JP2020524670A5 - - Google Patents

Claims (18)

1. ＣＤ１９−ＡＤＣを含む、対象の増殖性疾患を治療する医薬組成物であって、前記ＣＤ１９−ＡＤＣは、前記対象に、２回目の治療サイクルの後に、前記用量を低減する投与レジメで投与され、かつ、以下の：
   

   

   （式中、Ａｂは、配列番号２の配列を有するＶＨドメイン、及び配列番号８の配列を有するＶＬドメインを含む、ＣＤ１９抗体であり、ＤＡＲが、１〜８である）
   で表される化学構造を有する、医薬組成物。
2. 前記投与レジメの間に、ＣＤ１９−ＡＤＣの開始用量を１回以下低減する、請求項１に記載の医薬組成物。
3. 前記対象が、直前の治療サイクルの終了時に、少なくとも疾患の安定［ＳＤ］を達成した場合のみに、前記用量を低減する、請求項１又は２に記載の医薬組成物。
4. 前記開始用量は、１５０μｇ／ｋｇである、請求項１〜３のいずれか一項に記載の医薬組成物。
5. 前記開始用量が、２００μｇ／ｋｇ、１２０μｇ／ｋｇ、９０μｇ／ｋｇ、又は６０μｇ／ｋｇである、請求項１〜４のいずれか一項に記載の医薬組成物。
6. 低減用量が、前記開始用量の約５０％である、請求項１〜５のいずれか一項に記載の医薬組成物。
7. 前記低減用量が、７５μｇ／ｋｇである、請求項１〜６のいずれか一項に記載の医薬組成物。
8. 各治療サイクルが、同期間である、請求項１〜７のいずれか一項に記載の医薬組成物。
9. 各治療サイクルが、３週間である、請求項８に記載の医薬組成物。
10. １４０〜１６０μｇ／ｋｇのＣＤ１９−ＡＤＣを２回の３週間の治療サイクルで投与し、
    その２回目のサイクルの投与から３週間後に、それ以降の７０〜８０μｇ／ｋｇの３週間のサイクルを開始する、請求項９に記載の医薬組成物。
11. １５０μｇ／ｋｇのＣＤ１９−ＡＤＣを２回の３週間の治療サイクルで投与し、
    その２回目のサイクルの投与から３週間後に、それ以降の７５μｇ／ｋｇの３週間のサイクルを開始する、請求項９に記載の医薬組成物。
12. 前記増殖性疾患が、以下の：
    （ｉ）びまん性大細胞型Ｂ細胞性リンパ腫（ＤＬＢＣＬ）、濾胞性リンパ腫（ＦＬ）、マントル細胞リンパ腫（ＭＣＬ）、慢性リンパ性リンパ腫（ＣＬＬ）、ワルデンシュトレーム型マクログロブリン血症及び辺縁帯Ｂ細胞リンパ腫（ＭＺＢＬ）のような非ホジキンリンパ腫；
    （ｉｉ）Ｂ細胞系非ホジキンリンパ腫（Ｂ−ＮＨＬ）；及び／又は
    （ｉｉｉ）耐性、再発性または難治性；
    である、請求項１〜１１のいずれか一項に記載の医薬組成物。
13. 前記対象が、ヒトである、請求項１〜１２のいずれか一項に記載の医薬組成物。
14. 前記治療は、ＣＤ１９−ＡＤＣと併用して、さらに、イブルチニブを投与することを含む、請求項１〜１３のいずれか一項に記載の医薬組成物。
15. 前記治療は、ＣＤ１９−ＡＤＣと併用して、さらに、デュルバルマブを投与することを含む、請求項１〜１４のいずれか一項に記載の医薬組成物。
16. 前記治療は、ＣＤ１９−ＡＤＣと併用して、さらに、リツキシマブを投与することを含む、請求項１〜１５のいずれか一項に記載の医薬組成物。
17. 前記治療は、ＣＤ１９−ＡＤＣとステロイドとを併用投与する、請求項１〜１６のいずれか一項に記載の医薬組成物。
18. （ｉ） 前記イブルチニブをＱＤ投与レジメで、５６０ｍｇ／日の投与量で投与し；
    （ｉｉ） 前記デュルバルマブを１５００ｍｇでＱ４Ｗ投与レジメで投与し；
    （ｉｉｉ） 前記リツキシマブをＱ３Ｗ投与レジメで、３７５ｍｇ／ｍ ^２ で投与し；及び／又は
    （ｉｖ） 前記ステロイドは、デキサメタゾンである；
    請求項１４〜１７のいずれか一項に記載の医薬組成物。