JP3595798B2 - プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3595798B2
JP3595798B2 JP2002022674A JP2002022674A JP3595798B2 JP 3595798 B2 JP3595798 B2 JP 3595798B2 JP 2002022674 A JP2002022674 A JP 2002022674A JP 2002022674 A JP2002022674 A JP 2002022674A JP 3595798 B2 JP3595798 B2 JP 3595798B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
image forming
forming apparatus
frame
developer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002022674A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003223091A (ja
Inventor
太刀夫 河井
欣弥 原田
功二郎 保井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2002022674A priority Critical patent/JP3595798B2/ja
Priority to US10/351,849 priority patent/US7085516B2/en
Priority to CN03102347.9A priority patent/CN1248069C/zh
Publication of JP2003223091A publication Critical patent/JP2003223091A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3595798B2 publication Critical patent/JP3595798B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/18Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements using a processing cartridge, whereby the process cartridge comprises at least two image processing means in a single unit
    • G03G21/1803Arrangements or disposition of the complete process cartridge or parts thereof
    • G03G21/1817Arrangements or disposition of the complete process cartridge or parts thereof having a submodular arrangement
    • G03G21/1825Pivotable subunit connection
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/18Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements using a processing cartridge, whereby the process cartridge comprises at least two image processing means in a single unit
    • G03G21/1839Means for handling the process cartridge in the apparatus body
    • G03G21/1867Means for handling the process cartridge in the apparatus body for electrically connecting the process cartridge to the apparatus, electrical connectors, power supply
    • G03G21/1871Means for handling the process cartridge in the apparatus body for electrically connecting the process cartridge to the apparatus, electrical connectors, power supply associated with a positioning function
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2221/00Processes not provided for by group G03G2215/00, e.g. cleaning or residual charge elimination
    • G03G2221/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts
    • G03G2221/1651Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements and complete machine concepts for connecting the different parts
    • G03G2221/166Electrical connectors

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロセスカートリッジおよび前記プロセスカートリッジを用いた電子写真画像形成装置に関するものである。
【0002】
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。電子写真画像形成装置としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンター(例えば、レーザービームプリンター、LEDプリンター等)、ファクシミリ装置およびワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】
また、プロセスカートリッジとは、少なくとも電子写真感光体とプロセス手段としての現像手段および帯電手段とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。ここで、プロセス手段には、現像手段および帯電手段に加えて、少なくともクリーニング手段が含まれる。
【0004】
【従来の技術】
従来、電子写真画像プロセスを用いた電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体および電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンに頼らずユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができる。そこで、このプロセスカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。
【0005】
一方、このプロセスカートリッジ方式において、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に着脱するにあたって、その操作性を容易にすることが望まれている。
【0006】
また、プロセスカートリッジは種々の電気接点を複数有しており、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着する際に、プロセスカートリッジと画像形成装置本体との電気的接続をより一層確実に、また、より一層精度良く行うことが望まれている。
【0007】
そしてさらに、これらの画像形成装置本体は、コンパクトでかつ省スペースで実現されていることが望まれている。
【0008】
これらを実現するものとして、例えば特開平02−163761号公報(1990年6月25日公開)に記載されている技術が知られている。前記公報に記載されている技術は、プロセスカートリッジのフレームの側面に、帯電器と接続している接点、帯電グリッドと接続しているグリッド接点、感光体と接続しているドラムアース板、現像器と接続しているバイアス接点、および、アンテナと接続しているアンテナ接点が設けられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
前述した前記公報に記載された技術は、プロセスカートリッジと画像装置本体との電気的接続に関して非常に有効なものであるが、本発明は、前述した技術をさらに発展させたものである。
【0010】
本発明の目的は、プロセスカートリッジを電子写真画像形成装置本体に装着した際に、プロセスカートリッジと画像形成装置本体との電気的接続をより一層確実に、また、より一層精度良く行うことのできるプロセスカートリッジ、および、電子写真画像形成装置を提供することにある。
【0011】
本発明の他の目的は、プロセスカートリッジと画像形成装置本体との電気的接続を確実に行うことによって、画像形成品質を向上させることのできるプロセスカートリッジ、および、電子写真画像形成装置を提供することにある。
【0012】
本発明の他の目的は、プロセスカートリッジの装着操作性を向上させるとともに、プロセスカートリッジと画像形成装置本体との電気的接続をより一層精度良く行うことのできるプロセスカートリッジ、および、電子写真画像形成装置を提供することにある。
【0013】
さらに、本発明の他の目的は、画像形成装置本体のプロセスカートリッジ駆動手段と電気基板を画像形成装置本体内に効率的に配置することによって、画像形成装置本体の省スペース化を実現することのできるプロセスカートリッジ、および、電子写真画像形成装置を提供することにある。
【0014】
本発明の他の目的は、各電気接点を効率良く配置することによって小型化を実現したプロセスカートリッジ、および、電子写真画像形成装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の代表的なプロセスカートリッジは、電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、第一枠体と、前記第一枠体に対して軸を中心にして回動可能に結合している第二枠体と、前記第一枠体に設けられた電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに帯電を行うための前記第一枠体に設けられた感光体帯電部材と、前記感光体ドラムに形成された静電潜像を現像剤を用いて現像するための前記第二枠体に設けられた現像部材と、前記現像部材の周面に現像剤を供給るための前記第二枠体に設けられた現像剤供給部材と、前記現像部材の周面に付着する現像剤の量を規制するための前記第二枠体に設けられた規制部材と、プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記感光体帯電部材に給電するバイアスを前記画像形成装置本体から受けるための前記第一枠体に設けられた第一電気接点と、プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記現像部材、現像剤供給部材、および、規制部材に給電するバイアスを前記画像形成装置本体から受けるための前記第二枠体に設けられた第三電気接点と、プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記画像形成装置本体との間で前記感光体ドラムのアースを行うための前記第一枠体に設けられた第四電気接点であって、前記感光体ドラムと同軸線上に配置された第四電気接点と、を有し、前記第一電気接点と第三電気接点を、前記第一枠体と第二枠体の長手方向一端側に配置し、前記第四電気接点を、前記第一枠体と第二枠体の長手方向他端側に配置し、そして、プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、上方に前記第一電気接点が、下方に前記第三電気接点が位置するように前記各電気接点を配置し、さらに、前記第二枠体は、前記現像部材が前記静電潜像の現像に用いる現像剤を収納する現像剤収納部を有し、前記現像剤収納部には、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に上下の位置にそれぞれ上透明窓と下透明窓が配置され、そして、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記画像形成装置本体に設けられている発光部材から発光された光を前記下透明窓へ導くための下光ガイド部が前記下透明窓から前記長手方向一端側へ向かって配置され、また、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記発光部材から発光されて、前記現像剤収納部内および前記上透明窓を通過した光を前記画像形成装置本体に設けられている受光部材へ導くための上光ガイド部が前記上透明窓から前記長手方向一端側へ向かって配置され、しかも、前記上光ガイド部は、前記第一枠体と前記第二枠体の間であって、プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記画像形成装置本体から前記感光体ドラムに照射するレーザー光が通過する光路の前記長手方向一端側に配置され、そして、前記受光部材が前記レーザー光を受光する時間の変化によって前記現像剤収納部内に収納されている現像剤が所定量よりも減少したことを検出することができることを特徴とする。
【0016】
さらに、本発明の代表的な電子写真画像形成装置は、画像形成装置本体にプロセスカートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置において、前記画像形成装置本体は、(a)第一本体電気接点と、(c)第三本体電気接点と、(d)第四本体電気接点と、を有し、前記プロセスカートリッジは、(e)第一枠体と、前記第一枠体に対して軸を中心にして回動可能に結合している第二枠体と、前記第一枠体に設けられた電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに帯電を行うための前記第一枠体に設けられた感光体帯電部材と、前記感光体ドラムに形成された静電潜像を現像剤を用いて現像するための前記第二枠体に設けられた現像部材と、前記現像部材の周面に現像剤を供給させるための前記第二枠体に設けられた現像剤供給部材と、前記現像部材の周面に付着する現像剤の量を規制するための前記第二枠体に設けられた規制部材と、プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記感光体帯電部材に給電するバイアスを前記画像形成装置本体から受けるため前記第一本体電気接点と電気的に接続する前記第一枠体に設けられた第一電気接点と、プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記現像部材、現像剤供給部材、および、規制部材に給電するバイアスを前記画像形成装置本体から受けるために、前記第三本体電気接点と電気的に接続する前記第二枠体に設けられた第三電気接点と、プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記画像形成装置本体との間で前記感光体ドラムのアースを行うために、前記第四本体電気接点と電気的に接続する前記第一枠体に設けられた第四電気接点であって、前記感光体ドラムと同軸線上に配置された第四電気接点とを有し、前記第一電気接点と第三電気接点を、前記第一枠体と第二枠体の長手方向一端側に配置し、前記第四電気接点を、前記第一枠体と第二枠体の長手方向他端側に配置し、そして、プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、上方に前記第一電気接点が、下方に前記第三電気接点が位置するように前記各電気接点を配置したプロセスカートリッジを取り外し可能に装着するカートリッジ装着部と、さらに、前記第二枠体は、前記現像部材が前記静電潜像の現像に用いる現像剤を収納する現像剤収納部を有し、前記現像剤収納部には、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に上下の位置にそれぞれ上透明窓と下透明窓が配置され、そして、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記画像形成装置本体に設けられている発光部材から発光された光を前記下透明窓へ導くための下光ガイド部が前記下透明窓から前記長手方向一端側へ向かって配置され、また、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記発光部材から発光されて、前記現像剤収納部内および前記上透明窓を通過した光を前記画像形成装置本体に設けられている受光部材へ導くための上光ガイド部が前記上透明窓から前記長手方向一端側へ向かって配置され、しかも、前記上光ガイド部は、前記第一枠体と前記第二枠体の間であって、プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記画像形成装置本体から前記感光体ドラムに照射するレーザー光が通過する光路の前記長手方向一端側に配置され、そして、前記受光部材が前記レーザー光を受光する時間の変化によって前記現像剤収納部内に収納されている現像剤が所定量よりも減少したことを検出することができることを特徴とする。
【0017】
【作用】
本発明によれば、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した際に、プロセスカートリッジと画像形成装置本体との電気的接続をより一層正確に、また、より一層精度良く行うことができる。さらに、プロセスカートリッジの同一側面側に各給電用の電気接点を設けているので、電気接点の取付け精度を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
先ず、本発明に係る電子写真画像形成装置の全体構成および画像形成について、図1を参照して概略説明する。図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態であるフルカラーレーザービームプリンターの全体構成を示す縦断面図である。
【0020】
図1に図示する画像形成装置Pは、感光体ドラム1を備えたプロセスカートリッジ(以下、単にカートリッジともいう)7を装着するための装着部が垂直方向に複数(図1においては4個)並設されている。各カートリッジ7(7a、7b‥‥)において、感光体ドラム1(1a、1b、1c、1d)は、駆動手段(不図示)によって、図1において反時計回りに回転駆動される。感光体ドラム1(1a、1b‥‥)の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム1(1a、1b‥‥)の表面を均一に帯電する帯電装置2(2a、2b‥‥)、画像情報に基づいてレーザービームを感光体ドラム1上に照射して静電潜像を形成するスキャナユニット3(3a、3b‥‥)、前記静電潜像に現像剤を付着させて前記静電潜像を現像する現像装置4(4a、4b‥‥)が配置されている。また、感光体ドラム1上の現像剤像を記録媒体Sに転写させる静電転写装置5が配置されている。なお、この静電転写装置5は、静電転写ベルト11と転写ローラ12(12a、12b‥‥)を有する。また、転写後の感光体ドラム1の表面に残った現像剤を除去するクリーニング装置6(6a、6b‥‥)が配置されている。
【0021】
ここで、感光体ドラム1(1a、1b‥‥)、帯電装置2(2a、2b‥‥)、現像装置4(4a、4b‥‥)およびクリーニング装置6(6a、6b‥‥)、ならびに現像剤収納部8(8a、8b、8c、8d)等は、一体化されて、カートリッジ7(7a、7b‥‥)を構成している。カートリッジ7の構成は、図4に詳細に示す。これらの各カートリッジ7(7a、7b‥‥)は、画像形成装置本体(以下、単に装置本体ともいう)25のカートリッジ装着部30(30a、30b‥‥)にそれぞれ着脱自在に装着される。なお、前記スキャナユニット3(3a、3b‥‥)は、カートリッジ装着部30(30a、30b‥‥)にそれぞれ装着されたカートリッジ7(7a、7b‥‥)に対応するように装置本体25に取り付けられている。
【0022】
以下に、各構成について順次詳述する。なお、各カートリッジ7の構成は概略同様である。
【0023】
感光体ドラム1(1a、1b‥‥)は、例えば直径30mmのアルミシリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC感光体)を塗布したものである。感光体ドラム1は、そのドラム軸の両端部が軸受け66、67(図5参照)を介して回転可能に支持されている。そして、後述するように一方の端部に装置本体25側に設けられた駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達される。これにより、感光体ドラム1は図1において反時計周りに回転駆動される。
【0024】
帯電装置2(2a、2b‥‥)は、接触帯電方式のものを使用する。帯電装置2は、ローラ状に形成された導電性ローラを有する。この帯電ローラを感光体ドラム1の表面に当接させる。そして、帯電ローラに帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1の表面を一様に帯電させる。
【0025】
スキャナユニット3(3a、3b‥‥)は、各感光体ドラム1(1a、1b‥‥)の略水平方向に配置されている。ユニット3(3a、3b‥‥)は、レーザーダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光を、スキャナモーター(不図示)によって回転されるポリゴンミラー9(9a、9b‥‥)に照射させる。そして、ポリゴンミラー9(9a、9b‥‥)により反射した画像光は、結像レンズ10(10a、10b‥‥)を介して、帯電済みの感光体ドラム1(1a、1b‥‥)の表面を選択的に露光する。これによって、各色に対応する静電潜像を感光体ドラム1に形成する。
【0026】
現像装置4(4a、4b‥‥)は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の現像剤をそれぞれ収納した現像剤収納部8(8a、8b‥)を有する。そして、対応する感光体ドラム1(1a、1b‥‥)に形成された静電潜像に各色の現像剤を付着させて現像剤像として現像する。なお、カートリッジ7aの現像剤収納部8aには、イエロー色の現像剤が収納されており、同様に、カートリッジ7bの現像剤収納部8bにはマゼンタ色の現像剤が、カートリッジ7cの現像剤収納部8cにはシアン色の現像剤が、カートリッジ7dの現像剤収納部8dにはブラック色の現像剤がそれぞれ収納されている。
【0027】
クリーニング装置6(6a、6b‥‥)は、感光体ドラム1(1a、1b‥‥)に形成された現像剤像を静電転写装置5により記録媒体Sに転写した後の残留現像剤を掻き落とし除去するためのものである。クリーニング装置6によってクリーニングされた感光体ドラム1(1a、1b‥‥)は、再び次の画像形成プロセスが可能となる。
【0028】
静電転写装置5は、記録媒体Sを複数の感光体ドラム1(1a、1b‥‥)にそれぞれ接触させるように記録媒体Sを静電吸着して搬送する静電転写ベルト11を有する。また、各感光体ドラム1に形成された現像剤像を記録媒体Sに転写するために、各感光体ドラム1(1a、1b‥‥)に対向する位置にそれぞれ配置された転写ローラ12(12a、12b‥‥)を有する。
【0029】
前記転写ベルト11は、1011〜1014Ω・cmの体積固有抵抗を有するフィルム状部材で構成されている。そして、全ての感光体ドラム1(1a、1b‥‥)に接するように循環移動する。転写ベルト11は、本実施形態においては、周長約700mm、厚み約150μmのベルトであり、駆動ローラ13、従動ローラ14a、14bおよびテンションローラ15に掛け渡されている。そして、駆動ローラ13の駆動力でもって回転駆動される(図1、矢印方向)。また、下端の従動ローラ14aに対向する部位に静電吸着ローラ22が配置されている。この吸着ローラ22は、転写ベルト11との間に記録媒体Sを挟み込むように転写ベルト11の外周に圧接されている。そして、転写ベルト11と吸着ローラ22との間に電圧を印加する。これにより、誘電体である記録媒体Sと転写ベルト11の誘電体層に電荷を誘起させて、記録媒体Sを転写ベルト11の外周に静電吸着させる。
【0030】
また、転写ローラ12(12a、12b‥‥)は、感光体ドラム1(1a、1b‥‥)に対向する位置にそれぞれ配置されている。そして、転写ベルト11の内側に当接する。これらの転写ローラ12から正極性の電荷を転写ベルト11を介して記録媒体Sに印加する。これにより、この電荷による電界により、感光体ドラム1に接触している記録媒体Sに、感光体ドラム1上の負極性の現像剤像が転写される。
【0031】
以上のように構成される転写装置5において、転写ベルト11は、吸着ローラ22によって、図1において左側の外周面に記録媒体Sを吸着する。そして、記録媒体Sを各感光体ドラム1(1a、1b‥‥)に接触させるべく循環移動する。記録媒体Sは、ローラ14a側からローラ13側へ搬送される間に、感光体ドラム1(1a、1b‥‥)に対向する転写ローラ12(12a、12b‥‥)の作用により、各感光体ドラム1(1a、1b‥‥)上の現像剤像が転写される。
【0032】
また、給送部16は、画像形成部に記録媒体Sを搬送するものである。カセット17には複数枚の記録媒体Sが収納されている。そして、給送ローラ18、レジストローラ対19は、画像形成動作に応じて駆動回転される。これによって、画像形成時には、カセット17内の記録媒体Sは1枚毎分離給送される。そして、記録媒体Sの先端をレジストローラ対19に突き当てて一旦停止させてループを形成させる。その後に、転写ベルト11の回転と画像書出し位置との同期をとって、レジストローラ対19を回転させる。そして転写ベルト11へと給送させる。
【0033】
定着部20は、記録媒体Sに転写された複数色の現像剤画像を記録媒体Sに定着させるものである。回転する加熱ローラ21aと、これに圧接して記録媒体Sに熱および圧力を与える加圧ローラ21bとを有する。すなわち、各感光体ドラム1上の現像剤像が転写された記録媒体Sは、定着部20を通過する際に、定着ローラ対21(21a、21b)で搬送される。そして、定着ローラ対21によって熱および圧力が与えられる。これによって、複数色の現像剤像が記録媒体Sの表面に定着される。
【0034】
次に、本発明の画像形成装置による画像形成工程について説明する。装置本体25の各カートリッジ装着部30(30a、30b‥‥)(図1、図2および図3参照)にそれぞれ装着されたプロセスカートリッジ7(7a、7b‥‥)は、画像形成タイミングに合わせて順次駆動される。そして、その駆動に応じて感光体ドラム1(1a、1b‥‥)が、反時計回り方向に回転駆動される。そして、各々のカートリッジ7(7a、7b‥‥)に対応するスキャナユニット3(3a、3b‥‥)が順次駆動される。
【0035】
この駆動により、帯電装置2(2a、2b‥‥)は感光体ドラム1(1a、1b‥‥)の周面に一様な電荷を付与する。そして、ユニット3(3a、3b‥‥)は、その感光体ドラム1(1a、1b‥‥)の周面に画像信号に応じて露光を行う。これによって、感光体ドラム1(1a、1b‥‥)の周面上に各色の静電潜像を形成する。現像装置4(4a、4b‥‥)内の現像ローラは、カートリッジ7(7a、7b‥‥)内の現像剤収納部8(8a、8b‥‥)に収納されている現像剤を供給する。そして、静電潜像の低電位部に現像剤を転移させる。これによって、感光体ドラム1(1a、1b‥‥)の周面上に現像剤像を形成する。すなわち、感光体ドラム1(1a、1b‥‥)に形成された静電潜像を現像する。
【0036】
最上流の感光体ドラム1aの周面上の現像剤像の先端が転写ベルト11との対向点に回転搬送されてくるタイミングに合わせて、その対向点に記録媒体Sの画像形成開始位置が一致するように、レジストローラ対19が回転を開始する。そして、記録媒体Sを転写ベルト11へ給送する。
【0037】
記録媒体Sは、吸着ローラ22と転写ベルト11とによって転写ベルト11の外周に圧接される。そして、転写ベルト11と吸着ローラ22との間に電圧を印加する。これにより、記録媒体Sは、転写ベルト11の外周に静電吸着される。そして、記録媒体Sは、転写ベルト11に安定して吸着され、最下流の転写部まで搬送される。
【0038】
このように、記録媒体Sは、転写ベルト11により搬送される。そして、この搬送過程で、感光体ドラム1a、1b‥‥と対応する転写ローラ12a、12b‥‥との間に形成される電界によって、各感光体ドラム1a、1b‥‥にそれぞれ形成されている各色の現像剤像が順次転写される。
【0039】
各色の現像剤像が転写された記録媒体Sは、ベルト駆動ローラ13の曲率により静電転写ベルト11から曲率分離される。その後に、定着部20に搬入される。記録媒体Sは、定着部20で加熱ローラ21aと加圧ローラ21bにより現像剤像を熱定着される。その後、排出ローラ対23によって、排出部24から装置本体外へ排出される。
【0040】
一方、感光体ドラム1(1a、1b‥‥)の表面上の転写残りである残留現像剤は、それぞれのクリーニング装置6(6a、6b‥‥)によって掻き落とされる。そして、クリーニングされた感光体ドラム1(1a、1b‥‥)は、再び次の画像形成プロセスが可能となる。
【0041】
以下に、装置本体のカートリッジ装着部の構成、装置本体に着脱可能なカートリッジおよび装置本体に対するカートリッジの着脱方法について説明する。
【0042】
カートリッジ7(7a、7b‥‥)は、感光体ドラム1、帯電装置2、現像装置4、クリーニング装置6等の各プロセス部材の寿命や現像剤収納部8に収納される現像剤量等を考慮して、ある所定量の画像形成の後は、新しいものと交換するように構成されている。各プロセス部材の寿命や現像剤の消費によりカートリッジの交換を要する際やカートリッジを装置本体に新規に装着する際に、各カートリッジ7は、装置本体25のカートリッジ装着部30に対して、感光体ドラム1の軸線方向と直角方向に着脱を行う。
【0043】
装置本体25は、図2および図3に示すように、カートリッジ7の長手方向(感光体ドラム1の長手方向)の幅以上の幅を有する装入口が設けられている。そして、内部に複数(図においては4個)のカートリッジ装着部30(30a、30b‥‥)が設けられている。この装入口には、前扉26が装置本体25に対して軸26aを中心に開閉可能に取り付けられている。前扉26には、転写装置5の転写ベルト11、転写ローラ12(12a、12b‥‥)および転写ベルト11を支持するローラ13〜15等が設けられている。前扉26は、通常は、図1に示すように閉鎖されている。そして、カートリッジ7の新規な装着や交換時には、操作者が前扉26を開放する(図2)。前扉26の開放と同時に、転写装置5も移動してカートリッジ装着部30が開放される。
【0044】
装置本体25の第一側板27および第二側板28には、図3に示すように、カートリッジ装着部30内の装着位置へカートリッジ7をガイドするための第一本体ガイド部31(31a、31b‥‥)と第二本体ガイド部32(32a、32b‥‥)がそれぞれ等間隔で複数(図4においては4個)並列して設けられている。なお、33(33a、33b‥)および34(34a、34b‥)は、カートリッジ7を位置決めするための第一本体位置決め部および第二本体位置決め部であり、詳細は後述する。また、各カートリッジ装着部30には、カートリッジ7を所定の位置に押圧するための押えばね等の弾性部材(不図示)がそれぞれ配置されている。弾性部材としては、プロセスカートリッジのカートリッジ枠体の上面を装着方向に押圧する型式、あるいは、プロセスカートリッジの各被位置決め部を本体位置決め部に押圧する型式のものを用いる。
【0045】
一方、カートリッジ7(7a、7b‥‥)は、図4に示すように、そのカートリッジ枠体の幅方向(感光体ドラムの長手方向)の両端部にカートリッジ7の装着方向とは反対側へ突出した把手部65が設けられている。カートリッジ7を装置本体25のカートリッジ装着部30へ装着する際に、操作者は、把手部65を手で掴んで、感光体ドラム51(1)を前方にして、カートリッジ7を装置本体25の両壁面に設けられている本体ガイド部31、32(図3)に沿わせて水平方向に挿入する。これにより、カートリッジ7を装置本体25の各カートリッジ装着部30に装着することができる。そして、カートリッジ7を装置本体25のカートリッジ装着部30へ装着した後に、前扉26を閉める。これにより、カートリッジ7は、押えばねの弾性部材(不図示)の押圧により所定の位置にセットされる。同時に、図1に示すように、各カートリッジ7の感光体ドラム1に転写装置5の転写ベルト11が当接する。
【0046】
次に、カートリッジ7を装置本体25に装着する際に、カートリッジの位置精度を出す必要があり、そのためのカートリッジ7と装置本体25の構成について説明する。
【0047】
本実施例のカートリッジ7は、図4および図5に示すように、上部ユニット(第一枠体)としてのドラムユニット41と、下部ユニット(第二枠体)としての現像ユニット42とを有する。両ユニット41、42は、後述するように、揺動中心43によって回動可能に結合されている。
【0048】
上部ユニット(ドラムユニット)41は、その長手方向の両側面に、図5に示すように、第一エンドカバー部44と第二エンドカバー部45が設けられている。そして、第一および第二エンドカバー部44、45には、現像ユニット42と結合するために揺動中心43に対応する穴44a、45aがそれぞれ設けられている。感光体ドラム51(図1における感光体ドラム1に対応する)は、そのドラム軸51Aが軸受け66、67を介してドラムユニット41の第一および第二のエンドカバー部44、45にそれぞれ回転可能に支持されている。また、帯電装置2が有する帯電部材(帯電ローラ)52、クリーニング装置6が有するクリーニング部材(クリーニングブレード)56、前記ブレード56によって除去された現像剤を収納する除去現像剤収納部55、および、除去現像剤搬送手段57を有している。なお、前記搬送手段57は、除去現像剤収納部55に回転可能に設けられたクランク57aとこのクランク57aに回転可能に軸支された除去現像剤搬送部材57bを有する。そして、前記搬送部材57bは、クランク57aが回転することにより往復運動して、除去現像剤を前記ブレード56の近傍から除去現像剤収納部55へ搬送する。
【0049】
また、下部ユニット(現像ユニット)42には、現像装置4が有する現像部材(現像ローラ)54、現像枠体58および各色の現像剤を収納する現像剤収納部59(図1および図2における現像剤収納部8a、8b‥‥に対応する)が設けられている。現像剤収納部59は除去現像剤収納部55の下方に位置している。そして、その内部には現像剤送り機構を兼ねる撹拌部材60a、60bが備えられている。現像剤収納部59内の現像剤Tは、撹拌部材60a、60bによって撹拌されながら現像枠体58内の現像剤供給ローラ61へ送り込まれる。そして、この現像剤Tは、前記供給ローラ61および現像ローラ54の外周に圧接された現像ブレード62によって現像ローラ54の外周に付着し、電荷が付与される。
【0050】
下部ユニット42の両側面(現像ローラ54の長手方向の両側端)には、図5に示すように、ドラムユニット41と結合するための軸受け部材48、49が設けられている。軸受け部材48、49は揺動中心43と同軸線上にそれぞれ貫通穴48a、49aを有している。そして、これらの貫通穴48a、49aと上部ユニット41に設けられている穴44a、45aに、図5に示すように、外部から位置決めピン50、50をそれぞれ嵌入する。これにより、図4に示すように、上部ユニット41と下部ユニット42は揺動可能に結合される。
【0051】
また、両ユニット41、42は、両ユニットの長手方向両端部に配設された加圧ばね63の弾性力によって、位置決めピン50、50を揺動中心43にして現像ローラ54が感光体ドラム51に押圧するように回動する。そして、感光体ドラム51と現像ローラ54は長手方向全域にわたって確実に当接する。なお、図4において、64は上部ユニット41と下部ユニット42の間に形成される露光開口部であり、この露光開口部64を介してスキャナユニット3から照射される光像を感光体ドラム51に露光する。そして感光体ドラム51に静電潜像を形成する。
【0052】
次に、カートリッジ7における駆動伝達機構について説明する。本実施例のカートリッジ7においては、上部ユニット41と下部ユニット42にそれぞれ装置本体25側から駆動力が伝達される。
【0053】
上部ユニット41において、図5に示すように、感光体ドラム51は、第一エンドカバー部44と第二エンドカバー部45に軸受け66、67を介して回転可能に支持されている。そして、感光体ドラム51は、その軸51Aの駆動側端部に、ドラム駆動力伝達部材としてカートリッジカップリング68が設けられている。このカートリッジカップリング68は、装置本体25に設けられた本体ドラム駆動力伝達部材としての駆動カップリング100(図12および図13等参照)から駆動力が伝達される。カートリッジカップリング68は、ねじれた略三角柱形状であり、駆動カップリング100は断面が略三角形のねじれた穴である。駆動カップリング100は、感光体ドラム51の長手方向に沿った方向からカートリッジカップリング68に係合する。そして、この駆動カップリング100が回転を開始すると、カートリッジカップリング68との三角形柱の捩れ構造にしたがって徐々に嵌合が深くなり、最大120度回転すると完全に嵌合する。そして、駆動力がカートリッジカップリング68を介して感光体ドラム51に伝達される。
【0054】
また、下部ユニット42において、軸受け部材48、49のうち駆動側の軸受け部材48に、現像駆動力受け部(f)としてのギア69やアイドラギアが取り付けられている。前記ギア69ははす歯ギアである。そして、このギア69には、装置本体25に設けられた現像駆動力伝達部材(本体駆動力伝達部)としてのはす歯ギア69C(図6)から駆動力が伝達される。ここで、前記ギア69は、カートリッジカップリング68が設けられているのと同じ一端側に配置されている。また、前記ギア69は、カートリッジ7を装置本体25へ装着する装着方向において、カートリッジカップリング68よりも下流側に配置されている。そして、装着方向と交差する方向において、カートリッジカップリング68よりも内側に配置されている。
【0055】
また、前記ギア69の中心軸は、上述の揺動中心43と同軸の貫通穴48aの中心軸線上にある。さらに、上部ユニット41と下部ユニット42の結合位置(すなわち、揺動中心43)に配置されている。そして、前記ギア69は、前記上部ユニット41の第一エンドカバー部44に設けられているギア露出開口部47から一部露出している。そして、ギア露出開口部47から露出している部分が装置本体側の現像駆動力伝達部材としてのはす歯ギア69Cと噛合う。なお、前記ギア69が噛合うはす歯ギア69Cは、カートリッジ7の装着方向において前記ギア69の中心よりも下流側で前記装置本体25に配置されている。
【0056】
現像駆動力受け部としてのギア69に入力された駆動力は、ギア列を介して現像ローラ54、撹拌部材60a、60b、および上部ユニット41に設けられた除去現像剤搬送手段55へと分岐して伝達される。ギア69に入力された駆動力は、アイドラギアを介して、現像ローラ54の端部に設けられた現像ローラギア70および現像剤供給ローラ61の端部に設けられたギア71へと伝達される。そして、現像ローラ54および現像剤供給ローラ61をそれぞれ回転させる。なお、アイドラギアは適宜段ギアになっており減速する。さらに、アイドラギアから駆動力が分岐し、撹拌部材60a、60bの現像剤撹拌ギア72a、72bに接続され、撹拌部材60a、60bを回転させる。また、アイドラギア73を介して、上部ユニット41の除去現像剤搬送手段57のクランク57aに取り付けたギア(不図示)へと接続されている。これによって、クランク57aおよび除去現像剤搬送部材57bに駆動力を伝達する。すなわち、下部ユニット42に設けられた前記ギア63に入力された駆動力は、下部ユニット42内の現像ローラ54や撹拌部材60a、60b等を駆動する。さらに、上部ユニット41内の除去現像剤搬送手段57を駆動する。
【0057】
次に、プロセスカートリッジ7の装置本体25に対する位置精度を出すための構成について説明する。
【0058】
カートリッジ7の両側面に設けられた第一エンドカバー部44および第二エンドカバー部45は、装置本体25の第一側板27および第二側板28に平行に設置されている(図3、図5ないし図7参照)。このカートリッジ7を装置本体25へ装着する際に、カートリッジ7をカートリッジ装着部30へガイドするための第一本体ガイド部31および第二本体ガイド部32が、装置本体25の第一側板27および第二側板28にそれぞれ設けられている。カートリッジ7は、その底面の両端縁に、第一本体ガイド部33および第二本体ガイド部34にそれぞれガイドされる第一被ガイド部74と第二被ガイド部75が設けられている。なお、第一被ガイド部74は、カートリッジ7の第一エンドカバー部44(すなわち、上部ユニット41の側壁)の下部に設けられている(図6参照)。一方の第二被ガイド部75は、第二エンドカバー部45の下方で、下部ユニット42の側壁部46の下部に設けられている(図7参照)。
【0059】
したがって、プロセスカートリッジ7を装置本体25のカートリッジ装着部30へ装着する際に、カートリッジ7の第一被ガイド部74は第一側板27に設けられている第一本体ガイド部31にガイドされる。また、カートリッジ7の第二被ガイド部75は、第二側板28に設けられている第二本体ガイド部32にガイドされる。
【0060】
また、カートリッジ7をカートリッジ装着部30において位置決めするために、図6および図7に示すように、カートリッジ装着部30には第一本体位置決め部33、第二本体位置決め部34および第三本体位置決め部35が設けられている。カートリッジ7には第一被位置決め部76、第二被位置決め部77および第三被位置決め部78が設けられている。
【0061】
前記第一被位置決め部76は、カートリッジ7の感光体ドラム51と同軸線上に配置されている。そして、第一エンドカバー部44から感光体ドラム51の長手方向外方へ突出している。第二被位置決め部77も同様である。すなわち、感光体ドラム51と同軸線上に配置され、第二エンドカバー部45から感光体ドラム51の長手方向外方側へ突出している。なお、本実施の形態においては、第一被位置決め部76は前記第一エンドカバー部44に設けられた軸受け66を用い、第二被位置決め部77は前記第二エンドカバー部45に設けられた軸受け67を用いている。これによって、回転支持と位置決めの二つ役割を兼ね持つことで感光体ドラム51の長手方向の省スペース化を実現している。なお、軸受け66、67は、感光体ドラム51のドラム軸51Aを回転可能に前記エンドカバー44、45に支持するものである。そして、第一被位置決め部76および第二被位置決め部77は、カートリッジ7がカートリッジ装着部30に装着される際に、装置本体25に設けられている第一本体位置決め部33および第二本体位置決め部34に位置決めされる。なお、第一本体位置決め部33は第一側板27に設けられ、第二本体位置決め部34は第二側板28に設けられている。
【0062】
これらの第一被位置決め部76と第二被位置決め部77による位置決めでは、装置本体25側から現像ローラ(現像部材)54を回転させるための駆動力を与えた時、そこに発生する回転モーメントからカートリッジ7の回転を抑制することができない。そこで、その対策として、図6に示すように、カートリッジ7には、カートリッジの装着方向Y(図1、図2、図3)において、第一被位置決め部76よりも下流側で、第一エンドカバー部44からカートリッジの装着方向Yの下流側へ突出する突起形状の第三被位置決め部78を設けている。そして、装置本体25には、前記第三被位置決め部78を受けるための第三本体位置決め部35を第一側板27に設けている。この第三被位置決め部78は、樹脂製の第一エンドカバー部44と一体成形された突起形状とすることが好ましく、また、カートリッジの装着方向Yにおいて、この第三被位置決め部78と第一被位置決め部76との間に、第一エンドカバー部44から露出して設けられたはす歯ギアである現像駆動力受け部69が配置されている(図6参照)。さらに、第三被位置決め部78は、現像駆動力受け部69が装置本体側の現像駆動力伝達部材69Cとカートリッジの装着方向Yにおいて係合するための移動経路を下方に外れて配置されている。また、カートリッジ7を長手方向で見た時、内側から外方側に向かって、突起形状の第三被位置決め部78、はす歯ギアである現像駆動力受け部69、感光体ドラム51のドラム軸51Aを回転可能に支持する軸受け66である第一被位置決め部76が、この順番で配置されている(図6参照)。
【0063】
また、本実施例のプロセスカートリッジ7においては、カートリッジ7の装着時のガイドとして、第一被ガイド部74および第二被ガイド部75に加えて、図7に示すように、カートリッジ7の装着方向Yにおいて第二被位置決め部77よりも下流側で、カートリッジ7の垂直方向においては第三被位置決め部78よりも上方に、第二エンドカバー部45から感光体ドラム51の長手方向外方側へ突出する第三被ガイド部79を設けた。この第三被ガイド部79は樹脂製の円柱形状であり、樹脂製の第二エンドカバー72と一体成形されている。また、この第三被ガイド部79は、カートリッジ7を装置本体25に装着する際に、装置本体25に設けられた第三本体ガイド部36にガイドされる。
【0064】
以上のような構成とすることにより、プロセスカートリッジ7は、図6および図7に示すように、装置本体25のカートリッジ装着部30において、第一被位置決め部76、第二被位置決め部77および第三被位置決め部78によって位置決め支持される。すなわち、図8に示すように3点(a、b、c)でカートリッジ装着部30に位置決めされる。なお、図8において、点a、bは、第一および第二被位置決め部76、77としての軸受け66、67が装置本体25の第一および第二位置決め部33、34と当接する部位である。本実施例においては、感光体ドラム51のドラム軸51Aの中心線と軸受け66、67それぞれの幅の中心線との交点を指している。また、点cは、カートリッジ7から突出した第三被位置決め部78が装置本体25の第三本体位置決め部35と当接する部位である。本実施例においては、第三被位置決め部78の突出方向の幅の中心線と前記突出方向に直交する方向の幅の中心線との交点を指している。また、点fは、ギア(現像駆動力受け部)69の歯先円とギア69の幅の中心線との交点を指している。なお、本発明においては、点a、b、cは、カートリッジ7が有する前述した第一、第二および第三被位置決め部76(66)、77(67)、78が装置本体25に設けられた第一、第二および第三本体位置決め部33、34、35とそれぞれ接触する部分であれば良く、前述した部位に限定されるものではない。
【0065】
したがって、現像駆動力受け部(f)は、図8に示すように、前記3点(a、b、c)を結ぶ線でできる三角形の範囲内に配置される。これによって、駆動時でもカートリッジの姿勢を安定して維持することができる。また、カートリッジを簡易な構成で安定的にかつ高精度に位置決めすることができる。また、第一被位置決め部76(a)および第二被位置決め部77(b)に作用する付勢力を減少もしくはなくすことができる。なお、本実施例では、プロセスカートリッジの重心(g)も、前記現像駆動力受け部(f)と同様に、前記三角形の範囲内に配置される。したがって、前述した効果をより一層発揮できる。
【0066】
また、カートリッジ7の第三被位置決め部78を、カートリッジ装着方向において第一被位置決め部76より下流側で第一エンドカバー部44からカートリッジ装着方向の下流側へ突出した突起形状とした。これにより、カートリッジ7を長手方向の幅を必要以上に大きくすることなく、簡単な構成で、姿勢を安定良く維持する位置決めを行うことができる。また、装置本体やカートリッジをコンパクトにすることができる。
【0067】
次に、プロセスカートリッジの現像剤収納部内に収納する現像剤Tの残量を検知する現像剤残量検知手段の実施形態について、図9および図10を用いて説明する。図9は本発明のプロセスカートリッジにおける現像剤収納部内に収納する現像剤の残量を検知する現像剤残量検知手段を説明するために現像剤収納枠体を示す斜視図である。また、図10は現像剤残量検知手段を配置した箇所におけるプロセスカートリッジの断面図である。
【0068】
現像剤Tを収納する現像剤収納部59を構成する現像剤収納枠体59aの上下の枠体壁部の相対向する部位に、図10に示すように、現像剤残量を検知するための検知光Lを通過させるための透明窓(開口部)59b、59cがそれぞれ設けられている。下方の透明窓59bには、現像剤残量を検知するための検知光Lを現像剤収納部59内に出射するための光ガイド部131aがガイド部131bを介して接続されている。また、上方の透明窓59cには、現像剤収納部59の内部を通過してくる検知光Lを受けるための光ガイド部132aがガイド部132bを介して接続されている。なお、光ガイド部131aは、現像剤収納枠体59aの下方外側に現像剤収納枠体59aの長手方向にわたって配設され、その一端側の端面は下部ユニット42の長手方向一端から突出しないように下部ユニット42の長手方向一端よりも内側に配置されている。一方の光ガイド部132aは、現像剤収納枠体59aの上方外側に、すなわち、下部ユニット42と上部ユニット41との間の空間部であって感光体ドラム51に照射するレーザー光が露光開口部64を介して通過する光路の下方に、現像剤収納枠体59aの長手方向にわたって配設されて、その一端側の端面は下部ユニット42の長手方向一端から突出しないように下部ユニット42の長手方向一端よりも内側に配置されている。
【0069】
そして、現像剤収納部59内の現像剤Tの残量を検知するための検知光Lを出射する発光素子130aおよび現像剤収納部59の内部を通過した検知光Lを受光する受光素子130bは、図9に示すように、カートリッジ装着部30に装着されたプロセスカートリッジ7の現像剤収納枠体59aの側面に隣接して、装置本体25の第二側板28に配置されている。また、現像剤収納枠体59a内には現像剤Tを撹拌しながら現像剤供給ローラ61に搬送する第一の撹拌部材60aと第二の撹拌部材60bが設けられている。そして、これらの現像ローラ54に近い側に配設された第一の撹拌部材60aは、現像剤Tを搬送するとともに、上下の両透明窓59b、59cの表面に付着する現像剤を除去する拭き取り機能をも持っている。
【0070】
以上のように構成されることによって、発光素子130aから出射された検知光Lは、光ガイド部131aを通り、ガイド部131bを介して上方に屈折し、下方の透明窓59bから現像剤収納枠体59a内部の現像剤収納部59に出射される。そして、現像剤収納部59に出射された検知光Lは、現像剤収納部59の内部を通過して、下方の透明窓59bに対向する上方の透明窓59cに達した後、光ガイド部132aのガイド部132bに入射されて屈折して、光ガイド部132aを経て受光素子130bに至る。そこで、受光素子130bがどれだけの時間検知光Lを受光したかによって、現像剤収納部59内に収納されている現像剤Tの残量を検知する。なお、画像形成装置本体25側の側板において、発光素子130aは下側に、受光素子130bは上側に配設されている。
【0071】
ここで、受光素子130bが受光する時間の割合は、現像剤収納部59内の現像剤Tの量により変化する。したがって、ある程度以上現像剤Tが現像剤収納部59の空間を占めている状態では、光ガイド部131aを通じて現像剤収納部59へ入射された検知光Lは現像剤Tに遮られて光ガイド部132aへ到達せず、受光素子130bは受光することがない。そして、現像剤収納部59内の現像剤Tが減少すると、第一の撹拌部材60aの撹拌によって光ガイド部131a、132a間を検知光Lが通する割合が次第に増大する。これによって、現像剤収納部59内の現像剤Tの残量を知ることができる。
【0072】
このような構成とすることで、受光素子130bが検知光Lを受光する時間の長さの変化によって現像剤収納部59内に収納されている現像剤Tの残量を逐次に検知することが可能である。また、現像剤収納部59に現像剤Tがなくなりかけていることをユーザーに報知するように構成することができる。
【0073】
次に、プロセスカートリッジ7を画像形成装置Pの装置本体25に装着したときに、両者を電気的に接続するための接点構成について、図11ないし図19を用いて説明する。
【0074】
プロセスカートリッジ7は、図11に示すように、複数の電気接点80〜82が設けられている。すなわち、
▲1▼ 感光体帯電部材である帯電ローラ52へ画像形成装置Pから帯電バイアスを印加するために、帯電ローラ軸52Aと電気的に接続した導電性帯電バイアス接点(第一電気接点)80、
▲2▼ 現像剤を帯電するための現像剤帯電部材である現像剤帯電ローラ53(図19の(b))へ画像形成装置Pから現像剤帯電バイアスを印加するために、現像剤帯電ローラ軸53A(図19の(b))と電気的に接続した導電性現像剤帯電バイアス接点(第二電気接点)81、
▲3▼ 現像部材である現像ローラ54と現像剤供給部材である現像剤供給ローラ61と規制部材である現像ブレード62へ画像形成装置Pから現像バイアスを印加するために、現像ローラ軸54Aと現像剤供給ローラ軸61Aと現像ブレード支持部材62Aと電気的に接続した導電性現像バイアス接点(第三電気接点)82、
の3個の接点が、カートリッジ枠体の右側面(すなわち、上部ユニット41の第二エンドカバー部45および下部ユニット42の側壁部46)から露出するように設けてある。そして、前記3個の接点80〜82は、全てカートリッジ枠体の一方側の側壁面に、各接点が電気的にリークしない距離を隔てて設けられている。
【0075】
また、▲4▼ 感光体ドラム51を画像形成装置Pの装置本体25との間でアースするために感光体ドラム51と電気的に接続した導電性アース接点(第四電気接点)83が、図13に示すように、装置本体25側から感光体ドラム51を回転させるための駆動力を受けるカートリッジカップリング68の中央部に、前記カートリッジカップリング68の端面(左側面)から突出して配置されている。
【0076】
本実施例では、前記導電性アース接点83は、ドラム軸51Aと一体に形成された鉄等の金属製としている。また、他の接点80、81、82は、厚さが約0.1mm〜0.3mm程度の導電性の金属材をプロセスカートリッジ内部に張り巡らせている。そして、帯電バイアス接点80は、上部ユニット(ドラムユニット)41の非駆動側の側壁である第二エンドカバー部45から露出し、現像剤帯電バイアス接点81および現像バイアス接点82は、下部ユニット(現像ユニット)42の非駆動側の側壁部46から露出するように設けられている。
【0077】
また、本実施例においては、前述したように、感光体ドラム51の軸線方向一側端から外方へ延伸されたドラム軸51Aの先端には、カートリッジカップリング68が取り付けられている。このカートリッジカップリング68は、装置本体25側の駆動カップリング100の軸線方向一側端に係合するように構成されている。装置本体25側に設けられた駆動カップリング100は、図12ないし図14に示すように、その軸線方向他側端にはす歯ギア101が設けられ、このはす歯ギア101は駆動モータMと噛合する。感光体ドラム51を回転させるための駆動モータMの駆動力は、はす歯ギア101から駆動カップリング100へ伝達し、駆動カップリング100からカートリッジカップリング68へと伝達され、感光体ドラム51を回転させる。なお、このはす歯ギア101は、回転する際にスラスト力(図14に矢印dで示す方向)を発生させ、上部ユニット41に長手方向に遊びをもって設けられている感光体ドラム51をカートリッジカップリング68が設けられている側とは反対側へ付勢する。そして、感光体ドラム51の軸線方向他側端に設けられたフランジ部材87の側端87aが上部ユニット41の非駆動側の第二エンドカバー部(側壁)45の内面45−1に突き当たる。これによって、感光体ドラム51は、カートリッジ7の内部において、軸線方向の位置が規定される。そして、前記帯電バイアス接点80は、上部ユニット41の非駆動側の第二エンドカバー部(側壁)45に露出して設けられている。そして、前記アース接点83は、ドラム軸51Aの先端であって、カートリッジカップリング68の先端より僅かに外方へ(約2.5mm)突出している。このドラム軸51Aは、感光体ドラム51の筒形状を貫通するものであり、両端縁を軸受け66、67によって上部ユニット41の両側壁(第一エンドカバー部44と第二エンドカバー部45)に支持されている。そして、感光体ドラム51の筒形状の内面と前記ドラム軸51Aの外周面とに接触するアース板84によって、感光体ドラム51とドラム軸51Aは電気的に接続されている。
【0078】
また、帯電バイアス接点80は、プロセスカートリッジ7の挿入方向Yにおいて、感光体ドラム51よりも流側であって、カートリッジ7の装置本体25に対する支持部の近傍に設けられている(図11)。そして、帯電バイアス接点80は、帯電ローラ軸52Aと接触している導電性部材90を介して帯電ローラ52と電気的に接続している(図19の(a))。
【0079】
次に、現像剤帯電バイアス接点81および現像バイアス接点82について説明する。これらの両接点81、82は、下部ユニット42の非駆動側の側壁部46に設けられており、帯電バイアス接点80が設けられている上部ユニット41の第二エンドカバー部45と同じ側である。そして、現像剤帯電バイアス接点81および現像バイアス接点82は、図11に示すように、帯電バイアス接点80の略真下に設けられている。また、現像バイアス接点82は、図19の(b)に示すように、現像ローラ軸54Aの側端と接触している導電性部材92を介して現像ローラ54と、また、現像剤供給ローラ軸61Aの側端と接触している導電性部材92を介して現像剤供給ローラ61と、さらに、現像ブレード62を支持する現像ブレード支持部材62Aを介して現像ブレード62に電気的に接続している。そして、現像剤帯電バイアス接点81は、図11に示すように、前記帯電バイアス接点80と前記現像バイアス接点82の間に設けられている。そして、現像剤帯電バイアス接点81は、図19の(b)に示すように、現像剤帯電ローラ軸53Aの側端と接触している導電性部材91を介して現像剤帯電ローラ53に電気的に接続している。
【0080】
次に、プロセスカートリッジ7に設けた接点と画像形成装置本体25側に設けた接点部材との接続について説明する。
【0081】
装置本体25におけるカートリッジ装着部30の一方側の第二側板28の内側面には、図15に示すように、カートリッジ7を装着したときにカートリッジ7の各接点80〜82に接触しうるように3個の接点部材102、103、104がホルダー108に保持されて配設されている。接点部材102は帯電バイアス接点80と接触する帯電バイアス接点部材(第一本体電気接点)であり、接点部材103は現像剤帯電バイアス接点81と接触する現像剤バイアス接点部材(第二本体電気接点)であり、接点部材104は現像バイアス接点82と接触する現像バイアス接点部材(第三本体電気接点)である。また、装置本体25におけるカートリッジ装着部30の他方側の第一側板27側には、図13および図16に示すように、カートリッジ7を装着したときにアース接点83に接続しうるアース接点部材(第四本体電気接点)105が設けられている。このアース接点部材105は、はす歯ギア101の一側端側に形成された駆動カップリング100内に配設されている。なお、図16において、111は第一側板27に配置された板ばねであり、カートリッジ7を接点部材102〜104が設けられている第二側板28側に付勢する作用をする。
【0082】
帯電バイアス接点部材102は、第二側板28の内側面において、図15に示すように、第三本体ガイド部36の下方に設けられ、現像剤残量検知手段を構成する受光素子130bの上方の位置に設けられている。また、現像剤帯電バイアス接点部材103および現像バイアス接点部材104は、帯電バイアス接点部材102の下方で上下に並列して配置されており、現像剤残量検知手段を構成する受光素子130bの下方で発光素子130aの上方に設けられている。
【0083】
ここで、各接点部材とガイド部の位置関係について図15を用いて説明する。
【0084】
給電側の電気接点部材について、垂直方向においては、最下位に位置付けられた発光素子130aの上方に現像バイアス接点部材104と現像剤帯電バイアス接点部材103が配置され、また、その上方に受光素子130bが、さらにその上方に帯電バイアス接点部材102が配置され、そして、最上位に第三本体ガイド部36が配置されている。また、カートリッジの装着方向Yにおいては、その最上流側の略同じ位置に、第三本体ガイド部36、帯電バイアス接点部材102、現像剤帯電バイアス接点部材103および現像バイアス接点部材104が配置され、その下流に発光素子130aが、次いでその下流に受光素子130bが配置されている。このように各接点部材とガイド部を配置することによって、装置本体25の電気基板と接続される給電用の各接点部材102〜104および各素子130a、130bを画像形成装置本体25の非駆動側の第二側板28に集中させることができ、これによって、電極のはい回を短縮することができる。
【0085】
ここで、各接点のサイズは次のとおりである。帯電バイアス接点80、現像剤帯電バイアス接点81および現像バイアス接点82は、図11に示すように矩形形状であって、帯電バイアス接点80は、縦約5.5mm、横約17mmであり、現像剤帯電バイアス接点81および現像バイアス接点82は、縦約8.5mm、横約10mmである。アース接点83は円形でその外径は約8mmである。
【0086】
また、前記アース接点部材105は、図14に示すように、圧縮ばね106によって駆動カップリング100の内側面に接触するように取り付けられており、これをバックアップ部材107で保持し、装置本体25のシャーシを介してアースされている。他の接点部材102、103、104は弾性を有し、ホルダー108から突出して取り付けられている。これを帯電バイアス接点部材102を例にとって説明する。ここで、帯電バイアス接点部材102はホルダー108内に脱落不能にかつ突出可能に取り付けられている。そして、ホルダー108を装置本体25の第二側板28の内側面に取り付けて、これを装置本体25の第二側板28の外側面に取り付けられた電気基板112に対して、各接点部材と配線パターンとを導電性の圧縮ばね109によって電気的に接続している。
【0087】
次に、カートリッジ7を装置本体25に装着する際に、カートリッジ側の接点が装置本体側の各接点部材に接する態様について図17を参照して説明する。ここでは、帯電バイアス接点80と帯電バイアス接点部材102を例にとって説明する。なお、図17は装置本体25に装着する際のカートリッジ7の態様を説明する図であり、図11における矢印Oで切った断面を示す。また、図17における矢印Hはカートリッジ7を装置本体25に装着する際のカートリッジに対する装置本体側の帯電バイアス接点部材102の相対的な移動方向を示す。
【0088】
カートリッジ7を装置本体25の本体ガイド部31、32、36に沿って挿入して装着する際に、カートリッジ7が所定の装着位置へ至る前にあっては、帯電バイアス接点部材102は、図17の(a)で示す状態にある。このとき、帯電バイアス接点部材102は未だカートリッジ7(上部ユニット41)のいかなる場所にも接触していない。さらに、カートリッジ7(上部ユニット41)の挿入が進むと、帯電バイアス接点部材102は、同図(b)の位置に達する。ここで、帯電バイアス接点部材102は、上部ユニット41の第二エンドカバー部(側壁部)45に形成された角部45−2に接触する。この角部45−2に沿って帯電バイアス接点部材102が押圧されることで帯電バイアス接点部材102の弾性部102aが徐々に撓み、帯電バイアス接点部材102はスムーズに帯電バイアス接点80が露出している第二エンドカバー部(側壁部)45に達する。そして、カートリッジ7(上部ユニット41)が所定の装着位置まで挿入されると、帯電バイアス接点部材102は、同図(c)の位置に達して、帯電バイアス接点80と接触する。他の二つの接点部材103、104も同様にしてカートリッジ7の接点81、82に接触する。
【0089】
次に、プロセスカートリッジ7側のアース接点83が画像形成装置本体25側のアース接点部材105に接する態様について図18を参照して説明する。
【0090】
カートリッジ7を装置本体25に装着する際には、図2に示すように前扉26は装置本体25から開放されている。このとき、アース接点部材105と圧縮ばね106を内包する駆動カップリング100は、一体で構成されるはす歯ギア101とともに解除部材110によって、カートリッジカップリング68とは係合不可能な第一の位置(退避位置)にあり、アース接点部材105は、図18の(a)で示す状態にある。このとき、アース接点部材105は未だカートリッジ7(上部ユニット41)のアース接点83に接触していない。次に、カートリッジ7を装置本体25の所定の装着位置に装着し、そして、前扉26を閉じることにより、画像形成装置Pは図1に示すように印字動作可能な状態となる。このとき、解除部材110によって退避位置にあったはす歯ギア101が、矢印J方向に移動し、駆動カップリング100がカートリッジカップリング68と係合可能な第二の位置に移動し、アース接点部材105は、同図(b)で示す状態にある。さらに、前述したように駆動モータMによってはす歯ギア101が回転すると、駆動カップリング100とカートリッジカップリング68は、相互の三角形の捩れ構造にしたがって徐々に嵌合が深くなり、最大120度回転すると完全に嵌合し、アース接点部材105は、同図(c)の位置に達して、アース部材83と接触する。
【0091】
このように本実施例においては、プロセスカートリッジ7が前述した本体ガイド部31、32、36に沿って所定の装着位置に装着されると、前記各接点80〜82は各接点部材102〜104と確実に接続する。また、アース接点部材105は、カートリッジ7を所定の装着位置へ装着しそして装置本体25の前扉26を閉め、はす歯ギア100が一定量以下の回転でカートリッジカップリング68から突出しているアース接点84と電気的に接続する。これにより、感光体ドラム51がアース接点84およびアース接点部材105を介してアースされる。
【0092】
また、帯電バイアス接点80と帯電バイアス接点部材102が電気的に接続して、帯電ローラ52に高電圧が印加される。また、現像剤帯電バイアス接点81と現像剤帯電バイアス接点部材103が電気的に接続して、現像剤帯電ローラ53に高電圧が印加される。またさらに、現像バイアス接点82と現像バイアス接点部材104が電気的に接続して、現像ローラ54と現像剤供給ローラ61と現像ブレード62に高電圧が印加される。
【0093】
次に、画像形成装置Pを駆動して感光体ドラム51を回転させた場合について説明する。プロセスカートリッジ7は画像形成装置Pの装置本体25に挿入を容易にするために、感光体ドラム51の軸線方向に対して約2〜3mmのスラストガタをもたせている。このため、帯電バイアス接点部材102等の突出量を前記ガタ以上にする必要がある。そこで、本実施例では、図16に示すように、カートリッジ7を装置本体25の所定の装着位置に装着したときに、前記カートリッジ7を装置本体25の接点部材102〜104が設けられている第二側板28側に付勢するように、第一側板27に板ばね111を設けている。この板ばね111は、前記各接点部材102〜104が設けられている部位に略対向する部位であって第一本体ガイド部31の上方に設けられている。
【0094】
また、本実施例のように、はす歯ギア101やギア69のねじれ方向を各接点部材102〜104を配置した側へスラスト力が発生するように定めれば、感光体ドラム51の軸線方向の位置決めを各接点80〜82の設けられた側で行うことができる。そこで、この場合には、感光体ドラム51と接点80〜82との位置精度を向上させることができる。
【0095】
またさらに前述した実施例のように、駆動カップリング100とカートリッジカップリング68が三角形のねじれ構造を有しているので、はす歯ギア101の回転とともに駆動カップリング101が回転すると、アース接点83とアース接点部材105が電気的に安定して接続される。
【0096】
またさらに前述した実施例のように、プロセスカートリッジ7の各接点80〜82をカートリッジ枠体の一方の側壁面に全て配置したうえで、板ばねによってカートリッジを弾性的に付勢させれば、各電気接点が装置本体側の接点部材と電気的に安定して接続される。
【0097】
前述の実施例のとおり電気基板と接続される給電用の各接点部材および各素子を画像形成装置本体の一方の側面に配置することによって、電極のはい回を短縮することができ、これによって、電気的接続を安定して行うことができる。
【0098】
また、前記電気接点と接続される装置本体側の電気基板を装置本体の側壁面に縦置き配置することが可能となるために、装置の小型化を図ることができる。
【0099】
さらに、前述した効果に加えて、プロセスカートリッジを駆動するための各駆動部材を前述の電気基板とは反対側に配置することによって、装置スペースの効率化が可能となる。
【0100】
前述した本発明の実施形態をまとめると次のとおりである。
【0101】
本発明のプロセスカートリッジの実施の態様は、電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジであって、第一枠体41と、前記第一枠体41に対して軸43を中心にして回動可能に結合している第二枠体42と、前記第一枠体41に設けられた電子写真感光体ドラム51と、前記電子写真感光体ドラム51に帯電を行うための前記第一枠体41に設けられた感光体帯電部材52と、前記感光体ドラム51に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像するための前記第二枠体42に設けられた現像部材54と、前記現像部材54の周面に現像剤を供給させるための前記第二枠体42に設けられた現像剤供給部材61と、前記現像部材54の周面に付着する現像剤の量を規制するための前記第二枠体42に設けられた規制部材62と、プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に、前記感光体帯電部材52に給電するバイアスを前記画像形成装置本体25から受けるための前記第一枠体41に設けられた第一電気接点80と、プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に、前記現像部材54、現像剤供給部材61、および、規制部材62に給電するバイアスを前記画像形成装置本体25から受けるための前記第二枠体42に設けられた第三電気接点82と、プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に、前記画像形成装置本体25との間で前記感光体ドラム51のアースを行うための前記第一枠体41に設けられた第四電気接点83であって、前記感光体ドラム51と同軸線上に配置された第四電気接点83と、を有し、前記第一電気接点80と第三電気接点82を、前記第一枠体41と第二枠体42の長手方向一端側に配置し、前記第四電気接点83を、前記第一枠体41と第二枠体42の長手方向他端側に配置し、そして、プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に、上方に前記第一電気接点80が、下方に前記第三電気接点82が位置するように前記各電気接点を配置したことを特徴とするものである。
【0102】
本発明のプロセスカートリッジの他の実施の態様においては、前記第二枠体42は、前記現像部材54の周面に付着する現像剤を帯電するための現像剤帯電部材53と、プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に、前記現像剤帯電部材53に給電するバイアスを前記画像形成装置本体25から受けるための第二電気接点81を有し、前記第二電気接点81を前記第一枠体41と第二枠体42の長手方向一端側に配置し、そして、前記第一電気接点80と前記第三電気接点82との間に前記第二電気接点81を配置したことを特徴とするものである。
【0103】
本発明のプロセスカートリッジの他の実施の態様においては、前記第四電気接点83は、前記プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に、前記画像形成装置本体25から前記感光体ドラム51を回転させるための駆動力を受けるためのカップリング部材68の中央に、前記カップリング部材68の端面から突出して配置されていることを特徴とするものである。
【0104】
本発明のプロセスカートリッジの他の実施の態様においては、前記第二枠体42は、前記現像部材54が前記静電潜像の現像に用いる現像剤を収納する現像剤収納部59を有し、前記現像剤収納部59には、前記プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に上下の位置にそれぞれ上透明窓59cと下透明窓59bが配置され、そして、前記プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に、前記画像形成装置本体25に設けられている発光部材130aから発光された光Lを前記下透明窓59bへ導くための下光ガイド部131aが前記下透明窓69bから前記長手方向一端側へ向かって配置され、また、前記プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に、前記発光部材130aから発光されて、前記現像剤収納部59内および前記上透明窓59cを通過した光Lを前記画像形成装置本体25に設けられている受光部材130bへ導くための上光ガイド部132aが前記上透明窓59cから前記長手方向一端側へ向かって配置されて、そして、前記受光部材130bが所定の光量を受けることによって前記現像剤収納部59内に収納されている現像剤Tが所定量よりも減少したことを前記画像形成装置本体25で検出することができることを特徴とするものであり、また、前記下光ガイド部131aの前記長手方向一端側の端面は、前記第二枠体42の長手方向一端よりも内側に配置されていることを特徴とするものであり、さらにまた、前記上光ガイド部132aは、前記第一枠体41と前記第二枠体42の間であって、プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に、前記画像形成装置本体25から前記感光体ドラム51に照射するレーザー光が通過する光路64の前記長手方向一端側に配置されていることを特徴とするものである。
【0105】
本発明のプロセスカートリッジの他の実施の態様においては、前記第一電気接点80と、第二電気接点81と、第三電気接点82は、前記第一枠体41と第二枠体42の回動中心43よりも下流側に配置されていることを特徴とする。
【0106】
また、本発明の電子写真画像形成装置の実施の態様は、画像形成装置本体25にプロセスカートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置において、前記画像形成装置本体は、(a)第一本体電気接点102と、(c)第三本体電気接点104と、(d)第四本体電気接点105と、を有し、前記プロセスカートリッジ7は、(e)第一枠体41と、前記第一枠体41に対して軸43を中心にして回動可能に結合している第二枠体42と、前記第一枠体41に設けられた電子写真感光体ドラム51と、前記電子写真感光体ドラム51に帯電を行うための前記第一枠体41に設けられた感光体帯電部材52と、前記感光体ドラム51に形成された静電潜像を現像剤を用いて現像するための前記第二枠体42に設けられた現像部材54と、前記現像部材54の周面に現像剤を供給させるための前記第二枠体42に設けられた現像剤供給部材61と、前記現像部材54の周面に付着する現像剤の量を規制するための前記第二枠体42に設けられた規制部材62と、プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に、前記感光体帯電部材52に給電するバイアスを前記画像形成装置本体25から受けるため前記第一本体電気接点102と電気的に接続する前記第一枠体41に設けられた第一電気接点80と、プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に、前記現像部材54、現像剤供給部材61、および、規制部材62に給電するバイアスを前記画像形成装置本体25から受けるために、前記第三本体電気接点104と電気的に接続する前記第二枠体42に設けられた第三電気接点82と、プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に、前記画像形成装置本体25との間で前記感光体ドラム51のアースを行うために、前記第四本体電気接点105と電気的に接続する前記第一枠体41に設けられた第四電気接点83であって、前記感光体ドラム51と同軸線上に配置された第四電気接点83とを有し、前記第一電気接点80と第三電気接点82を、前記第一枠体41と第二枠体42の長手方向一端側に配置し、前記第四電気接点83を、前記第一枠体41と第二枠体42の長手方向他端側に配置し、そして、プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に、上方に前記第一電気接点80が、下方に前記第三電気接点82が位置するように前記各電気接点を配置したプロセスカートリッジ7を取り外し可能に装着するカートリッジ装着部30と、を有し、さらに、前記第二枠体42は、前記現像部材54が前記静電潜像の現像に用いる現像剤を収納する現像剤収納部59を有し、前記現像剤収納部59には、前記プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に上下の位置にそれぞれ上透明窓59cと下透明窓59bが配置され、そして、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体25に装着された際に、前記画像形成装置本体25に設けられている発光部材130aから発光された光Lを前記下透明窓59bへ導くための下光ガイド部131aが前記下透明窓59bから前記長手方向一端側へ向かって配置され、また、前記プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に、前記発光部材130aから発光されて、前記現像剤収納部59内および前記上透明窓59cを通過した光を前記画像形成装置本体25に設けられている受光部材130bへ導くための上光ガイド部132aが前記上透明窓59cから前記長手方向一端側へ向かって配置され、しかも、前記上光ガイド部132aは、前記第一枠体41と前記第二枠体42の間であって、プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に、前記画像形成装置本体25から前記感光体ドラム51に照射するレーザー光が通過する光路の前記長手方向一端側に配置され、そして、前記受光部材130bが前記レーザー光を受光する時間の変化によって前記現像剤収納部59内に収納されている現像剤Tが所定量よりも減少したことを検出することができることを特徴とするものである。
【0107】
本発明の電子写真画像形成装置の他の実施の態様においては、前記画像形成装置本体25は、(b)第二本体電気接点103をさらに有し、前記プロセスカートリッジ7は、前記現像部材54の周面に付着する現像剤を帯電するための前記第二枠体42に設けられた現像剤帯電部材53と、プロセスカートリッジ7が前記画像形成装置本体25に装着された際に、前記現像剤帯電部材53に給電するバイアスを前記画像形成装置本体25から受けるために前記第二本体電気接点103と電気的に接続する前記第二枠体42に設けられた第二電気接点81とを有し、前記第二電気接点81を前記第一枠体41と第二枠体42の長手方向一端側に配置し、そして、前記第一電気接点80と前記第三電気接点82との間に前記第二電気接点81を配置していることを特徴とするものである。
【0108】
本発明の電子写真画像形成装置の他の実施の態様においては、前記画像形成装置本体25には、前記プロセスカートリッジ7が装着された際に、前記プロセスカートリッジ7が有する前記第一枠体41と第二枠体42の長手方向一端側に位置するように、発光部材130aおよび受光部材130bが配置され、前記受光部材130bが前記発光部材130aよりも上方に配置されていることを特徴とするものである。
【0109】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した際に、プロセスカートリッジと画像形成装置本体との電気的接続をより一層正確に、また、より一層精度良く行うことができる。
【0110】
また、画像形成装置本体のプロセスカートリッジ駆動手段と電気基板を画像形成装置本体内に効率的に配置することによって、画像形成装置本体の省スペース化を実現することのできるプロセスカートリッジおよび画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロセスカートリッジを着脱可能に装着した画像形成装置の全体構成を示す縦断面図である。
【図2】本発明のプロセスカートリッジを着脱可能に装着した画像形成装置において前扉を開放した状態を示す縦断面図である。
【図3】本発明のプロセスカートリッジを着脱可能に装着するカートリッジ装着部を概略的に示す斜視図である。
【図4】本発明のプロセスカートリッジを概略的に示す縦断面図である。
【図5】本発明のプロセスカートリッジを上ユニットと下ユニットに分解して示す斜視図である。
【図6】本発明のプロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着して位置決めするための状態を示す一方から見た概略的な斜視図である。
【図7】本発明のプロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着して位置決めするための状態を示す他方から見た概略的な斜視図である。
【図8】本発明のプロセスカートリッジの支持状態を説明するためのプロセスカートリッジの上面図である。
【図9】本発明のプロセスカートリッジにおける現像剤収納部内に収納する現像剤の残量を検知する現像剤残量検知手段を説明するために現像剤収納枠体を示す斜視図である。
【図10】本発明のプロセスカートリッジにおける現像剤残量検知手段を配置した箇所におけるプロセスカートリッジの断面図である。
【図11】本発明のプロセスカートリッジの側面図である。
【図12】本発明のプロセスカートリッジにおける感光体ドラムの駆動伝達構成を概略的に示す斜視図である。
【図13】本発明のプロセスカートリッジにおける感光体ドラムの駆動伝達構成の一部を概略的に示す斜視図である。
【図14】帯電バイアス接点と帯電バイアス接点部材およびアース接点とアース接点部材を接続した状態を一部破断して示す図である。
【図15】本発明の画像形成装置における装置本体の第二側板の内側面を示す図である。
【図16】本発明の画像形成装置における装置本体の第一側板の内側を示す図である。
【図17】本発明の画像形成装置において、接点と接点部材を接続する態様について帯電バイアス接点と帯電バイアス接点部材を例にとって説明する図である。
【図18】本発明の画像形成装置において、アース接点とアース接点部材を接続する態様を順次に示す図である。
【図19】(a)は本発明のプロセスカートリッジの上ユニットを反転して示す外観斜視図であり、(b)本発明のプロセスカートリッジの下ユニットの外観斜視図である。
【符号の説明】
P 画像形成装置
S 記録媒体
1(1a、1b‥) 感光体ドラム
2(2a、2b‥) 帯電装置
3(3a、3b‥) スキャナユニット
4(4a、4b‥) 現像装置
5 静電転写装置
6(6a、6b‥) クリーニング装置
7(7a、7b‥) プロセスカートリッジ
8(8a、8b‥) 現像剤収納部
9(9a、9b‥) ポリゴンミラー
10(10a、10b‥) 結像レンズ
11 静電転写ベルト
12(12a、12b‥) 転写ローラ
16 給送部
20 定着部
21 定着ローラ対
22 静電吸着ローラ
24 排出部
25 装置本体
26 前扉
27 第一側板
28 第二側板
30 カートリッジ装着部
31 第一本体ガイド部
32 第二本体ガイド部
33 第一本体位置決め部
34 第二本体位置決め部
35 第三本体位置決め部
36 第三本体ガイド部
41 上部ユニット(ドラムユニット)
42 下部ユニット(現像ユニット)
43 揺動中心
44 第一エンドカバー部
44a 穴
45 第二エンドカバー部
45a 穴
46 (下部ユニットの)側壁部
47 ギア露出開口部
48、49 軸受け部材
48a、49a 貫通穴
50 位置決めピン
51 感光体ドラム
51A ドラム軸
52 帯電ローラ
52A 帯電ローラ軸
53 現像剤帯電ローラ
53A 現像剤帯電ローラ軸
54 現像ローラ
54A 現像ローラ軸
55 除去現像剤収納部
56 クリーニングブレード
57 除去現像剤搬送手段
58 現像枠体
59 現像剤収納部
59a 現像剤収納枠体
59b、59c 透明窓
60a、60b 撹拌部材
61 現像剤供給ローラ
61A 現像剤供給ローラ軸
62 現像ブレード
62A 現像ブレード支持部材
63 加圧ばね
64 露光開口部
65 把手部
66 軸受け
67 軸受け
68 カートリッジカップリング
69 ギア(現像駆動力受け部)
69C 現像駆動力伝達部材
74 第一被ガイド部
75 第二被ガイド部
76 第一被位置決め部
77 第二被位置決め部
78 第三被位置決め部
79 第三被ガイド部
80 帯電バイアス接点
81 現像剤帯電バイアス接点
82 現像バイアス接点
83 アース接点
84 アース板
87 フランジ部材
90 導電性部材
91 導電性部材
92 導電性部材
100 駆動カップリング
101 はす歯ギア
102 帯電バイアス接点部材
102a 弾性部
103 現像剤帯電バイアス接点部材
104 現像バイアス接点部材
105 アース接点部材
106 圧縮ばね
107 バックアップ部材
108 ホルダー
109 圧縮ばね
110 解除部材
111 板ばね
112 電気基板
130a 発光素子
130b 受光素子
131a 光ガイド部
132a 光ガイド部

Claims (7)

  1. 電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    第一枠体と、
    前記第一枠体に対して軸を中心にして回動可能に結合している第二枠体と、
    前記第一枠体に設けられた電子写真感光体ドラムと、
    前記電子写真感光体ドラムに帯電を行うための前記第一枠体に設けられた感光体帯電部材と、
    前記感光体ドラムに形成された静電潜像を現像剤を用いて現像するための前記第二枠体に設けられた現像部材と、
    前記現像部材の周面に現像剤を供給るための前記第二枠体に設けられた現像剤供給部材と、
    前記現像部材の周面に付着する現像剤の量を規制するための前記第二枠体に設けられた規制部材と、
    プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記感光体帯電部材に給電するバイアスを前記画像形成装置本体から受けるための前記第一枠体に設けられた第一電気接点と、
    プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記現像部材、現像剤供給部材、および、規制部材に給電するバイアスを前記画像形成装置本体から受けるための前記第二枠体に設けられた第三電気接点と、
    プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記画像形成装置本体との間で前記感光体ドラムのアースを行うための前記第一枠体に設けられた第四電気接点であって、前記感光体ドラムと同軸線上に配置された第四電気接点と、
    を有し、
    前記第一電気接点と第三電気接点を、前記第一枠体と第二枠体の長手方向一端側に配置し、前記第四電気接点を、前記第一枠体と第二枠体の長手方向他端側に配置し、そして、プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、上方に前記第一電気接点が、下方に前記第三電気接点が位置するように前記各電気接点を配置し、
    さらに、前記第二枠体は、前記現像部材が前記静電潜像の現像に用いる現像剤を収納する現像剤収納部を有し、前記現像剤収納部には、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に上下の位置にそれぞれ上透明窓と下透明窓が配置され、そして、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記画像形成装置本体に設けられている発光部材から発光された光を前記下透明窓へ導くための下光ガイド部が前記下透明窓から前記長手方向一端側へ向かって配置され、また、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記発光部材から発光されて、前記現像剤収納部内および前記上透明窓を通過した光を前記画像形成装置本体に設けられている受光部材へ導くための上光ガイド部が前記上透明窓から前記長手方向一端側へ向かって配置され、しかも、前記上光ガイド部は、前記第一枠体と前記第二枠体の間であって、プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記画像形成装置本体から前記感光体ドラムに照射するレーザー光が通過する光路の前記長手方向一端側に配置され、そして、前記受光部材が前記レーザー光を受光する時間の変化によって前記現像剤収納部内に収納されている現像剤が所定量よりも減少したことを検出することができること、
    特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記第二枠体は、前記現像部材の周面に付着する現像剤を帯電するための現像剤帯電部材と、プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記現像剤帯電部材に給電するバイアスを前記画像形成装置本体から受けるための第二電気接点を有し、前記第二電気接点を前記第一枠体と第二枠体の長手方向一端側に配置し、そして、前記第一電気接点と前記第三電気接点との間に前記第二電気接点を配置したことを特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記第四電気接点は、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記画像形成装置本体から前記感光体ドラムを回転させるための駆動力を受けるためのカップリング部材の中央に、前記カップリング部材の端面から突出して配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記下光ガイド部の前記長手方向一端側の端面は、前記第二枠体の長手方向一端よりも内側に配置されていることを特徴とする請求項に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 画像形成装置本体にプロセスカートリッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置において、
    前記画像形成装置本体は、
    (a)第一本体電気接点と、
    (c)第三本体電気接点と、
    (d)第四本体電気接点と、
    を有し、
    前記プロセスカートリッジは、
    (e)第一枠体と、
    前記第一枠体に対して軸を中心にして回動可能に結合している第二枠体と、
    前記第一枠体に設けられた電子写真感光体ドラムと、
    前記電子写真感光体ドラムに帯電を行うための前記第一枠体に設けられた感光体帯電部材と、
    前記感光体ドラムに形成された静電潜像を現像剤を用いて現像するための前記第二枠体に設けられた現像部材と、
    前記現像部材の周面に現像剤を供給させるための前記第二枠体に設けられた現像剤供給部材と、
    前記現像部材の周面に付着する現像剤の量を規制するための前記第二枠体に設けられた規制部材と、
    プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記感光体帯電部材に給電するバイアスを前記画像形成装置本体から受けるため前記第一本体電気接点と電気的に接続する前記第一枠体に設けられた第一電気接点と、
    プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記現像部材、現像剤供給部材、および、規制部材に給電するバイアスを前記画像形成装置本体から受けるために、前記第三本体電気接点と電気的に接続する前記第二枠体に設けられた第三電気接点と、
    プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記画像形成装置本体との間で前記感光体ドラムのアースを行うために、前記第四本体電気接点と電気的に接続する前記第一枠体に設けられた第四電気接点であって、前記感光体ドラムと同軸線上に配置された第四電気接点と、
    を有し、
    前記第一電気接点と第三電気接点を、前記第一枠体と第二枠体の長手方向一端側に配置し、前記第四電気接点を、前記第一枠体と第二枠体の長手方向他端側に配置し、そして、プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、上方に前記第一電気接点が、下方に前記第三電気接点が位置するように前記各電気接点を配置したプロセスカートリッジを取り外し可能に装着するカートリッジ装着部と、
    さらに、前記第二枠体は、前記現像部材が前記静電潜像の現像に用いる現像剤を収納する現像剤収納部を有し、前記現像剤収納部には、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に上下の位置にそれぞれ上透明窓と下透明窓が配置され、そして、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記画像形成装置本体に設けられている発光部材から発光された光を前記下透明窓へ導くための下光ガイド部が前記下透明窓から前記長手方向一端側へ向かって配置され、また、前記プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記発光部材から発光されて、 前記現像剤収納部内および前記上透明窓を通過した光を前記画像形成装置本体に設けられている受光部材へ導くための上光ガイド部が前記上透明窓から前記長手方向一端側へ向かって配置され、しかも、前記上光ガイド部は、前記第一枠体と前記第二枠体の間であって、プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記画像形成装置本体から前記感光体ドラムに照射するレーザー光が通過する光路の前記長手方向一端側に配置され、そして、前記受光部材が前記レーザー光を受光する時間の変化によって前記現像剤収納部内に収納されている現像剤が所定量よりも減少したことを検出することができること、
    特徴とする電子写真画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置本体は、
    (b)第二本体電気接点をさらに有し、
    前記プロセスカートリッジは、
    前記現像部材の周面に付着する現像剤を帯電するための前記第二枠体に設けられた現像剤帯電部材と、
    プロセスカートリッジが前記画像形成装置本体に装着された際に、前記現像剤帯電部材に給電するバイアスを前記画像形成装置本体から受けるために前記第二本体電気接点と電気的に接続する前記第二枠体に設けられた第二電気接点と、
    を有し、
    前記第二電気接点を前記第一枠体と第二枠体の長手方向一端側に配置し、そして、前記第一電気接点と前記第三電気接点との間に前記第二電気接点を配置していることを特徴とする請求項に記載の電子写真画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置本体には、前記プロセスカートリッジが装着された際に、前記プロセスカートリッジが有する前記第一枠体と第二枠体の長手方向一端側に位置するように、発光部材および受光部材が配置され、前記受光部材が前記発光部材よりも上方に配置されていることを特徴とする請求項またはに記載の電子写真画像形成装置。
JP2002022674A 2002-01-31 2002-01-31 プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 Expired - Fee Related JP3595798B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002022674A JP3595798B2 (ja) 2002-01-31 2002-01-31 プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置
US10/351,849 US7085516B2 (en) 2002-01-31 2003-01-28 Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
CN03102347.9A CN1248069C (zh) 2002-01-31 2003-01-31 处理盒和电子照相成像设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002022674A JP3595798B2 (ja) 2002-01-31 2002-01-31 プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003223091A JP2003223091A (ja) 2003-08-08
JP3595798B2 true JP3595798B2 (ja) 2004-12-02

Family

ID=27654426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002022674A Expired - Fee Related JP3595798B2 (ja) 2002-01-31 2002-01-31 プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7085516B2 (ja)
JP (1) JP3595798B2 (ja)
CN (1) CN1248069C (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7561817B2 (en) 2005-02-28 2009-07-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Toner cartridges, development cartridges, and image forming apparatus including such cartridges
US7979006B2 (en) 2005-02-28 2011-07-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and removable cartridge
US8000634B2 (en) 2005-02-28 2011-08-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and cartridge

Families Citing this family (67)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7072603B2 (en) * 2003-08-01 2006-07-04 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge and holding member
JP2005099691A (ja) * 2003-08-29 2005-04-14 Canon Inc プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP3919779B2 (ja) * 2003-08-29 2007-05-30 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置
JP4378221B2 (ja) * 2003-10-08 2009-12-02 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP3673795B2 (ja) * 2003-10-24 2005-07-20 キヤノン株式会社 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP4110143B2 (ja) * 2004-01-30 2008-07-02 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置、電子写真画像形成装置に着脱可能なユニット及びプロセスカートリッジ
JP4523296B2 (ja) * 2004-02-02 2010-08-11 株式会社リコー プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置
JP4717455B2 (ja) * 2004-02-27 2011-07-06 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2005258344A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Brother Ind Ltd 現像カートリッジ、像担持体カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4630688B2 (ja) * 2004-08-30 2011-02-09 キヤノン株式会社 現像装置
JP4886182B2 (ja) * 2004-09-27 2012-02-29 キヤノン株式会社 カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置
JP4715263B2 (ja) * 2005-03-25 2011-07-06 富士ゼロックス株式会社 クリーニング装置及びこれを用いたプロセスカートリッジ並びに画像形成装置
JP4850427B2 (ja) * 2005-03-28 2012-01-11 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP4736568B2 (ja) * 2005-06-29 2011-07-27 ブラザー工業株式会社 画像形成装置、プロセスカートリッジ、及び、現像カートリッジ
JP4760264B2 (ja) * 2005-09-28 2011-08-31 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP4622830B2 (ja) * 2005-11-30 2011-02-02 ブラザー工業株式会社 現像カートリッジ、プロセスユニットおよび画像形成装置
JP4378374B2 (ja) * 2006-03-10 2009-12-02 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ、現像剤補給カートリッジ、及び電子写真画像形成装置
JP4498407B2 (ja) 2006-12-22 2010-07-07 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置、及び、電子写真感光体ドラムユニット
JP4948382B2 (ja) 2006-12-22 2012-06-06 キヤノン株式会社 感光ドラム取り付け用カップリング部材
US7856192B2 (en) * 2006-12-28 2010-12-21 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
JP4280772B2 (ja) 2006-12-28 2009-06-17 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP5311854B2 (ja) 2007-03-23 2013-10-09 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置、現像装置、及び、カップリング部材
JP4967786B2 (ja) * 2007-04-26 2012-07-04 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP5000380B2 (ja) * 2007-05-24 2012-08-15 株式会社リコー 画像形成装置及びプロセスユニット
JP4992566B2 (ja) * 2007-06-20 2012-08-08 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置及び収納器
JP4458378B2 (ja) 2007-06-29 2010-04-28 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP4458377B2 (ja) * 2007-06-29 2010-04-28 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2009157316A (ja) 2007-12-28 2009-07-16 Brother Ind Ltd プロセスカートリッジ
JP4645646B2 (ja) * 2007-12-28 2011-03-09 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP4725590B2 (ja) 2008-03-25 2011-07-13 ブラザー工業株式会社 画像形成装置および感光体ユニット
JP2009265628A (ja) * 2008-04-01 2009-11-12 Canon Inc 画像形成装置
JP5127565B2 (ja) * 2008-05-23 2013-01-23 キヤノン株式会社 カートリッジ及び画像形成装置
JP5004870B2 (ja) * 2008-05-23 2012-08-22 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置
JP5306050B2 (ja) 2008-06-20 2013-10-02 キヤノン株式会社 カートリッジ、カップリング部材の取り付け方法、及び、カップリング部材の取り外し方法
JP5419584B2 (ja) * 2008-09-01 2014-02-19 キヤノン株式会社 カートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP4592113B2 (ja) * 2009-03-02 2010-12-01 キヤノン株式会社 カラー電子写真画像形成装置
JP5762054B2 (ja) * 2010-03-16 2015-08-12 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP4952853B2 (ja) * 2011-01-11 2012-06-13 富士ゼロックス株式会社 クリーニング装置及びこれを用いたプロセスカートリッジ並びに画像形成装置
JP5839826B2 (ja) 2011-04-22 2016-01-06 キヤノン株式会社 現像装置の再生産方法、プロセスカートリッジの再生産方法、現像装置、及び、プロセスカートリッジ
JP5420025B2 (ja) 2011-07-14 2014-02-19 キヤノン株式会社 現像剤収納ユニット、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置
EP2733547B1 (en) 2011-07-14 2020-04-08 Canon Kabushiki Kaisha Developer housing unit, process cartridge, and electrophotographic image forming device
CN103649843B (zh) 2011-07-14 2018-04-13 佳能株式会社 显影剂容纳容器、处理盒、电子照相型成像设备
JP5420026B2 (ja) 2011-07-14 2014-02-19 キヤノン株式会社 現像剤収納容器、現像剤収納ユニット、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置
WO2013028156A1 (en) * 2011-08-19 2013-02-28 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Toner container
JP5460824B2 (ja) 2011-12-09 2014-04-02 キヤノン株式会社 カートリッジ
JP6035920B2 (ja) 2012-07-09 2016-11-30 ブラザー工業株式会社 現像カートリッジ
JP5962271B2 (ja) 2012-07-09 2016-08-03 ブラザー工業株式会社 現像カートリッジ
JP6157078B2 (ja) 2012-09-04 2017-07-05 キヤノン株式会社 現像ユニット、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP6116162B2 (ja) 2012-09-10 2017-04-19 キヤノン株式会社 現像剤収容ユニット、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2014056045A (ja) 2012-09-11 2014-03-27 Canon Inc 現像剤収納ユニット、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置
JP5980061B2 (ja) 2012-09-11 2016-08-31 キヤノン株式会社 現像剤収納容器、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
US9696684B2 (en) * 2012-12-14 2017-07-04 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge and image forming apparatus
JP6242201B2 (ja) * 2012-12-14 2017-12-06 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP6202820B2 (ja) 2013-01-11 2017-09-27 キヤノン株式会社 現像剤収納ユニット、現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP6116254B2 (ja) 2013-01-11 2017-04-19 キヤノン株式会社 現像剤収納ユニット、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置
JP6108286B2 (ja) * 2013-02-21 2017-04-05 株式会社リコー プロセスユニット及び画像形成装置
JP6282149B2 (ja) 2013-06-05 2018-02-21 キヤノン株式会社 現像剤収納ユニット及び現像装置並びにプロセスカートリッジ、画像形成装置
JP2015092226A (ja) 2013-10-01 2015-05-14 キヤノン株式会社 粉体搬送機構、紛体搬送方法、現像剤収納容器、カートリッジ及び画像形成装置
JP6381222B2 (ja) 2014-02-18 2018-08-29 キヤノン株式会社 現像剤収納ユニット及びその製造方法、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP6112057B2 (ja) 2014-03-31 2017-04-12 ブラザー工業株式会社 ドラムユニット
JP6341106B2 (ja) * 2015-01-30 2018-06-13 ブラザー工業株式会社 現像カートリッジ
US11221584B2 (en) 2017-04-12 2022-01-11 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and cartridge with a coupling member that contacts another coupling member by an electrostatic adsorption force
EP4050422A1 (en) 2017-12-13 2022-08-31 Canon Kabushiki Kaisha Cartridge and image forming apparatus
US10725422B2 (en) * 2018-10-25 2020-07-28 Lexmark International, Inc. Toner cartridge electrical contacts
US10782643B2 (en) * 2018-11-05 2020-09-22 Lexmark International, Inc. Toner cartridge having positioning features
US10656592B1 (en) 2019-01-09 2020-05-19 Lexmark International, Inc. Toner cartridge having positioning features
CN116339090A (zh) 2020-12-07 2023-06-27 佳能株式会社 调色剂容器和图像形成系统

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2909970B2 (ja) 1988-12-19 1999-06-23 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
EP0770932B1 (en) 1992-09-04 1999-08-25 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge and image forming apparatus
US6408142B1 (en) 1992-09-04 2002-06-18 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge and image forming apparatus
JP3259985B2 (ja) 1992-09-04 2002-02-25 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び画像形成装置
DE69320738T2 (de) 1992-09-04 1999-02-18 Canon Kk Arbeitseinheit und Bilderzeugungsgerät
KR0134171B1 (ko) 1992-09-04 1998-04-22 미타라이 하지메 프로세스카트리지
JP3869868B2 (ja) * 1994-04-27 2007-01-17 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2875203B2 (ja) 1995-03-27 1999-03-31 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置、プロセスカートリッジ、駆動力伝達部品、及び、電子写真感光体ドラム
JP3839932B2 (ja) 1996-09-26 2006-11-01 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置及び電子写真感光体ドラム及びカップリング
US6226478B1 (en) 1996-03-21 2001-05-01 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge having drive mount for photosensitive drum
US6240266B1 (en) 1996-03-21 2001-05-29 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge and drum mount for photosensitive drum
JP3382465B2 (ja) 1996-07-04 2003-03-04 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP3809250B2 (ja) 1996-07-04 2006-08-16 キヤノン株式会社 支持部品、現像剤収納容器、プロセスカートリッジ、及び、電子写真画像形成装置
JPH1069199A (ja) 1996-08-29 1998-03-10 Canon Inc クリーニング装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置及びクリーニングフレーム
JP3745047B2 (ja) 1996-09-26 2006-02-15 キヤノン株式会社 電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ
KR100270672B1 (ko) 1996-09-26 2000-11-01 미다라이 후지오 프로세스 카트리지, 전자 사진 화상 형성 장치, 구동력 전달 부재 및 전자 사진 감광 드럼
JP3745049B2 (ja) 1996-09-26 2006-02-15 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JPH10222041A (ja) * 1996-12-03 1998-08-21 Canon Inc プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JPH10186822A (ja) 1996-12-27 1998-07-14 Canon Inc トナー残量検知装置および画像記録装置
JP3799162B2 (ja) 1997-07-03 2006-07-19 キヤノン株式会社 現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置
JPH11161131A (ja) * 1997-11-29 1999-06-18 Canon Inc プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2000075613A (ja) 1998-08-31 2000-03-14 Canon Inc 現像装置及び画像形成装置
JP3658202B2 (ja) 1998-08-31 2005-06-08 キヤノン株式会社 現像カートリッジの組み立て方法
JP2000075641A (ja) 1998-08-31 2000-03-14 Canon Inc 現像装置、現像カートリッジ及び画像形成装置
JP2000131945A (ja) * 1998-10-26 2000-05-12 Canon Inc 現像装置およびプロセスカートリッジ
JP4737349B2 (ja) * 1999-02-26 2011-07-27 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP3338023B2 (ja) 1999-09-27 2002-10-28 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ、取っ手取り付け方法、及び電子写真画像形成装置
JP3338024B2 (ja) 1999-09-27 2002-10-28 キヤノン株式会社 取っ手、プロセスカートリッジ、取っ手取り付け方法、及び、電子写真画像形成装置
JP2001281996A (ja) 2000-04-03 2001-10-10 Canon Inc 現像カートリッジ及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2002006609A (ja) 2000-06-26 2002-01-11 Canon Inc トナーシール部材及び現像カートリッジ及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2002023476A (ja) 2000-07-07 2002-01-23 Canon Inc 現像カートリッジ及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP3566697B2 (ja) 2001-02-09 2004-09-15 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置、及び、離隔機構

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7561817B2 (en) 2005-02-28 2009-07-14 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Toner cartridges, development cartridges, and image forming apparatus including such cartridges
US7979006B2 (en) 2005-02-28 2011-07-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and removable cartridge
US8000634B2 (en) 2005-02-28 2011-08-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and cartridge
US8224215B2 (en) 2005-02-28 2012-07-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and removable cartridge

Also Published As

Publication number Publication date
CN1248069C (zh) 2006-03-29
US7085516B2 (en) 2006-08-01
US20030156848A1 (en) 2003-08-21
JP2003223091A (ja) 2003-08-08
CN1435735A (zh) 2003-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3595798B2 (ja) プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置
JP4125007B2 (ja) プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置
US7046942B2 (en) Process cartridge and image forming apparatus
US7486909B2 (en) Image forming apparatus with a plurality of drum cartridges and a plurality of developer cartridges
US7346293B2 (en) Process cartridge having light guides and memory member, and electrophotographic image forming apparatus to which such cartridge is mountable
EP1336905B1 (en) Stable mounting of a process cartridge and electrophotographic image forming apparatus
JP2000284557A (ja) 電子写真画像形成装置
JP2003140457A (ja) 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP3416485B2 (ja) 現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置
JP2004279937A (ja) 画像形成装置
JP4617197B2 (ja) 電子写真感光体ドラム、プロセスカートリッジ、電子写真画像形成装置、及び電子写真感光体ドラムのフランジの組立方法
JP2000284579A (ja) カートリッジ、及び、電子写真画像形成装置
JP3416486B2 (ja) 現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置
JPH09319173A (ja) 画像形成装置
JP4059110B2 (ja) 画像形成装置
JP2005091792A (ja) プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP2000284578A (ja) 現像剤補給容器、及び、電子写真画像形成装置
JP2001222157A (ja) シャッター部材及び現像剤補給容器と現像カートリッジ及びプロセスカートリッジと現像剤補給容器及び電子写真画像形成装置
JP2000081825A (ja) プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040601

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040730

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070910

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080910

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090910

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100910

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110910

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120910

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120910

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees