JP2021505579A5 - - Google Patents

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本開示において言及した全ての刊行物および特許は、各個々の刊行物または特許出願が参照により組み込まれることが具体的にかつ個別に示されている場合と同じ程度に、参照により本明細書に組み込まれる。参照により組み込まれた特許または刊行物のいずれかにおける用語の意味が、本開示において使用される用語の意味と矛盾する場合、本開示における用語の意味が支配的であることが意図される。さらに、上記の議論は、本開示の例示的な実施形態を単に開示および記載しているに過ぎない。当業者は、そのような議論ならびに添付の図面および特許請求の範囲から、以下の特許請求の範囲に定義されるような本開示の主旨および範囲から逸脱することなく、種々の変更、修正およびバリエーションが行われ得ることを容易に認識するであろう。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
式(I)の化合物
Figure 2021505579

薬学的に許容されるその塩、または先のいずれかの重水素化誘導体
[式中、
− R は、
Figure 2021505579

であり、
− 環Aは、フェニルまたは
Figure 2021505579

である]
を調製する方法であって、
(a)2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩を、クロロホルムおよび少なくとも1つの塩基と反応させるステップと、
(b)(a)の反応の生成物を酸と反応させて、5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩を生成するステップと、
(c)5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩のエナンチオ選択的水素化を実施して、(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を生成するステップと、
(d)(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を還元して、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンを生成するステップと、
(e)必要に応じて、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンを酸で処理して、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンの塩を生成するステップと、
(f)前記(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンまたはその塩を、式(F)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

[式中、
− R は、
Figure 2021505579

であり、
− 環Aは、フェニルまたは
Figure 2021505579

であり、
− X は、ハロゲンから選択される]
と反応させるステップと
を含み、
式(I)の化合物、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体が生成される、方法。
(項目2)
(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンをHClで処理して、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジン塩酸塩を産生するステップをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
(a)の反応のために添加される前記少なくとも1つの塩基が、カリウムt−ブトキシド、水酸化カリウム、および水酸化ナトリウムから選択される、項目1に記載の方法。
(項目4)
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オンまたはその塩に対して3〜15モル当量の前記少なくとも1つの塩基が、(a)の反応のために添加される、項目3に記載の方法。
(項目5)
前記少なくとも1つの塩基が、水溶液の総重量に対して20wt%〜80wt%の範囲の濃度を有する水溶液の形態である、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記クロロホルムが、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オンまたはその塩に対して1〜4モル当量の範囲の量で存在する、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩を、クロロホルム、少なくとも1つの塩基、および少なくとも1つの相間移動触媒と反応させる、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記少なくとも1つの相間移動触媒が、テトラアルキルアンモニウム塩およびクラウンエーテルから選択される、項目7に記載の方法。
(項目9)
前記少なくとも1つの相間移動触媒が、テトラアルキルアンモニウムハロゲン化物から選択される、項目8に記載の方法。
(項目10)
前記少なくとも1つの相間移動触媒が、トリブチルメチルアンモニウム塩化物、トリブチルメチルアンモニウム臭化物、テトラブチルアンモニウム臭化物(TBAB)、テトラブチルアンモニウム塩化物(TBAC)、テトラブチルアンモニウムヨウ化物(TBAI)、テトラブチルアンモニウム水酸化物(TBAH)、ベンジルトリメチルアンモニウム塩化物、テトラオクチルアンモニウム臭化物(TOAB)、テトラオクチルアンモニウム塩化物(TOAC)、テトラオクチルアンモニウムヨウ化物(TOAI)、トリオクチルメチルアンモニウム塩化物、およびトリオクチルメチルアンモニウム臭化物から選択される、項目9に記載の方法。
(項目11)
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オンまたはその塩に対して0.01モル当量〜0.2モル当量の前記少なくとも1つの相間移動触媒が、(a)の反応に添加される、項目10に記載の方法。
(項目12)
(b)の反応の前記酸が、プロトン酸の水溶液から選択される、項目1〜11のいずれか一項に記載の方法。
(項目13)
前記プロトン酸が、塩酸、メタンスルホン酸、トリフル酸、および硫酸から選択される、項目12に記載の方法。
(項目14)
プロトン酸の前記水溶液の濃度が、1M〜18Mの範囲である、項目12に記載の方法。
(項目15)
プロトン酸の前記水溶液の濃度が、2M〜10Mの範囲である、項目12に記載の方法。
(項目16)
(b)の反応の前記酸が、2M〜3Mの範囲の濃度を有するHClから選択される、項目12に記載の方法。
(項目17)
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オンまたはその塩に対して0.5〜10モル当量の前記酸が、(b)の反応に添加される、項目12に記載の方法。
(項目18)
2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−オンまたはその塩に対して1〜4モル当量の前記酸が、(b)の反応に添加される、項目17に記載の方法。
(項目19)
(c)の前記エナンチオ選択的水素化が、5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩を少なくとも1つの触媒および水素ガスと反応させて、(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を生成することを含む、項目1に記載の方法。
(項目20)
前記触媒が、ルテニウム水素化触媒、ロジウム水素化触媒、およびイリジウム水素化触媒から選択される、項目19に記載の方法。
(項目21)
(d)の還元反応が、(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を、水素化物などの還元剤と反応させて、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンを生成することを含む、項目1に記載の方法。
(項目22)
前記還元反応が、(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩に対して1〜2モル当量の水素化物などの前記還元剤を反応させることを含む、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記水素化物が、水素化リチウムアルミニウム、水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウム、およびボランから選択される、項目22に記載の方法。
(項目24)
前記還元反応が、金属触媒および水素または水素ガスの供給源を反応させることを含む、項目22に記載の方法。
(項目25)
が、−Fまたは−Clである、項目1に記載の方法。
(項目26)
(f)の反応が、少なくとも1つの塩基の存在下で実施される、項目1〜25のいずれか一項に記載の方法。
(項目27)
前記塩基が、炭酸カリウムおよびリン酸カリウムから選択される、項目26に記載の方法。
(項目28)
(f)の反応が、金属炭酸塩の存在下で、N−メチルピロリジン(NMP)、DMF、およびDMSOから選択される少なくとも1つの第1の溶媒中、必要に応じてジエトキシエタン(DEE)、n−ブチルアセテート(n−BuOAc)、i−BuOAc、およびn−BuOHから選択される第2の溶媒の存在下で実施される、項目27に記載の方法。
(項目29)
式(I)の前記化合物、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体が、化合物2、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
Figure 2021505579

である、項目1〜28のいずれか一項に記載の方法。
(項目30)
式Fの前記化合物またはその塩が、式(F−II)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

[式中、X は、ハロゲンから選択される]
である、項目29に記載の方法。
(項目31)
式(D−II)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

[式中、X は、Clである]
を、ベンゼンスルホンアミドまたはその塩と反応させて、式(F−II)の化合物
Figure 2021505579

[式中、X は、Clである]
またはその塩を生成するステップをさらに含む、項目30に記載の方法。
(項目32)
式(D−II)の前記化合物またはその塩を、カップリング試薬と反応させ、次に、得られた化合物または塩を、少なくとも1つの塩基の存在下でベンゼンスルホンアミドまたはその塩と反応させる、項目30に記載の方法。
(項目33)
前記カップリング試薬が、1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)であり、前記塩基が、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)または1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(TMG)である、項目32に記載の方法。
(項目34)
前記反応が、テトラヒドロフラン(THF)および2−メチルテトラヒドロフラン(2−MeTHF)から選択される少なくとも1つの溶媒中で実施される、項目32に記載の方法。
(項目35)
c)化合物39またはその塩
Figure 2021505579

を、式(B−I)の化合物またはその塩
Figure 2021505579
[式中、
は、C 〜C アルキル基から選択され、
は、−Fまたは−Clである]
と反応させて、式(C−II)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

[式中、
は、C 〜C アルキル基から選択され、
は、−Fまたは−Clである]
を生成するステップと、
d)式(C−II)の前記化合物またはその塩の−C(O)OR 基を加水分解して、式(D−II)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

[式中、
は、C 〜C アルキル基から選択され、
は、−Fまたは−Clである]
を生成するステップと
をさらに含む、項目29〜34のいずれか一項に記載の方法。
(項目36)
が、エチルであり、前記−C(O)OR 基の加水分解が、少なくとも1つの塩基の存在下で実施される、項目35に記載の方法。
(項目37)
が、t−ブチルであり、前記−C(O)OR 基の加水分解が、酸の存在下で実施される、項目35に記載の方法。
(項目38)
化合物39またはその塩と式(B−I)の前記化合物またはその塩の反応が、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)および少なくとも1つの塩基の存在下で実施される、項目35〜37のいずれか一項に記載の方法。
(項目39)
前記塩基が、トリエチルアミン、金属炭酸塩(例えば、炭酸セシウム、炭酸カリウム、または炭酸ナトリウム)、カリウムtert−ブトキシド、リン酸カリウム、DBU、および1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(TMG)から選択される、項目38に記載の方法。
(項目40)
化合物49
Figure 2021505579

を脱炭酸して、化合物39またはその塩
Figure 2021505579

を生成するステップをさらに含む、項目34〜39のいずれか一項に記載の方法。
(項目41)
前記脱炭酸するステップが、少なくとも1つの塩基または少なくとも1つの酸のいずれかの存在下で実施される、項目40に記載の方法。
(項目42)
前記脱炭酸するステップにおける前記塩基が、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、水酸化ナトリウム水溶液、およびカリウムtert−ブトキシドから選択され、または前記酸が、HCl水溶液および酢酸から選択される、項目41に記載の方法。
(項目43)
化合物2
Figure 2021505579

薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体を調製する方法であって、
(a)2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩を、クロロホルム、カリウムt−ブトキシド、水酸化カリウム、および水酸化ナトリウムから選択される少なくとも1つの塩基、ならびにテトラブチルメチルアンモニウム塩化物から選択される少なくとも1つの相間移動触媒と反応させるステップと、
(b)(a)の反応の生成物をHClと反応させて、5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩を生成するステップと、
(c)5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩のエナンチオ選択的水素化を実施して、(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を生成するステップと、
(d)(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を還元して、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンを生成するステップと、
(e)(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンをHClで処理して、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンのHCl塩を生成するステップと、
(f)化合物49
Figure 2021505579

を脱炭酸して、化合物39またはその塩
Figure 2021505579

を、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、水酸化ナトリウム水溶液、およびカリウムtert−ブトキシドから選択される少なくとも1つの塩基、またはHCl水溶液および酢酸から選択される少なくとも1つの酸の存在下で形成するステップと、
(g)化合物39またはその塩
Figure 2021505579

を、式(B−I)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

[式中、
は、エチルであり、
各−X は、−Clである]
と反応させて、式(C−II)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

を、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)から選択される触媒、ならびにトリエチルアミン、炭酸セシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、カリウムtert−ブトキシド、リン酸カリウム、DBU、および1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(TMG)から選択される少なくとも1つの塩基の存在下で生成するステップと、
(h)式(C−II)の化合物またはその塩の−C(O)OR 基を加水分解して、式(D−II)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

を、NaOHおよびKOHから選択される少なくとも1つの塩基の存在下で産生するステップと、
(i)式(D−II)の前記化合物またはその塩を、1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)と反応させ、その後、式(D−II)の化合物またはその塩と1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)の反応の生成物を、ベンゼンスルホンアミドまたはその塩と、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン(TBD)、トリエチルアミン、および1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(TMG)から選択される少なくとも1つの塩基の存在下で反応させて、式(F−II)の化合物
Figure 2021505579

またはその塩を産生するステップと、
(j)式(F−II)の化合物またはその塩を、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンまたはその塩と、K CO の存在下で反応させて、化合物2または薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
Figure 2021505579
を産生するステップと
を含む、方法。
(項目44)
(a)の反応において、前記クロロホルムが、2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩に対して1.5〜3.5モル当量の範囲の量で存在し、前記少なくとも1つの塩基が、2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩に対して5〜12モル当量の範囲の量で存在し、前記テトラブチルメチルアンモニウム塩化物が、2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩に対して0.02モル当量〜0.1モル当量の範囲の量で存在する、項目43に記載の方法。
(項目45)
(b)の反応において、(a)の反応の生成物を、2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩に対して1〜4モル当量の範囲の量のHClと反応させる、項目43に記載の方法。
(項目46)
(j)の反応が、炭酸カリウムまたはリン酸カリウムの存在下で、N−メチルピロリジン(NMP)、DMF、DMSO、ジエトキシエタン、およびn−ブチルアセテートから選択される少なくとも1つの溶媒中で実施される、項目43に記載の方法。
(項目47)
(i)の反応が、テトラヒドロフラン(THF)および2−メチルテトラヒドロフラン(2−MeTHF)から選択される少なくとも1つの溶媒中で実施される、項目43に記載の方法。
(項目48)
式(I)の前記化合物、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体が、化合物1、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
Figure 2021505579

である、項目1〜28のいずれか一項に記載の方法。
(項目49)
(g)式(D−I)の化合物
Figure 2021505579

またはその塩
[式中、各X は、−Fまたは−Clである]
を、化合物12またはその塩
Figure 2021505579

と反応させて、式(F−I)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

を生成するステップをさらに含む、項目48に記載の方法。
(項目50)
式(D−I)の前記化合物またはその塩を、カップリング試薬と反応させ、次に、得られた化合物または塩を、化合物12またはその塩と、少なくとも1つの塩基の存在下で反応させる、項目49に記載の方法。
(項目51)
前記カップリング試薬が、1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)であり、前記塩基が、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)である、項目50に記載の方法。
(項目52)
前記反応が、テトラヒドロフラン(THF)および2−メチルテトラヒドロフラン(2−MeTHF)から選択される少なくとも1つの溶媒中で実施される、項目50に記載の方法。
(項目53)
化合物7またはその塩
Figure 2021505579

を、式(B−I)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

[式中、各R は、独立に、C 〜C アルキルから選択され、各−X は、独立に、−Fまたは−Clである]
と反応させて、式(C−I)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

を生成し、式(C−I)の化合物またはその塩の−C(O)OR 基を加水分解して、式(D−I)の化合物またはその塩を生成するステップをさらに含む、項目47〜52のいずれか一項に記載の方法。
(項目54)
が、エチルであり、前記−C(O)OR 基の加水分解が、少なくとも1つの塩基の存在下で実施される、項目53に記載の方法。
(項目55)
が、メチルであり、前記−C(O)OR 基の加水分解が、酸の存在下で実施される、項目53に記載の方法。
(項目56)
化合物7またはその塩と式(B−I)の化合物またはその塩の反応が、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)および少なくとも1つの塩基の存在下で実施される、項目52〜55のいずれか一項に記載の方法。
(項目57)
前記塩基が、トリエチルアミン、炭酸セシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、カリウムtert−ブトキシド、リン酸カリウム、DBU、および1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(TMG)から選択される、項目56に記載の方法。
(項目58)
化合物6
Figure 2021505579

を脱炭酸して、化合物7またはその塩
Figure 2021505579

を形成するステップをさらに含む、項目52〜57のいずれか一項に記載の方法。
(項目59)
前記脱炭酸するステップが、少なくとも1つの塩基または少なくとも1つの酸のいずれかの存在下で実施される、項目58に記載の方法。
(項目60)
前記塩基が、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、水酸化ナトリウム水溶液、およびカリウムtert−ブトキシドから選択され、または前記酸が、HCl水溶液および酢酸から選択される、項目59に記載の方法。
(項目61)
化合物1、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
Figure 2021505579

を調製する方法であって、
(a)2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩を、クロロホルム、カリウムt−ブトキシド、水酸化カリウム、および水酸化ナトリウムから選択される少なくとも1つの塩基、ならびにテトラブチルメチルアンモニウム塩化物から選択される少なくとも1つの相間移動触媒と反応させるステップと、
(b)(a)の反応の生成物をHClと反応させて、5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩を生成するステップと、
(c)5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩のエナンチオ選択的水素化を実施して、(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を生成するステップと、
(d)(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を還元して、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンを生成するステップと、
(e)(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンをHClで処理して、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンのHCl塩を生成するステップと、
(f)化合物6またはその塩
Figure 2021505579

を脱炭酸して、化合物7またはその塩
Figure 2021505579

を、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、水酸化ナトリウム水溶液、およびカリウムtert−ブトキシドから選択される塩基、またはHCl水溶液および酢酸から選択される少なくとも1つの酸の存在下で形成するステップと、
(g)化合物7またはその塩を、式(B−I)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

[式中、
は、メチルであり、
各−X は、−Clである]
と反応させて、式(C−I)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

を、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)から選択される触媒、ならびにトリエチルアミン、炭酸セシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、カリウムtert−ブトキシド、リン酸カリウム、DBU、および1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(TMG)から選択される少なくとも1つの塩基の存在下で産生するステップと、
(h)式(C−I)の化合物またはその塩の−C(O)OR 基を加水分解して、式(D−I)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

を、NaOHおよびKOHから選択される少なくとも1つの塩基の存在下で産生するステップと、
(i)式(D−I)の化合物またはその塩を、1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)と反応させ、その後、式(D−I)の化合物またはその塩と1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)の反応の生成物を、化合物12またはその塩
Figure 2021505579

と、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)から選択される少なくとも1つの塩基の存在下で反応させて、化合物13またはその塩
Figure 2021505579

を得るステップと、
(j)化合物13またはその塩を、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンまたはその塩と、K CO の存在下で反応させて、化合物1または薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
Figure 2021505579

を産生するステップと
を含む、方法。
(項目62)
(a)の反応において、前記クロロホルムが、2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩に対して1.5〜3.5モル当量の範囲の量で存在し、前記少なくとも1つの塩基が、2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩に対して5〜12モル当量の範囲の量で存在し、前記テトラブチルメチルアンモニウム塩化物が、2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩に対して0.02モル当量〜0.1モル当量の範囲の量で存在する、項目61に記載の方法。
(項目63)
(b)の反応において、(a)の反応の生成物を、2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩に対して1〜4モル当量の範囲の量のHClと反応させる、項目61に記載の方法。
(項目64)
(j)の反応が、炭酸カリウムまたはリン酸カリウムの存在下で、N−メチルピロリジン(NMP)、DMF、DMSO、ジエトキシエタン、およびn−ブチルアセテートから選択される少なくとも1つの溶媒中で実施される、項目62に記載の方法。
(項目65)
(i)の反応が、テトラヒドロフラン(THF)および2−メチルテトラヒドロフラン(2−MeTHF)から選択される少なくとも1つの溶媒中で実施される、項目63に記載の方法。
(項目66)
式(Z−IIa)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

を調製する方法であって、
式(Z−IIb)の化合物またはその塩
Figure 2021505579
[式中、R は、保護基である]
を、式(B−iv)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

[式中、R は、
Figure 2021505579

から選択される]
と反応させるステップを含む、方法。
(項目67)
前記反応が、少なくとも1つの塩基を含む、項目66に記載の方法。
(項目68)
前記塩基が、テトラメチルグアニジンである、項目67に記載の方法。
(項目69)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)、ベンジル(Bn)、テトラヒドロピラニル(THP)、9−フルオレニルメチルカルバメート(Fmoc)、ベンジルカルバメート(Cbz)、アセトアミド、トリフルオロアセトアミド、トリフェニルメチルアミン、ベンジリデンアミン、およびp−トルエンスルホンアミドから選択される、項目66〜68のいずれか一項に記載の方法。
(項目70)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)、ベンジル(Bn)、およびテトラヒドロピラニル(THP)から選択される、項目69に記載の方法。
(項目71)
が、テトラヒドロピラニル(THP)である、項目70に記載の方法。
(項目72)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)である、項目70に記載の方法。
(項目73)
が、
Figure 2021505579

である、項目66〜72のいずれか一項に記載の方法。
(項目74)
が、
Figure 2021505579

である、項目66〜72のいずれか一項に記載の方法。
(項目75)
化合物49またはその塩
Figure 2021505579

を調製する方法であって、
化合物48またはその塩
Figure 2021505579

を脱保護するステップを含む、方法。
(項目76)
前記脱保護するステップが、式(B−I)の化合物またはその塩を酸と反応させることを含む、項目75に記載の方法。
(項目77)
前記酸が、メタンスルホン酸である、項目76に記載の方法。
(項目78)
化合物48またはその塩
Figure 2021505579

が、化合物45またはその塩
Figure 2021505579

を、化合物47またはその塩
Figure 2021505579

と反応させるステップを含む方法によって調製される、項目77に記載の方法。
(項目79)
前記反応が、少なくとも1つの塩基を含む、項目78に記載の方法。
(項目80)
前記塩基が、テトラメチルグアニジンである、項目79に記載の方法。
(項目81)
化合物45またはその塩
Figure 2021505579

が、化合物35またはその塩
Figure 2021505579

を、ジヒドロピランと反応させるステップを含む方法によって調製される、項目78に記載の方法。
(項目82)
前記反応が、酸の存在下で実施される、項目81に記載の方法。
(項目83)
前記酸が、p−トルエンスルホン酸である、項目82に記載の方法。
(項目84)
化合物47またはその塩
Figure 2021505579

が、化合物46またはその塩
Figure 2021505579

を、塩化メタンスルホニルと反応させるステップを含む方法によって調製される、項目78に記載の方法。
(項目85)
化合物45またはその塩。
Figure 2021505579

(項目86)
化合物48またはその塩。
Figure 2021505579

(項目87)
化合物47またはその塩。
Figure 2021505579

(項目88)
式viiiの化合物、
Figure 2021505579

化合物6、
Figure 2021505579

それらのいずれかの塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体[式中、
は、保護基であり、
は、C 〜C アルキル基から選択される]。
(項目89)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)、ベンジル(Bn)、テトラヒドロピラニル(THP)、9−フルオレニルメチルカルバメート(Fmoc)、ベンジルカルバメート(Cbz)、アセトアミド、トリフルオロアセトアミド、トリフェニルメチルアミン、ベンジリデンアミン、およびp−トルエンスルホンアミドから選択される、項目88に記載の化合物、塩、または重水素化誘導体。
(項目90)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)、ベンジル(Bn)、およびテトラヒドロピラニル(THP)から選択される、項目88に記載の化合物、塩、または重水素化誘導体。
(項目91)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)である、項目88に記載の化合物、塩、または重水素化誘導体。
(項目92)
が、エチルである、項目88〜91のいずれか一項に記載の化合物、塩、または重水素化誘導体。
(項目93)
化合物7またはその塩
Figure 2021505579

を調製する方法であって、
化合物6またはその塩
Figure 2021505579

を脱炭酸するステップを含む、方法。
(項目94)
前記脱炭酸するステップが、化合物7またはその塩を、少なくとも1つの塩基と反応させることを含む、項目93に記載の方法。
(項目95)
前記塩基が、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンである、項目94に記載の方法。
(項目96)
前記脱炭酸するステップが、熱的に行われる、項目93に記載の方法。
(項目97)
化合物6またはその塩
Figure 2021505579

を調製する方法であって、
式viiiの化合物またはその塩の−CO
Figure 2021505579

[式中、
は、保護基であり、
は、C 〜C アルキル基から選択される]
を加水分解するステップを含む、方法。
(項目98)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)、ベンジル(Bn)、テトラヒドロピラニル(THP)、9−フルオレニルメチルカルバメート(Fmoc)、ベンジルカルバメート(Cbz)、アセトアミド、トリフルオロアセトアミド、トリフェニルメチルアミン、ベンジリデンアミン、およびp−トルエンスルホンアミドから選択される、項目97に記載の方法。
(項目99)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)、ベンジル(Bn)、およびテトラヒドロピラニル(THP)から選択される、項目97に記載の方法。
(項目100)
が、ベンジル(Bn)である、項目97に記載の方法。
(項目101)
化合物viiiまたはその塩のR が、エチルである、項目97〜101のいずれか一項に記載の方法。
(項目102)
式viiiの化合物またはその塩の前記−CO 基を前記加水分解するステップが、式viiiの化合物またはその塩を少なくとも1つの塩基と反応させることを含む、項目97〜101のいずれか一項に記載の方法。
(項目103)
前記塩基が、金属水酸化物または金属アルコキシドである、項目102に記載の方法。
(項目104)
前記塩基が、KO Bu、NaOH、またはKOHである、項目103に記載の方法。
(項目105)
化合物6またはその塩を水性抽出するステップをさらに含む、項目97〜104のいずれか一項に記載の方法。
(項目106)
式viiiの化合物またはその塩
Figure 2021505579

を調製する方法であって、
化合物5またはその塩
Figure 2021505579

および式viiの化合物またはその塩
Figure 2021505579

[式中、R は、保護基であり、R は、C 〜C アルキル基から選択される]
を反応させるステップを含む、方法。
(項目107)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)、ベンジル(Bn)、テトラヒドロピラニル(THP)、9−フルオレニルメチルカルバメート(Fmoc)、ベンジルカルバメート(Cbz)、アセトアミド、トリフルオロアセトアミド、トリフェニルメチルアミン、ベンジリデンアミン、およびp−トルエンスルホンアミドから選択される、項目106に記載の方法。
(項目108)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)、ベンジル(Bn)、およびテトラヒドロピラニル(THP)から選択される、項目107に記載の方法。
(項目109)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)である、項目107に記載の方法。
(項目110)
化合物5またはその塩および式viiの化合物またはその塩の反応が、トリフェニルホスフィンおよびアゾジカルボキシレートの存在下で実施される、項目106〜109のいずれか一項に記載の方法。
(項目111)
前記アゾジカルボキシレートが、ジエチルアゾジカルボキシレート(DEAD)またはジイソプロピルアゾジカルボキシレート(DIAD)である、項目110に記載の方法。
(項目112)
化合物5またはその塩
Figure 2021505579

を調製するステップをさらに含み、化合物5またはその塩を前記調製するステップが、式(W−II)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

[式中、
は、HおよびC 〜C アルキル基から選択される]
を還元することを含む、項目106〜111のいずれか一項に記載の方法。
(項目113)
前記還元が、式(W−II)の化合物またはその塩、ならびにボラン、水素化ホウ素、およびアルミニウム水素化物から選択される試薬を反応させることを含む、項目112に記載の方法。
(項目114)
前記試薬が、水素化ビス(2−メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウム(Vitride(登録商標))、水素化ジイソブチルアルミニウム(DIBAL)、またはLiAlH である、項目113に記載の方法。
(項目115)
式(W−II)の化合物またはその塩から化合物5またはその塩への還元が、触媒水素化条件下で行われる、項目112に記載の方法。
(項目116)
前記触媒水素化条件が、水素、ならびにカルボニルクロロヒドリド{ビス[2−(ジフェニルホスフィノメチル)エチル]アミノ}エチル]アミノ}ルテニウム(II)(Ru−MACHO)、[2−(ジ−tert−ブチルホスフィノメチル)−6−(ジエチルアミノメチル)ピリジン]カルボニルクロロヒドリドルテニウム(II)(Milstein触媒)、ジクロロトリフェニルホスフィン[2−(ジフェニルホスフィノ)−N−(2−ピリジニルメチル)エタンアミン]ルテニウム(II)(Gusev Ru−PNN)、ジクロロトリフェニルホスフィン[ビス(2−(エチルチオ)エチル)アミン]ルテニウム(II)(Gusev Ru−SNS)、ジクロロビス(2−(ジフェニルホスフィノ)エチルアミン)ルテニウム(II)、[Ru(アセチルアセトン) 、1,1,1−トリス(ジフェニルホスフィノメチル)エタン(triphos)]および[Ru(アセチルアセトン) 、1,1,1−トリス(ジフェニルホスフィノメチル)エタン(triphos)、Zn]から選択される触媒を含む、項目115に記載の方法。
(項目117)
少なくとも1つの塩基をさらに含む、項目115に記載の方法。
(項目118)
前記塩基が、カリウムtertブトキシドおよびナトリウムメトキシドから選択される、項目117に記載の方法。
(項目119)
が、エチルである、項目97〜99のいずれか一項に記載の方法。
(項目120)
式viiの化合物またはその塩
Figure 2021505579

[式中、R は、保護基であり、R は、独立に、C 〜C アルキル基から選択される]
を調製するステップをさらに含み、式viiの化合物またはその塩を前記調製するステップが、
(c)式vの化合物またはその塩
Figure 2021505579

およびヒドラジンを反応させて、式viの化合物またはその塩
Figure 2021505579

を形成すること、および
(d)式viの化合物またはその塩および試薬を反応させて、式viiの化合物またはその塩を形成すること
を含む、項目106に記載の方法。
(項目121)
式vの前記化合物またはその塩が、ジエチル2−(エトキシメチレン)マロネート(34)またはその塩
Figure 2021505579

である、項目120に記載の方法。
(項目122)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)、ベンジル(Bn)、テトラヒドロピラニル(THP)、9−フルオレニルメチルカルバメート(Fmoc)、ベンジルカルバメート(Cbz)、アセトアミド、トリフルオロアセトアミド、フタルイミド、トリフェニルメチルアミン、ベンジリデンアミン、およびp−トルエンスルホンアミドから選択される、項目120に記載の方法。
(項目123)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)、ベンジル(Bn)、およびテトラヒドロピラニル(THP)から選択される、項目122に記載の方法。
(項目124)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)である、項目122に記載の方法。
(項目125)
3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピオン酸
Figure 2021505579

またはその塩を調製する方法であって、
(a)tert−ブチル((1−エトキシ−2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)オキシ)ジメチルシラン
Figure 2021505579

を、エチル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート、
Figure 2021505579

tert−ブチルジメチルシリル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート、
Figure 2021505579

またはそれらの混合物に、435〜450nmの波長の光を用いる光化学的条件下で変換するステップと、
(b)エチル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート、
Figure 2021505579

tert−ブチルジメチルシリル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート、
Figure 2021505579
またはそれらの混合物を、3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピオン酸
Figure 2021505579

またはその塩に変換するステップと
を含む、方法。
(項目126)
3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピオン酸
Figure 2021505579

またはその塩を調製する方法であって、
ステップ(a):エチル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート、
Figure 2021505579

tert−ブチルジメチルシリル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート、
Figure 2021505579

またはそれらの混合物を、3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピオン酸
Figure 2021505579

またはその塩に変換するステップを含む、方法。
(項目127)
ステップ(a)が、少なくとも1つの塩基の存在下で実施される、項目125または126に記載の方法。
(項目128)
前記塩基が、水酸化ナトリウムである、項目127に記載の方法。
(項目129)
ステップ(b):tert−ブチル((1−エトキシ−2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)オキシ)ジメチルシラン
Figure 2021505579

を、エチル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート、
Figure 2021505579

tert−ブチルジメチルシリル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート、
Figure 2021505579

またはそれらの混合物に変換するステップを含む、項目126〜128のいずれか一項に記載の方法。
(項目130)
ステップ(b)が、CF Iの存在下で実施される、項目129に記載の方法。
(項目131)
ステップ(b)が、Ru触媒の存在下で実施される、項目129または130に記載の方法。
(項目132)
前記Ru触媒が、(bpy) Cl 6H Oである、項目131に記載の方法。
(項目133)
ステップ(b)が、光化学的条件下で実施される、項目129〜132のいずれか一項に記載の方法。
(項目134)
前記光化学的条件が、440〜445nmの波長の光を含む、項目133に記載の方法。
(項目135)
ステップ(c):エチルイソブチレート(27)
Figure 2021505579

を、tert−ブチル((1−エトキシ−2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)オキシ)ジメチルシラン(28)
Figure 2021505579

に変換するステップを含む、項目129〜134のいずれか一項に記載の方法。
(項目136)
ステップ(c)が、tert−ブチルジメチルシリルクロリドの存在下で実施される、項目135に記載の方法。
(項目137)
ステップ(c)が、第2の塩基の存在下で実施される、項目135または136に記載の方法。
(項目138)
前記第2の塩基が、リチウムジイソプロピルアミドである、項目137に記載の方法。
(項目139)
ステップ(c)が、1,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2−ピリミジノンの存在下で実施される、項目138に記載の方法。
(項目140)
式(I)の化合物
Figure 2021505579

薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
[式中、
− R は、
Figure 2021505579

であり、
− 環Aは、フェニルまたは
Figure 2021505579

である]
を調製する方法であって、
式(D−III)の化合物またはその塩を、式(G−I)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

と反応させて、式(I)の化合物、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体を生成するステップを含む、方法。
(項目141)
式(D−III)の前記化合物またはその塩が、
(S)−6−ブロモ−2−(2,2,4−トリメチルピロリジン−1−イル)ニコチンアミド(化合物38)
Figure 2021505579

またはその塩を、化合物7、化合物39、またはその塩
Figure 2021505579

と反応させることによって生成される、項目140に記載の方法。
(項目142)
化合物38またはその塩が、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジン(化合物17S)
Figure 2021505579

またはその塩を、6−ブロモ−2−フルオロニコチンアミド(化合物37)またはその塩
Figure 2021505579

と反応させることによって生成される、項目141に記載の方法。
(項目143)
式(I)の化合物
Figure 2021505579

薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
[式中、
− R は、
Figure 2021505579

であり、
− 環Aは、フェニルまたは
Figure 2021505579

である]
を調製する方法であって、
式(D−IV)の化合物
Figure 2021505579

またはその塩を、化合物7
Figure 2021505579

または化合物39
Figure 2021505579

またはその塩と反応させて、式(I)の化合物、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体を生成するステップを含む、方法。
(項目144)
式(D−IV)の前記化合物またはその塩が、
(S)−6−ブロモ−2−(2,2,4−トリメチルピロリジン−1−イル)ニコチンアミド(化合物38)
Figure 2021505579

またはその塩を、式(G−I)の化合物
Figure 2021505579

またはその塩と反応させることによって生成される、項目143に記載の方法。
(項目145)
化合物38が、
(S)−2,2,4−トリメチルピロリジン(化合物17S)
Figure 2021505579

またはその塩を、6−ブロモ−2−フルオロニコチンアミド(化合物37)またはその塩
Figure 2021505579

と反応させることによって生成される、項目144に記載の方法。
(項目146)
式(I)の化合物
Figure 2021505579

薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
[式中、
− R は、
Figure 2021505579

であり、
− 環Aは、フェニルまたは
Figure 2021505579

である]
を調製する方法であって、
(A)(1)6−ブロモ−2−フルオロニコチン酸またはその塩を、6−ブロモ−2−フルオロニコチンアミドまたはその塩に変換するステップと、
(2)(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンまたはその塩を、6−ブロモ−2−フルオロニコチンアミドまたはその塩
Figure 2021505579

と反応させて、(S)−6−ブロモ−2−(2,2,4−トリメチルピロリジン−1−イル)ニコチンアミドまたはその塩
Figure 2021505579

を生成するステップと、
(3)(S)−6−ブロモ−2−(2,2,4−トリメチルピロリジン−1−イル)ニコチンアミドまたはその塩を、化合物7
Figure 2021505579

または化合物39
Figure 2021505579

またはその塩と反応させて、式(D−III)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

を生成するステップと、
(4)式(D−III)の化合物またはその塩を、式(G−I)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

と反応させて、式(I)の化合物、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体を生成するステップを含むか、あるいは
(B)(1)6−ブロモ−2−フルオロニコチン酸またはその塩を、6−ブロモ−2−フルオロニコチンアミドまたはその塩に変換するステップと、
(2)(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンまたはその塩を、6−ブロモ−2−フルオロニコチンアミドまたはその塩
Figure 2021505579

と反応させて、(S)−6−ブロモ−2−(2,2,4−トリメチルピロリジン−1−イル)ニコチンアミドまたはその塩
Figure 2021505579

を生成するステップと、
(3)(S)−6−ブロモ−2−(2,2,4−トリメチルピロリジン−1−イル)ニコチンアミドまたはその塩を、式(G−I)の化合物
Figure 2021505579

またはその塩と反応させて、式(D−IV)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

を生成するステップと、
(4)式(D−IV)の化合物またはその塩を、化合物7
Figure 2021505579

または化合物39
Figure 2021505579

またはその塩と反応させて、式(I)の化合物、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体を生成するステップを含む、方法。
(項目147)
ステップ(A)(1)またはステップ(B)(1)が、少なくとも1つのカップリング剤の存在下で実施される、項目146に記載の方法。
(項目148)
前記カップリング剤が、トリホスゲン、プロパンホスホン酸無水物(T3P)、HATU、EDCI、CDI、DCC、および二炭酸ジtertブチル(Boc O)から選択される、項目147に記載の方法。
(項目149)
ステップ(A)(1)またはステップ(B)(1)が、アンモニア水、無水アンモニアの1つまたは複数の存在下で、有機溶媒、アンモニウム塩、およびアンモニアガス中で実施される、項目147に記載の方法。
(項目150)
ステップ(A)(1)またはステップ(B)(1)が、NH の存在下で、MeOHまたはNH HCO 中で実施される、項目147に記載の方法。
(項目151)
ステップ(A)(2)が、少なくとも1つの塩基の存在下で実施される、項目142または146のいずれか一項に記載の方法。
(項目152)
前記塩基が、金属炭酸塩、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン(DBN)、および1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(TMG)から選択される、項目151に記載の方法。
(項目153)
前記塩基が、炭酸カリウムである、項目151に記載の方法。
(項目154)
ステップ(A)(2)が、少なくとも1つの有機溶媒の存在下で実施される、項目151に記載の方法。
(項目155)
前記有機溶媒が、アセトニトリルである、項目154に記載の方法。
(項目156)
ステップ(B)(2)が、少なくとも1つの塩基の存在下で実施される、項目145または146のいずれか一項に記載の方法。
(項目157)
前記塩基が、金属炭酸塩、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノナ−5−エン(DBN)、および1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(TMG)から選択される、項目156に記載の方法。
(項目158)
前記塩基が、炭酸カリウムである、項目156に記載の方法。
(項目159)
前記反応が、少なくとも1つの有機溶媒の存在下で実施される、項目156に記載の方法。
(項目160)
前記有機溶媒が、アセトニトリルである、項目159に記載の方法。
(項目161)
ステップ(A)(3)が、炭素−窒素カップリング触媒(例えば、銅触媒またはパラジウム触媒)である少なくとも1つの触媒の存在下で実施される、項目141または146に記載の方法。
(項目162)
前記銅触媒が、銅供給源、例えばハロゲン化銅(I)(例えば、ヨウ化銅(I))を含み、または前記パラジウム触媒が、[1,1’−ビス(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、[(2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)−2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート、[(2−ジ−シクロヘキシルホスフィノ−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)−2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(Pd dba )/2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル)、Pd dba /1,1’−ビス(ジイソプロピルホスフィノ)フェロセン、Pd dba /N−フェニル−2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ピロール、Pd dba /2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’−メチルビフェニル、Pd dba /5−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−1’,3’,5’−トリフェニル−1’H−[1,4’]ビピラゾール、Pd dba /2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−1−(2−メトキシフェニル)−1H−ピロール、Pd dba /2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジメトキシビフェニル、Pd dba /2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−3,6−ジメトキシ−1,1’−ビフェニル、Pd dba /2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル、Pd dba /ジ−tert−ブチル(2,2−ジフェニル−1−メチル−1−シクロプロピル)ホスフィン、Pd dba /1−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−2,2−ジフェニル−1−メチルシクロプロパン、およびジクロロ[1,3−ビス(2,6−ジ−3−ペンチルフェニル)イミダゾール−2−イリデン](3−クロロピリジル)パラジウム(II)から選択される、項目161に記載の方法。
(項目163)
前記ステップ(A)(3)が、少なくとも1つの前記銅触媒の存在下で実施され、前記銅触媒が、銅供給源およびアミン配位子などの配位子(例えば、N,N’−ジメチルエチレンジアミン、N,N’−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン)、1,10−フェナントロリン、8−ヒドロキシキノリン、L−プロリン、または2−イソブチリルシクロヘキサノンを含む、項目161に記載の方法。
(項目164)
前記アミン配位子が、N,N’−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミンである、項目163に記載の方法。
(項目165)
ステップ(A)(3)が、少なくとも1つの塩基の存在下で実施される、項目141または146に記載の方法。
(項目166)
前記塩基が、炭酸カリウムである、項目165に記載の方法。
(項目167)
ステップ(A)(3)が、少なくとも1つの有機溶媒の存在下で実施される、項目141または146に記載の方法。
(項目168)
前記有機溶媒が、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)である、項目167に記載の方法。
(項目169)
ステップ(B)(4)が、炭素−窒素カップリング触媒(例えば、銅触媒またはパラジウム触媒)である少なくとも1つの触媒の存在下で実施される、項目143または146に記載の方法。
(項目170)
前記銅触媒が、銅供給源、例えばヨウ化銅(I)を含み、または前記パラジウム触媒が、[1,1’−ビス(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、[(2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)−2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート、[(2−ジ−シクロヘキシルホスフィノ−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)−2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(Pd dba )/2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル)、Pd dba /1,1’−ビス(ジイソプロピルホスフィノ)フェロセン、Pd dba /N−フェニル−2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ピロール、Pd dba /2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’−メチルビフェニル、Pd dba /5−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−1’,3’,5’−トリフェニル−1’H−[1,4’]ビピラゾール、Pd dba /2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−1−(2−メトキシフェニル)−1H−ピロール、Pd dba /2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジメトキシビフェニル、Pd dba /2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−3,6−ジメトキシ−1,1’−ビフェニル、Pd dba /2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル、Pd dba /ジ−tert−ブチル(2,2−ジフェニル−1−メチル−1−シクロプロピル)ホスフィン、Pd dba /1−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−2,2−ジフェニル−1−メチルシクロプロパン、およびジクロロ[1,3−ビス(2,6−ジ−3−ペンチルフェニル)イミダゾール−2−イリデン](3−クロロピリジル)パラジウム(II)から選択される、項目169に記載の方法。
(項目171)
ステップ(B)(4)が、少なくとも1つの前記銅触媒の存在下で実施され、前記銅触媒が、銅供給源およびアミン配位子などの配位子(例えば、N,N’−ジメチルエチレンジアミン、N,N’−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン)、1,10−フェナントロリン、8−ヒドロキシキノリン、L−プロリン、または2−イソブチリルシクロヘキサノンを含む、項目169に記載の方法。
(項目172)
前記アミン配位子が、N,N’−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミンである、項目171に記載の方法。
(項目173)
ステップ(B)(4)が、少なくとも1つの塩基の存在下で実施される、項目143または146に記載の方法。
(項目174)
前記塩基が、炭酸カリウムである、項目173に記載の方法。
(項目175)
ステップ(A)(4)が、少なくとも1つの有機溶媒の存在下で実施される、項目143または146に記載の方法。
(項目176)
前記有機溶媒が、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)である、項目175に記載の方法。
(項目177)
ステップ(A)(4)が、少なくとも1つの塩基の存在下で実施される、項目140または146に記載の方法。
(項目178)
ステップ(A)(4)の前記塩基が、リチウムtert−アモキシドおよびカリウムtert−ブトキシドから選択される、項目177に記載の方法。
(項目179)
ステップ(A)(4)が、少なくとも1つの有機溶媒の存在下で実施される、項目140または146に記載の方法。
(項目180)
ステップ(A)(4)の前記有機溶媒が、テトラヒドロフラン(THF)または2−メチルテトラヒドロフランである、項目179に記載の方法。
(項目181)
ステップ(B)(3)が、少なくとも1つの塩基の存在下で実施される、項目144または146に記載の方法。
(項目182)
ステップ(B)(3)の前記塩基が、リチウムtert−アモキシドおよびカリウムtert−ブトキシドから選択される、項目181に記載の方法。
(項目183)
ステップ(B)(3)が、少なくとも1つの有機溶媒の存在下で実施される、項目144または146に記載の方法。
(項目184)
ステップ(B)(3)の前記有機溶媒が、テトラヒドロフラン(THF)または2−メチルテトラヒドロフランである、項目183に記載の方法。
(項目185)
式(I)の前記化合物、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体が、化合物2、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
Figure 2021505579

である、項目140〜184のいずれか一項に記載の方法。
(項目186)
式(I)の前記化合物、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体が、化合物1、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
Figure 2021505579

である、項目140〜184のいずれか一項に記載の方法。
(項目187)
Figure 2021505579

から選択される化合物
[式中、
− R は、
Figure 2021505579

であり、
− 環Aは、フェニルまたは
Figure 2021505579

である]
またはその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体。
(項目188)
式viiiの化合物
Figure 2021505579

もしくは化合物6
Figure 2021505579

または式viiiの化合物もしくは化合物6の塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
[式中、
は、保護基であり、
は、C 〜C アルキル基から選択される]。
(項目189)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)、ベンジル(Bn)、テトラヒドロピラニル(THP)、9−フルオレニルメチルカルバメート(Fmoc)、ベンジルカルバメート(Cbz)、アセトアミド、トリフルオロアセトアミド、トリフェニルメチルアミン、ベンジリデンアミン、およびp−トルエンスルホンアミドから選択される、項目188に記載の化合物、塩、または重水素化誘導体。
(項目190)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)、ベンジル(Bn)、およびテトラヒドロピラニル(THP)から選択される、項目188に記載の化合物、塩、または重水素化誘導体。
(項目191)
が、t−ブチルカルバメート(Boc)である、項目188に記載の化合物、塩、または重水素化誘導体。
(項目192)
が、エチルである、項目188〜191のいずれか一項に記載の化合物、塩、または重水素化誘導体。
(項目193)
化合物7またはその塩
Figure 2021505579

を調製する方法であって、
化合物6またはその塩
Figure 2021505579

を脱炭酸するステップを含む、方法。
(項目194)
前記脱炭酸するステップが、化合物7またはその塩を塩基と反応させることを含む、項目193に記載の方法。
(項目195)
前記塩基が、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エンである、項目194に記載の方法。
(項目196)
前記脱炭酸するステップが、熱的に行われる、項目195に記載の方法。
(項目197)
化合物1
Figure 2021505579

または薬学的に許容されるその塩を生成する方法であって、化合物13
Figure 2021505579

またはその塩を、化合物17S
Figure 2021505579

またはその塩と、K CO 、第1の溶媒、および第2の溶媒の存在下で反応させるステップを含む、方法。
(項目198)
化合物2
Figure 2021505579

または薬学的に許容されるその塩を生成する方法であって、化合物54
Figure 2021505579

またはその塩を、化合物17S
Figure 2021505579

またはその塩と、K CO 、第1の溶媒、および第2の溶媒の存在下で反応させるステップを含む、方法。
(項目199)
前記第1の溶媒が、N−メチルピロリジン(NMP)、DMF、およびDMSOから選択される、項目197または198に記載の方法。
(項目200)
前記第2の溶媒が、ジエトキシエタン(DEE)、n−ブチルアセテート(n−BuOAc)、i−BuOAc、およびn−BuOHから選択される、項目197または198に記載の方法。
(項目201)
前記第1の溶媒が、NMPであり、前記第2の溶媒が、n−BuOAcである、項目197または198に記載の方法。
(項目202)
化合物2または薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
Figure 2021505579

を調製するプロセスであって、式(F−II)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

を、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジン(化合物17S)またはその塩と、K CO の存在下で反応させて、化合物2または薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体を産生するステップを含み、
式(F−II)の前記化合物またはその塩が、
(i)化合物49
Figure 2021505579

を脱炭酸して、化合物39またはその塩
Figure 2021505579

を、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、水酸化ナトリウム水溶液、およびカリウムtert−ブトキシドから選択される少なくとも1つの塩基、またはHCl水溶液および酢酸から選択される少なくとも1つの酸の存在下で形成するステップと、
(ii)化合物39またはその塩
Figure 2021505579

を、式(B−I)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

[式中、R は、エチルであり、各−X は、−Clである]
と反応させて、式(C−II)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

を、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)から選択される触媒、ならびにトリエチルアミン、炭酸セシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、カリウムtert−ブトキシド、リン酸カリウム、DBU、および1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(TMG)から選択される少なくとも1つの塩基の存在下で生成するステップと、
(iii)式(C−II)の化合物またはその塩の−C(O)OR 基を、NaOHおよびKOHから選択される少なくとも1つの塩基の存在下で加水分解して、式(D−II)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

を産生するステップと、
(iv)式(D−II)の前記化合物またはその塩を、1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)と反応させ、その後、式(D−II)の化合物またはその塩と1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)の反応の生成物を、ベンゼンスルホンアミドまたはその塩と、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)、1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]デカ−5−エン(TBD)、トリエチルアミン、および1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(TMG)から選択される少なくとも1つの塩基の存在下で反応させて、式(F−II)の化合物またはその塩を産生するステップと
によって調製されており、
化合物17Sまたはその塩が、
(i)2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩を、クロロホルム、カリウムt−ブトキシド、水酸化カリウム、および水酸化ナトリウムから選択される少なくとも1つの塩基、ならびにテトラブチルメチルアンモニウム塩化物から選択される少なくとも1つの相間移動触媒と反応させるステップと、
(ii)(a)の反応の生成物をHClと反応させて、5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩を生成するステップと、
(iii)5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩のエナンチオ選択的水素化を実施して、(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を生成し、
(iv)(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を還元して、化合物17Sを生成するステップと、
(v)必要に応じて、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンをHClで処理して、化合物17SのHCl塩を生成するステップと
によって調製されている、プロセス。
(項目203)
化合物1または薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
Figure 2021505579

を調製するプロセスであって、
化合物13またはその塩
Figure 2021505579

を、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジン(化合物17S)またはその塩と、K CO の存在下で反応させて、化合物1または薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体を産生するステップを含み、
化合物13またはその塩が、
(i)化合物6
Figure 2021505579

を脱炭酸して、化合物7またはその塩
Figure 2021505579

を、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、水酸化ナトリウム水溶液、およびカリウムtert−ブトキシドから選択される塩基、またはHCl水溶液および酢酸から選択される少なくとも1つの酸の存在下で形成するステップと、
(ii)化合物7またはその塩を、式(B−I)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

[式中、R は、メチルであり、各−X は、−Clである]
と反応させて、式(C−I)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

を、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)から選択される触媒、ならびにトリエチルアミン、炭酸セシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、カリウムtert−ブトキシド、リン酸カリウム、DBU、および1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(TMG)から選択される少なくとも1つの塩基の存在下で産生するステップと、
(iii)式(C−I)の化合物またはその塩の−C(O)OR 基を、NaOHおよびKOHから選択される少なくとも1つの塩基の存在下で加水分解して、式(D−I)の化合物またはその塩
Figure 2021505579

を産生するステップと、
(iv)式(D−I)の化合物またはその塩を、1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)と反応させ、その後、式(D−I)の化合物またはその塩と1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)の反応の生成物を、化合物12またはその塩
Figure 2021505579

を、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)から選択される少なくとも1つの塩基の存在下で反応させて、化合物13またはその塩を得るステップと
によって調製されている、プロセス。
(項目204)
化合物17Sまたはその塩が、
(i)2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩を、クロロホルム、カリウムt−ブトキシド、水酸化カリウム、および水酸化ナトリウムから選択される少なくとも1つの塩基、ならびにテトラブチルメチルアンモニウム塩化物から選択される少なくとも1つの相間移動触媒と反応させるステップと、
(ii)(a)の反応の生成物をHClと反応させて、5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩を生成するステップと、
(iii)5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩のエナンチオ選択的水素化を実施して、(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を生成するステップと、
(iv)(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を還元して、化合物17Sを生成するステップと、
(v)必要に応じて、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンをHClで処理して、化合物17SのHCl塩を生成するステップと
によって調製されている、項目203に記載のプロセス。
(項目205)
化合物6
Figure 2021505579
またはその塩が、式viiiの化合物
Figure 2021505579

またはその塩の−CO
[式中、R は、保護基であり、R は、C 〜C アルキル基から選択される]
を加水分解するステップによって調製されている、項目203または204に記載の方法。
(項目206)
式viiiの前記化合物
Figure 2021505579

またはその塩が、化合物5またはその塩
Figure 2021505579

および式viiの化合物またはその塩
Figure 2021505579

[式中、R は、保護基であり、R は、C 〜C アルキル基から選択される]
を反応させるステップによって調製されている、項目205に記載の方法。
(項目207)
化合物5
Figure 2021505579

またはその塩が、式(W−II)の化合物
Figure 2021505579

またはその塩
[式中、R は、HおよびC 〜C アルキル基から選択される]
を還元するステップによって調製されている、項目206に記載の方法。
(項目208)
式(W−II)の前記化合物が、3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピオン酸(化合物31)
Figure 2021505579

またはその塩であり、
化合物31が、
(a)tert−ブチル((1−エトキシ−2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)オキシ)ジメチルシラン(化合物28)
Figure 2021505579

を、エチル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート(化合物29)、
Figure 2021505579

tert−ブチルジメチルシリル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート(化合物30)、
Figure 2021505579

またはそれらの混合物に、435〜450nmの波長の光を用いる光化学的条件下で変換するステップと、
(b)化合物29、化合物30、またはそれらの混合物を、化合物31またはその塩に変換するステップと
によって調製されている、項目207に記載の方法。
(項目209)
前記第1の溶媒の前記第2の溶媒に対する比が、10:1、5:1、4:1、2:1、1:1、1:2、1:4、1:5、および1:10から選択される、項目197〜201のいずれか一項に記載の方法。

Claims (59)

  1. 式(I)の化合物
    Figure 2021505579
    薬学的に許容されるその塩、または先のいずれかの重水素化誘導体
    [式中、
    − Rは、
    Figure 2021505579
    であり、
    − 環Aは、フェニルまたは
    Figure 2021505579
    である]
    を調製する方法であって、
    (a)2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩を、クロロホルムおよび少なくとも1つの塩基と反応させるステップと、
    (b)(a)の反応の生成物を酸と反応させて、5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩を生成するステップと、
    (c)5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩のエナンチオ選択的水素化を実施して、(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を生成するステップと、
    (d)(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を還元して、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンを生成するステップと、
    (e)必要に応じて、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンを酸で処理して、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンの塩を生成するステップと、
    (f)前記(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンまたはその塩を、式(F)の化合物またはその塩
    Figure 2021505579
    [式中、
    − Rは、
    Figure 2021505579
    であり、
    − 環Aは、フェニルまたは
    Figure 2021505579
    であり、
    − Xは、ハロゲンから選択される]
    と反応させるステップと
    を含み、
    式(I)の化合物、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体が生成される、方法。
  2. (S)−2,2,4−トリメチルピロリジンをHClで処理して、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジン塩酸塩を産生するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 式(I)の前記化合物、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体が、化合物1、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
    Figure 2021505579
    である、請求項1または2に記載の方法。
  4. (g)式(D−I)の化合物
    Figure 2021505579
    またはその塩
    [式中、各Xは、−Fまたは−Clである]
    を、化合物12またはその塩
    Figure 2021505579
    と反応させて、式(F−I)の化合物またはその塩
    Figure 2021505579
    を生成するステップをさらに含む、請求項に記載の方法。
  5. 化合物7またはその塩
    Figure 2021505579
    を、式(B−I)の化合物またはその塩
    Figure 2021505579
    [式中、各Rは、独立に、C〜Cアルキルから選択され、各−Xは、独立に、−Fまたは−Clである]
    と反応させて、式(C−I)の化合物またはその塩
    Figure 2021505579
    を生成し、式(C−I)の化合物またはその塩の−C(O)OR基を加水分解して、式(D−I)の化合物またはその塩を生成するステップをさらに含む、請求項3または4に記載の方法。
  6. 化合物6
    Figure 2021505579
    を脱炭酸して、化合物7またはその塩
    Figure 2021505579
    を形成するステップをさらに含む、請求項に記載の方法。
  7. 化合物1、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
    Figure 2021505579
    を調製する方法であって、
    (a)2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩を、クロロホルム、カリウムt−ブトキシド、水酸化カリウム、および水酸化ナトリウムから選択される少なくとも1つの塩基、ならびにテトラブチルメチルアンモニウム塩化物から選択される少なくとも1つの相間移動触媒と反応させるステップと、
    (b)(a)の反応の生成物をHClと反応させて、5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩を生成するステップと、
    (c)5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩のエナンチオ選択的水素化を実施して、(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を生成するステップと、
    (d)(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を還元して、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンを生成するステップと、
    (e)(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンをHClで処理して、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンのHCl塩を生成するステップと、
    (f)化合物6またはその塩
    Figure 2021505579
    を脱炭酸して、化合物7またはその塩
    Figure 2021505579
    を、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、水酸化ナトリウム水溶液、およびカリウムtert−ブトキシドから選択される塩基、またはHCl水溶液および酢酸から選択される少なくとも1つの酸の存在下で形成するステップと、
    (g)化合物7またはその塩を、式(B−I)の化合物またはその塩
    Figure 2021505579
    [式中、
    は、メチルであり、
    各−Xは、−Clである]
    と反応させて、式(C−I)の化合物またはその塩
    Figure 2021505579
    を、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)から選択される触媒、ならびにトリエチルアミン、炭酸セシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、カリウムtert−ブトキシド、リン酸カリウム、DBU、および1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(TMG)から選択される少なくとも1つの塩基の存在下で産生するステップと、
    (h)式(C−I)の化合物またはその塩の−C(O)OR基を加水分解して、式(D−I)の化合物またはその塩
    Figure 2021505579
    を、NaOHおよびKOHから選択される少なくとも1つの塩基の存在下で産生するステップと、
    (i)式(D−I)の化合物またはその塩を、1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)と反応させ、その後、式(D−I)の化合物またはその塩と1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)の反応の生成物を、化合物12またはその塩
    Figure 2021505579
    と、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)から選択される少なくとも1つの塩基の存在下で反応させて、化合物13またはその塩
    Figure 2021505579
    を得るステップと、
    (j)化合物13またはその塩を、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンまたはその塩と、KCOの存在下で反応させて、化合物1または薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
    Figure 2021505579
    を産生するステップと
    を含む、方法。
  8. (b)の反応において、(a)の反応の生成物を、2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩に対して1〜4モル当量の範囲の量のHClと反応させる、請求項に記載の方法。
  9. 化合物45またはその塩。
    Figure 2021505579
  10. 式viiiの化合物、
    Figure 2021505579
    化合物6、
    Figure 2021505579
    それらのいずれかの塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体[式中、
    は、保護基であり、
    は、C〜Cアルキル基から選択される]。
  11. が、t−ブチルカルバメート(Boc)、ベンジル(Bn)、テトラヒドロピラニル(THP)、9−フルオレニルメチルカルバメート(Fmoc)、ベンジルカルバメート(Cbz)、アセトアミド、トリフルオロアセトアミド、トリフェニルメチルアミン、ベンジリデンアミン、およびp−トルエンスルホンアミドから選択される、請求項10に記載の化合物、塩、または重水素化誘導体。
  12. が、t−ブチルカルバメート(Boc)、ベンジル(Bn)、およびテトラヒドロピラニル(THP)から選択される、請求項10に記載の化合物、塩、または重水素化誘導体。
  13. が、t−ブチルカルバメート(Boc)である、請求項10に記載の化合物、塩、または重水素化誘導体。
  14. が、エチルである、請求項1013のいずれか一項に記載の化合物、塩、または重水素化誘導体。
  15. 化合物7またはその塩
    Figure 2021505579
    を調製する方法であって、
    化合物6またはその塩
    Figure 2021505579
    を脱炭酸するステップを含む、方法。
  16. 3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピオン酸
    Figure 2021505579
    またはその塩を調製する方法であって、
    (a)tert−ブチル((1−エトキシ−2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)オキシ)ジメチルシラン
    Figure 2021505579
    を、エチル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート、
    Figure 2021505579
    tert−ブチルジメチルシリル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート、
    Figure 2021505579
    またはそれらの混合物に、435〜450nmの波長の光を用いる光化学的条件下で変換するステップと、
    (b)エチル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート、
    Figure 2021505579
    tert−ブチルジメチルシリル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート、
    Figure 2021505579
    またはそれらの混合物を、3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピオン酸
    Figure 2021505579
    またはその塩に変換するステップと
    を含む、方法。
  17. 3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピオン酸
    Figure 2021505579
    またはその塩を調製する方法であって、
    ステップ(a):エチル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート、
    Figure 2021505579
    tert−ブチルジメチルシリル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート、
    Figure 2021505579
    またはそれらの混合物を、3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピオン酸
    Figure 2021505579
    またはその塩に変換するステップを含む、方法。
  18. ステップ(a)が、少なくとも1つの塩基の存在下で実施される、請求項1または1に記載の方法。
  19. 前記塩基が、水酸化ナトリウムである、請求項1に記載の方法。
  20. ステップ(b):tert−ブチル((1−エトキシ−2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)オキシ)ジメチルシラン
    Figure 2021505579
    を、エチル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート、
    Figure 2021505579
    tert−ブチルジメチルシリル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート、
    Figure 2021505579
    またはそれらの混合物に変換するステップを含む、請求項1〜1のいずれか一項に記載の方法。
  21. ステップ(b)が、CFIの存在下で実施される、請求項20に記載の方法。
  22. ステップ(b)が、Ru触媒の存在下で実施される、請求項20または21に記載の方法。
  23. 前記Ru触媒が、(bpy)Cl6HOである、請求項22に記載の方法。
  24. ステップ(b)が、光化学的条件下で実施される、請求項2023のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記光化学的条件が、440〜445nmの波長の光を含む、請求項24に記載の方法。
  26. ステップ(c):エチルイソブチレート(27)
    Figure 2021505579
    を、tert−ブチル((1−エトキシ−2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)オキシ)ジメチルシラン(28)
    Figure 2021505579
    に変換するステップを含む、請求項2025のいずれか一項に記載の方法。
  27. ステップ(c)が、tert−ブチルジメチルシリルクロリドの存在下で実施される、請求項26に記載の方法。
  28. ステップ(c)が、第2の塩基の存在下で実施される、請求項26または27に記載の方法。
  29. 前記第2の塩基が、リチウムジイソプロピルアミドである、請求項28に記載の方法。
  30. ステップ(c)が、1,3−ジメチル−3,4,5,6−テトラヒドロ−2−ピリミジノンの存在下で実施される、請求項29に記載の方法。
  31. 式(I)の化合物
    Figure 2021505579
    薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
    [式中、
    − Rは、
    Figure 2021505579
    であり、
    − 環Aは、フェニルまたは
    Figure 2021505579
    である]
    を調製する方法であって、
    式(D−III)の化合物またはその塩を、式(G−I)の化合物またはその塩
    Figure 2021505579
    と反応させて、式(I)の化合物、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体を生成するステップを含む、方法。
  32. 式(D−III)の前記化合物またはその塩が、
    (S)−6−ブロモ−2−(2,2,4−トリメチルピロリジン−1−イル)ニコチンアミド(化合物38)
    Figure 2021505579
    またはその塩を、化合物7、化合物39、またはその塩
    Figure 2021505579
    と反応させることによって生成される、請求項31に記載の方法。
  33. 化合物38またはその塩が、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジン(化合物17S)
    Figure 2021505579
    またはその塩を、6−ブロモ−2−フルオロニコチンアミド(化合物37)またはその塩
    Figure 2021505579
    と反応させることによって生成される、請求項32に記載の方法。
  34. 式(I)の化合物
    Figure 2021505579
    薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
    [式中、
    − Rは、
    Figure 2021505579
    であり、
    − 環Aは、フェニルまたは
    Figure 2021505579
    である]
    を調製する方法であって、
    式(D−IV)の化合物
    Figure 2021505579
    またはその塩を、化合物7
    Figure 2021505579
    または化合物39
    Figure 2021505579
    またはその塩と反応させて、式(I)の化合物、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体を生成するステップを含む、方法。
  35. 式(D−IV)の前記化合物またはその塩が、
    (S)−6−ブロモ−2−(2,2,4−トリメチルピロリジン−1−イル)ニコチンアミド(化合物38)
    Figure 2021505579
    またはその塩を、式(G−I)の化合物
    Figure 2021505579
    またはその塩と反応させることによって生成される、請求項34に記載の方法。
  36. 化合物38が、
    (S)−2,2,4−トリメチルピロリジン(化合物17S)
    Figure 2021505579
    またはその塩を、6−ブロモ−2−フルオロニコチンアミド(化合物37)またはその塩
    Figure 2021505579
    と反応させることによって生成される、請求項35に記載の方法。
  37. 式(I)の化合物
    Figure 2021505579
    薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
    [式中、
    − Rは、
    Figure 2021505579
    であり、
    − 環Aは、フェニルまたは
    Figure 2021505579
    である]
    を調製する方法であって、
    (A)(1)6−ブロモ−2−フルオロニコチン酸またはその塩を、6−ブロモ−2−フルオロニコチンアミドまたはその塩に変換するステップと、
    (2)(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンまたはその塩を、6−ブロモ−2−フルオロニコチンアミドまたはその塩
    Figure 2021505579
    と反応させて、(S)−6−ブロモ−2−(2,2,4−トリメチルピロリジン−1−イル)ニコチンアミドまたはその塩
    Figure 2021505579
    を生成するステップと、
    (3)(S)−6−ブロモ−2−(2,2,4−トリメチルピロリジン−1−イル)ニコチンアミドまたはその塩を、化合物7
    Figure 2021505579
    または化合物39
    Figure 2021505579
    またはその塩と反応させて、式(D−III)の化合物またはその塩
    Figure 2021505579
    を生成するステップと、
    (4)式(D−III)の化合物またはその塩を、式(G−I)の化合物またはその塩
    Figure 2021505579
    と反応させて、式(I)の化合物、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体を生成するステップを含むか、あるいは
    (B)(1)6−ブロモ−2−フルオロニコチン酸またはその塩を、6−ブロモ−2−フルオロニコチンアミドまたはその塩に変換するステップと、
    (2)(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンまたはその塩を、6−ブロモ−2−フルオロニコチンアミドまたはその塩
    Figure 2021505579
    と反応させて、(S)−6−ブロモ−2−(2,2,4−トリメチルピロリジン−1−イル)ニコチンアミドまたはその塩
    Figure 2021505579
    を生成するステップと、
    (3)(S)−6−ブロモ−2−(2,2,4−トリメチルピロリジン−1−イル)ニコチンアミドまたはその塩を、式(G−I)の化合物
    Figure 2021505579
    またはその塩と反応させて、式(D−IV)の化合物またはその塩
    Figure 2021505579
    を生成するステップと、
    (4)式(D−IV)の化合物またはその塩を、化合物7
    Figure 2021505579
    または化合物39
    Figure 2021505579
    またはその塩と反応させて、式(I)の化合物、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体を生成するステップを含む、方法。
  38. ステップ(A)(3)が、炭素−窒素カップリング触媒(例えば、銅触媒またはパラジウム触媒)である少なくとも1つの触媒の存在下で実施される、請求項32または37に記載の方法。
  39. 前記銅触媒が、銅供給源、例えばハロゲン化銅(I)(例えば、ヨウ化銅(I))を含み、または前記パラジウム触媒が、[1,1’−ビス(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、[(2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)−2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート、[(2−ジ−シクロヘキシルホスフィノ−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)−2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(Pddba)/2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル)、Pddba/1,1’−ビス(ジイソプロピルホスフィノ)フェロセン、Pddba/N−フェニル−2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ピロール、Pddba/2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’−メチルビフェニル、Pddba/5−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−1’,3’,5’−トリフェニル−1’H−[1,4’]ビピラゾール、Pddba/2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−1−(2−メトキシフェニル)−1H−ピロール、Pddba/2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジメトキシビフェニル、Pddba/2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−3,6−ジメトキシ−1,1’−ビフェニル、Pddba/2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル、Pddba/ジ−tert−ブチル(2,2−ジフェニル−1−メチル−1−シクロプロピル)ホスフィン、Pddba/1−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−2,2−ジフェニル−1−メチルシクロプロパン、およびジクロロ[1,3−ビス(2,6−ジ−3−ペンチルフェニル)イミダゾール−2−イリデン](3−クロロピリジル)パラジウム(II)から選択される、請求項38に記載の方法。
  40. 前記ステップ(A)(3)が、少なくとも1つの前記銅触媒の存在下で実施され、前記銅触媒が、銅供給源およびアミン配位子などの配位子(例えば、N,N’−ジメチルエチレンジアミン、N,N’−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン)、1,10−フェナントロリン、8−ヒドロキシキノリン、L−プロリン、または2−イソブチリルシクロヘキサノンを含む、請求項38に記載の方法。
  41. 前記アミン配位子が、N,N’−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミンである、請求項40に記載の方法。
  42. ステップ(B)(4)が、炭素−窒素カップリング触媒(例えば、銅触媒またはパラジウム触媒)である少なくとも1つの触媒の存在下で実施される、請求項34または37に記載の方法。
  43. 前記銅触媒が、銅供給源、例えばヨウ化銅(I)を含み、または前記パラジウム触媒が、[1,1’−ビス(ジ−tert−ブチルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)、[(2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)−2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート、[(2−ジ−シクロヘキシルホスフィノ−3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル)−2−(2’−アミノ−1,1’−ビフェニル)]パラジウム(II)メタンスルホネート、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(Pddba)/2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル)、Pddba/1,1’−ビス(ジイソプロピルホスフィノ)フェロセン、Pddba/N−フェニル−2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)ピロール、Pddba/2−ジ−tert−ブチルホスフィノ−2’−メチルビフェニル、Pddba/5−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−1’,3’,5’−トリフェニル−1’H−[1,4’]ビピラゾール、Pddba/2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−1−(2−メトキシフェニル)−1H−ピロール、Pddba/2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジメトキシビフェニル、Pddba/2−(ジ−tert−ブチルホスフィノ)−2’,4’,6’−トリイソプロピル−3,6−ジメトキシ−1,1’−ビフェニル、Pddba/2−(ジシクロヘキシルホスフィノ)3,6−ジメトキシ−2’,4’,6’−トリイソプロピル−1,1’−ビフェニル、Pddba/ジ−tert−ブチル(2,2−ジフェニル−1−メチル−1−シクロプロピル)ホスフィン、Pddba/1−(ジシクロヘキシルホスフィノ)−2,2−ジフェニル−1−メチルシクロプロパン、およびジクロロ[1,3−ビス(2,6−ジ−3−ペンチルフェニル)イミダゾール−2−イリデン](3−クロロピリジル)パラジウム(II)から選択される、請求項42に記載の方法。
  44. ステップ(B)(4)が、少なくとも1つの前記銅触媒の存在下で実施され、前記銅触媒が、銅供給源およびアミン配位子などの配位子(例えば、N,N’−ジメチルエチレンジアミン、N,N’−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミン)、1,10−フェナントロリン、8−ヒドロキシキノリン、L−プロリン、または2−イソブチリルシクロヘキサノンを含む、請求項42に記載の方法。
  45. 前記アミン配位子が、N,N’−ジメチルシクロヘキサン−1,2−ジアミンである、請求項44に記載の方法。
  46. 式(I)の前記化合物、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体が、化合物1、薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
    Figure 2021505579
    である、請求項3145のいずれか一項に記載の方法。
  47. Figure 2021505579
    から選択される化合物
    [式中、
    − Rは、
    Figure 2021505579
    であり、
    − 環Aは、フェニルまたは
    Figure 2021505579
    である]
    またはその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体。
  48. 式viiiの化合物
    Figure 2021505579
    もしくは化合物6
    Figure 2021505579
    または式viiiの化合物もしくは化合物6の塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
    [式中、
    は、保護基であり、
    は、C〜Cアルキル基から選択される]。
  49. が、t−ブチルカルバメート(Boc)、ベンジル(Bn)、テトラヒドロピラニル(THP)、9−フルオレニルメチルカルバメート(Fmoc)、ベンジルカルバメート(Cbz)、アセトアミド、トリフルオロアセトアミド、トリフェニルメチルアミン、ベンジリデンアミン、およびp−トルエンスルホンアミドから選択される、請求項8に記載の化合物、塩、または重水素化誘導体。
  50. が、t−ブチルカルバメート(Boc)、ベンジル(Bn)、およびテトラヒドロピラニル(THP)から選択される、請求項8に記載の化合物、塩、または重水素化誘導体。
  51. が、t−ブチルカルバメート(Boc)である、請求項8に記載の化合物、塩、または重水素化誘導体。
  52. が、エチルである、請求項8〜1のいずれか一項に記載の化合物、塩、または重水素化誘導体。
  53. 化合物1
    Figure 2021505579
    または薬学的に許容されるその塩を生成する方法であって、化合物13
    Figure 2021505579
    またはその塩を、化合物17S
    Figure 2021505579
    またはその塩と、KCO、第1の溶媒、および第2の溶媒の存在下で反応させるステップを含む、方法。
  54. 化合物1または薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体
    Figure 2021505579
    を調製するプロセスであって、
    化合物13またはその塩
    Figure 2021505579
    を、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジン(化合物17S)またはその塩と、KCOの存在下で反応させて、化合物1または薬学的に許容されるその塩、またはそれらのいずれかの重水素化誘導体を産生するステップを含み、
    化合物13またはその塩が、
    (i)化合物6
    Figure 2021505579
    を脱炭酸して、化合物7またはその塩
    Figure 2021505579
    を、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)、水酸化ナトリウム水溶液、およびカリウムtert−ブトキシドから選択される塩基、またはHCl水溶液および酢酸から選択される少なくとも1つの酸の存在下で形成するステップと、
    (ii)化合物7またはその塩を、式(B−I)の化合物またはその塩
    Figure 2021505579
    [式中、Rは、メチルであり、各−Xは、−Clである]
    と反応させて、式(C−I)の化合物またはその塩
    Figure 2021505579
    を、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(DABCO)から選択される触媒、ならびにトリエチルアミン、炭酸セシウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウム、カリウムtert−ブトキシド、リン酸カリウム、DBU、および1,1,3,3−テトラメチルグアニジン(TMG)から選択される少なくとも1つの塩基の存在下で産生するステップと、
    (iii)式(C−I)の化合物またはその塩の−C(O)OR基を、NaOHおよびKOHから選択される少なくとも1つの塩基の存在下で加水分解して、式(D−I)の化合物またはその塩
    Figure 2021505579
    を産生するステップと、
    (iv)式(D−I)の化合物またはその塩を、1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)と反応させ、その後、式(D−I)の化合物またはその塩と1,1’−カルボニルジイミダゾール(CDI)の反応の生成物を、化合物12またはその塩
    Figure 2021505579
    を、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン(DBU)から選択される少なくとも1つの塩基の存在下で反応させて、化合物13またはその塩を得るステップと
    によって調製されている、プロセス。
  55. 化合物17Sまたはその塩が、
    (i)2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジン−4−オンまたはその塩を、クロロホルム、カリウムt−ブトキシド、水酸化カリウム、および水酸化ナトリウムから選択される少なくとも1つの塩基、ならびにテトラブチルメチルアンモニウム塩化物から選択される少なくとも1つの相間移動触媒と反応させるステップと、
    (ii)(a)の反応の生成物をHClと反応させて、5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩を生成するステップと、
    (iii)5,5−ジメチル−3−メチレンピロリジン−2−オンまたはその塩のエナンチオ選択的水素化を実施して、(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を生成するステップと、
    (iv)(S)−3,5,5−トリメチル−ピロリジン−2−オンまたはその塩を還元して、化合物17Sを生成するステップと、
    (v)必要に応じて、(S)−2,2,4−トリメチルピロリジンをHClで処理して、化合物17SのHCl塩を生成するステップと
    によって調製されている、請求項54に記載のプロセス。
  56. 化合物6
    Figure 2021505579
    またはその塩が、式viiiの化合物
    Figure 2021505579
    またはその塩の−CO
    [式中、Rは、保護基であり、Rは、C〜Cアルキル基から選択される]
    を加水分解するステップによって調製されている、請求項54または55に記載の方法。
  57. 式viiiの前記化合物
    Figure 2021505579
    またはその塩が、化合物5またはその塩
    Figure 2021505579
    および式viiの化合物またはその塩
    Figure 2021505579
    [式中、Rは、保護基であり、Rは、C〜Cアルキル基から選択される]
    を反応させるステップによって調製されている、請求項56に記載の方法。
  58. 化合物5
    Figure 2021505579
    またはその塩が、式(W−II)の化合物
    Figure 2021505579
    またはその塩
    [式中、Rは、HおよびC〜Cアルキル基から選択される]
    を還元するステップによって調製されている、請求項57に記載の方法。
  59. 式(W−II)の前記化合物が、3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロピオン酸(化合物31)
    Figure 2021505579
    またはその塩であり、
    化合物31が、
    (a)tert−ブチル((1−エトキシ−2−メチルプロパ−1−エン−1−イル)オキシ)ジメチルシラン(化合物28)
    Figure 2021505579
    を、エチル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート(化合物29)、
    Figure 2021505579
    tert−ブチルジメチルシリル3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパノエート(化合物30)、
    Figure 2021505579
    またはそれらの混合物に、435〜450nmの波長の光を用いる光化学的条件下で変換するステップと、
    (b)化合物29、化合物30、またはそれらの混合物を、化合物31またはその塩に変換するステップと
    によって調製されている、請求項58に記載の方法。
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