、クリアキー306、ストップキー307、リセットキー308、電源キー309が備えられている。なお、上記テンキー304は、部数や倍率を設定する際に具体的な数字の入力に用いられる。
図4は、複合機100の制御系ハードウェアの概略構成と、画像形成システムを構成するパスワード送受信端末(例えば携帯電話等の携帯端末)と、パスワード管理サーバである。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
複合機100の制御回路は、CPU(Central Processing Unit)401、ROM(Read Only Memory)402、RAM(Random Access Memory)403、HDD(Hard Disk Drive)404、各駆動部に対応するドライバ405を内部バス407によって接続している。上記CPU401は、例えば、RAM403を作業領域として利用し、上記ROM402、HDD404等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて上記ドライバ405と操作部200からのデータ、初期パスワード、指示等を授受し、上記図1から図3に示した各駆動部等の動作を制御する。また、上記駆動部以外についても、上記CPU401がプログラムを実行することで後述する各手段(図5に示す)を実現する。なお、上記ROM402、HDD404等には、上記各手段を実現するプログラムやデータ、パスワードテーブルが記憶されている。
また、本発明に係る画像形成システムのパスワード管理サーバ560には、上記複合機100と同様に、図示しないCPU、ROM、RAM、HDD、各駆動部に対応するドライバ、通信インターフェース等を備えている。そして、上記CPUがプログラムを実行することで後述する各手段(図5に示す)を実現する。上記パスワード管理サーバは、通信インターフェースを介して、ネットワーク110に接続可能であり、上記パスワード管理サーバのCPUは、通信インターフェースを介してネットワーク110に接続されたパスワード送受信端末550等とデータの授受を行う。
また、ネットワークに接続可能なパスワード送受信端末550には、上記複合機100と同様に、図示しないCPU、ROM、RAM、HDD、各駆動部に対応するドライバ、通信インターフェース等を備えている。パスワード送受信端末550のROM等の記憶手段には、複合機のメンテナンスモードに関するソフトウェアがユーザにより予め記憶されている。そして、上記パスワード送受信端末550のCPUは、通信インターフェースを介してネットワークに接続されたパスワード管理サーバ等とデータの授受を行う。上記CPUがプログラムを実行することで後述の各手段を実現する。
(実施の形態1)
次に図5から図9を参照して、実施の形態1に係る画像形成システム10が、メンテナンスモードに切り替える処理手順について説明する。図5は、本発明の複合機100の機能ブロック図である。図6は、実施の形態1に係る複合機100の処理動作を示すためのフローチャートである。なお、本実施例では、複合機100のメンテナンスを行う作業員(メンテナンスサービスマン)をユーザと称し、メンテナンスを行わない通常のユーザは一般ユーザと称す。
まず、複合機100のパスワード記憶手段503にメンテナンス認証画面800を表示させるためのパスワードを予め記憶させておく。例えば、上記パスワードは、複合機100の工場出荷の段階で予め記憶させることができる。
そして、ユーザが操作部200に上記パスワードを入力し、OKキーを押下すると(ユーザからのメンテナンスモードへの切り替え要求)(図6:S101)、パスワード表示受付手段502が当該パスワードを取得する。
パスワード表示受付手段502は、取得したパスワードが、上記パスワード記憶手段503に記憶されたパスワードと一致するか否かを判断し、一致した場合、メンテナンス認証画面(複合機100のモードを当該複合機100のメンテナンスを行うためのメンテナンスモードに切り替えるための画面である。)を表示する(図6:S101YES→S102)。
上記のようにパスワード表示受付手段502がメンテナンス認証画面800を表示させると、パスワード表示受付手段502は、後述のパスワード記憶手段503から初期パスワードを取得し、上記メンテナンス認証画面800にパスワード記憶手段503から取得した初期パスワード840を表示させる(図6:S103)。更に、パスワード表示受付手段502は、上記初期パスワードの表示とともに、当該初期パスワードに対応するパスワードの入力を促す文言を表示する。
例えば、パスワード記憶手段503には、図8(B)に示すようなパスワードテーブル830が記憶されている。当該パスワードテーブル830には、「初期パスワード」840と、「比較パスワード」850が関連付けられて記憶されている。比較パスワードとは、初期パスワード840に対応するパスワードであって、後述のメンテナンスモードに切り替える際に入力されるパスワードに比較されるパスワードである。上記初期パスワード840は、単数記憶されても、複数記憶されても構わない。本実施例では、初期パスワードは複数記憶され、対応する比較パスワード850も当該初期パスワード840と同数が記憶されているものとする。
なお、パスワード表示受付手段502は、ステップS101で入力したパスワードを初期パスワードとしてメンテナンス認証画面に表示させてもよい。この場合、当該パスワードに対応する比較パスワードも上記パスワードテーブル830に記憶させておくことはいうまでもない。
本実施例では、パスワード表示受付手段502は、上記パスワードテーブル830の初期パスワード840の内から初期パスワード「ab123」841を取得する。そして、図8(A)に示すように、パスワード表示受付手段502は、取得した初期パスワード「ab123」841と、当該パスワード841に対応するパスワード(後述の比較パスワードと同一のパスワード)の入力を促す文言801を表示する。
上記のように、操作部200に初期パスワード840及び、当該初期パスワード840に対応するパスワードの入力を促す文言801が表示されると、パスワード表示受付手段502は、当該初期パスワード840に対応するパスワード(後述の比較パスワード)が入力されるまで待機する(S104NO)。
上記のように、操作部200に上記初期パスワード840に対応するパスワードの入力を促す文言801が表示されると、ユーザは、上記パスワード管理サーバとネットワーク110を介して接続した所定の携帯端末550に、上記初期パスワード840を入力する。入力された初期パスワード840は、携帯端末550の表示部552に表示される。本実施例では、初期パスワード「ab123」841が携帯端末550の表示部552に表示される。なお、上記複合機100の操作部200に表示された初期パスワード840を上記携帯端末550にユーザが手動で入力する構成を採用してもよいし、複合機100から上記携帯端末550へ上記初期パスワード840を送信することで上記初期パスワード840が携帯端末550に入力される構成を採用しても構わない。
上記のように、初期パスワード840が携帯端末550に入力されると、当該携帯端末550の端末側パスワード表示受付手段551が上記初期パスワード840を受け付ける。そして、当該端末側パスワード表示受付手段551は、上記初期パスワード840をパスワード管理サーバ560に送信する旨を情報送受信手段552に命じる。これを受けて端末側パスワード送受信手段552は、ネットワーク110を介して上記初期パスワード840をパスワード管理サーバ560に送信する(図6:S104−1)。本実施例では、端末側パスワード送受信手段552は、初期パスワードとして「ab123」をパスワード管理サーバ560に送信する。
上記のように、携帯端末550が初期パスワード840をパスワード管理サーバ560に送信すると、パスワード管理サーバ560に備えられたサーバ側パスワード送受信手段561が上記初期パスワード840を取得する(図6:S104−2)。本実施例では、サーバ側パスワード送受信手段561は、初期パスワード「ab123」841を取得する。
一方、図8(C)に示すように、パスワード管理サーバ560に備えられたサーバ側パスワード記憶手段562には、サーバ側パスワードテーブル860が記憶されている。当該サーバ側パスワードテーブル860は、上記複合機側パスワードテーブル830と同一のパスワードが記憶されている。すなわち、上記サーバ側パスワードテーブル860は、初期パスワード840と、当該初期パスワード840に対応する比較パスワード850が関連付けられて記憶されている。図8(B)、(C)に示すように、上記サーバ側パスワードテーブル860に記憶された初期パスワード840は、複合機側パスワードテーブル830に記憶された初期パスワード840に対応する。また、上記サーバ側パスワードテーブル860に記憶された比較パスワード850は、複合機側パスワードテーブル830に記憶された比較パスワード850に対応する。
上記のように、パスワード管理サーバ560に備えられたサーバ側パスワード送受信手段561が上記初期パスワード840を取得すると、当該サーバ側パスワード送受信手段561は、取得した上記初期パスワード840とサーバ側パスワードテーブル860に基づいて比較パスワード850を取得する(図6:S104−3)。
本実施例では、パスワード送受信手段561は、初期パスワード「ab123」841を取得し、サーバ側パスワード記憶手段562に記憶されたサーバ側パスワードテーブル860の初期パスワード840の内から、上記「ab123」と同じパスワードを選択する。そして、上記パスワード送受信手段561は、サーバ側パスワードテーブル860を参照して、選択した初期パスワードに対応する比較パスワード850を取得する。
本実施例では、サーバ側パスワード送受信手段561は初期パスワード「ab123」841に対応する比較パスワード「cde45」851を取得する。
上記のように、パスワード管理サーバ560のサーバ側パスワード送受信手段561が、携帯端末550から取得した初期パスワード840に対応する比較パスワード850を取得すると、当該サーバ側パスワード送受信手段561は、ネットワーク110を介して当該比較パスワード850を携帯端末550に送信する(図6:S104−4)。本実施例では、サーバ側パスワード送受信手段561は、取得した比較パスワード「cde45」851を携帯端末550に送信する。
上記のように、パスワード管理サーバ560のサーバ側パスワード送受信手段561が、取得した比較パスワード850を携帯端末550に送信すると、携帯端末550に備えられた端末側パスワード送受信手段552が、当該比較パスワード850を取得する(図6:S104−5)。そして、上記端末側パスワード送受信手段552は、取得した比較パスワード850を端末側パスワード表示受付手段551に通知する。これを受けて、端末側パスワード表示受付手段551は、通知された比較パスワード850を携帯端末550の表示部552に表示する。
本実施例では、端末側パスワード表示受付手段551は、パスワード管理サーバ560のパスワード送受信手段561から取得した比較パスワード「cde45」851を表示部552に表示する。
上記のように、携帯端末550の端末側パスワード表示受付手段551が比較パスワード850を表示すると、ユーザは、当該比較パスワード850を複合機100の操作部200に入力する(図6:S104YES)。本実施例では、パスワード管理サーバ560から携帯端末550に送信された比較パスワード「cde45」851が、上記操作部200に入力され、OKキー808が押下されることになる。なお、上記複合機100の操作部200にパスワードを入力する際には、携帯端末550に表示された比較パスワード850をユーザが複合機100の操作部200に手動で入力する構成を採用してもよいし、携帯端末550から複合機100へ上記比較パスワード850を送信することで、上記比較パスワード850が操作部200に入力される構成を採用しても構わない。
上記のように、比較パスワード850が複合機100の操作部200に入力されOKキー808が押下されると、複合機100のパスワード表示受付手段502が上記比較パスワード850を取得する。
上記のように、複合機100の操作部200に入力された比較パスワード850を取得したパスワード表示受付手段502は、上記比較パスワード850が、複合機100の操作部200に表示された初期パスワードに対応する比較パスワード850と一致するか否かを判断する(図6:S105→S106)。
例えば、複合機100のパスワード表示受付手段502は、複合機100のパスワード記憶手段503に記憶された複合機側パスワードテーブル830を参照し、操作部200に表示された初期パスワードに対応する比較パスワード850を取得する。本実施例では、複合機100のパスワード表示受付手段は、初期パスワード「ab123」841に対応する比較パスワード「cde45」851を取得する。
そして、上記のように、複合機100のパスワード表示受付手段502が複合機側パスワードテーブル830を参照して比較パスワード「cde45」851を取得すると、パスワード表示受付手段502は、操作部200に入力された比較パスワード850が、上記複合機側パスワードテーブル830を参照して取得した比較パスワード「cde45」851と一致するか否かを判断することになる。
上記のように、パスワード表示受付手段502が、複合機側パスワードテーブル830を参照して取得した比較パスワード850と、ユーザが操作部200に入力した比較パスワード850が、一致するか否かを判断し、両者が一致する場合、パスワード表示受付手段502は、上記パスワードを入力したユーザを認証する(図6:S106YES)。
上記のようにパスワードを入力したユーザを認証したパスワード表示受付手段502は、複合機100のモードをメンテナンスが可能なメンテナンスモードに切り替える旨をメンテナンスモード切替手段504に命じる。これを受けて、メンテナンスモード切替手段504は、複合機100をメンテナンスモードに切り替え、操作部200に図9に示すメンテナンスモード画面900を表示させる(図6:S107)。
上記メンテナンスモード切替手段504が示すメンテナンスモード画面900には、複合機100の読取機能、印刷機能、記憶機能、通信機能等の各種機能の設定を変更するための項目が表示される。ユーザは、上記メンテナンスモード画面900の項目を押下することで、上記各種機能の設定を変更することができる。
例えば、「異常処理履歴」項目910を押下すると、複合機100が上記機能の実行の際に、印刷の際の紙詰まりが生じた日時や正常に通信できなかった日時等の異常処理の履歴を表示する。ユーザは、当該異常処理の履歴を確認することで、複合機100の修正が必要な箇所を判断できる。そして、複合機100の修正が必要な箇所を判断したユーザは、上記必要な箇所に応じて、「印刷濃度変更」項目920「定着温度変更」項目930「タイミング変更」項目940「基準値変更」項目950を押下し、各種設定値を変更することで、メンテナンスを行う。
一方、パスワード表示受付手段502が、ユーザによって操作部200に入力された比較パスワード850と、複合機側パスワードテーブル830を参照して取得した比較パスワード850が一致するか否かを判断して、両者が一致しない場合、ユーザを認証できないものとし、再度パスワードを要求する画面を操作部に表示させる(図6:S112NO)。なお、所定の回数ユーザを認証できないときは、パスワード表示受付手段502は、通常の画面を操作部200に表示させることで、メンテナンスモードの処理を終了する構成を採用することもできる。
(実施の形態2)
実施の形態1の画像形成システム10は、複合機100のパスワード表示受付手段503がメンテナンス認証画面800を操作部200に表示させる際に、ユーザが操作部200に入力したパスワードが、パスワード記憶手段503に記憶された初期パスワードと一致するか否か判断し、両者が一致した場合、上記パスワード表示受付手段が、メンテナンス認証画面を操作部200に表示させる構成を採用した。これに対し、実施の形態2では、上記初期パスワードとの比較に加えて、ユーザが行う特定の作業を複合機100の後述の検知手段が検知すると、パスワード表示受付手段502が、メンテナンス認証画面800を操作部200に表示させる点が異なる。
上記のように、ユーザが行う作業を検知するために、本実施の形態の複合機100には、所定の接触センサ(作業検知手段)が所定の箇所に設けられている。
例えば、複合機100の胴体部には、図10(A)、(B)に示すように、給紙カセットA132、給紙カセットB133、給紙カセットC134が重ねて配置されているが、各給紙カセット(A132、B133、C134)は上方が開放された直方体の引出し状であり、その前面には取手部701、702、703がそれぞれ設けられ、ユーザはその取手部701、702、703を引いて各給紙カセット(A132、B133、C134)を前方へ引き出すこととなる。複合機100の胴体内部側面の一部には、各給紙カセット(A132、B133、C134)の奥側面と対向する位置に、その給紙カセットの奥側面の一部と接触によりON(OFF)信号を発信して、当該胴体内部側面との接触を検知可能な接触センサ(作業検知手段)(図10(A)、(B)には、給紙カセットB133に対応する接触センサ704を図示する)がそれぞれ1つずつ設けられている。
例えば、図10(A)に示すように、給紙カセットB133が複合機100の胴体内部に収納されている場合、給紙カセットB133に対応する接触センサ704が複合機100の胴体内部側面と接触しているため、ON信号を発信する。一方、図10(B)に示すように、ユーザによって、給紙カセットB133が引き出されると、その給紙カセットB133に対応する接触センサ704が複合機100の胴体内部側面から脱離するため、接触センサ704がOFF状態となり、それを検知することによって、給紙カセットB133が引き出された状態を検知することが可能となる。言い換えると、ユーザが給紙カセットB133を引き出す作業を検知することが可能となる。
次に、図11を参照して本実施の形態のメンテナンスモード切り替えの処理を説明する。
まず、ユーザが複合機100の操作部200にパスワードを入力し、OKキーを押下すると(ユーザからのメンテナンス認証画面800の表示要求)、パスワード表示受付手段502が当該パスワードを取得する。そして、パスワード表示受付手段502は、取得したパスワードが、パスワード記憶手段503に記憶されたパスワードと一致するか否かを判断する(図11:S201)。そして、上記各パスワードが一致する場合、接触センサ704から複合機100に所定の作業が行われた旨の通知があるか否か判断することになる。
次に、ユーザが複合機100に対して所定の作業を行うと、上記接触センサ704が当該所定の作業を検知し、パスワード表示受付手段502に所定の作業が行われた旨を通知する(図11:S202YES)。
例えば、ユーザが、複合機100の給紙カセットB133を引き出すと、その給紙カセットB133に対応する接触センサ704がOFFとなり、その旨の信号をパスワード表示受付手段502に送信する構成を採用することができる。
上記のように、接触センサ704が、複合機100に所定の作業が行われた旨をパスワード表示受付手段502に通知すると、これを受けて、パスワード表示受付手段502は、メンテナンス認証画面800を表示する(図11:S203)。
一方、メンテナンス認証画面800の表示要求がなされない場合や、上記接触センサ704が複合機100に対する所定の作業を検知しない場合は、上記パスワード表示受付手段502は、メンテナンス認証画面800は表示しない(図11:S201NO→エンド、S202NO→エンド)。
その後の処理は実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
(実施の形態3)
実施の形態3の画像形成システム10は、パスワード管理サーバ560を使用せず、複合機100と携帯端末550で構成される点が実施の形態1及び2と異なる。
すなわち、実施の形態1及び2ではサーバ側パスワード記憶手段562をパスワード管理サーバ560が備えたが、本実施の形態では、携帯端末550にパスワードを記憶する記憶手段を端末側パスワード記憶手段556として備える。上記携帯端末側パスワード記憶手段556には、実施の形態1及び2と同様に、パスワードテーブル(端末側パスワードテーブル)が記憶されていることはいうまでもない。更に、上記携帯端末550に備えられた端末側パスワード表示受付手段551は、上記端末側パスワード記憶手段556を参照して比較パスワードを取得する。
図12、図13を参照して実施の形態3のメンテナンスモード切り替えの処理を説明する。図12は、実施の形態3のメンテナンスモード切り替え処理のフローチャートであり、図13は、実施の形態3の機能ブロック図である。
上述の実施の形態1及び2と共通する点は説明を省略し、主として異なる点について説明する。
複合機100の操作部200に初期パスワードが表示されると、ユーザが、上記初期パスワード840を携帯端末550に入力する。なお、上記複合機100の操作部200に表示された初期パスワード840を上記携帯端末550にユーザが手動で入力する構成を採用してもよいし、複合機100から上記携帯端末550へ上記初期パスワード840を送信することで上記初期パスワード840が携帯端末550に入力される構成を採用しても構わない。
上記のように、初期パスワード840が携帯端末550に入力されると、当該携帯端末550の端末側パスワード表示受付手段555が、上記初期パスワード840を取得する(図12:S305−1)。
上記のように、端末側パスワード表示受付手段555が、初期パスワード840を取得すると、当該端末側パスワード表示受付手段555は、取得した上記初期パスワード840と端末側パスワードテーブル(図示せず)に基づいて、上記初期パスワード840に対応する比較パスワードを取得する(図12:S305−2)。
上記のように、携帯端末側パスワード表示受付手段555が、初期パスワード840に対応する比較パスワード850を取得すると、当該比較パスワード850を携帯端末550の表示部552に表示する。
上記のように、携帯端末550の端末側パスワード表示受付手段555が比較パスワード850を表示すると、ユーザは、当該比較パスワード850を複合機100の操作部200に入力する(図12:S305YES)。
その後の処理は、実施の形態1及び2と同じであるので、説明を省略する。
(その他)
実施の形態2において、複合機100に対して行われる所定の作業は、給紙カセットB133の引き出しに限らない。例えば、複合機100にUSBメモリを接続する方法でもよく、当該作業が作業検知手段により検知可能であれば、その作業内容は任意である。
実施の形態2における、所定の作業は複数の作業から選択することができる。すなわち、図14に示すような作業検知テーブル1400を作業記憶手段に記憶させ、上記作業記憶手段に記憶された複数の作業の内から、予め定めた1つ又は2つ以上の組合せの作業を選択して当該作業が行われたか否かを検知手段(接触センサ704)が検知した上で、パスワード表示受付手段502が、メンテナンス認証画面800を表示させる構成を採用することができる。
例えば、作業記憶手段が記憶する作業検知テーブルは、作業番号1410と、当該作業番号に対応する作業が行われたか否かを検知する検知手段1420と、当該作業が行われた場合、検知手段の送信する信号の状態(ON又はOFF)を示す検知手段の状態1430とを関連付けて記憶している。パスワード表示受付手段502は、予め定められた作業番号と、上記作業検知テーブル1400に基づいて、予め定められた作業番号に対応する作業を検知する作業検知手段1420及び、当該作業検知手段の状態1430を取得する。そして、パスワード表示受付手段502は、取得した作業検知手段1420からの信号が、上記取得した作業検知手段の状態1430と等しい場合、上記作業が行われたことを判断することができる。
なお、上記複数の作業からどの作業を選択するかは、メンテナンスを行うメンテナンス会社との契約で予め定めておいてもよいし、上記作業検知テーブルのどの作業を選択するかをユーザが選択する構成を採用しても構わない。
実施の形態において、複合機100のパスワード記憶手段503のパスワードテーブル830から、パスワード表示受付手段502が初期パスワードを取得する際には、特定の初期パスワードのみを取得しないような構成を採用する。例えば、パスワード表示受付手段502が、パスワードテーブル830から、初期パスワードをランダムに選択して取得する方法でも、所定の規則に基づいて選択して、取得する方法であっても構わない。
また、実施の形態において、複合機100のパスワード記憶手段503及びサーバ側パスワード記憶手段562にパスワードを生成する規則(例えば、ワンタイムパスワードを生成する規則)を記憶させる構成を採用することができる。上記の場合、初期パスワードとしてランダムなパスワードを生成し、操作部200に表示し、当該初期パスワードに対応するパスワード(初期パスワードに所定の規則で生成したパスワード)を比較パスワードとすることになる。
本発明を使用すると、たとえ、メンテナンス認証画面を表示するためのパスワードが外部に漏洩したとしても、メンテナンスモードに切り替えるための比較パスワードを取得しなければ、メンテナンスモードに切り替わることはない。したがって、その産業上の利用可能性は大きい。
10 画像形成システム
100 複合機
200 操作部
502 パスワード表示受付手段
503 パスワード記憶手段
504 メンテナンスモード切替手段
550 携帯端末
551 端末側パスワード表示受付手段
552 端末側パスワード送受信手段
556 端末側パスワード記憶手段
560 パスワード管理サーバ
561 サーバ側パスワード送受信手段
562 サーバ側パスワード記憶手段
830 複合機(画像形成装置)側パスワードテーブル
860 サーバ側パスワードテーブル

Claims (5)

  1. ネットワークを介して、パスワード送受信端末と接続されるパスワード管理サーバと、操作部から所定のパスワードの入力を受け付けると、画像形成モードをメンテナンスモードに切り替える画像形成装置とから構成される画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置が、
    初期パスワードと、比較パスワードとを関連付けて記憶するパスワード記憶手段と、
    ユーザが行う所定の作業を検知する作業検知手段と、
    ユーザによりメンテナンスモードへの切替要求を受け付けると、前記パスワード記憶手段の初期パスワードを前記操作部に表示させるとともに、パスワードの入力を受け付けるパスワード表示受付手段と、
    前記パスワード表示受付手段が受け付けたパスワードと、当該パスワード表示受付手段が表示した初期パスワードに関連付けられたパスワード記憶手段の比較パスワードとを比較して、両者が一致した場合、更に、前記作業検知手段により所定の作業が検知されると、前記メンテナンスモードへの切り替えを実行し、前記作業検知手段により所定の作業が検知されないと、前記メンテナンスモードへ切り替えを実行しないメンテナンスモード切替手段とを備え、
    前記パスワード送受信端末が、
    ネットワークを介して、前記パスワード管理サーバに初期パスワードを送信し、当該初期パスワードに対応する比較パスワードと同一のパスワードを受信する端末側パスワード送受信手段を備え、
    前記パスワード管理サーバが、
    パスワード送受信端末から送信された初期パスワードを受信すると、前記画像形成装置のパスワード記憶手段に記憶された初期パスワードに対応する比較パスワードと同一のパスワードを当該パスワード送受信端末に送信するサーバ側パスワード送受信手段を備えることを特徴とする画像形成システム。
  2. パスワード送受信端末と、操作部から所定のパスワードの入力を受け付けると、画像形成モードをメンテナンスモードに切り替える画像形成装置とから構成される画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置が、
    初期パスワードと、比較パスワードとを関連付けて記憶するパスワード記憶手段と、
    ユーザが行う所定の作業を検知する作業検知手段と、
    ユーザによりメンテナンスモードへの切替要求を受け付けると、前記パスワード記憶手段の初期パスワードを前記操作部に表示させるとともに、パスワードの入力を受け付けるパスワード表示受付手段と、
    前記パスワード表示受付手段が受け付けたパスワードと、当該パスワード表示受付手段が表示した初期パスワードに関連付けられたパスワード記憶手段の比較パスワードとを比較して、両者が一致した場合、更に、前記作業検知手段により所定の作業が検知されると、前記メンテナンスモードへの切り替えを実行し、前記作業検知手段により所定の作業が検知されないと、前記メンテナンスモードへ切り替えを実行しないメンテナンスモード切替手段とを備え、
    前記パスワード送受信端末が、
    前記画像形成装置の操作部に表示された初期パスワードを入力すると、当該画像形成装置のパスワード記憶手段に記憶された初期パスワードに対応する比較パスワードと同一のパスワードを取得する端末側パスワード表示受付手段を備えることを特徴とする画像形成システム。
  3. 前記作業検知手段は、ユーザが行う複数の作業の内から、予め定めた2つ以上の組合せの作業を検知し、
    前記メンテナンスモード切替手段は、前記受け付けたパスワードと、前記比較パスワードとを比較して、両者が一致した場合に、前記作業検知手段により組合せの作業が検知されると、前記メンテナンスモードへの切り替えを実行する
    請求項1または2に記載の画像形成システム。
  4. 前記パスワード記憶手段が、前記初期パスワード及び当該初期パスワードに対応する比較パスワードを生成する規則を記憶し、当該規則に基づいてランダムなパスワードを初期パスワードとして生成し、前記パスワード表示受付手段が当該初期パスワードを前記操作部に表示させる際に、前記規則に基づいて前記初期パスワードに対応する比較パスワードを生成する
    請求項1から3いずれか一項に記載の画像形成システム。
  5. 前記パスワード記憶手段が、ワンタイムパスワードを生成する規則を記憶し、当該規則に基づいてランダムなワンタイムパスワードを初期パスワードとして生成し、前記パスワード表示受付手段が当該初期パスワードを前記操作部に表示させる際に、前記規則に基づいてワンタイムパスワードを前記初期パスワードに対応する比較パスワードとして生成する
    請求項1から4いずれか一項に記載の画像形成システム。
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