JP2016082391A - 光電変換素子、画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

光電変換素子、画像読取装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】必要な応答速度を確保しつつ、固定パターンノイズを低減する。【解決手段】受光量に応じて電荷を発生させる受光素子と、受光素子が発生させた電荷に応じた電圧信号をバッファリングして出力するバッファ部と、バッファ部が電圧信号を出力する場合に、バッファ部に流れる電流を所定の電流量とするように制御する電流制御回路と、バッファ部が出力する電圧信号から、予め定められた帯域以上の高周波成分を除去する除去回路と、を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、光電変換素子、画像読取装置及び画像形成装置に関する。
スキャナに使用される光電変換素子は、従来CCDが使われていたが、近年の高速化の要求により、CMOSリニアイメージセンサ(CMOSセンサ)が注目されている。CMOSセンサは、入射光をフォトダイオード(PD)によって光電変換する点はCCDと同じである。しかし、CMOSセンサは、画素付近で電荷−電圧変換を行って後段に出力する点がCCDとは異なる。また、CMOSセンサは、CMOSプロセスが使用されることからADC(Analog Digital Converter)等の回路を内蔵することが可能であり、高速性の面でCCDより有利となる。
CMOSリニアイメージセンサでは、画素毎にソースフォロワと、ソースフォロワにバイアス電流を供給する電流負荷が構成され、これにより高速な信号読み出しを実現している。しかし、電流負荷を追加、つまりソースフォロワに流す電流を増やすとノイズが悪化するという問題がある。特に、高周波ノイズはCDS(Correlated−Double−Sampling)で除去できない為、FPN(固定パターンノイズ)の原因となり画像上に縦スジが発生してしまう。
上記の問題に対して、例えば特許文献1には、光電変換部から出力された信号を増幅する増幅トランジスタが容量のみを負荷とし、書き込みスイッチ部が、容量に対する初期化が行われた後、増幅トランジスタが飽和領域動作からサブスレッショルド領域動作に移行して準安定状態になる期間、増幅トランジスタから出力された信号を容量へ出力して容量への書き込みを行う増幅型固体撮像装置が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された増幅型固体撮像装置では、信号の応答速度が制限されることによってFPNが悪化してしまうという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、必要な応答速度を確保しつつ、固定パターンノイズを低減することができる光電変換素子、画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、受光量に応じて電荷を発生させる受光素子と、前記受光素子が発生させた電荷に応じた電圧信号をバッファリングして出力するバッファ部と、前記バッファ部が前記電圧信号を出力する場合に、前記バッファ部に流れる電流を所定の電流量とするように制御する電流制御回路と、前記バッファ部が出力する前記電圧信号から、予め定められた帯域以上の高周波成分を除去する除去回路と、を有する。
本発明によれば、必要な応答速度を確保しつつ、固定パターンノイズを低減することができるという効果を奏する。
図1は、光電変換素子の全体構成を例示する図である。 図2は、光電変換素子が有する画素、画素回路及び記憶部の構成を示す図である。 図3は、画素回路からメモリ容量に信号が書き込まれるタイミングを示す図である。 図4は、光電変換素子におけるノイズスペクトルを示す図である。 図5は、ノイズ低減のための画素部の構成例を示す図である。 図6は、画素回路から記憶部へ読み出される信号の様子を示す図である。 図7は、図5に示した構成を備えた光電変換素子におけるノイズスペクトルを示す図である。 図8は、実施形態にかかる光電変換素子の画素部の構成例を示す図である。 図9は、画素回路から帯域制限部を介して記憶部に読み出される信号を示す図である。 図10は、図8に示した画素部を備える光電変換素子のノイズスペクトルを示す図である。 図11は、図2に示した構成に対して回路追加を抑えた画素部の構成を示す図である。 図12は、図11に示した画素回路から記憶部に読み出される信号を示す図である。 図13は、CDS部を備えた光電変換素子における画素部の構成を示す図である。 図14は、高周波ノイズがCDSでは補正できない理由を示す図である。 図15は、帯域制限部に対応する機能を有する画素部の構成例を示す図である。 図16は、図15に示した画素部を備えた光電変換素子の動作を示す図である。 図17は、記憶部を具備する画素部を有する光電変換素子のノイズスペクトルを示す図である。 図18は、実施形態にかかる光電変換素子の構成を例示する図である。 図19は、帯域制限の調整方法を示すフローチャートである。 図20は、調整前の状態を示す図である。 図21は、調整後の状態を示す図である。 図22は、例えば光電変換素子を有する画像読取装置を備えた画像形成装置の概要を示す図である。
まず、本発明をするに至った背景について説明する。図1は、CMOSリニアイメージセンサ(光電変換素子)10の全体構成を例示する図である。PIX(R)20、PIX(G)22、及びPIX(B)24は、それぞれ約7000個のPD(フォトダイオード:受光素子)を有し、RGBの色毎に構成されている。PDは、受光する光の色毎に一方向に配列され、受光量に応じて電荷を発生させる。また、PIX_BLK(R)21、PIX_BLK(G)23、及びPIX_BLK(B)25は、それぞれ約7000個の画素回路(PIX_BLK)を有し、RGBの色毎に構成されている。つまり、各PDには画素回路(PIX_BLK)がそれぞれ設けられている。
各画素回路(PIX_BLK)は、PDが蓄積した電荷をそれぞれ電圧信号に変換し、読出線を通してアナログメモリに信号を出力する。PIX_BLKには、PDの電荷をフローティングディフュージョン(FD)に転送する転送トランジスタ、FDをリセットするリセットトランジスタ、及びFD電圧をバッファリングして読出線に出力するソースフォロワトランジスタが構成されている。リニアセンサは、エリアセンサとは異なり、RGB各画素から独立に信号が読み出されるため、読出し線が画素毎に独立に存在する。
AMEM26は、例えばRGBの色毎にそれぞれ約7000個のアナログメモリ(後述するCsなど)を有し、画素毎に信号を保持して、カラム単位で画像信号を順次に出力する。このAMEM26が信号を保持することにより、PIX及びPIX_BLKの動作タイミング、つまり露光タイミングがRGBで同時となるグローバルシャッタ方式が実現される。
ADC27は、カラム数と同じ数のAD変換器を有し、カラム単位で画像信号を順次にAD変換する。ADC27は、カラム数と同じ数のAD変換器を有して並列処理を行うことにより、AD変換器の動作速度を抑えつつ、光電変換素子としての高速化を実現している。
ADC27がAD変換した信号は、パラレル−シリアル変換部(P/S)28によって画素毎に保持され、保持された信号がLVDS29に順次出力される。光電変換素子10は、P/S28よりも上流側では、主走査方向の各画素に対して並列処理したパラレルデータを処理するが、P/S28から下流側ではRGB色毎のシリアルデータを処理する。P/S28が出力した信号は、LVDS29が低電圧差動シリアル信号に変換し、後段に対して出力する。タイミング制御部(TG)30は、光電変換素子10を構成する各部を制御する。
図2は、光電変換素子10が有する画素200、画素回路(PIX_BLK)210、及び記憶部261の構成を示す図である。画素200、画素回路210及び記憶部261は、光電変換素子10内で画素部を構成する。光電変換素子10は、各色それぞれに例えば約7000個の画素部を有する。具体的には、光電変換素子10は、例えばPIX(R)20が約7000個の画素200を具備し、PIX_BLK(R)21が約7000個の画素回路210を具備し、AMEM26が約7000個の記憶部261を有する。他の色(GB)についても同様である。
画素200は、入射光を光電変換するPD(フォトダイオード:受光素子)を有する。PDは、蓄積した電荷を画素回路210に対して出力する。画素回路210は、電荷−電圧変換を行うフローティングディフュージョン(FD)、FDをリセットするリセットトランジスタ、PDの電荷をFDに転送する転送トランジスタ、後段に信号をバッファリングして出力するソースフォロワ(SF)を有する。SFからの信号は読出配線を介して後段に読み出される。つまり、SFは、PDが発生させた電荷に応じた電圧信号をバッファリングして出力するバッファ部となっている。また、画素回路210の後段には記憶部261が接続されている。
記憶部261は、画素200を選択する選択スイッチ(SL)、SFにバイアス電流を供給する電流源(Is)、当該記憶部261を選択する選択スイッチ(S)、メモリ容量(アナログメモリ:Cs)を有する。記憶部261は、上述したAD変換器に対して信号を出力する。電流源(Is)は、バッファ部が電圧信号を出力する場合に、バッファ部に流れる電流を所定の電流量とするように制御する電流制御回路である。
なお、光電変換素子10は、メモリ容量(Cs)への書き込み動作がRGB全画素に対して一斉に動作するグローバルシャッタであるが、メモリ容量(Cs)からの読み出し動作以降についてはRGB3画素が順次後段に読み出されるシリアル処理となっている。
図3は、画素回路210からメモリ容量(Cs)に信号が書き込まれるタイミングを示す図である。光電変換素子10は、PDに蓄積された信号を読み出す場合、SF出力、つまり読出配線での信号(Vsf)が出力され、画素選択スイッチ(SL)とメモリ容量選択スイッチ(S)がONする。光信号を読み出す場合、信号は初期状態(リセットレベル)から光信号に応じた信号レベルに低下する信号となる。
このとき、画素回路210は、記憶部261が電流源(Is)を有しているためにVsfの信号変化を高速に応答させることができ、メモリ容量(Cs)への信号の書き込みも高速に行うことができる。これは、電流源(Is)があることによりメモリ容量(Cs)の充放電(ここでは放電)に必要な電流を十分に確保できているためである。
しかし、電流源を備えるとノイズを増加させてしまうという問題がある。これは電流源によって高速に信号が応答する反面、高周波ノイズの追従も許容してしまうためである。例えば、図3に示したVsfのように、高周波ノイズが発生している場合、メモリ容量(Cs)への書込期間終了タイミング(ホールドタイミング)でのVsfは変動し、メモリ容量(Cs)に書き込まれる信号レベル(Vs)が本来のレベル(図3:点線)に対して誤差(△)を生じて書き込まれる。
このとき、一般に誤差△(ノイズの発生)は画素毎に異なるため、FPN(Fixed−Pattern−Noise)となり画像上に縦スジが生じてしまう。なお、図3においては説明のために高周波ノイズを単一の周波数としたが、実際は様々な周波数成分を含むホワイトノイズである。また、図3には示していないが、Vsfは制御信号RSがONしている間はリセットレベルとなり、RSがOFFしTがONすると信号レベルとなる。
以上のように、電流源Isは、高速に信号を読出すことを可能にする半面、ノイズ増加によるFPNの問題を生じさせ、画質劣化を引き起こす。また、上記の高周波ノイズの影響はCDS(Correlated−Double−Sampling)で除去することができないため、ノイズそのものを抑える必要がある。
図4は、光電変換素子10におけるノイズスペクトルを示す図である。図4(a)に示すように、光電変換素子10は、ノイズが全周波数帯で存在し、高周波側になるにつれてノイズ強度が低下するような特性をもつ(1/fノイズ)。
しかし、図4(b)に示すように、光電変換素子10は、累積ノイズ(単位周波数とノイズ量の積:エネルギースペクトル)としては高周波側の方が圧倒的に帯域(周波数幅)が広いため、ノイズの寄与率としては高周波側ほど高くなる。したがって、FPNやエイリアシングノイズを低減するためには高周波ノイズを抑制することが重要となる。
図5は、ノイズ低減のための画素部の構成例を示す図である。図5に示した画素部は、図2に示した画素部に対して電流源Isが存在しない記憶部262を備えている点が異なっている。
図6は、画素回路210から記憶部262へ読み出される信号の様子を示す図である。PDに蓄積された信号が読み出される場合、SF出力(Vsf)が初期状態(リセットレベル)から光信号に応じた信号レベルに低下する点は図3と同じである。しかし、記憶部262には電流源(Is)が設けられていないため、SFはほとんど電流が流れずに動作することになる(サブスレッショルド領域動作)。そのため、Vsfの信号の応答が制限され、それに応じてメモリ容量(Cs)への信号の書き込み速度も制限される。これはメモリ容量(Cs)の充放電(ここでは放電)に必要な電流が少ないために、応答に時間が掛かるからである。
なお、図3に示したVsにおける初期電圧は低いレベルに設定されているが、図2に示した構成ではメモリ容量(Cs)の放電パスが存在しないために、Vs電位は電圧低下方向にしか変化することができないからである。
上述したサブスレッショルド領域動作の場合、Vsfの応答速度、つまり信号帯域は制限されている状態である。したがって、図3に示した高周波ノイズは抑制され、ノイズによるVsの誤差は発生しない。しかし、同時に信号の応答速度が制限されるため、Vsfが所望のレベルに到達するのに時間が掛かる。これは光電変換素子10の動作速度が遅い場合には特に問題とならないが、高速動作をする場合は所望の信号レベルに到達する前にVsを確定(ホールド)させることになってしまう。したがって、図3に示した場合と同様に、本来書き込まれる信号レベル(点線)に対して誤差(△)を持つことになり、高周波ノイズ起因のFPNを抑える代わりに応答が制限されることによるFPNが発生してしまう。
以上のように、光電変換素子10は、電流源Isをなくしたサブスレッショルド領域動作とする場合、ノイズ自体は抑制できるものの、信号の応答が制限されることによるFPNが新たに発生してしまう。
図7は、図5に示した構成を備えた光電変換素子10におけるノイズスペクトルを示す図である。ノイズは全周波数帯で存在し、高周波側になるにつれてノイズ強度は低下するような特性をもつ点は図4(a)に示した例と変わらない。しかし、図5に示した構成では信号の応答性(帯域)が大きく制限されるため、全体的にノイズが低減される。
なお、図7における周波数faまでの帯域は、Vsfの信号応答に必要な帯域を示している。これは低周波側の信号帯域と等価であり、この帯域が制限されていることは信号の応答性が制限されていることを意味する。
図8は、実施形態にかかる光電変換素子の画素部の構成例を示す図である。FPNを低減するためには、必要な信号の応答性を確保しつつ、ノイズ帯域を制限することが必要となる。実施形態にかかる光電変換素子の画素部は、記憶部261が電流源(Is)を有し、画素回路210のソースフォロワとは独立してノイズ帯域を制限する帯域制限部400を有する。具体的には、図8に示すように、実施形態にかかる光電変換素子の画素部は、画素回路210のSFの後段に帯域制限部(LIM)400が設けられている。
帯域制限部400は、例えばスイッチ(VR)によって構成され、画素回路210と記憶部261との間に直列に配置されている。帯域制限部400は、スイッチ(VR)のON抵抗とメモリ容量(Cs)でフィルタを構成することにより、SF出力信号の帯域を容易に制限することができる。つまり、帯域制限部400は、バッファ部が出力する電圧信号から、予め定められた帯域以上の高周波成分を除去する除去回路である。スイッチ(VR)による電圧は直流電圧であり、画素回路210から信号を読み出す場合にはスイッチ(VR)は常にON状態とされる。
ここで、帯域制限部400とメモリ容量(Cs)による帯域は必要な信号の応答性を確保しつつ(信号の追従性に影響を与えない範囲で)ノイズ帯域を制限するように設定される。また、スイッチ(VR)のON抵抗は、スイッチサイズや制御信号電圧を設定することによって容易に任意の値が設定される。
図9は、画素回路210から帯域制限部400を介して記憶部261に読み出される信号を示す図である。図9に示した例では、PDに蓄積された信号を読み出す場合、SF出力(Vsf)が初期状態(リセットレベル)から信号レベル分低下し、Vsfに高周波ノイズが重畳している点は図3に示した例と同じである。
しかし、Vsfで重畳していた高周波ノイズは帯域制限部400が帯域を制限するので、Vlimでは高周波ノイズが抑制される。ここで図8に示した構成では、帯域制限部400がソースフォロワとは独立に構成されているため、ソースフォロワ自体は高速動作を維持したままSF出力信号の帯域を制限できるようになるため、信号の応答性(メモリ容量(Cs)への書込期間)に影響を与えないよう帯域を制限する最適化が可能となっている。したがって、図8に示した構成では、図6のように応答不足に陥るようなこともなくなり、ノイズが抑制された信号Vlimがメモリ容量(Cs)に保持される。
以上のように、電流源Isを備えた記憶部261と、画素回路210との間に帯域制限部400が設けられることにより、メモリ容量(Cs)への書込期間に影響を与えないよう帯域を制限することが可能となるため、高周波ノイズや信号の応答不足によるFPNを抑制することができる。
図10は、図8に示した画素部を備える光電変換素子のノイズスペクトルを示す図である。図10において、ノイズは全周波数帯で存在し、高周波側になるにつれてノイズ強度は低下するような特性をもつ点は図4(a)と同じである。しかし、図10に示すように、図8に示した画素部の構成では、図4(a)に示した特性(点線)に対して、高周波側のノイズが低減される。
ここで、信号の応答性を確保するために低周波側のノイズは低減されていない。しかし、図4を用いて説明したように、光電変換素子における回路ノイズとしては高周波側のノイズが圧倒的に大きいため影響は小さい。なお、図7を用いて説明したように、周波数faまでの帯域はVsfの信号応答に必要な帯域を示しており、図8に示した画素部は帯域を最適化することによってVsfの応答性を確保している。
図11は、図2に示した構成に対して回路追加を抑えた画素部の構成を示す図である。図8に示した構成では帯域制限部400がソースフォロワ(SF)とは独立に設けられていたが、図11に示すように、記憶部263が具備するスイッチを用いることによって帯域制限することも可能である。即ち、記憶部263は、画素選択スイッチ(SL)が帯域制限機能を兼ねる構成となっている。画素部が記憶部263を備えている場合、帯域を制限する効果は図8に示された構成と変わらない。
図12は、図11に示した画素回路210から記憶部263に読み出される信号を示す図である。図12に示すように、メモリ容量(Cs)に信号を書き込む場合、画素スイッチSLとメモリ選択スイッチSの制御信号をHighレベルとすることでONにするが、記憶部263は画素スイッチSLの制御信号のHighレベルが低く設定されることによって帯域を制限する。
記憶部263は、ゲート電圧を変えることによってMOSトランジスタのON抵抗が変わることを利用している。記憶部263は、画素スイッチSLに対するHighレベルが記憶部261よりも低く設定されることによってON抵抗を増加させて帯域制限を行う。画素スイッチSLのゲートに入力される信号は、画素スイッチSLのON/OFF状態を切り替える制御信号であるが、このON/OFF切替は図3と同様に行われる。なお、記憶部263の画素スイッチSL(MOSスイッチ)はNMOSであるためHighレベルの値が変えられているが、PMOSで構成される場合はLowレベルの値が変えられればよい。また、画素スイッチSLのゲートは、光電変換素子10の内部で任意の電圧を印加可能にされたノードとなっているが、端子を介して外部から任意の電圧を印加可能にされたノードであってもよい。
記憶部263の画素スイッチSLに入力される制御信号SLのHighレベルは変更可能にされている。これによってVsfに重畳される高周波ノイズが各PDでばらつく場合でも適切に帯域制限を設定することが可能となっている。以上のように、記憶部263が備える画素スイッチSL(MOSスイッチ)によって帯域制限をする場合、制御信号SLの振幅を変更することによって制限帯域を変更することにより、PDの個体差によって生じるFPNを低減することができる。
なお、記憶部263は、画素選択スイッチ(SL)が上述した帯域制限部400の機能を備えているが、メモリ容量選択スイッチ(S)が帯域制限部400の機能を備えるように構成されてもよい。また、記憶部263は、帯域を変更可能にするためにMOSスイッチのON抵抗を変更可能にされているが、メモリ容量値が変更可能となるように構成されてもよい。
次に、相関2重サンプリングを行うCDS部を備えた光電変換素子における画素部の構成について説明する。図13は、CDS部を備えた光電変換素子における画素部の構成を示す図である。光電変換素子には信号レベルを記憶部264のメモリ容量(Cs)に保持するだけでなく、リセットレベルをメモリ容量(Cr)に保持することによってCDSを実現しているものがある。CDSは画素の信号レベルからリセットレベルを減算することによって正味の信号レベルのみを抽出してFPNを補正する技術であるが、CDSでは高周波ノイズの影響を除去することができない。
図14は、高周波ノイズがCDSでは補正できない理由を示す図である。図13に示した画素部を用いてCDSを行う場合、画素選択スイッチSLがONしている状態で、メモリ容量選択スイッチRがON状態となり、最初にリセットレベルがメモリ容量に書き込まれる。次いで、メモリ容量選択スイッチ(S)がON状態となり、信号レベルが書き込まれる。
図14(a)は、高周波ノイズが重畳している場合のCDS動作を示している。リセットレベルの書込期間の終了時に信号がホールドされVrが決定するが、書き込み終了時のVsfのレベルはノイズがない理想レベル(点線)と同じであるため、Vrは理想レベルが書き込まれる。次いで、信号レベルの書き込み期間終了時にVsが決定するが、Vsの書き込み終了時のVsfのレベルはノイズの影響を受けて理想レベルからずれたレベルになっているため、Vsでは理想レベルから△ずれたレベルが書き込まれる。この結果、CDSで減算されるVs−Vrは理想レベルから△の誤差が残り、CDSでは高周波ノイズの影響を補正することができない。
一方、図14(b)は、低周波ノイズが重畳している場合のCDS動作を示している。Vr、Vsが決まる過程は同じだが、Vrではノイズによる誤差(△r)をもって書き込まれ、Vsでは△rとほぼ同じ誤差(△s)で書き込まれる点が異なっている。これは、低周波ノイズの場合、レベルが変化する時間が長いため、CDSのサンプリング周期(リセットレベルの書き込みと信号レベルの書き込みの間隔)がノイズ周期に対して短い場合、リセットレベルと信号レベルでの信号変化にほとんど差異がないからである。
したがって、CDSで減算されるVs−Vrは理想レベルからのずれが小さく、CDSでは低周波ノイズの影響を補正することができる。なお、低周波ノイズに対するCDSの効果はノイズ周期とCDSサンプリング周期で決まり、通常、CDS周期の2倍程度以上の周期を持つノイズであれば影響を除去することが可能である。
以上のように、CDSでは低周波ノイズの影響は除去することができるが、高周波ノイズを除去することができない。なお、図14においては簡略化のため暗時出力状態(リセットレベル≒信号レベル)の例としている。
図15は、帯域制限部400に対応する機能、メモリ容量(Cs)及びメモリ容量(Cr)を備えた記憶部265を有する画素部の構成例を示す図である。CDSは高周波ノイズを除去することができないと上述したが、逆に言えば、低周波ノイズの影響は除去できるということである。また、図10に示したように、図8に示した構成では応答性を確保するため、低周波ノイズを制限することができない。
記憶部265は、画素選択スイッチ(SL)がCDSでは補正できない帯域を制限する帯域制限部として設定されることにより、制限する帯域、つまり応答性への影響を最小限とすることができる。以上のように、記憶部265を備えた画素部を有する光電変換素子は、高周波ノイズを記憶部265が抑制し、低周波ノイズをCDSによって補正することを可能にするため、FPNを全周波数帯で抑制することを可能にする。
図16は、図15に示した画素部を備えた光電変換素子の動作を示す図である。図16(a)は、図15に示した画素部において高周波ノイズが重畳している場合のCDS動作を示している。リセットレベル/信号レベルの書き込みは図14と同じである。しかし、図16(a)においては、記憶部265によってVlimではVsfに重畳していた高周波ノイズが抑制されている。これによってVr/Vsともに誤差のないレベルが書き込まれる。したがって、CDSで減算されるVs−Vrにも誤差が生じない。
一方、図16(b)は、低周波ノイズが重畳している場合のCDS動作を示している。
記憶部265は、低周波ノイズを制限できないため、Vsfで重畳しているノイズはVlimでも同様に重畳される。以降の動作は図14(b)と同じであり、低周波ノイズであるためにCDSで減算されるVs−Vrでのずれは小さく影響を補正することができる。
以上のように、記憶部265を具備する画素部を有する光電変換素子は、高周波ノイズを記憶部265によって抑制し、低周波ノイズはCDSで補正することを可能にするため、FPNを全周波数帯で抑制することが可能となる。
図17は、記憶部265を具備する画素部を有する光電変換素子のノイズスペクトルを示す図である。ノイズは全周波数帯で存在し、高周波側になるにつれてノイズ強度は低下するような特性をもつ点は図10と変わらない。しかし、図17においては図4(a)に示した例(点線)に対して、高周波側のノイズが低減される。ここで、信号の応答性を確保するため低周波側のノイズは低減されておらず、CDSで補正可能なノイズ帯域を制限していない点が図10と異なる。この場合、応答に必要な帯域よりもCDSで補正可能な帯域の方が高周波側にあるため、CDS帯域を制限しないことで応答性への影響を最小限とすることができる。
なお、図7において述べたように周波数faまでの帯域はVsfの信号応答に必要な帯域を示しており、fbまでの帯域はCDSで補正可能なノイズ帯域を示している。また、図17に示した例ではCDSで補正可能な帯域の外側、つまり補正できない帯域から制限する様子を示しているが、CDSで補正可能な帯域から記憶部265が帯域を制限してもよい。
図18は、実施形態にかかる光電変換素子10aの構成を例示する図である。なお、図18に示した光電変換素子10aの構成部分のうち、光電変換素子10(図1)に示した構成部分と実質的に同じものには、同一の符号が付してある。AMEM26aは、帯域制限部列40を有する。帯域制限部列40は、例えば帯域制限部400を色毎にそれぞれ約7000個備え、高周波ノイズを抑制する。また、AMEM26aは、メモリ容量(Cs)及びメモリ容量(Cr)を有する。なお、AMEM26aは、帯域制限部列40に替えて、色毎にそれぞれ約7000個の記憶部265を有するように構成されてもよい。
そして、AMEM26aによってノイズが抑制された信号は、同じくAMEM26a内にある各メモリ容量に読み出され画素毎に信号が保持され、保持された信号はRGBで順次ADCに読み出される。このAMEM26aで信号を保持することによって、画素200及び画素回路210の動作タイミング、つまり露光タイミングがRGBで同時であるグローバルシャッタ方式が実現される。
ADC27は、カラム数と同じ数のAD変換器を有し、カラム単位で画像信号を順次にAD変換する。DCDS(デジタルCDS)31は、ADC27から出力されるリセットレベル/信号レベルを用いてCDSを行う。タイミング制御部(TG)30aは、光電変換素子10aを構成する各部を制御する。帯域制限部400は、画素回路210に含まれるように構成されてもよい。
光電変換素子10aは、FPNに起因した縦スジを抑制することが可能となる。なお、エリアセンサの場合は2次元に配置された画素毎にFPNが発生するためS/N劣化は生じるが、縦スジほど致命的な画質低下にはならない。
次に、帯域制限の調整方法について説明する。図19は、帯域制限の調整方法を示すフローチャートである。図11に示した画素部においては、帯域制限部400での制限帯域を変更可能にすることでPDのノイズの個体差に対応することができるが、FPNのレベルを検出しながら帯域を調整すると個体毎に最適な帯域とすることが可能となる。
図19に示すように、調整が開始されると、ユーザは、まずFPNデータを取得する(S100)。FPNデータは暗時状態での画像データを取得することによって容易に取得できる。ユーザは、“FPNデータ取得”で取得されたレベルが閾値以下かどうかを判定する(S102)。ユーザは、閾値以下なら調整を完了する(S102:Yes)が、閾値を超えている場合(S102:No)は“制限帯域調整”にて制限帯域を変更する(S104)。
S104の処理では、図11に示したように、VR電圧を変更することで帯域を変更していき、この場合はFPNレベルを小さくするために帯域をより制限していく方向に可変する。そしてユーザは、再度FPNデータを取得し(S100)、閾値以下かどうかを判定する(S102)。以上のように、制限帯域を調整することで個体毎に最適な帯域を設定することができる。尚、上記は基本的な調整方法を示しており、閾値判定と帯域調整のループ処理回数に上限を設けたり、ループ処理回数を減らすためにFPNレベルの値に応じて制限帯域を演算で算出するなどしてもよい。
次に、帯域制限調整時の光電変換素子の動作について説明する。図20は、調整前の状態を示しており、上図は暗時状態での主走査出力データであり、下図はノイズスペクトルである。ここでは、主走査方向の出力データにおいて出力レベル分布の最大値と最小値の差をFPNレベルと定義している。
ノイズスペクトルにおいて周波数fbはCDSで補正可能なノイズ周波数上限であり、fcは帯域制限部で制限される帯域のカットオフ周波数を示している。図20に示す帯域調整前は、ノイズスペクトルで見るとfcがfbよりも高い値となっているため、CDSで補正できない帯域を完全に制限できていない。したがって、主走査レベル分布で示すように、FPNレベルがある程度生じている。
図21は、調整後の状態を示している。帯域調整では制限する帯域を変更していき、調整後は図21のようにfcがfbを下回るようになる。すると、図20で制限できていなかったCDSで補正できないノイズ帯域を制限するようになり、主走査レベル分布に示すようにFPNレベルが低減することになる。
次に、実施形態にかかる光電変換素子10aを有する画像読取装置を備えた画像形成装置について説明する。図22は、例えば光電変換素子10aを有する画像読取装置60を備えた画像形成装置50の概要を示す図である。画像形成装置50は、画像読取装置60と画像形成部70とを有する例えば複写機やMFP(Multifunction Peripheral)などである。
画像読取装置60は、例えば光電変換素子10a、LEDドライバ(LED_DRV)600及びLED602を有する。LEDドライバ600は、タイミング制御部(TG)30aが出力するライン同期信号などに同期して、LED602を駆動する。LED602は、原稿に対して光を照射する。光電変換素子10aは、ライン同期信号などに同期して、原稿からの反射光を受光して図示しない複数のPDが電荷を発生させて蓄積を開始する。そして、光電変換素子10aは、AD変換及びパラレルシリアル変換等を行った後に、画像データを画像形成部70に対して出力する。
画像形成部70は、処理部80とプリンタエンジン82とを有し、処理部80とプリンタエンジン82とがインターフェイス(I/F)84を介して接続されている。
処理部80は、LVDS800、画像処理部802及びCPU804を有する。CPU804は、光電変換素子10aなどの画像形成装置50を構成する各部を制御する。また、CPU804(又はタイミング制御部30)は、各PDが受光量に応じて電荷を発生させることを略同時に開始するよう制御する。
光電変換素子10aは、LVDS800に対して例えば画像読取装置60が読取った画像の画像データ、ライン同期信号及び伝送クロックなどを出力する。LVDS800は、受入れた画像データ、ライン同期信号及び伝送クロックなどをパラレル10ビットデータに変換する。画像処理部802は、変換された10ビットデータを用いて画像処理を行い、画像データなどをプリンタエンジン82に対して出力する。プリンタエンジン82は、受入れた画像データを用いて印刷を行う。
10,10a 光電変換素子
20 PIX(R)
21 PIX_BLK(R)
22 PIX(G)
23 PIX_BLK(G)
24 PIX(B)
25 PIX_BLK(B)
26 AMEM
27 ADC
28 P/S
29 LVDS
30,30a TG
31 DCDS
40 帯域制限部列
50 画像形成装置
60 画像読取装置
70 画像形成部
200 画素
210 画素回路
261〜265 記憶部
400 帯域制限部
特開2010−178117号公報

Claims (8)

  1. 受光量に応じて電荷を発生させる受光素子と、
    前記受光素子が発生させた電荷に応じた電圧信号をバッファリングして出力するバッファ部と、
    前記バッファ部が前記電圧信号を出力する場合に、前記バッファ部に流れる電流を所定の電流量とするように制御する電流制御回路と、
    前記バッファ部が出力する前記電圧信号から、予め定められた帯域以上の高周波成分を除去する除去回路と、
    を有することを特徴とする光電変換素子。
  2. 前記除去回路は、
    MOSトランジスタを有し、
    前記MOSトランジスタのオン抵抗の大きさによって、除去する高周波成分の帯域が予め定められていること
    を特徴とする請求項1に記載の光電変換素子。
  3. 前記除去回路は、
    前記MOSトランジスタのオン抵抗の値を変更可能にするように、任意の電圧を印加可能にされたノードを有すること
    を特徴とする請求項2に記載の光電変換素子。
  4. 前記バッファ部が出力する前記電圧信号に対し、相関2重サンプリングを行うCDS部をさらに有し、
    前記除去回路は、
    前記バッファ部が出力する前記電圧信号から前記CDS部が除去可能な周波数成分の帯域よりも高い帯域の高周波成分を除去すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光電変換素子。
  5. 前記受光素子は、
    受光する光の色毎に一方向に配列されていること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光電変換素子。
  6. 前記除去回路は、
    前記受光素子に生じる固定パターンノイズが予め定められた閾値以下になるように高周波成分を除去すること
    を特徴とする請求項5に記載の光電変換素子。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光電変換素子
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  8. 請求項7に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置の出力に基づいて画像を形成する画像形成部と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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