JP6051654B2 - 画像読取装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取装置、及び画像形成装置に関する。
従来より、原稿から反射した光(反射光)をCCDイメージセンサ等の光電変換素子で光電変換して、原稿の画像を表す画像信号を生成し、これをA/D変換により、デジタル値の画像データに変換して処理する画像読取装置がある。光電変換素子では光が入射していない状態でも暗電流が発生することから、画像読取装置は、光電変換素子で発生する暗電流の影響を除去する黒補正を行なっている。
この黒補正は、光源をOFFした暗時状態での各画素の黒レベルを取得し、取得した黒レベルを補正データとして原稿を読み出した画像データから減算することで行う。また、スキャン毎に光源をOFFして黒レベルの補正データを取得すると、光源を再度ONした後に光量が安定するまでの時間をスキャン毎に確保しなければならず、非効率であることから、原稿読取時における黒補正では、スキャン開始前に取得した各画素の黒レベルの補正データを、遮光画素(オプティカルブラック:OPB)の黒レベルに応じて更新している(特許文献1参照)。
しかしながら、上述した従来技術では、スキャン開始前に取得した各画素の黒レベルの補正データについて、OPB画素の黒レベルに応じて全画素分を一律で更新しているため、例えば、光電変換素子のチップ内の温度分布や製造プロセスによって画素毎に暗電流の変動量が異なる場合に適切な黒補正ができないことがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画素毎に暗電流の変動量が異なる場合における黒補正を適正に行うことができる画像読取装置、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、稿からの光を電気信号に変換する光電変換部と、前記光電変換部からの電気信号をデジタル画像データに変換する変換部と、前記デジタル画像データに対して黒補正を行う黒補正部と、を備え、前記黒補正部は、前記原稿の読取前の前記デジタル画像データより画素毎の第1黒レベルを取得する第1黒レベル取得部と、前記原稿の読取前の前記デジタル画像データより前記光電変換部におけるオプティカルブラック画素の第2黒レベルを取得する第2黒レベル取得部と、
前記原稿の読取中の前記デジタル画像データより前記オプティカルブラック画素の第3黒レベルを取得する第3黒レベル取得部と、前記第2黒レベルと前記第3黒レベルとをもとに、前記原稿の読取前と前記原稿の読取中における黒レベルの変動比率に応じた係数を算出する係数算出部と、前記算出された係数を前記第1黒レベルに乗算して前記画素毎の黒レベルを補正する黒レベル補正部と、前記補正された画素毎の黒レベルを前記原稿の読取中のデジタル画像データから減算する演算部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、稿からの光を電気信号に変換する光電変換部と、前記光電変換部からの電気信号をデジタル画像データに変換する変換部と、前記デジタル画像データに対して黒補正を行う黒補正部と、を備え、前記黒補正部は、前記原稿の読取前の前記デジタル画像データより画素毎の第1黒レベルを取得する第1黒レベル取得部と、前記原稿の読取前の前記デジタル画像データより前記光電変換部におけるオプティカルブラック画素の第2黒レベルを取得する第2黒レベル取得部と、前記原稿の読取中の前記デジタル画像データより前記オプティカルブラック画素の第3黒レベルを取得する第3黒レベル取得部と、前記第2黒レベルと前記第3黒レベルとをもとに、前記原稿の読取前と前記原稿の読取中における黒レベルの変動比率に応じた係数を算出する係数算出部と、前記第1黒レベルを移動平均した画素毎の黒レベルを算出する移動平均部と、前記移動平均した画素毎の黒レベルからオプティカルブラック画素の第4黒レベルを取得する第4黒レベル取得部と、前記移動平均した画素毎の黒レベルと前記第4黒レベルとの比率に応じて前記算出された係数を補正する係数補正部と、前記補正された係数を前記第1黒レベルに乗算して前記画素毎の黒レベルを補正する黒レベル補正部と、前記補正された画素毎の黒レベルを前記原稿の読取中のデジタル画像データから減算する演算部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画素毎に暗電流の変動量が異なる場合における黒補正を適正に行うことができる、という効果を奏する。
図1は、周囲温度と暗時出力電圧との関係を示すグラフである。 図2は、従来の黒補正を行う機能構成を例示するブロック図である。 図3は、従来の黒補正について欠陥画素なしの場合を例示する概念図である。 図4は、従来の黒補正について欠陥画素ありの場合を例示する概念図である。 図5は、第1の実施形態にかかる黒補正を行う機能構成を例示するブロック図である。 図6は、黒補正にかかる動作タイミングの一例を示すタイミングチャートである。 図7は、黒補正にかかる動作タイミングの一例を示すタイミングチャートである。 図8は、黒補正にかかる動作タイミングの一例を示すタイミングチャートである。 図9は、画素毎の温度分布を例示する概念図である。 図10は、図9の温度分布で欠陥画素がある場合の黒レベルを例示する概念図である。 図11は、第2の実施形態にかかる黒補正を行う機能構成を例示するブロック図である。 図12は、第1、第2の実施形態を適用した画像形成装置の構成の一例を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照して、画像読取装置、及び画像形成装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、原稿から反射した光(反射光)をCCDイメージセンサ等の光電変換素子で光電変換して、原稿の画像を表す画像信号を生成し、これをA/D変換により、デジタル値の画像データに変換して処理する画像読取装置と、この画像読取装置を備える複合機などの画像形成装置を例示する。しかし、以下の例示に限らず、画像読取装置は、単体で用いてもよいし、画像形成媒体に画像を出力する様々なタイプの画像形成装置に対して広く適用してもよい。また、以下に例示する各実施形態は、適宜組合せてもよい。
<暗電流と、従来の黒補正について>
先ず、画像読取装置における光電変換素子で光が入射していない状態でも発生する暗電流(暗時出力電圧)について説明する。図1は、周囲温度と暗時出力電圧との関係を示すグラフである。
図1に示すように、CCD/CMOSイメージセンサ等の光電変換素子の出力信号には、周囲温度(°C)に応じた暗時出力電圧(mv)が含まれる。この暗時出力電圧は、主に、画素(フォトダイオード部)で生じる暗電流(光がフォトダイオード部に入射していない状態でも発生する電流)によって発生する。この暗電流は、熱的要因や欠陥画素等に起因する。また、暗電流は温度に比例して増加する特性を持っており、光電変換素子における光の蓄積時間が一定の場合は、暗時出力電圧も同様の傾向を示す。
この暗時出力電圧は、高濃度(黒)側の読み取り誤差の原因であるため、スキャナ等の画像読取装置は暗時出力電圧の影響を除去する黒補正を行なっている。黒補正は、原稿を読み取るためのランプ(光源部)をOFFにした暗時状態での画素毎の黒レベルを取得し、取得した黒レベルを補正データとして画像データから減算することで行う。このとき、暗時出力電圧は、温度(経時)により変動するため、複数の原稿をスキャンする場合、スキャン毎に黒レベルを取得して除去する必要がある。しかし、スキャン毎にランプをOFFして黒レベルの補正データを取得すると、ランプを再度ONした後に光量が安定するまでの時間をスキャン毎に確保しなければならず、生産性の低下を招いてしまう。
この生産性の低下を回避して黒補正の経時変動を抑える方法としては、スキャン開始前に取得した画素毎の黒レベルの補正データを、遮光画素(OPB:オプティカルブラック)の黒レベルに応じて更新しながら黒補正を行う方法がある。
図2は、従来の黒補正を行う機能構成を例示するブロック図である。図2に示すように、CCD110の出力信号(Vo)は、ADC120(ADC:Analog-to-Digital Converter)でデジタル画像データ(Din)に変換される。変換されたデジタル画像データDinは、黒補正部130に入力される。
黒補正部130は、第1黒レベル生成部131、第2黒レベル生成部132、第3黒レベル生成部133、演算器134〜136を備える。第1黒レベル生成部131では、原稿読取前(ランプOFF)の画素ごとの黒レベル(bk1(n)、n:画素番号(画素信号))を取得する。この画素番号(n)の黒レベルを第1黒レベル生成部131で取得するのと同時に、第2黒レベル生成部132では、OPB画素の黒レベル(bk2)を取得する。その後、第3黒レベル生成部133は、原稿読取中において、OPB画素の黒レベル(bk3)を取得する。次いで、演算器134、135により、次の式(1)に従ってbk1(n)を補正し、bk4(n)を生成する。
Figure 0006051654
すなわち、OPBの黒レベルの経時変動した分をbk1(n)に加算した黒レベルbk4(n)を生成する。次いで、黒補正部130では、演算器136により、黒レベルbk4(n)をデジタル画像データ(Din)から減算することで黒補正を行う。黒補正部130は、演算器136による黒補正後のデジタル画像データ(Dout)を出力する。
図3は、従来の黒補正について欠陥画素なしの場合を例示する概念図である。図4は、従来の黒補正について欠陥画素ありの場合を例示する概念図である。図3に示すように、上述した従来の黒補正方式では、欠陥画素がない場合に、OPB画素の黒レベルを含めた各画素の黒レベルが経時(温度)で一様に変動するため、OPB画素の黒レベルの変動量を画素毎の黒レベルに加算することで経時変動を補正できる。
しかしながら、図4に示すように、欠陥画素がある場合、欠陥画素の黒レベルの経時変動とOPB画素の黒レベルの変動量は同じにならないため、OPB画素の黒レベルの変動量をそのまま画素毎の黒レベルに加算しても、経時変動を補正することができない。例えば、欠陥画素の元々暗電流が大きい画素はOPB画素よりも経時における変動量は大きくなり、逆に元々暗電流が小さい画素はOPB画素よりも変動量は小さくなる。これは、次の式(2)で近似されるように、暗電流が温度の関数に比例して変化するためである。
Figure 0006051654
式(2)が示すように、暗電流は温度に応じて決まる比率で変動するため(例えば周囲温度25°Cの場合、10°Cの温度上昇で約2倍変動する)、元々の暗電流が他の画素と異なる欠陥画素では、OPB画素の黒レベルの経時変動量とは異なることとなる。なお、欠陥画素によらず、暗電流、すなわち暗時出力電圧は、温度に対して全画素同じ比率で変動する。
<第1の実施形態>
上述した暗電流の特性と、従来の黒補正方法とを踏まえ、第1の実施形態にかかる画像読取装置を説明する。第1の実施形態にかかる画像読取装置では、原稿の読取前における光電変換部の電気信号を変換したデジタル画像データに含まれる画素の暗電流による黒レベルと、原稿の読取中のデジタル画像データに含まれる画素の暗電流による黒レベルとの比率をもとに、原稿の読取前のデジタル画像データに含まれる画素毎の黒レベルを補正し、その補正後の画素毎の黒レベルを原稿の読取中のデジタル画像データから減算して黒補正を行う構成である。
図5は、第1の実施形態にかかる黒補正を行う機能構成を例示するブロック図である。図5に示すように、従来の黒補正と同様、CCD1の出力信号(Vo)は、ADC2でデジタル画像データ(Din)に変換される。変換されたデジタル画像データDinは、黒補正部3に入力される。
黒補正部3は、第1黒レベル生成部31、第2黒レベル生成部32、第3黒レベル生成部33、係数生成部34、黒レベル更新部35、演算器36を備える。第1黒レベル生成部31では、原稿読取前(ランプOFF)のデジタル画像データDinより画素毎の黒レベル(bk1(n):第1黒レベル、n:画素番号)を取得する。この画素番号(n)の黒レベルを第1黒レベル生成部31で取得するのと同時に、第2黒レベル生成部32では、デジタル画像データDinよりOPB画素の黒レベル(bk2:第2黒レベル)を取得する。その後、第3黒レベル生成部33は、原稿読取中のデジタル画像データDinより、OPB画素の黒レベル(bk3:第3黒レベル)を取得する。
第2黒レベル生成部32で取得された原稿読取前のOPB画素の黒レベル(bk2)と、第3黒レベル生成部33で取得された原稿読取中のOPB画素の黒レベル(bk3)は、係数生成部34に入力される。係数生成部34では、bk3が更新される毎に次の式(3)の演算が実施される。
Figure 0006051654
ここで、式(3)におけるbk_refは、基準となる黒レベルであり、レジスタ等で予め指定する任意の値であって、CCD1の各画素における暗電流が0であった場合の黒レベルに相当するものとする。係数生成部34では、基準となる黒レベルとOPB画素の黒レベル(bk2、bk3)の差分の比率を取る。これは、通常の黒レベルは、ゼロ飽和を避けるために任意のオフセットレベルを付加されているのが通常であり、黒レベル時短の比率を取っても、正味の暗時出力電圧量(暗電流量)の比率を取っていることにならないためである。係数生成部34では、式(3)により、OPB画素における原稿読取前と原稿読取中における黒レベルの変動比率(k)が算出される。算出された変動比率(k)は、黒レベル更新部35に入力される。
黒レベル更新部35では、次の式(4)の演算が実施され、入力された変動比率(k)を画素ごとの黒レベル(bk1(n))に乗算して、画素ごとの黒レベルについて経時変動分が補正される。
Figure 0006051654
黒レベル更新部35による補正後の黒データ(bk4(n))は、演算器36に入力される。演算器36では、補正後の黒データ(bk4(n))をデジタル画像データ(Din)から減算することで黒補正を行う。黒補正部3は、演算器36による黒補正後のデジタル画像データ(Dout)を出力する。すなわち、黒補正部3からは、CCD1の画素毎に暗電流の変動量が異なる場合における黒補正が適正に行われたデジタル画像データ(Dout)が出力される。
なお、暗時出力電圧は、暗電流とCCD1における光の蓄積時間との積に比例するため、黒補正部3は、次の式(5)のように、原稿読取前に蓄積時間を異ならせて取得した2種類の黒レベルをもとに、基準となる黒レベルを算出してもよい。
Figure 0006051654
ここで、黒補正部3における動作タイミングについて説明する。図6〜8は、黒補正にかかる動作タイミングの一例を示すタイミングチャートである。
図6〜8に示す、ライン同期信号(LSYNC)、原稿読取期間信号(FGATE)、ランプ(光源)ON信号(LMPON)、第1/第2/第3黒レベルの生成タイミングを示す第1/第2/第3黒レベル生成、係数(k)の生成タイミングを係数生成、黒レベルの更新タイミングを示す黒レベル更新の各信号は、黒補正部3の動作タイミングを制御する信号である。具体的には、制御部203aの制御のもとでTG201aより出力される信号である(図12参照)。
図6に示すように、ランプをONする前の期間T1(FGATE=L、LMPON=Lの期間)において、第1/第2黒レベル生成を行う。前述しているように、第1黒レベルはCCD1における画素毎の黒レベルであり、第2黒レベルはOPB画素の黒レベルである。次いで、ランプをONにした原稿読取中の期間T3(FGATE=H、LMPON=Hの期間)において、第3黒レベル(原稿読取中のOPB画素の黒レベル)を生成し、同時に係数生成、そして黒レベル更新を行う。更新後の黒レベル(bk4(n))をデジタル画像データ(Din)から減算するタイミングは図示していないが、デジタル画像データ(Din)が入力された際に、画素毎に随時減算を行うものとする。なお、図6の例では、第3黒レベル生成/係数生成/黒レベル更新のタイミングをライン毎に常時行なっているが、原稿の画像を読み取っている際に行なっていればよく、それ以外の期間(例えば期間T2)については行わなくてもよい。
ここで、図6に示すように、第3黒レベル、すなわち経時のOPB画素の黒レベルをライン毎に取得することで、画像内、及び画像毎の経時変動を抑えることができる。また、このとき、第2黒レベル生成部32では、第2黒レベルは複数画素、又は複数ラインの平均値とし、第3黒レベル生成部33では、第3黒レベルは複数画素、複数ライン毎の重加算(重み付け平均)とすることで、ノイズの影響を除去することができる。
図6に例示した黒補正のタイミングでは、ライン毎に経時変動を補正するため、1読取画像内での経時変動も抑えることが可能であるが、第2黒レベルをランプOFFの期間T1に生成するのに対し、第3黒レベルはランプONの期間T3内で生成するため、第2黒レベルと第3黒レベルにはスミアによる影響差が生じることになる。
スミアは、CCD1のフォトダイオード以外の部分に照射した光により発生した電荷が本来の信号電荷に上乗せされて発生する現象であり、黒レベルの上昇となって現れる。また、スミアは全画素に照射されている光量に比例する。すなわち、原稿読取中はライン毎に読んでいる原稿の絵柄、文字、模様に応じて、全画素に照射する光量が異なるために、図6のように第3黒レベルを画像読取中のライン毎に生成する方法では、ライン毎にスミアの影響が異なり正しく経時変動を補正できない場合がある。また、通常、原稿1枚の読み取りには長くても数秒程度しかかからず、経時変動が無視できることを考えると、1読取画像内での経時変動を補正することは必ずしも必要ではない。
そこで、画像読取中は経時変動の補正を行わないように動作させてもよい。具体的には、図7に示すように、原稿読取中(FGATE=H)の期間T3に、第3黒レベル生成/係数生成/黒レベル更新を実施せず、原稿非読取時(FGATE=L)の期間T2に第3黒レベル生成/係数生成/黒レベル更新を実施する。これにより、原稿非読取時に経時変動を補正し、原稿読取中は経時変動を補正しないため、上述したスミアの影響を回避することができる。
また、スミアの影響は第2黒レベルと第3黒レベルの生成時に同じ対象(原稿)を読み出すようにすることで、更に低減可能となる。具体的には、図8に示すように、第1黒レベル生成タイミングは図6、7の例と同じであるが、第2/第3黒レベルの生成は、ランプON時の原稿非読取時(FGATE=L、LMPON=H)の期間T2で行う。ここで、第2/第3黒レベルの生成タイミングでは、常に背景板などの同じ対象を読み取っている状態とすることで、第2/第3黒レベルのスミアを同じにすることができ、経時変動の補正への影響は相殺されて実質的にゼロにすることができる。
また、図8の例では、ライン毎に経時変動を補正する必要はないため、第2/第3黒レベルの生成を原稿読取前に1回行うものとしているが、第2黒レベル生成部32、第3黒レベル生成部33において、第2/第3黒レベルを複数画素、又は複数ラインの平均値とすることで、ノイズを除去できる。なお、係数生成/黒レベル更新は第3黒レベル生成後に行うものとする。
<第2の実施形態>
上述した第1の実施形態では、CCD1の画素毎の温度分布は一定としていた。しかしながら、CCD1等の光電変換素子を高速で動作させた場合、出力回路側からの発熱によって、画素が配列された方向において温度分布が不均一となる場合がある(例えば、CCDの場合、一般的に、画素が配列された一方向側に出力回路を構成しているため、出力回路付近の画素は温度が上昇している)。このように、画素毎の温度が異なり、温度分布が不均一である場合は、黒レベルの経時変動を正しく補正することができない。
図9は、画素毎の温度分布を例示する概念図である。図10は、図9の温度分布で欠陥画素がある場合の黒レベルを例示する概念図である。
図9に示す温度分布では、OPB画素側の温度が高く、そのOPB画素側から遠ざかるにつれて温度が低くなっている。このように、温度分布が不均一である場合、経時の温度変動も分布を持つことになり、温度が高い箇所では温度上昇が大きく、温度が低い箇所では温度上昇が小さくなる。
図10に示すように、温度分布が不均一で欠陥画素がある場合、式(2)で示したとおり、暗電流すなわち暗時出力電圧は温度の関数の比例関係で表せることから、図9の温度分布に応じた黒レベルとなり、上述したように経時変動も温度に応じた変化を示す。そして、この温度分布の影響に欠陥画素による黒レベルの増減が加わっている状態となる。
ここで、温度分布が不均一である場合、温度変化は画素毎に一様ではなくなるため、OPB画素における黒レベルの経時変動とそれ以外の画素の黒レベルの経時変動の比率は異なってくる。すなわち、OPB画素の黒レベルの変動比率で他の画素も一様に黒レベルを補正すると、誤差を生じるために、経時変動を正しく補正できない場合がある。
図9、10に示すように、温度分布が不均一である場合は、黒レベルの経時変動もその温度分布に応じて画素毎に異なる比率で変動することになる。これは、黒レベルの分布が温度分布を示していることに他ならない。上述したことを踏まえ、第2の実施形態にかかる画像読取装置を説明する。すなわち、第2の実施形態にかかる読取装置では、原稿の読取前における光電変換部の画素の暗電流による黒レベルの分布をもとに、原稿の読取前のデジタル画像データに含まれる画素毎の黒レベルを補正し、その補正後の画素毎の黒レベルを原稿の読取中のデジタル画像データから減算して黒補正を行う構成である。
図11は、第2の実施形態にかかる黒補正を行う機能構成を例示するブロック図である。図11に示すように、黒補正部3aは、前述した第1黒レベル生成部31、第2黒レベル生成部32、第3黒レベル生成部33、係数生成部34、黒レベル更新部35、演算器36の他、移動平均部37、第4黒レベル生成部38、係数補正部39を備える。
移動平均部37は、第1黒レベル生成部31で取得された画素毎の第1黒レベル(bk1(n))を受け付けて、その移動平均を算出する。算出された画素毎の第1黒レベルの移動平均(bk1a(n))は、第4黒レベル生成部38、係数補正部39へ出力される。
第4黒レベル生成部38は、移動平均後の画素毎の黒レベル(bk1a(n))の中からOPB画素領域の黒レベル(bk2a:第4黒レベル)を取得する。取得した第4黒レベル(bk2a)は係数補正部39へ出力される。
係数補正部39は、移動平均後の画素毎の黒レベル(bk1a(n))、第4黒レベル(bk2a)、変動比率(k)、基準となる黒レベル(bk_ref)を受け付けて次の式(6)の演算を実施して、係数生成部34より入力された変動比率(k)を、温度分布に相当した画素毎の係数k(n)に補正する。
Figure 0006051654
ここで、暗電流Idarkは温度Tに対して指数関数(exp)で比例する関係にあるため(式(2)参照)、厳密には、式(6)は、指数関数を含んだ式で表現される。しかしながら、係数補正部39の演算を、厳密解に沿った式で行うには規模の増大を招く。したがって、微小な半導体チップ内では温度変化が比較的に小さい(指数関数の曲線の微小領域において直線近似できる)ことを鑑み、式(6)で示すように線形近似している。なお、式(6)における係数a、bは、実際の光電変換素子の暗電流と温度の関係から予め算出した値をレジスタなどに設定しておく。
以上のように、第2の実施形態では、原稿の読取前におけるデジタル画像データに含まれる画素の暗電流による黒レベルの分布をもとに、原稿の読取前のデジタル画像データに含まれる画素毎の黒レベルを補正し、その補正後の画素毎の黒レベルを原稿の読取中のデジタル画像データから減算して黒補正を行うことで、画素毎の温度分布が不均一である場合でも、黒補正における経時変動分を適切に補正できる。
<実施形態を適用した画像形成装置の一例>
図12は、第1、第2の実施形態を適用した画像形成装置200の構成の一例を示すブロック図である。第1、第2の実施形態を適用した画像形成装置200は、画像読取装置201、光源装置202、画像印刷装置203を有する。
画像読取装置201は、TG201a、DRV201b、CCD201c、AFE(Analog Front End)201d、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)201eを有する。光源装置202は、LED_DRV202a、LED202bを有する。画像印刷装置203は、制御部203a、画像印刷エンジン203b、I/F(Inter/Face)203cを有する。さらに、画像印刷装置203の制御部203aは、CPU(Central Processing Unit)203a−1、画像処理部203a−2、LVDS203a−3を有する。
TG201aは、CPU203a−1の制御の下、画像読取装置201等の動作タイミングにかかる各種信号を生成して各部へ出力する。具体的には、ライン同期信号(LSYNC)、原稿読取期間信号(FGATE)、ランプ(光源)ON信号(LMPON)、第1/第2/第3黒レベルの生成タイミングを示す第1/第2/第3黒レベル生成、係数(k)の生成タイミングを示す係数生成、黒レベルの更新タイミングを示す黒レベル更新等の各信号が生成される。
また、TG201aは、点灯期間信号(LMPONに相当)、及び電流制御信号を生成し、光源装置202のLED_DRV202aへ出力する。また、TG201aは、シフトゲート信号、及びAFEを制御するAFE制御信号を生成し、DRV201bへ出力する。DRV201bは、TG201aにより出力された、シフトゲート信号に基づきCCD201cを制御し、AFE制御信号に基づきAFE201dを制御する。
CCD201c(第1、第2の実施形態のCCD1に相当)は、DRV201bの制御により、画像形成装置200にセットされた原稿等の被照射体に照射された光が被照射体に反射した反射光を受光し、受光した反射光を光電変換してアナログ画像信号を生成し、AFE201dへ出力する。AFE201d(第1、第2の実施形態のADC2に相当)は、CCD201cにより出力されたアナログ画像信号をデジタル画像信号へ変換し、LVDS201eを介して画像印刷装置203へ出力する。なお、LVDS201eは、LVDS203a−3と同様に、画像データを送受するインターフェースである。
光源装置202において、LED_DRV202aは、画像読取装置201のTG201aにより出力された点灯期間信号に基づきLED202bの点灯期間を制御し、電流制御信号に基づきLED202bの光量の瞬時値を制御する。LED202bは、LED_DRV202aの制御により、光を被照射体に照射する。
画像印刷装置203において、制御部203aのCPU203a−1は、画像印刷装置203の全体制御と、TG201aの制御を行う。制御部203aのLVDS203a−3は、LVDS201eを介して画像読取装置201により出力されたデジタル画像信号の入力を受付け、入力を受付けたデジタル画像信号を画像処理部203a−2へ出力する。
制御部203aの画像処理部203a−2(第1、第2の実施形態の黒補正部3、3aに相当)は、LVDS203a−3により出力されたデジタル画像信号に基づく画像データを画像処理し、画像処理した画像データをI/F203cを介して画像印刷エンジン203bへ出力する。この画像処理部203a−2が行う画像処理には、上述した黒補正も含まれる。画像印刷エンジン203bは、画像処理部203a−2により出力された画像データを、図示しない印刷部を駆動して、紙等の画像形成媒体へ出力する。
以上、第1、第2の実施形態で説明した画像読取装置、及び画像形成装置は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用してもよい。また、第1、第2の実施形態で説明した画像読取装置、及び画像形成装置は、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置であれば何れにも適用してもよい。
1、110…CCD、2、120…ADC、3、3a、130…黒補正部、31、131…第1黒レベル生成部、32、132…第2黒レベル生成部、33、133…第3黒レベル生成部、34…係数生成部、35…黒レベル更新部、36、134〜136…演算器、37…移動平均部、38…第4黒レベル生成部、39…係数補正部、200…画像形成装置、201…画像読取装置、201a…TG、201b…DRV、201c…CCD、201d…AFE、201e…LVDS、202…光源装置、202a…LED_DRV、202b…LED、203…画像印刷装置、203a…制御部、203a−1…CPU、203a−2…画像処理部、203a−3…LVDS、203b…画像印刷エンジン、203c…I/F、T1〜T3…期間
特開2010−136164号公報

Claims (9)

  1. 稿からの光を電気信号に変換する光電変換部と、
    前記光電変換部からの電気信号をデジタル画像データに変換する変換部と、
    前記デジタル画像データに対して黒補正を行う黒補正部と、
    を備え
    前記黒補正部は、
    前記原稿の読取前の前記デジタル画像データより画素毎の第1黒レベルを取得する第1黒レベル取得部と、
    前記原稿の読取前の前記デジタル画像データより前記光電変換部におけるオプティカルブラック画素の第2黒レベルを取得する第2黒レベル取得部と、
    前記原稿の読取中の前記デジタル画像データより前記オプティカルブラック画素の第3黒レベルを取得する第3黒レベル取得部と、
    前記第2黒レベルと前記第3黒レベルとをもとに、前記原稿の読取前と前記原稿の読取中における黒レベルの変動比率に応じた係数を算出する係数算出部と、
    前記算出された係数を前記第1黒レベルに乗算して前記画素毎の黒レベルを補正する黒レベル補正部と、
    前記補正された画素毎の黒レベルを前記原稿の読取中のデジタル画像データから減算する演算部と、
    を備える
    画像読取装置。
  2. 前記黒補正部は、前記光電変換部が光を蓄積する蓄積時間を異ならせて取得した黒レベルに基いて算出した、前記暗電流を0とする基準の黒レベルをもとに、前記デジタル画像データに含まれる画素毎の黒レベルを補正し、当該補正後の画素毎の黒レベルを前記原稿の読取中のデジタル画像データから減算して黒補正を行う、
    請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記第1黒レベル、及び前記第2黒レベルは、光が照射されていない第1期間に前記光電変換部で読み取って前記変換部で変換されたデジタル画像データより取得し、
    前記第3黒レベルは、光が照射されて前記原稿の読み取りが行われている第2期間に前記光電変換部でライン毎に読み取って前記変換部で変換されたデジタル画像データより取得する、
    請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記第1黒レベル、及び前記第2黒レベルは、前記第1期間に前記光電変換部で読み取って前記変換部で変換されたデジタル画像データより取得し、
    前記第3黒レベルは、前記原稿の読み取りが行われていないが光が照射されている第3期間に前記光電変換部でライン毎に読み取って前記変換部で変換されたデジタル画像データより取得する、
    請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  5. 前記第1黒レベルは、前記第1期間に前記光電変換部で読み取って前記変換部で変換されたデジタル画像データより取得し、
    前記第2黒レベル、及び前記第3黒レベルは、前記第3期間に前記光電変換部で読み取って前記変換部で変換されたデジタル画像データより取得する、
    請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  6. 前記第2黒レベルは、前記光電変換部の複数画素、又は複数ラインの平均値であり、
    前記第3黒レベルは、前記光電変換部のライン毎の重加算平均値である、
    請求項乃至のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  7. 前記第2黒レベル、及び前記第3黒レベルは、前記光電変換部の複数画素、又は複数ラインの平均値である、
    請求項乃至のいずれか一項に記載の画像読取装置。
  8. 稿からの光を電気信号に変換する光電変換部と、
    前記光電変換部からの電気信号をデジタル画像データに変換する変換部と、
    前記デジタル画像データに対して黒補正を行う黒補正部と、
    を備え
    前記黒補正部は、
    前記原稿の読取前の前記デジタル画像データより画素毎の第1黒レベルを取得する第1黒レベル取得部と、
    前記原稿の読取前の前記デジタル画像データより前記光電変換部におけるオプティカルブラック画素の第2黒レベルを取得する第2黒レベル取得部と、
    前記原稿の読取中の前記デジタル画像データより前記オプティカルブラック画素の第3黒レベルを取得する第3黒レベル取得部と、
    前記第2黒レベルと前記第3黒レベルとをもとに、前記原稿の読取前と前記原稿の読取中における黒レベルの変動比率に応じた係数を算出する係数算出部と、
    前記第1黒レベルを移動平均した画素毎の黒レベルを算出する移動平均部と、
    前記移動平均した画素毎の黒レベルからオプティカルブラック画素の第4黒レベルを取得する第4黒レベル取得部と、
    前記移動平均した画素毎の黒レベルと前記第4黒レベルとの比率に応じて前記算出された係数を補正する係数補正部と、
    前記補正された係数を前記第1黒レベルに乗算して前記画素毎の黒レベルを補正する黒レベル補正部と、
    前記補正された画素毎の黒レベルを前記原稿の読取中のデジタル画像データから減算する演算部と、
    を備える
    画像読取装置。
  9. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像読取装置を備える画像形成装置。
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