JP2002262352A - データ管理システム、データ管理装置及びプログラム - Google Patents

データ管理システム、データ管理装置及びプログラム

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JP2002262352A
JP2002262352A JP2001057479A JP2001057479A JP2002262352A JP 2002262352 A JP2002262352 A JP 2002262352A JP 2001057479 A JP2001057479 A JP 2001057479A JP 2001057479 A JP2001057479 A JP 2001057479A JP 2002262352 A JP2002262352 A JP 2002262352A
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Kenichi Ishimura
賢一 石村
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ESTORE CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯端末が記憶するデータを携帯性を損なわ
ず安全に編集できるデータ管理システム等を提供するこ
とである。 【解決手段】 携帯端末1−k(kは整数)は電話帳デ
ータを記憶し、これをパケット処理設備2に送る。パケ
ット処理設備2は、携帯端末1−kの電話帳データ用記
憶領域にこれを格納する。作業用端末4よりウェブサー
バ3へ携帯端末1−kの電話番号とパスワードが送られ
ると、パケット処理設備2が認証を行い、成功すると、
携帯端末1−kの電話帳データ用記憶領域内の電話帳デ
ータを作業用端末4に送る。書き戻し対象の電話帳デー
タが作業用端末4から来ると、ウェブサーバ3は電話帳
データ用記憶領域内の電話帳データを更新する。携帯端
末1−kが識別用電話番号及びパスワードを送ると、パ
ケット処理設備2は携帯端末1−kの電話帳データ用記
憶領域内の電話帳データを携帯端末1−kに送り、携帯
端末1−kは電話帳データを更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ管理システ
ム及びデータ管理装置に関し、特に、携帯端末が使用す
るデータを管理するデータ管理システム及びデータ管理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯端末(たとえば、携帯電話
や、PHS(Personal Handyphone System)など)が広
く利用されている。携帯端末は、一般に、通話の相手方
の候補の電話番号を記憶する機能を有しており、操作者
は、この携帯端末を操作して、この携帯端末が記憶して
いる電話番号を読み出し、通話に用いることができる。
【0003】携帯端末が記憶する電話番号の編集(たと
えば、電話番号の追加や、削除や、変更)は、携帯端末
をインターフェース及びケーブルを介して外部のコンピ
ュータに接続し、このコンピュータを操作して、携帯端
末が有する記憶領域にアクセスすることにより行われる
のが一般的である。
【0004】また、携帯端末への不正なアクセスを防止
するために、このコンピュータを用いたパスワード認証
には、アクセスの処理を制御するプログラムをインスト
ールする必要があり、このため電話番号の編集はさらに
煩雑になっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ケーブルを介
して携帯端末をコンピュータに接続するのは煩雑であ
り、携帯端末の携帯性が大きく損なわれるという問題が
ある。また、携帯端末への不正なアクセス(アクセスす
る権限のない者によるアクセス)が行われてデータが漏
洩するおそれもある。
【0006】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、携帯端末の携帯性を損なわずに当該携帯端末が記憶
するデータを編集できるデータ管理システム及びデータ
管理装置を提供することを目的とする。また、この発明
は、携帯端末が記憶するデータを安全に編集できるデー
タ管理システム及びデータ管理装置を提供することも目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかるデータ管理システム
は、データを記憶し、操作者の操作に従って、当該デー
タ及び自己を識別する識別符号を外部の無線通信回線に
送出する携帯端末と、前記携帯端末が前記無線通信回線
に送出した前記データ及び前記識別符号を取得し、取得
した当該データを、取得した当該識別符号に対応付けら
れた記憶領域に格納する中継センタと、外部のネットワ
ークを介して、前記データの読み出し指示及び読み出し
用の前記識別符号が供給されたとき、当該読み出し用の
識別符号に対応付けられた前記記憶領域に格納されてい
るデータを読み出して当該読み出し指示の供給元に供給
する読出手段と、前記ネットワークを介して前記読み出
し指示の供給元よりデータの書き込み指示が供給された
とき、当該供給元が供給した前記読み出し用の識別符号
に対応付けられた前記記憶領域に格納されているデータ
を、当該書き込み指示が示す内容へと更新する書込手段
と、を備える管理センタと、操作者の操作に従って、前
記読み出し指示及び前記読み出し用の識別符号を前記ネ
ットワークを介して前記管理センタに供給し、操作者の
操作に従って、前記書き込み指示を前記ネットワークを
介して前記管理センタに供給する作業用端末と、を備
え、前記中継センタは、前記無線通信回線を介し、更新
要求用の識別符号を供給されたとき、当該更新要求用の
識別符号に対応付けられた記憶領域に格納されているデ
ータを取得して、取得した当該データを、前記無線通信
回線を介し、当該更新要求用の識別符号により識別され
る前記携帯端末に供給する手段を備え、前記携帯端末
は、前記更新要求用の識別符号を前記無線通信回線を介
して前記中継センタへと供給する手段と、当該更新要求
用の識別符号に対応付けられた記憶領域に格納されてい
るデータを前記中継センタより供給されたとき、自己が
記憶する前記データを、当該中継センタより供給された
データへと更新する手段と、を更に備える、ことを特徴
とする。
【0008】このようなデータ管理システムによれば、
管理する対象のデータは無線通信回線を介して中継セン
タに送られるので、作業用端末により、携帯端末の携帯
性を損なわずに当該携帯端末が記憶するデータの編集が
行われる。
【0009】前記読出手段は、前記ネットワークを介し
て、前記作業用端末より、前記読み出し用の識別符号が
示す携帯端末の利用者を認証するための認証情報を供給
されたとき、当該認証情報及び前記読み出し用の識別符
号を前記中継センタに供給する手段と、前記中継センタ
が供給する、前記利用者の認証結果を表す認証結果情報
を取得し、当該認証結果が認証の成功を表していると
き、当該利用者を認証するための前記認証情報を供給し
た作業用端末よりネットワークを介して供給される前記
読み出し指示を取得し、当該認証結果が認証の失敗を表
しているとき、当該作業用端末が供給する前記読み出し
指示の取得を中止する手段と、を備え、前記中継センタ
は、前記認証情報及び前記読み出し用の識別符号を供給
されたとき、当該認証情報及び当該読み出し用の識別符
号に基づいて、当該読み出し用の識別符号が示す携帯端
末の利用者に前記データの変更を許可するか否かを決定
し、許可すると決定したとき、認証の成功を表す前記認
証結果情報を前記管理センタに供給し、許可しないと決
定したとき、認証の失敗を表す前記認証結果情報を前記
管理センタに供給する認証手段を備え、前記作業用端末
は、操作者の操作に従って、前記ネットワークを介し前
記管理センタに前記認証情報を供給する手段を備えるも
のであってもよい。このような構成を備えることによ
り、正しい認証情報を所持していない者が前記データを
取得することが防止されるので、携帯端末が記憶するデ
ータが安全に編集される。
【0010】前記中継センタは、たとえば、照合用の認
証情報を前記識別符号に対応付けて記憶しており、前記
読出手段より前記認証情報及び前記読み出し用の識別符
号を供給されたとき、供給された認証情報が、当該読み
出し用の識別符号に対応付けられている前記照合用の認
証情報に合致するか否かを判別し、合致すると判別した
とき、当該読み出し用の識別符号が示す携帯端末の利用
者に前記データの変更を許可すると決定し、合致しない
と判別したとき、当該利用者に前記データの変更を許可
しないと決定することにより認証を行うようにすればよ
い。
【0011】前記中継センタは、前記照合用の認証情報
を、前記ネットワークを介して外部からアクセスするこ
とが実質的に不可能な態様で記憶しているものとすれば
認証情報がネットワークを介した不正なアクセスにより
漏洩することが防止されるので、携帯端末が記憶するデ
ータがより安全に編集される。
【0012】前記書き込み指示は、たとえば、変更後の
内容を有する前記データを含んでいてもよい。この場
合、前記書込手段は、前記ネットワークを介して前記読
み出し指示の供給元よりデータの書き込み指示が供給さ
れたとき、当該供給元が供給した前記読み出し用の識別
符号に対応付けられた前記記憶領域に格納されているデ
ータを、当該書き込み指示に含まれている前記変更後の
内容を有するデータへと更新するようにすればよい。
【0013】前記携帯端末は、たとえば、操作者の操作
に従って前記データを入力して記憶する入力手段を備え
ることにより、編集する対象のデータを取得すればよ
い。
【0014】また、この発明の第2の観点にかかるデー
タ管理装置は、データを記憶し、当該データ及び自己を
識別する識別符号を外部の無線通信回線に送出し、当該
データの更新後の内容を有するデータ及びデータ更新の
命令が供給されたとき、自己が記憶する前記データを、
自己に供給された、当該更新後の内容を有するデータへ
と更新する携帯端末が前記無線通信回線に送出した前記
データ及び前記識別符号を取得し、取得した当該データ
を、取得した識別符号に対応付けられた記憶領域に格納
する中継センタと、外部のネットワークを介して、前記
データの読み出し指示及び読み出し用の前記識別符号が
供給されたとき、当該読み出し用の識別符号に対応付け
られた前記記憶領域に格納されているデータを読み出し
て当該読み出し指示の供給元に供給する読出手段と、前
記ネットワークを介して前記読み出し指示の供給元より
データの書き込み指示が供給されたとき、当該供給元が
供給した前記読み出し用の識別符号に対応付けられた前
記記憶領域に格納されているデータを、当該書き込み指
示が示す内容へと更新する書込手段と、を備える管理セ
ンタと、を備え、前記中継センタは、前記無線通信回線
を介し、更新要求用の識別符号を供給されたとき、当該
更新要求用の識別符号に対応付けられた記憶領域に格納
されているデータを取得して、取得した当該データを、
前記無線通信回線を介し、当該更新要求用の識別符号に
より識別される前記携帯端末に供給する手段を備える、
ことを特徴とする。
【0015】このようなデータ管理装置によれば、中継
センタが管理する対象のデータを無線通信回線を介して
取得するので、データが格納された記憶領域に外部の端
末等を用いてアクセスすることにより、携帯端末の携帯
性を損なわずに当該携帯端末が記憶するデータの編集が
行われる。
【0016】また、この発明の第3の観点にかかるプロ
グラムは、コンピュータを、データを記憶し、当該デー
タ及び自己を識別する識別符号を外部の無線通信回線に
送出し、当該データの更新後の内容を有するデータ及び
データ更新の命令が供給されたとき、自己が記憶する前
記データを、自己に供給された、当該更新後の内容を有
するデータへと更新する携帯端末が前記無線通信回線に
送出した前記データ及び前記識別符号を取得し、取得し
た当該データを、取得した識別符号に対応付けられた記
憶領域に格納する中継センタと、外部のネットワークを
介して、前記データの読み出し指示及び読み出し用の前
記識別符号が供給されたとき、当該読み出し用の識別符
号に対応付けられた前記記憶領域に格納されているデー
タを読み出して当該読み出し指示の供給元に供給する読
出手段と、前記ネットワークを介して前記読み出し指示
の供給元よりデータの書き込み指示が供給されたとき、
当該供給元が供給した前記読み出し用の識別符号に対応
付けられた前記記憶領域に格納されているデータを、当
該書き込み指示が示す内容へと更新する書込手段と、を
備える管理センタとして機能させ、前記中継センタを、
前記無線通信回線を介し、更新要求用の識別符号を供給
されたとき、当該更新要求用の識別符号に対応付けられ
た記憶領域に格納されているデータを取得して、取得し
た当該データを、前記無線通信回線を介し、当該更新要
求用の識別符号により識別される前記携帯端末に供給す
る手段として機能させる、ためのものであることを特徴
とする。
【0017】このようなプログラムを実行するコンピュ
ータによれば、中継センタが管理する対象のデータを無
線通信回線を介して取得するので、データが格納された
記憶領域に外部の端末等を用いてアクセスすることによ
り、携帯端末の携帯性を損なわずに当該携帯端末が記憶
するデータの編集が行われる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
携帯端末が記憶する後述の電話帳データを管理するため
の電話帳データ管理システムを例とし、図面を参照して
説明する。
【0019】図1は、この発明の実施の形態にかかる電
話帳データ管理システムの構成を示す図である。図示す
るように、この電話帳データ管理システムは、携帯端末
1−1〜1−n(nは携帯端末の総数)と、パケット処
理設備2と、ウェブサーバ3と、作業用端末4とを備え
る。
【0020】携帯端末1−1〜1−nには、各自に固有
の電話番号が割り当てられている。また、パケット処理
設備2、ウェブサーバ3及び作業用端末4には、各自を
識別する識別符号(たとえば、IP(Internet Protoco
l)アドレス)が割り当てられている。
【0021】携帯端末1−1〜1−nは互いに実質的に
同一の構成を有している。携帯端末1−k(kは1以上
n以下の任意の整数)は、携帯可能な構成を有してお
り、移動体電話機(例えば、携帯電話や、PHS(Pers
onal Handyphone System)など)の端末の機能を行うも
のである。携帯端末1−kは、図1に示すように、無線
通信回線を含む外部の電話回線網Tに接続されている。
【0022】携帯端末1−kは、図2に示すように、制
御部11と、主記憶部12と、外部記憶部13と、入力
部14と、表示部15と、送受信部16とより構成され
る。主記憶部12、外部記憶部13、入力部14、表示
部15及び送受信部16は、いずれも、内部バスを介し
て制御部11に接続されている。
【0023】制御部11はCPU(Central Processing
Unit)等からなり、外部記憶部13に記憶されている
プログラムデータが表すプログラムに従って、後述する
処理を実行する。主記憶部12はRAM(Random Acces
s Memory)等からなり、制御部11の作業領域として用
いられる。
【0024】外部記憶部13は、フラッシュメモリ等の
不揮発性記憶装置からなり、後述する処理を制御部11
に行わせるためのプログラムデータを予め記憶する。そ
して、制御部11の指示に従って、自己が記憶するデー
タを制御部11に供給する。また、外部記憶部13は電
話帳データを記憶し、制御部11のアクセスに応答し
て、電話帳データを更新する。電話帳データは、携帯端
末1−kから電話を発信する場合の相手方の候補となる
電話番号の集合を含むデータである。
【0025】入力部14は、ボタン、スイッチ等より構
成されており、操作者の操作に従った情報を、制御部1
1に供給する。表示部15は、LCD(液晶ディスプレ
イ)等より構成されており、制御部11の指示に従った
画像を、自己が備える表示画面上に表示する。
【0026】なお、携帯端末1−kの操作者は、携帯端
末1−kが記憶する電話帳データに含まれる電話番号を
表示させたい場合、携帯端末1−kの入力部14を操作
して、電話番号を表示することを指示すると、携帯端末
1−kの制御部11が、携帯端末1−kの外部記憶部1
3から電話帳データを読み出し、読み出した電話帳デー
タに含まれる電話番号を表示することを携帯端末1−k
の表示部15に指示するものとする。この結果、携帯端
末1−kの表示部15は、携帯端末1−kが記憶する電
話帳データに含まれる電話番号を表示する。
【0027】送受信部16は、無線送信機及び無線受信
機等からなり、内部バスを介して制御部11に接続され
ている。送受信部16は、制御部11の指示に従って、
制御部11より供給された情報を送話する。すなわち、
制御部11より供給された情報を用いて搬送波を所定の
形式で変調し、得られた変調波を電話回線網Tへと無線
送信する。また、送受信部16は、携帯端末1−k宛て
の情報を受話する。すなわち、携帯端末1−k宛ての情
報を表す変調波(すなわち、携帯端末1−k宛の情報を
用いて搬送波を所定の形式で変調することにより得られ
る変調波)を電話回線網Tより無線受信して復調し、復
調により得られた携帯端末1−k宛ての情報を、制御部
11に供給する。
【0028】なお、電話回線網Tは、移動体電話機や据
え置き型の電話機などの電話機相互間での通話に用いら
れる基地局や、電話回線を備えている。電話回線網T
は、携帯端末1−kの送受信部16が送信した変調波を
受信して復調し、復調により得られた情報(すなわち、
携帯端末1−kが搬送波を変調するとき用いた情報)
を、宛先の電話機等に送信する。また、電話回線網T
は、外部の電話機などから携帯端末1−k宛てに送話さ
れた情報を受信し、受信した情報を表す変調波を生成し
て、携帯端末1−kに送信する。
【0029】パケット処理設備2は、図3に示すよう
に、制御部21と、主記憶部22と、外部記憶部23
と、送受信部24とより構成される。主記憶部22、外
部記憶部23及び送受信部24は、いずれも、内部バス
を介して制御部21に接続されている。
【0030】制御部21は、CPU等からなり、外部記
憶部23に記憶されているプログラムデータが表すプロ
グラムに従って、後述する処理を行う。主記憶部22
は、RAM等からなり、制御部21の作業領域として用
いられる。
【0031】外部記憶部23は、ハードディスク装置等
からなり、後述する処理を制御部21に行わせるための
プログラムデータと、加入者データベースとを予め記憶
しており、制御部21の指示に従って、自己が記憶する
データを制御部21に供給する。なお、外部記憶部23
は、自己が有する記憶領域のうち、少なくとも加入者デ
ータベースを格納している記憶領域は、ネットワークN
や電話回線網Tを介して外部からアクセスすることが実
質的に不可能であるように構成されている。
【0032】加入者データベースは、携帯端末1−kの
電話番号、携帯端末1−kの利用者に割り当てられてい
るパスワード、及び、携帯端末1−kの利用者に割り当
てられている後述の電話帳データ用記憶領域の論理的位
置を示す情報(たとえば、当該電話帳データ用記憶領域
のURL(Uniform Resource Locator))を互いに対応
付けて格納しているデータベースである。
【0033】送受信部24は、DSU(Data Service U
nit)等からなり、内部バスを介して制御部21に接続
されており、また、WWW(World Wide Web)等のネッ
トワークNと、電話回線網Tとに接続されている。送受
信部24は、制御部21の指示に従って、制御部21よ
り供給された情報をネットワークN又は電話回線網Tに
送出する。また、パケット処理設備2に宛てて送出され
た情報をネットワークN又は電話回線網Tより取得して
制御部21に供給する。
【0034】ウェブサーバ3は、図4に示すように、制
御部31と、主記憶部32と、外部記憶部33と、送受
信部34とより構成される。主記憶部32、外部記憶部
33及び送受信部34は、いずれも、内部バスを介して
制御部31に接続されている。
【0035】制御部31は、CPU等からなり、外部記
憶部33が記憶している後述のWWWサーバプログラム
及び作業用プログラムに従って、後述する処理を行う。
主記憶部32は、RAM等からなり、制御部31の作業
領域として用いられる。
【0036】外部記憶部33は、ハードディスク装置等
からなり、WWWサーバプログラム及び作業用プログラ
ムを記憶しており、制御部31の指示に従って、自己が
記憶するデータを制御部31に供給する。
【0037】WWWサーバプログラムは、ウェブサーバ
3に、WWWサーバの処理を行わせるためのプログラム
であり、ウェブサーバ3の制御部31は、ウェブサーバ
3が起動すると、外部記憶部33よりこのWWWサーバ
プログラムを読み出して実行する。WWWサーバプログ
ラムを実行する制御部31は、ネットワークNを介して
互いに接続された装置(たとえば、作業用端末4)との
間で、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に従
って、データの送受信を行う。すなわち、例えばURL
がネットワークNを介して自己に供給されると、外部記
憶部33やその他制御部31がアクセス可能な記憶装置
の記憶領域のうち、このURLが示す論理的位置にある
データを読み出す。そして、読み出したデータを、この
URLの供給元に返送する。
【0038】作業用プログラムは、後述するステップS
501〜S504の処理を行わせるためのプログラムで
あり、制御部31が実行するWWWサーバプログラムの
制御の下に実行されるCGI(Common Gate Interfac
e)等より構成されている。
【0039】また、外部記憶部33は、携帯端末1−1
〜1−nに1対1に対応付けられた電話帳データ用記憶
領域を有しており、制御部31の指示に従って、電話帳
データ用記憶領域に格納されているデータを制御部31
に供給し、また、電話帳データ用記憶領域にデータを記
憶する。
【0040】送受信部34は、DSU等からなり、内部
バスを介して制御部31に接続されており、また、パケ
ット処理設備2に接続されているネットワークNに接続
されている。送受信部34は、制御部31の指示に従っ
て、制御部31より供給された情報をネットワークNに
送出する。また、ウェブサーバ3に宛てて送出された情
報をネットワークNより取得して制御部31に供給す
る。
【0041】作業用端末4はパーソナルコンピュータ等
より構成されており、また、モデムあるいはターミナル
アダプタ等からなりネットワークNに接続された通信制
御装置と、キーボード及びマウス等からなる入力装置
と、液晶ディスプレイ等からなる表示装置とを備える。
【0042】作業用端末4は、操作者の操作に従って、
WWWブラウザの処理を実行する。すなわち、作業用端
末4は、操作者がWWWブラウザの処理の開始を指示
し、URLを入力すると、自己の通信制御装置及びネッ
トワークNを介し、このURLが示す論理的位置にある
データにアクセス可能な装置(例えば、ウェブサーバ
3)へとアクセスする。そして、当該装置に、このUR
Lが示す論理的位置にあるデータの送信を要求する。そ
して、この要求に従って当該装置が送信したデータを受
信し、受信したデータが表す画像を、自己の表示装置の
表示画面上に表示する。なお、このデータは、例えばH
TML(HyperText Markup Language)形式で記述され
ていればよい。
【0043】(動作)次に、この電話帳データ管理シス
テムの動作を説明する。図5は、データ保存の処理を示
すフローチャートである。図6は、データ編集の処理を
示すフローチャートである。図7は、データ更新の処理
を示すフローチャートである。
【0044】(データ保存の処理)携帯端末1−kの操
作者は、携帯端末1−kに電話番号を記憶させたい場
合、携帯端末1−kの入力部14を操作して電話番号を
入力し、この電話番号を記憶することを指示する(図
5、ステップS101)。携帯端末1−kの制御部11
は、入力部14よりこの電話番号および指示を供給され
ると、この電話番号を、携帯端末1−kの電話帳データ
として、携帯端末1−kの外部記憶部13に新たに記憶
させる(ステップS102)。
【0045】次に、操作者が、携帯端末1−kを操作し
て、携帯端末1−kが記憶している電話帳データを電話
帳データ用記憶領域に記憶させることを指示したとする
(ステップS103)。すると、携帯端末1−kの制御
部11は、携帯端末1−kの外部記憶部13が記憶して
いる電話帳データを読み出し、読み出した電話帳データ
と、携帯端末1−k自身の電話番号(識別用電話番号)
とを、互いに対応付けてパケット処理設備2へと送信す
る(ステップS104)。
【0046】パケット処理設備2の制御部21は、送受
信部24を介し、ステップS104で携帯端末1−kが
送信した電話帳データ及び識別用電話番号を受信する
(ステップS201)。そして、受信した識別用電話番
号を検索キーとして加入者データベースを検索し、識別
用電話番号に対応付けられた電話帳データ用記憶領域の
論理的位置を特定する(ステップS202)。
【0047】そして、制御部21は、送受信部24を介
し、FTP(File Transfer Protocol)等のプロトコル
に従って、ステップS201で受信した電話帳データ
を、ステップS202で特定した電話帳データ用記憶領
域を有する装置(すなわち、ウェブサーバ3)に転送す
る(ステップS203)。
【0048】ウェブサーバ3の制御部31は、ステップ
S203で自己に転送された電話帳データを受信し(ス
テップS301)、受信した電話帳データを、ステップ
S202でパケット処理設備2が特定した電話帳データ
用記憶領域に格納する(ステップS302)。
【0049】以上説明したステップS101〜S102
の処理の結果、携帯端末1−kに電話帳データが記憶さ
れ、ステップS103〜S104、S201〜S203
及びS301〜S302の処理の結果、携帯端末1−k
が記憶している電話帳データが、携帯端末1−kに対応
付けられている電話帳データ用記憶領域に格納される。
【0050】(データ編集の処理)携帯端末1−kの所
持者等である作業用端末4の操作者は、ウェブサーバ3
の電話帳データ用記憶領域に格納された携帯端末1−k
の電話帳データを編集したい場合、作業用端末4に、ネ
ットワークNを介して上述の作業用プログラムにアクセ
スさせる。具体的には、作業用端末4の入力装置を操作
して、作業用プログラムのURLを入力する。作業用端
末4は、入力されたURLを、自己の識別符号を付して
ネットワークNに送出する。
【0051】WWWサーバプログラムを実行しているウ
ェブサーバ3の制御部31は、作業用プログラムのUR
Lが作業用端末4によりネットワークNに送出される
と、このURLを取得し、作業用プログラムの処理を実
行する。すると、制御部31は、ログイン用画像を表す
データを生成し、生成したデータを、送受信部34を介
し、取得したURLに付されている識別符号が示す装置
(すなわち作業用端末4)へと送信する。
【0052】ログイン用画像は、例えば、電話番号を記
入するための電話番号記入欄と、当該電話番号に対応付
けられたパスワードを記入するためのパスワード記入欄
と、記入された電話番号およびパスワードをウェブサー
バ3に送信することを指示するための送信ボタンとを含
んでいる。
【0053】作業用端末4は、ウェブサーバ3よりログ
イン用画像を表すデータを送信されると、このデータを
受信し、ログイン用画像を表示する。そして、操作者が
作業用端末4を操作して、電話番号記入欄に携帯端末1
−kの電話番号を記入し、パスワード記入欄にパスワー
ドを記入してから、送信ボタンをクリックすると、作業
用端末4は、記入された電話番号及びパスワードを、ネ
ットワークNを介し、ウェブサーバ3に宛てて送信する
(図6、ステップS401)。
【0054】ウェブサーバ3の制御部31は、ウェブサ
ーバ3に宛てて送信された電話番号およびパスワードを
ネットワークN及び送受信部34を介し作業用端末4よ
り受信すると、受信した電話番号およびパスワードを、
送受信部34を介してパケット処理設備2に供給する
(ステップS501)。
【0055】ウェブサーバ3より電話番号およびパスワ
ードを供給されたパケット処理設備2の制御部21は、
加入者データベースにアクセスし、ウェブサーバ3より
受信した電話番号及びパスワードが互いに対応付けられ
ているか否かを判定することにより、電話番号及びパス
ワードの認証を行う(ステップS601)。
【0056】そして、制御部21は、ステップS601
での認証が成功したか失敗したかを判別し(ステップS
602)、失敗した(すなわち、電話番号及びパスワー
ドが対応付けられていない)と判別すると、電話番号及
びパスワードの認証に失敗したことを送受信部24を介
してウェブサーバ3に通知する(ステップS603)。
一方、成功した(すなわち、電話番号及びパスワードが
対応付けられている)と判別すると、電話番号及びパス
ワードの認証に成功したことを送受信部24を介してウ
ェブサーバ3に通知する(ステップS604)。
【0057】ウェブサーバ3の制御部31は、ステップ
S603で、認証に失敗したことを通知されると、電話
帳データ用記憶領域へのアクセスを認めない旨の通知を
作業用端末4に転送して(ステップ502)、処理を終
了する。また、作業用端末4は、ステップS502でウ
ェブサーバ3が転送した通知を受けると、認証に失敗し
た旨のメッセージを自己の表示装置の表示画面上に表示
して(ステップS402)、処理を終了する。
【0058】一方、ステップS604で、認証に成功し
たことを通知されると、制御部31は、認証された電話
番号が示す携帯端末(すなわち、携帯端末1−k)に対
応付けられている電話帳データ用記憶領域にアクセスし
て、この電話帳データ用記憶領域に格納されている電話
帳データがあればこの電話帳データを読み出す。そし
て、読み出した電話帳データを、例えば認証に成功した
旨を通知するデータとともに、送受信部34を介し、作
業用端末4へと送信する(ステップS503)。
【0059】作業用端末4は、ステップS503で電話
帳データを供給されると、この電話帳データを、操作者
の操作に従って編集し、ウェブサーバ3へと供給する
(ステップS403)。
【0060】具体的には、作業用端末4はステップS4
03で、例えば、ステップS503で供給された電話帳
データを一時記憶し、また、この電話帳データに含まれ
る電話番号を、自己の表示装置の表示画面上に一覧表示
する。そして、表示された電話帳データの編集の指示
(具体的には、この電話帳データの削除の指示や、この
電話帳データの変更の指示や、この電話帳データへの新
たな電話番号の追加の指示)を受け付ける。すなわち、
作業用端末4の操作者が、作業用端末4の入力装置を操
作して、削除する電話番号を指定する情報を入力する
と、入力された情報が示す電話番号を、一時記憶した電
話帳データから消去する。また、作業用端末4の操作者
が、変更する電話番号を指定する情報と、変更後の電話
番号とを入力すると、一時記憶した電話帳データに含ま
れる電話番号のうち、入力された情報が示す電話番号
を、入力された変更後の電話番号へと書き換える。ま
た、作業用端末4の操作者が、新たに追加する電話番号
を入力すると、入力された電話番号を、一時記憶した電
話帳データに追加する。そして、作業用端末4の操作者
が、電話帳データの編集を終了する旨の命令を入力する
と、作業用端末4は、自己が現に一時記憶している電話
帳データ(すなわち、書き戻し対象の電話帳データ)
と、ステップS401でウェブサーバ3に送信した、携
帯端末1−kの電話番号(書き戻し先識別用電話番号)
とを、ウェブサーバ3へと送信する。
【0061】ウェブサーバ3の制御部31は、ステップ
S403で供給された、書き戻し対象の電話帳データ及
び書き戻し先識別用電話番号を受信すると、書き戻し先
識別用電話番号に対応付けられている電話帳データ用記
憶領域にアクセスし、この電話帳データ用記憶領域に格
納されている電話帳データを、受信した書き戻し対象の
電話帳データへと更新する(ステップS504)。
【0062】以上説明したステップS401〜S40
3、S501〜S504及びS601〜S604の処理
の結果、電話帳データ用記憶領域に格納されている電話
帳データが、電話番号及びパスワードの認証を経た上
で、作業用端末4の操作者の操作に従って編集される。
【0063】(データ更新の処理)携帯端末1−kが記
憶している電話帳データを電話帳データ用記憶領域に記
憶されているものへと更新したい場合、携帯端末1−k
の操作者は、例えば、携帯端末1−kを操作して、携帯
端末1−kが記憶している電話帳データの更新を指示す
る。すると、携帯端末1−kの制御部11は、電話帳デ
ータの更新を要求するためのデータとして、携帯端末1
−k自身の電話番号(識別用電話番号)と、携帯端末1
−kの利用者に割り当てられているパスワードとを、互
いに対応付けてパケット処理設備2へと送信する(ステ
ップS701)。なお、ステップS701で携帯端末1
−kが送信するパスワードは、操作者が入力部14を操
作して入力するものとしてもよいし、外部記憶部13が
予め記憶して制御部13が読み出すようにしてもよい。
【0064】パケット処理設備2の制御部21は、送受
信部24を介し、ステップS104で携帯端末1−kが
送信した識別用電話番号及びパスワードを受信する。そ
して、制御部21は外部記憶部23にアクセスし、受信
した識別用電話番号及びパスワードが加入者データベー
スに互いに対応付けて格納されていることを確認する
(ステップS801)。
【0065】次に、制御部21は、ステップS202の
処理と実質的に同一の処理を行うことにより、ステップ
S801で受信した識別用電話番号に対応付けられた電
話帳データ用記憶領域の論理的位置を特定する(ステッ
プS802)。そして、制御部21は、送受信部24を
介し、HTTP等のプロトコルに従って、ステップS8
02で特定した電話帳データ用記憶領域を有する装置
(すなわち、ウェブサーバ3)に、電話帳データ用記憶
領域に格納されている電話帳データの送信を要求する
(ステップS803)。
【0066】ウェブサーバ3の制御部31は、ステップ
S803で自己に送信された電話帳データ送信の要求を
受信する(ステップS901)。そして、受信した要求
に従い、ステップS802でパケット処理設備2が特定
した電話帳データ用記憶領域に格納されている電話帳デ
ータを読み出し、読み出した電話帳データを、送受信部
34を介しパケット処理設備2へと供給する(ステップ
S902)。
【0067】パケット処理設備2の制御部21は、ウェ
ブサーバ3より電話帳データを供給されると、供給され
た電話帳データを、送受信部24及び電話回線網Tを介
し、ステップS801で受信した識別用電話番号が示す
携帯端末(すなわち、携帯端末1−k)へと送出する
(ステップS804)。
【0068】携帯端末1−kの制御部11は、ステップ
S804でパケット処理設備2が送出した電話帳データ
を電話回線網T及び送受信部16を介して受信すると、
外部記憶部13に記憶されている電話帳データを、パケ
ット処理設備2が送出した電話帳データと実質的に同一
の内容になるように書き換える(ステップS702)。
【0069】以上説明したステップS701〜S70
2、S801〜S804及びS901〜S902の処理
の結果、携帯端末1−kが記憶する電話帳データが、電
話帳データ記憶領域に格納されている電話帳データに合
致するように書き換えられる。
【0070】なお、このデータ管理システムの構成は、
上述のものに限られない。たとえば、携帯端末1−k
は、移動体電話機の機能を行わなくてもよく、従って、
たとえばPDA(Personal Digital Assistants)より
構成されていてもよい。また、携帯端末1−kは、必ず
しも携帯可能に構成されている必要はない。
【0071】また、パケット処理設備2がウェブサーバ
3の機能を行ってもよい。また、電話帳データ用記憶領
域は、必ずしもウェブサーバ3が備える記憶装置の記憶
領域から構成されている必要はない。従って、電話帳デ
ータ用記憶領域は、たとえば、ネットワークNあるいは
他の通信回線等を介してウェブサーバ3がアクセス可能
な記憶装置の記憶領域内に確保されていればよい。
【0072】また、作業用端末4は、ステップS403
で、書き戻し対象の電話帳データを送信する代わりに、
電話帳データのうち変更が生じた部分と変更後の内容を
特定するデータをウェブサーバ3に送信するようにして
もよい。この場合、ウェブサーバ3は、ステップS50
4で、電話帳データ用記憶領域に格納されている電話帳
データを、作業用端末4が供給したこのデータが示す通
りに変更すればよい。
【0073】また、ウェブサーバ3は、ステップS90
2で、書き戻し対象の電話帳データを送信する代わり
に、電話帳データのうち変更が生じた部分と変更後の内
容を特定するデータをパケット処理設備2に送信するよ
うにしてもよい。この場合、パケット処理設備2は、ス
テップS804で、ウェブサーバ3が供給したこのデー
タを、ステップS801で受信した識別用電話番号が示
す携帯端末へと送出すればよい。そして、当該携帯端末
は、ステップS702で、自己の外部記憶部13に記憶
されている電話帳データを、パケット処理設備2から供
給されたデータが示す通りに変更するようにすればよ
い。
【0074】また、ウェブサーバ3は、ステップS50
4で、書き戻し対象の電話帳データ及び書き戻し先識別
用電話番号を更にパケット処理設備2に送信するように
してもよい。この場合、パケット処理設備2は、書き戻
し先識別用電話番号が示す携帯端末に、この書き戻し対
象の電話帳データと、この携帯端末が記憶する電話帳デ
ータの更新を命令する更新命令とを供給してもよい。そ
して、書き戻し対象の電話帳データ及び更新命令を受信
した携帯端末は、この更新命令に応答して、この携帯端
末の外部記憶部13に記憶されている電話帳データを、
パケット処理設備2が送出した書き戻し対象の電話帳デ
ータと実質的に同一の内容になるように書き換えるもの
とすればよい。
【0075】また、ウェブサーバ3及び作業用端末4
は、いずれも、これら両者間で伝送されるデータ(たと
えば、パスワードや電話帳データ)を暗号化して相手方
に送信し、このデータを受信した相手方がこのデータを
復号化するようにしてもよい。また、パケット処理設備
2及びウェブサーバ3も、これら両者間で伝送されるデ
ータを暗号化して相手方に送信し、このデータを受信し
た相手方がこのデータを復号化するようにしてもよい。
さらに、携帯端末1−k及びパケット処理設備2も、こ
れら両者間で伝送されるデータを暗号化して相手方に送
信し、このデータを受信した相手方がこのデータを復号
化するようにしてもよい。
【0076】また、加入者データベースを格納している
外部記憶部23の記憶領域は、ネットワークNや電話回
線網Tを介して外部からアクセスすることが可能であっ
てもよい。この場合、たとえば、加入者データベースは
暗号化された状態で外部記憶部23に記憶されているも
のとし、制御部21は、加入者データベースにアクセス
するたびに加入者データベースを復号化してから加入者
データベースの読み出しや書き込みを行い、再び暗号化
するものとすればよい。
【0077】以上、この発明の実施の形態を説明した
が、この発明のデータ管理システム及びデータ管理装置
は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシス
テムを用いて実現可能である。例えば、ネットワークN
に接続されたサーバコンピュータに上述のパケット処理
設備2及びウェブサーバ3の動作を実行するためのプロ
グラムを格納した媒体(フロッピー(登録商標)ディス
ク、CD−ROM等)から当該プログラムをインストー
ルし、ネットワークNに接続されたパーソナルコンピュ
ータに上述の作業用端末4の動作を実行するためのプロ
グラムを格納した媒体から当該プログラムをインストー
ルすることにより、上述の処理を実行するデータ管理シ
ステムを構成することができる。
【0078】また、例えば、通信ネットワークの掲示板
(BBS)にこれらのプログラムを掲示し、これを通信
回線を介して配信してもよく、また、これらのプログラ
ムを表す信号により搬送波を変調し、得られた変調波を
伝送し、この変調波を受信した装置が変調波を復調して
これらのプログラムを復元するようにしてもよい。そし
て、これらのプログラムを起動し、OSの制御下に、他
のアプリケーションプログラムと同様に実行することに
より、上述の処理を実行することができる。
【0079】なお、OSが処理の一部を分担する場合、
あるいは、OSが本願発明の1つの構成要素の一部を構
成するような場合には、記録媒体には、その部分を除い
たプログラムを格納してもよい。この場合も、この発明
では、その記録媒体には、コンピュータが実行する各機
能又はステップを実行するためのプログラムが格納され
ているものとする。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、携帯端末の携帯性を損なわずに当該携帯端末が記憶
するデータを編集できるデータ管理システム及びデータ
管理装置が実現される。また、この発明によれば、携帯
端末が記憶するデータを安全に編集できるデータ管理シ
ステム及びデータ管理装置が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる電話帳データ管理
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】携帯端末の構成を示す図である。
【図3】パケット処理設備の構成を示す図である。
【図4】ウェブサーバの構成を示す図である。
【図5】データ保存の処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】データ編集の処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】データ更新の処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1−1〜1−n 携帯端末 11、21、31 制御部 12、22、32 主記憶部 13、23、33 外部記憶部 14 入力部 15 表示部 16、24、34 送受信部 2 パケット処理設備 3 ウェブサーバ 4 作業用端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 302 H04B 7/26 109S Fターム(参考) 5B017 AA03 BA05 CA14 CA16 5B085 AE02 AE04 5K024 AA74 BB04 CC09 CC11 GG08 5K067 AA32 BB04 DD17 EE02 EE16 FF02 FF07 HH12 HH21 HH23 HH24 5K101 KK15 LL12 MM07 NN21 PP03 PP04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを記憶し、操作者の操作に従って、
    当該データ及び自己を識別する識別符号を外部の無線通
    信回線に送出する携帯端末と、 前記携帯端末が前記無線通信回線に送出した前記データ
    及び前記識別符号を取得し、取得した当該データを、取
    得した当該識別符号に対応付けられた記憶領域に格納す
    る中継センタと、 外部のネットワークを介して、前記データの読み出し指
    示及び読み出し用の前記識別符号が供給されたとき、当
    該読み出し用の識別符号に対応付けられた前記記憶領域
    に格納されているデータを読み出して当該読み出し指示
    の供給元に供給する読出手段と、前記ネットワークを介
    して前記読み出し指示の供給元よりデータの書き込み指
    示が供給されたとき、当該供給元が供給した前記読み出
    し用の識別符号に対応付けられた前記記憶領域に格納さ
    れているデータを、当該書き込み指示が示す内容へと更
    新する書込手段と、を備える管理センタと、 操作者の操作に従って、前記読み出し指示及び前記読み
    出し用の識別符号を前記ネットワークを介して前記管理
    センタに供給し、操作者の操作に従って、前記書き込み
    指示を前記ネットワークを介して前記管理センタに供給
    する作業用端末と、を備え、 前記中継センタは、前記無線通信回線を介し、更新要求
    用の識別符号を供給されたとき、当該更新要求用の識別
    符号に対応付けられた記憶領域に格納されているデータ
    を取得して、取得した当該データを、前記無線通信回線
    を介し、当該更新要求用の識別符号により識別される前
    記携帯端末に供給する手段を備え、前記携帯端末は、 前記更新要求用の識別符号を前記無線通信回線を介して
    前記中継センタへと供給する手段と、 当該更新要求用の識別符号に対応付けられた記憶領域に
    格納されているデータを前記中継センタより供給された
    とき、自己が記憶する前記データを、当該中継センタよ
    り供給されたデータへと更新する手段と、を更に備え
    る、 ことを特徴とするデータ管理システム。
  2. 【請求項2】前記読出手段は、前記ネットワークを介し
    て、前記作業用端末より、前記読み出し用の識別符号が
    示す携帯端末の利用者を認証するための認証情報を供給
    されたとき、当該認証情報及び前記読み出し用の識別符
    号を前記中継センタに供給する手段と、 前記中継センタが供給する、前記利用者の認証結果を表
    す認証結果情報を取得し、当該認証結果が認証の成功を
    表しているとき、当該利用者を認証するための前記認証
    情報を供給した作業用端末よりネットワークを介して供
    給される前記読み出し指示を取得し、当該認証結果が認
    証の失敗を表しているとき、当該作業用端末が供給する
    前記読み出し指示の取得を中止する手段と、を備え、 前記中継センタは、前記認証情報及び前記読み出し用の
    識別符号を供給されたとき、当該認証情報及び当該読み
    出し用の識別符号に基づいて、当該読み出し用の識別符
    号が示す携帯端末の利用者に前記データの変更を許可す
    るか否かを決定し、許可すると決定したとき、認証の成
    功を表す前記認証結果情報を前記管理センタに供給し、
    許可しないと決定したとき、認証の失敗を表す前記認証
    結果情報を前記管理センタに供給する認証手段を備え、 前記作業用端末は、操作者の操作に従って、前記ネット
    ワークを介し前記管理センタに前記認証情報を供給する
    手段を備える、 ことを特徴とする請求項1に記載のデータ管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記中継センタは、照合用の認証情報を前
    記識別符号に対応付けて記憶しており、前記読出手段よ
    り前記認証情報及び前記読み出し用の識別符号を供給さ
    れたとき、供給された認証情報が、当該読み出し用の識
    別符号に対応付けられている前記照合用の認証情報に合
    致するか否かを判別し、合致すると判別したとき、当該
    読み出し用の識別符号が示す携帯端末の利用者に前記デ
    ータの変更を許可すると決定し、合致しないと判別した
    とき、当該利用者に前記データの変更を許可しないと決
    定する、 ことを特徴とする請求項2に記載のデータ管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】前記中継センタは、前記照合用の認証情報
    を、前記ネットワークを介して外部からアクセスするこ
    とが実質的に不可能な態様で記憶している、 ことを特徴とする請求項3に記載のデータ管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】前記書き込み指示は、変更後の内容を有す
    る前記データを含んでおり、 前記書込手段は、前記ネットワークを介して前記読み出
    し指示の供給元よりデータの書き込み指示が供給された
    とき、当該供給元が供給した前記読み出し用の識別符号
    に対応付けられた前記記憶領域に格納されているデータ
    を、当該書き込み指示に含まれている前記変更後の内容
    を有するデータへと更新する、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    のデータ管理システム。
  6. 【請求項6】前記携帯端末は、操作者の操作に従って前
    記データを入力して記憶する入力手段を備える、 ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載
    のデータ管理システム。
  7. 【請求項7】データを記憶し、当該データ及び自己を識
    別する識別符号を外部の無線通信回線に送出し、当該デ
    ータの更新後の内容を有するデータ及びデータ更新の命
    令が供給されたとき、自己が記憶する前記データを、自
    己に供給された、当該更新後の内容を有するデータへと
    更新する携帯端末が前記無線通信回線に送出した前記デ
    ータ及び前記識別符号を取得し、取得した当該データ
    を、取得した識別符号に対応付けられた記憶領域に格納
    する中継センタと、 外部のネットワークを介して、前記データの読み出し指
    示及び読み出し用の前記識別符号が供給されたとき、当
    該読み出し用の識別符号に対応付けられた前記記憶領域
    に格納されているデータを読み出して当該読み出し指示
    の供給元に供給する読出手段と、前記ネットワークを介
    して前記読み出し指示の供給元よりデータの書き込み指
    示が供給されたとき、当該供給元が供給した前記読み出
    し用の識別符号に対応付けられた前記記憶領域に格納さ
    れているデータを、当該書き込み指示が示す内容へと更
    新する書込手段と、を備える管理センタと、を備え、 前記中継センタは、前記無線通信回線を介し、更新要求
    用の識別符号を供給されたとき、当該更新要求用の識別
    符号に対応付けられた記憶領域に格納されているデータ
    を取得して、取得した当該データを、前記無線通信回線
    を介し、当該更新要求用の識別符号により識別される前
    記携帯端末に供給する手段を備える、 ことを特徴とするデータ管理装置。
  8. 【請求項8】コンピュータを、 データを記憶し、当該データ及び自己を識別する識別符
    号を外部の無線通信回線に送出し、当該データの更新後
    の内容を有するデータ及びデータ更新の命令が供給され
    たとき、自己が記憶する前記データを、自己に供給され
    た、当該更新後の内容を有するデータへと更新する携帯
    端末が前記無線通信回線に送出した前記データ及び前記
    識別符号を取得し、取得した当該データを、取得した識
    別符号に対応付けられた記憶領域に格納する中継センタ
    と、 外部のネットワークを介して、前記データの読み出し指
    示及び読み出し用の前記識別符号が供給されたとき、当
    該読み出し用の識別符号に対応付けられた前記記憶領域
    に格納されているデータを読み出して当該読み出し指示
    の供給元に供給する読出手段と、前記ネットワークを介
    して前記読み出し指示の供給元よりデータの書き込み指
    示が供給されたとき、当該供給元が供給した前記読み出
    し用の識別符号に対応付けられた前記記憶領域に格納さ
    れているデータを、当該書き込み指示が示す内容へと更
    新する書込手段と、を備える管理センタとして機能さ
    せ、 前記中継センタを、前記無線通信回線を介し、更新要求
    用の識別符号を供給されたとき、当該更新要求用の識別
    符号に対応付けられた記憶領域に格納されているデータ
    を取得して、取得した当該データを、前記無線通信回線
    を介し、当該更新要求用の識別符号により識別される前
    記携帯端末に供給する手段として機能させる、 ためのプログラム。
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