JPH11175224A - 情報処理装置およびそれを用いた半導体製造装置並びに半導体製造方法 - Google Patents

情報処理装置およびそれを用いた半導体製造装置並びに半導体製造方法

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JPH11175224A
JPH11175224A JP35632497A JP35632497A JPH11175224A JP H11175224 A JPH11175224 A JP H11175224A JP 35632497 A JP35632497 A JP 35632497A JP 35632497 A JP35632497 A JP 35632497A JP H11175224 A JPH11175224 A JP H11175224A
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input device
information processing
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input
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JP35632497A
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Taku Nakamura
卓 中村
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置が通常運転状態にあるときにのみ表示装
置上に入力媒体を表示させることによって操作を容易に
する。 【解決手段】 タッチパネルを含む少なくとも2種類
の、文字、コマンド等の入力デバイスを同時または別個
に接続でき、タッチパネルを接続したときの入力を行う
ための表示を少なくとも1つの表示装置上に行う入力媒
体表示手段を有する情報処理装置において、装置状態が
通常運転状態であるか否かを判別する装置状態判別手段
を備え、装置状態判別手段による判別結果に応じて表示
をオン・オフする表示切替手段を有することを特徴とす
る情報処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータなどのようにヒューマンインターフェースを備え
る情報処理装置に関し、特に人が文字やコマンドを入力
するためのデバイスを複数種類接続可能な情報処理装置
および該情報処理装置を用いた半導体製造装置並びに半
導体製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】キーボード操作に慣れていないオペレー
タでも操作しやすい装置を提供するなどの目的で、文字
・コマンド入力デバイスとしてタッチパネルを表示装置
の前面に配置した情報処理装置が従来から用いられてい
る。たとえば半導体製造工場においては半導体製造装置
の操作ミスが製品に重大な欠陥をもたらす可能性がある
ので、操作ミスを減らす目的で半導体製造装置の入力デ
バイスとしてタッチパネルが用いられている。
【0003】この種の情報処理装置では表示装置に実際
のキーボードを模した入力媒体の絵が表示され、前記入
力媒体の位置に対応するタッチパネル位置に触れること
で文字コードやコマンドコードが生成され、実際のキー
ボードを操作するのと同様な処理を行えるように構成さ
れていた。
【0004】この種の装置をキーボード操作になれた者
が操作する場合、特に文字の入力操作を行う場合、タッ
チパネルでは入力操作に時間がかかるため文字・コマン
ド入力デバイスとしてキーボードを接続したいという要
求がある。しかし、従来の装置ではキーボードを接続し
ているいないにかかわらずタッチパネルのための入力媒
体表示が現れていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の情報処理装置は
以上のように構成されていたため、装置の保守点検時な
どにキーボード操作に慣れた装置管理者が入力操作をす
る場合でも入力媒体表示が現れ、操作のじゃまになると
いう問題があった。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の問題を解
決し、装置が通常運転状態にあるときにのみ表示装置上
に入力媒体を表示させることによって操作の容易な情報
処理装置および該情報処理装置を用いた半導体製造装
置、並びに、半導体製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、タッチパネルを含む少なくとも2種類の、文
字、コマンド等の入力デバイスを同時または別個に接続
でき、タッチパネルを接続したときの入力を行うための
表示を少なくともひとつの表示装置上に行う入力媒体表
示手段を有する情報処理装置において、情報処理装置が
通常運転状態にあるかを判別する装置状態判別手段を備
え、装置状態判別手段による判別結果に応じて表示をオ
ン・オフする表示切り替え手段を有することを特徴とす
る。
【0008】ここで装置状態識別手段は、どの種類の入
力デバイスが接続されているかを判別することで装置状
態を識別してもよいし、装置を構成するユニット群の一
部が接続されているか否かを判別することで装置状態を
識別してもよい。
【0009】ここで入力デバイス判別手段は、入力デバ
イスを接続するための入力端子の端子間電圧または電気
抵抗の変化を監視することにより接続されている入力デ
バイスの種類を判別してもよいし、あるいは、所定の入
力デバイスと組で使用される表示装置が接続されている
か否かを、この表示装置を接続するための出力端子の端
子間電圧または電気抵抗の変化を監視することにより判
別してもよい。
【0010】また、表示切り替え手段は、どの入力デバ
イスを優先的に使用するかを決める優先度切り替えスイ
ッチを有し、2種類以上の入力デバイスが接続されてい
るときは、優先度切り替えスイッチによって決められた
入力デバイスのみが接続されているものとして入力媒体
表示をオン・オフすることが望ましい。
【0011】また、表示切替手段は、どの入力デバイス
を優先的に使用するかを決める優先度切替スイッチを有
し、2種類以上の入力デバイスが接続されているとき
は、優先度切替スイッチによって決められた入力デバイ
スのみが接続されているものとして入力媒体表示をオン
・オフすることが望ましい。
【0012】また、本発明の半導体製造装置は、半導体
製造の制御を行うための情報処理装置を有し、該情報処
理装置が上記本発明の装置であることを特徴とする。
【0013】また、本発明の半導体製造は、本発明の半
導体製造装置を用いて半導体製造の制御を行うものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】
【0015】
【実施形態1】図3は本発明のハードウェア構成の一形
態を示す図である。同図において、コンピュータ本体3
00は内部にCPU301を備え、メモリ302を備え
る。コンピュータ本体300は半導体製造装置の制御を
司るものであり、メモリ302には前記の制御などに必
要なプログラムとデータが格納されている。ヒューマン
インターフェースの手段として外部に液晶パネル31
0、タッチパネル311、キーボード312、マウス3
13、CRTディスプレイ314、優先度切替スイッチ
315を備える。タッチパネル311は液晶パネル31
0の前部に近接して配置されている。
【0016】コンピュータ本体300と外部の装置の通
信にはイーサネット317が用いられる。コンピュータ
本体300はイーサネットドライバ316を介してイー
サネット317と接続される。
【0017】外部に備えられた以上のデバイスのうち液
晶パネル310とタッチパネル311はセットで用いら
れ、単独でコンピュータ本体300に接続されることは
ないものとする。同様にキーボード312、マウス31
3とCRTディスプレイ314はセットで用いられるも
のとする。液晶パネル310とタッチパネル311を第
1のセットと定義し、キーボード312、マウス313
とCRTディスプレイ314を第2のセットと定義する
とき、前記第1および第2のセットは同時にコンピュー
タ本体300に接続されることもあるし、どちらか一方
のセットだけが接続されることもあるものとする。
【0018】コンピュータ本体300によって制御され
る半導体製造装置が半導体製造に供しているとき、すな
わち通常運転状態においては前記第1のセットがコンピ
ュータ本体300に接続されているものとする。
【0019】液晶パネル310は液晶パネルドライバ3
03を介してバス309に接続されている。タッチパネ
ル311はタッチパネルドライバ304を介してバス3
09に接続されている。キーボード312はキーボード
ドライバ305を介してバス309に接続されている。
マウス313はマウスドライバ306を介してバス30
9に接続されている。CRTディスプレイ314はCR
Tドライバ307を介してバス309に接続されてい
る。優先度切替スイッチ315はスイッチドライバ30
8を介してバス309に接続されている。
【0020】図1は、本実施形態に係る情報処理装置の
動作を説明するフローチャートである。この動作はメモ
リ302に格納されたプログラムとして実現され、コン
ピュータ本体300の電源投入時にCPU301によっ
て実行される。
【0021】まずステップSllで接続されている文字
・ コマンド入力デバイスが何であるかを調べる。
【0022】キーボードドライバ305およびタッチパ
ネルドライバ304の入力端子の端子間電圧または電気
抵抗の変化を監視することで、文字・コマンド入力デバ
イスとして何が接続されているかを容易に判別すること
ができる。ステップSllで調べた結果によってステッ
プSl2で分岐が生じる。
【0023】本実施形態においては、通常は入力デバイ
スとしてタッチパネル311のみが接続されている。タ
ッチパネル311のみが接続されているときはステップ
Sl3に分岐し、通常運転フラグがONにされる。ここ
で、通常運転フラグはメモリ302に確保されたデータ
である。
【0024】製造工程の管理者など、キーボード操作に
慣れている人が使用する前提でキーボード312のみが
接続されているときはステップS15に分岐し、通常運
転フラグがOFFにされる。
【0025】タッチパネル311とキーボード312両
方が接続されているときはステップS14に分岐し、優
先度切替スイッチ315がONかOFFかの判断を行
う。優先度切り替えスイッチ315がONのときはステ
ップS13に分岐し、OFFのときはSl5に分岐す
る。本実施形態においては優先度切替スイッチがONの
ときにタッチパネル311を用い、OFFのときにキー
ボード312を用いることが想定されている。
【0026】以上がコンピュータ本体300の電源投入
時に行われ、通常運転フラグの値を決定して処理を終了
する。通常運転フラグの値は後にソフトキーボード管理
プロセスによって読まれる。このソフトキーボードとは
キーボードを模した入力媒体表示の一形態である。
【0027】次に、図4と図5を用いて本実施形態に係
る具体的な画面構成を説明する。図4は、文字入力ウィ
ンドウ41とカーソル43が液晶パネル310に表示さ
れた状態の画面を示している。図4においてカーソル4
3は文字入力位置42の外にある。
【0028】図5は、文字入力ウィンドウ41、カーソ
ル43およびソフトキーボード50が液晶パネル310
に表示された状態の画面を示している。図5においてカ
ーソル43は文字入力位置42の中にある。
【0029】以下、図2を用いて入力媒体表示をON/
OFFするソフトキーボード管理プロセスの処理を説明
する。
【0030】図2はソフトキーボード管理プロセスの動
作を示すフローチャートである。ソフトキーボード管理
プロセスはコンピュータ本体300の電源投入直後から
電源を切られるまで走行し続けるプロセスであり、メモ
リ302に格納されたプログラムとして実現され、CP
U301によって実行される。
【0031】まずステップS21で現在カーソル43が
文字入力位置42の中にあるかどうか判断される。カー
ソル43が文字入力位置42の中にない場合、もとに戻
り再びステップS21を実行する。カーソル43が文字
入力位置42の中にある場合ステップS22にすすみ、
通常運転フラグの値を参照する。
【0032】通常運転フラグの値がONの場合ステップ
S23にすすみ、表示装置にソフトキーボード50を表
示する。ついでステップS24にすすみ、ソフトキーボ
ード50の表示位置に対応したキーコードを生成するよ
うタッチパネルドライバ304に指示が出される。つい
でステップS25にすすみ、文字入力が終了したかどう
かが判断される。文字入力が終了するまでステップS2
5にとどまり、終了すればステップS21にもどる。
【0033】一方、ステップS22において通常運転フ
ラグがOFFの場合はただちにステップS25にすす
み、文字入力が終了したかどうかが判断される。
【0034】以上のようにしてタッチパネル311のみ
が接続されているときにはソフトキーボード50を表示
し、キーボード312のみが接続されているときにはソ
フトキーボード50を表示せず、タッチパネル311お
よびキーボード312の両方が接続されているときには
優先度切替スイッチ315がONの場合のみソフトキー
ボード50が表示される。
【0035】
【実施形態2】以上説明した実施形態1においては入力
デバイス判別手段は、文字・コマンド入力デバイスの接
続状態を直接検出している。しかし上記の実施形態にお
いてタッチパネル311は液晶パネル310とセットで
用いられるから、表示デバイスとして何が接続されてい
るかを知ることによってもそのとき用いられている文字
・コマンド入力デバイスが何であるかを間接的に知るこ
とができる。なお、本形態においてもハードウエア構成
は実施形態1と同様であり図3により示される。
【0036】図6は表示デバイスの種類を調べることで
実現した実施形態の動作を説明するフローチャートであ
る。メモリ302に格納されたプログラムとして実現さ
れ、コンピュータ本体300の電源投入時にCPU30
1によって実行される。
【0037】まずステップS61で接続されている表示
デバイスが何であるかを調べる。液晶パネルドライバ3
03およびCRTドライバ307の出力端子の端子間電
圧または電気抵抗の変化を監視することで、表示デバイ
スとして何が接続されているかを容易に判別することが
できる。ステップS61で調べた表示デバイスの接続状
態によってステップS62で分岐が生じる。
【0038】液晶ディスプレイ310のみが接続されて
いるときはステップS63に分岐し、通常運転フラグが
ONにされる。通常運転フラグはメモリ302に確保さ
れたデータである。CRTディスプレイ314のみが接
続されているときはステップS65に分岐し、通常運転
フラグがOFFにされる。液晶ディスプレイ310とC
RTディスプレイ314両方が接続されているときはス
テップS64に分岐し、優先度切替スイッチ315がO
NかOFFかの判断を行う。 優先度切替スイッチ315
がONのときはステップS63に分岐し、OFFのとき
はS65に分岐する。本実施形態においては優先度切替
スイッチがONのときに液晶ディスプレイ310ととも
にタッチパネル311を用い、OFFのときにCRTデ
ィスプレイ314とともにキーボード312を用いるこ
とが想定されている。
【0039】以上がコンピュータ本体300の電源投入
時に行われ、通常運転フラグの値を決定して処理を終了
する。以降の処理は実施形態1と同様である。
【0040】
【実施形態3】図9は使用可能な入力デバイスの種類を
入力デバイスの設置位置の検知によって判別する実施形
態のハードウェア構成を示す図である。図10および図
11は前記ハードウェアをキーボードの設置位置を可変
にし、筐体100内に実装した状態を示す図である。図
10においては装置が通常運転状態にあり、キーボード
312を用いる必要がないためキーボード312が収納
位置にある。それに対して図11においては装置が通常
運転状態にはなく、保守などのためにキーボードを使用
可能な位置に置いている。
【0041】図9において、コンピュータ本体300、
液晶ディスプレイ310、タッチパネル311、キーボ
ード312、マウス313およびCRTディスプレイ3
14は実施形態1と同様に動作するものとし、コンピュ
ータ本体300内に備えられたCPU301などは実施
形態1と同様に動作するものとする。また、キーボード
312とCRTディスプレイ314はセットで用いら
れ、タッチパネル311と液晶ディスプレイ310はセ
ットで用いられるものとする。本実施形態においてはキ
ーボード位置検出スイッチ901がスイッチドライバを
介してコンピュータ本体300に接続されている。
【0042】図12は本実施形態に係る情報処理装置の
動作を説明するフローチャートである。この動作はメモ
リ302に格納されたプログラムとして実現され、コン
ピュータ本体300の電源投入時にCPU301によっ
て実行される。まずステップS121でキーボード位置
検出スイッチ901を読む。このときキーボード312
が図10に示すように収納位置にあるならキーボード位
置検出スイッチ901はONになっており、ステップS
122に分岐し、キーボード312が収納位置にあると
判断する。ついでステップS123において通常運転フ
ラグをONにし、処理を終了する。 もしキーボード31
2が図11に示すように使用可能位置にある場合、キー
ボード位置検出スイッチ901はOFFになっており、
ステップS121からステップS124に分岐し、キー
ボード312が使用可能位置にあると判断する。ついで
ステップS125において通常運転フラグをOFFに
し、処理を終了する。
【0043】以上がコンピュータ本体300の電源投入
時に行われ、通常運転フラグの値を決定して処理を終了
する。 通常運転フラグの値はのちにソフトキーボード管
理プロセスによって読まれる。これ以降の処理は実施形
態1と同様である。
【0044】
【実施形態4】以上説明した実施形態3においては入力
デバイスであるキーボード312の設置位置を可動と
し、入力デバイス判別手段は入力デバイスの設置位置を
直接検出している。しかし表示デバイスの設置位置を可
動とした場合でも、前記表示デバイスの設置位置を検出
することで前記表示デバイスとセットで用いられる入力
デバイスが使用されているかを判断することができ、実
施形態2と同様に容易に実現できる。
【0045】
【実施形態5】次に本発明に係る情報処理装置を半導体
製造装置を制御するユニット群として用いた実施形態を
説明する。図13は本実施形態のハードウェア構成の一
例である。
【0046】図13においてコンピュータ本体300に
はタッチパネル311、液晶ディスプレイ310、マウ
ス313、ディスプレイ314、キーボード312が接
続されている。制御ユニットU1はコンピュータ本体3
00と同様にCPUとメモリを備えている。コンピュー
タ本体300と制御ユニットU1はイーサネット317
を介して相互に接続されている。
【0047】制御ユニットU1はイーサネット317を
介してコンピュータ本体300からの指示を受け取り、
該指示に従って動作する。コンピュータ本体300は
1.1.1.1、制御ユニットU1は1.1.1.2と
いうそれぞれのネットワークアドレスを持ち、イーサネ
ット上においては前記それぞれのネットワークアドレス
によって識別されるものとする。コンピュータ本体30
0に格納されているプログラムは、制御に必要なデータ
の編集プログラムやオペレータからの指示を受け取って
制御ユニットU1に伝えるプログラムなどユーザインタ
フェースを司るものが主である。 制御ユニットU1はセ
ンサドライバD1を通じてセンサSから情報を取り込
み、モータードライバD2を通じてモーターMの回転を
制御する。実際の半導体製造装置においては、イーサネ
ットに接続される制御ユニットはひとつだけとは限らな
いし、センサとモータは本実施形態に示されるより多く
実装されるが、説明の単純化のため本実施形態において
はこのように構成している。ここでプログラムのテスト
について考察する。
【0048】半導体製造装置のハードウェア構成は大規
模なものであるから、テスト時に常にその全ハードウェ
アを用意するのは効率的でない。コンピュータ本体30
0上で動作するプログラムのうち、ユーザインタフェー
スを司るプログラムは制御ユニットU1が存在しなくて
もテスト可能である。また、プログラムのテスト時に操
作に慣れた操作者が操作する場合には、入力デバイスと
してはタッチパネル311を用いるより、キーボード3
12を用いたほうが効率的であるのはすでに説明した実
施形態と同様である。上記の点を鑑み、制御ユニットU
1を接続せずコンピュータ本体300単体のテストを行
う際には、特別な操作をしなくともソフトキーボードを
非表示にするよう構成したのが本実施形態である。
【0049】図14は本実施形態に係る情報処理装置の
動作を説明するフローチャートであり、前記の動作はメ
モリ302に格納されたプログラムとして実現され、コ
ンピュータ本体300の電源投入時にCPU301によ
って実行される。まずステップS141でネットワーク
アドレス1.1.1.2の装置宛てに応答を求めるメッ
セージが送信される。ステップS142でコンピュータ
本体301は応答を待ち、規定時間内に応答があればス
テップS143に分岐する。ステップS143で制御ユ
ニットU1が接続されていると判断し、その結果前記半
導体製造装置は通常運転状態にあると判断する。ついで
ステップS144で通常運転フラグがONにされ、処理
を終了する。ステップS142で規定時間内に応答が得
られなかった場合、ステップS145に分岐する。ステ
ップS145で制御ユニットU1が接続されていないと
判断し、その結果前記半導体製造装置は通常運転状態に
ないと判断される。ついでステップS146で通常運転
フラグがOFFにされ、処理を終了する。以降の処理は
実施形態1と同様である。
【0050】上記のステップS141およびステップS
142において、指定したネットワークアドレスの装置
がイーサネットに接続されているか否かを判断している
が、この動作はオペレーティングシステムUnixのコ
マンドpingで行われているのと同様な方法で実現す
ることができる。
【0051】
【実施形態6】次に、上記説明した露光装置を利用した
デバイスの製造方法を説明する。図7は微小デバイス
(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CC
D、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造のフロ
ーを示す。ステップS71(回路設計)では半導体デバ
イスの回路設計を行う。ステップS72(マスク製作)
では設計したパターンを形成したマスクを製作する。一
方、ステップS73(ウエハ製造)ではシリコンやガラ
ス等の材料を用いてウエハを製造する。ステップS74
(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマ
スクとウエハを用いて、リソグラフィ技術によってウエ
ハ上に実際の回路を形成する。次のステップS75(組
み立て)は後工程と呼ばれ、ステップS74によって作
製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であ
り、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、
パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ス
テップS76(検査)では、ステップS75で作製され
た半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の
検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成
し、これが出荷(ステップS77)される。
【0052】図8は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップS81(酸化)ではウエハの表面を酸
化させる。ステップS82(CVD)ではウエハ表面に
絶縁膜を形成する。ステップS83(電極形成)ではウ
エハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップS84
(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステ
ップS85(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布
する。ステップS86(露光)では上記説明した露光の
適否を確認する手段を有する露光装置によってマスクの
回路パターンをウエハに焼付露光する。ステップS87
(現像)では露光したウエハを現像する。ステップS8
8(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分を
削り取る。ステップS89(レジスト剥離)ではエッチ
ングが済んで不要となったレジストを取り除く。これら
のステップを繰り返し行うことによって、ウエハ上に多
重に回路パターンが形成される。
【0053】本実施形態ではこのような、半導体製造の
各プロセスにおける制御を、上記述べた本発明の情報処
理装置を用いることにより、操作ミスを減らして歩留の
向上を図ることが可能となる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明の情報処理装置に
よれば、必要なときだけ表示装置上に入力媒体を表示す
るため、この入力媒体の表示が不要な入力装置からも容
易に操作ができる。したがって、本発明は、半導体製造
のように操作ミスが製品に重大な欠陥をもたらす可能性
がある場合には特に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の動
作を示すフローチャート。
【図2】 本発明に係るソフトキーボード管理プロセス
の動作の一例を示すフローチャート。
【図3】 本発明の情報処理装置のハードウェア構成の
一形態を示す図。
【図4】 表示装置上に表示された文字入力位置とカー
ソルを示す図。
【図5】 表示装置上に表示された文字入力位置、カー
ソルおよびソフトキーボードを示す図。
【図6】 本発明の他の実施形態に係る情報処理装置の
動作を示すフローチャート。
【図7】 微小デバイスの製造のフローを示す図。
【図8】 図7のウエハプロセスの詳細なフローを示す
図。
【図9】 本発明の情報処理装置のハードウェア構成の
一形態を示す図。
【図10】 本発明の情報処理装置のハードウェアの実
装形態を示す図。
【図11】 本発明の情報処理装置のハードウェアの実
装形態を示す図。
【図12】 本発明の他の実施形態に係る情報処理装置
の動作を示すフローチャート。
【図13】 本発明の情報処理装置のハードウェア構成
の一形態を示す図。
【図14】 本発明の他の実施形態に係る情報処理装置
の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
300:コンピュータ本体、301:CPU、302:
メモリ、303:液晶パネルドライバ、304:タッチ
パネルドライバ、305:キーボード、306:マウス
ドライバ、307:CRTドライバ、308:スイッチ
ドライバ、309:バス、310:液晶ディスプレイ、
311:タッチパネル、312:キーボード、313:
マウス、314:CRTディスプレイ、315:優先度
切替スイッチ、317:イーサネット、41:入力ウィ
ンドウ、42:文字入力位置、43:カーソル、50:
ソフトキーボード、901:キーボード位置検出スイッ
チ、100:筐体、U1:制御ユニット、D1:センサ
ドライバ、D1:モータドライバ、S:センサ、M:モ
ーター。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチパネルを含む少なくとも2種類の
    入力デバイスを同時または別個に接続でき、前記タッチ
    パネルを接続したときの入力を行うための表示を少なく
    とも1つの表示装置上に行う入力媒体表示手段を有する
    情報処理装置において、 装置状態が通常運転状態であるか否かを判別する装置状
    態判別手段を備え、前記装置状態判別手段による判別結
    果に応じて前記表示をオン・オフする表示切替手段を有
    することを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記装置状態判別手段は、どの種類の前
    記入力デバイスが使用可能な状態かを判別する入力デバ
    イス判別手段による判別結果に応じて装置状態を判別す
    ることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記入力デバイスが、文字および/また
    はコマンドを入力するものであることを特徴とする請求
    項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記入力デバイス判別手段は、前記入力
    デバイスを接続するための入力端子の端子間電圧または
    電気抵抗の変化を監視することにより使用可能な状態の
    前記入力デバイスの種類を判別することを特徴とする請
    求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記入力デバイス判別手段は、所定の入
    力デバイスと組で使用される前記表示装置が接続されて
    いるか否かを前記表示装置を接続するための出力端子の
    端子間電圧または電気抵抗の変化を監視することによ
    り、使用可能な状態の前記入力デバイスの種類を判別す
    ることを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記入力デバイス判別手段は、前記入力
    デバイスの設置位置を監視することにより、使用可能な
    状態の前記入力デバイスの種類を判別することを特徴と
    する請求項2または3に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記入力デバイス判別手段は、所定の入
    力デバイスと組で使用される前記表示装置の設置位置を
    監視することにより、使用可能な状態の前記入力デバイ
    スの種類を判別することを特徴とする請求項2または3
    に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記装置状態判別手段は、装置を構成す
    るユニット群の一部が接続されているか否かを監視する
    ユニット接続状態判別手段による判別結果に応じて装置
    状態を判別することを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理装置。
  9. 【請求項9】 前記ユニット間の接続にイーサネットを
    用いることを特徴とする請求項1または8に記載の情報
    処理装置。
  10. 【請求項10】 半導体製造の制御を行うための情報処
    理装置を有する半導体製造装置において、該情報処理装
    置が請求項1〜9のいずれかに記載の情報処理装置であ
    ることを特徴とする半導体製造装置。
  11. 【請求項11】 半導体製造装置を用い、これに1種ま
    たは2種以上の入力デバイスを接続し、前記半導体製造
    装置に接続した少なくとも1つの表示装置上に前記入力
    デバイスとしてタッチパネルを用いたときの入力を行う
    ための表示を前記半導体製造装置により行い、前記入力
    デバイスにより前記半導体製造装置に指示を与えて半導
    体デバイスを製造する半導体製造方法において、 前記半導体製造装置により、前記接続した入力デバイス
    の種類を判定し、その結果に応じて前記表示のオン・オ
    フを行うことを特徴とする半導体製造方法。
  12. 【請求項12】 前記入力デバイスが、文字および/ま
    たはコマンドを入力するためのものであることを特徴と
    する請求項11に記載の半導体製造方法。
  13. 【請求項13】 前記入力デバイス判別工程は、所定の
    入力デバイスと組で使用される所定の表示装置が接続さ
    れているか否かで、接続されている前記入力デバイスの
    種類を判別することを特徴とする請求項11または12
    に記載の半導体製造方法。
  14. 【請求項14】 前記入力デバイス判別工程は、前記入
    力デバイスまたは前記表示装置を接続するための入力端
    子の端子間電圧または電気抵抗の変化を監視することに
    より前記入力デバイスの種類を判別することを特徴とす
    る請求項13に記載の半導体製造方法。
  15. 【請求項15】 前記表示をオン・オフする際に2種類
    以上の入力デバイスが接続されているときは、予め決め
    られた優先的に使用する入力デバイスのみが接続されて
    いるものとして前記表示をオン・オフすることを特徴と
    する請求項11〜14のいずれかに記載の半導体製造方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005310039A (ja) * 2004-04-26 2005-11-04 Sony Corp 情報処理装置、情報処理装置における処理方法及び情報処理装置における処理プログラム
JP2005346179A (ja) * 2004-05-31 2005-12-15 Canon Inc 画像処理装置および表示制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
JP2008204064A (ja) * 2007-02-19 2008-09-04 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置及びプログラム
JP2016515257A (ja) * 2013-03-14 2016-05-26 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated マルチディスプレイ構成の仮想ユーザインターフェース制御のためのシステムおよび方法

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