JP2016063322A - 固体撮像装置 - Google Patents

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金光 史呂志
Shiroshi Kanemitsu
史呂志 金光
好日 川上
Yoshiharu Kawakami
好日 川上
和浩 田淵
Kazuhiro Tabuchi
和浩 田淵
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Abstract

【課題】撮影モードに応じた信号処理に支障をきたすことなく消費電力を低減することが可能な固体撮像装置を提供する。【解決手段】ロジック部38は、AD変換部23から出力された画素信号をブロックごとに信号処理し、ブロック選択部39は、ロジック部38のブロックを選択し、非活性化データ入力部40は、ブロック選択部39にて選択されたブロックを非活性化する非活性化データをブロックに入力する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、固体撮像装置に関する。
固体撮像装置では、画質や操作性を向上させるため、自動露出調整、傷補正およびレンズシェーティングなどの様々な信号処理が行われている。
特開2003−319410号公報
本発明の一つの実施形態は、撮影モードに応じた信号処理に支障をきたすことなく消費電力を低減することが可能な固体撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一つの実施形態によれば、画素アレイ部と、カラムADC回路と、ロジック部と、ブロック選択部と、非活性化データ入力部とを備える。画素アレイ部は、光電変換した電荷を蓄積する画素がマトリックス状に配置されている。カラムADC回路は、前記画素から出力された画素信号をカラムごとにAD変換する。ロジック部は、前記AD変換された画素信号をブロックごとに信号処理する。ブロック選択部は、前記ロジック部のブロックを選択する。非活性化データ入力部は、前記ブロック選択部にて選択されたブロックを非活性化する非活性化データを前記ブロックに入力する。
図1は、第1実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、図1のセンサ部およびAD変換部の構成例を示すブロック図である。 図3は、図2の固体撮像装置の画素の構成例を示す回路図である。 図4は、図2の画素の読み出し動作時の各部の電圧波形を示すタイミングチャートである。 図5は、図1の非活性化データ入力部およびブロック選択部の構成例を示すブロック図である。 図6は、図5のカウンタの構成例を示す回路図である。 図7は、図6のカウンタの動作時の各部の電圧波形を示すタイミングチャートである。 図8は、第2実施形態に係る固体撮像装置に適用される非活性化データ入力部およびブロック選択部の構成例を示すブロック図である。 図9は、第2実施形態に係る固体撮像装置に適用されるカウンタの構成例を示す回路図である。 図10は、図9のカウンタの動作時の各部の電圧波形を示すタイミングチャートである。 図11は、第3実施形態に係る固体撮像装置が適用されたデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、実施形態に係る固体撮像装置を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る固体撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
図1において、固体撮像装置には、センサ部22、AD変換部23、ロジック部38、ブロック選択部39および非活性化データ入力部40が設けられている。ロジック部38は、AD変換部23から出力された画素信号をブロックごとに信号処理する。なお、ブロックは、信号処理単位ごとに設けることができる。このブロックは、画質を調整する画質調整用ブロックおよび撮像操作を自動化する撮像自動化用ブロックを挙げることができる。例えば、ロジック部38には、ラインメモリ24、29、36、傷補正部25、ノイズキャンセル部26、レンズシェーディング補正部27、デジタルアンプ28、画素補間部30、カラーマトリクス部31、ホワイトバランス/ゲイン調整部32、バンドパスフィルタ33、ガンマ補正部34、YUV変換部35および輪郭強調部37を各ブロックとして設けることができる。なお、各ブロックはクロックCLKに同期して動作することができる。センサ部22の前段にはレンズ21が設けられている。
センサ部22は被写体を画素ごとに光電変換し、画素信号を生成する。AD変換部23はセンサ部22から出力された画素信号をデジタル値に変換する。ラインメモリ24は、画素から読み出された画素信号をラインごとに保持する。傷補正部25は、画素の傷が修復されるように画素から読み出された画素信号を補正する。ノイズキャンセル部26は、画素から読み出された画素信号のフィルタリングを行う。レンズシェーディング補正部27は、レンズ21のケラレによる周辺部の光量の減衰を補償する。デジタルアンプ28は、画素から読み出された画素信号を増幅する。ラインメモリ29は、デジタルアンプ28で増幅された画素信号をラインごとに保持する。画素補間部30は、周辺画素の画素信号に基づいて画素信号を補間する。カラーマトリクス部31は、RGB信号に対するマトリクス演算に基づいて画素信号の色調整を行う。ホワイトバランス/ゲイン調整部32は、画素から読み出された画素信号のホワイトバランスおよびゲインを調整する。バンドパスフィルタ33は、デジタルアンプ28で増幅された画素信号から所定の周波数帯を抽出する。ガンマ補正部34は、画素信号のガンマ補正を行う。YUV変換部35は、RGB信号をYUV信号に変換する。輪郭強調部37は画素信号の輪郭強調を行う。
ブロック選択部39は、ロジック部38のブロックを選択する。非活性化データ入力部40は、ブロック選択部39にて選択されたブロックを非活性化する非活性化データをブロックに入力する。なお、非活性化データは、ロジック部38のブロックが処理可能な最大値または最小値などの固定値とすることができる。
そして、レンズ21を介してセンサ部22に光が入射することにより撮像が行われる。そして、画素から読み出された画素信号はAD変換部23にてデジタル値に変換され、ラインメモリ24に保持される。そして、傷補正部25およびノイズキャンセル部26において、ラインメモリ24に保持された画素信号に基づいて、画素から読み出された画素信号の傷補正およびノイズキャンセルが行なわれる。そして、デジタルアンプ28において、画素信号が増幅された後、ラインメモリ29に保持される。そして、画素補間部30において、ラインメモリ29に保持された画素信号に基づいて、画素信号が補間された後、カラーマトリクス部31において、画素信号の色調整が行われる。さらに、ガンマ補正部34において、画素信号のガンマ補正が行われた後、YUV変換部35において、RGB信号がYUV信号に変換され、ラインメモリ36に保持される。そして、UV信号はラインメモリ36を介して出力される。Y信号については、バンドパスフィルタ33において、ラインメモリ29に保持された画素信号から所定の周波数帯が抽出される。そして、輪郭強調部37において、バンドパスフィルタ33にて抽出された信号に基づいて輪郭強調が行われ、Y信号として出力される。また、ホワイトバランス/ゲイン調整部32において、カラーマトリクス部31にて色調整された画素信号のホワイトバランスおよびゲインが調整され、その調整結果が画素信号に反映されるようにデジタルアンプ28に指示される。
ここで、撮影モードや撮影シーンによっては、ロジック部38の各ブロックにおける信号処理を省略することができる。例えば、オートフォーカス動作時またはプレビュー動作時において高画質化の要請が低い場合には、画質調整に関するブロックでの処理を省略することができる。また、静止画撮影時において高画質化の要請が高い場合には、画質調整に関するブロックでの処理を省略しないようにすることができる。あるいは、消費電力を抑えながら長時間撮像動作を行わせる場合には、マニュアル操作によってロジック部38の各ブロックにおける信号処理を省略することができる。
このような場合、ブロック選択部39によってロジック部38のブロックが選択される。そして、非活性化データ入力部40において、ブロック選択部39にて選択されたブロックを非活性化する非活性化データがその選択ブロックに入力される。この時、その選択ブロックは非活性化され、消費電力を抑えることができる。また、ブロック選択部39は、非活性化データから画素信号に切り替えることにより、非活性化ブロックを活性化させることができる。
ここで、選択ブロックのクロックCLKを停止させることで選択ブロックを非活性化する構成(ゲーティッドクロック構成)では、ブロック間でクロックCLKの配線遅延などを合わせ込む必要がある。これに対して、選択ブロックに非活性化データを入力することで選択ブロックを非活性化する構成では、選択ブロックのクロックCLKを停止させる必要がなくなり、ブロック間でクロックCLKの配線遅延などを合わせ込む作業を不要とすることができる。
また、選択ブロックに非活性化データを入力することで選択ブロックを非活性化する構成では、非活性化データから画素信号に切り替えることにより、非活性化ブロックを活性化させることができる。このため、撮影モードの切り替えがある場合においても、初期リセットを不要とすることができ、撮影時のタイムラグの発生を防止することができる。
図2は、図1のセンサ部およびAD変換部の構成例を示すブロック図である。
図2において、固体撮像装置には、画素アレイ部1が設けられている。画素アレイ部1には、光電変換した電荷を蓄積する画素PCがロウ方向RDおよびカラム方向CDにm(mは正の整数)行×n(nは正の整数)列分だけマトリックス状に配置されている。また、この画素アレイ部1において、ロウ方向RDには画素PCの読み出し制御を行う水平制御線Hlinが設けられ、カラム方向CDには画素PCから読み出された信号を伝送する垂直信号線Vlinが設けられている。
また、固体撮像装置には、読み出し対象となる画素PCを垂直方向に走査する垂直走査回路2、画素PCとの間でソースフォロア動作を行うことにより、画素PCから垂直信号線Vlinにカラムごとに画素信号を読み出す負荷回路3、各画素PCの信号成分をCDSにてカラムごとに検出するカラムADC回路4、読み出し対象となる画素PCを水平方向に走査する水平走査回路5、カラムADC回路4に基準電圧VREFを出力する基準電圧発生回路6、各画素PCの読み出しや蓄積のタイミングを制御するタイミング制御回路7および画素PCを駆動する駆動電圧DVを発生する駆動電圧発生回路8が設けられている。なお、基準電圧VREFはランプ波を用いることができる。
そして、垂直走査回路2にて画素PCが垂直方向に走査されることで、ロウ方向RDに画素PCが選択され、駆動電圧発生回路8にて発生された駆動電圧DVが画素PCに供給される。そして、負荷回路3において、その画素PCとの間でソースフォロア動作が行われることにより、画素PCから読み出された画素信号が垂直信号線Vlinを介して伝送され、カラムADC回路4に送られる。また、基準電圧発生回路6において、基準電圧VREFとしてランプ波が設定され、カラムADC回路4に送られる。そして、カラムADC回路4において、画素PCから読み出された信号レベルとリセットレベルがランプ波のレベルに一致するまでクロックのカウント動作が行われ、その時の信号レベルとリセットレベルとの差分がとられることで各画素PCの信号成分がCDSにて検出され、出力信号S1として出力される。
図3は、図2の固体撮像装置の画素の構成例を示す回路図である。
図3において、各画素PCには、フォトダイオードPD、行選択トランジスタTa、増幅トランジスタTb、リセットトランジスタTrおよび読み出しトランジスタTdが設けられている。また、増幅トランジスタTbとリセットトランジスタTrと読み出しトランジスタTdとの接続点には検出ノードとしてフローティングディフュージョンFDが形成されている。
そして、画素PCにおいて、読み出しトランジスタTdのソースは、フォトダイオードPDに接続され、読み出しトランジスタTdのゲートには、読み出し信号ΦDが入力される。また、リセットトランジスタTrのソースは、読み出しトランジスタTdのドレインに接続され、リセットトランジスタTrのゲートには、リセット信号ΦRが入力され、リセットトランジスタTrのドレインは、電源電位VDDに接続されている。また、行選択トランジスタTaのゲートには、行選択信号ΦAが入力され、行選択トランジスタTaのドレインは、電源電位VDDに接続されている。また、増幅トランジスタTbのソースは、垂直信号線Vlinに接続され、増幅トランジスタTbのゲートは、読み出しトランジスタTdのドレインに接続され、増幅トランジスタTbのドレインは、行選択トランジスタTaのソースに接続されている。なお、図2の水平制御線Hlinは、読み出し信号ΦD、リセット信号ΦRおよび行選択信号ΦAをロウごとに画素PCに伝送することができる。図2の負荷回路3には定電流源GA1がカラムごとに設けられ、定電流源GA1は垂直信号線Vlinに接続されている。なお、駆動電圧DVは、行選択信号ΦA、読み出し信号ΦDおよびリセット信号ΦRのパルス電圧として用いることができる。
図4は、図2の画素の読み出し動作時の各部の電圧波形を示すタイミングチャートである。
図4において、行選択信号ΦAがロウレベルの場合、行選択トランジスタTaがオフ状態となりソースフォロワ動作しないため、垂直信号線Vlinに信号は出力されない。この時、読み出し信号ΦDとリセット信号ΦRがハイレベルになると、読み出しトランジスタTdがオンし、フォトダイオードPDに蓄積されていた電荷がフローティングディフュージョンFDに排出される。そして、リセットトランジスタTrを介して電源電位VDDに排出される。
フォトダイオードPDに蓄積されていた電荷が電源電位VDDに排出された後、読み出し信号ΦDがロウレベルになると、フォトダイオードPDでは、有効な信号電荷の蓄積が開始される。
次に、リセット信号ΦRが立ち上がると、リセットトランジスタTrがオンし、フローティングディフュージョンFDにリーク電流などで発生した余分な電荷がリセットされる。
そして、行選択信号ΦAがハイレベルになると、画素PCの行選択トランジスタTaがオンし、増幅トランジスタTbのドレインに電源電位VDDが印加されることで、増幅トランジスタTbと定電流源GA1とでソースフォロアが構成される。そして、フローティングディフュージョンFDのリセットレベルRLに応じた電圧が増幅トランジスタTbのゲートにかかる。ここで、増幅トランジスタTbと定電流源GA1とでソースフォロアが構成されているので、増幅トランジスタTbのゲートに印加された電圧に垂直信号線Vlinの電圧が追従し、リセットレベルRLの画素信号Vsigが垂直信号線Vlinを介してカラムADC回路4に出力される。
この時、基準電圧VREFとしてランプ波WRが与えられ、リセットレベルRLの画素信号Vsigと基準電圧VREFとが比較される。そして、リセットレベルRLの画素信号Vsigが基準電圧VREFのレベルと一致するまでダウンカウントされることで、リセットレベルRLの画素信号Vsigがデジタル値DRに変換され保持される。
次に、読み出し信号ΦDが立ち上がると、読み出しトランジスタTdがオンし、フォトダイオードPDに蓄積されていた電荷がフローティングディフュージョンFDに転送され、フローティングディフュージョンFDの信号レベルSLに応じた電圧が増幅トランジスタTbのゲートにかかる。ここで、増幅トランジスタTbと定電流源GA1とでソースフォロアが構成されているので、増幅トランジスタTbのゲートに印加された電圧に垂直信号線Vlinの電圧が追従し、信号レベルSLの画素信号Vsigが垂直信号線Vlinを介してカラムADC回路4に出力される。
この時、基準電圧VREFとしてランプ波WSが与えられ、信号レベルSLの画素信号Vsigと基準電圧VREFとが比較される。そして、信号レベルSLの画素信号Vsigが基準電圧VREFのレベルと一致するまで今度はアップカウントされることで、信号レベルSLの画素信号Vsigがデジタル値DSに変換される。そして、リセットレベルRLの画素信号Vsigと信号レベルSLの画素信号Vsigとの差分DR−DSが保持され、出力信号S1として出力される。
図5は、図1の非活性化データ入力部およびブロック選択部の構成例を示すブロック図である。
図5において、ブロック選択部39として、セレクタSL1〜SL4が設けられている。セレクタSL1は、AD変換部23の後段に設けられている。そして、セレクタSL1は、選択信号SW1に基づいて、AD変換部23から出力される出力信号S1と固定値FX1とを切り替えてラインメモリ24に入力することができる。なお、固定値FX1は、例えば、10ビット入力の場合、10’h3FFに設定することができる。セレクタSL2は、傷補正部25の後段に設けられている。そして、セレクタSL2は、選択信号SW1に基づいて、AD変換部23から出力される出力信号S1と傷補正部25の出力とを切り替えてデジタルアンプ28に入力することができる。セレクタSL3は、レンズシェーディング補正部27の後段に設けられている。そして、セレクタSL3は、選択信号SW2に基づいて、レンズシェーディング補正部27の出力と固定値FX2とを切り替えてデジタルアンプ28に入力することができる。なお、固定値FX2は、例えば、レンズシェーディング係数として12’h000に設定することができる。セレクタSL4は、デジタルアンプ28の後段に設けられている。そして、セレクタSL4は、選択信号SW2に基づいて、セレクタSL2の出力とデジタルアンプ28の出力とを切り替えてラインメモリ29に入力することができる。ラインメモリ24、傷補正部25、ノイズキャンセル部26、レンズシェーディング補正部27およびデジタルアンプ28には、カウンタKA1〜KA5がそれぞれ設けられている。カウンタKA1〜KA3は、セレクタSL1にて固定値FX1に切り替えられた場合、所定値に固定され、セレクタSL1にて出力信号S1に切り替えられた場合、カウント動作を行うことができる。カウンタKA4、KA5は、セレクタSL3にて固定値FX2に切り替えられた場合、所定値に固定され、セレクタSL3にてレンズシェーディング補正部27の出力に切り替えられた場合、カウント動作を行うことができる。
そして、選択信号SW1、SW2が‘1’の場合、セレクタSL1にて出力信号S1が選択され、セレクタSL2にて傷補正部25の出力が選択され、セレクタSL3にてレンズシェーディング補正部27の出力が選択され、セレクタSL4にてデジタルアンプ28の出力が選択される。このため、出力信号S1は、傷補正部25、ノイズキャンセル部26、レンズシェーディング補正部27およびデジタルアンプ28により信号処理が行われ、セレクタSL4を介してラインメモリ29に出力される。
一方、選択信号SW1が‘0’、選択信号SW2が‘1’の場合、セレクタSL1にて固定値FX1が選択され、セレクタSL2にて出力信号S1が選択され、セレクタSL3にてレンズシェーディング補正部27の出力が選択され、セレクタSL4にてデジタルアンプ28の出力が選択される。このため、傷補正部25およびノイズキャンセル部26には固定値FX1が入力され、データが変化しないことから、傷補正部25およびノイズキャンセル部26の活性が低下し、消費電力を低減することができる。また、出力信号S1は、セレクタSL2を介してデジタルアンプ28に入力され、デジタルアンプ28にて増幅された後、セレクタSL4を介してラインメモリ29に出力される。
一方、選択信号SW1が‘1’、選択信号SW2が‘0’の場合、セレクタSL1にて出力信号S1が選択され、セレクタSL2にて傷補正部25の出力が選択され、セレクタSL3にて固定値FX2が選択され、セレクタSL4にてセレクタSL2の出力が選択される。このため、デジタルアンプ28には固定値FX2が入力され、デジタルアンプ28の活性が低下することから、消費電力を低減することができる。また、出力信号S1は、傷補正部25およびノイズキャンセル部26により信号処理が行われた後、セレクタSL2、SL4を介してラインメモリ29に出力される。
一方、選択信号SW1、SW2が‘0’の場合、セレクタSL1にて固定値FX1が選択され、セレクタSL2にて出力信号S1が選択され、セレクタSL3にて固定値FX2が選択され、セレクタSL4にてセレクタSL2の出力が選択される。このため、傷補正部25およびノイズキャンセル部26には固定値FX1が入力されるとともに、デジタルアンプ28には固定値FX2が入力され、傷補正部25、ノイズキャンセル部26およびデジタルアンプ28の活性が低下することから、消費電力を低減することができる。また、出力信号S1は、セレクタSL2、SL4を介してラインメモリ29に出力される。
なお、図5の例では、出力信号S1をセレクタSL4を介してラインメモリ29に直接出力できるようにするために、セレクタSL4を設けた構成について説明したが、セレクタSL4はなくてもよい。
図6は、図5のカウンタの構成例を示す回路図である。
図6において、アップカウンタKAには、リセット信号RES、クロックCLKおよびAND回路NAの出力が入力される。AND回路NAは、選択信号SWとイネーブル信号ENEとの論理積をとることができる。選択信号SWはセレクタSLにも入力される。なお、アップカウンタKAは、図5のカウンタKA1〜KA5として用いることができる。セレクタSLは、図5のセレクタSL1〜SL4として用いることができる。選択信号SWは、図5の選択信号SW1、SW2として用いることができる。
図7は、図6のカウンタの動作時の各部の電圧波形を示すタイミングチャートである。
図7において、リセット信号RESが立ち上がる前は、アップカウンタKAの出力は0に固定される。そして、リセット信号RESが立ち上がると、アップカウンタKAの出力は最大値MXに固定される。この時、選択信号SWが‘0’の場合は、イネーブル信号ENEが立ち上がった場合においても、アップカウンタKAの出力は最大値MXに固定され続ける。このため、ラインメモリ24、傷補正部25およびノイズキャンセル部26に固定値FX1が入力される場合には、カウンタKA1〜KA3の活性を低下させることができ、ラインメモリ24、傷補正部25およびノイズキャンセル部26の消費電力を低減することができる。また、デジタルアンプ28に固定値FX2が入力される場合には、カウンタKA4、KA5の活性を低下させることができ、レンズシェーディング補正部27およびデジタルアンプ28の消費電力を低減することができる。
一方、イネーブル信号ENEが立ち上がった状態で選択信号SWが‘1’になると、イネーブル端子ENの電位が立ち上がり、アップカウンタKAはクロックCLKに従ってカウント動作を行う。このため、ラインメモリ24、傷補正部25およびノイズキャンセル部26に画素信号が入力される場合には、カウンタKA1〜KA3を正常に動作させることができ、ラインメモリ24、傷補正部25およびノイズキャンセル部26は、カウンタKA1〜KA3のカウント値にそれぞれ従って信号処理を行うことができる。また、レンズシェーディング補正部27の出力がデジタルアンプ28に入力される場合には、カウンタKA4、KA5を正常に動作させることができ、レンズシェーディング補正部27およびデジタルアンプ28は、カウンタKA4、KA5のカウント値にそれぞれ従って信号処理を行うことができる。そして、イネーブル信号ENEが立ち下がると、イネーブル端子ENの電位が立ち下がり、その時のカウント値が出力端子OUTから出力される。
なお、図7の例では、選択信号SWとイネーブル信号ENEとの論理積をアップカウンタKAのイネーブル端子ENに入力する構成について説明したが、選択信号SWをアップカウンタKAのイネーブル端子ENに入力するようにしてもよい。
(第2実施形態)
図8は、第2実施形態に係る固体撮像装置に適用される非活性化データ入力部およびブロック選択部の構成例を示すブロック図である。
図8において、この構成では、図5の構成にホスト41が追加されている。セレクタSL1〜SL4には、選択信号SW1、SW2の代わりにホスト信号SHがホスト41から入力される。そして、ホスト41は、撮影シーンまたは撮影モードに基づいてセレクタSL1〜SL4を切り替えたり、カウンタKA1〜KA5を動作させたりすることができる。例えば、オートフォーカス動作時またはプレビュー動作時にはホスト信号SHを‘0’に設定し、静止画撮影時にはホスト信号SHを‘1’に設定することができる。
あるいは、セレクタSL1〜SL4を切り替えたり、カウンタKA1〜KA5を動作させたりするために、ホワイトバランス/ゲイン調整部32の演算結果を用いるようにしてもよい。ホワイトバランス/ゲイン調整部32の演算結果としては、色温度判定結果または明るさ判定結果を用いることができる。例えば、明るさが極端に明るい場合や暗い場合には、選択信号SW1、SW2を‘0’に設定し、明るさが中間レベルの場合には、選択信号SW1、SW2を‘1’に設定することができる。
図9は、第2実施形態に係る固体撮像装置に適用されるカウンタの構成例を示す回路図である。
図9において、この構成では、図6の構成に対し、ホスト信号SHとイネーブル信号ENEとの論理積がアップカウンタKAのイネーブル端子に入力される。
図10は、図9のカウンタの動作時の各部の電圧波形を示すタイミングチャートである。
図10において、リセット信号RESが立ち上がる前は、アップカウンタKAの出力は0に固定される。そして、オートフォーカスが起動されると、リセット信号RESが立ち上がり、アップカウンタKAの出力は最大値MXに固定される。この時、ホスト信号SHが‘0’に設定される。このため、イネーブル信号ENEが立ち上がった場合においても、アップカウンタKAの出力は最大値MXに固定され続ける。このため、ラインメモリ24、傷補正部25およびノイズキャンセル部26に固定値FX1が入力される場合には、カウンタKA1〜KA3の活性を低下させることができ、ラインメモリ24、傷補正部25およびノイズキャンセル部26の消費電力を低減することができる。また、デジタルアンプ28に固定値FX2が入力される場合には、カウンタKA4、KA5の活性を低下させることができ、レンズシェーディング補正部27およびデジタルアンプ28の消費電力を低減することができる。
次に、静止画撮影が起動されると、ホスト信号SHが‘1’に設定される。このため、イネーブル端子ENの電位が立ち上がり、アップカウンタKAはクロックCLKに従ってカウント動作を行う。このため、ラインメモリ24、傷補正部25およびノイズキャンセル部26に画素信号が入力される場合には、カウンタKA1〜KA3を正常に動作させることができ、ラインメモリ24、傷補正部25およびノイズキャンセル部26は、カウンタKA1〜KA3のカウント値にそれぞれ従って信号処理を行うことができる。また、レンズシェーディング補正部27の出力がデジタルアンプ28に入力される場合には、カウンタKA4、KA5を正常に動作させることができ、レンズシェーディング補正部27およびデジタルアンプ28は、カウンタKA4、KA5のカウント値にそれぞれ従って信号処理を行うことができる。そして、イネーブル信号ENEが立ち下がると、イネーブル端子ENの電位が立ち下がり、その時のカウント値が出力端子OUTから出力される。
これにより、撮影動作に応じてシーケンシャルにロジック部38の各ブロックを活性化させることができ、撮影動作に支障をきたすことなく、低消費電力化を図ることが可能となる。
なお、上述した実施形態では、非活性化データが入力されるブロックとして、傷補正部25、ノイズキャンセル部26およびデジタルアンプ28を例にとって説明したが、非活性化データが入力されるブロックはこれらのブロックに限定されることなく、画素補間部30、カラーマトリクス部31、ガンマ補正部34および輪郭強調部37などのブロックでもよい。
(第3実施形態)
図11は、第3実施形態に係る固体撮像装置が適用されたデジタルカメラの概略構成を示すブロック図である。
図11において、デジタルカメラ51は、カメラモジュール52および後段処理部53を有する。カメラモジュール52は、撮像光学系54および固体撮像装置55を有する。後段処理部53は、イメージシグナルプロセッサ(ISP)56、記憶部57、表示部58および操作部59を有する。なお、ロジック部38、ブロック選択部39および非活性化データ入力部40はイメージシグナルプロセッサ56に設けることができる。また、ISP56の少なくとも一部の構成は固体撮像装置55とともに1チップ化するようにしてもよい。
撮像光学系54は、被写体からの光を取り込み、被写体像を結像させる。固体撮像装置55は、被写体像を撮像する。ISP56は、固体撮像装置55での撮像により得られた画像信号を信号処理する。記憶部57は、ISP56での信号処理を経た画像を格納する。記憶部57は、ユーザの操作等に応じて、表示部58へ画像信号を出力する。表示部58は、ISP56あるいは記憶部57から入力される画像信号に応じて、画像を表示する。表示部58は、例えば、液晶ディスプレイである。操作部59は、撮影モードの切り替えなどデジタルカメラ51の各種操作を行う。この時、ロジック部38のブロックの選択は操作部59を介して行うようにしてもよい。なお、カメラモジュール52は、デジタルカメラ51以外にも、例えばカメラ付き携帯端末またはスマートフォン等の電子機器に適用するようにしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
21 レンズ、22 センサ部、23 AD変換部、24、29、36 ラインメモリ、25 傷補正部、26 ノイズキャンセル部、27 レンズシェーディング補正部、28 デジタルアンプ、30 画素補間部、31 カラーマトリクス部、32 ホワイトバランス/ゲイン調整部、33 バンドパスフィルタ、34 ガンマ補正部、35 YUV変換部、37 輪郭強調部、38 ロジック部、39 ブロック選択部、40 非活性化データ入力部

Claims (5)

  1. 光電変換した電荷を蓄積する画素がマトリックス状に配置された画素アレイ部と、
    前記画素から出力された画素信号をカラムごとにAD変換するカラムADC回路と、
    前記AD変換された画素信号をブロックごとに信号処理するロジック部と、
    前記ロジック部のブロックを選択するブロック選択部と、
    前記ブロック選択部にて選択されたブロックを非活性化する非活性化データを前記ブロックに入力する非活性化データ入力部とを備える固体撮像装置。
  2. 前記非活性化データは、前記ブロックが処理可能な最大値または最小値である請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記ブロック選択部は、
    選択信号に基づいて、前記非活性化データと、前記画素信号または前記画素信号の演算に用いられる係数とを切り替えて前記ブロックに入力する第1セレクタと、
    前記非活性化データが入力されたブロックの出力が選択されないようにする第2セレクタとを備える請求項1または2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記ブロックはカウンタを備え、前記非活性化データに切り替えられた場合、前記カウンタは所定値に固定され、前記画素信号に切り替えられた場合、前記カウンタはカウント動作を行う請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 前記ロジック部は画質調整用ブロックを備え、オートフォーカス動作時またはプレビュー動作時には前記画質調整用ブロックに前記非活性化データが入力され、静止画撮影時には前記画質調整用ブロックに前記画素信号が入力される請求項3または4に記載の固体撮像装置。
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