JPH09319173A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09319173A
JPH09319173A JP8133271A JP13327196A JPH09319173A JP H09319173 A JPH09319173 A JP H09319173A JP 8133271 A JP8133271 A JP 8133271A JP 13327196 A JP13327196 A JP 13327196A JP H09319173 A JPH09319173 A JP H09319173A
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JP
Japan
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positioning
image forming
support shaft
head
photosensitive drum
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Application number
JP8133271A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Numazu
俊彦 沼津
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】小型な構成で感光体ドラムと書込みヘッドの位
置決めを確実に行う画像形成装置を提供する。 【解決手段】支持軸43を支点に位置決め腕杆42を上
方に起こして画像形成ユニット14を装着する。本体装
置の支持フレーム41は軸受面41−1及び41−2で
感光体ドラム15の支持軸15−1及び現像ローラ18
−1の回転軸18−1a(ブシュ18−1b)を支持す
る。位置決め腕杆42を倒すと押え突起42−1が感光
体ドラム15の支持軸15−1を押え、受け溝の前部内
壁42−2が現像ローラ18−1の回転軸18−1a
(ブシュ18−1b)を押さえて位置決めする。上蓋1
1を閉成すると裏面に固設された書込みヘッド22が降
下し、その付き当ピン46先端の円周面(又は球面)が
位置決め腕杆42上面のV溝42−4内面に当接して位
置決めされる。付き当ピン46先端の円周面中心Eが常
に感光体ドラム15の周面と同位置にあるように形成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体装置の上蓋に
固設された書込みヘッドを上蓋の閉成に伴って定位置に
位置決めする画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真方式の画像形成装置
がある。図4(a) は、そのような画像形成装置における
画像形成部の位置決め機構の正面断面図を示しており、
同図(b) は、その側断面図を示している。同図(a)、(b)
に示す画像形成部は、感光体ドラム1と書込みヘッド2
(同図はLEDヘッドを示している)とが接離自在に構
成される。感光体ドラム1は、不図示の他の装置(初期
化帯電器、現像器、クリーナ等)と共に匡体3に組み付
けられて小型の組装置(ユニット)を形成しており、こ
のユニットが本体装置(画像形成装置)の支持フレーム
4に着脱自在に装着され、このとき感光体ドラム1の支
持軸1−1が本体装置の支持フレーム4の軸受けに軸支
される。
【0003】書込みヘッド2は、光書込み(露光)によ
って感光体ドラム1上に静電潜像を形成し、この静電潜
像を現像器がトナー像化(現像)する。トナー像は用紙
に転写され、転写トナー像は紙面に熱定着される。上記
の書込みヘッド2は、感光体ドラム1の長手方向に対応
して延在する多数の発光素子を備え、支持部材6に支持
されて、図の上方向に移動自在に配設されている。
【0004】書込みヘッド2の発光素子は、画像の主走
査方向(用紙の幅方向)の最大画素数に対応する数だけ
配設されている。上記画素の間隔(発光素子の配設間
隔)は、標準で1インチ当たり300〜400ドットと
極めて微細であるから、感光体ドラム1と書込みヘッド
2との相対位置が一定しないと安定した画像を形成する
ことができない。
【0005】この感光体ドラム1と書込みヘッド2との
相対位置を一定に位置決めするために、感光体ドラム1
を保持するユニットの匡体3の書込みヘッド受け部3−
1に、断面がV字型をなす受け溝3−2が設けられてい
る。書込みヘッド2の両端には下方に突出する付き当ピ
ン7が配設されて、この付き当ピン7が匡体3の受け溝
3−2に当接して書込みヘッド2を感光体ドラム1に対
して位置決めするようになっている。
【0006】書込みヘッド2の支持部材6はバネ部材8
を介して上蓋9に保持されており、上蓋9が閉成される
ことにより、書込みヘッド2が上から降下して図のよう
に位置決めされ、バネ部材8により下方に付勢されて、
付き当ピン7、受け溝3−2及び書込みヘッド受け部3
−1を介してユニットを押圧し、これによってユニット
の浮き上がりを抑止する。
【0007】図5(a),(b) は位置決め機構の他の例を示
している。この場合も、一方の感光体ドラム1の支持軸
1−1は本体装置の支持フレーム4の軸受けに軸支され
るが、他方の書込みヘッド2の位置決めでは、前述のよ
うに感光体ドラム1を保持するユニットの匡体ではなく
本体装置のフレーム4のヘッド受け部4−1に断面がV
字型をなす受け溝4−2が設けられる。この受け溝4−
2に書込みヘッド2の付き当ピン7が当接して位置決め
される。
【0008】図6は、上記付き当ピン7と受け溝3−2
(又は4−2)との当接部の拡大図である。同図に示す
ように、付き当ピン7の先端は半径Rの円周面又は球面
をなしている。したがって、その円周(又は球面)の中
心Θは、当接した受け溝3−2(又は4−2)のV字型
に対して常に同一の位置を保っている。また、付き当ピ
ン7は書込みヘッド2に固定であるから、書込みヘッド
2の発光素子2−1から上記の付き当ピン7先端の中心
Θまでの距離は常に一定である。したがって、感光体ド
ラム1の匡体3への組み付け位置(又は本体装置への装
着位置)を、感光体1の周表面が上記一定位置Θとなる
ように設定すれば、図4(a),(b) の矢印A、又は図5
(a),(b) の矢印Bで示すように支持部材6に支持されて
上から降下してきた書込みヘッド2が、図6の両方向矢
印Cで示すように多少前後(同図では左右)に位置ずれ
を起こしても、発光素子2−1から付き当ピン7先端の
中心Θまでの距離、すなわち感光体1の周表面までの距
離が常に一定であるから、露光作用に変化がなく、安定
した静電潜像を記録することができるというものであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4
(a),(b) に示すユニットの匡体3の受け溝3−2で書込
みヘッド2を位置決めする方式は、例えばこのような画
像形成ユニットが多段式に並設されるタンデム型のカラ
ー画像形成装置の場合、ユニットの装着の具合、ユニッ
ト交換時の受け溝3−2の摩耗の具合、複数個取りの金
型の場合に生じる寸法のばらつき等により、必ずしも位
置を適正に保持できないという問題を有している。カラ
ー印刷の場合、色毎の印字位置がたとえ画素1個分ずれ
ただけでも、画像にモアレ縞が発現するなどして、画質
が著しく低下する。
【0010】一方、図5(a),(b) に示す本体装置のフレ
ーム4の受け溝4−2で書込みヘッド2を位置決めする
方式は、感光体ドラム1の支持軸1−1と書込みヘッド
2を同一のフレーム4で位置固定できるため、位置の変
動については問題が無いように見える。しかし、この場
合、バネ部材8の付勢力は書込みヘッド2の浮き上がり
を抑止してはいるが、図4の場合のように、ユニットす
なわち感光体ドラム1の抑えには働かないから、非磁性
一成分のトナーを使用する現像方式で現像ローラが感光
体ドラム1に圧接すると、現像ローラの回転によって感
光体ドラム1の支持軸1−1が浮揚するなどの不具合が
発生する。この場合、書込みヘッド2は位置固定されて
いるから、結果として感光体ドラム1との相対位置にズ
レを生じて、ピント不良等の障害を引き起こすという問
題が発生した。
【0011】上記駆動に伴う感光体ドラム1の浮き上が
りを押さえるためには、上方に位置する書込みヘッド2
を避けて、感光体ドラム1の支持軸1−1または支持軸
1−1上のユニット匡体3を、極めて限られた空間の中
で押さえ込む必要がある。このため全体の構成が複雑に
なって組立て作業や保守作業に手数がかかり能率が低下
するという問題も有していた。
【0012】また、ユニットの着脱は、上蓋9を開成し
て上方からスライド式に行うから、感光体ドラム1の支
持軸1−1を軸受け部まで案内する径路に他の部材が在
っては着脱の邪魔になる。したがって、書込みヘッド2
の付き当ピン7を受ける受け溝4−2は、図5(a) に示
すように、感光体ドラム1の支持軸1−1の軸受け部よ
りも外側に配置しなければならない。つまり、同図(a)
の矢印Dで示すように、本体装置のフレーム4は、両側
に広がる必要がある。このため、装置の小型化が阻害さ
れるという問題を有していた。
【0013】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
小型な構成で感光体ドラムと書込みヘッドの位置決めを
確実に行う画像形成装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明に係わる
画像形成装置の構成を述べる。本発明は、支持軸を中心
に円筒状に形成された像担持体ドラムを有するプロセス
ユニットを着脱自在に配設する第1機体と、該第1機体
と支持機構を介して開閉自在に連結された第2機体と、
該第2機体に配設され、上記両機体の閉成時に上記像担
持体ドラムに対向して上記像担持体ドラムの表面に画像
情報を書込む書込みヘッドと、該書込みヘッドを上記像
担持体ドラム方向に付勢する付勢手段を介して移動自在
に支持する支持手段と、上記閉成時に上記像担持体ドラ
ムと上記書込みヘッドの対向状態を所定の間隔に設定す
る位置決め機構と、を備えた画像形成装置であって、上
記位置決め機構は、上記書込みヘッドに設けられ、先端
部分に円周面または球面を有する一対の位置決め用突起
と、上記プロセスユニットの上記第1機体に対する着脱
操作を許容する位置に退避可能であり、上記閉成時に上
記支持軸と上記位置決め用突起との間に介入して上記支
持軸と上記位置決め用突起に当接する位置決め部材とか
ら成り、該位置決め部材は、上記位置決め用突起に対応
してこれを収納可能な奥細状凹部と上記支持軸を定位置
に規定する係合部を有し、上記奥細状凹部と上記係合部
を、上記閉成時に上記位置決め突起の円周面または球面
の中心と上記支持軸の中心との距離が上記像担持体ドラ
ムの表面と上記支持軸の中心との距離と一致すべく形成
される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a) は、一実施の形態に
おける画像形成装置の画像形成部の位置決め機構を示す
平面図であり、同図(b) は、その側面図である。そし
て、図2は、その正面から見た断面図であり、図3は、
この位置決め機構が配設されている画像形成装置の構成
を模式的に示す側断面図である。
【0016】先ず、図3を用いて全体構成から説明す
る。図3に示すように、画像形成装置(本体装置)10
は、上面に上蓋11を備え、下部に用紙カセット12を
着脱自在に備えている。用紙カセット12には多枚数の
用紙Pが載置・収容されている。上蓋11は、支軸13
を支点にして上下に開閉し、前部側方には図では見えな
いが電源スイッチ、液晶表示装置、複数の入力キー等を
備え、後部(図の左方)は斜め下後方へ傾斜して排紙ト
レー11−1を形成している。本体装置10の内部に
は、中央前方に画像形成ユニット14が着脱自在に配設
される。
【0017】画像形成ユニット14は、感光体ドラム1
5を中心にして構成され、感光体ドラム15の後部周面
に沿ってクリーナ16と初期化帯電ブラシ17が組み付
けられ、感光体ドラム15の前部周面には現像器18が
組み付けられている。そして、その現像器18の現像ロ
ーラ18−1が、感光体ドラム15の前部周面に圧接し
ている。現像器18内にはトナー19が収容されてお
り、トナー19に埋没して攪拌部材18ー2が配設され
ている。画像形成ユニット14は、本体装置10に装着
されて図に示す位置に固定される。
【0018】本体装置10内では、感光体ドラム14の
下面に対向する位置に転写器21が配設されており、感
光体ドラム14の上面に対向する位置に、上蓋11に固
設されている書込みヘッド22が配置される。書込みヘ
ッド22は、上蓋11が図の二点鎖線11′で示す開成
位置から実線で示す位置に閉成されるに伴って降下し
て、詳しくは後述するように、感光体ドラム14と共に
位置決めされる。
【0019】上記感光体ドラム15と転写器21との対
向部(転写部)から搬送路上流側(図の右方)には上下
2枚のガイド板からなる搬入案内路23が形成され、そ
の上流に搬送ローラ対24が配設される。搬送ローラ対
24の上流は、案内路が横と下に分岐して、横の案内路
はそのまま手差し用紙の挿入口25となって本体装置1
0前面に開口する。下は給紙案内路26が形成され前述
の用紙カセット12の給紙端上に開口する。その開口部
の後方(図の左方)に位置し、用紙カセット12の給紙
端の上方に、断面がやや半月形の給紙コロ27が配置さ
れる。
【0020】転写部から下流には、定着器28が配設さ
れ、転写部と定着器28の間に搬送案内路29が形成さ
れている。定着器28は、断熱部材からなる匡体に囲繞
された発熱ローラ31とこの発熱ローラ31に圧接する
押圧ローラ32からなる。
【0021】定着器28の直後に搬出ローラ対33が配
設され、その下流には円弧を描いて上方に立つ排紙案内
路34が配置され、その上端に排紙ローラ対35が配設
され上述の排紙トレー11−1後端上方に位置してい
る。そして、定着器28と本体装置10後面内壁の間に
モータ36が配設され、モータ36には不図示のギアや
歯付きベルト等の駆動力伝達系が連結して、上記各部に
動力を伝達するように構成されている。
【0022】このように構成される本実施の形態におけ
る画像形成装置において、その動作を再び図3を用いて
説明する。図3において、本体装置10に電源が投入さ
れ、使用する用紙のサイズ、枚数、その他の指定が、キ
ー入力あるいは接続するホスト機器からの信号として入
力されると、モータ36が駆動される。給紙コロ27が
一回転して、用紙カセット12に載置収容されている用
紙Pの最上部の一枚を、給紙案内路26を介して搬送ロ
ーラ対24へ給送する。又は挿入口25から適宜の用紙
が手差し給紙される。この給紙される用紙Pを搬送ロー
ラ対24が転写部から定着器28へと搬送する。
【0023】これに先立って画像形成ユニット14及び
書込みヘッド22が印字タイミングに合わせて駆動され
る。感光体ドラム15は時計回り方向に回転し、初期化
帯電ブラシ17は、感光体ドラム15周面に一様な高マ
イナス電荷を付与し、書込みヘッド22は、その感光体
ドラム15周面に画像信号に応じて露光を行って低電位
部を形成する。これにより、上記初期化による高マイナ
ス電位部と、露光による低マイナス電位部からなる静電
潜像が感光体ドラム15周面に形成される。
【0024】現像器18の現像ローラ18−1は、攪拌
部材18−2によって攪拌されながら弱マイナス電位に
摩擦帯電して送り込まれるトナー19を、周表面に静電
的に吸着して感光体ドラム15との圧接部に回転搬送
し、感光体ドラム15の静電潜像の低電位部にトナー1
9を転移させて感光体ドラム15周面上にトナー像を形
成する。
【0025】感光体ドラム15周面上のトナー像の先端
が、転写部に回転搬送されてくるタイミングで、その転
写部に用紙Pの印字開始位置が一致するように、搬送ロ
ーラ対24によって用紙Pが搬入される。転写器21
は、コロナ放電によって用紙Pにプラス電荷を印加し、
この電荷による電界により、感光体ドラム15上のトナ
ー像が用紙Pに転写される。
【0026】トナー像を転写された用紙Pは、引き続き
搬送ローラ対24によって搬送され、定着器28へ搬入
される。定着器28は、発熱ローラ31と押圧ローラ3
2とで用紙Pを挟持して搬送を引き継ぎながら、所定の
温度でトナー像を用紙Pに熱定着させ、下流へ搬送す
る。画像を定着された用紙Pは、搬出ローラ対33によ
って排紙案内路34へ送り出され、排紙ローラ対35に
よって排紙トレー11−1上にトナー像を下にして排出
される。
【0027】このように動作する画像形成装置10にお
いて、感光体ドラム15の位置決めと書込みヘッド22
の位置決めを行う位置決め機構は、図1(a),(b) 及び図
2に示すように構成されている。すなわち、位置決め機
構は、本体装置に固定されているユニット支持フレーム
41と、このユニット支持フレーム41の軸受面41−
1、41−2に対向して上下に回動可能な位置決め腕杆
42が配設されている。位置決め腕杆42は、支持軸4
3に支持され、捻りバネ44に付勢されて、外部から力
が加わっていないときは、図の左上方に回動してユニッ
ト支持フレーム41の軸受面41−1、41−2の上方
の空間を開放する。
【0028】画像形成ユニット14が本体装置に装着さ
れるときは、上記の開放された上方の空間から、感光体
ドラム15の支持軸15−1及び現像ローラ18−1の
回転軸18−1aが、ユニット支持フレーム41の軸受
面41−1及び41−2上に降下する。ユニット支持フ
レーム41の低い段差で形成された軸受面41−1は画
像形成ユニット14の感光体ドラム15の支持軸15−
1を支持し、高い段差で形成された軸受面41−2は、
画像形成ユニット14の現像ローラ18−1の回転軸1
8−1aを、回転軸18−1a端部に外嵌するブシュ1
8−1bを介して支持する。尚、感光体ドラム15は、
特には図示しないが、支持軸15−1に外嵌する回転軸
によって同軸に保持されている。
【0029】上記、画像形成ユニット14が装着された
状態で、位置決め腕杆42が左上方から右下へ捻りバネ
44の付勢力に抗して回動され、図1(b) に示すように
ユニット支持フレーム41の軸受面41−1及び41−
2に対峙すると、位置決め腕杆42の下面に形成されて
いる押え突起42−1が感光体ドラム15の支持軸15
−1の左側周面に押接して、支持軸15−1を位置決め
する。これと共に同じく位置決め腕杆42の下面に形成
されているローラ軸受け溝の前部内壁42−2が現像ロ
ーラ18−1の回転軸18−1aのブシュ18−1bの
右側周面に押接して回転軸18−1aを位置決めする。
これにより、感光体ドラム15及び現像ローラ18−1
が夫々外側への移動を抑止されて相互に位置固定され
る。
【0030】尚、感光体ドラム15と現像ローラ18−
1は画像形成ユニット14内で相互の位置が固定されて
いるから、上記ユニット支持フレーム41へは感光体ド
ラム15の支持軸15−1のみ位置決めを行うようにし
てもよい。その場合は、図1(b) に破線で示すように、
上記押え突起42−1と対向し感光体ドラム15の支持
軸15−1を把持する他の押え突起42−3を設けるよ
うにするとよい。
【0031】上記のように感光体ドラム15を位置決め
した位置決め腕杆42の上面には、所定の位置にV溝4
2−4が設けられる。上記のように画像形成ユニット1
4が装着され、位置決め腕杆42が下方に回動された
後、上蓋11(図3参照)が閉成されると、この上蓋1
1に押しバネ部材45を介して取り付けられている書込
みヘッド22が本体装置10内に降下する。書込みヘッ
ド22には、その支持部材22−1の両側端部に付き当
ピン46が下方に向けて突設されている(図1(b) 及び
図2参照)。付き当ピン46の先端部分は円周面または
球面に形成されている。この先端が、位置決め腕杆42
の上面に形成されているV溝42−4内に進入し、付き
当ピン46先端の円周面(又は球面)がV溝42−4の
内面に当接して停止する。この状態で、押しバネ部材4
5が書込みヘッド22を下方に付勢して浮き上がりを防
止すると共に、書込みヘッド22、付き当ピン46、V
溝42−4、及び位置決め腕杆42を介して、感光体ド
ラム15の支持軸15−1及び現像ローラ18−1の回
転軸18−1aを押え込み、それらの浮き上がりをも防
止している。
【0032】そして、図1(b) に示すように、付き当ピ
ン46がV溝42−4に進入・当接して停止したとき、
付き当ピン46先端の円周面(又は球面)の中心Eと感
光体ドラム15の支持軸15ー1の中心Fとの距離が、
感光体ドラム15の周面と支持軸15−1の中心Fとの
距離と、一致するように、これら位置決め腕杆42及び
付き当ピン46が形成されている。
【0033】付き当ピン46は書込みヘッド22に固定
であるから、書込みヘッド22のいずれの部位も付き当
ピン46先端の円周面(又は球面)の中心Eとの相対距
離は一定である。つまり、書込みヘッド22の発光素子
部22−2から付き当ピン46先端の円周面(又は球
面)の中心Eまでの距離は常に等距離にある。そして、
付き当ピン46先端の円周面(又は球面)の中心Eは、
上述したように常に感光体ドラム15の周面の位置と一
致するように設定されているから、発光素子部22−2
から感光体ドラム15周面への露光距離は常に一定であ
る。
【0034】このように、位置決め腕杆42によって、
その上下で位置決めされた書込みヘッド22と感光体ド
ラム15の相互間に不動の位置関係が形成される。した
がって書込みヘッド22から感光体ドラム15周面上に
常に正しいピントで露光することができる。
【0035】尚、位置決め腕杆42が下方に回動してユ
ニット支持フレーム41の軸受面41−1及び41−2
に対峙したとき、位置決め腕杆42の自由端を、適宜の
付勢部材で、図1(b) の矢印Gで示すように押え込むよ
うにしてもよい。
【0036】また、本実施の形態においては、モノクロ
印字専用の、つまり画像形成ユニットが1個のみの画像
形成装置を取り上げて説明しているが、本実施の形態に
おける位置決め機構は、図3に示したような画像形成ユ
ニット14を、3個又は4個、用紙搬送方向に多段式に
並設したタンデム型のカラー画像形成装置に適用するこ
とができる。このようにタンデム型のカラー画像形成装
置に本実施の形態における位置決め機構を用いると、静
電記録のピントぼけを防止できるばかりでなく、カラー
印字に極めて重要な色毎の位置合わせを高い精度で行う
ことができるようになる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
感光体ドラムの位置決め及び書込みヘッドの位置決めを
一個の回動フレームの下面と上面で行うので、書込みヘ
ッドの受け溝位置と感光体ドラムの軸受け位置を同一垂
直面内に設定でき、したがって、画像形成ユニットの着
脱が容易な構成であるにも拘らず、なお本体装置を小型
のままに維持できる。また、同様に感光体ドラムの位置
決めと書込みヘッドの位置決めを一個の回動フレームを
介して行うので、書込みヘッドを押さえ込むための付勢
部材の付勢力を感光体ドラム軸すなわち画像形成ユニッ
トの押さえに兼用することができ、これにより、画像形
成ユニットのフレーム(匡体)に書込みヘッドの受け溝
を設けた場合の欠点を解消した上で、その画像形成ユニ
ットのフレームに書込みヘッドの受け溝を設けた場合と
同様に特別なユニット付勢部材を必要とせず、したがっ
て、簡単な構造で精度の良い位置決め機構を構成するこ
とができる。また、受け溝の位置をここに受ける付き当
ピン先端の円周面または球面の中心が感光体ドラムの周
面と同じ位置になるように回動フレームを形成するの
で、付き当ピンと一体な書込みヘッドの感光体ドラムへ
の書込み位置が常に一定となり、したがって、ピントぼ
けや位置ずれの無い画像情報に応じた良質な画像を形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) は一実施の形態における画像形成装置の画
像形成部の位置決め機構を示す平面図、(b) はその側面
図である。
【図2】一実施の形態における位置決め機構を正面から
見た断面図である。
【図3】一実施の形態の位置決め機構が配設される画像
形成装置の構成を模式的に示す側断面図である。
【図4】(a) は従来の画像形成装置における画像形成部
の位置決め機構を示す正面断面図、(b) はその側断面図
を示す図である。
【図5】(a),(b) は従来の他の位置決め機構の例を示す
図である。
【図6】位置決め機構の付き当ピンと受け溝との当接部
の拡大図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 1−1 支持軸 2 書込みヘッド 2−1 発光素子 3 匡体 3−1 書込みヘッド受け部 3−2 受け溝 4 支持フレーム 6 支持部材 7 付き当ピン 8 バネ部材 9 上蓋 10 画像形成装置(本体装置) 11 上蓋 11−1 排紙トレー 12 用紙カセット 13 支軸 14 画像形成ユニット 15 感光体ドラム 15−1 支持軸 16 クリーナ 17 初期化帯電ブラシ 18 現像器 18−1 現像ローラ 18−1a 回転軸 18−1b ブシュ 18−2 攪拌部材 19 トナー 21 転写器 22 書込みヘッド 23 搬入案内路 24 搬送ローラ対 25 挿入口 26 給紙案内路 27 給紙コロ 28 定着器 29 搬送案内路 31 発熱ローラ 32 押圧ローラ 33 搬出ローラ対 34 排紙案内路 35 排紙ローラ対 36 モータ 41 ユニット支持フレーム 41−1、41−2 軸受面 42 位置決め腕杆 42−2 軸受け溝前部内壁 42−3 他の押え突起 43 支持軸 44 捻りバネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持軸を中心に円筒状に形成された像担
    持体ドラムを有するプロセスユニットを着脱自在に配設
    する第1機体と、 該第1機体と支持機構を介して開閉自在に連結された第
    2機体と、 該第2機体に配設され、前記両機体の閉成時に前記像担
    持体ドラムに対向して前記像担持体ドラムの表面に画像
    情報を書込む書込みヘッドと、 該書込みヘッドを前記像担持体ドラム方向に付勢する付
    勢手段を介して移動自在に支持する支持手段と、 前記閉成時に前記像担持体ドラムと前記書込みヘッドの
    対向状態を所定の間隔に設定する位置決め機構と、 を備えた画像形成装置であって、 前記位置決め機構は、 前記書込みヘッドに設けられ、先端部分に円周面または
    球面を有する一対の位置決め用突起と、 前記プロセスユニットの前記第1機体に対する着脱操作
    を許容する位置に退避可能であり、前記閉成時に前記支
    持軸と前記位置決め用突起との間に介入して前記支持軸
    と前記位置決め用突起に当接する位置決め部材と、 から成り、 該位置決め部材は、前記位置決め用突起に対応してこれ
    を収納可能な奥細状凹部と前記支持軸を定位置に規定す
    る係合部を有し、前記奥細状凹部と前記係合部を、前記
    閉成時に前記位置決め突起の円周面または球面の中心と
    前記支持軸の中心との距離が前記像担持体ドラムの表面
    と前記支持軸の中心との距離と一致すべく形成したこと
    を特徴とする画像形成装置。
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