JP2016515812A - 飲料を製造するためのフレーバーシステムおよび方法 - Google Patents

飲料を製造するためのフレーバーシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

フレーバード飲料の製造方法は、水および複数のフレーバー化合物をワイン、ウイスキーまたはビールのフレーバーを与えるのに十分な量で組み合わせるステップを含む。フレーバード飲料の製造キットは、複数のフレーバー化合物、ある量の酵母、ある量の糖および容器を備えることができる。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、米国特許法第119条(e)に基づき、2013年3月14日出願の米国仮特許出願第61/782,014号の優先権を主張し、その全内容は本明細書に参照により組み入れる。
アルコール飲料を含む飲料は世界中で製造されているが、飲料の輸送にはその重量のため大きな費用がかかり得る。一般的には、飲料は約90〜95%の水を含み、これは重量のかなりの部分である。従って、フレーバーの濃縮混合物への水の添加により必要に応じて飲料を形成することができれば、保存および輸送の費用のかなりの節約となる。
さらに、バーに、ビール、ワイン、シャンパン、およびリキュールのような幅広い種類の発酵飲料をストックしておくには大きな費用およびスペースが必要となり得る。また、ビール、ワインおよびリキュールのようなさまざまなクラフト飲料を発酵させ、形成するのに必要な時間は長く、原料は高価となり得る。
よって、さまざまなクラフトビール、ワイン、シャンパン、ならびにリキュール、とくにウイスキーおよびスコッチのような味がするさまざまな飲料を製造するためのフレーバーシステム、方法および装置が望まれている。
ビールのフレーバーを有する飲料の製造方法であって:化合物の第1群から選択される少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該化合物の第1群が3−メチルブタノール、2−メチルブタノール、2,3−ブタンジオン、バニリン、2−メチルプロパノール、3−メチルブタナール、2,3−ペンタンジオン、2−メチルプロパナール、2−メチルブタナール、フラネオール、およびエチルフラネオールからなり、該第1群から選択される少なくとも1種のフレーバー化合物を約0.5μg/l〜約5,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;化合物の第2群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該第2群が2−フェニルエタノール、2−フェニル酢酸、酢酸2−フェニルエチル、ミルセンおよびリナロールからなり、該第2群から選択される少なくとも1種のフレーバー化合物を約5μg/l〜約75,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;ならびに、アロマ化合物の第3群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該第3群がホップエキス、テトラ−イソ−エキス10%、ロ−イソ−エキス10%、および異性化ホップエキス30%からなり、該第3群から選択される少なくとも1種のフレーバー化合物を約10,000μg/l〜約30,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップを含む方法。前記フレーバー化合物は、醸造、発酵、または蒸留の必要なくビールのフレーバーを有する飲料を形成するのに十分な量で含まれる。
ビールのフレーバーを有する飲料の製造方法であって:化合物の第1群から選択される少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該化合物の第1群が3−メチルブタノール、2−メチルブタノール、2,3−ブタンジオン、バニリン、2−メチルプロパノール、3−メチルブタナール、2,3−ペンタンジオン、2−メチルプロパナール、2−メチルブタナール、フラネオール、2−アミノアセトフェノン、およびエチルフラネオールからなり、該第1群から選択される少なくとも1種のフレーバー化合物を約0.1μg/l〜約5,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;化合物の第2群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該第2群が2−フェニルエタノール、2−フェニル酢酸、酢酸2−フェニルエチル、フェニルアセトアルデヒド、ミルセン、ゲラニオール、およびリナロールからなり、該第2群から選択される少なくとも1種のフレーバー化合物を約1μg/l〜約75,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;ならびに、アロマ化合物の第3群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該第3群がホップエキス、テトラ−イソ−エキス10%、ロ−イソ−エキス10%、異性化ホップエキス30%、cis−イソフムロン、trans−イソフムロン、cis−イソコフムロン、trans−イソコフムロン、イソアドフムロン、およびコムルチフィドールグリコシドからなり、該第3群から選択される少なくとも1種のフレーバー化合物を約1μg/l〜約30,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップを含む方法。前記フレーバー化合物は、醸造、発酵、または蒸留の必要なくビールのフレーバーを有する飲料を形成するのに十分な量で含まれる。
ワインのフレーバーを有する飲料の製造方法であって:フレーバー化合物の第1群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該第1群がアセトアルデヒド、酪酸エチル、2−メチルプロパン酸エチル、オクタン酸エチル、ヘキサン酸エチル、3−メチル酪酸エチル、2−メチル酪酸エチル、(E)−β−ダマセノン、酢酸3−メチルブチル、1,1−ジエトキシエタン、およびtrans−ケイ皮酸エチルからなり、該第1群からの少なくとも1種のフレーバー化合物を約0.1μg/l〜約50,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;フレーバー化合物の第2群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該第2群がウイスキーラクトン、2−メトキシフェノール、4−アリル−2−メトキシフェノール、5−ペンチルジヒドロフラン−2(3H)−オン、4−エチル−2−メトキシフェノール、4−メチル−2−メトキシフェノール、4−プロピル−2−メトキシフェノール、および5−ヘキシルジヒドロフラン−2(3H)−オンからなり、該第2群からの少なくとも1種のフレーバー化合物を約0.1μg/l〜約2,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;フレーバー化合物の第3群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該フレーバー化合物の第3群が酒石酸、コハク酸、乳酸、および酢酸からなり、該第3群からの少なくとも1種のフレーバー化合物を約75,000μg/l〜約10,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;ならびに、フレーバー化合物の第4群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該フレーバー化合物の第4群がタンニン酸、trans−アコニット酸、およびオークエキスからなり、該第4群からの少なくとも1種のフレーバー化合物を約500μg/l〜約150,000μg/lの範囲の量で添加するステップを含む方法。前記フレーバー化合物は、発酵の必要なくワインのフレーバーを有する飲料を形成するのに十分な量で含まれる。
ワインのフレーバーを有する飲料の製造方法であって:フレーバー化合物の第1群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該第1群がアセトアルデヒド、酪酸エチル、2−メチルプロパン酸エチル、オクタン酸エチル、ヘキサン酸エチル、3−メチル酪酸エチル、2−メチル酪酸エチル、(E)−β−ダマセノン、酢酸3−メチルブチル、1,1−ジエトキシエタン、trans−ケイ皮酸エチル、デカン酸エチル、およびプロパン酸エチルからなり、該第1群からの少なくとも1種のフレーバー化合物を約0.1μg/l〜約50,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;フレーバー化合物の第2群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該第2群がウイスキーラクトン、2−メトキシフェノール、4−アリル−2−メトキシフェノール、5−ペンチルジヒドロフラン−2(3H)−オン、4−エチル−2−メトキシフェノール、4−メチル−2−メトキシフェノール、4−プロピル−2−メトキシフェノール、5−ヘキシルジヒドロフラン−2(3H)−オン、2−メトキシ−5−メチルフェノール、および2,6−ジメトキシフェノールからなり、該第2群からの少なくとも1種のフレーバー化合物を約0.1μg/l〜約2,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;フレーバー化合物の第3群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該フレーバー化合物の第3群が酒石酸、コハク酸、乳酸、クエン酸、ガラクツロン酸、ピルビン酸、リンゴ酸、および酢酸からなり、該第3群からの少なくとも1種のフレーバー化合物を約1,000μg/l〜約10,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;ならびに、フレーバー化合物の第4群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該フレーバー化合物の第4群がタンニン酸、オークエキス、trans−アコニット酸、cis−アコニット酸、エラグ酸、カフタル酸、コーヒー酸、カスタラギン、クタル酸、フェルタリン酸、没食子酸、ケルセチン−3−O−ガラクトシド、シリンゲチン−3−O−グルコシド、ケルセチン−3−O−グルクロニド、ケンフェロール−3−O−グルコシド、イソルハムネチングルコシド、およびブドウ種子エキスからなり、該第4群からの少なくとも1種のフレーバー化合物を約50μg/l〜約10,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップを含む方法。前記フレーバー化合物は、発酵の必要なくワインのフレーバーを有する飲料を形成するのに十分な量で含まれる。
ウイスキーのフレーバーを有する飲料の製造方法であって:化合物の第1群から選択される少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該化合物の第1群が3−メチルブタノール、2−メチルブタノール、2,3−ブタンジオン、バニリン、2−メチルプロパノール、3−メチルブタナール、2,3−ペンタンジオン、2−メチルプロパナール、2−メチルブタナール、フラネオール、およびエチルフラネオールからなり、該第1群から選択される少なくとも1種のフレーバー化合物を約0.5μg/l〜約5,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;フレーバー化合物の第2群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該第2群がアセトアルデヒド、酪酸エチル、2−メチルプロパン酸エチル、オクタン酸エチル、ヘキサン酸エチル、3−メチル酪酸エチル、2−メチル酪酸エチル、(E)−β−ダマセノン、酢酸3−メチルブチル、1,1−ジエトキシエタン、およびtrans−ケイ皮酸エチルからなり、該第2群からの少なくとも1種のフレーバー化合物を約1μg/l〜約300,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;フレーバー化合物の第3群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該第3群がウイスキーラクトン、2−メトキシフェノール、4−アリル−2−メトキシフェノール、5−ペンチルジヒドロフラン−2(3H)−オン、4−エチル−2−メトキシフェノール、4−メチル−2−メトキシフェノール、4−プロピル−2−メトキシフェノール、および5−ヘキシルジヒドロフラン−2(3H)−オンからなり、該第3群からの少なくとも1種のフレーバー化合物を約1μg/l〜約50,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;フレーバー化合物の第4群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該フレーバー化合物の第4群がタンニン酸、オークエキスおよびtrans−アコニット酸からなり、該第4群からの少なくとも1種のフレーバー化合物を約500μg/l〜約5,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;ならびに、フレーバー化合物の第5群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該フレーバー化合物の第5群が4−エチルフェノール、4−メチルフェノール、3−メチルフェノール、2−メチルフェノール、およびフェノールからなり、該第5群からの少なくとも1種のフレーバー化合物を約1μg/l〜約20,000μg/lの範囲の量で添加するステップを含む方法。前記フレーバー化合物は、蒸留、発酵および/または熟成の必要なくウイスキーのフレーバーを有する飲料を形成するのに十分な量で含まれる。
ウイスキーのフレーバーを有する飲料の製造方法であって:化合物の第1群から選択される少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該化合物の第1群が3−メチルブタノール、2−メチルブタノール、2,3−ブタンジオン、バニリン、2−メチルプロパノール、3−メチルブタナール、2,3−ペンタンジオン、2−メチルプロパナール、2−メチルブタナール、フラネオール、およびエチルフラネオールからなり、該第1群から選択される少なくとも1種のフレーバー化合物を約0.5μg/l〜約10,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;フレーバー化合物の第2群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該第2群がアセトアルデヒド、酪酸エチル、2−メチルプロパン酸エチル、オクタン酸エチル、ヘキサン酸エチル、3−メチル酪酸エチル、2−メチル酪酸エチル、(E)−β−ダマセノン、酢酸3−メチルブチル、1,1−ジエトキシエタン、trans−ケイ皮酸エチル、3−フェニルプロパン酸エチル、デカン酸エチル、およびプロパン酸エチルからなり、該第2群からの少なくとも1種のフレーバー化合物を約1μg/l〜約300,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;フレーバー化合物の第3群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該第3群がウイスキーラクトン、2−メトキシフェノール、4−アリル−2−メトキシフェノール、5−ペンチルジヒドロフラン−2(3H)−オン、4−エチル−2−メトキシフェノール、4−メチル−2−メトキシフェノール、4−プロピル−2−メトキシフェノール、5−ヘキシルジヒドロフラン−2(3H)−オン、2−メトキシ−5−メチルフェノール、および2,6−ジメトキシフェノールからなり、該第3群からの少なくとも1種のフレーバー化合物を約1μg/l〜約50,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;フレーバー化合物の第4群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該フレーバー化合物の第4群がタンニン酸、オークエキス、trans−アコニット酸、cis−アコニット酸、エラグ酸、およびリオニレシノールからなり、該第4群からの少なくとも1種のフレーバー化合物を約100μg/l〜約5,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;ならびに、フレーバー化合物の第5群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、該フレーバー化合物の第5群が4−エチルフェノール、4−メチルフェノール、3−メチルフェノール、2−メチルフェノール、3−エチルフェノール、2−エチルフェノール、およびフェノールからなり、該第5群からの少なくとも1種のフレーバー化合物を約1μg/l〜約20,000μg/lの範囲の量で添加するステップを含む方法。前記フレーバー化合物は、蒸留、発酵および/または熟成の必要なくウイスキーのフレーバーを有する飲料を形成するのに十分な量で含まれる。
炭酸フレーバード飲料の製造キットは、(a)第1フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物;(b)第2フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物;(c)第3フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物;(d)第4フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物;(e)第1アロマ化合物群からの少なくとも1種のアロマ化合物;(f)第2アロマ化合物群からの少なくとも1種のアロマ化合物;(g)第3アロマ化合物群からの少なくとも1種のアロマ化合物;(h)第4アロマ化合物群からの少なくとも1種のアロマ化合物;(i)第5アロマ化合物群からの少なくとも1種のアロマ化合物;(j)第6アロマ化合物群からの少なくとも1種のアロマ化合物;(k)ある量の酵母;(l)ある量の糖;ならびに(m)フレーバーシステム、酵母、糖およびある量の水が入る大きさの容器を備える。前記フレーバー化合物群のそれぞれはビールまたはワインの異なるフレーバーまたはアロマを与えるので、フレーバー化合物を異なる量および組み合わせで混合し、所望のビールまたはワインのフレーバーおよびアロマを有する飲料を約10日未満で形成することができる。
本明細書に記載されるようなフレーバーシステムを用いる飲料製造方法を示すフローチャートである。 本明細書に記載されるようなフレーバーシステムを用いる飲料製造方法の第2実施形態を示すフローチャートである。 本明細書に記載されるようなフレーバーシステムを用いる飲料製造装置の図である。 本明細書に記載されるようなフレーバーシステムを含むキットの例示である。
消費可能製品のフレーバー知覚は、嗅覚、味覚および三叉神経を刺激する特定の化合物ならびに渋み、広がり、コク、等のようなの口当たりの印象を与えるものの複合的な印象として定義される。アロマ化合物は、鼻において嗅覚受容体と相互作用し、においと翻訳される信号を脳へ伝える揮発物質であり、5つの基本味は、それぞれ塩味、甘味、苦味、酸味および旨味の特定の味覚受容体と味物質との相互作用によりもたらされる。
一般に、天然生成物、とくに追加の発酵や長期保存も行われ得る農業由来のものの中に見られる数百個の化学成分の中でも、アロマ、味および口当たりに影響を及ぼし得るのは10個ほどのみである。最新の分離、単離および化学分析技術は、天然生成物中で検出され得る数百個の中からのフレーバー関連化合物の同定および定量を可能にしている。この洗練された方法は「センソミクス」と呼ばれ、本明細書に記載される組成物および方法に広く用いられている。
天然生成物の同じフレーバー化合物を用いることにより特定の生成物の感覚特性を正確に模倣するフレーバーは「ネイチャークラフト同一型」と呼ばれ、天然生成物を模倣する化学成分の組み合わせは「組換型」と呼ばれる。組換型は変更してもよく、または毒性(一般に安全と認められて(GRASを取得して)いない)もしくは入手可能性の問題により用いることができないフレーバー化合物を置き換えたり、新たなより優れたフレーバーを形成したりするため、新たな化合物を追加してもよい。本明細書に記載される「組換型」における特定の化合物の省略または追加を通して、アロマ、フレーバーおよび口当たりの印象の重要な相互作用が用いられ、ネイチャークラフト同一型組成物が形成される。この方法は主に化学的同定、受容体の分子生物学および精神物理学に基づき、従来の職人の試行錯誤による創作とは異なる。
本明細書では、飲料14を製造するためのフレーバーシステム12が提供される。本明細書において用いられる場合、「フレーバーシステム」の語は、ビール、ワイン、スパークリングワイン、サイダー(リンゴ酒)および/またはウイスキーのフレーバーを有する飲料を形成するよう特定の範囲内で組み合わされた、特定のフレーバー特性を有する13個の異なるフレーバー化合物群のそれぞれからの1つ以上のフレーバー化合物を表す。フレーバー化合物は、化学分析によりその中に含まれる化合物が割り出された、さまざまなワイン、ビールおよび/またはウイスキー中に実際に見られる化合物を含む。図1に示すように、フレーバーシステム12は、液体ベース10と組み合わされ、飲料14を形成する。
本明細書において用いられる場合、「フレーバー」の語は、味、アロマおよび感覚を指し、よって味物質、アロマ化合物および感覚物質の混合物である。このように、例えば、本明細書において形成されるビールのフレーバーを有する飲料は、従来通りに醸造したビール中に見られるものを模倣する味物質、アロマ化合物および感覚物質の混合物を提供する。
本明細書において用いられる場合、「ワイン」の語は、ブドウおよび/または他の果実ならびに野菜を発酵させることにより形成されるいずれかの飲料を表す。
本明細書において用いられる場合、「ビール」の語は、麦芽を糖および酵母で発酵させ、ホップで風味をつけることにより醸造される飲料を表す。
本明細書において用いられる場合、「ウイスキー」の語は、ライ麦または大麦のような穀類を発酵させたものから製造され、熟成またはブレンドすることができる飲料を表す。
フレーバーシステム12は、液体ベース10、好適には水と混合させ、ワイン、スパークリングワイン、ビール、サイダー、および/またはウイスキーのような飲料のフレーバーおよび/または口当たりを有する飲料を、発酵、醸造および/またはワイン、ビール、サイダーおよびウイスキーの製造に関連する他の費用や時間のかかる手段の必要なく形成することができる。代替実施形態では、フレーバーシステムは、低フレーバーワイン、ビール、サイダーおよび/またはウイスキーと組み合わせ、より優れたワイン、ビール、サイダーおよび/またはウイスキーフレーバード飲料を形成することができる。
フレーバーシステムおよびそれから製造される飲料は、従来の醸造、発酵および他の飲料製造工程に対していくつかの利点を提供する。その中でもまず、理論に縛られることは望まないが、従来通りに醸造および/または発酵させた飲料中に存在する化合物は腐敗の原因となり得、これが従来の飲料の賞味期限を限定していると考えられる。対照的に、本明細書に記載されるようなフレーバーシステムおよび得られる飲料は、腐敗の原因となる化合物を除外するよう調整することができる。さらに、従来の飲料中の他の化合物は、望ましくない特性を有し得る。こうした化合物は、フレーバーをほとんどもたらさない場合があり得、本明細書において提供されるフレーバーシステムおよび飲料から除外することができる。
また、本明細書に記載されるような飲料を形成するためのフレーバーシステムの使用は、従来の飲料および製造システムと比較して、飲料の迅速かつ容易なカスタム化を可能にする。
本明細書において用いられる場合、「低フレーバービール」の語は、ライトビールおよび/または薄い色および少ないフレーバーを有するビールを表すのに用いられる。適切な低フレーバービールとしては、Efflerの米国特許第7,008,652号;Weaver et al.の米国特許第4,495,204号;Chicoye et al.の米国特許第4,180,589号;およびGoldstein et al.の米国特許第4,440,795号に記載されるものが挙げられ、そのそれぞれの全内容は本明細書に参照により組み入れる。
図2に示すように、液体ベース10は、低フレーバービールを発酵させることにより製造することができる。あるいは、液体ベース10は、水とすることができる。さまざまな異なるフレーバーシステム12、12'、12''、12'''は、さまざまなスタイルのビール中に見られる複数のフレーバーおよび/またはアロマ化合物をさまざまな量で含むよう配合することができる。フレーバーシステム12'、12''、12'''を液体ベース10に添加し、ピルスナースタイルビール、ラガースタイルビール、ポータースタイルビール、エールスタイルビール等のフレーバーを有するさまざまなビールスタイル飲料を形成することができる。
図2に示すように、フレーバーシステム12は、本明細書に記載されるように、フレーバーシステム12に追加のフレーバーおよび/またはアロマ化合物を置換または添加することにより変更することができる。フレーバーシステム12は、後述する13個の異なるフレーバー化合物群のそれぞれからの少なくとも1つのフレーバーまたはアロマ化合物を含むことができる。各フレーバー群は、特定のアロマ、味または口当たりを与える化合物を含む。よって、成人消費者は、フレーバーシステムを購入し、消費者が好むフレーバーノートのみ、ならびに/または好みのタイプのワイン、ビール、サイダーおよび/もしくはウイスキーを連想させるフレーバーノートのみを有する飲料を形成することができる。消費者は、ここで追加の量の同じフレーバーおよび/もしくはアロマ化合物または追加のフレーバーおよび/もしくはアロマ化合物をフレーバーシステムに添加し、飲料のフレーバーおよび/またはアロマを変更することができ、従来通りに醸造および/または発酵させたビール、ワイン、サイダーならびにウイスキーおよびスコッチを含むリキュールの味および/または口当たりを模倣するものである。
広範囲のフレーバーを有するさまざまなフレーバーシステム12を迅速かつ安価に製造し、次に液体ベースと組み合わせて飲料を形成することができ、これは従来通りに醸造および/もしくは発酵させたビール、ワイン、リキュールもしくは混合飲料の味およびフレーバーを模倣する、または低フレーバービールの味を向上させるものである。
好適な実施形態では、フレーバーシステム12は、下記群:(1)チージー、スウェッティフレーバー群;(2)モルティ、バタリーおよび/もしくはスイートフレーバー群;(3)フローラルおよび/もしくはハニーフレーバー群;(4)フルーティフレーバー群;(5)スモーキー、ココナッツ、ウッディフレーバー群;(6)クックド、シーズニング、ファッティフレーバー群;(7)フェノリック/メディシナルフレーバー群;(8)酸味群;(9)甘味群;(10)塩および苦味群;(11)渋み、口当たり群;(12)苦味群;ならびに/または(13)旨味および口当たり群のそれぞれの1つ以上からの少なくとも1種のフレーバー化合物を含む。
しかしながら、フレーバーシステムが以下の表に示すような特定の群からのフレーバー化合物を含まない飲料を形成するのに用いられる場合、それらの化合物のいずれもフレーバーシステムには含まれないだろう。フレーバー群は、フレーバーシステム12に特定のアロマ、味および感覚を与えることができる揮発性化合物を含むことができ、得られる飲料はその中に含まれるさまざまなアロマ化合物の組み合わせおよび濃度に応じて変化する。各群のフレーバー化合物は、一般的には同じ群の他の化合物と交換可能である。
さらに、特定の化合物、とくに渋み、口当たり群のものは、ぴりぴりする、口がすぼまる、滑らか、舌触りがよい、口の中で広がる、等のような口当たりの印象をもたらし得る。また、特定の化合物は、アロマの提示に影響を及ぼし、知覚されるアロマの強度を変化させ得る。
好適には、フレーバーシステム12は、液体ベース10(図1に示す)と組み合わされ、飲料14を形成する。好適な実施形態では、液体ベース10は、水または水およびエタノールの組み合わせである。しかしながら、他の実施形態では、液体ベース10は、低フレーバービール(図2に示す)とすることができる。しかしながら、低フレーバービールベース10に加えてフレーバーシステム12中に用いられるフレーバー化合物およびその濃度は、低フレーバービール中にすでに存在するフレーバー化合物を考慮して調節されるべきである。例えば、低フレーバービールがベース10として用いられ、低フレーバービールがその中にフルーティフレーバーを有する場合、フレーバーシステム中のフルーティ化合物の量は低減および/または限定されるべきである。
各フレーバー群に含まれる化合物およびフレーバーシステム12中に含めることができる各化合物の量の範囲を以下の表1〜13に示す。
表1に示すように、フレーバー群1は、フレーバーシステムから形成される飲料にチージーまたはスウェッティアロマを与えることができる7個の化合物を含む。フレーバー群1の化合物は、オクタン酸、2−メチルプロパン酸、ブタン酸、3−メチルブタン酸、2−メチルブタン酸、デカン酸、ヘキサン酸およびこれらの組み合わせからなる群から選択される。フレーバーシステム12から形成されるいずれかの飲料中に含めることができるフレーバー群1の各化合物の範囲、フレーバーシステム12から形成されるワイン風飲料中に含める各化合物の範囲、フレーバーシステム12から形成されるウイスキー風飲料中に含める各化合物の範囲およびフレーバーシステム12から形成されるビール風飲料中に含める各化合物の範囲を1リットル当たりのマイクログラム(μg/l)で示す。実施形態では、フレーバー群1の化合物は、例えば、ワイン風飲料、ウイスキー風飲料、またはビール風飲料中に含めてもよい。他の実施形態では、フレーバー群1の化合物は、ウイスキー風飲料中に含めるには望ましくない場合があり得る―よって、実施形態では、ウイスキー飲料を形成するのに用いるフレーバーシステムは、フレーバー群1からのアロマ化合物を含まないだろう。また、フレーバー群1化合物のそれぞれは、同じ群の他の化合物で置き換え、同様のアロマを得ることができる。
表2に示すように、フレーバー群2は、フレーバーシステム12から形成される飲料にモルティ、バタリーおよび/またはスイートアロマを与えることができる12個の化合物を含む。フレーバー群2の化合物は、3−メチルブタノール、2−メチルブタノール、2,3−ブタンジオン、バニリン、2−メチルプロパノール、3−メチルブタナール、2,3−ペンタンジオン、2−メチルプロパナール、2−メチルブタナール、フラネオール、2−アミノアセトフェノン、エチルフラネオールおよびこれらの組み合わせからなる群から選択される。いずれかのフレーバーシステム12中に含めることができるフレーバー群2の各化合物の範囲、ワイン風飲料を形成するためフレーバーシステム12中に含めるための各化合物の範囲、ウイスキー風飲料を形成するフレーバーシステム12中に含める各化合物の範囲およびビール風飲料を形成するフレーバーシステム12中に含める各化合物の範囲を1リットル当たりのマイクログラム(μg/l)で示す。さらに、フレーバー群2化合物のそれぞれは、同じ群の他の化合物で置き換え、同様のアロマを得ることができる。
表3に示すように、フレーバー群3は、フレーバーシステム12から形成される飲料にフローラルおよび/またはハニーアロマを与えることができる7個の化合物を含む。フレーバー群3の化合物は、2−フェニルエタノール、2−フェニル酢酸、酢酸2−フェニルエチル、フェニルアセトアルデヒド、リナロール、ミルセン、ゲラニオール、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される。いずれかの飲料を形成するフレーバーシステム12中に含めることができるフレーバー群3の各化合物の範囲、ワイン風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲、ウイスキー風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲およびビール風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲を1リットル当たりのマイクログラム(μg/l)で示す。さらに、フレーバー群3化合物のそれぞれは、同じ群の他の化合物で置き換え、同様のアロマを得ることができる。
表4に示すように、フレーバー群4は、フレーバーシステム12から形成される飲料にフルーティアロマを与えることができる14個の化合物を含む。フレーバー群4の化合物は、アセトアルデヒド、酪酸エチル、2−メチルプロパン酸エチル、オクタン酸エチル、ヘキサン酸エチル、3−メチル酪酸エチル、2−メチル酪酸エチル、(E)−β−ダマセノン、酢酸3−メチルブチル、1,1−ジエトキシエタン、trans−ケイ皮酸エチル、3−フェニルプロパン酸エチル、デカン酸エチル、プロパン酸エチル、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される。いずれかの飲料を形成するフレーバーシステム中に含めることができるフレーバー群4の各化合物の範囲、ワイン風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲、ウイスキー風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲およびビール風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲を1リットル当たりのマイクログラム(μg/l)で示す。さらに、フレーバー群4化合物のそれぞれは、同じ群の他の化合物で置き換え、同様のアロマを得ることができる。
表5に示すように、フレーバー群5は、フレーバーシステム12から形成される飲料にスモーキー、ココナッツ、および/またはウッディアロマを与えることができる10個の化合物を含む。フレーバー群5の化合物は、ウイスキーラクトン、2−メトキシフェノール、4−アリル−2−メトキシフェノール、5−ペンチルジヒドロフラン−2(3H)−オン、4−エチル−2−メトキシフェノール、4−メチル−2−メトキシフェノール、4−プロピル−2−メトキシフェノール、5−ヘキシルジヒドロフラン−2(3H)−オン、2−メトキシ−5−メチルフェノール、2,6−ジメトキシフェノール、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される。いずれかの飲料を形成するフレーバーシステム12中に含めることができるフレーバー群5の各化合物の範囲、ワイン風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲、ウイスキー風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲およびビール風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲を1リットル当たりのマイクログラム(μg/l)で示す。しかしながら、示すように、実施形態では、ビールのフレーバーを有する飲料を形成するフレーバーシステムを形成する場合、ウイスキーラクトン、5−ペンチルジヒドロフラン−2(3H)−オン、および5−ヘキシルジヒドロフラン−2(3H)−オンは含まれないだろう。さらに、フレーバー群5化合物のそれぞれは、同じ群の他の化合物で置き換え、同様のアロマを得ることができる。
表6に示すように、フレーバー群6は、フレーバーシステム12から形成される飲料にクックド、シーズニングおよび/またはファッティアロマを与えることができる9個の化合物を含む。フレーバー群6の化合物は、3−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−2(5H)−フラノン、硫化ジメチル、三硫化ジメチル、3−(メチルチオ)−1−プロパノール、3−(メチルチオ)−1−プロパナール、3−メチル−2−ブテン−1−チオール、(E)−2−ノネナール、(E,E)−2,4−デカジエナール、(E,E)−2,4−ノナジエナールおよびこれらの組み合わせからなる群から選択される。いずれかの飲料を形成するフレーバーシステム12中に含めることができるフレーバー群6の各化合物の範囲、ワイン風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲、ウイスキー風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲およびビール風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲を1リットル当たりのマイクログラム(μg/l)で示す。しかしながら、実施形態では、ウイスキーのフレーバーを有する飲料を形成する場合、硫化ジメチル、三硫化ジメチル、および/または3−メチル−2−ブテン−1−チオールはフレーバーシステム中に含めない場合があり得る。さらに、フレーバー群6化合物のそれぞれは、同じ群の他の化合物で置き換え、同様のアロマを得ることができる。
表7に示すように、フレーバー群7は、フレーバーシステム12から形成される飲料にフェノリックおよび/またはメディシナルアロマを与えることができる7個の化合物を含む。フレーバー群7の化合物は、4−エチルフェノール、4−メチルフェノール、3−メチルフェノール、2−メチルフェノール、3−エチルフェノール、2−エチルフェノール、フェノール、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される。いずれかの飲料を形成するフレーバーシステム12中に含めることができるフレーバー群7の各化合物の範囲、ワイン風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲、ウイスキー風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲およびビール風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲を1リットル当たりのマイクログラム(μg/l)で示す。示すように、フレーバー群7の化合物は、本明細書に記載されるフレーバーシステム12を用いて製造されるワインまたはビールタイプ飲料中に含めるには望ましくない。よって、フレーバー群7のアロマ化合物は、ワイン、ビールまたはサイダーのフレーバーを有する飲料を形成するよう設計されたフレーバーシステムには用いられないだろう。さらに、フレーバー群7化合物のそれぞれは、同じ群の他の化合物で置き換え、同様のアロマを得ることができる。
表8に示すように、フレーバー群8は、フレーバーシステム12から形成される飲料に酸味を与えることができる8個の化合物を含む。フレーバー群8の化合物は、酒石酸、コハク酸、乳酸、クエン酸、ガラクツロン酸、ピルビン酸、リンゴ酸、酢酸、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される。いずれかの飲料を形成するフレーバーシステム12中に含めることができるフレーバー群8の各化合物の範囲、ワイン風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲、ウイスキー風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲およびビール風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲を1リットル当たりのマイクログラム(μg/l)で示す。実施形態では、フレーバー群8の化合物は、ウイスキー、ビール、またはワインタイプ飲料を形成するのに用いてもよい。他の実施形態では、フレーバー群8の化合物は、本明細書に記載されるフレーバーシステム12を用いて製造されるウイスキーまたはビールタイプ飲料中に含めるには望ましくない場合があり得る―よって、実施形態では、フレーバー群8のフレーバー化合物は、ワインのフレーバーを有する飲料を形成するよう設計されたフレーバーシステム中のみに含まれるだろう。さらに、フレーバー群8化合物のそれぞれは、同じ群の他の化合物で置き換え、同様の味を有する飲料を製造するフレーバーシステム12を形成することができる。
表9に示すように、フレーバー群9は、飲料に甘味を与えることができる9個の化合物を含む。フレーバー群9の化合物は、グリセロール、グルコース、フルクトース、L−プロリン、スクロース、5−ヒドロキシメチルフルフラール、5−エトキシメチルフルフラール、5−メトキシメチルフルフラール、5−アセトキシメチルフルフラール、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される。いずれかの飲料を形成するフレーバーシステム12中に含めることができるフレーバー群9の各化合物の範囲、ワイン風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲、ウイスキー風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲およびビール風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲を1リットル当たりのマイクログラム(μg/l)で示す。さらに、味群2化合物のそれぞれは、同じ群の他の化合物で置き換え、同様の味を有する飲料を製造するフレーバーシステムを形成することができる。
表10に示すように、フレーバー群10は、飲料を形成するフレーバーシステムに塩および/または苦味を与えることができる8個の化合物を含む。フレーバー群10の化合物は、カリウム、マグネシウム、ナトリウム、塩化物、リン酸塩、アンモニウム、硫酸塩、カルシウム、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される。いずれかの飲料を形成するフレーバーシステム12中に含めることができるフレーバー群10の各化合物の範囲、ワイン風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲、ウイスキー風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲およびビール風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲を1リットル当たりのマイクログラム(μg/l)で示す。示すように、フレーバー群10の化合物は、本明細書に記載されるフレーバーシステム12を用いて製造されるウイスキータイプ飲料中に含めるには望ましくない。さらに、フレーバー群10化合物のそれぞれは、同じ群の他の化合物で置き換え、同様の味を有する飲料を製造するフレーバーシステム12を形成することができる。
表11に示すように、フレーバー群11は、飲料を形成するフレーバーシステム12に渋い口当たりを与えることができる22個の化合物を含む。フレーバー群11の化合物は、タンニン酸、trans−アコニット酸、cis−アコニット酸、エラグ酸、カフタル酸、コーヒー酸、カスタラギン、クタル酸、フェルタリン酸、没食子酸、ケルセチン−3−O−ガラクトシド、シリンゲチン−3−O−グルコシド、ケルセチン−3−O−グルクロニド、ケンフェロール−3−O−グルコシド、イソルハムネチングルコシド、ブドウ種子エキス、アグマチン、シチジン、γ−アミノ酪酸、ホルデニン、リオニレシノール、オークエキス、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される。いずれかの飲料を形成するフレーバーシステム12中に含めることができるフレーバー群11の各化合物の範囲、ワイン風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲、ウイスキー風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲およびビール風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲を1リットル当たりのマイクログラム(μg/l)で示す。実施形態では、フレーバー群11の化合物は、ビール、ワイン、またはウイスキーのフレーバーを有する飲料中に含めてもよい。他の実施形態では、フレーバー群11の化合物はフレーバーシステム12を用いて製造されるようなビールのフレーバーを有する飲料中に含めるには望ましくない場合があり得る。さらに、フレーバー群11化合物のそれぞれは、同じ群の他の化合物で置き換え、同様の味を有する飲料を製造するフレーバーシステム12を形成することができる。
表12に示すように、フレーバー群12は、飲料を形成するフレーバーシステム12に苦味を与えることができる10個の化合物を含む。フレーバー群12の化合物は、ホップエキス、テトラ−イソ−エキス10%、ロ−イソ−エキス10%、異性化ホップエキス30%、cis−イソフムロン、trans−イソフムロン、cis−イソコフムロン、trans−イソコフムロン、イソアドフムロン、コムルチフィドールグリコシド、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される。いずれかの飲料を形成するフレーバーシステム12中に含めることができるフレーバー群12の各化合物の範囲、ワイン風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲、ウイスキー風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲およびビール風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲を1リットル当たりのマイクログラム(μg/l)で示す。実施形態では、フレーバー群12の化合物は、本明細書に記載されるフレーバーシステム12を用いて製造されるワインおよびウイスキータイプ飲料中に含めるには望ましくない場合があり得る。さらに、フレーバー群12化合物のそれぞれは、同じ群の他の化合物で置き換え、同様の味を有する飲料を製造するフレーバーシステム12を形成することができる。
表13に示すように、フレーバー群13は、飲料を形成するフレーバーシステム12に旨味および/または口当たりを与えることができる17個の化合物を含む。フレーバー群13の化合物は、カラギーナン、ホエータンパク質、グルタミン酸一ナトリウム、マルトデキストリン、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、パルミトール酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ラウリン酸エチル、ミリスチン酸エチル、パルミチン酸エチル、パルミトレイン酸エチル、ステアリン酸エチル、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される。いずれかの飲料を形成するフレーバーシステム12中に含めることができるフレーバー群13の各化合物の範囲、ワイン風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲、ウイスキー風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲およびビール風飲料を形成するフレーバーシステム12中の各化合物の範囲を1リットル当たりのマイクログラム(μg/l)で示す。示すように、いくつかの実施形態では、フレーバー群13の化合物は、本明細書に記載されるフレーバーシステム12を用いて製造されるワインおよび/またはウイスキータイプ飲料中に含めるには望ましくない場合があり得る。さらに、フレーバー群13化合物のそれぞれは、同じ群の他の化合物で置き換え、同様の味を有する飲料を製造するフレーバーシステム12を形成することができる。
また、フレーバーシステム12は、それからアルコール飲料を製造するためエタノールを含むこともでき、またはエタノールをフレーバーシステムとともに液体ベースに添加することができる。アルコール飲料を所望の場合、エタノールを約0マイクログラム/リットル(μg/l)〜約474,000,000μg/l(例えば、約1000μg/l〜約400,000,000μg/l、約10,000〜約300,000,000μg/l、約100,000μg/l〜約20,000,000μg/l、約200,000μg/l〜約10,000,000μg/lまたは約300,000μg/l〜約900,000μg/l)の範囲の量で含めることができる。
さらに、エタノールを約0.1体積%〜約80体積%の範囲のアルコール含有量を有する飲料を製造するのに十分な量で添加することができる。例えば、本明細書において製造されるようなワインは、エタノールを、約0.1体積%〜約25体積%のアルコール含有量を有するワイン風飲料を製造するのに十分な量で含むことができる。ウイスキー風飲料は、エタノールを、約50体積%〜約70体積%のアルコール含有量を有するウイスキー風飲料を製造するのに十分な量で含むことができ、ビール風飲料は、エタノールを、約0.1体積%〜約20体積%のアルコール含有量を有するのに十分な量で含むことができる。
上述したようなアロマおよび/またはフレーバー群のそれぞれからの1種以上(例えば、2種以上、3種以上、4種以上、5種以上、6種以上、等)の化合物を含めることにより、フレーバーシステム12は、さまざまなネイチャークラフト同一型ビール、ワイン、ウイスキーを含むリキュール、および混合飲料のフレーバーを模倣するフレーバーシステム12を提供するよう調整することができる。フレーバー化合物およびフレーバーシステム中に含める量の選択により、使用者および/または製造業者は、フレーバーシステム12および得られる飲料14のフレーバーを調節することが可能である。
好適には、ワインの味および/または口当たりを有する飲料は、フレーバー群4(フルーティフレーバー)からの少なくとも1種(例えば、少なくとも2種または少なくとも3種)の化合物、フレーバー群5(スモーキー、ココナッツ、ウッディフレーバー)からの少なくとも1種(例えば、少なくとも2種または少なくとも3種)の化合物、フレーバー群8(酸味)からの少なくとも1種(例えば、少なくとも2種または少なくとも3種)の化合物、およびフレーバー群11(渋い口当たり)からの少なくとも1種(例えば、少なくとも2種または少なくとも3種)の化合物を含む。他の実施形態では、ワインフレーバーを有する飲料は、残りのフレーバー群の1つ以上からの少なくとも1種(例えば、少なくとも2種または少なくとも3種)の化合物を含むことができる。
好適には、ビールの味および/または口当たりを有する飲料は、フレーバー群2(モルティ、バタリー、スイートフレーバー)からの少なくとも1種(例えば、少なくとも2種、少なくとも3種、または少なくとも4種)の化合物、フレーバー群3(フローラル、ハニーフレーバー)からの少なくとも1種(例えば、少なくとも2種、少なくとも3種、または少なくとも4種)の化合物およびフレーバー群12(苦味)からの少なくとも1種(例えば、少なくとも2種、少なくとも3種、または少なくとも4種)の化合物を含む。他の実施形態では、ビールフレーバーを有する飲料は、残りのフレーバー群の1つ以上からの少なくとも1種(例えば、少なくとも2種、少なくとも3種、または少なくとも4種)の化合物を含むことができる。
好適には、ウイスキーの味および/または口当たりを有する飲料は、フレーバー群4(フルーティフレーバー)からの少なくとも1種(例えば、少なくとも2種または少なくとも3種)の化合物、フレーバー群5(スモーキー、ココナッツ、ウッディフレーバー)からの少なくとも1種(例えば、少なくとも2種または少なくとも3種)の化合物、フレーバー群7(フェノリック、メディシナル)からの少なくとも1種(例えば、少なくとも2種または少なくとも3種)の化合物およびフレーバー群11(渋い口当たり)からの少なくとも1種(例えば、少なくとも2種または少なくとも3種)の化合物を含む。他の実施形態では、ウイスキーフレーバーを有する飲料は、残りのフレーバー群の1つ以上からの少なくとも1種(例えば、少なくとも2種または少なくとも3種)の化合物を含むことができる。
以下で提供する実施例は例であり、本明細書において開示される実施形態のいずれの態様も限定するものではない。
(実施例1)
カベルネ・ソーヴィニヨンのフレーバーを有する赤ワインは、3,000μg/lのオクタン酸、2,500μg/lの2−メチルプロパン酸、5,000μg/lの3−メチルブタン酸、5,000μg/lの2−メチルブタン酸、2,000μg/lのヘキサン酸、150,000μg/lの3−メチルブタノール、150,000μg/lの2−メチルブタノール、1,000μg/lの2,3−ブタンジオン、500μg/lのバニリン、5,000μg/lの2,3−ペンタンジオン、100μg/lのフラネオール、150μg/lの2−フェニル酢酸、2,000μg/lのアセトアルデヒド、100μg/lの酪酸エチル、100μg/lのヘキサン酸エチル、10μg/lの3−メチル酪酸エチル、10μg/lの2−メチル酪酸エチル、1μg/lの(E)−β−ダマセノン、500μg/lのウイスキーラクトン、30μg/lの2−メトキシフェノール、20μg/lの3−アリル−2−メトキシフェノール、4,000μg/lの3−(メチルチオ)−1−プロパノール、2,000,000μg/lの酒石酸、1,000,000μg/lのコハク酸、750,000μg/lの酢酸、15,000,000μg/lのグリセロール、2,000,000μg/lのL−プロリン、1,000,000μg/lのカリウム、80,000μg/lのタンニン酸、2,000,000μg/lのオークエキス、10,000,000μg/lのエタノールおよび水を組み合わせることにより製造することができる。任意で、着色剤を添加し、美しい色を有するワイン飲料を提供することができる。
(実施例2)
アメリカンスタイルウイスキーは、1,000,000μg/lの3−メチルブタノール、500,000μg/lの2−メチルブタノール、5,000μg/lのバニリン、500μg/lの3−メチルブタナール、10,000μg/lの2−フェニルエタノール、1,000μg/lの2−フェニル酢酸、3,000μg/lの酢酸2−フェニルエチル、500μg/lの酪酸エチル、10,000μg/lのオクタン酸エチル、200μg/lの2−メチル酪酸エチル、10μg/lの(E)−β−ダマセノン、2,500μg/lの酢酸3−メチルブチル、15,000μg/lの1,1−ジエトキシエタン、5,000μg/lのウイスキーラクトン、50μg/lの2−メトキシフェノール、400μg/lの4−アリル−2−メトキシフェノール、300μg/lの5−ペンチルジヒドロフラン−2(3H)−オン、15μg/lの4−メチル−2−メトキシフェノール、5μg/lの5−ヘキシルジヒドロフラン−2(3H)−オン、40μg/lの(E,E)−2,4−デカジエナール、5μg/lの(E,E)−2,4−ノナジエナール、150μg/lの4−エチルフェノール、10μg/lの4−メチルフェノール、5,000,000μg/lのグリセロール、100,000μg/lのタンニン酸、4,000,000μg/lのオークエキス、316,000,000μg/lのエタノールおよび水を組み合わせることにより製造することができる。
(実施例3)
ピルスナータイプビールは、約3μg/lの量の(E)−β−ダマセノン、約2,000μg/lの量の2−メチルブタン酸、約10,000μg/lの量の2−フェニルエタノール、約1,000μg/lの量の3−(メチルチオ)プロパノール、約2000μg/lの量の3−メチルブタン酸、約200μg/lの量の3−メチルブタナール、約50,000μg/lの量の3−メチルブタノール、約150μg/lの量の硫化ジメチル、約200μg/lの量の酪酸エチル、約200μg/lの量のヘキサン酸エチル、約150μg/lの量のオクタン酸エチル、約500μg/lの量のフラネオール、約500μg/lの量の2−フェニル酢酸、約5μg/lの量の3−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−2(5H)−フラノン、約50,000μg/lの量の3−メチルブタノール、約50,000μg/lの量の2−メチルブタノール、約100μg/lの量のエチルフラネオール、約300μg/lの量のリナロール、約150μg/lの量の4−アリル−2−メトキシフェノール、約5μg/lの量の3−(メチルチオ)−1−プロパナール、約400,000μg/lの量のクエン酸、約1,500,000μg/lの量のスクロース、約1,500,000μg/lの量のカリウム、約5,000,000μg/lの量のホップエキス、約100,000μg/lの量の異性化ホップエキス30%、約100,000μg/lの量のグルタミン酸一ナトリウム、約37,500,000μg/lの量のエタノールおよび水を組み合わせることにより製造することができる。
(実施例4)
ライトピルスナータイプビールは、約3μg/lの量の(E)−β−ダマセノン、約2000μg/lの量の2−メチルブタン酸、約10,000μg/lの量の2−フェニルエタノール、約1,000μg/lの量の3−(メチルチオ)プロパノール、約2,000μg/lの量の3−メチルブタン酸、約200μg/lの量の3−メチルブタナール、約50,000μg/lの量の3−メチルブタノール、約150μg/lの量の硫化ジメチル、約200μg/lの量の酪酸エチル、約200μg/lの量のヘキサン酸エチル、約150μg/lの量のオクタン酸エチル、約500μg/lの量のフラネオール、約500μg/lの量の2−フェニル酢酸、約5μg/lの量の3−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−2(5H)−フラノン、約50,000μg/lの量の3−メチルブタノール、約50,000μg/lの量の2−メチルブタノール、約100μg/lの量のエチルフラネオール、約300μg/lの量のリナロール、約150μg/lの量の4−アリル−2−メトキシフェノール、約5μg/lの量の3−(メチルチオ)−1−プロパナール、約400,000μg/lの量のクエン酸、約1,500,000μg/lの量のスクロース、約1,500,000μg/lの量のカリウム、約5,000,000μg/lの量のホップエキス、約100,000μg/lの量の異性化ホップエキス30%、約100,000μg/lの量のグルタミン酸一ナトリウム、約33,100,000μg/lの量のエタノールおよび水を組み合わせることにより製造することができる。
有利なことには、本明細書に記載されるフレーバーシステムおよび方法を用いて形成される飲料は、実質的に同じフレーバー特性を有する従来通りに醸造および/または発酵させた飲料より少ないカロリーを有する。表14に示すように、実施例3のピルスナータイプは、商業的に醸造および発酵させたビールより少ないカロリーを有する。商業的に醸造したビールのカロリー数は、www.beer100.com/beercalorieから入手し、12オンス飲料に基づく。実施例3のビールのカロリー数は、下記:エタノール:7kcal/gおよび糖質:4kcal/gに基づく。
表15に示すように、実施例4のライトピルスナータイプビールは、商業的に醸造および発酵させたライトビールより少ないカロリーを有する。商業的に醸造したビールのカロリー数は、www.beer100.com/beercalorieから入手し、12オンス飲料に基づく。実施例4のビールのカロリー数は、下記:エタノール:7kcal/gおよび糖質:4kcal/gに基づく。
示すように、実施例3のピルスナータイプ飲料および実施例4のライトピルスナータイプ飲料はともに、同様のフレーバーを有する従来通りに醸造および/または発酵させた飲料より少なくとも7%少ないカロリーを有する飲料を提供する。好適には、本明細書に記載されるように形成される飲料は、同様のフレーバーを有する従来通りに醸造および/または発酵させた飲料より少なくとも5%少ないカロリー(例えば、少なくとも10%少ないカロリー、少なくとも15%少ないカロリー、少なくとも20%少ないカロリー、少なくとも25%少ないカロリー)を有するだろう。
図4に示すように、フレーバード飲料の製造キット85は、ある量の複数のフレーバーおよび/またはアロマ化合物20、20'、20''、20'''、20''''のそれぞれを含むフレーバーシステム12、ある量の酵母70、ある量の糖75ならびに容器80を備える。好適には、本キットは、上述したアロマ化合物群および味化合物群のそれぞれからの少なくとも1つのフレーバー化合物を含む。容器80は、フレーバーシステム12、酵母80、糖75および所定の量の水(図示せず)が入る大きさとする。キット85は、ワインのフレーバーおよび/またはアロマを有する飲料を形成するのに使用可能である。糖75はグラニュー糖(スクロース)とすることができ、これはプライミングシュガーとしても知られる。好適には、複数のフレーバーおよび/またはアロマ化合物をさまざまな組み合わせおよび量で混合し、ビール風、ワイン風、ウイスキー風および/またはサイダー風飲料を形成することができる。
キット85は、フレーバーおよび/またはアロマ化合物20、20'、20''、20'''、20''''を異なる組み合わせおよび量で配合し、ワイン、ビールおよびリキュールの味を模倣するさまざまな異なる飲料を形成するための説明書を備えることができる。好適には、説明書は、キット85を用いて炭酸飲料を形成するために必要な時間および条件も示す。容器80中でフレーバーシステム12の所望の成分を、酵母70、糖75および水とともに混合し、内容物を約70°Fより高い温度で約2〜約10日間、好適には約4〜約7日間維持することにより、所望のフレーバーおよび/またはアロマ特性を有する炭酸飲料を形成することができる。
例えば、ビール風飲料は、ビールのフレーバーを有する飲料を形成するよう構成された適切な量のフレーバーシステム、エタノール、マルトデキストリン、ホップエキス、小さじ0.25の酵母、小さじ2.5の糖および1リットルの水を封止した容器中に約1週間、約72°F±4°Fの温度で入れておくことにより形成することができる。好適には、飲料は、約10日未満で形成される。酵母および糖を用いることにより、炭酸化は飲料中で行われる。
フレーバード飲料の製造装置21は、個別のフレーバーまたはアロマ化合物20、20'、20''、20'''、20''''を保持するよう構成され、出口23を備える複数のリザーバ22、水を供給するのに使用可能な水源90、飲料を形成するため水源90からの水をある量の1つ以上のフレーバーまたはアロマ化合物20、20'、20''、20'''、20''''と混合するのに使用可能な混合ユニット30、飲料を炭酸化するため加圧ガスを混合ユニット30に送達するのに使用可能な加圧ガス35の供給源、および飲料を装置21から出口42を通って容器45中に分注するのに使用可能な分注ユニット40を備える。
図3に示すように、飲料製造装置21は、装置21の機械および電子部品を収容するハウジング24を備える。好適には、ハウジング24は、プラスチックおよび/または金属で形成することができる。
装置21は、カウンターサイズの小型装置またはレストラン、バーもしくは飲料を提供する他の施設で用いる大型装置とすることができる。
好適には、図3に示すように、一人分の飲料を製造するのに必要な水を供給するのに水リザーバ90が用いられる。あるいは、水リザーバ90の代わりに、装置21は、外部給水源に接続した給水ライン(図示せず)を備えることができる。1つの実施形態では、水リザーバ90または給水ラインは、所望に応じて冷たい飲料を提供するため、冷却システム92により冷却することができる。冷却システム92は、ファンまたは水を冷却するのに使用可能な他の装置を備えることができる。
また好適には、所望に応じて炭酸化を行うのに加圧ガス源キャニスタ35が用いられる。好適には、加圧ガス源キャニスタ35は、取替可能である。加圧ガス源キャニスタ35は、好適には二酸化炭素を含む。しかしながら、代替実施形態では、加圧ガス源キャニスタ35は窒素を含むことができる。好適には、加圧ガス源キャニスタ35によりもたらされる炭酸の量は、成人消費者の炭酸レベルの好みに応じて制御することができる。例えば、成人消費者は、所望の炭酸のレベルを、タッチスクリーンまたは他の適切な入力デバイスであり得る、ユーザーインターフェース55によって制御システム50に入力することができる。制御システム50は、加圧ガス源キャニスタ35から放出される加圧ガスの量を制御することができる。
制御システム50およびユーザーインターフェース55により、成人消費者は、所望の炭酸の量、所望のアルコール含有量、飲料の冷却、飲料の混合、飲料中に所望のフレーバーおよび/またはアロマ化合物、ならびに他のこうした特徴を含むシステム要件を入力することも可能である。装置21は、使用中に装置21に電力を供給するのに使用可能な電源60も備えることができる。電源60は、電池またはACアダプタを含むことができる。制御システム50は、リザーバ22のそれぞれから放出されるフレーバーおよび/またはアロマ化合物の量を制御するための手動または自動制御器25を備えることができる。
好適には、装置21は飲料を要求後約5分以内にバーテンダーまたは他の人的介入の必要なく用意することができる。
使用時、成人消費者は、制御ユニット50のユーザーインターフェース55を用いて装置21を作動させ、彼らの飲料が分注されるのを待つことができる。水源90からの水および任意で加圧ガス源35からの加圧ガスは、同時にまたは続けて混合ユニット30に分注され、そこで加圧ガスおよび水はフレーバーシステムのフレーバーおよび/またはアロマ化合物20、20'、20''、20'''ならびに任意でアルコールと混合される。
本明細書に記載される方法および装置は、家庭用またはより大規模な製造設備用に変更することができる。よって、さまざまな異なるビールを醸造する代わりに、製造業者は、単一の低フレーバービールを醸造し、装置21において低フレーバービールを主液として用い、これに異なるフレーバーシステムを添加することにより味およびアロマを変更し、さまざまな異なるビールを提供することができる。加えて、液体ベースは低フレーバービールなので、これにフレーバーシステムを添加することにより、従来通りに醸造したフルフレーバービールより少ないカロリーおよび低いアルコール含有量を有するフルフレーバービールを提供することができる。
本明細書では、「約」の語は、多くの場合数値に関して用いられ、こうした値の計算の正確さを意図していないことを示す。したがって、数値について「約」が用いられる場合、その数値について±10%の許容誤差が考慮されるべきである。
前記は飲料を形成するためのフレーバーシステムおよび方法についてそれらの具体的な実施形態を参照しながら詳細に記載しているが、フレーバーシステムおよび方法のさまざまな変更物および改良物ならびに同等物を用いてもよく、これが本発明の精神および範囲から著しく逸脱しないことは当業者には明らかだろう。

Claims (62)

  1. ビールのフレーバーを有する飲料の製造方法であって:
    化合物の第1群から選択される少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記化合物の第1群が3−メチルブタノール、2−メチルブタノール、2,3−ブタンジオン、バニリン、2−メチルプロパノール、3−メチルブタナール、2,3−ペンタンジオン、2−メチルプロパナール、2−メチルブタナール、フラネオール、およびエチルフラネオールからなり、前記第1群から選択される前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約0.5μg/l〜約5,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;
    化合物の第2群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記第2群が2−フェニルエタノール、2−フェニル酢酸、酢酸2−フェニルエチル、ミルセンおよびリナロールからなり、前記第2群から選択される前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約5μg/l〜約75,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;ならびに
    アロマ化合物の第3群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記第3群がホップエキス、テトラ−イソ−エキス10%、ロ−イソ−エキス10%、および異性化ホップエキス30%からなり、前記第3群から選択される前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約10,000μg/l〜約30,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;
    を含み、
    前記フレーバー化合物が、醸造、発酵、または蒸留の必要なくビールのフレーバーを有する飲料を形成するのに十分な量で含まれる、方法。
  2. オクタン酸、2−メチルプロパン酸、ブタン酸、3−メチルブタン酸、2−メチルブタン酸、デカン酸、およびヘキサン酸からなる群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約50μg/l〜約10,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. アセトアルデヒド、酪酸エチル、2−メチルプロパン酸エチル、オクタン酸エチル、ヘキサン酸エチル、3−メチル酪酸エチル、2−メチル酪酸エチル、(E)−β−ダマセノン、酢酸3−メチルブチル、1,1−ジエトキシエタン、およびtrans−ケイ皮酸エチルからなる群からの少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約0.04μg/l〜約25,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 2−メトキシフェノール、4−アリル−2−メトキシフェノール、4−エチル−2−メトキシフェノール、4−メチル−2−メトキシフェノール、および4−プロピル−2−メトキシフェノールからなる群からの少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約0.1μg/l〜約1,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 3−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−2(5H)−フラノン、硫化ジメチル、三硫化ジメチル、3−(メチルチオ)−1−プロパノール、3−(メチルチオ)−1−プロパナール、(E)−2−ノネナール、(E,E)−2,4−デカジエナール、および(E,E)−2,4−ノナジエナールからなる群からの少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約0.1μg/l〜約5,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. クエン酸および酢酸からなる群からの少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約50,000μg/l〜約40,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. グリセロール、グルコース、フルクトース、L−プロリン、およびスクロースからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約20,000μg/l〜約10,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. カリウム、マグネシウム、およびカルシウムからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約25,000μg/l〜約8,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. カラギーナン、ホエータンパク質、グルタミン酸一ナトリウム、およびマルトデキストリンからなる群から選択される少なくとも1種の化合物を添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約30,000μg/l〜約70,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記飲料を炭酸化して炭酸飲料を形成するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. ある量のエタノールを前記飲料に添加してアルコール飲料を形成するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  12. 前記飲料が、実質的に同じフレーバーを有する従来通りに醸造および/または発酵させた飲料より、少なくとも約7%少ないカロリーを有する、請求項1に記載の方法。
  13. ワインのフレーバーを有する飲料の製造方法であって:
    フレーバー化合物の第1群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記第1群がアセトアルデヒド、酪酸エチル、2−メチルプロパン酸エチル、オクタン酸エチル、ヘキサン酸エチル、3−メチル酪酸エチル、2−メチル酪酸エチル、(E)−β−ダマセノン、酢酸3−メチルブチル、1,1−ジエトキシエタン、およびtrans−ケイ皮酸エチルからなり、前記第1群からの前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約0.1μg/l〜約50,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;
    フレーバー化合物の第2群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記第2群がウイスキーラクトン、2−メトキシフェノール、4−アリル−2−メトキシフェノール、5−ペンチルジヒドロフラン−2(3H)−オン、4−エチル−2−メトキシフェノール、4−メチル−2−メトキシフェノール、4−プロピル−2−メトキシフェノール、および5−ヘキシルジヒドロフラン−2(3H)−オンからなり、前記第2群からの前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約0.1μg/l〜約2,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;
    フレーバー化合物の第3群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記フレーバー化合物の第3群が酒石酸、コハク酸、乳酸、および酢酸からなり、前記第3群からの前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約75,000μg/l〜約10,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;ならびに
    フレーバー化合物の第4群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記フレーバー化合物の第4群がタンニン酸、オークエキス、およびtrans−アコニット酸からなり、前記第4群からの前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約500μg/l〜約150,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    を含み、
    前記フレーバー化合物が、発酵の必要なくワインのフレーバーを有する飲料を形成するのに十分な量で含まれる、方法。
  14. 前記飲料を炭酸化して炭酸飲料を形成するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. ある量のエタノールを前記飲料に添加してアルコール飲料を形成するステップをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  16. オクタン酸、2−メチルプロパン酸、ブタン酸、3−メチルブタン酸、2−メチルブタン酸、デカン酸、およびヘキサン酸からなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約50μg/l〜約15,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  17. 3−メチルブタノール、2−メチルブタノール、2,3−ブタンジオン、バニリン、2−メチルプロパノール、3−メチルブタナール、2,3−ペンタンジオン、2−メチルプロパナール、2−メチルブタナール、フラネオール、およびエチルフラネオールからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約0.5μg/l〜約1,500,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  18. 2−フェニルエタノール、2−フェニル酢酸、酢酸2−フェニルエチル、およびリナロールからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約0.5μg/l〜約200,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  19. 3−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−2(5H)−フラノン、硫化ジメチル、三硫化ジメチル、3−(メチルチオ)−1−プロパノール、3−(メチルチオ)−1−プロパナール、(E)−2−ノネナール、(E,E)−2,4−デカジエナール、および(E,E)−2,4−ノナジエナールからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約0.1μg/l〜約10,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  20. グリセロール、グルコース、フルクトース、L−プロリン、およびスクロースからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約20,000μg/l〜約50,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  21. カリウム、マグネシウムおよびカルシウムからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約25,000μg/l〜約10,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  22. 前記飲料が、実質的に同じフレーバーを有する従来通りに醸造および/または発酵させた飲料より、少なくとも約7%少ないカロリーを有する、請求項13に記載の方法。
  23. ウイスキーのフレーバーを有する飲料の製造方法であって:
    化合物の第1群から選択される少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記化合物の第1群が3−メチルブタノール、2−メチルブタノール、2,3−ブタンジオン、バニリン、2−メチルプロパノール、3−メチルブタナール、2,3−ペンタンジオン、2−メチルプロパナール、2−メチルブタナール、フラネオール、およびエチルフラネオールからなり、前記第1群から選択される前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約0.5μg/l〜約5,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;
    フレーバー化合物の第2群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記第2群がアセトアルデヒド、酪酸エチル、2−メチルプロパン酸エチル、オクタン酸エチル、ヘキサン酸エチル、3−メチル酪酸エチル、2−メチル酪酸エチル、(E)−β−ダマセノン、酢酸3−メチルブチル、1,1−ジエトキシエタン、およびtrans−ケイ皮酸エチルからなり、前記第2群からの前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約1μg/l〜約300,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;
    フレーバー化合物の第3群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記第3群がウイスキーラクトン、2−メトキシフェノール、4−アリル−2−メトキシフェノール、5−ペンチルジヒドロフラン−2(3H)−オン、4−エチル−2−メトキシフェノール、4−メチル−2−メトキシフェノール、4−プロピル−2−メトキシフェノール、および5−ヘキシルジヒドロフラン−2(3H)−オンからなり、前記第3群からの前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約1μg/l〜約50,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;
    フレーバー化合物の第4群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記フレーバー化合物の第4群がタンニン酸、オークエキス、およびtrans−アコニット酸からなり、前記第4群からの前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約500μg/l〜約5,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;ならびに
    フレーバー化合物の第5群からの少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記フレーバー化合物の第5群が4−エチルフェノール、4−メチルフェノール、3−メチルフェノール、2−メチルフェノール、およびフェノールからなり、前記第5群からの前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約1μg/l〜約20,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    を含み、
    前記フレーバー化合物が、蒸留の必要なくウイスキーのフレーバーを有する飲料を形成するのに十分な量で含まれる、方法。
  24. 2−フェニルエタノール、2−フェニル酢酸、酢酸2−フェニルエチル、およびリナロールからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約0.5μg/l〜約200,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項23に記載の方法。
  25. 3−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−2(5H)−フラノン、硫化ジメチル、三硫化ジメチル、3−(メチルチオ)−1−プロパノール、3−(メチルチオ)−1−プロパナール、(E)−2−ノネナール、(E,E)−2,4−デカジエナール、および(E,E)−2,4−ノナジエナールからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約0.1μg/l〜約10,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項23に記載の方法。
  26. グリセロールをある量の水に約2,000,000μg/l〜約10,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップをさらに含む、請求項23に記載の方法。
  27. ある量のエタノールをある量の水に添加するステップをさらに含む、請求項23に記載の方法。
  28. 炭酸フレーバード飲料の製造キットであって:
    第1フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物であって、前記化合物の第1群が3−メチルブタノール、2−メチルブタノール、2,3−ブタンジオン、バニリン、2−メチルプロパノール、3−メチルブタナール、2,3−ペンタンジオン、2−メチルプロパナール、2−メチルブタナール、フラネオール、およびエチルフラネオールからなる、フレーバー化合物;
    第2フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物であって、前記第2群が2−フェニルエタノール、2−フェニル酢酸、酢酸2−フェニルエチル、ミルセンおよびリナロールからなる、フレーバー化合物;
    第3フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物であって、前記第3フレーバー群がホップエキス、テトラ−イソ−エキス10%、ロ−イソ−エキス10%、および異性化ホップエキス30%からなる、フレーバー化合物;
    第4フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物であって、前記第4フレーバー群がアセトアルデヒド、酪酸エチル、2−メチルプロパン酸エチル、オクタン酸エチル、ヘキサン酸エチル、3−メチル酪酸エチル、2−メチル酪酸エチル、(E)−β−ダマセノン、酢酸3−メチルブチル、1,1−ジエトキシエタン、およびtrans−ケイ皮酸エチルからなる、フレーバー化合物;
    第5フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物であって、前記第5フレーバー群がウイスキーラクトン、2−メトキシフェノール、4−アリル−2−メトキシフェノール、5−ペンチルジヒドロフラン−2(3H)−オン、4−エチル−2−メトキシフェノール、4−メチル−2−メトキシフェノール、4−プロピル−2−メトキシフェノール、および5−ヘキシルジヒドロフラン−2(3H)−オンからなる、フレーバー化合物;
    第6フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物であって、前記第6フレーバー群が酒石酸、コハク酸、乳酸、および酢酸からなる、フレーバー化合物;
    第7フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物であって、前記7フレーバー群がタンニン酸、オークエキス、およびtrans−アコニット酸からなる、フレーバー化合物;
    第8フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物であって、前記第8フレーバー群が4−エチルフェノール、4−メチルフェノール、3−メチルフェノール、2−メチルフェノール、およびフェノールからなる、フレーバー化合物;
    ある量の酵母;
    ある量の糖;ならびに
    前記フレーバーシステム、酵母、糖およびある量の水が入る大きさの容器
    を備え、
    前記フレーバー化合物を異なる量および組み合わせで混合して、所望のビールまたはワインのフレーバーおよびアロマを有する飲料を約10日未満で形成することができるように、前記フレーバー化合物群のそれぞれがビールまたはワインの異なるフレーバーまたはアロマを与える、キット。
  29. 異なるビールおよびワインのフレーバーを有する異なる飲料を提供するには、どのようにフレーバー化合物の量および組み合わせを変更するかを使用者に説明するのに使用可能な取扱説明書
    をさらに備える、請求項28に記載のキット。
  30. ビールのフレーバーを有する飲料の製造方法であって:
    化合物の第1群から選択される少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記化合物の第1群が3−メチルブタノール、2−メチルブタノール、2,3−ブタンジオン、バニリン、2−メチルプロパノール、3−メチルブタナール、2,3−ペンタンジオン、2−メチルプロパナール、2−メチルブタナール、フラネオール、2−アミノアセトフェノン、およびエチルフラネオールからなり、前記第1群から選択される前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約0.1μg/l〜約5,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;
    化合物の第2群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記第2群が2−フェニルエタノール、2−フェニル酢酸、酢酸2−フェニルエチル、フェニルアセトアルデヒド、ミルセン、ゲラニオール、およびリナロールからなり、前記第2群から選択される前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約1μg/l〜約75,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;ならびに
    アロマ化合物の第3群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記第3群がホップエキス、テトラ−イソ−エキス10%、ロ−イソ−エキス10%、異性化ホップエキス30%、cis−イソフムロン、trans−イソフムロン、cis−イソコフムロン、trans−イソコフムロン、イソアドフムロン、およびコムルチフィドールグリコシドからなり、前記第3群から選択される前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約1μg/l〜約30,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    を含み;
    前記フレーバー化合物が、醸造、発酵、または蒸留の必要なくビールのフレーバーを有する飲料を形成するのに十分な量で含まれる、方法。
  31. オクタン酸、2−メチルプロパン酸、ブタン酸、3−メチルブタン酸、2−メチルブタン酸、デカン酸、およびヘキサン酸からなる群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約50μg/l〜約25,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項30に記載の方法。
  32. アセトアルデヒド、酪酸エチル、2−メチルプロパン酸エチル、オクタン酸エチル、ヘキサン酸エチル、3−メチル酪酸エチル、2−メチル酪酸エチル、(E)−β−ダマセノン、酢酸3−メチルブチル、1,1−ジエトキシエタン、trans−ケイ皮酸エチル、デカン酸エチル、およびプロパン酸エチルからなる群からの少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約0.04μg/l〜約25,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項30に記載の方法。
  33. 2−メトキシフェノール、4−アリル−2−メトキシフェノール、4−エチル−2−メトキシフェノール、4−メチル−2−メトキシフェノール、4−プロピル−2−メトキシフェノール、2−メトキシ−5−メチルフェノール、および2,6−ジメトキシフェノールからなる群からの少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約0.1μg/l〜約1,000μg/lの量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項30に記載の方法。
  34. 3−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−2(5H)−フラノン、硫化ジメチル、三硫化ジメチル、3−(メチルチオ)−1−プロパノール、3−(メチルチオ)−1−プロパナール、3−メチル−2−ブテン−1−チオール、(E)−2−ノネナール、(E,E)−2,4−デカジエナール、および(E,E)−2,4−ノナジエナールからなる群からの少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約0.001μg/l〜約5,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項30に記載の方法。
  35. 酒石酸、コハク酸、乳酸、クエン酸、ガラクツロン酸、ピルビン酸、リンゴ酸、および酢酸からなる群からの少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約10,000μg/l〜約7,500,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項30に記載の方法。
  36. グリセロール、グルコース、フルクトース、L−プロリン、およびスクロースからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約10,000μg/l〜約10,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項30に記載の方法。
  37. カリウム、マグネシウム、ナトリウム、塩化物、リン酸塩、アンモニウム、硫酸塩、およびカルシウムからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約500μg/l〜約5,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項30に記載の方法。
  38. カラギーナン、ホエータンパク質、グルタミン酸一ナトリウム、およびマルトデキストリンからなる群から選択される少なくとも1種の化合物を添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約500μg/l〜約70,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項30に記載の方法。
  39. 前記飲料を炭酸化して炭酸飲料を形成するステップをさらに含む、請求項30に記載の方法。
  40. ある量のエタノールを前記飲料に添加してアルコール飲料を形成するステップをさらに含む、請求項30に記載の方法。
  41. 前記飲料が、実質的に同じフレーバーを有する従来通りに醸造および/または発酵させた飲料より、少なくとも約7%少ないカロリーを有する、請求項30に記載の方法。
  42. ワインのフレーバーを有する飲料の製造方法であって:
    フレーバー化合物の第1群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記第1群がアセトアルデヒド、酪酸エチル、2−メチルプロパン酸エチル、オクタン酸エチル、ヘキサン酸エチル、3−メチル酪酸エチル、2−メチル酪酸エチル、(E)−β−ダマセノン、酢酸3−メチルブチル、1,1−ジエトキシエタン、trans−ケイ皮酸エチル、デカン酸エチル、およびプロパン酸エチルからなり、前記第1群からの前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約0.1μg/l〜約50,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;
    フレーバー化合物の第2群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記第2群がウイスキーラクトン、2−メトキシフェノール、4−アリル−2−メトキシフェノール、5−ペンチルジヒドロフラン−2(3H)−オン、4−エチル−2−メトキシフェノール、4−メチル−2−メトキシフェノール、4−プロピル−2−メトキシフェノール、5−ヘキシルジヒドロフラン−2(3H)−オン、2−メトキシ−5−メチルフェノール、および2,6−ジメトキシフェノールからなり、前記第2群からの前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約0.1μg/l〜約2,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;
    フレーバー化合物の第3群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記フレーバー化合物の第3群が酒石酸、コハク酸、乳酸、クエン酸、ガラクツロン酸、ピルビン酸、リンゴ酸、および酢酸からなり、前記第3群からの前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約1,000μg/l〜約10,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;ならびに
    フレーバー化合物の第4群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記フレーバー化合物の第4群がタンニン酸、オークエキス、trans−アコニット酸、cis−アコニット酸、エラグ酸、カフタル酸、コーヒー酸、カスタラギン、クタル酸、フェルタリン酸、没食子酸、ケルセチン−3−O−ガラクトシド、シリンゲチン−3−O−グルコシド、ケルセチン−3−O−グルクロニド、ケンフェロール−3−O−グルコシド、イソルハムネチングルコシド、およびブドウ種子エキスからなり、前記第4群からの前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約50μg/l〜約10,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    を含み、
    前記フレーバー化合物が、発酵の必要なくワインのフレーバーを有する飲料を形成するのに十分な量で含まれる、方法。
  43. 前記飲料を炭酸化して炭酸飲料を形成するステップをさらに含む、請求項42に記載の方法。
  44. ある量のエタノールを前記飲料に添加してアルコール飲料を形成するステップをさらに含む、請求項42に記載の方法。
  45. オクタン酸、2−メチルプロパン酸、ブタン酸、3−メチルブタン酸、2−メチルブタン酸、デカン酸、およびヘキサン酸からなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約50μg/l〜約25,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項42に記載の方法。
  46. 3−メチルブタノール、2−メチルブタノール、2,3−ブタンジオン、バニリン、2−メチルプロパノール、3−メチルブタナール、2,3−ペンタンジオン、2−メチルプロパナール、2−メチルブタナール、フラネオール、およびエチルフラネオールからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約0.5μg/l〜約1,500,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項42に記載の方法。
  47. 2−フェニルエタノール、2−フェニル酢酸、酢酸2−フェニルエチル、フェニルアセトアルデヒド、ゲラニオール、およびリナロールからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約0.5μg/l〜約200,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項42に記載の方法。
  48. 3−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−2(5H)−フラノン、硫化ジメチル、三硫化ジメチル、3−(メチルチオ)−1−プロパノール、3−(メチルチオ)−1−プロパナール、(E)−2−ノネナール、(E,E)−2,4−デカジエナール、および(E,E)−2,4−ノナジエナールからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約0.1μg/l〜約10,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項42に記載の方法。
  49. グリセロール、グルコース、フルクトース、L−プロリン、およびスクロースからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約20,000μg/l〜約50,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項42に記載の方法。
  50. カリウム、マグネシウム、ナトリウム、塩化物、リン酸塩、アンモニウム、硫酸塩、およびカルシウムからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約50μg/l〜約10,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項42に記載の方法。
  51. 前記飲料が、実質的に同じフレーバーを有する従来通りに醸造および/または発酵させた飲料より、少なくとも約7%少ないカロリーを有する、請求項42に記載の方法。
  52. ウイスキーのフレーバーを有する飲料の製造方法であって:
    化合物の第1群から選択される少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記化合物の第1群が3−メチルブタノール、2−メチルブタノール、2,3−ブタンジオン、バニリン、2−メチルプロパノール、3−メチルブタナール、2,3−ペンタンジオン、2−メチルプロパナール、2−メチルブタナール、フラネオール、およびエチルフラネオールからなり、前記第1群から選択される前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約0.5μg/l〜約10,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;
    フレーバー化合物の第2群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記第2群がアセトアルデヒド、酪酸エチル、2−メチルプロパン酸エチル、オクタン酸エチル、ヘキサン酸エチル、3−メチル酪酸エチル、2−メチル酪酸エチル、(E)−β−ダマセノン、酢酸3−メチルブチル、1,1−ジエトキシエタン、trans−ケイ皮酸エチル、3−フェニルプロパン酸エチル、デカン酸エチル、およびプロパン酸エチルからなり、前記第2群からの前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約1μg/l〜約300,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;
    フレーバー化合物の第3群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記第3群がウイスキーラクトン、2−メトキシフェノール、4−アリル−2−メトキシフェノール、5−ペンチルジヒドロフラン−2(3H)−オン、4−エチル−2−メトキシフェノール、4−メチル−2−メトキシフェノール、4−プロピル−2−メトキシフェノール、5−ヘキシルジヒドロフラン−2(3H)−オン、2−メトキシ−5−メチルフェノール、および2,6−ジメトキシフェノールからなり、前記第3群からの前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約1μg/l〜約50,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;
    フレーバー化合物の第4群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記フレーバー化合物の第4群がタンニン酸、オークエキス、trans−アコニット酸、cis−アコニット酸、エラグ酸、およびリオニレシノールからなり、前記第4群からの前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約100μg/l〜約5,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ;
    フレーバー化合物の第5群からの少なくとも1種のフレーバー化合物をある量の水に添加するステップであって、前記フレーバー化合物の第5群が4−エチルフェノール、4−メチルフェノール、3−メチルフェノール、2−メチルフェノール、3−エチルフェノール、2−エチルフェノール、およびフェノールからなり、前記第5群からの前記少なくとも1種のフレーバー化合物を約1μg/l〜約20,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    を含み、
    前記フレーバー化合物が、蒸留の必要なくウイスキーのフレーバーを有する飲料を形成するのに十分な量で含まれる、方法。
  53. 2−フェニルエタノール、2−フェニル酢酸、酢酸2−フェニルエチル、フェニルアセトアルデヒド、ゲラニオール、およびリナロールからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約0.5μg/l〜約200,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項52に記載の方法。
  54. 3−ヒドロキシ−4,5−ジメチル−2(5H)−フラノン、硫化ジメチル、三硫化ジメチル、3−(メチルチオ)−1−プロパノール、3−(メチルチオ)−1−プロパナール、(E)−2−ノネナール、(E,E)−2,4−デカジエナール、および(E,E)−2,4−ノナジエナールからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約0.1μg/l〜約10,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項52に記載の方法。
  55. グリセロール、5−ヒドロキシメチルフルフラール、5−エトキシメチルフルフラール、5−メトキシメチルフルフラール、および5−アセトキシメチルフルフラールからなる群から選択される少なくとも1種の化合物をある量の水に0μg/l〜約10,000,000μg/lの量で添加するステップをさらに含む、請求項52に記載の方法。
  56. ある量のエタノールをある量の水に添加するステップをさらに含む、請求項52に記載の方法。
  57. 炭酸フレーバード飲料の製造キットであって:
    第1フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物であって、前記化合物の第1群が3−メチルブタノール、2−メチルブタノール、2,3−ブタンジオン、バニリン、2−メチルプロパノール、3−メチルブタナール、2,3−ペンタンジオン、2−メチルプロパナール、2−メチルブタナール、フラネオール、2−アミノアセトフェノン、およびエチルフラネオールからなる、フレーバー化合物;
    第2フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物であって、前記第2群が2−フェニルエタノール、2−フェニル酢酸、酢酸2−フェニルエチル、フェニルアセトアルデヒド、ミルセン、ゲラニオール、およびリナロールからなる、フレーバー化合物;
    第3フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物であって、前記第3フレーバー群がホップエキス、テトラ−イソ−エキス10%、ロ−イソ−エキス10%、異性化ホップエキス30%、cis−イソフムロン、trans−イソフムロン、cis−イソコフムロン、trans−イソコフムロン、イソアドフムロン、およびコムルチフィドールグリコシドからなる、フレーバー化合物;
    第4フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物であって、前記第4フレーバー群がアセトアルデヒド、酪酸エチル、2−メチルプロパン酸エチル、オクタン酸エチル、ヘキサン酸エチル、3−メチル酪酸エチル、2−メチル酪酸エチル、(E)−β−ダマセノン、酢酸3−メチルブチル、1,1−ジエトキシエタン、trans−ケイ皮酸エチル、3−フェニルプロパン酸エチル、デカン酸エチル、およびプロパン酸エチルからなる、フレーバー化合物;
    第5フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物であって、前記第5フレーバー群がウイスキーラクトン、2−メトキシフェノール、4−アリル−2−メトキシフェノール、5−ペンチルジヒドロフラン−2(3H)−オン、4−エチル−2−メトキシフェノール、4−メチル−2−メトキシフェノール、4−プロピル−2−メトキシフェノール、5−ヘキシルジヒドロフラン−2(3H)−オン、2−メトキシ−5−メチルフェノール、および2,6−ジメトキシフェノールからなる、フレーバー化合物;
    第6フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物であって、前記第6フレーバー群が酒石酸、コハク酸、乳酸、クエン酸、ガラクツロン酸、ピルビン酸、リンゴ酸、および酢酸からなる、フレーバー化合物;
    第7フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物であって、第7フレーバー群がタンニン酸、オークエキス、trans−アコニット酸、cis−アコニット酸、エラグ酸、カフタル酸、コーヒー酸、カスタラギン、クタル酸、フェルタリン酸、没食子酸、ケルセチン−3−O−ガラクトシド、シリンゲチン−3−O−グルコシド、ケルセチン−3−O−グルクロニド、ケンフェロール−3−O−グルコシド、イソルハムネチングルコシド、ブドウ種子エキス、アグマチン、シチジン、γ−アミノ酪酸、ホルデニン、およびリオニレシノールからなる、フレーバー化合物;
    第8フレーバー群からの少なくとも1種のフレーバー化合物であって、前記第8フレーバー群が4−エチルフェノール、4−メチルフェノール、3−メチルフェノール、2−メチルフェノール、3−エチルフェノール、2−エチルフェノール、およびフェノールからなる、フレーバー化合物;
    ある量の酵母;
    ある量の糖;ならびに
    前記フレーバーシステム、酵母、糖およびある量の水が入る大きさの容器
    を備え、
    前記フレーバー化合物を異なる量および組み合わせで混合して、所望のビールまたはワインまたはウイスキーのフレーバーおよびアロマを有する飲料を約10日未満で形成することができるように、前記フレーバー化合物群のそれぞれがビールまたはワインまたはウイスキーの異なるフレーバーまたはアロマを与える、キット。
  58. 異なるビールおよびワインおよびウイスキーのフレーバーを有する異なる飲料を提供するには、どのようにフレーバー化合物の量および組み合わせを変更するかを使用者に説明するのに使用可能な取扱説明書
    をさらに備える、請求項57に記載のキット。
  59. タンニン酸、trans−アコニット酸、cis−アコニット酸、没食子酸、アグマチン、シチジン、γ−アミノ酪酸、およびホルデニンからなる群からの少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約50μg/l〜約500,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項30に記載の方法。
  60. オクタン酸およびデカン酸からなる群からの少なくとも1種の化合物をある量の水に添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を約250μg/l〜約100,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項42に記載の方法。
  61. 酢酸をある量の水に添加するステップであって、前記酢酸を約10,000μg/l〜約1,000,000μg/lの範囲の量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項42に記載の方法。
  62. ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、パルミトール酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ラウリン酸エチル、ミリスチン酸エチル、パルミチン酸エチル、パルミトレイン酸エチル、およびステアリン酸エチルからなる群から選択される少なくとも1種の化合物を添加するステップであって、前記少なくとも1種の化合物を0μg/l〜約100,000μg/lの量で添加するステップ
    をさらに含む、請求項42に記載の方法。
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