JP2000089892A - 表示制御装置、表示制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法及び記憶媒体

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JP2000089892A
JP2000089892A JP27050998A JP27050998A JP2000089892A JP 2000089892 A JP2000089892 A JP 2000089892A JP 27050998 A JP27050998 A JP 27050998A JP 27050998 A JP27050998 A JP 27050998A JP 2000089892 A JP2000089892 A JP 2000089892A
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Masahiko Kobayashi
雅彦 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面上の領域(ウインドウ)によって十字キ
ーの操作をマウスカーソルとして扱うか、アンカーカー
ソルとして扱うかを切り替えることにより、より優れた
ユーザインタフェースを実現することを可能とした表示
制御装置、表示制御方法及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 マウス操作を主体とする領域A及びキー
操作を受け付ける領域Bを備えたディスプレイ装置5
と、リモコン7の操作に基づく電気的信号をアプリケー
ションに分かる形式に変換し、領域Aではマウスカーソ
ルモードに設定すると共に、領域Bではアンカーカーソ
ルモードに設定する制御を行う処理プログラムを実行さ
せるCPU1とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示制御装置、表
示制御方法及び記憶媒体に係り、更に詳しくは、実行す
るアプリケーションによる演算、処理の結果を表示手段
に表示する表示制御を行うGUI(Graphical
User Interface)処理装置において、領
域(ウインドウ)に応じてカーソルをマウスカーソル或
いはアンカーカーソルと切り替え制御を行う表示制御手
段を備えるGUI処理装置に適用する場合に好適な表示
制御装置、表示制御方法及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータなど、マ
ウスとキーボードが同時に使用できる場合は、アプリケ
ーションはマウスカーソルとアンカーカーソルをそれぞ
れ別個に扱い、GUI処理に使用できた。ところが、十
字ボタンとそれ以外のボタンを幾つか備えただけのリモ
コンしか持たないセットトップボックスの場合は、両方
同時に使用できないため、十字ボタンの操作はアンカー
カーソルのように扱うのが普通であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来技術においては下記のような問題があった。即
ち、近年、インターネットブラウザ(インターネット上
のサーバにアクセスしデータを読み込むためのプログラ
ムの総称)など、明らかにマウスカーソルが使用できた
方が便利なアプリケーションが出現した。インターネッ
トブラウザの場合、ブラウザ画面内ではマウスカーソル
は非常に有効であるが、画面に同時に表示されている
「戻る」や「中止」などの機能パネルの操作に関して
は、マウスが行き過ぎてしまったり、逆になかなか目的
とするボタンにたどりつけなっかたりして、操作効率が
悪いという問題があった。
【0004】本発明は、上述した点に鑑みなされたもの
であり、画面上の領域(ウインドウ)によって十字キー
の操作をマウスカーソルとして扱うか、アンカーカーソ
ルとして扱うかを切り替えることにより、より優れたユ
ーザインタフェースを実現することを可能とした表示制
御装置、表示制御方法及び記憶媒体を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明は、表示手段にウインドウを
表示可能な表示制御装置であって、ウインドウに応じて
カーソルをマウスカーソル或いはアンカーカーソルに切
り替え制御する制御手段を有することを特徴とする。
【0006】上記目的を達成するために、請求項2記載
の本発明は、カーソルを移動可能な操作手段を有し、前
記制御手段は、前記操作手段の操作信号を所定形式に変
換し、ウインドウに応じてカーソルをマウスカーソル或
いはアンカーカーソルに切り替え制御することを特徴と
する。
【0007】上記目的を達成するために、請求項3記載
の本発明は、前記表示手段は、少なくとも二つの領域を
有し、前記制御手段は、前記表示手段の一方の領域では
マウスカーソルモードに設定すると共に、前記表示手段
の他方の領域ではアンカーカーソルモードに設定する制
御を行うことを特徴とする。
【0008】上記目的を達成するために、請求項4記載
の本発明は、前記制御手段は、前記表示手段におけるウ
インドウの重なり状態やどのウインドウがアクティブに
なっているか等の判断を行うウインドウ管理機能を有す
ることを特徴とする。
【0009】上記目的を達成するために、請求項5記載
の本発明は、前記表示手段は、少なくとも二つのウイン
ドウを表示可能な領域を有すると共に、前記各ウインド
ウの上に別のウインドウを表示可能であり、前記制御手
段は、前記表示手段の一方の領域ではマウスカーソルモ
ードでウインドウを作成すると共に、前記表示手段の他
方の領域ではアンカーカーソルモードでウインドウを作
成し、前記各ウインドウの上に別のウインドウを重ね合
わせる制御を行うことを特徴とする。
【0010】上記目的を達成するために、請求項6記載
の本発明は、前記操作手段は、拡張機能を選択可能であ
り、前記制御手段は、前記操作手段で前記拡張機能が選
択された場合に前記表示手段の各ウインドウの上に前記
拡張機能を実行するためのダイアログをウインドウとし
て重ね合わせると共に、アンカーカーソルモードに設定
する制御を行うことを特徴とする。
【0011】上記目的を達成するために、請求項7記載
の本発明は、インターネット端末装置に適用可能である
ことを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するために、請求項8記載
の本発明は、表示手段にウインドウを表示可能な表示制
御装置に適用される表示制御方法であって、ウインドウ
に応じてカーソルをマウスカーソル或いはアンカーカー
ソルに切り替え制御する制御ステップを有することを特
徴とする。
【0013】上記目的を達成するために、請求項9記載
の本発明は、カーソルを移動可能な操作ステップを有
し、前記制御ステップでは、前記操作ステップの操作信
号を所定形式に変換し、ウインドウに応じてカーソルを
マウスカーソル或いはアンカーカーソルに切り替え制御
することを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するために、請求項10記
載の本発明は、前記表示手段は、少なくとも二つの領域
を有し、前記制御ステップでは、前記表示手段の一方の
領域ではマウスカーソルモードに設定すると共に、前記
表示手段の他方の領域ではアンカーカーソルモードに設
定する制御を行うことを特徴とする。
【0015】上記目的を達成するために、請求項11記
載の本発明は、前記制御ステップでは、前記表示手段に
おけるウインドウの重なり状態やどのウインドウがアク
ティブになっているか等の判断を行うウインドウ管理機
能を有することを特徴とする。
【0016】上記目的を達成するために、請求項12記
載の本発明は、前記表示手段は、少なくとも二つのウイ
ンドウを表示可能な領域を有すると共に、前記各ウイン
ドウの上に別のウインドウを表示可能であり、前記制御
ステップでは、前記表示手段の一方の領域ではマウスカ
ーソルモードでウインドウを作成すると共に、前記表示
手段の他方の領域ではアンカーカーソルモードでウイン
ドウを作成し、前記各ウインドウの上に別のウインドウ
を重ね合わせる制御を行うことを特徴とする。
【0017】上記目的を達成するために、請求項13記
載の本発明は、前記操作ステップでは、拡張機能を選択
可能であり、前記制御ステップでは、前記操作ステップ
で前記拡張機能が選択された場合に前記表示手段の各ウ
インドウの上に前記拡張機能を実行するためのダイアロ
グをウインドウとして重ね合わせると共に、アンカーカ
ーソルモードに設定する制御を行うことを特徴とする。
【0018】上記目的を達成するために、請求項14記
載の本発明は、インターネット端末装置に適用可能であ
ることを特徴とする。
【0019】上記目的を達成するために、請求項15記
載の本発明は、表示手段にウインドウを表示可能な表示
制御装置に適用される表示制御方法を実行するプログラ
ムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶媒
体であって、前記表示制御方法は、ウインドウに応じて
カーソルをマウスカーソル或いはアンカーカーソルに切
り替え制御する制御ステップを有することを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0021】[1]第1の実施の形態 図1は本発明の第1の実施の形態に係るGUI処理機能
を有する情報処理システムの基本的な構成を示すブロッ
ク図である。本発明の第1の実施の形態に係る情報処理
システムは、CPU1、RAM2、ROM3、外部記憶
装置(DISK)4、ディスプレイ装置(CRT)5、
プリンタ装置(PRT)6、リモートコントロール装置
(RC)7、キーボード(KB)8、コミュニケーショ
ンボード(COM)9、システムバス10を備える構成
となっている。尚、図1に示す構成は一例であり図示の
構成に限定されるものではない。
【0022】上記各部の構成を詳述すると、CPU1
は、中央演算処理部であり、本システム全体の統括的な
制御及び演算処理等を行うものである。RAM2は、ラ
ンダムアクセスメモリであり、使用制限のないデータ記
憶領域であって、様々な処理毎に各処理プログラムやデ
ータ等がロード、格納され、実行される領域である。R
OM3は、読み出し専用メモリであり、本システムの起
動プログラム及び文字パターン等の記憶領域である。外
部記憶装置(DISK)4は、ハードディスク装置或い
はフロッピーディスク装置或いはフラッシュメモリ等と
して構成されており、プログラム及びデータを記憶させ
ておくものである。外部記憶装置(DISK)4内の処
理プログラムは、CPU1によりその実行時に必要に応
じて参照され、またはRAM2にロードされる。尚、処
理プログラムはROM3に格納しておく場合もある。
【0023】ディスプレイ装置(CRT)5は、CPU
1の制御に基づき各種表示を行う。尚、表示方式はCR
Tに限定されず液晶など他の表示方式とすることも可能
である。プリンタ装置(PRT)6は、CPU1の制御
に基づき記録媒体に印刷を行う。リモートコントロール
装置(RC、以下リモコンと略称)7は、例えば図2に
示すごとく構成されており、各種ボタン7a、7bを有
する。キーボード(KB)8は、各種データの入力に使
用される。但し、本実施形態においてはオプション扱い
として実際には使用しない。コミュニケーションボード
(COM)9は、外部のネットワークに接続したりする
装置である。システムバス10は、上述した各描画オブ
ジェクト間のデータの通路となるものである。
【0024】尚、特許請求の範囲における各構成要件
と、本発明の第1の実施の形態及び後述の第2の実施の
形態に係る情報処理システムの各部との対応関係は下記
の通りである。制御手段はRAM2またはROM3また
は外部記憶装置4に記憶される処理プログラム、及び処
理プログラムを実行するCPU1に対応し、表示手段は
ディスプレイ装置5に対応し、操作手段はリモコン7に
対応する。
【0025】図2は本発明の第1の実施の形態に係る情
報処理システムのリモコン7の構成例を示す概略図、図
3は本発明の第1の実施の形態に係る情報処理システム
におけるリモコン7からアプリケーションにいたるメッ
セージの流れを示す説明図、図4は本発明の第1の実施
の形態に係る情報処理システムにおける各モード別のア
プリケーションメッセージへの変換例を示す説明図であ
る。
【0026】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理
システムのリモコン7は、図2に示すごとく、上下左右
ボタン7aとそれ以外にも幾つかの機能ボタン7bを備
えている。リモコン7のボタンが押下されると、そのボ
タン毎に予め決められている電気的信号(ハードウエア
シグナル)が発行される。このハードウエアシグナルを
アプリケーションに分かる形式(アプリケーションメッ
セージ)に変換する手段が必要であり、今後メッセージ
マネージャと呼ぶものである(図3参照)。
【0027】メッセージマネージャでハードウエアシグ
ナルからアプリケーションメッセージに変換する際、従
来では1対1で同じハードウエアシグナルからは特定の
アプリケーションメッセージしか発行していなかった
が、本発明の第1の実施の形態では、図4に示すごと
く、モードに応じて変換方法を変えられるようにした点
が特徴となっている。このモードの設定はアプリケーシ
ョンがメッセージマネージャに対して行うものである。
モードはマウスモードとアンカーモードを設ける。
【0028】リモコン7の上下左右ボタン7aが押下さ
れた場合、マウスモード時は、当該ハードウエアシグナ
ルをマウスムーブメッセージに変換し、アプリケーショ
ンメッセージの付加情報にマウス座標位置を格納して発
行する。アンカーモード時は、キーダウンメッセージに
変換し、付加情報に方向(上下左右の何れか)を格納し
て発行するものである。
【0029】次に、実際のアプリケーションの動作を図
5の画面に従って説明する。図5は本発明の第1の実施
の形態に係る情報処理システムのディスプレイ装置(C
RT)5に表示されるインターネットブラウザアプリケ
ーションにおける画面の構成例を示す説明図である。図
中51は領域A、52は領域B、53はマウスカーソル
を示す。本実施形態では、画面のドット構成は全体が縦
480ドット、横640ドットである。画面の上部分3
80ドットがマウス操作を主体とする領域Aで、残りの
下100ドット部分がボタン54、55・・・などが配
置された主にキー操作を受け付ける領域Bである。
【0030】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理
システムにおけるインターネット起動時には、外部記憶
装置(DISK)4の中に格納されているデフォルトの
ホームページがディスプレイ装置(CRT)5の画面上
に先ず表示されるようになっており、カーソルのモード
はマウスモードに設定される。最初マウスポインタは画
面の左上隅にある。
【0031】領域Aの中ではカーソルはマウスモードと
して扱うので、ユーザがリモコン7の上下左右ボタン7
aを操作すると、その方向にマウスを移動させアプリケ
ーションにマウスムーブメッセージを発行する。アプリ
ケーションは、例えばそのマウス位置にリンクポイント
があれば、マウス形状を「矢印」から「指」に変えるな
どの処理を行う。更に、ユーザがマウスを移動させ、領
域Aから領域Bにマウスが入った瞬間、アプリケーショ
ンはカーソルモードをアンカーモードに変更するように
メッセージマネージャに通知する。
【0032】これに伴い、メッセージマネージャはマウ
スを消去し、リモコン7の上下左右ボタン7aの操作で
発行されるシグナルを、あたかもキーボード8のカーソ
ルキーが押下されたかのように変換してアプリケーショ
ンに通知するようになる。このため、右ボタンを3回押
下すると3つ隣りのボタンにカレントを移動させること
ができる。マウスの場合は、マウスポインタをじっと見
ながら操作する必要があったのに比べ、非常にユーザイ
ンタフェースに優れた操作仕様を提供できる。
【0033】次に、領域Bにカレントがある状態でリモ
コン7の上ボタンを押下すると、アプリケーションはメ
ッセージマネージャに対してカーソルモードをマウスモ
ードに変更するように通知する。この時、初期マウス位
置として、最後にカレントがあったボタンの一番近くの
領域A内の位置を設定すると、ユーザは自然な感じを受
けることができる。
【0034】以上説明したように、本発明の第1の実施
の形態に係る情報処理システムによれば、マウス操作を
主体とする領域A及びキー操作を受け付ける領域Bを備
えたディスプレイ装置5と、リモコン7の操作に基づく
電気的信号をアプリケーションに分かる形式に変換し、
領域Aではマウスカーソルモードに設定すると共に、領
域Bではアンカーカーソルモードに設定する制御を行う
処理プログラムを実行させるCPU1とを有するため、
下記のような効果を奏する。
【0035】上記構成において、領域Aの中ではカーソ
ルはマウスモードとして扱われ、リモコン7の上下左右
ボタン7aを操作すると、その方向にマウスを移動させ
る。マウスが領域Aから領域Bにマウスが入った瞬間、
カーソルモードがアンカーモードに変更される。これに
より、マウスが消去され、リモコン7の上下左右ボタン
7aの操作で発行されるシグナルを、あたかもキーボー
ド8のカーソルキーが押下されたかのように変換する。
領域Bにカレントがある状態でリモコン7の上ボタンを
押下すると、カーソルモードがマウスモードに変更され
る。
【0036】即ち、本発明の第1の実施の形態において
は、画面上の領域(ウインドウ)によって十字キーの操
作をマウスカーソルとして扱うか、アンカーカーソルと
して扱うかを切り替えることにより、より優れたユーザ
インタフェースを実現することが可能となる効果があ
る。
【0037】[2]第2の実施の形態 本発明の第2の実施の形態に係るGUI処理機能を有す
る情報処理システムは、上記第1の実施の形態と同様
に、CPU1、RAM2、ROM3、外部記憶装置(D
ISK)4、ディスプレイ装置(CRT)5、プリンタ
装置(PRT)6、リモートコントロール装置(RC)
7、キーボード(KB)8、コミュニケーションボード
(COM)9、システムバス10を備える構成となって
いる。上記各部の構成については上記第1の実施の形態
で詳述したので説明を省略する。
【0038】本発明の上記第1の実施の形態では、2つ
のウインドウ間の移動をアプリケーションが感知してカ
ーソルモードの変更を行っていたが、本発明の第2の実
施の形態では、メッセージマネージャとアプリケーショ
ンとの間に更にウインドウの状態等を管理するウインド
ウマネージャを入れた例を挙げる。
【0039】図6は本発明の第2の実施の形態に係る情
報処理システムにおけるリモコン7からアプリケーショ
ンにいたるメッセージの流れを示す説明図、図7は本発
明の第2の実施の形態に係る情報処理システムのディス
プレイ装置(CRT)5に表示されるインターネットブ
ラウザアプリケーションにおける画面の構成例を示す説
明図である。図中71はウインドウA、72はウインド
ウB、73はウインドウC、74はカレントを示す枠で
ある。
【0040】ウインドウマネージャは、アプリケーショ
ンの使用するウインドウの全般を管理するものである。
例えばウインドウの重なりや現在どのウインドウがアク
ティブになっているか、等を行う。通常、ウインドウ毎
にそのウインドウの動作を規定したプログラムをウイン
ドウプロシージャ(サブプログラム)として、これもウ
インドウ情報として記憶しておき、ユーザや他からのイ
ベントに対して、宛先となるべきウインドウを探し出
し、そのウインドウのウインドウプロシージャをコール
バックする方法が用いられている。
【0041】全てのウインドウは、このような各所属性
を記憶しておくことができる。ここに、カーソルモード
も記憶するようにし、アプリケーションはウインドウ作
成時に当該モードをセットすればよいだけで、後はウイ
ンドウマネージャが自動的にモードを切り替えるように
する。
【0042】画面は上記第1の実施の形態と同じものを
使用するが、図7に示すごとく、領域Aをウインドウ
A、領域BをウインドウBとし、更にこの上に拡張機能
を実行するためのダイアログ(アプリケーションソフト
で必要な情報をユーザと対話しながら入力させる方法を
実現するウインドウ)をウインドウCとして重ね合わせ
る場合を例として説明する。
【0043】本発明の第2の実施の形態に係る情報処理
システムにおけるアプリケーション起動時は、ウインド
ウAはマウスモード、ウインドウBはアンカーモードで
ウインドウを作成し、先ずウインドウAをアクティブウ
インドウとして処理を始める。
【0044】ウインドウA内ではメッセージマネージャ
がカーソルキーをマウスムーブメッセージに変換する
が、このメッセージをアプリケーションに渡す前にウイ
ンドウマネージャが内容をチェックする。マウス座標位
置がウインドウAの範囲内であればそのままアプリケー
ションに渡すが、マウス表示位置がウインドウAを外れ
ウインドウBの領域に入ったことを感知したら、アクテ
ィブなウインドウをウインドウAからウインドウBに自
動的に切り替えると共に、ウインドウBのウインドウ情
報内のカーソルモードを参照する。モードはアンカーモ
ードになっているので、ウインドウマネージャはメッセ
ージマネージャに対して、カーソルモードをアンカーモ
ードに切り替える指示を出し、発生済みのマウスムーブ
メッセージは破棄する。
【0045】メッセージマネージャは、カーソルボタン
からのシグナルをキーダウンメッセージに変換してウイ
ンドウマネージャに渡し、ウインドウマネージャはメッ
セージの付加情報に格納されている方向を参照する。左
方向と右方向だった場合は、ウインドウB内のカレント
を移動させ、そのことを必要に応じてウインドウBのウ
インドウプロシージャにも通知する。下方向だった場合
は、動かすところがないのでそのメッセージについては
何も処理を行わない。上方向だった場合は、ウインドウ
Bを出たと判断し、ウインドウBの上方向にあるウイン
ドウAをアクティブにする。ウインドウAはカーソルモ
ードがマウスモードなので、ウインドウマネージャはメ
ッセージマネージャに対してカーソルモードをマウスモ
ードに変える指示を出し、マウスの位置をウインドウB
に最後にあったカレントのそばに表示する。
【0046】また、ウインドウAがアクティブな状態
で、リモコン7の拡張機能ボタンが押下されたことによ
ってアプリケーション側がダイアログを開く場合につい
て説明する。ダイアログは図7のウインドウCとする。
ウインドウCは、カーソルモードはアンカーモードが指
定されている。ウインドウマネージャはウインドウA、
ウインドウBの上にウインドウCを開き、カーソルモー
ドをアンカーモードにするようメッセージマネージャに
通知し、ウインドウCをアクティブにする。この時、直
前にアクティブだったウインドウがウインドウAである
ことを記憶しておき、同時にマウス位置も記憶してお
く。
【0047】ユーザがダイアログ(ウインドウC)に対
して各種操作を行って、ダイアログを閉じたら、ウイン
ドウマネージャはウインドウCを消去し、ウインドウ
A、ウインドウBのそれぞれのウインドウプロシージャ
に対して、ウインドウCのかげに隠れていた部分の画面
を再表示するように通知する。再表示が終了したら、直
前にアクティブだったウインドウAのカーソルモードで
あるマウスモードに変更し、記憶しておいた座標位置に
マウスを表示させ、ウインドウAをアクティブにする。
【0048】以上説明したように、本発明の第2の実施
の形態に係る情報処理システムによれば、ウインドウ
A、ウインドウBの上にウインドウCを重ね合わせて表
示可能なディスプレイ装置5と、リモコン7の操作に基
づく電気的信号をアプリケーションに分かる形式に変換
し、ウインドウの重なりや現在どのウインドウがアクテ
ィブになっているか等の判断を行い、ウインドウAはマ
ウスモード、ウインドウBはアンカーモードでウインド
ウ作成を行い、リモコン7の拡張機能ボタンの押下に基
づきウインドウA、ウインドウBの上に拡張機能を実行
するためのダイアログをウインドウCとして重ね合わせ
ると共に、カーソルモードをアンカーモードに設定する
制御を行う処理プログラムを実行させるCPU1とを有
するため、下記のような効果を奏する。
【0049】上記構成において、マウス座標位置がウイ
ンドウAの範囲内の場合、そのままメッセージをアプリ
ケーションに渡し、マウス表示位置がウインドウBの領
域に入った場合、アクティブなウインドウをウインドウ
AからウインドウBに自動的に切り替え、カーソルモー
ドをアンカーモードに切り替える。ウインドウAがアク
ティブな状態でリモコン7の拡張機能ボタンを押下した
場合、ウインドウA、ウインドウBの上にウインドウC
を開き、カーソルモードをアンカーモードにする。
【0050】即ち、本発明の第2の実施の形態において
は、上記第1の実施の形態と同様に、画面上の領域(ウ
インドウ)によって十字キーの操作をマウスカーソルと
して扱うか、アンカーカーソルとして扱うかを切り替え
ることにより、より優れたユーザインタフェースを実現
することが可能となる効果がある。
【0051】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフト
ウエアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、シス
テム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し実行することによっ
ても、達成されることは言うまでもない。
【0052】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0053】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0054】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
は言うまでもない。
【0055】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明の表示制御装置によれば、表示手段にウインドウを
表示可能な表示制御装置であって、ウインドウに応じて
カーソルをマウスカーソル或いはアンカーカーソルに切
り替え制御する制御手段を有するため、次のような効果
を奏する。画面上の領域(ウインドウ)によって十字キ
ーの操作をマウスカーソルとして扱うか、アンカーカー
ソルとして扱うかを切り替えることにより、より優れた
ユーザインタフェースを実現することが可能となる効果
がある。
【0057】請求項2記載の本発明の表示制御装置によ
れば、カーソルを移動可能な操作手段を有し、前記制御
手段は、前記操作手段の操作信号を所定形式に変換し、
ウインドウに応じてカーソルをマウスカーソル或いはア
ンカーカーソルに切り替え制御するため、次のような効
果を奏する。上記と同様に、画面上の領域(ウインド
ウ)によって十字キーの操作をマウスカーソルとして扱
うか、アンカーカーソルとして扱うかを切り替えること
により、より優れたユーザインタフェースを実現するこ
とが可能となる効果がある。
【0058】請求項3記載の本発明の表示制御装置によ
れば、前記表示手段は、少なくとも二つの領域を有し、
前記制御手段は、前記表示手段の一方の領域ではマウス
カーソルモードに設定すると共に、前記表示手段の他方
の領域ではアンカーカーソルモードに設定する制御を行
うため、次のような効果を奏する。上記と同様に、画面
上の領域(ウインドウ)によって十字キーの操作をマウ
スカーソルとして扱うか、アンカーカーソルとして扱う
かを切り替えることにより、より優れたユーザインタフ
ェースを実現することが可能となる効果がある。
【0059】請求項4記載の本発明の表示制御装置によ
れば、前記制御手段は、前記表示手段におけるウインド
ウの重なり状態やどのウインドウがアクティブになって
いるか等の判断を行うウインドウ管理機能を有するた
め、次のような効果を奏する。上記と同様に、画面上の
領域(ウインドウ)によって十字キーの操作をマウスカ
ーソルとして扱うか、アンカーカーソルとして扱うかを
切り替えることにより、より優れたユーザインタフェー
スを実現することが可能となる効果がある。
【0060】請求項5記載の本発明の表示制御装置によ
れば、前記表示手段は、少なくとも二つのウインドウを
表示可能な領域を有すると共に、前記各ウインドウの上
に別のウインドウを表示可能であり、前記制御手段は、
前記表示手段の一方の領域ではマウスカーソルモードで
ウインドウを作成すると共に、前記表示手段の他方の領
域ではアンカーカーソルモードでウインドウを作成し、
前記各ウインドウの上に別のウインドウを重ね合わせる
制御を行うため、次のような効果を奏する。上記と同様
に、画面上の領域(ウインドウ)によって十字キーの操
作をマウスカーソルとして扱うか、アンカーカーソルと
して扱うかを切り替えることにより、より優れたユーザ
インタフェースを実現することが可能となる効果があ
る。
【0061】請求項6記載の本発明の表示制御装置によ
れば、前記操作手段は、拡張機能を選択可能であり、前
記制御手段は、前記操作手段で前記拡張機能が選択され
た場合に前記表示手段の各ウインドウの上に前記拡張機
能を実行するためのダイアログをウインドウとして重ね
合わせると共に、アンカーカーソルモードに設定する制
御を行うため、次のような効果を奏する。上記と同様
に、画面上の領域(ウインドウ)によって十字キーの操
作をマウスカーソルとして扱うか、アンカーカーソルと
して扱うかを切り替えることにより、より優れたユーザ
インタフェースを実現することが可能となる効果があ
る。
【0062】請求項7記載の本発明の表示制御装置によ
れば、インターネット端末装置に適用可能であるため、
次のような効果を奏する。インターネット端末装置にお
いて、画面上の領域(ウインドウ)によって十字キーの
操作をマウスカーソルとして扱うか、アンカーカーソル
として扱うかを切り替えることにより、より優れたユー
ザインタフェースを実現することが可能となる効果があ
る。
【0063】請求項8記載の本発明の表示制御方法によ
れば、表示手段にウインドウを表示可能な表示制御装置
に適用される表示制御方法であって、ウインドウに応じ
てカーソルをマウスカーソル或いはアンカーカーソルに
切り替え制御する制御ステップを有するため、次のよう
な効果を奏する。画面上の領域(ウインドウ)によって
十字キーの操作をマウスカーソルとして扱うか、アンカ
ーカーソルとして扱うかを切り替えることにより、より
優れたユーザインタフェースを実現することが可能とな
る効果がある。
【0064】請求項9記載の本発明の表示制御方法によ
れば、カーソルを移動可能な操作ステップを有し、前記
制御ステップでは、前記操作ステップの操作信号を所定
形式に変換し、ウインドウに応じてカーソルをマウスカ
ーソル或いはアンカーカーソルに切り替え制御するた
め、次のような効果を奏する。上記と同様に、画面上の
領域(ウインドウ)によって十字キーの操作をマウスカ
ーソルとして扱うか、アンカーカーソルとして扱うかを
切り替えることにより、より優れたユーザインタフェー
スを実現することが可能となる効果がある。
【0065】請求項10記載の本発明の表示制御方法に
よれば、前記表示手段は、少なくとも二つの領域を有
し、前記制御ステップでは、前記表示手段の一方の領域
ではマウスカーソルモードに設定すると共に、前記表示
手段の他方の領域ではアンカーカーソルモードに設定す
る制御を行うため、次のような効果を奏する。上記と同
様に、画面上の領域(ウインドウ)によって十字キーの
操作をマウスカーソルとして扱うか、アンカーカーソル
として扱うかを切り替えることにより、より優れたユー
ザインタフェースを実現することが可能となる効果があ
る。
【0066】請求項11記載の本発明の表示制御方法に
よれば、前記制御ステップでは、前記表示手段における
ウインドウの重なり状態やどのウインドウがアクティブ
になっているか等の判断を行うウインドウ管理機能を有
するため、次のような効果を奏する。上記と同様に、画
面上の領域(ウインドウ)によって十字キーの操作をマ
ウスカーソルとして扱うか、アンカーカーソルとして扱
うかを切り替えることにより、より優れたユーザインタ
フェースを実現することが可能となる効果がある。
【0067】請求項12記載の本発明の表示制御方法に
よれば、前記表示手段は、少なくとも二つのウインドウ
を表示可能な領域を有すると共に、前記各ウインドウの
上に別のウインドウを表示可能であり、前記制御ステッ
プでは、前記表示手段の一方の領域ではマウスカーソル
モードでウインドウを作成すると共に、前記表示手段の
他方の領域ではアンカーカーソルモードでウインドウを
作成し、前記各ウインドウの上に別のウインドウを重ね
合わせる制御を行うため、次のような効果を奏する。上
記と同様に、画面上の領域(ウインドウ)によって十字
キーの操作をマウスカーソルとして扱うか、アンカーカ
ーソルとして扱うかを切り替えることにより、より優れ
たユーザインタフェースを実現することが可能となる効
果がある。
【0068】請求項13記載の本発明の表示制御方法に
よれば、前記操作ステップでは、拡張機能を選択可能で
あり、前記制御ステップでは、前記操作ステップで前記
拡張機能が選択された場合に前記表示手段の各ウインド
ウの上に前記拡張機能を実行するためのダイアログをウ
インドウとして重ね合わせると共に、アンカーカーソル
モードに設定する制御を行うため、次のような効果を奏
する。上記と同様に、画面上の領域(ウインドウ)によ
って十字キーの操作をマウスカーソルとして扱うか、ア
ンカーカーソルとして扱うかを切り替えることにより、
より優れたユーザインタフェースを実現することが可能
となる効果がある。
【0069】請求項14記載の本発明の表示制御方法に
よれば、インターネット端末装置に適用可能であるた
め、次のような効果を奏する。インターネット端末装置
において、画面上の領域(ウインドウ)によって十字キ
ーの操作をマウスカーソルとして扱うか、アンカーカー
ソルとして扱うかを切り替えることにより、より優れた
ユーザインタフェースを実現することが可能となる効果
がある。
【0070】請求項15記載の本発明の記憶媒体によれ
ば、表示手段にウインドウを表示可能な表示制御装置に
適用される表示制御方法を実行するプログラムを記憶し
たコンピュータにより読み出し可能な記憶媒体であっ
て、前記表示制御方法は、ウインドウに応じてカーソル
をマウスカーソル或いはアンカーカーソルに切り替え制
御する制御ステップを有するため、次のような効果を奏
する。画面上の領域(ウインドウ)によって十字キーの
操作をマウスカーソルとして扱うか、アンカーカーソル
として扱うかを切り替えることにより、より優れたユー
ザインタフェースを実現することが可能となる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1及び第2の実施の形態に係る情報
処理システムの基本的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1及び第2の実施の形態に係る情報
処理システムのリモコンの構成例を示す概略図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理シス
テムにおけるリモコンからアプリケーションにいたるメ
ッセージの流れを示す説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理シス
テムにおける各モード別のアプリケーションメッセージ
への変換例を示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理シス
テムのディスプレイ装置に表示されるインターネットブ
ラウザアプリケーションにおける画面の構成例を示す説
明図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る情報処理シス
テムにおけるリモコンからアプリケーションにいたるメ
ッセージの流れを示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る情報処理シス
テムにおける情報処理システムのディスプレイ装置に表
示されるインターネットブラウザアプリケーションにお
ける画面の構成例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 外部記憶装置 5 ディスプレイ装置 7 リモコン

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示手段にウインドウを表示可能な表示
    制御装置であって、 ウインドウに応じてカーソルをマウスカーソル或いはア
    ンカーカーソルに切り替え制御する制御手段を有するこ
    とを特徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】 カーソルを移動可能な操作手段を有し、
    前記制御手段は、前記操作手段の操作信号を所定形式に
    変換し、ウインドウに応じてカーソルをマウスカーソル
    或いはアンカーカーソルに切り替え制御することを特徴
    とする請求項1記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、少なくとも二つの領域
    を有し、前記制御手段は、前記表示手段の一方の領域で
    はマウスカーソルモードに設定すると共に、前記表示手
    段の他方の領域ではアンカーカーソルモードに設定する
    制御を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の表示
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記表示手段における
    ウインドウの重なり状態やどのウインドウがアクティブ
    になっているか等の判断を行うウインドウ管理機能を有
    することを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、少なくとも二つのウイ
    ンドウを表示可能な領域を有すると共に、前記各ウイン
    ドウの上に別のウインドウを表示可能であり、前記制御
    手段は、前記表示手段の一方の領域ではマウスカーソル
    モードでウインドウを作成すると共に、前記表示手段の
    他方の領域ではアンカーカーソルモードでウインドウを
    作成し、前記各ウインドウの上に別のウインドウを重ね
    合わせる制御を行うことを特徴とする請求項4記載の表
    示制御装置。
  6. 【請求項6】 前記操作手段は、拡張機能を選択可能で
    あり、前記制御手段は、前記操作手段で前記拡張機能が
    選択された場合に前記表示手段の各ウインドウの上に前
    記拡張機能を実行するためのダイアログをウインドウと
    して重ね合わせると共に、アンカーカーソルモードに設
    定する制御を行うことを特徴とする請求項5記載の表示
    制御装置。
  7. 【請求項7】 インターネット端末装置に適用可能であ
    ることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の表
    示制御装置。
  8. 【請求項8】 表示手段にウインドウを表示可能な表示
    制御装置に適用される表示制御方法であって、 ウインドウに応じてカーソルをマウスカーソル或いはア
    ンカーカーソルに切り替え制御する制御ステップを有す
    ることを特徴とする表示制御方法。
  9. 【請求項9】 カーソルを移動可能な操作ステップを有
    し、前記制御ステップでは、前記操作ステップの操作信
    号を所定形式に変換し、ウインドウに応じてカーソルを
    マウスカーソル或いはアンカーカーソルに切り替え制御
    することを特徴とする請求項8記載の表示制御方法。
  10. 【請求項10】 前記表示手段は、少なくとも二つの領
    域を有し、前記制御ステップでは、前記表示手段の一方
    の領域ではマウスカーソルモードに設定すると共に、前
    記表示手段の他方の領域ではアンカーカーソルモードに
    設定する制御を行うことを特徴とする請求項8又は9記
    載の表示制御方法。
  11. 【請求項11】 前記制御ステップでは、前記表示手段
    におけるウインドウの重なり状態やどのウインドウがア
    クティブになっているか等の判断を行うウインドウ管理
    機能を有することを特徴とする請求項8記載の表示制御
    方法。
  12. 【請求項12】 前記表示手段は、少なくとも二つのウ
    インドウを表示可能な領域を有すると共に、前記各ウイ
    ンドウの上に別のウインドウを表示可能であり、前記制
    御ステップでは、前記表示手段の一方の領域ではマウス
    カーソルモードでウインドウを作成すると共に、前記表
    示手段の他方の領域ではアンカーカーソルモードでウイ
    ンドウを作成し、前記各ウインドウの上に別のウインド
    ウを重ね合わせる制御を行うことを特徴とする請求項1
    1記載の表示制御方法。
  13. 【請求項13】 前記操作ステップでは、拡張機能を選
    択可能であり、前記制御ステップでは、前記操作ステッ
    プで前記拡張機能が選択された場合に前記表示手段の各
    ウインドウの上に前記拡張機能を実行するためのダイア
    ログをウインドウとして重ね合わせると共に、アンカー
    カーソルモードに設定する制御を行うことを特徴とする
    請求項12記載の表示制御方法。
  14. 【請求項14】 インターネット端末装置に適用可能で
    あることを特徴とする請求項8乃至13の何れかに記載
    の表示制御方法。
  15. 【請求項15】 表示手段にウインドウを表示可能な表
    示制御装置に適用される表示制御方法を実行するプログ
    ラムを記憶したコンピュータにより読み出し可能な記憶
    媒体であって、 前記表示制御方法は、ウインドウに応じてカーソルをマ
    ウスカーソル或いはアンカーカーソルに切り替え制御す
    る制御ステップを有することを特徴とする記憶媒体。
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