JPH10283323A - 計算機の表示占有ユーザ切換装置 - Google Patents

計算機の表示占有ユーザ切換装置

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JPH10283323A
JPH10283323A JP8523997A JP8523997A JPH10283323A JP H10283323 A JPH10283323 A JP H10283323A JP 8523997 A JP8523997 A JP 8523997A JP 8523997 A JP8523997 A JP 8523997A JP H10283323 A JPH10283323 A JP H10283323A
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Akira Kurosawa
章 黒沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のユーザが自己の実行途中の業務を強制
終了させることなく必要な時に表示装置の占有権を他の
ユーザに与え、また簡単に元に復帰できる。 【解決手段】 入力装置12を介して入力されたユーザ
11を指定した各種指示に応じて各種処理を実行し、表
示装置17を指定されたユーザの占有状態に制御する計
算機における表示装置を占有するユーザを切換える計算
機において、計算機の主記憶部13に形成され、各ユー
ザに対して割当てられた複数の作業領域16と、ユーザ
を指定した各種指示が入力されると、この各種指示に応
じた各種処理を実行するための作業領域を該当ユーザに
割当てられた作業領域に指定する領域指定手段15と、
入力装置を介してユーザを指定した占有ユーザの切換指
令が入力されると、表示装置の占有先を指定されたユー
ザに割当てられた作業領域に切換える占有ユーザ切換手
段15とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のユーザが使
用する計算機(コンピュータ)に係わり、特に、表示装
置をこの計算機を現在使用しているユーザに占有させる
ようにした計算機の表示占有ユーザ切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数のユーザが自由に使用可能
な計算機においては、図12に示すように、ユーザ1が
計算機を使用する場合、キーボード等の入力装置2から
ログイン操作を行ってコンピュータ本体の主記憶部3内
に作業領域4を確保する。そして、この作業領域4内に
おいてユーザ1が指定した各種指示に応じて各種処理を
実行する。そして、この処理の実行過程で生じる表示情
報をCRT表示装置等の表示装置5に表示出力する。
【0003】このように、作業領域4内における処理と
表示装置5に表示する表示情報とは密接に対応している
ので、結果的に、一人のユーザ1に対して表示装置4が
割当てられて該当計算機の使用が開始される。
【0004】前述したように、ユーザ1と表示装置5と
表示情報とを切り離すことができないので、図12に示
すように、表示装置5とユーザ1は入力装置2を介して
1対1の関係となる。このため、表示装置5は作業領域
4内の表示情報を写像しているに過ぎないにも係わら
ず、表示装置5は入力装置2を使用している一人のユー
ザ1に占有されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
に示すように、表示装置4がこの計算機を現在使用して
いる一人のユーザ1に占有されるシステムにおいては、
まだ解消すべき次のような課題があった。
【0006】すなわち、主記憶部3内に形成された作業
領域4で作成され、この作業領域4内に一時記憶されて
いる表示情報は現在表示装置5に表示している内容であ
る。当然、この表示情報は表示装置5と切離すことがで
きないため、ユーザ1が表示装置5の使用を終了した
り、中断する場合には、ユーザ1は主記憶部3内に形成
した作業領域4自体の使用を放棄しなれればならない。
【0007】しかし、この主記憶部3の作業領域4内に
は、前述した表示情報やユーザ1が使用しているウイン
ドウシステムやアプリケーシヨン・プログラムが含まれ
ているので、ユーザ1が表示装置5を解放するというこ
とは、計算機全体の使用を終了することを意味する。
【0008】なお、一般に、ウインドウシステムにおい
てはーつの表示画面上、に複数のユーザシエル(ユーザ
が入力装置から入力した各種指示を解釈して各種プログ
ラムを実行させるためのユーザとOSとの間のソフトウ
ェア・インタフェース)をウインドウとして同居させる
ことができるが、これはあくまでも同一ウインドウシス
テム上で複数の業務(アプリケーシヨン・プログラム)
が動作しているに過ぎない。
【0009】さらに、セキュリティの面からも複数のユ
ーザが同一ウインドウシステムを勝手に操作できること
になるので問題がある。したがって、複数のユーザがそ
れぞれ独立して重用な業務を実行するための計算機にお
いては、複数のユーザが同一ウインドウシステムを共通
で使用できないようにシステムが構築されているのが一
般的である。
【0010】このような計算機においては、新たなユー
ザがウインドウシステム上で動作するアプリケーシヨン
・プログラムを使用するためには前のユーザが使用して
いるウインドウシステムを終了させた後に、新たに自分
の例えばパスワード等を用いて、キーボード等の入力装
置2からログイン操作を行ってウインドウシステムを立
上げて、この新たなウインドウシステム上で自己のアプ
リケーシヨン・プログラムを起動させる必要がある。
【0011】なお、一旦、自己のパスワードでウインド
ウシステムを立上げると、このウインドウシステムの機
能を用いて複数のアプリケーシヨン・プログラムを並列
的に実行させるマルチタスク機能をこの計算機に発揮さ
せることは容易に可能である。
【0012】このように、ユーザ1が交代する毎に、ア
プリケーション・プログラムのみならずウインドウシス
テムも終了させて、また再起動させる計算機において
は、例えば、一人のユーザがこの計算機を長期間使用中
に、他のユーザが少しの時間だけこの計算機を使用した
いと要求された場合においては、実行中の業務を途中で
強制終了させると、また最初からやり直す必要があるの
で、この要求には応じられない問題かある。
【0013】また、ユーザが必要とする処理業務のなか
には、データを印字出力するのみやデータを送信するの
み等の表示装置5を必要としないものがある。しかし、
このような表示を必要としない業務であっても、必ず表
示装置5が該当ユーザの占有下に制御される。そのため
に、この表示装置5を使用していない期間においても、
他のユーザはこの計算機を使用できない問題がある。
【0014】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、表示装置を占有するユーザを任意に変更可
能とすることによって、ユーザ相互間のセキュリティを
確保した状態で、複数のユーザが自己の実行途中の業務
を強制終了させることなく、必要な時に他のユーザに表
示装置の占有権を与え、該当ユーザの業務終了によって
元のユーザの業務に簡単に復帰することができ、計算機
の操作性を向上できると共に、計算機を効率的に使用で
きる計算機の表示占有ユーザ切換装置を提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力装置を介
して入力されたユーザを指定した各種指示に応じて各種
処理を実行し、表示装置を指定されたユーザの占有状態
に制御すると共に、その処理に関する表示情報を占有状
態の表示装置に表示出力する計算機における表示装置を
占有するユーザを切換える計算機の表示占有ユーザ切換
装置に適用される。
【0016】そして、上記課題を解消するために、本発
明においては、計算機の主記憶部に形成され、各ユーザ
に対して割当てられた複数の作業領域と、ユーザを指定
した各種指示が入力されると、この各種指示に応じた各
種処理を実行するための作業領域を該当ユーザに割当て
られた作業領域に指定する領域指定手段と、入力装置を
介してユーザを指定した占有ユーザの切換指令が入力さ
れると、表示装置の占有先を指定されたユーザに割当て
られた作業領域に切換える占有ユーザ切換手段とを備え
ている。
【0017】このように構成された計算機の表示占有ユ
ーザ切換装置においては、計算機の主記憶部には各ユー
ザ毎に作業領域が形成されている。したがって、ユーザ
を指定した各種指示が入力されると該当ユーザに割付け
られた作業領域で処理が実行される。また、ユーザは表
示装置をどの作業領域へ切換するかを任意に設定でき
る。
【0018】この場合、表示装置が他の作業領域に切換
えられた元の作業領域で実行されている業務は強制終了
させる必要がないので、処理動作を一時中断させておけ
ばよい。そして、他のユーザが表示装置を用いた処理が
終了すると、表示装置の占有先を自己の作業領域に戻し
て、中断した表示動作を含む処理動作を継続できる。
【0019】また、表示動作を伴わない処理動作の場合
は、たとえ表示装置の占有先が他の作業領域に移行した
としても、該当処理動作をバックタスクとしてそのまま
継続できる。
【0020】また、他の発明は、上述した発明の発明の
計算機の表示占有ユーザ切換装置に対して、さらに、計
算機に接続された補助記憶装置内に形成された退避領域
と、入力装置を介してユーザを指定した占有ユーザの切
換指令が入力されると、表示装置を占有中の作業領域の
処理情報を退避領域へ退避させ、この退避領域に退避し
ている該当ユーザの処理情報を該当ユーザの作業領域へ
復帰させる退避/復帰手段とを付加している。
【0021】このように構成された計算機の表示占有ユ
ーザ切換装置においては、表示装置の占有ユーザの切換
指令が入力されると作業領域の処理情報が外部の補助記
憶装置の退避領域へ退避され、この退避領域に退避され
ていた指定ユーザの処理情報が主記憶部の該当ユーザの
作業領域へ復帰する。
【0022】したがって、表示装置が他の作業領域に切
換えられた元の作業領域で実行されている業務は例えば
外部のHDD等の補助記憶装置上の退避領域へ退避され
るので、バックタスクは実行できないが、主記憶部の退
避された後の作業領域を他の業務に使用できる。
【0023】さらに。別の発明の計算機の表示占有ユー
ザ切換装置においては、計算機の主記憶部に形成され、
各種処理を実行するための1個の作業領域と、計算機に
接続された補助記憶装置内に形成された退避領域と、ユ
ーザを指定した各種指示が入力されると、この各種指示
に応じた各種処理を実行するための領域を作業領域に指
定する領域指定手段と、入力装置を介してユーザを指定
した占有ユーザの切換指令が入力されると、作業領域の
処理情報を退避領域へ退避させ、この退避領域に退避し
ている該当ユーザの処理情報を作業領域へ復帰させる占
有ユーザ切換手段とを備えている。
【0024】このように構成された計算機の表示占有ユ
ーザ切換装置においては、主記憶部には1個の作業領域
のみが形成されているので、主記憶部を有効に使用でき
るとともに、表示装置は、一つの作業領域のみに接続さ
れて(占有されて)いればよく、接続先の作業領域を変
更する必要がない。
【0025】
【発明の実施の形態】以下本発明の各実施形態を図面を
用いて説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態の表示占
有ユーザ切換装置が組込まれた計算機を示す模式図であ
る。
【0026】1番からn番までのユーザ指定番号が付さ
れたn人の各ユーザ11は、それぞれキーボード等の入
力装置2からログイン操作を行ってコンピュータ本体の
主記憶部13をアクセス可能である、コンピュータ本体
の主記憶部13内には、OS(オペレーティング・シス
テム)からなり、入出力管理、ファイル管理、プロセス
管理等の通常のOS業務を実行するコアシステム14、
ユーザ11の管理や表示装置の占有管理等を実行するO
Sからなるユーザ管理プロセス15が組込まれている。
【0027】さらに、コンピュータ本体の主記憶部13
内には、前述した1番からn番までの各ユーザ11に対
応する1番からn番まてのn個の作業領域16が形成さ
れている。そして、このコンピュータ本体に対して、例
えばCRT表示装置等の表示装置17が接続されてい
る。
【0028】前記主記憶部13内に形成された各作業領
域16内には、図2に示すように、ユーザ11が入力装
置12を介して入力した各種指令(指示)を解釈して該
当プログラムを実行させるためのユーザシェル18が設
定される。また、この作業領域16内にはユーザシェル
18にて実行されるウインドウシステム19と、このウ
インドウシステム19上で実行される複数種類のアプリ
ケーション・プログラム20が格納される。さらに、こ
の作業領域16内には前記各アプリケーション・プログ
ラム20の実行過程で必要に応じて作成される表示情報
21が記憶される。
【0029】なお、主記憶部13内に形成された各作業
領域16のユーザシエル18及び各アプリケーション・
プログラム20、ウインドウシステム19は各ユーザ1
1の指示に従ってこの作業領域16内に取込まれ、表示
情報21は各プログラム20の処理の過程に従って、表
示装置17に表示されると共に、順次更新されていく。
【0030】また、前記ユーザ管理プロセス15は、図
3に示す流れ図に従って、入力処理及び表示装置17に
対する占有ユーザの切換処理を実行する。S(ステッ
プ)1にて、入力装置12を介して任意のユーザ11か
らユーザを指定した各種情報が入力されると、その入力
情報の種類を調べる(S2)。ユーザを指定した表示装
置17の占有ユーザの切換指令の場合、S3へ進み、該
当ユーザは今回新規に入力情報を入力したか否かを調べ
る。今回新規に入力情報を入力した場合は、このユーザ
11に対して予め割当てられている主記憶部13の作業
領域16に対して、前述したウイントウシステム19や
指定業務の各アプリケーション・プログラム20を含む
ユーザシェル18を設定する(S4)。
【0031】また、S3にて、既に作業領域16に該当
ユーザ11の指定業務のユーザシェル18が設定済みの
場合は、S5にて、切換先のユーザ11の作業領域16
のユーザシェル18にプログラム制御を移す。
【0032】次に、表示装置17の占有先(接続先)を
前のユーザ11の作業領域16から今回の占有切換先の
ユーザ11の作業領域16へ変更する(S6,S7)。
そして、表示装置17の表示内容を一旦クリア(リフレ
ッシュ)して(S8)、S1へ戻り、変更後のユーザ1
1による次の指示入力を待つ。
【0033】また、入力装置12を介してユーザ11か
ら入力された入力指示が占有ユーザの切換指示ではなく
て、通常の業務実行に関する指示や情報であれば、S9
にて該当指示や情報を該当ユーザ11に割当てらた作業
領域16のユーザシェル18へ渡す。
【0034】このように構成された計算機の表示占有ユ
ーザ切換装置の具体的動作を図4、図5、図6を用いて
説明する。図4においては、現在時点で、1番のユーザ
11が主記憶部13の1番の作業領域16のユーザシェ
ル18を用いて該当ユーザが指定する処理を実行中であ
り、この処理過程で生じる表示情報を、この1番の作業
領域16に接続された(占有中の)表示装置17に表示
している。したがって、この状態においては、2番と3
番の各作業領域16の各ユーザシェル18は待機中であ
る。
【0035】そして、1番のユーザ11が2番のユーザ
11を切換先に指定した表示装置17の占有ユーザの切
換指示を入力装置12を介してコンピュータ本体へ入力
すると、ユーザ管理プロセス15が起動して、これ以
降、入力装置12を介して入力される各種指示や情報の
受渡し先の作業領域16を1番の作業領域16から2番
の作業領域16へ切換える。
【0036】このとき、2番のユーザ11がログインし
ていなければ、2番の作業領域16内に2番のユーザ1
1のための新たなユーザシェル18を作成する。その結
果、この状態においては、2番の作業領域16が稼働状
態となり、1番と3番の各作業領域16の各ユーザシェ
ル18は待機中となる。この場合、1番の作業領域16
のユーザシェル18の処理は強制終了させる必要はな
く、処理の実行途中状態で中断したままであってもよ
い。
【0037】同時に、表示装置17に表示している1番
のユーザ17の表示情報21を2番のユーザ11の表示
情報21、すなわち、2番の作業領域16で作成された
表示情報21に切換える。したがって、結果的に、ユー
ザ11側から見て、表示装置17を占有するユーザ11
が1番のユーザ11からの2番のユーザ11に切換わる
ことになる。
【0038】図5は、表示装置17を占有するユーザ1
1が1番のユーザ11からの2番のユーザ11に切換っ
た図4の状態から、2番のユーザ11の業務が終了し
て、表示装置17を占有するユーザ11を2番のユーザ
11から1番のユーザ11に戻す場合の手順を示す。
【0039】この場合、2番のユーザ11から1番のユ
ーザ11を切換先に指定した表示装置17の占有ユーザ
の切換指示を入力装置12を介してコンピュータ本体へ
入力すると、ユーザ管理プロセス15が起動して、これ
以降、入力装置12を介して入力される各種指示や情報
の受渡し先の作業領域16を2番の作業領域16から1
番の作業領域16へ切換える。また、表示装置17に表
示している2番のユーザ11の表示情報21を1番のユ
ーザ11の表示情報21に切換える。
【0040】1番の作業領域16には、前回の処理途中
の中断状態が記憶されているので、中断状態を解除して
前回の処理の続きを継続する。このように、他のユーザ
11に切換えられた元のユーザ11の作業領域16は中
断状態のままで、主記憶部13内にそのまま待機状態で
残留しているので、他のユーザ11の業務が終了した時
点で、直ちに元の業務にて復帰できる。
【0041】図6は、複数のユーザ11が一つの計算機
を時分割で使用する場合の表示装置17の占有ユーザ1
1の切換指令の操作順序を示す図である。 (1) 1番のユーザ11から2番のユーザ11への切換 (2) 2番のユーザ11からn番のユーザ11への切換 (3) n番のユーザ11から1番のユーザ11への切換 (4) 1番のユーザ11から2番のユーザ11への切換 このように、表示装置17を使用するのは、一人のユー
ザ11のみであるが、表示を割当られていないユーザシ
ェル18を記憶した作業領域16も主記憶部13上に残
留しているので、切換前の状態で直ちに処理を再開でき
る。
【0042】また、各ユーザ11のユーザシェル18に
おいては、他のユーザ11に表示装置17の占有権が移
動したとしても、表示装置17を使用しない業務をその
ままバックタスクとして継続して実行できる。
【0043】なお、入力装置12上における表示装置1
7の占有ユーザの切換指示の具体的入力操作としては、 (1) 特定のホットキー操作による切換 (2) コマンド(命令)入力による切換 (3) ウインドウシステムのメューからの選択 (4) 画面内のガイダンスエリアからの選択 等がある。
【0044】また、占有ユーザの切換指示の際、復帰す
るユーザ11に対してはパスワードを入力することによ
り、切換に伴うセキュリティ低下を未然に防止できる。
このように、本発明の第1実施形態の計算機の表示占有
ユーザ切換装置においては、記憶装置17の占有ユーザ
の切換を行った後もユーザ11のユーザシエル18は主
記憶部13上に残るため、再切換によりユーザ11は切
換前の状態から作業を再開することができる。
【0045】また、待機中のユーザ11のユーザシエル
18も主記憶部13上に残っているため、表示装置17
に依存しない処理はバックタスクとして処理を継続でき
る。さらに各ユーザ11の作業領域16は主記憶部13
上においてユーザ毎に固有に確保されるので、異なる環
境、例えば異なるウインドウシステムで実行する事が可
能である。
【0046】具体的な例として、ウインドウシステム上
でワープロソフトを使用して文章を作成している場合、
一般的な計算機では、他のユーザ11がこの計算機を使
用する時は、ワープロソフトで作成中の文書をHDD等
の補助記憶装置に保存してこのワープロソフトを終了
し、かつウインドウシステムを終了してから他のユーザ
11にこの計算機を明け渡す。
【0047】そして、元のユーザ11が文書の作成を再
開するためには、他のユーザ11がウインドウシステム
を終了した後にウインドウシステムを立ち上げて、ワー
プロソフトを実行し、作成中の文書を補助記憶装置から
主記憶部上に復元する必要がある。
【0048】しかし、第1実施形態装置においては、他
のユーザ11が表示装置17を使用する場合、ユーザ1
1の切換操作だけで他のユーザ11はこの計算機を使用
することができる。元のユーザ11が文書作成を再開す
る場合もユーザ11を切換えるだけで、前の状態から文
書作成を再開できる。また、他のユーザ11に切換られ
た期間中に表示装置17を使用しない印刷等を実行する
こともできる。
【0049】また、一つの計算機において、この計算機
に常駐する複数の業務が稼働している場合、操作する端
末は業務の数だけ必要になるが、入力処理を平行に行う
必要がなければ、本実施形態装置を使用することで、1
台の端末で済むことになる。
【0050】(第2実施形態)図7は本発明の第2実施
形態の表示占有ユーザ切換装置が組込まれた計算機の概
略構成図である。図1に示す第1実施形態の表示占有ユ
ーザ切換装置が組込まれた計算機と同一部分には同一符
号が付してある。したがって、重複する部分の詳細説明
は省略されている。
【0051】この第2実施形態の表示占有ユーザ切換装
置においては、表示装置17が他のユーザ11に切換え
られたユーザ11の作業領域16のユーザシェル18及
びこの時点で作成されている表示情報21を退避するた
めの退避領域23が形成されたHDD等の補助記憶装置
22が設けられている。
【0052】このような構成の表示占有ユーザ切換装置
において、例えば、前述した図4の場合と同様に、1番
のユーザ11が表示装置17を占有している状態におい
て、1番のユーザ11が2番のユーザ11を切換先に指
定した表示装置17の占有ユーザの切換指示を入力装置
12を介してコンピュータ本体へ入力すると、ユーザ管
理プロセス15が起動して、図8(a)に示すように、
これ以降、入力装置12を介して入力される各種指示や
情報の受渡し先の作業領域16を1番の作業領域16か
ら2番の作業領域16へ切換える。
【0053】そして、この第2実施形態装置において
は、表示装置17に対する占有状態から解除されて、待
機状態に移行した1番目の作業領域16のユーザシェル
18は、補助記憶装置22の退避領域23へ退避され
る。
【0054】これにより、主記憶部13の1番の作業領
域16にはなにも記憶されていないので、この1番の作
業領域16を他の用途。例えば現在実行中の2番の作業
領域16のユーザシェル18の各業務処理のワーク領域
として使用することができる。現在、ユーザシェル18
が実行中でない3番の作業領域16のユーザシェル18
も同様に、補助記憶装置22の退避領域23へ退避され
ている。
【0055】したがって、現在、表示装置17を占有中
のユーザ11の作業領域16のユーザシェル18は、他
のユーザ11の作業領域16もワーク領域として使用で
き、主記憶部13の使用効率を大幅に向上できる。
【0056】但し、補助記憶装置22の退避領域23に
退避中のユーザシェル18を動作させることはできない
ので、バックタスク処理は実施不可能である。表示装置
17の占有ユーザ11を元に戻す場合は、1番のユーザ
11を指定した切換指示を入力装置12を介してコンピ
ュータ本体へ入力すると、ユーザ管理プロセス15が起
動して、図8(b)に示すように、補助記憶装置22の
退避領域23に退避状態の1番のユーザシェル18を主
記憶部13の1番の作業領域16へ復帰させる。そし
て、これ以降、入力装置12を介して入力される各種指
示や情報の受渡し先の作業領域16を2番の作業領域1
6から1番の作業領域16へ切換える。
【0057】そして、今度は、待機状態に移行した2番
目の作業領域16のユーザシェル18は、補助記憶装置
22の退避領域23へ退避される。 (第3実施形態)図9は本発明の第3実施形態の表示占
有ユーザ切換装置が組込まれた計算機の概略構成図であ
る。図7に示す第2実施形態の表示占有ユーザ切換装置
が組込まれた計算機と同一部分には同一符号が付してあ
る。したがって、重複する部分の詳細説明は省略されて
いる。
【0058】この第3実施形態の表示占有ユーザ切換装
置においては、主記憶部13に1つの作業領域16が形
成されているのみである。そして、表示装置17は、こ
の1つの作業領域16のみに占有(接続)されている。
そして、この作業領域16は1番からn番までの全部の
ユーザ11が共通して使用する。
【0059】このような構成の表示占有ユーザ切換装置
において、入力装置12を介して1番のユーザ11から
2番のユーザ11へ表示装置17の占有ユーザを切換え
る占有ユーザの切換指令が入力されると、現在の作業領
域16の1番のユーザ11のユーザシェル18を補助記
憶装置22の退避領域23へ退避させ、この退避領域2
3に退避している2番のユーザ11のユーザシェル18
を主記憶部13の作業領域16へ復帰させる。よって、
これ以降、2番目のユーザ11に対する処理業務が作業
領域16で実行され、処理過程の表示情報21が表示装
置17に表示出力する。
【0060】このように構成された第3実施形態装置に
おいても、先の第2実施形態装置とほぼ同様の効果を得
ることができる。さらに、この第3実施形態装置におい
ては、表示装置17は、一つの作業領域16のみに接続
されていればよく、接続先の作業領域16を変更する必
要がない。
【0061】(他のシステムへの発展)図10は、本発
明の計算機の表示占有ユーザ切換装置の機能をクライア
ント・サーバシステムに発展させた例を示す図である。
また、図11はこのクライアント・サーバシステムにお
いて、業務実行クライアントの切換動作を示す模式図で
ある。
【0062】このクライアント・サーバシステムにおい
て待機中のユーザを他の表示装置(クライアント)で使
用する方法が考えられる。すなわち、1番のクライアン
ト30を使用して所定の業務を実行していたユーザがn
番のクライアント30の設置位置へ移動して、このn番
のクライアント30で先に実行していた業務を継続して
実施する。
【0063】1番のクライアント30で作業を行ってい
たユーザの作業領域は、該当ユーザからクローズ指示に
よりクローズされる。このクローズされた1番のクライ
アント30のユーザの作業領域はサーバ31に転送さ
れ、このサーバ31によって管理される。
【0064】次にn番のクライアント30から1番のク
ライアント30で使用していたユーザの作業領域16の
オープン指示を行うことで、サーバ31からn番のクラ
イアント30に対して、サーバ31から該当ユーザに対
応する作業領域16が転送されてこのn番のクライアン
ト30でオープンされる。
【0065】これにより、1番のクライアント30で行
っていた作業を該当クライアント30で終了することな
く、n番のクライアント31でその続きを実行すること
ができる。
【0066】このようなクライアント・サーバシステム
において、作業中のファイル等の資源をサーバ31に置
くことで資源間の排他を確保できる。また、サーバ31
を使用しない場合、フアイルごと他のクライアント30
へ転送してしまう方法もある。さらに、ファイル転送前
後のクライアント30の環境が異なる場合は、動作しな
い業務(アプリケーシヨン)は表示画面上においてアイ
コン化してしまう方法がある。
【0067】また、場所を移動しながらクライアント3
0を使用する場合に有効である。例えば、ユーザが自席
のクライアント30を作業しながら、図書室に資料を調
べに行く場合、現状では図書室から資料を持ってきて自
席で作業を行うか、自席のクライアント30を終了して
作業中のフアイルを全てサーバ31に送り、図書室のク
ライアント30にサーバ31のフアイルを取り込んで作
業を再開するなどの作業を実施する必要がある。
【0068】しかし、図11のクライアント・サーバシ
ステムにおいては、ユーザは、自席のクライアント30
をクローズしてから図書室に行き、図書室のクライアン
ト30で自己の作業内容の業務をオープンすることで、
中断せずに資料を参照しながら作業を行うことができ
る。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の計算機の
表示占有ユーザ切換装置においては、表示装置を占有す
るユーザを任意に変更可能としている。したがって、ユ
ーザ相互間のセキュリティを確保した状態で、複数のユ
ーザが自己の実行途中の業務を強制終了させることな
く、必要な時に他のユーザに表示装置の占有権を渡すこ
とができ、かつ、他のユーザの使用が終了した時点で、
中断中の業務を再開することができ、計算機の操作性を
向上できると共に、計算機を効率的に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の表示占有ユーザ切換
装置が組込まれた計算機の概略構成を示す図
【図2】 同第1実施形態の表示占有ユーザ切換装置の
要部構成を示すブロック図
【図3】 同第1実施形態の表示占有ユーザ切換装置に
おけるユーザ管理プロセスの動作を示す流れ図
【図4】 同第1実施形態の表示占有ユーザ切換装置の
ユーザ切換動作を説明するための図
【図5】 同じく同第1実施形態の表示占有ユーザ切換
装置のユーザ切換動作を説明するための図
【図6】 同じく同第1実施形態の表示占有ユーザ切換
装置のユーザ切換動作を説明するための図
【図7】 本発明の第2実施形態の表示占有ユーザ切換
装置が組込まれた計算機の概略構成を示す図
【図8】 同第2実施形態の表示占有ユーザ切換装置の
ユーザ切換動作を説明するための図
【図9】 本発明の第3実施形態の表示占有ユーザ切換
装置が組込まれた計算機の概略構成を示す図
【図10】 本発明の表示占有ユーザ切換装置を発展さ
せたクライアント・サーバシステムを示す構成図
【図11】 同クライアント・サーバシステムにおける
クライアント相互間の業務移転を説明するための図
【図12】 一般的な計算機を示す模式図
【符号の説明】
11…ユーザ 12…入力装置 13…主記憶部 14…コアシステム 15…ユーザ管理プロセス 16…作業領域 17…表示装置 18…ユーザシェル 19…ウインドウシステム 20…アプリケーション・プログラム 21…表示情報 22…補助記憶装置 23…退避領域 30…クライアント 31…サーバ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力装置を介して入力されたユーザを指
    定した各種指示に応じて各種処理を実行し、表示装置を
    前記指定されたユーザの占有状態に制御すると共に、そ
    の処理に関する表示情報を前記占有状態の表示装置に表
    示出力する計算機における前記表示装置を占有するユー
    ザを切換える計算機の表示占有ユーザ切換装置におい
    て、 前記計算機の主記憶部に形成され、前記各ユーザに対し
    て割当てられた複数の作業領域と、 前記ユーザを指定した各種指示が入力されると、この各
    種指示に応じた各種処理を実行するための作業領域を該
    当ユーザに割当てられた作業領域に指定する領域指定手
    段と、 前記入力装置を介してユーザを指定した占有ユーザの切
    換指令が入力されると、前記表示装置の占有先を前記指
    定されたユーザに割当てられた作業領域に切換える占有
    ユーザ切換手段とを備えた計算機の表示占有ユーザ切換
    装置。
  2. 【請求項2】 前記計算機に接続された補助記憶装置内
    に形成された退避領域と、 前記入力装置を介してユーザを指定した占有ユーザの切
    換指令が入力されると、前記表示装置を占有中の作業領
    域の処理情報を前記退避領域へ退避させ、この退避領域
    に退避している該当ユーザの処理情報を該当ユーザの作
    業領域へ復帰させる退避/復帰手段とを備えた請求項1
    記載の計算機の表示占有ユーザ切換装置。
  3. 【請求項3】 入力装置を介して入力されたユーザを指
    定した各種指示に応じて各種処理を実行し、表示装置を
    前記指定されたユーザの占有状態に制御すると共に、そ
    の処理に関する表示情報を前記占有状態の表示装置に表
    示出力する計算機における前記表示装置を占有するユー
    ザを切換える計算機の表示占有ユーザ切換装置におい
    て、 前記計算機の主記憶部に形成され、前記各種処理を実行
    するための1個の作業領域と、 前記計算機に接続された補助記憶装置内に形成された退
    避領域と、 前記ユーザを指定した各種指示が入力されると、この各
    種指示に応じた各種処理を実行するための領域を前記作
    業領域に指定する領域指定手段と、 前記入力装置を介してユーザを指定した占有ユーザの切
    換指令が入力されると、前記作業領域の処理情報を前記
    退避領域へ退避させ、この退避領域に退避している該当
    ユーザの処理情報を前記作業領域へ復帰させる占有ユー
    ザ切換手段とを備えた計算機の表示占有ユーザ切換装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7421697B2 (en) 2001-09-18 2008-09-02 Sony Corporation Information processing apparatus having simplified user switching function and program used therefor

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