JPH1011192A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JPH1011192A
JPH1011192A JP8185505A JP18550596A JPH1011192A JP H1011192 A JPH1011192 A JP H1011192A JP 8185505 A JP8185505 A JP 8185505A JP 18550596 A JP18550596 A JP 18550596A JP H1011192 A JPH1011192 A JP H1011192A
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Tetsuya Meshii
徹哉 飯井
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ある端末装置にて処理中の応用業務を同一ネ
ットワークに接続された他の端末装置によって実行する
場合、既に行った同一操作を行うことなく他の端末装置
において引き続き処理を実行可能とした情報処理システ
ムを提供する。 【解決手段】 複数の端末装置とホスト装置とを備えた
情報処理システムにおいて、上記ホスト装置に、利用者
識別符号に対応付けて操作情報を記憶する操作情報記憶
部と、利用者識別符号を付して行われた操作を再実行さ
せるのに必要な操作情報を利用者識別符号に対応して設
定する操作情報設定手段と、利用者識別符号を付した起
動に際し、先に入力された利用者識別符号との一致を判
定する識別符号判定手段と、識別符号が同一の場合、後
から起動された端末装置を先に起動した端末装置の動作
状態と同一状態にする手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は相互に通信可能にネ
ットワーク接続されたパーソナルコンピュータなど複数
の情報処理装置から構成された情報処理システムに係
り、特にネットワーク接続された複数の情報処理装置を
使って、あたかも同一の情報処理装置を使っているかの
ごとく、一つの応用業務の流れのなかの一連の操作を重
複操作なしに実行できる情報処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータなど情報処理装
置の普及と共に、日常業務を情報処理装置を用いて行う
ことが多くなってきた。さらに近年、例えば特開平4-26
4650号公報に示された移動端末器のように、無線手段を
介してネットワーク接続し得る携帯可能な情報処理装置
を実現し、任意の場所からホスト装置と交信して応用業
務を遂行する技術が提供されるようになった。また、こ
のように異なった場所から同一ホスト装置にアクセスす
るシステムは、無線手段による接続のほか、公衆回線や
専用線を介した通信手段によっても可能である。しか
し、上記のような携帯型端末装置は小型化するため、表
示装置の面積が狭く、しかも解像度も低いので画像表示
が中心となる応用業務には不向きである。したがって、
移動先で業務実行中に画像処理が中心となる応用業務を
行う場合、ネットワーク接続された解像度の優れた他の
端末装置が存在する場面では、続きの応用業務をこの解
像度が優れた他の端末装置によって行う方が便利な場合
が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように処理途中の業務を他の端末装置によって実行す
る場合、従来、新たな端末を起動し、再度同一処理を最
初からやり直す必要が有り、極めて繁雑な作業を強いら
れていた。本発明は、上記のような従来の情報処理シス
テムに関する問題を解決するためになされたものであっ
て、続きの応用業務を同一ネットワークに接続された移
動先の端末装置で実行する場合、同一処理を重複して実
行することなく、新たに起動する他の端末装置を、それ
まで使用中の端末装置の動作状態と同じように自動的に
設定することが可能な情報処理システムを提供すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、請求項1記載の発明では、相互に通信可
能に接続された複数の端末装置およびホスト装置を備え
た情報処理システムにおいて、利用者識別符号に対応付
けて操作情報を記憶しておく操作情報記憶部と、利用者
識別符号の入力を伴った起動に続いて端末装置により一
連の操作が行われたとき、上記操作によって発生する動
作を再実行させるのに必要な操作情報を上記利用者識別
符号に対応付けて上記操作情報記憶部に設定する操作情
報設定手段と、一つの端末装置が操作状態のときに他の
端末装置から利用者識別符号の入力を伴った起動が行わ
れると、上記利用者識別符号が、上記操作状態に対応付
けられている先に入力された利用者識別符号と同一か否
かを判定する識別符号判定手段と、上記識別符号判定手
段により同一であると判定されたとき、上記操作情報記
憶部に記憶された操作情報により後から起動された端末
装置の動作状態を先に起動されていた端末装置の動作状
態まで動作させる実行手段とをホスト装置に備えた。
【0005】また、請求項2記載の発明では、上記にお
いて、端末装置内に操作情報を記憶しておく第2の操作
情報記憶部を備え、端末装置またはホスト装置内に、上
記ホスト装置内の第1の操作情報記憶部の利用者識別情
報に対応付けられた第1の操作情報と上記第2の操作情
報記憶部の第2の操作情報とを周期的に比較する操作情
報比較手段と、上記操作情報比較手段により比較した結
果、上記第2の操作情報記憶部を有する端末装置の動作
が遅れていると判定された場合、第2の操作情報が第1
の操作情報と同一になるまで上記端末装置の動作を進め
ると共に第2の操作情報を更新する実行・更新手段とを
備えた。
【0006】また、請求項3記載の発明では、上記にお
いて、第1の端末装置が第1の利用者識別情報に対応付
けられた操作状態にあることを保持しておき、第2の利
用者識別符号が上記端末装置から入力されると、ホスト
装置は第1の利用者識別符号に対応付けられた操作が行
われている第2の端末装置へ、使用要求が発生している
旨を通知する要求通知手段を備え、第2の端末装置は上
記通知手段による通知を受けて第1の端末装置を解放す
るか否かを指示させる解放指示手段と、上記解放指示手
段により解放する旨が指示されたとき、第1の端末装置
へ解放許可を通知する解放許可通知手段とを備えた。
【0007】
【作用】本発明では上記のように構成したので、請求項
1記載の発明では、他の端末装置を起動する際に利用者
の識別符号を入力することによって、それ以前に使用し
た端末装置の動作状態と同一状態に設定される。従っ
て、既に実行した処理を繰り返すことなく、引き続く処
理を実行することができる。請求項2記載の発明では、
複数の端末装置を共通の識別符号を入力して起動すれ
ば、それらの総ての端末装置がいづれか一つの端末装置
の動作状態と同一状態に設定されるので、例えば、第1
の端末装置で応用業務を実行中に他の第2の端末装置で
上記業務の続きを実行し、再び上記第1の端末装置に戻
って業務を処理する際に、上記端末装置の動作状態はそ
れまで操作していた第2の端末装置の動作状態と同じに
なっているので、複数の端末装置を順次操作する際に、
重複した同一処理を行うことなく継続した処理が可能と
なる。請求項3記載の発明では、上記第1または第2の
発明に従って複数の端末装置を操作中に他の識別符号が
入力されると、それまでの識別符号に基づいた処理状態
を保持する手段を備えたので、使用中の端末装置を他の
利用者のために解放することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づいて本発明を詳細に説明する。図7は、本発明を適
用する情報処理システムの一例を示すシステム構成図で
ある。図示したように、この情報処理システムは、複数
の情報処理装置1、2、3が伝送路9を介して相互に通
信可能に接続されたものである。なおこの図7には情報
処理装置を3台図示したが、発明の実施に当たっては台
数に制限はなく、また伝送路9が無線通信手段であって
もよい。図8はそれぞれの情報処理装置の構成例Sを示
す図である。図示したように、この実施例の情報処理装
置は、処理装置全体を制御・管理するCPU11と、一時
的にデータ(情報)を記憶しておく主メモリ12と、例え
ばハードディスク装置、フロッピーディスク装置、光デ
ィスク装置などの外部記憶装置13と、ネットワークイン
タフェース部14と、入力装置15と、表示装置16などから
構成される。なお、図7に示した複数の情報処理装置の
うち、符号1をホスト装置とし、他の符号2および符号
3の情報処理装置は、このホスト装置1(情報処理装置
1)を共有して利用者が応用業務を遂行する際に操作を
行う端末装置(以下、端末装置2,端末装置3と称す)
であるものとする。
【0009】図1は本発明の第1の実施例を示す説明図
であり、図2はその動作フロー例を示す図である。この
実施例に示すホスト装置1は、利用者識別符号(以下、
識別符号と略す)に対応付けて操作情報を記憶しておく
操作情報記憶部21と、他の端末装置により一連の操作が
行われたとき再実行に必要な操作情報を上記操作情報記
憶部21に設定する操作情報設定手段と、一つの端末装置
が第1の識別符号に対応付けられて操作状態にあると
き、他の端末装置から入力された第2の識別符号が第1
の識別符号と同一か否かを判定する識別符号判定手段
と、上記二つの識別符号が同一であると判定されたと
き、第2の識別符号を伴って後から起動された端末装置
の動作状態を、上記操作情報記憶部21に記憶された操作
情報に従って、第1の識別符号を伴い先に起動されてい
た端末装置の動作状態と同一に設定する実行手段などを
有している。また、図1に示したように、ホスト装置1
は、それぞれの利用者に対応した初期化を行うための利
用者固有情報記憶部22と、起動・操作状態(ログイン状
態)にある識別符号を記憶しておくログイン情報記憶部
23を有し、これらは上記操作情報記憶部21と共に主メモ
リ12内に割当てられている。なお、上記操作情報設定手
段、識別符号判定手段、実行手段はCPU11および主メ
モリ12内のプログラムなどから構成される。以下、図1
および図2などにより、第1の実施例の動作を説明す
る。
【0010】図1(a)に示すように、まず、利用者A
が端末装置2の入力装置15から識別符号を入力すると
(S1)、端末装置2が起動し、操作が開始される(ロ
グイン)と、端末装置2は上記識別符号をホスト装置1
へ転送する。この識別符号を受け取ったホスト装置1の
識別符号判定手段は、上記識別符号がログイン情報記憶
部23に設定されているか否かを判定し(S2)、設定さ
れていなければ(S3、No)利用者固有情報記憶部22
から上記識別符号に対応付けられた初期化情報を読み出
し端末装置2へ転送すると(図1のイ)、端末装置2は
受け取った初期化情報に従った初期設定画面表示状態に
する(S4)。
【0011】続いて、利用者Aが入力装置15から様々な
操作を行うと(図1のロ)、その操作に対応した動作が
実行され、プログラムに応じて様々な画面が端末装置2
の表示装置16に表示されると共に、この一連の動作を再
実行させるのに必要な上記操作に対応した操作情報がホ
スト装置1へ転送される(図1のハ)。ホスト装置1内
の操作情報設定手段は転送された操作情報を受け取り、
識別符号と対応付けて操作情報記憶部21に設定する。な
お、図1に示した端末装置2の画面は、文書作成プログ
ラムが起動され、「ABCDefgh」と入力され、表
示されたことを示している。この場合、ホスト装置1の
操作情報記憶部21には、文書作成プログラムを起動し、
「ABCDefgh」という文字列が書き込まれた文書
を読み出し、表示する動作を実行させる操作情報が設定
される。
【0012】その後、利用者Aは他の場所へ移動し、例
えば図1(b)に示すように端末装置3を起動し、識別
符号を入力すると(図1のニ)(S1)、ホスト装置1
がこの識別符号を取得し、識別符号判定手段が上記識別
符号をログイン情報記憶部23の識別符号と照合する(S
2)。そして、一致する識別符号が設定されている場合
は(S3、Yes)、実行手段は上記識別符号に対応付
けられた操作情報を操作情報記憶部21から読み出して端
末装置3へ転送し、実行を指示する(図1のホ)。その
結果、端末装置3は、端末装置2において実行された処
理が自動的に実行され、同一の画面状態となる(S
5)。このように本発明の第1の実施例によれば、利用
者は移動先の端末装置から識別符号を入力するのみで、
それ以前に別の端末装置で操作・実行した処理が、他の
情報端末装置の起動時に自動的に実行されるので、重複
する処理を行うことなく、続く処理を行うことができ
る。なお、図1(b)は、端末装置3の画面が端末装置
2の画面と同一状態に設定されたことを示している。
【0013】図3は本発明の第2の実施例を示す説明図
であり、図4はその動作フロー図である。この実施例の
情報処理システムは、第1の実施例の構成に加え図3に
示すように、端末装置の主メモリ12内に第2の操作情報
記憶部24を有すると共に、端末装置またはホスト装置1
には、ホスト装置1内の第1の操作情報記憶部21の操作
情報と端末装置内の第2の操作情報記憶部24の操作情報
とを比較する操作情報比較手段と、上記の二つの操作情
報が一致していないとき、上記第1の実施例に倣ってそ
れらが一致するまで端末装置の動作を実行させると共
に、第2の操作情報記憶部24の内容が第1の操作情報と
同じになるように第2の操作情報を更新する実行・更新
手段を有する。なお、上記操作情報比較手段および実行
・更新手段はCPU11および主メモリ12内のプログラム
などから構成される。
【0014】以下、図3および図4により、第2の実施
例の動作を説明する。この実施例のホスト装置1は、第
1の実施例において説明したように、後から起動された
端末装置3の動作を先に起動された端末装置2の動作状
態と同一になるまで進めたとき、そのとき操作が行われ
ていない端末装置2に指示して、第1の操作情報記憶部
21から利用者Aの識別符号に対応した操作情報を読み込
ませる(S11)。端末装置2内の第2の操作情報記憶部
24に操作情報が格納されると(S11)、以後、端末装置
2内(ホスト装置1内でもよい)の操作情報比較手段
は、周期的に第1の操作情報記憶部21内の識別符号に対
応した操作情報を読み込み、第2の操作情報記憶部24内
の操作情報と比較する(S12)(図3aのヘ)。そし
て、端末装置3内での操作が進み、比較した結果、両者
に差異が生じている場合は(S13、Yes)、端末装置
2内の実行・更新手段は、差異分の動作を実行すると共
に、第2の操作情報記憶部24内の操作情報が第1の操作
情報記憶部21内の操作情報と同じになるように更新する
(S14)(図3bのト)。図3(b)の端末装置2の画
面は、端末装置3の画面と同一になるまで処理が実行さ
れたことを示している。さらに利用者Aが端末装置2へ
戻り(図3bのチ)、操作を開始すると(図3bの
リ)、ホスト装置1はそれを認知し、その後は端末装置
2からの操作情報を第1の操作情報記憶部21に設定し、
それ以降は端末装置3が図4に示す動作フローを実行す
る。このように、本発明の第2の実施例によれば、複数
の情報端末装置を順次移転しつつ処理操作を行う場合で
あっても、それまで実行した処理操作がそれぞれの情報
端末装置に引き継がれるので、重複した処理を行うこと
なく複数の情報処理端末を、あたかも一台を操作してい
るように使用することが可能となる。なお、上記の説明
は、操作情報比較手段などを端末装置内に設けた場合を
示している。
【0015】図5は本発明の第3の実施例を示す説明図
であり、図6はその動作フロー図である。この実施例の
情報処理システムは、第1または第2の実施例に加えホ
スト装置1内に次の機能を付加したものである。すなわ
ち、例えばある利用者が第1の識別符号に対応付けて第
1と第2の二つの端末装置、または更に第3の端末を加
えた3台の端末装置を使用中に、他の利用者が上記第1
の端末装置の使用を希望する場合を想定して説明する。
上記第1の端末装置から他の利用者が第2の識別符号を
入力すると、ホスト装置1はこの情報を受け、その旨を
上記第1の識別符号に対応付けられて操作中の第2の端
末装置へ通知する要求通知手段を備えると共に、端末装
置には上記通知を受けたとき、第1の端末装置を解放す
るか否かを指示する解放指示手段と、上記解放指示手段
により解放する旨が指示されたとき第1の端末装置へ解
放許可を通知する解放許可通知手段を備える。なお、上
記要求通知手段、解放指示手段、解放許可通知手段は、
CPU11および主メモリ12内のプログラムなどから構成
される。
【0016】以下、図5および図6により、第3の実施
例の動作を説明する。図5において、第1および第2の
実施例において説明したように、まず利用者Aが端末装
置2を起動し、途中まで操作した後、端末装置2を操作
状態にしたまま端末装置3でその続きの操作をしている
状態を示している。この状態では、図5に示したよう
に、ホスト装置1のログイン情報記憶部23には利用者A
の識別符号が設定されており、操作情報記憶部21には利
用者Aの識別符号に対応付けて操作情報、および現在利
用者Aが操作中の端末識別符号(図5の例では端末装置
3の識別符号)が設定されている。このような状態にお
いて、図5に示したように、利用者Bが第1の端末装置
2より何らかの操作入力を行ったとすると、ホスト装置
1はその操作入力を検出し(S21)、端末装置2の利用
者Bに対し、識別符号の入力を要求する(S22)(図5
のヌ)。これにしたがって、利用者Bが自分の識別符号
を入力すると(図5のル)、ホスト装置1内の識別符号
判定手段はそれを取得し、ログイン情報記憶部23に記憶
されている識別符号と比較し(S23)(図5参照)、両
者が同一であるか否かを判定する(S24)。そして、識
別符号が異なる場合は(S24、No)、要求通知手段は
端末装置2を識別符号により操作中の利用者Aがそのと
き第2の端末装置を操作中であることを、操作情報記憶
部21内に設定されている端末識別符号に基づいて特定す
る。
【0017】続いて、要求通知手段は特定した第2の端
末装置(図5の例では端末装置3)に対し、端末装置2
において他社から使用要求が発生している旨を通知する
(S25)(図5のヲ)。端末装置3内の解放指示手段は
この通知を取得すると、表示装置16に端末装置2を解放
するか否かの指示を求めるメッセージを表示し、利用者
Aに解放許可または不可を示す情報の入力を促す(S2
6)(図5のワ)。利用者Aが入力した解放許可/不可
情報を取得した解放指示手段は、その情報を解放許可通
知手段に渡すと、解放許可通知手段は取得した解放許可
/不可情報の内容を判定し(S27)、解放不可ならば
(S27、No)その旨を示す通知を端末装置2へ送信し
て使用不可状態にさせ(S28)、解放許可ならば(S2
7、Yes)、その旨を示す通知を端末装置2へ送信し
て使用可状態にさせる(S29)。なお、解放許可通知手
段による通知は、端末装置3から端末装置2へ直接行な
うことなく、ホスト装置1を介して行うようにすること
も可能である。一方、ステップS24において、識別符号
が一致している場合は(S24、Yes)、同一使用者で
あるから第2の実施例に示した場合になるので、第2の
実施例と同様の動作が実行される(S30, S31)。この
ように、本実施例によれば、一人の使用者が複数の端末
装置を利用中に、必要に応じて他者にも開放できるの
で、1人の利用者によって独占にされることがなくな
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
請求項1記載の発明では、新たに起動する端末装置でに
利用者の識別符号を入力するのみで、上記識別符号を入
力した端末装置の動作状態を、それまで操作していた他
の端末装置の動作状態と同じになるので、他の端末装置
において、実行した同一の操作を繰り返し行うことな
く、業務の続きを実行できる。また、請求項2記載の発
明では、複数の情報端末装置を順次移転しつつ処理操作
を行う場合であっても、それまで実行した処理操作がそ
れぞれの情報端末装置に引き継がれるので、重複した処
理を行うことなく複数の情報処理端末を、あたかも一台
を操作しているように使用することが可能となる。たと
えば、最初は第1の端末装置で応用業務を実行し、続い
て第2の端末装置で上記業務の続きを実行し、再び第1
の端末装置に戻ったとき、上記端末装置の動作状態はそ
れまで操作していた第2の端末装置の動作状態と同じに
なっているので、第1の端末装置において、それまでの
操作をくり返さずに業務の続きを実行できる。また、請
求項3記載の発明では、一人の使用者が複数の端末装置
を利用中に、必要に応じて他者にも開放できるので、1
人の利用者によって独占にされることがなくなる。例え
ば一人の利用者が第1の端末装置を操作状態にしたまま
第2の端末装置を操作中、要求により、第1の端末装置
を他の利用者のために解放することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は本発明の第1の実施例を示す
情報処理システムの説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す情報処理システム
の動作フロー図である。
【図3】(a)、(b)は本発明の第2の実施例を示す
情報処理システムの説明図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す情報処理システム
の動作フロー図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す情報処理システム
の説明図である。
【図6】本発明の第3の実施例を示す情報処理システム
の動作フロー図である。
【図7】本発明を適用する情報処理システムの例を示す
システム構成図である。
【図8】本発明の各実施例の情報処理装置の構成ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 ホスト装置、2,3 端末装装置、 11 CPU、
12 主メモリ、15 入力装置、16 表示装置、21 操作
情報記憶部、22 利用者固有情報記憶部、23 ログイン
情報記憶部、24 操作情報記憶部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に通信可能に接続された複数の端末
    装置とホスト装置を備えた情報処理システムにおいて、
    上記ホスト装置に、利用者識別符号に対応付けて操作情
    報を記憶しておく操作情報記憶部と、利用者識別符号の
    入力を伴った起動に続いて端末装置により一連の操作が
    行われたとき上記操作によって発生する動作を再実行さ
    せるのに必要な操作情報を上記利用者識別符号に対応付
    けて上記操作情報記憶部に設定する操作情報設定手段
    と、一つの端末装置が操作状態のときに他の端末装置か
    ら利用者識別符号の入力を伴った起動が行われると上記
    利用者識別符号が上記操作状態にある端末装置から入力
    された利用者識別符号と同一か否かを判定する識別符号
    判定手段と、上記識別符号判定手段により同一であると
    判定されたとき上記操作情報記憶部に記憶された操作情
    報に基づいて後から起動された端末装置を先に起動され
    ている端末装置の動作状態と同一に設定する手段とを備
    えたことを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1の情報処理システムにおいて、
    上記端末装置に操作情報を記憶しておく第2の操作情報
    記憶部を備え、端末装置またはホスト装置内に、上記ホ
    スト装置内の第1の操作情報記憶部の利用者識別情報に
    対応付けられた第1の操作情報と上記第2の操作情報記
    憶部の第2の操作情報とを周期的に比較する操作情報比
    較手段と、上記操作情報比較手段により比較した結果、
    上記第2の操作情報記憶部を有する端末装置の動作が遅
    れていると判定された場合、第2の操作情報が第1の操
    作情報と同一になるまで上記端末装置の動作を進めると
    共に第2の操作情報を更新する実行・更新手段とを備え
    たことを特徴とする情報処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の情報処理システ
    ムにおいて、第1の端末装置が第1の利用者識別情報に
    対応付けられた操作状態にあることを保持しておき、第
    2の利用者識別符号が上記端末装置から入力されると、
    ホスト装置は第1の利用者識別符号に対応付けられた操
    作が行われている第2の端末装置へ、使用要求が発生し
    ている旨を通知する要求通知手段を備え、第2の端末装
    置は上記通知手段による通知を受けて第1の端末装置を
    解放するか否かを指示させる解放指示手段と、上記解放
    指示手段により解放する旨が指示されたとき、第1の端
    末装置へ解放許可を通知する解放許可通知手段とを備え
    たことを特徴とする情報処理システム。
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JP2016018345A (ja) * 2014-07-07 2016-02-01 富士通株式会社 表示制御方法、表示制御プログラム、端末装置および表示制御システム

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