JP2008204064A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】入力装置が接続された場合と接続されていない場合とで異なる操作画面を表示させる。
【解決手段】画像形成装置10の制御部は、入力装置が接続部12に接続されていないときには、予め決められた操作子を表す操作子画像を表示操作部に表示させる。一方、制御部は、入力装置が接続部12に接続されたときには、接続された入力装置の種類を判別し、判別した入力装置の種類に応じた複数の操作子を表すソフトボタンを表示操作部に表示させる。そして、ユーザによって表示操作部の表示面が接触されると、表示操作部は、その表示面において接触された位置に応じた信号を出力し、制御部は、表示操作部から出力される信号によって特定される位置に表示されている操作子画像を特定し、特定した操作子画像が表す操作子に応じた処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
情報処理装置に入力装置を接続させ、その入力装置を操作することで情報処理装置に指示を与える技術が知られている。例えば、特許文献1には、遠隔地に位置する複写機又はプリンタを、ネットワークを介して接続されたワークステーションを用いて指示を与える技術が開示されている。また、特許文献2には、ネットワーク上の各種マシンやそのマシンに接続された周辺機器を模した画像(アイコン)を表示し、そのアイコンを用いてシステム構成の管理を行う技術が開示されている。さらに、特許文献3には、テレビジョン放送を受信可能なパーソナルコンピュータにおいて、キーボードが接続されていない時には、テレビ映像を表示する技術が開示されている。また、特許文献4には、タッチパネルにHTML(HyperText Markup Language)形式の文章データを表示させる際に、ハイパーリンクを示す文字を他の文字よりも大きいサイズで表示させて、ハイパーリンクを指定するための操作を容易にする技術が開示されている。
特開平03−253961号公報 特開2000−293463号公報 特開2001−100871号公報 特開2002−366417号公報
ところで、タッチパネルを備えた情報処理装置に対しては、そのタッチパネルを操作することで指示を与えることができるが、この種の情報処理装置にキーボードやマウス等のさらに別の入力装置を接続することもできる。すなわち、この情報処理装置は、タッチパネルによる操作と別の入力装置による操作とを受け付け、その操作に応じた処理を行うことになる。
この場合、以下のような問題が発生する。
タッチパネルによる操作では、画面に配置されたソフトボタンが人間の指先によって指定されるため、各々のソフトボタンのサイズを指先よりも大きいサイズにする必要がある。そのため、画面に配置し得るソフトボタンの数が限られてしまい、ユーザが指定し得る内容の種類や数が必然的に少なくなる。一方、例えばマウスによる操作では、画面上に表示されたポインタを用いてソフトボタンを指定することができるため、このような大きいソフトボタンは不必要である。
このように、従来においては、タッチパネルによる操作に求められる画面の特性と、別の入力装置による操作に求められる画面の特性とを区別していないために、情報処理装置に入力装置を接続したときの操作性を向上させることができなかった。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、入力装置が接続された場合と接続されていない場合とで異なる操作画面を表示させることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、表示面を有し、当該表示面において接触された位置に応じた信号を出力する表示手段と、入力装置が接続される接続手段と、前記接続手段に接続された前記入力装置の種類を判別する判別手段と、前記入力装置が前記接続手段に接続されていないときには、所定の操作子を表す操作子画像を前記表示手段に表示させ、前記入力装置が前記接続手段に接続されたときには、前記判別手段によって判別された入力装置の種類に応じた複数の操作子を表す操作子画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記表示手段から出力される前記信号によって特定される位置に表示されている前記操作子画像を特定し、特定した操作子画像が表す操作子に応じた処理を行う処理手段とを備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
前記表示制御手段は、前記接続手段に前記入力装置が接続されていないときには、文字又は数字を入力するための操作子画像を前記表示手段に表示させ、前記接続手段に接続された前記入力装置の種類が文字又は数字を入力するための入力装置であると判別された場合には、前記入力装置を用いて入力され得る文字又は数字を入力するための操作子画像以外の操作子画像を前記表示手段に表示させることが望ましい。
前記表示制御手段は、前記接続手段に接続された前記入力装置の種類が文字又は数字を入力するための入力装置であると判別された場合には、当該入力装置が接続されていないときに前記文字又は数字を入力するための操作子画像を表示せず、当該操作子画像を表示しないことによって空いた領域に、当該入力装置を用いて入力され得る文字又は数字を入力するための操作子画像以外の操作子画像を表示させることが望ましい。
前記表示制御手段は、前記接続手段に接続された前記入力装置の種類が前記表示面における位置を指定する入力装置であると判別された場合には、当該入力装置が前記接続手段に接続されていないときに前記表示手段に表示させていた操作子画像の大きさを縮小表示し、当該操作子画像の縮小表示によって空いた領域に、前記入力装置によって指定される操作子画像を表示させることが望ましい。
前記表示制御手段は、前記空いた領域に、前記操作子画像のほか、前記処理手段によってなされる処理に関連する情報を表示させることが望ましい。
前記表示制御手段は、前記入力装置によって指定された位置に表示されている操作子画像が表す操作子に関連した情報を、当該操作子画像に重ねて前記表示手段に表示させることが望ましい。
前記入力装置が置かれる又は取り付けられる部材を、情報処理装置の内部又は外部に移動させる移動手段を備えることが望ましい。
前記処理手段は、前記特定した操作子画像が表す操作子によって処理の内容が決定される画像形成処理を実行することが望ましい。
また、本発明は、コンピュータを、表示面を有し、当該表示面において接触された位置に応じた信号を出力する表示手段と、入力装置が接続される接続手段と、前記接続手段に接続された前記入力装置の種類を判別する判別手段と、前記入力装置が前記接続手段に接続されていないときには、予め決められた操作子を表す操作子画像を前記表示手段に表示させ、前記入力装置が前記接続手段に接続されたときには、前記判別手段によって判別された入力装置の種類に応じた複数の操作子を表す操作子画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、前記表示手段から出力される信号によって特定される位置に表示されている前記操作子画像を特定し、特定した操作子画像が表す操作子に応じた処理を行う処理手段として機能させるためのプログラムを提供する。
入力装置が接続された場合と接続されていない場合とで、異なる操作画面が表示される。
[第1実施形態]
(1)構成
図1は、画像形成装置10と、画像形成装置10に指示を入力するための複数の入力装置を示す図である。この入力装置は、例えばマウス21とキーボード22であり、それぞれUSBコネクタなどの接続インタフェース21a,22aを備えている。ユーザは、これら各々の接続インタフェース21a,22aを画像形成装置10の接続部12に抜き差しすることにより、マウス21又はキーボード22を画像形成装置10に接続させたり、画像形成装置10から取り外したりすることができる。これらの入力装置は、画像形成装置10に設けられたトレイの上に置かれており、ユーザにより使用されない間は、トレイ上に置かれた状態で画像形成装置10の内部に収納されている。ユーザによって、画像形成装置10に設けられた移動ボタン14aが押されると、入力装置が置かれた状態のトレイが手前にせり出してきて、ユーザが操作するのに適した位置で停止する。そして、ユーザが入力装置を使用し終わり、トレイを押し込むと、入力装置はトレイとともに再び画像形成装置10の内部に収納される。
図2は、画像形成装置10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、この画像形成装置10は、制御部11と、接続部12と、通信部13と、表示操作部14と、画像読取部15と、画像形成部16と、記憶部17とを備えている。制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えており、画像形成装置10の各部を制御する。ROMには、CPUが実行する基本的な制御プログラムが記憶されている。RAMは、CPUのワークエリアである。接続部12は、マウス21とキーボード22との各接続インタフェース21a,22aを接続するためのコネクタである。この接続部12には、マウス21の接続インタフェース21aを差し込むための接続口と、キーボード22の接続インタフェース22aを差し込むための接続口とが設けられている。
通信部13は、ネットワークを介して接続された外部装置とデータの送受信を行う通信インタフェースである。表示操作部14は、タッチパネル式の表示面と各種の操作ボタンとを有し、制御部11から供給される画像データに基づいて各種画像を表示すると共に、表示面において接触された位置に応じた信号を制御部11に出力する。画像読取部15は、プラテンガラス又は自動用紙送り部にセットされた用紙の画像を読み取って、読み取った画像を表す画像データを生成する。画像形成部16は、画像読取部15又は通信部13から供給された画像データに基づいて、用紙に画像を形成する。
記憶部17は、例えばHDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体でおり、この記憶部17には、複数の操作画面データSDと関連情報RDとが記憶されている。操作画面データSDは、各種の操作子を表す複数の操作子画像が配置された操作画面を表示操作部14に表示するためのデータである。これらの操作画面データSDは互いに階層的に関連づけられて記憶されており、制御部11は、その階層構造に従って、表示操作部14に表示された操作画面から別の操作画面へと遷移させる。例えば、或る操作画面に配置された「コピー」、「スキャン」、「ファクシミリ」という操作子画像のうち、ユーザが「コピー」という操作子画像を選択すると、その「コピー」に対応する別の操作画面が表示される、といった具合である。
この画像形成装置10においては、入力装置が接続されていないときの操作画面と、入力装置が接続されているときの操作画面とが異なる。また、入力装置が接続されているときの操作画面は、その接続されている入力装置の種類によってもそれぞれ異なっている。このため、入力装置が接続されていないときの操作画面データSDと、接続されている入力装置の種類に応じた操作画面データSDとが別々に用意されて記憶部17に記憶されている。関連情報RDは、画像形成装置10が実行する処理に関連する情報である。この関連情報RDには、例えば画像形成装置10を使用しているユーザに予め割り当てられたユーザ名、日付及び処理の設定情報が含まれている。処理の設定情報とは、処理の内容を定める情報のことであり、例えばA4サイズの用紙の片面にコピーするという処理の場合、「A4」、「片面」及び「コピー」という設定情報となる。
(2)動作
次に、図3に示すフロー図を参照して、本実施形態の動作の説明を行う。
本実施形態の動作は、例えば電源投入時とか、省電力モードからの復帰時とか、或いは、ユーザによって所定の操作がなされたときなど、画像形成装置10に対して操作画面の表示指示が入力されたことを契機として開始される。まず、画像形成装置10の制御部11は、操作画面の表示指示を受け付けると(ステップS100)、接続部12に入力装置が接続されているか否かを判断する(ステップS110)。
例えば、ユーザが接続部12にマウス21とキーボード22とのいずれも接続していない場合、制御部11は、接続部12に入力装置が接続されていないと判断することになる(ステップS110:NO)。そして、制御部11は、入力装置が接続されていないときに表示すべき操作画面データSDを記憶部17から読み出し、読み出した操作画面データSDに基づいて、操作画面を表示操作部14に表示させる(ステップS120)。
図4は、ステップS120において表示される操作画面P1を示す図であり、画像形成装置10にユーザ名を登録する時の操作画面を例示したものである。同図に示すように、この操作画面P1には、文字や数字を入力するためのソフトウェアキーボードKと、ソフトウェアキーボードKによって入力された文字や数字を提示するためのテキストフィールドFとが配置されている。また、テキストフィールドFの上方には、ソフトウェアキーボードKによって入力された内容をユーザ名として登録するための「登録」というソフトボタンB10と、入力された内容をクリアする「クリア」というソフトボタンB11とが配置されている。さらに、ソフトウェアキーボードKの下方には、ソフトウェアキーボードKにおける文字の入力言語を切り替えるための言語切替ソフトボタンB12,B13が配置されている。「中国語」という言語切替ソフトボタンB12は、入力言語を中国語に切り替えるためのソフトボタンであり、「ロシア語」という言語切替ソフトボタンB13は、入力言語をロシア語に切り替えるためのソフトボタンである。ソフトウェアキーボードKやソフトボタンB10,B11,B12,B13は全て操作子画像である。このように入力装置が接続されていないときには、予め決められた操作子画像が配置された操作画面が表示操作部14に表示される。
この操作画面P1において、ユーザにより表示操作部14の表示面が接触され、ソフトウェアキーボードKが用いられて「userA」という文字が入力された後、「登録」というソフトボタンB10が押されたとする。この操作に応じて、制御部11は、ユーザにより接触された位置に表示されているソフトウェアキーボードKのキーボタン及びソフトボタンを特定し、特定したキーボタン及びソフトボタンが表す指示に従って、「userA」という文字をユーザ名として記憶部17に記憶する登録処理を行う(ステップS130)。
一方、画像形成装置10に操作画面の表示指示が入力される前に、ユーザが接続部12にキーボード22を接続した場合を想定する。この場合には、図3に示したステップS110において、接続部12に入力装置が接続されていると判断されることになる(ステップS110:YES)。続いて、制御部11は、接続部12に接続されている入力装置の種類を判別する(ステップS140)。具体的には、各々の入力装置にはその種類を表す識別子が記憶されており、制御部11が入力装置に対して種類を問い合わせると、入力装置からその識別子が制御部11に通知される。制御部11はその識別子を参照して入力装置の種類を判別する。この例では、キーボード22が接続部12に接続されているため、入力装置の種類はキーボード22であると判別されることになる。そして、制御部11は、接続された入力装置の種類に応じた操作画面データSDを記憶部17から読み出して表示操作部14に表示させる(ステップS150)。
図5は、ステップS150において表示操作部14に表示される操作画面P2を示す図である。この操作画面P2には、図4に示した操作画面P1において表示されていたソフトウェアキーボードKが表示されておらず、その表示されていないことによって空いた領域に、「編集」,「ユーザ削除」などを含む新たなソフトボタンB20〜B23が配置されている。これは、ユーザが接続部12に接続されたキーボード22から文字や数字を入力することができるため、操作画面P2においてはソフトウェアキーボードKを表示させる必要がないためである。また、この操作画面P2には、文字の入力言語を切り替えるための言語切替ソフトボタンB12,B13が、図4に示した操作画面P1と同様に配置されている。これは、言語切替ソフトボタンB12,B13が押されることによって入力される指示が、キーボード22を用いて入力することができない指示だからである。
この操作画面P2において、ユーザによってキーボード22が操作されて、「userA」という文字が入力された後、表示操作部14が操作されて、「登録」というソフトボタンB10が押され、さらに、「userX」というユーザ名が指定されて「ユーザ削除」というソフトボタンB21が押されたとする。すると、図3に示したステップS130では、この操作によって入力された指示に従って、「userA」という文字をユーザ名として記憶部17に記憶する登録処理が行われ、さらに「userX」というユーザ名を記憶部17から削除する削除処理が行われる。
以上説明した第1実施形態によれば、接続部12にキーボード22が接続された場合には、不要なソフトウェアキーボードKが表示されず、代わりに新たなソフトボタンが表示される。これにより、操作画面において、ユーザが指定し得る内容の種類や数が増える。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
第2実施形態に係る画像形成装置10の構成は、図1及び2に示した第1実施形態の構成と同様であるため、その説明を省略する。また、第2実施形態の動作が第1実施形態の動作と異なる点は、表示操作部14に表示される操作画面の構成である。従って、以下では、図3に示したフロー図を参照して、表示操作部14に表示される操作画面の構成を中心に説明を行う。
例えば、ユーザが接続部12にマウス21とキーボード22とのいずれも接続していないときに、ステップS120において図6に示す操作画面P3が表示操作部14に表示されるとする。この操作画面P3には、画像形成処理の内容を定める各種の設定情報を指示するための12個の関連するソフトボタンのうち、6個のソフトボタンB30〜B35のみが配置されている。そして、この操作画面P3の右方に配置されている「2」という画像Nが押されることによって、残りの6個のソフトボタンが表示されるようになっている。すなわち、この操作画面P3は、図に示す1ページ目の画面と、図示していない2ページ目の画面から構成されている。表示操作部14に表示されたソフトボタンはユーザの指先によって指定されるため、各々のソフトボタンを指先よりも大きいサイズにする必要がある。このため、12個全てのソフトボタンを表示操作部14の表示領域内に配置し切れない。このような事情から、2ページの操作画面に分けてソフトボタン群を表示しているのである。そして、ステップS130では、この操作画面P3において、ユーザにより接触された表示操作部14の表示面の位置に表示されているソフトボタンが特定され、特定されたソフトボタンが表す指示に従って処理が行われる。この時に、ユーザが1ページ目の画面に配置されていないソフトボタンを押す場合には、「2」という画像Nを押して2ページ目の画面を表示させた後、さらに所望のソフトボタンを押さなければならない。
一方、画像形成装置10に操作画面の表示指示が入力される前に、ユーザが接続部12にマウス21を接続した例を想定する。この例では、図3に示したステップS140において、入力装置の種類はマウス21であると判別されることになる。続いて、ステップS150では、マウス21に応じた操作画面として図7に示す操作画面P4が表示操作部14に表示される。この操作画面P4には、図6に示した操作画面P3において配置されていた6個のソフトボタンB30〜B35の大きさを縮小したものと、図6に示した操作画面P3において2ページ目に隠れていたソフトボタンB40〜B45の大きさを縮小したものとが配置されている。すなわち、この操作画面P4には、図6に示した操作画面P3において、2ページに渡って配置されていた12個のソフトボタン全てが、1ページに纏めて配置されている。これは、マウス21による操作では、画面上に表示されたポインタを用いてソフトボタンを指定することができるため、画面に表示されるソフトボタンを小さいサイズにしても問題がないためである。さらに、この操作画面P4には、記憶部17に記憶されている関連情報RDに基づいて生成されたメッセージMが配置されている。この例では、関連情報RDに含まれている、ユーザ名、日付及び処理の設定情報に基づいて、「日付:12月24日 ユーザ名:fujiko 処理の設定情報:コピー>カラー」というメッセージMが配置されている。そして、ステップS130では、この操作画面P4において、マウス21が操作されて指定された位置に表示されているソフトボタンが特定され、そのソフトボタンが表す指示に従って処理が行われる。
以上説明した第2実施形態によれば、より多くのソフトボタンが一覧表示され、さらにメッセージが表示される。これにより、操作画面において、ユーザが指定し得る内容の種類や数を増やすことができる。
[変形例]
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の各態様を適宜組み合わせてもよい。
(1)上記第2実施形態において、制御部11は、マウス21特有の操作に応じて、図7に示した操作画面P4に重ねてさらに情報を表示させてもよい。図8は、図7に示した操作画面P4において、「カラーバランス」という設定情報を指定するためのソフトボタンB35上で、ユーザによってマウス21が右クリックされた場合の画面を示すである。同図に示すように、この設定画面P4には、「カラーバランス」という設定情報の下位層に属する「シアン」,「マゼンタ」,「イエロ」,「ブラック」という設定情報がポップアップメニューUとして表示されている。これにより、ユーザが指定し得る内容の種類や数をさらに増やすことができるとともに、操作性を向上させることができる。入力装置が接続されていないときには、マウス21の右クリックに相当する操作を表示操作部14上ではできないので、図8に例示したように、ユーザが指定した位置に情報を重ねて表示するという構成が採用されることはない。
また、このポップアップメニューUは、操作画面P4における背景上で右クリックされた際に表示されてもよいし、画面上に表示されたポインタがソフトボタン上を通った際に表示されてもよい。さらに、ポップアップメニューUに表示させる情報は、設定情報の上位層に属する「画質調整」,「コピー」という設定情報であってもよいし、画像形成処理の実行を指示するための「スタート」,設定情報を取り消すための「クリア」,各機能を選択するための「コピー」,「スキャナ」,「ファクシミリ」などの情報であってもよい。また、各ソフトボタンが有する機能を説明するための情報であってもよい。すなわち、ポップアップメニューUとして表示される情報は、画像形成装置10の動作に関する情報であればどのような情報であってもよい。
(2)上記実施形態においては、入力装置の一例としてマウス21とキーボード22とを挙げて説明したが、入力装置はこれに限らない。上述したマウス21は、ジョイスティック又はトラックボール等のポインタを用いてソフトボタンを指定するポインティングデバイスであればよい。また、キーボード22は、文字や数字を入力するための入力デバイスであればよい。また、画像形成装置10に接続される入力装置は、2つに限らず、3つ以上であってもよい。また、実施形態ではトレイに入力装置を置いて使用していたが、このように置いて使用するのではなく、情報処理装置の内部又は外部に移動させる移動手段に入力装置を取り付けるような態様であってもよい。
(3)上記実施形態において、制御部11は、接続部12に入力装置が接続または取り外されたことを検出すると、検出した接続状況に応じて操作画面を切り替えてもよい。例えば、図4に示した操作画面P1を表示操作部14に表示させている間に、ユーザによって接続部12にキーボード22が接続されると、制御部11は、その接続を検出し、表示操作部14に表示させている画面を図5に示した操作画面P2に切り替えてもよい。これにより、操作画面が表示されている間に入力装置が接続部12に接続されても、その接続に応じた操作画面が表示される。
(4)上記実施形態において、図5に示した操作画面P2には、キーボード22を用いて入力することができないソフトボタンとして言語切替ソフトボタンB12,B13が配置されていた。これに対し、操作画面P2には、キーボード22を用いて入力することができない他の操作子を表す操作画像、例えば特殊文字を入力するためのソフトボタンが配置されていてもよい。
(5)上記実施形態において、入力装置は、USBコネクタ以外の接続インタフェース21a,22aを備えていてもよい。例えば、マウス21がPS/2マウスコネクタを備え、キーボード22がPS/2キーボードコネクタを備えていてもよい。この入力装置が接続部12に接続され、制御部11が入力装置に対してその種類を問い合わせると、上述と同様にして、各々の入力装置に記憶されている種類を表す識別子が制御部11に通知される。制御部11は、通知された識別子を参照して入力装置の種類を判別する。
(6)上記実施形態において、図7に示した操作画面P4に配置されていたメッセージMは、図5に示す設定画面P2において、ソフトウェアキーボードKが表示されていないことによって空いた領域に配置されてもよい。
(7)上記実施形態において、記憶部17には複数の操作画面データSDが記憶されており、制御部11は、記憶部17から読み出した操作画面データSDに基づいて、操作画面を表示操作部14に表示させていた。これに対し、記憶部17には、各操作画面データSDを構成するパーツである複数の画像データが記憶され、制御部11は、各操作画面データSDを生成するための画面生成プログラムの手順に従って、適切な画像データを複数組み合わせて各々の操作画面データSDを生成してもよい。この画像データは、各々の操作子画像を表す画像データであってもよいし、複数の操作子画像が組み合わせられた画像データであってもよい。例えば、入力装置が接続されていない場合には、制御部11は、上述した画面生成プログラムの手順に従って、入力装置が接続されていないときに表示すべき操作画面データSDを構成する複数の画像データを記憶部17から読み出して、読み出した複数の画像データに基づいて操作画面データSDを生成する。一方、接続部12に入力装置が接続されている場合には、制御部11は、上述した画面生成プログラムの手順に従って、接続されている入力装置の種類に応じた操作画面データSDを構成する複数の画像データを記憶部17から読み出して、読み出した画像データに基づいて操作画面データSDを生成する。このような方法であっても、上述した実施形態と同様の効果が得られる。
(8)上記実施形態において、画像形成装置10の制御部11が実行するプログラムは、磁気テープ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光記録媒体、光磁気記録媒体、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、RAMなどの記録媒体に記録した状態で提供し得る。
画像形成装置10と入力装置を示す図である。 画像形成装置10の構成を示すブロック図である。 動作を示すフロー図である。 操作画面P1を示す図である。 操作画面P2を示す図である。 操作画面P3を示す図である。 操作画面P4を示す図である。 変形例に係る操作画面P4を示す図である。
符号の説明
10…画像形成装置、21…マウス、22…キーボード、21a,22a…接続インタフェース、14a…移動ボタン、11…制御部、12…接続部、13…通信部、14…表示操作部、15…画像読取部、16…画像形成部、17…記憶部、SD…操作画面データ、RD…関連情報。

Claims (9)

  1. 表示面を有し、当該表示面において接触された位置に応じた信号を出力する表示手段と、
    入力装置が接続される接続手段と、
    前記接続手段に接続された前記入力装置の種類を判別する判別手段と、
    前記入力装置が前記接続手段に接続されていないときには、所定の操作子を表す操作子画像を前記表示手段に表示させ、前記入力装置が前記接続手段に接続されたときには、前記判別手段によって判別された入力装置の種類に応じた複数の操作子を表す操作子画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記表示手段から出力される前記信号によって特定される位置に表示されている前記操作子画像を特定し、特定した操作子画像が表す操作子に応じた処理を行う処理手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記表示制御手段は、
    前記接続手段に前記入力装置が接続されていないときには、文字又は数字を入力するための操作子画像を前記表示手段に表示させ、
    前記接続手段に接続された前記入力装置の種類が文字又は数字を入力するための入力装置であると判別された場合には、前記入力装置を用いて入力され得る文字又は数字を入力するための操作子画像以外の操作子画像を前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、
    前記接続手段に接続された前記入力装置の種類が文字又は数字を入力するための入力装置であると判別された場合には、当該入力装置が接続されていないときに前記文字又は数字を入力するための操作子画像を表示せず、当該操作子画像を表示しないことによって空いた領域に、当該入力装置を用いて入力され得る文字又は数字を入力するための操作子画像以外の操作子画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、
    前記接続手段に接続された前記入力装置の種類が前記表示面における位置を指定する入力装置であると判別された場合には、当該入力装置が前記接続手段に接続されていないときに前記表示手段に表示させていた操作子画像の大きさを縮小表示し、当該操作子画像の縮小表示によって空いた領域に、前記入力装置によって指定される操作子画像を表示させる
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御手段は、
    前記空いた領域に、前記操作子画像のほか、前記処理手段によってなされる処理に関連する情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項3又は4記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御手段は、
    前記入力装置によって指定された位置に表示されている操作子画像が表す操作子に関連した情報を、当該操作子画像に重ねて前記表示手段に表示させる
    ことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  7. 前記入力装置が置かれる又は取り付けられる部材を、情報処理装置の内部又は外部に移動させる移動手段
    を備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  8. 前記処理手段は、前記特定した操作子画像が表す操作子によって処理の内容が決定される画像形成処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  9. コンピュータを、
    表示面を有し、当該表示面において接触された位置に応じた信号を出力する表示手段と、
    入力装置が接続される接続手段と、
    前記接続手段に接続された前記入力装置の種類を判別する判別手段と、
    前記入力装置が前記接続手段に接続されていないときには、予め決められた操作子を表す操作子画像を前記表示手段に表示させ、前記入力装置が前記接続手段に接続されたときには、前記判別手段によって判別された入力装置の種類に応じた複数の操作子を表す操作子画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    前記表示手段から出力される信号によって特定される位置に表示されている前記操作子画像を特定し、特定した操作子画像が表す操作子に応じた処理を行う処理手段と
    して機能させるためのプログラム。
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