JPH11327760A - 情報端末装置 - Google Patents

情報端末装置

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JPH11327760A
JPH11327760A JP10130859A JP13085998A JPH11327760A JP H11327760 A JPH11327760 A JP H11327760A JP 10130859 A JP10130859 A JP 10130859A JP 13085998 A JP13085998 A JP 13085998A JP H11327760 A JPH11327760 A JP H11327760A
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JP
Japan
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keyboard
hardware keyboard
hardware
display
software
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JP10130859A
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English (en)
Inventor
Akira Wada
亮 和田
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者がハードウェアキーボードを用いる場
合であっても、表示画面上における全ての情報表示領域
を有効に活用するとともに、データ入力時の操作性を飛
躍的に向上し得る情報端末装置を提供することを課題と
する。 【解決手段】 切替制御部7は、ハードウェアキーボー
ド3が接続されているときには、ソフトウェアキーボー
ド25の起動を停止するとともに、ハードウェアキーボ
ード3を優先的に起動する如く両キーボードの切り替え
制御を行い、さらに、ハードウェアキーボード3が起動
されたとき、ソフトウェアキーボード25に代えて、ハ
ードウェアキーボード3を用いた入力データを、表示画
面上に優先的に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字、数字、又は
記号を含むデータ入力時に用いられるソフトウェアキー
ボードを備える一方、データ入力時に用いられるハード
ウェアキーボードを接続又は取り外し可能に構成された
情報端末装置に係り、特に、操作者がハードウェアキー
ボードを用いる場合であっても、表示画面上における全
ての情報表示領域を有効に活用し得る情報端末装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開昭63−2578
19号公報に開示されているように、文字、数字、又は
記号を含むデータ入力時に用いられるソフトウェアキー
ボードを備えた情報処理装置が一般に知られている。
【0003】このソフトウェアキーボードを用いたデー
タ入力は、表示画面上に表示されたソフトウェアキーボ
ード上に配列された複数のキーのうち、所望のデータが
割り付けられたキーを、例えばマウスやタッチパネル等
の入力装置を用いて選択的に入力操作することで行われ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ソフト
ウェアキーボードを用いたデータ入力形態にあっては、
データ入力時における操作性が、ハードウェアキーボー
ドと比較して劣っているため、ハードウェアキーボード
を使用したいという操作者の根強い要望がある。
【0005】そこで、ソフトウェアキーボードを備えた
情報処理装置に対し、操作者の要望に応じてハードウェ
アキーボードを接続又は取り外し可能とした構成を付加
することが考えられる。
【0006】しかしながら、従来のソフトウェアキーボ
ードを備えた情報処理装置に対し、ハードウェアキーボ
ードを接続又は取り外し可能とした構成を単に付加する
と、両キーボードのうち、いずれのキーボードを使用し
ているのかに拘わらず、表示画面上にソフトウェアキー
ボードが常時表示されてしまう結果として、例えば、操
作者がハードウェアキーボードを用いる場合であって
も、表示画面上における限られた情報表示領域の一部が
ソフトウェアキーボード表示領域として占有されてしま
い、表示画面上における全ての情報表示領域を有効に活
用することができなくなるという解決すべき課題を内在
していた。
【0007】そこで、ソフトウェアキーボードを備えた
情報処理装置に対し、ハードウェアキーボードを接続又
は取り外し可能とする構成を付加した場合であって、操
作者がハードウェアキーボードを用いる場合であって
も、表示画面上における全ての情報表示領域を有効に活
用し得る新規な技術の開発が関係者の間で待望されてい
た。
【0008】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、ハードウェアキーボードが接続されているとき
には、ソフトウェアキーボードの起動を停止するととも
に、ハードウェアキーボードを優先的に起動する如く両
キーボードの切り替え制御を行い、さらに、ハードウェ
アキーボードが起動されたとき、ソフトウェアキーボー
ドに代えて、ハードウェアキーボードを用いた入力デー
タを、表示画面上に優先的に表示させることにより、操
作者がハードウェアキーボードを用いる場合であって
も、表示画面上における全ての情報表示領域を有効に活
用するとともに、データ入力時の操作性を飛躍的に向上
し得る情報端末装置を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、文字、数字、又は記号を含むデ
ータ入力時に用いられるソフトウェアキーボードを備え
る一方、前記データ入力時に用いられるハードウェアキ
ーボードを接続又は取り外し可能に構成された情報端末
装置であって、前記ハードウェアキーボードの接続又は
取り外しに関する接続状態を検知する接続検知手段と、
当該接続検知手段で検知された接続状態に基づいて、前
記ハードウェアキーボードが接続されているのか、又は
取り外されているのかを判定し、当該判定の結果、前記
ハードウェアキーボードが取り外されているときには、
当該ハードウェアキーボードの起動を停止するととも
に、前記ソフトウェアキーボードを起動する一方、当該
ハードウェアキーボードが接続されているときには、前
記ソフトウェアキーボードの起動を停止するとともに、
当該ハードウェアキーボードを優先的に起動する如く両
キーボードの切り替え制御を行う切替制御手段と、当該
切替制御手段を用いてソフトウェアキーボードが起動さ
れたとき、当該ソフトウェアキーボード、及び当該ソフ
トウェアキーボードを用いた入力データの双方を表示手
段の表示画面上に表示させる一方、前記ハードウェアキ
ーボードが起動されたとき、前記ソフトウェアキーボー
ドに代えて、当該ハードウェアキーボードを用いた入力
データを、前記表示手段の表示画面上に優先的に表示さ
せる表示制御を行う表示制御手段と、を備えて構成され
ることを要旨とする。
【0010】請求項1の発明によれば、まず、接続検知
手段は、ハードウェアキーボードの接続又は取り外しに
関する接続状態を検知する。次に、切替制御手段は、接
続検知手段で検知された接続状態に基づいて、ハードウ
ェアキーボードが接続されているのか、又は取り外され
ているのかを判定し、この判定の結果、ハードウェアキ
ーボードが取り外されているときには、ハードウェアキ
ーボードの起動を停止するとともに、ソフトウェアキー
ボードを起動する一方、ハードウェアキーボードが接続
されているときには、ソフトウェアキーボードの起動を
停止するとともに、ハードウェアキーボードを優先的に
起動する如く両キーボードの切り替え制御を行う。そし
て、表示制御手段は、切替制御手段を用いてソフトウェ
アキーボードが起動されたとき、ソフトウェアキーボー
ド、及びソフトウェアキーボードを用いた入力データの
双方を表示手段の表示画面上に表示させる一方、ハード
ウェアキーボードが起動されたとき、ソフトウェアキー
ボードに代えて、ハードウェアキーボードを用いた入力
データを、表示手段の表示画面上に優先的に表示させる
表示制御を行う。
【0011】このように、ハードウェアキーボードが接
続されているときには、ソフトウェアキーボードの起動
を停止するとともに、ハードウェアキーボードを優先的
に起動する如く両キーボードの切り替え制御を行い、さ
らに、ハードウェアキーボードが起動されたとき、ソフ
トウェアキーボードに代えて、ハードウェアキーボード
を用いた入力データを、表示画面上に優先的に表示させ
るようにしたので、したがって、操作者がハードウェア
キーボードを用いる場合であっても、表示画面上におけ
る全ての情報表示領域を有効に活用するとともに、デー
タ入力時の操作性を飛躍的に向上可能な情報端末装置を
得ることができる。
【0012】また、請求項2の発明は、前記表示制御手
段は、前記ハードウェアキーボードが起動されたとき、
前記ソフトウェアキーボードを前記表示手段の表示画面
上から消去した後に、当該ハードウェアキーボードを用
いた入力データを、当該表示手段の表示画面上に優先的
に表示させる表示制御を行うことを要旨とする。
【0013】請求項2の発明によれば、表示制御手段
は、ハードウェアキーボードが起動されたとき、ソフト
ウェアキーボードを表示手段の表示画面上から消去した
後に、ハードウェアキーボードを用いた入力データを、
表示手段の表示画面上に優先的に表示させる表示制御を
行うので、したがって、ソフトウェアキーボードが表示
画面上に表示中であっても、ハードウェアキーボードが
接続されることでハードウェアキーボードが起動された
とき、ソフトウェアキーボードは表示画面上から速やか
に消去され、この消去後に、ハードウェアキーボードを
用いた入力データが、表示画面上に優先的に表示される
こととなり、この結果、操作者がハードウェアキーボー
ドを用いる場合であっても、表示画面上における全ての
情報表示領域を有効に活用するとともに、データ入力時
の操作性を飛躍的に向上可能な情報端末装置を得ること
ができる。
【0014】さらに、請求項3の発明は、前記接続検知
手段は、前記ハードウェアキーボードとの間の電気的な
接続関係が確立されたとき、当該ハードウェアキーボー
ドが接続されたとみなすことを要旨とする。
【0015】請求項3の発明によれば、接続検知手段
は、ハードウェアキーボードとの間の電気的な接続関係
が確立されたとき、ハードウェアキーボードが接続され
たとみなすことになる。
【0016】しかも、請求項4の発明は、前記接続検知
手段は、前記ハードウェアキーボードとの間の電気的な
接続関係が切断されたとき、当該ハードウェアキーボー
ドが取り外されたとみなすことを要旨とする。
【0017】請求項4の発明によれば、接続検知手段
は、ハードウェアキーボードとの間の電気的な接続関係
が切断されたとき、ハードウェアキーボードが取り外さ
れたとみなすことになる。
【0018】そして、請求項5の発明は、前記ハードウ
ェアキーボードとの間の電気的な接続関係は、有線又は
無線通信を介して確立又は切断されることを要旨とす
る。
【0019】請求項5の発明によれば、ハードウェアキ
ーボードとの間の電気的な接続関係は、有線又は無線通
信を介して確立又は切断されることになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る情報端末装
置の一実施形態について、図に基づいて詳細に説明す
る。
【0021】図1は、本発明に係る情報端末装置を表す
概略ブロック構成図、図2は、本情報端末装置の動作フ
ローチャート図、図3は、本情報端末装置の動作説明に
供するソフトウェアキーボードの起動状態を示す図、図
4は、本情報端末装置の動作説明に供するハードウェア
キーボードの起動状態を示す図である。
【0022】本発明に係る情報端末装置1は、図1又は
図3に示すように、文字、数字、又は記号を含むデータ
の入力時に用いられるソフトウェアキーボード25を備
える一方、データ入力時に用いられるハードウェアキー
ボード3を接続又は取り外し可能に構成されており、接
続検知手段として機能する接続検知部5と、切替制御手
段として各々機能する切替制御部7、ハードウェアキー
ボード側グラフィカル・ユーザ・インターフェース(以
下、単に「H−GUI」と言う。)9、及びソフトウェ
アキーボード側グラフィカル・ユーザ・インターフェー
ス(以下、単に「S−GUI」と言う。)13と、各G
UI毎に設けられる入力バッファ11,15と、各キー
ボードからの入力データ等が伝送されるバスライン17
と、表示制御手段として機能する表示制御部19と、表
示手段として機能する表示部21とを含んで構成されて
いる。
【0023】接続検知部5は、ハードウェアキーボード
3の接続又は取り外しに関する接続状態を検知する接続
状態検知機能を有している。なお、接続検知部5は、ハ
ードウェアキーボード3との間の電気的な接続関係が確
立されたとき、ハードウェアキーボード3が接続された
とみなす一方、ハードウェアキーボード3との間の電気
的な接続関係が切断されたとき、ハードウェアキーボー
ド3が取り外されたとみなす如く構成されている。ま
た、ハードウェアキーボード3との間の電気的な接続関
係は、有線又は無線通信を介して確立又は切断される如
く構成することができる。
【0024】切替制御部7は、接続検知部5で検知され
た接続状態に基づいて、ハードウェアキーボード3が接
続されているのか、又は取り外されているのかを判定
し、この判定の結果、ハードウェアキーボード3が取り
外されているときには、この旨を含む取り外し検知信号
を生成するとともに、生成した取り外し検知信号を、H
−GUI9及びS−GUI13の両者に送出する一方、
ハードウェアキーボード3が接続されているときには、
この旨を含む接続検知信号を生成するとともに、生成し
た接続検知信号を、H−GUI9及びS−GUI13の
両者に送出する接続状態信号送出機能を有している。
【0025】H−GUI9は、切替制御部7から取り外
し検知信号を受けたとき、ハードウェアキーボード3が
取り外されているとみなして、ハードウェアキーボード
3の起動を停止する一方、切替制御部7から接続検知信
号を受けたとき、ハードウェアキーボード3が接続され
ているとみなして、ハードウェアキーボード3を優先的
に起動する起動制御機能を有している。
【0026】入力バッファ11は、ハードウェアキーボ
ード3が起動されているとき、ハードウェアキーボード
3を用いて操作入力された入力データを一時的に記憶蓄
積するとともに、自身に蓄積された入力データを、バス
ライン17を介して、適宜のタイミングで表示制御部1
9宛に送出する機能を有している。
【0027】S−GUI13は、切替制御部7から取り
外し検知信号を受けたとき、ハードウェアキーボード3
が取り外されているとみなして、ソフトウェアキーボー
ド25を起動する一方、切替制御部7から接続検知信号
を受けたとき、ハードウェアキーボード3が接続されて
いるとみなして、ソフトウェアキーボード25の起動を
停止する起動制御機能を有している。
【0028】入力バッファ15は、ソフトウェアキーボ
ード25が起動されているとき、ソフトウェアキーボー
ド25を用いて操作入力される入力データを一時的に記
憶蓄積するとともに、自身に蓄積された入力データを、
バスライン17を介して、適宜のタイミングで表示制御
部19宛に送出する機能を有している。
【0029】そして、表示制御部19は、切替制御部7
を用いてソフトウェアキーボード25が起動されたと
き、ソフトウェアキーボード25、及びソフトウェアキ
ーボード25を用いた入力データの双方を表示部21の
表示画面上に表示させる一方、ハードウェアキーボード
3が起動されたとき、ソフトウェアキーボード25に代
えて、ハードウェアキーボード3を用いた入力データ
を、表示部21の表示画面上に優先的に表示させる表示
制御を行う表示制御機能を有して構成されている。
【0030】なお、ソフトウェアキーボード25は、図
3に示すように、その起動状態において、表示部21に
おける画面情報表示領域23のうち、適宜に設定される
ある領域を占有する如く構成される一方、ソフトウェア
キーボード25の表示領域は、ソフトウェアキーボード
25を用いて入力される入力キー情報を表示する入力キ
ー情報表示領域27と、データ入力時に用いられる複数
のキーが配列されたソフトウェアキー配列表示領域29
とを含んで構成されている。
【0031】次に、上述の如く構成された情報端末装置
1の動作について、図2に示す動作フローチャート図に
したがって、図3又は図4を参照して説明する。
【0032】まず、ステップS1において、本情報端末
装置1に設けられる図示しない電源スイッチがオンされ
ると、情報端末装置1は、各種の初期設定処理を含む電
源立上げ処理を実行する。
【0033】ステップS2において、ステップS1で本
情報端末装置1の電源が立上げられると、接続検知部5
は、ハードウェアキーボード3の接続又は取り外しに関
する接続状態を検知する接続状態検知処理を実行し、こ
の処理結果を切替制御部7宛に送出する。この接続状態
検知処理結果を受けて、切替制御部7は、接続検知部5
で検知された接続状態に基づいて、ハードウェアキーボ
ード3が接続されているのか、又は取り外されているの
かを判定する接続状態判定処理を実行し、この接続状態
判定の結果、ハードウェアキーボード3が取り外されて
いるときには、この旨を含む取り外し検知信号を生成す
るとともに、生成した取り外し検知信号を、H−GUI
9及びS−GUI13の両者に送出する一方、ハードウ
ェアキーボード3が接続されているときには、この旨を
含む接続検知信号を生成するとともに、生成した接続検
知信号を、H−GUI9及びS−GUI13の両者に送
出する接続状態信号送出処理を実行する。なお、ステッ
プS2の接続状態検知処理、接続状態判定処理、及び接
続状態信号送出処理は、本情報端末装置1の電源立上げ
後においても、適宜に設定されたタイミングで周期的に
実行される。
【0034】ステップS3において、H−GUI9は、
ステップS2の接続状態信号送出処理の結果、切替制御
部7から取り外し検知信号を受けたとき、ハードウェア
キーボード3が取り外されているとみなして、ハードウ
ェアキーボード3の起動を停止する。
【0035】さらに、ステップS4において、S−GU
I13は、ハードウェアキーボード3に代えて、ソフト
ウェアキーボード25を起動することにより、ソフトウ
ェアキーボード25を用いたデータ入力の受け付け準備
を整える。このとき、表示制御部19は、図3に示すよ
うに、ソフトウェアキーボード25を、表示部21の表
示画面上における画面情報表示領域23に表示させる。
【0036】ステップS5において、図3に示すよう
に、ソフトウェアキーボード25上のソフトウェアキー
配列表示領域29に配列された複数のキーを用いたデー
タ入力が行われると、情報端末装置1は、以下に述べる
入力キー情報処理を実行する。すなわち、入力バッファ
15は、入力データを一時的に記憶蓄積するとともに、
自身に蓄積された入力データを、バスライン17を介し
て、適宜のタイミングで表示制御部19宛に送出する。
これを受けて表示制御部19は、ソフトウェアキーボー
ド25を用いた入力データを、表示部21の表示画面上
における入力キー情報表示領域27に表示させる。
【0037】一方、ステップS6において、S−GUI
13は、ステップS2の接続状態信号送出処理の結果、
切替制御部7から接続検知信号を受けたとき、ハードウ
ェアキーボード3が接続されているとみなして、ソフト
ウェアキーボード25の起動を停止する。
【0038】さらに、ステップS7において、H−GU
I9は、ソフトウェアキーボード25に代えて、ハード
ウェアキーボード3を優先的に起動することにより、ハ
ードウェアキーボード3を用いたデータ入力の受け付け
準備を整える。このとき、図4に示すように、ソフトウ
ェアキーボード25は、表示部21の画面情報表示領域
23から消去されているので、したがって、表示画面上
における限られた情報表示領域の一部がソフトウェアキ
ーボード表示領域として占有されることは未然に防止さ
れて、表示画面上における全ての情報表示領域を有効に
活用することができる。
【0039】そして、ステップS5において、ハードウ
ェアキーボード3上に配列された図示しない複数のキー
を用いたデータ入力が行われると、情報端末装置1は、
以下に述べる入力キー情報処理を実行する。すなわち、
入力バッファ11は、入力データを一時的に記憶蓄積す
るとともに、自身に蓄積された入力データを、バスライ
ン17を介して、適宜のタイミングで表示制御部19宛
に送出する。これを受けて表示制御部19は、図4に示
すように、入力バッファ11から受け渡された入力デー
タを、表示部21の画面情報表示領域23のうち、図示
しないカーソルが置かれている所定の位置に表示させ
る。
【0040】このように、本発明に係る情報端末装置1
によれば、ハードウェアキーボード3が接続されている
ときには、ソフトウェアキーボード25の起動を停止す
るとともに、ハードウェアキーボード3を優先的に起動
する如く両キーボードの切り替え制御を行い、さらに、
ハードウェアキーボード3が起動されたとき、ソフトウ
ェアキーボード25に代えて、ハードウェアキーボード
3を用いた入力データを、表示画面上に優先的に表示さ
せるようにしたので、したがって、操作者がハードウェ
アキーボード3を用いる場合であっても、表示画面上に
おける全ての情報表示領域を有効に活用するとともに、
データ入力時の操作性を飛躍的に向上可能な情報端末装
置を得ることができる。
【0041】さらに、本発明に係る情報端末装置1によ
れば、表示制御部19は、ハードウェアキーボード3が
起動されたとき、ソフトウェアキーボード25を表示部
21の表示画面から消去した後に、ハードウェアキーボ
ード3を用いた入力データを、表示部21の表示画面の
うち、カーソルが置かれている所定の位置に優先的に表
示させる表示制御を行うので、したがって、ソフトウェ
アキーボード25が表示画面上に表示中であっても、ハ
ードウェアキーボード3が接続されることでハードウェ
アキーボード3が起動されたとき、ソフトウェアキーボ
ード25は表示画面から速やかに消去され、この消去後
に、ハードウェアキーボード3を用いた入力データが、
表示画面上に優先的に表示されることとなり、この結
果、操作者がハードウェアキーボード3を用いる場合で
あっても、表示画面上における全ての情報表示領域を有
効に活用するとともに、データ入力時の操作性を飛躍的
に向上可能な情報端末装置を得ることができる。
【0042】なお、本発明は、上述した実施形態の例に
限定されることなく、適宜の変更を加えることにより、
その他の態様で実施することができる。
【0043】すなわち、例えば、本発明に係る情報端末
装置は、インターネット端末装置、パーソナルコンピュ
ータ、携帯可能に構成されたパーソナルコンピュータで
あるいわゆるモバイルコンピュータ、携帯電話、又はパ
ーソナル・ハンディ・フォン(PHS)等の、あらゆる
形態の情報端末装置に適用することが可能であることを
付言しておく。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、ハードウェアキーボードが接続されてい
るときには、ソフトウェアキーボードの起動を停止する
とともに、ハードウェアキーボードを優先的に起動する
如く両キーボードの切り替え制御を行い、さらに、ハー
ドウェアキーボードが起動されたとき、ソフトウェアキ
ーボードに代えて、ハードウェアキーボードを用いた入
力データを、表示画面上に優先的に表示させるようにし
たので、したがって、操作者がハードウェアキーボード
を用いる場合であっても、表示画面上における全ての情
報表示領域を有効に活用するとともに、データ入力時の
操作性を飛躍的に向上可能な情報端末装置を得ることが
できる。
【0045】そして、請求項2の発明によれば、表示制
御手段は、ハードウェアキーボードが起動されたとき、
ソフトウェアキーボードを表示手段の表示画面上から消
去した後に、ハードウェアキーボードを用いた入力デー
タを、表示手段の表示画面上に優先的に表示させる表示
制御を行うので、したがって、ソフトウェアキーボード
が表示画面上に表示中であっても、ハードウェアキーボ
ードが接続されることでハードウェアキーボードが起動
されたとき、ソフトウェアキーボードは表示画面上から
速やかに消去され、この消去後に、ハードウェアキーボ
ードを用いた入力データが、表示画面上に優先的に表示
されることとなり、この結果、操作者がハードウェアキ
ーボードを用いる場合であっても、表示画面上における
全ての情報表示領域を有効に活用するとともに、データ
入力時の操作性を飛躍的に向上可能な情報端末装置を得
ることができるというきわめて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る情報端末装置の概略ブロ
ック構成図である。
【図2】図2は、本情報端末装置の動作フローチャート
図である。
【図3】図3は、本情報端末装置の動作説明に供するソ
フトウェアキーボードの起動状態を示す図である。
【図4】図4は、本情報端末装置の動作説明に供するハ
ードウェアキーボードの起動状態を示す図である。
【符号の説明】
1 情報端末装置 3 ハードウェアキーボード 5 接続検知部(接続検知手段) 7 切替制御部(切替制御手段) 9 ハードウェアキーボード側GUI(H−GUI:切
替制御手段) 11 入力バッファ 13 ソフトウェアキーボード側GUI(S−GUI:
切替制御手段) 15 入力バッファ 17 バスライン 19 表示制御部(表示制御手段) 21 表示部(表示手段) 23 画面情報表示領域 25 ソフトウェアキーボード 27 入力キー情報表示領域 29 ソフトウェアキー配列表示領域

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字、数字、又は記号を含むデータ入力
    時に用いられるソフトウェアキーボードを備える一方、
    前記データ入力時に用いられるハードウェアキーボード
    を接続又は取り外し可能に構成された情報端末装置であ
    って、 前記ハードウェアキーボードの接続又は取り外しに関す
    る接続状態を検知する接続検知手段と、 当該接続検知手段で検知された接続状態に基づいて、前
    記ハードウェアキーボードが接続されているのか、又は
    取り外されているのかを判定し、当該判定の結果、前記
    ハードウェアキーボードが取り外されているときには、
    当該ハードウェアキーボードの起動を停止するととも
    に、前記ソフトウェアキーボードを起動する一方、当該
    ハードウェアキーボードが接続されているときには、前
    記ソフトウェアキーボードの起動を停止するとともに、
    当該ハードウェアキーボードを優先的に起動する如く両
    キーボードの切り替え制御を行う切替制御手段と、 当該切替制御手段を用いてソフトウェアキーボードが起
    動されたとき、当該ソフトウェアキーボード、及び当該
    ソフトウェアキーボードを用いた入力データの双方を表
    示手段の表示画面上に表示させる一方、前記ハードウェ
    アキーボードが起動されたとき、前記ソフトウェアキー
    ボードに代えて、当該ハードウェアキーボードを用いた
    入力データを、前記表示手段の表示画面上に優先的に表
    示させる表示制御を行う表示制御手段と、 を備えて構成されることを特徴とする情報端末装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、 前記ハードウェアキーボードが起動されたとき、前記ソ
    フトウェアキーボードを前記表示手段の表示画面上から
    消去した後に、当該ハードウェアキーボードを用いた入
    力データを、当該表示手段の表示画面上に優先的に表示
    させる表示制御を行うことを特徴とする請求項1に記載
    の情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記接続検知手段は、 前記ハードウェアキーボードとの間の電気的な接続関係
    が確立されたとき、当該ハードウェアキーボードが接続
    されたとみなすことを特徴とする請求項1又は2に記載
    の情報端末装置。
  4. 【請求項4】 前記接続検知手段は、 前記ハードウェアキーボードとの間の電気的な接続関係
    が切断されたとき、当該ハードウェアキーボードが取り
    外されたとみなすことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の情報端末装置。
  5. 【請求項5】 前記ハードウェアキーボードとの間の電
    気的な接続関係は、有線又は無線通信を介して確立又は
    切断されることを特徴とする請求項3又は4に記載の情
    報端末装置。
JP10130859A 1998-05-13 1998-05-13 情報端末装置 Pending JPH11327760A (ja)

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