JP2734277B2 - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工装置

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JP2734277B2
JP2734277B2 JP4049618A JP4961892A JP2734277B2 JP 2734277 B2 JP2734277 B2 JP 2734277B2 JP 4049618 A JP4049618 A JP 4049618A JP 4961892 A JP4961892 A JP 4961892A JP 2734277 B2 JP2734277 B2 JP 2734277B2
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wire electrode
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electric discharge
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勉 松島
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/76Depositing materials in cans or receptacles
    • B65H54/80Apparatus in which the depositing device or the receptacle is rotated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02Wire-cutting
    • B23H7/08Wire electrodes
    • B23H7/10Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はワイヤ放電加工装置に
係り、特に、放電加工後の使用済みのワイヤ電極の回収
能力を増大できるワイヤ電極回収手段を備えたワイヤ放
電加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図28は一般的なワイヤ放電加工装置の
ワイヤ電極の供給から回収までの経路、および機械本体
関係を示す図で、図29は例えば特開昭63−3120
25号公報に開示されたワイヤ電極の下部回収部分の詳
細を示す図である。図28、図29において、1はワイ
ヤ電極、2はワイヤ電極1を巻回してなるワイヤボビ
ン、3はブレーキローラでワイヤ電極1に張力を与える
ものである。4はブレーキ用補助ローラ、5はワイヤ電
極1の方向を変更する上部案内ローラ、6および7はワ
イヤ電極1を加工間隙に摺動自在に導くとともに案内す
る上部ワイヤガイドおよび下部ワイヤガイドで、加工間
隙に加工液を供給するノズルを備えている。8は加工対
象である被加工物、9は被加工物8を載置固定するため
の定盤、10は下部案内ローラで、ブロック11を介し
て下部アーム12に回動自在に支持される。13はワイ
ヤ電極1を案内パイプ14に導くためのガイド金具、1
5および16は加工間隙にワイヤ電極1を確実に送るた
めのピンチローラ、17はワイヤ電極1の方向を変更す
る案内板で、公知であるワイヤ電極1の自動供給装置の
通過検出機能を兼ねている。18はバネで、ワイヤ電極
1を送るためにアーム19を下方へ押しつけるものであ
る。ピンチローラ15はアーム19に支持され、アクチ
エータ20によりバネ18に打ち勝って、ピンチローラ
16との間隙を広げるように構成されている。21は使
用済みのワイヤ電極1を回収する回収手段、すなわち回
収箱である。ワイヤ電極1と被加工物8間には、図示し
ない電源よりパルス電圧が印加されるため、回収箱21
は一般に絶縁材料より構成されている。22はワイヤ放
電加工装置のコラム、23はベースで、コラム22を支
持するとともに、サドル24を案内支持する。なお、サ
ドル24は加工槽25を案内支持する。
【0003】30は加工液供給装置と呼ばれるもので、
加工液28の貯蔵、加工液28中の放電加工により生成
されたスラッジの濾過、加工液28の比抵抗の調整など
を行うものである。26は加工液28を貯蔵する加工液
タンク、27はポンプで、加工槽25内、上部ワイヤガ
イド6、下部ワイヤガイド7などに加工液28をくみ出
し、パイプ29を通して供給するものである。一般に加
工液供給装置30は機械本体(図28の符号26から3
0を除く部分をいう。)の近傍に設置される。
【0004】従来装置は上記のように構成されており、
次に動作について説明する。ワイヤボビン2から回収箱
21の間に張設されたワイヤ電極1は、放電加工中に
は、図示しない数値制御装置により以下のように送られ
る。まず、ワイヤ電極1はワイヤボビン2より取り出さ
れ、ブレーキローラ3、補助ローラ4、上部案内ローラ
5を通って上部ガイド6に送られ、加工間隙を構成する
被加工物8へと送られ、図示しない電源からのパルス電
圧により被加工物8の放電加工が行われる。加工間隙を
通過したワイヤ電極1の使用済み部分は、加工によりや
や消耗し細くなって、数値制御装置で制御されながら下
部ワイヤガイド7を通り、ブロック11、下部案内ロー
ラ10、ガイド金具13、案内パイプ14を通ってピン
チローラ15、16により指令速度で巻取られ、案内板
17により回収箱21へと回収される。回収箱21内の
ワイヤ電極1は、ピンチローラ15、16により巻取ら
れる際にカールが発生して、ほぼ均一な円弧を描いて回
収される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のワイヤ放電加工
装置は以上のように構成されているので、供給され使用
されるワイヤ電極の太さとワイヤ電極の送り速度・電気
加工条件による太さの減少度合いによりカール量が変化
し、図30に示すように、例え回収箱を大きくしても、
回収箱に対し部分的に使用済みのワイヤ電極が高くな
り、あふれ出したりして効率的なワイヤ電極の回収がで
きないという課題があった。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、使用済みのワイヤ電極を回収手段
に効率よく回収することを目的としており、さらにワイ
ヤ電極回収手段に回収できる使用済みワイヤ電極の回収
限界になったことを検出して、ワイヤ電極回収手段を変
更するワイヤ放電加工装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るワイヤ放
電加工装置は、放電加工に供した使用済みのワイヤ電極
を回収するワイヤ電極回収手段と、前記ワイヤ電極回収
手段に前記使用済みのワイヤ電極を案内するワイヤガイ
ドと、前記ワイヤガイドを前記ワイヤ電極回収手段の
部において、X−Y平面内で所定の軌跡を描くように
動する駆動手段と、前記ワイヤガイドの移動軌跡を記憶
し、この記憶に基づき前記駆動手段を制御する手段とを
備えたものである。
【0008】
【0009】
【0010】また、記憶された移動軌跡を拡大または縮
小するように、ワイヤガイドを移動制御する手段を備え
たものである。
【0011】また、移動軌跡をパターンとして複数記憶
し、設定されたパターンを選択してワイヤガイドを駆動
制御する手段を備えたものである。
【0012】
【0013】
【0014】この発明に係るワイヤ放電加工装置は、放
電加工に供した使用済みのワイヤ電極を回収する複数の
ワイヤ電極回収手段と、前記ワイヤ電極回収手段内のワ
イヤ電極が所定量となったことを検知する検知手段と、
前記使用済みのワイヤ電極を前記ワイヤ電極回収手段に
案内するワイヤガイドと、前記ワイヤ電極回収手段の
部においてX−Y平面内で所定の軌跡を描くように前記
ワイヤガイドを駆動する駆動手段と、前記ワイヤガイド
の移動軌跡を記憶し前記駆動手段を制御する制御手段と
を備え、前記検知手段の検知状態により前記ワイヤガイ
ドの位置を移動させ、ワイヤ電極回収手段を変更するも
のである。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【作用】上記のように構成されたワイヤ電極の回収手段
を備えた放電加工装置は、ワイヤ電極回収手段の回収上
部で一定の軌跡あるいはパターンを選択して軌跡を描く
ように、また軌跡を拡大・縮小したりするようにして、
使用済みのワイヤ電極を案内するワイヤガイドを移動さ
せ、均一に回収するように働く。
【0021】また、ワイヤガイドを、ガイド手段により
移動するようにし、またワイヤ電極の回収状態を検知
し、検知状態によってワイヤ電極を切断しワイヤガイド
の位置を変更してワイヤ電極回収手段を切換えるように
働く。
【0022】また、ワイヤ電極巻取りローラからワイヤ
ガイドまでのワイヤ電極を、自重で落下して回収できな
い場合は、ワイヤガイドの近傍に巻取りローラを設け
て、確実にワイヤ電極回収手段に回収するように働く。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例を示す全体図、図
2はワイヤ電極回収手段部分の平面図、図3はワイヤ電
極回収手段部分の側面から見た断面図である。また、図
4および図5は回収されるワイヤ電極の案内をするワイ
ヤガイド部分の詳細図である。以上の図において、回収
箱31を除き符号1から30までは従来のものと同一で
あり、その説明を省略する。なお加工液供給装置関係の
部分は実施例の図より省略している。
【0027】31はワイヤ電極回収手段、32、33は
ワイヤ電極回収手段31のブラケットで、Y方向ガイド
バー34および35の両端を支持するとともに、コラム
22またはベース23に固定される。36、37はYガ
イドブロックで、Y方向ガイドバー34、35と図示し
ないベアリングにより係合し、図2において上下方向に
移動可能となっている。38はY方向駆動手段で、モー
タとエンコーダより構成され、ブラケット33に固定さ
れる。39はY方向駆動手段38に取り付けられたプー
リ、40はブラケット32に取り付けられたプーリ、4
1はベルトである。なお、ベルト41の一部分はYガイ
ドブロック37に支持されたピン42に固定されてい
る。
【0028】次に、43はX方向ガイドバーで、その両
端はYガイドブロック36、37に支持される。44は
Xガイドブロックで、X方向ガイドバー43とベアリン
グ45により係合し、X方向に移動可能に構成されてい
る。46はYガイドブロック37に固定されるX方向の
駆動手段、47はX方向の駆動手段46に取り付けられ
たプーリ、48はYガイドブロック36に取り付けられ
たプーリ、49はベルトを示している。なお、ベルト4
9の一部分はXガイドブロック44に支持されたピン5
0に固定されている。51はワイヤガイドで、絶縁材料
などで製作されるか、または少なくともワイヤ電極1の
ガイド部分52は公知の方法によりベース23、コラム
22などの機械本体から絶縁され、Xガイドブロック4
4に支持される。図5(a)(b)に示すワイヤガイド
51はリング状の材料を用い、Xガイドブロック44に
取り付けた例を示す。なお、この図において、(a)は
平面図、(b)は側面図を示している。
【0029】次に動作について説明する。放電加工を開
始する前に、図示しない数値制御装置はワイヤ電極1の
送りを開始し、加工液供給装置30の加工液タンク26
から加工液28を加工槽25、上部ワイヤガイド6、下
部ワイヤガイド7へ供給する。ワイヤ電極1の送りが行
われている間、数値制御装置はY方向駆動手段38およ
びX方向駆動手段46を駆動する。Y方向駆動手段38
はプーリ39を回転してプーリ40との間に張られたベ
ルト41を移動し、ピン42を介してYガイドブロック
37をY方向ガイドバー35に沿ってY方向に移動させ
る。またYガイドブロック37に支持されたガイドバー
43、Yガイドブロック36、Xガイドブロック44は
共にY方向に移動する。またX方向駆動手段46はプー
リ47を回転し、ベルト49を移動し、ピン50を介し
てXガイドブロック44をX方向ガイドバー43に沿っ
てX方向に移動させる。Xガイドブロック44に支持さ
れたワイヤガイド51は、送られたワイヤ電極1を案内
しながら、ワイヤ電極回収手段31の回収上部を数値制
御装置の指令により、所定の軌跡を描いて移動する。以
上のようにしてワイヤ電極1の回収動作が行われる。
【0030】実施例2.実施例1においては、ワイヤガ
イド51の駆動系を機械本体に取り付け、駆動手段の制
御を数値制御装置により行った例を図示説明したが、次
に、駆動系をワイヤ電極回収手段31に取り付け、また
制御装置を数値制御装置とは別に設けた実施例を示す。
【0031】図6はこの発明の一実施例を示すワイヤ電
極回収手段の部分平面図、図7はワイヤ電極回収手段の
側面から見た部分断面図、図8、図9、図10はワイヤ
電極回収時の移動軌跡を示す図、図11は制御装置部分
の一実施例を示すブロック図、図12はこの実施例の変
形例を示す側面図、図13はワイヤガイド51の移動軌
跡の選択を説明するフローチャートである。なお、機械
本体およびワイヤ電極1の送り部分に関しては、従来通
りのためワイヤ電極回収手段31に関連した部分につい
てのみ説明する。
【0032】図において、31はワイヤ電極回収手段、
51はワイヤガイド、53はX方向スライダ、54はX
方向駆動手段でモータとエンコーダより構成される。5
5はY方向ガイド、56はY方向駆動手段でモータおよ
びエンコーダにより構成される。57はY方向スライダ
でX方向スライダ53の案内およびY方向の案内部分を
有している。58はブラケットでY方向ガイド55をワ
イヤ電極回収手段31に固定するものである。59はワ
イヤ電極回収手段31専用の制御装置で、図11にその
詳細を示す。60はワイヤガイド51の軌跡パターンや
加工条件と軌跡パターンの関係データを記憶する記憶
部、61は選択部で放電電流パルス幅・休止時間などの
電気加工条件をはじめワイヤ電極1のサイズや送り速度
などの加工条件から、適切な軌跡パターンを記憶部60
から選択したり、数値制御装置から、直接、軌跡パター
ン指令を受けて記憶部60から軌跡パターンを選択す
る。62は選択された軌跡パターンにより、X方向駆動
手段54、Y方向駆動手段56、Z方向駆動手段(図示
せず)の制御を行う制御部である。なお、94は検出手
段でワイヤ電極1がワイヤ電極回収手段31内で一定レ
ベルまで回収されたことを検出するものである。97は
振動手段でワイヤ電極回収手段31を振動させてワイヤ
電極1の回収効率を高めるものである。63はブロック
でワイヤガイド51を支持するとともに、X方向スライ
ダ53に固定される。64、65、66はワイヤ電極1
の回収時のワイヤガイド51の軌跡を示す。
【0033】図12は図6および図7の変形例を示すも
ので、ワイヤガイド51をZ方向に移動するZ方向駆動
手段を設けたものである。67はスタンドで床面に設置
され、Y方向ガイドを支持するとともにZ方向にも移動
可能に図示しないガイドとZ方向駆動手段を有してい
る。69はジャバラでワイヤガイド51のZ方向移動に
よりワイヤ電極1がはみ出さないようにするものであ
る。図6、図7および図12に示すワイヤ電極回収手段
は、図1における機械本体より離れて設置される。
【0034】次に動作について説明する。実施例1と同
様にワイヤ電極1の送りが開始され、放電加工により送
られた部分のワイヤ電極1は、ワイヤガイド51を通っ
てワイヤ電極回収手段31に落下する。
【0035】ワイヤガイド51の軌跡パターンの選択に
ついて図13を用いて説明する。数値制御装置はワイヤ
電極1の送り速度、サイズ、電気加工条件あるいはワイ
ヤガイド51の軌跡パターン・ステップ量などの情報を
制御装置59に送る(ステップ1)。制御装置59は数
値制御装置からの情報により、直接軌跡パターンが指令
されたかを判断し(ステップ2)、軌跡パターンが直接
指令されない場合は使用されるワイヤ電極1の径の判断
を行う(ステップ3)。ワイヤ電極1の径が大きいと加
工後のワイヤ電極1の径を太く補正し、細いと細く補正
する(ステップ4)。次に加工条件の判断を行う(ステ
ップ5)。加工条件が大きいとエネルギーが大きくワイ
ヤ電極1の消耗が多くなり、加工後のワイヤ電極1の径
が細くなるため、回収されるワイヤ電極1の径を細く補
正し、小さいと太く補正する(ステップ6)。次にワイ
ヤ電極1の送り速度の判断を行う(ステップ7)。送り
速度が大きい場合はワイヤ電極1の消耗が小さいため、
ワイヤ電極1の径を太く補正し、小さいと細く補正する
(ステップ8)。次にワイヤ電極1の材質と上記補正値
から、使用済みのワイヤ電極1の剛性を計算する(ステ
ップ9)。剛性の高い場合はワイヤ電極1は曲がりにく
いので、図6の軌跡64のような単一の軌跡パターンを
選択部61は選択し、剛性の極端に小さい場合は図10
に示すような軌跡パターン66を選択部61は選択す
る。計算された剛性が中程度であれば図9に示すような
軌跡パターン65を選択し、剛性値によってステップ量
が大きい場合は大きく、小さい場合は小さく選択・設定
する(ステップ10)。選択部61は制御部62に軌跡
パターンとステップ量を出力する(ステップ11)。な
お軌跡パターンやステップ量が数値制御装置から直接指
令された場合(ステップ2)は、選択部61は記憶部6
0から指令された軌跡パターンを選択し(ステップ1
2)、ステップ量とともに制御部62に出力する(ステ
ップ11)。以上のようにワイヤガイド51の軌跡パタ
ーンは選択および設定される。
【0036】なお、図13ではワイヤ電極1の径、加工
条件、ワイヤ電極1の送り速度から使用後のワイヤ電極
1の径を求めるようにしたが、ワイヤ電極1の径、加工
条件、ワイヤ電極1の送り速度の各パラメータに対応し
て記憶部60に記憶しておいて、ワイヤ電極1の剛性を
計算することなく、直接軌跡パターンやステップ量を求
めるように構成してもよい。
【0037】制御部62は選択された軌跡パターン・ス
テップ量などから、X方向駆動手段54とY方向駆動手
段56とを駆動する。X方向駆動手段54はX方向スラ
イダ53を、図示しない送りネジにより、Y方向スライ
ダ57の案内でX方向に移動し、ブロック63、ワイヤ
ガイド51をX方向に送る。同様にY方向駆動手段56
はY方向スライダ57を、図示しない送りネジにより、
Y方向ガイド55の案内でY方向に送り、Y方向スライ
ダ55に案内されるX方向スライダ、ブロック63、ワ
イヤガイド51をY方向に送る。
【0038】なお、図6、図7ではワイヤ電極1のカー
ルにより、落下位置のずれが大きくなるが、図12のよ
うに、Z方向のワイヤガイド51の位置やステップ量を
ワイヤ電極1の回収量に応じて変更するように構成する
と、ワイヤ電極1の落下位置はより正確になって効率よ
く回収することができる。
【0039】実施例3.実施例1および実施例2では機
械本体またはワイヤ電極回収手段31にワイヤガイド5
1のXY方向のガイド手段を設けた例を示したが、同様
の装置を加工液供給装置に設けてもよい。
【0040】実施例4.次に、図14および図15は、
実施例2で説明したY方向ガイド55をスタンド67に
支持させ、床面からXY方向のガイド手段を支持し、ワ
イヤガイド51をXY方向に案内させるようにしたもの
である。なおこの実施例では、ワイヤ電極回収手段31
の下部にキャスター68を設けて、ワイヤ電極回収手段
31を取り出せるようにしている。またX方向とY方向
のガイド手段は、両方とも機械本体、ワイヤ電極回収手
段31、加工液供給装置30あるいは床面に設けたが、
例えばX方向のガイド手段をワイヤ電極回収手段31に
取り付け、Y方向のガイド手段を機械本体に設けるなど
の変形は容易に考えられる。
【0041】実施例5.実施例1あるいは実施例2で説
明したワイヤガイド51をリンク機構に取り付けるよう
に変更したものである。図16はこの発明の一実施例を
示すワイヤ電極回収部分の平面図で、図17はその側面
図である。図16、図17において31はワイヤ電極回
収手段、51はワイヤガイド、53はX方向スライダ、
54はモータとエンコーダより構成されるX方向駆動手
段、55はY方向ガイド、56はモータおよびエンコー
ダにより構成されるY方向駆動手段、57はY方向スラ
イダでX方向スライダ53の案内およびY方向の案内部
分を有している。59は制御装置で実施例2と同様であ
りその説明を省略する。70、71はリンクを構成する
レバーで、2枚のレバー71はレバー70をはさんで、
ピン72によりその軸方向の回転のみ可能となってい
る。またピン72は1個のレバー70あたり3個用いら
れ、実施例では3組のレバー70、71が用いられる。
73はレバーで63のブロックを支持するものである。
74、75はレバーを示し、ピン72が2個のもので、
レバー75は2枚でレバー74をはさんで構成される。
76は固定軸、77は駆動軸である。78はブラケット
で固定軸76を固定支持し、Y方向ガイド55を固定す
るものである。79はワイヤガイド51の軌跡の一例を
示し、80は駆動軸77の軌跡を示す。81はブロック
でX方向スライダ53に固定されてかつ駆動軸77を固
定する。実施例ではワイヤ電極回収手段31に固定した
が、機械本体や加工液供給装置あるいは床面に設置して
もよい。
【0042】次に動作について説明する。実施例1と同
様にワイヤ電極1の送りが開始され、放電加工により送
られた加工済みのワイヤ電極1は、ワイヤガイド51を
通ってワイヤ電極回収手段31に落下する。一方、数値
制御装置はワイヤ電極1の送り速度、サイズ、ワイヤガ
イド51の送り軌跡や電気加工条件などの情報を制御装
置59に送る。制御装置59は数値制御装置からの情報
により、適切なワイヤガイド51の軌跡を選択し、X方
向駆動手段54とY方向駆動手段56とを駆動する。X
方向駆動手段54はX方向スライダ53を図示しない送
りネジによってY方向スライダ57の案内でX方向に移
動し、ブロック81、駆動軸77をX方向に送る。同様
にY方向駆動手段56はY方向スライダ57を図示しな
い送りネジによって、Y方向ガイド55の案内でY方向
に送り、Y方向スライダ57に案内されるX方向スライ
ダ、ブロック81、駆動軸77をY方向に送る。レバー
70、71、73、74、75とピン72から構成され
るパンタグラフにより駆動軸77の軌跡80は拡大され
てワイヤガイド51部分の軌跡79が得られる。
【0043】実施例6.図18はワイヤガイド51部分
の他の実施例を示す断面図である。図において1はワイ
ヤ電極、51はワイヤガイド、63はブロックである。
85および86はピンチローラで、従来の機械本体側の
ピンチローラ15、16を出たワイヤ電極1をワイヤ電
極回収手段31に送り込める程度の圧力がかけられてい
る。87はモータで、モータ87の軸とピンチローラ8
6の回転軸とは連結されている。またピンチローラ8
5、86はモータ87により、ワイヤ電極1の送り速度
とワイヤガイド51の移動速度を合算した速度よりもや
や早い速度で回転し、回転中にはピンチローラ85、8
6の間でワイヤ電極1がたるまないように、また滑るよ
うに調整されている。
【0044】実施例7.図19はこの発明の一実施例を
示す平面図、図20は側面図、図21、図22はワイヤ
ガイド部分の詳細図である。図においてXY方向のガイ
ド手段は実施例2、ガイド手段の支持手段は実施例4と
ほぼ同一の構成並びに動作のため、形状動作の異なる部
分について説明する。31のワイヤ電極回収手段は2組
用意され、またY方向ガイド手段55は2組のワイヤ電
極回収手段31上を移動できるように、そのストローク
が変更されている。またスタンド67は2カ所で支持す
るように形状が異なっている。63はワイヤガイド51
を支持するブロックで、X方向スライダ53に支持され
る。85、86はピンチローラで、ブロック63に回転
自在に支持され、機械系のピンチローラ15、16を出
たワイヤ電極1をはさんでワイヤ電極回収手段31に送
り込める程度の力がかけられている。ピンチローラ8
5、86はモータ87により、ワイヤ電極1の送り速度
と、ワイヤガイド51の移動速度を合算した値よりもや
や早い速度で回転される。また回転中にはピンチローラ
85、86の間でワイヤ電極1が滑るように調整されて
いる。88はローラ、90は切断用ローラ、89はカッ
タでローラ90に固定される。ローラ90にはモータ9
1等の回転駆動手段が取り付けられている。92はワイ
ヤ電極検出ピン、93は支持金具、94はワイヤ電極量
の検知手段である。検知手段94はワイヤ電極1と検出
ピン92との間に電圧を印加し、ワイヤ電極回収手段3
1内のワイヤ電極1の検出ピン92と接触すると制御装
置59へ接触信号を送るように構成されている。
【0045】次に動作について説明する。図19の上部
でワイヤガイド51が一定の軌跡を描くように移動手段
が動作する。ワイヤ電極1がワイヤ電極回収手段31内
で一定量に達すると、検出ピン92とワイヤ電極1が接
触し、検知手段94が制御装置59に接触信号を送る。
次に制御装置59はローラ90をモータ91に回転指令
を与え、図22に示すような状態でワイヤ電極1を切断
する。次に検出ピン92は図に示す位置より図示しない
駆動手段により上昇して、X方向スライダ53およびワ
イヤガイド51部分はY方向ガイド手段55に沿って他
方のワイヤ電極回収手段31、すなわち図19の下部の
ワイヤ電極回収手段31上に移動し、そして一定の軌跡
を描くように制御装置59によって移動手段が動作す
る。なおワイヤ電極1の回収量検知には、例えば特開平
2−131820号公報に開示されるようにワイヤ電極
重量により検知するようにしても良く、またワイヤ電極
1の送り速度、サイズ、送り時間から消費量を数値制御
装置などにより算出してワイヤ電極回収手段31を切り
換えるようにしても良い。
【0046】また実施例ではワイヤ電極回収手段31を
複数設けたもので説明したが、ワイヤ電極1の検知手段
94の信号により、ワイヤ電極回収手段31の上部の他
の位置に移動した後、回収動作を行わせてもよい(例え
ば、図6の軌跡パターン64を小さく設定し、一つのワ
イヤ電極回収手段31の回収部上方で、2カ所以上の軌
跡パターンを描くようにする)。また検知手段94の信
号により、図12で示したようにZ方向にワイヤガイド
を一定のステップ量分上方に移動させて回収動作を行っ
ても効率のよい回収を行える。
【0047】実施例8.図23、図24は実施例2で説
明したものの改良で、ワイヤガイド51を機械本体のピ
ンチローラ15、16の近傍まで移動可能とし、ワイヤ
電極1がワイヤガイド51を通過した後に、ワイヤ電極
回収手段31付近まで移動し回収動作を行わせるように
したものである。100は支持手段でパイプ101を支
持し、点Aを中心として90度回転するものである。動
作としては、初期にパイプ101は図24の一点鎖線で
示すように水平に位置しており、使用済みのワイヤ電極
1をピンチローラ15、16の近傍でパイプ101内に
捕捉した後、支持手段100を90度回転させて、パイ
プ101の端部からワイヤ電極1の端部をワイヤガイド
51に挿入する。次にワイヤガイド51をワイヤ電極回
収手段31の上部まで移動し、所定の軌跡を描いて回収
動作を行わせる。なお、図においてはワイヤ電極回収手
段31にガイド手段の移動手段を設けたが、機械本体、
床面、加工液供給装置等に設けてもよく、また捕捉手段
としてはパイプ101を使用した例を示したが、ロボッ
トを用いて、ワイヤ電極1の端部を機械本体のピンチロ
ーラ15、16付近で捕捉し、ワイヤ電極回収手段31
のワイヤガイド51に通すまで搬送するように構成して
もよい。
【0048】実施例9.図25、26は実施例2のワイ
ヤ電極回収手段31の上部解放部分にジャバラ等の遮蔽
部材を設けた実施例を示す。図において95は連結部材
で、ブロック63とジャバラ96を連結するものであ
る。伸縮性のよいものでかつワイヤガイド51のストロ
ークが短い場合はジャバラ96は1個でよいが、図26
のようにローラで巻取るようなジャバラ96の場合、Y
方向にもほぼブロック63と同等の幅のせまいジャバラ
(図示せず)が必要となる。遮蔽部材によってワイヤガ
イド51の移動に伴う解放部からのワイヤ電極1のはみ
出し、異物の侵入、感電等を防止する。なおジャバラ9
6は板状の材料を重ね合わせた形状のものでも代用でき
る。
【0049】実施例10.図27はワイヤ電極回収手段
31の底面に振動手段を設けた実施例である。図におい
て97は振動手段で例えばモータなどの回転軸に偏心重
りを設けて振動を発生するものが用いられる。98はク
ッション材でワイヤ電極回収手段31または支持装置9
9に設けられ、振動手段97による振動が機械系や床面
に伝搬するのを防止する。振動手段97は、ワイヤ電極
回収手段31用の制御装置59または図示しない数値制
御装置などにより制御される。振動手段97は制御装置
からの指令で、常時振動を与えたり、間欠的に与えた
り、あるいはワイヤ電極1の回収量の検出やワイヤ送り
速度などからの演算により一定時間与えるように行わ
れ、ワイヤ電極回収手段31が振動して、回収されたワ
イヤ電極1が安定する方向・位置に移動し、平均化され
た高さになる。なお振動手段として油圧を利用したり、
電気的に振動を発生するようにした磁歪素子などを用い
てもよい。
【0050】なお今までに説明した実施例のワイヤガイ
ド51はワイヤ電極回収手段31の上部で移動するよう
な構成となっているが、ワイヤ電極回収手段31の側面
に開口部を設け、ワイヤガイド51を開口部より通し、
X方向またはY方向にワイヤガイド51の移動を行わせ
て、ワイヤ電極1を案内回収するように構成することも
できる。また上記実施例で示した部分の各種組み合わせ
を行うことは容易である。
【0051】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】数値制御装置あるいはワイヤ電極回収手段
用の制御装置を設け、ワイヤガイドの軌跡やパターンと
して記憶させて、選択あるいは拡大・縮小して駆動する
ようにしたので、ワイヤ電極回収手段の形状・ワイヤ径
(剛性)の変化による回収効率の切換えができる。特に
ワイヤ電極回収手段用制御装置を設けた場合は、数値制
御装置はワイヤ電極のサイズ、電気加工条件などの加工
条件に関する情報を与えるだけでよいため、制御を細か
くすることができ、数値制御装置の処理負荷を軽減でき
る効果を有する。
【0056】
【0057】ワイヤガイドの近傍に巻取り用のローラを
設けることで、ワイヤガイドまでの回収するワイヤ電極
のたるみが無くなり、自然落下では回収できない場合や
ワイヤ電極回収手段の配置が離れた場合でも確実に回収
できる。またワイヤ電極回収手段の位置を高くすること
ができて容量向上が図れ長時間加工が可能となる。
【0058】ワイヤ電極の回収量が一定量になったこと
を検出して、ワイヤ電極を切断し回収位置を切換えるこ
とによってワイヤ電極回収手段を交換可能にしたので、
加工中にワイヤ電極回収手段内にたまったワイヤ電極を
捨てたりすることができ、連続した加工が可能となる。
【0059】
【0060】
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す全体図である。
【図2】実施例1のワイヤ電極回収手段部分の平面図で
ある。
【図3】実施例1のワイヤ電極回収手段部分の側面図で
ある。
【図4】実施例1のワイヤガイド部分の詳細を示す断面
図である。
【図5】実施例1のワイヤガイドの他の実施例を示す平
面および側面図である。
【図6】この発明の実施例2を示すワイヤ電極回収手段
部分の平面図である。
【図7】実施例2のワイヤ電極回収手段部分の側面図で
ある。
【図8】実施例2におけるワイヤガイドの軌跡を説明す
るワイヤ電極回収手段の平面図である。
【図9】実施例2におけるワイヤガイドの軌跡の一実施
例である。
【図10】実施例2におけるワイヤガイドの軌跡の一実
施例である。
【図11】実施例2におけるワイヤガイドの制御装置の
一実施例を示すブロック図である。
【図12】実施例2の変形を示すワイヤ電極回収部分の
側面図である。
【図13】実施例2におけるワイヤガイドの軌跡選択の
一実施例を示すフローチャートである。
【図14】この発明の実施例4のワイヤ電極回収手段部
分の平面図である。
【図15】実施例4のワイヤ電極回収手段部分の側面図
である。
【図16】この発明の実施例5のワイヤ電極回収手段部
分の平面図である。
【図17】実施例5のワイヤ電極回収手段部分の側面図
である。
【図18】この発明の実施例6のワイヤガイド部分の側
面断面図である。
【図19】この発明の実施例7のワイヤ電極回収手段部
分の平面図である。
【図20】実施例7のワイヤ電極回収手段部分の側面図
である。
【図21】実施例7のワイヤガイド部分の断面図であ
る。
【図22】実施例7のワイヤガイド部分の断面図であ
る。
【図23】この発明の実施例8の全体図である。
【図24】実施例8の部分詳細図である。
【図25】この発明の実施例9のワイヤ電極回収手段部
分の側面図である。
【図26】実施例9のワイヤ電極回収手段部分の側面図
である。
【図27】この発明の実施例10の側面図である。
【図28】従来のワイヤ放電加工装置を示す全体図であ
る。
【図29】従来のワイヤ放電加工装置のワイヤ電極回収
部の詳細図である。
【図30】従来の装置の欠点を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 ワイヤ電極 31 ワイヤ電極回収手段 36 Yガイドブロック 37 Yガイドブロック 38 Y方向駆動装置 44 Xガイドブロック 46 X方向駆動装置 51 ワイヤガイド 53 X方向スライダ 54 X方向駆動装置 55 Y方向ガイド 56 Y方向駆動装置 59 制御装置 60 制御装置記憶部 61 制御装置選択部 62 制御装置制御部 89 カッタ 90 切断用ローラ 92 ワイヤ電極検出ピン 93 検知手段 96 ジャバラ 97 振動手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−240222(JP,A) 特開 平2−131820(JP,A) 特開 昭64−20929(JP,A) 特開 昭59−196125(JP,A) 特開 平4−57626(JP,A) 実開 平4−2523(JP,U) 実開 平4−41127(JP,U)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤ放電加工装置において、放電加工
    に供した使用済みのワイヤ電極を回収するワイヤ電極回
    収手段と、前記ワイヤ電極回収手段に前記使用済みのワ
    イヤ電極を案内するワイヤガイドと、前記ワイヤガイド
    を前記ワイヤ電極回収手段の上部において、X−Y平面
    内で所定の軌跡を描くように駆動する駆動手段と、前記
    ワイヤガイドの移動軌跡を記憶し、この記憶に基づき前
    記駆動手段を制御する手段とを備えたことを特徴とする
    ワイヤ放電加工装置。
  2. 【請求項2】 記憶された移動軌跡を拡大または縮小す
    るように、ワイヤガイドを移動制御する手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項に記載のワイヤ放電加工装置。
  3. 【請求項3】 移動軌跡をパターンとして複数記憶し、
    設定されたパターンを選択してワイヤガイドを駆動制御
    する手段を備えたことを特徴とする請求項あるいは
    に記載のワイヤ放電加工装置。
  4. 【請求項4】 ワイヤガイドの近傍にワイヤ電極巻取り
    ローラを設けたことを特徴とする請求項1から請求項
    のいずれかに記載のワイヤ放電加工装置。
  5. 【請求項5】 ワイヤ放電加工装置において、放電加工
    に供した使用済みのワイヤ電極を回収する複数のワイヤ
    電極回収手段と、前記ワイヤ電極回収手段内のワイヤ電
    極が所定量となったことを検知する検知手段と、前記使
    用済みのワイヤ電極を前記ワイヤ電極回収手段に案内す
    るワイヤガイドと、前記ワイヤ電極回収手段の上部にお
    いてX−Y平面内で所定の軌跡を描くように前記ワイヤ
    ガイドを駆動する駆動手段と、前記ワイヤガイドの移動
    軌跡を記憶し前記駆動手段を制御する制御手段とを備
    え、前記検知手段の検知状態により前記ワイヤガイドの
    位置を移動させ、ワイヤ電極回収手段を変更することを
    特徴とするワイヤ放電加工装置。
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