JP2014114288A5 - - Google Patents
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Description
さらに、セクキヌマブが約7〜8日のTmax及び約30日の消失半減期を有すること
が確認された。この実施例で提供されたPK情報は、SoR時の乾癬の治療のための種々
の投与レジメン、例えば、実施例で用いた用量と異なるIL−17結合性分子(例えば、
IL−17抗体、例えば、セクキヌマブ)の用量の送達又は実施例で用いたのと同じ用量
の送達(ただし、実施例で用い時点と異なる時点に供給される)をデザインするのに用い
ることができる。同じPKプロファイルを維持することにより、投与レジメンが変化し得
るとしても、当業者は、SoR時の乾癬の治療を含む、乾癬の治療のためにIL−17結
合性分子(例えば、IL−17抗体、例えば、セクキヌマブ)を用いることができると予
想される。
本発明は以下の態様を含み得る。
[1]
a)導入レジメン中にIL−17結合性分子をそれを必要とする患者に投与するステッ
プであり、ここで導入レジメンは、負荷レジメンを含み、負荷レジメンは、ゼロ週目に始
めて、IL−17結合分子を約150mg〜約300mgの用量で5回患者に投与するこ
とを含み、5回の用量のそれぞれは週1回送達する、前記ステップと、
b)その後、維持レジメン中にIL−17結合性分子を患者に投与するステップと
を含む、乾癬を治療する方法。
[2]
前記5回の用量がそれぞれ約150mg又は約300mgである、請求項1に記載の方
法。
[3]
患者の体重が90kg未満である場合、約150mgの用量で5回患者に投与し、患者
の体重が90kg以上である場合、約300mgの用量で5回患者に投与する、請求項2
に記載の方法。
[4]
導入レジメンが、8週目にIL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで患者
に投与するステップをさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
[5]
維持レジメンが、月1回、2ヵ月ごと又は3ヵ月ごとに、約150mg〜約300mg
のIL−17結合性分子により患者を治療するステップを含む、請求項1に記載の方法。
[6]
維持レジメンが、再発の発現時に、少なくとも1回のIL−17結合性分子の約150
mg〜約300mgの用量で患者を治療するステップを含む、請求項1に記載の方法。
[7]
維持レジメンが、再発のさらなる発現ごとに、少なくとも1回のIL−17結合性分子
の約150mg〜約300mgの用量で患者を治療するステップをさらに含む、請求項6
に記載の方法。
[8]
維持レジメンが、再発の発現時に、IL−17結合性分子の約150mg〜約300m
gの用量で患者を治療し、その後、PASI75が達成されるまで月1回IL−17結合
性分子の約150mg〜約300mgの用量で患者を治療するステップを含む、請求項6
に記載の方法。
[9]
患者が導入レジメン中にIL−17結合性分子による治療に対する部分反応者又は非反
応者である場合に、維持レジメンが導入レジメン中に用いたIL−17結合性分子の用量
より高いIL−17結合性分子のブースター用量で患者を治療するステップを含む、請求
項1に記載の方法。
[10]
a)IL−17結合性分子を用いた以前の乾癬治療からの再発の発現時に患者を特定す
るステップと、
b)IL−17結合性分子の少なくとも1回用量を患者に投与するステップと
を含む、乾癬を治療する方法
[11]
IL−17結合性分子の少なくとも1回の用量が約150mg〜約300mgである、
請求項10に記載の方法。
[12]
IL−17結合性分子の少なくとも1回の用量が約150mg又は約300mgである
、請求項11に記載の方法。
[13]
ステップa)及びb)を反復する、請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
[14]
IL−17結合性分子による以前の治療が導入レジメンを含む、請求項10から13の
いずれか一項に記載の方法。
[15]
導入レジメンが負荷レジメンを含む、請求項14に記載の方法。
[16]
負荷レジメンが、ゼロ週目に始めて、IL−17結合性分子を約150mg〜約300
mgの用量で5回患者に投与するステップを含み、5回の用量のそれぞれは週1回送達す
る、請求項15に記載の方法。
[17]
5回の用量がそれぞれ約150mg又は約300mgである、請求項16に記載の方法
。
[18]
患者の体重が90kg未満である場合、約150mgの用量で5回患者に投与し、患者
の体重が90kg以上である場合、約300mgの用量で5回患者に投与する、請求項1
7に記載の方法。
[19]
導入レジメンが、8週目にIL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで患者
に投与するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
[20]
IL−17結合性分子による以前の治療が、再発の発現時にIL−17結合性分子の用
量を少なくとも1回患者に投与するステップを含む、請求項10に記載の方法。
[21]
a)ゼロ週目に始めて、IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgの用量で
5回、それを必要とする患者に投与するステップであり、ここで5回の用量のそれぞれは
週1回送達する、前記ステップと、
b)8週目にIL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで患者に投与するステ
ップと、
c)再発の発現時にIL−17結合性分子を約150mg〜約300mgの用量で少なく
とも1回患者に投与するステップと、
d)再発のさらなる発現ごとにステップc)を反復するステップと
を含む、乾癬を治療する方法。
[22]
a)
i.IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで5週間にわたり週1回患者に
投与するステップであり、ここでIL−17結合性分子の初回用量をゼロ週目に投与する
、前記ステップと、
ii.その後、8週目に、IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで患者に
投与するステップと
を含む、導入レジメン中に、IL−17結合性分子をそれを必要とする患者に投与するス
テップと、
b)
i.毎月、2ヵ月ごと又は3ヵ月ごとに、IL−17結合性分子を約150mg〜約30
0mgで患者に投与するステップ、又は
ii.再発の発現時に、IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgの用量で少
なくとも1回患者に投与するステップ
を含む、維持レジメン中に、IL−17結合性分子を患者に投与するステップと
を含む、乾癬を治療するための治療レジメン。
[23]
前記少なくとも1回の用量が患者により自己投与される、請求項21に記載の方法又は
請求項22に記載のレジメン。
[24]
ステップa)の前に、患者が乾癬用全身薬による治療を以前に受けていなかった、請求
項21に記載の方法又は請求項22に記載のレジメン。
[25]
ステップa)の前に、患者が乾癬用全身薬による治療を以前に受けていた、請求項21
に記載の方法又は請求項22に記載のレジメン。
[26]
前記全身薬が、メトトレキセート、シクロスポリン、フマル酸エステル、アシトレチン
、アレファセプト、アダリムバム、エファリズマブ、エタネルセプト、インフリキシマブ
、ゴリムマブ及びウステキヌマブからなる群から選択される、請求項25に記載の方法又
はレジメン。
[27]
前記全身薬が、メトトレキセートである、請求項26に記載の方法又はレジメン。
[28]
a)治療上有効量のIL−17結合性分子を含む医薬組成物と、
b)IL−17結合性分子を乾癬を有する患者に投与する手段と、
c)
i)
a.IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで5週間にわたり週1回患者に
投与し、ここでIL−17結合性分子の初回用量をゼロ週目に投与し、及び
b.その後、IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで8週目に患者に投与
することを含む、
導入レジメン中に患者にIL−17結合性分子を投与すること、及び
ii)
a.毎月、2ヵ月ごと若しくは3ヵ月ごとに、IL−17結合性分子を約150mg〜約
300mgで患者に投与すること、又は
b.再発の発現時に、IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgの用量で少な
くとも1回患者に投与することを含む、
維持レジメン中に患者にIL−17結合性分子を投与することを示す説明書と
を含むキット。
[29]
IL−17結合性分子を、
a)導入レジメン中に投与すること、ここで導入レジメンは、負荷レジメンを含み、負荷
レジメンは、ゼロ週目に始めて、IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgの
用量で5回投与するステップを含み、5回の用量のそれぞれは週1回送達し、及び
b)その後、維持レジメン中に投与すること
を特徴とする、乾癬を治療するのに使用するためのIL−17結合性分子。
[30]
負荷レジメンが、IL−17結合性分子を約150mg又は約300mgの用量で5回
投与するステップを含む、請求項29に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[31]
患者の体重が90kg未満である場合、約150mgの用量で5回患者に投与し、患者
の体重が90kg以上である場合、約300mgの用量で5回患者に投与する、請求項3
0に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[32]
導入レジメンが、8週目にIL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで患者
に投与するステップをさらに含む、請求項29から31のいずれか一項に記載の使用のた
めのIL−17結合性分子。
[33]
維持レジメンが、月1回、2ヵ月ごと又は3ヵ月ごとに、約150mg〜約300mg
のIL−17結合性分子により患者を治療するステップを含む、請求項29から32のい
ずれか一項に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[34]
維持レジメンが、再発の発現時に、少なくとも1回のIL−17結合性分子の約150
mg〜約300mgの用量で患者を治療するステップを含む、請求項29から32のいず
れか一項に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[35]
維持レジメンが再発のさらなる発現ごとに、少なくとも1回のIL−17結合性分子の
約150mg〜約300mgの用量で患者を治療するステップをさらに含む、請求項34
に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[36]
IL−17結合性分子による以前の治療からの再発の発現時に、IL−17結合性分子
の少なくとも1回の用量を患者に投与することを特徴とする、乾癬を治療するのに使用す
るためのIL−17結合性分子。
[37]
前記IL−17結合性分子の少なくとも1回の用量が約150mg〜約300mgであ
る、請求項36に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[38]
前記IL−17結合性分子の少なくとも1回の用量が約150mg又は約300mgで
ある、請求項37に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[39]
前記IL−17結合性分子による以前の治療が導入レジメンを含む、請求項36から3
8のいずれか一項に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[40]
導入レジメンが負荷レジメンを含む、請求項39に記載の使用のためのIL−17結合
性分子。
[41]
負荷レジメンが、ゼロ週目に始めて、IL−17結合性分子を約150mg〜約300
mgの用量で5回患者に投与するステップを含み、5回の用量のそれぞれは週1回送達す
る、請求項40に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[42]
前記5回の用量がそれぞれ約150mg又は約300mgである、請求項41に記載の
使用のためのIL−17結合性分子。
[43]
患者の体重が90kg未満である場合、約150mgの用量で5回患者に投与し、患者
の体重が90kg以上である場合、約300mgの用量で5回患者に投与する、請求項4
2に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[44]
導入レジメンが、8週目にIL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで患者
に投与するステップをさらに含む、請求42に記載の使用のためのIL−17結合性分子
。
[45]
前記IL−17結合性分子による以前の治療が、再発の発現時に、IL−17結合性分
子の用量を少なくとも1回患者に投与するステップを含む、請求項36から44のいずれ
か一項に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[46]
IL−17結合性分子を、
a)ゼロ週目に始めて、約150mg〜約300mgの用量で5回、それを必要とする
患者に投与し、ここで5回の用量のそれぞれは週1回送達し、
b)その後、8週目に約150mg〜約300mgの量で患者に投与し、
c)その後、再発の発現時に約150mg〜約300mgの用量で少なくとも1回患者に
投与し、および
d)その後、さらなる再発の発現ごとに、約150mg〜約300mgの用量で少なくと
も1回患者に投与することを特徴とする、
乾癬を治療するのに使用するためのIL−17結合性分子。
[47]
IL−17結合性分子を、
a)
i.IL−17結合性分子を5週間にわたり週1回約150mg〜約300mgの用量で
患者に投与するステップであり、ここでIL−17結合性分子の初回用量は、ゼロ週目に
投与するものとする、前記ステップと、
ii.その後、8週目に、IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgの用量で
患者に投与するステップと
を含む、導入レジメン中にそれを必要とする患者に投与すること、および
b)
i.毎月、2ヵ月ごと又は3ヵ月ごとに、IL−17結合性分子を約150mg〜約30
0mgの用量で患者に投与するステップ、又は
ii.再発の発現時に、IL−17結合性分子をIL−17結合性分子約150mg〜約
300mgの用量で少なくとも1回患者に投与するステップ
を含む、維持レジメン中に患者に投与すること
を特徴とする、乾癬を治療するのに使用するためのIL−17結合性分子。
[48]
ステップa)の前に、患者が乾癬用全身薬による治療を以前に受けていなかった、請求
項46又は47に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[49]
ステップa)の前に、患者が乾癬用全身薬による治療を以前に受けていた、請求項46
又は47に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[50]
前記全身薬が、メトトレキセート、シクロスポリン、フマル酸エステル、アシトレチン
、アレファセプト、アダリムバム、エファリズマブ、エタネルセプト、インフリキシマブ
、ゴリムマブ及びウステキヌマブからなる群から選択される、請求項49に記載の使用の
ためのIL−17結合性分子。
[51]
IL−17結合性分子による以前の治療からの再発の発現時にIL−17結合性分子を
患者に投与することを特徴とする、乾癬を治療するための薬剤の製造のためのIL−17
結合性分子の使用。
[52]
患者における乾癬を治療するのに使用するためのIL−17結合性分子であって、IL
−17結合性分子による以前の治療からの再発の発現時に前記患者を特定し、前記患者に
IL−17結合性分子の用量を少なくとも1回投与する、IL−17結合性分子。
[53]
IL−17結合性分子による以前の治療からの再発の発現時に、IL−17結合性分子
を患者に投与するものとする、IL−17結合性分子を活性成分として含む、乾癬を治療
するための医薬組成物。
[54]
a)IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgの用量で5週間、週1回、そ
れを必要とする患者に投与するステップと、
b)その後、
i)月1回患者にIL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで投与するステッ
プ、又は
ii)ステップa)の約1ヵ月後に、患者にIL−17結合性分子を約150mg〜約3
00mgの用量で1回投与し、その後、再発の発現時に、患者にIL−17結合性分子を
約150mg〜約300mgの用量で少なくとも1回投与するステップと
を含む、乾癬を治療する方法。
[55]
a)IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgの用量で5週間、週1回、そ
れを必要とする患者に投与するステップと、
b)その後、
i)月1回患者にIL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで投与するステッ
プ、又は
ii)ステップa)の約1ヵ月後に、患者にIL−17結合性分子を約150mg〜約3
00mgの用量で1回投与し、その後、再発の発現時に、患者にIL−17結合性分子を
約150mg〜約300mgの用量で少なくとも1回投与するステップと
を含む、乾癬を治療するための治療レジメン。
[56]
a)導入レジメン中に、IL−17結合性分子をそれを必要とする患者に投与するステ
ップであり、ここで導入レジメンは、約52μg/ml〜約104μg/mlのIL−1
7結合性分子の平均最高血漿濃度(C max )をもたらす負荷レジメンを含む、前記ステ
ップと、
b)その後、IL−17結合性分子を、約5μg/ml〜約70μg/mlのIL−1
7結合性分子の平均定常状態トラフレベルをもたらす維持レジメン中に患者に投与するス
テップと
を含む、乾癬を治療する方法。
[57]
IL−17結合性分子を、
a)導入レジメン中に患者に投与し、ここで導入レジメンは、約52μg/ml〜約10
4μg/mlのIL−17結合性分子の平均最高血漿濃度(C max )をもたらす負荷レ
ジメンを含み、
b)その後、約5μg/ml〜約70μg/mlのIL−17結合性分子の平均定常状態
トラフレベルをもたらす維持レジメン中に患者に投与する
ことを特徴とする、乾癬を治療するのに使用するためのIL−17結合性分子。
[58]
負荷レジメンが、約32日目に約52μg/mlのIL−17結合性分子のC max を
もたらす、請求項56に記載の方法又は請求項57に記載の使用。
[59]
維持レジメンが、約5μg/ml〜約33μg/mlのIL−17結合性分子の平均定
常状態トラフレベルをもたらす、請求項56に記載の方法又は請求項57に記載の使用。
[60]
維持が、約16μg/mlのIL−17結合性分子の平均定常状態トラフレベルをもた
らす、請求項59に記載の方法又は使用。
[61]
負荷レジメンが約32日目に約104μg/mlのIL−17結合性分子のC max を
もたらす、請求項56に記載の方法又は請求項57に記載の使用。
[62]
維持レジメンが、約11μg/ml〜約70μg/mlのIL−17結合性分子の平均
定常状態トラフレベルをもたらす、請求項56に記載の方法又は請求項57に記載の使用
。
[63]
維持レジメンが、約33μg/mlのIL−17結合性分子の平均定常状態トラフレベ
ルをもたらす、請求項62に記載の方法又は使用。
[64]
導入レジメンが12週間である、請求項56に記載の方法又は請求項57に記載の使用
。
[65]
維持レジメンがIL−17結合性分子の月1回の投与を用いる、請求項56に記載の方
法又は請求項57に記載の使用。
[66]
a)導入レジメン中に、IL−17結合性分子をそれを必要とする患者に投与するステ
ップであり、ここで導入レジメンは、4回目の用量の1ヵ月後に約29.2μg/mlの
平均トラフレベルをもたらす負荷レジメンを含む、前記ステップと、
b)その後、約15μg/mlのIL−17結合性分子の平均定常状態トラフレベルを
もたらす維持レジメン中にIL−17結合性分子を患者に投与するステップと
を含む、乾癬を治療する方法。
[67]
IL−17結合性分子を、
a)導入レジメン中に患者に投与し、ここで導入レジメンは、4回目の用量の1ヵ月後に
約29.2μg/mlの平均トラフレベルをもたらす負荷レジメンを含み、
b)その後、約15μg/mlのIL−17結合性分子の平均定常状態トラフレベルをも
たらす維持レジメン中に患者に投与すること
を特徴とする、乾癬を治療するのに使用するためのIL−17結合性分子。
[68]
IL−17結合性分子が、
a)セクキヌマブ、
b)Leu74、Tyr85、His86、Met87、Asn88、Val124、
Thr125、Pro126、Ile127、Val128、His129を含むIL−
17のエピトープに結合するIL−17抗体、
c)Tyr43、Tyr44、Arg46、Ala79、Asp80を含むIL−17
のエピトープに結合するIL−17抗体、
d)2つの成熟IL−17タンパク質鎖を有するIL−17ホモ二量体のエピトープに
結合するIL−17抗体であり、ここで前記エピトープは、1つの鎖上のLeu74、T
yr85、His86、Met87、Asn88、Val124、Thr125、Pro
126、Ile127、Val128、His129及び他の鎖上のTyr43、Tyr
44、Arg46、Ala79、Asp80を含む、前記抗体、
e)2つの成熟IL−17タンパク質鎖を有するIL−17ホモ二量体のエピトープに
結合するIL−17抗体であり、ここで前記エピトープは、1つの鎖上のLeu74、T
yr85、His86、Met87、Asn88、Val124、Thr125、Pro
126、Ile127、Val128、His129及び他の鎖上のTyr43、Tyr
44、Arg46、Ala79、Asp80を含み、IL−17結合性分子が約100〜
200pMのK D を有し、IL−17結合性分子が約4週間のインビボ半減期を有する、
前記抗体、並びに
f)
i)配列番号8として示されるアミノ酸配列を含む免疫グロブリン重鎖可変ドメイン
(V H )、
ii)配列番号10として示されるアミノ酸配列を含む免疫グロブリン軽鎖可変ドメ
イン(V L )、
iii)配列番号8として示されるアミノ酸配列を含む免疫グロブリンV H ドメイン
及び配列番号10として示されるアミノ酸配列を含む免疫グロブリンV L ドメイン、
iv)配列番号1、配列番号2及び配列番号3として示される超可変領域を含む免疫
グロブリンV H ドメイン、
v)配列番号4、配列番号5及び配列番号6として示される超可変領域を含む免疫グ
ロブリンV L ドメイン、
vi)配列番号11、配列番号12及び配列番号13として示される超可変領域を含
む免疫グロブリンV H ドメイン、
vii)配列番号1、配列番号2及び配列番号3として示される超可変領域を含む免
疫グロブリンV H ドメイン並びに配列番号4、配列番号5及び配列番号6として示される
超可変領域を含む免疫グロブリンV L ドメイン、並びに
viii)配列番号11、配列番号12及び配列番号13として示される超可変領域
を含む免疫グロブリンV H ドメイン並びに配列番号4、配列番号5及び配列番号6として
示される超可変領域を含む免疫グロブリンV L ドメイン
からなる群から選択される抗体を含むIL−17抗体
からなる群から選択される、請求項1から67のいずれかの項に記載の方法、レジメン、
キット、使用、IL−17結合性分子又は医薬組成物。
[69]
再発の発現が、再発の発現の評価が行われる来院の前の任意の時点に達成された最大P
ASI応答の20%の喪失及びPASI75の喪失と定義される、請求項1から68のい
ずれかの項に記載の方法、レジメン、キット、IL−17結合性分子、使用又は医薬組成
物。
[70]
乾癬が慢性局面型乾癬である、請求項1から69のいずれかの項に記載の方法、レジメ
ン、キット、IL−17結合性分子、使用又は医薬組成物。
が確認された。この実施例で提供されたPK情報は、SoR時の乾癬の治療のための種々
の投与レジメン、例えば、実施例で用いた用量と異なるIL−17結合性分子(例えば、
IL−17抗体、例えば、セクキヌマブ)の用量の送達又は実施例で用いたのと同じ用量
の送達(ただし、実施例で用い時点と異なる時点に供給される)をデザインするのに用い
ることができる。同じPKプロファイルを維持することにより、投与レジメンが変化し得
るとしても、当業者は、SoR時の乾癬の治療を含む、乾癬の治療のためにIL−17結
合性分子(例えば、IL−17抗体、例えば、セクキヌマブ)を用いることができると予
想される。
本発明は以下の態様を含み得る。
[1]
a)導入レジメン中にIL−17結合性分子をそれを必要とする患者に投与するステッ
プであり、ここで導入レジメンは、負荷レジメンを含み、負荷レジメンは、ゼロ週目に始
めて、IL−17結合分子を約150mg〜約300mgの用量で5回患者に投与するこ
とを含み、5回の用量のそれぞれは週1回送達する、前記ステップと、
b)その後、維持レジメン中にIL−17結合性分子を患者に投与するステップと
を含む、乾癬を治療する方法。
[2]
前記5回の用量がそれぞれ約150mg又は約300mgである、請求項1に記載の方
法。
[3]
患者の体重が90kg未満である場合、約150mgの用量で5回患者に投与し、患者
の体重が90kg以上である場合、約300mgの用量で5回患者に投与する、請求項2
に記載の方法。
[4]
導入レジメンが、8週目にIL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで患者
に投与するステップをさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
[5]
維持レジメンが、月1回、2ヵ月ごと又は3ヵ月ごとに、約150mg〜約300mg
のIL−17結合性分子により患者を治療するステップを含む、請求項1に記載の方法。
[6]
維持レジメンが、再発の発現時に、少なくとも1回のIL−17結合性分子の約150
mg〜約300mgの用量で患者を治療するステップを含む、請求項1に記載の方法。
[7]
維持レジメンが、再発のさらなる発現ごとに、少なくとも1回のIL−17結合性分子
の約150mg〜約300mgの用量で患者を治療するステップをさらに含む、請求項6
に記載の方法。
[8]
維持レジメンが、再発の発現時に、IL−17結合性分子の約150mg〜約300m
gの用量で患者を治療し、その後、PASI75が達成されるまで月1回IL−17結合
性分子の約150mg〜約300mgの用量で患者を治療するステップを含む、請求項6
に記載の方法。
[9]
患者が導入レジメン中にIL−17結合性分子による治療に対する部分反応者又は非反
応者である場合に、維持レジメンが導入レジメン中に用いたIL−17結合性分子の用量
より高いIL−17結合性分子のブースター用量で患者を治療するステップを含む、請求
項1に記載の方法。
[10]
a)IL−17結合性分子を用いた以前の乾癬治療からの再発の発現時に患者を特定す
るステップと、
b)IL−17結合性分子の少なくとも1回用量を患者に投与するステップと
を含む、乾癬を治療する方法
[11]
IL−17結合性分子の少なくとも1回の用量が約150mg〜約300mgである、
請求項10に記載の方法。
[12]
IL−17結合性分子の少なくとも1回の用量が約150mg又は約300mgである
、請求項11に記載の方法。
[13]
ステップa)及びb)を反復する、請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
[14]
IL−17結合性分子による以前の治療が導入レジメンを含む、請求項10から13の
いずれか一項に記載の方法。
[15]
導入レジメンが負荷レジメンを含む、請求項14に記載の方法。
[16]
負荷レジメンが、ゼロ週目に始めて、IL−17結合性分子を約150mg〜約300
mgの用量で5回患者に投与するステップを含み、5回の用量のそれぞれは週1回送達す
る、請求項15に記載の方法。
[17]
5回の用量がそれぞれ約150mg又は約300mgである、請求項16に記載の方法
。
[18]
患者の体重が90kg未満である場合、約150mgの用量で5回患者に投与し、患者
の体重が90kg以上である場合、約300mgの用量で5回患者に投与する、請求項1
7に記載の方法。
[19]
導入レジメンが、8週目にIL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで患者
に投与するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
[20]
IL−17結合性分子による以前の治療が、再発の発現時にIL−17結合性分子の用
量を少なくとも1回患者に投与するステップを含む、請求項10に記載の方法。
[21]
a)ゼロ週目に始めて、IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgの用量で
5回、それを必要とする患者に投与するステップであり、ここで5回の用量のそれぞれは
週1回送達する、前記ステップと、
b)8週目にIL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで患者に投与するステ
ップと、
c)再発の発現時にIL−17結合性分子を約150mg〜約300mgの用量で少なく
とも1回患者に投与するステップと、
d)再発のさらなる発現ごとにステップc)を反復するステップと
を含む、乾癬を治療する方法。
[22]
a)
i.IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで5週間にわたり週1回患者に
投与するステップであり、ここでIL−17結合性分子の初回用量をゼロ週目に投与する
、前記ステップと、
ii.その後、8週目に、IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで患者に
投与するステップと
を含む、導入レジメン中に、IL−17結合性分子をそれを必要とする患者に投与するス
テップと、
b)
i.毎月、2ヵ月ごと又は3ヵ月ごとに、IL−17結合性分子を約150mg〜約30
0mgで患者に投与するステップ、又は
ii.再発の発現時に、IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgの用量で少
なくとも1回患者に投与するステップ
を含む、維持レジメン中に、IL−17結合性分子を患者に投与するステップと
を含む、乾癬を治療するための治療レジメン。
[23]
前記少なくとも1回の用量が患者により自己投与される、請求項21に記載の方法又は
請求項22に記載のレジメン。
[24]
ステップa)の前に、患者が乾癬用全身薬による治療を以前に受けていなかった、請求
項21に記載の方法又は請求項22に記載のレジメン。
[25]
ステップa)の前に、患者が乾癬用全身薬による治療を以前に受けていた、請求項21
に記載の方法又は請求項22に記載のレジメン。
[26]
前記全身薬が、メトトレキセート、シクロスポリン、フマル酸エステル、アシトレチン
、アレファセプト、アダリムバム、エファリズマブ、エタネルセプト、インフリキシマブ
、ゴリムマブ及びウステキヌマブからなる群から選択される、請求項25に記載の方法又
はレジメン。
[27]
前記全身薬が、メトトレキセートである、請求項26に記載の方法又はレジメン。
[28]
a)治療上有効量のIL−17結合性分子を含む医薬組成物と、
b)IL−17結合性分子を乾癬を有する患者に投与する手段と、
c)
i)
a.IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで5週間にわたり週1回患者に
投与し、ここでIL−17結合性分子の初回用量をゼロ週目に投与し、及び
b.その後、IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで8週目に患者に投与
することを含む、
導入レジメン中に患者にIL−17結合性分子を投与すること、及び
ii)
a.毎月、2ヵ月ごと若しくは3ヵ月ごとに、IL−17結合性分子を約150mg〜約
300mgで患者に投与すること、又は
b.再発の発現時に、IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgの用量で少な
くとも1回患者に投与することを含む、
維持レジメン中に患者にIL−17結合性分子を投与することを示す説明書と
を含むキット。
[29]
IL−17結合性分子を、
a)導入レジメン中に投与すること、ここで導入レジメンは、負荷レジメンを含み、負荷
レジメンは、ゼロ週目に始めて、IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgの
用量で5回投与するステップを含み、5回の用量のそれぞれは週1回送達し、及び
b)その後、維持レジメン中に投与すること
を特徴とする、乾癬を治療するのに使用するためのIL−17結合性分子。
[30]
負荷レジメンが、IL−17結合性分子を約150mg又は約300mgの用量で5回
投与するステップを含む、請求項29に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[31]
患者の体重が90kg未満である場合、約150mgの用量で5回患者に投与し、患者
の体重が90kg以上である場合、約300mgの用量で5回患者に投与する、請求項3
0に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[32]
導入レジメンが、8週目にIL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで患者
に投与するステップをさらに含む、請求項29から31のいずれか一項に記載の使用のた
めのIL−17結合性分子。
[33]
維持レジメンが、月1回、2ヵ月ごと又は3ヵ月ごとに、約150mg〜約300mg
のIL−17結合性分子により患者を治療するステップを含む、請求項29から32のい
ずれか一項に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[34]
維持レジメンが、再発の発現時に、少なくとも1回のIL−17結合性分子の約150
mg〜約300mgの用量で患者を治療するステップを含む、請求項29から32のいず
れか一項に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[35]
維持レジメンが再発のさらなる発現ごとに、少なくとも1回のIL−17結合性分子の
約150mg〜約300mgの用量で患者を治療するステップをさらに含む、請求項34
に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[36]
IL−17結合性分子による以前の治療からの再発の発現時に、IL−17結合性分子
の少なくとも1回の用量を患者に投与することを特徴とする、乾癬を治療するのに使用す
るためのIL−17結合性分子。
[37]
前記IL−17結合性分子の少なくとも1回の用量が約150mg〜約300mgであ
る、請求項36に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[38]
前記IL−17結合性分子の少なくとも1回の用量が約150mg又は約300mgで
ある、請求項37に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[39]
前記IL−17結合性分子による以前の治療が導入レジメンを含む、請求項36から3
8のいずれか一項に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[40]
導入レジメンが負荷レジメンを含む、請求項39に記載の使用のためのIL−17結合
性分子。
[41]
負荷レジメンが、ゼロ週目に始めて、IL−17結合性分子を約150mg〜約300
mgの用量で5回患者に投与するステップを含み、5回の用量のそれぞれは週1回送達す
る、請求項40に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[42]
前記5回の用量がそれぞれ約150mg又は約300mgである、請求項41に記載の
使用のためのIL−17結合性分子。
[43]
患者の体重が90kg未満である場合、約150mgの用量で5回患者に投与し、患者
の体重が90kg以上である場合、約300mgの用量で5回患者に投与する、請求項4
2に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[44]
導入レジメンが、8週目にIL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで患者
に投与するステップをさらに含む、請求42に記載の使用のためのIL−17結合性分子
。
[45]
前記IL−17結合性分子による以前の治療が、再発の発現時に、IL−17結合性分
子の用量を少なくとも1回患者に投与するステップを含む、請求項36から44のいずれ
か一項に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[46]
IL−17結合性分子を、
a)ゼロ週目に始めて、約150mg〜約300mgの用量で5回、それを必要とする
患者に投与し、ここで5回の用量のそれぞれは週1回送達し、
b)その後、8週目に約150mg〜約300mgの量で患者に投与し、
c)その後、再発の発現時に約150mg〜約300mgの用量で少なくとも1回患者に
投与し、および
d)その後、さらなる再発の発現ごとに、約150mg〜約300mgの用量で少なくと
も1回患者に投与することを特徴とする、
乾癬を治療するのに使用するためのIL−17結合性分子。
[47]
IL−17結合性分子を、
a)
i.IL−17結合性分子を5週間にわたり週1回約150mg〜約300mgの用量で
患者に投与するステップであり、ここでIL−17結合性分子の初回用量は、ゼロ週目に
投与するものとする、前記ステップと、
ii.その後、8週目に、IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgの用量で
患者に投与するステップと
を含む、導入レジメン中にそれを必要とする患者に投与すること、および
b)
i.毎月、2ヵ月ごと又は3ヵ月ごとに、IL−17結合性分子を約150mg〜約30
0mgの用量で患者に投与するステップ、又は
ii.再発の発現時に、IL−17結合性分子をIL−17結合性分子約150mg〜約
300mgの用量で少なくとも1回患者に投与するステップ
を含む、維持レジメン中に患者に投与すること
を特徴とする、乾癬を治療するのに使用するためのIL−17結合性分子。
[48]
ステップa)の前に、患者が乾癬用全身薬による治療を以前に受けていなかった、請求
項46又は47に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[49]
ステップa)の前に、患者が乾癬用全身薬による治療を以前に受けていた、請求項46
又は47に記載の使用のためのIL−17結合性分子。
[50]
前記全身薬が、メトトレキセート、シクロスポリン、フマル酸エステル、アシトレチン
、アレファセプト、アダリムバム、エファリズマブ、エタネルセプト、インフリキシマブ
、ゴリムマブ及びウステキヌマブからなる群から選択される、請求項49に記載の使用の
ためのIL−17結合性分子。
[51]
IL−17結合性分子による以前の治療からの再発の発現時にIL−17結合性分子を
患者に投与することを特徴とする、乾癬を治療するための薬剤の製造のためのIL−17
結合性分子の使用。
[52]
患者における乾癬を治療するのに使用するためのIL−17結合性分子であって、IL
−17結合性分子による以前の治療からの再発の発現時に前記患者を特定し、前記患者に
IL−17結合性分子の用量を少なくとも1回投与する、IL−17結合性分子。
[53]
IL−17結合性分子による以前の治療からの再発の発現時に、IL−17結合性分子
を患者に投与するものとする、IL−17結合性分子を活性成分として含む、乾癬を治療
するための医薬組成物。
[54]
a)IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgの用量で5週間、週1回、そ
れを必要とする患者に投与するステップと、
b)その後、
i)月1回患者にIL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで投与するステッ
プ、又は
ii)ステップa)の約1ヵ月後に、患者にIL−17結合性分子を約150mg〜約3
00mgの用量で1回投与し、その後、再発の発現時に、患者にIL−17結合性分子を
約150mg〜約300mgの用量で少なくとも1回投与するステップと
を含む、乾癬を治療する方法。
[55]
a)IL−17結合性分子を約150mg〜約300mgの用量で5週間、週1回、そ
れを必要とする患者に投与するステップと、
b)その後、
i)月1回患者にIL−17結合性分子を約150mg〜約300mgで投与するステッ
プ、又は
ii)ステップa)の約1ヵ月後に、患者にIL−17結合性分子を約150mg〜約3
00mgの用量で1回投与し、その後、再発の発現時に、患者にIL−17結合性分子を
約150mg〜約300mgの用量で少なくとも1回投与するステップと
を含む、乾癬を治療するための治療レジメン。
[56]
a)導入レジメン中に、IL−17結合性分子をそれを必要とする患者に投与するステ
ップであり、ここで導入レジメンは、約52μg/ml〜約104μg/mlのIL−1
7結合性分子の平均最高血漿濃度(C max )をもたらす負荷レジメンを含む、前記ステ
ップと、
b)その後、IL−17結合性分子を、約5μg/ml〜約70μg/mlのIL−1
7結合性分子の平均定常状態トラフレベルをもたらす維持レジメン中に患者に投与するス
テップと
を含む、乾癬を治療する方法。
[57]
IL−17結合性分子を、
a)導入レジメン中に患者に投与し、ここで導入レジメンは、約52μg/ml〜約10
4μg/mlのIL−17結合性分子の平均最高血漿濃度(C max )をもたらす負荷レ
ジメンを含み、
b)その後、約5μg/ml〜約70μg/mlのIL−17結合性分子の平均定常状態
トラフレベルをもたらす維持レジメン中に患者に投与する
ことを特徴とする、乾癬を治療するのに使用するためのIL−17結合性分子。
[58]
負荷レジメンが、約32日目に約52μg/mlのIL−17結合性分子のC max を
もたらす、請求項56に記載の方法又は請求項57に記載の使用。
[59]
維持レジメンが、約5μg/ml〜約33μg/mlのIL−17結合性分子の平均定
常状態トラフレベルをもたらす、請求項56に記載の方法又は請求項57に記載の使用。
[60]
維持が、約16μg/mlのIL−17結合性分子の平均定常状態トラフレベルをもた
らす、請求項59に記載の方法又は使用。
[61]
負荷レジメンが約32日目に約104μg/mlのIL−17結合性分子のC max を
もたらす、請求項56に記載の方法又は請求項57に記載の使用。
[62]
維持レジメンが、約11μg/ml〜約70μg/mlのIL−17結合性分子の平均
定常状態トラフレベルをもたらす、請求項56に記載の方法又は請求項57に記載の使用
。
[63]
維持レジメンが、約33μg/mlのIL−17結合性分子の平均定常状態トラフレベ
ルをもたらす、請求項62に記載の方法又は使用。
[64]
導入レジメンが12週間である、請求項56に記載の方法又は請求項57に記載の使用
。
[65]
維持レジメンがIL−17結合性分子の月1回の投与を用いる、請求項56に記載の方
法又は請求項57に記載の使用。
[66]
a)導入レジメン中に、IL−17結合性分子をそれを必要とする患者に投与するステ
ップであり、ここで導入レジメンは、4回目の用量の1ヵ月後に約29.2μg/mlの
平均トラフレベルをもたらす負荷レジメンを含む、前記ステップと、
b)その後、約15μg/mlのIL−17結合性分子の平均定常状態トラフレベルを
もたらす維持レジメン中にIL−17結合性分子を患者に投与するステップと
を含む、乾癬を治療する方法。
[67]
IL−17結合性分子を、
a)導入レジメン中に患者に投与し、ここで導入レジメンは、4回目の用量の1ヵ月後に
約29.2μg/mlの平均トラフレベルをもたらす負荷レジメンを含み、
b)その後、約15μg/mlのIL−17結合性分子の平均定常状態トラフレベルをも
たらす維持レジメン中に患者に投与すること
を特徴とする、乾癬を治療するのに使用するためのIL−17結合性分子。
[68]
IL−17結合性分子が、
a)セクキヌマブ、
b)Leu74、Tyr85、His86、Met87、Asn88、Val124、
Thr125、Pro126、Ile127、Val128、His129を含むIL−
17のエピトープに結合するIL−17抗体、
c)Tyr43、Tyr44、Arg46、Ala79、Asp80を含むIL−17
のエピトープに結合するIL−17抗体、
d)2つの成熟IL−17タンパク質鎖を有するIL−17ホモ二量体のエピトープに
結合するIL−17抗体であり、ここで前記エピトープは、1つの鎖上のLeu74、T
yr85、His86、Met87、Asn88、Val124、Thr125、Pro
126、Ile127、Val128、His129及び他の鎖上のTyr43、Tyr
44、Arg46、Ala79、Asp80を含む、前記抗体、
e)2つの成熟IL−17タンパク質鎖を有するIL−17ホモ二量体のエピトープに
結合するIL−17抗体であり、ここで前記エピトープは、1つの鎖上のLeu74、T
yr85、His86、Met87、Asn88、Val124、Thr125、Pro
126、Ile127、Val128、His129及び他の鎖上のTyr43、Tyr
44、Arg46、Ala79、Asp80を含み、IL−17結合性分子が約100〜
200pMのK D を有し、IL−17結合性分子が約4週間のインビボ半減期を有する、
前記抗体、並びに
f)
i)配列番号8として示されるアミノ酸配列を含む免疫グロブリン重鎖可変ドメイン
(V H )、
ii)配列番号10として示されるアミノ酸配列を含む免疫グロブリン軽鎖可変ドメ
イン(V L )、
iii)配列番号8として示されるアミノ酸配列を含む免疫グロブリンV H ドメイン
及び配列番号10として示されるアミノ酸配列を含む免疫グロブリンV L ドメイン、
iv)配列番号1、配列番号2及び配列番号3として示される超可変領域を含む免疫
グロブリンV H ドメイン、
v)配列番号4、配列番号5及び配列番号6として示される超可変領域を含む免疫グ
ロブリンV L ドメイン、
vi)配列番号11、配列番号12及び配列番号13として示される超可変領域を含
む免疫グロブリンV H ドメイン、
vii)配列番号1、配列番号2及び配列番号3として示される超可変領域を含む免
疫グロブリンV H ドメイン並びに配列番号4、配列番号5及び配列番号6として示される
超可変領域を含む免疫グロブリンV L ドメイン、並びに
viii)配列番号11、配列番号12及び配列番号13として示される超可変領域
を含む免疫グロブリンV H ドメイン並びに配列番号4、配列番号5及び配列番号6として
示される超可変領域を含む免疫グロブリンV L ドメイン
からなる群から選択される抗体を含むIL−17抗体
からなる群から選択される、請求項1から67のいずれかの項に記載の方法、レジメン、
キット、使用、IL−17結合性分子又は医薬組成物。
[69]
再発の発現が、再発の発現の評価が行われる来院の前の任意の時点に達成された最大P
ASI応答の20%の喪失及びPASI75の喪失と定義される、請求項1から68のい
ずれかの項に記載の方法、レジメン、キット、IL−17結合性分子、使用又は医薬組成
物。
[70]
乾癬が慢性局面型乾癬である、請求項1から69のいずれかの項に記載の方法、レジメ
ン、キット、IL−17結合性分子、使用又は医薬組成物。
Claims (11)
- 乾癬を治療するための、IL−17抗体を含む医薬組成物であり、
IL−17抗体が、
a)150mg〜300mgの用量としてそれを必要とする患者に0、1、2、3、4、8および12週目に皮下投与されるものであり、
b)その後、再発の発現時に、少なくとも1回の150mg〜300mgの用量として皮下投与されるものであり、
ここで、前記IL−17抗体が:
i)配列番号8として示されるアミノ酸配列を含む免疫グロブリンVHドメイン及び配列番号10として示されるアミノ酸配列を含む免疫グロブリンVLドメインを含むIL−17抗体;
ii)配列番号1、配列番号2及び配列番号3として示される超可変領域を含む免疫グロブリンVHドメイン並びに配列番号4、配列番号5及び配列番号6として示される超可変領域を含む免疫グロブリンVLドメインを含むIL−17抗体;
iii)配列番号11、配列番号12及び配列番号13として示される超可変領域を含む免疫グロブリンVHドメイン並びに配列番号4、配列番号5及び配列番号6として示される超可変領域を含む免疫グロブリンVLドメインを含むIL−17抗体;および
iv)セクキヌマブ
からなる群から選択される、前記医薬組成物。 - 前記IL−17抗体が150mg又は300mgの用量として0、1、2、3、4、8および12週目に皮下投与され、その後、再発の発現時に、少なくとも1回の150mg又は300mgの用量として皮下投与される、請求項1に記載の医薬組成物。
- ステップa)の全ての用量およびステップb)の全ての用量が、300mgである、請求項1または2に記載の医薬組成物。
- ステップa)の全ての用量およびステップb)の全ての用量が、150mgである、請求項1または2に記載の医薬組成物。
- 患者の体重が90kg未満である場合、150mgの用量のIL−17抗体が投与され、患者の体重が90kg以上である場合、300mgの用量のIL−17抗体が投与される、請求項1〜4のいずれかの項に記載の医薬組成物。
- ステップa)の前に、患者が乾癬用全身薬による治療を以前に受けていなかった、請求項1に記載の医薬組成物。
- ステップa)の前に、患者が乾癬用全身薬による治療を以前に受けていた、請求項1に記載の医薬組成物。
- 前記全身薬が、メトトレキセート、シクロスポリン、フマル酸エステル、アシトレチン、アレファセプト、アダリムバム、エファリズマブ、エタネルセプト、インフリキシマブ、ゴリムマブ及びウステキヌマブからなる群から選択される、請求項7に記載の医薬組成物。
- 再発の発現が、1)再発の発現の評価が行われる来院の前の任意の時点に達成された最大PASI反応の20%の喪失;及び2)PASI75の喪失と定義される、請求項1〜8のいずれかの項に記載の医薬組成物。
- IL−17抗体がセクキヌマブである、請求項1〜9のいずれかの項に記載の医薬組成物。
- 乾癬が尋常性乾癬である、請求項1〜10のいずれかの項に記載の医薬組成物。
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