JPH08339350A - 端末制御方式 - Google Patents

端末制御方式

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Publication number
JPH08339350A
JPH08339350A JP7143045A JP14304595A JPH08339350A JP H08339350 A JPH08339350 A JP H08339350A JP 7143045 A JP7143045 A JP 7143045A JP 14304595 A JP14304595 A JP 14304595A JP H08339350 A JPH08339350 A JP H08339350A
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JP
Japan
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screen
application program
terminal
input
information
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Application number
JP7143045A
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English (en)
Inventor
Eiji Fujita
英司 藤田
Yasuhiro Kobata
康博 木幡
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存のホスト側アプリケーションプログラム
を変更することなく、ホスト側に定義体ファイルを追加
することによって、端末側のGUIインタフェースを操
作できるようにする。 【構成】 ホスト側のアプリケーションプログラム3の
入出力要求時に、プログラム対応に作成されたウィンド
ウベースの画面を定義したGUI定義体ファイル9を参
照し、その入出力項目に対応したワークステーション2
へのイベント情報をホスト側GUIイベント送受信プロ
グラム9を通じてワークステーション2へ送信する。端
末側GUIイベント送受信プログラム12はそのイベン
ト情報を解釈して、GUIによるメニュー・ウィンドウ
を表示したり、端末側アプリケーションの操作を行った
りすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、端末制御方式に係り、
詳しくは、ホストコンピュータに接続された端末を制御
する端末制御方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータシステムにおけるワ
ークステーション制御方式については、例えば特開平6
−35855号公報で提案されたものがある。以下、こ
の従来のワークステーション制御方式について図面を用
いて説明する。図9は従来のコンピュータシステムにお
けるワークステーション制御方式の構成を示すブロック
図である。図9において、1001はホストコンピュー
タであり、1002はこのホストコンピュータ1001
に接続されたワークステーションである。1003はワ
ークステーション1002のエミュレータ画面に対して
業務と画面と入出力項目を指定して画面入出力を行うア
プリケーションプログラムであり、1004はアプリケ
ーションプログラム1003の画面と入出力項目の情報
を有する業務対応の画面制御情報ファイルである。10
05はアプリケーションプログラム1003からの画面
表示要求に対して、画面制御情報ファイル1004の情
報を取り出し、取り出した画面制御情報ファイル100
4の情報を基に入出力用データを作成し、この入出力用
データによりワークステーション1002のエミュレー
タ画面に対して入出力要求を出すワークステーション・
データ管理プログラムであり、1006はワークステー
ション・データ管理プログラム1005からの入出力用
データをワークステーション1002側に送信し、ワー
クステーション1002と入出力を行うワークステーシ
ョン制御プログラムである。 1007は複数個のウィ
ンドウを生成し管理するウィンドウ管理プログラムであ
り、1008はホストコンピュータ1001からの入出
力用データを受け取り、ウィンドウ管理プログラム10
07に入出力を要求し、ウィンドウにホストコンピュー
タ1001からの画面表示を行うエミュレータである。
1009はメニュー画面を制御するメニュー画面制御プ
ログラムであり、1010はエミュレータ1008のA
PI(Application Program In
terface;アプリケーション間通信)の機能を使
って、ワークステーション1002側のメニュー画面制
御プログラム1009に業務ID、画面ID、入出力項
目IDの通知を行うメニュー画面ID通知プログラムで
あり、1011は業務対応にあるメニュー画面制御情報
ファイルであり、画面制御情報ファイル1004の入出
力項目に対応して予め作成されている情報ファイルであ
る。ここで、ホストコンピュータ1001は、主にアプ
リケーションプログラム1003、画面制御情報ファイ
ル1004、ワークステーション・データ管理プログラ
ム1005、ワークステーション制御プログラム100
6及びメニュー画面ID通知プログラム1010から構
成されており、ワークステーション1002は、主にウ
ィンドウ管理プログラム1007、エミュレータ100
8、メニュー画面制御プログラム1009及び情報ファ
イル1011から構成されている。
【0003】次に、図10は図9に示すワークステーシ
ョン制御方式のアプリケーション画面変更例を示す図で
ある。図10(a)にはアプリケーションプログラム1
003と画面制御情報ファイル1004により定義され
た画面Bを示し、図10(b)にはメニュー画面制御プ
ログラム1009と情報ファイル1011により定義さ
れた画面NBを示している。図10(a)に示す画面B
の形式と図10(b)に示す画面NBの形式は、各々異
なっており、画面NBには、メニューを表示する情報も
含まれているために、メニュー表示を行うことができ
る。ここで、図10(a)に示す入力項目B1と図10
(b)に示す入力項目NB1が対応し、図10(a)に
示す入力項目B2と図10(b)に示す入力項目NB2
が対応し、アプリケーションプログラム1003から見
ると、図10(a)に示す入力項目B1,B2と図10
(b)に示す入力項目NB1,NB2は、同じ入力項目
に対する入力を示す。また、図10(b)に示すメニュ
ーは、入力項目NB1を入力する時に同期して表示され
る付加的なメニューである。
【0004】次に、図10(a)に示すような従来アプ
リケーション画面上に、図10(b)に示すような付加
的なメニュー画面を表示する方法を以下に説明する。 (1)アプリケーションプログラム1003は、ワーク
ステーション・データ管理プログラム1005に対して
画面制御情報ファイル1004と画面IDと入出力項目
IDを指定して、ワークステーション1002への入出
力要求を行う。ここで、画面制御情報ファイル1004
は、ファイル名をそのまま業務IDとする。画面ID
は、画面オフセットOBを用い、入出力項目IDは、項
目オフセットOB1あるいは項目オフセットOB2等を
用いる。 (2)ワークステーション・データ管理プログラム10
05は、メニュー画面ID通知プログラム1010に画
面制御情報ファイル1004と画面IDと入出力項目I
Dを通知し、メニュー画面ID通知プログラム1010
は、エミュレータ1008のアプリケーション間通信機
能を用いて、メニュー画面制御プログラム1009に対
して画面制御情報ファイル1004と画面IDと入出力
項目IDをワークステーション制御プログラム1006
を通して通知する。 (3)メニュー画面制御プログラム1009は、通知さ
れた業務ファイル名と画面IDと入出力項目IDから、
該当するメニュー情報を情報ファイル1011から取り
出し、取り出した情報ファイルのメニュー情報を基にウ
ィンドウ管理プログラム1007に対して新しいウィン
ドウを作成して表示する。このようにして、画面制御情
報ファイル名XXXと画面オフセットOBと入出力項目
に対するオフセットOB1をIDとして、付加的なメニ
ュー画面を表示することができる。 (4)画面操作者は、(3)で表示されたメニューに対
してマウス等で入力する。この時に入力されたデータ
は、メニュー画面制御プログラム1009が受信し、予
めメニュー入力に対して決められたエミュレータ100
8に対する動作情報を情報ファイル1011から取り出
し、取り出した情報ファイル1011の動作情報を基に
エミュレータ1008に対するキーボードシミュレーシ
ョン機能を用いて入力情報をエミュレータ1008の画
面に表示する。
【0005】この従来のワークステーション制御方式で
は、アプリケーションプログラム1003を基に表示さ
れた図10(a)に示すエミュレータ画面に対して、図
10(b)に示す如く情報ファイル1011を基にメニ
ューウィンドウを表示している。このため、メニューウ
ィンドウに入力項目におけるガイダンス等を表示するこ
とにより、操作性を上げることができるという利点を有
する。また、既存のアプリケーション・プログラム10
03を変更することなく、プルダウンメニューやボタン
等のGUIによるメニュー表示を行うことができるとい
う利点を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のワークステーション制御方式では、エミュレー
タ画面に入力項目におけるガイダンス表示用のメニュー
ウィンドウを表示するために、メニューウィンドウ表示
用の情報ファイル1011をワークステーション100
2毎に設けていたため、ワークステーション1002の
情報ファイル1011を追加/修正する場合、全てのワ
ークステーション1002上の情報ファイル1011を
追加/修正しなければならず、特に、ワークステーショ
ン1002の台数が多くなる程、非常に手間がかかり面
倒であるという問題があった。
【0007】そこで、本発明は、端末側にメニュー画面
表示用の定義体ファイルを設けることなく、ホストコン
ピュータ側にメニュー画面表示用の定義体ファイルを追
加することにより、既存のアプリケーション・プログラ
ムを変更しないで端末側のエミュレータ画面にメニュー
画面を表示することができるとともに、メニュー画面表
示用の定義体ファイルを追加修正する場合、ホストコン
ピュータ側のみを追加/修正するだけで済ませることが
でき、定義体ファイルの追加/修正を容易に行うことが
できる端末制御方式を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、以下の要
素を有することを特徴とするホストコンピュータに接続
された端末を制御する端末制御方式。 (a)以下の要素を有するホストコンピュータ (a1)端末側のエミュレータ画面情報を含むアプリケ
ーションプログラムを起動させる起動手段、(a2)該
アプリケーションプログラムにより表示する端末側のエ
ミュレータ画面に付加的に表示するメニュー画面の画面
属性を定義したメニュー画面情報を含む定義体ファイ
ル、(a3)該定義体ファイルで定義された画面属性に
基づいて端末側にメニュー画面情報を送信する送信手
段、 (b)以下の要素を有する端末 (b1)前記送信手段から送信されてきた上記メニュー
画面情報を受信し、該メニュー画面情報に基づいてメニ
ュー画面をエミュレータ画面に付加的に表示する表示手
段。
【0009】第2の発明は、前記メニュー画面情報に対
応した前記メニュー画面表示用のデータを格納するデー
タファイルを有し、前記送信手段は、前記端末側に前記
メニュー画面情報を送信する際、前記定義体ファイルで
定義された画面属性に基づいて前記データファイルから
データを読み取って端末側に送信することを特徴とする
ものである。
【0010】第3の発明は、前記表示手段が、前メニュ
ー画面に表示した情報を選択し、選択した前記メニュー
画面の情報を前記エミュレータ画面に表示することを特
徴とするものである。
【0011】第4の発明は、前記表示手段が、前記エミ
ュレータ画面に表示するエミュレータ出力項目に対応し
た出力付加情報メニュー用のウィンドウを前記エミュレ
ータ画面に付加的に表示することを特徴とするものであ
る。
【0012】第5の発明は、前記ホストコンピュータか
ら前記端末側のアプリケーションプログラムを起動させ
る端末側アプリケーションプログラム起動手段を有する
ことを特徴とするものである。
【0013】第6の発明は、前記ホストコンピュータか
ら、前記端末側で動作している特定アプリケーションプ
ログラムのウィンドウを前記エミュレータ画面に表示し
た他のウィンドウ画面の最上面に表示する表示手段を有
することを特徴とするものである。
【0014】第7の発明は、前記ホストコンピュータか
ら前記端末側で動作している特定アプリケーションプロ
グラムのウィンドウの表示を消す表示制御手段を有する
ことを特徴とするものである。
【0015】第8の発明は、前記送信手段が、前記ホス
トコンピュータから前記端末側で動作している特定アプ
リケーションプログラムにキー入力をシミュレートする
イベントコードを送信することを特徴とするものであ
る。
【0016】第9の発明は、前記ホストコンピュータか
ら前記端末側で動作している特定アプリケーションプロ
グラムを終了させる終了手段を有することを特徴とする
ものである。
【0017】第10の発明は、入力された特殊機能キー
に対応した機能を変更するか、または有効になっていな
いキーに機能を追加する機能変更/追加手段を有するこ
とを特徴とするものである。
【0018】
【作用】第1の発明では、ホストコンピュータ側にメニ
ュー画面表示用の画面属性を定義したメニュー画面情報
を含む定義体ファイルを作成し、この定義体ファイルの
画面属性を基に端末側にメニュー画面情報を送信して、
アプリケーションプログラムにより表示した端末のエミ
ュレータ画面にメニュー画面を付加的に表示するように
構成している。このため、メニュー画面にエミュレータ
画面の入力項目におけるガイダンス等を表示することに
より、操作性を上げることができるとともに、既存のア
プリケーションプログラムを変更することなく、プルダ
ウンメニューやボタン等のGUIによるメニュー表示を
行うことができる。また、端末側にメニュー画面表示用
の定義体ファイルを設けないでホストコンピュータ側に
メニュー画面表示用の定義体ファイルを追加して構成し
たため、メニュー画面表示用の定義体ファイルを追加/
修正する場合、ホストコンピュータ側のみを追加/修正
するだけで済ませることができ、定義体ファイルの追加
/修正を容易に行うことができる。
【0019】第2の発明では、定義体ファイルの画面属
性に対応したメニュー画面表示内容のデータを格納する
データファイルを設けて構成したため、メニュー画面表
示内容を自由に、かつ容易に変更することができるとと
もに、従来アプリケーションプログラムが持っていたデ
ータファイルをそのまま使用することができる。また、
データファイルがなくてテキストボックスを用いてキー
ボードでデータを入力する場合よりも、操作性を向上さ
せることができる。
【0020】第3の発明では、メニュー画面に表示した
情報を選択し、選択したメニュー画面の情報をエミュレ
ータ画面に表示するように構成したため、キーボードで
入力する場合よりも、マウス等の操作によりメニュー画
面の情報を選択してエミュレータ画面の入力項目に操作
性良く入力することができる。
【0021】第4の発明では、エミュレータ出力項目に
対応した出力付加情報メニュー用のウィンドウをエミュ
レータ画面に付加的に表示するように構成したため、エ
ミュレータ画面に表示した出力項目に対してエミュレー
タ画面に更にイメージデータ等による詳細情報等を表示
することができ、操作性を上げることができる。
【0022】第5の発明では、ホストコンピュータから
端末側のアプリケーションプログラムを起動させるよう
に構成したため、ホストコンピュータ側から起動させた
い端末側のワープロ、表計算等のOAソフトを起動させ
ることができ、操作性を上げることができる。
【0023】第6の発明では、ホストコンピュータから
端末側で動作している特定アプリケーションプログラム
のウィンドウを他のウィンドウ画面の最上面に表示する
ように構成したため、ホストコンピュータ側から特定ア
プリケーションプログラムのウィンドウを他のウィンド
ウ画面の最上面に持ってきて表示して、入力したいウィ
ンドウを最上面に表示することができ、入力フォーカス
を与えることができる。
【0024】第7の発明では、ホストコンピュータから
端末側で動作している特定アプリケーションプログラム
のウィンドウの表示を消すように構成したため、ホスト
コンピュータ側から操作終了等により消したいウィンド
ウを消すことができ、操作性を上げることができる。
【0025】第8の発明では、ホストコンピュータから
端末側で動作している特定アプリケーションプログラム
にキー入力をシミュレートするイベントコードを送信す
るように構成したため、あたかもキーボードからキーが
入力されたと同様の情報をホストコンピュータから端末
側のアプリケーションプログラムに送ることができ、ホ
ストコンピュータ側から端末側のアプリケーションプロ
グラムをコントロールすることができる。
【0026】第9の発明では、ホストコンピュータから
端末側で動作している特定アプリケーションプログラム
を終了させるように構成したため、ホストコンピュータ
側から操作終了等により終了させたい端末側のアプリケ
ーションプログラムを終了させることができ、操作性を
上げることができる。また、端末側のアプリケーション
プログラムを連続で動作させる場合よりも、メモリの消
耗による動作不良の恐れをなくすことができる。
【0027】第10の発明では、入力された特殊機能キ
ーに対応した機能を変更するか、または有効になってい
ないキーに機能を追加するように構成したため、GUI
によるウィンドウ画面表示や端末側のアプリケーション
プログラムの起動/操作等を操作性良く行うことができ
る。
【0028】
【実施例】
実施例1.以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明に係る実施例1の端末制御方式の構
成を示すブロック図である。図1において、1はホスト
コンピュータであり、2はこのホストコンピュータ1に
接続されたワークステーションである。3はワークステ
ーション2のエミュレータ画面に対して業務と画面と入
出力項目を指定して画面入出力を行うアプリケーション
プログラムであり、4はアプリケーションプログラム3
の画面と入出力項目の情報を有する業務対応の画面制御
情報ファイルであり、5はアプリケーションプログラム
3からの画面表示要求に対して、画面制御情報ファイル
4の情報を取り出し、取り出した画面制御情報ファイル
4の情報を基に入出力用データを作成し、この作成した
入出力用データによりワークステーション2側のエミュ
レータ画面に対して入出力要求を出すワークステーショ
ン・データ管理プログラムであり、6はワークステーシ
ョン・データ管理プログラム5からの入出力用データを
ワークステーション2側に送信し、ワークステーション
2と入出力を行うワークステーション制御プログラムで
ある。7はアプリケーションプログラム3の入出力項目
対応に、その入出力時にアプリケーションプログラム3
により表示するワークステーション2側のエミュレータ
画面に付加的に表示するメニュー画面の画面属性を定義
したメニュー画面情報を含むGUI定義体ファイルであ
り、定義体ファイル7はアプリケーションプログラム3
毎に1つ存在する。8はGUI定義体ファイル7で定義
したメニュー画面内に表示するメニュー画面表示用のデ
ータを格納するデータファイルであり、9はGUI定義
体ファイル7で定義したメニュー画面情報とメニュー画
面に出力するデータファイル8からの読込み情報とをワ
ークステーション2側に送信するホスト側GUIイベン
ト送受信プログラムである。10は複数個のウィンドウ
を生成し管理するウィンドウ管理プログラムであり、1
1はホストコンピュータ1からの入出力用データを受け
取り、ウィンドウ管理プログラム10に入出力を要求
し、ウィンドウにホストコンピュータ1からの画面表示
を行うエミュレータであり、12はホスト側GUIイベ
ント送受信プログラム9からメニュー画面情報とメニュ
ー画面に出力する情報とを受信し、入力したメニュー・
ウィンドウ13を表示する端末側GUIイベント送受信
プログラムであり、13は端末側GUIイベント送受信
プログラム12からの情報を基に表示されたメニュー・
ウィンドウである。なお、図1では、ワークステーショ
ン制御プログラム6とホスト側GUIイベント送受信プ
ログラム9を別々に単独で構成する場合を示している
が、ワークステーション制御プログラム6とホスト側G
UIイベント送受信プログラム9を単独ではなく一体的
に構成してもよい。また、エミュレータ11と端末側G
UIイベント送受信プログラム12を別々に単独で構成
する場合を示しているが、単独ではなく一体的に構成し
てもよい。また、アプリケーションプログラム3と画面
制御情報ファイル4を別々に単独で構成する場合を示し
ているが、単独ではなく一体的に構成してもよい。
【0029】次に、図2は図1に示すGUI定義体ファ
イル7のファイルフォーマットの一例を示す図である。
ここでは、GUI定義体ファイル7のファイルフォーマ
ットの一例を示している。このGUI定義体ファイル7
のファイル名は、アプリケーションプログラム3のファ
イル名+拡張子(.GUI)となっており、アプリケー
ションプログラム3と一意に決められる。例えば、アプ
リケーションプログラム3の4つの入出力項目A,B,
C,Dにメニュー画面を定義する場合は、GUI定義体
ファイル7にその4つのメニュー定義が含まれる。それ
ぞれの入力項目のメニュー定義情報としては、図2に示
すように、入出力タイプ、ウィンドウの種別(リストボ
ックス、テキストボックス等)、キャプション・タイト
ル、ボタンの種類、ウィンドウのX座標、ウィンドウの
Y座標、ウィンドウの幅、ウィンドウの高さ、出力デー
タ情報が含まれている。出力データ情報は、ウィンドウ
種別で異なり、例えば、リストボックスの場合は、リス
ト項目数及びそれぞれのリスト項目のタイトル、データ
ファイル名、カラム位置、項目長で構成される。図2で
は、リスト項目1,2の情報を示している。
【0030】次に、図3は図1に示すデータファイル8
のファイルフォーマットの一例を示す図である。ここで
は、データファイルの一般的なレコード構造を示してい
る。例えば、このファイルが順次ファイルである場合
は、その内部に固定長のレコード構造を持つ。図3に示
すフィールド1,2,3,4,・・・は、レコード上の
データ項目を示し、カラム1,2,3,4,・・・・は
それらのフィールドの先頭カラム位置を示す。カラム
は、データファイルのカラムのことを意味している。
【0031】次に、図4は図2の入出力項目Bのメニュ
ー画面表示例を示す図である。図5は図3のデータファ
イルの具体例を示す図である。図5はデータファイル
(SYOMAS)のレコード構造を示している。例え
ば、入出力項目Bの情報として、イベントタイプ:メニ
ュー出力、メニュー入出力タイプ:出力、ウィンドウの
種別:リストボックス、キャプション・タイトル:商品
コード入力メニュー、ボタンの種類:取消、ウィンドウ
のX座標:X、ウィンドウのY座標:Y、ウィンドウの
幅:W、ウィンドウの高さ:H、リスト項目数:2、リ
スト項目1のタイトル:商品コード、リスト項目1のデ
ータファイル名:SYOMAS、リスト項目1のカラム
位置:1、リスト項目1の項目長:6、リスト項目2の
タイトル:品名、リスト項目2のデータファイル名:S
YOMAS、リスト項目2のカラム位置:7、リスト項
目2の項目長:20と定義した時のメニュー画面は、図
4の入力項目Bのメニュー画面21となる。このメニュ
ー画面は、ワークステーション2のCRT画面22上
で、かつ固定画面の端末エミュレータ画面23にオーバ
ラップして表示される。
【0032】ここでは、前述の定義に従って、図5のデ
ータファイルからデータを持ってきてリストボックスに
並べる。なお、リスト項目1のデータファイルとリスト
項目2のデータファイルはファイル名が同じであるた
め、同じ構成の場合を示しているが、リストボックスに
並べる項目については、ファイル名の異なる別々のデー
タファイルから持ってきて並べても構わない。また、こ
こでは、一例としてリストボックスを表示しているが、
このリストボックスのみには限らず、テキストボックス
等で表示してもよい。ここでは、ウィンドウの種別は、
リストボックスを示したが、テキストボックス等であっ
てもよい。ボタンの種類は、メニュー画面21を消す取
消ボタンのみ示しているが、再入力ボタンやOKボタン
等を設けてもよい。取消ボタンは、1回メニュー画面2
1を表示して直ちに消したい時等に有効である。
【0033】ここで、画面制御情報ファイル4と定義体
ファイル7の違いを説明する。画面制御情報ファイル4
は、バイナリで作成されており、定義体ファイル7は、
目で見て判るようなテキストで書かれている。画面制御
情報ファイル4は、ソースをコンパイルして初めて生成
され、エミュレータ画面23の情報を持っているファイ
ルである。定義体ファイル7は、テキストファイルから
なっているので、付加的に後から何度でも容易に修正す
ることができる。これに対し、画面制御情報ファイル4
は、バイナリで作成されているので、後から修正し難
く、ソースがなくてバイナリしかないと、修正すること
ができない。定義体ファイル7は、エミュレータ画面2
3の入出力を補助するメニュー画面情報を持ったファイ
ルである。画面制御情報ファイル4に該当する画面は、
固定画面のCRT画面22であり、定義体ファイル7に
該当する画面は、メニュー画面21である。
【0034】次に、メニュー画面の表示は、以下のよう
にして行う。 (1)アプリケーションプログラム3は、ワークステー
ション・データ管理プログラム5に対して入出力要求を
行う。この時、「アプリケーションプログラム名.GU
I」という名前のGUI定義体ファイル7が存在し、か
つその入出力項目に対するメニュー定義が存在した場合
には、ワークステーション制御プログラム6の入出力マ
クロをコールしてエミュレータ11に入出力要求を出す
と同時に、ホスト側GUIイベント送受信プログラム9
に対してメニュー出力要求を出し、メニュー定義情報を
送信する。 (2)ワークステーション・データ管理プログラム5か
らのメニュー出力要求に対して、出力データ情報をデー
タファイル10から取得し、メニュー定義情報と出力デ
ータ情報を端末側GUIイベント送受信プログラム12
に送信する。 (3)端末側GUIイベント送受信プログラム12で
は、受信したメニュー定義情報と出力データに従って図
4の入力項目Bのメニュー画面21に示されるようなメ
ニュー・ウィンドウ13を表示する。 (4)GUI定義体ファイル7で定義された入出力項目
が入力項目で、メニュー入出力タイプを“入出力”と定
義することにより、(3)で表示したメニュー・ウィン
ドウ13からの入力をアプリケーションプログラム3に
反映させることができる。メニュー・ウィンドウ13か
らマウス等で入力されたデータは、端末側GUIイベン
ト送受信プログラム12に転送され、ホスト側GUIイ
ベント送受信プログラム9からワークステーション・デ
ータ管理プログラム6を経てアプリケーションプログラ
ム2に入力される。
【0035】このように、本実施例では、ホストコンピ
ュータ1側に入力項目対応のメニュー画面表示用の画面
属性を定義したメニュー画面情報を含む定義体ファイル
7を作成し、この定義体ファイル7の画面属性を基にワ
ークステーション2側にメニュー画面情報を送信して、
アプリケーションプログラム3により表示したワークス
テーション2のエミュレータ画面23にメニュー画面2
1を付加的に表示するように構成している。このため、
メニュー画面21にエミュレータ画面23の入力項目に
おけるガイダンス等を表示することにより、操作性を上
げることができるとともに、既存のアプリケーションプ
ログラム3を変更することなく、プルダウンメニューや
ボタン等のGUIによるメニュー表示を行うことができ
る。また、ワークステーション2側にメニュー画面表示
用の定義体ファイル7を設けないでホストコンピュータ
1側にメニュー画面表示用の定義体ファイル7を追加し
て構成したため、メニュー画面表示用の定義体ファイル
7を追加/修正する場合、ホストコンピュータ1側のみ
を追加/修正するだけで済ませることができ、定義体フ
ァイル7の追加/修正を容易に行うことができる。
【0036】本実施例は、定義体ファイル7の画面属性
に対応したメニュー画面表示内容のデータを格納するデ
ータファイル8を設けて構成したため、メニュー画面表
示内容を自由に、かつ容易に変更することができるとと
もに、従来アプリケーションプログラムが持っていたデ
ータファイルをそのまま使用することができる。また、
データファイル8がなくてテキストボックスを用いてキ
ーボードでデータを入力する場合よりも、操作性を向上
させることができる。
【0037】なお、上記実施例1においては、アプリケ
ーションプログラム3の入力要求時に、表示したリスト
ボックス等のGUIメニュー・ウィンドウからマウス等
で入力したデータをアプリケーションプログラム3の入
力として反映する手段を有するように構成してもよい。
これにより、メニューリストをマウスで選択して選んだ
データをエミュレータ画面23の入力項目に入れること
ができる。ここでは、メニュー画面21のリストボック
スの情報をマウスで選択すると、その情報を固定画面の
エミュレータ画面23の入力項目に自動的に持ってくる
ことができる。従って、キーボードで入力する場合より
も、マウス等の操作によりメニュー画面21の情報を選
択してエミュレータ画面23の入力項目に操作性良く入
力することができる。
【0038】また、上記実施例においては、アプリケー
ションプログラム3の出力要求時に、その出力データに
対応する出力付加情報としての図2を基に作成したGU
Iデータをウィンドウとして表示する手段を有し、ま
た、GUI定義体ファイル7で定義する入出力項目毎の
メニュー画面情報のウィンドウ種別によって様々な出力
データを指定できる手段を有するように構成してもよ
い。これにより、従来アプリケーションプログラムでテ
キスト文字でしか出力できなかった出力項目に対して、
絵や写真等のイメージデータ表示を付加することができ
る。このため、エミュレータ出力項目に対応した出力付
加情報メニュー用のウィンドウをエミュレータ画面23
に付加的に表示することにより、エミュレータ画面23
に表示した出力項目に対してエミュレータ画面23に更
にイメージデータ等による詳細情報等を表示することが
でき、操作性を上げることができる。また、従来のエミ
ュレータ画面では出力できる文字数が限られていたが、
出力項目に対する付加データをスクロール・バー付のテ
キスト・ボックスに出力することにより、画面に一度で
表示できない膨大なデータをスクロール・バー付のウィ
ンドウ上に表示することができるので、出力文字数の制
限をなくすことができる。ここでは、スクロール・バー
付のボックスは、縦に配置しているが、横に配置しても
よい。
【0039】なお、上記実施例では、定義体ファイル7
で定義したメニュー画面内に表示するデータファイル8
が必須なリストボックスによるウィンドウの場合を説明
したが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、
リストボックスでないウィンドウの場合は、データファ
イル8を用いなくてもよい。例えばテキストの場合のよ
うな固定文字の場合は、データファイル8を用いなくて
もよい。
【0040】実施例2.図6は、本発明の他の実施例を
示す図である。図6では、GUI定義体ファイル7に記
述されている入出力項目Cのイベント定義内容を示して
いる。図2の入出力項目Bのメニュー画面情報のイベン
トタイプが「メニュー出力」であるのに対して、入出力
項目Cでは、イベントタイプが「端末アプリケーション
操作」となっている。このイベントのパラメータとして
は、機能、キャプション・タイトル(端末側で起動する
アプリケーションのタイトにプログラムのファイル名)
及び補足情報がある。例えば、機能:端末アプリケーシ
ョンプログラムの起動、キャプション・タイトル:な
し、補足情報:起動する端末アプリケーションプログラ
ムのパス名を指定することにより、アプリケーションプ
ログラム2が入出力項目Cの入出力要求時に、ワークス
テーション制御プログラム6の入出力マクロをコールし
てエミュレータ11に入出力要求を出すと同時に、ホス
ト側GUIイベント送受信プログラム9に対して端末ア
プリケーション操作要求を出し、その要求を端末側GU
Iイベント送受信プログラム12が受信して、補足情報
で指定された端末アプリケーションプログラムを起動さ
せる。これにより、既存のホストコンピュータ1側のア
プリケーションプログラム3を変更することなく、その
入出力要求に同期して任意の端末側アプリケーションプ
ログラムを起動させることができる。ホストコンピュー
タ1側から起動させたいワークステーション2側のワー
プロ、表計算等のOAソフトを起動させることができ、
操作性を上げることができる。
【0041】また、上記実施例2においては、入出力項
目Cのイベント定義を例えば、機能:端末アプリケーシ
ョンプログラムのアクティブ化、キャプション・タイト
ル:端末アプリケーションプログラムを特定するための
キャプションタイトル、補足情報:なし を指定するこ
とにより、アプリケーションプログラム2が入出力項目
Cの入出力要求時と同期して、キャプション・タイトル
で特定された端末アプリケーションプログラムをアクテ
ィブにするように構成してもよい。これにより、既存の
ホスト側アプリケーションプログラム3を変更すること
なく、アプリケーションプログラム3の入出力要求と同
期して、任意の端末側アプリケーションプログラムをワ
ークステーション2上の他のウィンドウ画面の一番上に
持ってきて、表示することができる。このため、入力し
たいウィンドウ画面を最上面に表示することができるの
で、入力フォーカスを与えることができる。また、この
イベントが発生する前の状態が非表示または、アイコン
化していた場合も同様にフォーカスを与えることができ
る。
【0042】また、上記実施例2においては、入出力項
目Cのイベント定義を例えば、機能:端末アプリケーシ
ョンプログラムの非表示化、キャプション・タイトル:
端末アプリケーションプログラムを特定するためのキャ
プションタイトル、補足情報:なし を指定することに
より、アプリケーションプログラム3が入出力項目Cの
入出力要求時と同期して、キャプション・タイトルで特
定された端末アプリケーションプログラムを非表示にす
るように構成してもよい。これにより、既存のホスト側
アプリケーションプログラム3を変更することなくアプ
リケーションプログラム3の入出力要求と同期して、任
意の端末側アプリケーションプログラムのウィンドウ画
面の表示を消すようにし、ワークステーション2上から
見えなくすることができる。このため、ホストコンピュ
ータ1側から操作終了等により消したいウィンドウ画面
を消すことができ、操作性を上げることができる。ここ
では、任意の端末側アプリケーションプログラムのウィ
ンドウ画面を消すようにしているだけで、プログラムと
しては消去せずに残っているため、消したウィンドウ画
面を前述したアクティブで元に戻すことができる。
【0043】また、上記実施例2においては、入出力項
目Cのイベント定義を例えば、機能:端末アプリケーシ
ョンプログラムにキーイベント送信、キャプション・タ
イトル:端末アプリケーションプログラムを特定するた
めのキャプションタイトル、補足情報:送信キーを指定
することにより、アプリケーションプログラム3が入出
力項目Cの入出力要求時と同期して、キャプション・タ
イトルで特定された端末アプリケーションプログラムに
キー入力をシミュレートするように構成してもよい。こ
れにより、アプリケーションプログラム3の入出力要求
と同期して、任意の端末側アプリケーションプログラム
に任意のキー入力をシミュレートすることができ、端末
側アプリケーションプログラムにショートカットキーの
定義があった場合は、その対応キーを送信することによ
り、あたかもキーボードからキーが入力されたと同様の
情報をホストコンピュータ1から端末側アプリケーショ
ンプログラムに送ることができ、ホスト側のアプリケー
ションプログラム3から端末側アプリケーションプログ
ラムをコントロールすることができる。
【0044】また、上記実施例2においては、入出力項
目Cのイベント定義を例えば、機能:端末アプリケーシ
ョンプログラムの終了、キャプション・タイトル:端末
アプリケーションプログラムを特定するためのキャプシ
ョンタイトル、補足情報:なしを指定することにより、
アプリケーションプログラム3が入出力項目Cの入出力
要求時と同期して、キャプション・タイトルで特定され
た端末アプリケーションプログラムを終了させるように
構成する。これにより、既存のアプリケーションプログ
ラムを変更することなく、その入出力要求に同期して任
意の端末側アプリケーションプログラムを終了させるこ
とができる。このため、ホストコンピュータ1側から操
作終了等により終了させたい端末側アプリケーションプ
ログラムを終了させることができるので、操作性を上げ
ることができる。また、端末側でアプリケーションプロ
グラムを動かしたままでいると、メモリが消耗されて動
作不良を生じる恐れがあるが、前述の如く、端末側アプ
リケーションプログラムを終了させることにより、メモ
リの消耗による動作不良の恐れをなくすことができる。
【0045】実施例3.図7は、本発明の他の実施例を
示す図である。図7ではGUI定義体ファイル7に記述
されている入出力項目Dのイベント定義内容について示
している。入出力項目Dでは、イベントタイプが「ファ
ンクションキー機能」となっている。このイベントのパ
ラメータとしては、機能定義キー情報とファンクション
キー毎の定義情報があり、機能定義キー情報には、機能
定義するファンクションキーがどれであるかの情報が入
っている。図7では、それがF0,F5,F7及びF1
4であり、F0キー定義、F5キー定義、F7キー定義
及びF14キー定義は、それぞれのキーの詳細定義情報
である。従来のアプリケーションプログラムでは、入出
力要求時に入力項目毎に決められた特殊機能キー(例え
ば、ファンクションキー)の入力が有効になるが、その
時に押下されたファンクションキーの機能がGUI定義
体ファイル7に再定義されていた時は、GUI定義体フ
ァイル7の機能定義が実行される。また、もともと有効
でなかったファンクションキーについても、GUI定義
体ファイル7で定義されていれば、その機能定義に従っ
て実行される。これにより、既存のアプリケーションプ
ログラムを変更することなく、その入力要求時に有効と
なっているファンクションキーのもともとの機能を変更
して再定義することができるとともに、有効になってい
ないキーに対する機能定義も行うことができる。更に、
実施例1や実施例2で示した機能を各アクションキーで
機能定義することにより、既存エミュレータ画面のファ
ンクションキー押下で、GUIによるウィンドウ画面表
示や端末アプリケーションプログラムの起動/操作を操
作性良く行うことができる。
【0046】実施例4.上記実施例1,2では、アプリ
ケーションプログラム3の画面入出力項目の入出力要求
時に、GUIによるウィンドウ画面表示や端末アプリケ
ーションプログラムの起動/操作の機能を付加する例を
示したが、本発明はこれのみに限定されるものではな
く、図8に示すGUI定義体ファイルのように、項目種
別として、ファイル入出力時や、プログラム開始/終了
時や、プリント時や、ネットワークを介した通信の送受
信時等アプリケーションプログラム3がワークステーシ
ョン・データ管理プログラム5に入出力要求を出すタイ
ミングであれば、ホスト側GUIイベント送受信プログ
ラム9に要求を出すことができ、しかも上記のウィンド
ウ画面表示や端末アプリケーションプログラムの起動/
操作等を行うことができる。図8では、項目種別とし
て、実施例1〜3のフィールド入出力項目だけでなく、
ファイル入出力項目、プログラム開始/終了項目、プリ
ント入出力項目、ネットワーク入出力項目が入るファイ
ルを示している。また、項目種別のほかに、定義した項
目数と各項目の情報が入るファイルを示している。
【0047】
【発明の効果】第1の発明によれば、ホストコンピュー
タ側にメニュー画面表示用の画面属性を定義したメニュ
ー画面情報を含む定義体ファイルを作成し、この定義体
ファイルの画面属性を基に端末側にメニュー画面情報を
送信して、アプリケーションプログラムにより表示した
端末のエミュレータ画面にメニュー画面を付加的に表示
するように構成したため、メニュー画面にエミュレータ
画面の入力項目におけるガイダンス等を表示することに
より、操作性を上げることができるとともに、既存のア
プリケーションプログラムを変更することなく、プルダ
ウンメニューやボタン等のGUIによるメニュー表示を
行うことができるという効果がある。 また、端末側に
メニュー画面表示用の定義体ファイルを設けないでホス
トコンピュータ側にメニュー画面表示用の定義体ファイ
ルを追加して構成したため、メニュー画面表示用の定義
体ファイルを追加/修正する場合、ホストコンピュータ
側のみを追加/修正するだけで済ませることができ、定
義体ファイルの追加/修正を容易に行うことができると
いう効果がある。
【0048】第2の発明によれば、定義体ファイルの画
面属性に対応したメニュー画面表示内容のデータを格納
するデータファイルを設けて構成したため、メニュー画
面表示内容を自由に、かつ容易に変更することができる
とともに、従来アプリケーションプログラムが持ってい
たデータファイルをそのまま使用することができる他、
データファイルがなくてテキストボックスを用いてキー
ボードでデータを入力する場合よりも、操作性を向上さ
せることができるという効果がある。
【0049】第3の発明によれば、メニュー画面に表示
した情報を選択し、選択したメニュー画面の情報をエミ
ュレータ画面に表示するように構成したため、キーボー
ドで入力する場合よりも、マウス等の操作によりメニュ
ー画面の情報を選択してエミュレータ画面の入力項目に
操作性良く入力することができるという効果がある。
【0050】第4の発明によれば、エミュレータ出力項
目に対応した出力付加情報メニュー用のウィンドウをエ
ミュレータ画面に付加的に表示するように構成したた
め、エミュレータ画面に表示した出力項目に対してエミ
ュレータ画面に更にイメージデータ等による詳細情報等
を表示することができ、操作性を上げることができると
いう効果がある。
【0051】第5の発明によれば、ホストコンピュータ
から端末側のアプリケーションプログラムを起動させる
ように構成したため、ホストコンピュータ側から起動さ
せたい端末側のワープロ、表計算等のOAソフトを起動
させることができ、操作性を上げることができるという
効果がある。
【0052】第6の発明によれば、ホストコンピュータ
から端末側で動作している特定アプリケーションプログ
ラムのウィンドウを他のウィンドウ画面の最上面に表示
するように構成したため、ホストコンピュータ側から特
定アプリケーションプログラムのウィンドウを他のウィ
ンドウ画面の最上面に持ってきて表示して、入力したい
ウィンドウを最上面に表示することができ、入力フォー
カスを与えることができるという効果がある。
【0053】第7の発明によれば、ホストコンピュータ
から端末側で動作している特定アプリケーションプログ
ラムのウィンドウの表示を消すように構成したため、ホ
ストコンピュータ側から操作終了等により消したいウィ
ンドウを消すことができ、操作性を上げることができる
という効果がある。
【0054】第8の発明によれば、ホストコンピュータ
から端末側で動作している特定アプリケーションプログ
ラムにキー入力をシミュレートするイベントコードを送
信するように構成したため、あたかもキーボードからキ
ーが入力されたと同様の情報をホストコンピュータから
端末側のアプリケーションプログラムに送ることがで
き、ホストコンピュータ側から端末側のアプリケーショ
ンプログラムをコントロールすることができるという効
果がある。
【0055】第9の発明によれば、ホストコンピュータ
から端末側で動作している特定アプリケーションプログ
ラムを終了させるように構成したため、ホストコンピュ
ータ側から操作終了等により終了させたい端末側のアプ
リケーションプログラムを終了させることができ、操作
性を上げることができる他、端末側のアプリケーション
プログラムを連続で動作させる場合よりも、メモリの消
耗による動作不良の恐れをなくすことができるという効
果がある。
【0056】第10の発明によれば、入力された特殊機
能キーに対応した機能を変更するか、または有効になっ
ていないキーに機能を追加するように構成したため、G
UIによるウィンドウ画面表示や端末側のアプリケーシ
ョンプログラムの起動/操作等を操作性良く行うことが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1に係る端末制御方式の構成
を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すGUI定義体ファイルのファイル
フォーマットの一例を示す図である。
【図3】 図1に示すデータファイルのレコード構造を
示す図である。
【図4】 図1に示すメニュー・ウィンドウをワークス
テーションのCRT画面上に表示した例を示す図であ
る。
【図5】 図3に示すデータファイルの具体例を示す図
である。
【図6】 本発明の実施例2に係るGUI定義体ファイ
ルの構造のうち、端末アプリケーション操作定義の詳細
を示す図である。
【図7】 本発明の実施例3に係るGUI定義体ファイ
ルの構造のうち、ファンクションキー機能定義の詳細を
示す図である。
【図8】 本発明の実施例4に係るGUI定義体ファイ
ルの構造を示す図である。
【図9】 従来のコンピュータシステムにおけるワーク
ステーション制御方式の構成を示すブロック図である。
【図10】 図9に示すワークステーション制御方式の
アプリケーション画面変更例を示す図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ、2 ワークステーション、3
アプリケーションプログラム、4 画面制御情報ファ
イル、5 ワークステーション・データ管理プログラ
ム、6 ワークステーション制御プログラム、7 定義
体ファイル、8データファイル、9 ホスト側GUIイ
ベント送受信プログラム、10 ウィンドウ管理プログ
ラム、11 エミュレータ、12 端末側GUIイベン
ト送受信プログラム、13 メニュー・ウィンドウ、2
1 メニュー画面、22 CRT画面、23 エミュレ
ータ画面。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の要素を有することを特徴とするホ
    ストコンピュータに接続された端末を制御する端末制御
    方式。 (a)以下の要素を有するホストコンピュータ (a1)端末側のエミュレータ画面情報を含むアプリケ
    ーションプログラムを起動させる起動手段、(a2)該
    アプリケーションプログラムにより表示する端末側のエ
    ミュレータ画面に付加的に表示するメニュー画面の画面
    属性を定義したメニュー画面情報を含む定義体ファイ
    ル、(a3)該定義体ファイルで定義された画面属性に
    基づいて端末側にメニュー画面情報を送信する送信手
    段、 (b)以下の要素を有する端末 (b1)前記送信手段から送信されてきた上記メニュー
    画面情報を受信し、該メニュー画面情報に基づいてメニ
    ュー画面をエミュレータ画面に付加的に表示する表示手
    段。
  2. 【請求項2】 前記メニュー画面情報に対応した前記メ
    ニュー画面表示用のデータを格納するデータファイルを
    有し、前記送信手段は、前記端末側に前記メニュー画面
    情報を送信する際、前記定義体ファイルで定義された画
    面属性に基づいて前記データファイルからデータを読み
    取って端末側に送信することを特徴とする請求項1記載
    の端末制御方式。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、前メニュー画面に表示
    した情報を選択し、選択した前記メニュー画面の情報を
    前記エミュレータ画面に表示することを特徴とする請求
    項1または2いずれかに記載の端末制御方式。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記エミュレータ画面
    に表示するエミュレータ出力項目に対応した出力付加情
    報メニュー用のウィンドウを前記エミュレータ画面に付
    加的に表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の端末制御方式。
  5. 【請求項5】 前記ホストコンピュータから前記端末側
    のアプリケーションプログラムを起動させる端末側アプ
    リケーションプログラム起動手段を有することを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の端末制御方式。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、前記ホストコンピュー
    タから前記端末側で動作している特定アプリケーション
    プログラムのウィンドウを前記エミュレータ画面に表示
    した他のウィンドウ画面の最上面に表示することを特徴
    とする請求項1〜5いずれかに記載の端末制御方式。
  7. 【請求項7】 前記ホストコンピュータから前記端末側
    で動作している特定アプリケーションプログラムのウィ
    ンドウの表示を消す表示制御手段を有することを特徴と
    する請求項1〜6のいずれかに記載の端末制御方式。
  8. 【請求項8】 前記送信手段は、前記ホストコンピュー
    タから前記端末側で動作している特定アプリケーション
    プログラムにキー入力をシミュレートするイベントコー
    ドを送信することを特徴とする請求項1〜7のいずれか
    に記載の端末制御方式。
  9. 【請求項9】 前記ホストコンピュータから前記端末側
    で動作している特定アプリケーションプログラムを終了
    させる終了手段を有することを特徴とする請求項1〜7
    いずれかに記載の端末制御方式。
  10. 【請求項10】 入力された特殊機能キーに対応した機
    能を変更するか、または有効になっていないキーに機能
    を追加する機能変更/追加手段を有することを特徴とす
    る請求項1〜9いずれかに記載の端末制御方式。
JP7143045A 1995-06-09 1995-06-09 端末制御方式 Pending JPH08339350A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5956029A (en) * 1996-09-09 1999-09-21 Nec Corporation User interface conversion method and apparatus
JP2002288098A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Hitachi Kokusai Electric Inc プレゼンテーションシステム方法とその装置
KR100550733B1 (ko) * 1999-11-30 2006-02-08 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 차량용 정보 처리 장치
JP2008123441A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Toshiba Tec Corp 画面入力装置及び画面入力制御プログラム
JP2012053887A (ja) * 2011-10-06 2012-03-15 Casio Comput Co Ltd クライアント装置及びサーバベース・コンピューティング・システム

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