JP7289667B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ハードウェアキーを有する入力装置を外付けで接続可能な画像形成装置に関する。
従来、例えば電子写真方式の画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複数の機能を有する複合機等として広く応用されている。このような画像形成装置において、ユーザが画像形成枚数やファクシミリ番号などの数値の入力、あるいは画像形成処理の開始や停止などの処理の入力を行うために、例えば、装置本体の前側上部に情報を表示及び入力可能な入力装置が設けられている。このような入力装置としては、例えば、表示画面に入力キー(ソフトウェアキー)が表示されるタッチパネルと、テンキーやスタートやストップなどのハードウェアキーとを備えるものが普及している。ハードウェアキーは、例えばタッチパネルに隣接して配置されている。
また、視覚に障害があるユーザなどのようにタッチパネル上のソフトウェアキーを視認してタッチ操作するのが困難なユーザのために、音声で機能選択をガイダンスする機能を有する画像形成装置が開発されている(特許文献1参照)。この画像形成装置では、例えば、操作パネルに設けられたハードウェアキーからなるテンキー部を利用して、タッチパネル上のカーソルを順次選択移動させつつ、現在選択されている機能を音声で案内することでユーザに所望機能を選択して実行可能にしている。この画像形成装置で使用されるハードウェアキーからなるテンキー部は、数値入力するための数値入力モードとカーソルを移動させるための音声ガイド入力モードとの2つの入力モードを、切換キーの操作により切り換えて利用できるようになっている。即ち、入力装置は、切り換え可能な数値入力モードと音声ガイド入力モードとの2つの入力モードを有している。
特開2005-257973号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の画像形成装置では、以下のような課題を発生する可能性がある。例えば、電源をオン状態にして画像形成装置の装置本体を起動させたときに、入力装置の入力モードとして数値入力モードが立ち上がる設定であるとする。この場合、音声ガイド入力モードを利用するユーザは、入力装置の入力モードを数値入力モードから音声ガイド入力モードに入力モードを切り換えなければならない。逆に、電源をオン状態にして画像形成装置の装置本体を起動させた時に音声ガイド入力モードが立ち上がる設定であるとすると、数値入力モードを利用するユーザは音声ガイド入力モードから数値入力モードに入力モードを切り換えなければならない。即ち、画像形成装置の装置本体の起動時に、入力装置の入力モードとして数値入力モードと音声ガイド入力モードとのどちらかが固定されて設定されていると、設定されていない側の入力モードを利用するユーザにとっては操作性が悪くなってしまう。
本発明は、複数の入力モードを有する入力装置における操作性を向上することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、記録材に対して画像を形成する画像形成装置であって、原稿の画像を読み取る画像読取部と、画像を形成可能な画像形成部と、情報を表示可能な表示部と、情報を入力可能な入力装置であって、0~9の数値情報をそれぞれ入力するための複数の数値キーが電話型の配列でハードウェアキーとして配置された数値キー部と、前記入力装置を正面視した場合に2の数値キーから0の数値キーに向かう方向において前記0の数値キーよりも前記入力装置の端部側の位置に配置され、前記画像読取部に対して画像読取の開始を指示するためのハードウェアキーとしての実行キーと、を有する入力装置を接続可能な接続部と、少なくとも数値に関する情報を入力可能な機能を前記数値キー部に割り当てる第1の入力モードと、前記表示部に表示された機能の選択に関する情報を入力可能な機能を前記数値キー部に割り当てる第2の入力モードと、を切り換えて実行可能な制御部と、前記入力装置が前記接続部に接続されているか否かを検知する検知部と、を備え、前記制御部は、前記接続部に前記入力装置が接続されていないことが前記画像形成装置が起動した際に前記検知部によって検知された後に前記入力装置が前記接続部に接続されると、前記第1の入力モード及び前記第2の入力モードのうちの予め選択された入力モードを実行することを特徴とする。
本発明によれば、複数の入力モードを有する入力装置における操作性を向上することができる。
第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の制御ブロック図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の専用テンキーユニットの平面図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の専用テンキーユニットの制御ブロック図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の専用テンキーユニットにおける各キーの入力モードによる機能を示す表である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の設定モードの処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る画像形成装置の設定モードの実行時にパネル面に表示される設定モード画面を示す説明図であり、(a)は初期状態、(b)は数値入力モードの選択時、(c)は音声ガイド入力モードの選択時である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の起動時の入力モードの設定における処理手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る画像形成装置の起動時の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る画像形成装置の起動時の処理手順を示すフローチャートである。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態を、図1~図9を参照しながら詳細に説明する。尚、本実施形態では、各図に示すように、画像形成装置1に向かって手前側を前側F、奥側(背側)を後側B、左側をL、右側をR、上側をU、下側をDとして表している。また、画像形成装置1は、ユーザは前側Fから後側Bを向いて位置して各種の操作を行う構成になっている。
本実施形態では、画像形成装置1の一例として、タンデム型のフルカラープリンタについて説明している。但し、本発明はタンデム型の画像形成装置1に搭載されることには限られず、他の方式の画像形成装置に搭載されるものであってもよく、また、フルカラーであることにも限られず、モノクロやモノカラーであってもよい。あるいは、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途で実施することができる。
<画像形成装置>
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置1は、画像形成装置本体(以下、装置本体という)10を備えている。装置本体10は、画像読取部20と、シート給送部21と、画像形成部22(図2参照)と、シート排出部23と、制御部30(図2参照)と、操作部50と、を備えている。尚、記録材であるシートは、トナー像が形成されるものであり、具体例として、普通紙、普通紙の代用品である樹脂製のシート、厚紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等がある。
画像読取部20は、例えば、フラットベットスキャナ装置であり、装置本体10の上部に設けられている。画像読取部20は、原稿載置台としての不図示のプラテンガラスと、プラテンガラスに載置された原稿に光を照射する不図示の光源と、反射光をデジタル信号に変換する不図示のイメージセンサ等を備えている。シート給送部21は、装置本体10の下部に配置されており、記録紙等のシートを積載して収容するシートカセット21a,21bを備え、シートを画像形成部22(図2参照)に給送する。
画像形成部22は、装置本体10の内部に設けられ、いずれも不図示の現像装置及び像担持体としての感光ドラムを有する画像形成ユニット、トナーボトル、中間転写ユニット、二次転写部、定着装置等を有している。画像形成部22は、シート給送部21から給送されたシートに対して、制御部30からの画像情報に基づいて画像を形成可能である。シート排出部23は、シートを装置本体10に形成された不図示の排出口の下流側に配置された排出トレイ24を備えている。排出トレイ24は、フェイスダウントレイになっており、排出口から排出されたシートを積載する。また、画像読取部20と排出トレイ24との間の空間は、胴内空間部11を構成している。
<制御部>
図2に示すように、制御部30はコンピュータにより構成され、例えばCPU31と、データを一時的に記憶するRAM32と、各部を制御するプログラムを記憶するROM33及びHDD34とを備えている。本実施形態では、制御部30は、システムバス30aと画像バス30bとを有し、CPU31、RAM32、ROM33、HDD34はいずれもシステムバス30aに接続されている。CPU31は、画像形成装置1の全体を統括的に制御するプロセッサであり、システムコントローラの主体である。CPU31は、例えば、画像形成される画像データの画像処理や、ネットワーク制御を行う他、画像形成部22に画像形成の指示を出力すると共に、操作部50と情報を送受信することによって画像形成処理を制御する。
RAM32は、CPU31が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもあり、CPU31の主メモリやワークエリア等として機能する。RAM32には、画像形成装置1内の設定情報や各処理を行った時のジョブログや操作ログなどが格納される。ROM33には、シートに画像を形成するための画像形成制御シーケンス等が記憶される。本実施形態では、ROM33は、例えばブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD34は、ハードディスクドライブであり、システムソフトウェア、アプリケーション、画像データなどを格納する。
制御部30は、いずれもシステムバス30aに接続される操作部入出力回路(I/F)35と、ネットワーク入出力回路(I/F)36と、モデム37と、SRAM38と、RTC39と、外部入出力回路(I/F)40と、音声出力部49とを有している。操作部入出力回路35は、後述する操作部50への画像データの送信や、操作部50からの各種通信を行うと共に、操作部50からユーザが入力した情報をCPU31に入力する。
ネットワーク入出力回路36は、ネットワーク90に接続し、情報の入出力を行う。また、モデム37は公衆回線91に接続し、ファクシミリを送受信可能なファクシミリ通信部として機能し、情報の入出力を行う。これにより、制御部30は、CPU31の指示の下、ネットワーク入出力回路36によりネットワーク90を介して、あるいはモデム37により公衆回線91を介して、接続された他のPCやサーバと通信可能である。即ち、画像形成装置1は、ネットワーク90や公衆回線91と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行う。
SRAM38は、高速動作可能な不揮発性の記憶媒体である。RTC39は、リアルタイムクロックであり、制御部30に電源が入っていない状態でも現在の時刻をカウントし続ける処理を行う。外部入出力回路40は、USB等の汎用入出力回路であり、汎用のPCや、メモリデバイス、後述する専用テンキーユニット70を、USB規格のUSBコネクタ40a及びUSBポート12を介して接続する。尚、USBは、Universal Serial Busの略称である。USBポート12は、例えば、装置本体10に専用テンキーユニット70を設置する後述する設置面13(図1参照)の側面や前面、あるいは操作部50の側面などに設置されたコネクタである。USBポート12には、専用テンキーユニット70を接続可能である。音声出力部49は、音声を出力可能であり、例えば、音声ガイド入力モードで使用される。
制御部30は、画像バス入出力回路(I/F)41を有している。画像バス入出力回路41は、システムバス30aと画像データを高速で転送する画像バス30bとを接続し、データ構造を変換するバスブリッジである。画像バス30bは、例えば、PCIバス又はIEEE1394で構成されている。
制御部30は、いずれも画像バス30bに接続されるデバイス入出力回路(I/F)42と、RIP部43と、スキャナ画像処理部44と、プリンタ画像処理部45と、暗号処理部46と、復号処理部47とを有している。デバイス入出力回路42は、画像読取部20や画像形成部22を制御部30に接続し、画像データの同期系及び非同期系の変換を行う。RIP部43は、ラスターイメージプロセッサであり、PDLデータをビットマップイメージに展開する。スキャナ画像処理部44は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。プリンタ画像処理部45は、プリント出力画像データに対して、プリンタの補正、解像度変換等を行う。暗号処理部46は、画像データを含む入力データの暗号化処理を行う。復号処理部47は、暗号化データの復号化処理を行う。
<操作部>
次に、操作部(表示部)50の各ソフトウェアを制御するハードウェア構成の一例について説明する。操作部50は、マイコン51と、タッチパネルモジュール52と、データコンバータ(Conv)53と、液晶モジュール54とを有している。液晶モジュール54と液晶モジュール54の上に積層されたタッチパネルモジュール52とは、パネル面57(図1参照)を構成している。操作部50は、制御部30に対して、CPU31と通信を行うためのシリアルバス60と、液晶モジュール54に表示するためのデータを転送するバス61とにより接続されている。
マイコン51は、操作部50の全体を統括的に制御するマイクロコンピュータである。マイコン51内には、マイコン51が動作するためのプログラムが格納されているROMが搭載されている。タッチパネルモジュール52は、液晶モジュール54の表面に配置され、ユーザが触れることで、触れた箇所の位置情報をマイコン51にタッチパネル通信バス62を介して通知する。操作部50は、液晶モジュール54にソフトウェアキーを表示可能であり、タッチパネルモジュール52への接触により情報を入力可能である。即ち、パネル面57に表示されたソフトウェアキーは、各表示部分がタッチ操作されることでキーの入力を検知する入力キーになっている。タッチパネルモジュール52は、タッチパネルデバイスとタッチパネルデバイスコントローラとで構成されている。タッチパネルデバイスとしては、抵抗膜式、静電容量方式、赤外線等の光学式のいずれを適用してもよい。
データコンバータ53は、制御部30の操作部入出力回路35からバス61を介して画像データを受け取り、液晶モジュール54が受信可能なデータフォーマットに変換するモジュールである。例えば、制御部30からは、DisplayPortやHDMI(登録商標)といった規格のデータを受信し、液晶モジュール54が受信可能なLVDSやCMOSレベルの信号フォーマットに変換を行い、バス63を介して液晶モジュール54に入力する。また、データコンバータ53は、マイコン51とバス64で接続されており、制御部30から送られてきた画像データに対して、マイコン51で生成された画像データを所定の位置に上書きする機能も有する。
液晶モジュール54は、LCD及びバックライトモジュールとで構成されたモジュールであり、データコンバータ53からのデータをバス63を介して受け取り、予め決められたタイミングで画像データをLCDに転送する。この時、バックライトモジュールが発光することで、LCDに転送された画像データが、可視画像として表示される。バックライトの明るさの調整は、操作部50に付随する明るさ調整専用のスイッチ55,56の操作によって行われる。
図1に示すように、操作部50は、装置本体10の前パネル10aの上部に設けられている。操作部50は、例えば四角形の平板状に形成されており、パネル面57を上側Uに向けて、装置本体10に固定して設けられている。尚、操作部50の形状は四角形の平板状には限られず、他の形状であってもよい。また、パネル面57の向きは上側Uには限られず、他の方向であってもよく、例えば、装置本体10に向きを固定して設置せずに上下方向にチルト可能に設けられていてもよい。
操作部50の右側Rには、操作部50に隣接した装置本体10の前側Fの右側Rで上側Uを向いた設置面13が設けられている。設置面13には専用テンキーユニット70等を設置可能であり、設置により、専用テンキーユニット70は手前側から視て操作部50の右側Rに隣接して配置される。装置本体10の外装において、設置面13の右側Rの側面にUSBポート12が設けられており、ユーザは専用テンキーユニット70やICカードリーダ、USBメモリ等のUSB端子を持つ外部機器を装着してUSB接続可能になっている。
<専用テンキーユニット>
次に、画像形成装置1に接続される入力装置である専用テンキーユニット70のハードウェア構成及び動作について説明する。この専用テンキーユニット70は、少なくとも1つの操作キー(キー部)100を有すると共に、情報を入力可能な操作部50を有する画像形成装置1に装着され、操作部50とは別に画像形成装置1の制御部30に情報を入力可能である。操作部50と専用テンキーユニット70との情報入力の使い分けの一例としては、操作部50からは画像形成に関する濃度やサイズ等の設定を入力し、専用テンキーユニット70からは画像形成の部数やファクシミリの宛先番号等の数値を入力する。尚、本明細書でテンキーとは、0~9までの10個の数値キーを示す場合、数値キーに「*」,「#」を加えた12個のキーを示す場合、数値キーに四則演算子や「NumLock」等を含む20個前後のキーを示す場合のいずれも含む概念としている。
図3に示すように、専用テンキーユニット70は、筐体71と、筐体71の上面に設けられた上面カバー72と、上面カバー72に設けられた操作キー100とを有している。
図4に示すように、専用テンキーユニット70は、ハードウェアキーユニット(ハードウェアキー)80と、マイコン73と、内部バス74と、接続ケーブル(接続部)75と、USBコネクタ76と、LED77,78と、を有している。本実施形態では、例えば、内部バス74はUSBバスであり、接続ケーブル75は筐体71から外部に設けられたUSBケーブル、USBコネクタ76は接続ケーブル75の先端に設けられたUSB端子としている。これにより、画像形成装置1と専用テンキーユニット70とは、接続ケーブル75を介して電気的に接続される。尚、本実施形態では、接続ケーブル75は、基板に固着されたコネクタに接続されて専用テンキーユニット70から取り外せない構成になっている。但し、接続ケーブル75の専用テンキーユニット70への取付構造は、これには限られず、例えば、専用テンキーユニット70に内部バス74に接続されたUSBポートを設け、このUSBポートに対してUSBケーブルを着脱可能に接続するようにしてもよい。あるいは、画像形成装置1側からUSBケーブルを設け、このUSBケーブルの端子を専用テンキーユニット70の内部バス74に接続されたUSBポートに着脱可能に接続するようにしてもよい。
ハードウェアキーユニット80は、複数のハードウェアキーを有している。本実施形態では、ハードウェアキーの一例としてタクタイルスイッチ81を適用している。マイコン73は、例えば、ハードウェアキーユニット80からの入力検知と、複数のLED77,78の点灯制御と、画像形成装置1のCPU31との外部入出力回路40(図2参照)を介したUSB通信と、を実行可能である。USBコネクタ76は、装置本体10の側面に設けられたUSBポート12及びUSBコネクタ40a(図2参照)を介して、外部入出力回路40に接続されている。これにより、マイコン73と制御部30とは、接続ケーブル75を介してUSB接続されており、USBのHIDプロトコルで通信可能となっている。
マイコン73は、ユーザによってタクタイルスイッチ81が押し下げられた場合に、押し下げられたタクタイルスイッチ81を特定し、予め決められたコードを生成する。マイコン73は、生成したキーコードを、内部バス74及び接続ケーブル75を介して、画像形成装置1のCPU31に送信する。CPU31は、入力されたキーに応じて処理を行う。
次に、専用テンキーユニット70の操作キー100の配列について、図3を用いて説明する。操作キー100は、ハードウェアキーとして、大きく分けて、テンキー部110と、動作キー部130と、設定キー部140と、を有している。
テンキー部110は、少なくとも数値に関する情報を入力可能な複数のハードウェアキーを有する数値キー部である。本実施形態では、テンキー部110は、0から9までの数値を入力する数値キー111~120と、「*」を入力するキー121と、「#」を入力するキー122とを有している。数値キー111~120の操作により、コピーの枚数や、ファクシミリの電話番号の入力等を行うことができる。テンキー部110のうちの数値キー112,114,115,116,118は、後述するように、音声ガイド入力モードにおいてパネル面57に表示されたカーソルを移動させて選択対象を変更するための移動指定キーの役割も割り振られている。このため、図3及び図5に示すように、数値キー112,114,116,118には、数値以外に移動方向を表示する矢印が併記され、数値キー115には、数値以外にホームポジションに戻る記号「○」が併記されている。
ここで、本実施形態の専用テンキーユニット70は、画像形成装置1のオプションの一つとして設計される画像形成装置1の専用のテンキーユニットである。この専用テンキーユニット70の用途は、例えば、ファクシミリ送信する際の宛先番号(FAX番号)入力が主になる。専用テンキーユニット70は、ファクシミリ送信の宛先番号入力を主目的として設計されるため、テンキー部110の配列は電話機と同様である。即ち、図3に示すように、テンキー部110において、1から9の数値キー111~119は、最も後側Bが1から3、その前側Fが4から6、その前側Fが7から9となるように隣接配置されている。また、8の数値キー118の前側Fに0の数値キー120が配置され、その左右に*のキー121と#のキー122とが配置されている。
換言すると、0から9の10個のハードウェアキーに関して、1,2,3のハードウェアキーの行が最も奥に配置され、1,2,3の行よりも手前側に4,5,6のハードウェアキーの行が配置される。さらに、4,5,6のハードウェアキーの行よりも手前側に、7,8,9のハードウェアキーの行が配置される。そして、0のハードウェアキーは、7,8,9のハードウェアキーの行よりも手前側に配置される。また、これらの0から9のハードウェアキーを列で見ると、左から1,4,7のハードウェアキーの列、2,5,8,0のハードウェアキーの列、3,6,9のハードウェアキーの列の順に配列されている。尚、0のハードウェアキーは、1,4,7のハードウェアキーの列、あるいは3,6,9のハードウェアキーの列に配置し、*のキーと#のキーの配置を適宜変更してもよい。更に、この専用テンキーユニット70では、電卓入力は主目的とされていないため、+や-などの四則演算子キーは設けられていない。このように、この専用テンキーユニット70は、PCに接続する目的で設計されていないため、不特定のPC等に接続可能な汎用のテンキーユニットとはキー配列が異なっている。
ここで、汎用のテンキーユニットのキー配列とは、主に電卓と同じキー配列となっている。つまり、汎用テンキーユニットにおいて、0から9の10個のハードウェアキーに関して、7,8,9のハードウェアキーの行が最も奥に配置され、7,8,9の行よりも手前側に4,5,6のハードウェアキーの行が配置される。さらに、4,5,6のハードウェアキーの行よりも手前側に、1,2,3のハードウェアキーの行が配置される。そして、0や00のハードウェアキーは、1,2,3のハードウェアキーの行よりも手前側に配置される。また、これらの1から9のハードウェアキーを列で見ると、左から1,4,7のハードウェアキーの列、2,5,8のハードウェアキーの列、3,6,9のハードウェアキーの列の順に配列されている。0や00のハードウェアキーは、1,4,7のハードウェアキーの列、2,5,8のハードウェアキーの列に跨って配置されたり、1,4,7と同じ列に配置されている。更に、数値キーの右側及び後側に、四則演算子キーや機能キー部等が配置されている。このように、専用テンキーユニット70と汎用のテンキーユニットとは、数値キーの配列や、設けられる機能キー等が異なっている。
動作キー部130は、スタートキー131と、ストップキー132と、リセットキー133と、クリアキー134とを有しており、いずれもテンキー部110の前側Fに配置されている。スタートキー131は、所定の処理を開始する情報を入力する機能を有するハードウェアキーからなる。ここでの所定の処理とは、例えば、画像形成装置1のコピー処理、又は、ファクシミリの送信処理などであり、スタートキー131の押し下げによりこれらの処理を開始することができる。本実施形態では、制御部30は、数値入力モード及び音声ガイド入力モードのいずれの実行時においても、スタートキー131の所定の処理を開始する情報を入力する機能を維持する。尚、本実施形態では、スタートキー131は、後述する数値入力モード及び音声ガイド入力モードにおけるキー入力を確定するための確定キーでもある。
設定キー部140は、本実施形態では、第1設定キー141、第2設定キー142、入力モード切換キー143の3つのキーを有し、いずれも画像形成装置1の所定のモードを設定する情報を入力可能なハードウェアキーからなる。各設定キー141~143は、筐体71が画像形成装置1に装着された状態において、いずれもテンキー部110より後側(奥側)Bに配置されている。各設定キー141~143は、画像形成装置1の予め決められたモードや機能を設定するためのキーであり、所定の処理に関する情報を入力可能である。
本実施の形態では、入力モード切換キー143は、数値入力モード(第1の入力モード)と音声ガイド入力モード(第2の入力モード)とを切換可能に設けられている。この入力モード切換キー143は、透過性を有するプラスチック部材からなり、入力モード切換キー143に対向する筐体71の内側には、LED78が設けられている。制御部30は、例えば、音声ガイド入力モードにおいてLED78を点灯し、数値入力キーモードにおいてLED78を消灯する。このため、LED78が点灯しているか消灯しているかは、入力モード切換キー143を透過してユーザにより認識可能である。これにより、LED78は入力モードのインジケータとして機能し、ユーザは画像形成装置1が音声ガイド入力モードであるか数値入力モードであるかを、専用テンキーユニット70を見ることにより操作部50を見ることなく確認するでき、操作性を向上できる。
<設定モードの処理手順>
次に、設定モードにおける処理手順について、図6に示すフローチャートに沿って図7に示す設定モード画面を用いて説明する。本実施形態では、制御部30は、数値入力モードと音声ガイド入力モードとを切り換えて実行可能であり、数値入力モード及び音声ガイド入力モードのうちの予め選択された起動時入力モードを装置本体10の起動時に実行する。数値入力モードは、少なくとも数値に関する情報を入力可能な機能を操作キー100に割り当てるモードである。音声ガイド入力モードは、音声で機能選択をガイダンスするモードであり、パネル面57に表示された機能の選択に関する情報を入力可能な機能を操作キー100に割り当てるモードである。制御部30は、音声ガイド入力モードにおいて、操作部50に表示された機能を選択するためにカーソルを移動させる機能をテンキー部110に割り当てると共に、カーソルにより選択された機能に関する音声を音声出力部49から出力する。制御部30は、設定モードにおいて、起動時入力モードを設定する。
画像形成装置1の主電源がオン状態である場合に、制御部30は、設定モードの開始要求があるか否かを判断する(ステップS1)。ここでの設定モードの開始要求がある場合とは、例えば、操作部50の操作により設定モードの呼び出しがあった場合である。あるいは、例えば、装置本体10の起動時に操作キー100に設定する入力モードが設定されていない状態で、装置本体10が起動した場合又は画像形成ジョブが終了した場合である。
制御部30は、設定モードの開始要求がないと判断した場合は(ステップS1のNO)、設定モードを開始せずに処理を終了する。制御部30は、設定モードの開始要求があると判断した場合は(ステップS1のYES)、パネル面57に設定モード画面150を表示し(ステップS2)、設定モードを開始する。図7(a)に示すように、設定モード画面150は、選択可能なモード名、ここでは例えば、「数値入力モード」表示151及び「音声ガイド入力モード」表示152を表示している。また、設定モード画面150は、選択した入力モードを確定する「OK」キー153と、設定モードをキャンセルする「キャンセル」キー154とを表示している。尚、図7(a)に示す状態は、まだどちらの入力モードも選択されていない初期状態である。また、制御部30は、設定モード画面150に、設定モードにおいて、数値入力モード及び音声ガイド入力モードを表示すると共に、起動時入力モードの選択及び設定を促す旨の文言を表示する。
ユーザは、各入力モードの表示151,152のうちのいずれか、装置本体10の次の起動時から起動時に設定する専用テンキーユニット70の起動時入力モードを選択する。例えば、ユーザは、パネル面57での操作により「数値入力モード」表示151をタッチして選択し、図7(b)に示すように、現在選択している入力モードを示す枠155を表示させ、確定させる場合は「OK」キー153をタッチして確定する。あるいは、ユーザは、パネル面57での操作により「音声ガイド入力モード」表示152をタッチして選択し、図7(c)に示すように、現在選択している入力モードを示す枠155を表示させ、確定させる場合は「OK」キー153をタッチして確定する。
制御部30は、設定モードがキャンセルされたか否かを判断する(ステップS3)。制御部30は、設定モードがキャンセルされたか否かを、「キャンセル」キー154にタッチがあったか否かにより判断する。制御部30は、設定モードがキャンセルされたと判断した場合は(ステップS3のYES)、設定モードの処理を終了する。制御部30は、設定モードがキャンセルされていないと判断した場合は(ステップS3のNO)、起動時入力モードの選択が確定したか否かを判断する(ステップS4)。制御部30は、起動時入力モードの選択が確定したか否かを、「OK」キー153にタッチがあったか否かにより判断する。
制御部30は、起動時入力モードの選択が確定していないと判断した場合は(ステップS4のNO)、再び設定モードがキャンセルされたか否かを判断する(ステップS3)。制御部30は、起動時入力モードの選択が確定したと判断した場合は(ステップS4のYES)、確定した起動時入力モードをRAM32やHDD34などのメモリに保存し(ステップS5)、設定モードの処理を終了する。
<起動時の入力モード設定の処理手順>
次に、画像形成装置1の起動時の入力モードの設定における処理手順について、図8に示すフローチャートに沿って説明する。尚、ここでは、画像形成装置1の装置本体10の起動時に入力モード設定が実行されるようにしている。これに対し、例えばスリープ状態からの復帰時などには、入力モード設定を実行せず、入力モードはスリープ状態になる直前の入力モードを引き継ぐものとする。これにより、スリープ状態になるごとに入力モードがリセットされてしまうことを防止できる。
画像形成装置1の主電源がオフ状態からオン状態にされて画像形成装置1の装置本体10が起動されると(ステップS10)、制御部30は、USBポート12に専用テンキーユニット70が接続されているか否かを判断する(ステップS11)。制御部30は、USBポート12に専用テンキーユニット70が接続されているか否かを、接続されたUSBデバイスから取得したデバイス属性、例えば、デバイスクラス情報、ベンダーID情報、プロダクトID情報などに基づいて判断する。制御部30は、USBポート12に専用テンキーユニット70が接続されていないと判断した場合は(ステップS11のNO)、処理を終了する。その後、制御部30は、CPU31の内部タイマで定期的に専用テンキーユニット70の接続を確認する。尚、本実施形態では、専用テンキーユニット70が接続されて固定して設置されている画像形成装置1について説明している。このため、専用テンキーユニット70の故障や断線などの不測の事態が発生した場合などを除いて、USBポート12に専用テンキーユニット70が接続されていると判断される。
制御部30は、USBポート12に専用テンキーユニット70が接続されていると判断した場合は(ステップS11のYES)、RAM32やHDD34などのメモリに保存した起動時入力モードを読み出す(ステップS12)。制御部30は、起動時入力モードが設定済であるか否かを判断する(ステップS13)。制御部30は、起動時入力モードが設定済でないと判断した場合は(ステップS13のNO)、当該専用テンキーユニット70の初めての接続と判断して、図7に示す設定モードを実行する(ステップS14)。即ち、制御部30は、起動時入力モードが設定されていない状態で、装置本体10が起動した場合に、数値入力モード及び音声ガイド入力モードのいずれかを起動時入力モードとして設定する設定モードを実行可能である。尚、制御部30は、起動時入力モードが設定されていない状態で、画像形成ジョブが終了した場合に、数値入力モード及び音声ガイド入力モードのいずれかを起動時入力モードとして設定する設定モードを実行可能であるようにしてもよい。
制御部30は、起動時入力モードが設定済であると判断した場合(ステップS13のYES)、又は図7に示す設定モードを実行した後(ステップS14)、読み出した起動時入力モードが数値入力モードであるか否かを判断する(ステップS15)。制御部30は、読み出した起動時入力モードが数値入力モードであると判断した場合は(ステップS15のYES)、専用テンキーユニット70の操作キー100の出力コードに対応して、数値(図5参照)が入力される機能を割り付ける(ステップS16)。一方、制御部30は、読み出した起動時入力モードが数値入力モードでないと判断した場合は(ステップS15のNO)、起動時入力モードは音声ガイド入力モードであると判断する。そして、制御部30は、専用テンキーユニット70の操作キー100の出力コードに対応して、カーソル移動などの機能(図5参照)が入力される機能を割り付ける(ステップS17)。
制御部30は、各入力モードの動作割付が完了すると(ステップS16,S17)、LED78を用いて、設定した入力モードを表示し(ステップS18)、起動時の入力モードの設定における処理を終了する。ここでは、制御部30は、例えば、数値入力モードであればLED78を消灯し、音声ガイド入力モードであればLED78を点灯する。
<起動後の入力モード切換の処理手順>
次に、画像形成装置1の起動後の入力モードの切換えにおける処理手順について、図9に示すフローチャートに沿って説明する。制御部30は、画像形成装置1の起動中に、専用テンキーユニット70の入力モード切換キー143がオン状態にされたか否か、即ち、押し下げられたか否かを一定時間ごとに判断する(ステップS20)。制御部30は、入力モードの切換えにおける処理をCPU31のタイマ処理により定期的に実行することで、入力モード切換キー143を押し下げた結果を随時反映するようにしている。制御部30は、専用テンキーユニット70の入力モード切換キー143がオン状態にされていないと判断した場合は(ステップS20のNO)、処理を終了する。
制御部30は、専用テンキーユニット70の入力モード切換キー143がオン状態にされたと判断した場合は(ステップS20のYES)、制御部30は、現在の入力モードが数値入力モードであるか否かを判断する(ステップS21)。制御部30は、現在の入力モードが数値入力モードであると判断した場合は(ステップS21のYES)、入力モードを音声ガイド入力モードに切り換えるようにする。そのため、制御部30は、専用テンキーユニット70の操作キー100の出力コードに対応して、カーソル移動などの機能(図5参照)が入力される機能を割り付ける(ステップS22)。一方、制御部30は、現在の入力モードが数値入力モードでないと判断した場合は(ステップS21のNO)、入力モードを数値入力モードに切り換えるようにする。そのため、制御部30は、専用テンキーユニット70の操作キー100の出力コードに対応して、数値(図5参照)が入力される機能を割り付ける(ステップS23)。制御部30は、各入力モードの動作割付が完了すると(ステップS22,S23)、LED78を用いて、変更後の入力モードを表示し(ステップS24)、起動時の入力モードの設定における処理を終了する。ここでは、制御部30は、例えば、数値入力モードであればLED78を消灯し、音声ガイド入力モードであればLED78を点灯する。
尚、ユーザは、切り換えた入力モードを起動時入力モードに戻すためには、入力モード切換キー143を再度押し下げ操作することにより実行可能である。あるいは、CPU31内の計時タイマで一定時間経過後、自動的に起動時入力モードに戻るようにしてもよい。また、ここでは入力モード切換キー143の操作により入力モードを切り換えているが、この操作だけでは起動時入力モードは切り換わらないようにしている。従って、入力モード切換キー143の操作により、起動時入力モードとは異なる入力モードを切り換えたとしても、電源をオフ状態にして次に起動した際には、起動時入力モードが入力モードとして自動的に設定される。
上述したように、本実施形態の画像形成装置1によれば、制御部30は、設定モードにおいて起動時入力モードを設定することができる。これにより、制御部30は、画像形成装置1の装置本体10の起動時に、数値入力モード及び音声ガイド入力モードのうちの予め選択された起動時入力モードを実行することができる。このため、例えば、装置本体10の起動時から音声ガイド入力モードを利用するユーザは、起動時入力モードとして音声ガイド入力モードを設定しておくことにより、起動ごとに数値入力モードから音声ガイド入力モードに入力モードを切り換える必要がない。従って、本実施形態の画像形成装置1によれば、装置本体10を起動させた時に、外付けされた専用テンキーユニット70の入力モードが固定されていることによる操作性の低下を抑制できる。
また、本実施形態の画像形成装置1によれば、制御部30は、起動時入力モードが設定されていない状態で、装置本体10が起動した場合、又は画像形成ジョブが終了した場合に、設定モードを実行可能である。このため、ユーザが設定モードを実行し忘れることを防止できる。
また、本実施形態の画像形成装置1によれば、入力モード切換キー143の操作により入力モードを切り換えているが、この操作だけでは起動時入力モードを維持して切り換わらないようにしている。このため、装置本体10を起動させた時に、入力モードが必要以上に変わってしまうことによる操作性の低下を抑制できる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態を、図10に示すフローチャートに沿って詳細に説明する。本実施形態では、専用テンキーユニット70を接続せずに起動時入力モードを設定した場合について説明している。但し、それ以外の構成については、第1の実施形態と同様であるので、符号を同じくして詳細な説明を省略する。
本実施形態では、画像形成装置1が起動されると、制御部30は、RAM32やHDD34などのメモリに保存した起動時入力モードを読み出す(ステップS30)。制御部30は、起動時入力モードが設定済であるか否かを判断する(ステップS31)。制御部30は、起動時入力モードが設定済でないと判断した場合は(ステップS31のNO)、USBポート12に専用テンキーユニット70が接続されているか否かを判断する(ステップS32)。制御部30は、専用テンキーユニット70が接続されていると判断した場合は(ステップS32のYES)、当該専用テンキーユニット70の初めての接続と判断して、図7に示す設定モードを実行し(ステップS33)、処理を終了する。また、制御部30は、専用テンキーユニット70が接続されていないと判断した場合は(ステップS32のNO)、図7に示す設定モードを実行することなく処理を終了する。
一方、制御部30は、起動時入力モードが設定済であると判断した場合は(ステップS31のYES)、USBポート12に専用テンキーユニット70が接続されているか否かを判断する(ステップS34)。制御部30は、専用テンキーユニット70が接続されていると判断した場合は(ステップS34のYES)、図8に示す起動時の入力モードの設定処理を実行し(ステップS35)、処理を終了する。また、制御部30は、専用テンキーユニット70が接続されていないと判断した場合は(ステップS34のNO)、起動時入力モードが設定されているにも関わらず専用テンキーユニット70が接続されていないと判断する。この場合、パネル面57にテンキー未接続の警告を表示する(ステップS36)。このとき、音声出力可能な音声ガイドキットが設置されている場合は、音声により警告を発してもよい。即ち、制御部30は、起動時入力モードが設定されており、かつ、専用テンキーユニット70が装置本体10に接続されていない場合に、専用テンキーユニット70が装置本体10に接続されていない旨の警告をパネル面57に表示する。また、制御部30は、警告の後、処理を終了する。
上述したように、本実施形態の画像形成装置1によれば、起動時入力モードが設定されているにも関わらず専用テンキーユニット70が接続されていない場合に、制御部30は警告を発してユーザに知らせる。このため、ユーザは、専用テンキーユニット70が接続されていないことを認識できると共に、例えば、接続したつもりであっても、専用テンキーユニット70の故障や断線により接続されていない状態であることを知ることができる。
<他の実施形態>
上述した各実施形態では、入力モードとして数値入力モードと音声ガイド入力モードとを切り換えるものとして説明したが、これには限られない。例えば、他の特殊機能選択キー機能などを入力モードとして割り当て可能にしてもよい。
また、上述した各実施形態では、入力モード切換キー143としてタクタイルスイッチを利用した押下中のみオンになるスイッチを適用した場合について説明したが、これには限られない。例えば、1回の操作によりオン状態を維持し、再度の操作によりオフ状態になるスイッチを適用してもよい。
また、上述した各実施形態では、専用テンキーユニット70が画像形成装置1に対して外付けされる場合について説明したが、これには限られず、画像形成装置1に一体形成されたテンキーについても適用することができる。
1…画像形成装置、10…装置本体、22…画像形成部、30…制御部、49…音声出力部、50…操作部(表示部)、70…専用テンキーユニット(入力装置)、71…筐体、75…接続ケーブル(接続部)、80…ハードウェアキーユニット(ハードウェアキー)、100…操作キー(キー部)、110…テンキー部(数値キー部)、131…スタートキー、143…入力モード切換キー。

Claims (9)

  1. 記録材に対して画像を形成する画像形成装置であって、
    原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    画像を形成可能な画像形成部と、
    情報を表示可能な表示部と、
    情報を入力可能な入力装置であって、0~9の数値情報をそれぞれ入力するための複数の数値キーが電話型の配列でハードウェアキーとして配置された数値キー部と、前記入力装置を正面視した場合に2の数値キーから0の数値キーに向かう方向において前記0の数値キーよりも前記入力装置の端部側の位置に配置され、前記画像読取部に対して画像読取の開始を指示するためのハードウェアキーとしての実行キーと、を有する入力装置を接続可能な接続部と、
    少なくとも数値に関する情報を入力可能な機能を前記数値キー部に割り当てる第1の入力モードと、前記表示部に表示された機能の選択に関する情報を入力可能な機能を前記数値キー部に割り当てる第2の入力モードと、を切り換えて実行可能な制御部と、
    前記入力装置が前記接続部に接続されているか否かを検知する検知部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記接続部に前記入力装置が接続されていないことが前記画像形成装置が起動した際に前記検知部によって検知された後に前記入力装置が前記接続部に接続されると、前記第1の入力モード及び前記第2の入力モードのうちの予め選択された入力モードを実行する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の入力モード及び前記第2の入力モードを切換可能な入力モード切換キーを備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記入力モード切換キーは、前記入力装置に設けられる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記入力モード切換キーにより入力モードが切り換えられても、前記入力モードを維持する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記入力モードが設定されていない状態で、前記画像形成装置が起動した場合又は画像形成ジョブが終了した場合に、前記第1の入力モード及び前記第2の入力モードのいずれかを前記入力モードとして設定する設定モードを実行可能である、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記設定モードにおいて、前記表示部に、前記第1の入力モード及び前記第2の入力モードを表示すると共に、前記入力モードの選択及び設定を促す旨を表示する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記入力モードが設定されており、かつ、前記入力装置が前記接続部に接続されていない場合に、前記入力装置が前記接続部に接続されていない旨を前記表示部に表示する、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記第1の入力モード及び前記第2の入力モードのいずれの実行時においても、前記実行キーの前記機能を維持する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 音声を出力可能な音声出力部をさらに備え、
    前記制御部は、前記第2の入力モードにおいて、前記表示部に表示された機能を選択するためにカーソルを移動させる機能を前記数値キー部に割り当てると共に、前記カーソルにより選択された前記機能に関する音声を前記音声出力部から出力する、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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